松尾スズキが監督を務め、『恋の門』以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組む映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の特報が解禁された。『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』特報映像本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くスラップスティックコメディ。松田が演じる主人公は、現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった銀行マン・タケ。前代未聞の深刻な病を患った彼は、銀行の仕事を続けられなくなり、逃げるように山奥にある小さな村・かむろば村へ転がり込む。そこでタケは「一銭も使わずに生きていく」と宣言するも、村人たちは突然やってきて妙なことを口走る青年を奇異な目で見る。このほど公開された特報映像には、クセの強い村の住人を演じる阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらも登場。病院も学校も警察もない過疎の村で、現代の生活に必要不可欠な携帯、電気、そしてお金を使わず、タケはどのように生活していくのか? 毎作、観客をアッと驚かせる設定とキャラクターを用いて、観る者の常識や虚栄心や嘘を容赦なくはぎとってきた松尾スズキが“ジヌ=銭”を使ってどんな世界を作り出し、どんなメッセージを描き出すのか気になるところだ。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』2015年4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2014年12月26日1991年に悪人会議プロデュースとして上演され、1998年には日本総合悲劇協会公演として再演、演劇界を超えてカルチャーシーンに衝撃を与えた松尾スズキ(作・演出)の『ふくすけ』。薬剤被害や宗教ビジネス、テロ行為に没入する人々など、世紀の変わり目を経てなお“今の物語”であり続け、生温かいヒューマニズムをも笑いつくす伝説的作品だ。実に14年ぶりの再々演となる今回は、古田新太や多部未華子、大竹しのぶら豪華メンバーに、阿部サダヲ、皆川猿時、平岩紙ら大人計画の劇団員も出演する最強のキャスティング。某日、宣伝写真撮影中の都内のスタジオで松尾の話を訊いた。『ふくすけ』チケット情報スタジオに到着すると、ちょうど古田が撮影中。劇中ではさえない中年男を演じる古田だが、撮影は作品自体のビジュアルイメージということで、ネックレスを胸元にチャラチャラと光らせた服装で不敵に立つ。見ている松尾から思わず「脂が乗ってるよね」という言葉が漏れ、その圧倒的な存在感にスタッフ全員が引き込まれる。次に衣裳を身につけた阿部がフラリと現れ、スタジオの中央へ。指の爪をかじりながらカメラに視線を向ける様子はどこまでが阿部自身で、どこからが阿部が演じるフクスケなのか分からないほど。キュッと細められた阿部の瞳を見ているうちに、本番で見られるであろうフクスケの物語が俄然楽しみになってきた。今回のキャストについて松尾に訊くと、「あえての地味な男の役を見たかった古田さんに、絆と尊敬を感じている大竹さん。毒々しい舞台に透明感を放ってくれるであろう多部さんと、理想のキャスティング。あとは、フクスケの哀しみを出せるのはこいつしかいねぇな、と阿部(笑)」との答えが返ってきた。その最強キャストで迎える14年ぶりの上演については「初演はバブル景気の頃で、世の中の浮かれ気分に対する20代の自分の“怒り”を込めて作っていたんです。でも今は状況が違う。日本全体が不景気だし、発散しきれない怒りや諦めとかで覆われてるでしょう。実は前回、30代後半で再演した時に、初演とは別の手応えを客席から感じたんです。“怒り”って人間の根源的な部分だと思うし、年代によっても感じ方は違ってくる。だから40代最後に演出する今回、『ふくすけ』を通して感じられる怒りを普遍的なものとして受け止めてもらえるかどうか。それを見極めたいという思いがあります」と語った。生の舞台はリアルと地続きだからこそ、そのときどきに形を変える。本作が常に“事件”であり続ける理由を、ぜひ劇場で確かめてほしい。公演は8月1日(水)から9月2日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、9月6日(木)から13日(木)まで大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!にて上演される。なお、チケットは東京・大阪とも6月3日(日)10:00より一般発売開始。また、チケットぴあではWEB先行抽選を東京公演は5月24日(木)11:00まで、大阪公演は5月23日(水)11:00まで受付中。取材・文佐藤さくら
2012年05月22日本日は、お友達との再会やちょっとしたご挨拶シーンに添える「プチギフト特集」の2019年秋編です。秋の気配に、温かい飲み物が飲みたくなったり、キッチンまわりを整えたくなったり、ウォーキングがてら散歩に出たくなったり。少しだけ季節感を意識して、ほぼ新アイテム揃いのセレクトでお届けします。〜まずは、お茶時間のおともから。〜【1】 読書好きさん、動物好きさんへ秋の静かな読書タイム。温かいお茶と一緒に、のんびりと自分時間。そんなひとときが贈れます。↓まるで、物語に出てくるお茶会のよう。<飲み終えても、可愛さが続く>外国の絵本から出てきたような、愛くるしい動物達。ティーバッグとして使い終わったらポイッ、なんてモッタイナイ!ナント、この動物達は、飲み終わったら、ブックマーク(栞)として使えるんです。本、雑誌、テキスト本、レシピ本の目印にこのカワイさ。飲んでおいしく、癒され、読書の時間までず〜っとキュンキュンが続きます。うさぎルイボス/ねこハイビスカス/いぬアールグレイの3種類。贈る相手は、どれが好きかしら?▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「うさぎとねこといぬのティーバッグGongdreenTeaBag」 【2】 話題のビスケット缶、新色只今グングン人気上昇中の「hokka米蜜ビスケット缶」に、大人っぽく輝くゴールド缶が登場しているんです。<赤缶とゴールド缶の違いは?>「赤缶」は、トランス脂肪酸やグルテン配慮のナチュラルな米蜜ビスケット12枚入り。ひとまわり大きいサイズの「ゴールド缶」は、米蜜ビスケットとシナモン&ジンジャー味ビスケットの計18枚入りです。(あと3ヶ月ちょっとでクリスマスですものね。華やかなゴールド色と、ジンジャーブレッドクッキー風の香りにワクワクしてきます♪)贈る、映えセンス。味わう、素朴シンプル。食べた後に使える、雑貨として。1缶で何度もオイシイ、そして新色アソート缶は最旬オーラがキラッキラで眩しい。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「ホッカ/米蜜ビスケットアソート缶18枚入り/hokka」 【3】 隠れた名品、イギリス老舗スイーツコーヒー、紅茶にパクッと1粒。濃厚リッチな味わい、とろける〜〜。プチギフト達人のスタッフが選んだイチオシは、このイギリス老舗キャラメル。<コレを選ぶ3つの理由>・ 人とカブらない、ツウっぽい名品。・ 贈る相手を選ばない、格式パッケージ。・ 女王も選んだ確かな味。リラックスしたお茶時間や、仕事の休憩中に味わえば・・・イギリスを旅する贅沢な気分に浸れそう。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「FARRAH’Sキャラメル&ファッジカートカン/ファラーズ」 〜続いては、ファッション雑貨〜【4】 作家モノ、選べる実用ミニバッグおつかい、散歩、ご近所ランチ、ワンマイルのお出掛けに。スマホ、財布、ハンカチがすっぽり入る実用サイズ。「貰ったら嬉しい」作家センスが薫るこんな一品。<選べる6柄、ミニトート>人気イラストレーター松尾ミユキさんが描くネコや鳥を、立体感のあるゴブラン織りでミニトートに仕上げました。キッズからおばあちゃんまで素敵に持てそうな雰囲気です。「〇〇さんちのネコちゃんに似てるわー。」「孫たちのお出掛けにも良さそう。」単品でもいいし、中に雑貨やお菓子を詰めて小さなエコバッグ感覚でプレゼントしてもいいなと、楽しみが広がります。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「松尾ミユキミニトートバッグ」 〜最後に、プチギフトの定番を。〜【5】 古き良き日本の「ふきん」食欲の秋。台所や食卓で良い仕事してくれます。新柄は、おばあちゃんの家のようにどこか懐かしく感じる、 「焼物」「金物」「籠物」 というノスタルジーな3種類。<中川政七商店のふきん>色柄のセンスだけでなく、使うほどにフワンフワンのクタックタになって手に馴染む使いやすさにファンが多い定番品。「ストックがあると助かる」日用品だからこそ、そこに表情のある佇まいを添えて贈りたい。お配りにも最適なプチプラ。レトロな和風キッチンにも、イマドキの洗練キッチンにも合うので、贈りやすさ◎です。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「中川政七商店道具ふきん」 いかがでしたか?これは誰に贈ろうかな、これが似合いそうなのは誰かな、なんて思い浮かべながらのウィンドウショッピング。秋の夜長、お茶でもゆっくり飲みながら、プチギフト選びをアンジェで楽しんでいただけたら嬉しいです。 ■ギフトのはなし T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2001年12月05日