木村拓哉が、2017年1月から放送開始する日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)で主演を務めることが発表された。共演には竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信ら、豪華な顔ぶれを揃え、病院を舞台としたヒューマンドラマを描く。医師として駆け出しの頃、病院を追われ、恋人を置いて単身アメリカに渡った外科医・沖田一光。技術を磨くためにひたすらオペ経験を重ね、知識を身につけて職人外科医となった。10年後、かつての恋人の父に請われて日本に戻ってきた。沖田が不在の10年の間に、元恋人は病院の後継者として沖田の幼馴染みでもある親友と結婚していた。その親友は、10年前、沖田を病院から追い出す画策をした張本人だった。ただ、沖田はそのことを知らない。そして、彼を待ち受けていたのは再会した元恋人、親友、そして一癖も二癖もある医師や看護師たち…。それでも、「たったひとつの命を救いたい」「かけがえのない人生を守りたい」その想いが沖田を突き動かす。そして、医師として、人間としての想いが、知らず知らずのうちに彼を病院内でうごめくさまざまな人たちの思惑、そして親友との対立に巻き込んでゆく。愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院で「愛しき人の命」「かけがえのない人生」を巡って繰り広げられるヒューマンラブストーリー。主人公の沖田を演じるのは、2013年放送「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」の3年ぶりにTBS日曜劇場に出演する木村拓哉さん。これまで数々の職業を演じてきた木村さんが、今回は心臓血管と小児外科が専門の職人外科医となる。沖田は、超一流の腕を持ちながらも決して華々しい“スーパードクター”ではなく、地道な努力を重ねる誠実な医師だ。舞台となる「壇上記念病院」の院長の娘・壇上深冬役には竹内さん。深冬は小児外科医で、沖田のかつての恋人。現在は脳外科医で副院長の夫・壮大と結婚し病院の経営を担っており、娘と3人幸せな生活を送っているが、昔の恋人である沖田が病院に現れたことで静かに動揺する。ほか主要キャストには、「世界一の外科医になりたい!」という野心を持ち、自分の才能にも過剰な自信を持つ壇上記念病院の心臓血管外科医・井川颯太役には松山さん。外科医をしのぐほどの知識を持つ一流オペナース・柴田由紀役には木村文乃さん。壇上記念病院の顧問弁護士で副院長の壮大とも浅からぬ関係にある榊原実梨役には菜々緒さん。明るく社交的ながら心の奥には屈折した思いを秘める心臓血管外科専門の医師・羽村圭吾役には及川さん。そして、壇上記念病院副院長で深冬の夫・壇上壮大役には浅野さん。脚本は、「僕の生きる道」シリーズ、連続テレビ小説「ファイト」など、命を描くヒューマンストーリーに定評のある橋部敦子。演出は日曜劇場「天皇の料理番」、「仰げば尊し」などの平川雄一朗。主演の木村拓哉さんは、「今回集うスタッフ、キャストと共にどれだけの『想い』を伝えることができるのか、決して逃げずに挑んでみたいと思います!」と意気込みをコメントしている。日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」は、2017年1月から毎週21時~TBS系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日年内で解散するSMAPの木村拓哉が、2017年1月スタートのTBS日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(毎週日曜21:00~)で主演を務め、外科医に挑むことが10日、明らかになった。共演には竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信らが集結する。本作は、愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院で「愛しき人の命」「かけがえのない人生」を巡って繰り広げられるヒューマンラブストーリー。木村拓哉が演じるのは、医師として駆け出しの頃、親友の思惑によって病院を追われ、恋人を置いて単身アメリカに渡った外科医・沖田一光だ。術を磨くためにひたすらオペ経験を重ね、卓越した腕を持つ"職人外科医"になった沖田は、恩師でありかつての恋人の父である東京の大病院・壇上記念病院院長の手術を任されることになり、10年ぶりに日本に戻る。沖田を待っていたのは、再会した元恋人、彼女と結婚した因縁の親友、一癖も二癖もある医師や看護師たち。そんな中、沖田は知らず知らずのうちに、病院内でうごめくさまざまな人たちの思惑、そして親友との対立に巻き込まれていく。壇上記念病院院長の娘で沖田のかつての恋人・壇上深冬を演じるのは、木村と13年ぶりの連続ドラマ共演となる竹内結子。壇上記念病院の心臓血管外科医・井川颯太役には、TBSで初めての連続ドラマ出演となる松山ケンイチ、外科医をしのぐほどの知識を持つ一流オペナース・柴田由紀役には木村文乃、壇上記念病院の顧問弁護士・榊原実梨には菜々緒が決定した。また、壇上記念病院の第一外科部長であり心臓血管外科専門の医師・羽村圭吾役を及川光博、壇上記念病院副院長で深冬の夫・壇上壮大役を浅野忠信が演じる。木村拓哉は「今回集うスタッフ、キャストと共にどれだけの『想い』を伝える事ができるのか、決して逃げずに挑んでみたいと思います!」と意気込んでいる。なお、松山、木村文乃、菜々緒、浅野は、木村拓哉とはドラマ初共演となる。脚本は、命を描くヒューマンストーリーに定評のある橋部敦子が務め、演出は日曜劇場『とんび』、日曜劇場『天皇の料理番』などの平川雄一朗。企画は植田博樹、プロデュースは瀬戸口克陽という布陣となっている。
2016年11月11日トラブル発生、親としてわが子にどう向き合うか 「間違ったらやり直せばいい」と、親が言えるか? の続きです。子どもがトラブルを起こしたとき、「『うちの子が何をどう思って、その行為をしたのか?』ということを親がきちんと理解していない限り、子どもは『やり直し』ができない」と木村先生は言う。では、そんなとき、親はどうしたら良いのだろうか?■大なり小なり、悪いことをするのが子ども―― 先生は、トラブルを起こした子どもに対処する際、「トラブル行為そのものを叱っても意味がない」とおっしゃっていますが、それはどうしてですか?木村先生(以下、木村):だって「自分が一番悪い」っていうのは、本人が知っているから。三歳児でも「人の物は、とったらあかん」ってわかるよ。とったらあかんってわかっているけれども、とる。「やったら、あかん」とわかっているのに、やってしまう。そうすると、大人は「やったらあかん!」って叱るでしょ。そうなると子どもは「大人の怒りからどうやって逃れるか?」しか考えないじゃないですか。―― たしかにそうですね。木村:そこに強者(親)と弱者(子ども)の関係が生まれる。でも、このときに親と子どもが対等な関係でおれたら、子どもは素直に、「なぜ自分は、それをしてしまったか?」を考えようとする。ここで必要なのは、「悪いことをわからせる」ということを「教える大人 VS 叱られる子ども」という図式にしないこと。これでは対等じゃないでしょ? 親が一方的に教えるだけだから。―― でも、親としては悪いことをした子どもを前に「なぜそれをしたのか考えてごらん」なんて言えるような心持ちには、とてもとても、なれません。木村:子どもは本来、叩いたり、蹴ったり、わめいたり、物を壊したりするものなんですよ。それが、本来の子どもの姿。そういう部分は、どの子にも大なり小なりあるんです。問題になる子とならない子の違いは、それがバレるかバレへんか、ただそれだけのことです。子どもは、いろいろな問題を経験しながら、だんだん大人になる。だから、そういうことを経験しないで大人になった子は、つまづくことが多いと思います。■「悪いこと」を封じ込めても、子どもは育たない―― 「悪いこと」を封じ込めるだけだと、大人になって爆発した時が怖い?木村:もちろん、もちろん。そういうこともあるし、むしろ「悪いことを隠せた」ということが、その子にとっては成功体験となってしまう。―― どういう意味ですか?木村:悪いことを隠すことができれば、「悪いことをしても、うまく隠せれば怒られないで済む」という成功体験になるじゃないですか。子どもは、というか人間は、成功体験を得たら、次に必ずまたそれを使います。そうなったら、「自分がやった悪いことを、いかにバレないで、この場を切り抜けるか?」ということばかりを考えるようになる。そうすると、「本来の自分を高めることができない」というところに、確実につながります。―― それは本当に怖いですね。木村:それを防ぐためには、親自身が「子どもがトラブルを起こすのは、当然あることだ」というスタートラインに立てていないと。今、そのスタートラインに立てている親は少ないですよね。なぜなら、子どもがトラブルを起こすと、親が困るから。 ■親は、「自分が困らないように」を中心に対処をする―― 親(自分)が困る。たしかに、本当にそれしか考えていないかもしれません(汗)。木村:それは親だけでなく、教員も一緒です。子どもにトラブルがあったら、教員が困る。困らないようにするにはどうしたらいいか。そこしか考えていないんです。親も教員も同じ。本当は「いちばん困っているのは子ども」やのに…。教員や親は「自分が困らないように」ということで、トラブルの対処をするでしょう? ―― それだけしか考えていませんね。木村:「とにかく謝りなさい!」と言って、「だって俺な…」なんて子どもが言い出そうものなら、「言い訳しない! まだ反省していないの!」と言う。―― 映画『みんなの学校』の中で、子どもたちがトラブルを起こしたとき、木村先生のところに相談に行く場面が出てきますが…木村:ベテラン教員に、こんなふうに聞かれたことがあります。「(ベテラン教員の)私には子どもは絶対に心を開かないのに、校長には1秒で心を開く。私と校長の違いは何や?」と。―― それ、私も聞きたいです!木村:子どもに対して自分、つまり大人が「対等な人間として存在しているか」ということです。その違いだけ。大人は、どうしても子どもより上の立場から物事を考えて「反省させないとあかん」と思ってしまうでしょ。そうなると、子どもは「悪いことをした。今から大人に怒られる」と心が委縮して、心を開くどころの話ではないんです。■一番困っているのは、その子自身―― 本当にそうですね。木村:でも私も、その考えにたどり着くまで、教員時代、失敗を山ほどしてきています。何度も何度も、何度も失敗して「子どもが困った状況」を、それはもうたくさん作ってきました。そこから私は学んだんです。言うてみれば、「やり直し」の人生ですよ。あのときに困らせてしまった子どもに対して、私は「ごめんね」しか言えない。けれども、少なくとも、その子が困ったことで、私がやり直しをさせてもらった。だから、自分が今、目の前にいる子どもには、そこから学んだことを持って関わろうと思う。ただ、それだけのこと。どんなに大きな悪さをしようと、いつも一番困っているのは、子ども。親でも先生でもない。そこを忘れたら、絶対にあかんと思います。■今回取材にご協力いただいた木村泰子先生の著書 『大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』 (木村泰子・著/小学館 本体1,500円+税)
2016年11月09日トラブル発生、親としてわが子にどう向き合うか の続きです。わが子がトラブルを起こしてしまった!トラブル=間違え。「人が生きていれば、必ず間違いは起こる。その時に素直に謝って、やり直せばいいやん」と、木村先生。けれども、「そんなこと、親として、とても言えない」という人が多いのではないだろうか。■「間違ったらやり直せばいい」と親が言えるか?「子どもには、たくさん失敗をさせてあげてください。今の子たちに欠けているのは、“失敗をする体験”です」。教育ライターとして取材を続ける中で、教育関係者の方からは、この手の話を耳にタコができるくらい聞いてきた。たしかに「失敗する体験」が子どもに必要なのは、よくわかる。何度となく記事にもしてきた。けれども、1人の母親としての自分自身に立ち戻ってみると「間違ったら、やり直せばいい」なんて、わが子に対してちっとも思えなかった。結果、「失敗しないように」と、ついつい子どもを管理してしまう。「頭ではわかっているけれど行動が伴っていない典型」のような子育てを、私はしていた。■常に新しいことが起こり続けている世の中そんな、いち母親としての私の心に、本気で響いた木村先生の言葉がある。今の社会はグローバル化によって急速に変化し続けています。常に新しいことが起こり続けているわけです。そうすれば、間違わないなんてことはありません。その時に間違ってはいけないなどと言うと非常に辛くなります。そうではなく、間違ったら素直にその間違いを認め、やり直す姿勢をつけることこそが大事なのです。そう考えたら、「先生、ここ間違っとったわ。ごめんな」と言って、やり直すことはとても大事なことだと思えませんか? それができれば、必ず教師を手本にして「ごめんなさい」と言い、その間違いから学べる子どもになっていきます。出典:『「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』(木村泰子・著/小学館)■木村先生が、大空小学校の「やり直し」第1号「みんなの学校」の映画の中で、木村先生は開校当時に問題を起こしていたある子どもに対して、「あの子さえいなければ」と感じたという告白をする。そんなこと、教育者たる人だったら普通は言えないだろう(実際、教育者でなくても、おおっぴらには言えない)。けれども、木村先生はこう言う。「あの告白なしにして、今の大空はありえない。やり直しの第1号は私かな」と。木村先生は、教育者である以前に、「本気で生きている人」である。そして、そんな木村先生の「本気」に触れると、「私も、もうちょっと本気を出して生きたいな」と、痛切に思うのだ。次回は、「うちの子が何をどう思って、その行為をしたのか?」ということを親がきちんと理解していない限り、子どもは「やり直し」ができない、というところに話を戻すことにしよう。■今回取材にご協力いただいた木村泰子先生の著書 『大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』 (木村泰子・著/小学館 本体1,500円+税)
2016年11月08日俳優・福士蒼汰が、木村拓哉主演の映画『無限の住人』(2017年4月29日公開)に出演することが7日、分かった。また、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、山﨑努、田中泯、北村一輝、栗山千明、満島真之介の出演が明かされた。木村と三池崇史監督の初タッグによって描かれる本作は、累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画が原作。木村は、興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑み、「面倒くせぇ」が口ぐせで百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。福士は、杉咲花演じるヒロイン・浅野凜が復讐を誓う強敵・天津で初の悪役を演じる。「自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました」と印象を語り、「一本芯が通っていて、志を持って生きている人物です。ただの『悪人』というわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました」と、役作りを表した。また、木村と初共演となる福士だが、「全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました」と振り返る。「そのような環境を作っていただいたので、緊張しながらもとても刺激になる撮影でした」と撮影現場を楽しんでいた。一方、これまでにない「最恐の役」という尸良を演じる市川は「今まで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない」役だと説明する。「観ているお客さんが、出てくる度に『うわ、めんどくせぇな』とか『うわ、出てくんなよ』と思って頂けたら嬉しいです」と、挑戦的な姿勢を見せた。天津が信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵役の戸田は「アクション映画が初めてだったので一つのアクションを撮るのに凄く時間がかかる事に驚く日々でした」と撮影を振り返った。木村との共演は2005年のドラマ『エンジン』以来となるが「久しぶりに再会して『恵梨香、何歳になったの?』と聞かれて。『27です』って言ったらすごく驚かれていました」とエピソードを披露。「良きお兄さん的な存在でもありましたし、アクションに関して無知だった私に、すごく丁寧にコツを教えて頂きました」と感謝していた。
2016年11月07日木村拓哉を主演に、沙村広明・原作のカリスマコミックを鬼才・三池崇史監督が実写映画化する『無限の住人』。先日の杉咲花の参戦に加え、木村さん演じる万次を迎え撃つ敵役の福士蒼汰をはじめ、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵、田中泯、山崎努といった超豪華キャストの参加が明らかになり、公式サイトにて初のビジュアルが公開された。原作は30巻にも渡り、数多くのキャラクターが登場するのも特徴の1つではあるが、三池監督は「大好きな原作ですので、お話をいただいた時にはぜひ進めたいと思いお受けしました。原作者の沙村さんの気持ちが(連載期間の)19年間ぶれていないため一瞬で書き上げた長編ものという印象も受ける漫画です。やはり万次に始まり凜、天津そして万次で終わるという明確な始まりと終わりがあるので、それに向けて色々なキャラクターを取り込みつつ、映画的長さにしていきました」とコメントし、今回の映画化には、原作の中心にいるキャラクターの関係を軸にしたことを明かす。先日は、木村さん演じる、無限に生きる“不死身の男”万次が、“最初で最後”の用心棒として命を懸けて守る少女・浅野凜役を杉咲さんが演じることが発表されたばかり。今回は、万次の前に立ちはだかる「勝つことのみを目的とする」剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)の統主・天津影久(あのつかげひさ)に福士さんが決定。凜が復讐を誓う強敵・天津を演じる福士さんは、本作で初の悪役を務める。刀を使った本格的な立ち回りも、本作が初めてだったという福士さんだが、運動神経の良さと筋の良さは指導にあたった殺陣師の折り紙つき。木村さん演じる万次との鬼気迫る決闘シーンは本作のみどころの1つとなった。三池監督も「いままでと違う一面を自分の内面から出してきた。大変なプレッシャーすらも自分に取り込んでしまう彼の性格がうまく作用した」と太鼓判を押す。一方、逸刀流を狙う集団「無骸流」(むがいりゅう)に所属し、天津を倒すべく万次に共闘を持ちかける尸良(しら)役には市原さん。また、天津がもっとも信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)を演じる戸田さんは、本作が初めてのアクション映画。木村さんとは、実にドラマ「エンジン」(’05)以来の共演となった。不死身の万次を窮地に追い込むほどの力を持つ逸刀流の刺客・閑馬永空(しずまえいくう)役を不気味な存在感で演じるのは、映画では木村さんと初共演となる海老蔵さんだ。ベテランの山崎さんは伊羽研水(いばねけんすい)役、田中さんは吐鉤群(はばきかぎむら)役で名を連ねている。いずれのキャストについても、原作者の沙村氏からは「木村拓哉さんはもちろんですが、お会いしたキャストの皆様が、原作のイメージよりも美男美女の方が揃っており、本当にいい俳優の方々に演じてもらったなと感謝の念がすごくあります」と大絶賛の声が届いている。さらに、木村さん演じる主人公の初のビジュアルも、本作の公式サイトにて公開。「無限の命」を持つ主人公・万次が力強い目でこちらを見つめ、「その命、誰のために使うのか」と問いかけるビジュアル。木村さんの新境地を予感させるデザインとなっている。しかも、不死身の男・万次の姿は、独眼で顔に大きな傷跡が。万次を演じるにあたり、実際に右目を特殊メイクで閉じて全編の撮影に挑んだという木村さん。このビジュアルだけでも、万次のただならぬ想いがひしひしと伝わってくる。木村さん演じる万次は、次々と襲い掛かる文字通りの“強敵”たちから、杉咲さん演じる凜を守り抜くことができるのだろうか。続報にも期待が高まる。<以下、新キャストコメント>■福士蒼汰/天津影久最初は悪役と聞いて、自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました。天津影久は、1本芯が通っていて、志を持って生きている人物です。ただの「悪人」というわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました。三池監督とは『神さまの言うとおり』以来、2作目のお仕事になります。前回同様、自分が思う天津影久を体現していくとそれを監督が受け止め、もっとこうしようとアドバイスを下さりました。自分にとって、挑戦しながら沢山の勉強ができる現場でした。木村さんとは初めて共演させていただきましたが、全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました。そのような環境を作っていただいたので、緊張しながらもとても刺激になる撮影でした。■市原隼人/尸良いままで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない、間違いなくこれまで演じたことのない最恐の役でした。原作にも「非道な男」と書いてあり、その世界観を出したいと思って演じました。観ているお客さんが、出てくるたびに「うわ、めんどくせぇな」とか「うわ、出てくんなよ」と思っていただけたら嬉しいです。■戸田恵梨香/乙橘槇絵アクション映画が初めてだったので一つのアクションを撮るのに凄く時間がかかる事に驚く日々でした。槇絵はかっこよさと儚さと可憐さをもつすごく魅力的な女性で、そういう女性像は今まで演じたことがなかったですし演じていてとても気持ちが良かったです。木村さんとは、初めて出演した連続ドラマ以来の共演だったので約10年ぶりでしたが、久しぶりに再会して「恵梨香、何歳になったの?」と聞かれて。「27です」って言ったらすごく驚かれていました。良きお兄さん的な存在でもありましたし、アクションに関して無知だった私に、すごく丁寧にコツを教えて頂きました。■市川海老蔵/閑馬永空木村拓哉さんとは映画では今回が初めての共演となり、大変光栄でした。また過去何度もご一緒している三池崇史監督の作品ということで、お話をいただいてすぐお引き受けしました。映画の中では不死身の万次を窮地に追い込むほどの強い役でしたので、脚本を読んだ時から木村さんと対峙するシーンをどう演じるのか何度もシミュレーションし、冬の京都で、極寒の中何カットにも渡るアクションシーンの撮影に臨みました。木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした。完成がどうなっているか僕自身本当に楽しみです。■北村一輝/黒衣鯖人(くろいさばと)今回『龍が如く 劇場版』(’07)以来10年ぶりの三池組に参加させていただきました。短い日数ではありましたが、三池組の刺激的で濃密な撮影時間を堪能できたこととても嬉しく思います。黒衣鯖人は、複雑な特殊メイクに時間を施し、丹精込めた役どころとなりました。■栗山千明/百琳(ひゃくりん)百琳役を演じさせて頂きました、栗山千明です。『無限の住人』は描かれている個々のキャラクターの闇や葛藤が胸を打つ作品だと感じました。撮影日数は少なかったのですが『無限の住人』の世界に入れて、久しぶりの三池組の心地よい緊張感を味わえて幸せでした。是非多くの方々に観て楽しんでいただきたいです。■満島真之介/凶戴斗(まがつたいと)以前から愛読していたこの漫画をまさか実写映画にするとは思ってもみませんでした。しかし、そこに三池監督、木村拓哉さんがタッグを組むという奇跡。そして、その世界に参加できる喜びは、1日中踊り続けても興奮はおさまらないほどでした。木村拓哉さんのとても男らしく強い背中を追いかけて食らいつきました。兄貴! ありがとうございました。(笑)『無限の住人』は2017年4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日木村拓哉主演、三池崇史監督の映画『無限の住人』の出演者が新たに発表になり、福士蒼汰をはじめ、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、山崎努、田中泯、北村一輝、栗山千明、満島真之介が出演することが明らかになった。『無限の住人』/その他の情報原作は沙村広明の人気コミックで、江戸時代の日本を舞台に、不老不死の肉体をもつ主人公・万次(木村拓哉)が、剣客集団・逸刀流に両親を殺されて復讐を誓う少女・浅野凜(杉咲花)と共に逸刀流との戦いに身を投じる姿を描いたもの。福士が演じるのは、逸刀流の統主・天津影久で「最初は悪役と聞いて、自分自身そのような役を演じたことがなかったので素直に楽しみだなと思いました。天津影久は、一本芯が通っていて、志を持って生きている人物です。ただの“悪人”というわけではないので、悪の中にある人間味をどう演じるか意識しました」とコメント。そんな天津を倒すために万次に共闘を持ちかける尸良(しら)を演じる市原は「今まで演じた不良や悪い役は同時に正義のある役でしたが、今回は武士の情けも通じない、常識が一切通用しない、間違いなくこれまで演じたことのない最恐の役でした」と語っており、市原の新たな一面が見られそうだ。「アクション映画が初めて」という戸田が演じるのは、天津が信頼を寄せる剣士・乙橘槇絵で「槇絵はかっこよさと儚さと可憐さをもつすごく魅力的な女性で、そういう女性像は今まで演じたことがなかったですし演じていてとても気持ちが良かったです」と撮影を振り返った。そして、万次を追い込む逸刀流の刺客・閑馬永空を演じるのは、舞台でも三池監督とタッグを組んだ経験のある市川海老蔵で「映画の中では不死身の万次を窮地に追い込むほどの強い役でしたので、脚本を読んだ時から木村さんと対峙するシーンをどう演じるのか何度もシミュレーションし、冬の京都で、極寒の中何カットにも渡るアクションシーンの撮影に臨みました。木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした。完成がどうなっているか僕自身本当に楽しみです」と語っている。『無限の住人』2017年4月29日(土・祝) 全国ロードショー
2016年11月07日現在公開中『湯を沸かすほどの熱い愛』では宮沢りえの“娘”、先のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では高畑充希の“妹”を演じた杉咲花が、主演・木村拓哉、監督・三池崇史で実写映画化される『無限の住人』にて、ヒロイン・浅野凜役に決定。また、映画の公開日が2017年4月29日(土・祝)に正式決定した。かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り、万次。罠にはめられ妹を失い“生きる意味”を失ったとき、謎の老婆に無理やり“永遠の命”を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生、死にたくても死ねない“無限の体”となってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけ。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女。どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。だがそれは、不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった――。圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により、「時代劇」というジャンルを超えた沙村広明による同名アクションコミックを、木村さん&三池監督というタッグで映画化する本作。杉咲さんが演じるのは、謎の剣客集団・逸刀流に両親を殺され、全てを失った少女・浅野凜。仇討ちを決意した彼女は、不死身の体を持つ男・万次(木村さん)に用心棒を依頼し、万次も亡き妹の姿を彼女に重ね、渋々ながらも依頼を受けるが、壮絶な戦いに巻き込まれていく。杉咲さんといえば、TVドラマ「夜行観覧車」などで注目を集めて以降、数多くのドラマ・映画・CMに出演が続いている、いま最注目の若手実力派女優。2015年に出演した「RADWIMPS」野田洋次郎の初主演映画『トイレのピエタ』、野村周平の相手役を演じた『愛を積むひと』で、TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第37回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞などを受賞。今年は、朝ドラ「とと姉ちゃん」での好演と、『湯を沸かすほどの熱い愛』での宮沢さんとのガチな演技対決が絶賛を受けており、国民的人気女優への階段を1歩1歩登りはじめているところだ。今回、杉咲さんの抜擢理由について、本作の小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサーは「凜の役を誰がやるかということが、この映画の成否を決めます。万次が守りたくなるような少女っぽさを持ちながら、万次には思慕の思いも持つ少女と女性の中間にいる芯のある女優が演じなければなりません。しかも、木村拓哉さんとがっつり芝居をする演技力も必要です」とコメント、「杉咲花さんの出ている作品を何本も観て、その圧倒的な演技力と無垢なビジュアルにこの子しかいない、と惚れこみました。凛の役をやった女優は、絶対注目されてトップクラスの仲間入りをするはず」と、その存在感と演技力に太鼓判。一方、杉咲さんは、自身が演じるヒロイン・浅野凜について「すごく弱くて強い人。一人では何もできないけど、できるように頑張る負けず嫌いな女の子」と分析、「凜が背負っている覚悟をどう演じられるか不安でしたが、木村拓哉さん演じる万次を信じて、覚悟をもって演じました」とコメントを寄せ、期待と不安が入り混じる中で凜役を演じ切ったことを明かす。また、「今回はじめて三池組に参加させていただきましたが、みんながみんなを尊敬して、助け合いながら全力を尽くす居心地のいい現場で、スタッフの皆さんにも負けられないと思いながら頑張りました」と、初の“三池組”での手応えもコメントした。木村さん演じる不死身の男にとって、“希望”となる少女にして、“死闘”に巻き込むヒロイン。その覚悟の演技に、注目していて。『無限の住人』は2017年4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、医師の木村好珠とタレントの矢部美穂の自宅に泊まりに行く企画が、きょう21日のテレビ朝日系バラエティ番組『金曜★ロンドンハーツ』(毎週金曜21:00~21:54)で放送される。この企画は、淳が女性の家に泊まりに行き、居心地の良さをチェックするというもの。今回は、木村と矢部が、どんな部屋に住み、どんな風に男性をもてなしてくれるのかを、一晩泊まって普段は見られない部分まで確認し、より「居心地がいい」方をジャッジする。スタジオには、TOKIOの松岡昌宏がゲストに登場。松岡の目線から見た"イイ女"が明かされる。
2016年10月21日女優・木村多江が16日、都内小学校にて行われた、映画『金メダル男』(10月22日公開)公開直前起爆イベントに、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、Hey! Say! JUMPの知念侑李とともに登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じ、木村はヒロイン・亀谷頼子を演じる。何事にも金メダルを目指す作品にちなみ、3人は踏み台昇降の世界記録に挑戦。始まる前は「自信がない」と弱気の木村だったが、スタートすると髪を振り乱して本気で踏み台昇降に没頭し、隣の内村が驚くほどだった。1分間の運動が終わると、その場にへたり込み、胸を押さえて苦しそうな様子を見せ、酸素を吸入していた。終了後、「手足が震えています」という木村は60回とまずまずの記録。「もっとできないかと思ってたので、まあいいかな」と満足げな様子を見せた。65回だった内村は「(木村と)僅差じゃないですか。俺、全力で走って僅差じゃないですか!」と驚きの声を上げる。知念は92回と世界記録に迫る回数を見せ、木村は「世界まで後1歩!」、内村は「やっぱ22歳は違うな!」と称賛した。また、小学生から「頑張っても1位になれなかった時、どうやって気持ちを切り替えたらいいんですか?」と質問を受けた木村は「悔しい等気持ちが湧いた時は、次に頑張るチャンスだと思って頭を切り替える」と笑顔で回答。「次こそ頑張るぞと前向きに頑張って、また1番を目指そうとバネにします」と真摯に接していた。
2016年10月16日橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で共演する珠玉の感動作『バースデーカード』。この度、本作の主題歌「向日葵」を歌う木村カエラのミュージックビデオ(以下MV)が到着した。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。本作はバースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた作品。母・芳恵役に宮崎さんが、娘・紀子役に橋本さんがキャスティングされているほか、父・宗一郎役にユースケ・サンタマリア、弟・正男役に須賀健太、紀子の初恋の相手・立石純役に中村蒼ら実力派俳優が脇を固める。このほど到着したのは、映画の本編映像で構成された、木村さんが歌う主題歌「向日葵」のフルサイズMV。宮崎さんが「ママ約束する。2人の誕生日に毎年手紙書く。2人が大人になるまで、ずっと。読んでくれる?」と子どもたちに語りかけるところから始まる本映像。4分半に及ぶ映像には、本作の見どころ満載!また、各所に散りばめられた劇中の橋本さんや宮崎さんのセリフにも注目しながら、見てみて欲しい。木村さんが映画主題歌を担当するのは、『チェブラーシカ』(2010年)以来6年ぶり。本楽曲「向日葵」は、木村さんが脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作のために書き下ろした新曲で、ひまわりの“あなただけをみつめている”という花言葉から、いつもどんなときもその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴ったという。なお、今回の楽曲は木村さんのニューアルバム「PUNKY」(10月19日(水)リリース)に収録されており、解禁されたMVは「GYAO!」にてフルサイズが公開中。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月07日女優の木村佳乃がこのほど、MCを務める関西テレビ・フジテレビ系特番『ラブドラマバラエティー 50キュン恋愛物語』(11日22:15~23:39)の収録に参加。アラフィフたちの恋愛ドラマを見て「いいなぁと思いました」とうらやましがった。この番組では、80年代から90年代前半に全盛を迎えたレンディドラマを見ていた世代が、最近"キュン"とした恋愛エピソードをドラマ化。賀来千香子、有森也実、菊池桃子、森口瑤子、田中美奈子がそれぞれ主演を務め、当時、劇中で活躍していた役者陣が演じ、挿入歌にも、サザンオールスターズ、久保田利伸、DREAMS COME TRUE、YMOといった、当時のヒット曲が使用される。スタジオで見た同世代のヒロミは「このドラマ、24時間見ていられるね。やっぱり、王道はいいよね」とご満悦で、八嶋智人も「出てくる俳優さんに説得力がある」と興奮するが、アラハタ(はたち)の大島優子は「車の中で無音はちょっと…」と難色を示す。収録を終えた木村は「ひょっとしたら、私みたいな子育て真っ最中の40代が、一番胸キュンと縁遠いのかも」と感じたそうで、「50代になると、子育てしてひと段落して、余裕が出てきて、いいなぁと思いました!」と、羨望のまなざしで話した。ともにMCを務める渡辺直美は「アラフィフの人たちは、人生経験も豊富だから、そんなにキュンキュンこないんじゃないかと勝手に思っていたんですが、意外とみなさん、キュンキュンされていて、何だかうれしかったですね」と感想。その上で、「未来が明るくなりましたよね」とまで語っている。この番組は、鈴木おさむが著書『新企画』の中で掲載していた企画を実現したもので、鈴木自身も、大学時代のテニスサークルの後輩と20年ぶりの再会を果たす賀来主演の「君とテニスに恋してた」の脚本を担当。イラストレーターの原田治氏が描き下ろしたキャラクター「シゲッチ」に扮(ふん)したサバンナの高橋茂雄が、天の声として進行を務める。
2016年10月07日●母の一言に救われて今年でデビュー9年目を迎える女優・山谷花純(19)をご存知だろうか。宮城県出身で高校を卒業と同時に上京。ドラマデビューは、木村拓哉主演の月9『CHANGE』(08年)。その後、NHK連続テレビ小説『おひさま』(11年)・『あまちゃん』(13年)、『ファーストクラス』(14年)、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(15年)、映画は『告白』(10年)以降、『悪の教典』(12年)、『舟を編む』(13年)、『寄生獣』(14年)など。この9年間、話題作にひっそりとたたずみながら主役を見つめ、輝かせてきた。名前の「花純」は、母が好きな花「カスミソウ」に由来する。花言葉は「清らかな心」「感謝」。ブーケや花束で、主役の花を引き立たせることでも知られている花だ。ある日、仕事で悩みを抱えていた花純に、母は優しく、こんな言葉で語りかけたという。「小さくても大きい花。主役にはなれないけど無くてはならない存在。主役をたてる存在。主役は、いつか枯れる。だけど、かすみ草はいつまでも咲いてられる」(ブログ2013年11月6日投稿より)。その言葉を胸に彼女は9年目の今、母を裏切ってみせる。10月1日公開の映画『シンデレラゲーム』で人生初の主演が舞い込んできたのだ。物語は皮肉にも、アイドルたちがトップの座を賭けて残酷な争いを繰り広げる「負ければ死」のカードバトル。周囲の精神と倫理観が崩壊していく中、彼女が演じる沙奈は必死に真人間であろうとする。ようやく巡ってきたチャンスを手中に、どのような思いでこの役に挑んだのか。一語一語に耳を傾けていると、カスミソウの花言葉が不思議と浮かんでくる。――『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(16年7月公開)では男勝りなギャル役。そして今作では思いやりのあるアイドル役。見比べるとまるで別人でした。役柄の違いは心掛けました。『人狼ゲーム』では綾部真弥監督から「ヒステリックでいてほしい」と言われて、一人ぐらい茶髪がいてもいいかなと思って2~3年ぶりにブリーチで髪の色を抜きました。外見から作り込んだのが『人狼ゲーム』で、『シンデレラゲーム』の沙奈役は内気で弱い印象だったので、それに合わせて見た目も地味にしました。――どちらの作品も悲運に巻き込まれ、登場人物が一人また一人と命を落としていきます。『人狼ゲーム』は同年代の芝居好きな役者さんが集まった作品で、ずっと室内で追い込まれながらの撮影。「あの子には負けたくない」というか、お芝居の競い合いがあった現場でした。『シンデレラゲーム』はお芝居の経験が少ない方が多くて、その中で主演として真ん中に立たせていただく。ご縁があって出会った方々と、私からの発信で何か良い影響を与えられたらいいなと思いながらやらせていただきました。同じデスゲームでも、現場での自分の立ち位置の違いはありました。――公開決定の発表時のコメント「私にとって主役というのは、手を伸ばしてもなかなか届かなくて、常に自分の胸の中でいつかいつかと叫んでいた存在でした」。とても印象的な言葉でした。それだけ主役を渇望していた。小学校6年生の頃からこのお仕事をやらせていただいて、今年で9年目になります。最初に出演させていただいた作品は、木村拓哉さん主演の月9ドラマ『CHANGE』(08年)。生徒役の一人でほぼエキストラみたいな存在だったのですが、子どもながらに「真ん中からの景色ってどんな眺めなんだろう」と。台本を開いて、一番最初に自分の名前があった時の気持ちを想像しながら、いつか自分にもチャンスが巡ってきたらいいなと思っていました。子役の頃は年上の大先輩とご一緒することが多かったのですが、徐々に同年代の子たちとお仕事をすることが増えていきます。『ニンニンジャー』もそうですが、ここ2~3年は特に。そういう中で「自分が主役だったら」という思いも湧いてくるようになって、そんな気持ちの変化があったからこそ「いつかいつかと叫んでいた」だったんです。――お母さんがカスミソウが好きで、それが「花純」の由来だと聞きました。また、「主役になれなくても、なくてはならない存在」という意味も込められていると。母がカスミソウを好きになったのは、何かの記念に父にプレゼントされてからだそうです。この仕事は波があって、良い時もあれば悪い時もあります。お仕事の悩みを母に相談した時にいただいた言葉が「主役になれなくても、なくてはならない存在」という、カスミソウの花言葉でした。――そういう中での念願の主役。あらためてお気持ちをお聞かせください。スタッフさんへの感謝の気持ちが強いというか。もちろん今までも同じような気持ちで現場に立たせていただいていたんですが、より一層「一人ではできない仕事」と実感することができました。いろいろな方の力をお借りして、自分は今カメラの前に立てているというのが、真ん中に立った時により強く感じて。ほぼすべてのキャストとの絡みがあるのが主役の特権であり、一番難しいところでもある。それを気づかせてくださいました。みなさんとお芝居でぶつかれたのは、とても幸せで楽しい一時でした。――今回の主役は、ご家族に報告されたんですか?まだ台本を見せてないですし、物語の内容も伝えていません。地方出身(宮城県)ということもあって、親の力を借りてここまで来ることができました。同じような気持ちになって夢を応援してくれて支えてくれていたのが家族なので、今回の主役はちょっとした親孝行になるのかなと。作品を観てくれた時に、恩返しになるんじゃないかと思います。――ご家族の皆さんは、出演作をご覧になっているんですね。全部観てくれています。妹がいるんですが、他の人じゃ言えないこともズバズバ言ってくれて。妹がいちばん観てくれているので、その分ダメ出しもきついんです(笑)。家族はプライベートの私を一番見て、知ってくれている存在。ちなみに親は、気が強いイジメっ子みたいな役が一番好きみたいです(笑)。●演技に目覚めた映画『告白』――2007年、エイベックス主催のオーディションに合格してデビュー。自ら応募を?小学校5年生の時、担任の先生が私の「将来テレビに出たい」という夢を覚えてくださっていて、エイベックスの全国オーディションを勧めてくださったんです。それで受けました。――最初はモデル志望だったそうですね。女優やお芝居のことをよく分かっていなかったんです。ドラマとかを熱心に観ているタイプではなかったので。履歴書には「モデル志望」と書かせていただいたんですが、本当に背が低かったので自然とお芝居をする流れに。――そして、2010年の中島哲也監督作『告白』に出演し、女優として生きていくことを決意されたそうですね。どのようなきっかけがあったんですか?『CHANGE』は自分と同じくらいの小学生が集まっていましたが、周囲の会話は自分が分からないようなことばかり。田舎から出てきた私には刺激が強すぎて馴染めなくて、本当に現場に行くことがつらかった(笑)。この仕事を続けていくことに自信を持てないでいたんですが、『告白』のオーディションに合格した後に行われた2~3カ月間のリハーサルで世界が変わりました。最初は自分の役が決まっていなくて、リハーサルで配役が決まる流れ。目上の方々が、私のような子どもに真剣でぶつかってくださる姿を目にした時に、初めてお芝居のすばらしさに気づくことができました。中島監督は最初、「怖い」という印象しかなかったんですが(笑)、最後のクランクアップで握手をして「ありがとう」というお言葉をいただいた時に、お芝居は厳しいことだけじゃなくて、「温かい仕事」でもあるんだなと。いろいろな方と一緒にお仕事をしたいと初めて思えた作品でもありました。そして、楽しいだけじゃ仕事はできないとも。――その後、数々の作品と巡り合われますが、当時の気持ちは今も変わっていませんか?「お芝居が好き」という根本的な部分は変わっていませんが、いろいろなことを見て知ってしまった分、「昔持っていたもの」が無くなってしまっていることも自分では分かっていて。二十歳を目前にして、最近はそれを求めてもしょうがないんだろうなとちょっとずつ思いはじめています。逆に、昔持っていなかったものを「今は持っている」。そういう中で、お芝居と闘っていけたらいいなと思います。――とても19歳の発言とは思えないというか……大人過ぎませんか(笑)。それが今の私なので(笑)。誤解をされてしまって、ひょっとしたら損をしていることもあるかもしれませんが、これが私。二十歳になった後も、そんな気持ちでお芝居を続けていきたいです。――『シンデレラゲーム』はトップの座を賭けての争い。芸能界の縮図という見方もできると思いますが、山谷さんのお話を聞いているとそうでもないのかなと。競争というより、自己鍛錬というか。そうですね。いろいろなことをやってみたいという気持ちがあります。どんなことでも初めての経験は怖いもの。想像の中であきらめてしまうことはもったいないので、とりあえず一度はやってみようと。それで今回、『瞑るおおかみ黒き鴨』という初舞台も経験しました。初めてのことは、知ることもたくさんあって、楽しい。そんな気持ちで、このお仕事と向き合っています。――そろそろお時間なので最後の質問にしたいと思います。高校の卒業文集に「10年後の私へ」というテーマで、ご自身の夢を書かれたそうですね。差し支えなければ、その夢を教えてほしいのですが。難しかったら、秘密でも結構です。確か番組名を書いたんです……あっ! 『ボクらの時代』(フジテレビ系)、『アナザースカイ』(日本テレビ系)、『A-Studio』(TBS系)に出演することです(笑)。――あまりに具体的な夢でビックリしました(笑)。全部、私も好きな番組です。ありがとうございます。おばあちゃんといつも観ていた番組で。デビューして間もないころ、仕事抜きで一緒に過ごす唯一の時間だったんです。(C)2016「シンデレラゲーム」製作委員会■プロフィール山谷花純(やまや・かすみ)1996年12月26日生まれ。宮城県出身。2007年、エイベックス主催の「俳優・タレント・モデルオーディション」に合格し、翌年、月9ドラマ『CHANGE』(フジテレビ系)で女優デビュー。その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)、『ファーストクラス』(14年/フジテレビ系)、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(15年/テレビ朝日系)などのドラマをはじめ、映画でも『告白』(10年)、『悪の教典』(12年)、『今日、恋をはじめます』(12年)、『舟を編む』(13年)、『寄生獣』(14年)、『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(16年)など数多くの作品に出演している。
2016年09月30日木村文乃が主演を務め、昨年、大好評を博した本格クライムサスペンス・連続ドラマW「石の繭殺人分析班」。このほど、シリーズの第2弾となる「水晶の鼓動殺人分析班」からポスタービジュアルが解禁となった。警視庁捜査一課十一係の刑事、如月塔子(木村さん)は、日本中を震撼させた連続殺人犯“トレミー”の事件を解決に導いたが、1年たってもそのときの“トラウマ”に苦しんでいた。ある日、深紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生する。現場に残された手掛かりをもとに捜査を進める塔子や警部補の鷹野秀昭(青木崇高)だが、見知らぬ男に尾行されていることに気付く。その男を捕らえようとした瞬間、近くの建物で爆発が起こる。未曾有の危機に直面する警察。果たして、これは偶然なのか?そして塔子は刑事としての最大の危機を乗り越えられるのか?木村さんが女性刑事に扮した「石の繭」に続く待望の続編となる本作。今回は新たな猟奇殺人事件と連続爆破事件が発生し、シリーズ史上、最も大胆かつ複雑な事件の衝撃の全貌に迫っていく。解禁されたポスタービジュアルでは、今回の事件の鍵となる深紅に染められた部屋を意識した妖艶な色合いに、「その紅い部屋は、何を意味するのか?」とのコピーがあしらわれている。ひび割れたガラスに横たわる木村さん演じる如月塔子の姿も、美しくもシリアスな表情で目を引く。禍々しさを感じさせる本ビジュアルからは、殺人分析班メンバーが直面する、一筋縄ではいかない猟奇殺人事件を連想させ、大好評だった前作にも勝る緊迫感あふれる物語を予感させている。また、前作に引き続き、古川雄輝、神野三鈴、仲村トオルらの続投と、新たに『だれかの木琴』の勝村政信の出演が決定。ポスターにも、それぞれ緊迫の表情が配されている。「石の繭」では“セメント漬けの殺人事件”、そして本作「水晶の鼓動」では“深紅に染められた部屋での殺人事件”と、それぞれ特殊な事件を印象的にビジュアル化した「殺人分析班」シリーズ。今後の続報にも注目していて。日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW「水晶の鼓動 殺人分析班」は 11月13日(日)より、毎週日曜22時~放送(全5話、第1話無料放送)。前作「石の繭 殺人分析班」は11月6日(日)18時~一挙放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月24日2016年12月31日をもって解散することが決まっているSMAP。中でも、解散騒動でメンバーを裏切ったとされる木村拓哉さん(43)への批判は根強く、木村さん出演ドラマのヒロイン役を決めることが困難になっていると、『日刊ゲンダイ』が報じています。報道によると、来年1月、TBSの日曜劇場で木村さん主演の医療ドラマが放送されるということですが、綾瀬はるかさん、石原さとみさん、長澤まさみさん、北川景子さんなどの女優陣からOKが出ていないとのこと。また、内定したと言われていた竹内結子さんに関しては、木村さん側からNGが出たとも言われているようです。保身のために事務所残留を決めたと言われる木村さんですが、好感度が下がり相手役が見つからず、視聴率もふるわないということになると、今後の芸能活動は安泰とはいかないかもしれません。●女優陣もキムタク批判に巻き込まれたくない?ドラマのヒロインが決まらないという窮地に立たされた木村さんに対しネット上では、『こんな時期にわざわざ木村と共演するリスクはいらない。拒否は当然でしょ』『無名の女優が売名で出演するならまだしも、人気女優がわざわざ引き受ける仕事じゃないよ』『別に解散騒動がなくても、すでにキムタク終わってるでしょ。わがままそうだし単純に嫌がられてるんじゃない?』『超売れっ子女優ばかりに声かけてて必死だな(笑)』『なんで竹内結子だけ木村側がNGなんだ?』『竹内結子とキムタクが仲良すぎるから、工藤静香がヤキモチやいてNG出したんだと思う』『このドラマの見どころは、どこまで視聴率が低くなるかってことだけ』『まだヒロイン決まってないとかヤバくない?早く撮影しないと放送すら危うくなりそう』『キムタクで視聴率が取れる時代は終わったよ。もう人気俳優じゃない。脇役ぐらいがいいんじゃない?』『過去の栄光にしがみついてる木村は「なんで俺が断られるの!?」とか思ってそう』など、騒動の渦中にある木村さんとの共演を女優が避けるのは当然と感じる人が多いようです。潜在視聴率がメンバーのなかで最低になっているという話もあり、もはや“キムタク”というだけで視聴率が見込める状況ではない様子。果たして、ドラマの放送を無事に行うことはできるのでしょうか。(文/パピマミ編集部)
2016年09月19日SMAPの木村拓哉が、26日放送のTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~)で、前回の放送でグループの解散を報告したことに対するリスナーの声を紹介し、自身の思いも語った。木村は「先週の放送での僕のコメントを踏まえての感想などもたくさん届いていますので、できる限り紹介させていただきたい」と話し、「あふれ出てくる思いと気持ちをいろいろ伝えてくれてありがとう」「この前の放送でキャプテンの声が聞けてうれしかったです。キャプテンもう謝らないでください。ずっとずっとついていきます」「気を強く持ってください」という応援や感謝のメッセージを紹介。「本当にたくさんのメッセージありがとうございます」と感謝した。そして、「厳しい意見もあります」と続け、「なんで解散という大事なときにすぐに帰国しなかったんでしょうか。無念だと思うならすぐに帰国してどうして解散を止めなかったんですか」と批判的な意見も紹介。さらに、「こんな中途半端な情けない終わり方は認めません。ラストコンサート、『スマスマ』でのライブ、シャッフルビストロ、年末の音楽祭、そして紅白…どれか一つでもいいからやってください。ファンにちゃんとけじめのさよならをしてください」と訴える声も紹介した。木村は、「みんなの今思っていること、今言いたいことを正直にメールで送ってくれるっていうことが、自分がいていい意味なんだなと思いました」と自身の存在意義を感じながら、「みんなの気持ちを感じつつ、自分ができることを、自分の進むべき道を前に進みたいと思います」と決意。「みんなの気持ちがあるんだっていうことを…だから自分がいていいんだと思って進んでいきますんで、これからもよろしくお願いします。そしてありがとう」と呼びかけ、「この曲に集約されるかな」として、SMAPの「ありがとう」を流した。ツイッター上では、「自分がいていいんだ」という木村の発言に対して、「そんな辛すぎる言葉を言わせてしまった。いてくれないと困ります」「胸がギューっとなった」「相当辛かったろうね」「珍しく言葉の端々に心の奥のほんの少しの弱さが出てて泣けた」「当たり前じゃん、いて貰わなきゃ困るんだよって声に出して答えてしまう。…どんだけ傷ついてんだよ~号泣」と木村の心情を察する声が上がった。
2016年08月27日2016年8月14日に解散を発表したSMAP。メンバーである木村拓哉さん(43)は当時ハワイへ家族旅行に出かけており、22日に日本へ帰国。成田空港での取材陣の「解散はハワイで知ったのか」という質問に対し、『そうですね』と答えたことが話題になりました。長年連れ添ってきた他のメンバー4人による裏切り行為とも思える、今回の木村さん不在中の“解散発表”。『キムタクかわいそう!』というファンの声が多く聞かれましたが、ハワイに滞在していた木村さんの“ある行動”がその引き金になったのではないかとネットで波紋を呼んでいます。8月24日掲載の『デイリー新潮』によると、木村さんはハワイに約2億円の豪華な別荘を持っているとのこと。木村さんほどのスターが別荘を持っていること自体には何の不思議もありませんが、実はこの別荘、ジャニーズ事務所副社長の藤島ジュリー景子さん(50)が所有するコンドミニアムから車で10分ほどの距離にあると報じられています。以前から木村さんはハワイ旅行と称して、現地でジュリー景子さんやメリー喜多川さん(89)と合流していたのではないかと噂されていましたが、この報道によりファンの間ではその疑いがさらに強まっています。ネット上では『もし本当なら、他のメンバーが怒るのは当然』と非難が殺到しています。●キムタク、メリー・ジュリーとのハワイ合流は本当だった!? ネットでは非難殺到『SMAPの存続が危ぶまれてるときに、自分だけ2億円の別荘に遊びにいってメリージュリーとも会うって……こりゃ他のメンバー怒るよ』『2億円の別荘に副社長親子を招いて食事とかしてたんだろうな』『あの不安定な時期にメリージュリーと会うっていうのは、「俺はSMAPより事務所が大事だから」って言ってるようなもん』『木村がいかに事務所から贔屓されてたかが分かる話だね』『ハワイの別荘で他のメンバーをどうやって手籠めにするか話し合ってたんだろうな』『木村抜きで解散を決定した他メンバーの気持ちがよく分かる』『どうでもいいけど帰国したときの格好がジョニーデップ意識しててキモい』『慎吾ちゃんがキムタクの名前聞くだけで過呼吸になるって記事あったけど、あれマジかもね』などなど、ネット上では木村さんを非難する声が殺到しました。SMAPの解散が決まってから、ますます亀裂が深まる木村さんと他のSMAPメンバー。以前のような仲のよいSMAPの姿はもう見られないのでしょうか。(文/パピマミ編集部)
2016年08月25日SMAP・木村拓哉(43)にとって10年ぶりの時代劇主演となる映画『無限の住人』が、2017年のゴールデンウィークに公開されることが23日、発表された。木村と三池崇史監督の初タッグによって描かれる本作は、累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画が原作。昨年11月から今年1月初旬にかけて京都でオールロケが行われ、現在編集作業が進められている。木村は、興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑み、「面倒くせぇ」が口ぐせで百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。今回の発表に合わせ、原作コミックの新装版(1~3巻)が発売された。原作者・沙村広明氏による新たな描き下ろしビジュアルをカバーに採用。第1巻では万次とヒロイン・浅野凜、二人を狙う剣客集団・逸刀流の黒衣鯖人、閑馬永空、第2巻では逸刀流当主・天津影久率いる、乙橘槇絵、川上新夜、第3巻では無骸流の百琳、尸良、偽一の躍動感あふれる姿が描かれている。これらのキャラクターのうち、劇中には川上新夜以外のキャラクターが登場。今のところ出演者で明らかになっているのは木村のみだが、今後豪華キャスト陣が発表されるという。(C)沙村広明/講談社(C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2016年08月23日監督・三池崇史×主演・木村拓哉で、世界も視野に入れているという規格外アクション・エンターテイメント『無限の住人』の公開日が、2017年のゴールデンウィークに決定。沙村広明による原作コミックも新装版が発売され、描き下ろしビジュアルが採用されていることが分かった。原作は、2012年まで「月刊アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により“時代劇”というジャンルを超えたと話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇るカリスマコミック。1997年に「第1回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優秀賞、2000年には英語版が「アイズナー賞」最優秀国際作品部門を受賞した。アイズナー賞は、米カリフォルニア州サン・ディエゴで毎年開催されるコミコン・インターナショナルで発表される最も権威あるコミック賞の1つで、“漫画のアカデミー賞”とも呼ばれ、手塚治虫、大友克洋、浦沢直樹など名だたる作家に先んじての受賞となり、当時も大きな話題に。現在までに世界22の国と地域で刊行され、根強い人気を博している。その原作に挑むのは、2010年の『十三人の刺客』がベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、2013年『藁の楯 わらのたて』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されるなど、海外ファンも多い三池監督。そして木村さんが演じるのは、不死身の体を持つ主人公の剣士・万次。「面倒くせぇ」が口癖だが、頼りがいのある男で、全てを失った少女・浅野凜の用心棒を引き受けることに。ただ生きるだけだった万次と凜の壮絶な仇討ちを描き出していく。新装版カバーとなった原作の第1巻では、主人公・万次とヒロイン・浅野凜、2人を付け狙う剣客集団・逸刀流の黒衣鯖人(くろい・さばと)、閑馬永空(くろい・さばと)の姿がとらえられている。第2巻では、逸刀流当主・天津影久(あのつ・かげひさ)率いる、乙橘槇絵(おとのたちばな・まきえ)、川上新夜(かわかみ・あらや)の姿が、第3巻では、無骸流の百琳(ひゃくりん)、尺良(しら)、偽一(ぎいち)の躍動感あふれる姿が描かれている。現在、明らかになっている出演キャストは、木村さんのみ。今後、豪華キャスト陣の発表を控えており、誰がどのキャラクターを演じるのか、期待が高まる。『無限の住人』は2017年、ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月23日SMAPの木村拓哉が、19日放送のTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~)で、解散について謝罪した。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは稲垣吾郎に次いで2人目。木村は冒頭、「みなさんこんばんは、木村拓哉です。今回はSMAPの件でみなさんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と心境を告白。「僕と同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、今…本当に言葉が見つかりません」と語った。そして、「すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません」と続け、「本当に…ごめん」と謝った。SMAPは14日未明、今年12月31日をもって解散することを電撃発表。『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』のこの日の収録分は解散発表前に収録されていたというが、急きょ冒頭にメッセージが差し込まれる形となった。
2016年08月19日お笑いコンビ・天津の木村卓寛が、29日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、"エロ詩吟"で安易に下ネタに手を出したことでのしくじり体験を告白する。木村は、日本の伝統芸能である詩吟と下ネタを融合させた"エロ詩吟"で、2008年に一躍ブレイク。決めゼリフ「あると思います!」は流行語にもなったが、詩吟界から「侮辱する行為」としてひんしゅくを買ってしまった上、過激なネタに走りすぎて、女性やファミリー層から嫌われ、テレビから姿を消すことになってしまったと明かす。そんな木村が、「安易に下ネタに手を出して将来真っ暗になっちゃった先生」として、「安易に下ネタに手を出して周りからひんしゅくを買わないための授業」と展開。どんなきっかけでエロ詩吟に手を出し、過激さがエスカレートしていったのかを振り返る。さらに、落ちぶれた現在の生活と、家族にかけてしまった迷惑も告白。家族を養うため、今年5月から新たに就いた職業を紹介し、最後にはしくじり体験から気づいた人生の教訓と、番組オファーを受けた際に誓ったという決意を熱弁する。この日の放送には、オリエンタルラジオの中田敦彦も登場し、世界の偉人たちのしくじりについて授業する「しくじり偉人伝」の第6弾として、芸術家のパブロ・ピカソを取り上げる。
2016年08月19日昨年、大ヒットを記録した本格クライムサスペンス「石の繭 殺人分析班」の待望の続編、「水晶の鼓動 殺人分析班」が放送されることが決定。本ドラマには、木村文乃、青木崇高らお馴染みのキャストが集結することも分かった。警視庁捜査一課十一係の刑事・如月塔子(木村文乃)は、日本中を震撼させた連続殺人犯“トレミー”の事件を解決に導いたが、1年たってもその時に受けた“トラウマ”に苦しんでいた。ある日、真紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生する。現場に残された手掛かりをもとに捜査を進める塔子や警部補の鷹野秀昭(青木崇高)だが、見知らぬ男に尾行されていることに気付く。その男を捕らえようとした瞬間、近くの建物で爆発が起こる。未曾有の危機に直面する警察。果たして、これは偶然なのか? そして塔子は刑事としての最大の危機を乗り越えられるのか? シリーズ史上最も、大胆かつ複雑な事件の全貌とは? その衝撃のラストへのカウントダウンがいま、始まる――。本ドラマは、作家・麻見和史の描く「警視庁殺人分析班シリーズ」シリーズが原作。昨年放送の「石の繭殺人分析班」に続く第2弾として放たれる本ドラマ「水晶の鼓動殺人分析班」は、原作シリーズの中でも最も大胆かつ複雑な事件に挑む「水晶の鼓動警視庁殺人分析班」を映像化。監督には、前作で緊迫感あふれるサスペンスとリアルな警察描写を演出した内片輝が再び務めている。本作で主演を務める刑事・如月塔子役の木村さんは、「『石の繭』では、役としてちゃんと立っていたい私と、揺れていて欲しい監督、というように、“塔子”は内片監督と一緒に作っていると言う感覚があります」と前作をふり返り、「『水晶の鼓動』は(『石の繭』から)1年後のストーリーになるので、監督との感覚を上手くミックスしてより人間味のある塔子にできたらと思っています」と意気込んだ。また、「全編通して張りつめた緊張感がありつつも、事件が起きて刑事が動くという話だけではなく、そこに関わる人たちの生活や形作るものもしっかり描かれていると思いました。前作として『石の繭』がありますが、『水晶の鼓動』は『水晶の鼓動』としてお楽しみいただけると思います」とメッセージを寄せた。一方、監督は木村さんについて「キャラクターとしては、一生懸命だが不器用な塔子が、前回の事件からの1年間どうやって生きてきたのか。刑事として、またひとりの人間としての成長を見せて欲しい」と話し、「現場としては、今回も『塔子ならできる!』を合言葉に、ほかのキャスト、スタッフとともに大活躍してもらうつもりです。女優“木村文乃”の魅力は、まだまだ底を見せません。だからこそ、本当にご一緒するのが楽しみなんです」と語っていた。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「水晶の鼓動 殺人分析班」は11月13日(日)22時~放送開始(1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2016年08月18日女優の吉田羊が14日、都内のスタジオで取材に応じ、フジテレビ系ドラマ『HERO』で共演したSMAPの木村拓哉について、「本当に何でもできる方!」と絶賛した。吉田は、10月スタートの関西テレビ・フジテレビ系新ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(毎週火曜21:00~21:54)で、民放連ドラ初主演。自らは、キャスト・スタッフたちを先導していく"主役肌"の人間ではないと謙そんし、撮影現場では「よっ!座長」と持ち上げられているそだが、「苦手だとばかり言ってられない」と、主演としての務めを意識しているそうだ。これまで数々のドラマに出演してきた吉田だが、女優人生でターニングポイントとなった『HERO』の主演・木村拓哉については「本当に何でもできる方」だといい、今回自身が主演を務めるにあたって「参考にならないんですよ! 絶対に(同じように)できないから!」と力説。"主役肌"の振る舞いを参考にしたい役者としては、TBS系『コウノドリ』で主演を務めた綾野剛を挙げた。吉田は「綾野さんは、オペシーンをやるときに、必ず『よし! みんな助けるよ!」と音頭を取って、現場の士気を上げてくださっていたんです」と紹介。それを見て「あっ私にはできない!」と思ったそうだが、「そういうパフォーマンスをやっていくことは大事なんだなと思ったので、(私が)実際にやれるかは別にして、ああいう心持ちでいようと思います」と、座長としての心構えを語った。
2016年08月15日おとぎ話「浦島太郎」をミュージカル化した舞台「TARO URASHIMA」の囲み取材が8月10日(水)に行われ、出演する木村了、上原多香子らが出席した。浦島太郎役となった木村さんは、自身の子どもに「何度説明しても『お椀で鬼ヶ島に行くんでしょう』と言われて(笑)。『桃太郎』と『一寸法師』で、どこにも『浦島太郎』がいないんですけど」と、浦島太郎の存在の薄さをぼやいていた。「TARO URASHIMA」は日本で愛されているおとぎ話「浦島太郎」を、池田鉄洋による新解釈を加えリメイクした作品。なぜ竜宮城へたどり着けたのか、たまて箱とは何だったのか、浦島太郎はどうなったのかなどの謎まで解明する可能性を秘め、コミカルかつシュールな世界観で魅了する。1か月間みっちり稽古をしたというキャスト陣は、終始和やかなムードで取材に対応。木村さんは、「まとまりに欠けますけど、でもすごい楽しいんです」と仲の良さをアピールした。主演という立場ではあるが、「皆さん本当にやさしくて気づかってくれて、そんなに僕自身が頑張ってまとめようと思っていなかったです」と、柔和な表情で答えた。さらに、自分の子どもが浦島太郎を認識していないと話していた木村さんだったが、「でも、ちょっとだけ興味を持っています。この間某CMの歌を熱唱していました。教えているわけじゃないんですけどね(笑)」と、打倒“浦ちゃん”の存在をにおわせる。折しも現在、オリンピック真っ只中。日本勢のメダルラッシュが日々報道をにぎわせている。木村さんは、「応援してた同じ年の内村航平選手が金をとられて、本当にそれだけでテンションが上がって、舞台を頑張ろうと思いました」とパワーをもらったと発言。ヒロイン・乙姫役の上原さんも、「稽古中だったので、なかなか生で見ることはできていないですが、ニュースで日本選手がメダルをとっていると聞くとうれしいし、励みになります」と、熱く答えていた。ほか、囲み取材には斉藤暁、崎本大海、和泉元彌、とよた真帆が出席した。舞台「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)から15日(月)まで東京・明治座にて上演。(cinamacafe.net)
2016年08月10日お笑いタレントの木村祐一が、きょう28日に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)に出演。松本人志に妻の妊娠をいじられる。今回は、スタジオに初めてキッチンを用意した「グルメスペシャル」。料理が得意な木村は「本格カニと玉子の混ぜピラフ」を作り、ギャル曽根が「とろ~りチーズの生姜焼きいなり」を作っている最中にも料理の豆知識を披露して、浜田雅功から「入ってくるな~」と怒られる。そんな中、木村は「この度、妻が妊娠しまして…」と、4人目の妻の女優・西方凌が第1子を妊娠したことを報告。しかし、松本に「前の奥さんとの間に子供がいて、孫もいるのに、孫より年下の子供ができるって…。戦国武将みたい」といじられてしまう。今夜の放送には他にも、三田佳子、石倉三郎、辻仁成、勝俣州和、福田充徳(チュートリアル)、辻希美、三瓶、加藤諒、朝比奈彩、大橋ミチ子が出演する。
2016年07月28日7月25日(月)の「SMAP×SMAP」では、特別編を放送。「SMAP×SMAP Presents 木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?」と題し、「SMAP」木村拓哉と共に、俳優・濱田岳、桐谷健太が出演することが分かった。「先輩、ついて来てもらっていいですか?」ということで木村さんが何も聞かされずに“後輩”濱田さんと桐谷さんに無理矢理連れ出されるところからスタートするこの企画。まず、濱田さんは「山中湖へフライボードをやりたい!」と木村さんを誘い出し、2人は早速車に乗り込み山中湖へと向かう。今回挑戦するフライボードとは、水で何メートルも上まで高くあがるスポーツ。かなり難しいものだが、どうしても挑みたいという濱田さんの想いに応えて木村さんも挑戦することに。インストラクターも普通はすぐには乗りこなせないと言うが、持ち前の運動神経の良さで、木村さんと濱田さんはボードに必死にくらいていく。果たして濱田さんの願いは叶うのか?一方、桐谷さんはキャンプを木村さんとやってみたいと誘い出す。あまり乗り気ではない木村さんを必死に連れ出し奥多摩へと向かう。 まずはテントを買うためアウトドア専門店へ行くと、「カレーを作りたい」「コーヒー飲みたい!」「キャンプファイアーをしたい!」と桐谷さんの要望が噴出し、それらを満たすため必要なものを買い込んでいく2人だった。いよいよ、キャンプ場に到着すると「釣りもしたい!」と川に入っていったり、前のめりにキャンプでやりたかったことに挑戦し続ける桐谷さんだが、釣りがうまくいかず嘆く場面も。そして、カレーも作り終え満足…かと思いきや「いや、ここからです! 歌いたいんです!」と、歌のしおりまでつくってきた桐谷さん。選んだ曲は、高校生のころ大好きだった思い出のあの「SMAP」の曲だった。また、コマーシャルなどでもお馴染みの「海の声」をサンシン片手に木村さんと熱唱するという見どころも必見。ロケを終えた木村さんは、「岳くんと健太は、これまで2人ともドラマで共演していて共通の時間を持てている相手ではあるけど、いざスタートしてみると少し照れ臭さかったです」とふり返り、「2人っきりで何を話そうかと思っていたけれど、2人のやりたいことに連れ回されるうちにそれもなくなり、結果的にすごく楽しいロケになりました」と語った。また、濱田さんについては「岳くんは『基本的に人に心の扉を開かない』と言っていたけれど今回は『開けています』と言ってくれたので良かったなと思っています」と、山中湖に到着するまで2人でしゃべりっぱなしだったという。そして桐谷さんからは「『僕、この仕事を始めてから誰からもサインもらったことないんです』と言いながら『拓哉さん、サインもらっていいですか?』と言われてサインしました」と笑いながら明かしていた。「SMAP×SMAP Presents 木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?」は7月25日(月)22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月21日SMAPの木村拓哉が、何も聞かされずに連れ出されるフジテレビ系単発バラエティ番組『SMAP×SAMP Presents 木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?』が、25日(22:00~23:09)に放送される。この番組は、桐谷健太と濱田岳の後輩2人が、それぞれ木村を強引に連れ出して遊びに行く様子に密着するもの。桐谷は、どうしてもキャンプに行きたいと誘うが、木村は「虫がなかなか手ごわい」と乗り気ではない。それでも、必死に連れ出して車で東京・奥多摩へ向かい、テントや、カレー作り、キャンプファイヤーをするために必要なものを買い込んでいく。そしてキャンプ場に到着。桐谷は、釣りがうまく行かず必死になるなど楽しみ、カレー作りも終えると「まだやりたいことがある」と切り出す。木村は「カレーで満足だけど」とつれないが、桐谷は「いや、ここからです! 歌いたいんです!」と懇願。歌のしおりまで準備しており、高校の頃に大好きだったという思い出のSMAPの曲を熱唱する。さらに、自身の曲「海の声」を、たき火を囲みながら、2人でハーモニーを奏でる。一方濱田とは、山梨・山中湖へ。普通の人はすぐに乗りこなせないという、水上を何メートルも上まで高く上がる「フライボード」に挑戦し、2人とも運動神経の良いところを見せる。ロケを終えた木村は「岳くんと健太は、これまで2人ともドラマで共演していて、共通の時間を持てている相手ではあるけど、いざスタートしてみると少し照れ臭さかったです」と感想。最初は2人きりで何を話そうかと不安だったそうだが、「やりたいことに連れ回されるうちにそれもなくなり、結果的にすごく楽しいロケになりました」と振り返る。また、桐谷からは「拓哉さん、サインもらっていいですか?」とお願いされて、快く応じたそう。濱田は「基本的に人に心の扉を開かない」そうだが、今回は「開けおてます」と言ってくれたそうで、木村も喜んでいた。
2016年07月21日女優の木村文乃が4日、都内で行われたTBS系ドラマ『神の舌を持つ男』(7月8日スタート/毎週金曜22:00~)の制作発表に、主演の向井理、佐藤二朗、堤幸彦監督、脚本の櫻井武晴、主題歌を担当する坂本冬美とともに出席した。『SPEC』『TRICK』の堤幸彦が構想に20年を費やし、原案・監督を務める同ドラマは、向井、木村、佐藤演じるひょんなことから知り合った3人の男女が、全国各地の温泉場を舞台に繰り広げるコミカルミステリー。木村が演じる甕棺墓光(かめかんぼひかる)は、2時間サスペンスドラママニアの"ウザカワ女"だ。木村は「お話をいただいたときに『なぜ私なんだろう』って思った。撮影しながらも私である理由を探したんですけど、やっぱりわからないまま」と言うも、「堤監督のむちゃぶりに耐え続けた結果、自分でいろいろやらないと気が済まないになってきた」と堤ワールドに染まった様子。「ほかの作品の撮影に支障があるんじゃないかと不安」と笑った。その上で、「作風もわからないけどクスクス笑ってしまうような不思議な世界観になっている」と作品の魅力を伝え、「お酒を片手にゲラゲラ笑える作品だと思うので、楽しんでいただけたら」とアピールした。また、演じる墓光について「スカートだろうが浴衣だろうがヤンキー座りだし、行儀悪いし。寝相もすごい。イビキ、舌打ち、暴言…」と説明し、「お嫁にいけたらいいなって思うくらい、いろいろやらせていただいた」と苦笑。慣れない言葉遣いや行動に「難しい」と苦戦したようだが、堤監督は「映画でご一緒したときに本質を見抜いていて、狙い通り」と語った。
2016年07月04日女優の黒木瞳が初めてメガホンをとった映画『嫌な女』初日舞台挨拶が6月25日(土)、丸の内ピカデリーにて行われ、出演する吉田羊、木村佳乃、中村蒼、古川雄大、ラサール石井が黒木監督とともに顔を揃えた。観客からの「おめでとう」の声に、黒木監督は感極まり、「私たちが皆さまを笑顔にさせたいと思ったのに、皆さまから笑顔をもらいました」と声をつまらせた。本作は、桂望実氏の同名ベストセラー小説を黒木監督が構想4年をかけて映像化したもの。敏腕弁護士と天才詐欺師という境遇も立場も違う対照的な女性が出会い、詐欺師が抱える問題を次々に弁護士が解決していくという、笑いと涙の人生リセット・エンターテインメント。主演の吉田さんや木村さんをもってして「厳しい監督」と評された黒木監督だったが、自身も、「撮影に入ってから帰ろうかなと思ったのも正直、1日あります」と明かし、「でも私の背中を押してくれたのはスタッフ、キラキラした演技を見せていただいた俳優、そして笑顔になってくださるだろう観客です」と、感謝の気持ちを言葉で示した。とはいえ、やはり初日は緊張したようで、「出演しているときといまの立場は全く違うので、いま、大変緊張しています。女優と変わらない気持ちになるように、朝、焼きそばを食べてきました(笑)」と、朝からがっつり食して万全の態勢で臨んだという。黒木監督の演出で驚いた点を訪ねられた吉田さんは、「女優が女優を撮るので演出にもちょいちょい瞳さんの芝居の要素が入ってきます。瞳さんは音にこだわる方で、ナレーション収録のときに『羊ちゃん、いまの音はド、レ、ド、ド、でお願い』と言われて(笑)」と、意図を理解するのに苦労したと言えば、黒木監督は必死にその場で解説を始めた。観客もポカンとする中、ラサール石井さんが「全然分かんない」と口火を切ると、中村さんも「楽譜を全然読めないので…」と、困惑顔。黒木監督はミュージカル俳優の古川に助け船を求めるも、「僕、ミュージカルをやってるんですけどちょっと分からない、すいません(笑)」とにべもない態度をとられ、「え~」と立ち尽くした黒木監督だった。『嫌な女』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年06月25日女優の木村佳乃がこのほど、関西テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『潜入!ウワサの大家族SP』(28日22:00~23:24)の収録に参加し、ドラマで倒れながら血を吐くシーンに「他の女優さんに負けない自信があります!」と胸を張った。この番組は、今年3月までレギュラー放送されていたもので、今回3カ月ぶりに復活。木村と、フットボールアワー・後藤輝基のMCで、全国の珍しい大家族の驚きの生活ぶりを紹介していく。収録を終えた木村は、久々のMCに「むちゃくちゃになっちゃった!(笑)。3カ月やっていないとリセットされちゃいますね。カンペを読むところから焦って、ドキドキしたまま終わっちゃいました」とブランクを感じた様子。VTRに登場した大家族を見て、「どの家庭も、子どもたちの自立が早い気がしました。やっぱりたくさんの兄弟姉妹の中にいると、自分の居場所を見つけてアピールしないと紛れちゃいますもんね」と感想を語った。この3カ月間は、同局系ドラマで"ヤバイ妻"を演じていたが、「私としても満足したのは、倒れながら血を吐くシーン」と力説。「これは、他の女優さんに負けない自信があります! 勉強してますから、噴水のように吐きました(笑)」と成果を強調しながら、「監督からも、そういうシーンは私がやたらイキイキしていると言われましたね」と振り返った。今回の放送では、榊原郁恵が、超節約8人家族の暮らしに密着するほか、篠山輝信が日本三大秘境の宮崎県椎葉村の大家族の元へ。さらに、たんぽぽ・白鳥久美子が、7人の子供を育てるシングルマザーの生活を取材する。
2016年06月22日