猫を飼う上で、ぜひ配慮したいのが、猫が安全に生活できる空間を用意することです。近年は庭でガーデニング、室内で植物を育てる方も増えていますが、なんと猫にとって危険な植物は、700種類以上もあることをご存じですか?代表的なものを一覧で紹介します。■アジサイ紫色の花が美しいアジサイですが、そのつぼみが猫にとっては危険です。大量摂取すると、こん睡状態に陥り、死亡してしまうことも。少量であれば嘔吐(おうと)などの症状が出ます。元気がないなど気になる症状があれば、すぐに専門家に相談しましょう。■キキョウキキョウに代表されるキキョウ科の植物には、他にロベリアやセイヨウキョウチクトウなどがあります。キキョウの根、そしてロベリアなどを食べると、嘔吐や下痢、ひどいときには呼吸困難や心臓まひを引き起こします。■ジャガイモ、トマト、ナス一見何の共通点もないようの思える野菜たちですが、これらはすべてナス科の植物です。比較的簡単に育てることが可能なので、自家栽培する方も多いのではないでしょうか。ジャガイモは芽や緑色のイモに毒が含まれています。トマトは葉や茎、熟していない実、ナスは芽や葉が危険です。嘔吐や腹痛などを引き起こします。■アンズ、ウメ、スモモ、モモ、リンゴ庭の見た目を良くしてくれるだけでなく、食べる楽しみもあるこれらの植物は、人間にとっては良いことずくめ。しかし猫にとっては危険です。未成熟の果実や種の中身を食べてしまうと、呼吸困難やけいれんの原因に。遊んでいるうちにかじってしまうケースも多いので、注意が必要です。■チューリップ、ヒヤシンス、タマネギこちらはユリ科に属する植物の仲間です。これらは、庭の畑や猫の活動エリア内のプランターなどに植えられていることも多いものです。皮膚の炎症の他、大量に摂取してしまうと心臓まひを引き起こします。■キンポウゲ、クリスマスローズ、フクジュソウ猫を飼うときには、こちらのキンポウゲ科の植物にも注意しましょう。草のすべての部位に注意が必要ですが、特にクリスマスローズやフクジュソウは、根の毒が強いです。嘔吐や下痢、腹痛、皮膚炎の原因となります。■サツキ、つつじ美しい色彩で、人の目を楽しませてくれるこれらの花は、植栽としても人気が高いです。しかしツツジ科の葉や茎は、猫にとって危険なものです。嘔吐や下痢、しびれの他、視力障害や筋力低下などが起きることも……。中でもサツキの毒性は強く、大量に摂取したときには死亡する危険性があります。見た目が美しい植物は、人間の癒やしとなってくれます。しかし、猫との相性は悪いことも多いと心得ておきましょう。今回紹介したのは、毒性が強く猫の命を脅かすリスクがあるものばかりです。猫との生活を安心して楽しむために、是非意識してみてください。(画像と本文は関係ありません)
2014年10月08日自然の植物を五感で感じて欲しいという思いから生まれたオーガニックコスメブランド『VITAL MATERIAL』が誕生。10月上旬より専門店およびセレクトショップなどで販売する。ビューティー情報満載! ニュース記事一覧肌にのせた瞬間から植物が本来もつ透明感やみずみずしさを感じられるように、また人間の内なる生命力を最大限に高めるために、原料だけでなく製法にもこだわったという。第1弾として、ハンドクリーム、ハンドジェル、ハンドソープ、オードトワレ、リードディフューザーの5アイテム10商品を展開する。植物本来の香りを引き立たせる独自のオリジナルブレンドで調香したハンドクリームや、手になじませるだけで除菌と保湿機能を備えたオーガニック衛生ジェルなど、これからの季節に嬉しいアイテムも。天然素材のドライハーブやドライフルーツを贅沢にボトルの中に閉じ込めたリードディフューザーなど、部屋をスタイリッシュに見せてくれるアイテムはプレゼントにも喜ばれそう。こだわりのオーガニックアイテムで毎日をHAPPYに。【商品詳細】※すべて税抜『ハンドクリーム/ジャスミン、ベルガモット、ダマスクローズ』(50ml)価格:2300円『ハンドジェル レモン』(50ml)価格:1500円『ハンドソープ ベルガモット』(300ml)価格:2500円『オードトワレ/アン、ドゥ』(75ml)価格:7500円『リードディフューザー/ネロリ、ベルガモット、ダマスクローズ』(400ml)価格:7500円
2014年10月05日“暮らし”をテーマにした書籍や雑誌は数多くあるが、愛嬌のあるタイトルで目を惹く『暮らしのおへそ』(年2回刊/主婦と生活社)もその一つ。日常生活で習慣とする考え方を“おへそ”とよび、その視点から暮らしを取り上げるライフスタイル誌だ。俳優、店主、職人など様々な人のおへそを取り上げて9年になる。3年前から、同誌で取り上げたショップや道具を集めた「おへそ的、買い物のすすめ展」を伊勢丹新宿店で開催。9月24日からは、伊勢丹オンラインストアで『暮らしのおへそ』的視点でセレクトした雑貨、食品、アクセサリーを販売が始まる。オンラインでの販売は、同誌にとって初の試みだ。この『暮らしのおへそ』を立ち上げ、魅力的な人のおへそを追い続ける編集ディレクター・一田憲子(いちだ・のりこ)さんに、同誌について、おへそ的暮らし、モノを人へつなぐこと、について聞いた。--雑誌だけではなく、リアルショップやイベントなど、色んなカタチで展開されている『暮らしのおへそ』ですが、同誌が生まれたきっかけを教えてください。『暮らしのおへそ』の企画を考えていた頃、現在も暮らしている一軒家へと引越ししたんです。引越し直後ってヤル気になるでしょう。私も夜型から朝型の暮らしへ!と意気込んだものの、今までの習慣を変えるのが難しくて…。そこでハッと気づいたのが、人って習慣が積み重なりできているんじゃないかな、ということでした。朝起きてから夜寝るまでの暮らしぶり、そして仕事への取り組み方など、習慣からその人の暮らしを紹介するのは面白いなと思ったんです。--“おへそ”というチャーミングなタイトルはどこから思いついたのですか?背骨のように一つひとつの習慣が積み重なるイメージを思い浮かべた時、その中心にあって、支柱になる存在が“おへそ”だと思ったんですね。身体感覚で腑に落ちたこともあり、タイトルには必ずおへそを入れたいと提案。企画については理解してもらえたのですが、「ライフスタイル誌におへそ?」とタイトルはすんなりとはいきませんでした(笑)。でも最後には、「なんかいいよね」と周囲も“おへそ”になじんできて、『暮らしのおへそ』に落ち着きました。【暮らしを見つめ直すきっかけになればいい】--俳優、店主、職人など様々な人を取り上げる『暮らしのおへそ』ですが、同誌から人気が出た商品やお店も多いとか。人選や取材はどんな風に行っているのですか。その時その時に、編集スタッフが興味や関心を持つ人に取材しています。他の取材で魅力的だと感じた人や面白いと思ったお店など、理由は様々。でも一つ言えるのは、興味や関心を持ったその時じゃないとダメ。都合が合わず次号以降に、となっても、次号ではピンとこない。そして取材・撮影前には、おへそを聞くための事前取材をします。暮らしや仕事の習慣を徹底的に聞きます。「朝は何を食べますか?食べる器やカップは?」みたいな感じに。だからおへその取材って、すごく長いんです(笑)。--最新の18号(2014年8月刊)にも様々な“おへそ”が紹介されていますが、印象に残っているお話やおへそはありますか?また18号を貫くテーマみたいなものはあるのでしょうか。18号で取り上げた料理人トラネコボンボンの中西なちおさんに、「料理をおいしくするコツは?」と質問したら「愛情です。誰かのためにと想いを込めたら絶対においしくなる」という答えが返ってきたんです。それがとっても印象に残っていますね。お料理はもちろんですが、大切な誰かのためにすることって、それだけですべての作業が変わってくるでしょう。家族やパートナー、そして友人に対する“愛情”が暮らしを見直すきっかけになることを伝える号になっているんじゃないかな。--一方で丁寧に暮らすことだけではなく、なまけるおへそ、やらないおへその特集があるのも面白いですね。取材者の生活を見習おう、暮らしのすべてを丁寧にしよう、を説いている訳ではないし、もちろん私も完璧な暮らしなんてしていません(笑)。“やらないおへそ”や“なまけるおへそ”の特集した時は、読者からすごく好意的な反響が多かったです。忙しい日は、カップ麺でいい日を作る!なんてね。こんな暮らしもあんな暮らしもある中で、ご自身の暮らしを見つめ直すきっかけになればいいと思っています。後半は、一田さんの暮らしのおへそ、そしてモノと読者をつなぐことへ。
2014年09月24日ひとり暮らしは自由で楽しいものですが、その反面寂しかったり、いろいろ大変なことも。昨年、8月8日を「ひとり暮らしの日」として記念日制定したレオパレス21が、「ひとり暮らしの日」が1周年を迎えたことを記念して、「ひとり暮らしに関する実態調査」を行いました。多くの人はどんなひとり暮らし生活を送っているのでしょうか。(C) miya227 - Fotolia.comこの調査は、全国でひとり暮らしをしている18~39歳の大学生・社会人の男女600名に対して行われたもの。まさに皆さんと同じぐらいの世代かも。「あなたは現在節約をしていますか」と質問したところ、73.7%が「節約している」と回答し、昨年の70.1%と比較すると約4%増加しており、節約志向が上昇していることが明らかに。 また、「どれくらいの頻度で自炊をしますか」と質問したところ、大学生の70%が「週に3回以上自炊をしている」と回答し、さらにそのうち32%が「毎日自炊をする」と回答するなど、今どき大学生の自炊事情から見た節約傾向も垣間見れる結果となりました。大学生より自炊していないという社会人女性も多いのでは?「ひとり暮らしの家で不満や心配事は何ですか」と質問したところ、男女合計で43.7%が「ゴキブリや虫の退治」と回答し、最も多い結果に。確かにゴキブリ問題は重要ですね。また「セキュリティ管理」と回答した人は、男性と比べると女性は2倍と突出して多く、女性のセキュリティに対する関心が高いことが明らかとなりました。「家では、何をして過ごす事が多いですか」と質問したところ、平日では約70%が「テレビやDVDを見たり、本を読んだりする」と回答、休日では「掃除や洗濯、片付けものをする」80%強が回答し、どちらも定番の過ごし方ですが、平日と休日ではその定番の過ごし方にも違いがあるようです。 また、女性のみに焦点を当てると、平日、休日ともに「ヘアケアやお肌のケアといったセルフメンテナンス、美容」という回答が定番の過ごし方に次いで多いことから、女性はベースとなる定番の過ごし方以外では、自分磨きを優先しているという実態が明らかに。「ひとり暮らしの家に居る時、ついやってしまう事はありますか」と質問したところ、全体で50%以上が「インターホンが鳴っても、つい居留守を使ってしまう」と回答し、最も多い結果となりました。 次いで「トイレのドアを開けたままトイレ」という回答が第2位に。男性の回答では最も多い結果となりました。「あなたの隣に住んでほしい芸能人は誰ですか」という質問をしたところ、男性芸能人の1位は2年連続で福山雅治さんという結果となりました。最も多かった理由は「会ってみたいから」、次いで「かっこいいから」でした。女性芸能人では昨年はベッキーさんが1位でしたが、今年は「可愛くて静かそうだから」という理由で、綾瀬はるかさんが1位に選ばれました。隣が芸能人なんていう憧れの部屋に住んでいる人も、どこかにいるのでしょうか!?調査の結果からは、ひとり暮らしならではの困ったこともありつつ、自らのペースで自由に過ごしている暮らしぶりが伝わってきますね。ひとり暮らしに憧れている人も、すっかり慣れている人も、安全にはしっかり気をつけて、自分なりの暮らしを楽しみたいものですね。・レオパレス21 公式サイト
2014年08月12日生来無精者で、テレビ番組を毎週観たりするマメさに欠けるTVオンチの私が、久々にハマったのが「植物男子ベランダー」(BSプレミアム)という番組。いとうせいこうさんの原作「ボタニカル・ライフ 植物生活」は読んでいたし、いとうさんの植物愛にも関心はあったけれど、これをテレビ化するという時点でまずびっくり! ハンパない挑戦だと思いましたね。ベランダーとは、いとうさんがガーデナーに対抗して作った造語。この番組は、田口トモロヲさん演じる、都会の片隅でひっそりと暮らす中年のバツイチ男、自称「ベランダー」が、自分勝手なやり方でベランダで植物を育てることを無上の喜びとしながらも、世話に翻弄されたりする、こっけいな姿を描くドラマなのです。田口トモロヲさんと松尾スズキさんにハートをワシづかみフリーライターであるらしい彼は、都心のなかなかお洒落なマンションに住み、リビングルームはベランダに面していて日当たり良し。そこで、ビール片手に植物を愛で、ああでもない、こうでもない、と独自の思い込みと偏愛で世話に没頭。基本的には、ベランダと馴染みの花屋ぐらいしかシーンが展開しないのですが、それで、ここまでハラハラドキドキさせられるとは! 恐るべしトモロヲさんの悲哀感あふれる魅力に開眼。ちなみに、隣人の植物学者、田中役の古舘寛治さんも落語でいうフラがある人という言葉がぴったりで、持って生まれたようなおかしみや愛嬌があって大好物です。音楽がまた的を射て感動的で、さあ、始動という時はドアーズの「ハロー、アイ・ラブ・ユー」、花屋で片思いの店員さんに会うシーンではシューベルトの「野ばら」と、出囃子的なBGMも秀逸。ワスレナグサにまつわるエピソードの回で、エンディングに大橋トリオ featuring 矢野顕子の「窓」が流れた時は、思わず不覚にも落涙しちゃいました。第2話で、もといた会社の先輩だという盆栽好きの茂木梅吉を演じる松尾スズキさんが登場した時、完全にヤラレタ! と思いましたね。突然、訪ねてきて盆栽について薀蓄を垂れたり叱ったりするのですが、ハマリ役というか、もはや演技に見えない!スタッフブログでも「圧倒的怪演で視聴者を慄然とさせた…」とありましたけれど、実にその通り。トモロヲさんと松尾さんにハートをワシづかみされ、耳元には、松尾さんの「盆栽、いいよ~、盆栽…」とつぶやくリフレインがいつまでも消えませんでしたよ。6月25日、いとうせいこうさんの出演は見逃せない! それで、番組のHPやブログをたまにチェックするようになったんですが、何と6月25日、原作者のいとうせいこうさんがカメオ出演するというではありませんか! 浅草の植木市で盆栽を売る店主の役だとか。スタッフブログ(バックナンバー4/25)で見た写真では、文士風の粋な着流しスタイル。そこに、我らがトモロヲさんと松尾さんが絡むという…。日本のサブカル界を、いや、もはや日本のカルチャー界の王道を牽引する3巨匠(個人的には“愛すべき中年御三家”と呼ばせていただいております)が、一堂に会するとは!これはぜひともお知らせしたくなりました。この日は空けてあります(笑)。ドラマ以外にも、「多肉 愛の劇場」という多肉植物が擬人化されて昼メロ風に演じる愛憎劇(?)、草冠が付く漢字を松尾さんがアダルトな雰囲気で朗読する「愛しの草冠」、植物が登場する歌が流れる「植物SONGS」など、ミニコーナーも非常に充実。スタッフさんたちが仕事を超えて入れ込んでる感があり、毎回、ただならぬ熱気が伝わってくるのが楽しいです。この番組のポスターを見たら、いやがおうにもそれを実感できるはず。007ばりに、いえ、トモロヲさんがお好きなブロンソンばりに、嗚呼、銃でなく水やりのホースを銃撃ポーズで構えるハードボイルドなトモロヲさんが! 6月25日、OA予定の「初夏のパノラマ」の巻、今から首を長~くして楽しみに待ってます。・ 「植物男子 ベランダー」
2014年06月11日小平市の一角にある「東京都薬用植物園」。入場無料の開かれた植物園らしく、エントランスから透明感のある温室まで見渡せる。緑に囲まれたのどかな光景は、世界中の薬用植物を観賞できるこの植物園の一面にすぎない。ここは植物のもつ癒やしや美しさと同時に、その危険性も十分に学べる施設なのだ。○研究機関として脱法ハーブの分析もというのもこの「東京都薬用植物園」、実は東京都直轄の研究機関。法律によって禁止された植物を栽培研究するミッションを持っているのだ。日本ではあへん法等によって規制されている一部のケシを、都内で唯一栽培していることに加えて、園内にある試験室ではケシ、大麻、脱法ハーブの試験検査業務まで行っているという。近年、乱用による事件事故をニュース報道でも目にする「脱法ハーブ」の名前は、皆さんも聞いたことがあるだろう。東京都ではこの「脱法ハーブ」を調査しているというのだ。その調査において活躍しているのが、ここ東京都薬用植物園の研究員たち。「都庁の職員が、市場で流通している脱法ハーブを入手し、私たちのところへ持って来ます。私たち研究員は、その製品に危険な成分や違法な成分が含まれていないかをあらゆる技術を用いて分析します」と、答えてくれたのは主任研究員の阿部朋弘さん。その検査数は24年度だけでなんと502件。医薬学の専門家や学生が研修を行うことも多く、5月のケシ開花時期には、1カ月で14校1,071名もの学生に研修を実施したという。ボタンやカモミールといった、親しみのある植物たちのエリアを抜けて東エリアを歩いていくと突然、鉄条網に張り巡らされた不思議な一角に出た。フェンスの上にはセンサーらしき警備システムまで搭載されており、何かが内側にいる気配満点だ! しかし中をのぞくと、白い、ふんわりとしたきれいな花が、ただ風にそよいで揺れているだけ。鉄条網のすぐ近くには「ケシあへん法により栽培には許可が必要」の看板が。なるほど。この美しい花々がケシなのか。違法植物たちはこのフェンスの向こうで育てられているのだ。○きれいなバラにトゲ、かれんなスズランには毒更に少し足をのばすと、足元に咲き乱れるかれんなスズランが目にとまった。その愛らしい姿に「かわいいっ!」思わず触れそうになった筆者だが、横の看板に書かれた文字「有毒植物区」に気づくなり手を引っこめた。ええっ!? スズランって……有毒だったの!?恥ずかしながら、筆者は全く知らなかった。このエリアには、かぶれたりおなかを下すぐらいの軽い症状から、人一人が死んでしまうような重度の中毒症状を誘発する「有毒植物」までが栽培されているという。「私たちの生活圏内に200種類以上もの有毒植物があるんです。スズランもそのひとつ。スズランは清らかな美しい花を咲かせるので女性に人気ですが、実は全草に毒があるんですよ」(阿部さん)。全草に毒!?子供時代、庭先に生えたスズランをうれしそうにつんでいた従姉妹たちを思い出す。彼女たち、たぶん毒があることを知らなかったはずだ。「スズランをコップに生けて、その水を誤って飲んでしまい、中毒になった事例も報告されています。子供やペットが間違って口にしないよう、十分注意してくださいね」と阿部さん。そうか。人が生きていくためには、美しいものや安全なものだけではなく、危険なもの、日常に潜んでいる有害なものについての知識も習得する必要があるのだな。植物のもつ多面性と深さを体感できる施設「東京都薬用植物園」。是非一度訪れてみてほしい。●information東京都薬用植物園東京都小平市中島町21-1
2013年07月30日付き合うなら「ひとり暮らし」をしている男性のほうがいいという声を聞きますが、実際に女性は「ひとり暮らし男子」と「実家暮らし男子」のどちらを彼氏にしたいと思っているのでしょうか。そこで、マイナビ会員の女性433人に「実家男子とひとり暮らし男子、どちらを彼氏にしたい」か、アンケートをとりました。調査期間: 2012/11/19~2012/11/22アンケート対象:マイナビニュース会員(女性のみ)有効回答数:433件Q. 実家男子とひとり暮らし男子、どちらを彼氏にしたいですか?実家暮らし男子……15.0%(65人)ひとり暮らし男子……85.0%(368人)やはり「ひとり暮らし」をしている男性のほうがいいという回答が大多数でした。■ひとり暮らし派・実家暮らしだとゆっくり過ごせる場所がなかなかない(24歳/女性)・ひとり暮らしの人のほうが家事ができそうだから(24歳/女性)・いつまでも実家にいるのは甘えすぎな気がする(36歳/女性)・自炊など、自立しているので、夫になったときに役立ちそうだから(44歳/女性)・実家暮らしはマザコンでまだ親離れしていない気がするから(33歳/女性)・泊まったり料理を作ったりとするので楽しい(25歳/男性)やはりひとり暮らし男子は「家事ができる」「彼の家でのんびりできる」というのが大きな理由のようです。実家だと相手の親の目が気になったり、自立していないので結婚後に大変という考えの人が多いんですね。一方、少数ではありますが「実家暮らし」派の意見もご紹介します。■実家暮らし派・誰かと暮らす不便さになれているから(27歳/女性)・家事が苦手なので、ひとり暮らし男子だと家事を要求されそうなので……(33歳/女性)・貯金できていそう(31歳/女性)・ひとり暮らしも一見遊びに行きやすくていいけれど、1人の時間を優先したがりそうだから(32歳/女性)・ひとり暮らしだと、女性関係でなんとなく不安(26歳/女性)・結婚前からご家族の方と仲良くなれる(30歳/女性)・自分が現在実家暮らしなので、実家暮らしの境遇を分かってくれそうだから (26歳/女性)女性関係や金銭面など、実家ならより心配がいらないという回答が多く見られました。しかも、実家暮らし派ならでの意見は、相手の家族と仲良くなれること。ひとり暮らし派の人が嫌だと思っていることを、良いこととしてとらえているようです。「ひとり暮らし」と「実家暮らし」それぞれよいところも悪いところもあるようですが、あなたは付き合うなら、実家暮らし男子?それともひとり暮らし男子?(文/こうのゆみこ)
2012年12月16日