新潟県十日町市松代(まつだい)地区で行われている「わらアートin越後妻有」が好評のため11月4日までのところ、30日(金)まで延長される。展示されるのは「大仏」、「巨大な笑顔のアーチ」、「捕らわれた宇宙人」をモチーフとした作品。「わらの大仏」は高さ5mという大きさもさることながら、大仏の髪型である螺髪(らほつ)も一つ一つしっかりと作りこんであり、制作者の意気込みとこだわりを感じさせる仕上がりとなっている。松代地区は9月17日に閉幕した「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」で、「農舞台」や「脱皮する家」などをはじめとする展示が開催された場所だ。今回作品の材料に使用したわらは、「まつだい棚田バンク」の4反歩(40アール)分を利用したもの。制作は、大地の芸術祭のサポーターである「こへび隊」と地元住民の協力によって構想6カ月、制作17日で完成させたという。詳細はわらアート越後妻有ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日インターネット通販サイトを運営するネットプライスは13日、洋食器・金物有数の地、新潟県燕市と三条市で製造された『MADE IN 燕三条FURUSAWA 鍛冶屋の爪切り』をネットプライスにて初回限定120個の販売を開始した。ネットプライスが販売を開始した「MADE IN 燕三条FURUSAWA 鍛冶屋の爪切り」(セット内容:本体、甲丸(こうまる)爪ヤスリ、本革ケース)の価格は1万円(税込)。世界で3社のみ保有する江戸時代からの伝統技術を駆使し、職人が手作りすることで生まれた鋭く美しい切れ味2枚爪や切り口がガタガタになることもなく、巻き爪、硬い爪、厚い爪でも細かくきれいに切ることができる。オリジナルの金型や微妙な角度の調整といった伝統技術で生み出され、ネイリストからも高い評価を受け、海外からも指名があるなど、専門家や世界にも認められた一品「硬度60の鋼S60C」で切れ味が長持ち硬度55のステンレスでも充分な硬さだが、より切れ味を保つために硬度60の鋼S60Cを使用爪切りの元祖「ニッパー型」で、掴みやすく、足爪も簡単、どちらの手でも切れる形状掴みやすい湾曲の持ち手、さらに軽くするために穴を開けた”古沢デザイン”は意匠権を獲得しており、少しの力でスムーズにカットできるネットプライスは、日常生活により上質な日本製アイテムの活用を提案できるよう、全国にある良品を発掘し、顧客の声を反映した商品を提供するとともに、日本発、グローバルな商品に焦点をあてて、日本が誇る産業を応援していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日新潟県新潟市で「第3回にいがたアニメ・マンガフェスティバル」、略して「がたふぇすvol.3」が開催される。開催日時は11月10日(土)の10:00~20:00、11日(日)は10:00~18:00。会場は新潟市中心部の万代エリア、古町エリア、白山・西大畑エリアの3カ所。各エリア間の移動には、無料シャトルバスの利用が便利。入場は無料だが、一部有料のイベントもある。万代エリアのイベントは、「がたふぇすvol.3オープニングセレモニー」に始まり、「天空の城ラピュタ」のシータ役、「ドラえもん」ドラミ役(初代)をつとめた、よこざわけい子さんによる「トークショー」のほか、「けいおん!」の中野梓役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」高坂桐乃役の竹達彩奈さんのトークショーなどが行われる。そのほか、「パタリロ!」などの作品で知られる漫画家、魔夜峰央先生によるサイン会や、コスプレ体験ブースなども開催される。古町エリアでは、FMPORT「RADIOMANIART(WED.)あなたと星空の下で」公開収録&トークライブのほか、さまざまなテレビアニメの主題歌を歌っている石田燿子さんのミニライブが特別開催される。さらに「ホビージャパン」による展示、物販ブースの出店や、「第4.5弾痛車フェス」、「新潟アニソンLoversカラオケライブ」なども開催予定。白山・西大畑エリアでは「コスプレパレード」を開催。そのほか、「コスプレガタケットスペシャル」では国重要文化財や、大正時代の風情あふれる和風邸宅を舞台にコスプレが楽しめる。イベント詳細はがたふぇすvol.3ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日新潟県十日町市で、「とおかまちSLまつり」が開催される。開催日時は11月10日(土)、11日(日)の10:00~15:30まで。開催場所はSLロマンひろば(十日町市駅通り歩行者天国)。イベント内容はSLの運行のほか、ステージイベント、ご当地キャラクター大集合、ゲーム大会、ミニコンサート、ミニSLの運行、SLとの記念撮影、SL関連写真展などが行われる。注目されるイベントは、飯山線十日町駅~長岡駅の区間を40年ぶりに走る「SL信濃川ロマン」号の運行だ。編成はC11形機関車と旧型客車3両。10日(土)、11日(日)の両日運行される。上りの運行時間は、08:51に長岡駅を出発、小千谷駅、越後川口駅、越後岩沢駅、下条駅、魚沼中条駅に停車して十日町駅に11:18到着。下りは十日町駅を14:41に出発、越後川口駅、小千谷駅に停車して長岡駅に16:42に到着する予定。上りと下りでは停車駅が異なるので注意。ステージイベントでは、10日(土)に女子レスリングのロンドンオリンピック金メダリスト、小原日登美選手や伊調馨選手、木名瀬コーチが出演する「トーク&じゃんけんゲーム大会」のほか、J-POPアイドルユニット「Negicco」がオリジナル曲「圧倒的なスタイル」を披露する予定。11日(日)には蘭燃(らんねん)によるミニコンサート、県内のご当地キャラクター大集合、十日町中学校吹奏楽部によるステージも用意されている。さらに、「屋台村」や、直売トラックが新鮮な農産物を販売する「軽トラ市」を開催。十日町商工会議所では映画「北国の街」の無料上映会が催される。十日町駅以外では、SLが停車する時刻に合わせ、下条駅で10:46~10:54まで新保広大寺節披露や振る舞い酒、甘酒振る舞い、グッズ販売などを実施。魚沼中条駅でも11:03~11:11に縄文ファッションの披露、ワンカップの振る舞い、国宝火焔型土器レプリカ展示が行われる。イベント詳細は十日町市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日新潟県公式観光情報サイトの「にいがた観光ナビ」では「冬の使者到来!純白の雪景色の中を舞う姿は息をのむ美しさ!」と題して白鳥飛来スポットを公開中だ。サイトでは、白鳥飛来場所の名称、住所、地図、問い合わせ先、電話番号の情報が公開されている。さらに白鳥の見ごろ情報を「まだ」「飛来始め」「見頃」「帰り始め」「終わり」の5段階で視覚的に理解しやすいように表示されている。白鳥飛来場所の名称をクリックすると、複数枚の画像を確認できるほか、白鳥の飛来時期や飛来場所の詳細、周辺の観光情報、天然記念物やラムサール条約指定の有無、交通アクセス、駐車場の有無、飛来する白鳥の種類、最大飛来数、エサやりの可否などの情報を確認することができる。10月25日時点で表示されている白鳥飛来地を紹介すると、村上市のお幕場・大池公園、新発田市の升潟(五十公野公園)、聖籠町の弁天潟風致公園、阿賀野市の瓢湖、新潟市の鳥屋野潟公園鐘木地区、水の公園福島潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟、三条市の森町、燕市の大河津分水、柏崎市の五日市の大池、長嶺大池、上越市の朝日池の12カ所。阿賀野市の瓢湖は日本で初めて野生の白鳥の餌付けに成功した場所で知られており、天然記念物、ラムサール条約にも登録されている。瓢湖は観察設備も充実しており、3月末まで「瓢湖観察所」が開設されていて、暖かい場所で白鳥を観察することもできる。ちなみに、ラムサール条約とは、湿地の保存に関する国際条約で特に水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で制定された国際条約のことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日新潟県の米どころ、村上市で岩船産のコシヒカリの美味しさを一段と引き立てる「村上どんぶり合戦2012秋冬編」が開催中だ。開催期間は2012年10月1日(月)~2013年3月31日(日)までの半年間。「村上どんぶり合戦2012秋冬編」に参加する店舗は、村上市市街地周辺、朝日三面IC・朝日まほろばIC周辺、笹川流れ周辺、荒川胎内IC周辺、神林岩船港周辺、瀬波温泉周辺に分かれており、合計30店舗におよぶ店が岩船産コシヒカリと地元食材を使ったオリジナルの「どんぶり」を提供する。メニューの一部を紹介すると、岩船港で水揚げされた新鮮な魚を使った「海鮮丼」や、岩船産黄金豚のひき肉を使用し、山北産の放し飼い鶏の自然卵を入れてモッツァレラチーズをかけ焼き上げた「石焼きキーマカレー丼」。30センチもの大皿に塩引鮭・地鶏・近海の海鮮を約15種類乗せ、地鶏卵とはらこを乗せた「だーまた丼」、村上牛を使った「村上牛すき煮飯」など。さらに、スタンプラリーも行われ、異なる3つのお店でスタンプを押してもらい応募すると、村上どんぶり合戦参加30店舗共通の食事券1,000円分が抽選で当たる。イベント詳細は村上どんぶり合戦ホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日JR東日本新潟支社は13日、国内の鉄道会社の中で唯一本格的に電車の生産を行っている新津車両製作所の一般公開を実施する。同車両所では、これまで3,900両以上(今年9月末現在)の電車を東京圏へ送り出しており、現在は宇都宮線・高崎線を走る最新鋭電車E233系を生産している。今回の一般公開では、電車組立ラインや部品生産ラインの見学などE233系の製造工程が間近に見られるほか、完成したばかりのE233系に乗車もできる。長さ20mの車体を2台のクレーンで吊り上げて移動する実演も行う。今年の目玉として、東京ディズニーリゾートで開催されているディズニーハロウィーンのデコレーションに包まれた「ドリームクルーザー」を展示。当日、先着順にて車内での記念撮影(ただしカメラ持参)も受け付ける。新津車両製作所の一般公開は10月13日10:00~15:30(入場は15:00まで)開催。入場無料、雨天決行。当日はJR新津駅西口から無料シャトルバスが運行される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日新潟県内の美味しいものが大集合する「新潟うまさぎっしり博2012」が9月16日(日)、17日(月・祝)の両日、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催される。「新潟うまさぎっしり博2012」は、県内有名店のラーメンをはじめ、県内各地で人気を博している焼きそばのゾーン、「うま博」限定のスイーツ、日本酒などなど、定番のうまいものからご当地B級グルメまで、新潟県の味を一堂に楽しめる食のイベント。昨年は2日間で37,880人が来場した。今回は同日開催の「にいがた総おどり」「水と土の芸術際」とも連携し、新潟はフード、アート、パフォーマンスが盛り沢山。さらには県内のゆるキャラも登場し、会場をさらににぎやかにしてくれる。注目の「新潟グルメ」では、16の店が新潟の新しい郷土料理をめざして、地場の食材を使って創作。「県産野菜を使ったヘルシー冷製パスタ」「にいがた地鶏コロッケ」「新潟ぎっしりかき揚げ天茶」「新潟かつバーガー」「長岡野菜のタコライス」「佐渡天然ブリカツ丼」「みどりのピリ辛鶏ぶっかけそば」などが並ぶ。新潟の焼きそばは「イタリアン」というB級グルメがあるが、ほかにも赤、黒、白の3色の焼きそばが名物だ。赤は妙高赤倉温泉の「レッド焼きそば」、黒は糸魚川の「ブラック焼そば」、そして、上越市の「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」。それぞれの地産食材を生かしているのが特徴だ。そして、ラーメン。”新潟ラーメン”という括りはないが、県内には有名人気店がひしめいている。そんな中から、今回新潟市からは「究極あさっぱラーメン」、「NEO中華そば」が出店。長岡市からは「メキシカン豆乳坦々麺」、新潟市、小千谷市「スリーピースのみそラーメンみそ焙煎おまけ付き」、新潟市、柏崎市、弥彦村で人気の「下町煮干し中華の佐渡産甘海老油ちゃーしゅうめん」、上越市「醤喰ジャージャー麺~上越(麺)トリビュート」の6つの”新潟ラーメン”が味わえる。食後のスイーツは、16日と17日にそれぞれ5つが出展される。16日は、三条市「お月見モーモー」、新潟市「あんぽんたん」、新潟市「うまさぎっしりクレープ~安田ヨーグルトと県産フルーツの米粉クレープ包み~」、新潟市「和栗スフレロール」、糸魚川市「糸魚川産コシヒカリ使用ながーいもっちりプリンロール」。17日は、新潟市から「ごきげん卵の米粉和栗ロール」、村上市の「村恭のクレープ」、柏崎市「和栗の生クリーム大福」、長岡市から「バナナカボチャの米っ娘ロール」と「いちごミルクロール」と、県内の名店の自信の逸品を味わえる。さらに、日本酒コーナーには酒どころ新潟県の酒造会社から20社が参加。まさに「新潟うまさぎっしり博」だ。しかし、これだけは終わらない。協賛団体、企業のブースやPRブースも多数並びステージイベントも盛りだくさんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日越後交通は10月1日より、高速バスの上越~池袋線と新潟~池袋線の夜行便を新宿駅西口まで延伸する。対象となるのは、上越~池袋線の上り6便(新宿駅西口4:55着)と下り5便(同23:10発)、新潟~池袋線の上り30便 / 32便(新宿駅西口5:00着)と下り29便 / 31便(同23:00発)。延伸による運賃の変更はない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日新潟県の糸魚川市近辺では、真っ黒な麺を使った焼きそばが評判だとか。果たしてその正体はいかに。今回、そのうわさの出どころである糸魚川市で、ブラック焼きそばの正体を探ってみた。この糸魚川市、場所は新潟県最西端の海に面したところに位置している。早速、街を散策するとそこらじゅうに「ブラック焼きそば」の旗ざしものがある。なるほど、街をあげてブラック焼きそばなるものを広めようとしているようだ。早速、持参のiPadで評判を検索。すると「糸魚川うまいもん会」公式HPなるものを発見した。恐る恐るのぞいてみると、そこには「めざせ!全黒制歯」という秀逸なキャッチコピー。糸魚川ブラック焼きそばのゆるキャラ「ブラック番長」なるものも存在するようだ。なんと、その姿は学ランを着ているイカ。きっと学ランはイカスミを表現しているのだろう。何はともあれ、まずはHPで紹介されていた「月徳飯店」というお店に行ってみることにした。この店は日本海に面した場所にあり、「日本海のよこはま」をキャッチコピーにするくらいの本格的な中華料理店。厳かな装飾の店内に落ち着きなく入店したせいか、店員からはいぶかしんだような視線を浴びてしまう。高ぶる気持ちを何とか抑え込み、かすれた声で「ぶ、ブラック焼きそばをひとつ!」と注文する。厨房(ちゅうぼう)からは、フライパンで炒める音とともに香ばしいにおいが漂ってくる。さすが本格的な中華料理店、たとえB級メニューでも手抜かりはないらしい。やがて、香ばしいにおいとはミスマッチなB級グルメ臭たっぷりの焼きそばが運ばれてきた。予想通り、真っ黒な麺の焼きそばが、皿からあふれんばかりに盛られている。トッピングは薄焼きたまごにマヨネーズ、ケチャップ、青のり、紅ショウガ。赤と黒のコントラストが、この地にはせた上杉謙信とそのライバル、武田信玄の映画をほうふつさせる。早速食べてみると、卵のプルプル感と腰のある黒い麺が絡まることでとてもマイルドだ。見た目のインパクトのある色味からは想像できない、優しい味という意外な展開となった。また、イカスミ特有の生臭さは、炒めることによって軽減されているのだろうか。ちなみに月徳飯店系列のお店には、黒酢をかけたものや目玉焼きをのせたものもあり、同じブラックでも大きく差別化を図っている。もう一軒、注目したのは「食べ処なかしま」だ。ここはいわゆるラーメン屋さん。この店のラーメンも非常においしいとのことだが、今回はブラック焼きそばの調査。ラーメンは次の機会に探るとする。店の雰囲気はと言うと、月徳飯店とは一転して厳かさはない。いかにもB級グルメを出す店という雰囲気すら漂っている。早速ブラック焼きそばを注文する。すると、驚くことに皿の上は黒一色。薄焼きたまごは乗ってなく、真っ黒な焼きそばがどんとさらに盛られているのだ。どこを見てもブラック、ブラック。皿の端に、申し訳なさそう程度の紅ショウガ。たしかにニンジンやキャベツをふんだんに使ってこそいるのだが、言うなれば「男のブラック!」。飛雄馬の後ろ姿をそっと見守る姉の明子のように添えられている紅ショウガが、どこか物悲しい。ただし、味は保証付き。どぎついブラックとは対照的に、マイルドで優しい味付けだった。一度ゆでた麺を炒めて出す手法で、絶妙な歯触りを再現する。●information「食べ処なかしま」新潟県糸魚川市中央2-16-10営業時間:11:00~21:00(火曜日定休日)聞くところによると「糸魚川ブラック焼きそば」は、食による地域活性化に取り組む飲食店の有志「糸魚川うまいもん会」が発起。「糸魚川名物になるものを!」という強い思いで創作した、新B級ご当地グルメだそうだ。現在、B-1グランプリ参加をめざして絶賛活動中とのこと。去年の9月はブラック焼きそば生誕一周年だったそうで、「イカげさまで1周年」キャンペーンが実施されたらしい。これまたステキなネーミングである。イカばかりがフィーチャーされている気がしてならない。肝心の「焼きそば」という単語があまり出てこないのは、同じB級グルメの雄「富士宮焼きそば」と差別化を図っているということだろうか。糸魚川ブラック焼きそばを提供している店舗は、2012年7月時点で27店舗。ひとつとして同じものはなく、それぞれの店のオリジナリティー溢(あふ)れるブラック焼きそばに仕上がっている。焼きそばの上に載せる具も様々だ。例えば卵。卵焼きで黄色と黒のリゲインもしくは阪神タイガースのような色味を出したり、温泉卵でとろ味を出してみたり。また、トマトソースを乗せてイタリア風のもあれば、イカスミの黒の上にさらに黒酢をかける、またはカレー風味にアレンジしているお店もある。ブラック焼きそばの世界は拡張し続けているのだ。しかも提供する店もラーメン屋であったり、レストランであったり、カフェであったりと様々。街全体がブラック焼きそばを中心に盛り上がりを見せている。決して有名人をスポークスマンに起用したわけでもなく、おそらく告知予算を多く持っているということもないだろう。でもこのムーブメントには勢いがある。地域の人々の心が一つになっているのが、外部の人間にも確実に伝わっていることだろう。ひとつのB級グルメとしても魅力的だが、町おこしとしても、広告としても、そのキャッチコピーにしても全てが魅力的なブラック焼きそばであった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日新潟県十日町市で織物の町にちなんだ「きものの街のキルト展」が開催される。「きものの街のキルト展」の開催日は9月15日(土)~30日(日)まで。時間は10:00~17:00となる。会場は、十日町市民体育館のほか、市街地の各商店街など街中に展示されるのが特色だ。展示されるキルトは会期前に募集された作品。応募者全員のキルトが展示される。また、高田デザイン企画ルームの「美しい日本の四季キルト展」と題した特設展示も催される。ヴィクトリアンキルトで知られる園部美知子氏の講習会もあり、リボン刺しゅうのテクニックで作るヴィクトリアンのきんちゃく型ポーチ作りを体験できる。日時は15日(土)14:00~16:00、場所は十日町市民体育館だ。定員は11名、講習料は材料費込みで6,000円。十日町市の着物文化の歴史は古く、1,500年以上前の遺跡から織物の痕跡がついた土器が出土している。中世から江戸時代にかけて「越後布」と呼ばれる麻織物産業で栄え、その後絹織物に転換した。現在、十日町明石ちぢみ、十日町がすりは伝統工芸品に指定されており、十日町市の織物を代表するブランドとなっている。十日町市は、歴史の教科書などでおなじみの「火炎型土器」で有名な笹山遺跡があることでも知られる。笹山遺跡は縄文時代中期・後期(約5,300年~4,500年前)の遺跡で、十日町市指定史跡だ。1999年に「火炎型土器」、「王冠型土器」などがほぼ完全な姿で出土し、その原始的造形の美しさから、新潟県初の国宝に指定された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日新潟県十日町市では、毎年恒例で好評の「へぎそば・生そば食べ歩き周遊チケット」を発売中だ。へぎそばとは、「布海苔(ふのり)」という海草をつなぎに使ったコシが強くのど越しの良さが特徴のそばで、越後地方で”へぎ”と呼ばれる杉の器に入って出されることから、へぎそばと呼ばれている。器の中で小分けされたそばは、海の波を表していると言われ、涼の趣がたっぷりだ。十日町市内には「へぎそば」の店がいくつもあり、それぞれの店で違うおいしさが楽しめる。しかし、いろいろなお店で食べてみたいとは思っても、1枚食べればおなかいっぱいになってしまう。その悩みを解決してくれるのが「へぎそば・生そば食べ歩き周遊チケット」だ。価格は1,000円で500円のチケット2枚で1セット。市内の参加店なら500円のチケット1枚で特製小盛りそば1杯を提供してくれる。2店の食べ比べはもちろん、同じお店でお2人で1枚ずつ使ってもOKだ。さらに、地元の特産品が抽選で当たるスタンプラリー応募ハガキ(異なる2店舗分を集めて応募)と、博物館や日帰り入浴施設、そしてレンタサイクルの割引券が特典として付いている。「へぎそば」の食べ比べといっしょに、周辺の施設に立ち寄りながら十日町を満喫することができる。チケットの販売場所はほくほく線十日町駅西口案内所と各参加そば店。期間は9月30日まで。割引対象施設とサービスは次の通り。越後妻有交流館キナーレ「明石の湯」の入浴料100円引き、十日町市博物館の入館料50円引き、レンタサイクル利用料300円引き、里チャリ(電動アシスト付自転車)の利用料300円引き。だだし、ほかのサービス券との併用は不可。また、市内の参加そば屋は、「あぜ道」「菊野屋」「だいさ」「越後十日町・小嶋屋本店」「そば処・田麦そば」「蕎麦&だいにんぐ・にし乃」「そばや清兵衛」「まるにし」「直志庵・さがの」「春日屋」「由屋」「Soba処あてま」「越後十日町・小嶋屋和亭」「生蔵」「小嶋屋総本店」「そば処・割烹松苧」の16店舗。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。イタリア風の食べ物なのか、何なのか。早速調査してみた。「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。どうやら、非常に親しまれている味のようだ。おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」という答えが返ってきた。まったく本題に対する答えではない!ところが、その後も同様の回答が続くのだ。白い紅ショウガとおやつ。このふたつのキーワードを結びつけるものは果たして何なのだろうか。疑問は深まるばかりだ。ショウガが添えてあると答えればいいところを、なぜ「白い」紅ショウガという必要があるのだろうか。そうした疑問を持ちながらも調査を続行。やがて、ぼんやりとした概要が見えてきた。どうやらその正体は、めん類のようだということ。地域によって人気がふたつにわかれており、グルメファンたちの間では熱い論争を巻き起こしているようなのだ。さて、この謎のめん類であるイタリアンだが、どうやら大きく2種類あるらしい。上越と中越でわかれるこのふたつは同じイタリアンでも味が微妙に違う。聞き込みを続けた結果、これは「みかづき」と「Friend」というふたつのお店の違いによるものであることが分かった。上越で人気があるのはFreindで中越は「みかづき」。この両派閥が存在するだけに、新潟県民と会話する際は要注意なのだそうだ。この2大勢力を融和した、いわゆる国境ラインというものも新潟県には存在する。それが燕三条だ。新幹線の駅がある側で、ワシントンホテルの入っている燕側のイオンには「みかづき」が城を構えその勢力を保持している。そこから車で約10分。三条側のイオンには「Friend」があり、晩ご飯のデザートに新潟名産の洋梨「ルレクチェ」を買った主婦が、おやつとして「イタリアン」を食べている。このエリアに行けば、30分ほどの時間で両方の店にあるイタリアンをお持ち帰りして、国境の誰も手出しができない新幹線の高架下あたりで、両派閥を気にすることなくイタリアンの味を堪能できる。長くなってしまったが、そもそも「イタリアン」って何だろう?という疑問の答えを述べていなかった。ずばり、見た目は焼きそば、かかっているソースはミートソース。ただ、新潟県民に言わせると「焼きそばじゃないよね、あのめんは」「あれってミートソースなのかな」などとあいまいな答えしか返ってこない。途方に暮れて、ふと「みかづき」の看板をよく見てみるとそこには、こう書いてあった。「What kind of foods [italian]?Is it spagetti?or yakisoba? [Italian] is neither.[Italian] is [Italian]!!」 直訳すると 「イタリアン」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「イタリアン」はどちらでもない。「イタリアン」は「イタリアン」!! ということだそうだ。「『イタリアン』は『イタリアン』」と言いつつも、スパゲティや焼きそばっぽいと自分で分かっているところがなんともかわいいではないか。この文面の「イタリアン」の部分を「おれ」に置き換えると非常に分かりやすい。「おれ」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「おれ」はどちらでもない。おれは「おれ」!! 早速、それぞれの店で食べ比べてみることにする。まずは「みかづき」。自家製角太の中華めんの上にたっぷりとトマトソースがかかり、約40年もの間、同じスタイルで出し続けている定番メニューだ。注文をすると、厨房(ちゅうぼう)からは鉄板の上でめんともやし、キャベツをいためる音が聞こえてくる。そこに特製ソースを絡めて、まずは焼きそばを作る。その上に、トマトペーストをベースに作ったソースがかかって出来上がり。何ともミスマッチな様相なのだが、口にするとあら不思議。強い酸味を想像していたのだが、ソースにたっぷりと使った玉ねぎがほどよい甘さを醸し出す。濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。これで値段は320円。道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。しかし、決定的な違いはそのソース。トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。リーズナブルかつボリューム感もたっぷりで、「おやつ」ならぬ主食としても十分いけそうなメニューだった。今後、この2大勢力はますますデットヒートを繰り広げるに違いない。しかしそれは、切磋琢磨にお互いの味を高める至高の戦いであるに違いないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。イタリア風の食べ物なのか、何なのか。早速調査してみた。「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。どうやら、非常に親しまれている味のようだ。おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」という答えが返ってきた。まったく本題に対する答えではない!ところが、その後も同様の回答が続くのだ。白い紅ショウガとおやつ。このふたつのキーワードを結びつけるものは果たして何なのだろうか。疑問は深まるばかりだ。ショウガが添えてあると答えればいいところを、なぜ「白い」紅ショウガという必要があるのだろうか。そうした疑問を持ちながらも調査を続行。やがて、ぼんやりとした概要が見えてきた。どうやらその正体は、めん類のようだということ。地域によって人気がふたつにわかれており、グルメファンたちの間では熱い論争を巻き起こしているようなのだ。さて、この謎のめん類であるイタリアンだが、どうやら大きく2種類あるらしい。上越と中越でわかれるこのふたつは同じイタリアンでも味が微妙に違う。聞き込みを続けた結果、これは「みかづき」と「Friend」というふたつのお店の違いによるものであることが分かった。上越で人気があるのはFreindで中越は「みかづき」。この両派閥が存在するだけに、新潟県民と会話する際は要注意なのだそうだ。この2大勢力を融和した、いわゆる国境ラインというものも新潟県には存在する。それが燕三条だ。新幹線の駅がある側で、ワシントンホテルの入っている燕側のイオンには「みかづき」が城を構えその勢力を保持している。そこから車で約10分。三条側のイオンには「Friend」があり、晩ご飯のデザートに新潟名産の洋梨「ルレクチェ」を買った主婦が、おやつとして「イタリアン」を食べている。このエリアに行けば、30分ほどの時間で両方の店にあるイタリアンをお持ち帰りして、国境の誰も手出しができない新幹線の高架下あたりで、両派閥を気にすることなくイタリアンの味を堪能できる。長くなってしまったが、そもそも「イタリアン」って何だろう?という疑問の答えを述べていなかった。ずばり、見た目は焼きそば、かかっているソースはミートソース。ただ、新潟県民に言わせると「焼きそばじゃないよね、あのめんは」「あれってミートソースなのかな」などとあいまいな答えしか返ってこない。途方に暮れて、ふと「みかづき」の看板をよく見てみるとそこには、こう書いてあった。「What kind of foods [italian]?Is it spagetti?or yakisoba? [Italian] is neither.[Italian] is [Italian]!!」 直訳すると 「イタリアン」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「イタリアン」はどちらでもない。「イタリアン」は「イタリアン」!! ということだそうだ。「『イタリアン』は『イタリアン』」と言いつつも、スパゲティや焼きそばっぽいと自分で分かっているところがなんともかわいいではないか。この文面の「イタリアン」の部分を「おれ」に置き換えると非常に分かりやすい。「おれ」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「おれ」はどちらでもない。おれは「おれ」!! 早速、それぞれの店で食べ比べてみることにする。まずは「みかづき」。自家製角太の中華めんの上にたっぷりとトマトソースがかかり、約40年もの間、同じスタイルで出し続けている定番メニューだ。注文をすると、厨房(ちゅうぼう)からは鉄板の上でめんともやし、キャベツをいためる音が聞こえてくる。そこに特製ソースを絡めて、まずは焼きそばを作る。その上に、トマトペーストをベースに作ったソースがかかって出来上がり。何ともミスマッチな様相なのだが、口にするとあら不思議。強い酸味を想像していたのだが、ソースにたっぷりと使った玉ねぎがほどよい甘さを醸し出す。濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。これで値段は320円。道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。しかし、決定的な違いはそのソース。トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。リーズナブルかつボリューム感もたっぷりで、「おやつ」ならぬ主食としても十分いけそうなメニューだった。今後、この2大勢力はますますデットヒートを繰り広げるに違いない。しかしそれは、切磋琢磨にお互いの味を高める至高の戦いであるに違いないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日新潟県越後妻有地区で行われているのが、3年に一度の国際的芸術祭である「大地の芸術祭アートトリエンナーレ2012」だ。「人間は自然に内包される」というコンセプトのもと、現代社会の効率化、合理化により環境破壊を引き起こすパラダイムをシフトする契機としようというものだ。そのため、「非効率」を徹底。360近い作品を6地域、200集落、約760平方キロメートルという広大な地域に点在させている。芸術作品を鑑賞するとともに、越後妻有地区の自然豊かな里山の美しさにもふれることができる。作品の配置場所である6つの地域にはそれぞれ特色がある。まずは、織物と農業の町、十日町エリアには越後妻有里山現代美術館「キナーレ」がある。「絵本と木の実の美術館」は廃校になった校舎を修復した美術館だ。次に、稲作を中心とした地域である川西エリアには光のアーティスト、ジェームズ・タレルの作品世界を体感できる「光の館」がある。また、ナカゴグリーンパークには芸術祭の作品はもちろん、パターゴルフも楽しむことができる。さらに、縄文時代中期の火炎型土器が出土したことで有名な沖の原遺跡がある津南エリアには、蔡國強(中国)や金九漢(韓国)、クイビーン・オフラハラ(アイルランド)の作品群が展示されている。日本三大渓谷のひとつ、「清津峡」がある中里エリアにはフィンランドの芸術家グループの手による「ポチョムキン」と名付けられた美しい公園がある。稲作が主体の松代エリアのみどころは、築150年の古民家にのべ3,000人が2年半をかけて彫刻を施した「脱皮する家」や、屋内外に約40のアート作品が点在する「農舞台」がある。山菜やきのこなどの特産品、また、松之山温泉で知られる松之山エリアには、豪農の古民家と庭を博物館にした村山家旧宅があり、芸術祭の展示のほかに小説家坂口安吾の遺品も展示されている。期間は7月29日から9月17日まで。作品鑑賞パスポートは一般3,500円、高・専・大学生3,000円。中学生以下無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日日本海に沈む夕日を望む絶好のビューポイントとして知られる新潟県村上温泉で、夏休み中毎日ミニ花火大会が開催される。温泉、夕日、花火と日本の夏が満喫できる。ミニ花火大会が開催されるのは、瀬波温泉海岸中央広場。開催日時は7月20日(金)~8月31日(金)までの毎日、20:00からの約10分間だ。荒天の場合は中止になることもあるので注意が必要。瀬波温泉は明治37年、石油採掘中に噴湯し、開湯100年を超える。ナトリウム・塩化物泉で、神経痛、関節痛、切り傷、肩こり、冷え性などの症状に効能がある。環境省が2006年に選定した「日本快水浴場100選」に選ばれている海岸からは、佐渡島の大佐渡山地、小佐渡山地、粟島、角田山、弥彦山の島影や山並みを見渡すことができる。その素晴らしさは、昭和12年に歌人の与謝野晶子が瀬波温泉を訪れ、景色の美しさに一日で45首の歌を残したほどだ。日本海に沈む夕日を望む絶好のビューポイントとしても知られていて、海岸沿いのロマンティックな雰囲気から「恋人の聖地」に認定された。足を伸ばせば諸上寺公園、神様が石の船でこの地に漕ぎ着けた伝説がある石船神社とみどころが多い。石船神社は椿を主とする社叢(しゃそう)が県の天然記念物となっている。また付近には源泉やぐらが立つ噴湯公園があり、卵を用意すれば瀬波温泉の熱い源泉で温泉たまごも食べることができる。噴湯公園から山を登ると伊夜日子神社がある。瀬波温泉にはこの地の守り神である龍がキツネの姿となって人々に会いに来たという「龍神伝説」が伝えられており、伊夜日子神社の龍神の鐘を鳴らすと幸せになれると言われている。春には「瀬波温泉コンコンまつり」、秋には「瀬波大祭」があり一年を通して楽しめる。●アクセス JR村上駅から新潟交通バス岩船方面行きで7分、バス停・瀬波温泉下車 日本海東北道中条ICから国道113号・345号経由25km 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日「河川蒸気」って知ってる?これは、お中元ギフトとして年間70万個以上売れている、黒糖風味の蒸しカステラに独自の小豆クリームをやさしく包んだ、新潟を代表する和スイーツだ。変わった名前の由来は、昭和初期に信濃川や阿賀野川水系で活躍した「蒸気船」が新潟の近代交通のうぶ声であり、経済・文化の一大革命であったこと。新潟県の下越地方には、お盆やお彼岸などには必ずと言っていいほど、この「河川蒸気」を花と一緒に手向ける風習があり、お盆やお彼岸の時期に実家の仏壇にお供えするため、嫁いだ娘さんがちょっとした手土産をもって帰るそう。ふわふわボリューミーなこの“隠れたご当地銘菓”、贈り物にぜひいかが?お問い合わせ:菜菓亭 公式サイト
2012年07月07日廣済堂は、求人情報サービスWorkin(ワーキン)新潟版において、イメージキャラクター「Negicco(ねぎっこ)」を起用したプロモーション企画の第2弾を、7月2日から開始した。Negiccoは2003年の結成以来、人気のご当地アイドルとして活躍を続ける。今回の企画では、フリーマガジンWorkinFree(ワーキンフリー)新潟版の表紙に、新たなNegiccoのポートレートがお目見えするほか、新しいテレビCM、ラジオミニ番組の放送がはじまる。CMソングには6月20日リリースの新曲「あなたとPop With You!」を起用。テレビCMの映像はYouTubeの公式チャンネルでも配信中だ。あわせて、求職者向けの懸賞キャンペーン「全力応援!仕事探しサマーキャンペーン」も実施。Workinウェブサイトで、アンケートに回答した人の中から抽選で、Negiccoのサイン入り新曲CDやライブチケット、オリジナルデザインQUOカードなどがプレゼントされる。期間は7月2日から7月31日まで。詳細はWorkinウェブサイトのキャンペーンページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日北陸新幹線の長野~金沢間開業時にJRから経営分離される並行在来線のうち、新潟県内の路線について、22日、新社名の候補が「えちごトキめき鉄道株式会社」に、路線名の候補が「日本海ひすいライン」「妙高はねうまライン」に決定した。北陸新幹線は2014年度末の開業をめざして工事が進められており、新潟県内では上越駅(仮称。信越本線脇野田駅付近)と糸魚川駅の2駅が設置される。一方、並行在来線となる信越本線長野~直江津間と北陸本線富山~直江津間はJRから経営分離され、第3セクター方式などによる経営が行われることに。新潟県内を走る並行在来線は、信越本線妙高高原~直江津間(38.0km)と、北陸本線市振~直江津間(60.3km)の2線区。2010年に「新潟県並行在来線株式会社」が設立され、経営計画の検討が進められるとともに、昨年12月から会社名と路線名の公募も行われた。上越地域のみならず、新潟県内・県外から2,215通の応募があり、このほど新社名と各路線名の候補が決定。29日開催の第2回定時株主総会にて決議される予定だ。同社の路線の特徴として、人口規模が小さいことに加え、性格の異なる2線区(市振~直江津間はJR西日本が運行し、海岸沿いでトンネルが多く、複線で交流・直流区間がある。妙高高原~直江津間はJR東日本が運行し、単線で豪雪地帯を走る)を抱えることが挙げられる。JRからの経営分離などで厳しい経営環境が予想されるが、隣接する長野県や富山県とも協議し、沿線市町村の協力を得ながら県が責任をもって存続を図るとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月23日NEXCO東日本は、「5県ループ」の開通1周年を記念して5県(福島県・茨城県・栃木県・群馬県・新潟県)の魅力を発信し、観光振興を応援するイベント「つながる5県ハイウェイドライブ」を実施している。キャンペーンの第一弾として、『つながる5県ハイウェイinイオンレイクタウン』が5月19日~20日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriで開催された。5県の魅力がぎっしり詰まったイベント初日の模様を紹介しよう。「5県ループ」をご存じだろうか。昨年3月に北関東道が全線開通したことで、北関東道と磐越道がある5県が、八の字型の高速道路(北陸道・関越道・東北道)でつながった。一周すると806kmになるこの区間を「5県ループ」という。これを利用することでアクセスが便利になり、観光には絶好の”輪”となっているのだ。今回のイベントは、イオンレイクタウンmoriの各会場をドライブするように巡るのが特徴だ。オープニングイベントが行われたステージイベントでは、各県のかわいらしいキャラクターと観光大使が集結し、テープカットが行われてイベントがスタート。そして、オープニングイベント後には、各県ごとにPRが展開された。トップを飾ったのは群馬県。群馬県観光協会の「ぐんまコンシェルジュ」と、キャラクター「ぐんまちゃん」による県内のオススメスポットなどが紹介された。そして、ご当地アイドル「AKG(赤城のふもとからA『あかるく』、K『かわいく』、G『げんきよく』をコンセプト結成されたユニット)」から、年少組「チームやよいひめ」が応援に駆けつけ、ミニライブが開始。群馬の特産イチゴ「やよいひめ」のPRソングなどを熱唱し、ライブ終了後には握手会&CD販売が行われ、行列ができるほどの盛況だった。続いて登場したのが栃木県。こちらもご当地アイドルが県のPRを担った。栃木を代表するイチゴ「とちおとめ」にちなんで結成された、平均年齢16歳の「とちおとめ25」が登場。観光スポットや名産品をポップなメロディに乗せて、元気いっぱいのダンスパフォーマンスで会場を盛り上げた。AKGと同じく、ライブ後に即席の握手会が開かれ、多くのファンと交流を深めていた。その後も、科学の街・つくば市(茨城県)で見学や体験ができる「サイエンスツアー」の紹介や、福島県が生んだご当地ヒーロ「ダルライザー」によるミニショー&握手撮影会、新潟県十日町のキャラクター「ネージュ」によるクイズ大会などが、1時間ごとに開催された。イベントは通りすがりの人たちの足を止め、大いに魅了していた。ちなみに2日目は、初日とは違った演出だったので、連日来場しても楽しめたに違いない。館内の入り口では高速道路のSAをテーマに、レイクタウンサービスエリアと題し、ご当地グルメが楽しめる「つながる5県の絶品!麺ロード&物産販売」が開催された。麺ロードは、朝ラーメンを全国に広めた喜多方ラーメン(福島県)を筆頭に、日本三大うどんの一つで有名な水沢うどん(群馬県)、皇室に献上した実績を持つというへぎそば(新潟県)、佐野ラーメン(栃木県)、常陸秋そば(茨城県)の有名店がキッチンカーで販売。現地でしか食べられない至極の味だけに、オープンと同時に長蛇の列ができるほどの人気ぶりだった。しかも、お土産用にも販売されていたので、お気に入りはもちろん、食べられなかったものを自宅で楽しむ用に購入している人も目立っていた。物産販売の会場では、各地の売れ筋のお土産や新鮮な野菜をはじめ、オープニングイベントで華を添えたキャラクターグッズなどをゲットできるとあって、大盛況。ステージイベントで県のPRをしていた、ご当地アイドルやキャラクターたちも飛び入り参加して、来場者を喜ばせていた。イベントでは、フロアごとに、各県の特設ブースが開設された。パネルで観光地や名産品を展示したほか、カタログや観光マップが提供されていた。ブースでは、地元のスタッフがオススメのスポットをアドバイスしてくれるので、観光案内所のような雰囲気。さらに、工芸品づくりを子どもが体験できるワークショップが併設されており、家族連れでにぎわいをみせていた。ブースを巡るだけでも各県の魅力が存分に伝わり、行ってみたいという思いに駆り立てられる。親子で楽しめるアトラクションは、さらにもうひとつあった。「各県のブース」+「NEXCO東日本ブース」+「レイクタウンサービスエリア」をゲーム感覚で回って楽しむ「レイクタウンドライブ」だ。すべてのスタンプを集めると、特製ステッカーがもらえ、抽選でつながる5県の名産品やNEXCO東日本オリジナルステッカーをプレゼント。そのため、ゴールを目指す親子も多く、館内の各所に出没していたキャラクターと記念撮影をするなど、ほほましい光景も見ることができた。NEXCO東日本では、お得なキャンペーンを随時展開中だ。週末にお出かけしたい人にオススメなのが、ETC限定「北関・磐越ぐるっとパス」。通常料金よりもグンとお得な価格で楽しむことができる。5県をカバーした周遊エリアが乗り放題になる「周遊プラン(普通自動車:5,500円~)」と、周遊エリアに加え、首都圏方面の関越道、東北道、常磐道から往復の利用が可能な「首都圏発着プラン(普通自動車:7,000円~)」の2種類を用意。さらに、エリア内のレジャー施設や宿泊施設など、約100カ所のお得な優待特典も用意されている。7月17日まで実施されているので、これから出かける予定の人は、利用しない手はない。詳細は、5県ループのサイトをチェックしよう。これから夏に向けて祭りやイベントも目白押し。ますます5県から目が離せなくなることは間違いない。(OFFICE-SANGA 大野晴之)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日グランセナフットボールクラブ(新潟)は5月3日、ゴールデンウィークイベントとして親子を対象とした「親子deサッカー教室」を開催する。同時に5月3日から6日に「個人スキルアップ」「試合したい子集まれ!」「ブラジルテクニック」の3イベントも行う。同フットボールクラブの「親子deサッカー教室」は毎年恒例のイベントで、2012年は5月3日に開催。年中・年長・小1の親子2人1組で行う。この親子サッカーをきっかけにサッカーを始める人もいるという。当日は、親子でのボール遊びや親子サッカーゲームを行い、20~25組(総勢50名程度)のサッカー教室になる予定とのこと。屋根付フットサルコート(人工芝)で行うため、雨天でも開催となる。参加費は500円(1組)。教室終了後、希望の人にはクラブハウスでランチが用意される(お子様ランチ500円、大人日替りランチ700円)。また、同イベントのほか、5月3日から6日まで、小学1~4年を対象とした「個人スキルアップ」、当日集まった小学1~4年生までのメンバーでチームを作り、ゲームを行う「試合したい子集まれ!」、ブラジルのサッカーテクニックが学べる「ブラジルテクニック」の3つのイベントも同時開催する。申し込みは、グランセナフットボールクラブまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日「着物で古町」実行委員会は、かつて新潟に当たり前のようにあった「笑顔のある賑やかさ」「人と人の心のふれあい」をいま一度、地域に呼び戻すきっかけとすることを目的に、新潟の文化情報を発信するイベント「着物で古町」を、4月14日及び5月12日・13日に開催する。新潟市古町では街並み保全や地域の活性化・地域住民の交流を目的に、「古町どんどん」などさまざまなイベントが官公民を問わず実施されている。「着物で古町」は、今まで着物に親しみのない若い世代の地域参画のきっかけとして、また着物は持っているけど披露する場が少なかった年配の人にも、小さな子どもの晴れ姿を見る機会を増やし、その子どもにも親しみを得てもらうためにも、交流の場を提供する。実行委員会では当イベントが、新潟県を代表する催しとして認知度を上げていけるよう、また長く継続できるように取り組んでいくという。古町の活性化から新潟県全体の活性化へ、さらに、新潟県から全国・全世界へと発信していく新潟の象徴として、着実に成長させていきたいと語る。来場数は4万人以上を想定。当日は着物を所持しない人のために、着物のレンタルも行う。着物及び着付けを含めて3,000円で提供。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日8月27日(土)に新潟県長岡市で開催される音楽フェス「音楽と髭達 2011 -Message-」の追加出演者が発表された。「音楽と髭達 2011 -Message-」のチケット情報2008年まで新潟テレビ21で放送されていた音楽番組『音楽と髭』との連動で1998年より開催さている本イベント。今回出演が発表されたのは、韓国の4人組人気アイドルバンド、CNBLUE。これまでに発表されたT.M.Revolution、FUNKY MONKEY BABYS、三代目J Soul Brothers、NICO Touches the Walls、miwa、氣志團と合わせて計7組の出演者が決定した。また昨年の矢沢永吉に続いて、今年もシークレットアーティストの出演も予定。イベント当日の発表に注目が集まる。「音楽と髭達 2011 -Message-」は、8月27日(土)に新潟県長岡市・国営越後丘陵公園 野外特設ステージにて開催。チケットは発売中。タイムテーブルなど公演の詳細はオフィシャルサイトにて公開。
2011年08月16日厚労省の決定から厚生労働省が1月27日に、大雪に見舞われている新潟県の長岡市、小千谷市、十日町市、魚沼市に対して災害救助法を適用したことをうけ、保険各社による特別措置の発表が相次いでいる。まず第一生命では、災害による影響で保険料の払込みに困難が生じた場合、最長6か月の猶予期間を設けるほか、保険金や契約者貸付金についても、一部手続きを省略して迅速に取り扱うことを決定した。※画像はイメージひまわり生命の明確な基準また損保ジャパンひまわり生命では、第一生命と同様の処置を行うことを発表し、その基準を下記のように示した。特別措置適用の対象となる場合1.ご契約者様が災害救助法適用地域に居住し、被災された場合2.ご契約者様の勤務先が災害救助法適用地域にあり、給与の支払いが遅延または滞っている場合3.ご契約者様である会社が災害救助法適用地域にあり、事業の運営に支障をきたしている場合4.被保険者様が当該災害で死亡された場合保険各社とも素早い対応に終始し、28日までに判明している時点で、東京海上、損保ジャパン、朝日生命、マスミーチュアル生命、あいおい生命、オリックス生命などおよそ20社にも及ぶ生命保険会社が特別措置の発表をしている。
2011年02月01日