東京・銀座のメグミオギタギャラリー(MEGUMI OGITA GALLERY)では2月7日から18日まで、手塚治虫ら“漫画家の絵本の会”の7名の作家による作品を展示する「植田俊一郎コレクション展 懐かしの『漫画家の絵本の会』作家たち」が開催される。現代アートをはじめ、「漫画家の絵本の会」や雑誌『アルプ』の山関連の作家の作品など、多岐に渡るコレクションを形成してきた植田俊一郎。同展では、1979年に開催された「漫画家の絵本の会」の展覧会で原画を購入して以来、35年間収集し続けた「漫画家の絵本の会」の7名の漫画家の原画・版画・陶器など30数点を展示する。作家のラインアップは、おおば比呂司、手塚治虫、永島慎二、馬場のぼる、東君平、柳原良平、やなせたかし。【イベント情報】「植田俊一郎コレクション展 懐かしの『漫画家の絵本の会』作家たち」会場:メグミオギタギャラリー住所:東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビル地下1階会期:2月7日~18日時間:11:00~19:00休館日:日曜日、月曜日
2017年01月29日気持ちをうまく表情にできず、コミュニケーションが苦手な息子Upload By たっくんママ息子には発達障害があり、幼児期から人の気持ちなど目に見えないものを想像するのが苦手でした。保育園に入ると、相手の表情を読み取れなかったり、息子の表情と気持ちがちぐはぐだったりで、お友達とのコミュニケーションがうまくできませんでした。例えば、保育園とのお友達に嫌な事をされたとき。「やめて」と少し怒っていい場面でも、息子はにこにこ笑いながら「やめて」と言うため相手に全く伝わらず、喜んでいると思われてしまったこともありました。年少で入園したとき、息子の関心は人より物が中心!年中になって、人への関心が増えてきた分、気持ちを顔に表す練習も必要だと感じました。絵本を使って、いろんな「かお」を楽しく学ぼうUpload By たっくんママ相手の表情にも興味を持ってほしい、自分の気持ちも色々あると気づいてほしいと思っていたときに出会ったのが、柳原良平さんの「かおかおどんなかお」です。どんな絵本なのかというと…とにかく、顔・顔・顔のオンパレード。たのしいかおかなしいかおわらったかおおこったかおといった表情の「かお」が1ページごとにかいてあります。喜怒哀楽だけではなく、あまーいかおいじわるなかおたくましいかおなど、たくさんのバリエーションがあります。「かおかおどんなかお」著:柳原良平絵本を使った親子のコミュニケーションで、息子は大成長!息子に最初に読んだときはあまり反応を示してくれませんでしたが、少し経ってまた読んでみると、息子とコミュニケーションをとりながら絵本を楽しめるようになってきました。読みながら「これはどんな顔~?」と息子に聞いてみたり、私が絵本の顔をマネして息子に見せたり…慣れてきたら、「このページのおこった顔と同じ顔をしてみて!」と言って息子と顔遊びをしたりと、色々な楽しみ方があります。息子は特に、「できない」「嫌だ」「分からない」「大変だ」などマイナスの言葉を使うのが苦手なところがあります。でも、相手に助けを求めたいときに自分のマイナスな気持ちを伝えることは大切です。良い気持ちだけではなく、マイナスの気持ちも表現していいんだよと伝える上で、この絵本はよいヒントになりました。幼児期からこの絵本を使ったり、少しづつ練習を重ねたことで、小学2年生の今は人の顔を見る回数も増えたり、息子の表情や表現も豊かになってきました。マイナスな感情も表現できるようになり、困ったときに助けを周りの人に求められるようになりました。息子は自分の気持ちと相手の気持ちに目を向けることで、少しずつ周りとコミュニケーションがとれるようになったように思います。大切なのは、子どもが「気持ち」に関心を持てるようになることUpload By たっくんママ他にも、自宅で年長のときから表情ポスターを使って、折に触れて楽しみながら気持ちに目を向けるようにしています。このポスターは、学校によっては特別支援学校や支援級の授業で使われていたりもするそうです。「かおかおどんなかお」のほかに、森田ゆりさんの「気持ちの本」もおすすめの絵本です。「気持ちの本」著:森田ゆり大切なのは、子どもがいつでも自分や他人の気持ちに目を向けられるようになることです。もし、私と同じように「子どもが気持ちを上手に表せない」「もっと人の気持ちに関心を持ってほしい」「子供の表情がとぼしい」と困っているお母さんがいたら、「かおかおどんなかお」の絵本をぜひ手に取ってみてください。親子で絵本で盛り上がって楽しみながら、ソーシャルスキルの練習ができますよ。
2016年08月10日お笑いタレントの柳原可奈子と、フリーアナウンサーの高橋真麻が、フジテレビ系平日昼のバラエティ番組『バイキング』(4月4日から毎週月~金曜11:55~13:45)の火曜MCを担当することが29日、明らかになった。柳原は4月5日から、高橋は同12日から登場する。同番組は、4月4日から放送時間を50分拡大し、リニューアルを実施。これまで火曜MCを担当してきたEXILE NAOTOがきょう29日の放送で卒業することを発表し、この後任に柳原と高橋が決まった。同番組で女性がMCを務めるのは初めてとなる。柳原は「高橋真麻さんと私、両手に花で(メインMCの)坂上忍さんをアシストしていきたいです」と話し、高橋は「坂上忍さん、柳原可奈子ちゃんはじめ、火曜日レギュラーの方々と共に視聴者の皆さまに楽しんでいただける番組作りに励みたいと思っております」とコメント。また、高橋は2013年3月31日にフジテレビを退社して以来、初めて同局の番組でMCを務めることになり、「何より、古巣で初めてのMCということで、私自身大変意気込んでおります」と興奮を語っている。なお、バイキングは31日までが12時55分までの放送で、4月1日が13時55分までの放送、4月4日から13時45分までの枠となる。フジテレビの宮道治朗編成部長は、最近放送しているニュースや芸能ネタをテーマにした生激論のコーナーが「非常に手応えがあった」と話しており、今後はこのコーナーをブラッシュアップして展開していく予定だ。
2016年03月29日東海汽船は1月19日、伊豆大島で開催される「第61回大島椿まつり」(1月31日~3月21日)にあわせ、静岡県東伊豆町稲取港と大島の間にまつりの期間、高速ジェット船を運航することを発表。 同路線は2003年7月に休航して以来の復活となり、稲取=大島=館山(千葉県)を「海のフラワーライン」として結ぶ。同社は2015年9月より、高速ジェット船4隻のうちの1隻「セブンアイランド愛」に対して内外装ともにリニューアルを行っている。このセブンアイランド愛は新たな試みとして、船内階段や1階フロアの壁に「消しゴムはんこ」の第一人者である津久井智子氏による大掛かりな壁画作品を制作する。その他、照明のLED化、手洗いも真空吸引式となり、壁・じゅうたん等も一新する。また、外装は柳原良平氏によるハートを模したデザインはそのままにクリア塗装を施し、より明るいデザインとなる。なお、館山=大島航路に関しては、2月6日~4月3日のみの運航となる。
2016年01月19日長塚圭史(作・演出)、首藤康之、近藤良平、松たか子という4人の実力派が“鏡”をテーマに繰り広げる舞台「かがみのかなたはたなかのなかに」が7月6日(月)に新国立劇場にて幕を開ける。初日まで1か月を切った稽古場に潜入。本作の魅力に迫る。舞台『かがみのかなたはたなかのなかに』チケット情報この4人の組み合わせは2012年から13年にかけて上演された「音のいない世界で」に続いて2度目。長塚は「当時から家族的な雰囲気があり、4人で『もう1回やろう』と言っていた」と語るが、それが実現してしまうのは、よほどの手応えと充実感があったからこそ。鏡のこちらと向こうでタナカ(首藤)とカナタ(近藤)、コイケ(長塚)とケイコ(松)が対をなすという物語。カギとなるのは首藤と近藤のふたりのシンクロ率の高さ。この日も、タナカとカナタが初めて顔を合わせる序盤、ヒロインのケイコを巡りふたりが対峙するクライマックスのシーンが重点的に行われたが、セリフおよび動きに関して同じ動きを何度も繰り返し、試行錯誤しながら少しずつシーンを作り上げていく。共に“ダンサー”という原点を持ちつつも、これまで異なる道筋を歩んできた首藤と近藤。当然、個性も違うわけだが長塚は「まずは全く同じ動きを作り上げる。その精度の高いシンクロがあってこそ、(物語が進むにつれ)ずれていく驚きがあり、それぞれの個性が見えて面白い。この最初の動きを合わせるのが非常に重要なんです」と語る。前作に続き、本作は大人も子どもも楽しめる演劇を、と企画された作品だが、子どもたちは言葉以前にまず目で見て、このふたりの身体性の凄まじさを感じるはずだ。そしてこのふたりに、松が演じるヒロインのケイコがどう絡んでくるのかも楽しみなところ。男性陣とはまた異なる魅力と個性を持ったキャラクターであり、鏡を挟んでケイコと対をなすコイケが、彼女とは似ても似つかないという点もまた、その美しさや個性を色濃く浮かび上がらせる要因となっている。単なる美しいヒロインにとどまらぬ、小悪魔的な要素を含め、松が楽しんで演じているのがうかがえる。長塚曰く「チャーミングでありつつ、子供たちが見て何を思うか……(笑)」。こちらも反応が気になる。「鏡」というモチーフを長塚は「子どもに何かを伝えるという上で、想像力を広げる格好の道具」と言う一方で、「稽古場では『これは子どもに理解できるか?』という視点で作ってはいない」と子どもたちの感受性を信頼する。「夏なので、ちょっとヒヤッとするような怖さも味わってもらえると思う」と手応えをうかがわせた。公演は東京・新国立劇場小劇場にて7月6日(月)より26日(日)まで。チケット発売中。取材・文・撮影:黒豆直樹
2015年06月18日東京都・代官山のギャラリー「GALLERY SPEAK FOR」にて、画家/イラストレーターの山下良平による個展「MOMENT」が開催される。会期は11月21日~12月3日(木曜休廊)、開館時間は11:00~19:00(最終日のみ18:00まで)。入場無料。同展は、スプリンターやスイマー、ダンサーなど、アスリートたちの疾走や跳躍のシーンを描く山下良平による個展。同会場での開催は約2年ぶりで、作家活動10周年の節目に、福岡で今春開催された同名の展覧会の巡回展となる。アクリル絵の具による120号の大作から、パステルや色鉛筆によるドローイング作品まで、約40点の原画を展示・販売するほか、人気アーカイブ作品のジクレーポスター、オリジナルキャリーケース、デザインタイツ、iPhoneカバーなど関連商品も販売される。人間の身体動作の美を、大胆な構図と着想豊かな筆致で描写する山下の作品は、クライマックスだけを追うのではなく、競技者の視野を風景画に置き換えたり、チルアウトの静寂も題材に選択。それぞれの競技・スポーツの核心を踏まえたアングルを選ぶセンスは、自身のアスリート経験が原点で、動画制作の素養から来ている部分もあるとのことだ。なお、山下良平は1973年、福岡生まれ。大学で映像を中心としたビジュアルコミュニケーションを学び、福岡でのストリートアート活動を経て、2002年、横浜に拠点を移して画家 / イラストレーターとしての活動を開始。「Tarzan」などの雑誌、CDジャケット、ナイキやソニーなどのビジュアル制作を手がける一方、SUMMER SONICでのライブペインティング、国内外のグループ展などにも参加。「横浜マラソン2015」の公式ビジュアル制作を担当している。
2014年11月04日