【ママからのご相談】2か月の男の子を育児中です。妊娠前、妊娠中、出産後と、誰からも全く教えてもらえなかった、赤ちゃん(息子)の包茎について悩んでいます。赤ちゃんが包茎なのは想像できていましたが、これをどう洗えばいいのか、 扱えばいいのか全くわかりません。ネットで“むきむき体操”というものを知り「なるほど!」とも思えたのですが、いざ息子のペニスを見てみると、どう剥くのかも「?」な状態です。病院では「清潔にしてあげましょう」と言われましたが、「清潔ってどういう状態?」というレベルでわかりません。恥ずかしくて、そこで「剥くんですか?」とも聞けず……。旦那はなぜか「放っといてやれよ」と言い、真面目に取り合ってくれません。放っとくと病気になるかもしれないとネットで読んだので、そういうワケにもいかない!と憤っています……。●A. なぜか誰も教えてくれなかった赤ちゃんの包茎問題を取り上げます!ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。『包茎 』とは、常にペニスが皮で覆われている状態を指し、相談者様のおっしゃる通り、生まれたばかりの赤ちゃんはどの子も生理的に包茎です。日本小児科学会の公式サイトでは、『新生児の100%が真性包茎(ペニスを覆う皮の口が狭く、亀頭が出せない状態)』であると紹介されており、これを心配する必要はない様子。とはいえ、私も2人の男の子を育てていますが、出産直後は「どーするの、コレ!?」と悩んだものです。何せ、当然ですが母親にはペニスなんてありません。とくに初めての育児では、「わからないけど、わが子のために間違った選択だけはしたくない……!」と意気込んでいただけに、息子のペニスとの遭遇は予告されていない一大事でした(なぜか出産に至るまで、赤ちゃんのペニスについて詳しく教えてくれる人っていないですよね……)。今回は、誰も教えてくれない小児包茎への疑問と、それを心配しすぎて陥る『包茎心配症候群 』というママの精神状態についてお話しします。●“むきむき体操”ってするべきなの!?わが子のペニスを心配するママたちにより、ネットで一時期話題となった“むきむき体操”。赤ちゃんのペニスの清潔を守るため、皮に剥き癖をつける体操として、泌尿器科と小児泌尿器科を専門とする岩室紳也先生が提唱したものです。長男の出産直後、私もネットで“むきむき体操”の存在を知りました。インターネットは便利なもので、丁寧に図解してくれた画像も出回っておりましたので、早速わが子のペニスに立ち向かってみたのですが……。「剥くってどこのこと!?癒着してない!?」。そう、真性包茎のペニスの皮は、その下にある亀頭とぺったり癒着している のです。「この皮を無理やり剥くの?え、多分、血が出るよ?出てもいいの!?」なんて恐ろしいことを考えながら、情けないことに結局何もできずじまい。「世の中のママは、果敢にもあんなことを成し遂げているのか……。母親になるってスゲェや!」という感想とともに、「どうしよう……乗り越えられない……放っておくべきか?病気とか大丈夫?」という焦燥感がフツフツと湧き出て、寝ても覚めても頭はペニスでいっぱいになりました。後ほど知ったのですが、提唱者である岩室紳也先生も、「むきむき体操は、してもしなくてもどちらでも良い 」とお考えで、全ての男子ママに課せられた必須の登竜門だというわけではありません。「血が出るんじゃない?」「間違えるかも!」と不安があるのであれば、無理にしなくてもOKです。安心してください。●男の子を持つママたちの『包茎心配症候群』にまつわる経験談5選「むきむき体操を無理にしなくても良い」と紹介したのにはわけがあります。わが子のペニスを過度に心配することで起こる『包茎心配症候群』をご存じでしょうか?包茎心配症候群とは、男の子の赤ちゃんを持つママがわが子の包茎に対して不安や焦燥感を抱く状態 を指します。2010年3月20日、朝日新聞出版から出版された雑誌『AERA(アエラ)』で紹介され注目を集めました。また朝日新聞出版では、これよりも以前(2002年10月)の『週刊朝日』でも小児包茎を過度に心配するママたちを取り上げています。「包茎心配症候群なんて、うちには関係ないよ」とお考えですか?ところが意外にも、男の子を持つママたちには少なくはない様子 です。このたび、実際に男の子を育てるママたちによる包茎心配症候群チックな体験談を取材しました。●(1)無理やりやった結果、出血……『お風呂に入れるたび、息子のペニスが気になって仕方なかった。なぜなら、息子の尿道から見える恥垢が小児科なんかでアドバイスされる“清潔な状態”とは程遠く感じられたから。でも、どう考えても剥かなきゃ洗えないし……。意を決してある日、力いっぱい剥いてみた。案の定出血して、息子はギャン泣き……。 私も泣きながら、「ごめんねごめんね」と謝り倒し、なんとか洗ってそれ以来触っていない。今2歳になるけど、いまだに息子のペニスが怖い、そして心配』(20代・2歳児のママ)●(2)病的に執着していた『当たり前だけど、赤ちゃんのペニスと旦那のペニスは違う。でも、いつかは大人と同じ状態になるわけで……。ゴールがそこ(旦那の状態)なら、早めに剥いてあげたいと思った。おむつ替えやお風呂のたびにむきむき体操をした甲斐あって、今ではお風呂のときに本人が自分で剥いて洗ってる 。でも、泣きじゃくる息子を押さえてむきむき体操をしていたころのことを思い出すと、いたたまれない気持ちになる。赤ちゃんだったから記憶にはないみたいだけど、あのときの私は病的にペニスに執着していた』(30代・5歳児のママ)●(3)息子の成長に一点の曇りも許せなかった『旦那に「放っとけば、いつか自分でなんとかするものだから」と言われた。同性だから私よりは分かっているはずなのに、全く力になってくれず……。「いつかは剥けるものなんだろうけど、ずっと剥けずに悩んでる成人男性だっているんでしょ!?息子には、絶対そうなってほしくない!」と思っていた。実際、そうなったらそうなったとき(手術とかあるし)なんだろうけど、初めてわが子を抱えた当時の私にとって、息子の成長に一点の曇りも許せなかった 。子どもが大きくなってくれば、一点どころかあちこちに曇りがありまくりで(笑)、包茎なんて微々たるものに思えるようになったけど……』(40代・小2のママ)●(4)ネットのせいで不安が大きくなった『ネットでも「剥いてあげるべき」という言葉が多く見受けられ、おむつ替えのたびに「なんとかしてあげなきゃ」と焦っていた。ネットのない時代なら、「子どものペニスはこんなもの」と楽観的に考えられていたのかも?と感じる。実際、ネットで小児包茎の情報に触れるまで、子どもが包茎なのは当然だと認識していた。下手にさまざまな情報が入ってくる現代は、メリットもあるのかもしれないがデメリットも大きいと思う。素人がインターネットで得た知識はどうしても中途半端で、今思えば、いらぬ焦りばかりが膨らんだ 』(20代・5歳児のママ)●(5)母親教室でもっと詳しく説明してほしかった『女の子と男の子を育児中。正直どちらも、“性器への疑問”はあった。男の子の包茎はもちろん、たとえば女の子の性器もどう拭けばいいのか……。出産前の母親教室に参加した際、“オムツの替え方”についての説明を受けたこともあるけれど、「ここをこうやってオムツを脱がして〜」までは具体的な説明をしてくれるのに、「脱がしたら綺麗にしてあげましょう」みたいな感じで、一番知りたいところをボカして説明される 。教室で使用する人形も、当然だけど性器がリアルなわけじゃないので、ツルツルの何もない股間を拭く動作だけして教室終了!あれじゃ何もわからない。母子手帳を受け取るタイミングや母親教室なんかで、もっと性器について踏み込んで触れてほしいと感じた 。とくに男の子のペニスについては、自分には無い器官なのでボカされると本当に何もわからない』(30代・3歳児のママ)----------男の子を育てるママであれば、大なり小なり“息子のペニス問題”を気にかけたことがある印象を受けました。また、インターネットが普及した現代だからこそ、さまざまな情報に触れることで不安や焦燥感が増長されているのでは?という声もあり、ネットが持つ便利さ以外の側面が垣間見えます。包茎心配症候群が加速し、独断で無茶な処置をしてしまった場合、誤ってペニスが傷ついてしまうケース もある様子。「できるかどうかわからないけど……イッチョやってみるか!」と決断するくらいなら、いったん忘れて様子を見た方が賢明なのではないでしょうか。小児包茎は病気ではありません。痛がるわが子を押さえつけて無理やり剥く必要はない のです。繰り返し包皮炎が起こる、おしっこが飛び散る、包皮が膨らむ、などの異常が起こらない限り、過度な心配をせず心に余裕を持って成長を見守ってあげましょう。●わからないことは、わかる人に聞けばいい!わが家の小児包茎問題は、結局パパへ丸投げすることで決着しました。無責任なように感じられるかもしれませんが、ペニスの皮を剥くにしても、そのまま様子を見るにしても、母親である私では加減がわかりません。それならば、私よりも詳しいはずであるパパに任せてしまった方が適任 だと感じたからです。息子たちのペニスの皮は剥かれたのか否か……。それは彼らのコアなプライバシーに関わるので、ここでの明言は控えておきます。どちらにしても、自分よりも詳しい人が常に家にいると思えば、私自身の気持ちも幾分か楽になったことは事実です。わからないことがあるのなら、わかる人に聞くべきです。とても基本的なことですが、これは当然育児にも当てはまります。わからないことをネットで調べる時代ですが、それでも理解しきれないこともあるでしょう。それなら、詳しい人に聞けば済むこと なのです。相談者様のご主人は“放っておけ派”である様子ですが、相談者様が抱く心配や不安を全て話した上での意見なのでしょうか?病気のリスクがある話をご主人にお話ししましたか?不安や疑問をきちんと打ち明けて、一度話し合いの場を設けてみてはいかがでしょう。大切な“息子の息子”の問題であれば、たとえ無関心を決め込むタイプのパパであっても、真面目にならざるをえないはず。「それでも頼りない!」と感じるのであれば、独断で判断せず病院で相談してみてください 。定期検診での問診や、病院での予防接種など、赤ちゃんが小さいうちは小児科医と何度も顔を合わせるチャンスがあります。彼らは多くの赤ちゃんが成長していくのを見届けてきた、子どもの体の専門家。恥ずかしがらず、ぜひ勇気を出して聞いてみましょう。その一歩から、息子さんのペニスとママの精神状態の未来は開けてくるはずです。【参考文献】・『ママもパパも知っておきたい よくわかるオチンチンの話』岩室紳也・監修【参考リンク】・包茎 | 日本小児外科学会()●ライター/木村華子(ママライター)
2016年04月06日妊娠中期の食欲との付き合い方妊娠中期にさしかかると、つわり症状が落ち着く傾向にあります。半面、食欲が沸き、以前より食べる量が増える人もいるため、この時期は体重コントロールが大切です。体重コントロールはかかりつけの健診医が妊娠前のBMIから算出し、ママ一人ひとりに合わせ、妊娠期別に指導を行います。妊娠中期に増えてもいい体重は1週間におよそ0.3~0.5kgと言われています。健診医の指示に合わせ、痩せすぎたり太りすぎたりしないように注意しましょう。食事は、バランスの良いメニューを心掛け一日3食をしっかり摂るように心がければ、ママも赤ちゃんも健やかな妊娠生活を送ることができるでしょう。妊娠中期の食事内容って、どうすればいいの? 1日当たりの食事量は、妊娠前と比べおよそ250kcal増やすことが目安です。食事の時間が不規則になる生活は避け、食欲がある場合は、主食やお菓子、油ものなどの摂りすぎは避け、野菜や糖分の少ない果物を小分けにして食べるなどの工夫が必要です。夜食などの食べすぎにも注意しましょう。食欲がない場合は3食分の食事を小分けにし、食べられる時に食べるなどの工夫をしてみましょう。また妊娠中期ごろでは、赤ちゃんの成長に伴い子宮が大きくなることで、ママの体内で膀胱が圧迫されます。頻尿を我慢すると感染症などにもつながる恐れがあるため、カフェインを含まない飲み物や水などで水分を多めに取り、尿を我慢したり、溜めすぎないように意識しましょう。妊娠中期におすすめの食べ物・栄養素妊娠期間中にママが摂取した栄養素は、胎盤が完成する以前はママの血によって赤ちゃんに直接運ばれ、胎盤が完成する妊娠16週頃以降は胎盤とへその緒を通じ届けられます。また妊娠中期には、赤ちゃんの肺や筋肉が完成しはじめ、ホルモン分泌に関わる下垂体、副腎、甲状腺などもはたらきはじめます。赤ちゃんの体づくりを支えるたんぱく質、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取しましょう。メニューは主食と主菜、副菜、汁物を中心とした一汁三菜をテーマに、和食中心に整えることがおすすめです。鉄分この時期では赤ちゃんの発育上、ママの体内で作られる血液量が最大になります。妊婦健診で貧血傾向を指摘される場合もありますので、貧血を予防する鉄分を多く摂取するとよいでしょう。レバー豚もも肉菜の花ほうれん草小松菜キハダマグロイワシカツオカキ牛乳卵大豆納豆豆乳岩海苔きくらげカルシウム妊娠初期から引き続き、骨や歯を作るため、赤ちゃんには多くのカルシウムが必要です。ママのカルシウム摂取量が少なく、発育のためのカルシウムが不足すると、ママの骨や歯に蓄積されたカルシウムが溶け出し赤ちゃんに運ばれてゆき、ママの骨密度は低下します。またカルシウム不足はママの心にイライラや情緒不安定などをもたらすため、健やかな妊娠生活のためにも積極的に摂取しましょう。モロヘイヤ小松菜大根の葉かぶの葉牛乳チーズヨーグルトしらす煮干し干しエビ炒りごま木綿豆腐妊娠中期に避けるべき食べ物・栄養素妊娠中期は体重コントロールを大切に、糖分・塩分を過剰に摂取するのは避けましょう。スナック菓子やケーキ類、ファーストフードなど油分が多いものも避け、間食ではヨーグルトやチーズなどを上手に取り入れましょう。塩分妊娠中の塩分の摂り過ぎは、赤ちゃんのさまざまな成長を阻む可能性があるほか、早産を引き起こす妊娠高血圧症候群の原因にもなりえます。またママ自身も腎機能が低下することで体内の余分な塩分や水分が排泄されず、腎不全や尿毒症になる可能性があります。糖分糖分の摂りすぎは体重増加につながりやすい傾向があります。妊娠中のママの体重が増えすぎると、早産を引き起こす妊娠高血圧症候群や、ママの血糖値が高まることで糖尿病傾向と診断される妊娠糖尿病のリスクが高まります。お菓子などの食べ過ぎには注意しましょう。妊娠中期のメニュー例鉄分をたっぷり摂れる! ひじきの梅サラダレシピ■材料乾燥ひじき 10gごぼう 半分シソ 1~2枚A:ドレッシング(梅干し 1個、しょうゆ 大さじ1、めんつゆ 小さじ1、オリーブオイル 大さじ1)■作り方1.ひじきを水で戻し、ごぼうはささがきにして切っておく2.ひじきは熱湯でサッとゆで、水を切る。同様にごぼうをゆで、水切りする3.Aをすべて混ぜる4.2に3をかける鉄分+葉酸も! ほうれん草と納豆入り卵焼き」■材料卵 2個ほうれん草 適量納豆 1パックオリーブオイル 小さじ2塩 少々■作り方1.ほうれん草を2cmくらいに切り揃え、ボウルの中に割り入れた卵と混ぜる2.フライパンにオリーブオイルを敷き、1を注ぎ入れて弱火にして蓋をして焼く3.頃合いを見て卵焼きを裏返して焼く
2016年04月04日妊娠中のおなかの張りは下腹部周辺の重さ、皮膚の突っ張りなどの症状で、妊娠期間中にほとんどのママが感じると言われています。原因や症状は、妊娠初期、中期、後期によって異なります。生理的に起きる子宮の収縮や、子宮が大きくなり、子宮を包む膜がふくらむことによるもの、靭帯が引っ張られることによるもの、子宮の増大と共に皮膚がつっぱることによるものなど、さまざまなものがあります。妊娠初期妊娠初期のお腹の張りは、子宮が大きくなり始め、筋肉が伸びることが原因だと言われています。張る間隔はそれほど多くはなく、たまにお腹全体や下腹部が痛むなど違和感を覚えることが多いようです。痛みそのものというより、お腹がパンパン、重さを感じる、便秘のような感覚などと言われます。特に大きな心配をする必要はありませんが、つらいときには安静を心がけましょう。妊娠中期中期では安定期に突入するため、お腹の張り具合が安定する傾向があります。例えばママの体調が良くなり、活動的になったことでお腹が張る場合もありますが、その場合は安静にしておきましょう。また、この時期にひどい痛みが起きたり、張りが長引いたりする場合は、他の病気や切迫早産の可能性もあります。健診医に問い合わせ、指示を仰ぎましょう。妊娠後期妊娠後期は間隔・痛みともに強く感じられるようになります。ママが自分で触っても、張っていない時と比べてはっきりと分かるくらいの固さになります。子宮が大きくなり、収縮して固くなるなどの変化が原因です。張りを感じるたびに安静を心がけましょう。張りがなかなか納まらなかったり、出血やひどい痛みを伴ったりする場合は、赤ちゃんやお腹の中でトラブルが起きている可能性もあります。早急に健診医に問い合わせ、指示を仰ぎましょう。心配のないお腹の張り張りを感じ、安静にして体を休めれば張りが治まる場合は、生理的に子宮が収縮したり、ママが活動し子宮が刺激を感じたりしたことが原因と考えられます。こまめに休憩をとるように意識し、体を休めるようにしましょう。医師にかかったほうがいいお腹の張りしばらく休んでも張りが治まらず、間隔が短くなっていったり、痛みが強くなったりする場合、切迫流産や切迫早産の恐れがあります。また、量が多い出血を伴うような場合も、流産や早産の可能性が高いと言われています。妊娠初期は流産や子宮外妊娠の可能性も考えられ、妊娠中期から後期にかけては、お産前に子宮の中で胎盤がはがれてしまう常位胎盤早期剥離や、または早産など、ママと赤ちゃんの体に何かしらのトラブルが起きている場合もあります。いつもと違うと感じたら自己判断せず、早急に健診医に問い合わせ、指示を仰ぎましょう。
2016年04月04日妊娠中期になると、つわりの症状が治まり、今まで食べられなかった人も、食欲が戻ってくることが多くなります。この時期からは、摂取カロリーと塩分量に気をつけるようにしましょう。体重の増やしすぎ、塩分の取りすぎは、妊娠高血圧症候群の原因となります。この時期になっても、つわりのような胃のもたれやムカつきといった症状がある妊婦さんもいます。これは、妊娠を維持するために分泌が増加するプロゲステロンと、大きくなった子宮で胃が上に押し上げられるために起きるもの。消化の良いものを少量ずつ食べるようにしましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「食欲」の体験談ビタミン補給のためと、食欲がないときなどにキウイを食べていました。(33歳)食欲がありすぎる妊婦で体重管理がとても大変だったので、野菜類中心のメニューにしてコントロールしていました。(31歳)妊娠初期の時に悪阻が酷く、食べることも水を飲むこともできないほどで、点滴を受けに婦人科へ通っていたが、悪阻がなくなった途端、食欲が倍増で体重が一気に増加してしまいました。すると、医師から「悪阻の時にもっと痩せてた方が良かったのにな」と言われ、びっくりしました。(34歳)妊娠中はお腹がすいているのに、食べ物を目の前にすると食欲がなくなってしまうことが多かったです。(27歳)つわりのあと食欲が増して、体重が急に増えたけど何も言われなかった。他のドクターは結構厳しく指導していると聞いていて、怒られると思っていたのに大丈夫だった。(36歳)妊娠中は葉酸も入っているマルチビタミンを飲んでいました。夏場の暑い時期もあったので、食欲も落ちていた為、栄養を考えマルチビタミンにしました。(27歳)産前の食欲はなかなか抑えられないですが、甘いものなどはなんとか我慢した方がよいと思います。産後、後悔します。(31歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中の頻尿は多くのママが経験する症状の一つです。大きく分けて妊娠初期の頻尿と妊娠後期の頻尿がありますが、妊娠初期から後期まで継続的に頻尿があるというママもいます。頻尿とは、それまでより尿の回数が増えることを指しますが(多尿)、回数や量に明確な定義があるわけではありません。妊娠初期に頻尿になる時期とは妊娠初期の頻尿は、妊娠初期の早いうちから始まり、妊娠中期に差し掛かるころまで発生する傾向があります。ママによっては、頻尿の症状が妊娠に気づくきっかけの一つとなる場合もあるでしょう。また、頻繁に尿意を感じるほか、ちょっとした刺激で尿が出てしまう尿もれの症状が出ることもあります。排尿に関することがらには恥ずかしさもありますが、妊娠中であれば誰にでも起こりうることです。対策の仕方と注意すべきことを心がけておけば、快適に過ごすことができるようになるでしょう。妊娠初期に頻尿になる原因(理由/原因)妊娠初期に頻尿が起こる原因は、主に以下のようなものが挙げられます。・妊娠を機に血流が増える腎臓の働きが活発になることで尿量が増したり、尿が排出されやすくなったりします。・妊娠初期に子宮が大きくなる子宮の前方にある膀胱が圧迫され、尿を溜めておける容量が少なくなり頻尿症状が現れます。妊娠中期には子宮が骨盤より上部に移動するため、膀胱の圧迫も改善されていきますが、後期に入ると大きくなった子宮が再び膀胱を圧迫するため、頻尿症状が現れる傾向があります。・黄体ホルモンの影響妊娠中に分泌される黄体ホルモンには子宮の筋肉を緩める働きがありますが、この分泌により膀胱の筋肉も弱められてしまうことがあります。ホルモンの分泌量や身体への影響については個人差があるため、頻尿症状として現れない場合もあります。妊娠初期に頻尿になったら、注意したいこと尿意を感じたら、我慢せずにきちんとトイレに行くようにしましょう。妊娠初期の頻尿では膀胱の筋肉が弱まり、尿を貯めておける容量も妊娠前より小さくなっているため、こまめに排泄する必要があります。残尿感が気になるようであれば、排泄の際に少し前屈みの姿勢を取ってみましょう。外部的に膀胱を圧迫することができ、尿がうまく排泄される場合があります。また、尿意を我慢すると膀胱炎を引き起こす原因となります。とくに妊娠中は免疫力が弱まっているので、膀胱炎のような各種の感染症にかかりやすくなっています。通院が必要になるケースもあるため、尿意を感じたら速やかに排泄しましょう。ただし、通常の頻尿症状との違いがある場合は、他の病気が原因になっている可能性があります。・排尿の頻度があまりに多い(5分おきの尿意が繰り返される、など)・排尿時に痛みを感じる・排泄した尿に血が混じっている・残尿感がある・尿に白濁がみられる・38℃以上の高熱が続く上記のような症状がある場合、膀胱炎や腎盂腎炎、または尿路結石症を起こしている可能性があります。健診医に相談のうえ、泌尿器科を受診しましょう。妊娠初期の頻尿予防と対策仕事をしていたり、運転中であったりなどの外出先では、尿意があってもトイレに行けない場合もあります。その場合は市販されている妊婦向けの尿漏れパッドを利用してみましょう。すぐにトイレに行けなくても、何かの拍子に尿漏れしても大丈夫などという安心感があれば、ストレスを感じにくくなります。また、利尿作用のあるカフェインの摂りすぎは頻尿の症状が悪化します。併せて妊娠中は、お腹の赤ちゃんに優先的に水分が回されることで水分不足になり、便秘も起きやすくなります。頻尿になると、つい水分を控えがちですが、脱水予防のためにも水や麦茶などカフェインレスの飲み物でこまめな水分摂取を行いましょう。時にコーヒーや紅茶を楽しみたい場合、デカフェ(カフェインレス)のコーヒー、紅茶などで代用しましょう。また、冷えも頻尿の症状を悪化させます。ひざかけを使ったり、お風呂で湯船に浸かって温まったりするなどの工夫を行い、体を冷やさないようにして過ごしましょう。
2016年04月04日頻尿は、一般的に起床時~就寝までの排尿回数が8回以上である場合を指す症状です。一つの目安であり、その日の水分摂取量や活動量などでも個人差があります。あわせて残尿感を伴います。妊娠中期の頻尿はいつからいつまでになるの?妊娠期間中は、お腹の赤ちゃんに送るために通常より多くの血液を必要とします。妊娠初期は、心臓で作られた血液や体液をろ過する役割を担う腎臓のはたらきが活発化するため、頻尿につながると言われています。妊娠中期ではママの体内で作られる血液量が最大となり、血液が腎臓でろ過される際、原尿と呼ばれる尿の元になるものがあるため、頻尿が起こりやすくなります。お腹の赤ちゃんが大きくなり子宮が膀胱を圧迫することでも頻尿症状が現れるため、妊娠後期からお産直前まで頻尿になる場合があります。妊娠中期に頻尿が現れる時期とは妊娠中のすべての期間を通して、頻尿症状を感じるママが多いと言われています。いずれもお腹の赤ちゃんの成長に伴う理由が原因とされ、産後には解消されるケースがほとんどです。妊娠中期では、妊娠16~24週ごろに頻尿症状が現れやすい傾向があります。こんな頻尿症状の場合は、感染症に注意妊娠中期の頻尿は、大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで尿が溜まっていなくても尿意を感じることと、尿が溜まる量が少なくなることで起こります。妊娠期間中の頻尿は、主に妊娠による生理現象のため治療の必要はありません。まれに排尿を我慢することで感染症を引き起こしたり、尿路の感染や炎症が原因となり頻尿症状が現れたりする可能性があります。尿路感染による感染症は、直接赤ちゃんへの影響はなく、早期治療すれば妊娠に影響がない場合がほとんどです。しかし、重篤化すると炎症によって子宮が収縮し、早産や流産になりかねません。感染による症状を感じる場合は、早めに健診医または分娩医に相談しましょう。膀胱炎(ぼうこうえん)頻尿に加え、排尿時にピリッとした痛みがある、残尿感がある、尿の色が赤いなどといった場合は膀胱炎の疑いがあります。普段は排尿によって尿道に存在する細菌も洗い流されますが、妊娠中は抵抗力が低下しているため、感染しやすくなっていることが原因です。腎盂炎(じんうえん)膀胱炎が悪化すると、膀胱から尿管・腎臓へと細菌が上行し、腎盂炎を発症します。酷い残尿感、出血、悪寒や震え、腰痛などの症状に伴い38~40度の高熱が出ます。多くの場合は入院しての治療が必要です。妊娠中期の頻尿対策と感染症予防妊娠中のすべての期間において、排尿を我慢しないことが一番の予防になります。尿意を感じたら、できる限りすぐにトイレに行きましょう。排尿して細菌を洗い流す女性の体は、尿道と膣、肛門が近くにあることから細菌が入りやすい構造をしています。尿路に存在する細菌は、排尿で洗い流しましょう。こまめに水分補給を行い、尿の回数を増やすことも効果的です。外陰部を清潔に保つおりものシートなどを使用している場合はこまめに交換したり、排便時は膣周辺に触れないようお尻を前から後ろに拭くなど、患部を清潔を保つように心がけましょう。性行為によって膀胱炎になるケースもあるため、その場合は自分だけではなく、行為前にパパの体も清潔に保つように話し合いましょう。体を温める冷えなどの理由で膀胱内の粘膜が32℃以下になると、細菌が繁殖・感染しやすい環境になります。夏でも温かい飲み物を飲む、お風呂にゆっくり浸かるなど、日頃の生活から体を温める工夫をしましょう。妊娠中期の頻尿では、こんなことにも注意妊娠期間中の頻尿症状には、尿を出したにもかかわらず、まだ残っているかのような感覚が伴う残尿感が発生する場合があります。実際に尿が残っていることは少ないと言われていますが、不快感が伴います。ただし頻尿に限らず、排尿時に痛みがあったり、残尿感があったりする場合は感染症を引き起こしている可能性があるため、健診医に相談しましょう。また病気ではありませんが、妊娠中期から後期にかけては尿漏れにも注意しましょう。せきやくしゃみなどの際、お腹の圧力で尿が漏れることがあります。これも、妊娠中、子宮が膀胱や尿道を圧迫し続けることが原因です。尿漏れの量に応じて、尿漏れパッドや生理用ナプキンを使用しましょう。清潔を保つためこまめに付け替えましょう。妊娠中期の頻尿予防と対策妊娠中期の頻尿を予防するには、膀胱を支える骨盤底筋群と呼ばれる筋肉を鍛える方法があります。排尿時に尿を止めたり、おしりの穴を絞めたりすると骨盤底筋群の存在が分かりやすいと言われています。意識的に絞めたり緩めたりする運動を行うことで、強化することができます。ただし膣や肛門を締めるときは、お腹に力を入れないように注意しましょう。
2016年04月04日妊娠期間中はすべての期において胸の張りを感じることがありますが、妊娠中期では、妊娠を継続しやすくしながら、赤ちゃんが成長しやすいようママの体内を調整するはたらきを持つ卵胞ホルモン(プロゲステロン)が関係します。プロゲステロンの分泌が盛んになると乳房の乳腺組織が増え、血管が膨張するため、内側から圧迫された乳房に張りや痛みを感じるようになると言われています。これは、乳腺や乳管の組織を発達させ、赤ちゃんが生まれた後すぐに授乳できるようにするための変化だと言えます。プロゲステロンは妊娠8~9ヶ月ごろに分泌量のピークを迎えるため、妊娠中期から後期にかけ、胸の張り症状が現れる傾向があります。・胸全体が張った感じがする・胸にチリチリ、ムズムズといった感覚がある・乳首の周りに違和感を感じる・乳首が衣服などに触れると痛みを感じる・乳首や乳房にかゆみを感じる妊娠中期の胸の張りが現れる時期とは妊娠中期の胸の張りは、胎盤が完成する妊娠16週~27週頃にかけて起き、妊娠後期の35週目頃にピークを迎えます。それ以前の妊娠初期では、子宮内膜を厚くして受精卵を着床しやすくするなど妊娠を継続させる環境を整えるためにプロゲステロンがはたらきます。そのため胸の張りなどが症状として現れることがあります。妊娠中期の胸の張りの症状内側から押し上げられるかのような胸の張りのほか、チクチクした痛みやかゆみ、むず痒さ、乳首の周りの違和感などが現れることがあります。この時期はプロゲステロンのはたらきで乳房の乳腺組織が発達するため、乳首から透明や黄色の分泌液が出ることもあります。乳房の内部では、母乳が通る乳管が枝分かれしはじめ、乳汁が溜まる腺房と呼ばれる房のようなものができます。ここに溜まった最初の乳を初乳と呼び、お産後1週間かけて赤ちゃんに飲ませることになります。初乳には赤ちゃんを守る抗体成分や貴重な栄養が含まれており、赤ちゃんを病気から守る効能があります。乳首を軽く圧迫させると分泌液が出るのは、内部に初乳が溜まりはじめている証拠です。基本的には、胸の張りは妊娠のために必要な身体の変化の一環として生じるものであり、その症状が続くことで別の疾患や病気を引き起こす心配はありません。ただし、胸の張り以外にしこりを発見したり、乳首から出血がみられたりするような場合は、乳腺症や乳腺線維腺腫、乳ガンなど別の要因が考えられます。速やかに産婦人科を受診しましょう。妊娠中期の胸の張りの、予防と対策女性の胸はとてもデリケートで、妊娠期間中も同様に繊細な器官です。優しく扱うことを心掛けましょう。胸が張っている場合は、おっぱいのケアやマッサージは避けましょう。無理に行うと乳首や乳腺を傷つける可能性があります。アンダーウェア・下着胸や肌への刺激が少ないものを選びましょう。なるべく締め付け感が少ないもの、ワイヤー素材のないものやマタニティ専用ブラジャー、パッド付きのキャミソールなどがおすすめです。母乳パッド乳首から乳汁などの分泌液が出る場合には、母乳パッドを使用しましょう。乳首のこすれによる痛みを防ぐ効果もあります。胸の保湿ケア胸周りの肌の乾燥が、かゆみや痛みなどとなって症状を悪化させてしまう可能性があります。肌の状態に合わせ、お風呂上がりにボディ用の保湿クリームを塗るとよいでしょう。入浴時の洗い方乳房や乳頭部分はデリケートであり、刺激を与えると胸の張りや痛みをさらに強くしてしまう可能性もあります。お風呂で胸を洗う際には、柔らかめのタオルか手で軽く洗うようにしましょう。胸を温めすぎない妊娠中の身体は温めることをおすすめしますが、胸の張りがつらいときは入浴時のお風呂の温度をぬるめにし、胸を温めすぎないようにすることがおすすめです。季節によってはシャワーだけにしてもよいでしょう。
2016年04月04日妊娠初期から引き続き、中期に入っても倦怠感が続くことがあります。倦怠感は疲れやすい、熱っぽい、だるい、体が重い、または眠気やめまいなどの症状として現れます。この時期に落ち着く傾向があるつわり症状も倦怠感の一種であると言えます。吐き気や頭痛、微熱、体のだるさ、眠気、イライラなどの症状があります。妊娠中期の倦怠感は、赤ちゃんの成長に用いられる栄養素を含んだ血液がママの体内で不足し、貧血気味になることが原因の一つと考えられています。また、赤ちゃんの成長に伴う体重の重みで下半身に負担がかかることなどでも倦怠感を感じます。そのほかにも、妊娠を継続させるはたらきを持つ黄体ホルモン(プロゲステロン、エストロゲン)のバランスが崩れた際に起きる情緒不安定や、妊娠生活のストレスや不安などからも、倦怠感が発生すると言われます。妊娠中期の倦怠感が現れる時期とは妊娠中期の倦怠感は、妊娠16~27週に発生しやすいとされますが、特に期間が明確に決められているものではなく、妊娠初期から継続したり、妊娠後期にも感じたりすることもあります。出産後は、ホルモンバランスが整ったり、産後の体調整備などを経たりすることで、倦怠感も減少すると言われています。妊娠中期に起こる倦怠感と風邪との違い・見分け方妊娠周期の倦怠感は、風邪症状に似ているものもあります。疲れやすい、熱っぽい、だるい、体が重い、または眠気やめまいなどは妊娠特有の倦怠感ですが、それらに加えて発熱や寒気、のどの炎症や咳などがある場合は風邪を引いている可能性があります。また、めまいがある場合は、貧血によるものか体調不良によるものかでも現れ方が多少異なります。貧血の場合は立ちくらみ、体調不良の場合は発熱などによる浮遊感などが考えられます。風邪を引いていると分かった場合は、自己判断で市販の薬を飲む前に健診医や分娩医に相談しましょう。市販の内服薬の場合、胃または腸から肝臓を経て血管に吸収され、薬の成分が血管中にある間に効果として体に作用し、肝臓や腎臓で代謝されて他の物質となり便や尿として排出されます。排出までにかかる期間は個人差がありますが、そもそも、成分のほとんどは体内に残りません。妊娠4ヶ月目の14週~16週ごろには、ママと赤ちゃんをつなぐ胎盤が完成します。血液が混ざり合わないようになり、胎盤に備わっているフィルター機能のはたらきで薬の成分の侵入が制限されるようになります。ただし分子の小さい成分は胎盤を通過するので赤ちゃんの体内に入る可能性もあるため、市販の風邪薬を服用する際には必ず健診医や分娩医に相談しましょう。妊娠中期の倦怠感の予防と対策妊娠中期の倦怠感を予防するには、貧血予防と十分な休息に効果があります。貧血予防妊娠中期の貧血は、多くが鉄欠乏症貧血だと言われています。赤ちゃんの発育上、ママの体内で作られる血液量が最大になるためです。妊婦健診で貧血傾向を指摘される場合もありますので、貧血を予防する鉄分を多く摂取するとよいでしょう。妊婦健診の血液検査で貧血が指摘された場合、健診医の指導のもと、妊娠中のママでも服用できる鉄剤や注射が処方されることもあります。ただし副作用として吐気や便秘、下痢などの胃腸症状が起きる可能性もあるため、できる限り食品から鉄分を補給しましょう。レバー豚もも肉菜の花ほうれん草小松菜キハダマグロキワシカツオカキ牛乳卵大豆納豆豆乳ひじき岩海苔きくらげ十分な休息倦怠感に眠気やだるさを伴う場合は、妊娠によって負担が生じているママの体が休息を欲していることの現れです。無理をせずに休憩したり、横になれたりする環境を整え、心身穏やかに過ごしましょう。
2016年04月04日妊娠後期になると、お腹はかなり大きくなり、誰が見ても妊婦さんに見えるようなスタイルになってきます。 妊娠7カ月の終わりに、身長約35cm、体重約1000gだった胎児は、妊娠8カ月の終わりには身長約40cm、体重は1500gに。今までは身長の伸び幅の方が大きかったのですが、ここでは体重が1.5倍に増え、ふっくらした赤ちゃんらしい体型になってきます。妊娠9カ月の終わりには、身長約45cm、体重は約2000gに。34週を過ぎると、肺機能が成熟し、万一早産で産まれたとしても、NICU管理なしで生活ができる状態で、ほぼ正期産児と変わりません。臨月である妊娠10カ月の終わりには、胎児は身長約50cm、体重約3000gとなります。妊娠後期に入ると、大きくなった子宮の圧迫により、胃もたれやムカつきといった、つわりのような症状が現れることがあります(俗に後期つわりなどという)。これは妊婦の体の構造上、仕方のないこと。少量ずつ回数を分けて食事をするなどしましょう。この症状は、妊娠10カ月になり、胎児が骨盤内に下降すると、胃への圧迫がなくなるので治まります。みんなどうだった? 妊娠後期の「お腹」の体験談仕事中、疲れたときにお腹の張りを感じました。ウエスト部全体がぱつんぱつんなるような感覚でした。私はギリギリまで仕事をしていたし、震災直後だったので余震が沢山ありその時はお腹の痛み、特に張りがありました。病院から薬を出されて、出産当日まで飲んでいました。双子だったので初期からお腹が大きく、中期からお腹が張り、深夜に救急外来にかかったり、会社も休みがちになりました。出産前に2ヶ月入院し大変でした。前回の妊娠ではかなり体重が増えたので感じなかったと思うのですが、今回は、腹膜刺激症状というのでしょうか、内側から蹴られたりする時の痛みが結構あり戸惑います。また、切迫早産と診断されて薬を処方される前に、お腹の張りに続いて、下腹部から上腹部にかけて、ギューンと絞られるような鈍い痛みがありました。さながら弱い陣痛のようで、これは芳しくない痛みだとすぐに判りました。動き回るような仕事をしていたのもあってお腹が張りやすく、痛みというより、下腹がパンパンに張ったりしていました。逆子だからお腹張りやすいからね。と言われ、根拠がわかりませんでした。妊娠後期に入り逆子(現在逆子)になりましたが、逆子体操はしなくていいから、気にするなと言われました。病院によっては逆子体操を教えたりするのに、何故?と思いました。立ち仕事だったので、長時間立っていたときや階段の昇り降りのときにお腹の張りを感じました。また、子どもが大きくなってくると足で横腹を蹴られて痛かったです。7ヶ月に入った頃にお腹の張りを健診で伝えましたが、この時期にはよくある事だと言われました。たまたま里帰り先の産院を同時期に受診し、お腹の張りを伝えたところ、張り具合を機械で測り、結果切迫気味で自宅安静になりました。里帰り先で受診して良かったです。お腹の張りが頻繁にあり健診の度に医師に訴えていたのに、人が入っているのだから仕方がないと言われ軽視され、切迫早産になってしまい結果早産になってしまいました。ウテメリン(お腹の張りどめ)の服用方法で、ある医師は「早いうちから飲むと妊娠後期に効き目が薄れるから少し飲まないで我慢して」と言い、また別の医師は「頓服にしましょう」と。どちらの指示を聞けばいいのか疑問に思いました。お腹の張りと腹痛で急遽受診した際、担当医ではない先生にあたり予約外の受診のためか冷たい対応をされたことがあります。お腹の張りや痛みの時に、こちらとしては心配なのに、あんまり気にするなの一言で終わらされた時は、これ以上この先生を信用できないし、不安を相談できないと思いました。よくお腹が張りますか?と聞かれたけど、どの状態が張っているのかわからず、結局切迫早産で入院することになりました。仕事をフルタイムで出張もしていた時、出血やお腹のハリに不安を覚えたので相談すると、無理はしないで下さいと毎回言われましたが、無理がどの程度か分からず頑張りすぎてしまいました。残業で終電で帰ったときにお腹の張りを感じて病院に行ったとき、一番の仕事は妊婦として赤ちゃんを守ることだと叱られました。9ヶ月頃からはお腹に食べ物が入るとお腹を蹴られて気持ち悪くなっていました。お腹の写真、マタニティフォトは撮りました。出産ぎりぎりにやっぱり残しておきたいと思い、夫に撮ってもらいました。今では本当に撮っておいてよかったと思っています。それから、34週に1泊で旅行へ行きました。迷ったけど、大きなおなかでの最後の二人旅行も行ってよかったです。(32歳)夫と念願の京都へ旅行した。マタニティフォトは震災二日後の予定だったのでキャンセルになった。(26歳)7ヶ月の時、県内だけど露天風呂付き客室を予約して贅沢旅行した。結婚式を挙げた所は写真館でもあるので、担当プランナーさんに妊娠の報告がてらマタニティフォトを撮ってもらおうかと計画中です。無料券をもらったので使おうと思います。(33歳)切迫早産で妊娠期間を楽しめなかったので 予定日の2週間前にペットと旦那と一緒にマタニティフォトを撮影しに行った。妊娠期間は旦那にムカついてばかりだったけど、この写真のおかげでいい妊娠期間だったと記憶を塗り替えた。(30歳)マタニティフォトを撮りました。アルバムが見開き三枚になっていて、妊娠中のお腹、お宮参り、ハーフバースデーの写真を入れられるので、良い思い出となりました。(33歳)主人とマタニティーフォトを撮りに行きました。安産祈願として近所にある伊奴神社に行きました。そこは安産祈願で有名な神社だと聞いたのでお守りも買いました。お守りの中に犬が入っているタイプのストラップにできるものが可愛かったです。今でも大切に持っています。(25歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期に入ると、ますます子宮が成長し、それに伴っておなかは大きくせり出してきます。妊娠8カ月のときの子宮底長は27cm。このとき、子宮内の羊水量がピークとなり、約800mlの量が子宮内にあります。妊娠9カ月で子宮底長は約30cm、臨月には33cmとなります。妊娠9カ月から徐々に羊水の量は減少し、臨月には500mlほどになりますが、その分胎児が成長し、大きくなるため、おなかは羊水が減った分小さくなるどころか、大きくなり続けます。そのため、大きくなった子宮によって胃が押しあげられたり、骨盤を圧迫したりするようになります。この時期にまた初期のつわりのような状態になることがあり、俗に後期つわりなどといわれていますが、原因は初期のつわりとは違い、子宮による圧迫です。これは臨月になって胎児が骨盤の中へ降りるまで続きます。また、子宮の圧迫によって、腸の動きが制限されるため、便秘にも留意が必要です。みんなどうだった? 妊娠後期の「子宮」の体験談胃痙攣のような痛みや、みぞおちにひどい痛みがあり、翌日、子宮口が少し開いていました。病院で診てもらうとお腹の張りが強いということでしたが、自分ではさほど感じなかった。しかし子宮口が開いてきてしまい自宅安静になりました。それでも歩きで片道5分の長男の園送迎だけしていました。結果妊娠32週目に切迫早産の危険が高くなり、36週目まで入院となりました。一度、明け方に左の脇腹が猛烈に痛くなり、起き上がれないほどになって病院に行ったところ、子宮が大きくなって腸が圧迫されたことによる便秘とのことでした。少し恥ずかしかったけれど、本当に痛くて会社を休んだほどだったし、妊婦は便秘との戦いだよと先生に言われ、侮れないなと実感しました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、腹痛を感じることがあります。初期には、大きくなりはじめた子宮が、周囲を圧迫するために、下腹部が締め付けられる、引っ張られる、キュッとくるといった症状の痛みを感じます。また、足のつけ根のあたりや下腹部などのつるような痛みは、子宮をささえている靱帯が、子宮の急激な大きさの変化に、急激に伸びなくてはならず、悲鳴をあげている、けいれんを起こしている状態と考えられます。これらはいずれも正常な妊娠の生理的現象の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。 あまりに激痛を感じる場合や、出血を伴った痛みの場合は、危険信号です。子宮ではないところに受精卵が着床している子宮外妊娠(異所性妊娠)や絨毛膜下血腫といった、なんらかのトラブルを疑う必要があります。中期や後期でもおなかの張りや痛みを感じることがありますが、一過性のもので、休んでいておさまるようならば特に心配はいりません。初期と同じように、激痛を感じたり、出血や破水を伴う場合には、すぐに受診しましょう。また、おなかのどの部分が痛むのかによって、原因も異なります。もし痛みが下腹部ではなく上部にあるならば、胃炎などの可能性もあります。みんなどうだった? 妊娠中の「腹痛」の体験談・つわりの時期に頭痛や腹痛が多かったです。便秘になりやすかったり、くだりやすかったりもしました。・妊娠中期くらいから片側の肋骨が痛かったです。おなかの妊娠線ばかり気にしていたら、妊娠直後すでにおしりに妊娠線ができていました。(35歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、分娩に向けて母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、母体の血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、血漿量は、妊娠後期で50%UPするのに対して、赤血球量は20%UP程度。つまり、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まったような状態になり、貧血のように見えるわけです。これは妊婦の生理的現象なので、あまり心配する必要はありませんが、妊娠前から貧血気味の人は、妊娠初期から鉄欠乏性貧血になることが多くなります。また普段は貧血ではない人も、妊娠後期になると鉄欠乏性貧血になることがあります。鉄欠乏性貧血だと、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛などの症状がでます。発症した場合、胎児に影響がでるため、予防として鉄剤が処方されることがあります。この場合、きちんと用法容量を守って、飲みましょう。鉄の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「貧血」の体験談・貧血で倒れて内科に受診しました。そこで念のため、と妊娠検査薬を初めて使ったら妊娠初期であることが発覚しました。・妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけました。(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると増加する女性ホルモンのうち、プロゲステロンは、通常の月経(生理)周期の高温相にも増加するもので、作用としてだるさ、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、便秘、肌荒れ、ニキビ、乳房痛、イライラ、憂鬱、無気力などを生じさせます。妊娠期には、この増加したプロゲステロンが、激しい眠気の原因となります。この症状は、つわりの一種とされています。初期の眠気はこれが原因。中期・後期になると、加えて体が重くなり負担が増すため、疲れやすく、眠くなります。後期には、産後の授乳に備えて体内リズムが変化し、眠りが浅くなり、そのかわり昼でも眠れる状態に近づいていきます。このように、妊娠期に眠いのは自然で正常な現象です。眠ってしまっても大丈夫な環境であれば、我慢せず眠るのが一番です。ワーキング妊婦さんなど、眠るわけにいかない場合は、飴を食べたりガムを噛む、冷たい飲み物を少し飲む、体を動かす、深呼吸、人と話して気を紛らわせるなど、自分なりの眠気解消法を試してみましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「眠気」の体験談・3~5ヶ月のとき、とにかく眠くて睡魔との戦いだった。眠気をがまんせずに、5分でもいいから横になるとだいぶ眠気もおさまりました。・昼寝をして眠気を解消。我慢することの方がつらいので、眠くなったら少しでも寝るようにしていた。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると胃痛になることがあります。妊娠すると消化器運動が低下し、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞するようになります。その結果、ムカムカしたり、胃酸の分泌異常が起こって、胃痛になったりするのです。胃痛は胎児とは関係ありません。また、市販の胃薬は胎児へ影響がないといわれていますが、心配な人は診断を受け、処方をしてもらった薬を飲みましょう。また、妊娠中は大きくなったおなかに胃が圧迫され、胃酸が食道の方へ逆流しやすく、いわゆる逆流性食道炎になりやすいといわれています。妊娠初期のつわりが、出産時まで続いたという妊婦さんがたまにいますが、それは途中から逆流性食道炎になったものと考えられます。分娩すると胃の圧迫がとれますので、症状はおさまるのが普通です。しかし、妊娠中に症状が悪化してしまうと、出産後も逆流性食道炎の症状に悩まされ、産後つわりになってしまいます。妊娠前から逆流性食道炎の症状がある人は、悪化させやすい状態です。妊娠中だからという理由で、薬を我慢して悪化させてしまうと、あとあと大変に。医師の指示を守って薬を飲みましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「胃痛」の体験談・妊娠の超初期に、胃痛や胸焼けのようなものを感じて、妊娠検査薬を使いました。2人目がずっと欲しかったのですが、なかなか出来ず、母の病気など色んな悩みがあった時期だったので、ただの胃痛や胸焼けだと思っていたら嬉しい結果でした。・胃痛がつらかった妊婦期は、産婦人科で薬を出してもらいました。赤ちゃんにはまったく影響ない薬を出してくれるので、小さなことでもなんでも産婦人科の先生に相談するといいと思います。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠している女性は、心穏やかにハッピーな毎日とはいきません。まず妊娠初期にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌が開始。これが妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを産生させます。このプロゲステロンは、通常の月経(生理)周期の高温相にも増加するもので、だるさ、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、便秘、肌荒れ、ニキビ、乳房痛、イライラ、憂鬱、無気力などをといった月経前症候群(PMS)の原因となるホルモンです。つまり、妊娠初期にはPMSと似た形で、増加したプロゲステロンが、さまざまな不調を引き起こします。肌荒れもそのひとつです。また、妊娠すると、子宮へ水を集めるような身体に変化します。そのため、それ以外の部位が乾燥してしまいます。これも肌荒れの原因です。お風呂上りの保湿ケアをしっかりしましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「肌荒れ」の体験談・ビタミンCを、肌荒れやシミが出来やすいので摂取しました。また葉酸のグミタイプの物は、つわりの時期にも食べやすく美味しかったので、出産まで摂取出来ました。(32歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、妊娠を維持するために、女性ホルモンである、エストロゲン、プロゲステロンが増加します。このプロゲステロンは、通常の月経(生理)周期の高温相にも増加する、月経前症候群(PMS)の犯人。その作用としてだるさ、頭痛、吐き気、ほてり、むくみ、便秘、肌荒れ、ニキビ、乳房痛、イライラ、憂鬱、無気力などを引き起こします。つまり、妊娠期にはPMSと同じように、増加したプロゲステロンが、さまざまな不調の原因となり、イライラもそのひとつ。妊娠初期に起きる場合、つわりの一種とされることもあります。気分転換として、軽く体を動かす、読書などなにかに没頭するなどしてやりすごしましょう。また、妊娠後期になると、おなかも大きくなり、それで腰が痛い、思うように動けなくなる、寝返りの度に目が覚める、胎動が激しくなり、うれしいのと同時に安眠を妨害されることもあります。それ以外に、動悸や息切れ、胃腸の不調も起きて、身体にかかる負担は大きくなります。これらの要因が複雑に絡み合って、ついイライラしてものにあたったりしてしまうこともあります。もちろん、初めての出産の場合、分娩に対する漠然とした不安も原因になります。常にストレスを感じている状態だと、分娩のときに必要以上に肩に力が入り、陣痛の痛みを強く感じてしまうともいわれています。そのときに上手に息抜きができるよう、自分なりのリラックス法を見つけましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「イライラ」の体験談・私の場合は妊娠初期のつわりの時期、同時に風邪気味で、イライラすることも多かったです。その時はもう本当に自分が嫌な事は絶対やらず、精神的に安定させた方がいいと思います。そうすることで気持ちも楽になりました。・イライラ解消に音楽を聴きながら、大好きなお菓子を食べまくっていました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期になると、大きくなった子宮の圧迫によって、初期のつわり時期のような胃のもたれやむかつきなどを感じ、食事が摂れなくなることがあります。このような場合、少なめの量を回数を分けて食べることで、体重管理をしましょう。また、臨月に入り、胎児が骨盤の中へ下がると、胃への圧迫が薄れ、食欲が旺盛になりますが、食べすぎには十分注意が必要です。中期まで体重管理に成功している妊婦さんは、1週間あたりの体重増加の目安を意識して、妊娠後期の体重の増加量をコントロールしましょう。1週間あたりの増加量は、妊娠前のBMI数値によって変わります。妊娠前の体重(kg)を身長(m)の二乗で割ったものがBMI。このBMIが18.5未満のやせ型の妊婦さんは、1週間あたりの推奨体重増加量が、0.3kg~0.5kgになります。BMIが18.5以上25未満のふつう体型の妊婦さんの場合も、1週間あたりの推奨体重増加量は、同じく0.3kg~0.5kgです。BMIが25以上の妊婦さんの場合は、個別対応になりますので、医師と相談の上、体重管理をおこないましょう。増加目安の範囲内に収まるよう、過不足なく体重を管理しましょう。みんなどうだった? 妊娠後期の「体重」の体験談ファーストフードのハンバーガーとポテトが大好物になり、妊娠中期、妊娠後期の体重管理が大変になりました。つわりの時は、とにかく甘いものが食べたかったです。体重は17キロ増え、難産になると言われましたが、出産日まで改善出来ませんでした。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期は、体重管理に特に気を付けたい時期です。おなかが大きくなってくると、動きにくくなるため、1日の運動量が減り、エネルギーの消費量が少なくなるので、それまでと同じ食事を続けていると、あっという間に体重が増えてしまいます。とはいえ、8~9カ月の頃は子宮に胃が圧迫されて、食べられないという人も多いと思います。一番気をつけなくてはいけないのが、臨月に入ってから。胎児が骨盤内に降りることで、圧迫から解消され、ごはんが美味しく食べられるようになります。ここで一気に体重を増やしてしまう人が多いので要注意。体重の増やしすぎは難産や産後の回復の遅れ、妊娠高血圧症候群などの深刻なトラブルに繋がる可能性もありますので、注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠後期の「食事」の体験談妊娠後期は浮腫がひどかったので、食事に気をつけ、ラーメンを我慢したりしていました。(27歳)血糖値が高く、妊娠後期に妊娠糖尿病だったので、温野菜など野菜のおかずを食べるように心がけました。(37歳)小魚アーモンドでカルシウムを補給し、オレンジジュースでビタミンを補給していましたが、妊娠後期に、ジュースではダメと医師に注意されました。(37歳)妊娠後期のむくみ解消のため、小豆をよくとるようにしていました。(37歳)妊娠後期、妊娠中毒症で減塩食を食べていたら夫に「俺はそんなまずそうなもん食べられへんわ~」と言われてカチンと来ました。無事に赤ちゃんを産むために頑張っているのに、呑気で他人事のように聞こえました。(36歳)ずっと便秘で、特に妊娠後期は痔になってしまいました。ヨーグルト、プルーン、アーモンド色々試したけれど全く効かず、産婦人科でお薬をもらっていました。もともと便秘がちで、野菜をたくさん摂ったり、ヨーグルトを食べて努力していましたが、妊娠後期から1週間以上出ないことが多くなりました。先生に相談して便を軟らかく出しやすくするマグネシウムの薬を処方してもらいました。体重が増えて注意されたので、食事に注意していたら体重が少し減りました。減ったら減ったでまた注意されました。(32歳)体重管理について運動と食事制限はしているかと言われたのでどちらもしていると答えたら、働いている妊婦は運動しない方がいいと言われた。(30歳)妊娠高血圧症にかかってしまった時、食事に気をつけるように言われて、自分なりに注意した生活をしていたのに結局良くならなくて、具体的なアドバイスを全くしてくれなかったのに、ひどく怒られました。(38歳)健診を受けている病院で血糖値が基準値より1低いとのことで妊娠糖尿病扱いでした。毎日、毎食後の血糖値測定と食事療法を命じられましたが、出産する病院ではそんな必要は全く無いとのことでした。医師によって違うものだと思いました。(32歳)妊娠中にかかっていた病院で助産婦に、妊娠中の体重管理のためか、食事について、麺類一切禁止、ジュース、果汁100%のジュースもだめ、果糖があるからフルーツもすべてだめ、お菓子ももちろん禁止、その他いろいろ、びっくりするほど厳しい食事制限を言われました。当時は初めての妊娠で神経質だったので不安でしたし、ストレスでした。結局体重もあまり増加しませんでした。また、予定日より1ヶ月早かったのに、2500グラムを超えたから、すぐにでも生まれたほうが良い、小さく産んだほうが良い、と言われました。誰に言っても、おかしい、と言われましたが、かなり厳しい感じの助産師さんで、アドバイスされることでますます不安で、妊婦にとってはかなりストレスでした。もっと大きく産んであげたかったことと、のびのびとした気持ちで妊娠期間を過ごせなかったことを後悔しました。(37歳)食事の制限は特にしなかったかわりに、なるべく歩くようにした。(30歳)妊婦の時は、野菜を中心に食べる。ストレスにならないよう「これだけ」とご褒美を量制限して食べる。外食、忘年会等の前の食事、例えば、夜、食事会であれば、その前の昼ごはんなどで栄養のあるものをしっかりおなかいっぱい食べ、その次の食事でカロリーを調整する。毎回の健診での目標体重を決め、それをこえないように1週間で調整する。(25歳)飲み物はお茶か水。食べ過ぎた次の日はなるべく低カロリーの食事にする。(33歳)自宅では和食中心の献立にして、イベントでの食事は食べたいものを食べるようにしていました。(33歳)家での食事は炭水化物を抜き、外食は食べ過ぎてしまうのでなるべく外食はしない様に心がけました。その分イベントの時には豪華に食事をしました。(35歳)なるべく外食はせず自宅で食事をするようにし、減塩のものを使用していました。集まりがある際は自分のペースで食べるようにし、ローカロリーなものを食べるようにしました。(31歳)子供と食事をシェアしたり、塩分控えめの野菜を沢山とれる食事を選ぶようにした。(36歳)妊娠後期に一気に体重が増えだしたため、外食を控えたり、家での食事は家族に協力してもらった。(33歳)旦那の家に行くと、出された食事はすべて食べないといけない気がして常に満腹でした。(29歳)とにかく我慢しました。赤ちゃんの事を考えて塩分控えめ、野菜中心に食事しました。(23歳)運動を毎日して、たくさん食べてしまったあとは野菜や煮物中心の質素な食事を心がけました。(37歳)妊娠中はレコーディングダイエット表で日々体重を管理し、増えすぎたら食事や運動など気をつけた。(40歳)予定日に近づくにつれて、あと数日で生まれるからと食事を気にせず食べたいものを食べてしまっていました。結果、予定日を1週間も過ぎたので体重は一気に増えてしまいました。(25歳)妊娠中、1番気になったのは、食事のことです。あとでもっとちゃんと調べて、気にしていればと思ったりしました。(25歳)いつもなら炭水化物を抜いたりするのですが、バランスの良い食事を心がけていたので、ダイエットらしい事は全くしませんでした。体重管理のために気をつけたのは、お野菜を多くとる事、お肉は霜降り肉より赤身をえらぶ事、そのくらいです。(40歳)パーティーでは、おしゃべりしてゆっくり食べることを心がけて大食いを防いでいます。水分をたくさんとることも心がけています。それでも外食では好きな物を食べたいので、普段の家での食事をヘルシーにして調整するようにしています。(32歳)妊娠中は油ものを控えたり、野菜中心の食事を摂るようにしていました。(29歳)年配の方にはどんどん食べたほうが良いんだと言われるのが分かっていたので、逢う日が決まっている時はその前後は食事を少なめにしておきました。(36歳)なるべく和食中心にしました。旦那様と一緒の食事にすると時間が不規則で量も増えるので、あえて自分の食事は決まった時間帯に食べる様にしました。(35歳)つわりが終わったのが、7ヶ月頃で、そのあとはお腹が大きくなり胃が圧迫され食欲が全く出ず、妊娠中食事が苦痛でした。(29歳)食欲抑制によるストレスのことを考えると摂取量の制限は好ましくなかったので、バランスのとれた食事をするよう常に心掛けていました。そうすると自然に一定の体重が保たれました。(30歳)妊娠中の食事を紹介するレシピ本のページに「常備したい食材」として載っていたので、ひじき・切り干し大根などの乾物、ほうれん草、小松菜、かぼちゃをメニューに取り入れました。(29歳)妊娠7ヶ月くらいからお通じが5日に1回程度になり、便秘が気になるようになったので、毎日プルーンやシリアルを食べ、ヘルシーな食事のレシピなどを取り入れたら改善しました。妊娠中の食事であまり刺激のあるものはよくないと聞いていたので、辛いものは避けていました。(24歳)アスパラやヒジキなどは妊娠中に必要な葉酸やミネラル、ビタミンなどがたくさん含まれていると聞いたので、食事に取り入れるようにしていました。(33歳)妊娠中に鉄分不足と診断されたことがあったため、ひじきを食べて不足分の鉄分を補給していました。(29歳)妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけていました。(28歳)ひじきやほうれん草やヨーグルトなど、妊娠中に食べた方がいいと言われているものをできるだけ食べるようにしていました。(41歳)葉酸、鉄分、カルシウム等、妊娠中特に必要な栄養素を摂取するために、ほうれん草や牛乳をできるだけとるようにしていました。(29歳)葉酸を摂取する為にほうれん草をしっかり食べるようにしていました。あとは、妊娠中はコレステロール値が高くなるので、血液がサラサラになるのを期待して玉ねぎを食事の献立にできるだけ取り入れました。(34歳)妊娠中は葉酸がいいと聞いたので、ほうれん草と小松菜をしっかりと摂れる食事メニューを心がけました。(25歳)ほうれん草やプルーンをよく食べました。妊娠中は貧血になりやすいと聞いていたので、鉄分の多いものを取るようにしていました。(28歳)もともと貧血だったので、妊娠中はほうれん草や小松菜などの鉄分の多い野菜で意識的に鉄分を多く摂取できるようにしました。(29歳)お酒を飲むのを控えました。あとは、ケーキや焼肉など食べ放題メニューも妊娠中は避けていました。(42歳)結婚記念日に、もうしばらくは行けないからと思い出のレストランに食事をしに行きました。予定していた日に主人が熱を出し、延期になりましたが、私が妊娠中であることが分かると、クッションを持ってきてくださったり、メニューの変更をしていただいたりと心遣いをしてくださり、大変助かりました。(29歳)妊娠中はなるべく動いて、食事に注意しました。野菜中心の食事、主食のご飯をひかえました。(35歳)人生ではじめての食事管理、体重管理に、ダイエットのつらさをしりました。妊婦になると妊娠前と同じように食べると太ってしまうし、他人から体重のことで注意を受けるなんて、本当にストレスです。体重制限について、私はBMIが18以下だったので、12kgまで増えても大丈夫と言われました。ですが、前回の健診より500g以上増えていたら注意されて、500gなんて服やその時の食事で変わるのでかなりストレスでした。元から肥満で中毒症や糖尿病などに気を付けなければいけない方や、一気に体重が増えるのは良くないので増えすぎたら注意されるのは当たり前ですが、たかだか500gを少し超えたぐらいで色々言うのは、現在妊婦さんが体重を気にしすぎて、赤ちゃんが小さく産まれたりする事があるという事実に繋がってるのではないのかと思いました。(22歳)妊娠高血圧症候群の症状が多少出ていたため病院で食事の栄養指導をうけました。産後の食事も栄養指導を思い出しバランスよく作っています。妊娠初期から血圧は高めだったのですが、第一子の出産直前に妊娠高血圧症候群と診断され、出産後の病院食はとても薄味で何だかとても切なかったです。さらに食事に関する指導もありました。塩分などはこれまであまり気にしていませんでしたが、やはり食事に気をかけることは重要だと思いました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期は、血液量も増え、粘膜も分娩に備えてやわらかになるため、内診やセックスの刺激で出血することがあります。また、膣の炎症や、子宮膣部びらん、、子宮頸管ポリープからも出血しやすくなります。これらは場合によっては治療をしたり、とりあえずは様子を見ておくもので、きちんと健診を受けていれば、心配はありません。また、妊婦は便秘になりやすく、更に妊娠後期には、大きくなった子宮の圧迫によって排便時に負担がかかり、肛門付近の皮膚が切れて出血する裂肛(切れ痔)になることがあります。排便したとき肛門が痛んだり、トイレットペーパーに鮮血がついたりするのが特徴です。悪化すると治療が大変になる場合もあるので、早めに治療しましょう。また、分娩が近づくと、おしるしという現象が起きることがあり、このときに人によっては、おりものに血が混ざったようなものが出ることがあります。これは、もうすぐ陣痛が始まるというサイン。入院準備がまだだった人は、いつでも入院できるように準備しておきましょう。おしるしは、ないことや気がつかないこともあります。しかし、大きな塊や大量の出血、だらだらと長く続いて止まらない、量があきらかに多いようなときは、おしるしではなく、分娩前に胎盤がはがれはじめている、常位胎盤早期剥離かもしれません。受診しましょう。みんなどうだった? 妊娠後期の「出血」の体験談陣痛、出血(おしるし)、破水のどれが最初にくるのか、分からないということ。出産を3回経験したが、三人とも違っていた。帝王切開をした人から聞いたので驚いた事は、2人目以降も帝王切開で産むということ、傷口の関係で数年間をあけることだった。陣痛がすすむと出血があると知らなかったので、まだ家にいる時、これは大丈夫なのかと不安になってました。陣痛中にあんなに出血するとは知らなかった。悪露用に買っていたナプキンを出産前にたくさん使ってしまって、慌てて買いに行ってもらった。お腹が張っているような感じで、おへその下がキューっと痛むので病院で張り止めの薬を処方してもらいました。一人目の妊娠の時は汗が出るくらいの激痛が15分くらい続きましたが、痛みがなくなったら大丈夫だったので病院に行かずにいたら、次の日の朝に大量出血…病院に行ってそのまま陣痛を迎えましたが、その最中に血圧の上が軽く200を超え、230くらいまで上がり、下も100を超えました。緊急帝王切開で出産になり、先生がお腹をあけてみると、胎盤が剥がれかけていたみたいです。お腹全体の痛みや張りがあり、出血も時々ありました。胃のあたりがもたれたようになった後、大出血して切迫で入院しました。右下腹がズキズキ痛むので病院に電話しましたが、出血などしていなければ大丈夫です、心配なら受診してくださいと言われ、安静にしていたら自然に治りました。もともと便秘がちだったが、妊娠中期からひどくなり病院で薬をだしてもらっても、全く効かなかった。食べ物などにも気を付けたが、一向によくならず、頭に血が上るほど力んだら出血しイボ痔になった。座薬と飲み薬を処方してもらったがあまり効き目もなく。ただただ我慢。でも、出産後は快調になった。便秘は、妊娠初期は朝寝起きにぬるま湯を飲むことで解決していたが、中期以降便秘がちになりました。妊婦健診の際、医師に伝え、便秘薬を処方してもらったら、するっと出るようになりました。食事面では常に気をつけているがなかなか効果が出てないようです。痔は便秘のせいか排便時の出血が以前より頻度が高くなりました。便秘にならないようさらに気をつけなくてはと思っています。後期に便をした後、出血していてお尻もすごく痛くて落ち着いてから触ると何か出ているのがわかった。お風呂でグイッと入れたら入ったが、それから便をするのが怖くなった。担当医に教えられたお尻に力を入れる運動をしてあまり症状がでなくなった。後期に便秘もあったり、切迫になりかけの出血もあって怖くて力が入れられなかったので、病院から薬をもらっていました。尿もれは、今回初めてなったのですが、くしゃみをすると特に尿もれがあったので尿もれパットをしていました。胎盤の位置が低めで出血もあり、ずっと要安静の指示で張り止め薬も飲んでいたが、37週位で急に、「予定日より遅れる、30~40分歩け」と言われました。これまで動くなと言われ体力もなくなっていたので急には無理でした。(29歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期には、大きくなった子宮で胃が圧迫されるために、食欲不振になることが多いです。これを俗に後期つわりなどといいます。この時期は、消化のよい、脂っぽくないものを少量ずつ、回数を増やして食べたり、ちょこちょこ食べることで乗り切りましょう。臨月に入り、胎児が骨盤内へ下降すると、胃の圧迫がとれ、食欲が増します。ただ、このとき、逆に腸は圧迫されて、運動が滞り、便秘になりがちになります。そのため、急激に食事を摂ると、消化・排出がうまくいかなくなってしまうことが。消化の良い、水分、繊維質の摂取を心がけたメニューにしましょう。みんなどうだった? 妊娠後期の「食欲」の体験談産前の食欲はなかなか抑えられないですが、甘いものなどはなんとか我慢した方がよいと思います。産後、後悔します。(31歳)食欲がありすぎる妊婦で体重管理がとても大変だったので、野菜類中心のメニューにしてコントロールしていました。(31歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期には、妊娠中期に感じた身体的なストレスがさらに大きくなります。それもそのはず、中期よりもさらに大きくなったおなかで胃や腸が圧迫され、循環する血液量が増えることで、心臓に負担がかかるからです。少し動いたら疲れてしまうのも当たり前。疲れた身体はストレスの原因です。疲れたら休む、余裕をもって行動するようにしましょう。また、大きくなったおなかのせいで、息苦しくなり不眠になってしまう人もいます。不眠もストレスの原因になります。でも、眠れないということを気にしすぎるのは、余計に不眠になるので、よくありません。横になって目を閉じているだけでも身体は休まるものです。安心して。初めての出産の場合、分娩とその後の育児という未知の体験に対する不安がストレスになることも。真面目な妊婦さんほど、人の体験談を聞きすぎて、私は大丈夫かしら?と心配になってしまうことがあります。分娩も育児も人それぞれ。100人妊婦さんがいれば、100通りの分娩があり、100通りの育児があります。人の噂などに惑わされず、あまり気にしないことが一番です。みんなどうだった? 妊娠後期の「ストレス」の体験談私は妊娠期に20kg近く太ってしまい、産後に元の体重近くまで戻すのに苦労しました。妊婦になるといろいろストレスを感じますが、やはり食べることで解消するのはそこそこにしないと産後のストレスの原因にもなってしまいますよ。(29歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期の不安で多いのは、早産、切迫早産でしょう。早産とは、妊娠22週~37週未満での分娩のことで、この場合でも、妊娠34週以降の分娩であれば、胎児の肺も成熟しているため、胎外生活に適応でき、正期産と変わりません。切迫早産は、早産になってしまうかもしれない妊娠状態をさします。切迫早産と診断されても、必ずしも早産になるとは限りません。切迫早産は、おなかの痛み、張り、出血、規則的な子宮収縮、水っぽいおりものなどの自覚症状があり、子宮頸管の短縮や子宮口の開きなどが見られた場合に診断されます。なるべく34週まで妊娠を継続させるような治療をおこないます。妊婦健診で早めに発見し、適切な治療を受けることで、早産を防ぐことができます。妊婦健診には必ず行きましょう。また、この時期になると、とくに初めて妊婦さんの場合、ベビーを迎える喜びと同時に、分娩に自分が耐えられるか、産後の育児がきちんとできるかという不安を抱える人もいます。案ずるより産むがやすし、あまり思いつめないで。周囲に話す、医師や助産師に相談することで解消されることもあります。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日まず、妊娠初期には多くの妊婦さんが微熱を感じます。これは、妊娠すると、通常の月経でいう高温期が続いて、体温は下がらず、ずっと高いままの状態になるからです。 女性の体温は月経周期によって、低温相と高温相に分けられます。月経から排卵までは低温相、排卵の後、黄体ホルモンの影響で体温はあがり、高温相になります。排卵された卵子が受精しなかったときは、高温相が2週間ほど続いた後、体温が下がり、月経が始まります。排卵された卵子が精子とめぐり合い、受精卵になると、妊娠維持のために、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が、妊娠の超初期である、受精直後から分泌されはじめます。これが妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを作らせます。それらの働きで、いつもであれば、周期的に下がるはずの体温は下がらず、高温を保つため、妊娠初期には微熱を感じるというわけです。その後、妊婦の体温は、13週くらいまでは高温相を持続します。平熱より0.2~0.3℃上昇し、37℃以上の微熱になる人もいますが、それも、妊娠中期になると落ち着きます。大体13~14週頃に体温は次第に下降し、妊娠6~7カ月頃には低温相(36~36.5℃)に戻り、これが分娩時まで続きます。これは、胎盤が完成し、ホルモンの産生場所が胎盤へ移行したことや、妊娠維持のために産生されるホルモンの増加に身体が慣れたことが理由ではないかといわれています。ただし、ホルモンの産生は分娩まで右肩上がりで増加しますので、慣れたと思っても、また微熱を感じることがあります。更に、妊娠中期以降になると、胎児も成長して大きくなり、胎児から発せられる熱量も増加します。そのため熱っぽさを感じるのだろうともいわれています。また、おなかが大きくなることにつれて、身体への負担も大きくなり、疲れやすくなります。そのため、些細なことでも熱があがることがあります。あまり心配しないで大丈夫。ただし、38度を超える高熱の場合は、妊娠の生理的症状とは別のものの可能性があるので、まよわず病院に行きましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「微熱」の体験談微熱が続いて、体調がおかしかったので、まさか…とは思ったけど購入して検査しました。ドキドキする間もなく、すぐに反応がでました。結婚前でしたが、彼も喜んでくれました。妊娠初期の「微熱」の体験談はこちら 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠経過の中で、妊婦さんは体のあちこちに痛みを感じることがあります。まず代表的なものは腹痛ですが、下腹部が締め付けられる、引っ張られる、キュッと感じる、といった痛みの場合は、子宮が大きくなるために、周囲を圧迫し、それで生じる痛みと考えられます。足のつけ根のあたりがひきつるように感じる、下腹部がつっぱるといった、つるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が、急激な伸びに悲鳴をあげている状態と考えられます。いずれも正常な妊娠経過の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。ただし、激痛や出血を伴う下腹部の痛みの場合は、危険信号。子宮外妊娠や絨毛膜下血腫といったトラブルを疑う必要があります。我慢せず医師の診断を受けましょう。また、おなかの上の方が痛いの場合、つわりによる胃炎という場合も。妊娠初期には、頭痛が起きることもあります。これは、ホルモンの変化による偏頭痛でつわりの一種と考えられます。頭痛持ちではなかったのに頭痛がでる人もいるし、逆に偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったということも。また、妊娠期には、鉄欠乏性貧血が原因で、頭痛が起こることもあります。また、腰痛も妊婦さんに起こりやすいマイナートラブル。これまで腰痛がなかった人でも、妊娠すると子宮が大きくなることで、骨盤内の充血が起こるために、腰痛が起こりやすくなります。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日一般的に妊娠初期は、眠気が出るといわれていますが、人によっては不眠になることもあります。これは、妊娠を維持するために増加したプロゲステロンのしわざ。妊娠に対する漠然とした不安などがプロゲステロンで増強され、眠りにつけなくなったり、妊娠したことであがった体温がほてりとなって入眠の邪魔をしたり、大きくなった子宮で圧迫された膀胱が送る尿意などで眠りにつけなくなったりするのです。不眠の症状もつわりの一種とされています。妊娠中期~後期になると、大きくなったおなかで、今まで仰向け寝やうつぶせ寝だった人が今まで通りの入眠姿勢が取れなくなることも、不眠の原因のひとつに加わります。 対処法としては、まず、基本的に寝る数時間前からテレビやPC、スマホなどを見ないようにして、交感神経を休めましょう。液晶画面から出る強い光は交感神経を刺激し、体を緊張状態にするため、眠りにつきにくくなります。睡眠を促す成分に、セロトニンがありますが、これをうまく活用しましょう。牛乳の中には、トリプトファンという、体内でセロトニンを増やしてくれる働きのある成分があります。つまり牛乳を飲む事でセロトニンが増やせるのです。また、セロトニンは砂糖を入れることでも増加しますので、牛乳に砂糖を少し入れると更に効果が期待できます。このとき、人肌のホットミルクにするのがコツ。冷たい牛乳はNGです。と、いうのも、身体を冷やすと寝つきが悪くなるからです。また、横向き寝がしやすくなるように、抱きまくらなどを試してみるのもいいでしょう。そのときは、ひざを曲げて丸まったシムスの体位がおすすめです。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日動悸は、妊婦に起きる生理的現象のひとつです。妊娠後期になると、血液量は、妊娠していないときと比べて約1.5倍に増えます。そのため全身に血液を送り出す心臓には負担がかかるわけです。急に動いたり、急いで歩いたりすると、心臓がドキドキして、動悸が激しくなってしまいます。左側を下にして横になると動悸がおさまりやすくなり、休むことで動悸がおさまるときは、それほど心配ありません。妊娠後期に入ったら、なるべくゆっくりした動作を心がけることで動悸を予防しましょう。 血行不順も動悸の原因です。血行がよくなるよう、身体は冷やさないようにしましょう。腹帯やレッグウォーマーなどを活用するのも一案です。また、貧血も動悸の原因となります。妊婦の血液量は妊娠経過に伴い増加しますが、赤血球量は液体(血漿量)と比べて増加が少ないため、貧血のような状態になっています。疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状がそのサインです。妊娠すると分泌量が増える、プロゲステロンも動悸の原因です。プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激することで、動悸や息切れをおこします。動悸は妊婦にはつきものです。でも、もし休んでも動悸がおさまらないような状態が続くときは、受診が必要です。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠すると、ホルモンバランスは変化し、肌は水分不足となります。これが原因で、肌にかゆみが起きることがあります。妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期まで全ての期間にあてはまります。また、妊娠中は子宮内へ水分を貯め込むために、身体のあちこちから水分が奪われるために乾燥とかゆみが起きます。対策として、意識して水分を摂取するようにしましょう。また、妊娠中期や妊娠後期になると、妊娠線になる予兆として、妊娠線ができかけた部分にかゆみを感じることがあります。妊娠線は、肉割れともいわれ、急激に身体がサイズアップするとき、一番上の表皮がそれに耐えきれずに亀裂を起こしてしまう現象です。ひと晩で妊娠線が出てしまった!という人もいます。妊娠線は一度作ってしまったら、産後も白く跡になって残ってしまいます。妊娠したら早めにケアを開始し、肌を柔軟に整えて予防しましょう。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日つわりのピーク早い人ならば4週頃からはじまるつわり。6~8週でピークを迎える人が多いようです。尿の回数やおりものが増える急に子宮が大きくなるため膀胱が圧迫されて頻尿に。また、膣からの感染症を防ぐためにおりものが増えます。便秘気味になることも妊娠により、大量に分泌されている黄体ホルモンの影響で、腸の動きがにぶくなり、便秘になりやすくなります。妊娠3ヶ月に起こる症状子宮が大きくなりはじめ外見にも少し変化が肌あれやかゆみなどの皮膚トラブルかゆみや湿疹の他、シミやソバカスが目立つようになることもあります。これもホルモンの影響です。少しおなかがふっくら?明らかな外見の変化はありませんが、子宮が大きくなりはじめ、人によってはおなかがふっくらしてくることもあるようです。足のつけ根につるような痛み急に子宮が大きくなるので、足のつけ根がつるように感じることも。妊娠3ヶ月にやること・気をつけること辛いときは食べられるものだけ胃のムカムカや食べものの嗜好の変化など、様々なつわり症状が出てきます。辛いときは無理せず、食べたいときに食べたいものだけ摂れば大丈夫。眠気が強いので運転には注意相変わらず黄体ホルモンが活発で、眠気やだるさがあります。注意力散漫になりやすいので運転には気をつけて。辛いときは彼に甘えてつわりや頻尿、肌荒れなどの、マイナートラブルで、気分が落ち込む人も。そんなときは彼に家事を手伝ってもらう、思いっきり手抜きするなどして身体を休め、リラックスしましょう。初期のうちに体のチェックをおなかが大きくなると検査しにくくなる乳がん健診などはこの時期に。母子手帳でママの自覚もアップ役所や保健所で妊娠届けを提出すれば母子健康手帳がもらえます。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期の腹痛のうち、・下腹部が締め付けられる・引っ張られる・キュッとくるという症状の場合は、大きくなりはじめた子宮が、周囲を圧迫するために生じる痛みと考えられます。・足のつけ根のあたりがつれる・下腹部がつれるといったつるような痛みの場合、子宮をささえている靱帯が、急激な伸びに悲鳴をあげている、けいれんを起こしていると考えられます。いずれも正常な妊娠経過の痛みですので、安静に過ごして様子を見ましょう。激痛や出血を伴う痛みの場合は、危険信号。子宮外妊娠(異所性妊娠)や絨毛膜下血腫といった、なんらかのトラブルを疑う必要があります。また、おなかのどの部分が痛むのかによって、原因も異なります。もし痛みが上部にあるならば、胃炎といった可能性も。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期に下痢をすると流産するといった迷信がありますが、これは全くのウソです。そもそも、自然流産の発生率は、一般的に15%と高め。これってつまり、6~7人に1人は流産の可能性があるということ。たまたま下痢をしていた妊婦さんが流産したということから、このような迷信が広まったのだと思われます。(イメージ的にもおなかがくだる=流産って浮かびやすいですものね)妊娠初期の子宮の大きさであれば、たとえひどい下痢で腸がグルグル動いたとしても、子宮収縮につながることはありません。ただ、あまりに長引く下痢は要注意。というのも、それによって引き起こす脱水症状と栄養不足が胎児の発育に影響を及ぼすからです。あまりにひどい時は、病院で点滴などを使用し、身体に水分と栄養を補給するのがいいでしょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「下痢」の体験談・いつもは便秘気味なのに、妊娠と同時に下痢気味になり、下痢の時にくる腹痛に毎日悩まされました。また、下痢は胎児によくないと聞いたことがあったので、不安でたまりませんでした。不安とはよそに、子どもはすくすく育ってくれて安心しました。・お腹と腰に鈍痛があり、生理痛のような下痢のような痛みがありました。・とにかく胃のあたりが痛かった。その後、下痢と便秘が交互にきました。・胃のあたりが食あたりみたいに痛み、激しい下痢になりました。・妊娠4~5ヶ月の頃に、下腹と足の付け根あたりにズキンズキンとした痛みがありました。あとは、下痢の痛みがひどかったです。・下腹部あたりが痛くて、ずっと下痢が続いたので心配でした。・下腹部がピキピキと痛かったです。時々下痢のような痛みもありました。・下腹部に下痢の時のような痛みがありました。・下痢が続き、毎朝起床時や食後はお腹がキューっと締め付けられるような痛みと、ギュルギュルした波のある痛みやシクシクした痛みがありました。・下痢と便秘を繰り返したので、お腹の痛みは頻繁にありました。・下痢になる時の痛みで、下腹部がズキズキしました。・妊娠初期は感覚としては内部で、下痢のときのような痛みがありました。妊娠後期は、下腹部が硬くなって突っ張る感じがしました。・嘔吐下痢になり、1週間大変だったことが2回もありました。・鉄分の薬を飲んで下痢になり痔になってしまいました。でも先生は鉄分の薬が原因だったと言う事に気付くのが遅く、薬を飲み終わる頃にもしかしたら下痢の原因って鉄分の薬だったかなぁという感じで悲しかったです。・妊娠初期に下痢がひどくてのた打ちまわり、救急車を呼んでと頼んだのに、夫は「救急車呼ぶ程痛いの?」と心配していませんでした。(31歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日