東京・赤坂のアークヒルズ サウスタワーの屋上庭園・スカイパークでは9月30日まで、ワンランク上の“手ぶらバーベキュー”が楽しめる「ルーフトップラウンジ(ROOFTOP LOUNGE)」を昨年より早い5月10日からオープンしている。地上100mから臨める赤坂・六本木エリアの夜景を眺めながらラグジュアリーな空間でバーベキューが楽しめる「ルーフトップラウンジ」。コースは、USビーフのハンキングテンダーなどのメニューが楽しめる「カジュアルBBQコース」(2名から2時間制でひとり税込3,800円)、USビーフのTボーンステーキがセットになった「プレミアムBBQコース」(2名から3時間制でひとり税込5,800円)、フレンチフライなどおつまみとデザートを含む7品の他、同ビル地下1階の肉屋 格之進F、福島屋で購入した肉を持ち込める「地下でお肉を買ってBBQプラン」(2名から3時間制でひとり税込3,200円)の3コースを用意している。また、飲み放題セットも2,000円で用意しており、プラス900円でスパークリングワインと華やかな香りのウイスキー「山崎」を使用した「山崎ハイボール」も飲み放題になる。その他アラカルトメニューも用意されている。
2016年05月10日東京・赤坂のアークヒルズのアーク・カラヤン広場では4月28日、29日に、“音”をテーマに未来を感じることができる新感覚イベント「SOUND&CITY」が開催される。今春アークヒルズに、ライゾマティクスと『WIRED』日本版による「WIRED Lab」、「TechShop Tokyo」、「KaleidoWorks」と3つの施設が集積したことを機に開催されることとなった「SOUND & CITY」は、“都市とのインタラクション”、“新しいイマジネーション”をコンセプトに、“音”という身近なテーマを通じて未来を感じることができる新感覚イベント。アーク・カラヤン広場のメインステージでは、音楽・ビジネス・テクノロジーなどをテーマに複数のトークセッションが開催される。28日18時から19時までは、上記3施設の代表者として『WIRED』日本版編集長の若林恵、ライゾマティクス代表取締役社長の斎藤精一、TechShop Japan代表取締役社長の有坂庄一ら、29日14時から14時45分までは、ファッション動画サービス「C Channel」を立ち上げた森川亮らによるトークセッション「(仮)進化する起業家」が開催される。メイン会場であるアーク・カラヤン広場ではその他、新しい“音”の楽しみを発見することをテーマに、最新テクノロジーを駆使したエンターテイメントやインスタレーション、ワークショップも開催。デジタル技術を取り入れたVR体験・楽器体験ができるイギリスを代表するオーケストラのひとつであるフィルハーモニア管弦楽団による「The Virtual Orchestra」や、ヘッドセットをしてホンダのユニカブに乗るとアークヒルズが昭和の頃のかつての「麻布谷町」へとタイムスリップインスタレーション「Trading Garden」など。その他、1台のピアノで人や街をつなぐ「Play Me, I’m Yours」や、キットを使ってオリジナルラジオを作る「Radio Buffet」、“靴”をインターフェイスとして身体や環境データなどを収集・解析することで様々なソリューションを生み出す「Future Music & Shoes Experience」、ゲームのサウンドに合わせてインタラクティヴに反応する「シネスタジア・スーツ」が楽しめる「Rez Infinite -Synesthesia Suit」などの企画が行われる。また、メイン会場であるアーク・カラヤン広場やアークヒルズカフェでは、アーティストによる特別ライブパフォーマンスも開催。中山晃子やセイホー(Seiho)、トーフビーツ(Tofubeats)、和田永、ハイファナ(Hifana)などのアーティストが参加する。【イベント情報】「SOUND&CITY」会場:アークヒルズ アーク・カラヤン広場、WIRED Lab.、TechShop Tokyo、アークヒルズカフェ住所:東京都港区赤坂1-12-32会期:4月28日~29日時間:11:00~22:00入場無料(アークヒルズカフェ内のプログラム、及びワークショップのみ有料)
2016年04月26日ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)は、新宿ニュウマン、赤坂アークヒルズ、東京ガーデンテラス紀尾井町の3カ所に新店舗を構える。バリスタがいれる本格的なコーヒーに、焼きたてのベーカリー。ランチタイムにぴったりなサンドウィッチやプリペアードフード。忙しい仕事の合間やショッピングの合間の休憩に、食の楽しみを提供してくれる。■新宿ニュウマン店オープン日:2016年4月15日(金)JR新宿駅南口にある、新宿ニュウマン店2階に立地する。朝7時から22時まで開いているので、出勤前のモーニングコーヒー、買い物後のティータイム、仕事帰りのクラフトビール…とシーンに応じて使い分けできるのが魅力。店頭では、手土産やおもたせにも最適な可愛らしいパッケージのスイーツやコーヒー豆なども厳選して販売。また、熱を加えずに水でじっくり抽出したクリアな味わいのコールドブリューコーヒーも取り扱う。■赤坂アークヒルズ店オープン日:2016年5月9日(月)赤坂界隈でアクティブに働くビジネスパーソンへ向けた店舗。ランチメニューは、ベーカリーやサンドウィッチ、ジャンバヤ、色鮮やかなサラダまで、バリエーション豊富な品揃えだ。イートインは、充実の47席を用意。一人でほっと一息つくのにも、コーヒー片手にビジネスミーティングをするのにも最適な居心地のよい空間を提供する。■東京ガーデンテラス紀尾井町店オープン日:2016年5月10日(火)グランドプリンスホテル赤坂の跡地に誕生する「東京ガーデンテラス紀尾井町」。開放的なテラス席と広々としたカフェスペースがくつろぎの時間を届けてくれる。店内には、ベーカリーキッチンを設け、焼き立てのパンを提供。また注文受けてから手作りするホットサンドなど、オリジナルメニューもラインナップする。【店舗情報】■ディーン&デルーカ 新宿ニュウマン店オープン日:2016年4月15日(金)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷 5-24-55 NEWoMan 2F営業時間:7:00〜22:00席数:43席<先行発売アイテム>・DEAN & DELUCA サーモタンブラー 3,024円(税込)■ディーン&デルーカ 赤坂アークヒルズ店オープン日:2016年5月9日(月)住所:東京都港区赤坂 1-12-32 アークヒルズ アーク森ビル 1F営業時間:平日7:00〜22:00、土日祝 8:00〜21:00席数:47席■ディーン&デルーカ東京ガーデンテラス紀尾井町店オープン日:2016年5月10日(火)住所:東京都千代田区紀尾井町 1-2 東京ガーデンテラス紀尾井町 1F営業時間:平日 7:00〜22:00、土日祝 9:00〜21:00(L.O. 20:30)席数:店内76席/テラス30席
2016年04月17日東京・赤坂のアークヒルズで開催している「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」の2周年を記念して4月24日、特別企画「赤坂蚤の市 in ARK HILLS~2nd Anniversary~」を開催する。当日は開催時間を通常より2時間拡大し、過去最大規模となる約90店舗が出店。アンティーク雑貨や家具、古着、ジュエリーなど西洋系を中心としたアイテムが並び、“ヨーロッパの蚤の市”のような雰囲気を体感することができる。ヴィンテージファッションを取り扱うリコレクト(ReCollect)も屋外イベント初出店される他、ライフスタイル提案型の人気ショップ・ブランド計5店舗も「SHOP in マーケット」として登場する。また、人気レストランによるコラボレーション企画も実施。東京・代々木上原のワインバー・ル キャバレ(Le cabaret)がセレクトした自然派赤ワインと肉ビストロ・祥瑞 SHONZUIがプロデュースした肉料理、渋谷にあるリベルタン(Libertin)のセレクトした白ワインと南青山 とし緒プロデュースの和食の組み合わせをそれぞれ楽しむことができる。その他、アコースティックな音色が聴く人の心を癒すharuka nakamuraとPort of Notesの活動で知られるDSKに、サックス奏者のARAKI Shinを加えた「haruka nakamura × DSK guest ARAKI Shin」によるスペシャルライブも開催。人気キャンドルショップのhoney candleによるワークショップ(税込1,200円)も行われる。
2016年04月16日アークヒルズ(東京都港区)にて定期開催されている「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」の開催2周年を記念し、特別企画「赤坂蚤の市 in ARK HILLS~2nd Anniversary~」が4月24日(日)、通常より営業時間を2時間拡大して開催される。2014年4月より定期的に開催されている「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」。昨年開催された1 周年特別イベント開催時には来場者が1万人を超え大好評となった。今年は、過去最大規模となる約90店舗が出店。人気ショップが一日限定で出店するほか、話題のレストランのキッチンカーで春グルメを楽しめたり、「haruka nakamura × DSK guest ARAKI Shin」によるスペシャルライブ、「KENKOU」による音楽パフォーマンス、人気キャンドルショップによる参加型のワークショップなど盛りだくさんの内容で展開される。注目ショップは、アメリカ、イギリスを主軸に、現代のスタイルに落とし込めるミリタリーアイテムを提案するヴィンテージファッションの「ReCollect」や、イギリスの人気ファッションブランド「マーガレット・ハウエル」のカジュアルライン「MHL.」をはじめ、ドイツのハンドメイドの革製品を扱う「KREIS」など。ライフスタイル提案型の人気ショップ・ブランドは、今回限りのコラボレーションで「SHOP in マーケット」として登場するのでチェックしてみて。アンティークファーニチャーエリアでは、「ANTISTIC」や「Zanny」といった、都内セレクトショップや百貨店のイベントでも活躍するディーラーらによって、大型の家具やドア等の建具、店舗用の什器、実用性のあるインダストリアルの照明等が登場する。ヨーロッパの蚤の市さながらのムードを楽しみながら、春を感じる野外グルメも味わえる。フランス好き・パリ好きの間で圧倒的な人気を誇っている代々木上原のワインバー「ル キャバレ」がセレクトした自然派赤ワインと、元祖ワインバーの店で自然派ワインブームを牽引してきた「祥瑞 SHONZUI」がプロデュースする肉料理、渋谷の喧騒から少し離れたところにある「リベルタン」セレクトの白ワインと、南青山骨董通りに店を構え、四季折々の食材を駆使した料理で人気を博す「南青山 とし緒」が白ワインに合うメニューをそれぞれ提案する。春の陽気に誘われて、ふらりと立ち寄って、グルメを楽しみながらのんびりお買い物をするなど、週末のお出かけスポットとしてぜひチェックを。「赤坂蚤の市 in ARK HILLS~2nd Anniversary~」は4月24日(日)10:00~18:00、アークヒルズにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年04月09日「赤坂蚤の市 in ARK HILLS〜2nd Anniversary〜」が、2016年4月24日(日)に、東京・赤坂のアークヒルズ アーク・カラヤン広場で開催される。今回は2周年に合わせて、過去最多数の約90店舗が出店。会場となるカラヤン広場には、アンティーク雑貨や家具、古着、ジュエリーなど、西洋系を中心としたアイテムが並び、まるでヨーロッパの蚤の市のような雰囲気を楽しめる。蚤の市では異例の、アンティークの椅子やテーブルなどの大型の家具やドア等の建具、店舗用の什器、実用性のある照明等を取り扱うディーラー4社によるファニチャーエリアも要注目だ。また、ヴィンテージファッションの「ReCollect」や、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)のカジュアルライン「MHL.」が出店するほか、ライフスタイル提案型の人気ショップ・ブランド計5店舗が「SHOP in マーケット」として登場する。さらに、話題の人気レストラン4店舗との1日限りのコラボレーション企画も。「Le cabaret」がセレクトした自然派赤ワインと「祥瑞」プロデュースのお肉料理、「Libertin」セレクトの白ワインと「南青山 とし緒」プロデュースの絶品和食という2チームに分かれてコラボレーション。春の心地よい風の中、美味しいグルメも合わせて堪能してほしい。【開催概要】「赤坂蚤の市 in ARK HILLS〜2nd Anniversary〜」開催日時:2016年4月24日(日) 10:00〜18:00場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場※雨天決行、荒天中止
2016年04月07日お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いる6人組音楽ユニット・RADIO FISHが、8月26日に東京・赤坂BLITZでワンマンライブを開催することが28日、明らかになった。今月31日まで、チケット先行予約を受け付けている。RADIO FISHは、ボーカルのオリエンタルラジオ、ダンサーのFISHBOY、show-hey、つとむ、SHiNによるダンス&ボーカルユニット。藤森のラップと中田のキレのあるダンスと決めゼリフ"I’m a perfect human"で魅了する楽曲「PERFECT HUMAN」が話題となっており、YouTubeの動画再生回数は2,000万回を超えた(3月28日現在)。今月にはテレビ朝日系『ミュージックステーション』や、イベント『東京ガールズコレクション』に出演し、きょう28日には、フジテレビ系『FNSうたの春まつり』にミュージックステーション』に登場する。そんな中、今回行われるワンマンライブは、「PERFECT SUMMER」と題して開催。先行予約は今月31日23時まで受け付け、一般発売は6月11日。前売り券の価格は4,860円となっている。なお、RADIO FISHは、5月25日に初のCDアルバム『PERFECT HUMAN』を発売予定。「PERFECT HUMAN」をはじめ、既に配信している「STAR」「TONIGHT」「GOOD BYE」「SUMMER TIME」「PARADISE」の6曲に加えて、新曲の「WHERE」「X’mas」「10YEARS」の3曲、そして「PERFECT HUMAN」のインストゥルメンタルバージョンという計10曲が収録される。
2016年03月28日くらコーポレーションは1月5日、恵方巻の予約受付を全国の「無添くら寿司」店舗で開始した(一部店舗を除く)。予約期間は2月3日まで。期間中の同店では、豆大福をまるごと2つ巻いたスイーツ恵方巻「まめ巻」や、昨年に好評を得た「まるごといわし巻」など全7種類を販売する。まめ巻(税別220円、1万本限定)は、厳選した北海道産のあんこや生地、砂糖を採用。大福の黒大豆には、大豆イソフラボンやポリフェノールを豊富に含んだ「黒千石」を使用している。もっちりとした大福とそれを包むシャリとの組み合わせで、さまざまな食感が楽しめるという。「まるごといわし巻」(税別350円、1万本限定)は、まるごと1本塩焼きにした北海道産の真いわしと大葉、梅肉の組み合わせが楽しめる一品。中のいわしは、中骨を抜いて食べやすく仕上げている。見た目にこだわって、のりには骨のプリントを施した。そのほか、「七福巻」(税別220円)や「えびマヨ巻」(税別220円)、「豪華かに太巻」(税別350円)、「とんかつ太巻」(税別350円)、「たまご巻」(税別350円)も用意している。
2016年01月07日2016年の年頭にあたり、サイボウズの代表取締役社長を務める青野慶久氏は、以下の年頭所感を発表した。クラウドの力で日本社会の働き方変革に貢献謹んで新年のお慶びを申し上げます。昨年は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。働き方改革の声が大きくなってきている昨今。その声に後押しされるように国や企業も姿勢を変えつつありますが、まだ歩みは遅々として進まない状況ではないでしょうか。サイボウズでは多様なワークスタイルを推進し自らを変革したことで、多くのメディアから取材を受け、日本企業のワークスタイル改革を訴え続けてきました。2014年12月に公開した働くママを主人公にしたムービーは、YouTubeでの再生回数が160万回を記録。TwitterやFacebookで様々な議論を呼び、TV番組でもニュースとして取り上げられるなど非常に大きな話題となりました。2015年12月より公開した新作では、視点を母親から父親に移し、全6話の連続ドラマ形式で展開、引き続きこのテーマについて問題提起を行っております。また、東京・大阪で4125名のお客様にご来場いただいたカンファレンスでも「働き方改革」は最も重要なテーマとして位置づけ、多くの著名人とも議論を重ねました。2015年12月には、これまでのサイボウズの試行錯誤の集大成として、サイボウズとして初めて組織の考え方をまとめた書籍を出版しました。働く環境を変えるためにサイボウズが貢献できること。それはクラウドを通じて働く環境を改善させることです。弊社クラウドサービス「cybozu.com」は、2011年11月に提供を開始して以来、すでに有料契約社数は1万2000社を超え、パートナー数も昨年の170社から223社(2015年9月末)へと増加、順調に拡大を続けております。4年前の立ち上げ当初、「cybozu.com」では中小企業がお客様の多くを占めておりましたが、昨年から1000名を超える大規模な契約企業様も増えてまいりました。また、社会を支えなくてはならない存在、NPO法人向けの支援プログラムも昨年8月に開始。すでに80団体近くに導入いただきました。PTAやマンション管理組合など様々なプライベートグループでご利用いただいている無料ツール「サイボウズLive」も昨年12月にご登録者数が140万名を突破。クラウドの勢いをさらに加速することが出来ました。サイボウズだけで働く環境を変えていくことはできません。多くのお客様、パートナーとの"つながり"が最も重要な事だと捉えております。そこで、2016年のサイボウズは、"Connect"をキーワードにかかげ、展開してまいります。クラウドの普及によって、サイボウズの事業環境は大きく変化しました。2016年はシナジーを生み出す段階へと進む重要な時期です。パートナーの数が増えただけでなく、地域、領域、業界とも多様になりました。そのネットワーク化が、"Connect"の一つの取り組みであり、各パートナーの特色を生かしてパートナー同士をつなぎ、サイボウズのご提供する価値を広げていきたいと思っております。昨年7月の東京日本橋タワーへの本社移転も、そうした取り組みの一環でした。「Big Hub for Teamwork」をコンセプトとする新オフィスは、異業種の人々が集い、新しいアイデアを出し、共同で価値を創造する中心拠点になることを目的としております。さらに、昨年は仙台、松山に営業拠点を開設、大阪には営業所と開発拠点を統合した新たな事業拠点を開設しました。また、グローバル展開においても、今年で設立2年目のサイボウズUSAでは体制確立を実現、2016年の活動に確かな手応えを感じております。また、中国市場でのシェア拡大を目指し、展開を続けるサイボウズ中国でも導入実績が580社(2015年10月末)と大変好調な結果を残すことが出来ました。その他、開発拠点のベトナムオフィスも更なる強化・発展のため、2016年に移転を予定しております。国内外の拠点強化により、 "Connect"をクラウドの力で後押ししてまいります。2016年は"Connect"のキーワードのもと、集まった点を線へ、そして面にしていく活動に注力し、つながった多くの力を集結して日本企業の働き方改革に一層貢献してまいります。本年も、さらなるご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
2016年01月05日東京・赤坂のアークヒルズでは16年1月3日まで、クリスマスイベント「Season’s Glitterings」が開催される。アーク・カラヤン広場の中央には、アート集団・ミラーボーラーのプロデュースによる、ポラリゼーション(偏光)フィルムと土佐和紙、ミラーボール50個を使用した高さ7.5メートルの“和製クリスマスツリー”が出現。ミラーボールが生み出す光の反射は、土佐和紙を通過して柔らかく眩い光に、またポラリゼーションフィルムを通して様々な色の光に変化する。アーク・カラヤン広場内の滝の広場方面にも、同様の素材・構成を用いた高さ約3メートルのオブジェが設置される。また、期間中はクリスマスグッズのワークショップも開催。12月13日の11時、12時、13時、14時、15時からは、キャンドルショップ・honey candleが、手作りアロマワックスサシェを制作するワークショップを開催する。毎週土曜日に開催されている「ヒルズマルシェ」では、クリスマスの特別ディナーや鍋料理にぴったりな季節の新鮮な食材を販売。12月19日の11時から11時45分までは、国内外で活動を行う玉川学園の中高生で構成されるハンドベルクワイアによる演奏会「ハンドベルクワイア in ヒルズマルシェ」も行われる。その他、12月13日の11時から16時までは、アンティーク雑貨やジュエリーなどが展開される蚤の市を開催。12月23日の15時、24日の19時からは、サントリーホールにてクリスマスコンサートも行われる。23日には、世界トップレベルの古楽オーケストラと合唱団がヘンデル作「メサイア」を全曲披露。24日には、BCJがパジェント(劇)にのせてクリスマスの名曲を演奏する。また、12月25日までは、アーク森ビル2階のバビーズ ニューヨーク アークヒルズや、アークヒルズサウスタワー地下1階の福島屋にてクリスマス限定メニューが登場する予定だ。【イベント情報】「Season’s Glitterings」会場:アーク・カラヤン広場住所:東京都港区 赤坂1-12-32会期:11月20日~16年1月3日時間:17:00~23:00
2015年12月12日リンガーハットは12月4日、「とんかつ浜勝 赤坂店」を東京都・赤坂にオープンする。とんかつ浜勝は、1962年に長崎で創業したとんかつ専門店。すべての定食にはご飯、みそ汁、キャベツ、漬物付きでおかわり自由だという。同店は東京都内7店舗目で、23区内初の「デザートビュッフェ」併設店。約10種のデザートはすべて店内手作りで、100%ジュースやビネガードリンク、大山産の梅を使ったドリンクなどの飲み放題も用意されている。価格は税別920円、セットでは税別680円(フリードリンクのみは税別380円、セットでは税別280円)。提供メニューは、ロースかつとヒレかつがセットになった「浜勝スペシャル定食」(税別1690円)、コロッケやチキンかつがセットになった「バラエティかつ定食」(税別1490円)、同店限定の「ローストビーフかつ膳」(税別2,980円)など。開店から17時まで、「浜勝ランチ」(税別790円)といったランチメニューを提供する。営業時間は、11時~23時(ラストオーダーは22時30分)。席数は、全64席。
2015年12月03日東京・赤坂に12月1日、スタイルホテル・ホテルリズベリオ赤坂(東京都港区赤坂3-18-1)がオープン。赤坂見附駅より徒歩2分という立地にオープンする地上10階建ての同ホテルは、建築面積269.65平方メートル。インテリアデザインを関家具とアライブプロデュースが、サインやロゴデザイン、アートキュレーションをグラフィックアーティスト兼アートディレクターのartless Inc.代表・川上シュンが監修した。館内には、16平方メートルのコンパクトなセミダブルを中心に、ダブル、ハリウッドツイン、ラギットツイン、64平方メートルのアトリエスイートと計5タイプ・71室の客室を用意。客室にはそれぞれ、ホテル名の“RISVEGLIO”の意味でありホテルのコンセプトでもある“目覚め”や“覚醒する”をテーマに制作した新進気鋭アーティストによるオリジナルアートが施された。参加アーティストは、川上シュンを始め、hikaru、宮村弦、TAKUMI Yoga、松島純、MHAK、花井祐介、イノウエジュン。また、1階にはクラフトビール&グリルレストラン・135TAVERNを併設。店内は、ブルックリンをイメージして、モダンとヴィンテージを調和させたスタイリッシュな空間に仕上げられた。その他、ロビーには川上シュンとQMとのコラボレーションによるインターネット上の天気情報によって変化するloTライトインスタレーションアートを設置。同アートは、ホテルのロビーで直感的に外の天気を知ることが出来るというもので、同ホテルのロゴの一部である“R”モチーフが、晴れならオレンジ、曇りなら水色、雨なら青というように変化する。なお、現在同インスタレーションをベースに、同様の機能が家庭やオフィスでも楽しめる一般向けの商品開発を行っており、16年には発売も予定している。
2015年12月01日赤坂サカス(東京都港区)では14日と15日に、「WORLD CUP-FOOD FES 2015(ワールド カップ フード フェス)」を開催する。○料理を通じた高校生の熱い闘い同イベントは、エンタープライズIT「HUE」の開発に成功したワークスアプリケーションズと、次世代育成を行っている一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)が後方支援。現役高校生によって組織された開催者・出店者によって開催される。その目的は、"次世代を担う青少年のいち早い社会経験と参画"だという。開催までのプロセスは、料理経験のない高校生が参加応募者として集まり、20カ国からなる各国を代表する出品料理を一品に絞る。商品設計・原価計算、味・ビジュアルの追究に半年をかけ、創意工夫と調理技術の研鑽を積み重ねて商品を作り上げた。20カ国の料理は、同じ大きさの統一カップの中で表現される。同イベント来場者は、参加者の1人となってステージ上で投票し、優勝国となる「No.1カップ」を決定する参加型の「カップフード」フェスとなる。入場は無料。発表されている国とメニューは以下の通り。オーストラリアは「仔羊肉のオーブン焼」。スペインは「タコのアヒージョ」。リトアニアは「ツェペリナイ」。インドは「抹茶フィルニ」。ベトナムは「薬膳フォー」。トルコは「サバサンド」。韓国は「黒豚のライスボールチゲ」。スイスは「ラクレット」。ブラジルは「パステウ」。イタリアは「トマトリゾット」。中国は「ワンタンスープ」。オランダは「オランダワッフル」。フランスは「ぺ・ドゥ・ノンヌ」。フィンランドは「ロヒケイット」。アルゼンチンは「エンパナーダ」。ジャマイカは「ジャークチキン」。セネガルは「マフェ」。インドネシアは「ナシゴレンwithサテ」。タイは「ぜんざい風サーク・ガディ」。facebook上で食べてみたい料理の国名を書き、同イベントのページをシェアするともれなく「ドリンク1杯(ビール、ワイン、ソフトドリンク、その他酒類)」を進呈。開催当日、ドリンク売り場にてシェアした画面を販売スタッフに見せればよい。1人1回限りで、他クーポンとの併用はできない。
2015年11月11日ダイヤモンドダイニングはこのほど、肉バル「WINEHALL GLAMOUR 赤坂」にてステーキランチメニューを開始した。牛鍋と牛たんの肉割烹「牛弁慶 赤坂本店」でも、すき焼きランチメニューを提供している。「WINE HALL GLAMOUR赤坂」は、7月15日にオープンした肉バル。ステーキランチメニューは、赤身肉の中でもきめが細かく柔らかい「ランプ」を使用した「赤身牛肉のステーキランチ(ランプ)」(税込1,180円)、サーロインが楽しめる「牛サーロインステーキランチ」(税込1,580円)、「ハラミ」を使った「牛ハラミステーキランチ」(税込1,980円)を展開。各メニューは、香草サラダ(パクチー、クレソン)・自家製フォカッチャ、ライス&スープがすべて食べ放題となっている。「牛弁慶 赤坂本店」のすき焼きランチメニューには、A4・A5ランクの国産黒毛和牛のサーロイン薄切り肉をオリジナルの割り下で楽しむ「すきやき御膳」(税込3,500円)のほか、「特上生タン 炭火焼定食」(税込1,680円)、「生タン炭火焼定食」(税込1,200円)など全6品が登場。いずれもテールスープ・ご飯・香の物がつく。
2015年10月20日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきたフランク・ゲーリーの展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」を開催している。会期は2016年2月7日(12月27日~1月3日・火曜休館、ただし11月3日は開館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、昨年開館したルイ・ヴィトン財団など、半世紀以上にわたり建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきた建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」を紹介するもの。展覧会ディレクターには、エストニア国立博物館の設計や東京の新国立競技場基本構想国際デザイン競技のファイナリストとして国内外から評価の高い建築家田根剛を迎え、同氏の仕事に大きな影響を与えたゲーリーの「アイデアの力」に注目する。ゲーリー建築の生命力に満ちた外観と居心地の良い内部空間を映像で体感できるプロジェクションをはじめ、ひとりの人間としてのゲーリーの姿に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。そして、つくっては壊し、またつくり、疑い、時に否定しながら生み出されるゲーリーのアイデアと、その実現に不可欠なテクノロジーや素材、建築プロセスを紹介するということだ。同展の開催に際し、田根氏は次のように語っている。「本展は建物の紹介を中心とした建築展ではなく、建築家の展覧会です。フランク・ゲーリーがどのような人物で、何に興味を持ち、どこで着想を得て、何に執着を示すのか……つくっては壊し、壊してはつくり上げる大量の模型、シンプルな組み合わせで生み出される見たことのない複雑な形態、建築業を熟知して考案されたゲーリー・テクノロジーによる最新の設計手法、そして世界各国で同時に進行し続けるプロジェクトの数々……これら膨大な創造力と作業量はどのようにして可能だったのか。ゲーリーは誰もみたことのないアイデアを生み出すために、どんなに困難な状況でも、努力と信念、葛藤と重責のなかで、「アイデア」を実現するために勇気もって闘い続けてきた建築家なのです。アイデアはポジティブな力がなくては生み出せません。本展を見ることでゲーリーの成し遂げた「アイデアは世界を変える」と信じてもらえれば最高です。」
2015年10月19日東京・六本木のアークヒルズにて毎月第4日曜日に開催されている「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」に10月25日、日本の蚤の市では珍しいヴィンテージファッションエリアが新設される。今回オープンする同エリアでは、約20店舗の店主たちがこだわり抜いてセレクトしたワークやミリタリー、スポーツ、トラッドなどのアイテムをユニセックスに展開。現在では入手困難なアイテムから絶版となっているヴィンテージクローズ、ファッション雑貨など貴重なアイテムの数々に出会うことが出来る。中でも注目なのが、古着業界で人気を誇るアンティーク・ヨーロッパ古着店のマインドベンダーズ&クラッシックス(Mindbenders&Classics)。フランスの小さな村々まで足を運び集められたアイテムは、世界でも屈指の品ぞろえと評されている。その他、TRAM、yu:yu、TRIP VINTAGE、GYPSYANTIQUES、roneff、SIRTURDAY、caikot、NO CONCEPT、MOTHER LIP、ASOCO、zuccaro、bachic、STRAY SHEEP、RAINBOW、MomoButton&Antique、裏庭、stock、HAFA、Boop-Poop-A-Doop、a ll/ p-Aなどのショップが参加。また、会場には、ブルーグレーのトラックに約500冊の本を詰め込んだ移動式本屋・ブックトラック(BOOK TRUCK)が登場。新刊書や、古書、洋書などが販売される。当日は、ハロウィンに因んだワークショップも開催。カボチャ型のキャンドルに目や口、帽子などをつけてオリジナルキャンドルを制作するハロウィン限定の「カボチャキャンドルワークショップ」(参加費 税込800円)や、人気キャンドルショップ・honey candleによるアロマワックスサシェの手作りワークショップ「サシェ ワークショップ」(参加費 税込1,200円)が楽しめる。【イベント情報】赤坂蚤の市 in ARK HILLS会場:アークヒルズ アーク・カラヤン広場住所:東京都港区赤坂1-12-32会期:毎月第4日曜日時間:11:00~17:00
2015年10月16日東急ホテルズはこのほど、新作を含むクリスマスケーキの予約を「赤坂エクセルホテル東急」(東京都千代田区)で開始した。クリスマスケーキは、高級イチゴ「あまおう」を使用したショートケーキ「あまおうフレジェ2015」(5,000円)を300個限定で発売。新商品としてヴァローナチョコのムースとクリームでオレンジクリームをはさんだ「オランジュショコラ」(4,800円)を60個限定で用意している。予約は12月15日までで、20日~25日の期間に同ホテル3階の「赤坂スクエアダイニング」にて受け渡しとなる。また、赤坂スクエアダイニングのブッフェコーナーでは、「クリスマス ブッフェ」を実施する。23日~25日には「ランチブッフェ」(11時30分~13時、13時30分~15時)を開催。価格は大人3,900円、60歳以上3,000円、中学生2,500円、小学生1,500円、幼児(4歳~6歳)500円。19日~25日には「ディナーブッフェ」(17時~19時、19時30分~21時30分)を大人6,500円、60歳以上6,000円、中学生3,500円、小学生2,500円、幼児(4歳~6歳)1,500円で提供する。※価格は全て税込
2015年10月06日スイーツ好き必見のカフェ赤坂見附のカフェ「La table du primeur(ラ・ターブル・プリム)」が、ロースイーツの専門カフェとしてリニューアル。「お店だからでこそお召し上がりいただけるスイーツ」をコンセプトに、見た目にも味にもこだわったロースイーツメニューを取りそろえている。美容に欠かせない?流行のロースイーツとはロースイーツとは、ヴィーガン(完全菜食主義)のカテゴリーに含まれる、非加熱で作るスイーツのこと。48度以下の温度でのみ調理するため、ビタミンやミネラル・酵素を生きたまま摂ることができると言われている。良質の油分を含むオーガニックの生ナッツやココナッツオイル、チアシードやアサイーなどのスーパーフードを材料として用いるのも特徴だ。また、白砂糖・卵・乳製品を使用しないため、アレルギーがある人でも食べられる。話題のグルテンフリーでもあり、糖質制限をしている人でも安心でき、食べる人を選ばない。大人も満足なスイーツタイムメニューの数々は、都会にあるスタイリッシュな隠れ家的店舗で、健康的な料理・スイーツを提供したいというオーナーパティシエ Mii(立石 博美)が、契約農家から届く無農薬・無低農薬の厳選素材を使って毎日手作りする。こだわりの季節のフルーツをふんだんに使用したケーキをシャンパングラスの中に盛り付けた「シャンパングラスRawケーキ」(税抜930円)や、スーパーフードの非ローストカカオをたっぷり使用した濃厚なショコラケーキ「Rawガトーショコラ」(税抜830円)をはじめとしたカフェメニューの他、メイソンジャーや陶器に入ったおしゃれなテイクアウトメニューも用意されている。これだけこだわりのつまったロースイーツカフェなら、食欲の秋もヘルシーに満喫できそうだ。もう、おやつに罪悪感はいらない。(画像はプレスリリースより)【参考】・La table du primeurプレスリリース・La table du primeur
2015年09月20日赤と黒のシックな劇場に映える、中村屋ならではの「黒・白・柿」の定式幕。幕が開けば、歌舞伎特有の鮮麗な色彩が次々に溢れ出す――。そんな、赤坂大歌舞伎でしか見られない景色が、2年半ぶりに蘇る。9月7日の初日を前に、舞台稽古の一部が公開された。赤坂大歌舞伎 チケット情報1演目は舞踊『操り三番叟』。まず、面箱を持った千歳(坂東新悟)、続いて翁(坂東彌十郎)が登場する。恭しく礼をし、扇を手に厳かに舞う両者。静謐な雰囲気から、この作品が本来、神事に近いものであることが伝わってくる。続いて、切戸から後見(中村国生)が現れて一礼し、背景の書割が松羽目から二羽の鶴に。人形箱から三番叟(中村勘九郎)の人形を取り出し、丁寧に点検する後見。三番叟が動き出すと同時に、静謐な雰囲気から一転、囃子方の演奏が賑やかさを帯び始める。勘太郎時代に初役で勤めた2009年以来、約6年ぶりにこの役を踊る勘九郎は、キレ味鋭い動きに加え、伸びやかな浮遊感をも表現。巧みに身体をコントロールし、あたかも糸に操られているかのような人形振りを、躍動感たっぷりに表現してみせた。休憩を挿んで、中村七之助が七役を演じる『於染久松色読販 お染の七役』。序幕「柳島妙見の場」では、浄瑠璃塚が建つ柳島の妙見神社境内を舞台に、可愛らしい質屋「油屋」の娘お染、その恋仲の丁稚で実は侍の子である久松、久松の姉で威厳漂う奥女中竹川、久松の許嫁で可憐なお光、艶やかな芸者の小糸……と、七之助が演じる主要登場人物がずらり。恋と刀を巡るドラマが、ここから始まるのだ。山家屋清兵衛役の彌十郎、庵崎久作役の片岡亀蔵らの確かな演技も舞台を支える。このほか、勘九郎扮する鬼門の喜兵衛と七之助扮する土手のお六による序幕第三場「小梅莨屋」と二幕目第一場「油屋店先」での息の合った応酬、そして華やかな大詰と、目が離せそうにない。『操り三番叟』からの流れを感じさせるちょっとした趣向も。出演者が立ち位置や台詞・動きのタイミングを確認し相談し合うなど、稽古らしい風景も。その中で勘九郎、七之助がイニシアティブを取る姿に、改めて、座頭としてのふたりの成長・飛躍がうかがえた。多くの観客が楽しめるよう、本番に向けてギリギリまで調整が続いた“赤坂大歌舞伎”は、9月7日(月)から25日(金)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演。取材・文:高橋彩子
2015年09月11日映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』の公開にあわせて下北沢B&Bで行われた、BEAMSクリエイティブディレクター・青野賢一さん×『東京を生きる』を執筆されたライター・雨宮まみさんのトークイベントのレポート記事をお送りします。第一回の対談記事<人の言いなりになっていたら明日死ぬかもしれない>第二回の対談記事<人は歳をとると自分自身を受け入れる。私は私どうにもならない>はこちら上質なものを長く使うのは無理…かもしれない雨宮まみさん(以下敬称略):上質なものを一生使う、という傾向が最近はありますよね。でも、クローゼットの中が上質で飽きがこないものだけで構成されてたら、私はちょっと息苦しいんです。これをずっと大切に、ずっと使わないとっていうプレッシャーを感じてしまって。いくつかは、飽きたら捨ててもいい、買い換えてもいい、というものもあって欲しいなって気持ちがあります。そのときの気分で、着たいものも変わりますし。青野賢一さん(以下敬称略):僕もお店で販売スタッフやってた頃、お客さんによく言ってたのが、「一生モノなんてほんとないですから」で(笑)ほんとにないんですよ。年齢も変わるし、メンタルもかわるし、環境も変わるし。そういうことを考えると口がさけてもいえない。でもメディアはそういうこといっていかなきゃいけないのでね。でも一生モノなんてないなってずっと思ってました。雨宮:誠実に言うとしたら、5~6年は着れますよ、ってくらいですよね(笑)。青野:そうですね(笑)結果的に一生だったらいいんですけどね。気がついたらそのくらい長く使ってるって位がちょうどいいかなと。スタイルを持つという到達点雨宮:この映画では、スタイルを持つということが一つの到達点となっていますよね。それってずっとみんなが目指していることのような気がするんです。自己啓発書を読んでも「スタイルを持つことが重要だ」と何百回も言われるけど、なかなか持てないなと感じます。青野:そもそもスタイルってどういうものなんでしょうね?流行という意味でファッションを考えるとその時その時とっかえひっかえしても、ファッショナブルだけど、それはあなたが着なくても、トレンドが担保されている状態ってことですよね。それを繰り返していくと疲れていくだけじゃない?ってことはわかるんですけどね。雨宮:そうすると、逆に「この服は私が着なかったら誰が着るんだろう?」っていうのを選ぶのはありですね。青野:なんか、服に呼ばれることってないですか?お店に行って、あれ?って。雨宮:あります。パッと見かけて「あれだ!」と思うこともありますし、プレセールで見て、さらにセールの終わりかけの頃に、何回も値札を貼り直されて70%offとかになってるどうしようもない服を、「これは私が着ないと誰も着ないかもしれない」と思って買ってきちゃうこともあります(笑)。妙に愛おしくなっちゃったりして。青野:ありますよね!お店に入って見回したら、なんかあの色のあれが気になるなって。あるんですよね。で着てみたら、やっぱりよかったって。この人しか着られないとか、着てあげないと…というのはいわゆる流行、ファッションとは違うレベルの感覚ですよね。お直しして着る服青野:あと、今年は着られなさそうな、前シーズンのものを直して着ることはありますか?雨宮:祖母が洋裁ができるので、袖を切ってもらったり、ワンピースを巻きスカートに直してもらったりはありますね。でも身近にできる人がいなければ、なかなか難しいかもしれません。自分ではせいぜい裾上げ程度かな。青野:でも、それ、すごくいいなあと思うんですよね。『アドバンスト~』のなかでもカスタマイズする人も結構いて。自分の髪の毛でつけまつげを作ったりする人とか。自分でどんどん手を入れて、ちょっと形を直せば今シーズンも着られる、服って直せるんだよってことはもっと知ってほしいですね。雨宮:そうですね、丈は直しやすいですし、ボタンを変えるのも簡単ですね。青野:ボタンは効果ありますね!雨宮:あと、アクセサリーも簡単なものなら、今はすごく作りやすくなってますね。パーツ屋さんが増えて、イメージに近いものを作りやすい。そういう工夫はしやすいですね。青野:それが、既製服をより自分の方に引き寄せることになりますよね。それこそがファッションがスタイルになっていく、一つの契機だってことはあると思います。正解が狭まる怖さ青野:これってどういうふうに着るんですか、何に使うんですか?っていう質問はお店でもよくあるんですが、そんなの好きにやればいいじゃん、って僕は思ってしまうんです。どう使えるかっていうよりは、これこういう風に使えるじゃんとか、柄が気に入った布があったとしたら、シャツ、ワンピ、カーテン、テーブルクロスでも、色々できるんですよね。でも、「これはどういうもの?」と聞いてしまうと、物の可能性をどんどん消していってしまってもったいないなって。雨宮:正解が欲しいんですよね。「あの人、テーブルクロス巻いてるんじゃない?」とか「後ろ前を逆に着てるんじゃない?」と思われたくないって気持ちが強い(笑)。誰が見ても、「あの着方で正しいんだな」っていう答えが欲しいなという気持ちは、私にもあります。青野:なるほど。今親切な世の中だから、これはこうしてください、とだまってても何でも進んでいくということはすごく多いと思うんですけど、そこで失ってきてしまった視点の多様性っていうものも復権するとよさそうだなと思います。雨宮:そうですね、自分にとって少し謎なものに挑戦したりするのも重要ですね。私、最近大きい花瓶を買ったんですけど、ハイビスカスの模様がついてるんですよ。 これ、どうしようと思って。ハイビスカスを活けるのも変な気がするし、ハイビスカス以外は合うのかな?とも思うし。どうしろっていうんだろうと(笑)。でも意外に使うのが楽しいんです。私の場合はこうやって使った、ということでいいんだろうなと。うまくいくと嬉しいんですよ。失敗しても、部屋の中のことですし。青野:服の着方も結構似ていますね。僕、よくやるのが、家から近所のスーパーにいくときに、この組み合わせやってないけどやってみようって10分だけその恰好でいくんです。それで、歩いてて嫌な気分じゃなければ、これいけんのかな?ってなります。電車乗っちゃうと最後って感じするじゃないですか。雨宮:(笑)。そうですね、気心の知れてる人がいるときに着ていったりするのもいいですね。変だったら容赦なくツッコまれるような関係の人たちとの飲み会とか、実験の場にはちょうどいい。人との関係性の中で楽しむ服雨宮:私は、すごく派手な格好をすることに少し怖さを感じてるところがあるんです。でも、私のように「できない」と感じてる人が多いからこそ、こういう本(『アドバンスト・スタイル』)が何度でも世の中に出てきてくれるんだなと思います。青野:特に日本だとロールモデルみたいなのが求められるじゃないですか。だから、単純に憧れをもって、めざすものがあるのは必ずしも悪いことじゃないなって。最後にですが、今、せっかく服が好きで好きなように着られるんだったら、憧れを持つのもいいし、シンプルに楽しんで制約なく服を着れたらいいなあって思います。僕は誰と会うとかってことを大事にしているので、派手な方向に振り切ることは中々ないんですが、人との関係性の中でファッションを楽しみたいですね。雨宮:コミュニケーションとしての服ですよね。私もそういう風にも楽しんでいけたらいいなと思っています。―それでは、今日はありがとうございました。
2015年09月02日柿安本店は9月11日から、クリ入りのあんを使った「栗大福」など秋の新作商品を、全国の「口福堂」や「柿次郎」(一部店舗を除く)で期間限定で販売する。「栗大福」は刻んだクリを入れたあんをほんのりクリの香りがする餅で包んだフルーツ大福。クリの皮のように見せるために、大福の生地にはココアを使用した。また、餅を乾燥させて細かく砕いて炒(い)る「上南粉」を使って、クリの皮の白い部分を表現し、実物のクリそっくりの見た目に仕上げたという。販売予定価格は税込150円。「栗どら焼」は、北海道・十勝産の小豆を使って丁寧に炊き上げたつぶあんに刻んだクリを入れた一品。バニラのほんのり香る生地が、クリの風味を引き立てる仕上がりとなっているとのこと。皮にはかわいらしい2種類のクリの焼き印が入っている。販売予定価格は税込200円。そのほか徳島県産鳴門金時芋を刻んで蒸したおまんじゅう「鬼まんじゅう」(販売予定価格: 税込180円)や、「クリーム栗きんとん団子」(販売予定価格: 税込160円)「よくばり栗きんとん団子」(販売予定価格: 税込180円)など、クリあんをかけた団子の商品もある。いずれも10月末(予定)までの販売。店舗によって一部取り扱いのない商品があるほか、取扱商品が異なる場合もある。
2015年09月01日映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』の公開にあわせて下北沢B&Bで行われた、BEAMSクリエイティブディレクター・青野賢一さん×『東京を生きる』を執筆されたライター・雨宮まみさんのトークイベントのレポート記事をお送りします。第一回の対談記事<人の言いなりになっていたら明日死ぬかもしれない>はこちら路上で知らない者同士がとるコミュニケーション青野賢一さん(以下敬称略):東京は、全然知らないもの同士が路上でコミュニケーションすることって、スナップ撮らせてください、位しかないですよね。雨宮まみさん(以下敬称略):海外だと、すれ違うときに普通に「その服素敵ね」とか言う人、いますよね。日本ではあんまりないですが、たまにお歳を召した方に「その帽子いいわね、どこで買ったの?」とか、普通に訊かれることもあったりして。そういうの、言えるといいなあと思うんです。自分も素敵な人に「素敵ですね」とただ言いたいときがあるんですが、不審者と思われるのが怖くて。青野:ガードが固い感じですよね。街を歩いている時でも、なるべくそういうものを遠ざけたいというか、面倒くさいものを避けたい気持ちは確実にありますよね。雨宮:ただ一言、賞賛したいだけなんですけどね。でも、そういう声のかけ方に慣れてないので、どうしても不自然になりそうです…。青野:そこで、うまく伝わればいいんですけどね。なんて一言目にしようとか考えちゃう(笑)。『東京を生きる』著者:雨宮まみ(大和書房)雨宮:『東京を生きる』でも書いてるんですけど、たまに本当に素敵な人を見かけることがあって、そのコーディネートやその人の佇まいをしっかり見たくて、しばらくそっと追いかけちゃったりすることがあります。ほんとは写真撮りたいくらいなんですけど…。我慢して、目に焼き付けてます。青野:本の話が出ましたね。今、雨宮さんが目に焼き付けるといいましたが、ぼくは『東京を生きる』を読んで、あなたの目線の強さというか、見る力がすごいなと思って読んでいたんです。なんでもない景色に関するディテールの言及の仕方とか、人の姿を見る視点がすごいなと。だから僕も今日気が抜けない感じで(笑)。それは自意識過剰かもしれないけど、そう思ってしまうほど、目の力が凝縮されている本だなって。雨宮:見るのは確かに好きなんですよね。でも、自分の見たものの中からいいものを選べるかというとそうでもなくて、たくさん見ていると、どれもいいと思ってしまうんです。東京って、本当に色んなスタイルがあって、家具や服、全てにいい物があるから、高いものも安いものも、北欧もアンティークもいいなとか思っちゃって。でも、それぞれはセンスのいいものでも、ごちゃごちゃに置いて合うわけじゃないんですよね。ふと振り返ると、だいたいごちゃごちゃになっているので、『人生ががときめく片付けの魔法』を再読しては、捨てに捨てまくったりしてます(笑)。そういう人、すごく多いと思います。日本の褒め言葉「かわいい」の相容れなさ雨宮:『アドバンスト・スタイル』のような世界観が、東京で成立しない理由のひとつとして、『女の子よ銃を取れ』という本でも書いたんですが、日本では「かわいい」っていう褒め言葉がすごく強いんですよね。「かわいい」って、年齢を重ねていくこととは相容れないじゃないですか。「かわいいおばあちゃん」みたいな言い方もあるけど、ちょっとバカにしてるところがある気がして、私はあまり好きじゃないんです。かわいいかかわいくないかしかないのかな、と思ってたときに、「ティムガンのファッションチェック」という、素人が変身していく番組を見たんです。そしたら褒め言葉がすごく豊富で。「存在感がある」「すごくシックだね」「ゴージャスだよ」とか…。「かわいい」とか「きれいだね」はほとんどなかった。こんなにたくさんの褒め言葉があるのに、なぜ「かわいい」だけになってしまうんだろうって、褒め言葉の貧しさを感じてしまいました。「かわいい」以外にも、自信を持たせてくれる言葉はたくさんあるのに。青野:かわいいといっときゃ、何か伝わっている気がするみたいなのはありますね。雨宮:どんなに褒められても、「かわいい」と言われないと不安になる気持ちも正直あります。「かわいい」と言われることが好意の証、みたいに思っちゃうんですよね。青野:すごくレンジが広い言葉ですよね。なので、便利な言葉というところはあるかもしれません。雨宮:ちょっと褒める時に、ほとんどその言葉でまかなえるので、豊かな言葉ではあるんですけど、歳を取るとやっぱりかわいいと縁を切らなきゃならなくなるっていうことがすごく恐怖で。でも『アドバンスト~』のこういう形で美しく着飾っている人を見ると、かわいいとかにこだわってる場合じゃないよなって。元気付けられます。力強いですね。青野:パワフルですよね。白いフリルのついた傘が映画に出てくるんですけど、可愛いという言葉で表現されるような小物でも、たとえば違うスタイリングをしたら、また違う存在感や価値を与えられる。どういう風に組み合わせるか、ということで「かわいい」ではなく、スタイルが生まれるってことはありますね。必ず読み返す『エレガンス』という本雨宮:『エレガンス』というイギリスの小説があるんですが、美から遠ざかっていたアメリカの女性がイギリスに移住して変わっていくというお話なんです。元気がないとき、必ず読み返す本で。ある時、彼女がアスコット競馬に行くための帽子を買うことになって、他の人たちと同じような、ツバの大きい派手なものを買おうとするんですけど、そこへ通りがかった素敵なマダムが「あなたにはそれお似合いにならないわ。もっと小さくてベールのついた帽子が似合うわ」と言うんです。彼女には本当にその帽子が似合ってしまう。でも、「周りから自分は浮くのではないか?」と不安を口にすると、「溶け込むのは女学生まで。人と違うことは罪ではないのよ、財産です」と言われる。まるで日本のようなシチュエーションだなと思ったんですが、イギリスでもこういうことはあるんだなと。文化の違いはあるでしょうけど、特に『アドバンスト~』の映画を観ていると、ニューヨークだからみんなが自由に生きてるって訳ではなくて、やっぱり戦って得てきた自由であり、個性なんだなと感じました。青野:素敵な本ですね。似合うでいうと、歳を重ねたからこそ似合ってきたものってあったりしますか?雨宮:シンプルな服ですかね。似合うというか、昔はとにかく飾りがついているものがおしゃれだと信じてたので、シンプルなのが着れなかったんです(笑)。あと、失敗を繰り返してきた分、似合うものはわかってきたのですが、似合うものも少しずつ変わっていくので、安全圏から半歩出るようなものを選びたいなと。青野:やっぱりそういう積み重ねみたいなものがありますよね。映画に出てくる方々って私たちよりもっと積み重ねがある方ですから、ただ、自分が着心地が良いとか似合うだけじゃなくて、さっきおっしゃったように半歩でて、少しづつアップグレードしてこられた感じが、服だけじゃなく、発言からも感じられますよね。雨宮:そうですね、センスは別に最初からあるものじゃなくて、磨いていけるものだっていうセリフも映画内でありましたもんね。青野:やっぱり突然変異でここにはやってこないですよね。僕は今47歳なんですけど、昔はベージュが似合わなくて全然着られなかったんです。でも今は髪が結構白くなってきて、そうなってくると、突然着られるようになってくる。そういう体験があるので、この歳になってから着られないものって当然あるんですけど、この歳になったから、着られるものもあるんだなぁって。雨宮:歳をとって自分の見た目がフレッシュさを失った時こそ、派手な服を着ると、明るさが足されていい感じになったりしますよね。若い頃に着たら過剰だった服が、歳を取ると以外に似合ったり。青野:若い人がパンとしてて派手なのは、まぶしくて見てられないことはありますね。雨宮:まぶしくて見てられないって(笑)。私、「人は歳をとると自分自身を受け入れるようになるわ、私は私、どうにもならないでしょ」っていうセリフがすごく好きで。私自身、自分を受け入れるのに時間がかかったタイプで、やっと受け入れることができても「今朝のこのほうれい線は受け入れられない…」とか思ったりして(笑)。受け入れないといけないものはどんどん増えていくんですよね、でも同時に、受け入れるとどんどん軽くなる気がしています。【次回に続きます。お楽しみに!】
2015年08月27日今回は、映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』の公開にあわせて下北沢B&Bで行われた、BEAMSクリエイティブディレクター・青野賢一さん×『東京を生きる』を執筆されたライター・雨宮まみさんのトークイベントのレポート記事をお送りします。映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』とは?NYの街角を闊歩する、over 60のおしゃれな女性たちを紹介したファッション・ブログ「Advanced Style」。このブログからはじまった写真集は世界中でベストセラーとなり、ついには映画公開となりました。ブログにも登場するエレガントな七人を四年間にわたって密着した、素敵なドキュメンタリー映画です。人のいいなりになっていたら明日死ぬかもしれない青野賢一さん(以下敬称略):そもそも僕らはなぜここにいるのか、の話からしましょうか。雨宮まみさん(以下敬称略):私は、Numéroという雑誌で、『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』に関して、一ページ映画評を書かせていただいたんですよね。青野:僕は、劇場用パンフレットにエッセイを書いたり、雑誌『装苑』でやはり映画にまつわるエッセイを書かせていただいたり。そういうことで私たちは座ってます。まずは、『アドバンスト・スタイル』に対する率直な感想としては、「いくつになってもファッションっていいよね」っていう当たり前の話は大前提として、出演者が歳を取っていくことに関するシークエンスが印象的でした。雨宮:そうですね。本当に生きること、装うことが戦いというか、今、人のいいなりになっていたら明日死ぬかもしれない、という切実さが感じられました。そういうことが老いを通じて伝わってくるように描かれていましたね。青野:舞台であるニューヨークと日本を置き換えるとまた違うところがあるかもしれませんね。ファッションと自分の関係性というか、ニューヨークだからこそ成立することもあります。雨宮:ありますね。出演者の有名ファッションブロガーが歩いているときに、「あなた有名人でしょ!知ってる!一緒に写真撮ってー!」って気軽に声かけるノリは、東京じゃあまりないなと。あと、『アドバンスト・スタイル』はブログから出発していますが、そういう新しいものが出てきたときに、認められるスピードもとても速いですよね。私は『アドバンスト~』の写真集を知った頃に、ちょうどL’idéalというブログを見つけたんです。まさに『アドバンスト~』の日本版のような感じで、本当に素敵で。皆さん、奇抜すぎず上品で、本人にとても似合った服装をしてらっしゃるし、パーフェクトだからどこにいても違和感がないんです。かといって周りには埋没していなくて。打ち破る人の価値雨宮:私の祖母もこの『L’idéal』を写真集(『Over60 Street Snapいくつになっても憧れの女性』)で見ていて、とても喜んでましたね。祖母は福岡に住んでいて、おしゃれで、マリメッコとかも好きなんです。でも、「こんな派手な花柄のバッグ持ってたら、ついにボケたと思われるから」と言って買わなかったり、コムデギャルソンの金色の財布を持ってるんですけど『カラスに襲われる』とか言って、滅多に使わなかったり。私が銀色のクラッチを持ってたら『そんな目立つバッグ持ってたらひったくられるから、エコバッグに入れなさい』とか言うんですよね(笑)。やっぱり上の世代の方は打ち破るのが大変なんだなと思います。だからこそ打ち破ってる人の姿には価値があるなって、L’idéalをみて感じました。福岡といってもうちは田舎のほうですし、もっと都会のほうだったり、関西のように違う文化圏だとまた違ったりするんでしょうけどね。青野:そうですね。ちょっと失礼ですけど、「大阪のおばちゃんの代名詞はヒョウ柄」みたいな言い方されますよね。ビームスで89年頃に大きな店が大阪にできたんです。その時の商品の配分を思い出すと、同じブランドの中でも、やっぱり大阪用はめっちゃ派手な服ばっかりで(笑)。もちろんちゃんとそういうのが売れるお店とお客さんの関係性っていうのがあるんですが。雨宮:大阪に行くと、派手なものに対して躊躇しない姿勢が気持ちよく感じるんです。むしろ、地味で目立たないものなんか買っても意味ないじゃん、ぐらいの感覚がありますよね。でも、東京では目立つものに手を出すのに躊躇しちゃう。自分も人も、他人の視線に怯えてるな、って感じることはあります。青野:特にリアルな場面とか、対面する場だと過剰にそういうのがありますね。ただ一方で、インスタグラムとかであれば逆に個性を全面に出していく。そのアンビバレントなところの面白さは現代にあるなと感じます。埋没しないファッションって?『東京を生きる』著者:雨宮まみ(大和書房)雨宮:青野さんはお仕事柄、ファッションには気を遣われていると思いますが、埋没しないようにとか、逆に浮かないようにとか、そういうことは考えます?青野:僕はそんなに考えてないかも。一番重要なのは今日誰と、どんな場所で、ってことかなあ。人は特に大切ですね。 短パンはないだろうとか。今日だったら、この作品に出てくる人と派手さで同じ土俵には立てないし。だから落ち着いたカラーかな、でもネクタイはちょっと下北沢の場所的に違うかな、じゃあドットのスカーフでも垂らそうかな、とかそういうのが楽しめるタイプなので、それは考えます。埋没、溶け込むかとかは考えないかな。雨宮さんはどうですか?雨宮:例えばですけど、オープニングパーティ、レセプションパーティー、とか言われるともう身構えますね(笑)。「パーティー」って、みんなどれくらいのテンションでキメキメで来るのか教えて欲しいんです。行き慣れてないと、わからない。青野:ああいうのは一番難しいですね。大体、和装でくる方は何人かいますよね。鉄板だし別の世界にいってる感じもあるし。でも、あれはあれでずるいなと僕は思っちゃうんですけど(笑)。雨宮:和装は逃げ…!(笑)私の研究によると、文化系の女性には和装逃げに走る人と、チャイナ逃げに走る人がいるんですよね。私はチャイナ逃げ派なんですが…。知性もありつつ個性も見せつつ、なおかつ格式もあるというのが可能かなあ、と自分では思っているんですが…(笑)。アイコニックなものは落ち着けない青野:ファッション系の催しだと、特に女性はハイブランドの人も多いですよね。あえてそっちに突っ込んでいったりすることもありますか?雨宮:正真正銘のハイブランドは、正直買えないです。でも確かに、試写会なんかでもファッション誌の方はすぐわかりますね。最新のアイコン的なものを必ず一つは身につけていらっしゃるので、これがファッション誌の世界なんだなぁとはよく感じます。青野:でも、そういうところでいうと、ぼくはアイコニックなものは敬遠してしまうタイプかもしれません。悟られたくない気持ちが、少しあって。そういう感じで服を着るのって自分に関していえば全然落ち着けないんですよね。ロゴが入っているものも興味ないですし…。ロゴものを、本気で着てるとちょっときついじゃないですか。雨宮:(笑)。 本気で着てるかどうかの区別は、仲良しじゃないとわからないですもんね。この人は洒落で着てるんだなぁとか、友達はわかってくれても、知らない人が見ればただのロゴ好きな人に見えちゃう。青野:ロゴものは難しいところですよね。わかりやすいんですけど、逆にそれが足かせとなってしまったりして、どっちもどっちみたいなところがあるかなと思います。【次回に続きます。お楽しみに!】
2015年08月19日バル.ジャパンはこのほど、新業態「Caro-Fuego(カロフェゴ)赤坂店」を東京都港区赤坂にオープンした。店名の「Caro」はラテン語で"肉"、「Fuego」はスペイン語で"火"を意味しており、「こだわりの赤身肉を薪窯で焼き上げる専門店」として「Caro-Fuego」と名づけたとしている。日本ではサシが多く入った霜降り肉が好まれる傾向にあるが、赤身肉は肉本来のうまみや食べごたえを堪能できる肉であるという。たくさん食べてももたれることなくヘルシーなのが特徴とのこと。同店では、ニュージーランドの「牧草牛」や熊本の「あか牛」など、自然の中でのびのび育った安全でヘルシーな赤身肉を使用し、薪(まき)窯でじっくり焼き上げ、"かたまり"で提供する。薪を使って焼き上げる薪窯での調理法は、近赤外線や遠赤外線の作用で中心部まで素早く伝わるため、食材がもつ水分蒸発が少なく味の劣化が遅いというメリットがあるという。また、表面から中まで肉の繊維1本1本に肉汁がからみついた状態で焼きあがるので、ナイフでカットしても肉汁が外に出にくいとのこと。焼き上げる際に付いた薪の香りは、肉などの臭みを消し、食欲を増進させる働きもあるという。同店では、火力が安定して火持ちがよく、香りが赤身肉と相性のよいナラの薪を使用する。アラカルトは旬の食材を使った季節感ある前菜から、数種類のブランド牛、パティシエのデザートまで、幅広く取りそろえる。前菜、メインディッシュの新窯ステーキ、デザートまで味わえる「カロフェゴ コース」は7,800円(税別)から用意。
2015年08月04日柿安本店の和菓子業態「柿安 口福堂」はこのほど、「トロピカル冷やしパイナップル大福」のテスト販売を約40店舗で開始した。8月1日から、店舗を拡大して販売する予定となる。○「夏に食べたい和菓子」をコンセプトに開発同商品は、人気のフルーツ大福シリーズの新商品として、「夏に食べたい和菓子」をコンセプトに開発。水ようかんや葛まんじゅうといった、ひんやりスイーツが恋しくなる暑い夏に向けた、"冷やしておいしい大福"となる。甘酸っぱいパイナップルの果肉をパイナップル風味の餡と餅で包み込んだ。まるでパイナップルのミニチュアのようなかわいらしい見た目に仕上げた、遊び心いっぱいの商品になっているという。餅の松かさ模様はココアで表現し、羊羹で再現した特徴的な葉の部分である冠芽(かんが)を乗せるなど、店頭で最終仕上げを行う同店だからこそできるこだわりを実現した。まずは7月18日から「柿安 口福堂」約40店舗でテスト販売を開始。8月1日からは店舗を拡大し、販売する。試験販売期間価格は、1個180円(税込)。
2015年07月25日サントリースピリッツはこのほど、「食事にストロングーッド! -196℃ チューハイガーデン」を東京都・赤坂サカスにオープンした。8月30日までの期間限定。「-196℃ ストロングゼロ」は、"アルコール度数高めの力強い飲みごたえ"と"糖類ゼロ"を両立したとする缶チューハイ。同イベントは、同商品を飲みながら食事を楽しめるチューハイガーデンで、6月の大阪開催に続き、今回の東京開催に至った。同イベントでは、「-196℃ ストロングゼロ〈DRY〉」「同〈ダブルレモン〉」「同〈ダブルグレープフルーツ〉」(各税込200円)を、氷がたっぷり入ったカップに注いで提供する。食事との相性のよさを体感してもらうため、6月23日からオンエアしている新TV-CMと連動したフードメニューもそろえたという。会場は、東京都港区の赤坂サカス「サカス広場」。開催時間は11時~21時。
2015年07月19日ヒューマンウェブは7月16日~8月30日、「オイスター ロースト フェスティバル」を「シュリンプ&オイスターバー 赤坂サカス店」(東京都港区)限定で開催する。同店は、生牡蠣や牡蠣料理はもちろん、海老を使った料理も楽しめるレストラン。同イベントでは、1,600円(税込)で「オイスターロースト(蒸し牡蠣)」を4ピース味わうことができる。その後の追加オーダーは、1ピース250円(税込)とリーズナブルな価格に設定した。開催時間は月~金が17時~22時(ラストオーダー)、土日祝が16時~22時(ラストオーダー)。
2015年07月15日大阪王将、よってこや、太陽のトマト麺などを運営するイートアンドは1日、東京都港区赤坂に新業態「築地てんぷら 天金(てんかね)」をオープンした。○揚げたての"御馳走天ぷら"をリーズナブルに提供同店は、築地や厳選産地より仕入れるこだわり食材を使った、揚げたての"御馳走天ぷら"をリーズナブルに楽しめるという天ぷら専門店。おなかいっぱいの感動を与える「御馳走天ぷら」とこだわりの「黄金」の食材から「天金(てんかね)」と名付けた。30代後半~50代のビジネスマンをターゲットに、気軽に利用できる"御馳走天ぷら食堂"を目指すとのこと。代表的なメニューとして、「名物穴子天ぷら定食」を用意。創業大正5年秋山商店の鰹節と創業明治25年吹田商店の昆布を使った上質のだしを使用した天つゆで食す、注文ごとに揚げた"御馳走天ぷら"となる。黒穴子煎餅、海老、舞茸、名物穴子、ピーマン、かき揚げの6種類。名物穴子は、通常の約2倍のサイズで、豪快に1本を天ぷらにした。価格は1,200円(税別)。営業時間は、11時~23時30分(LO.22時30分)。定休日は毎週日曜日。席数は20席。
2015年07月03日9月7日(月)より東京・赤坂ACTシアターで上演される「赤坂大歌舞伎」の製作発表会見が6月29日、都内で行われ、主演する中村勘九郎と中村七之助が出席した。【チケット情報はこちら】「赤坂大歌舞伎」は2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”というひと言からスタート。4回目となる今回の演目は糸操りの人形が三番叟を踊る、ユーモア溢れる舞踊『操り三番叟』と、主要人物七役早替りが見所の『於染久松色読販 お染の七役』。『操り三番叟』では中村勘九郎が、軽やかさと力強さを備えた品格ある舞いを繰り広げる。また『お染の七役』では、中村七之助が、2012年の平成中村座公演での初挑戦以来、2度目の7役に挑む。勘九郎は「初演からこの7年間、いろいろなことがありましたが、本当に早かったです。父が残してくれた財産のひとつである赤坂大歌舞伎を今年もできるという喜びでいっぱいです」と振り返った。七之助は「今回はある意味挑戦だと思っています。これまでの「赤坂大歌舞伎」は『狐狸狐狸ばなし』や『文七元結』『怪談乳房榎』など見ているだけで面白い、わかりやすい演目が必ずあったんですが、今回は両方とも古典です。この公演が好評をいただけたら、ACTシアターではこんな演目もできるんだという可能性が広がるので、一生懸命気を引き締めてやっていきたい」と意気込んだ。また赤坂ACTシアターについては「今回ふたつの演目をこの会場でやることが決まって、花道を作れることがわかった」(七之助)。「パルコ劇場やコクーンと違って、歌舞伎座で上演している歌舞伎を、そのまま演出を変えずに上演できる貴重な劇場です」(勘九郎)と語った。今回上演するふたつの演目について、勘九郎は「赤坂という土地柄、初めて歌舞伎を見るという方も多いと思います。最初に見たものが面白くないと、そのまま足が遠のいてしまう、だから面白いものを選びたい。そして、その上で古典を大事にしていきたいという気持ちは父から受け継いでいるので、このふたつにしました」と話した。七之助も「今回はとても演目で悩みました。色々話した結果こうなったんですが、『お染の七役』は早替わりで言うと、実は(前回演じた)『怪談乳房榎』より早くないし、ストーリーもそこまで複雑ではないんです。ではお客様に何を見ていただくかと言うと、7役をきちんと自分の中に入れて演じられるかどうか。個人的にも、「赤坂大歌舞伎」にとっても、これからの広がりがある公演だと思います」と語った。『赤坂大歌舞伎』は9月7日(月)から25日(金)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。
2015年07月02日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、「動き」がもたらす表現力に触れ、科学技術の発展とデザインの関係を考える展覧会「動きのカガク展」を開催する。会期は6月19日~9月27日(火曜休館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、「動き」がもたらす表現力に触れ、観察し、その構造を理解し体験することで、ものづくりの楽しさを感じ、科学技術の発展とデザインの関係を改めて考える展覧会。私たちの快適で便利な日常生活を支えているモーション・デザインの技術は、車両制御システムや地図アプリケーション、通信技術やSNSの普及など、プロダクトをはじめグラフィックや映像における躍動的な描写を可能にし、感性に訴える豊かな表現をつくりだしている。今日のデザイナーは、先端技術を用いたものづくりを展開しており、様々な動くツールやその仕組みは、研究と実験の連続から生まれている。自らのアイデアが形となり、動き出す瞬間の純粋な喜びこそが、ものづくりの楽しさだと同展は訴える。同展では、世界的に知られるメディアアーティストのジモウンやニルズ・フェルカーの日本初公開作品をはじめ、クワクボリョウタが大規模な「LOST」シリーズの新作、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)が脳と体を結びつける新感覚の体験型作品を発表。また、新進気鋭の若手作家や学生、企業との恊働による多彩な「動く」作品は、身近な材料と道具を使い、見る人の創作意欲を刺激する。さらには、各作品の動きの原理をひもとくアニメーションを菱川勢一率いるドローイングアンドマニュアルが制作し、来場者と動きの仕組みをカガクするということだ。展覧会ディレクターには、企業CMや大河ドラマのオープニング映像などで国内外から注目を集める菱川勢一を迎える。菱川氏は同展の開催に際し次のようにコメントを寄せている。「この展覧会の「動き」というテーマの中には、「重力」「慣性」「波長」といった、デジタル社会においてもまだ完全に解明されていない現象への想像力を込めました。情報が溢れている現代だからこそ、自然科学だけではなく文化や経済といった人間の営みまでを「動き」という視点で横断的に捉えなおす機会になればと考えています。その上でこに展覧会は、未来のデザイナーやアーティストである子どもや学生たちに、まるで先輩たちの作品が置いてある図工室に遊びにきたような感覚で観てもらえればと思って企画しました。ただ作品を鑑賞してもらうだけではなくて、制作の流れもオープンにすることで、「自分にもできそう」とか「自分でもやってみよう」という衝動が生まれるように心がけています。つくることは決してブラックボックスではなく、いろんな人がチームとして参加することで流れだす、ひとつの「動き」なんだという認識が広まることを願っています。」また、関連企画として、展覧会ディレクターなどによる「オープニング ギャラリーツアー」が開催される。開催日時は6月20日14:00~15:30。そのほか、トーク「クリエイションとテクノロジー」(7月4日14:00~15:30)、トーク「チームでものづくり」(7月18日14:00~15:30)、「動く!ワークショップ」(8月8日)、「機械の素ワークショップ」(8月9日)などが開催される。詳細は、21_21 DESIGN SIGHTウェブサイトにて見ることができる。
2015年06月01日