子供おばさんは、自分のものさしでしか物事を測れません。自分にはできても、人にはできないこともあります。でも、子供おばさんは、「どうして、こんなことができないのか?」と怒ってしまいます。 例えば、既婚者の子供おばさんは、家事ができない夫に対して、文句を言います。相手ができないことを前提に、色々と教えてあげたらできるようになるものも、初めから文句を言われたら、相手だってやりたくなくなります。さらに言えば、どんなに教えても、できないこともあります。大雑把な人に、「お風呂場を隅々までキレイに洗ってほしい」と頼んだところで、初めはキレイに洗ってくれたとしても、その後は雑になるなんてこともあるはず。性格上、限度もあるでしょう。逆に、もし自分がテレビ配線など、家電のセッティングが苦手な場合、それを得意とする人に「どうしてできなんだ?」なんて頭ごなしに言われたら、どう思うでしょうか?「仕方ないでしょ?分からないんだから!」と、そんな文句を言う方がおかしいんだと思うことでしょう。つまり、人それぞれに能力はあります。能力の問題となると、時として努力だけでは補えないこともあります。相手が理想通りに動いてくれないことにストレスをためないためにも、このことをよく理解することは重要です。相手の能力をよく理解する!キレイに掃除ができるか、家電のセッティングができるか、といった分かりやすい能力だけではなく、「欲望を抑えられるか」「相手の立場で物を見られるか」「周りの空気を読めるか」というのも、ある意味、能力と言ってもいいかもしれません。例えば、KYの人に、「もっと空気を読めるようになってよ!」と言ったところで、そもそもその人に空気を読む能力がなければ、限度があります。それよりは、「この人は空気の読めない人なんだ」と思って接し、その人が適さない場所には呼ばない方がトラブルは減ります。それで言えば、浮気をする人というのは、「欲望を抑えられる能力」「相手の立場で物を見られる能力」が低いためにしてしまうことも多いものです。だから、浮気性の人に何度怒ったところで、浮気を繰り返す人は少なくありません。こういう人は、パートナーの立場で物を見る能力が低いから、罪悪感も薄いのです。浮気をしないというごく当たり前のことでも、人によっては、幼稚園児に方程式を解かせるくらいの難題かもしれません。だから、浮気をされるのが嫌であれば、「浮気性の人とは縁を切った方が無難」とも言えるのです。自分のことは変えられても、人のことはめったに変えられません。本人の強い意思と努力がない限り、変わりません。中には、変わりたくても能力が不足していて、変われないこともあります。それを改善するのは、難しいでしょうね。相手が子供の場合は、まだ成長過程なので、能力を伸ばしてあげることが大事ですが、ある程度、大人になって、能力や価値観などが凝り固まってしまった人に対しては、自分の理想を押し付けるよりも、「これが相手の能力なんだ」と割り切って、上手に状況をコントロールできる人になった方が、いいこともあります。つまり、「相手」ではなく、相手ができないことにも上手に対応できるように「自分」を変えるのです。自分ができることが、相手にはできるとは限りません。逆に、相手ができることが自分にはできないことだってあるので、人のことばかり、文句は言えないものです。能力は人それぞれ。だからこそ、ストレスをためないためにも、相手の能力をよく理解した上で、対応できる人でありたいものですね。・子供おばさん…自分のものさしでしか物事を測れないので、自分ができることを相手ができないと怒る。・大人女子…人それぞれに能力があることを理解しているので、相手の能力をよく理解した上で上手に付き合っていく。
2016年06月28日長男5歳。小学校入学も控え、いよいよ本格的に「しつけ」を考える年齢になってきました。以前より口うるさく言う機会が増えてきたのですが、正直、心の中はモヤモヤでいっぱいです。子どもが言うことを聞いても嫌なムードが残り、何だかスッキリしない…。そもそも「しつけ」って、何だろう?子どもに偉そうに指示を下し、「あなたのためよ」とお決まりのセリフで押し付けるのが、本当のしつけなんだろうか?そもそも私って、子どもをしつけられるほど立派な人間だったっけ…そう、悩み始めたのです。 ほんとうに「子どものため」?悩みながら気付いたのが、まず自分が「しつけ」という言葉をうまく飲み込めていないということ。それは、子ども時代の記憶があるから。子どもの頃は、「しつけと称して偉そうにしたり、怒る大人」に嫌悪感を感じていたのです。同時に思い出されるのが、「あなたのため」と口うるさく言われた記憶。たしかに親になってみれば子どものためを思って言うのですが、子どもの頃を思い出すと、親の言う「あなたのため」が時々「押し付け」に感じるときもありました。そういうときに限って、よく考えると「親のため」も絡んでいるのです。たとえば「親の体裁のために勉強してほしい」というように。では、本来のしつけって何でしょうか?それは「子どもが自分で自分の身を守り、また他人と社会でうまくやっていくための習慣作りの基盤」となるものです。たとえば、子どもが健康で、安全に生きていくために。友達と遊んだり、ケンカをしても仲直りして、信頼関係を築いていくために。社会に出て周囲と協力して夢を叶え、恋人や家庭を作り、やがて我が子を育てていくために。そうやって子どもが自分らしい人生を歩める基盤を、いま形作ることがしつけなのです。子どもにどう育ってほしいのかじっくり考え、しつけの定義をしっかり定めておくと、「しつけと称して偉そうになる」ことは防げると気付きました。本来の自分とのギャップもう一つ引っかかるのが、「自分は子どもをしつけられるほど、きちんとしていたかな?」ということ。そこまでひどい人間だとも思いませんが、独身時代は夜更かしが好きでしたし、休日はパジャマのままダラダラ、テレビだって付けっぱなしでした。「本来の自分」だって、子どもに威張れるほど立派な人間ではないのです。だからさも偉そうに口うるさく言う「ママとしての自分」とのギャップを、気持ち悪く感じていたのでしょう。そして子どもはその違和感にも、必ず気付くものです。そのギャップをなくすためには、まず本来の自分がしっかり生活することです。早く寝てもらいたいなら、自分が早く寝る。勉強して欲しいなら、自分が勉強する、という風に。子どもは親の真似が大好きですし、親の背中を見て育ちますから、効果はあるでしょう。基本は自分がしっかり生活をし、子どもに声をかけるときはしつけの定義を思い出すこと。そうすることで「偉そうに」「口うるさく」「押し付けるように」ならず、自然としつけることができると思うのです。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月17日子供おばさんは、自分の感情をコントロールできません。だから、生理前や低気圧による体の不調、さらに不愉快な思いをしたときは、誰が見ても分かるくらいにイライラしています。時には人に八つ当たりもします。ハッキリ言ってしまえば、迷惑な人です!大人女子にだって、イライラすることはあります。でも、それらは自分で解消します。周りの人に気を遣わせてしまうのは、「大人としてカッコ悪い」と思うからです。勤務時間中だったら、10分ほど外の空気を吸いに行って気分転換をしたり、ランチは自分が好きなものを食べたり、いつもよりも奮発して、コーヒーショップでスペシャルな飲み物をテイクアウトしたりします。そうすることで、自分で自分の機嫌をとるのです。仕事では、単に感情だけで行動をするのではなく、理性を持って対応することが求められます。感情のコントロールは、訓練をすれば、それなりにはできるようになります。だから、「感情を抑えられない」といっているうちは、まだ甘えています。できないではなく、できなくてはいけないのです。それが、「大人になる」ってことなんですよね。あまのじゃくは、感情のコントロールができないだけ子供おばさんの中には、「自分はあまのじゃくだから!」といって、許されようとする人もいます。いやいや、「あまのじゃくは魅力」だと通用するのは、20代までです。30歳を過ぎても、気分屋で周りの人を振り回す人は、単に感情のコントロールができない未熟な人です。そういう人は、自分の心と向き合っていないから、自分の心の変化にも気付かず、感情にばかり振り回されてしまっています。さらに、「周りの人を振り回しても構わない」と思っているから、そんな自分勝手な行動ができるのです。正直言うと、いい大人になってもあまのじゃくなのは、面倒な人です。人を振り回して、自分の魅力を試すような残念な人は、むしろ、見る目のある人には認めてもらえないことに気付いた方がいいでしょう。感情に振り回されない大人に!感情は厄介なものです。自分では冷静でいたくても、内側から自然と湧き出てしまうものだから、時に思うような行動ができなくなることもあります。だからこそ、多くの人が失敗をします。これを書いている、私自身も失敗した経験はたくさんあります。ただ、勘違いをしてはいけないのは、感情をコントロールするというのは、感情を押し殺すこととは違います。きちんと自分でその感情を受け止め、その上で解消してあげることが大事なのです。イライラしたときは、誰も見ていないところで叫んだっていい。“恨み帳”を書いてスッキリしてもいい(苦笑)。自分がどうすれば、感情を解放することができるのか、自分なりの方法を見つけましょう。ビジネスにおいては、人前で感情的になるのは、ある意味、負けです。逆を言えば、どんな状況でも、冷静になって建設的な方向に持っていける人こそ、人から尊敬され、慕われるものなんですよね。感情をコントロールできる人は、「自分の感情と上手に付き合っていける人」だとも言えます。常に自分と向き合いながら、感情に振り回されない大人の女性になりましょうね。・子供おばさん……嫌なことがあると感情的になり、周りに迷惑をかける。・大人女子……嫌なことがあっても、感情を上手にコントロールすることができる。
2016年06月14日子供おばさんは、悪いことをしても素直に謝れません。だからこそ、状況はますます悪化してしまいます。例えば、仕事でミスをすると、自分を正当化し、相手や環境のせいにしてしまいます。だから、事態がさらにこじれてしまいます。そんなとき大人女子だったら、まずは自分の非を認め、きちんと謝ります。その上で、迷惑をかけた人に対して、相手が「こんな状況になってしまったけど、むしろ、いい結果になった(結果オーライ)」と思えるようなフォローをするようにします。場合によっては、お詫びの気持ちを込めて、「依頼された仕事以外のことも、サービスでお手伝いする」「相手が許したくなるようなお詫びの品を渡す」ということもします。それによって、相手の怒りの気持ちを納め、さらに心から反省していることの誠意を見せることもできるからです。結局、人に迷惑をかけてしまったら、まずは素直に謝ることが大事です。でも、大人になったら、ただ謝るだけではダメです。それでは迷惑をかけられた人が泣き寝入りしたり、我慢を強いられたりするだけだからです。だから、相手にとってのメリットも考えたフォローをすることも重要なのです。謝れない子供おばさん、増殖中!ただ、現代は、その第一段階の「謝る」ということすらできない子供おばさん&子供おじさんが増えています。例えば、芸能人の不倫問題でも政治資金問題でも、自分を正当化ばかりしていないで、はじめから素直に自分の非を認め、それなりのケジメをつけていたら、ここまで大ごとにならなかったのかもしれません。世の中に完璧な人なんていません。時にはミスを犯すことだってあります。だからこそ、日本人は、きちんと心から謝罪する人に対しては、手を差し伸べることも多いもの。反省して、心を入れ替えて、さらに迷惑をかけた人に誠意を見せたら、やり直しができることもあるのです。つまり、「悪いことをしても反省できていないこと自体が、一番ヤバイ!」のです。反省できない人は、大概、同じことを繰り返します。その結果、いつか人生を狂わせるような事態につながることだってあるでしょう。過去に反省できていたら、未然に防げたかもしれないのに、です。つまり、反省することは、今後の自分の人生のために大切なことなんですよね。でも、非を認めない人は、それが分かっていません。「認めてしまったら、おしまいだ」と思ってしまっているのです。ハッキリ言いましょう。失敗する人ではなく、非を認められない人こそが厄介なのです!自己保身することばかりに注力していないで、きちんと謝って、迷惑をかけた相手が納得できるようなケジメをつけられる人でありたいものですね。・子供おばさん……悪いことをしても、自分を正当化し、謝らない。・大人女子……失敗したら、すぐに謝り、迷惑をかけた相手が納得するような決着のつけ方をする。
2016年05月31日「自分のしつけの方法はこれで合っているのか?」「こんなに頑張っているのに成果が表れないのはどうしてなのか?」など、子どものしつけに悩んでいるお母さんは多いはず。そこで今回はしつけに悩んでいたときに心をフッと軽くしてくれた何気ない一言をご紹介します。繰り返し注意しすぎて疲れたときに効く一言子どもを注意していると、「あれだけ言ったのにどうして…」「何回言ったらわかるの!」という気持ちになることがよくあります。そんな時に思い出すのが、水族館でイルカショーを見ていた時に後ろの席の女性が言った一言。「あんなに賢いイルカだって何ヵ月も練習しないと芸を覚えないんだから、子どもが1回や2回言ったくらいでできるようにならないのは当たり前よね」大人の社会で生きていると「1回注意したんだから、次からできるようになるはず」という考えに陥りがちですが、たしかに子どもの理解力を考えると、イルカのように毎日根気よく教えないとできるようにならないはず。これを聞いてから、前よりも少し長い目で見られるようになりました。しつけに自信を無くしたときに効く一言ある日、美容師さんがこんな話をしてくれました。「うちの子は、上は親のいうことを全然聞かないやんちゃ坊主だけど、下は親が間違ったことをすると注意してくるくらい真面目な子で…。同じように育ててるのに面白いよね。小さいうちって、育て方よりもその子のもともとの性格によるところがすごく大きいんだなって思う」この話を聞くまで、自分の子どもがいたずらばかりするのは、自分の育て方に問題があるんじゃないかと思っていましたが、「その子のもともとの性格によるところも大きい」と言われて、気持ちが楽になりました。子どもの行動が理解できないときに効く一言実家に帰った際、子どもが何度言っても服のひもをしゃぶるので注意していたら、母親から「あなたも子どもの頃、よくやってたわよ」と言われ、ハッとしました。子どもの頃、自分もやっていたと思うと、「なんでそんなことするの!」という気持ちが薄れ、なぜそんな行動を取るのか、どうしたらやめる気になるのかを冷静に考えられるようになるので、子どもがやってはいけないことをしていたら、自分も昔やっていなかったか一度考えてみるのもいいかもしれません。毎日大変な子どものしつけ。できるだけストレスをためないように上手に乗り切っていきましょう。(岡本まめ)
2016年01月23日知らず知らずのうちに行っている子どもへの「しつけ」によって、子どもの能力に大きな差が出てしまうことがわかりました。発達心理学が専門の内田伸子先生に、詳しく説明していただきました。しつけスタイルは大きく2種類●共有型しつけ子どもの気持ちを中心に考え、子どもとのふれあいや会話を大切にし、楽しい経験を子どもと共有しようとする、しつけスタイル。●強制型しつけ大人中心で、言いつけ通りに子どもを従わせようとする、しつけスタイル。罰を与えたり、力によるしつけを行ったりすることもある。似たような家庭環境で、しつけスタイルだけが違うとどうなるのか「年収900万円以上の高所得層で、母親が四年制大学あるいは大学院を卒業し、現在は専業主婦をしている家庭の中から、共有型しつけと強制型しつけの極端な例を30組ずつ計60世帯選び、親子のやりとりを観察しました。すると、図形を組み合わせるブロックパズル課題で、こんな場面が見られました。共有型しつけを行っているお母さんは、お子さんをじっと見守っています。一方、強制型しつけを行っているお母さんは、何かと口を出し、指図します。子どもがパズルをやろうとすると、『そっちは難しいわよ。こっちからにしなさい』『左右の色を同じにしたらキレイでしょう』などと言うのです。また『きつねのおきゃくさま』という絵本の読み聞かせにおいても、違いが見られました。『きつねのおきゃくさま』は、優しいきつねがほかの動物たちを守るために死んでしまうお話です。共有型しつけを行っているお母さん方は、子どもがどんな反応をするかと子どもの顔を心配そうに見ています。子どもは『きつねさん、どうして死んじゃったの? あんなに親切なのにかわいそう』などと言います。それを受けてお母さんは『そうね、かわいそうね』と共感的なサポートをします。一方、強制型しつけを行っている母親は『はい。今のお話はどういうお話だった? 言ってごらん』、子どもが答えると『違うでしょ。お話の記憶、テストに出るわよ』などと勝ち負けの言葉を投げ付けます」強制型しつけのもとでは、高所得層であっても語彙得点・リテラシーともに低い「この子どもたちの学力を調査したところ、共有型しつけを受けている子どもは語彙得点、リテラシー(読み書き能力)ともに高く、強制型しつけを受けている子どもは語彙得点もリテラシーも低かったのです」しつけスタイルと語彙力は関連する(内田・浜野,2012より)なぜ、しつけスタイルが学力に影響するのでしょうか。「子どもの学力を高めるためには、お父さんやお母さん、保育者たちが、子どもの主体性を大事にするかかわり方をすることが重要です。共有型しつけをしている親は、こどもに考える余地を与える援助的なサポートが多く、子どもをよく褒め、子どもに合わせて柔軟な対応をしていました。そうした親のもとで、子どもは伸び伸びと活動していました」 叱られながらやる勉強はなぜ身に付かないのか ~「幸せ力」の育て方vol.6~ でご紹介したように、自分から興味を持ち、楽しいと感じているときは脳の働きが活発になります。「強制型しつけは逆に、子どもに考える余地を与えない、指示的・独断的な介入が多い、しかも過度に介入する、情緒的なサポートが少ない、褒め言葉が少ないという特徴がありました。こうした親のもとでは、子どもは主体的に行動することができず、親の顔色を見ながらおどおどと行動していました」これでは脳の働きが低下するうえ、言われたことしかできない「指示待ち族」になる危険性があります。しつけスタイルは母親の思いひとつで変えることができます。子どもが伸びる共有型しつけを心がけていきたいですね。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは内田 伸子先生十文字学園女子大学特任教授・お茶の水女子大学名誉教授・学術博士。専門は発達心理学、認知心理学、保育学。国立教育政策研究所「幼児の論理的思考の発達調査プロジェクト会議」(主査)、最高裁「裁判員制度の有識者会議」(委員)、文化庁国語審議会委員なども務めるほか、NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」の番組開発やコメンテーター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろうパペットの開発、創造力知育玩具「エポンテ」(シャチハタ)の開発なども担当。著書は、『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店)、『よくわかる乳幼児心理学』(ミネルヴァ書房)、『 子育てに「もう遅い」はありません 』(冨山房インターナショナル)など多数。
2015年12月31日一般的に、子供はスヤスヤと眠っているイメージがありますが、中にはいびきをかく子供もいます。そして子供のいびきは、日中の学校生活に影響を及ぼしかねない睡眠障害を伴うことをご存じでしょうか。今回は、睡眠障害が子供の成長に与える影響と、その主な原因となる「アデノイド増殖症」と「扁桃(へんとう)肥大」について解説します。○いびきをかく子供は睡眠障害にも注意基本的に、健康な子供はいびきをかかないといわれています。つまり、いびきは何らかの病気のサインということです。また、いびきをかく子供は熟睡しているように見えても深い眠りには至っていませんので、多くの場合で睡眠障害が起きていると想定できます。筋肉や骨の形成などに関わる成長ホルモンは、夜の寝ている間に分泌されます。そのため、まだ発達途上の子供が睡眠障害に陥ると、体の発育に影響を及ぼしかねません。そればかりか脳の発達にも影響を与え、集中力や学力の低下などを引き起こすといわれています。さらに近年、教育の現場で話題にのぼることが多い"子供の発達障害"。実は、睡眠障害が発達障害と関係するという報告もあります。学校生活において、注意力散漫で落ち着きがない、イライラしているなどの様子が見られる子供は、睡眠障害の有無を調べることが改善の糸口になるかもしれません。○子供のいびきの主な原因は「アデノイド増殖症」と「扁桃肥大」子供のいびきの原因は、「アデノイド増殖症」と「扁桃肥大」であることがほとんどです。ほかに、アレルギー性鼻炎や副鼻腔(びくう)炎に伴う鼻づまりや、肥満などが原因で起きている可能性もありますが、ここでは主な原因といわれる2つののどの病気について解説します。アデノイド増殖症と扁桃肥大はどちらも、のどのリンパ組織が生理的に大きくなる病気です。アデノイド増殖症は、のどの上部かつ鼻の奥にある「アデノイド(咽頭扁桃)」、扁桃肥大は、のどの両側にある「扁桃」が肥大化した状態を指します。個人差はありますが、いずれも通常は3~6歳くらいをピークに大きくなり、アデノイド増殖症は10歳頃までに、扁桃肥大は思春期を迎える頃までには自然と小さくなることが多いです。しかし一部の人は、大きいままになってしまうことがあり、その場合は治療をしなければなりません。具体的に次のような場合は、耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。・夜間に激しいいびきをかく・寝ているときに一時的に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の症状が見られる・いつも鼻がつまっている・口呼吸をしている・慢性的な中耳炎や難聴がある・口をポカンと開けて舌を出した顔つき(アデノイド顔貌)のことが多い・胸の形がへこむ「漏斗胸(ろうときょう)」などの胸郭変形を起こしている特に睡眠時無呼吸症候群には要注意です。寝ている間に一時的に呼吸が止まることで血液中の酸素が不足し、脳をはじめとする子供の発達に影響を与えるという報告があります。○症状に気づいたら、すぐ治療をアデノイド増殖症と扁桃肥大の治療では、抗炎症薬や点鼻薬を用いた薬物治療のほか、鼻をきれいにする吸入や鼻洗浄などが行われます。また、重い症状が見られる場合は、アデノイド切除術や扁桃摘出術も検討されるでしょう。原因が明らかな場合は、治療によっていびきや睡眠障害が改善することが多いです。実際に、小学6年生になるまでいびきで悩んでいたお子さんが、のどの治療をしたことで症状が完治した、というケースもありました。また、子供の睡眠障害は成長に関わると前述しましたが、のどの治療をした結果、睡眠障害が改善されて身長が伸びたというデータもあります。子供の場合、自分で症状を自覚したり、訴えたりすることが難しい場合がありますので、家族や先生など周りの大人が気づいてあげることが大切です。恐らく、いびきや鼻づまりの症状が気になって耳鼻咽喉科には行っても、完治するまで継続して通わない人も多いのではないでしょうか。しかし、睡眠障害による成長への影響を考えると、しっかりと治すことが重要です。お子さんが成長期につらい思いをしないためにも、親子一丸となって辛抱強く治療を続けましょう。※画像と本文は関係ありません○記事監修: 松根彰志(まつね・しょうじ)医学博士1984年 鹿児島大学医学部医学科卒業1988年 鹿児島大学大学院医学研究科修了1988年~1990年 ピッツバーグ大学(アメリカ合衆国ペンシルバニア州)留学NPO 花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会 副理事長、事務局長同団体は、花粉症・アレルギー性鼻炎や蓄膿症・副鼻腔炎に正しく対処するための情報発信・活動を推進しています。日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授日本医科大学武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科部長、病院研究委員会委員長日本耳鼻咽喉科学会、日本アレルギー学会、日本鼻科学会、日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会 各学会の代議員神奈川気道炎症病態研究会 代表幹事など<お知らせ>日本医科大学武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科では、6月よりスギ花粉の舌下免役治療(新規分)を再開しました。
2015年09月01日毎回驚きのテクニックで猫の問題行動を解決する"キャットダディ"こと、猫ヘルパーのジャクソン・ギャラクシーのシリーズ第6弾『猫ヘルパー S6~猫のしつけ教えます~』(毎週月曜22:00~)が、今月13日から動物・自然専門チャンネル「アニマルプラネット」で放送開始した。スキンヘッドにピアス、全身タトゥーに覆われた巨体。外見の印象とは異なり、ジャクソンは"猫の行動専門家"として、飼い主から寄せられるさまざまな猫のトラブルを愛情あふれるしつけで解決。今回のシリーズは、かつてないほど凶暴な猫たちが登場する。13日の第1話は、モデルのエイドリアン・カリーからの相談だった。現在、恋人のトッドと同棲中。凶暴なシャム猫、ビリー・シアーズを飼っているが、糞で遊んだり夜中に鳴き続けたり内装に爪を立てたり。その悪事をエイドリアンがSNSで毎回報告していたところ、すっかり有名な猫になってしまった。こんな悩みにジャクソンは「僕が助けましょう」。トッドに「ビリーと遊ぶところを見せてくれ」と頼むと、"高い高い"や強制的なダンス、放り投げるなどの手荒な扱いが発覚。「その遊び方は間違い」と指摘し、「犬と違って猫は荒っぽい扱いを嫌います。激しく遊ぶだけでは猫は破壊的になる」と優しく語る。さらに、猫の習性を利用することが重要であると強調し、「猫は動く物を追う。この子もゴールが欲しいのさ。君の遊びにはそれがない。追って捕まえる。それがゴールだ」と具体的なアドバイスをする。20日に放送された第2話は、交際7年目のカップルの悩み。スティーブの愛猫・ダークネスは数年前から恋人のローラを襲うようになり、夜中に暴れられて睡眠不足に。ジャクソンは「ダークネスという名前からして不吉です」とツッコミを入れつつつも、ここでも「接し方を誤るとこうなる。恐る恐る近づけば、猫はそれに反応して攻撃する」と説明。2人は犬のラスカルも飼っていて、吠えるたびにダークネスが反応していたため、まずはラスカルのストレスを発散させるために犬の散歩を進める。さらに「ダークネスという名前は印象が悪い」と改名を要求。当初は難色を示していた2人だったが、後に「ジェダイ」に変えることを決断した。ジャクソンの狙いは「"猫を見る目"を変えさせること」が狙いだった。このようにジャクソンはさまざまな角度から解決方法を探っていく。しかし、そんな彼でも「前代未聞のケース」と驚いたのが今晩27日放送の第3回。同棲間近のクリスティーンとサンディープはマンチカンのアルバートを購入したものの、そのことが災いに。2人を破局寸前まで追い込んだのは"舐め癖"で、いつでもどこでも誰でも舐め回すため、サンディープは同居が嫌になったという。寝ている時も舐められるため、2~3時間ごとに起きてしまう。しかも、クリスティーンは2016年のオリンピック出場を目指すバドミントン選手であるため、ジャクソンも「オリンピックが懸かったケースは初めて」とプレッシャーを感じながら対応する。クリスティーンはサンディープが引っ越してくることを考えていたため、物があまりない殺風景な部屋に。ジャクソンは「トイレのある部屋は猫にはとても重要」とした上で、「猫にとってはにおいは所有権を意味する」と説明し、"縄張り"となる場所を作るよう求めた。さらに、猫が嫌うシトラスの香りをつけた靴下と手袋で「やっていいことといけないこと」を教える。2人にはこれらを課題として取り組ませ、その後の経過でさらに手を施していく。この回では解決に至るまでの流れとは別に、ジャクソンがマンチカンに心を痛めるシーンも。「マンチカンの脚は突然変異によるもの。それに目を付けた人間が繁殖させました。自然をいじるから反動が起きるのです」と解説し、「走る姿が変わっている。獲物に近づいても前足で捕まえられない。短すぎるからだ。簡単なことがあの子にはできないのです。息は切れ、ジャンプもできません」と悲しげに語っていた。(C)2015 Discovery Communications, LLC
2015年07月27日大人の恋愛、子供の恋愛。このフレーズを聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべるかな?大人と子供の恋愛には確かに違いがあるけれど、それは優劣があるという意味ではないよ。ただ人それぞれに好みがあるっていうだけなんだね。だから、子供恋愛のほうが好きっていう人がいてもいいんだ。あなたはどちらのタイプの恋愛をしたいかな。今回は、子供恋愛のほうにスポットを当てて見ていこう。■1.アリ/ナシを即断子供恋愛の特徴の1つめは、相手が恋愛対象としてアリかナシかを、見た瞬間に決めてしまうこと。見ただけですぐわかることといえば外見しかないから、外見だけでその相手のアリ/ナシを決めるってことだね。誰にだって自分の好みの外見っていうのはあるし、その自分の感性に正直に従うのはぜんぜん悪いことじゃないよ。相手に直接「あんたムリ」とかって言うんじゃなくて心の中で思ってるぶんには問題ないもんね。こうやってすぐにアリ/ナシを決めるとどうなるかっていうと、モチベーションが急上昇するんだ。好みのタイプの男子を見つけたら猪突猛進、しかも好みじゃない男子とは最初からかかわらないから、そのぶん好きな男子に自分の全てのリソースをつぎ込むことができるよ。■2.胸が苦しい好きなタイプの男子を見つけるとやる気が出てくるけれど、子供恋愛だからといってみんながみんな肉食女子みたいにアプローチしていけるわけじゃない。中には積極的にかかわっていけず、好きな彼のことを自分の中でずっと考えているだけになる人もいるよ。彼はいま何をしているんだろう、彼の好きなものはなんだろう、私のことをどう思っているんだろう、あ、もしかして彼といま目があった・・・・・・?彼のことを考えるだけでドキドキしたり、胸が苦しくなってきたり。ワクワクして楽しい気持ちもあるけれど、それ以上に息苦しさがだんだんと強くなってきちゃうんだ。昔から言われてる「恋の病に薬なし」っていうのは子供恋愛にこそ当てはまるんだね。■3.出会った頃がMAX素敵な男子と運命的に出会い、雷にうたれたように恋に落ちる。激しく高まる胸の鼓動、愛は一気に燃え上がり幸せの絶頂へ。おとぎ話ならそれでめでたしめでたし。幸せに暮らしましたとさ、で終わるんだけど。現実の私たちは、付き合ったあとにも普通の生活が待っているよね。カップルになってしばらく暮らしていると、出会った頃はあんなに好きだったはずなのに、時間が経つほど「あれ、なんか違うな」って思ったりして。いつの間にか彼を好きな気持ちが減っている自分に気がついたりするの。もしかして運命の人はほかにいるのかも・・・・・・なんていう思いも浮かんできて、ますますいまの彼とはギクシャクしてきちゃったり。出会った頃がMAXっていうのが子供恋愛の特徴の1つだよ。■4.長続きしないこんなふうにして彼氏との関係作りがうまくいかないから、付き合ったとしても意外と早く別れてしまう。あんなに好きだったはずなのに、どうしてだろうね。実は、あんなに好きだったからこそなんだよ。どんな人にも、良いところと悪いところがある。付き合って深くかかわっていくと、最初は見えなかった相手の悪いところも見えてくる。そんな悪いところもひっくるめて相手を好きになったわけじゃなく、彼の良いところだけを見て好きになっていた女子の場合は、ちょっと悪いところを発見しただけで「やっぱりこの人じゃない」とかって思っちゃうんだね。これは男子から見ても同じ。女子のほうも自分の良いところだけ見せて付き合い始めると結局あとで振られちゃうことがあるよ。■羽林由鶴さんからのメッセージ子供恋愛の特徴が少しずつわかってきたかな。子供だからダメだとか直さなきゃとかいうことではなく、単純にどんな特徴があるのかを知っておくだけでだいじょうぶだよ。知ったうえで、子供恋愛のほうが好きだなあって思う人もいていいんだ。たとえ長続きしなくても胸が苦しくても、あの恋焦がれる一瞬のドキドキを味わいたい・・・・・・っていう考えかただって全然変じゃないよ。大人の恋愛をしたい男子とは合わないけれど、男子にだって子供の恋愛をしたい人はいるから、そういう人と一緒に素敵な体験ができるといいね。(羽林由鶴/ハウコレ)(横田 彩夏/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年06月15日子供の頃、よく悪夢にうなされたという経験はありませんか?今回は、子供の睡眠障害を紹介したいと思います。子供と大人の睡眠の違い子供の睡眠障害を紹介する前に、まずは子供と大人の睡眠の違いについて簡単に解説したいと思います。子供は生後3カ月ぐらいまでに5時間ぐらいの睡眠をまとめてとるようになりますが、1歳ぐらいまでは夜中に目が覚める時期があります。成長するにつれてレム睡眠(急速眼球運動睡眠/浅い睡眠)が増えていき、だんだんと大人と同じ睡眠へと近づいていきます。子供の睡眠障害は、ほとんどが一時的なもの、または周期的なものなので、その多くは治療の必要がないと言われています。子供の睡眠障害今回、紹介するのは「睡眠時随伴症」という睡眠障害です。これは4~12歳ぐらいの子供に起こりやすい睡眠障害で、無意識のうちに記憶に残らない行動をしてしまうというものです。具体的な行動としては、おそらく誰もが経験したことのある、就寝の際に体や脚がビクッと動いたり、短時間の映像が見えたり、歯ぎしりをしたり、歩き出したり、ということがあげられます。悪夢を見てうなされることもあります。これはレム睡眠時に起こるもので、熱があるときや疲れているときに頻度が高くなると言われています。特に子供は悪夢の内容を細部までよく覚えていて、怖がって眠れなくなることがあるそうです。悪夢の原因はなに?子供が悪夢によくうなされるという場合は、保護者の方にチェックしていただきたい点があります。それは子供が日中に「見ているもの」「体験していること」です。子供は素直で、正直なので、日中に怖いテレビ・映画やストレスを感じるような体験をすると悪夢を見やすくなると言われています。悪夢はかなり頻繁ではない限り、あまり心配をすることはないと考えられていますが、気になる保護者の方は子供の行動を日記につけるなどしてよく注意してみましょう。それでも原因を特定できない場合は病院へ行って、お医者さんに相談することも考慮する必要があります。Photo by Luciano Dinamarco
2014年12月11日最近、親が子どもに対して虐待をする痛ましい事件がニュースで取り上げられます。その一歩手前、すなわち子どもに体罰(暴力)を与えている疑いをもたれている家庭に然るべき機関の専門員が訪ねると、ご両親の多くは「しつけです!」と答える場合が多いそうです。しつけと体罰(暴力)の線引きは非常に曖昧な点が多いのも事実です。では、その違いについて考えてみましょう。■「しつけ」の目的とは?簡単に言うと、しつけとは、「集団社会のルールにあった行動ができるように、トレーニングすること、そのサポート」です。サポートの結果、子どもが自分で自分をコントロールすることができるようになったり、自分で考える力を育めたりするように、大人が導くことを目的とします。決して、子どもを抑制したり、威圧をしたりすることではありません。縫い物をする際の「しつけ糸」には、同じ「しつけ」という言葉が使われています。しつけ糸の役目は、本縫いの縫い目が曲がらないように、事前におおまかな形を定めておくことです。それと同じように、大人が子どもへおおまかなガイドをしてあげることによって、自分で自分を律することができるようになってきます。しつけにとって重要なのは、自律心を育てていくことです。怒鳴ったり、叩いたりすることは決して有効な方法ではなく、反対にしつけの目的を削ぐことに繋がってしまうのでNGです。■「体罰」の目的とは?体罰とは、恐怖や痛みで子どもの言動をコントロールして従わせることです。体罰の多くは、単なる大人の感情のはけ口となっている場合があります。大人の感情を“暴力”という形で爆発させながら、「この子のしつけのためだ!」と思い込む、それは大きな間違いなのです。子どもが体罰から学ぶことは、「腹が立ったら暴力をしてもいい」ということ、それだけです。反省や謝罪の思いよりも、恐怖や不安な感情のほうが大きくなってしまいます。体罰には即効性はありますが、恐怖で子どもの行動をコントロールしようとしているだけにほかなりません。子どもにとっては「なぜいけないのか?」を学ぶことができず、痛いからこの行為を止めるという意識になってしまいます。そして、大人のいない所で同じ行為を繰り返すことにもなるのです。体罰では、しつけの目的、すなわち自律心を養うことを果たせないのです。■怒鳴ったり、叩いたりしないしつけ方を子どもにとっても本来、安心を与えてくれるはずのパパやママが、怒鳴ったり、叩いたりして自分へ恐怖を与えることで、心に混乱が生じ、アタッチメント(愛着)の形成が阻害されてしまいます。怒鳴ったり、叩いたりする前にまず、お子さんがどんな大人に育って欲しいのかを、よく考えてみてください。人にやさしくできる人、親切で人の手助けができる人、思慮深くて礼儀正しい人、賢い意思決定ができる人、正直で信頼される人、暴力を振るわない人、愛情深い人… などなど、いろいろと思い浮かぶでしょう。そうすればおのずと、どういう声かけや注意の仕方をしたらいいのかが見えてくるはずです。子育ては即効性がある方法は少なく、少しずつ一歩一歩積み重ねて成長していくものがほとんどです。場合によっては、同じ言葉を何度も繰り返し伝えることも必要です。いまの子どもの姿だけを見て、その場の解決策を考えるのではなく、大人になった姿を見据えて、しつけをしていきたいものですね。
2014年08月16日日本教育文化研究所は、幼稚園児・小学生・中学生・高校生の子供を持つ男女1,030人を対象に、子供に対するしつけ・道徳教育に関する調査を行った。概要は以下の通り。調査結果では、8割の保護者が家庭における「しつけ」を重視しているとする一方で、半数以上が教育機関での道徳教育にも期待している事が分かった。中でも、教育機関に期待する理由としては、「客観的な道徳教育を受けられると考えているから」が約6割と最も多く、「子供が素直に受け入れてくれそう」(45.9%)、「より質の高いしつけや道徳教育をしてくれそう」(25.0%)が続いた。保護者が我が子に身につけさせたい具体的な内容として、家庭においては、「日常のあいさつ」(78.9%)、「感謝や謝意を伝える言葉」(75.3%)が特に多く、「ウソをつかない」(40.7%)、「約束を守る」(36.2%)、「思いやりの心を持つ」(35.1%)等も多く見られた。一方、教育機関に求める道徳教育においては、「人と協力する」(48%)が最も多く、次いで「決められたルールや規則を守る」(43%)、「日常の挨拶」(35.7%)の順に、他者とのコミュニケーションを取っていく上で、必要不可欠なことを重視している姿勢が伺える。また、調査では、保護者自身の幼少期におけるしつけの体験についても尋ねており、その内の約半数が自身の幼少期に「厳しくしつけされたと思う」と答えている。家庭で受けたしつけについて「良かったと思う」と答えたのは約6割、しつけが「身に付いた」という人が約7割を占めていることから、しつけや道徳教育の重要性を保護者が身を持って認識していることが伺える。その他に、子供のしつけをお願いしたい著名人として、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さんが圧倒的な支持を集めたほか、ドラマのイメージから武田鉄矢さん、偉人では坂本龍馬等が挙がった。■『子供に対するしつけ・道徳教育に関する調査』調査概要・調査期間:2013年3月14日(木)~3月15日(金)・調査方法:インターネットリサーチ (調査会社保有のパネルを使用)・調査対象:幼稚園児・小学生・中学生・高校生の子供を持つ男女(エリア:全国)・有効回収数:1,030サンプル ※子供(長子)の性×学齢別に下記割付に沿って回収・詳細分布:男子(計515):園児(幼稚園)103/小学生(低学年)103/小学生(高学年)103/中学生103/高校生103女子(計505):園児(幼稚園)103/小学生(低学年)103/小学生(高学年)103/中学生103/高校生103・調査内容-家庭での「しつけ」の重視度-学校・幼稚園での「道徳教育」内容認知-学校・幼稚園での「道徳教育」期待度とその理由-家庭で子供に身につけさせるべき大切なこと-学校で行う道徳教育において、子供に身につけさせるべき大切なこと-自身が家庭で受けてきた「しつけ」について【厳しさの度合い/良かったと思うか/身に付いたと思うか】-「しつけ」や「道徳教育」の負担の度合いの変化-「しつけ」をお願いしたい人物-日本人として身につけておかねばならないこと-子供に身につけさせるべき道徳性について 等 引用元:PR TIMES
2013年06月04日大人になると、子供の突拍子もない発想力に驚かされることってありますよね。でも私たちも、かつてはそんな子供だった時代があったはず。そこで今回は、「子供のころに思い込んでいたこと」をお聞きしてみました。調査期間:2012/10/18~2012/10/22アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:867件(ウェブログイン式)■言葉の勘違い「競馬の『クビ』は負けたから引退になったのだと思っていた」(30歳/女性/東京都)子供の想像力は、時に残酷です。「台風一過を台風一家だと思っていた。20歳の時に友達に、『昨日の台風一家は何人家族分なんだろうね』と話したら本気で笑われた」(25歳/男性/東京都)「月極の読み方。大学時代まで間違いに気づかなかった」(31歳/女性/兵庫県)「番組の最後に紹介される『ご覧のスポンサーの提供で……』は、"ゴランノスポンサー"という一単語だと思っていた」(27歳/男性/東京都)「電車の不通の意味。普通なのになんで遅れるのか不思議だったが、漢字を知って納得」(30歳/男性/群馬県)そのほか、汚職事件をお食事券など、今思えばベタな勘違いも、人生経験の少ない子供にとっては難しいのでしょう。■ファンタジーな世界で生きていました「天気予報の地図で沖縄が九州の上にあると思い込んでいた。教科書の地図を見て気づいた」(36歳/男性/東京都)「地球の表面ではなく、球体の中に住んでいると思っていた」(25歳/男性/神奈川県)「小学校3年生くらいまで、虹は触れると思っていた」(29歳/女性/静岡県)「お母さんが世界で一番背が高いと思っていた。お母さんより高い人を見たことがなかったから」(23歳/女性/広島県)「ウルトラマンシリーズを見ていて、東京は怪獣が出て大変だなぁ~と思っていた」(35歳/男性/広島県)日本の首都がボロボロにされる様子を映し続けるカメラマンも、命がけの中継です。■人体の不思議?「脳みそは空気に触れるとふくれる、というのを先生から聞かされてそんなものかと思っていた。いつの日からか、あれは冗談だったと気づいた」(28歳/男性/東京都)「人間の体温は5度~42度だと思っていた。熱を測ると親が『6度8分だね』みたいなことを言っていたので、熱を出すと10度を超えると誤解した」(25歳/女性/新潟県)「小学校低学年の頃、キスをすれば赤ちゃんができると友人に教えられた。小学校高学年になり、マンガで真実を知った」(27歳/女性/愛知県)「スポーツの記録更新には限界はないと思っていたが、さすがに100mを5秒で走るのは無理と気づいた」(33歳/男性/東京都)「ずっと願っていれば、いつかかわいいハーフになれると信じていた。しかし、心のどこかで無理じゃないかとも思っていた」(32歳/女性/東京都)子供心に、真実に気づき始めていたのですね……。■そのほか、こんな勘違いも……「ミッキーマウスは犬だと思っていた。中学生くらいになってからマウスがネズミだとわかって気づいた」(36歳/女性/兵庫県)「絵の具の赤青黄色を適量混ぜると、どんな色も出せると思っていた。金色はどう混ぜたらいいのか先生に聞いたら言葉を濁された」(33歳/男性/東京都)その適量を見つけ出すのが大変そう?「サンタがいると思っていたが、中学1年生のとき、『家計が苦しいので、今年はプレゼントを勘弁してくれ!』という手紙が靴下の中に入っているのを見て、真実を知った」(35歳/男性/岐阜県)中学生になるまで真実を隠していた親御さんの努力も、認めてあげたいです。ちなみに筆者は、「太っている人は、やせるまでおなかが空かないもの」と思っていました。今になっても、自分のおなかをつまみつつ、蓄えがあるのになぜおなかが空くのか不思議です。(文/島田彩子)
2012年12月21日子供のころ、大事にしていた「宝物」は何でしたか?ぬいぐるみ、貝殻、シールなどなど。大人になると、いつの間にか手元にないことが多いですが。子供のころの宝物が何だったかを聞きました。調査期間:2012/9/27~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■子供のころ、宝物はありましたか?まず、子供のころに大事にしていた宝物があったかを聞いてみました。はい507人50.7%いいえ493人49.3%約半数の人が宝物があったと答えました。では、その宝物は何だったかを聞いてみました。■宝物は何でしたか? 一番多かったのは……●いつも一緒に寝ていたぬいぐるみ。(長野県/女性/23歳)宝物だったとして一番多かったのは「ぬいぐるみ」。「うさぎ」や「くま」など種類はいろいろでしたが、93人がぬいぐるみと答えました。子供のころの宝物は、大事にしていても「捨てましたよ」なんてお母さんに言われて、いつの間に手元からかなくなってしまうものです。宝物だった物と、それがどうなったかを聞きましたので、合わせて紹介します。●友人からもらった手紙。好きな人からもらったホワイトデーのぬいぐるみ。大人になってから思い切って処分した。(東京都/女性/29歳)手紙を捨てる時って結構な決意が要りますよね。●遊戯王のカード。いつの間にか興味がなくなって消えてしまった。(埼玉県/男性/22歳)自分で捨てたんでしょうか。それともお母さんが捨てたのでしょうか。●木でできた丸いコブタの置物。転がってもちゃんと起き上がるやつで、5センチくらいのものです。小学生の時に仲良くなった近所のおばあさんにもらいました。今でもちゃんと持っています。頭に付いていたリボンは取れてしまったし、色も薄くなりましたが。(北海道/女性/31歳)どんなに汚れてもこれは捨てられないですよね。●特撮『ギンガマン』に登場する武器『自在剣機刃』。今も大切にしている。(沖縄県/男性/18歳)若いのに物持ちがいいです。失くしてしまわないようにしましょう。●貯金箱。お母さんに買ってもらったので。今もあります。外国のお金が入っています。(愛知県/女性/30歳)お金が入っていたらお母さんも捨てないでしょうね。●大阪万博のメダル。大事に持っている。(兵庫県/男性/22歳)大阪万博の開催は1970年。この人は世代が違うので両親からもらったのでしょうか。●うさぎのぬいぐるみ。小さいころに暮らしたケンブリッジで気に入って買ってもらった。日本への帰国当日、空港内のどこかの椅子に置き忘れてきてしまい、搭乗直前にそのことに気づいた父が、空港中を走り回って探してくれた。今も私のベッドに座っています☆(愛知県/女性/28歳)お父さんの思い出と共にある大事なぬいぐるみですね。●川で拾ったきれいな石。母にいらないでしょと捨てられていた。(静岡県/女性/28歳)川で拾った石という回答は他にも3回答ありました。中には捨てられず、「今も持っている」という人も。●切手。押し入れにある。(東京都/女性/35歳)なぜか子供のころには切手収集が流行ったりしますね。大きくなるとやめてしまうことが多いですが、まだ持っているのはスゴイですね。●少女コミック誌。小学校1年生から6年生までため続けたけれど引っ越しを機に捨てた。(兵庫県/男性/25歳)男性なのに少女コミックを集めていたんですね。6年間集めたものを捨てたのはちょっともったいなかったかも。●貝殻。紛失しました。(兵庫県/女性/41歳)貝殻という回答も多かったです。ただいつの間にかなくなるようで、その行方は「紛失」多数でした。●牛乳びんのふた。なんでこんなものを集めていたのか疑問になり、捨てた。(東京都/男性/40歳)以前に「小学生のころに流行(はや)った遊び」というアンケートをとったところ、「牛乳のふた集め」という回答が複数ありました。世代によって、その流行を経験した人がいるようです。●穴が空いてない5円玉、大きなサイズの500円硬貨。どこに行ったか分かりません。長年探していますが相次ぐ引っ越しで所在不明です。(神奈川県/男性/56歳)エラーコインはいい値段がつくようなので残念ですねえ。●阿蘇山に行った時に買った石。ピンクのきれいな石だったので持っていたらいいことがある気がして、いつも持ち歩いていました。今はどこにあるのかわかりません。(福岡県/女性/28歳)これは何の石だったのでしょうね。少し調べてみましたが「火山石」というのを販売しているようですが。●ドラゴンボールのカードダス。アルバムに収めて大切に保管したはずだけど今は見つからない。(東京都/男性/28歳)お母さんが捨てちゃったんでしょうか。●ビックリマンシール。1,000枚近く集めたのに、いつのまにか親に捨てられていた。(愛知県/女性/37歳)どうも親というのは、自分の子供だったころのことを忘れがちようです(笑)。●『ひみつのアッコちゃん』のコンパクト。行方不明。(福岡県/女性/28歳)この人の宝物も行方不明。遊んでいてなくしちゃったのか、それともお母さんに捨てられたんでしょうか。●におい付きのカラフルな砂。今も持ってます。(東京都/女性/33歳)これは何の砂なんでしょう。気になりますね。●タオルケット。あまりに汚くなって処分されてしまった。(新潟県/女性/32歳)タオルケットと答えた人は4人。いずれも女性でした。「それがないと眠れなかった」ほど大事だった人もいました。●シール。当時たくさん集めて手帳を作って友達と交換していたが、今も残っている。(東京都/女性/24歳)これは貴重なコレクション。残っているのは素晴らしい。●きれいな洋服のボタン。タイムカプセルに入れて埋めた。(埼玉県/女性/27歳)タイムカプセルを掘り出せば出てきますね。タイムカプセルをどこに埋めたか覚えていますか?あなたの子供のころの宝物は何でしたか?(高橋モータース@dcp)
2012年12月03日電車の中で暴れている子供、スーパーの中を走り回っている子供、いますよね。「子供なんで仕方がない」とわかってはいてもムカっとすることありませんか。よその子供にムカついてしまった経験を女性に聞いてみました。調査期間:2012/8/28~2012/8/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■よその子供にムカついたこと!よその子供に対してムカっとしてしまったことはありますか? を女性に聞きました。はい275人64.7%いいえ150人35.3%約65%の人がよその子供にムカっとした経験があります。35%の人はないと答えています。これはスゴイことかもしれません。やはり母性豊かな女性の方が子供の方に寛大なのでしょうか。筆者は男性ですが、男の場合、この数字はもう少し上がるような気がします。では、どのようなムカつくことがあったのでしょうか。「ムカつくことがあった」と答えた人に聞きましたので紹介します。■結婚してお子さんを持っている方の意見結婚してお子さんを持っている人は、よその子供に関してより寛容なのかと考え、アンケートを採ってみたところ……そうでもないことがわかりました。子供を持つお母さんに「よその子供にムカっとしたことはありますか」と質問したところ、約73%の人が「はい」と答えました。同じ質問に対して「はい」と答えた人は、女性全体では約65%ですから、子供を実際に持つと、よりよその子供に対してムカつくことが増えるようです。まずこのお母さんの回答を紹介します。●わが子に危害が……他人の子どもが悪気がないにせよ、わが子に危害を加え、またそれをその親が注意しない時。(埼玉県/女性/31歳)そうですね。子供を持つとこういうことがあるんですね。相手の親との関係も考えないといけませんから大変です。●近寄らないでー鼻水垂れ流しの状態で近寄ってくる。(三重県/女性/31歳)これは子供だからしょうがないですよ(笑)。よその子が鼻水垂れ流しで近寄ってきたら、それはイヤかもしれませんが。●子供の友達が……子供の友達ががつがつ家までおしかけてくる。(埼玉県/女性/26歳)がつがつという表現がスゴイ(笑)。その子にとっては「友達の家」なので仕方ないですね。●うちの子が突き飛ばされた自分の子供が1人で遊んでたところにやってきて、突然突き飛ばされた。(北海道/女性/34歳)これはかなり乱暴な話ですね。お子さんは大丈夫だったのでしょうか。■お子さんがいない方々の回答●モップで天井を突いた!上の階に住んでいる子どもが夜中までバタバタ走り回ってうるさかった。翌日も仕事で早く寝たいのに眠れなくてイライラしモップの柄で天井を叩いた。(北海道/女性/28歳)これはムカつきますねー。夜中になぜ子供が走り回っているのでしょうか。●音を消せ!電車の中で、音を出したまま携帯ゲームをしてる子供にイラっとした。親もいたけど、注意もしてなかったのも合わせてイラっとした。(愛知県/女性/30歳)親はなぜ何もしないのでしょうか。その電車に乗り合わせた人はみんなイライラしていたでしょう。●注意しない親あまりにもぎゃーぎゃー泣いていたり騒いでいたりするとき。子どもにもイラッとするし、注意しない親にはさらにイライラ。(千葉県/女性/25歳)これなども注目すべきは「親」ですよね。しつけのできない親が増えているのでしょう。●公共の場で泣き叫ぶな!電車や病院など公共の場で泣け叫ぶ子供は殺したくなるくらいイライラしてしまうほど、子供が嫌いな時があります。仕事でストレスがたまっているときは、子供に近寄りません!(東京都/女性/23歳)殺しはいけませよ(笑)。気持ちはわかりますが……。●ぶっ飛ばすぞー!子供が嫌いなので、基本的にいるだけでちょっとイラッとする。ちょろちょろ動き回って自分の進路を邪魔された時や、新幹線の中でこっちは静かに本読んだり寝たりしたいのに、高い声で騒がれるとぶっ飛ばしたくなる。(東京都/女性/24歳)新幹線に乗ってテンションが上がってしまったんでしょうね。あなたもかつて子供だったわけですから……。●見かけるとイラッ!子どもを見かけると毎日イラッとする。声も話す内容も粗野な振る舞いも、それを静観している親もすべてがイラっとする。自分の子どもは、物心つくまで公共交通機関には乗せたくない。(東京都/女性/29歳)自分に子供ができるとそうも言ってられないですよ。お母さんになったらぜひしつけをしっかりお願いします。●靴を履いたまま……靴を履いたまま地下鉄のいすに立つ。大声をあげる。母親の教育がだめだとこうなるんだと思った。(北海道/女性/30歳)これもまたひどい話ですね。本当に張り倒したくなりますね。いえ、暴力はいけないのですが。●子供は嫌いいつも。子供が嫌いだから。けがらわしいから。(広島県/女性/30歳)ずいぶん極端な方です。そこまで嫌わなくても……。●笑顔が憎い!笑顔でおばちゃん!!っと言われた。(千葉県/女性/27歳)最後はちょっとカワイイ話です。子供からしたらみんなオバちゃんですよ。子供にムカつくことがテーマだったのですが、これはやはり「親は何をしてるんだ」ということに行きつきます。親になったらきちんと子供にしつけないといけないですね。(高橋モータース@dcp)
2012年11月24日アニコム損害保険は、ペット保険の契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットとの暮らし」に関する調査を行なった。「ペットの子育て・しつけは楽しいですか」と聞いたところ、16.3%が「とても楽しい」、64.2%が「大変なこともあるが、楽しいことの方が多い」と答え、合わせると80.5%が「楽しい」と感じていることがわかった。ペットと暮らすことが、飼い主の暮らしに新たな楽しみをもたらし、幸福度が増加すると見ることができる。大変と感じることでは、「しつけを覚えてくれない、言うことを聞かない」(25.6%)がもっとも多く、「抜け毛の掃除が面倒」(17.1%)、「費用が予想以上にかかる」(14.3%)が続く。そのほかでは、「病気の介護」「トイレの掃除、片付け」などの声が聞かれた。現在、悩んでいることでは、「病気や医療」(40.2%)がもっとも多く、「しつけの方法」(36.9%)、「食餌や栄養」(30.3%)が続いた。「病気や医療」では、「できるだけ副作用の少ない治療法を選びたいが選択肢が少ない」「加齢に伴う病気の治療方法」「避妊去勢手術の時期」などの声が寄せられ、「しつけ」では「無駄吠え」「食糞」が多く聞かれた。また、「シニア期をどのように穏やかに過ごさせるか悩んでいる」「老化する様子を見るのが寂しい」など、シニア期ならではの悩みも見られた。ペットに関する悩みを相談する相手は、「動物病院」(67.2%)がもっとも多い結果となった。また、しつけに関する情報の入手経路でも、「インターネット」(69.6%)、「動物病院」(64.0%)と続き、飼い主にとって、動物病院が、ケガや病気の治療だけでなくペットの子育てやしつけについても相談できる頼れる存在であることがわかる。ペットの子育てやしつけを「楽しむコツ、工夫していること」では、「ほめる」「気長に、根気良く」「話しかける」というキーワードが多く挙がった。「飼い主も一緒に楽しむ」「できなくて当然と思う」「神経質になりすぎない」というコメントも多く、わが子に愛情を注ぐ飼い主の気持ちが多く寄せられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日子供に「なんでもしてあげる」という行為を通じて何かしらの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしていませんか?「子供には子供の人生。」自分の「モノ」じゃないのです……【杉元 信代 カウンセラー】「家族」って、距離感がとっても難しい関係だと思うのです。ちょっと気を許すとものすごくべたーっとなってしまう。それが心地よいときももちろんあるのだけれど、その状態が続くとまちがいなく息苦しくもなるわけで。特に「親子」。こんな私も、気をつけてはいるものの、ついつい息子に「なんでもしてあげて」しまいそうになるわけです。きゃあ、おそろしい。「なんでもしてあげる」のは子供から見たら一見「ラクチン♪」なことかもしれないけれど、実は私から「おとなになるな~」「いつまでもこどもでいろ~」「おまえはなんにもできないんだ~」というメッセージをね、垂れ流してるわけですよ。おっとろしおっとろし。私は私で、「なんでもしてあげる」という行為を通じてなんかの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしてるわけで。それを息子を利用してしたらいかんわねえ。反省反省。そんなときはこのおまじないを。「彼には彼の人生。」そりゃ親だからいろいろ心配はありますよ。「いらん苦労をしてほしくない」という思いもある。だからこそ、口も手も出したくなるわけです。なんせこっちは人生の先輩。たいていのことは「このままだったらこの先こんな風になっちゃうぜ」的なことは見えちゃうんですよね。(あっているかどうかは別にしてね)だけど、親である私の「心配」を排除する目的で、息子の「修行の場を奪うこと」はいかんですよね。そもそも、こっちが思う「いらん苦労」が彼にとっても「いらん」かどうかは誰にもわからない。親としては、「日々観察」ぐらいしか、できないんじゃないかなとも思うのです。なんせ大事だけど、自分の「モノ」じゃありませんから。距離感保って見守るのは「親としての修行」なのかもしれません。このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 杉元 信代 カウンセラー
2011年07月29日アンジェリーナ・ジョリーが、クランクインしたばかりの映画監督デビュー作の撮影地、ハンガリーのブダペストに6人の子供たちを呼び寄せ、子供たちは現地で学校に通うことになったと「People.com」が報じた。アンジーは、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を背景にしたタイトル未定の新作でメガホンをとるが、パートナーのブラッド・ピットはアメリカのボストンで主演作『マネーボール』(原題)を撮影中。そこで子供たちはアンジーと一緒に過ごすことになった。ブランジェリーナ一家は子育て優先で、どちらかが仕事をしているときは一方はオフを取って帯同するのがルールだったが、子供たちの成長に合わせて臨機応変な対応になってきたようだ。関係者によると、アンジーは仏・米のエリート家庭の子女が通う学校に子供たちを転入させる手続きを済ませており、マドックスとパックスは来週から通学を予定。ザハラとシャイロが通う幼稚園も併設している。アンジーは有名人であることを鼻にかけず、近所付き合いにも気を配っている様子。近隣の住民ひとりひとりと握手しながら自己紹介をして歩いたという。(text:Yuki Tominaga)© David Dyson/Camera Press/AFLO■関連作品:マネーボール (原題) 2011年公開■関連記事:ブラッド・ピット、撮影休みの土曜日に愛娘とお出かけブランジェリーナ、アンジー新作『ソルト』のL.A.プレミアにツーショットで登場!ブラピ、敏腕GMの役作りで慣れ親しんだあごひげとおさらば
2010年10月06日