メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもに苦労させてばかりで、母親失格です」という、かおぽんさん(43歳・派遣社員)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■かおぽんさんのお悩み10年前に離婚をし、二人の子どもを育ててきました。長女は温和で優しくてしっかり者です。高校卒業後、1年間働いたお金をためて現在は短大へ進学し、実習でも褒められているようです。 私は彼女に今まで何ひとつ「親らしいこと」をしてあげられませんでした。お金にも苦労し、かわいそうな思いばかりさせてきました。成人式も彼女が自分ですべて支度し、私を食事へ招きました。私は親として恥ずかしく、一緒に写真を撮ることも、食事も断ってしまいました。娘は「一生の思い出だから来て!」と泣いていました。 この先、車の免許も取らせてあげたいし、就職祝いもしてあげたいし、結婚祝いも……。苦労をさせた分、幸せになってもらいたい気持ちはあるのに、今も金銭的には自分と長男が生きていく分でやっとです。やがては長男にも同じ思いをさせてしまうであろう恐怖に、最近は「いなくなりたい」と思う日も。自分の価値をちっぽけに感じ、何をしても楽しくなくなりました。どのように気持ちを切り替えて頑張ればよいかがわかりません。子どもを愛しているのに。母親失格です。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりかおぽんさん、初めまして。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。離婚されて10年、二人のお子様を育ててこられたのですね。読ませていただいて、娘さんは、かおぽんさんのことをとても好きなのだなと思いました。温和でやさしく、しっかり者に成長され、自分で希望して選んだ道を、自分にできる資金の計画をして楽しく進んでいる。そして、これまでずっとお世話になったお母さんへの感謝を伝える場を自分で計画され、かおぽんさんを招待された…。かおぽんさんが「お母さん」としてお子さんたちの心にいつもいたから、娘さんはこのようにすてきに成長されたんだなあと感じました。「今まで何ひとつ親らしいことをしてあげられなかった」と書いてくださっています。かおぽんさんが家計を担われていたとすれば、仕事でお子さんたちの側にいてあげられる時間は短かったのかもしれません。「普通の家庭なら、もっとこういうふうにしてあげられるはずなのに、私にはそれができない」というつらさも常に感じておられたのかもしれません。 「親らしいこと」って、なんでしょうか。広い家に住まわせることでしょうか。毎日立派な食事を作ることでしょうか。子どもが欲しがるものを、不自由なく買い与えることでしょうか。周りの子と同じような習い事をさせることでしょうか。確かにそういうことも必要なのかもしれません。かおぽんさんは「自分は、娘さんの愛情を受け取るに値しない」と思っておられるのかもしれません。でも、食事会への招待をお母さんに断られた娘さんは、「お母さんは、私のことが好きじゃないんだな」「お母さんは、私と一緒に楽しい時間を過ごしたくないんだな」と、思ってしまうかもしれませんね。私も母親にプレゼントを快く受け取ってもらえなかったときに、そう感じた経験があります。「何もできなかった」と思っている自分のまま、娘さんからの感謝を受け取ってみてはいかがでしょうか。「何もできなかった」と思っているのは、かおぽんさんだけ。子どもにとっては、親は「そこにいてくれるだけでいい」ものです。お母さんが家にいてくれるだけでいいのです。その存在だけでいいのです。「いいえ、私は仕事で子どもたちのそばにいられなかった」とおっしゃるかもしれません。でも、かおぽんさんが仕事で家にいない間も、子どもたちの心のなかにはいつもお母さんの存在があっただろうと思います。それで十分なのです。それが十分、親らしいことなのです。そして、「私はこんなにできなかった」とご自身を責めたり、愛してるのに素直にその気持ちを表せなかったり。そういったことも「親らしいこと」ですよね。かおぽんさんは、十分、母親らしい素敵なお母さんです。かおぽんさんにプレゼントしたい言葉は次の通りです。「私十分、いい母親だったらしい」「私がいるだけで、子どもたちは幸せ」「今度は自分が受け取ってもいい」「なーんにもしていないけど、受け取ってもいい」娘さんにとっては、車の免許や就職祝いなどの「この先の経済的な支援」よりも、「今ここにお母さんが自分と一緒にいてくれること」のほうがうれしいはず。ご自分を少し、許してみてください。そうすれば、息子さんのときにもまた同じようになるのではないか…という恐怖も和らぐはずです。これからは、お子さんたちに助けてもらってくださいね。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「失敗すると自分を責め続けてしまう」という、柴犬ママさん(45歳・公務員/主婦)に、心屋塾認定講師の平川裕勝さんからアドバイスをいただきました。■柴犬ママさんのお悩み仕事や人間関係で失敗をすると、寝られなくなるほど、そのことで頭がいっぱいになります。「自分を責める」というスパイラルから抜けだせません。年をとるごとに自分の考えを話すこともできなくなりました。ちなみに仕事は辞めたくて限界で、夫とは口もきかないほど険悪です。もっと上手に切り替えて楽に生きられるとよいのですが、心のなかは常に焦りと憂うつ感でいっぱいです。穏やかなときがありません。どうしたら安定した気持ちで毎日過ごせますか? ※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。柴犬ママさん。失敗をすると自分を責め続け、後悔ばかりしてしまう。自分の考えも話せなくてつらい。そしてもっと安心して生活していきたい…というご相談ですね。柴犬ママさんは、今までずっと頑張ってこられたのだと思います。常に「失敗しないように」「自分が我慢すれば」と考えてきたのではないでしょうか。まずは、そうやって頑張ってきた自分を認めてあげてください。「私、十分頑張ってきたもん。えらい!」と。失敗って、誰でもがするもの。一日の中でも「失敗した」と思うことは何回もあるものです。ですが、そのたびに失敗を怖く感じたり、後悔をいつまでも引きずったりしているとつらいですよね。もしかすると、柴犬ママさんは子どもの頃、「失敗してはいけいない」「失敗するのはダメな人間」「失敗すると、とんでもないことになる」と言われたことがありませんか?子どもの頃に言われたことをあまりにも信じ込んでしまって、失敗をしてしまう自分が許せなくて、そんな自分を責めてしまったり、怖くなったりしているのではないかと思うのです。その上、失敗する自分が周りにどう見られるかが怖くて、常に自分の一挙一動を気にしてしまい、「失敗がバレないように」と周囲の人を監視してはいませんか? 誰かに失敗を指摘されないように、おかしく見られないように…と。そうやって、”間違いのない完璧な姿”を求めるほど、できていない部分が気になってしまい、焦りや憂うつな気持ちにつながります。常に周りを監視しているので、関係も悪くなってしまいますよね。では、失敗しても自分を責めないためには、どうすればいいのか。まずは、失敗する自分も「あるもの」として受け入れてみてください。失敗する部分も、私の一部。失敗=ダメな人ではないのです。ダメな人と思っているから、失敗を責めてしまうのですね。先にも書いた通り、人は誰でも失敗をします。でも皆、ダメではないですよね。失敗することがある自分を認めてあげてください。「あー失敗しちゃったけど、そんなところもあるのが私だよな〜」と。そしてこう呟いてみてください。「それでも、愛される」と。そうやって、失敗することもある自分にOKを出してあげていると、段々と「失敗しても自分の価値は変わらない」と気づけるようになります。その事実に気づけると”自分責め”が少なくなり、自分自身をさらけ出せて、焦りもなくなり、落ち着いて生活していけるようになりますよ。柴犬ママさんが、落ち着いた生活ができるようになることを応援しています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「主人や子どもの悪口を言ってしまう自分が嫌です」という、みーさん(37歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■みーさんのお悩み友人の前で、主人や子どもの悪口を言ってしまうことに悩んでいます。主人や子どもたちは私にとっては味方なのに、言ってしまう自分が嫌で嫌で、自分を責めてしまいます。友人に会う前は「絶対に悪口は言ってはいけない」と思って行くのですが、会うとついつい言ってしまう自分が嫌です。どうしたら家族の悪口を言わなくなりますか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんよりみーさん、ご相談ありがとうございます。はしぐちのりこと申します。言いたくないのに、ついつい口に出てしまう家族の悪口。無意識に言ってしまい、あとで後悔の気持ちが出てしまうようですね。「主人や子どもたちは私にとっては味方なのに」という文章からも、みーさんがご家族を大切に思っておられる様子が伝わってきました。悪口を言うことは一見「いけないこと」のように思えるかもしれません。しかし人間は、必要のない行動はしないもの。悪口を言うことで、みーさんの心の中のバランスを図っているのです。みーさんは一体、何とのバランスを取ろうとしているのか。どんな点に気づけば、悪口を言わなくて済むようになるのか。その答えは、みーさんご自身の状況によって少し変わってくるかと思います。一緒にひも解いていきましょうね。まず最初に、2点確認していただきたいことがあります。・ご友人と一緒にいるとき、どんなシチュエーションで悪口を言ってしまうのでしょうか・みーさんは、ご家族やお子さんに対して不満をお持ちでしょうか例えば、友人たちが自身の家族の悪口や不満を言い始め、なんとなく盛り上がってしまうとき。仲の良い友人間だと、そういうシチュエーションもありますよね。それほど家族に大きな不満をもっているわけではないけれど、ついつい同調するように「わかるよー、私もね…」と悪口を言い出してしまうのであれば、それは一種の「共感」に近い形です。相手の気持ちに寄り添うための、自身の経験を例としておっしゃっているだけなので、さほど問題ではありません。それほど不満があるわけではないのに「私もこの話に乗らないとダメかな…」といたたまれない気持ちから悪口を言ってしまうのだとしたら、みーさんの中に「皆と同じでなければ嫌われる」という怖れがあったり、「不満のない幸せな家族であること」への罪悪感をもっていたりするのかもしれません。これは自分の不幸さを持ち出すことで、人とつながろうとする行為です。安心感を得たくてついやってしまうことが多いので、まずはご自分の中にある「寂しさ」に気づいていただきたいなと思います。そうではなく、自分から口火を切るように家族の悪口を言ってしまう場合。「悪口を言ってはいけない」と思う前に、家族に対して言わずにはいられないほどの不満を感じていることを、まずは素直に認めてみましょう。一緒に生活していれば、多少の不満や気持ちのずれが出てくるのは当たり前。「家族に不満をもっている自分はいけない」と思う必要はまったくないのです。むしろその不満は、みーさんの中にある”不要な思い込み”に気づくためのお知らせです。これについては後でご説明しますね。「主人や子どもたちは私にとっては味方なのに」という記述を見る限り、みーさんご自身はご家族に受け入れられているのに、自分だけがご家族に不満を持っているように感じているのかもしれません。そうだとすれば、自分だけが家族にネガティブな感情を持っている=「自分だけが家族の味方になれていないこと」が、情けないような申し訳ないような、自分を責める気持ちにもつながり、余計にみーさんを苦しくさせていると思います。ここで気づいていただきたいのは、みーさんは家族の味方になる前に、ご自身の味方にもなっていない、という点。つい家族の悪口を言ってしまう、不満を持ってしまう自分を「ダメだ」と罰していますよね。どんな気持ちが湧いてきたとしても、ご自分の素直な気持ちを受け入れ、自分の味方になってあげてください。「家族の悪口を言ってもいい」「家族に不満をもってもいい」「こんな私がいてもいい」声に出して、こんなふうにつぶやいてみましょう。ざわざわするかもしれませんが、今の自分をまずは十分に許可してあげてください。人の味方になれるのは、たとえ家族であっても、その後の話です。次に、その悪口や不満から、みーさんの中にどんな思い込みがあるのかを見てあげてほしいのです。みーさんの口から実際に出た悪口を、紙に書き出してみてください。「あいつのこういうところが気に入らない」「◯◯しないのはおかしい」「もっと◯◯すべき」こんな形で書いてみましょう。書き出せたら、それらを最初から読んでみましょう。これらは実は、今まで自分に投げかけてきた言葉ではありませんか? みーさんはこれまで、ご自身に「◯◯してはいけない」「◯◯なところがあってはいけない」と、厳しく接してきてはいませんか?人に言いたいことは、実は自分に言いたいことです。自分に課してきた「こうするべき、ああするべき」というルールを目の前の人が破っていると、人はイライラし、不満を抱いてしまいやすいです。もし心当たりがあるならば、そのルールが今のみーさんにとっても必要なのか、見直してみましょう。昔は必要だったルールも、大人になった今は案外、必要なくなっていることもあります。必要のないものはどんどん手放し、自分への縛りをゆるめていくことで、自分も人も許せるようになっていきますし、目の前の不満も減っていきます。今のご自分を否定するのではなく、ぜひご自身の中にあるルールと向き合ってみてください。これを繰り返しながら、みーさんが悪口を持ち出さなくても済むような、心穏やかな日常を過ごせるようになることを願っています。ご精読、ありがとうございました。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「買い物癖をやめられず苦しい」という、モコさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■モコさんのお悩みこんな歳になって恥ずかしいのですが、外出をすると、必ず何か買わなければ気が済みません。服や靴もそうですが、特にコスメは同じような色を持っているにも関わらず、「このくらいの値段なら」と買ってしまいます。これまであまり高価な物を買ったことがないからか、まるで腹いせのように買ってしまい、あとで「今さらこんなおばさんが、メイクやおしゃれにして何になるのか」と後悔します。ただの買い物依存なのか、寂しいのかわかりません。お金がなくなっていくのに、やめられません。苦しいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりモコさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。モコさんのご相談には年齢やお金のブロックなど、いろいろな理由が絡んでいるようです。ひも解いていきましょうね。まず初めに「歳は関係ない!」。これを受け入れましょう。年齢を理由に、したいことをやめなくていいのです。何歳になっても、おしゃれをしていいじゃないですか。女性としての意識があるって、とてもすてきなことだと思います。私も、いくつになってもおしゃれをしたいと思っていますよ。おしゃれって楽しいですよね。「おしゃれをして何になるのか」なんて考える必要ありません。「自分がウキウキした気分になれる」。これ以上に素晴らしい意味はないのです。モコさんは他にどんなことをやめてしまっていますか? 本当はしたいことがたくさんあるんではないでしょうか。歳のせいにせず、どんどんやっていきましょう!続いて、お金のブロックについてですが、お金は本当に好きな物に使いましょう。ほそぼそとどうでもいいような物を買うくらいなら、大きな買い物でも(値段に関係なく)、大好きな物を買いましょう。最初は見分けがつかないかもしれません。でも「それを手に入れた後」の自分を観察するとわかります。「買ったら興味がなくなる」か、逆に「それを目にする、ある、触るだけでワクワクする」か。後者のように感じる物で、身の回りをいっぱいにしてくださいね。次に買い物をしてしまう心理ですが、「寂しさ」と、自分の存在に対する「無意味感」「無価値感」があるのだろうと推測できます。そしてそれらは、「自分は愛されない存在だ」と信じていることから引き起こされています。もっと詳しく説明しますね。モコさんが「外出すると何かを買わずにはいられない」のは、何か意味を探しているのではないでしょうか。自分の言動や時間が無意味だったと思いたくない。何か残したい。それによって一瞬でも安心したい…等々。でも、本当に満たされているわけではないので、すぐにわれに返ってしまう。更にそんな自分を責める悪循環になっています。また、モコさんが感じるおしゃれの無意味感は、もしかして「誰も見てくれないし」「褒めてくれないし」ではありませんか? 歳についてもそうですが、「誰にどう見られるか」「認めてほしい」という思いから自分の言動を決めていると、苦しくなってしまいます。満たされない思いがあると、人は何かに依存的になりやすいものです。本当は「おしゃれした自分を見てほしい人」がいるのかもしれませんね。旦那さんでしょうか? 「旦那さんが◯◯してくれない」→「愛されていない」→「寂しい」となっていませんか? だとしたら、旦那さんに、あるいは誰かに、この寂しさを埋めてほしいと思っているかもしれませんが、その寂しさの根本は考え方のクセですから、実は自分でしか埋められないものです。では、どうすればいいのか。それは、まず「どうせ愛されてる」と何度でもつぶやくことです。自分は愛されない存在だという”勘違い”から目覚めるために。そして、旦那さんからもらう愛に執着せず、まず自分で自分を満たそうとしてみてください。自分が喜ぶことを、自分がしてあげるのです。したいことを、歳のせいにしてやめるのはもうナシです。「自分が喜ぶことが最大の意味」だと思ってくださいね。おしゃれして、本当にしたいことして、本当に欲しい物を買って…。自分に手間ひまとお金をかけてあげてください。小さい頃から、そうして欲しいと望んでいませんでしたか? 今はもう自分が自分に、そうしてあげていいのです。モコさんは、そうしてあげる価値のある人です。モコさんが大人の女性として輝き、生き生きと過ごされることを応援しています! ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年05月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「コミュニケーション力の高い同僚に嫉妬してしまう」という、ROSEさん(47歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■ROSEさんのお悩みコミニケーション能力が高い同年代の同僚女性に嫉妬してしまい、苦しいです。彼女は人付き合いが上手で、老若男女を問わず誰とでも親しくなれ、付き合いやすい人柄です。コミュニケーション能力の高さに感心する反面、自分にはない長所を持っている彼女を見ると、自分が劣っているように感じてしまいます。周りの人も、自分と彼女を比べているのでは…などと余計な想像もしてしまいます。「自分が、彼女にはない仕事のスキルを持っていること」を上司に認めてほしくて必死になっていることに気づき、情けなくなることも。必死になればなるほど自然体でいる彼女が憎らしくなり、自分は頑張っても損をしているように感じます。どうしたら彼女を意識せず、「自分は自分」として自信を持てるようになるでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の野田和美さんよりROSEさんこんにちは。心屋塾認定講師の野田和美です。ご相談ありがとうございます。ROSEさんがつい比べてしまうという彼女は、コミュニケーション能力が高くて誰とでも親しくなれ、自分にはない長所がある…というふうにROSEさんには「見える」のですね。「見える」と書いたのは、それが彼女のすべてではない、ということです。コミュニケーション能力があるように見えても、家に帰れば誰にでもいい顔をすることに疲れているかもしれませんし、自分が本当はどんな人が好きなのかわからないからこそ、誰とでも親しくしているのかもしれません。そう、ROSEさんが見ている「他人」は、その人の一部でしかありません。他人のすべてを理解するのは不可能です。ですので、他人に意識を向けるよりもまず、ご自分に意識を向けることから始めてみませんか。他人を意識してしまうのは、ROSEさんが感じられているように「自分に自信がないから」。自分を丸ごと受け入れていないからです。ROSEさんはご自身のことをどのくらい知っているでしょうか。 ROSEさんが彼女にはない仕事のスキルを持っていらっしゃるように、ROSEさんにはROSEさんにしかない人間的な魅力やよさがあるのです。あなたという存在は、この宇宙にたった一人だけ、唯一無二の存在です。他人と比べることであなたの存在が生きてくるのではなく、まずあなた自身があなたの魅力やよさに気づいていくことが大切なのです。嫉妬が悪いわけではありません。負けたくないと必死になるその気持ちも行動も、ROSEさんの中にエネルギーがたくさんある証拠でもあります。だからこそ視点を換え、別のところでエネルギーを大いに生かしてほしいのです。あなたのよさはどんなところですか?あなたの魅力はどんなところですか?人によく褒められることは何ですか?息を吸うように楽にできることは何ですか?時間を忘れて夢中になれることは何ですか?あなたには、あなただけのよさがあります。人付き合いがよく、コミュニケーション能力が高い人がいる一方で、人の話を聴く能力が高い人もいれば、黙って人を観察する能力がある人もいます。ROSEさんの魅力は何でしょう? 「ない」ことばかりに目を向けていると、どんどんつらくなってしまいます。すでにあなたの中に「ある」ものを見つけて、「こういう自分は素晴らしいね」とひとつひとつ、自分のよさを受け入れていってください。それと同時に、自分のダメな点も「愛すべき自分」の一部であることを忘れないでくださいね。両方があって、ROSEさんという唯一無二の存在なのですから。彼女を憎らしく思ってもいい!彼女に嫉妬してもいい!ですが、あなたはあなた!ネガティブな思いに気づいたら、そのときこそ自分に意識を向けてくださいね。あなたの中には、まだまだ眠れる秘宝がたくさんあるのです。ぜひそれを見つけていってください。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年05月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家族やパートナー以外の相手に自分を出せない」というさっちゃんさん(20歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。■さっちゃんさんのお悩み私は家族と彼氏の前以外で、本当の自分を出せません。心を許した人の前ではよく話せるし、明るい部分や素の自分が出せます。ですが、それ以外の人、普段一緒にいる友達にさえも遠慮してしまい、素の自分が出せなくてしんどいです。急に恥ずかしくなって無表情になり、そっけない態度になってしまうので、友達もほとんどいません。私は本当はこんな人間じゃないのに。周りの人たちのように騒ぎたいのに、恥ずかしがり屋の”もうひとりの自分”が邪魔をします。これは直そうと思っても直らないのでしょうか。このまま年を重ねていくのは”人生損”な気がしてなりません。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんよりさっちゃんさん、こんにちは。心屋塾の認定講師、坂崎ひでこです。恥ずかしがり屋を直すことができたら、みんなとワイワイ騒いだりできて、とっても楽しく明るい未来が期待できるような気がする。けれど、これは直せないだろうなあ、だから自分には、周りのみんなのような楽しい世界はなさそうだなあ。そして遠慮なく話せる、明るい、素の自分を見せることができるのが、家族と彼氏の前だけという人生は、大損。…そんな気分なのですね。私は、さっちゃんさんと反対の経験をしてきました。本当の私は、もっと暗くて陰気でドロドロしている。そんな本当の自分がバレたら嫌われる、相手にされなくなる…と思ってきました。あいさつをする程度の、そこそこ仲が良い人はいましたが、友達はとても少なかったです。周りの人たちが、楽しそうに話したり、はしゃいだりしているのが不思議でした。みんなは豊かな人生、なのに私は……。私は今、58歳です。「私は自分が思っていたよりも周りにたくさん応援されていて、受け入れてもらっていたんだ」とうっすらと理解できてきたのは、つい最近のことです。長い間、情けないと思ってきた人生ですが、今振り返れば、けっこう楽しんできたなあと思います。うまくいかないときって、「うまくいってないこと」だけを拾って見ています。心屋仁之助師匠がよく言う言葉です。「自分は愛されている、かも」「自分は大丈夫、かも」そう思ってみる。思えなくても、思え。周りの人は、あなたが思っている以上に、あなたのことをわかってくれているし、応援してくれています。さっちゃんさんが気づいていない、さっちゃんさんのよさをたくさん知っています。20歳で彼氏がいて、しかも彼の前では素の自分でいられるって、人との関係がうまくできている証拠ですものね。「今のままの自分でいる」という人生の損をしてみると、恥ずかしがり屋の自分を直す必要がないことに気づくかもしれません。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年05月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「軽んじられてばかりの私。旦那を尊敬できません」という、シーちゃんさん(事務・ 32歳)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■シーちゃんさんのお悩み子どもの頃から駄目だしされたり、叱られたり、コミュニケーション下手で無視されたりしてばかりでした。「私がワガママで自己中でマイナス思考だから、考え方を変えたらいい」とわかっているのですが、大人になった今でも治りません。自分を好きになれず、それが原因だとアドバイスをもらっても人格を否定されているように感じ、人と接することが嫌です。こびているつもりはないのですが、軽く見られてストーカーに遭ったり、モラハラを受けたりしたこともあります。頭が悪く、精神的に弱いのは自分でも理解しており、賢く生きていきたいです。旦那に浮気をされ、流産したときも「おまえが悪いからだ」と言われ、義母からは「強くなりなさい」と言われるのですが、なぜ私が悪いのかわからないし、どうしていいのかもわかりません。何でも悪いことは私の責任になり、「お互いさま」がない。旦那と一緒にいても孤独を感じますし、尊敬できません。生きている意味がわからず、毎日死にたい気持ちで過ごしています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の福田とも花さんよりシーちゃんさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。子どもの頃から今までの無視、駄目だし、モラハラ…。それは本当に、おつらかったですね。『考え方を変えたらいいのだとわかっているのですが、大人になった今でも治りません』頭では変えたいと願っているのに、治らない現実が続くのは、シーちゃんがダメなわけでも、変えることが無理なわけでもないのです。ちゃんと理由があるのですよ!では早速ですが、次の言葉を口に出して言ってみてくださいね。「私は軽く扱われるような、価値のない人間です」「考え方を変えられない私は、ダメなやつです」「いじめられるのは、強くなれない私が悪いのです」言ってみて、どんな感じがしましたか? 悲しいことに、しっくりと来てしまったのではないでしょうか?それが、今回のお悩みの原因です。あなた自身が、他の誰よりも自分のことを「こんなやつだ」と信じている。「その盛大なカンチガイに、いい加減気付いてー!!」と、本来の素晴らしい価値あるあなたが、心の中でずっと叫び続けているのです。目の前の人は、あなたの心の中を映し出す鏡です。「あなたが、あなたのことをこんなに馬鹿にしていますよ」「あなたが、あなたのことをこんなに軽く扱っていますよ」ということを、義母や旦那様が教えてくれているのです。 人と一緒にいても孤独を感じるのは、あなたでさえも、あなたを置いてけぼりにしているから。あなたでさえも、そのままのあなたを変えようと嫌って、否定しているから。けれど、こうしてご相談されたということは、もう既に「自分で自分の味方をして上げられる自分」になっていますよ。だからもう、大丈夫!そんなシーちゃんさんに、最後に魔法の言葉を贈ります。「毎日死にたいほどつらかったのに、今日まで生き延びた私って強い!」「相談できた私って、自分への愛にあふれている!」「私はいつでも、私の最高の味方と共にいる!」「私は私の一番の仲良し!」この言葉を、何度でもつぶやいていてください。素晴らしく価値のあるシーちゃんにふさわしい現実が、たくさん集まってきますからね! ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「夢も目標もなく、無気力な日々が続いている」という、かめさん(20歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■かめさんのお悩み無気力や逃げ癖が治らず困っています。幼少期より普通の人とはズレた行動をとるようで、過去いじめられた経験から人と関わることに苦手意識を持つようになりました。人の目を気にしなくていいインターネットに依存傾向にあり、一番楽しいことがスマホゲームで、他のことがおろそかになっています。 部活や長期アルバイトもやってみましたが、ボーッとしているつもりはないのに次にやることを忘れてしまったり、飲み込みが悪かったり。自分よりはるかに有能な人たちを見て、すぐに辞めてしまいました。今は短期のアルバイトを繰り返しています。自分の中では唯一真面目にやってきた勉強でさえも、「なんで皆そんなに頑張るのだろう」と思うようになり、放棄するように。大学3年生になりますが、今の自分の生活を鑑みて、「どうせ就職なんかできないだろう」とまた逃げ道を作っている自分が嫌です。高い授業料を払ってもらっている親にも申し訳ないです。 夢も目標もなく、他の頑張っている人を見るたび罪悪感を感じます。最近は周囲やゼミの学生からの視線も冷たく、相手にされていないように感じます。どうしたら私は変わること、頑張ることができるのでしょうか。 ※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりかめさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。ご自身の無気力さや逃げ癖に嫌気がさしていて、かといって、どう対処したらいいのかわからず、悩んでいらっしゃるようですね。率直に申し上げますと、まったく問題ありません。大丈夫です。順調に人として成長しています。安心してください。かめさんは魅力や才能に溢れた人です。人はつい「結果」ばかりに目を向けがちです。会社員なら給料の額がいくらなのか。学生さんならテストの点数や友達の数、どこに旅行に行ったとか。年齢を重ねるなかでは結婚しているのか、子どもがいるのか、家をローンで買ったのか……等々。そんなことで人を評価しがちになります。でも、結果だけで「人としての価値」は計れないのです。結果だけの人生が、”中身空っぽ”の人生であることもあります。テストも同じ。点数を取るのが大切なのではなく、その点数を取るまでの「過程」が大切なのです。たとえばですが、英語のテストの点数が高い人が、必ずしも英語でコミュニケーションできるとは限らない。それよりも「どれだけ英語に興味を持ったのか、好きになったのか」のほうが大切になってくる。英語を使ってもっと会話してみたいと思ったり、英語を使ってやってみたい仕事や行ってみたい国を見つけたりして自分の人生を豊かにすることのほうが、テストの点数より100万倍大切なのです。大人になると、目に見える結果だけを大切にしてしまいがちです。ですが、人生の醍醐味は目に見えないものにあります。かめさんが「幸せだなぁ、生きててよかったな」と感じるのは、かめさんの心です。かめさんの「心」がどう響くかだけなのです。かめさんの心に響かせられるのは、かめさんの感情だけ。今かめさんがなんとなく「生きにくい」と感じるのは、自分の人生をもっと楽しむための準備です。自分の足りないところ、できないところ、ダメなところを、現実からまざまざと見せつけられている。そして、そのまざまざと見せつけられた現実から何を学ぶのか、かめさんは問われているのです。焦る必要はありません。今日明日で結果を出す必要もありません。もしかしたら10年、20年と長い単位で自分と向き合っていくことになるかもしれませんが、その間ずっと結果が出なくてもまったく問題はないのです。目に見える結果よりも、「その期間どう自分と向き合ってきたか」のほうが大事。あきらめずに自分の好きなこと、やってみたいことにチャレンジしてみたか? ということのほうが、ずっと重要になってきます。正しい選択より、楽しい選択をしよう。かめさんの人生は、かめさんのためにあるのですから。▼「自分の力を発揮する方法」を伝える:小林威之 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月24日気を抜くとつい口角って下がってしまいがち。でもそのへの字型の口は、老けて見えたり幸が薄そうなオーラを放ってしまう原因になってしまうのです。そうならないためにも、口角を上げてニッコリ優しい雰囲気をまとった女性を目指しましょう。どんな時に口角が下がりやすいか、その解消法も一緒にチェック!マイナスイメージを持たれやすい人は要チェック出典:byBirth人の顔でよく見られるパーツとして、目を思い浮かべることが多いと思いますが、口もけっこう見られているパーツ。なんとなく老けて見られたり、不幸そうなイメージを持たれがちな人は、実は口角が下がっているからかもしれません。いわゆる“への字型の口”になっていると、お世辞でもポジティブな雰囲気とは言えませんよね。口角はその人の印象を決める大事なパーツでもあるのです。気付いたら口角が下がっている…それってどんな時?真剣に何かに取り組んでいる時出典:byBirth口角が下がってしまうのは無表情の時になりやすいものです。そのため、真剣に作業をしていたり細かなことに熱中していると、ついへの字型の口になってしまいがち。確かに、真剣な時にニコニコしているのはおかしいですが、口角まで下がってしまうとちょっと近寄りがたい雰囲気になってしまいますよね。何かに取り組んでいると周りの目が気にならなくなり、余計に自分が今どんな表情をしているのか、なんてことは忘れてしまいます。「この人、イヤイヤやっているのかな?」と勘違いされるのは避けたいこと。そうならないためにも、真剣な時こそ口角はキュッと上げて明るいオーラを放てるように意識しましょう。疲れている時出典:byBirth疲れている時にはつい口角は下がってしまいますよね。こればっかりは仕方のないことかもしれませんが、体の疲れに表情までつられてしまうと、老け見えしてしまいます。姿勢も崩れ、顔色も悪くなり、さらに口角まで下がっていると、相当なお疲れアピールをしているようなもの。いくら手の込んだメイクやファッションに身を包んでいても、それだと意味がなくなりますよね。疲れていても、せめてへの字型の口にならないようにしておく必要があります。やる気のない時出典:byBirth自分が買い物に行った際、立っているショップの店員さんの顔をふと見た時に、ぼーっとして口角の下がっている人だとやる気がなさそうなイメージを持ちませんか?いくらそのあと笑顔でごまかしても、偽りの顔にしか見えません。幸薄フェイスな店員さんから何かを買いたいという気持ちにはならないですよね。そのため、人前に立つ仕事をしている人なら、なおさら口角を意識しましょう。いくらやる気があってもそれが伝わらないのは、自分の表情で損をしている可能性があります。人と接する以上、自分がどんな表情をしているのか、きちんとチェックしておくと良いですね。口角を上げていこう!への字型の口を解消するには?常に意識出典:byBirthまずは常に口角が下がっていないか、自分自身で意識することが大事。今ちょっとへの字型になっているかも?と感じたら、意識的に口角を上げるようにしましょう。人と話している時や笑っている時には、口角は下がらないですよね。でも1人になった瞬間、無表情でへの字型の口になってしまっては、裏表がありそうな印象を与えてしまいます。なので日頃から、どんな時でも口角を上げるように気にかけることが、何よりの解消法。心掛け一つで表情は劇的に変わります。ハッピーなオーラを振りまくためにも、ぜひ意識をしておきましょう。メイクで口角アップ出典:byBirthメイクでちょっと手を加えるだけで、口角が上がっているように見えるのです。コンシーラーかパウダーファンデーションで、下唇の端をポンポンと軽く抑えて輪郭を消します。そのあと指でなじませるだけ。たったこれだけで、あとはいつも通りリップやグロスを付けてあげればOK。元々への字型になりやすい口の人や、コンプレックスがあるという方は、口の形をメイクで変えることをオススメします。ただ口はメイクが最も取れやすいパーツでもあるので、メイク直しの時にはリップと一緒にお直しすることも忘れずにしましょう。表情筋を鍛える出典:byBirth毎日のトレーニングとして表情筋を鍛えると、自然と口角が上がってイキイキとした顔になることができます。また小顔効果もあるので、ぜひながらエクササイズで取り入れたいですね。口角を中心としたトレーニングなら、口を尖らせたり、大きく口を開けたり、舌を動かしたりすると口周りの筋肉が鍛えられます。専用のトレーニンググッズなんかを使ってみても良いでしょう。毎日の日課として顔を動かして表情筋を鍛えることが、口角を上げる秘訣になります。口角をアップさせるだけで人生が変わるかも?!出典:byBirthいつもニコッっと微笑んでいるような口角を目指すべく、日頃から意識をしておきたいですよね。本当は、ポジティブで接しやすい人柄なのに、表情でそれを消していたらとてももったいないこと。心掛けるだけで、誰でも簡単にへの字型の口とサヨナラできます。いつもマイナスイメージを持たれがちな人は、ぜひ口角をアップさせてみて!
2018年04月22日鮮魚卸売業からできたお魚専門店京都・宮津にある道の駅の中にオープンした「おさかなキッチン みやづ店」は、長年鮮魚卸売業を営んでいる「山一水産」が提供するお店です。現在も買い付けをしており、プロの目利きで仕入れた新鮮な宮津のお魚を、お昼から低価格で食べることができます。カフェ&バーのお店が併設されているため、鮮魚店とは思えないカジュアルさ。これは全国でも初の試みです。昔ながらの魚屋をコンセプトに活気に溢れる店になっていますが、カフェ&バーの雰囲気からリラックスできる不思議な空間となっています。月に数回、セリ体験やつかみ取りなどのイベントを行っていて、まさに「魚の遊び場」という印象。定期的にマグロの解体ショーも行っているので必見です!とれたて海の幸をチョイス! 自分だけの海鮮丼お店で提供されるのは、水揚げされてすぐのお魚ばかり。どこよりも新鮮な魚であることが自慢です。地魚にこだわっているので、色めいた派手さはありませんが、本物の味をいただくことができます。店内はセルフ方式となっていて、その日おすすめの海鮮から自分の好きなものを選んで、海鮮丼を作ることができるのも楽しい魅力となっています。観光のついでに。新鮮な海鮮丼を京都丹後鉄道宮津線・宮福線「宮津駅」徒歩約10分。宮津市浜町の道の駅「海の京都 宮津」の中にお店はあります。天橋立を観光の際のお昼ごはんは、日本一安くて美味い魚を実現するために日々努力をかかさない「おさかなキッチン 宮津店」でいただいてみてはいかがですか?スポット情報スポット名:おさかなキッチン 宮津店住所:京都府宮津市字浜町3008番地電話番号:0772-25-1014
2018年04月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の人生に自信が持てない」という、はるさん(30歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■はるさんのお悩み自分を好きになれず、他人をうらやましがったり、人からの目を気にしたりしてばかりいます。「こんな自分だから異性とも付き合えないし、結婚ができないのでは」と心が痛くなります。周りは結婚して、子どももいて、マイホームもあって、専業主婦。一方の自分は結婚もせず、彼もいない、仕事も事務職で低所得。これからの将来が不安ですし、すべてがうまくいっていない気がして、「やはりそれは自分のせいなのではないか、自分がダメだから」と気持ちがグルグルしています。どうすれば自分を好きになり、自信を持って「他の人は他の人」と割り切り、自分の人生を好きになれるのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の大竹公子さんよりはるさん、ご相談ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。ちょうど周りが結婚や出産ラッシュで、ついつい比較してしまう時期なのかもしれませんね。はるさんは「それは自分のせいなのではないか、自分がダメだから」と書かれていますが、それは「どんな自分」だから、そう思うのでしょうか?例えば、女性としての魅力がない自分。特別な能力のない自分。ネガティブでつまらない自分。そんな〇〇な自分だから、〇〇な自分ではダメだから、自分のことを好きになれないし、結婚もできないし、すべてがうまくいかない…。そう思ってはいませんか?そういう状態のまま、たとえ結婚して、子どもができてマイホームを持ったとしても、何かしら『不足』の部分を探し出し、「やっぱりうまくいかない」「自分のことを好きになれない」と考えてしまうのです。結婚して、子どもがいて、マイホームをお持ちの専業主婦の方でも、ご自身のことを嫌いな方はいます。逆に、未婚で子どももいなくて賃貸に住んでいる方が、ご自身のことを大好きであることもあります。つまり「結婚しているかどうか」などは、自分のことを好きになるのに一切、関係がないということです。 はるさんは、どうして「〇〇な自分ではダメだ」と思うようになってしまったのでしょう?過去に誰かから、〇〇な自分を否定された。○○な自分を出したら怒られた。○○な自分でいたら、いじめられた。そのような経験があると、「〇〇な自分ではダメだ」と思うようになってしまいやすいですよね。けれど、それは「たまたま」起きた出来事。はるさんがダメだから、ではないのです。だから、「〇〇な自分でもいい」。そう何度もつぶやいてみてください。「どんな自分も許す」と決めてください。それから「結婚して子どもがいて、マイホームがあって専業主婦」な人のほうが素晴らしく、「未婚で彼氏がいなくて低所得」な人は不幸。そんな決めつけをしていませんか? 勝手に優劣をつけていませんか?どちらが上で、どちらが下。どちらが幸せで、どちらが不幸。そんなジャッジをしていると、「今」の自分を認められなくなってしまいます。そのジャッジは本当に正しいのか、一度じっくり考えてみるといいかもしれませんね。「どんな自分も許す」と決めることには、そうしたジャッジをやめることも含まれています。事実、許されてるのですから。はるさんが「すべてがうまくいっていない気がする」のは、決してはるさんがダメだからではありません。考え方が偏っていただけ。ありのままのはるさんを許し、認めればいいだけなのです。そして、ご自分のやりたいこと、好きなことに集中する。そうすると、他の人のことが気にならなくなりますよ。はるさんを心から応援しています! ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「定期的に落ち込んでしまう時期がある」という、ほうめぐさん(29歳・介護士)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■ほうめぐさんの悩み定期的に落ち込む時期(元気が出ないこと)があります。しかし落ち込む姿や元気のない姿は、人にはあまり見せたくありません。気を遣わせてしまったかなと後で落ち込みますし、「人には迷惑かけるな、努力しろ、素直が一番」という、亡くなった大好きな父に言われたことをずっと守っています。介護士になり、小規模施設のリーダーを任されてからは、「心ここにあらずだよ」と友人たちによく心配をされていました。大先輩ばかりの職場で、もっとうまく人に頼めないかと悩みましたが、任された仕事はきちんとこなし、周りの方もついてきてくれ、ありがたかったです。今はリーダーを辞めてスッキリしましたが、次は友人たちに子どもができて焦っています。妊活をして半年以上がたちますが、なかなか授からず、仕事も忙しいので「妊婦さんになって早く辞めたいな」と思ってしまいます。夫の「将来、必要だから」という意見により、今は妊活を中断して苦手な車の運転に取り組んでいます。上達するとは言ったものの、私の望みを後回しにされていることがとても悲しいです。今より気分が晴れやかになるには、どうしたら良いでしょうか。よろしくお願いします。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりほうめぐさん。はじめまして。心屋マスター講師のひらいなずです。ずっと気分が晴れない状態が続くというのは、つらいですね。ご相談内容から、とても気になったことがあります。それは、ほうめぐさんが「常に問題を探している」という点です。小規模施設のリーダーになった際、いろいろと心配事もあったようですが、実際にはきちんと仕事をこなされて、周囲の人たちも、ほうめぐさんについてきてくれていた。にも関わらず、その自分を評価していないように感じられるのです。そして、次は妊娠の心配。「妊娠しない自分はダメだ」と責めていると、旦那さんにもなかなか自分の本音を言うことができなくなります。ほうめぐさんは、自分ができていないこと、人よりも劣っていること、人と違うことをずっと気にして、”できないところ”を見つけては、「まだまだ」「もっともっと」「ここが問題」と自分を見張るクセがあるのではないかと思います。実際は「できていない」「ダメだ」と思う裏側に、できているところもたくさんあるはずなのです。常に自分の”できないところ”にフォーカスするクセを、できているところを見る視点に変えてみてくださいね。そして、「自分の本音を言うこと」も、とても大切です。人に落ち込む姿や元気のない姿を見せたくないということは、本音を隠して元気なふり、落ち込んでいないふりをし続けているということ。ご相談内容だけではわかりませんが、ほうめぐさんは小さい頃から、自分が思ったこと、したいことや嫌なことが言えなかったり、泣いたり騒いだり、だだをこねたりすることが少なかったのではないでしょうか?自分の気持ちを言えずに遠慮してばかりいると、感情が自分の中にどんどんたまって重くなり、気分が塞ぎ込みやすいです。ほうめぐさんが気分が晴れないのは当たり前のことなのです。ところで、ほうめぐさんが「自分の気持ちを言わない」と決めたのはなぜなのでしょうか? 大好きなお父さんの言葉にその理由のヒントがあります。「迷惑かけるな。努力しろ。素直が一番」相手の気持ちを考えて行動すること。わがままを言わないこと。自分のことは自分でやれるようになること。そんなふうに生きることが正しいと思って、これまで生きてきたのではないでしょうか?特に「素直が一番」という言葉を、ほうめぐさんは「お父さんの言うことを受け入れ、守ること」=「素直」だと勘違いしてしまったのかな?と思います。大好きだからこそ、お父さんの言葉に従うことで素直な自分をわかってもらおうと思ったし、お父さんの理想の娘になりたかったのではないかと思います。でもお父さんが本当に望んだのは、自分の気持ちを隠し、自分自身を偽って生きるほうめぐさんでしょうか? 私にはそうは思えないのです。お父さんが望まれたのは、ほうめぐさんがほうめぐさんらしく生きることだと思います。素直とは、自分の気持ちに正直であること。自分の気持ちを隠さないことです。落ち込んだら、落ち込んでいていいのです。元気がでないときは「今日はちょっと元気ない」「しんどい」と言っていいのです。そうやって自分を表現していいのです。もちろん、自分の本音を出せば断られたり、受け入れてもらえなかったり…ということも起きてきます。気分が落ち込むこともあるでしょう。しかし一方で、これまで思ってもみなかったうれしいことや、愛されていると思うこと、楽しいことも増えていきます。そうした気持ちの上がり下がりの”揺れ”を体感することが、自分を生きるということです。これまで気分が晴れない毎日を送ってきた一方、人の意見や気持ちを優先することで、ひどく落ち込んだり悲しんだりするような事態を避けてきたのではないでしょうか。それをやめること。気持ちの上がり下がりを、そのままに受け入れ、出していくこと。それを続けていくことで、本来のほうめぐさんが現れてきます。お父さんの価値観から卒業して、「自分らしく生きていく」をぜひスタートさせてくださいね。旦那さんとの関係や妊活の状況も、その過程できっと変化していくと思います。ほうめぐさんの人生が豊かさにあふれることを祈っていますね。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーにいつか捨てられるのでは…と不安」という、パンダさん(29歳・介護・子供関係)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■パンダさんのお悩み今、9歳下で20歳の方とお付き合いをしていますが、「いつか捨てられるのではないか」と怖くて、不安でたまりません。元彼とは7年ほどに別れ、6年間ひきずりました。また、あんな思いするのが怖いのです。もうひとつ前の恋愛では、最初から2番目か3番目だと分かってたので、「いつか捨てられる」と割り切れていました。元彼で初めて”1番”の立場になり、どうしていいかわからず、不安で自分から別れを告げた挙げ句、6年間ひきずりました。今の彼に出会ってからも、何度か別れ話をしてしまっていますが、彼が止めてくれました。とても良い方だし、信じたいのですが…怖いです。年が離れてるのも不安です。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりパンダさん、こんにちは。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。今、お付き合いしている彼に、いつか捨てられるのではないかと不安でいらっしゃるのですね。ご相談を読むと、パンダさんの中に「私は、いつか捨てられる人」という前提が強くあるのを感じます。以前の恋愛では、2番目か3番目の位置にご自身を置いておられたとのこと。そういう経緯ですと、ご自身が彼にとって1番目の存在になったとき、とっても怖かったことでしょう。「お別れはいつくるの? どうせ来るんでしょう? いつなの? いつなの?」と気になって、お付き合いを心から楽しめなかった部分もあったのではないでしょうか。「私はいつか捨てられる」「好きになった人は離れていく」「私は好きでも、相手は私を1番に選ばない」「私は選ばれるはずがない」これらの前提は、おそらく初めての恋愛をする前に、すでにパンダさんの中にあったのかもしれませんね。小さい頃、家族の中にいたときに、すでにこの感覚を持っていたのではないでしょうか。パンダさんは今、これまでずっと握りしめてきた「私はいつか捨てられるんだ」を、少しずつ手放していく時期にいらっしゃるのです。現在の彼は、パンダさんがそれを手放すのをサポートしてくれるお相手、または、手放すところを側で見守ってくれるお相手なのかもしれません。年齢差のことを気にしておられますが、「年上の女性が好き」「そのほうが居心地がいい」と感じている男性は、本当にそう感じているので、どうぞご心配なさらないでくださいね。そして、最後にひとつご提案です。「私はいつか捨てられる」を手放すひとつの方法として、彼に不安を話すよりも、こんなふうに言ってみていただきたいのです。「私もう、お別れはイヤなの」「前に別れてつらかったから、もうお別れを経験したくないの」「長く一緒にお付き合いしたい」こうしたストレートな言葉を、彼に伝えたことはありますか? おそらく、ここまでストレートな形で言ったことはないのではと推測します。でも、パンダさんの心の中にある気持ちを入念によくよく見ていくと、このような気持ちがありませんか? もしも、そうかもしれないと思われるなら、「一番の存在になって、どうしていいかわからない。信じられない。不安になっちゃう、お別れしましょう」とお話するより、上記の言葉たちを、彼に差し出してみてください。きっと口に出しながら、「ああそうだ、私、本当はこう思っているんだ」と思える言葉ではないかなと思います。パンダさんの心を強くしてくれる言葉になると思います。これからもどうぞ、彼とお幸せに。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「周囲にマイナスな感情をぶつけられやすく、疲弊している」というゆりさん(25歳・飲食)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆりさんのお悩み優柔不断で気弱な性格のせいか、家族や身の回りの人間から、機嫌が悪いときなどにマイナスな感情をぶつけられやすく、「ゴミ箱」のようにされることが多いです。そのたびに相手はスッキリしているように思えますが、私は惨めで悲しい気持ちになります。和を乱したり、揉め事になったりするのが昔から苦手な為、喧嘩はできず、相手の言うことをただ我慢して聞いているだけ。とても心が疲弊していますが、解決方法がわかりません。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆりさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。今、変わりどきですね! どうしていけば良いか、アドバイスさせていただきます。「ゴミ箱のように扱われる人」。残念ながら、これが今のゆりさんの自己イメージです。だから嫌だと思いながらも、どこかで、周囲からそう扱われることも仕方がない、と許している自分がいます。そしてともすると、それが自分にできること、誰かの役に立つ方法だとも思っている節があります。「私さえ我慢すれば、うまくいく」。そんなふうに思ってはいませんか? そこから卒業する時が来ているようですね。今までは、ずっと悲しみの中にいたことでしょう。それは先ほども触れたとおり、ゆりさん自身がそのポジションにいることに甘んじ、「どうにもできない」「そうでなくなるなんて思えない」と強い諦めを感じていたからです。しかしこうしてアドバイスを求めてこられたのは、ゆりさんの中で何かが変わってきた証拠。ゆりさんに芽生えてきたものがあるはずです。今、感じてほしいのは、怒りです。どんどん怒ってください! 「私はそんな扱いを受けるような人じゃない!」「大切な私に何してくれてんだよ!」「私は姫だよ!」と、ひとりで叫んでみてください。まずは、自分が自分を舐めないこと。失礼な扱いをする周囲の人たちと、それを許す自分自身に怒ってください。「こんなのもう、嫌だ!」と心底、怒ってください。それがエネルギーになります。それから、自分で自分は”姫”なのだと自覚して、姫として大切に扱ってみてください。そして次に、これまで避けてきたことを覚悟しましょう。つまりそれは、「和を乱してもいい」「揉めてもいい」「喧嘩になってもいい」「相手の言うことを聞かなくていい」「もう我慢しなくていい」ということです。その覚悟を持って、周囲の人たちに「私に当たらないで」「そうされると、ゴミ箱扱いされているようで嫌なんです。やめてください」と真剣に伝えてみてください。初めは、ただ喚くだけで精一杯かもしれません。うまく言葉にならなくても構いません。泣いてもいいです。感情的になる人は嫌いかもしれませんが、それでも「感情的になってもいい!」と思って、とにかく自分を表現してみてください。今までそれをしてこなかったから、周りは「そうしてもいいんだ」と勘違いして、ゆりさんを”許してくれる人認定”してきてしまったのです。だから皆、最初はびっくりするかもしれません。でも、それでいいのです。新たな関係性を築いていくために、一旦壊すくらいの覚悟でいきましょう。「今度そんなことがあったら言うぞ♪ カモン!」くらいの気概があれば、それだけで望まない扱いをされなくなることも十分期待できますよ。もしかすると、「ゴミ箱役」のゆりさんだけを欲していた人は離れていくかもしれません。でも、そんな人には離れていってもらっていいのです。そうじゃない人と繋がりたいですよね! 必ずいますから、大丈夫です。嫌なことは嫌、嬉しいことは嬉しい(プラスの方も)と喜怒哀楽を出して、意思表示をする練習をしていきましょう。新たな関係性の中で、凛々しく楽しく生活するゆりさんを応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「すぐにイライラし、周りの人が敵に見えてしまう」という、さちさん(25歳・フリーター)に、心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■さちさんのお悩み最近自分でも「どうしたんだろう」と思うほどイライラしてしまいます。イライラで終われば良いのですが、周りが全員“敵”に思え、人を見下して怨んでしまいます。通りがかった人と目が合ってもイライラして舌打ちしたり、この前は職場でひとりになった時、外にまで聞こえる勢いで、さんざん文句を叫んでしまいました。そんなことをした後には、こんな自分が嫌で嫌悪感で泣いてしまいます。どうしていいかわからず泣いてしまいます。傷つけたくなかった人を傷つける自分がとにかく悲しいです。■心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんよりさちさん、ご相談ありがとうございます。はしぐちのりこと申します。さちさんの、非常にしんどそうな様子が伝わってきました。周りが全員敵に見えてしまうというのは、目に入ってくるもの全てが疎ましく、攻撃したくなる存在に見えてしまうということでしょうか。そうであればいつでもどこでも“臨戦態勢”の状態。気が休まる暇がなく、常にイライラ、神経が緊張しておられるのではないかと思います。少しでもいつものさちさんを取り戻して、安心して過ごせる時間が持てるように、さちさんの心を一緒に紐といていきましょうね。さちさんにとって、周りの人は具体的に「どんな敵」に見えているのでしょうか。さちさんのことを攻撃してくる人でしょうか? それとも無関心で、自分のことしか考えないような非協力的な人でしょうか? 「人を見下して怨んでしまう」と書かれてありますので、能力の低い、役に立たない人たちに見えているのかもしれませんね。まずは、その敵(周りのひと)に言ってやりたい言葉を、紙に書き出してみてほしいのです。汚い言葉でOKです。罵詈雑言、普段は口に出して言えないような言葉で書いてみてください。溢れ出てくるままで大丈夫。自分の中からこれ以上言葉が出てこないほど、空っぽになるまで書きましょう。ひどい言葉、たくさん出てきましたか? 出てきたら今度はひとりになって、その書いたものを口に出して言ってみてください。涙が溢れてきたら、そのまま、流れるままにしましょう。「こんなこと言ってはダメだ」という気持ちが出てきても、止めないください。そこに書いたことが、正真正銘、「敵」にぶつけたい、あなたの本当の気持ちです。ちゃんと声に出して、あなたのお腹の中にある声を言葉にして全部出してあげてください。言えましたか? 言いながら嫌な気分になったかもしれません。怒りや恨みが大きくなったかもしれません。その時はもう一度書いた言葉を口にしてみましょう。人は「こんなこと言ってはいけない」と思うと、その気持ちは「認めろ」と言わんばかりに余計に大きくなっていきます。相手は目の前にいません、安心して口に出してみてください。そして言い尽くした時、さちさんの中で新たな気持ちが湧き上がってくると思います。それを感じてみてください。その上で、ここで、「あー、さみしいなぁ」 と言ってみてほしいのです。いかがでしょうか。どんな気分になるでしょうか。「周りが全員が敵に見える」ということは、「自分の味方は誰もいない」と思っているということ。「自分の気持ちをわかってくれる人は誰もいない」「自分はひとりぼっちだ」「自分はひとりで戦っている」そんな気持ちがさちさんの中に渦巻いていないでしょうか。周りが自分の気持ちをわかってくれないから、ひとりぼっちになるのだと思うかもしれません。でも実は逆なのです。さちさんが「私はひとりぼっちだ」とどこかで思っているから、周りが敵に見えてしまうのです。人が孤独感を感じる時、それは「ひとりで頑張り過ぎ」のサインです。さちさん、あなたは本当にひとりぼっちなのでしょうか。ひとりぼっちになるように、誰にも頼らず、ひとりで頑張ってしまってはいませんか? 誰にも迷惑かけないように、一生懸命頑張って、仕事ができるひとになろうとしていませんか? 自分ができる人になればなろうとするほど、周りにはできない人が集まってきます。さちさんが「頼りにならない敵」と思っている人は、実はさちさんを“助ける機会”がないだけなのかもしれません。さちさんがひとりで頑張りすぎることで、その機会が訪れないだけなのかもしれません。私たちはひとりで頑張ろうとする時、心の中では、必ず自分を叱咤激励しています。その言葉は、最初に書いてもらった「周りのひとに言ってやりたい言葉」と同じだったりします。「こんな私ではダメだ」「もっとできる人間であれ」そんな厳しい言葉を自分に投げかけていたりしていませんか?もしそうであれば、その自分にかけている厳しい言葉をゆるめましょう。そしてひとりで頑張るのをやめてみてください。周りを頼って「助けて」と言ってみましょう。さちさんが先に手をのばすことで、「自分はひとりではない」と気づくことができれば、周りへの見え方もイライラも変わってきますよ。勇気をもってやってみてくださいね。ありがとうございました。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年03月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事を失い、自分の存在を否定された気分」という、アラカンさん(50歳以上・会社員)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。■アラカンさんのお悩み繊維関係の専門職として 現在5社目で8年間勤務しています。あと2年ほどで定年になりますが、その後の就労計画を始めなければ……と考えていた矢先、会社側から【今期の契約は更新しません】と一方的に言い渡されてしまいました。 会社が私を必要としていないのなら致し方ないことですが、自分としては頑張ってきたつもりなのに、自分の存在を否定されたような、あまりにも冷たい仕打ちに思えてがっくりきています。 あるブログで「自分が幸せになるために試練が与えられた…」と読み、今の自分に必要な内容に感じていますが、どのように自分が立ち直り、幸せを感じながら生きていけるようにすればいいのかがわかりません。 まだまだ経済的に働く必要があり求職活動中ですが、心から幸せを感じながら毎日生きていくのは、私にはとてもハードルの高いことのように思えます。人生はつらいことの連続だとしか思えず、今日まで我慢ばかりしてきたような気分にも。「幸せな人生だった!」と最後に心から思えるよう、これからの生き方を考えたいのですが、どう歩みだせばいいのか。アドバイスをいただけたら幸いです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんより陰気な気分を早く抜け出したい。幸福感を味わいたい。そのお気持ち、とてもよくわかります。けれど、もうしばらく”落ち込んだ気分”でいてもいいのでは…と私は思いました。いきなり契約の打ち切りを言い渡されたら、それはがっくりきますよね。落ち込みますよね。何年も専門職として頑張ってきたならばなおさら、会社に裏切られた気分にもなりますよね。悔しさや怒りを覚えて当然だと思います。文面から察するに、アラカンさんはとても丁寧で、相手を思いやり、今まできちんと生きてきてこられた方なのでしょう。怒ったり、不機嫌になったり、そんな態度は人前で見せないように努力してこられたのでしょう。そのことに、ご自身でも気づいていらっしゃる。「今日まで我慢ばかりしてきたように思います」と。それなら、我慢を減らせばいいのですよね。嫌がる。拒否してみる。そのような言葉を口にしてみる…等々。でも、いきなり我慢をやめろと言われても、どうすればいいのか、分からないかもしれません。私も最初は、「我慢をやめるって何?」と思いました。仕事なのに、わがままを言っていいのか? 我慢をやめるって、人としてどうなのか? と。誰かに迷惑をかけるのではないか。嫌われるのではないか、怒られるのではないか…。そんなことが気になって気になって、怖かったです。アラカンさん、「私はもっと怒ってもいいのかもしれない」「私は嫌だと言ってもいいらしい」と思ってみてください。温かさや喜びを感じられる心というのは、うれしい気分と嫌な気分、両方を感じられることだと私は思います。嫌な気分はとても大事です。それは「自分が何を我慢しているのか」に気づくチャンス。「本当はどうしたいのか」に気づくチャンスなのです。自分をねぎらう、自分を褒める、自分を甘やかす。そんなことにぜひ挑戦してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家事の手を抜けず、毎日疲れ果てています」という、お子の木さん(50歳以上・事務)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■お子の木さんのお悩み日々の生活に疲れています。 一日の時間が足りず余裕がありません。年齢を重ね、以前と同じ事をしているのに時間がかかるようになりました。いろいろな所が痛くなり体も思うように動きません。無理のきかない年齢になったと実感させられます。それでも、やることをやらないと気になるので寝る時間を削ってでもやりきります。手を抜く方法がわかりません。「ま、いっか」と思うことができません。週末の休みも、平日できない家事に追われて終わってしまいます。休日の方が忙しいようなものです。疲れた体で一週間が始まり、この繰り返しです。これでいいわけないとわかっているのに、どうしたらいいかわかりません。家事はたまるとしんどくなるので、ためたくなくて日々やりきります。きれい好きだとは思いますが、潔癖症ではないと思います。毎回、同じこと同じ場所ばかりに手をつけ、隠れている押入れや食器棚の奥とかはほとんど気になりません。もっと、時間を有効に使いたいです。休みの日は友達にあったり、お祭りに行ったり、実家に顔出したい。何より、休みの日は休みたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんよりお子の木さん、こんにちは。心屋塾認定講師の野田です。ご相談ありがとうございます。お子の木さんは、だいぶお疲れがたまっていらっしゃるようですね。「何より、休みの日は休みたい」と書かれていることがそれを表していると思います。今、お子の木さんの一番にしたいことは、「休む」「何もしたくない」ということではありませんか。もしもこのままのやり方を変えないで続けていたら、一日が48時間になっても、お子の木さんの身体の疲れも、家の中の状況も変わっていくことはないでしょう。なぜなら、年齢的な原因もあるかもしれませんが、お子の木さんがひとりで何もかもしようと、頑張ってらっしゃるからです。誰にも頼らず、誰にも甘えず、家事をぜんぶ自分でしようと、ずっとずっと頑張っていらっしゃったから今のような状態になってしまったのです。では、このままの状況が続いていったら、お子の木さんはどうなると思いますか。思うように身体が動かなくてしんどいのに、休まないでいたらどうなってしまうと思いますか。寝る時間を削ってまでもやり続けていたら、お子の木さんの心も身体も壊れてしまうのではないでしょうか。時間は有限です。有効に使いたいと思うのなら、心身ともに健康でいることが一番です。そして、健康でいるためには、今の状況から何かを捨てなければならないでしょう。もしも健康を害してしまったら、好きなこともできないしですし、好きなところへも行けないのですから。ところでお子の木さんは、ご自分のことを「誰も助けてくれない」「どうせ手伝ってもらえない」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。心の奥底で自分のことを「助けてもらえない人」と思い込み、「家事は主婦がすべてやるべき」と決めていると、それを証明するような現実が目の前にやってきてしまいます。お子の木さんにとっての「手を抜く」とは、「やめる」ことです。「やらない」ということです。お子の木さんにとっての「まっ、いっか」とは、「家事をしないで寝てしまうこと」です。怖いかもしれませんが、汚いままにして寝てしまってください。どんな困ることが起きるのか、やってみてください。やってみないと現実は何も変わらないのです。そうすると、家族の誰かがやってくれるかもしれないですし、そのままの状態かもしれません。そのままだったら、便利家電を買う、家事代行サービスを頼む、など次の方法を見つければ良いのです。でもその前に、怖いでしょうけれど一番現実が変わる方法があるかもしれないですね。それは…、身近にいる人に「助けて」と勇気を出して伝えることですよ。世界はあなたが思っているより優しいです、きっと。「もうダメ」「疲れてできない」と、あなたの弱さやダメさをさらけ出したとき、あなたはもう「ひとりで頑張る人」から卒業できるのです。もっと周りの人を信じてみてください。もっと周りの人の力を使ってください。あなたが頑張れば頑張るほど、周りの方の力は小さくなっていきます。お子の木さんが、ご自身を信じること、そして周りの人の力=他力を信じることで、毎日の家事がラクになるだけでなく、人生が好転していくはずです。あなたの身体が動かないということは、そのチャンスが来ていることを、あなたに教えてくれているのです。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2018年03月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「遅刻癖が治らない」という、わたりさん(18歳以下・高校生)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■わたりさんのお悩み小学生の頃から遅刻癖が治りません。現在高校2年ですが、年々悪化しています。理由は、ヘアセットも服装も何もかも完璧に仕上がらないと行けないから。遅刻しては元も子もないと分かってはいますが、いざ朝になると、見た目のほうを優先してしまいます。絶対に間に合わないとわかると、後から授業に入る気まずさもあり、「○限目から行こう」とのんびりしてしまうことも。ずるずると行く時間を延長し、結局休んでしまうこともあります。 週に4〜5回遅刻しており、先生から単位が危ないとも言われました。 そんな自分が嫌で、泣くほど後悔する日もあります。このままではいけないと早起きもしてみましたが、早起きしても遅刻するときはするし、寝坊しても見た目を整えられたら遅刻せず行けます。両親が働いたお金で行かせてもらっている学校ですし、本当はしっかり勉強したいです。このままでは将来どうなるんだろうと不安です。 大切な約束の時に遅刻してしまったら……と想像すると怖いです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりわたりさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。今高校に通われていて、頻繁に遅刻してしまうことに悩んでいるのですね。遅刻の理由が「ヘアセットも服装も何もかも完璧に仕上がらないと行けない」ですから、周りの人、特にご両親や先生にはなかなか理解してもらえないだろうと思います。でも心配しないでください。自分の外見に興味を持つのは、とても素晴らしいことです。それは、わたりさんが「大人になる」という過程において、ものすごく必要で、大切なことなのです。「自分が何者か」「自分とは、どういう人なのか」と自分に興味を持ち始めている。それは「ちゃんと大人になろうとしている」という証拠でもあるのです。程度の差はあれ、わたりさんの年齢ならば、誰でも外見のことは気にしています。しかし、周りの大人は「さっさと学校行きなさい」「遅刻する人は社会に出たら信用されないよ」「外見をそんなに気にする必要はない」「人は外見よりも中身の方が大事」などと、色々なアドバイスをしてきますよね。それらのアドバイスがなんとなく正しそうに聞こえるので、わたりさんは、自分が間違っているような気がしてしまっている。しかし実は、それこそが大きな問題なのです。「なんとなく自分が間違ってる」と感じてしまうことが、一番の問題。わたりさんにとって、遅刻すること自体はそれほど問題ではありません。この先どんな未来が待っていようと、遅刻することで好きな人と結婚できない、好きな仕事ができない、人生を楽しめない……ということはありません。遅刻しても大抵のことはなんとかなりますし、おそらく年齢を重ねるうちに遅刻の回数や時間も減っていくでしょう。遅刻したときの対処法も身につけていけるはずです。それよりも、わたりさんが「遅刻してしまう私はダメな人間」だと思ってしまうことのほうが、よっぽど問題です。「周りの人の意見」は自分が楽しくなったり、自信が出たり、自分を好きになれると思ったりしたとき、どんどん参考にし、採用していけばいい。しかし、わたりさんが苦しくなったり、しんどくなったりしてしまうような意見については、「あーそういう考え方もあるのね」と受け流しても構わないのです。この先わたりさんは、両親や先生以外の”大人”にたくさん出会っていくでしょう。大人の人たちの「なんとなく正しそうな意見」をすべて取り入れていたら、どうなるか。自分はどうやって生きていくのか、どうやったら自分らしく生きられるのか、わからなくなってしまいます。それは、とても勿体ないことです。なぜならこの先わたりさんには、今想像している以上に楽しくて、ロマンチックで、ステキな人生が待っているからです。たかが遅刻ぐらいではビクともしないくらい、夢が詰まった最高の人生が待っています。ぜひそんなふうに、未来の自分に期待してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子育てに神経質な自分が嫌です」という、ガチャピンママさん(28歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■ガチャピンママさんのお悩み1歳8ヶ月の女の子の母親で、今妊娠8ヶ月です。育児に神経質な自分がすごく嫌です。少しでも子どもの機嫌が悪いと、私まで機嫌が悪くなります。「具合悪いのかなぁ?」「熱でも出るのかなぁ?」「予定つぶれちゃうのかなぁ?」「はぁ~あ…」と終わる1日がとても嫌で仕方がないです。そして、子どもを監視してるレベルで見てしまう自分が嫌です。遊びにでかけても、「風邪もらってくるんじゃないか」「うつるんじゃないか」「吐いたりするんじゃないか」など。子どもの病気を恐れている自分も嫌です。前提を変えよう。変えても幸せなことばかり起きるわけではない。わかっているのに、モヤモヤや罪悪感が止まりません。旦那さんはすごく手伝ってくれます。旦那さんや実家に甘えまくっている自分も嫌です…。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の福田とも花さんよりガチャピンママさん、ご相談ありがとうございます。子どもが小さいうちは、ただでさえ何をするか分からないですもんね。神経張りつめている毎日ではしんどいですよね…。それでは、早速ですが、次の言葉を口に出して言ってみてくださいね。「神経質な私、ありがとう!」「監視して子どもを守れている私って、最高!」言ってみて、どんな感じがしていますか?神経質だったり監視してしまう自分って、疲れ果ててしまったり、子どもを自由にさせてあげられない気がして、嫌になりますよね…。けれど、やめたくてもやめられない自分というのは、実は今の状態でいた方が、安心だったり安全だと感じていて、無意識のうちにその自分でい続けることを、自分で選んでいるのですね。でも、神経質や監視してしまうことは、悪いことばかりではありません。守れている事がいっぱいあります。例えば、子どもの安全。チョロチョロする子どもを、危険から守ってあげることができます。それから、子どもの体調の悪化を未然に防ぐこともできます。未然に防げれば、予定をキャンセルせずに済み、ママ自身の機嫌が悪くならず、子どもを怒り過ぎることも防げたりします。嫌っている自分の中には、実は自分や子どもを守れていることがたくさんある、ということに目を向けてみて下さい。そして、そんな自分に「そのまんまでいいよ」「いてくれてありがとう」と、言葉をかけてあげてみてくださいね。その上で、なぜ自分を嫌ったり、罪悪感を感じるようになったのかを、考えてみませんか?それでは今度は、次の言葉を言ってみてくださいね。「私は失敗する人です」「私は選択を誤り、人に迷惑をかける人です」言ってみて、どんな感じがしていますか?ガチャピンママさんは、小さい頃からがんばって気をつけていないと、ついうっかり気を抜いてボーっとしてしまったり、ミスをしてしまいやすかったのでしょうか?がんばらずにそのまんまの自分でいると、周りに甘え過ぎて「もっとがんばりなさい!」と怒られたり、「もっとしっかりしなさい!」と責められたことはなかったでしょうか?もしくは、お父さんやご兄弟などが、お母さんに迷惑をかける姿を見て育ち、せめてガチャピンママさんだけは迷惑をかけないようにと、気を張っていたのでしょうか?そうやって、怒られたり、責められたり、お母さんが困っている姿を見たりすると、怖くなって「もっとがんばらねば!」「もっと神経を使わなければ!」と、自分を奮い立たせていたのかもしれませんね。それなのに、どんなにがんばっても、どんなに神経を使っても、お母さんは一向に幸せそうにはならず、「私のがんばりが足りないせいだ」「私のせいでお母さん助けてあげられなくて、ごめんね」と罪悪感を抱えるようになったのかもしれませんね…。そこからずっと、周りの人の不幸はみーんな自分のせい! と、罪人を続けていませんか?子どもの機嫌が悪いのも、喜ばせられない自分のせい…子どもが風邪をもらうのも、防ぎきれなかった自分のせい…子どもに何かあるたびに、こんなふうに自分を責めていたのでは、それはそれは気は重くなるし、毎日ビクビクと恐ろしくなってしまいますよね。それでは最後に、ガチャピンママさんに魔法の言葉をプレゼントします。「病気もケガも失敗も、体験するほど生命力がメキメキ育ち、甘えるほど回復が早まる」どうぞ、お子さんに風邪をもらわせてあげて、免疫力を働かせてあげてください。失敗を体験させてあげて、心の免疫力をつけさせてあげてください。困る体験をさせてあげて、「助けて」と自分から声を上げる練習をさせてあげてください。そして、これはガチャピンママさんご自身にも、言ってあげて下さい。困ったときや怖いとき、旦那さまやご実家は、手伝ってくれたり甘えさせてくれるんですよね。ここでも罪人を手放し、「申し訳ない」ではなく「ありがとう」とただただ受け取る練習をしてみて下さい。ガチャピンママさんのお子さんが、困ったときに「申し訳ないから…」と、甘えずに遠慮してひとりで苦しんでいたら、どう感じますか?いつまでも、私たち親がそばにくっついて回り、監視して守り続けることはできません。けれど、実際に困ったときに、「助けて」って甘えてくれたら、親や周りの人は気付いてあげやすいですよね。どうぞお子さんに、助けてもらいながら周りから愛されて生きる、幸せなママの背中を堂々と見せてあげてくださいね。ガチャピンママさんがお子さんと一緒に、心と身体に免疫力をつけ、肩の力を抜いて子育てできることを、これからも応援しています。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2018年03月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「異動先の仕事を好きになれない」という、gyokuhakuさん(43歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■gyokuhakuさんのお悩み全く経験のない部署へ異動して5年が経ちましたが、どうしても今の業務を好きになる事ができません。そもそも異動自体、納得のいくものではなく、かといって断ることもできず、異動を拒めば退職するという道しかありませんでした。泣く泣く異動し、猛勉強し、ひと通りの業務をこなせるようになりましたが、そのことが私の評価に影響を及ぼしてはいません。大企業の子会社なので潰れる心配はありませんが、殆どの社員がゆるく適当に仕事をこなし、上司に気に入られれば上に上がれる、といった職場です。私は上司にゴマをすれない性分のため、入社10年、給料は殆ど上がっていません。子どもにはこれからお金がかかるため、正社員の立場は貴重ですし、年齢的にも転職はたやすいものではありません。この職場で何とか納得しながら仕事をしていくために、どのような気持ちと考えでいればよいでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の大竹公子さんよりgyokuhakuさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。納得のいく異動でなかったにもかかわらず、「猛勉強し、ひと通りの業務をこなせるようになった」とのこと、素晴らしいですね!さて、ご質問には「この職場で”何とか納得しながら”仕事をしていくために、どのような気持ちと考えでいればよいでしょうか」と書かれていますね。つまり、gyokuhakuさんは今の状況に「納得をしていない」。自分の意にそぐわない異動も受け入れ、頑張っているのに評価してもらえない。それなのに、ゆるく適当に仕事をこなしている人が、上司に気に入られれば上に上がれる。そんなの納得いかない!と腹も立ちますよね。おそらく、gyokuhakuさんが最も納得できる形は、「上司にゴマをすることができない性分」のまま、上司から評価されることなのだろうと思います。ただそれを叶えるのは、今の職場では不可能だとgyokuhakuさんも分かっていらっしゃる。「他人と過去は変えられない」と、心理学でもよく言われていますよね。私が以前、会社員だった頃、同じ状況を体験したことがあります。「上司に気に入られれば上に上がれる」という状況に遭遇し、納得いかないと感じていました。当時は「こんなに私は頑張ってるのに、なんであの人の方が評価されるの?」とイライラしていました。結局、羨ましかったんですね、評価されている人のことが。私も評価されたかったし、気に入られたかったのです。そして、逆だったのです。「頑張ってるのに」評価されないではなく、「頑張っているから」評価されない、だったのです。当時の私の「頑張る」は、「上司にゴマなんてすらない!」「仕事は誰にも頼らない! 迷惑かけない!」でした。私の「頑張ってるのに!」というイライラオーラは、今思えば、さぞかし周囲に迷惑だったと思います。心屋を学び、そういう自分を直視した私は、評価されている人のマネをすることにしました。上司に相談する、頼る、感謝する。同僚にも相談する、頼る、感謝する。そうしているうちに、肩の余分な力が抜けて、仕事がラクに上手くできるようになっていることに気付きました。それに比例して、評価もされるようになりました。評価されると、イヤだった業務も不思議と楽しくなっていました。gyokuhakuさんが今の職場で楽しく働けるようになるために、私のお恥ずかしい過去の経験が少しでも参考になったら嬉しいです。心から応援しています! ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「待つべきか別れるべきか。彼との今後に悩んでいます」という、あいさん(28歳・事務職)に、心屋塾上級認定講師のあいさんからアドバイスをいただきました。■あいさんのお悩み交際5年になる彼のことで悩んでいます。当初から遠距離で、月1回は会うようにしていました。「もうそろそろいい年齢だし、結婚したい」と言うと「そうだね」との返事あったので、プロポーズ待ちをしていましたが、いくら待っても気配がないので、先日「する気あるの?」と尋ねました。すると彼は「今はしたいと思わない。お前とはしたいと思うけど、俺がいつ結婚したくなるかわからない。待たせるわけにもいかないから別れた方がいいのかな、でも好きだから別れたくないとも思ってる」と。さらに彼の浮気も発覚したので、問い詰めて「別れたい」というと「嫌だ!離れたくない!」と言われ…。「結婚するか別れるか決めて!」と伝えて待っている状態なのですが、正直なところ、待つべきか、今すぐ別れるべきか悩んでいます。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりあいさん。はじめまして。心屋塾マスター講師・ひらいなずです。ご相談内容を読ませていただいて、あいさんはとても優しい方なのだろうなと思いました。彼の状況や気持ちを尊重しながら、遠距離恋愛を続けてきたようにお見受けします。彼にとっても、あいさんは何よりも安心できる、気を使わない相手なのだと思います。あいさんご自身も、そんな彼の気持ちを「愛情」と受け取って、2人の関係を育んできこられたのでしょうね。でも、もうそろそろ、あいさんの中で、彼の気持ちを「愛情」と受け取ることに無理が生じてきたのではないかと思うのです。その無理とは「自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先して、相手に合わせること」。ご相談内容を見る限り、あいさんは彼からのプロポーズを待っていたり、結婚か別れるかの結論を迫ったり、今後の2人の関係を常に「彼だけ」に決めさせよう、選択させようとしています。「そんなことはない! 私は自分から結婚したいと言った」という反論が聞こえそうですが、彼のほうは、それをあいさんの意思表示と受け取ってはいない。どちらかと言うと、彼の意思を遠回しに確認され、試されたと感じたのでは…とも思うのです。 彼もあいさんと同様、優しい方なのだと思います。あいさんをがっかりさせたくない思いもある。もちろん嫌いではない。けれども、具体的に結婚の話を進めるのはためらわれる…。そんな葛藤のなかで出した答えが「今、結婚したいとは思わない。お前とは結婚したい」という答えになったのだと思います。それは彼なりの愛情なのかもしれません。実際、あいさんはこれまで、それを「彼からの愛情」と理解して関係を続けてきましたね。しかし冒頭でも述べたとおり、そこにもう無理が来ているのです。この無理=自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先して、相手に合わせることが、あいさんを悩ませる根源です。そこから開放されるには「彼の気持ちがどうなのか?」から「自分はどうしたいのか?」へ視点を変えること。「自分がこうしたいを選択できていないこと」に気づくこと。その癖が、恋愛の問題として浮上しているのです。あいさんが本当に望んでいることは何ですか? 「結婚して家庭を築くこと」でしょうか? それとも「彼と一緒にいること」ですか?その答えによって、彼と別れるのか、そうでないのかは自ずと見えてきますよね。そしてどちらをとっても、なんらかの損をすることになります。彼との別れを選択したら、もしかすると、この先、交際相手が見つからないかもしれない。彼と一緒にいることを選択したら、このまま彼が結婚する気にならないかもしれない――。「別れる、別れない」の選択をしたときに、それぞれに起きる「怖いこと」が何なのかを書き出してみてください。その怖いことが起きそうで、あいさんは「選択できない」のです。でも、それは本当に起きることなのでしょうか? それを疑ってみてほしいのです。 「選択しない」というのは心の癖なので、練習すれば直すことができます。その第一歩目として「いつその癖がついたのか」を考えてみてください。もしかするとご両親から、色々なことを厳しく制限されてきたのかもしれません。「あれをしてはダメ」「そんなことをしたらうまくいかない」「もっとこうしなさい」。そんなふうに、自分がやろうとすることや、決めたことを否定されるような経験をたくさんしてきたのかもしれませんね。もしくは、過保護と言われるほど愛され、大切にされて、「人に任せておけばラク」という経験をしてきたのかもしれません。その経験が、「自分で決めると間違う」「自分のすることは迷惑をかける」「人に合わせておけばよい」という前提を作りあげています。その前提を書き換えること。「自分で決めていい」「こうしたいとはっきり言っても大丈夫」「わがままを言っても嫌われない」などと自分に言ってあげてみてくださいね。そして、普段の生活の中で「決める」練習をしてみましょう。恋愛のことだけではありません。家から駅まで歩くのか? バスに乗るのか? タクシーにするのか? そんなことも「お金がないから、時間がないから」ではなくて、「自分がどうしたいのか?」で決めてみましょう。「ランチに何を食べるか?」などもいい練習になります。つい同僚と同じものでいいとか、カロリーの低いもの、値段の安いものといった理由で選んでいませんか? それを「私が食べたいものは何か?」と自分と相談しながら選んでいくようにしてみてほしいのです。最初は自分が何を望んでいるか分からず、戸惑うことも多いと思います。決めるのにも時間がかかるでしょう。それでも、諦めずに続けてみてくださいね。それが、あいさんの幸せなパートナーシップへと繋がっていくと信じています。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年03月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「緊張せずに自分の意見を言えるようになりたい」という、まぁちゃんさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■まぁちゃんさんのお悩み自分の意見を話さなければならない場面で、緊張もあり、話すことができません。小さい頃からあまり親に逆らうことがなく育った影響もあるのか、そういった場面では思考停止してしまいます。後から「ああ言えばよかった」と後悔することも多々。せめて必要な場面では、緊張せずに自分の思いを言えるようになりたいです※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりまぁちゃん、ご相談、ありがとうございます。高橋かのんです。「自分の意見を言えようになりたい」との思い、しかと受け止めました。まず、まぁちゃんが意見が言えないのは、「緊張」よりも「怖さ」という表現がぴったりだろうと思います。 (緊張しないための魔法の言葉は、こちら())まぁちゃんのような悩みを持った方は、沢山いらっしゃいます。そんな皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです。まず、どうしてそのような傾向を持つようになるかをお話ししますね。まあちゃんも感じているように、小さい頃の環境が強く影響しています。自分の意見が言えないのは、いわゆる「いい子」でいた方の傾向です。そのまま、大人になっても周りに対して「いい子」でいる状態です。「いい子」は相手の望むことを察して期待通りに動く、相手に合わせる、人の顔色を伺う傾向が強い。それが人とうまくやっていく方法だと学び、信じています。その自分で好かれても、本当の自分ではないので虚しくなりますが、それで好かれているので、本当の自分がますます出せなくなるのです。なぜ「いい子」になったのか。それは「いい子でいることで、親に可愛がられる」と思ったからです。誰かを見てそう学ぶこともあれば、何度か逆らったり、自分の意見を言ったりしたけれど、怒られた、あるいは言ったところで耳すら傾けてもらえなかった――。そのような悲しい体験をすると心の傷となり、「もう言わない」を選択して「いい子」になります。つまり、裏を返せば「いい子でいなければ、可愛がられない」のであり、結果、「自分の意見を言わないこと」に安心感があり、言うことが怖くなってしまうのです。さらに長年いい子でいると、自分を押し殺す癖がつき、自分の意見がわからない、意見がない(自分がない)という状態に陥ってしまいやすいです。そのような場合、自分の希望を察して動いてくれる人が周りにいるときはいいのですが、いない場合、自分ばかりが一方的に合わせることになり、理由不明のモヤモヤやイライラが募ります。そして、ある日突然に「なんで私ばっかり!」「こんなに頑張ってるのに!」と爆発する……なんてことも。そうすると周りからは「わがままだ」と言われ、さらに「いい子」になろうとします。悪循環ですよね。これまで我慢しすぎた結果、そうなってしまうのです。 どうやったら自分の意見を言えるようになるのか。それには、2つのステップがあります。1つ目は「自分の意見を自分でわかるようになる」こと。2つ目は「それを伝えること」です。これまで「言わないようにしてきた」、さらに「わからないように麻痺させてきた」分、意見を言う経験値が極端に少ないのが現状です。逆に言えば、ただの経験不足。だから、今から練習するつもりで取り組んでくださいね。自分を育て直すリハビリです!練習は次のようにしていくといいでしょう。まずは、1つ目のステップから。生活の中の小さいことからでいいので、自分の意見をまず自分に聞いてあげましょう。例えば、ランチを決めるにしても、皆がどうかではなく「私は何が食べたいか」「飲み物は紅茶がいいのか、コーヒーがいいのか」。そこから始めてみてください。テレビなどを見ているときにも「心の中で言っている意見」にも耳を傾けてみましょう。続いては、2つ目のステップ。意見が言えないのは、心の底にある「怖さ」がブレーキになっています。ですから、まずは自分に許可を出してあげること。「自分の意見を言ってもいい」「私の意見をみんなも聞きたがってる♪」と呟いてみてください。そして、いい子とお別れするために「人の期待に応えなくていい」「人に合わせなくてもいい」「人の機嫌を取らなくていい」の魔法の言葉も言ってみてください。それから、「意見を言うことで起こるかもしれないと恐れていること」を引き受ける魔法の言葉。「嫌われてもいい」「否定されてもいい」「揉めてもいい」など。相手の反応よりも、意見を言えた自分を褒めてあげてください。始めから上手に言おうとしなくて構いません。意見を言うときは、「否定されること」に敏感になってしまうかもしれません。しかし、反論があっても、相手もただ単に自分の意見を言ったにすぎないケースが殆どです。意見が違っているとわかれば、そこから「じゃあ、どうしようか」の話し合いがようやくスタートするのです。そうしたやり取りも含め、意見は一方的に一度言って終わり…ということはほぼありません。意見に対して相手も何かを言って、その意見に対して自分も…とキャッチボールになるのが普通です。もちろん、すぐにはそうした対応力を発揮できないと思いますが、それでオッケーです。後から「ああ言えばよかった、こう言えばよかった」と思うかもしれません。でもこれは「後からでも自分の意見がわかる」ということなので、途中段階として順調ということ。そのうちにその間隔がどんどん短くなり、瞬時に言えるようになります。そう思っておいてくださいね。後からでも「本当は何と言いたかったのか」をしっかり考えることは、次へ向けてのいい練習です。次に言える機会があるかもしれませんし、どうしても言い直したいことがあれば、自分から切り出してもいいわけです。最後にひとつだけ。「せめて必要な場面では自分の意見を言いたい」という記述もありますが、これが「怖さ」マックスの最終到達点だと思っておいてくださいね。そこでだけ言おうと思うと練習は進みません。まずは、どうでもいいところから自分の意見をどんどん言ってみてください。そして「言っても大丈夫なんだ」を体験してください。自分の意見を伝えれば伝えるほど、「本当のまぁちゃん」と相性ぴったりの方々が周りに集まってくることと思います。応援していますね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年02月27日エンタメライブ『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』の初日公演が24日、東京・品川プリンスホテル クラブexで行われ、屋良朝幸、浜中文一、m.c.A・T、いつか、DJ U-ICHI(HOME MADE 家族)、草間リチャード敬太(関西ジャニーズJr.)、前田航気(ジャニーズJr.)、AKO(OH GIRL!)、NANAKO(OH GIRL!)が取材に応じた。屋良の総合プロデュースで行われた同公演。音楽はm.c.A・Tが担当したが、屋良は「昔から大ファンだったので、ディスコをテーマにした時に、A・Tさん以外は考えられなくて」とオファー時の気持ちを明かした。m.c.A・Tも「屋良くんは非常に今回のステージに対してのビジョンがはっきりとしていたので、2人で4時間くらい話し込んでからはかなり見えた」と語ると、屋良も「全部オリジナルの曲で、結構わがままを言った」と苦笑した。また出演者も屋良が選んで行ったが「文ちゃん(浜中)は何も話すことはない、それくらいの関係で、遊んでくれるし、心強い」と語る。さらに「リチャードと航気に関しては、関西のJr.と東京のJrをぶつけたいというのがあって。ライバル関係があると思うので、それの相乗効果になればいいな」と、ジャニーズ陣について紹介した。ソロでM.C.ハマーの曲を披露した浜中は「『出てくれないか』と同時くらいにもう、(浜中の)ソロ曲を決めてはったんで、いろいろ早いなと思いました。お客さんと一緒に踊るのを体験したことなかったし、いい経験させてもらった」と初日を振り返った。草間は「難しいことがいっぱいでした。ちょっとでも屋良くんのビジョンから外れると言ってくれはるので、やりやすかったですけど、改善点はたくさんある」と反省しつつ「ちょっとずつ成長してるなと感じつつ、やっています」と自信を見せる。19歳と一番若い前田は「若いパワーをバチコーンって持っていけたら」と意気込み、「東京では(ジャニーズJr.の)グループに入っていない、フリーランスでやってるんですけど、フリーランスの意地じゃないですけど、ここで発揮できたらと思います」と静かに闘志を燃やした。それぞれの思いが詰まった公演に、屋良は「15〜6歳くらいからダンス一筋という気持ちを、35歳になっても持ち続けているからこそできたステージ。新しいエンタテインメントとして、時代を作れたら」と思いを表した。
2018年02月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「旦那とセックスレス、不倫に走ってしまいました」という、みやさん(34歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■みやさんからのお悩み結婚8年目、子どもは2人いる主婦です。 誰にも言えない悩みがあります。 夫との関係は「親」としては良好なのですが、スキンシップが一切ありません。 元々主人は淡白だったので、結婚する際もとても悩みましたが、「セックスレスになることは絶対ないから」と約束してくれて、結婚を決めました。 ところが産後から完全なレス、それが嫌で何度も話し合いを設けました。 その後、数回は復活するものの、私から誘わなければ一切ありません。 私に対して誉めることも一切なくなり、卑下することばかり言われる毎日。 私から誘うこともなくなり、スキンシップもなくなりました。 そんな時に、ふと出会い系サイトを見てしまい、一人の男性と出会いました。 彼も結婚して子どももいますが、夫婦関係は冷めているそうです。 彼は写真交換の段階から私に好意を持ってくれて、会うとすぐに好きになってくれました。 好きだ好きだと毎日優しい言葉で話してくれる彼に、私も惹かれていき、不倫関係になってしまいました。 主人や子どもへの罪悪感はもちろんあります。でも私だって女として見られたい、扱われたいと思うことはいけないのでしょうか。 罪悪感と彼への思いで葛藤し毎日つらく、彼と付き合い出してから睡眠薬なしでは眠れなくなりました。 彼は私がつらいなら、苦しめたくないからやめようと言います。 でもこんなに好きなのに、どうすればやめられるのかもわかりません。 彼と別れた後、またただの母親でしかない生活を送るのが耐えられません。 どうすればいいのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりみやさん、初めまして。心屋塾上級認定講師の小野美世です。ご相談読ませていただきました。とても人に話しにくいテーマなので、つらい気持ちをひとりで抱えていたのだと思います。私がカウンセリングで扱っているテーマは、セクシュアリティや性、夫婦関係です。みやさんのようなお悩みを、既婚女性のクライアントさんからたくさんお聞きします。そういう方々に、私がいつもお伝えするのは、意外に思われるかもしれませんが、次の3つです。・その婚外の関係、今すぐにやめなくていいです・一度罪悪感を持たずに、その彼にも、旦那さまにも愛されてみてください・自分が、婚外の関係で満たされた分を、旦那さまとの関係に還元することを考えてみてくださいもともと、既婚女性の不倫というのは、夫との関係で得られないものを外に求めに行くことで起こります。夫以外の男性を好きになる前の段階では、・夫からとても欲しいものがあった・でもそれがもらえずに傷ついてしまい、さみしくなっているという状況があることが多いのです。みやさんの場合、旦那さまから欲しかったものは、日々の優しい言葉と、セックスを含むスキンシップ。そして、これは想像ですが、セックスができないならできないなりに、みやさんのことを大事にしようとしてくれる旦那さまの姿勢…ではなかったでしょうか。これを伝えたけれど、旦那さまからはもらえなかった。性に関するお話というのは、夫婦の間でも話しづらく、何度も否定されれば、言い出す側も気持ちがくじけてしまい、悲しいまま心を閉ざしてしまいます。みやさんも、旦那さまにお話しされたときには勇気を出されたことでしょう。なのに、お互いの気持ちが通じ合わず、悲しい思いをたくさんされたのではないかなと思います。こういう場合、ご夫婦の間からは性的な部分だけではなく、日常でも思いやりや温かい気持ち、お互いのエネルギーの循環がなくなっていきます。相手から何も気持ちを向けられていないように感じる。少し向けてくれても、それを受け取れなくなっていく。相手から受け取らないと、自分の中のエネルギー残量も減ったままですので、相手にも、やさしい気持ちを向けられなくなります。こういうときに、「夫以外の男性」が登場することが多いです。婚外の関係をやめなければという罪悪感を、一度このように捉えてみてほしいのです。「今は、夫婦間でのエネルギー循環ができない状態になっている。私はもうひとり男性を登場させることで、自分の気持ちやエネルギーを回復しようとしている」と。先にあげた、みやさんの欲しいものが他の男性からでも得られれば、みやさんのエネルギーは多少なりとも回復します。なので、言い方は悪いですが、「不倫関係にある彼」の力を借りて、自分のエネルギーを回復させて、また旦那さまと向き合うことを考えてほしいのです。こんなことをしたら取返しのつかないことになるんじゃないか…と思われるかもしれませんが、過去にこのようにアドバイスをしたクライアントさんたちの中には、・夫と前よりも仲良くなれた・夫とのレスがなぜか解消した・もういいや、と思って婚外の関係をやめられたという方も実際にいらっしゃいます。そして、婚外の関係は、「(外にいく)必要がなくなれば終わる」といつもお伝えしています。一般的には、「セックスレスに関する話し合い」はどうしても、拒否している旦那さま側は、自分は責められている、今の自分は妻に認められていない、という感覚を感じます。旦那さまが、みやさんを卑下することばかり言われるのも、頷けます。ここを夫婦で変えていくには、時間もエネルギーも必要になります。みやさんの現状で、一番に考えてほしいのは、罪悪感にとらわれることよりも、自分の気持ちやエネルギーの回復です。参考になれば幸いです。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年02月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の気持ちに蓋をして、笑顔でいることがつらい」という、 迷い羊さん(18歳以下・高校生)に、心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■迷い羊さんのお悩み昔、親にこう言われたことがありました。『お前は男なんだから辛い気持ちを押し殺してでも頑張るんだ』と。今は辛い気持ちを抑えて笑顔で過ごしています。けどそれが何の意味になるのかと考えることがあるんです。もしかしたら自分がこうして辛い気持ちを我慢しているのも、周りの人はわかっているのかもしれない。我慢しなくてもいいかもしれない。でも、いざ振りまいてる笑顔をやめて本当の自分をさらけだしたら…? それで周りが自分から離れてしまったら?そう思ってしまうんです。素の自分を知ってもらうべきか、仮面を被って笑顔を振りまき続けるか。最近はそのことで勉強も手がつかず、気がつけばポロリと涙が出ることもあります。どうすれば、自分にとっても周りにとっても辛くない結果になるのでしょうか?■心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんより迷い羊さん、はじめまして。はしぐちのりこと申します。ご相談を読ませていただきました。長い間、親に言われたことを守り、自分のつらい気持ちを抑えてがんばってこられたのですね。気がつけばポロリと涙が出るほど、そのことで勉強も手につかないほどとのこと。とても苦しそうな様子が伝わってきました。もうそれは迷い羊さんにとっての「限界」であり、「次の選択に進んでいいよ」のサインではないでしょうか。結論から申し上げますね。どうか素の自分をさらけ出して生きていってください。「つらい気持ちを押し殺すのをやめて、本当の自分をさらけ出して生きていく」というのは、迷い羊さんにとって、親に背いて生きていくような気がするのかもしれません。男らしくなくなってしまうという恐れもあるのかもしれません。書いてくださっているように周りのひとが自分から離れていくという怖さもあるでしょう。いままで自分が守っていた均衡を崩して新しい世界で生きるわけですから、たくさんの怖さが出てくるのも当然かと思います。怖いままでいいです。その怖いままで、迷い羊さんには次の一歩を踏み出して頂きたいのです。迷い羊さんの人生です。親に背いたっていいじゃないですか。親に言われた生き方は、親御さんがそうやって生きてこられたのだと思います。そしてそれがたまたまうまくいったから、迷い羊さんにもそう言っているだけかもしれないのです。でもそれは親自身の生き方であって、迷い羊さんの生き方の正解ではありません。迷い羊さんご自身も書いておられますよね。「それが何の意味があるのか」もうその言葉が答えです。答えは迷い羊さんの中にすでにあるのです。いざ振りまいてる笑顔をやめて本当の自分をさらけだしたら? 安心してください。笑顔の迷い羊さんだけが好きだった人は離れていきます。でもそれでいいのです。笑顔仮面をかぶった自分を好きでいられると、それを裏切れなくなりますから、この先の人生ずっと笑顔仮面でいなくてはいけません。それは自分の感情を押し殺す行為です。私達の中には、悲しさや怒りといった、いろいろな感情が沸き起こってくるもの。それをまるごとひっくるめて、ひとりの人間です。たとえ一部であっても、感情を押し殺すことは、まるごとの迷い羊さんを殺すことと同じなのです。ちなみに押し殺された(悲しさや怒りの)感情は、残念ながらなくなることはありません。認めてほしいと迷い羊さんの中でくすぶり続け大きくなって、何かのタイミングで出てきます。その期間が長ければ長いほど、心の底では大きく重たくなり、現実での苦しさは増すだけになってしまうのです。つらい気持ち、弱いところ、ぜひ見せてください。男性がふと吐く弱音って何よりも魅力的なんですよ。ずっと笑顔でいるひとってなんだか嘘くさいじゃないですか。心からの笑顔ではなく、何かを押し殺して無理している笑顔って、やっぱりバレるもの (そう書いてくださっていましたよね)。笑顔ばかりのうちは、怒らない、当たり障りのないひとと思われているかもしれません。そうすると、自分の周りにも当たり障りのないひとばかりが集まり、どこか上辺だけのような人間関係になってしまうのです。笑顔の素敵な迷い羊さんも、弱音を素直に吐ける迷い羊さんも両方出してみましょう。そうすると、その両方を見せてくれる迷い羊さんをまるごと好きだと感じてくれるひとが集まってきます。それは今までそばにいた人とは違う人かもしれません。でもそうして、一緒に怒ったり、悲しんだり、楽しんだり、喜び合ったり、いろんな気持ちを共有しながら、人間らしい生き方をしてみませんか。そこには苦しさはありません。ただ気持ちを感じ、感情を共有しながら生きていくことが、自分にとっても相手(周り)にとっても幸せな生き方なのです。人は、「わかってもらいたい」生き物です。自分の中に沸き起こってくる気持ちをまるごと認めて、感じて、表現して、人間らしく生きてみてください。まずはその勇気を出すだけ。最初の一歩として、迷い羊さんの中にある辛い気持ちを「辛いんだ」と、そっと差し出して周りに見せてみてください。自分にとっても周りにとっても、今までとは違う方向に人生が回り始めますよ。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年02月15日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「息子が学校へも行かずオンラインゲームばかり」という、ろばくんさん(50歳以上・主婦)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ろばくんさんのお悩み50歳主婦の情けない悩みです。21歳になる大学生の次男が、4ヶ月前から大学も行かず、毎日オンラインゲームに夢中になっています。夜中に大きい声を出すなどして眠れませんし、翌日の昼近くまでやっていることも。夫は長期出張で不在。私が何を言ってもだめです。どうしたらいいのでしょうか。解決法がありましたら教えてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりろばくんさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。息子さんがオンラインゲームに夢中で大学にも行かず、将来が心配なのですね。確かにこのまま10年20年とゲームばかりをやり続けていたら、就職もしないかもしれない。ずっと家にこもりっきりでは経済的にも不安ですし、何のための人生か、わからなくなりますよね。さて「解決法」を知りたいとご相談されていますが、ろばくんさんは、何をもって「解決した」と判断されますか? 大学に通い出したら解決ですか?それとも大学を辞めて、息子さんが自分の好きな道を歩き出したら「解決」になりますか? オンラインゲームに興じる息子さんがどうなったら「解決」になるのでしょうか?おそらく、息子さんが何をしても「解決」には至りません。息子さんがどんな状況になろうとも、たとえ大学を無事卒業して一流企業に勤めたとしても、「リストラされたらどうしよう」「働きすぎて過労で倒れたらどうしよう」などと、心配が尽きないことでしょう。息子さんがどうなっても、おそらくろばくんさんは「解決した」とは感じないのです。そうはいっても、このままでは不安で仕方ないですよね。オンラインゲームにはまってしまった息子さんの「解決法」を伝授いたします。息子さんがオンラインゲームをしてしまうのは、他でもないろばくんさん、あなた自身に理由があります。息子さんがオンラインゲームをやるよう仕向けているのは、何を隠そう、お母さん本人なのです。本当にオンラインゲームが憎くてしょうがないなら、ゲームをできなくする方法はいくらでもあります。インターネットを解約したり、電気を使えないようにしたり、課金できないようにお金を渡さないようにしたり。本気でオンラインゲームをできなくする方法は、いくらでもあります。それをあえてしないのは「怖いから」です。オンラインゲームができなくなった息子さんが怖いから。何をしでかすか、わからないから。怖い息子さんと向き合いたくないし、見たくもないからオンラインゲームをやらせてしまっている…。怖いならば、長期出張中の旦那さんに一時的にでも戻ってきてもらえばいい。遠慮する必要はありません。”いいお母さんのフリ”をやめるときが来たのです。本当にオンラインゲームのやりすぎでダメになると思ったら、息子を一人暮らしさせればいい。もちろん仕送りなんて一切せずに、です。そうすれば息子さんは、嫌でもバイトくらいするでしょう。それができないから、オンラインゲームをやらせて自分の手元に置いているだけなのです。大学に行かなくなったとか、オンラインゲームを夜通しやっているとか、それは問題ではありません。ただ、お母さんが息子さんと本気で向き合うときが来ただけの話。そして本気で向き合えば、息子さんも次へ進むべき道が自分で見つけられます。大丈夫です。あなたの息子です。ぜひ信じてあげてください。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年02月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「言っても言わなくても後悔してしまう」という、トムさん(40歳・主婦)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■トムさんのお悩み人間関係で必要以上に悩んでしまいます。人に言いたいことを言った時には、言いすぎてしまったと後悔し、言わないでやり過ごした時には あの時しっかり言っておけばよかったと後悔します。過ぎたことをいつまでも悔やんでも仕方ないのはよく分かっているのですが、何度も思い返してしまい、なかなか前に進めません。また、人との関係が、私が何か言ったことによって、希薄になってしまったりすると、さみしく思います。 アドバイスお願いします。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんよりトムさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。トムさんのご相談を読ませていただき、かつての私も同じだったことを思い出しました。言いすぎてしまったことを後悔し、しっかり言えなかったことも後悔してしまう。どんなときの自分にもOKが出せない、これで良いと思えないのはつらいですね。なぜならトムさんのこのような状況は、今の自分を認めていないというだけでなく、ダメな自分を責めていることにもなっているのですから。では、トムさんが望む人間関係とはどのようなものでしょうか。この問いに答えようとするとき、無意識につくられた「人との関係はこうあるべき」という価値観や思い込みが、トムさんの心にきっと浮かんでくると思います。もしかするとトムさんは、いつも良い娘・良い人で生きることを自分で決めて生きてきませんでしたか。あるいは、お父さんやお母さんは、親密で熱いくらいの人間関係が、良いものだと話していませんでしたか。おそらくトムさんは、自分の思いを思い切り表現してこなかったのではないかと思います。あるいは、表現したことを否定されたり拒絶されたりした経験があるのかもしれません。その結果「私は人との関係をうまく築けない人」という「自分」を決めて生きて来られたのだと思います。そのような「自分」を「セルフイメージ」といいますが、そのセルフイメージが心の奥底にあるために、人は無意識にそれを確認するような行動に出てしまうのですね。そして、それを繰り返すことによってますますそのセルフイメージを強力なものにしてしまい、その過程で自分を否定し、どんどん嫌いになり、寂しく感じたり悲しく感じたりしてしまうというマイナスのスパイラルに入ってしまうのです。では、このスパイラルから抜けるにはどうしたらよいでしょうか。それは、トムさんが人との関係がうまく築ける自分になろうとしないことです。人との関係の良し悪しで自分の価値を決めないことです。つまり、今のままの「人との関係がうまく築けない自分」にOKを出す、ということなのです。トムさんは何を言ってもいいですし、何も言わなくてもいい。どんなあなたでも、価値があると認めてください。人はある条件が満たされたら愛される存在になるのではなく、また愛することができる存在になるのでもありません。同時に、人には良い面も悪い面も、できるところもできないところも両方あって、まるごと一人の人として「今このとき」完全完璧な存在なのです。「どんな私でも大丈夫!」「私は何を言っても言わなくても関係なく、この世で唯一無二の愛される存在です」トムさん、ぜひこの言葉を口にしてみてください。最初は抵抗があるかもしれません。しかし、抵抗がありながらも、「信じてみようかな」と素直に行動される方は、このようなセルフイメージがいつのまにか当たり前のものになって、同じ現実でも見え方や受け取り方が変わってくるのを実感されるのです。トムさん、後悔よりも「今」に目を向けて、自分を受け入れることから始めてみませんか。小さな積み重ねがあなたの自信をつくっていきますよ。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2018年02月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「些細なことで、すぐイライラしてしまう自分が嫌」という、かおりんごさん(41歳・保育士)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■かおりんごさんのお悩み小さいことで、すぐにイライラしてしまいます。人に優しくしたいのに怒ってしまいます。すごくズボラで適当なのに、人によく思われたいために、よくしようとしてしまいます。自分もそれほど勤勉なわけでもないのに、ちゃんとやっていない人を見ると不快になります。自分でも何にムカついているのかわかりませんが、不安なときにイライラしていることが多い気がします。どこかすっきりしないで、生きている気がします。「それでいいんだよ」と誰かに言ってもらいたいだけなのでしょうか。今の自分でいいと思えませんし、自信がありません。イライラせず、心穏やかに、人に優しくして生きていきたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の大竹公子さんよりかおりんごさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。小さいことにイライラしてしまうのですね。すぐイラついてしまうのは、疲れますよね。私も以前はそうでした。「イライラ」って、何かをガマンしてると発生するのです。かおりんごさんは、「人に優しくしたいのに怒ってしまう」のですよね? 本当の自分は怒りを感じてるのに、「人には優しくしなきゃダメだ!」と考えるから、イライラは表しても、本当に感じていることはガマンしてしまう。本当の自分は「ズボラで適当でいたい」のに、「良い人でいなきゃダメだ!」と考えるから、そんな自分をガマンしてしまう。本当の自分は「ちゃんと」ではなくユルユルと自分のペースでやりたいのに、「ちゃんとやらなきゃダメだ!」と考えるから、そんな自分の気持ちをガマンしてしまう。本当の自分の気持ちがあるのに、それを「こうしなきゃいけない」「こうするべき」という思考で抑えようとするから、イライラしてしまうのですね。人に優しくできなくてもいいのです。ズボラで適当でも、ちゃんとやらなくてもいいのです。そのままで、かおりんごさんのままで、いいのです。「それでいいんだよって誰かに言ってもらいたいだけなのか」と書かれてますよね? その言葉は、かおりんごさんが、かおりんごさんに言ってあげて欲しいのです。自分が「自分の本当の気持ち」を許していないから、ガマンするから、イライラしてしまう。自分が「自分の本当の気持ち」を許していないから、周りからも許されていないように思うだけ。怒りを感じる自分、人に優しくできない自分、ズボラで適当な自分、そんなに勤勉でない自分。何ひとつ問題ないです。それでいいのです。「怒ってもいい。人に優しくできなくてもいい。ズボラで適当でもいい。そんなに勤勉でなくてもいい。だって人間だもの」。そんな魔法の言葉を、毎日ブツブツと呟いてみてください。許してあげてください。そうしたらきっと、今よりも「イライラ」が減っていることに気付く日がやってきますから。かおりんごさんを、心から応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年02月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもに友達を作ってあげられない」という、ななこはるさん(40歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■ななこはるさんのお悩み子どもにお友達を作れない母親は、子どもにどうしてあげたらいいでしょうか。「自分が母親じゃなければ」とか、「自分自身いなければ良かったのに」と、プライベートで遊ぶ人たちを見ると、死にたいくらい辛いです。助けてほしい。誰か助けてほしい。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の福田とも花さんよりななこはるさん、ご相談ありがとうございます。子どものお友達が、親子で幼稚園以外の時間も約束をして一緒に遊んでいる様子を見ると、「私がお友達を作ってあげられないせいで、ごめんね」と罪悪感を感じてしまうお気持ち、とても良く分かります…。私も少し前までは、子どもの夏休み前などに、ほかのママ達が約束をしている会話を聞き耳を立てては、心が凍りつき、落ち込むことの繰り返しでした。けれど、ななこはるさんも、そんな辛さから必ず抜け出すことが出来ますよ!それでは早速ですが、ななこはるさんが幼稚園生ぐらいの子どもに戻ったつもりで、口に出して次の言葉を言ってみて下さいね。「お母さん、私お友達がいなくて寂しいよー」「お母さん、私が寂しい気持ちに気付いてー」「お母さん、お友達ができないようなダメな子でごめんね」「お母さん、寂しい顔を見せて、心配させてごめんね」「お母さん、こんな私でガッカリさせてごめんね」言ってみて、どんな気持ちが湧いてきましたか?子どもの頃のななこはるさんは、お友達を自分からたくさん作ることができていましたか? もしかしたら、人見知りだったり、数少ない決まったお友達とだけ遊んでいたのではないでしょうか?自分からお友達に声をかけるのが恥ずかしかったり、怖かったりした時、本当はお母さんにどうして欲しかったですか? 何て言って欲しかったですか?こちらのご相談にも『死にたいくらい辛いです。助けてほしい。誰か助けてほしい。』と書かれているように、ななこはるさんは、死にたいくらい辛くならないと、人に助けを求めてこなかったのではないでしょうか。小さい頃に、お母さんにちょっとした事ですぐに助けを求めてしまうと、どんな顔をされそうで怖いですか? 何て言われそうですか?・迷惑をかけてしまいそう?・心配をかけてしまいそう?・嫌がられてしまいそう?・甘えるなって怒られそう?子どものななこはるさんは、自分だって寂しかったのに、そんな自分の気持ちより、お母さんに迷惑をかけたくないとか、心配をかけたくないという、お母さんの気持ちの方を優先させてきたのかもしれませんね。いつもいつも、自分は後回し。そして「友達を作れない自分がいけないのだから、寂しいだなんて助けを求める価値なんてない!」と、寂しがる自分さえも責めていたのではないでしょうか。そんな寂しさや自分を責めて苦しかった小さな自分と、目の前のわが子が重なって見えるから、「あの時の自分と同じ思いを味わわせたくない!」「助けてあげたい!」「助けなければ!」と、死にたくなるぐらい必死に自分を追いつめているのかもしれませんね…。『子供にお友達を作れない母親は、子どもにどうしてあげたらいいのでしょう』と書かれていましたが、助けてあげるべきは、目の前の子どもではなく、ななこはるさん自身なのかもしれませんね…。それではひとつ、ワークをしてみたいと思います。お友達をうまく作れなかった、子どもの頃の自分を、お水を救うようにして手の平に乗せてみて。そして、大人のあなたから手の平の子どもの自分に、こう話しかけてみて下さいね。「お友達が作れなくて、寂しかったね。」「お友達の輪に入って行くのは、怖かったね」「そんな寂しさや怖さに、気付いてあげられなくてごめんね」「こんなに寂しいのに、お母さんに心配かけさせないようにと、助けてと言わせてあげなくてごめんね」「あなたに我慢させ続けて、ごめんね」「助けて欲しかったら、助けてと言ってもいいよ」「もう一人きりで頑張らなくていいよ」「あなたの気持ちを、教えてくれてありがとう」手の平の子どもの自分は、どんな表情になりましたか?お友達が欲しいのは、もしかしたら目の前の子どもというよりは、ななこはるさんの方なのかもしれませんね。ななこはるさんが、ひとりきりで頑張らなくてもいいのだとしたら、どうしたいですか? もし、助けを求めてもいいのだとしたら、もし寂しいと言っていいのだとしたら、誰に何て言いたいですか?今、頭に思い浮かんだその人に、とっても勇気が要るし、とっても怖いと思いますが、小さい頃の自分が言えなかった言葉を、大人になった自分が今、自分のために言ってみてあげませんか?お子さんは自分のために、ママがママ自身を責めて苦しむことを、望んでいないのではないでしょうか。まずは、ななこはるさんが「寂しい」と言ってみましょう! 「助けて」と言ってみましょう!ママが一人きりになることを終わらせると、子どももママの背中を見て学び、子ども自ら助けを求め、声を上げられる子どもになります。ママが子どものためにできることは、自分で自分を幸せにする姿を見せてあげることです。幸せなママの背中を見せてあげることです。ななこはるさんが、周りの人から愛され助けられながら、親子で幸せに過ごされることを、心から応援しています。 ・このカウンセラーのサイトを見る
2018年02月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「輝いている人を見ると、自分は劣っていると落ち込んでしまう」という、Mikiさん(28歳・セラピスト)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■Mikiさんのお悩み学生の頃、人に嫌な言葉を言うなどして孤立してしまい、引きこもりになりました。男性との問題などもあり、異性の声や人の目も怖くなりました。5年間経ったある日、思い立って働きだして今に至ります。今は好きなことも見つかり、やりたかったことも形になっています。ですが、自分よりも輝いてる人や容姿のキレイな人を見ると、どうしても「自分より幸せになる」「私は幸せになれない」と思ってしまい、嫉妬したり、その人が苦手になったりします。私がしたいことや起きてほしいことが起きている人を見ると、友達なら一緒に喜べるのに、友達でない人や苦手な人だと比べてしまいます。人と比べて「自分は劣っている」と思い、落ち込みます。恋愛もしていましたが、どの相手も遊びでした。最近では、初めから分かっているので傷つかないと思い、明らかに遊びと分かっていた人を好きになりました。とても楽でしたし、最後もさっぱり終われました。私は依存的でコントロールが下手で、自信があるのにない。とっても矛盾しています。 私が幸せな恋愛をしたり人間関係を築いたりするには、どうしたらいいですか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりはじめまして。心屋塾マスター講師のひらいなずです。ご相談内容を読ませていただいて、Mikiさんがご自分のことを「自信があるのにない」と思われているのが、とても印象に残りました。あくまでも想像ですが、きっと小さい頃から成績もよく、かわいらしい女の子だったのではないでしょうか? 何をしてもそこそこできるけれど、ナンバー1にはなれない。そんなことが多かったのかなぁと思うのです。なぜならば、お悩みの内容がすべて人との競争のことだからです。例えば「人に嫌な言葉を言って」という部分。相手が嫌がる言葉を言いたいときは、大抵の場合「相手を打ち負かしたい」「負けたくない」「自分が正しいということを納得させたい」といった思いがあるときです。友達ではない人、苦手な人より劣っていると落ち込むのも「自分が負けた」と思うから。常に人との競争の中で、自分の価値を決めているのですね。 このように他者との比較の中で、Mikiさんが常に抱えている「自信があるのにない」という葛藤。ここに大きな勘違いが隠れているように思うのです。Mikiさんにとって、自信とは何を示すのでしょうか? もしかするとそれは「負けられない」というプライドであり、「負けなかった」もしくは「負けたとしても、プライドを傷つけないうまい言い訳がついた」という結果なのではないでしょうか?もしそうだとすれば、それは残念ながら、本当の意味での自信とはいえません。本当の自信とは、たとえ負けてもその自分を肯定することができる、自分を信じる力です。ご相談内容を拝見する限り、Mikiさんは負けられないというプライドがあるけれども、「どんな自分も信じる」ということができずにいるようにお見受けします。Mikiさんがおっしゃる「自信がない」というのはこの部分で、「油断したら負けてしまうダメな私」という前提があり、そんな自分が許せていないのだと思います。「負けたら価値のない自分」という前提は、いつ、どこで生まれたものなのでしょうか?ヒントは、ご両親の価値観と関係しているように思います。例えば「いい成績をとりなさい」「あんな子みたいになっちゃダメ」「お姉ちゃん(お兄ちゃん)みたいにやりなさい」「妹(弟)はできるのに」など、物質的な価値観や比較があったのかもしれません。Mikiさんが小さな頃、ご両親からよく言われた言葉はなんでしょう? 思い出してみてほしいのです。そこに「負けられない。負けたらダメ」というプライドと「負けてしまうかもしれないダメな自分」という前提を作り上げた元があるはずです。その恐れの元をみつけて、「それは親の価値観であり、自分の存在価値とはまったく関係ないんだ」と気がつくことが大事です。そして、もうひとつ、大事なことがあります。それは「とことん負けてみる」を体験すること。これまで、Mikiさんは負ける勝負はしてこなかったはずです。恋愛にしても、遊びの恋をすることで傷つかないように自分を守ってきましたね。そうやって落ちないように落ちないように、安全と思えるところだけを歩いてきて、結果的に身動きがとれなくなってしまった。恋愛も人間関係も幸せだとは思えないのは、本当の意味で「自信をつける」ということを今までしてこなかったからです。上述もしたように、本当の自信とは「負けても、その自分を肯定することのできる自分を信じる力」です。それは負けない限り、手にすることができないものなのです。負けるとは傷つく覚悟のことです。フラれるとわかっていても、好きならぶつかっていく覚悟。失敗するかもしれないけど、やりたいからやってみる覚悟。それは、自分の本音に素直になるということでもあります。これまで負けたくなくて、傷つきたくなくて、隠してきた本当の自分の気持を出してみてください。結果を恐れず「本当にやりたいこと」をやってみてください。そして、「負けるのを恐れて、我慢しながらやってきたこと」をやめてみてください。安全の枠の外に、思いきって出てみること。とことん傷ついてみること。その先で「傷ついても大丈夫なんだ」ということが実感できたとき、人間関係でも恋愛でも、素晴らしい出会いが待っているのではないかと思います。Mikiさんの勇気を応援していますね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2018年01月30日