大人気漫画「進撃の巨人」の実写化プロジェクトの二部作の後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が9月19日(土)に公開を迎え、三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、石原さとみらキャスト陣と樋口真嗣監督が舞台挨拶に登壇した。三浦さんは公開までにこの日も含め58回もの舞台挨拶に登壇。TVや雑誌などのインタビューを受けた媒体数は261に及んだ。「以前はどこかで『よく見られたい』と意識していて、クロストークもうまくいかなかったけど、今回はいろんな話をできるようになりました。自分のことよりも、いろんな経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせてもらった『進撃の巨人』という作品をより多くの人に見てほしいと思ったから」と何より作品のためにという思いでプロモーションに参加してきたと振り返った。また本作はすでに84か国での公開が決まっているが、アメリカでは9月30日(現地時間)より112館で公開が開始となる。実写邦画で3ケタもの館数でアメリカで公開されるのは異例のこと。三浦さんは「純粋に嬉しいです。この作品のパワーを感じます」と語り、水原さんも「LAでもプレミアでも(いい)感触はあったので、海外の人にも見てほしいと思ってました」と喜びを口にした。樋口監督は「このメンバーとやれて幸せです」と改めて苦難を共にしたキャスト陣にねぎらいの言葉を掛けた。最後に再びマイクを握った三浦さんは「本日をもってキャンペーンが幕を閉じるかと思うと寂しい気持ちでいっぱいです」と胸の内を吐露。今回の二部作で主演を張ることについて「とても大きなプレッシャーがありましたが、その中でたくさん学び、考え、感じて過ごしてきました」と振り返る。さらに、特に長い時間を共に過ごしてきた本郷さんと水原さんの名を挙げ「同世代でもあり、ずっと支えてくれました」と語り、他のスタッフ、キャストへの感謝の思いを口にする。さらにこのチームをまとめ上げた樋口監督の存在の大きさについて言及し「もう一度、大きな拍手を」と促し会場が拍手に包まれると、樋口監督は思わず涙をぬぐった。そして三浦さんは「素晴らしい景色を見せてくれた『進撃の巨人』が多くの人の心に残り続けることを願っています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月19日人気コンテンツ『進撃の巨人』のスピンオフ作品として話題を呼ぶTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、新たにエンディングテーマが決定した。エンディングテーマは、コミックスでも登場している中学生バンド「attackers」をモチーフに、梶裕貴演じるエレン、谷山紀章演じるジャンの二人がメインヴォーカルを務め、石川由依演じるミカサも参加。気になる曲名は「反撃の大地」で、本編でも引き続き登場する巨人への復讐を歌っているこの曲は、『進撃の巨人』の本編とスピンアウトした『進撃! 巨人中学校』の両方の世界観に共通する"反抗"をテーマにした力強さを持ったロックナンバーとなっている。エレン・イェーガー(cv. 梶裕貴) ジャン・キルシュタイン(cv. 谷山紀章) ミカサ・アッカーマン(cv. 石川由依) from attackersによるEDテーマ「反撃の大地」は、2015年11月18日の発売予定。なお、今後もキャラクターソングが続々とリリースされる予定とのことなので、しっかりチェックしておきたい。そして、第3弾PVにて「ある日の『進撃! 巨人中学校』日記~リヴァイとハンジ~」が遂に解禁。この第3弾PVでは「揃いも揃ってマヌケな面しやがって……」と相変わらずの毒舌ぶりを発揮するリヴァイ(cv. 神谷浩史)に対し、「そんなことより見て~巨人の爪拾っちゃった~」と、意にも介さず自分の世界に浸りまくるハンジ(cv. 朴璐美)という、どことなくシュールな掛け合いが展開されている。そしてPVの最後に登場する超大型巨人は……まさかの校長先生!? 今回も本編の新カットとともに、謎に包まれたアニメ本編の内容を知る重要な手がかりが隠されている。○進撃! 巨人中学校 PV第3弾ちなみにこの「ある日の『進撃! 巨人中学校』日記」は、第2弾PVにてエレン(cv. 梶裕貴)とジャン(cv. 谷山紀章)という"水と油"な二人による絶妙なナレーションが収録されているので、続けて観ても楽しめそうだ。TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は2015年10月より、MBS、TOKYO MX、BS11ほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年09月14日大阪府大阪市内では9月10日から、阪急電鉄車内および各駅にて、「吉本新喜劇」の巨人が名所に現れるポスターなどを順次掲出する。今回展開されるポスターなどは、9月11日よりグランフロント大阪(大阪府大阪市)にて開催される「進撃の巨人展 WALL OSAKA」の宣伝活動となる。「吉本新喜劇」の出演者をモデルにした「新喜劇の巨人」たちがポスターデザインに登場し、9月10日からは阪急電鉄車内にて中づりをジャック。9月11日からは阪急電鉄各駅にて掲出される予定となっている。中づり広告は全8種類・4セットで、全て「新喜劇の巨人」をデザインしたポスターを展開。阪急電鉄 神戸線、宝塚線、京都線の合計15編成に掲出する。掲出時期は9月10日~13日。駅に掲出するポスターは全34種類で、うち「新喜劇の巨人」は12種類となる。阪急電鉄各駅にて、9月11日~10月18日に掲出予定。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
2015年09月09日阪神電気鉄道は9月11日~10月18日、「『進撃の巨人展』謎解きラリー~阪神調査兵団 巨人駆逐作戦~」を実施する。同イベントは、同期間にグランフロント大阪で開催する人気漫画「進撃の巨人」を題材にした「進撃の巨人展 WALL OSAKA」に合わせ、阪神沿線にて実施する企画。阪神電車各駅で入手できるリーフレットに記されたヒントをもとに、「調査兵」が隠れている3つの駅を探し当て、それぞれの駅に掲出しているパネルのヒントから駅周辺に隠れている調査兵のステッカーを探し出していく。リーフレットに解答(3つの駅名とそれぞれの調査兵の名前)を記入し、ゴールとなるグランフロント大阪「進撃の巨人展 WALL OSAKA」会場に持参すると、参加賞「進撃の巨人展ポストカード」がもらえる(先着2,000人)。さらに、同イベントではWチャンス賞も用意。正解を提出した際にもらえるWチャンス応募用紙に「進撃の巨人展」のチケットの半券を貼って応募した人の中から、抽選で10人に「進撃の巨人展オリジナル商品(1万円相当)」が当たる。参加は無料。阪神電車などの交通費は自己負担となる。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
2015年09月09日人気コンテンツ『進撃の巨人』における異例のスピンオフ作品として話題を呼ぶTVアニメ『進撃! 巨人中学校』。2015年10月から放送予定の本作だが、その第2弾PVが公開された。今回のPVは「ある日の『進撃! 巨人中学校』日記~エレンとジャン~」ということで、数ある個性的なキャラクターの中からエレン(cv. 梶裕貴)とジャン(cv. 谷山紀章)によるナレーショントークが収録されている。『進撃の巨人』本編でもよく話題に上がっていたが、まるで水と油のような二人。この第2弾PVでは「必ずあいつらを駆逐してやるんだ!」と早速突っ走り傾向のエレンに対し、どこか冷めた感じで「俺は学園生活に何も求めてない」と主張するジャンという、今回もその"合わなさ具合"による絶妙な掛け合いが展開されており、スピンオフコメディにふさわしい内容となっている。さらに映像には、第1話の新たなシーンが登場しており、本編の内容を早く知りたいファンにとっても待望の第2弾PVとなっている。○TVアニメ『進撃! 巨人中学校』第2弾PVTVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月よりMBS、TOKYO MXほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年09月07日MBSほかにて10月3日より放送がスタートするTVアニメ『進撃! 巨人中学校』(毎週土曜25:58~ほか)のオープニングテーマを、音楽ユニット・Linked Horizonが担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは、「青春は花火のように」。Linked Horizonにとっては、アニメ『進撃の巨人』に続くコラボレーションとなった本作は、『進撃の巨人』のオープニング曲「紅蓮の弓矢」のスピンオフ的な一面も持っており、学園生活を送るキャラクターたちの青春を応援するメッセージが込められているという。楽曲は、10月5日よりレコチョク・iTunesで限定配信。本作は、アニメ・実写など幅広い枠で話題を呼んでいる人気コミック『進撃の巨人』の公式スピンオフとして、累計発行部数180万部を超える『進撃! 巨人中学校』を原作としたアニメ作品。5年前に起きた忌まわしい事件をきっかけに、巨人を全世界から駆逐することに燃えるエレンが、幼なじみのミカサとともに「進撃中学校」に入学。「巨人に逆らってはいけない」という校則を前に、エレンたちの奮闘が描かれる。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年09月03日8月1日に公開を迎えた大人気コミックの実写化『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。公開日時点で全世界83の国と地域での配給が決定した本作だが、このたび後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の予告編映像が解禁となった。大型巨人によって破壊された壁の穴を修復すべく、外壁修復作戦に出発したエレン達であったが、巨人の急襲で窮地に陥ってしまう。調査兵団を率いる“人類最強の男”シキシマによってその危機を免れるが、巨人は侵攻の手を緩めない。そんな中、手負いとなったエレンは、仲間のアルミンをかばい、巨人に飲み込まれてしまう――。誰もが絶望しかけたその時、謎の黒髪の巨人が出現し、他の巨人達を駆逐し始めたのだった。「この作戦に失敗したら、それで人類は終わる」巨人はなぜ現れたのか。人類はなぜ戦うのか。いま、人類最後の反撃が始まる。『日本沈没』の樋口真嗣監督がメガホンを握り、主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧ら豪華キャストが集結した本作。このたび公開となった予告編映像では、本郷さん演じるアルミンのナレーションから始まる前篇のダイジェストから、前篇公開後、評価の高い石原さん演じるハンジの「こんなのはじめてー!」がさらにスケールアップした、「こんなのはじめてがまた出てきたー!」もお披露目されている。さらに、主題歌は前篇の主題歌「ANTI-HERO」に引き続き、人気バンド「SEKAI NO OWARI」が担当。セカオワ書き下ろしの楽曲「SOS」が使用された本映像がWEBにて解禁されたのは今回が初となる。黒髪の巨人の姿も確認できる同予告編映像。果たして、“巨人の謎”とは一体何なのか?後篇の公開を目前に、『進撃の巨人』がさらなる盛り上がりを見せそうだ。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日2015年10月より放送開始となるTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、そのオープニングテーマは、「進撃の巨人」シリーズに引き続き、公式スピンオフコメディ作品である本作でも「Linked Horizon」が手掛けることが決定した。注目のタイトルは「青春は花火のように」。この楽曲は『進撃の巨人』のOPテーマである「紅蓮の弓矢」のスピンオフ的な一面も持っており、巨人中学校で学園生活を送るキャラクターたちの青春を応援するメッセージが込められているという。なお、Linked Horizonが手掛ける「青春は花火のように」は音楽配信限定発売で、10月5日(月)よりレコチョク・iTunesで限定先行配信され、そのほかのサイトでは10月14日からの配信となる。TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月3日(土)25:58よりMBSで放送されるのを皮切りに、TOKYO MX、BS11、RKK(熊本放送)にて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年08月31日大阪城公園・天守閣前広場(大阪府大阪市)では8月28日~9月6日の期間限定で、全長約5メートルの超大型巨人の足跡が出現している。大阪では、9月11日から10月18日まで、グランフロント大阪 北館「ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪府大阪市)にて「進撃の巨人展 WALL OSAKA」が開催される。開催地である大阪・梅田に向け、京都・奈良・神戸・難波など関西主要各地で巨人の目撃情報が演出されており、8月24日には大阪市内各地のバス停付近に巨人が出現した。今回出現した超大型巨人の足跡は、観覧自由となる。なお出現期間は天候により前後する場合があるとのこと。詳細は同展もしくは大阪城パークセンターの公式サイトにて。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
2015年08月31日「進撃の巨人」のスピンオフ作品として話題を呼び、2015年10月より放送開始となるTVアニメ『進撃! 巨人中学校』だが、その放送に先んじて、先行上映会が開催されることが決定した。上映会は9月26日(土)に東京2回、27日(日)に大阪2回の計2カ所・計4回の日程で開催される。先行上映会には、出演声優によるキャストトークも合わせて開催される予定となっており、1日目の東京では、エレン・イェーガー役の梶裕貴とミカサ・アッカーマン役の石川由依、そしてアルミン・アルレルト役の井上麻里奈が出演。2日目の大阪では石川由依に加え、サシャ・ブラウス役の小林ゆうと、ベルトルト・フーバー役の橋詰知久が出演する。こちらの先行上映会は、通販サイト「きゃにめ,jp」にて9月7日(月)23時59分まで先行エントリーを受付中。詳細ならびにエントリーは、特設サイトをチェックしてほしい。■TVアニメ『進撃! 巨人中学校』先行上映会 - 開催概要【東京】日時 : 9月26日(土)1回目 / 18時開演2回目 / 19時30分開演場所 : 新宿バルト9出演 : 梶裕貴、石川由依、井上麻里奈内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)【大阪】日時 : 9月27日(日)1回目 / 13時30分開演2回目 / 15時30分開演場所 : MBS 1Fちゃやまちプラザステージ出演 : 石川由依、小林ゆう、橋詰知久内容 : 上映会+キャストトーク料金 : 2,000円(税込)TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は、2015年10月よりMBSほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年08月26日大阪府大阪市内では8月24日から2週間の期間限定で、漫画『進撃の巨人』に登場する巨人を描いたポスターが市内33カ所のバス停に掲出されている。○関西各地で目撃情報多数!今回掲出されたポスターは、9月11日から10月18日までグランフロント大阪 北館「ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪府大阪市)にて開催される「進撃の巨人展 WALL OSAKA」の宣伝展開作品となる。それぞれのバス停付近に巨人が現れた場面が描かれており、一部のポスターでは、ある角度から見るとその場に巨人が出現しているかのように見える仕掛けも施されているとのこと。ポスターは全34種類。また、巨人の大阪市内に向けた"進撃"の経過は、号外の配布により告知されている。ほかにも、スパワールド(大阪府大阪市)では9月30日まで、ひらかたパーク(大阪府枚方市)では9月6日まで、「巨人に食べられる自撮りWALL」が登場する。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
2015年08月24日●実写版映画『進撃の巨人』でリルが起こした行動の謎映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)に登場するキャラクターのバックグラウンドを描いたスピンオフ作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』が、8月15日より映像配信サービスdTVで配信されている。第3話となる『自由への旅立ち』では、実写版映画で恋人同士として描かれていたオリジナルキャラクターのフクシとリルの過去が描かれるとともに、映画にはなかった"人対人"の立体機動による格闘シーンが盛り込まれている。フクシ役は『仮面ライダーオーズ/OOO』で主人公・火野映司を演じた俳優の渡部秀、そしてリル役には、昨年CMで"頭突き瓦割り"を披露し一躍注目を集めた女優の武田梨奈が抜擢。劇中ではコミカルな恋愛ぶりはもちろん、抜群のコンビネーションを発揮し、難易度の高いアクションで躍動する"同い年コンビ"に、本作に込めた思いを聞いた。――リルとフクシのドラマでは実写版映画前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の伏線、関連性を強く感じました。映画で「なぜこうなったのか」というところがわかる内容でした。渡部「それはすごくあると思います。演じている側の僕が伏線といっていいのかどうかはわからないのですが、そう感じたところは何カ所かありましたね。見てくださる方には、逆にそれを見つけるのも楽しみにしてもらいたいです。リルとフクシの恋愛もそうですが、実写版映画が描くその後につながる"かけら"が、ドラマ3編とも少しずつちりばめられています」武田「私は、実写版映画ではリルが怒りに狂ってしまうシーンがあるので、『なぜ彼女がそういう行為をとるに至ったのか』を描くにはどうしたらいいのかということをドラマではすごく意識しました」渡部「映画ありきの過去、過去があっての映画だと思うんです。例えば、神尾佑さん演じる隊長も、実写版映画ではすごくきつい役なんですけど、ドラマでは意外に優しい。そう考えると、2年間のあいだにいろんなことがあったんだろうなと深読みして見ることができますね」――ドラマの製作はいつわかったんですか?武田「映画の打ち上げの時に聞きました。『dTVでドラマをやるかも』といううわさレベルでしたが……」渡部「決定した時は単純にうれしかったですね。実写版映画で語られていない部分を描いていただけるということで、キャラクター的にというところではもちろん、アクションをメインに、新しいことにチャレンジできるということがすごくうれしかったです」――今回は確かにアクションがドラマの大きな見どころになっています。武田「人対人の格闘アクションが実写版映画ではなかったので、そこがポイントになっています。私は、西村(喜廣)監督からコミカルなアクションを入れたいという要望があったので、『だったらジャッキー・チェンっぽいこともやりたいです』とリクエストしました。イスなど道具を使ったシーンは特にそうですね。ただ、アクション中も立体機動装置をつけているので、すごく動きに制限がでてしまって……。個人的にはそこが一番難しかったです」――ブレードのしなりを使った攻撃など、「こういう使い方もあったのか」と感心してしまいました。渡部「そこは作っている時からすごくこだわっていましたね。僕は両方に剣を持ってアクションをするというのが初めてで、かつ素手のアクションを加えていくので苦戦しました。実は、フクシとリルは攻守で分かれていて、リルは”攻”でフクシは”守”なんです。2人で戦っているシーンは、いかにそこをうまく見せるか工夫していくことが楽しみでもありました」●ふとした瞬間にすごく疲れていることも――立体機動の訓練では、絶叫アトラクションの「バードマン」のようにロープにつるされて滑空する場面もありましたね。武田「あれはけっこうバランス感覚が必要で、私はすぐぐるんと回転しちゃうんです。秀君はすごいバランス感覚がよくて、現場でもみんなから『上手だね』と言われていました」渡部「毎日つけているわけじゃないですから、慣れるまでに時間はかかりましたね。特に、アクションしながら脇の下を抜ける動作の時にはぶつかってしまうこともありました。また、前転したり、着地した時にバランスをとったりするのが難しかったですね」――フクシはムチとも対決しています。渡部「あのムチはCGなのですが、想像してタイミングを合わせて演技をする必要があるので逆に難しいんですよ。相手が攻撃を放ってから自分の足元に届くまでの時間を逆算して、時間差をとって演じていました」――ワイヤーアクション、格闘シーンとかなりの練習期間が必要なのでは?渡部「期間2カ月のうち、きちんと練習できたのは実質1週間ないぐらいでしたね。映画が終わって10カ月、11カ月ほどたったころから始めたのですが、1週間に1回、それも大きな機材を使う練習が多かったので、1日の中でリルがやる時間と僕がやる時間を分けて、使っていない方は見て参加するという感じでした」――練習、撮影と一緒に作品を作っていく中で、お互いに刺激されたところもあったのでは?武田「すごいストイックだなって思いましたね。ドラマのアクションの練習がはじまった時、秀君はまだ別の舞台公演の期間中だったんです。でも、その合間にも練習に来ていて……。みんなの前では笑っているんですけど、ふとした瞬間にすごく疲れていることもありました」渡部「そんなことないよ。ぜんっぜん疲れてない(笑)」武田「でもすごいストイックな人だなと思いました。映画の撮影時も、監督に『これどうしたらいいですか?』とか『どうやったらいいですかね?』って進んで演技について質問したりしていたので、私も刺激になりました」渡部「武田さんは、アクションがすごく上手だし、お芝居でも対応力がある方だと思います。その場でちゃんと組み立てて、順応していく感じですね。そこは見ていてすごいなと」――現場の雰囲気もよかったんですね。武田「そういえば、ドラマの撮影中にユノヒラ役の神尾佑さんがお誕生日だったので、秀君がケーキを買ってきてくれて、サプライズでお祝いしに行きました」渡部「そうそう。わざと小学生にあげるような、パステルカラーのかわいいケーキを選んで部屋に押しかけて……。神尾さんは『仮面ライダーオーズ/OOO』の時からお世話になっていたので」武田「私も、現場で16・17歳くらいの時からです。映画でもドラマでも、私たち2人はよくかまってもらっていました」渡部「神尾さんは、けっこうツンツンして僕らに冷たいふりするんですけど、意外に優しいんですよね(笑)」――あらためて、今回のドラマの見どころをお願いします。渡部「キャラクターたちの内面と過去、そして僕たちの刺激的なバトルシーンを見て映画に行っていただくのはもちろん、逆に映画を見て過去をさかのぼって楽しむこともできるので、人によって楽しみ方が広がるドラマだと思います」武田「『進撃の巨人』は、映画もドラマも緊迫感のあるシーンが多くて、いい意味で見たあとに『疲れた』という方も多いと思うんですけど、フクシとリルのシーンは肩の力をぬいて見ていただけるシーンも多いので、ぜひ気軽に楽しんでいただきたいですね」武田梨奈(たけだりな)1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。10歳から琉球小林流空手道に入門し、月心会黒帯。2009年の『ハイキック・ガール!』で映画初主演を果たし、2013年の『デッド寿司』でテキサスのファンタスティック・フェスト・コメディ部門最優秀主演女優賞受賞、昨年の『祖谷物語‐おくのひと‐』で第24回日本映画プロフェッショナル大賞で新進女優賞を受賞した。『ワカコ酒』(15年1月・BSジャパン)で連続ドラマ初主演を務めた。渡部秀(わたなべしゅう)1991年10月26日生まれ。秋田県出身。第21回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』(2008年)で準グランプリを受賞。『仮面ライダーオーズ/OOO』で主人公・火野映司役で連続テレビドラマ初主演を果たしたあと、『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』(2010年)で映画初主演。さらに、2015年6月からは舞台『GO WEST』で舞台初主演を飾った。9月11日より新国立劇場中劇場で上演される舞台『AZUMI 幕末編』に出演する。
2015年08月20日映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)の劇中に登場する対巨人用兵器「立体機動装置」の開発にかかわる秘話を描いたスピンオフ作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』が、8月15日より映像配信サービスdTVで配信されている。開発に関わるキーマンとして登場する新キャラクター・イズルを演じるのは、2003年の俳優デビュー以来、数々のドラマや映画に出演してきた俳優の平岡祐太だ。原作のファンでもある平岡に、ファンならではの目線で作品の見どころを語ってもらった。――初めて巨人を見た時のイズルの表情が印象的でした。気になりました? 原作を改めて読み返した時に、あれぐらいやってもいいんじゃないかなと思ったんですよね。「得体の知れないものが目の前に現れた」という感覚を大事に演じた結果、ああいうことになりました(笑)。――会議のシーンも、劇場版にはないコミカルさがあります。脚本で読んだ時にはそんなイメージではなかったんですが、現場に行ったら、あのくらいやってもいいかなという気がしてきちゃって。石原(さとみ)さん演じるハンジって、すごく色がある。だからそこにイズルが関わって行く時に、(ハンジを)受け入れつつも、イズルなりの色を出した方がいいなと思って……。――原作のファンだとお聞きしました。演じる前に読み返してみて、改めて作品の魅力をどう感じましたか?ありそうでなかったテーマの作品ですよね。作品の評価については、僕が語らずとも、すでにみんなすごい語っていると思うんです。ただ、僕が読んでいて感じたのは、巨人とのやりとりがちょっとおかしくって笑えるところがあるんです。いろんな巨人が出てきて、その巨人がキモカワイかったりして。だから、今回演じる際には「シリアスになりすぎないようにしよう」ということは心がけていました。――原作ファンの目から見た、現場のセットや小道具の感想をぜひお聞きしたいです。一番びっくりしたのは、小道具として置いてあったノートに描かれていた巨人の絵の再現度の高さですね。もう、原作者の諫山創先生が描いたんじゃないかっていうくらいの完成度でした。もちろん、立体機動装置のリアルさにも注目していただきたい。セットも、いままで漫画で平面で見ていたものがそのまま立体化されたような本格的な造りで感動しました。――劇中では、イズルはハンジと抜群のコンビネーションを発揮しています。石原さんの"ハンジ感"は見ものです! 僕も現場に入った時に感動しましたが、ぶっ飛んでいる感じとか、絶叫する姿とか、完全にハンジでしたね。――現場での石原さんに"ハンジ感"はありましたか?撮影中はハンジそのものでしたが、現場では差し入れを持ってきてくれたりと、非常に女子力が高かったですよ。――今回イズルは、ハンジにとって研究を進める上で重要なきっかけをもたらす役どころでした。平岡さんご自身は、役者として活動をする中で、演じることに対する意識を変えるきっかけになった出会いなどはありましたか?2013年に公開された映画『キッズ・リターン 再会の時』です。この時はボクシングだったのですが、役作りでは肉体的な準備も大切なんだなと改めて思いました。もう一つ、これはいつからかは明確じゃないのですが、"役を制限"しないようになりました。昔は、現場で「もっとこうやって」と指示が出ても、自分が役に抱いているイメージと違う場合は「僕はこう思います」と意見していたんです。でも、経験を積むにつれて、ある時点からスタッフの方が言っていることがすごくわかるようになってきたんです。だから今では、"役柄の範囲内であれば"という条件付きですが、役に対して柔軟になってきているように思います。――最後に、ドラマを楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。ドラマでは、原作でも描かれていなかった、立体機動装置が開発される過程が描かれています。ぜひドラマを見て、それから劇場版の後編を楽しんでください!■プロフィール平岡祐太(ひらおかゆうた)1984年9月1日生まれ。山口県出身。2002年に「第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、デビュー。その後俳優として多くのドラマや映画で活躍し、『スウィングガールズ』(2004年)では第28回日本アカデミー賞の新人俳優賞に輝く。2015年11月8日からは、狂言師の野村萬斎が企画・監修を務める現代能楽集VIII『道玄坂綺譚』にて舞台の主演を務める。そのほか、2016年春公開予定の映画『縁~THE BRIDE OF IZUMO~』にも出演。
2015年08月18日●毎日眠れないくらいの重圧映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)に出演している女優の石原さとみが、いま熱い注目を集めている。原作が累計発行部数5,000万部を突破した超人気コミックだったことから、実写版映画は公開前から当然のごとく大きな話題を呼んでいた。加えて、2013年から放送されたTVアニメシリーズも高い評価を獲得し、主人公・エレンを演じた声優の梶裕貴が第8回声優アワード主演男優賞に輝くなど、声優キャストの好演ぶりが『進撃の巨人』に登場するキャラクター像を確固たるものにしたため、ファンが映画キャストに向ける期待をさらに高める結果となった。しかも石原が劇中で演じたハンジは、原作でも特にファンの多いキャラクター。『進撃の巨人』きっての"変人"として描かれていることから、普段テレビCMやドラマで目にする石原のイメージとのギャップを心配する声もあった。現に石原も、作品の大ファンであるという友人から「とてつもないプレッシャー」をかけられたという。それに対して石原は、重圧をはねのけず、かといって無視もせず、真摯に受けとめながら、ハンジを演じきった。彼女が、一年という長い期間を通してどのようにして役と向き合ってきたのか。そしてハンジを中心に描かれ、石原自身も「ハンジへの愛が詰まっている」と語るdTV版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』(8月15日配信開始)への思いも聞いた。――原作ファンの多い作品、しかも演じるのが人気キャラクターなだけに、プレッシャーも相当だったのでは?そうですね……。プレッシャーでしかなかったですね。原作を読めば読むほど、アニメを見れば見るほどハンジを演じることが怖くなりました。自分が『進撃』の世界にハマって、好きになっちゃったから。これは責任が重いなと思いました。私以上にハマる人がものすごく多くいるんだろうなというのもわかったし、私のまわりにも作品のファン、しかもハンジの大ファンがいて、その子にはとてつもなくプレッシャーをかけられました。だからこそ、悩んだし、知恵をふりしぼったし、参考になることはとにかく飛びつきました。――そういうプレッシャーは、どうやってはねのけることができたんでしょう。はねのけてはいないですね。アニメ化している作品の実写版に参加したのも初めてだったこともあり、本編の撮影中は毎日眠れないくらいのプレッシャーを感じていました。そこで自分自身がブレてしまわないように、アニメの声優さんの声を聞いたり、マンガを常に持ち歩いたり。撮影の合間でも、少しでも時間ができたら車に戻ってアニメを見てましたね。――ハンジの役作りには、TVアニメ版で声優を務めている朴ロ美(ロはおうへんに路)さんからのアドバイスもあったと聞きました。朴ロ美さんが私の友達の友達で、すぐつないでくれたんです。そこからよく電話するようになって、相談にのってもらうようになりました。すごく気が合ったんですよ。実際に声を演じている人に会うと、ハンジを演じている"主観の目線"があるから、すごく貴重なアドバイスをいっぱいもらいました。声の張り上げ方とか、どういうトーンでしゃべるかという技術的なところまで教えてもらいましたね。――ハンジの印象についてお二人で共通していたところはありましたか?それは自分でも台本に書いてたんですよ。ハンジは"知りたい"という欲があって巨人に愛着をもってはいるけど、それは「巨人を守りたい」という感情にはならないんです。根本にあるのは巨人を倒す、駆逐するということ。そこがブレなければいいって話をした記憶があります。●足広げて座るのも、声が低くなるのも、肌荒れしてるのも気にしなかった――原作でもアニメでも、ハンジは男性か女性かはっきりしていないミステリアスなキャラクターです。そこはそんなに意識していないですね。原作者の諫山(創)さんもあまり気にしていなかった部分なので。実際にアニメも女性が担当していて、実写版で私にオファーがきたっていうのはそういうことなのかなと。それでも捉え方は人それぞれなので、そこは想像していただければ……。ただ、見た目が男であれ女であれ、「ドキッとするポイントが巨人にある」というハンジの感覚があるのであればいいのかなと思います。――劇中でもハンジは巨人に対するリアクションがほかのメンバーとは大きく異なっています。みんなが恐怖を覚えている時に、私も恐怖はあるけど、それ以上に"知りたい"が強ければいいというのはありました。みんながおびえて、巨人から離れていこうとする時でも、"知りたい"から近づく感じでした。――映画前編・後編、そしてdTV版と、ここまで長い期間同じ役をやった経験はありましたか?ないですね。大河とか朝ドラとかはありますが、映画では初めてです。――そこまで長いと私生活にも役柄が影響してきそうですね。撮影中はハンジに対してブレないようにという気持ちが強かったので、足広げて座るのも、ちょっと声が低くなるのも、肌荒れしているのも気になりませんでした。でも劇場版の撮影の1カ月あとに『ディア・シスター』(フジテレビ系で2014年に放送された連続テレビドラマ。石原は、松下奈緒演じる姉をはじめ周囲を翻弄する奔放な女性・美咲を演じた)に入ったので、そこは意識して切り替えました。肌をきれいにしようとか、ちょっと女子力上げてみようみたいなこととか。――dTV版の撮影は『ディア・シスター』のあとですか?『失恋ショコラティエ』という連続ドラマが終わった直後に映画『進撃の巨人』が入って、そのあとに『ディア・シスター』で、『ディア・シスター』を撮りながら映画『風に立つライオン』(2015年)。それからdTV版の撮影に入りました。――ドラマ撮影中になにか印象的なエピソードはありましたか?撮影しかしてないですからね~。プライベートだったら、1年ぶりに本編のロケ地にもなった茨城県の高萩に行ったんですよ。高萩に友達がいるので、その友達とご飯を食べました……って、どうでもいい話ですね(笑)。どうしよう! 期間が1カ月しかなかったこともあって、毎日撮影しかしてないんですよ。●完成に向けて演技をするのはネギを刻むのに似ている――そこまでストイックにやると疲れませんか?料理してて、無意識でネギ切ってるのと一緒ですよ。――すごくスケールが小さくなった気がしますが……。でも、そこには料理の次の工程や完成までの見通しがあって、それに向けて"ネギを切る"という一見地味な作業をするわけです。演じている時も、「この作品では自分の立ち位置はこうで、役まわりはこうなって、その中でも原作ではこうなっていて、アニメではこういう声をしていて」という情報から演じる役の見通しを立てて、完成に向けて日々撮影していくのは似ている気がします。――なるほど。ではネギを切るのと一番の大きな違いは"体力面"でしょうか?きつかったですね。体力と、あとはプレッシャーですね。でも、ハンジの探究心というか向上心、さらにいえば"欲"のようなもののおかげで、演じていても救われました。泣きのシーンが多い役だと、(自分の感情の)内に入ってくるからすごくつらいんです。でもハンジはうれし泣きしかしてないですからね(笑)。――本編、ドラマと撮影を終えられた感想に変化はありましたか?本編の撮影を終えて、役を客観的に見ていたのが、ドラマでは主観で見るようになりました。本編では「ハンジってどういう人間だろう」、「どうすればハンジっぽく見えるだろう」ということをすごくすごく悩みながら、考えながら挑んだ撮影でした。それがドラマでは、ハンジのキャラクターが自分の中でわかった上で撮影に入ることができたので、存分に楽しみましたね。私のハンジに対する愛がつまった作品です!――最後に。見ていてすごく気になったのですが、あの「立体機動装置」の装備は重いんですか?重いです! すごく重いから、それで体力を一番奪われますね。トイレに行く度に装置をつけたりはずしたりする必要があって、本編ではみんな自分でできるようになった瞬間に撮影が終わっちゃう感じでした。私はdTV版があったので、装置の扱いに慣れたのがすごく役に立ったんですよ(笑)。■プロフィール石原さとみ(いしはらさとみ)1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年に第27回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。翌年、東陽一監督作の映画『わたしのグランパ』でデビューし、同年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』のヒロインに抜てき。以後は数々の映画、ドラマ、舞台などで活躍している。映画の主な出演作に『北の零年』(05年)、『包帯クラブ』(07年)、『人間失格』(10年)、『幕末高校生』(14年)、『風に立つライオン』(15年)。
2015年08月16日全国公開中の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のヒット御礼&dTVスタート記念舞台あいさつが14日、都内で行われ、キャストの三浦春馬、本郷奏多、桜庭ななみ、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、平岡祐太が出席した。諫山創の同名漫画を実写化した本作は、巨人の襲撃をうける人類の命懸けの闘いを描くアクション作品。9月19日の後篇公開を前に、dTVでオリジナルドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』(全3話)を15日から配信する。公開から2週間で観客動員数138万人を達成した本作に、主人公・エレン役の三浦は、「大勢の方から感想を頂きました。今まで僕が参加した作品の中でも、注目度の高さを実感しています」と手応えを感じている様子。一方、「私の中では挑戦した役だったので、新しい自分を発見した」と振り返ったハンジ役の石原は、「海外でも公開する大作に参加できて幸せ。愛を持って作ったこの映画がとても好きです。たくさんの人に愛してほしい」と笑顔でアピールした。dTV版のオリジナルドラマ第1話はハンジを主人公に描いており、三浦から「本編の石原"ハンジ"も好きだけど、dTV版を見たらもっと好きになった。すごく尊敬してます」と大絶賛された石原は、「ありがとうございます! 頑張って良かった~!」と安堵の表情。また、イベントでは、ドラマ版のみ登場する平岡が、"超大型巨人"ケーキを持って登場し、石原は、「ちょっと気持ち悪いけど、流行ったらいいですね!」と大興奮。劇中では機会がなかったという刀を持ち、ケーキのうなじ部分に入刀すると、「なんか出てきた~!」と大はしゃぎしていた。
2015年08月15日『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月14日(金)、都内で行われた。同作は8月1日(土)に全国427スクリーンで封切られ、公開13日目で動員137万人、興収18億4,000万円を記録している。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた舞台挨拶には、主演の三浦春馬をはじめ、本郷奏多、桜庭ななみ、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、映像配信サービス「dTV」で配信される新作ドラマ「進撃の 巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」に出演する平岡祐太が登壇した。ファンの間で賛否両論を巻き起こす本作だが、三浦さんは「原作ともアニメとも違う、巨人のリアリティを感じたという声をいただいている」と前向きな姿勢。先日は名古屋でプロモーションを行ったそうで、「最高で13回見てくれた人がいらっしゃって。ほぼ毎日じゃん!(笑)本当に頭が下がります」と感謝を述べた。この日も客席には、すでに複数回鑑賞しているリピーターが多く駆けつけ、石原さんは「えっ、なんで?すごくうれしい」と会心の笑み。関係者によると、日本での好成績に加えて、フィリピンで同国公開の邦画最高のスタート記録を樹立し、香港ではデイリーランキングで首位に立つなど、アジア圏での“進撃”も留まることを知らず、「うれしい!会いに行きたいです」と海外でのPRにも意欲を燃やしていた。さらに石原さんは、平岡さんが運び入れた特製の“巨人ケーキ”相手に、刀を手にして念願の“巨人退治”に挑戦!自身が演じたハンジについては、「挑戦的な役どころで、私にとっても新しい自分を発見できた」と手応えを示していた。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開中、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日人気コミックを2部作で実写化した前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の大ヒット御礼舞台あいさつが8月14日に、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、三浦春馬、本郷奏多、桜庭ななみ、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、映像配信サービス“dTV”で配信される新作ドラマ『進撃の 巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』に出演する平岡祐太が登壇した。その他の写真8月1日に全国427スクリーンで封切られ、公開13日目で動員137万人、興収18億4000万円を記録している本作。日本でのヒットを皮切りに、香港でデイリーランニングの首位に輝き、フィリピンでは同国で公開された日本映画史上最高のオープニング興収をマークするなどアジア圏での“進撃”も加速中だ。賛否両論が巻き起こる中、劇場へのリピーターも増えているといい「先日、名古屋で舞台あいさつをしたんですが、最高で13回見ている方がいらっしゃって。ほぼ毎日じゃんっていう(笑)。本当に頭が下がります。原作やアニメにはない、巨人のリアリティを感じたという声をいただく」(三浦)、「まずは見てもらえるのがうれしいですね。私にとっても挑戦で、新しい発見があった。誰もが知るキャラクターを演じられるのはありがたいこと」(石原)とファンに感謝を伝えた。ステージには特製の“巨人ケーキ”がお目見えし、本作のヒットをお祝い。ハンジ役の石原は、公開中の前編では実現しなかった“巨人退治”をケーキ相手に遂行し、大喜びしていた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』公開中『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年08月14日大ヒット公開中の映画『進撃の巨人』本編では描ききれなかった、人類存亡を賭けた巨人との闘いに挑む兵士たちを描いたドラマ「進撃の巨人ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」。映像配信サービス「dTV」にて8月15日(土)より配信開始を控え、去る8月11日、本作オリジナル新キャラクタ・イズル役の平岡祐太と本作の応援団・小島瑠璃子が、阪急うめだホールにて舞台挨拶に登場した。本作は、映画本編では描けなかった巨人との闘いに挑む兵士たちの姿や、「立体機動装置」など対巨人用の兵器開発に隠された秘話を全3話で配信。兵器隊長“ハンジ”を演じる石原さとみを始め、桜庭ななみ(サシャ)、渡部秀(フクシ)、武田梨奈(リル)ら映画版と同じ豪華キャストが再集結。さらに製作陣にも樋口真嗣総監督をはじめ日本映画・特撮界が誇る各分野の最高峰スタッフが名を連ね、映画前後篇を観る上でも欠かせないエピソードを作り出した。イベント会場には当選した300名を超える観客が集結。上映終了後に舞台挨拶に登壇した平岡さんと応援団の小島さんを温かい拍手で迎えた。またこの日、小島さんは石原さん演じるハンジの衣装を着て登場し「今回このように衣装を着させてイベントに出してもらいました!本当にテンションあがってます!今日は進撃の巨人愛を語らせていただきます」と興奮気味だった。実は、2人とも原作の大ファン。実写化に対して小島さんは「正直できるのかなと思いました。巨人を描くこともそうだし、私たちの大好きな立体起動装置がどうなるのか、あとはキャラも個性的だしそれもどうなるのかと…でも観てみたら進撃の巨人でした」と実写版を絶賛。平岡さんは、実写版をやるなら出演したいと思っていたそうだが、「漫画を見返した時に、僕のキャラはいないなって思って、無理だなと思っていたんです」と当時を振り返り、今回オリジナルキャラクターとして本作に出演できた喜びを語った。また、平岡さんは本編からハンジを演じた石原さんについて「まさにハンジそのもの。スーパー女優魂を持った人。そして女子力が高い!撮影で本当にみんな疲れているときに、主演自らマンゴーを切って差し入れてくれて。座長としてすごいなと」と明かした。さらに本作に関して「映画(全編)では描ききれなかったキャラクターを掘り下げていて、より映画の後編に出てくるキャラクターたちを好きになってくれるといいなと。なのでこのドラマは『進撃の巨人』の横の幅を広げてくれるものなのかなって」とその魅力と意味を語ると、「そのまんまのことを私も感じました。キャラクターのことが好きになりました」と小島さんも納得した様子。最後に、世界に1,000個しかない「進撃の巨人コラボdTVターミナル」が会場に足を運んだ観客全員にプレゼント。同じものが登壇ゲスト2人にもサプライズでプレゼントされると「えーっ!本当ですか?台本に書いてなかった!嬉しい!すごいレアじゃないですか!」と感激する一面も。小島さんは、「(本作は)ドラマの域を超えています。大きい画面で見てほしいので、ぜひこのターミナルを使って大きい画面で迫力のドラマを観てもらいたいと思います!」と応援団らしく本作を応援するコメントを披露した。進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は8月15日(土)よりdTVにて配信開始。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開中、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日大分県立美術館 OPAMでは8月30日まで、「進撃の巨人展 WALL OITA」が開催されている。同展は、漫画『進撃の巨人』の原画のほか、同作品の世界観やスピード感を体感できる造形や立体映像をも取り扱う総合展示。2014年11月に東京・上野の森美術館で約2カ月間開催され、計25万人以上を動員したという。会場には、1分の1リアルスケールで立体造形化した「超大型巨人」が登場。物語の世界に足を踏み入れ、本物の巨人に遭遇したかのような恐怖が楽しめるという。また、展示される原画の一部では、照明や映像、効果音の演出を加えた"プロジェクションライティング"も実施される。また、映像、音声、振動などのギミックによる全身体感型オープニングシアター「大分、陥落の日」や、同作のキャラクター・エレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ、ハンジによる声優陣録り下しの音声ガイドのほか、バーチャルに兵団の一員となって「立体機動装置」の浮遊感を体験できる「360°体感シアター"哮"」なども用意する。開催日時は、8月30日までの10時~19時(金・土曜日のみ~20時)、入場は閉館の60分前までとなる。会場は、大分県立美術館 OPAM 1階展示室A。チケット料金は公式サイトにて公開されている。また、JR大分駅をはじめとした会場周辺では、「進撃の巨人展 WALL OITA」フォトラリーを実施する。街の中には、駅舎を襲う超大型巨人や、エレンら調査兵団などのイラストを設置しており、写真撮影が可能。対象スポットは、JR大分駅構内やアミュプラザおおいた、大分銀行赤レンガ館、商店街、大分フォーラスなど。ほかにも、一部フォトスポットでは記念スタンプを設置しているほか、フォトスポット以外に"隠れスポット"も設けている。
2015年08月10日8月1日に全国427スクリーンで公開されるやいなや、興行収入50億円をも見込める快進撃大ヒットスタートを切った『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』から、樋口真嗣監修、地上波では放送できない禁断の“PG12”プロモ映像が公開。併せてビジュアルとしては第4弾となる後篇ポスターも解禁された。原作は、2009年「別冊少年マガジン」にて連載が始まり、いまや全世界累計発行部数が5,000万部を突破した大ヒット漫画。6月にはアニメ劇場版が上映、8月7日にはファン待望の最新刊17巻が発売され、“進撃の巨人”ワールドがこの夏日本中を席巻している。このブームにより、話題の映画を真っ先に鑑賞しようと、学生やカップルから家族連れ、そして30代・40代のサラリーマンまで幅広い層が劇場に詰めかけており、今回のメガヒットに繋がっているようだ。観賞した人からは「ヤバイ!」「こんな映画観たことない!」「思ってた以上にリアルでグロイ!」「巨人が怖すぎる!」と賛否両論寄せられる本作から、これまで使用できなかった本編映像が満載のスペシャル映像が公開。制作を手掛けたのは、アニメ劇場版『進撃の巨人』の予告編を担当し、本作のVFXスーパーバイザーも務める佐藤敦紀だ。映像内では、冒頭から新解禁の“巨人”の姿が大量に登場。恐怖に震える人々を次々と捕まえ捕食していくショッキングな映像や、立体機動装置を駆使したバトルアクションシーンもこれまで以上に迫力ある映像で披露。さらに各キャラクターの「本当の敵は巨人じゃない」「君は人か?巨人か?」という物語の核心に迫る、後篇へと続く謎のコメントも見所だ。本映像を見た原作者・諫山創からのコメントも到着した。■諫山創実写映画『進撃の巨人』について色々とご意見をいただいておりますが、ファンの皆様に自分の思うことをお伝えできればと思いました。今回の実写映画制作については僕も初めから関わらせていただきました。監督や脚本家やプロデューサーの皆様と打ち合わせを重ね、様々な意見や良かれと思った提案などをさせていただき、今回の前後篇ができあがりました。ですので、この映画に期待を寄せていただいた方々のご感想やご意見については賞賛意見、あるいは憤りも受けとめ、できるだけ理解したいと思っています。もし観に行くか迷っている方がいらっしゃいましたら、まずはこのPVをご覧ください。実写映画『進撃の巨人』の見どころが詰まったPVです。後篇の熱い展開も、ネタバレにならない範囲で詰まっています。そしてもし、何かを感じて観に行きたいと思ってくださった方は、劇場へ是非お越しください。以上、勝手なお願いですが、僕は進撃の巨人で楽しんでいただけたらと思っています。また映像解禁に伴い、初めて“エレン巨人”が登場する後篇ポスターが公開。「世界はまだ、終わらない。今度は人類(オレたち)の番だ。」と、後篇へと続く力強いキャッチコピーが目を引くポスターは、8月15日(土)より劇場で観ることができる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は公開中。後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月09日TSUTAYAは7日、『進撃の巨人』をデザインした「Tカード(進撃の巨人デザイン)」の発行を開始した。併せて「Tカード(進撃の巨人デザイン)」を購入したT会員に初回特典を用意するエントリー受付も開始した。○「調査兵団お掃除セット」などのプレミアム特典を用意同カードは、2011年に第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞し、コミック全世界累計5,000万部を突破している漫画『進撃の巨人』の劇場版『進撃の巨人 後編 ~自由の翼~』公開記念として、TSUTAYAで販売されるオリジナルグッズの描き下ろしイラストをデザインしたもの。購入したT会員は、貯まったTポイントで交換できる特典として、「調査兵団お掃除セット」、「調査兵団支給のじゃがいも 10kg相当」、各キャラクターがデザインされた「ブックカバー」や「カードケース」などのオリジナル特典に応募することができる。また、『進撃の巨人』のTVアニメや劇場版DVDのレンタル、コミックや関連書籍などの購入で、TSUTAYA限定のデジタル特典がもらえるキャンペーンも実施する。「Tカード(進撃の巨人デザイン)」の発行手数料は500円(税抜)。店頭受付期間は2015年10月31日、Web受付期間は2016年7月31日まで。なお、Webでの発行は発送料300円(税抜)が必要となる。
2015年08月07日アドビ システムズは5日、現在公開中の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』とコラボレーションしたキャンペーンサイト「映画『進撃の巨人』×アドビ全国巨人化作戦」を公開した。同サイトでは、ユーザー自身の顔写真をアップロードすると、映画『進撃の巨人』に登場する巨人風に合成される「リアル巨人化装置」を公開。公開当日(8月5日)時点では2種のパターンが用意されており、残り1種が後日追加予定となっている。また、映画『進撃の巨人』風のメッセージ入り画像を作成したり、画像加工を行ったりできる限定の作成キットがダウンロード配布するコンテンツ「巨人化画像で創造せよ」では、キットと無償体験版のPhotoshop/Illustratorを使うことで、はじめて操作する人でも簡単に映画「進撃の巨人」風のメッセージ入り画像を作成できるとのこと。実際に挑戦した学生による体験レポートも読むことができる。これに加え、広告宣伝のデザインを担当したクリエイターへのインタビュー「クリエイターに聞く映画『進撃の巨人』の裏側」を掲載している。なお、同サイトで作った自身の「巨人化」画像やメッセージ画像をハッシュタグ「#進撃のアドビ」をつけてツイートすると、抽選で500組1000名に9月19日公開の後篇『映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」エンド オブ ザ ワールド』のペア鑑賞チケットが当たるTwitter連動キャンペーンも展開。こちらの実施期間は8月31日までとなっている。詳細はキャンペーンサイトにて。
2015年08月05日実写版映画『進撃の巨人』のワールドプレミアが7月14日にアメリカ・ロサンゼルスで行われた。原作は累計販売部数4,000万部を超える大人気マンガ、場所もハリウッドにある歴史的な劇場エジプシャン・シアターだけあって、多くの観客や報道関係者が駆けつけた。世界中の注目を浴びたこのお披露目会で、主役のひとりを演じている女優の水原希子はサンローラン(SAINT LAURENT)のドレスを纏い登場した。15-16AWの『PUNK COLLECTION』で発表され、ランウェイ上でも喝采を浴びたこのドレス(88万5,000円)は、胸元をギャザーの入ったオーガンジーが彩り、絞られたウエストから下はたっぷりとしたフレアが優雅に揺れる。万華鏡のようにプリントされたサイケデリックな色柄からは、華やかな印象を受けつつも創造性を掻き立てられてしまう。足元には、こちらもサンローランの「FETISH」という名のショートブーティ(16万5,000円)を合わせた。ホール数の多いレースアップで、ロックテイストあふれる1足だ。どちらも70年代グラムロックをモダンに甦らせた、サンローランらしいアイテムとなっている。
2015年08月04日この夏、最大の話題の実写化プロジェクト『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が8月1日についに公開。主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、樋口真嗣監督が舞台あいさつに登壇した。『進撃の巨人』舞台あいさつ/その他の写真諌山創の人気コミックの前後篇の2部作での実写化となるが、全世界発行部数5千万部超とあって海外の注目も高く、この日の時点でアジア、北米、中南米、オセアニア、ヨーロッパの計83の国と地域での配給決定が発表された。人気原作の実写化とあって、製作発表時から期待や歓迎の声だけでなく様々な反応にさらされてきたスタッフおよび俳優陣。主演の重責を担った三浦は、昨夜は「1回起きちゃいました…。変な汗かいた(苦笑)」と明かす。原作の人気キャラクターであるハンジを演じた石原も「前日は眠れない。“ハンジ”と検索したり、みんなのリアクションを気にしちゃう自分がいる」と偽らざる胸の内をうかがわせるが、それでも「製作サイドは何年も前から、私たちも1年以上前から撮影に臨み、愛をもって作ってきました。その思いは届けられたかなと思います」と自信を持って作品を送り出した。また、映画オリジナルキャラクターで最強の男・シキシマを演じた長谷川には早速、客席から「シキシマ隊長!」と歓声が飛び、これには長谷川も笑顔を見せた。ようやく前篇の公開にこぎつけた樋口監督も客席の反応にホッとした表情。上映後には客席から拍手がわき起こったが、監督は「楽屋にいてスタンバイしてたんだけど僕だけスタイリストがついてなくて…『襟が曲がってる』とか『お腹引っ込めろ!』とか言われてて、(拍手が)聞こえなかった」と語ると、客席からはもう一度、割れんばかりの拍手が起こり、これには樋口監督も恐縮した様子で頭を下げた。三浦は最後に「夏は始まったばかり。特別な夏にしていただければと思いますので、今後とも『進撃の巨人』をよろしくお願いします」とアピール。『HERO』、『バケモノの子』などがヒットを記録しており、洋画も『ジュラシック・ワールド』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』といった大作が今後公開となる中で、本作がどこまで興行成績を伸ばせるか注目が集まる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』公開中『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年08月01日女優の水原希子らが1日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに胸元の大きくあいたドレスで登場し、会場を沸かせた。客席後方からのキャスト登場に、会場は大きな拍手で包まれた。「こんなにたくさんの方に来ていただけてうれしい」と胸をなでおろした水原が、「会場のこの熱気は、みなさんきっと楽しんでいただけたんですよね?」と投げかけると、客席からは特大の拍手が送られた。各出演者の紹介に続いて行われたクロストークでは、それぞれの「駆逐したいもの」「越えたい壁」がお題に。水原は「こうやって舞台で人前に立つのが苦手なので、あがり症を少しでもなくしたい」と意外な悩みを告白すると、すかさずピエール瀧が「大丈夫です。あがり症の人はそんなセクシーなドレスは着てません!」とコメントし、会場の笑いを誘った。動揺する水原が「『横目で見るから』って瀧さんがずっとおっしゃるんですよ!』と舞台裏のやりとりを明かすと、ピエール瀧も「今日は(自分の立ち位置が)"ベスポジ"にいるなと思うんですよ」と得意げ。列の最右端の位置から熱い視線を送っていた。この日は2人のほか、三浦春馬、本郷奏多、長谷川博己、松尾諭、桜庭ななみ、三浦貴大、石原さとみ、樋口真嗣監督らが出席。イベントの最後には、超大型の巨人着ぐるみと共にフォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月01日アニメ・実写など幅広い枠で話題を呼ぶ人気コミック『進撃の巨人』の公式スピンオフとして、原作累計発行部数180万部を超える『進撃! 巨人中学校』が2015年10月よりTVアニメ化されることが決定した。人類と巨人との壮絶な戦いを描き、世界の謎に迫っていく「進撃の巨人」に対し、本作の舞台はその名の通り中学校。5年前に起きた忌まわしい事件をきっかけに、巨人を全世界から駆逐することに燃えるエレンは、幼なじみのミカサとともに「進撃中学校」へ入学する。なんとそこは、人間と巨人が共に通っているうえに、「巨人に逆らってはいけない」という校則が存在していた……!■TVアニメ『進撃! 巨人中学校』ストーリー概要今日から中学一年生。学校中、いや世界中の巨人を駆逐してやる! そんな夢と希望を胸に入学式の朝を迎えたエレンはさっそく寝坊してしまう。幼馴染のミカサに起こされ、遅刻ギリギリに家を飛び出すエレンは通学路を爆走するなか、サシャ、ジャン、コニーといった他の小学校出身者たちと出会う。「ここが進撃中学校か」エレンたちが見上げる先にはそびえ立つ巨大な壁と校門。ここをくぐれば入学式が待っている。しかし、エレンは知らなかった。この学校には、人間は決して巨人に逆らってはいけないという校則があることを。果たしてエレンは巨人を駆逐することができるのか?!?TVアニメ化にあたり、監督は井端義秀氏、シリーズ構成は後藤みどり氏、キャラクターデザインは八尋裕子氏、アニメーション制作はProduction I.Gがそれぞれ担当する。TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は2015年10月より、MBSほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年07月31日公開を目前に控えた超大型実写版映画『進撃の巨人』から、本編では描き切れなかった“人類存亡を賭けた巨人との闘い”に挑む兵士たちの闘いを描いた新作ドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」が映像配信サービス「dTV」にて配信決定。8月15日(土)の配信日に先駆け本作の予告編映像が公開された。100年以上前、突如現れた巨人たちに、人類の大半は喰われ、文明は崩壊した。この巨人大戦を生き残った者たちは巨人の侵攻を防ぐため、高さ50メートルの巨大な壁を三重に築き、その内側で生活圏を確保して平和を保っていた。そんなある日、突如現れた超大型巨人の出現によって、ささやかな平和さえも脆くも崩れ去った――。物語は超大型巨人の襲撃から10か月後、対巨人との闘いに向けて集められた兵士たちが、日々訓練を重ねているところから始まる。巨人に壁を破壊されて以来、壁の修復は人々にとって悲願となっていた。そのため、政府は貴重な税金を、対巨人用の“兵器開発”の研究費に充てていた。また、兵器隊長“ハンジ”は、人間の倍以上も大きい巨人と闘うために、弱点を探るべく独自の“巨人研究”に明け暮れていた。巨人の出現によって、家や、愛する家族を失った兵士たちは、巨人への反撃を誓い壮絶な日々を過ごしていた…。実写版映画を製作・配給する東宝映画と「dTV」とのパートナーシップにより実現した本プロジェクトでは、映画本編では描けなかった巨人との闘いに挑む兵士たちの姿や、「立体機動装置」など対巨人用の兵器開発に隠された秘話を全3話で配信。兵器隊長“ハンジ”を演じる石原さとみを始め、桜庭ななみ(サシャ)、渡部秀(フクシ)、武田梨奈(リル)ら映画版と同じ豪華キャストが再集結することでも話題だが、新キャラクター“イズル”を平岡祐太が演じるなど本作ならでは見どころも十分だ。今回、公開された映像では“ハンジ”の巨人研究の実態や研究室に隔離された巨人の姿が見られる。また、兵士たちによるアクションや立体機動装置が完成するに至るまでの開発秘話が語られる様子が映し出され、和楽器とロックバンドの融合で人気の「和楽器バンド」が担当する主題歌「反撃の刃」が本映像を盛り上げる。樋口真嗣総監督を始め製作陣にも日本映画界・特撮界が誇る各分野の最高峰のスタッフが集まった本作。映画本編を観る上でも欠かせないエピソード満載なので、映画本編と併せて楽しんで。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は8月15日(土)よりdTVにて配信開始。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日国際的な人気を博すコミックを2部作で実写化した『進撃の巨人』。LAプレミア、国内5大都市でのプレミア同時開催など、大作ひしめくサマーシーズンに文字通り“進撃”の狼煙を上げた同作だが、原作を知らなくても楽しむことはできるのだろうか?試写に足を運んだ。100年以上前に突如現れた巨人によって、人類の多くが“喰われ”文明は崩壊した世界。生き残った人々は三重に築いた巨大な壁の内側で、平和を謳歌するが、再び巨人たちが襲来する。こうした世界観は、震災や原発事故を経験し、安全神話の崩壊を目の当たりにした日本人の心情に訴えかけるパワーと説得力があり、意外とすんなり受け入れられた。通過儀礼を重ねる主人公の青春ストーリーでもあり、現代人が抱える閉塞感にも共鳴している。最大の見せ場は、やはり特撮を駆使した映像世界だ。CGゴリゴリのハリウッド大作に対抗し、日本のお家芸である特撮をもって勝負する構図は、まさに物語とリンクした「巨人VS人類」そのもの。CGでは表現しきれない“生々しさ”が巨人の恐怖をあぶり出し、人類にとって「心臓を捧げる」に値する脅威であることが見事に印象付けている。もちろん、VFXも併用されており、日本独自のハイブリッドな質感は、海外のファンに新鮮に映るはずだ。一方、ダークファンタジーの空気と、日本人俳優の相性の悪さを感じてしまうのも事実。これは原作イメージとの比較やキャスティング、演技の良し悪しといった、いわゆる“コレジャナイ感”とはまったく別次元のお話。もっと生理的な「何か、むずがゆい…」というレベルの違和感であり、それを克服するには、映画本編98分(前編)という上映時間は短いのかも。演じる側にとっても、原作キャラとの距離感が難しかったのではないか。とはいえ、実写版『進撃の巨人』は、原作を知らなくても(知らないから?)、十分楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっていた。原作ファンの間では早速、賛否両論が巻き起こっていると聞くが、バラエティ豊かな話題作がそろった今夏の映画シーンでは、異色の存在感だ。話題性の割には、なかなか興行的な結果が伴わない“邦画の2部作商法”に対しても、『進撃の巨人』前後編の成績次第で、一定の結論が下されることだろう。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年07月30日そこは巨人の口の中。アルミンが飲みこまれまいと必死の形相でもがく。原作のファンにはおなじみのあの名シーンが、実写ならではの生々しさでスクリーンに映し出される。「全編を通じて、一番イヤなシーンでした(苦笑)」。本郷奏多は過酷な撮影を振り返りつつ、同時にこのシーンを撮ることができた喜び、そして手応えを口にする。「原作の中でもすごく大切なシーンですので、それをほぼそのまま出来たのはすごく嬉しかったです」。まるで自分が巨人に食べられようとしているかのような恐怖とおぞましさと興奮!そこにこのプロジェクトの意義が凝縮されている。全世界での発行部数5千万部を超える諫山創の人気漫画を前後篇の二部作で実写化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。オファーが届く以前から原作漫画の大ファンだったという本郷奏多が、キャラクターや巨人の描写、立体機動装置による飛行、そして、おそらくは原作ファンが最も不安を覚えているであろう原作からの物語の改編などについて、たっぷりと語ってくれた。壁に囲まれた世界で暮らす人類と壁の外から突如やってきて、残酷なまでの力の差でもって平穏な日常を文字通り踏みつけ、破壊していく巨人たち。人類と巨人の戦い、そして巨人の存在の“謎”を描くという点では原作と同じだが、実写版では原作にない新たなキャラクターを登場させると共に、本郷さん演じるアルミンや主人公のエレン(三浦春馬)、ミカサ(水原希子)などのおなじみのキャラクターのディティールにも変更を加え、物語の設定などでも大小様々な改編が行われている。「やはりキャスト陣もスタッフも日本人ですから、最初にこれを実写化すると聞いた時から、原作の設定や物語をそのままなぞるのは無理だろうと思ってました。最初に台本を読んでみて、『なるほど、こう来たか!』という感じで、非常によくできているなと思いましたね。例えば、超大型巨人が出てきますが、原作でそこに深く関わってくるキャラクターが、今回の映画では出てこないんです。つまり、必然的に(映画の中の)別の人物がその役割を担っているということ。どこまで言っていいのか…(笑)。原作を好きな方にとっても、新しい物語を見るという楽しみ、先が読めないという楽しみが増えているはずです」。先日の完成披露の際、キャストの一人であるピエール瀧が、これから映画を見る観客に「みなさん、半分は巨人を見に来てるんでしょ?」と語り期待を煽っていたが、まさに気になるのは巨人!本郷さんの目から見てその仕上がりは?「やはり、実写で巨人が人間に向かってくると、絶望感が半端ないです(笑)!漫画やアニメでは実際の世界と比べると当然、いろんな描写がデフォルメされていますが、それを実写で描くとなると、巨人の体液など細かいディティールが必要であり、リアルに巨人がいたらどうなるのか?というのがぶつけられてくるので、見ていると本当に気持ち悪いんです。巨人だけでなく、例えば生きている人間を真っ二つにちぎってしまうのとかも、漫画やアニメなら少ない色のグラデーションで表現されていてまだ耐えられるんですけど、実際にそれが実写になると、こういうことなのか!という恐怖が際立ちますね」。ちなみに、冒頭で紹介したアルミンが巨人の口の中に吸い込まれていくド迫力シーン。巨人の巨大な口のセットが作られ、実際に食べられながら撮影された…。「口があって、中には大きな舌もあって、ゴムかシリコンかでできていて、その下に人が入って動かして、蠕動(ぜんどう/“食べ物”を下へと送ろうとする消化器官の運動)させるんです。上からはローションが流れてきて、ウォータースライダーの発射口みたいな感じで…。(小道具として)人の服の切れ端とか、指のかけらも流れて来るし、もう謎でしたね(苦笑)。春馬くんと一緒だったんですが、夜中の3時とかにそんなことやりつつ『これ、何なんだろうね…?』って(笑)。でも、出来上がったのを見たら、ピンチ感が本当にハンパないんです。象徴的なシーンだなと思います。実際、僕以外の人は、わりとあっさりと食われてしまったり、死んだりしてて、そういうあっけなさは、命なんて一瞬でなくなっちゃうんだよってことを伝えてくれていいんですけど、あのシーンの『やべえ!やべえ!』って引っ張ってるところはドキドキしながら見てほしいです」。この巨人の恐怖に立ち向かう上での人類の最大の武器となるのがワイヤーによって自由に空間を移動することができる“立体機動装置”である。腰に下げた装備のかっこよさもさることながら、それを実際に使用する飛行シーンはスピード感にあふれている。「アニメーションの立体機動装置による移動シーンがものすごく出来がいいんですよね。ビュンビュン飛び回ってて正直、アニメの動きを実写で超えるのはなかなか難しいんじゃないかと思ってたんです」と本郷さんは当初、抱いていた懸念を明かすが、その心配は杞憂に終わった。鍵となったのはワイヤーの存在。「普通の日本のアクション映画でもワイヤーアクションはありますが、いかにも“吊っちゃってる”という感じが出てしまい、観ていて醒めちゃうことが結構あったんです。でも、今回に関しては、そもそも立体機動装置というのがワイヤーを使って飛び回るものなので、ワイヤーがすごくいいところでマッチしていて、吊るされている感があるからこそ逆にいい!この設定だからこそできることであり、アクションの完成度はメチャメチャ高いです!」。これまで、幾度となく人気漫画の実写化作品に参加してきたが、今回はこれまで以上の大きな挑戦となった。そこで感じたのはプレッシャー以上に大きな喜び。「お金と時間をかけて、このタイトルだからこそ集まった一流のスタッフ陣が『進撃の巨人』の世界を作り上げていく――その熱量が本当にすごかった。そこに参加させていただけるというのはなかなかないことであり、本当にすごい経験でした」。アルミンに関して「会社で中間管理職の立場にいたら、活躍すると思うんですよね」とポツリと漏らす。「広い視野で状況を理解できるというのが、他の人にはないアルミンの特徴かなと思います。他はみんな、自分のことしか考えてないような人ばかりなんでね(笑)。実はそこは、僕自身とも割と近い部分なのかなとも思います」。もしも、本郷奏多が『進撃の巨人』の世界に放り込まれたら、どんな生き方をする?「そうですね…僕は意外と運動神経もいいし、勉強もすればできる方かなと思うので、必死に頑張っていい成績を収めて、中央に配属されて、安全なところで暮らしますね(笑)。調査兵団には絶対に入りません!頭脳派というよりはずる賢くて小さいんです。保身のための努力ならいっぱいできると思うので、頑張って、なるべく壁から離れた内側の世界に行って暮らします(笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年07月29日コカ・コーラシステムは7月27日、「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー ~癒しとくつろぎのセリフボトル~」の第2弾キャンペーンとして、漫画・アニメ『進撃の巨人』とコラボレーションしたパッケージを発売した。同キャンペーンは"頑張る君に、ロイヤルな紅茶と癒しのセリフで上質なくつろぎを"というコンセプトのもと、勇気や励ましをくれる人気漫画およびアニメ作品とコラボレーションしたもの。第1弾では、漫画『のだめカンタービレ』『FAIRY TAIL』とコラボレーションしたパッケージを期間限定で販売した。第2弾となる今回は、『進撃の巨人』のパッケージデザイン全5種類を展開。デザインには、リヴァイ、エレン、ミカサ、アルミン、ハンジを採用。それぞれ同商品を飲みながらくつろぐ姿を描いている。さらに、背面のQRコードを読み取ると各キャラクターの声優たちによる録(と)り下ろしのオリジナルボイス"癒しのひとこと"が聞けるほか、各パッケージのイラストをスマートフォン用の壁紙としてダウンロードできる。対象商品は、470mlペットボトル(税別151円)と280mlペットボトル(税別124円)。販売は10月下旬までを予定(なくなり次第終了)。(C)諫山創・講談社 / 「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月27日