映画『AKIRA』、『スチームボーイ』で国内外で高く評価されているアニメーション監督・漫画家の大友克洋の9年ぶりの映画作品『火要鎮』を収録したオムニバス映画『SHORT PEACE』のコラボレーション・ビジュアルがこのほど公開された。大友監督から絶大な信頼を受け、昨年開催された「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルも担当したコラージュ・アーティストの河村康輔、そして監督の多くの作品のビジュアル・デザインを手がけるグラフィック・デザイナーの上杉季明が作り上げた今回のコラボビジュアル。大友監督は「デザインはシンプルで、かつ力強さがある。周りの余白の配分も緊張感があり、文字の置き方やデザインも完璧!」と絶賛のコメントを寄せている。大友監督を始めとする5人のクリエイターによるオムニバス作品『SHORT PEACE』を象徴する手段として選ばれたのは、ありとあらゆるバラバラの素材を組み合わせることで、一つの作品に作り上げる創作技法である“コラージュ”。河村氏が作り上げたコラージュに上杉秀明が彩色を施して仕上げられたポスターは、本作の世界観を凝縮した衝撃的なビジュアルに仕上がった。今回のコラボビジュアルについて、河村は「GENGA展のときとは違い、今回は5人の監督の作品を一つにまとめて『SHORT PEACE』という大きなイメージを作らねばならず、それは全く新しい挑戦ですごく楽しかった」と自信のコメントを寄せている。本作は、巨匠から若手まで、いずれも世界から注目を浴びるクリエイターが参加した一大プロジェクト。大友監督のほか、「ガンダム」のメカデザイナーのカトキハジメ、貞本義行、『REDLINE』の石井克人、『アニマトリックス』の森本晃司などが“日本”をテーマに、それぞれ独自のセンスと先端技術を駆使し、誰も観たことのない日本の姿を圧巻のビジュアルに凝縮した作品だ。『SHORT PEACE』は7月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHORT PEACE 2013年7月20日より全国にて公開(C) SHORT PEACE COMMITTEE/(C) KATSUHIRO OTOMO/MASH・ROOM/SHORT PEACE COMMITTEE
2013年05月23日先日、東京で行われたプレミアイベントでの大熱狂が冷めやらぬ中、その翌日の8月16日(木)に福岡で映画『るろうに剣心』の舞台挨拶が開催され、主演の佐藤健と大友啓史監督が登壇。夜のスタートにも関わらず、猛暑の中、朝から並んでいたという熱狂的なファンたちの熱狂的な声援に応えた。幕末に“人斬り抜刀斎”として怖れられていた伝説の志士・緋村剣心。明治維新を境に「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をする彼は、神谷道場の師範代・薫らとの出会いを通して、自らの生きる道を見つめていく――。13日(月)の名古屋を皮切りに、大阪、東京と各地で行ってきたプロモーションの最終日となるこの日の舞台挨拶には、熱烈なファンおよそ600人が劇場に詰めかけた。劇場公開まであと9日、佐藤さんは「待ってました!という気分です」と興奮を抑えきれない様子。完成した作品について聞かれ、「大友監督って凄いんだなって改めて思いました。NHKを辞めてフリーになられての初めての作品なんですよね。だから“大友啓史”が日本映画界に殴り込みをしに来たわけです!」と監督を称えると、本人からは「言葉、悪いから(笑)!」とツッコまれていた。劇中では見事な殺陣アクションを披露している佐藤さん。相当ハードな訓練があったことが予想されるが、「野球の素振りを毎日やっている高校球児と一緒です。縦、横、斜め、それぞれの方向に剣を素振りする。そういう基本から始めました。あとはちょっとずつ、ちょっとずつ。今日は跳んでみたり、今日は転がってみたり、今日は避けてみたり、今日は壁を走ってみたりとか。そういった感じで本当に地道な作業でした」と謙虚にふり返った。一方で、実は佐藤さん、撮影前からアシスタントを立てることには断固反対だったそうで、「僕が剣心を演じさせてもらっているのに、ほかの方にアクションを任せるというのは絶対に成り立たないじゃないですか?それに同じ男だし、アクションのプロの方はもちろんいるけど、その人にできて俺にできないはずはない!とは思いましたよ」と男らしい一面を見せた。この言葉に対して、大友監督からは「(撮影当初に取材を受けた際に)『アクションかっこ悪かったら、役者辞めます』って言ったんですよ。僕は隣でドキドキしながら聞いてました(笑)」というエピソードが明かされ、観客を沸かせた。最後には「海の向こう側にも伝わる作品を作ったつもりです。何卒よろしくお願い致します!」と監督が話すと、佐藤さんも「特別な思い入れのある作品だし、本当に代表作と呼べるものができたんじゃないかなと思うので、たくさんの方に観ていただきたいです!」と最後まで熱い語り口でアピールしていた。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月17日90年代に『週刊少年ジャンプ』にて連載され、爆発的な人気を誇った『るろうに剣心』の実写映画化をうけて、大友啓史監督によるティーチインイベント付き試写会が行われた。その他の写真本作は佐藤健演じる伝説の剣客、“人斬り抜刀斎”こと緋村剣心が流浪の旅の途中で出会った人々を守るため、再び戦いに身を投じていくアクション・エンターテインメント。監督を務めた大友啓史は、NHKで『ちゅらさん』『白洲次郎』『龍馬伝』など数多くの人気ドラマを手がけ、本作で初のコミック実写化に挑んだ。はじめにオファーが来た時には「なんで僕なのかと逆に興味を持った」と語る大友監督だが、「『龍馬伝』をやったあとだったので、明治のディティールや気分に入り込みやすかった」とも話す。「もしあの幕末の連中がそのまま生き残ったとしたら、どういう生き方をしたのかなと。佐藤くんの演じた人斬り以蔵がどうなったのかとか、(香川照之が演じた)岩崎弥太郎が間違った生き方をしたらどうなんだろうとか(笑)、そう思ったら素直に読めた」のだとか。また、「漫画にはキャラクター描写も含めて飛躍がありますよね。そういうものを映像化することは原作ファンの方々の目の厳しさも含めて、いただいた企画の中で一番ハードルが高いと思ったんで。マゾなんでしょうね(笑)」と笑顔を見せた。撮影は原作者の和月伸宏と密なコミュニケーションを取りながら、丁寧に行われたようで、「ワイヤーやCGではなくリアルにやってほしいと言われたんですね。漫画と映画、それぞれのメディアの違いを共有したうえで、剣心は“スパイダーマン”のような超人ではなく侍だから、むしろ生身でやったほうが希少価値が高いだろう、と和月さんとも意気投合しました」とコメント。実際、出来上がった作品を観た和月から「最高です! 僕としては満足してます!」と激賞を受けたことも明かした。ティーチインでは、撮影中のエピソードやドラマとの演出の違いなど、映画の裏側に質問が集中。それぞれの質問に丁寧に答える監督の言葉に、集まった観客たちは熱心に耳を傾けていた。最後に一言を求められた監督からはこんなメッセージが。「この作品は時代劇のつもりでは作っていません。日本にはないアクション・エンターテインメントができればいいなということで、撮影も照明も俳優の演技もいまできることすべてでいろいろ工夫をしました。何度も劇場に足を運んで細かいディティールや役者たちのチャレンジを観てほしいです」。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー取材・文・写真:渡部あきこ
2012年07月10日DVD本「TRINITY-SLIM ”全身やせ”ストレッチ」モデルのSHIHO(しほ)さん(36)が、DVD本「TRINITY-SLIM ”全身やせ”ストレッチ」(SDP 2012/7/2発売)が完成したことを、自身のブログで紹介している。SHIHOさんは、2009年、総合格闘家の秋山成勲さんと結婚。昨年10月に第1子を出産したばかり。同書では、出産後、骨盤のゆるみ、お腹のたるみ、授乳での猫背、腰痛をかかえた彼女が体型を戻すのためにした“全身やせ”メソッドを紹介する。"腸腰筋"を意識して骨格を整えるストレッチエクササイズ“全身やせ”メソッドとは、"腸腰筋"を意識して骨格を整えるストレッチエクササイズ。姿勢を正すことで、“全身やせ”ができるという。同書は、「カーヴィーダンス」の樫木裕実先生、ヨガの大友麻子先生の監修のもと、産後の体づくりに悩む人にはもちろん、簡単にキレイな体になりたいと願う人に、何より確実に、早く、簡単に“全身やせ"できる秘密を公開するとしている。元の記事を読む
2012年06月23日