マーベルの人気キャラクターを二分する禁断の戦いを描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に新生スパイダーマンが登場することが発表され、全世界のファンの注目を集めている。予告編ではわずかしか登場しないスパイダーマンが劇中でどれほど活躍するのかは不明だが、実は製作前には「そもそもこの映画にスパイダーマンを登場させるべきか?」を巡ってスタッフの意見が分かれ、一時期、マーベル社内は“シビル・ウォー”状態になっていたという。その他の写真本作は、未曾有の危機を何度も救うも、その度に甚大な被害をもららせてしまったアベンジャーズを国際的な組織の管理下に置くプランが出たことから、メンバーの意見が対立。さらに世界的なテロリストの処遇も絡み、キャプテン・アメリカとアイアンマンが対立せざるをえない状況になってしまう。本作は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のアンソニー&ジョー・ルッソが監督を務めているが「僕らにとってスパイダーマンの登場は欠かせないことだった。これまでに作り上げたマーベルのストーリーを壊したいと思っていたからね。でもその展開にマーベル社内ではとても不評で、まさにマーベル内が真っ二つに分かれてシビル・ウォー状態になった」と振り返る。スパイダーマンは登場すべきか? しないべきか? この戦いを終結させたのは、マーベル映画のすべてを統括するケヴィン・ファイギだった。「僕らの考えを唯一支持してくれたのはケヴィン・ファイギだった。彼が僕らを支えてくれて本当に感謝しているよ。本作では普段のマーベル映画よりもシリアスな展開で描かれるから、そのためにもスパイダーマンが必要だった」最終的に、スパイダーマンはアイアンマンのチームに加わることになり、トム・ホランドがスパイダーマン=ピーター・パーカー役に決定したが、どのような経緯でチームに加わるのか? どんな活躍を見せるのか? スパイダーマンが“シリアスな展開”をどのように和ませてくれるのかはいまだに明らかになっていない。ちなみに監督によると「それぞれのチームに参加するのに強い動機があるキャラクターとないキャラクターがいる。だから強い動機がないヒーローが途中で寝返る可能性はあるかもしれない」そうで、映画は最後の最後まで油断できない展開になりそうだ。なお、日本語版ではキャプテン・アメリカを中村悠一が、アイアンマンを藤原啓治が演じ、『カードファイト!! ヴァンガードG』の綺場シオン役や『デジモンアドベンチャーtri.』の高石タケル役などを務めてきた榎木淳弥がスパイダーマンの声を演じる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月22日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作でモレッツは平凡な高校生キャシーを演じているが、キャシーは劇中で壮絶な旅を経験し「私がこれまでで演じた最も強いキャラクター」に成長していくという。その他の写真本作でモレッツが演じるキャシーは彼女曰く「かっこいいボーイフレンドもいないし、ほかの子より運動ができるわけでも、成績が良いわけでもない。ほかのティーンエイジャー同様、自分探しをしながら毎日を生きている、普通の子」だ。しかし、謎の地球外生命体“アザーズ”の侵略が始まり、弟とはなればなれになってしまった彼女は「自分は戦うのか、逃げるのかの選択に迫られることになる」という。そこでキャシーは弟がいる場所まで過酷な旅をするが、彼女はモレッツがこれまでいくつかの映画で演じてきたようなタフなキャラクターではない。「私はむしろ、過去に習ってきたことを全部忘れて、銃の使い方なんか知らないというふりをしなければいけなかったの。それは奇妙だったわ(笑)」。モレッツは6歳から女優として活動を始めたが、いつも「違うタイプの役柄に挑戦しつづけたいとも思っている」という。「私はアクションスターにも、恋愛映画専門女優にもなりたくない。どんなキャラクターにもなれる、真の役者でありたいの」。様々な武器を駆使して敵をブチのめしていく『キック・アス』のヒット・ガール、家でも学校でも孤独な『キャリー』の主人公、ベテラン女優を前に自信満々に振舞う『アクトレス~女たちの舞台~』の若手女優……モレッツは意図的に幅広い役どころを選びとっている。もちろん、役を得るのは簡単なことではない。「私にとって最大の武器は、仕事上の道徳だった。真剣にリサーチをして、演技を徹底的に練習して、アクセントの練習も積んで、キャラクターを奥深くまでとことん理解したら、アクターとしてほかの人より秀でているという理由で、オーディションで自分はその役を勝ち取れるはずだと私は信じてきたの。見た目はもちろん、ある種の役をもらうためには大事でしょう。だけど、演技ができなかったら、生き残ることはできないのよ」。本作でモレッツは、クラスメイトが気になる平凡な女の子の気持ちや、未曾有の恐怖におびえる表情、極限状態をサバイバルする人間の姿など様々な面を見せており、彼女の演技に対する真摯な姿勢を垣間見ることができる。「愛、家族、臆病者、逃避、そういうあらゆることにもまれながら、キャシーはとても強いキャラクターになっていくのよ。この映画は、人間とは本質的にどういうものなのか、どうして私たちは感情を目の当たりにするのか、あるいは内に抱えるのかなど、私たちが時々考える疑問を語るものだと思うわ」『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月22日1996年に公開された『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の新たな画像が公開になった。未曾有の危機に立ち向かうべく、人々に団結を呼びかけるポスターで、劇中では人類が一致団結して、宇宙から侵略者に立ち向かう。その他の写真『インデペンデンス・デイ』は、宇宙からやってきたエイリアンたちを相手に、人類が団結して戦う姿を壮大なスケールで描いた超大作。新作は、前作から20年後を舞台で、前作のラストで人類が勝利をおさめた後、世界中のリーダーが集結して世界平和協定を締結し、侵略者を打ち破った立役者であるデイビッド・レヴィンソン(ジェフ・ゴールドブラム)を長官に据えた地球防衛軍(Earth Space Defence:ESD)を結成している。このほど公開になった画像は、そのESDの宣伝ポスター。彼らは前回の“侵略”での知見やそこで得たテクノロジーを活かして強固な防衛システムを構築するが、再びやってきた侵略者は人類の想定をはるかに超える大きさ、規模、破壊力で、人類は再び、故郷を守るために戦う。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年04月22日夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした新作映画の正式タイトルが『デスノート Light up the NEW world』に決定し、ポスタービジュアルが公開になった。主人公たちの背後に浮かび上がる死神・リュークの影は、デジタルドットで描かれており、10年前から超速度で進化し続けるネット社会での“デスノート”を象徴しているという。その他の画像舞台は、デスノートを使って凶悪犯を次々と粛清し、理想の世界を創ろうとしたキラこと夜神月(藤原竜也)と、命をかけてそれを食い止めたL(松山ケンイチ)との対決から10年後の世界。死神によって新たにばらまかれた6冊のデスノートを巡って、デスノート対策本部の捜査官・三島(東出昌大)、Lの遺伝子を引き継ぐ探偵・竜崎(池松壮亮)、そしてキラを崇拝するサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)による三つ巴の戦いが描かれる。ポスタービジュアルには、夜神月とLの姿も描かれているが、ふたりを象徴するカラーだった“黒”と“白”は、新作では使われた方が逆になっている。タイトルのLight up=照らし出される新世界とは一体何なのか? “ネット社会でのデスノート”とは何か? 彼らの足元に置かれた6冊のデスノートを手にするのは誰なのか? 想像のふくらむ構図になっている。『デスノート Light up the NEW world』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年04月22日池松壮亮と菅田将暉が出演する映画『セトウツミ』の予告編映像と新ポスターが公開になった。本作は、ふたりが演じる関西の高校生・内海と瀬戸が、ただひたすら喋っている放課後を描いたちょっと変わった青春映画で、予告映像には中条あやみ演じるヒロインも登場し、三角関係を伺わせる会話も展開される。『セトウツミ』/喋るだけの予告編原作は此元和津也の同名マンガ。『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣監督がメガホンを執り、クールなインテリメガネ“内海”と、ちょっとおバカなツンツン頭の“瀬戸”という高校生ふたりの、ケンカもない、部活もしない、壁ドンもない“青春”が描かれる。新ポスターは、原作の舞台で、映画の撮影を行った大阪府堺市の河原にふたりが立っている構図で、内海がボケで、瀬戸がツッコミと書かれている。予告編映像は、ふたりが進学、気になる女の子、部活について喋っているが、会話の間やテンポなど、漫才のネタのような話の流れにニヤリとしてしまう内容になっている。『セトウツミ』7月2日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
2016年04月22日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の予告編映像が公開になった。ミア・ワシコウスカ演じるアリス、ジョニー・デップ演じるマッドハッターらおなじみのキャラクターが登場し、新たな冒険を繰り広げる作品で、予告編ではアッと驚くシーンが次々に登場する。『アリス・イン・ワンダーランド』/新作の予告編本作は、ルイス・キャロルの名作小説のキャラクターと世界観を実写映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品だ。映像の冒頭でアリスは青く美しい蝶に誘われ、鏡のこちら側から“向こう側”へと足を踏み入れる。そこは彼女はかつて冒険を繰り広げた不思議の国の入り口で、アリスはマッドハッターが危機を迎えていることを知らされる。映像では空に突如現れたドアからアリスがまっさかさまに落ちていく豪快な場面や、アリスが白の女王らが守る中で時計を覗き込み、その先に広がる歯車が動く空間に足を踏み入れる場面、時をつかさどる“タイム”に出会う場面などが登場。マッドハッターを救うために時間を“さかのぼる”アリスの冒険が個性的なキャラクターの登場シーンと共に描かれる。前作同様、アリスの衣装や、劇中に登場する小道具、背景、キャラクターの造形にたっぷりと時間がかけられているようで、映像を何度か繰り返し観ると新たな発見がある内容になっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年04月22日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。そこで、カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行い、観客の心をとらえて離さない『ズートピア』の物語の“核心”に迫った。『ズートピア』/動画本作は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語だ。ディズニーでは、“ストーリー”と“キャラクター”が最も重視され、観客を魅了するものが満足できるまで何度も何度もアイデアが出され、脚本が書き直される。スタッフはまず、アフリカのケニアなどに出向き、動物の生態について学んだが、いくつかのシーンでは実際の動物の生態と“正反対”のキャラクターを登場させた。共同監督と脚本を手がけたジャレド・ブッシュはその理由を「観客に“先入観”や“偏見”を持つのは良くないと伝えたかったから」と説明する。「サファリに行って『人間にとって最も危険な動物は何だと思いますか?』と質問すると、多くの人がライオンと答えますが、実は最も危険なのは水牛とカバなんです。でも多くの人は、ライオンの鋭い牙を見て『あの動物が最も恐ろしい!』と思ってしまいます」当初、本作の主人公はキツネで、肉食動物である彼が改心していくドラマが描かれる予定だったが、夢を追う前向きなウサギのジュディが、正反対の性格のキツネとコンビを組んで行動する中で、自分の中にある“偏見”や“先入観”に気づき、変化していくドラマに書き換えられた。監督を務めたリッチ・ムーアは「かつて僕が学んだことで、ジュディも学ぶことだけど、世界をより良い場所にするための最良の方法は、自分自身を見つめることなんだ」と言い、同じく監督のバイロン・ハワードは「彼女はずっと同じではない。変化し、進化し、間違いを犯して、もっと完全なものになるんだ」という。観客はこの映画を楽しみながら、同時に私たちがいかに“偏見”や“先入観”を無意識的に持っていて、それに囚われているかに気づくだろう。ブッシュは「最初から“偏見”についての映画を作ろうとしていたわけではない」と語るも、「動物について調査し、物語づくりをする中で、昔ながらの偏見や差別ではなく、現代の“偏見”が描けると思うようになった」と説明する。言うまでもなく『ズートピア』は楽しく、最後の最後までワクワクできる。しかし同時に、映画を観終わった後に思わず胸に残るような、じっくりと考えさせられるようなテーマも描かれているのだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月21日ブルース・ダーン、アンソニー・マイケル・ホール、ショーン・アスティンらが、シェイクスピアの『The Lear』に出演することがわかった。シェイクスピアの『リア王』を現代に置き換え、コメディとして映画化するものだ。監督、脚本は、カール・ベッサイ。撮影はロサンゼルスで行われる。その他の情報ダーンが演じる主人公は、建築家として成功したダヴェンポート・リア。4人の子供とうまくいっていないリアは、引退を前にし、パーソナルアシスタントと再婚すると発表する。欲と嫉妬にまみれた子供たちは、自分の得になるようにと、さまざまな策略を練り始める。ダーンの最新作は、クエンティン・タランティーノの『ヘイトフル・エイト』。最近はインディーズ映画『Borderland』『American Dresser』などを撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年04月21日人気漫画家・福満しげゆきの代表作を実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』の完成ヒーロー(披露)上映会が4月20日に、東京・新宿バルト9で行われ、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、豊島圭介監督が登壇。配給を手がける東映の“ヒーロー”である仮面ライダーのサプライズ登場もあり、東出は「スゴっ!」と興奮しきりだった。完成ヒーロー上映会その他の写真うだつの上がらないフリーター(東出)が、驚きの身体能力を誇るニート(窪田)、情報収集力が抜群の女子高生(小松)、夜な夜なカナヅチで悪を退治するサラリーマン(片岡)という個性豊かな面々と意気投合し、街にあふれる小さな悪を成敗する自警団を結成。やがて、街の“ヒーロー”になるが…。本作で初のコメディ演技に挑んだ東出は、「緊張感はありつつ、誰一人怒ったり、怒鳴ったりしていない現場。楽しい雰囲気が、作品にも出ていると思う」と振り返り、「窪田くんはアイスの差し入れに『ウェ~イ』と喜んでいたし、菜奈ちゃんはダジャレを言わせたら天才的」と共演者の意外な素顔を披露。窪田は「登場人物はみんなマニアックで変態ですが(笑)、遊び心もありエンターテインメントがたっぷりな作品」と見どころをアピールした。原作との出会いから約5年の構想期間を経て、映画化にこじつけた豊島監督は、「当初はこんな素晴らしいキャストで映画化できるなんて思ってもいなかった。あえてバランスは考えず、好きなものを詰め込んだ作品なので、いろんな角度で楽しんでもらえれば。キャストの皆さんのイメージとは違う面を描くことを念頭に置いた」と話した。『ヒーローマニア-生活-』5月7日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月20日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)から公開になる。本作には、ウサギやキツネ、キリン、ゾウなど様々な動物が登場するが、製作陣は徹底的にリサーチを重ね、新技術を開発し、観客がスクリーンの中でキャラクターが本当に存在して、そこで暮らしていると思えるまで試行錯誤を繰り返した。夢が叶う街“ズートピア”で暮らす動物たちは、どのようにして生まれたのか? カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで取材を行った。『ズートピア』/動画『ズートピア』は、一人前の警官になることを夢見るウサギのジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアの運命を左右する大事件の解明に挑む物語で、劇中には64種類の動物が登場。それらは同じ種でも異なるデザインで、実世界と同じ大きさで登場する。本作でヘッド・オブ・キャラクターを務めたデイヴ・コモロフスキは「キリンの高さに届くためには、97匹のネズミを重ねないといけないんだ。これは、すごくたくさんの問題を提供することになった。キリンはどうやってドアを通り、車を運転するのか。ネズミはどうするのか?そういうこと全部を僕たちは考えないといけなかった」と振り返る。大小さまざまな動物たちが共に暮らすズートピアの景色は圧巻だが、プロデューサーのクラーク・スペンサーによると、スタッフが解決するのに最も時間と労力をかけたのは“サイズ”や“個性”ではなく、動物たちの“毛の表現”だったそうだ。「今作に登場する64種類の動物すべての毛を顕微鏡で研究した。北極グマの毛は、実は白じゃなくて透明なんだ。それに光が通過すると白く見えるんだ!」そこでスタッフは8か月をかけて光線がそれぞれの毛の繊維を通過するところを完璧に表現できるプログラムを考案。透明な毛を“白”でごまかさずに“透明”に描いた。キャラクター・ルック・ディベロップメンント・スーパーバイザーを務めたミシェル・ロビンソンは「光が跳ね返れば跳ね返るほど、処理に時間がかかり、予算もかかるのよ。でも、それだけの値打ちがあると感じたの。ネズミは、エルサと同じくらいの毛の量(約40万本)が頭にのっかっているのよ。キリンは、約900万本の毛が体にあるの。それはスタジオの新記録だったわ」と笑みを見せる。興味深いのは、キャラクター、プロデューサーなど職種は違えど、多くのスタッフが、“ハート”というフレーズを使うことだ。単にキレイで、可愛くて、凝ったCGではなく、スクリーンの中に本当に存在しているような、もふもふとした毛に触れたくなるような、小さな動物と同じ目線までしゃがみこんで話しかけたくような“ハート”のあるキャラクター。それこそが彼らのゴールで、そのためにスタッフは何年もかけて難題に挑んだようだ。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月20日今夏に公開になる『劇場版アイカツスターズ!』のポスタービジュアルと、第1弾前売購入者プレゼントの詳細が発表になった。前売券は今月29日(祝・金)に発売され、特典として“アイカツ!カード”が、さらに先着購入者特典として“アイカツスターズ!×アイカツ!特製Wミニポスター”がプレゼントされる。その他の画像現在、放送中のTVアニメ『アイカツスターズ!』は、アイドルたちが活躍する“アイカツ!”の世界で、新人アイドル・虹野ゆめと、親友の桜庭ローラが、切磋琢磨しながらトップを目指して奮闘する姿を描くサクセスストーリー。映画は、イベントに出演するため南の島に旅立ったゆめたちが、その島に眠ると言われる“伝説のドレス”をめぐる新たな物語を繰り広げる。このほど公開になったポスタービジュアルは、そんな南の島を思わせるトロピカルなデザインになっている。4月29日(祝・金)から発売される前売券は、全国共通券と、ムビチケとコラボしたアイカツ!カードとしても使用できるムビチケ×アイカツ!カードの2種類。前作のムビチケ×アイカツ!カードは、大好評で各劇場で売り切れが相次いだため、今回も人気を集めそうだ。前売特典のアイカツ!カードは、2種類のいずれかがプレゼントされる(各3万枚限定)。なお、TVアニメ『アイカツスターズ!』に連動したゲーム筐体・データカードダス アイカツスターズ!は、5月19日(木)より順次稼働予定で、今回の前売り特典が、新筐体に対応したカードを最速で手に入れるチャンスになっている。先着購入者特典の特製Wミニポスター(A4サイズ)は、片面に主人公ゆめの描き下ろしイラストが、もう片面は『アイカツ!』キャラクター総勢27名のアイドルたちが描かれたデザインになっている。『劇場版アイカツスターズ!』同時上映『アイカツ!~ねらわれた魔法のアイカツ!カード~』8月13日(土)ロードショー
2016年04月20日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる前に本作のモニター試写会が行われたが、鑑賞者の97パーセントが宇宙からの侵略者が人類に仕掛ける最終手段“フィフス・ウェイブ”の正体を観賞中に予想することができなかった。『フィフス・ウェイブ』/その他の画像本作は、謎の地球外生命体“アザーズ”の侵略を受けた地球を舞台に、はなればなれになってしまった弟に再会するべく決死の旅を続ける平凡な女性キャシーのドラマを描くアクション大作だが、劇中ではアザーズが人類に仕掛ける攻撃が“第一の波”、“第二の波”と段階を踏んで描かれる。彼らは巨大な宇宙船で地球に乗り付けて一気に攻撃を仕掛けるのではなく、電磁波やウィルスなどを駆使して人類にダメージを与えていき、最後に“第五の波=フィフス・ウェイブ”を用意している。しかし、観客はこの正体はなかなか見抜けなかったようで「予想もしない結末がすごい」「「ラストまでいろんな展開を想像してしまった」「これが“第5の波”なのか?と予想して観ていたら、想像以上の展開だった。いい意味で予想外だった」などの声が集まった。また、アザーズが人間と同じ姿で地球に降り立ち攻撃を仕掛けてくる設定を評価するモニターが多く「敵か味方か分からないドキドキ感がたまらない」「誰がアザーズか想像してワクワクした」などの声が多く寄せられたようだ。もちろん“第五の波”の正体は映画の結末に突然登場することはなく、物語のいくつかの場面で“ヒント”が提示される。アザーズの仕掛ける“第五の波”とは一体、どんな内容なのか? 予想しながら観賞すると、より映画を楽しめそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月20日現在、開催中の第6回北京映画祭で、2011年にこの世を去った森田芳光監督の特集が行われる。劇場デビュー作『の・ようなもの』や遺作『僕達急行 A列車で行こう』など7作品が上映され、プロデューサーとして森田作品に携わってきた三沢和子氏が現地でトークを行う。その他の情報森田監督は、1978年に現在のPFFの前進にあたる“第2回自主製作映画展”に『ライブイン茅ヶ崎』が入選して注目を集め、1981年に劇場デビュー。その後は文芸大作やコメディ、ミステリーなど幅広いジャンルの作品を発表した。今回、北京で行われる特集では『の・ようなもの』『家族ゲーム』『それから』『(ハル)』『失楽園』『阿修羅のごとく』『僕達急行 A列車で行こう』の7作品と、森田監督がこの世を去った後に監督に縁のあるスタッフ・キャストが集結して製作された『の・ようなもの のようなもの』が上映される。
2016年04月20日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後を描く新作映画『ファインディング・ドリー』の最新予告編が公開になった。最新予告編『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、本作はタイトル通り、ニモの親友で忘れんぼうのドリーが主人公だ。このほど公開になった予告編の舞台は、『…ニモ』から1年後の海。何でもすぐ忘れてしまうドリーは、ずっと忘れないでいた家族に会うために冒険に出ることを決意。マーリンとニモもドリーに協力する。映像にはウミガメのクラッシュと子どもたちや、タコのハンク、ジンベイザメのディスティニーらが登場。ドリーの秘密は“人間の世界”に隠されているそうで、映像には水族館やそこで働く人々が登場し、ドリーやニモたちの冒険をさらにスリリングなものにしている。本作には『…ニモ』のスタッフが再集結して製作にあたっているが、ピクサーの映画作りは前作からこれまでの間に進化を遂げており、キャラクター表現、海底の光や水の動きは格段にレベルアップし、物語の舞台もさらに幅が広がっているようで、このほど公開になった映像も短い時間ながら何度も繰り返し観て細部まで楽しみたくなる内容になっている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年04月20日マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンがダブル主演を果たした海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』のブルーレイ&DVDが本日より発売される。先ごろ行われたイッキ見試写会では91点の高い満足度を獲得しており、来場した映画ファンからは「映画好きにおススメしたい」との声が多く寄せられた。予告編動画本作は、ルイジアナの田舎町で発生した殺人事件を中心に、ふたりの刑事の17年間にも渡る葛藤や友情のドラマを描いた全8話完結のクライム・サスペンス。マコノヒーが元・麻薬潜入捜査官で心に闇を抱えるラスト刑事を、ハレルソンがラストとは真逆の社交的な性格のマーティン刑事を演じる。全8話をひとりの脚本家、ひとりの監督が担当し、その一貫した世界観やこだわり抜かれた映像美、緻密なストーリー構成が放映中から好評を得ていたドラマだが、観客も「ハードで密度の高い内容」「長い時間だったが脚本の良さからか全く飽きなかった」「描かれている世界がキレイで、一瞬も見逃したくなかった」と絶賛。特に「映画好きな人におススメしたい」といった声が多く、「海外ドラマというより8時間の映画という感じ」「映画並みの作りこまれた映像・ストーリーと俳優の演技」「脚本も映像も日本のドラマには出来ないレベルなので、どんどん引き込まれること間違いなし!」と理由を語っている。さらに昨日より、コリン・ファレル、ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムズ、テイラー・キッチュら豪華キャストが共演する『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』の予告編が公開されている。世界観はそのままに、舞台とキャストは一新されており、どのようなドラマが展開するのか期待が高まる。『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈ファースト・シーズン〉』ブルーレイ&DVD 発売中コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ〈セカンド・シーズン〉』5月18日(水)発売コンプリート・ボックスBlu-ray(4枚組/全8話):11300円+税コンプリート・ボックスDVD(5枚組/全8話):9400円+税発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(c)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of Home Box Office,Inc. Distributed by Warner Bros. Home Entertainment Inc.
2016年04月20日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の追加キャストが発表になり、吉川晃司が28人殺しの凶悪犯、貝沼清孝を演じることが明らかになった。その他の情報映画は、被害者の脳の記憶を映像化する“MRIスキャナー”を駆使して脳内捜査を行う警察庁の特別機関“第九”が、迷宮入り事件を解決していくミステリー。『るろうに剣心』で鵜堂刃衛役を演じた吉川を起用した理由について大友監督は、「唯一無二の存在。それが吉川晃司を語る、それこそ唯一無二の表現であるように思います」といい、「原作の貝沼像以上に、作品の通奏低音を作り出す。この映画の世界観を決定付けるそんな存在を求めて、『るろうに剣心』でもご一緒した吉川さんに辿りつきました」とコメント。貝沼という人物は、第九が最大の闇として封印しているある事件と関連性があり、さらに生田演じる薪とは因縁もあるという。大友監督は「人の魂を鷲掴みにし、揺さぶり、その人の人生を大きく変えてしまう貝沼という男を吉川晃司がどのように演じたのか。この映画の、間違いなく大きな見所の一つです」と話す。このほど公開になった場面写真では、貝沼の表情をうかがい知ることはできないが、なにやら不穏な雰囲気を漂わせており、吉川が重要な役どころをどのように演じるのか、期待が高まるカットになっている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月20日ウィレム・デフォーがDCコミックのスーパーヒーローを集めた『ジャスティス・リーグ パート1(原題)』に出演することがわかった。役柄は明らかにされていないが、良い人の役らしい。その他の情報デフォーはマーベルコミックの映画化「スパイダーマン」で、悪役のグリーン・ゴブリンを演じている。『ジャスティス・リーグ』には、ベン・アフレック、ヘンリー・カビル、ガル・ガドット、エズラ・ミラー、アンバー・ハード、J・K・シモンズなどの出演が決まっている。監督はザック・スナイダー。パート1は2017年11月、パート2は2019年に北米公開される。デフォーの最近作には、『きっと、星のせいじゃない。』『ジョン・ウィック』などがある。次回公開作はマット・デイモンと共演するチャン・イーモウ監督作『The Great Wall』。文:猿渡由紀
2016年04月20日TOHOシネマズの映画館の上映時間検索やチケット購入ができる“TOHOシネマズアプリ”がリリースされた。無料でダウンロード可能で、6月30日(木)まで最大400円割引クーポンがアプリ内で提供される。その他の画像“TOHOシネマズアプリ”では、よく利用する映画館をあらかじめ登録しておくことで、その映画館の上映スケジュールを優先的に表示し、簡単に座席指定券を購入することができる。また、毎月14日に発行されるTOHOシネマズマガジンをアプリ内で読むことができるほか、作品のおすすめ機能や、着せ替え機能なども用意されている。利用料は無料で、最大400円割引クーポンは6月30日(木)までアプリ内で提供される。
2016年04月20日フリーアナウンサーの徳光和夫が4月19日に、都内で行われた感動のボクシング映画『サウスポー』のPRイベントに出席。同作公開をきっかけに誕生した日本感動協会のチェアマンに就任し、「感動の涙を流すことは素晴らしいこと。被災地の皆さんにもご覧いただき、支えになれば」と九州をはじめ、全国各地での試写会開催に意欲を燃やした。その他の写真失意のボクサーが再起をかけて奮闘する、ジェイク・ギレンホール主演作。自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いた。自身もボクサーだった経歴を持つアントワーン・フークア(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が監督を務め、『スポットライト 世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムス、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカーらが共演する。「これだけ涙腺が刺激されるのは久しぶり。監督の手腕や現場の結束はもちろん、主演の役者さんが体型も含めて、ボクサーになりきっていますね。単なるサクセスストーリーではなく、感動がボディブローのように効いてくる」と賛辞を惜しまない徳光。局アナ時代から、多くのスポーツ選手と親交があり、「一度、頂点から転げ落ちると、どんなに強くてもなかなか復活できない。そんな選手の姿を何人も見ているから、いろんな人物の顔が浮かんだ。だからこそ、新たな一歩を踏み出す姿が感動的」と熱っぽく語った。イベントには女子プロボクサーの高野人母美が駆けつけ、「まるで本物の試合と同じ雰囲気。練習方法やリング上での動きなど、実践できるものもたくさんある」と本作のリアリティに感心しきり。選手としての信条は「口でウソはつけても、体はウソをつかない」だといい、これには徳光も「僕なんて『行き当たりばったり』だからね…」とプロ選手のストイックさに敬意を示していた。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月19日王国の覇権争いを壮大なスケールで描くHBO製作の人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最新章『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』の日米完全同時放送を記念し4月19日に、アリア・スターク役を演じるイギリス出身の女優メイジー・ウィリアムズが初来日会見を行った。その他の写真世界193カ国で放送され、昨年のエミー賞では歴代最多の12部門受賞の快挙を成し遂げた『ゲーム・オブ・スローンズ』の最新シリーズ。本作でデビューを飾り、第1章から孤独な旅を続ける王家の三子アリア・スタークを演じるウィリアムズは、「今回がシリーズ史上最も強力。アリアも今まで以上に活躍するので期待して」と会場に駆けつけたファンと報道陣にアピールした。第6章では、アリアが復讐の報いとして盲目になってしまう設定で、「とてもナーバスになったし、実際にコンタクトをつけての殺陣は、とてもハードだった。その分、チャレンジしがいもあって、最後は演技を楽しむことができた」とシリーズで培った女優魂を発揮。「14歳でデビューし、今月19歳になったばかり。シリーズとともに成長したし、いろんなことを学ぶ場にもなった。共演者とは家族のように結束している」と強い思い入れを語った。全世界が注目する中、オバマ米大統領が一足先に第6章の第1話を視聴したという報道については、「こんな不公平はないわ(笑)。私は出演しているのに、まだ見せてもらったないんだから」と可愛らしく苦言を呈する場面も。「休日は家族と過ごしたり、飼ったばかりの子犬と散歩するのが楽しいの」と19歳らしい素顔ものぞかせた。会見にはピン芸人のじゅんいちダビッドソンが駆けつけ、お得意のサッカー日本代表・本田圭佑の物まねや、海外ドラマにまつわる“あるある”を披露。ウィリアムズは「意味はよく理解できないけど、とても面白いわ。楽しい雰囲気が伝わるの」とR-1チャンピオンの芸に大喜びだった。『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』(全10話)スターチャンネルにて4月25日(月)スタート毎週月曜午前10時より日米同時放送同日午後10時より再放送取材・文・写真:内田 涼
2016年04月19日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSFサバイバル大作『フィフス・ウェイブ』のPRイベントが4月19日に、都内で行われ、タレントの藤田ニコル、オーストラリア出身の女装パフォーマーで“ビアちゃん”ことレディビアードが出席した。『フィフス・ウェイブ』/その他の画像地球外生命体“アザーズ”の攻撃を受け壊滅状態となった地球を舞台に、人間の姿に成りすました彼らと人類が壮絶な最終決戦を繰り広げる。英国出身の新鋭J・ブレイクソン監督がメガホンをとる。主演を務めるクロエ・グレース・モレッツと同世代で、この春高校を卒業したばかりの藤田は、セーラー服で登場し「コスプレですが、まだイケます!」とドヤ顔。モレッツの顔が「めっちゃ好き」だといい、「クロエちゃんになれるものなら、なってみたい」と憧れのまなざしだった。一方、レディビアードは「ラブストーリーに胸キュンする」とマッチョな容姿に似合わない“女子目線”で作品をアピールした。イベントでは、“アザーズ”が人間の姿になりすまし、地球に紛れ込んでいる設定にちなんで、目隠しをした藤田が、レディビアードを含めた3人の女性のうち、本物の女子高生を見つけ出すゲームに挑戦。しかし、残る2人の女性も見た目は女子高生ながら、実年齢は12歳、27歳というオチで、匂いを嗅いだり、ボディタッチしたりと真剣にゲームに取り組んだ藤田は、「ひどくないですかあ?」と愚痴をこぼしていた。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月19日『ジュラシック・ワールド2(仮題)』の監督に、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』のJ・A・バヨナが決まった。その他の情報『ジュラシック・ワールド』を監督したコリン・トレボロウは、1作目の公開時から、続編の監督をするつもりはないという姿勢を示していた。トレボロウは、プロデューサーと脚本家として続編に関わる。1作目に主演したクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードも続投する予定だ。北米公開予定は2018年6月22日。昨年公開された『ジュラシック・ワールド』は、全世界で16億ドルを売り上げ、史上4番目のヒット作となった。トレボロウは、次に『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』を監督することが決まっている。文:猿渡由紀
2016年04月19日先週、全米で公開され、興行ランキングで首位になった超大作『ジャングル・ブック』が8月11日(木)から日本で公開されることが決定した。ジャングルの動物たちに育てられた少年モーグリの大冒険と、彼に待ち受ける運命を描いた作品だ。その他の情報本作の主人公モーグリは、ジャングルに取り残され、黒ヒョウやオオカミに育てられた。彼は厳しい自然を生き抜く知恵を身につけて成長するが、人間への復讐に燃えるトラのシア・カーンは、モーグリをジャングルの“脅威”だと言う。映画は、モーグリとジャングルの動物たちのドラマを最新の映像テクノロジーを駆使して描く。『アイアンマン』のジョン・ファヴローが監督を、12歳の新人ニール・セディが主演を務め、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、ルピタ・ニョンゴ、クリストファー・ウォーケン、スカーレット・ヨハンソンが動物の声を演じる。映画は今月15日(現地時間)に全米で公開され、3日間で興行収入約111億8520万円を記録。全世界49地域でも公開されすでに約314億超の興収を叩き出している。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年04月19日共演は今回で4度目。24歳での初共演以来、プライベートでも親交の深い伊藤英明は、山下智久にとって「頼れる兄貴」。映画『テラフォーマーズ』への出演オファーを受け、山下は「主演が英明さんと聞いて、すぐに『ぜひ参加したい!』と思った」と明かす。その他の写真伊藤は共演者として俳優・山下智久の成長をつぶさに見てきたといえるが「印象は、最初に会った時から全く変わらない。口数は少ないけど熱くて、ストイックで男らしい。礼儀正しいし、家族をすごく大切にする優しい男なんですよ」と俳優として、人間として最大限の称賛を送る。これまでの共演と違ったのは、メガホンを握るのが、山下にとっては初体験となる三池崇史監督であり、累計発行部数1500万部を超える大人気漫画の映画化であるということ。ふたりの“共闘”は物語の上での大きな見せ場だが、この挑戦にはどう向き合ったのか?昆虫の特性・能力をミックスされて火星に送り込まれた15人の乗組員が、火星で恐るべき進化を遂げた“あの”害虫を駆除すべく戦うさまを描くアクション・エンターテインメント大作。当然、戦いのシーンが重要になる。総重量20キロを超えるスーツに昆虫への“変異”の特殊メイクをまとい、アクションする。ただ激しく動けばいいだけなら、伊藤も山下も身体能力、パワー共に問題ない。難しいのは後から加わるCGを想定して、緻密な計算の下で、相手がいない状態でアクションをしないといけないという点。伊藤は「ひとつのシーンでも、最初にゆっくりと合わせて、それから僕がエアーでやる、次はCG用のテラフォーマーの動きを撮るためにもう1回……と最低でも3~4回は繰り返す。制約の中で緻密に計算して作っていかないといけない難しさがあった」と明かす。山下が演じた仁は、キックボクサーでバッタの特性を埋め込まれた男ということで、キックが特徴。「下半身のアクションはほぼCGで、上半身と下半身の動きを合わせるのは大変でした」と振り返るが、実際に完成したシーンを見て「クオリティに驚きました。想像していた何倍も素晴らしく、自分が自分じゃないような動きでした」と目を輝かせる。目指したのは「勢いとテンポのあるアトラクションのような映画」(伊藤)。「男はこういう映画にワクワクする――それを見て、女性は『男ってこういうのが好きなんだ』と“上から目線”で見て楽しんでほしいです」(山下)。『テラフォーマーズ』4月29日(金)より全国ロードショー取材・文:内田涼
2016年04月18日「ぴあ」調査による2016年4月15日、16日のぴあ映画初日満足度ランキングは、パレスチナの現状を庶民の視点から見つめた社会派ドラマ『オマールの壁』がトップに輝いた。2位に年齢や性別問わず愛されてきた人気シリーズ通算20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』、3位に国民的人気アニメのシリーズ第24作『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』が入った。その他の写真1位の『オマールの壁』は、イスラエル西岸地区に建設された分離壁をよじ登り、壁の向こう側に住む恋人に会いに行く青年を主人公に、パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を描いた作品。分離壁は、目的を“テロ対策”としながらも、実際はパレスチナ人の生活を分断し、大きな影響を与えてしまっており、出口調査ではこの現実に衝撃を受けた観客が多く「パレスチナの今の環境でしか作れない映画」「パレスチナ問題に詳しくないがこれから勉強してみたいと思った」「ショッキングな部分が多かった」「現実の問題を突きつけられ、あっという間で目を離せなかった」などの声が寄せられた。また、過酷な現実を描いた作品ながら「占領と恋愛の話が組み合わさり、心に訴えかけられた」「暗い中でも希望が持てるような内容」「人間として争うのではなく高めあうことが大切だと感じた」「見終わったあとにあたたかい気持ちになった」など、人間ドラマとして作品を高く評価する声も聞かれた。2位の『名探偵コナン…』と3位の『映画クレヨンしんちゃん…』は長寿シリーズで、毎年観ているというファンも多かったが、コナンは「思った以上の迫力」「黒の組織、公安、FBI三つ巴の戦いはスリリング」、しんちゃんは「親子愛や友情を面白おかしくもきちんと描いているのがいい」「母の愛が描かれていた」と好評。どちらの作品も、シリーズを観続けているファンが満足できる仕上がりになっているようだ。(本ランキングは、4/15(金)、16(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年04月18日1995年のヒット映画『ジュマンジ』が、ドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハートでリメイクされることになりそうだ。ジョンソンとハートは、今、ハリウッドで最も多忙な俳優で、スケジュールの調整が問題だが、実現の方向で進んでいるという。その他の情報ジョンソンとハートは、この夏北米公開されるアクションコメディ『Central Intelligence』でも共演している。先日のMTVムービー・アワードでもふたりは共同ホストを務め、好評を買っている。オリジナルの『ジュマンジ』には、ロビン・ウィリアムズ、キルスティン・ダンスト、ジョナサン・ハイド、ボニー・ハントらが出演。ジョー・ジョンストンが監督し、全世界で2億6200万ドルを売り上げた。リメイク版の監督は、ジェイク・カスダン。来年7月28日の北米公開が予定されている。文:猿渡由紀
2016年04月18日2016年4月16日、17日の全国映画動員ランキングは、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(全国348館)が初登場1位に輝き、『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』(全国333館)が初登場2位。3週連続1位だった『暗殺教室~卒業編~』(全国319館)は3位になった。その他の画像/動員ランキング『名探偵コナン』の劇場版最新作は、コナンの宿敵“黒ずくめの組織”との戦いを描くシリーズ第20弾。コナンたちが出会う記憶を失った謎の女の声を天海祐希が演じている。劇場には、10代から30代までの観客を中心に大勢の観客が足を運んでおり、公開初日は多くの劇場で満席の回が続出した。そのほか、本年度のアカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(全国116館)は初登場7位に入った。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』公開中
2016年04月18日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が来年公開されることが発表になった。2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台になる。その他の画像「重苦しい現実と対峙していかなければならない時代に、アニメーション映画がやるべきことは何か?自問自答していたある日、『自分の娘に観せたい映画を作ったらどうだ』と言われふっと天真爛漫な女の子とお父さんの物語が浮かんできました」という神山監督は「でもこれがなかなか一筋縄ではいかずどうしたら娘に観てもらえるかを考えながら奮闘する毎日でした。この物語は、あるミニマムな個人の想いに寄りそった『父と娘の物語』です」と説明。映画の詳細なストーリーは不明だが、主人公の森川ココネ、ロボットに変形するサイドカー“ハーツ”のデザイン画と、岡山県児島を描いた背景美術が公開になった。『猫の恩返し』の森川聡子がキャラクター原案を、コヤマシゲトが“ハーツ”のデザイン原案を、『東のエデン』の佐々木敦子が作画監督を担当。IGポートグループのシグナル・エムディが制作を手がける。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年 全国ロードショー
2016年04月18日『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』の初日舞台あいさつが4月16日に、東京・TOHOシネマズ日劇で行われ、ゲスト声優の安田顕(貫庭玉夢彦役)をはじめ、矢島晶子(しんのすけ役)、ならはしみき(みさえ役)、藤原啓治(ひろし役)、こおろぎさとみ(ひまわり役)、夢を食べる動物“バク”にちなみ、本人役でサプライズ出演している俳優の大和田獏が登壇した。劇団ひとりが高橋渉監督と共同脚本を手がけたシリーズ24作目。誰もが見たい夢を見られる世界で、しんのすけとカスカベ防衛隊は大喜びだったが、やがて謎の少女が出現し、人々を悪夢の世界に閉じ込めてしまう…。寝ても覚めても大暴れする、しんのすけの大冒険が始まる。安田は「家族の絆、仲間を思いやる気持ちを改めて気づかせてくれる作品。家族孝行ができて、感謝しています」。アフレコを振り返り「ディレクターさんから『納得いくまで、何度でもいいですよ』と言われ、鵜呑みにしたら何時間もかかってしまい『もう結構です』と言われてしまって・・・」と思わず苦笑。それだけに「やっぱり、アニメに命を吹き込む声優さんにすごい」と尊敬の念を示した。一方、大和田は「舞台あいさつに立つなんて、心臓がバクバク(笑)。本人役だから、逆にどう役作りしたらいいのか悩みました」とジョーク交じりにあいさつ。2年前に公開された『映画クレヨンしんちゃんガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』に兄の大和田伸也がゲスト出演した縁があり、「こっちは本人役だぞって自慢したら、うらやましそうにしていた」と明かした。なお、熊本地震で大きな被害が出ている九州エリアでは、11スクリーンで本作の封切りが延期されている。『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月16日人気シリーズ通算20作目となる『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』が4月16日に、全国348スクリーンで封切り。東宝によると、歴代ファンと思われる20、30代の男女をはじめ、ティーン層も劇場に詰めかけており、座席が売り切れる劇場も数多く出現しているという。なお、熊本県及び周辺エリアは、地震の影響を受け、封切りを予定していた11スクリーンが閉館となっている。初日舞台あいさつ/その他の写真東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは初日舞台挨拶が行われ、ゲスト声優を務める天海祐希、高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、池田秀一(赤井秀一役)、古谷徹(安室透役)が出席した。アニメ&劇場化20周年を迎え、高山は「皆さんのコナン愛に支えられて、今日という日を迎えられて、とてもうれしいです」とファンに感謝の意。コナン君に対しては、「いつも、お互いに無理をしているよね。これからも体に気をつけて、二人三脚で頑張っていこう」と熱い握手を交わしていた。レギュラー声優陣も「コナン君、大好き」(山崎)、「いつも迷惑ばかりでゴメンね」(小山)、「坊や、これからもがんばってくれたまえ」(池田)、「今後、事件は公安に任せて。タイトルは『名探偵アムロ』になるけど(笑)」(古谷)と20年間走り続けるコナン君に思いを伝えていた。また、コナンの宿敵である“黒ずくめの組織”のメンバーで、オッドアイ(左右の虹彩色が異なる瞳)を持つ“謎の女性”の声を演じた天海は、「ずっと見ていた作品なので、こうしてお声をかけていただき幸せです。皆さんとのお仕事は、私にとって大きな宝になりました」と感激しきり。コナン君と対面し、「あなたは若いままですが、私はずいぶん歳をとりました(笑)。これからも頑張って、ファンの皆さんを幸せにする素敵な存在でいてください」とエールを送った。『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月16日