「第30回東京国際映画祭(TIFF)」のラインナップ発表会見が9月26日(火)に都内で開催され、コンペティション部門に出品された『最低。』のメガホンをとった瀬々敬久監督や主演の森口彩乃らが出席した。AV女優役を演じることについて、森口さんは「最初引き受けたときはうれしかったんですけど、撮影に入る前くらいに『何で引き受けちゃったんだろう…』と思いました、すみません(笑)」と気持ちを露わにしたが、瀬々監督は笑顔で受け止めていた。TIFFは10月25日(水)~11月3日(金・祝)の10日間、開催されるアジア最大級の国際映画祭。世界各国からの新作がグランプリを競うコンペティション部門には、88の国と地域から1,028本の応募があり、その中から15本が本選に選出された。日本からは『最低。』と、松岡茉優が主演を務める『勝手にふるえてろ』の2作品がノミネート。欠席となった松岡さんからは、ビデオメッセージも届いた。『最低。』はAV女優の紗倉まなによる話題の文芸小説の映画化で、どうにもならない現実を前に、それでも自分らしく生きようとする女性たちを力強く、ときに繊細に描いた物語。元々ピンク映画を手掛けていた瀬々監督は、本作について「いわゆるAV業界の裏話ではなく、AV女優さんの友人や家族関係や日常が緻密に描かれたもの。いま、近い存在としてAVがありますが、そういう日本の現状の中で、AV女優さんたちも普通の生活ということを描いてみようと作りました」と、製作の経緯についてふり返った。コンペティション部門は世界の作品と肩を並べることになるが、「たったひとりでも『この映画が好きだ』と言う人がいれば、作っていけるという気持ちでやっています」と、熱い映画への想いを語る瀬々監督だった。また、TIFFでは監督デビュー30周年を迎えた原恵一監督のアニメーション特集「映画監督原恵一の世界」が組まれ、『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』などの『クレヨンしんちゃん』シリーズのほか、『カラフル』、『はじまりのみち』など計7タイトルの上映も予定している。黄色いTシャツに黒いキャラクターのアニメーションがプリントされた洋服で現れた原監督は「いま作っている作品のヒントです。たくさん撮ってください!」と集まった記者陣に向かってニッコリ。原監督は「人に見られて恥ずかしいものは1本も作ってきていないつもりです。過去作が大きい映画祭で観てもらえるのは新作のためにもなるし、非常にうれしく思っています」と笑顔を広げた。さらに、今年で30回を迎えることになったTIFFについて、原監督は「この先も映画祭が続いて、世界4大映画祭くらいに育ってくれればいい。コンペにアニメーション作品も混ぜてくれるような映画祭になってくれれば、そのときにはぜひ僕の作品を」とかわいらしくアピールしていた。そのほか、ラインナップ発表会見には、佐々木心音、山田愛奈、大九明子監督が出席した。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)より開幕。(cinamacafe.net)
2017年09月26日今年で第30回という節目の年を迎える「東京国際映画祭」が、10月25日(水)~11月3日(金・祝)に開催される。この度その開催に先立ち、30回記念「特別招待作品」ラインナップが発表され、本日9月16日(土)より本映画祭の予告編も劇場にて上映が開始されることが分かった。記念すべき本年のオープニング作品には、荒川弘の人気漫画を原作に、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。山田さんが主人公・エド役を演じるほか、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、佐藤隆太など豪華キャストが集結していることでも話題だ。さらに今年は、第30回オープニングスペシャルとして、チェン・カイコーが監督を務めた日中共同製作映画史上最大のビッグプロジェクトとして注目される『空海-KU-KAI-』の特別フッテージがオープニングセレモニーにて上映。こちらは、唐の時代、日本から遣唐使として中国へ渡った僧侶・空海が、詩人・白楽天とともに歴史を揺るがす巨大な謎に迫るというストーリー。染谷将太が空海役を演じている。そのほかには、アレハンドロ・ホドロフスキー監督作『エンドレス・ポエトリー』、流牙シリーズの集大成といっても過言ではない、栗山航ら身体能力の優れた俳優陣で贈る『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』、シャーリーズ・セロンら豪華キャストが声をあて、日本を舞台に描くストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、第74回ベネチア映画祭脚本賞を受賞した究極のクライム・サスペンス・ドラマ『スリー・ビルボード・アウトサイド・エビング、ミズーリ』(原題)、同じく第74回ベネチア映画祭にて金獅子賞受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』(原題)、全国高校写真部の日本一を決める実在の大会「写真甲子園」を映画化した『写真甲子園 0.5秒の夏』。「関ジャニ∞」丸山隆平が元泥棒役で映画単独初主演する『泥棒役者』、広瀬アリスが巫女役を務める『巫女っちゃけん。』、アジアを代表するチャン・チェンが日本のSABU監督のもと主演を務め、第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品された『Mr Long/ミスター・ロン』、第27回山本周五郎賞・第151回直木三十五賞の候補になった伊吹有喜の同名小説を完全映画化した『ミッドナイト・バス』、ギヨーム・ルナール監督作『MUTAFUKAZ』、世界的音楽家・坂本龍一に5年間密着取材し実現したドキュメンタリー作品『Ryuichi Sakamoto: CODA』、そして『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督の復帰作『ローガン・ラッキー』がラインナップ。またクロージング作品には、元アメリカ副大統領アル・ゴアが地球温暖化問題に警鐘を鳴らす注目のドキュメンタリー映画『不都合な真実2:放置された地球』が上映される。「第30回東京国際映画祭」は10月25日(水)~11月3日(金・祝)の期間で開催。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年09月16日10月25日~11月3日に東京・六本木ヒルズを中心に開催される第30回東京国際映画祭(TIFF)の「特別招待作品」のラインナップが16日に発表された。オープニング作品は、荒川弘氏の人気漫画をHey! Say! JUMP・山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。クロージング作品は、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画『不都合な真実 2:放置された地球』に決定した。また、今年は第30回オープニングスペシャルとして、巨匠チェン・カイコー監督作品、日中共同製作映画史上最大のビッグプロジェクトとして注目される『空海-KU-KAI-』の特別フッテージがオープニングセレモニーにて上映される。オープニング作品『鋼の錬金術師』のほか、日本からは「牙狼<GARO>」シリーズ最新作『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』、全国高校写真部の日本一を決める実在の大会「写真甲子園」に焦点を当てた『写真甲子園 0.5秒の夏』、関ジャニ∞・丸山隆平の映画単独初主演作『泥棒役者』、広瀬アリスが巫女役で主演を務める『巫女っちゃけん。』、伊吹有喜の小説を原田泰造主演で映画化した『ミッドナイト・バス』が選出された。また、世界的音楽家・坂本龍一を追った日米合作のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』も上映される。○第30回東京国際映画祭 「特別招待作品」ラインナップ一覧オープニング作品『鋼の錬金術師』(監督:曽利文彦)クロージング作品『不都合な真実 2:放置された地球』(監督:ボニー・コーエン/ジョン・シェンク)『エンドレス・ポエトリー』(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA』(監督:雨宮慶太)『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(監督:トラヴィス・ナイト)『スリー・ビルボード・アウトサイド・エビング、ミズーリ(原題)』(監督:マーティン・マクドナー)『シェイプ・オブ・ウォーター(原題)』(監督:ギレルモ・デル・トロ)『写真甲子園 0.5 秒の夏』(監督:菅原浩志)『泥棒役者』(監督:西田征史)『巫女っちゃけん。』(監督:グ スーヨン)『Mr Long/ミスター・ロン』(監督:SABU)『ミッドナイト・バス』(監督:竹下昌男)『MUTAFUKAZ』(監督:ギヨーム・ルナール)『Ryuichi Sakamoto: CODA』(監督:スティーブン・ノムラ・シブル)『ローガン・ラッキー』(監督:スティーヴン・ソダーバーグ)
2017年09月16日第30回東京国際映画祭が、2017年10月25日(水)から11月3日(金・祝)まで、六本木ヒルズやEXシアター六本木などで開催される。期間中は世界中から集まった数々の作品に加え、オールナイトイベントや無料の野外上映、オーケストラによるシネマ・コンサートなどが行われる。安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮﨑あおい人気女優の作品上映30回目の開催を迎える2017年の東京国際映画祭では、日本を代表する女優安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮﨑あおいの4名にフューチャー。彼女たちの最新作、そして自らターニングポイントとなったと評価する作品を2本ずつ上映する。安藤サクラは、姉・安藤桃子が監督を務め、自ら主演した『0.5mm』をピックアップ。蒼井優は山田洋次監督作『家族はつらいよ2』を、満島ひかりは越川道夫監督作『海辺の生と死』と、それぞれ2017年公開の最新作を選択した。宮﨑あおい出演作からは『怒り』が選ばれている。期間中は、作品上映だけでなく、監督やクリエイターを招きトークイベントも行う予定だ。『ゴジラ』シネマ・コンサート10月31日(火)には、東京国際フォーラムで『ゴジラ』シネマ・コンサートが開催。1954年、記念すべき第一作として公開された『ゴジラ』(監督:本多猪四郎)の上映に合わせ、伊福部昭作曲の劇中曲全曲を直弟子で作曲家の和田薫による指揮、東京フィルハーモニー交響楽団が完全演奏。劇中歌「平和への祈り」もChor Juneによる合唱で再現する。さらに、上映に先立ち「ゴジラ 現在・過去・未来」として、ゲストトークショーも。1989年の『ゴジラ vs ビオランテ』から『ゴジラ FINAL WARS』までプロデューサーを務めた富山省吾、『シン・ゴジラ』監督の樋口真嗣、そして『ゴジラ』シネマ・コンサートプロデューサーの岩瀬正雄が登壇。60余年にわたりファンやクリエイターを刺激続ける、「ゴジラ」の魅力を語る。無料の野外シアター2017年10月26日(木)から11月3日(金・祝)までは、六本木ヒルズアリーナを会場に野外シアター「Cinema Arena 30!」がオープン。過去29回の上映作品から代表作を一挙に上映する。参加無料なので、気軽に楽しめそうだ。さらに、10月上旬は美しい夜景をバックにした大スクリーン上映会「Tower Light Cinema」も。秋の夜風に当たってロマンチックな夜を過ごしてみてはいかがだろう。米映画黄金期のクラシックフィルム上映も東京国立近代美術館フィルムセンターとの共催企画として行われるのは、「ジョージ・イーストマン博物館 映画コレクション」。1949年に開館した、ニューヨーク州ロチェスター市の映画&写真のアーカイブであるこの博物館はアメリカで2番目に古く、無声アメリカ映画を始めとする数々の貴重な作品の可燃性原版やプリントを所蔵している。当日はエリッヒ・フォン・シュトロハイム監督の未完作品として知られる『クイーン・ケリー』[スワンソン・エンディング版]を始め、1920年代から30年代の作品を中心に、アメリカ映画黄金期の名作を美麗な35ミリフィルムで上映する。【概要】第30回東京国際映画祭開催期間:2017年10月25日(水)〜11月3日(金・祝)会場:六本木ヒルズ(港区)、EXシアター六本木 ほか<チケット>発売日:2017年10月14日(土) ※一部9月下旬より抽選販売作品あり。※チケットやプログラムの詳細は公式サイトで確認。URL:
2017年08月03日例年、内外から注目を集める東京国際映画祭。今年、記念すべき30回目を迎える本映画祭と日本の映画業界を、共に創り、盛り上げるべく、オフィシャルなサポーターをクラウドファンディングにて募集。リターンとして、映画関係者と同じ写真付きパスや、レッドカーペット特別体験、さらにオープニング、およびクロージング上映・パーティなどが用意される。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典としてスタートした東京国際映画祭(以下、TIFF)。日本の映画史とともに歩んできたといっても過言ではなく、昨年度は、『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』『怒り』など、話題を呼んださまざまな作品が上映された。TIFFには、才能あふれる新人監督から熟練の監督までを対象に、世界中から厳選されたハイクオリティなプレミア作品が集結。国際的な審査委員によってグランプリが選出される「コンペティション」には、2016年は86の国と地域から1,409本もの応募があり、年々注目度が高まっている。例えば、2011年の第24回グランプリ作品『最強のふたり』はTIFFでの上映後、フランス語映画として世界歴代1位の観客動員を記録し、日本でもロングランヒットとなった。そして、今年は30回目という節目の年を迎える。メインビジュアルとしては、リオオリンピック・パラリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーでクリエイティブ スーパーバイザー、チーフアートディレクターを務めた佐々木宏(クリエイティブ・ディレクター)、浜辺明弘(アート・ディレクター)を迎えて制作。新たな30年を祝う「祝祭感」、そして何処にもない「TOKYO」の魅力を強く打ち出したいとの思いから、日本を代表する写真家で、映画監督でもある蜷川実花の写真を起用し、蜷川さんが写す、様々な「東京」の表情を1本の“TokyoFILM”という映画に例えた。また、アニバーサリーイヤーとなるだけに、日本映画界のクリエーターに刺激を与え、スクリーンで輝き続ける現代のミューズ、安藤さくら、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいという実力派女優4名の特集上映を実施するという。会期中に上映される作品は、公開前の超大作から、ここでしか見ることができない貴重な作品や、ドラマや恋愛もの、コメディにアニメーションまで多種多様で、およそ200本強。大好きなジャンルの映画にどっぷり浸かるもよし、いままで見たことのないジャンルの映画に飛び込んで新たな発見をするもよし。今回は、ハロウィーンに盛り上がれるイベントや、無料で参加できるイベント、食のイベントなどのスペシャルイベントを多数実施するため、その費用や、一部はセキュリティの強化費用へも充てるという。本年度より、TIFFのフェスティバルディレクターとなった久松猛朗氏は、「今年は30回という記念の開催に当たり、より多様で多彩なプログラムを組み、日本はもとより世界中からたくさんの魅力的な監督や男優・女優の皆さんをお招きして、より祝祭感溢れる、誰もが参加して楽しめる“映画のお祭り”にしたいと考えています。多くの方々に「参加」していただき、楽しんでいただければと願っています」と、プロジェクトにかける思いをコメント。5,400円からの“ライトサポーター”(EXシアターコンペ部門作品の当日座席交換券など)から、レッドカーペットやイベントなど、映画祭の裏側も体験できる“ゴールド”“プラチナ”“ダイアモンド”まで、幅広いリターンが用意されている。第30回東京国際映画祭は10月25日(水)~11月3日(金・祝)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日8月15日(火)~8月17日(木)の期間中、東京国際フォーラムで子ども向け参加型イベント「丸の内キッズジャンボリー2017」が開催されます。今年で11回目を迎えるイベントでは、子どもたちの好奇心刺激する多彩なプログラムを100以上も展開。夏休みのお出かけにおすすめですよ。プログラムの一部をご紹介します。今年初登場!注目の新プログラム●「スポーツ雪合戦教室」真夏なのに雪合戦で遊べます。的に雪を投げて点を競う投てきイベントのほか、日本発祥のスポーツ雪合戦教室も実施されます。季節はずれの雪に、子どもたちは大喜び間違いなしです。●「チャレンジ!きみも園芸デザイナーだ!」小型のコンテナで寄せ植えを楽しみましょう。使うのは東京産の植物です。バランスを考えながら植えるのが楽しいですよ。コンテナごと持ち帰ることができるので、自宅での管理方法も覚えてくださいね。●「キッズフリーマーケット」フリーマーケットに入れるのは子どもだけ。大人立ち入り禁止、子どもによる、子どものためのフリーマーケットです。掘り出し物をさがしましょう。●いろいろな地域や⽂化を知って交流しよう!特設展示コーナーで宮城県気仙沼市・南三陸町戸倉、伊豆諸島の⼦どもたちが復興の状況や取り組みを報告。ステージでは南三陸町戸倉の伝統芸能「⿅⼦躍(ししおどり)」が披露されます。特産品販売も要チェックです。今年もやってくる!人気の定番プログラム●「ぼうさい体験!キッズ消防隊」消防隊員になりきって消火やレスキュー体験にチャレンジしましょう。楽しみながら防災について学べるコーナーが充実しています。起震車や煙体験ハウスで命を守る方法を学べますよ。●「警視庁騎⾺隊がやってくる!乗⾺体験をしてみよう」めったに見られない警視庁騎馬隊が登場します。可愛くて賢い馬たちと触れ合いましょう。馬に乗り、記念撮影が可能です。保護者もカメラを持って見学できます。●「NO LIMITS CHALLENGE」パラリンピック競技を体験しませんか?実際に体験すれば、その難しさと面白さが分かるはず。主催は東京都で、競技写真の展示も実施されます。●「本物のパトカーや⽩バイと記念撮影!」制服を着て、本物のパトカーや白バイと写真を撮りましょう。白バイにまたがることもできますよ。警視庁のキャラクター、ピーポくんと交通安全や防犯を学んでください。●「こちら親⼦新聞編集室」ベテラン記者が新聞づくりを教えます。新聞から記事や写真を切り抜き、自分だけの新聞を作ってください。レイアウトや見出しの付け方のアドバイスを受けられます。●「キッズステージ」さまざまな分野のアーティストがステージでパフォーマンスを繰り広げます。音楽やダンスで会場を盛り上げますよ。●「ワンダーキャンパス」子どもたちが知恵を絞り、未来につながるアイデアを出し合います。今年のテーマは“デザイン”。食べ物、街、大自然、動物、宇宙など、多岐にわたって考えます。●「ダンボール迷路で遊ぼう」段ボールを組み立てた巨大迷路に飛び込みましょう。出口を目指して右往左往、昨年登場して大好評だった催しです。ご紹介したほかにも、面白いプログラムが満載ですよ。事前申込みが必要なプログラムは、7月11日(火)から受付がはじまります。ぜひ公式サイトをご確認ください。開催概要「丸の内キッズジャンボリー2017」開催日時:2017年8月15日(火)~8月17日(木)10:00〜17:00会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5−1)料金:無料 ※プログラムによって材料費などの実費負担があり。※プログラムによっては、事前申込または当⽇配布する整理券が必要です。事前申込:7月11日(⽕)10:00〜7月24に妓(⽉)17:00まで公式サイトにて受付。抽選結果は7月31日(⽉)までに申込の⽅全員にメールで連絡。TEL:03-5221-9630 ※平⽇10:00〜17:00公式サイト:www.tif-kids.jp/2017/
2017年06月28日昨秋の第29回東京国際映画祭にてワールド・プレミア上映され、東京グランプリ&WOWOW賞のW受賞を果たした『ブルーム・オブ・イエスタディ』(原題:DIE BLUMEN VON GESTER)が、9月30日(土)より劇場公開されることが決定した。時は、現代。ナチス戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画することになった2人。人付き合いが苦手なトトは、フランスからやってきたザジに最初は激しく反発するが、彼女の型破りなユーモアにいつの間にか生きる力をもらう。やがて2人は、自分にない何かを求め合うように強く惹かれていく。だが、実は2人の出会いは、偶然ではなかった。ドイツ、ウィーン、ラトビアへと過去を追いかける旅路の途中で、ザジが隠していた驚くべき“事実”が明かされ…。日本を含め、世界各国でヒットを記録した『4分間のピアニスト』のクリス・クラウス監督が、自身のルーツから創作した風変わりな愛の物語。ホロコーストをテーマにしながら、オープニングから畳みかけるようなユーモアと毒舌の連続に、「笑っていいのかな」と思わずにはいられない、斬新な作風は驚きの連続。ナチスの戦犯を祖父に持つ男と、ナチスの犠牲者となった祖母を持つインターン女性が出会い、自らのルーツを探す旅を通して、過去に囚われていた自分たちの人生を再発見していく。主人公のトトに扮するのは、オリヴィエ・アサイヤス監督の『アクトレス ~女たちの舞台~』『パーソナル・ショッパー』などで知られるラース・アイディンガー。都会的でスマートな役柄が多かった彼が、人生につまずきっぱなしの人間味にあふれた男を、情感をこめて演じた。また、ザジ役にはダルデンヌ兄弟監督の『午後8時の訪問者』でも高く評価されたアデル・エネル。いま、最も期待されているフランス若手女優の1人で、本作では撮影前にはひと言も話せなかったドイツ語をマスター。おかしくて、やがて切なくなるほど大胆不敵な役柄を、果敢に演じている。過去を嘆くだけの時代に終止符を打ち、未来を希望と共に生きようとする世代のために、新しいアプローチで戦史に迫った本作。ナチス映画の歴史が変わる!?エポック・メイキングな物語といえそうだ。『ブルーム・オブ・イエスタディ』は9月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月27日女性ホルモンに着目した女性医療を提供するクリニックとして、ウィメンズヘルスクリニック東京が6月14日、東京都・丸の内にグランドオープンした。同日は院長の浜中聡子医師による「美しく年を重ねる ~『ホルモンバランス』の重要性について~」と題したセミナーも開催。女性ホルモンの役割や、その乱れが心身の不調とどのようにつながっているかを解説した。同クリニックは「女性頭髪専門外来」「女性更年期外来」「美肌外来」など、女性ホルモンをテーマとした治療領域を拡充した医療機関。エストロゲンおよびプロゲステロンと呼ばれる2つのホルモンからなる女性ホルモンは、一生のうちでわずかスプーン1杯分の量しか分泌されないと言われている。だが、それぞれのホルモンは女性の心身の健康を保つうえで、実に多くの役割を担っている。女性らしさを引き出すエストロゲンには「髪を豊かに保つ」「肌つやを維持する」「自律神経の安定」「子宮の働きを活発にする」といった働きがあり、女性が「母」になるための体をつくるプロゲステロンは「子宮内膜、子宮内の筋肉の働きを調整する」「睡眠の質をよくする」などの役割がある。これだけ多種多様な役目があるだけに、女性ホルモンが乱れるとイライラや不眠、疲労感、肩こり、胃もたれ、頭痛などのさまざまな不調が出てくる。「一個一個の症状を見ると、整形外科へ行ったり、神経内科へ行ったりとほかの科に行ってしまいそうな症状」(浜中医師)ではあるが、その一見すると全く関連のなさそうなトラブルが、女性ホルモンを安定させることですべて解決する可能性もあるのだ。○女性は夏に体を冷やさない工夫をそんな重要な女性ホルモンだが、加齢とともに分泌量が減少していくのは避けて通れない。減っていく分を補うにはホルモン補充療法などの選択肢があるが、浜中医師はその補充療法をするためには準備が必要だと指摘する。「プレ更年期に差し掛かった段階で自分に何ができるのかを考え、実際に実行することが大事な先行投資になってきます。まずは運動ですね。皆さん、有酸素運動が重要なのはわかっていらっしゃいますが、年齢とともに筋肉量は落ちます。そうなると代謝が悪くなるので、太りやすくなります。そのため、ある程度筋肉を維持するための運動が必要になってきます」具体的には有酸素運動に腹筋やスクワット、加圧トレーニングなどの無酸素運動を加えることが大切だという。食事面では炭水化物やたんぱく質などの5大栄養素をしっかりと摂取することが肝要とした。また、女性ホルモンを元気にするためには体温も重要な要素。浜中医師の下には35度台前半の女性が診察に来ることも珍しくないそうだが、最低でも36度以上を保つべきだとアドバイスを送る。「夏バテだからと冷たいものを摂りすぎると、結局体調不良になる若い方もいらっしゃいます。意外と温かいものを普段から食べている方がいいんですね。ファッションに関しては暑いと袖から腕を出したくなりますが、1枚余分に着ていた方が体調は維持されます」そのほか、「寝る前はスマートフォンやパソコン、テレビから離れる」「日付が変わる前にベッドに入る」「日々の生活の中で運動量を1.5倍にする」などがホルモン分泌を促す行動だと話した。○「健康リテラシーの向上」を目指すドックさらに同クリニックは、グランドオープンに合わせてアンファーが統括プロデュースする「ハッピーエイジング・ドック」の提供を開始した。同クリニックと宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートによる滞在型医療プログラムであるこのドックは、「健康リテラシーの向上」をコンセプトに掲げる。同ドックは、健康と病気の間の段階である「未病」の質を高めることに焦点を当てている。期間中のプログラムを通じて生活改善への介入を行うことで、健康寿命を延伸させ、リタイア後のセカンドライフを元気に楽しく生き生きと過ごしてもらえることを目指すという。具体的な流れはまず、事前にクリニックで問診・検査を行う。問診ではメンタル状態のチェックや現在の体の老化度、未来の健康状態を確認・予測する。その結果をもとに3泊4日のシーガイアでの滞在中に実践するプログラムを策定。そして陽光降り注ぐ宮崎の地で4日間を過ごしてもらった後、クリニックを再来院して実施前と数値を比較しながら健康習慣の定着を目指す流れになるとのこと。3泊4日の滞在期間中は医師と栄養士、シェフが監修したその人に見合った食事が提供され、医師やトレーナーら専門家監修のアクティビティプログラムを体験できる。「病気にはなりたくない、病院のお世話になりたくないと皆さん思っていても、きっかけがつかめず、どうしたらいいのかわかっていらっしゃらない方も多いです。無理なく、自分の生活に(健康的な習慣を)取り入れて継続させるにはどうしたらいいか考えたときに、一度リセットして非日常を体験してみるというのが一番スムーズな方法ではないのでしょうか」と浜中医師はこのプログラムの狙いを話す。同ドックの予約開始は6月14日より開始しており、料金は1人あたり48万円(税別)。問診や検査場所は同クリニックもしくはメンズヘルスクリニック東京で行われる。
2017年06月16日フェスティバル規模の演奏会や著名な指導者による音楽クリニックを展開する、過去に類を見ない世界初の音楽の祭典「東京国際音楽祭」が2018年に開催される。本大会に先駆け、「東京国際音楽祭 プレ大会」が、5月5日(金・祝)・6日(土)に東京ビッグサイトとイーストプロムナード 石と光の広場で開催されることが発表になった。東京国際音楽祭プレ大会 チケット情報「東京国際音楽祭」は、吹奏楽、マーチング、オーケストラ、弦楽合奏、合唱、Jazz and Popsの6つの音楽ジャンルにおける国内外のトップクラスが集結し、フェスティバル、クリニック、コンテスト、展示、会議など、音楽に関する様々な取り組みを通じて、音楽文化の魅力を伝える新しい試み。5月のプレ大会は、レセプションホール(1F)と国際会議場(7F)で演奏会やシンポジウム、3つの会議室(6F)で楽器別クリニック、イーストプロムナードでマーチングが同時進行でおこなわれる。クリニックの講師には、南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団に15年間首席トランペット奏者として在籍した山本英助や、ジャズサックス奏者の松元啓祐らが決定。演奏会には、数多くの音楽従事者を輩出している幕張総合高校、東海大高輪台高校の出演も決定した。チケット発売中。
2017年04月20日国際フォトフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が上野公園、東京藝術大学、上野桜木、谷中エリアにて開催される。会期は2017年5月19日(金)から28日(日)まで。「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」では、歴史ある建造物や昔ながらの面影を残す上野の街なみを歩きながら、展示されている写真作品と出会える。写真の新しい鑑賞体験ができる、東京初の屋外型国際フォトフェスティバルだ。フェスティバルの見どころは、世界的写真家たちの野外展示。鈴木理策の水鏡の作品を噴水の水辺に浮かべたり、巨大な作品が公園の入り口に掲げられたりと、美術館とは趣の異なるダイナミックな写真展示が行われる。建築家が展示設計を担当し、今までにない写真の見せ方を提案する。他にも、国際コンペティションで選ばれた注目の写真家の作品も展示。 アメリカ、ベルギー、イタリア、カナダなど、様々な国の若手写真家の作品を楽しむことができる。上野に立ち寄った際は是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO会期:2017年5月19日(金)〜28日(日)開催地:上野公園、東京藝術大学(シンポジウム)、上野桜木、谷中エリア入場料:無料出展作家:・「Invisible Stratum-見えない地層-」 タイヨ・オノラト & ニコ・クレブス、エヴァ・ ステンラム、サルバトーレ・ヴィターレ、マイヤ・タンミ、鈴木理策、米田知子、山本 渉、武田慎 平、宇佐美雅浩・「-ORIGIN-」 東京国際写真コンペティション 受賞者展ベネディクテ・ヴァンダレート、エリザ・タモー、アンドレア・フォリーニ、長谷良樹、ヴィッキ ー・リード、カイ・ケンマー、マグダレーナ・ソール、ナオミ・ハリス
2017年03月27日「アートフェア東京2017」が、2017年3月16日(木)から3月19日(日)まで東京国際フォーラムにて開催される。「アートフェア東京」は、日本最大級の国際的なアートの見本市だ。会場には数々のギャラリーの作品が一挙に集まり、そこから気に入った作品を購入することができる。今回は、150のギャラリーが参加し、古美術、工芸、日本画、近代美術、現代アートまで、そして巨匠から若手のものまで、幅広く作品を取り揃えた。テーマは「Art is Alive –アートに近づく、アートが近づく−」。ただ作品を購入するだけでなく、ライブペンティングやファションとのコラボレーションなど、数々の企画や展示構成を通して、アートと自分との距離が近づくような体験を提案する。会場は、大きく3つのエリアで構成される。入り口設置された入場無料の「ロビーエリア」では、まさにそれがアートへの入り口になるように、アートと日常生活とのつながりを実感させるような企画を実施。スプツニ子!とランボルギーニ・ウラカン RWD スパイダーのコラボレーションカーが登場するほか、専門家が選んだ若手作家による10万円前後から30万円程度の価格帯の作品60点の展示販売も行われる。「アクセスエリア」では、国内外のアートに関する最新情報を発信。そして、メイン会場「ギャラリーエリア」では、古美術・近現代・工芸を取り扱うギャラリーが集まる「North Wing」と、現代アートギャラリーを中心とした「South Wing」に分かれ、150のギャラリーが作品を展示・販売する。中でも注目は、メイン会場で、12ギャラリーが各1組作家を選出し個展を展開する企画「PROJECTS」だ。一押しのアーティストそれぞれの世界観が、一つのエリアに集められ、それを比べるように眺めていくことで、より深く、新しい芸術体験を味わうことができるだろう。さらに今企画では、各ギャラリストが見どころを紹介するガイドツアーも実施される。なお、期間中は会場となる東京国際フォーラムと注目のアートスポットが集まる天王洲エリアを結ぶシャトルバスを運行。より気軽にアートを楽しむことが出来そうだ。さらに、今回アクセスエリアにて、草間彌生の代表作「Mirrored Room」が展示されることが決定した。会場に佇む真っ赤なボックスの中を覗くと、鏡に囲まれた一面に赤いドットのソフト・スカルプチュアが生い茂る空間が広がる。まるで草間自身の頭の中に入り込んでいるような感覚を味わうことができる作品だ。【詳細】アートフェア東京2017開催期間:2017年3月16日(木)〜3月19日(日) ※16日は招待制会場:東京国際フォーラム ホールE・ロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1入場料:1DAYパスポート(当日) 2,800円 / 1DAYパスポート(前売) 2,300円※全て税込み■PROJECTS 出展ギャラリー例FUMA Contemporary Tokyo | 文京アート(金巻芳俊) / 雅景錐(詫摩昭人) / HARMAS GALLERY(高橋大輔) / 四季彩舎 (山村龍太郎毅望) / KEN NAKAHASHI (エリック・スワーズ) / サテライツ・アート・ラボ(森 勉) Satoko Oe Contemporary(金氏徹平) / SHUMOKU GALLERY(富永祥烟)■PROJECTS ガイドツアー日程:3月18日(土) ※ツアー時間、集合場所 後日発表 場所:ギャラリーエリア内 South Wing内「PROJECTS」各ブース■Ron English ライブペインティング日時:3月16日(金)、17日(金)場所:アクセスエリア内メインステージ■シャトルバス乗降場所: 東京国際フォーラム1階 バス停留所、寺田倉庫 T-Art Gallery前時間:※30分間隔で運行17日(金) 11:30~19:00、18日(土) 11:30~19:00、19日(日) 11:00~16:00
2017年02月05日米津玄師がワンマンライブ「米津玄師 2017 LIVE / RESCUE」を2017年7月14日(金)・15日(土)、東京・国際フォーラムで開催することが決定した。初のホールワンマン、2daysライブとなる。映画『何者』の主題歌を中田ヤスタカと担当したり、映画化が決定している『3月のライオン』のアニメの主題歌を歌うなど、2016年は多岐にわたる才能を発揮した。精力的なライブ活動を経て、初のホールワンマンライブでどんなステージを披露してくれるのか、期待が高まる。本ツアーの最速先行抽選応募シリアルナンバーは2月15日(水)にリリースするニューシングル「orion」の初回生産分に封入される。先行申込期間は2月14日(火)12:00~2月19日(日)23:59まで。「orion」には、大切な人達との繋がりを星座のように結んで欲しいというメッセージが込められている。公開されたミュージックビデオは、タイトル「orion」の星座をモチーフとした電球がちりばめた屋内の世界から、ランドリーマシーンを通じて、星空のきらめく広大な海のシーンへと開けるクライマックスが圧巻の作品に。男女の思い出を、その時着ていた服という生活に密なモノに例え、星の動きをランドリーマシーンに結びつけたユニークな解釈となっている。後半部分に映し出される、真冬の海を背景にしたシーンの美しい。【公演概要】米津玄師 2017 LIVE / RESCUE日程:2017年7月14日(金) OPEN 18:00 / START 19:002017年7月15日(土) OPEN 17:00 / START 18:00会場:東京国際フォーラム ホールAチケット料金:5,000円(税込)チケット先行:2月15日発売シングル「orion」に、チケット最速先行抽選応募のシリアルナンバー封入 ※応募期間は、2月14日(火)12:00〜2月19日(日)23:59まで。■New Single『orion』発売日:2017年2月15日(水)価格:・オリオン盤(初回限定)CD+クリアシート+ハードカバー仕様 1,700円+税 / SRCL-9313・ライオン盤(初回限定)CD+DVD+紙ジャケット仕様 1,700円+税 / SRCL-9314~9315・通常盤 1,200円+税 / SRCL-9316
2017年01月31日世界最大規模のキルトの祭典「第16回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」が、2017年1月19日(木)から25日(水)まで東京ドームにて開催される。約1,800点のキルトが集う「東京国際キルトフェスティバル」2017年の目玉となるのは、1800年代の貴重な花キルトの展示。キルトの殿堂として有名なアメリカ・ネブラスカ大学リンカーン校IQSCMが所蔵する5,000点の中から、花をモチーフにした貴重なアンティークキルト28点をピックアップして紹介する。ガーデンブームが起こった1800年代後半のアメリカでは、ガーデンデザインや新種の花が図案として取り入れられた色鮮やかなキルトが多く制作されたという。今回は、クレイジーキルトの傑作ともいえる「My Crazy Dream」も特別展示される。また、日本を代表するキルト作家・鷲沢玲子も参加。アメリカのカンザスを舞台としたオズの魔法使いを立体キルトで表現する。さらに、『スイミー』などで知られる絵本作家レオ・レオニの鮮やかな世界も21点のキルトで表現されたコーナーも用意される。イベント内では、日本最大級のキルトコンテスト「日本キルト大賞」の応募作品の中から入賞・入選作品300点余りも公開され、200店が出店する日本最大級のキルトマーケットも展開される。【イベント詳細】第16回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-開催期間:2017年1月19日(木)~25日(水)時間:9:30~18:00※入場は閉場の30分前まで。※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場。会場:東京ドーム住所:東京都文京区後楽1-3-61当日券:2,100円、小学生以下無料(ただし大人の付き添いが必要)総展示数:約1,800点
2017年01月17日先日、記者会見の模様(「記者会見には蒼井優さんも登壇。今年の東京国際映画祭は10月25日から始まります!」)もお伝えした東京国際映画祭が開催間近となりました。チケット発売はいよいよ今週末の15日正午から!そこで、上映200作品を超える映画祭期間中に、ROBE読者の皆さんに観ていただきたい注目映画を5作品をご紹介します。また、先日日本外国特派員協会(FCCJ)にて行われた岩井俊二監督の記者会見の様子もお届け。この映画祭での上映を逃したら日本での鑑賞はできないかもしれない作品もあるので、ぜひお見逃しなく!1.『ダイ・ビューティフル』ジュン・ロブレス・ラナ監督 / コンペティション 部門 / ヒューマンドラマ、コメディ(以下、監督名 / 東京国際映画祭出展部門 / ジャンル を記載)ビューティ・コンテスト出場を生業とするトランスジェンダーのトリシャが亡くなる。死後も美しくありたいという彼女の願いを、友人たちは叶えようとする…。笑いとポジティブな姿勢に貫かれた、驚愕の感動作。TIFFで女優賞に輝いた『ある理髪師の物語』(’13)の監督最新作。 LGBTをはじめとしてジェンダーへの考え方も大きく変わってきた今においてとてもタイムリーな映画じゃないかなと思います。「女性性」や「美」というワードは、これまで以上にその定義に広がりを見せはじめています。過去作『ある理髪師の物語』も根柢にはアイデンティティーや自由、セクシュアリティーといった要素があったとのことで、今回はよりそういった要素が強そうな作品です。 2.『太陽を掴め』中村祐太郎監督 / 日本映画スプラッシュ 部門 / ラブストーリー、青春、ミュージック吉村界人×浅香航大×岸井ゆきの、新鋭・中村祐太郎監督が描く、89分間の“真っ赤な青春群像劇”。 心揺さぶる激唱で伝える、ヒリつくように純真な「青春×音楽」映画が誕生! #吉村界人#太陽を掴め 続きはサイトで 吉村界人さん(@kaito_.yoshimura)が投稿した動画 - 2016 8月 6 6:36午前 PDT先日の記者会見に登壇された松居大悟監督が3年前にエントリーしていたということからもお分かりの通り、青田買い必至の部門=「日本映画スプラッシュ 部門」。特に注目したいのがこの『太陽を掴め』です。演者・制作ともにフレッシュな才能溢れる今作ですが、俳優(アーティストといったほうが適切)の吉村界人氏から日本の演劇界はしばらく目が離せないのでは?ぼくのりりっくのぼうよみのMV出演も記憶に新しいところですね。office-saku所属というのも納得の、まるで松田優作と尾崎豊を彷彿とさせる強烈な個性を放っています。荒削りという言葉がいま最も似合う圧倒的な彼の世界観は、Instagram(@kaito_.yoshimura)でチェックしておきましょう。3.『ザ・ネオン・デーモン(原題)』ニコラス・ウィンディング・レフン監督 / 特別招待作品 / サスペンスロスに出てきたばかりの若いモデル、ジェシーは一見素朴だが、誰もがその存在に目を奪われる特別な魅力をもった女の子。エージェントの目にも留まり、トップデザイナーのショーにも出るなど順調な道を歩みだすジェシー。しかし、仲良くなったヘアメイクのルビーと彼女の友達は、ジェシーに対して嫉妬を募らせていき、やがてジェシー自身もトップを目指すうち、全てを見失っていく…。『ドライヴ』で世界中を魅了したニコラス・W・レフン監督が、究極のヒロイン、エル・ファニングを迎え、悪夢のようなモデル業界を艶やかに描いた、カンヌでも話題騒然となった待望の最新作。ファッション文脈でROBE読者としては外せない作品。すでに2017年1月の日本公開が決定している本作ですが、一足先にこのTIFFで鑑賞してしまいましょう!エル・ファニングの圧倒的魅力がファッションモデル界の残酷さを美しく描き切ってくれている模様です。「僕は美しく生まれたわけではないから、"美しい" ということはファンタジーなんだ」と語るレフン監督とエルの対談を収めたi-D Meets: Elle Fanning x Nicolas Winding Refnのショートムービは必見です。 4.『ミスター・ノー・プロブレム』ヒューマンドラマ / メイ・フォン監督 / コンペティティション大戦中の重慶で戦争と無縁の生活を送る富裕層、農場を任される番頭、そこに闖入する青年らを中心に、3幕の寓話がスタイリッシュなモノクロ画面で味わい深く描かれる。ロウ・イエ監督作の脚本家として著名なメイ・フォンが、長編第1作として1943年の短編小説を監督。アジア映画の特徴の一つとして、プログラミング・ディレクターも語っていたのが、「モノクロ映画」。映像のデジタル技術の発展に逆行するかのように昨今広がりを見せているそうです(かといってモノクロフィルムで撮影しているとは限らないところが "今" である証拠)。 5.『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』岩井俊二監督 / Japan Now 部門 / 青春小学生の典道(山崎裕太)、祐介(反田孝幸)、純一(小橋賢児)らは、花火を横から見ると丸いのか、平べったいのかという素朴な疑問を持ち、花火大会の夜その答えを見つけに近くの灯台に行くことを計画する。一方、なずな(奥菜 恵)はその日、典道か祐介のどちらかプールでの勝者とカ・ケ・オ・チすることを企てた…。本映画祭にて単独特集が組まれている岩井監督の名を世間に轟かせることとなった作品。ロケ地の千葉県海上郡飯岡町(現在の旭市)は、ドラマ『モテキ』で満島ひかり演じる中柴いつかも巡ってましたね。この作品は1993年当時テレビドラマの一編として放映され、1995年に再編・映画館上映された変わり種。物語の前後半でパラレルワールドがたどるストーリー展開は45分とは思えぬ奥深い展開です。極め付けは、ファミコン、スラダン、セーラームーンといった90年代初頭のトレンドワードが随所にちりばめられた台詞の数々。当時から確立されていたいたかのような岩井美学の詰まった映像もあいまって、思わず「あの頃の自分」と重ね合わせてしまうはず。四半世紀近い時間がもたらすノスタルジーに、大人は誰もが胸が苦しくなることでしょう。 FCCJにて行われた岩井俊二監督の記者会見の様子東京国際映画祭に先駆け都内のFCCJにて、岩井俊二監督の記者会見が行われました。「正解の定義は難しいと思いながら作っている」「映画市場が活性化することで、アート映画が作りやすくなる」「アニメもすごくつくりたいんですよ」など言葉の節々に深い想いを込めながら回答される岩井監督に、海外プレスも熱い視線を向けていました。当日プレス向けに上映された『リップヴァンウィンクルの花嫁』でも、初見のプレスが多いなか、鑑賞中声を出して笑っている場面が数多く見受けられました。今後はよりアジアでの作品作りも積極的に行っていくとのことで、すでに中国市場を見据えた作品作りが進行中とのことです。岩井監督は、先月韓国での『リップヴァンウィンクルの花嫁』公開に合わせたプロモーションにて、日本人として初めて韓国キー局のニュース番組(NHKのニュースウォッチ9のような放送番組だそう)にゲストで招待されています。すでに中韓を中心にアジアではカルト的人気を誇る岩井作品。しかしながら『Love Letter』が公開された1995年当時、政治的理由により韓国の放送電波に日本語を流せず予告編が放映できなかったそうです。その出来事を踏まえ、「韓国でニュース番組に招待いただいたように、日本と他国とを繋ぐ "きっかけ" になることが使命だとしたら、映画を作り続けることでそれを務めていきたい」と述べられていました。長い時間をかけ作品で国と国が分かり合えることこそ、 "アート" が持つ最大の魅力ですね。東京国際映画祭期間中は、各作品に監督自ら登壇されることが予定されています。「劇場公開当時はいつも胃が痛いが、映画祭での上映は自分にとってもヴァケーションのようで楽しみ」と仰る監督と、過去作品を一緒に楽しめる貴重な機会になること間違いなしです。 東京国際映画祭のスケジュールを公式サイトで確認!→() いかがでしたか?これらのほかにも、オープニング作品にはメリル・ストリープとヒュー・ジャックマンが来日することで話題の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり(原題:Florence Foster Jenkins)』、トニ・コレットとドリュー・バリモアの女同士の友情が眩しい『マイ・ベスト・フレンド(原題:MISS YOU ALREADY)』そして、アジア・インディーズのミューズとして各国国際映画祭で注目を集める杉野希妃監督・主演の『雪女』など注目作品が目白押し。東京国際映画祭のチケットは10月15日(土)12:00〜 東京国際映画祭公式サイトよりご購入いただけます。 第29回 東京国際映画祭 (Tokyo International Film Festival)〈会期〉2016年10月25日(火)〜11月3日(木・祝)〈チケット販売開始時期〉一次販売 10月15日(土)12:00~二次販売 10月22日(土)12:00~※ 上映スケジュールは現在未定※ 詳細は東京国際映画祭公式サイトよりご確認ください〈部門紹介〉◆コンペティティブ・コンペティション部門※ 今年のコンペティション部門はのべ1,502作品の応募を勝ち抜いた16作品を上映・アジアの未来 部門・日本映画スプラッシュ 部門◆ショーケース・特別招待作品 部門・Japan Now 部門・ワールド・フォーカス 部門◆クローズアップ・国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA 部門・日本映画クラシックス 部門・ユース 部門(TIFFチルドレン/TIFFティーンズ)Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2016年11月13日10月25日(火)より東京・六本木を中心に開幕したアジア最大級の映画祭、第29回東京国際映画祭が、昨日11月3日に閉幕。EXシアター六本木にてクロージングセレモニーが行われ、小池百合子東京都知事が東京グランプリ作品『ブルーム・オブ・イエスタディ』のクリス・クラウス監督らにトロフィーを授与。また、「ARIGATO(ありがとう)賞」を受賞した『君の名は。』新海誠監督や、女優の高畑充希、俳優の妻夫木聡、『シン・ゴジラ』のゴジラをはじめとする各賞受賞者たちが揃って登壇した。第29回東京国際映画祭で、栄えある東京グランプリに輝いたのは、ホロコーストのイベントを企画する男を描いた『ブルーム・オブ・イエスタディ』。『4分間のピアニスト』でも知られるクリス・クラウス監督は、審査委員長を務めたジャン=ジャック・ベネックス監督と同じ舞台に立てることに感激しながら、「先ほど拙いフランス語で二十歳頃彼の映画をずっと観ていましたと伝えました。それなので夢が叶ったような気分です」とコメント。「この映画を撮ることは簡単ではなかった。でもこの受賞によってフランス、ドイツ、そして日本でも公開されることを期待しています。この映画に出演してくれた素晴らしい俳優とスタッフがいなければ、この映画はできませんでした」とスタッフに感謝を伝えた。なお、同作はWOWOW賞にも選出された。また、スウェーデン北部の山間部で暮らす民族を描いた『サーミ・ブラッド』は、審査員特別賞と最優秀女優賞(レーネ=セシリア・スパルロク)をW受賞。自身もサーミ民族の血を引くアマンダ・ケンネル監督は、「主演女優とその妹を誇りに思っています。この2人がいたからいまここに立てている。そして東京国際映画祭ではいろんな人と多く語り合うことが出来ました。映画祭という場はいろいろな国の社会を知ることが出来る場であると改めて思いました」と主演のレーネを称え、映画祭をふり返った。さらに、非業の死を遂げたトランスジェンダーの女性を友人たちが美しく葬ろうとするフィリピンの『ダイ・ビューティフル』が、最優秀男優賞(パオロ・バレステロス)と観客の投票により決定する観客賞に輝き、パオロが「実は最優秀女優賞を獲るのではないかと思っていました」と会場を沸かせるコメント。「監督は私を信じて、この役を任せて頂き、本当にありがとうございます。この作品を通して、たくさんの友情が生まれました」と語った。最優秀監督賞にはクロアチア=デンマーク合作『私に構わないで』ハナ・ユシッチ監督、最優秀芸術貢献賞にはメイ・フォン監督の『ミスター・ノー・プロブレム』が選ばれた。そして、昨年から新設された日本映画界への貢献が目覚ましい俳優や監督らを表彰する「ARIGATO賞」の受賞者として、新海監督、高畑さん、妻夫木さん、『シン・ゴジラ』プロデューサーの山内章弘氏とゴジラが登壇。『ウォーターボーイズ』が俳優の転機となったという妻夫木さんは、「日本映画の汗臭さ、泥臭さ、一体感をすごく感じた。映画は一人で作っているのではない、監督、スタッフ一丸となっていいものを作るんだという気持ちでいるから良いものができると感じている。そこから映画に惚れて、いままでやってきた。映画界からこのような賞を貰えるとは思っていなかったので、これを励みにまた一からがんばりたいです」と、力強く豊富をコメント。『アズミ・ハルコは行方不明』がコンペ部門に出品されていた高畑さんは「ミュージカルでデビューした後、映画に出るようになったので、映画界から賞をいただけて、しかもゴジラさんといっしょに壇上に立つ日が来るなんて夢にも思っていませんでした。これからも一生懸命がんばります。こちらこそ“ありがとう”ございました」と喜びと感謝を口にした。『君の名は。』の興収200億円超えも予想されている新海監督は、「受賞理由として“新星現る”とあったが、僕自身は10年前から映画を作っている。きっと今年発見してくださったということなんだと思います。それはとても幸せなことです。今後もいまの観客は何を観たいのか、物語が負うべき役割はなんなのかを考えながら、これからもアニメーション映画を作っていけたら幸せです。僕の名前で賞をいただいておりますが、すばらしいスタッフやキャストがいたおかげなので、『君の名は。』という作品にいただけたものだと思います」とコメント。『シン・ゴジラ』の山内さんは、「僕の会社の先輩ゴジラにこのようなすばらしい賞をありがとうございます。62年前に誕生して、日本では12年ぶりに復活しました。これはなかなか難しいこと。11月3日は初代ゴジラが公開された日。そんな日にこのような賞をいただけて不思議な縁を感じております」と、Twitter上で“シン・ゴジラ実況”も盛り上がった記念日の受賞を、感慨深げに語った。<第29回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者>【コンペティション部門】東京グランプリ『ブルーム・オブ・イエスタディ』審査員特別賞『サーミ・ブラッド』最優秀監督賞ハナ・ユシッチ監督『私に構わないで』最優秀女優賞レーネ=セシリア・スパルロク『サーミ・ブラッド』最優秀男優賞パオロ・バレステロス『ダイ・ビューティフル』最優秀芸術貢献賞『ミスター・ノー・プロブレム』観客賞『ダイ・ビューティフル』【アジアの未来部門】作品賞:『バードショット』国際交流基金アジアセンター特別賞:アランクリター・シュリーワースタウ監督『ブルカの中の口紅』【日本映画スプラッシュ部門】作品賞:『プールサイドマン』【WOWOW賞】『ブルーム・オヴ・イエスタディ』【ARIGATO(ありがとう)賞】新海誠(映画監督)、高畑充希(女優)、妻夫木聡(俳優)、ゴジラ【SAMURAI(サムライ)賞】黒沢清(映画監督)、マーティン・スコセッシ(映画監督)【最優秀監督賞】ヴァレリオ・マスタンドレア(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日第29回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが3日、東京・EXシアター六本木で行われ、最高賞である東京グランプリにクリス・クラウス監督によるドイツ=オーストリア合作映画『ブルーム・オヴ・イエスタディ』が輝いた。東京グランプリの発表は、審査委員長を務めたジャン=ジャック・ベネックス監督が担当。「映画はそのときの悲劇の瞬間を描写しますが、年々にそのイメージが薄れ、思い出も消えてしまいます。卓越した映画作りとは、それを越えて過去の罪を正しい視点でまた伝えるというもの」とした上で、『ブルーム・オヴ・イエスタディ』と作品名を発表した。クリス・クラウス監督は、ベネックス監督からトロフィーを、そして、プレゼンターとして登場した小池百合子東京都知事から表彰状と麒麟像を受け取ると、それらを高々と掲げて喜びを爆発。「非現実的でシュールな気分です。特に、19、20歳のころにベネックス監督の映画を見ていたので、同じ舞台に立てて夢がかなったような気持ちです」と興奮気味に話した。同作は、ホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて描いた作品。クラウス監督は「この映画をつくることは簡単ではなかったので、本当に感動しています」と感慨深げに語り、「この賞によって、これからドイツやフランス、日本でも公開されることを期待します」と願った。なお、今年のコンペティション部門ノミネート作品は、98の国と地域の応募の中から選ばれた16作品。日本からは蒼井優主演の『アズミ・ハルコは行方不明』、杉野希妃が監督・主演を務める『雪女』の2作品がノミネートされていたが、受賞はならなかった。第29回東京国際映画祭 受賞作品・受賞者【コンペティション部門】東京グランプリ/東京都知事賞:『ブルーム・オヴ・イエスタディ』審査員特別賞:『サーミ・ブラッド』最優秀監督賞:ハナ・ユシッチ(『私に構わないで』)最優秀女優賞:レーネ=セシリア・スパルロク(『サーミ・ブラッド』)最優秀男優賞:パオロ・バレステロス(『ダイ・ビューティフル』)最優秀芸術貢献賞:『ミスター・ノー・プロブレム』観客賞:『ダイ・ビューティフル』WOWOW賞:『ブルーム・オヴ・イエスタディ』【アジアの未来】作品賞:『バードショット』国際交流基金アジアセンター 特別賞:アランクリター・シュリーワースタウ(『ブルガの中の口紅』)【日本映画スプラッシュ】作品賞:『プールサイドマン』【ARIGATO(ありがとう)賞】新海誠、高畑充希、妻夫木聡、ゴジラ【SAMURAI(サムライ)賞】黒沢清、マーティン・スコセッシ
2016年11月03日女優の高畑充希が3日、東京・EXシアター六本木で行われた第29回東京国際映画祭のクロージングセレモニーに出席。『君の名は。』の新海誠監督、俳優の妻夫木聡、日本が誇るキャラクターであるゴジラと共に、"ARIGATO(ありがとう)賞"を受賞した。"ARIGATO(ありがとう)賞"は、映画界に貢献している人たちに「ありがとう」の意を伝える賞。トロフィーを受け取った高畑は「こんなすてきな賞をいただけて、すごく幸せな気持ちです」と感激し、「私はミュージカルからお芝居の世界に飛び込んだので、まさかそこから10年たって、映画の世界でこんな賞をいただけて、しかもゴジラさんと一緒に壇上に立つ日が来るなんて夢にも思っていませんでした。とても幸せです」と喜びを語った。そして、「いつもこの先どうなるのかわからないまま、運やいろんな方とのご縁でここままでやってきたような気がします。すごく恵まれているこの10年間だなと思います」としみじみ。「まだ映画の現場に関われた数は少ないんですが、いい現場にいっぱい関われているので、これからもっと映画のことを知っていきたいなと思います。これからも必死に頑張ります」と決意を新たにし、「こちらこそありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。高畑は、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロイン・小橋常子役で注目を集め、映画でも『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)の主演ほか、『怒り』(16)、そして、今年の東京国際映画祭のコンペティション部門出品作品『アズミ・ハルコは行方不明』など話題作へ出演。日本全国のヒロインに成長し、多才な役作りにこれからの女優の未来を期待して"ARIGATO賞"に選出された。
2016年11月03日第29回東京国際映画祭の最終日となった3日、コンペティション部門の観客賞が発表され、フィリピン映画『ダイ・ビューティフル』が受賞。東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて授賞式が行われ、ジュン・ロブレス・ラナ監督とエグゼクティブ・プロデューサーのペルシ・インタランが登壇した。コンペティション出品作品の中から、観客の投票によって決定する観客賞。このたび、クロージングセレモニーに先駆けて同賞の授賞式が行われ、突然死したトランスジェンダーの生涯を描いた『ダイ・ビューティフル』が選ばれた。トロフィーや花束、賞金、そしてハッピを贈られたジュン・ロブレス・ラナ監督は、「東京国際映画祭のコンペティション部門に選出いただいたと聞いたときはびっくりしたと同時に、緊張しました」と打ち明け、「この映画はフィリピンの観客にどう受け入れられるかわからなかったので、日本でもどう受け入れられるかわからなかった」とその理由を説明。「ですので、今回の受賞は非常に光栄に思いますし、びっくりしています」と喜びを語った。そして、「この受賞を受けて、映画の力をより信じるようになりました」と続け、「映画は人種、言語、肌の色を関係なく、結束させる力を持っているという確信をさらに強いものしてくれました」と力強くコメント。さらに、主演のパオロ・バレステロスをはじめとするキャストやスタッフへの感謝の思いも述べた。なお、今年のコンペティション部門ノミネート作品は、98の国と地域の応募の中から選ばれた16作品で、日本からは蒼井優主演の『アズミ・ハルコは行方不明』、杉野希妃が監督・主演を務める『雪女』の2作品が参加。いよいよ本日、グランプリが決定する。
2016年11月03日10月25日のオープニングイベントで始まった、第29回東京国際映画祭。初日のレッドカーペットをTVなどでみたという方も多いのでは?「映画祭なんて、どうせ映画業界人や映画ファンだけのイベントでしょ?」と思っている方々、たしかに激戦を勝ち抜いた国内外のアップカミングな作品を観ることができるこれ以上ないイベントではありますが、特にセレモニー関連は《ファッション》としても楽しめるイベントなのです。ミニマムにまとめた眉上バングヘア×真っ赤な振袖第29回東京国際映画祭のフェスティバルミューズを務めている黒木華(くろき はる)さんは、鶴をあしらえた艶やかな振袖。お色も赤い着物に金色の帯でお祝いムード満点です。ミニマムにまとめたヘアメイクが、より鮮やかさを引き立てています。椎名保ディレクタージェネラル、岩井俊二映画監督、そして安倍晋三内閣総理大臣らとともにレッドカーペットを闊歩。 ブラックのロングドレスでIラインを強調行定勲監督をはじめとし、熊本県出身者で制作したことでも話題の映画『うつくしいひと』からはヒロインの橋本愛さん。引きずるほどのフルレングスドレスと厚底シューズはマークジェイコブス、トレードマークでもある黒髪ボブで最大限にIラインを強調させています。ヴァーガンディー色のリップが、彼女のミステリアスな雰囲気にマッチ!ベストドレッサーは彼女で決まり!橋本愛さん(@ai__hashimoto)が投稿した写真 - 2016 10月 25 5:22午前 PDT ブルーグリーンのドレスは、水色ネイルでアクセント女優の安藤サクラさんは、胸元の開いたレーシーなステラマッカートニーのドレスでインタビュー対応していました。映画『島々清しゃ』の舞台にもなっている沖縄県・慶良間諸島の海の色そのままのブルーネイルが絶妙なアクセントに。ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 25 8:32午前 PDT オールブラックはフィンガーウェーブでさらなる優美さを演出 「東京国際映画祭に育てていただいたといっても過言ではない」と述べたのは、アジアで評価の高い杉野希妃監督。各ゲストが海外メゾンブランドを着こなすなか、TADASHISHOJIの優美なドレスで会場を魅了していました。フィンガーウェーブで決めた黒髪も相まって、まるで中国の夜会のような雰囲気がたまりません。 鶴はジャポニズム意識?大柄ドレスはメガネで〆るハリウッドから緊急来日したのは、大女優メリル・ストリープ。W主演をつとめたヒュー・ジャックマンの来日は叶わなかったけれども、1人でカーペットを歩く様子はさすがのオーラを放っていました。鶴をあしらった和風なドレスは、ヴァレンティノからチョイス。野暮ったい印象になりがちな大柄ドレスは、素直にメガネを合わせたキリッと仕上げています。抜け感のあるコーディネートからは、大人の余裕を感じさせます。これぞ大女優の貫禄!ヘアメイク・ドレス・靴・所作のどれをとっても、レッドカーペットは彼女たちをこれ以上なく魅力的に見せる技がたくさん詰められています。寒くなってファッションが面白くなる季節だからこそ、着こなしのインスピレーションをレッドカーペットから得るというのも楽しいはず!東京国際映画祭は11月3日まで東京・六本木ヒルズほか会場にて開催中。会期中は、ROBEのSNS(Twitter / Instagram)でアップする情報をぜひフォローしてみて。各SNSにて @robetokyo で検索!◆ ROBE的おすすめ映画をチェックする Text. Midori Tokioka
2016年11月01日東京国際映画祭にて11月1日(火)、映画『ミュージアム』の上映が行われ、大友啓史監督が舞台挨拶に登壇したが、当初、出席の予定のなかった主演の小栗旬がサプライズで飛び入り参加!観客からの質問にも応じ、会場をわかせた。『るろうに剣心』シリーズの大友監督と小栗さんのタッグで同名人気漫画を実写化。雨の日に起きる謎の“カエル男”による猟奇的な殺人事件を沢村刑事は捜査していたが、やがて犯人の魔の手は沢村の家族にまで及び…。この日の舞台挨拶は、まずは大友監督がひとりで登壇し「小栗くんは来ませんのでご了解を…」と申し訳なさそうに挨拶。その小栗さんの演技について監督は「本人も『自分で見たことない顔をスクリーンの中で初めて見た』と言ってたし、俳優仲間も『あんな小栗、見たことない』と言ってる」と称賛。また、小栗さん演じる沢村を追い詰めるカエル男を妻夫木聡が演じていることが先日明かされ、大きな話題を呼んでいるが「普通に見て、(妻夫木さんだと)分かんないですよ。なりきっている」とたたえた。また、本作について、東日本大震災以降の日本社会を覆う“空気”が反映されているとも。「震災以降、自分たちには予知できないこと、理解できないことが予知できない方向から襲い掛かってくるということが日本で起こりかけていると思います。顔が見えない“何か”が降りかかってくる、悪意や危険が迫ってくる不安が日本中に芽生え始めているのを感じます」と語り、まさにそんな状況が映画で描かれていると強調した。ここで、ゲストとして被り物をしたカエル男が登場したが、そこへ、反対側の入り口かあら小栗さんが颯爽と登場し、会場は騒然!小栗さんは飄々とした様子で「来ることを伝えてなくて、ずっと(会場横で)待ってたんですけど、『今日は監督、語ってるな』と思いつつ、待っている時間が長かったです」と挨拶。大友監督は小栗さんのサプライズ登場に驚きつつ「心強いです。カエル男と2人で延々と回ってて、寂しかったです。こいつ、喋んないから(笑)」とホッとした表情を見せていた。小栗さんは、過激な描写も多く含まれる本作の撮影について「出来上がった作品も過激ですが、現場でもその状態が常にあって、むしろ現場で見ていた方がキツイというシーンもあり、目をつぶりたくなるような現場が多かったです」とふり返る。この過酷な役柄になりきるため、撮影終盤の監禁されるシーンに際しては実際に監禁状態で過ごすなど、ハードな役作りをしていたそうだが「役がなかなか抜けなかったのでは?」と心配するファンの質問に「年末の28日まで撮影だったんですが、残りの年末の数日と正月の3が日、モチを食い続けて、役のことはすっかり忘れました(笑)」と明かし会場は笑いに包まれた。また、国際映画祭らしく、中国からの留学生からは映画市場が成長を続ける中国で、作品に出演する気は?という質問も。小栗さんは「もちろん、お話をいただければどこにでも行きます。日中韓インドネシアなど“アジア”という枠で面白いものを作れたらと考えています」と意欲を示していた。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日第29回東京国際映画祭が、2016年10月25日(火)から11月3日(木・祝)の10日間、六本木ヒルズで開催されています。映画祭の開催にあたり、超人気ハリウッド女優メリル・ストリープが来日し、記者会見を行いました。この記事では、会見でのメリル・ストリープの様子と、主演した映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」の見どころをご紹介します。東京国際映画祭ってなに?東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。1985年に日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生し、今年で29回目の開催を迎えました。アジア映画最大の拠点である東京に、世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能と感動に出会い、交流する場となっています。また、国際的な審査委員によってグランプリが選出される「コンペティション」には昨年、86の国と地域から1,409本もの応募があり、年々注目度が高まっています。メリル・ストリープが記者会見に登場!今回の映画祭のオープニング作品に選ばれたのが、「マダム・フローレンス!夢見るふたり」。ニューヨーク伝説の歌姫をメリル・ストリープが、そして彼女をささえる夫役をヒュー・グラントが演じています。これを記念して、10月24日(月)に、六本木ヒルズでメリル・ストリープの来日記者会見が行われました。大勢のメディア関係者が集まり、取材会場には長蛇の列が!2006年の「プラダを着た悪魔」で敏腕編集長を演じたメリルをみて以来、大ファンの編集部員。登場を今か今かと待っていると…キター!舞台袖から現れたメリルのオーラがまぶしい!67歳と思えない肌のツヤもまぶしい!さっそうと登場したメリル、まずは一言ごあいさつ。…とここでハプニング。マイクがオフになっていて、仕切り直しに。そんなトラブルにも「うふふ、OK」と笑顔で対応しておられました…素敵すぎる。冒頭のあいさつでは、映画祭のオープニング作品に選ばれたことを誇りに思っている事を話し、「今日は監督、ヒュー・グラントなど出演者みんなで来たかったけど、たまたま私だけヒマだったので来ました」というジョークも。会場がいっきに和やかな雰囲気になりました。あいさつに続き、記者からの質問タイムへ。食へのこだわりを聞かれると、日本の寿司が大好物であること、前日に京都でみた豆腐の種類の多さにはかなり興味をひかれたと答え、「ファンタスティック」と表現しておられました。さらに自身が演じたフローレンスについて、料理を一切せずいつもデリバリーか外食だったことを明かしました。家にはキッチンがなかったとの話も。しかもデリバリーでオーダーするのはいつもサンドイッチとポテトサラダだったそうです。作品中、フローレンスが何を食べているのか、チェックしてみるとおもしろそうですね!続いて大統領選に関して何か思うことは?との問いには、「アメリカ国民みんな思っていることだけど…早く済んでほしいと思ってる」と本音をぽろり。会場が笑いにつつまれました。メリルのなごやかなお答えに、終始なごやかムードにつつまれた記者会見でした。「プラダを着た悪魔」の鬼編集長のイメージが強かったのですが、とってもソフトでユーモラスな素顔のメリル。今回の映画でみせる天真爛漫な姿のほうが、素顔に近いのかもしれませんね。「マダム・フローレンス!夢見るふたり」の見どころ絶世のオンチなのに、カーネギーホールを超満員にした伝説の歌姫がいた― 1944年のニューヨークで、「奇跡」のリサイタルが開かれた。出演者の名は、フローレンス・フォスター・ジェンキンス。たぐいまれな「オンチ」の彼女が、なぜカーネギーホールでの公演を実現できたのか。フローレンスの夢を追い続ける姿と、それを支える夫を描いた感動の実話を、豪華キャストが演じます。そんなストーリーのみどころはこちら!●歌ウマ女優メリルが鍛えた「オンチ」な歌声超オンチの歌姫を演じるため、2ヶ月間、オペラのコーチをつけてまずは正しく歌えるようにレッスンしたというメリル。その後、さいごの2週間で音を崩していくトレーニングをしたそう。「下手に歌うというのは、想像したよりもずっと大変だった」とのコメントを残しています。そして「本物のフローレンスなならどう歌ったかは考えず、自分の中のフローレンスならどうアプローチするかと考えた」とのこと。下手だけど、音楽にたいする愛情と強い思いを感じられる歌声になったといいます。実際は歌ウマ女優として知られるメリルが鍛えた歌声に注目です。●ピンクにフリル!超個性的なコスチューム少女の心を持ちつづけたというフローレンスは、普段からやや子どもっぽい要素のある服を好んだそう。30年代初期をイメージして作り上げたという彼女のファッションは、いまの時代からみても魅力的で乙女心をくすぐられるような可憐なものばかり。また、舞台に立つ時には、NYトップのセレブリティならではのゴージャスな装飾品やヘアスタイルに身をつつんで登場します。強烈なインパクトをもつ彼女のファッションから目が離せません!■作品情報タイトル「マダム・フローレンス!夢見るふたり」公開日2016年12月1日(木)出演者メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグほか監督スティーブン・フリアーズ公式サイト配給会社GAGA原題FLORENCE FOSTER JENKINSコピーライト (C)2016 Pathé Productions Limited.■イベント詳細名称第29回東京国際映画祭主催公益財団法人ユニジャパン開催期間2016年10月25日(火)から11月3日(木・祝)開催場所六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほか都内の各劇場および施設・ホール公式HP
2016年10月27日第29回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕。東京・六本木ヒルズアリーナでオープニングレッドカーペットが行われ、蒼井優、佐々木希、高畑充希、黒木華ら女優陣が美の競演を果たした。トップバッターを飾ったフェスティバル・ミューズを務める黒木華は、鶴があしらわれた着物姿を披露。最後にゲストとして登場した安倍晋三内閣総理大臣と共にカーペットを歩く重要な役割も果たした。『乱鶯』に出演する稲森いずみも着物姿を披露。白を基調としたデザインで大人の色気を漂わせた。『アズミ・ハルコは行方不明』に出演する蒼井優と高畑充希は、それぞれ上品なワンピースを着こなし、2人並んで存在感を発揮。『いきなり先生になったボクが先生に恋をした』に出演する佐々木希は、肌を露出した黒いシースルーのベアトップドレス、『うつくしいひと』で主演を務める橋本愛は、黒い花柄のロングドレスで魅了した。また、『種まく旅人~夢のつぎ木~』主演の高梨臨は、おなかと背中が開いた個性的なドレス、『島々清しゃ』に出演する安藤サクラは、胸元がセクシーなロングドレスで登場。『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』で主演を務めるメリル・ストリープや、『マイ・ベスト・フレンド』出演の平原綾香、『星くず兄弟の新たな伝説』出演の谷村奈南らもカーペットに華を添えた。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。29回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。上映本数は204作品で、オープニング作品はメリル・ストリープ主演の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、クロージング作品は松山ケンイチ主演の『聖の青春』。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2016年10月26日10月25日(火)、六本木ヒルズアリーナにて第29回東京国際映画祭が開幕され、豪華俳優陣がレッドカーペットを歩いた。15時から開始されたオープニングイベントだったが、途中から、かなり強い雨に見舞われた。しかし、レッドカーペットを歩く登壇陣も観客も雨にも負けず、熱い想いで年に1回の映画祭を盛り上げた。男性陣といえば、スーツ姿やタキシードがメインになりそうなものの、今年はそれぞれの個性がかなり打ち出されていた。『イタズラな Kiss THE MOVIE~ハイスクール編~』に主演する佐藤寛太(劇団EXILE)は、堂々と黒のスーツに紺のシャツというシックな姿で登場。うちわやメッセージボードを持って集まったファンに丁寧にこたえようと、白い歯を見せて交流を楽しんでいた。また、アニメーション特別企画「TIFFアニ!!」の声優・中村悠一&櫻井孝宏もレッドカーペットに登場した。人気声優2人がバシッとタキシード姿で決めて公の場に出ることはそうないこととあって、緊張の面持ちを見せていた彼らだった。もはや映画祭やレッドカーペットの常連となった印象の斎藤工は、第29回は『種まく旅人~夢のつぎ木~』に出演する。慣れた様子で周囲の声援に笑顔でこたえた斎藤さんのいで立ちは、黒スーツを基調にしながらも、ハットや黒のアクセサリーで存在感を出すスタイル。足元はごつめのブーツでしめ、秋冬の装いも同時に楽しんでいるようだった。そして、いま若手のホープとして頭角を現しているのが、『淵に立つ』に出演している太賀。スーツやタキシードではなく、今年流行りのタートルネックにグレーのコートを羽織り、アクセント的にレッドカーペットを思わせる深紅のマフラーで決めていた。海外からは、『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』に主演するイェソン(SUPER JUNIOR)が登場。超人気グループのメンバーの来日とあって、観客のボルテージも最高潮に。あいにく降りだしてしまった雨にも一切動じない様子の観客に、負けじと笑顔を見せたイェソン。黒のスーツの胸元にピンバッジをあしらい、独特のおしゃれを楽しんでいるようだった。そして、第29回のクロージング作品『聖の青春』に出演する松山ケンイチ、東出昌大は、作品を彷彿させる袴姿で登場。物語ではライバル関係にある2人だったが、レッドカーペットでは2人そろってタイトルが入った扇子を手にし、多くのマスコミや観客の声援に応えていた。第29回東京国際映画祭は、11月3日(木)まで開催中。(cinamacafe.net)■関連作品:種まく旅人夢のつぎ木 2016年11月5日より全国にて公開(C) 2016「種まく旅人」製作委員会
2016年10月25日第29回東京国際映画祭が10月25日、東京・六本木ヒルズで開幕。オープニング作品『マダム・フローレンス!夢見るふたり』に主演するアカデミー賞女優のメリル・ストリープ、クロージング作品『聖の青春』で実在の天才棋士を演じる天才棋士を演じた松山ケンイチらがレッドカーペットに登場した。その他の画像第29回東京国際映画祭は10月25日から六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか都内の各劇場および施設・ホールで開催。近年は注目度の低下を指摘する声もあり、来年迎える第30回を前に、映画祭への関心を取り戻せるか勝負の年となる。コンペティション、特別招待作品、アジアの未来、ワールド・フォーカス、日本映画スプラッシュ、CROSSCUT ASIAなど各部門の上映に加えて、『映画監督 細田守の世界』、『Japan Now監督特集 岩井俊二』、アジア・オムニバス映画製作シリーズ第1弾:『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』など、提携企画を合わせた国内外の約204作品が上映され、出演者やスタッフらによる舞台あいさつやティーチインイベントが連日行われる。コンペティション部門の審査委員長をジャン=ジャック・ベネックス(映画監督/脚本家/プロデューサー)が務め、平山秀幸(映画監督)、ヴァレリオ・マスタンドレア(俳優)、ニコール・ロックリン(プロデューサー)、メイベル・チャン(映画監督)という幅広いジャンルの映画人が審査にあたる。今年は、蒼井優主演の『アズミ・ハルコは行方不明』、杉野希妃監督が主演も務める『雪女』の日本映画2本がコンペティション部門に選出されている。第29回東京国際映画祭11月3日(木)までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて開催中取材・文・写真:内田 涼
2016年10月25日10月25日(火)、六本木ヒルズアリーナにて第29回東京国際映画祭が開幕され、レッドカーペットを豪華女優陣が華やかに歩いた。ドレスや着物など、それぞれのあでやかな様相も光り、お祭り気分を盛り上げた。第29回のフェスティバルミューズを務めた黒木華は、記念すべき一人目のレッドカーペットとなった。紅の着物をたおやかに着こなした黒木さんは、チャーミングな笑顔で、集まった人々の期待に応え、華やかにオープニングを飾ってくれた。反対に白色の着物を着用したのは、『乱鶯』に出演する稲森いずみ。ひときわ妖艶な魅力を放ち、となりの古田新太と仲睦まじい様子を見せていた。『島々清しゃ』に出演する安藤サクラは、胸元がざっくりと開いた深緑のロングドレス。ところどころシースルーになったあつらえで、ヘルシーな色気をふりまいた。ときおりカメラマンから飛ぶ、「セクシーに、色っぽく!」という声かけにも、「セクシーにぃ!?」などとおどけつつも、サービス精神旺盛にしなを作って見せた。『うつくしいひと』主演の橋本愛は、長身を生かした小花をあしらった黒のロングドレスを披露。華奢な体を包みこむ薄手のドレスは、橋本さんの美のオーラを一層まき散らしていた。裾の長いドレスを引きずらないようにと、橋本さんがちょこんとドレスをつかみレッドカーペットを歩く様子が、また可憐に映った。黒つながりでいえば、『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』に出演する佐々木希も、同じく黒のロングドレス。ただし、こちらはデコルテがしっかりと見えるような作りで、白肌がなまめかしく輝き、一粒パールもまたその美を際立てていた。一方、周囲の度肝を抜いたのが『種まく旅人~夢のつぎ木~』主演の高梨臨。清楚なイメージとは真逆をいく、へそ出しならぬ、腹&背中がぱっかりと開いたドレスで新たな魅力を打ち立てた。仲良さげに登場したのは、『アズミ・ハルコは行方不明』からW主演の蒼井優と高畑充希。蒼井さんは、ベルヴェット調の首元まで詰まったワンピースを、高畑さんはサイケデリックな柄のワンピースという個性あふれるいでたち。終始楽し気に笑顔で寄り添っていた2人は、何やらひそひそと話しながら、レッドカーペットを堪能していた。そして、ひと際大きな歓声が上がったのは、第29回オープニング作品『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』で主演を務めるメリル・ストリープの登場の瞬間だった。来日したオスカー女優を一目見ようと、集まったファンからは大きな声援が飛んだ。そんな様子を温かなまなざしで見ていたメリルは、投げキスをしたり、サインをしたりと、ひとりでも多くのファンの気持ちにこたえようと懸命だった。第29回東京国際映画祭は、11月3日(木)まで開催中。(cinamacafe.net)■関連作品:種まく旅人夢のつぎ木 2016年11月5日より全国にて公開(C) 2016「種まく旅人」製作委員会
2016年10月25日熊本県の人気キャラクター・くまモンが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われている第29回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに、熊本出身の女優・橋本愛らと登場した。くまモンは、「熊本復興支援チャリティ上映」として選ばれた『うつくしいひと』で主演を務める橋本、美尚中、米村亮太朗、行定勲監督とともに登場。タキシード姿でかっこよく決め、手を振るなど愛嬌を振りまいて観客を喜ばせた。『うつくしいひと』は、熊本にロケハンに訪れた映画監督と若い女性の出会いと小さな旅の物語。熊本出身の橋本愛、美尚中、高良健吾、石田えりなどが出演する。くまモンは、これまでも同作の上映イベントに登場し、出演者と共に作品を盛り上げていた。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。29回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。上映本数は204作品で、オープニング作品はメリル・ストリープ主演の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、クロージング作品は松山ケンイチ主演の『聖の青春』。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。
2016年10月25日第29回東京国際映画祭(TIFF)が25日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナで15時よりオープニングレッドカーペットがスタート。フェスティバル・ミューズを務める黒木華がトップバッターで登場し、着物姿を披露した。映画祭の顔として主要イベントに参加するフェスティバル・ミューズを務める黒木が、同映画祭の椎名保ディレクター・ジェネラルと共に登場すると、会場は一気にヒートアップ。着物姿の黒木は、歓声を浴びながら艶やかにカーペットを歩いた。そして、ステージでは「私も東京国際映画祭に来るのは初めてなので、みなさんと一緒に楽しんでいけたらいいなと思います」と笑顔であいさつした。レッドカーペットには、上映作品の監督・出演者が続々と登場。「コンペティション部門」に出品される『アズミ・ハルコは行方不明』の蒼井優、高畑充希、『雪女』の青木崇高、山口まゆをはじめ、『いきなり先生になったボクが先生に恋をした』のイェソン(SUPER JUNIOR)、佐々木希、『種まく旅人~夢のつぎ木~』の高梨臨、斎藤工、『うつくしいひと』の橋本愛、クロージング作品『聖の青春』の松山ケンイチらが開幕を彩る。また、オープニング作品『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープら海外ゲストも参加する。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。29回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。上映本数は204作品で、最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」をはじめ、エンターテインメント性の高い話題作を集めた「特別招待作品部門」、日本を代表する作品を国内外に発信する「Japan Now部門」など、さまざまなカテゴリーで上映。出演者による舞台あいさつなども連日行われる。
2016年10月25日まもなく開幕を迎える第29回東京国際映画祭。このほど、10月16日(日)に無料野外上映イベントとして「東京国際映画祭 Tower Light Cinema ~映画の話をしに来ませんか~」を実施されることになった。この「Tower Light Cinema」では、東京タワーをバックに港区芝公園にて映画鑑賞。参加者には、“好きな映画3本”を書いたシネマプレートを付けてもらい(スタッフや警備の人も含む)、それをきっかけに、見ず知らずの参加者同士で映画について語らうという試みで、シネマプレートは最後に回収。後日、そのデータをリスト化し、参加者の“映画愛”を東京から世界へ発信するという。上映するのは、最新作『グッバイ、サマー』がヒット中のミシェル・ゴンドリー監督の2008年の作品『僕らのミライへ逆回転』。ジャック・ブラックらが演じるレンタルビデオ店の店員たちが、ひょんなことからハリウッド映画をホームビデオで勝手に次々にリメイク。そのことから巻き起こる騒動を、ゴンドリー監督が映画愛をたっぷり詰め込んで描くハートフル・コメディだ。なお、東京国際映画祭の会期中にも、六本木ヒルズアリーナが野外シアターに大変身する無料上映プログラム「野外上映 Cinema Arena」を実施(雨天・荒天の場合は中止)。岩井俊二監督による名作『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』、4K・HDRでの世界初上映となる『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV英語版』、トム・クルーズ主演の『トップガン』『オブリビオン』、1984年版の『ゴーストバスターズ』や『愛と青春の旅立ち』『スタンド・バイ・ミー』など80年代の大ヒット作から『オデッセイ』などまで、迫力満点の野外上映を体験することができそうだ。「東京国際映画祭 Tower Light Cinema ~映画の話をしに来ませんか~」は10月16日(日)17:30~港区立芝公園にて開演。※雨天中止※椅子持ち込み禁止。レジャーシート等を持参のこと。「第29回東京国際映画祭野外上映 Cinema Arena」は10月26日(水)~10月30日(日)六本木ヒルズアリーナにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年10月14日10月25日(火)より開催される「第29回東京国際映画祭」。この度、比類なき感性で“サムライ”のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える「SAMURAI賞」が、アメリカのマーティン・スコセッシ監督と黒沢清監督に贈られることが発表された。今年で3回目を迎える「SAMURAI賞」。新しい時代への道を斬り開く画期的なフィルムを制作し続けてきた映画制作者の功績を表彰するこの賞は、過去には第1回目に北野武監督とティム・バートン監督。第2回目は山田洋次監督とジョン・ウー監督が受賞している。今回受賞したスコセッシ監督は、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の『タクシードライバー』や、レオナルド・ディカプリオやキャメロン・ディアス出演の『ギャング・オブ・ニューヨーク』など数々の作品を手掛け、そして遠藤周作原作の映画『沈黙 -サイレンス-』の公開も控えている。一方黒沢監督は、2008年の『トウキョウソナタ』でカンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞などを受賞し、昨年公開された『岸辺の旅』でもカンヌ映画祭「ある視点」部門に出品され、日本人初の監督賞を受賞している。なお、本賞の授賞式は11月3日(木)に行われ、受賞を記念して黒沢監督のSAMURAI賞特別講演も同日に開催。黒沢監督の経歴をふり返ると共に、映画制作におけるいままで黒沢監督が直面してきた課題などが話されるようだ。また、スコセッシ監督は残念ながら来日することはできないが、授賞式当日は本人のメッセージが紹介される予定だ。「第29回東京国際映画祭」は10月25日(火)~11月3日(木・祝)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2016年10月12日芸術の秋!今年も東京国際映画祭2016(以下TIFF)の季節がやってきました。今年で29回目を迎えるこの映画祭は、六本木ヒルズを中心に約10日間行われるアジア最大規模の祭典です。早いもので、会期まで残り1ヶ月を切りました。そこでROBEでは、先日行われた記者発表会の様子と、注目プログラムのご紹介、と二部に渡ってみなさんに一足先にご情報をお届けします!東京国際映画祭とは?東京国際映画祭とは、1985年に始まった日本初の大規模な映画祭です。と同時に、「世界の映画産業、国際映画祭の諸問題を改善し、検討する国際機関」である国際映画製作者連盟に、唯一公認されているアジアの映画祭になります。その昔は渋谷の文化村あたりで開催されていたこともあったとか。世界中からやってくる数千の応募作品を第一線の映画人が選出し、良質な上映作品たちが幾つかの賞を目指すという熱い約10日が繰り広げられます。これらは文化振興に大きな役割を果たしており、東京国際映画祭はコンセプトとして下記の4点を挙げています。・国内外へ向けた映画の情報発信基地・クリエイターに陽を当て、世界へ羽ばたくステージを作る・未来の映像作家・映画ファンの創出・誰もが参加したくなる映画祭また、 "陸の孤島" と揶揄されることもある六本木で行われることが少しネックとも言われている本映画祭ですが、近年では新宿の映画や歌舞伎座でも上映・イベント開催をしており、今年も六本木以外でも行われるイベントなどもあるので要チェックです。(情報は公式サイトニュースにて随時公開予定)記者会見には豪華ゲストが登壇記者会見には『アズミ・ハルコは行方不明』から松居大悟監督と主演女優の蒼井優さん、『雪女』から主演俳優の青木崇高さん、そして特集として細田守監督が、それぞれゲスト登壇されました。(左より 松居大悟さん、蒼井優さん、青木崇高さん)松居監督は3年前に『自分の事ばかりで情けなくなるよ』で日本スプラッシュ部門にノミネートされたことが、その後の作品制作におけるモチベーションにつながったとの事。今回も、コンペティション選手決定前に、他映画祭からの招待を蹴って東京国際映画祭一本に賭けたとの背景に、その意気込みと思い入れの強さをひしひしと感じました。初の東京国際映画祭参加となる蒼井優さんは、原作の面白さに惹かれ出演を決めたとのことを語っていらっしゃいました。青木さんは『雪女』のオファーが昨年の釜山国際映画祭期間中に、杉野希妃監督一行と食事を囲んでいるときだったと告白。取材陣から映画界における女性進出について聞かれると、監督・主演という二足の草鞋で臨む杉野希妃監督の姿勢に刺激を受けたことを述べ、「杉野さんだからかもしれないが、強いては女性ならではの強さ、のようなものなのかもしれない」と言及していました。注目プログラム〜2人の日本人監督特集〜昨年度より始まったJapan Now特集では岩井俊二監督を、そして特別プログラムとして「映画監督 細田守の世界 / THE WORLD OF MAMORU HOSODA」と題しアニメーション映画監督である細田守監督をフューチャーすることを発表。デビュー以来、その時々の若者の心情を、独特の美学で描き続けていることで名高い岩井俊二監督。監督の名を世間に轟かせたテレビドラマ(’95年に再編集・映画化)『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? 』から最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』の計5本が上映されます。また、「映画監督 細田守の世界 / THE WORLD OF MAMORU HOSODA」では、10/26〜10/30には細田守監督と、各日豪華対談が行われることに。登壇ゲストは『海街Diary』の映画監督・是枝裕和監督をはじめ映画界・美術界の著名人ばかり。細田守監督ファンはもちろん、クリエイター気質の皆さんはまたとない機会になること間違えなしです。この二つのプログラムに共通するのは、初期作品から最新作品までを一挙にスクリーンで上映されるという点。監督自身も「自分の作品を一挙に振り返る機会はそうそうない」と感慨深げに話されていましたが、更新されていく部分と変わらない “作風” を垣間見ることができること請け負いです。通過率1%を勝ち抜いた世界各国からの唯一無二の16作品今回のコンペティション部門では世界各国からのべ1,502作品もの応募があり、映画祭ではそのうち16作品が上映されグランプリを競います。(東京国際映画祭の部門については記事下記の概要を参照)それぞれのプログラムの発表が主に行われた今回の記者会見で垣間見えたのは、"変革" と "次世代へのバトンを受け渡そうという姿勢" のようなものでした。より開かれた環境下で、「場所」「著名人」を巻き込みながらより映画を知って深めていただきたい、という気概を感じました。だからこそ、ファッションの "越境" を謳うROBEでの記事執筆に意義があるように感じます。そういえば、昨年TIFF観客賞を受賞した『神様の思し召し(原題:God Willing)』や、チェット・ベイカーの波乱に満ちた人生を描いた『ブルーに生まれついて(原題:BORN TO BE BLUE)』はいくつかのミニシアターで鑑賞することができます。映画祭上映をきっかけに、シアター配給につながる確率高いという意味において、映画祭での上映はきっと作品にとっても非常に大きなターニングポイントになるはずです。ぜひその瞬間をお見逃しなく。第29回 東京国際映画祭 (Tokyo International Film Festival)〈会期〉2016年10月25日(火)〜11月3日(木・祝)〈チケット販売開始時期〉一次販売 10月15日(土)12:00~二次販売 10月22日(土)12:00~※ 上映スケジュールは現在未定※ 詳細は東京国際映画祭公式サイトよりご確認ください〈部門紹介〉◆コンペティティブ・コンペティション部門※ 今年のコンペティション部門はのべ1,502作品の応募を勝ち抜いた16作品を上映・アジアの未来 部門・日本映画スプラッシュ部門◆ショーケース・特別招待作品 部門・Japan Now 部門・ワールド・フォーカス 部門◆クローズアップ・国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA 部門・日本映画クラシックス 部門・ユース 部門(TIFFチルドレン/TIFFティーンズ)Text. Midori Tokioka
2016年10月07日