新装刊「花椿」の電子版資生堂は、創業140周年を機に、創刊75年を迎える企業PR誌「花椿」を4月号(3月5日発行号)より新装刊したが、スマートフォンやタブレット端末を主対象とした「電子版『花椿』」を制作、現在iPhone/iPad 版「花椿」(バージョン: 1.0.1)と、Android版「花椿 for Android」(バージョン:2)を、App Store、Google Playから各々無料配信中。*画像はiTunesプレビュー「iPhone スクリーンショット」より本誌やアプリ限定オリジナルコンテンツが閲覧できる新装刊「花椿」は、資生堂のPR誌としての原点に還り、美容・化粧情報の提供、女性へのライフスタイル提案、資生堂の企業文化発信を編集方針とし、毎号ひとつの言葉をテーマに、「読者のこころ豊かで美しい生活に貢献する」誌面づくりをめざす。アプリ「花椿」では、「花椿」本誌を閲覧できる他、「スペシャル」ではビジュアル特集「Creation」のアプリ限定オリジナルコンテンツが閲覧できる。元の記事を読む
2012年04月16日東京・目白の椿山荘では、5月3日(木・祝)・4日(金・祝)、東北の魅力を体感するイベント「大東北祭at椿山荘~親子で楽しむ東北の魅力~」を開催する。東北が誇るグルメや伝統文化、物産などが椿山荘に大集合! 一緒に踊って楽しめる山形「花笠踊り」の実演などもあり、都内にいながらにして東北旅行気分がたっぷり味わえるイベントだ。グルメ屋台も勢ぞろい。比内地鶏のきりたんぽ鍋や気仙沼ふかひれのスープ、米沢牛のハンバーガーなど東北6県の郷土料理のほか、地産品を使用した椿山荘オリジナルメニューもお目見え。また、東北の地ビール約20種類も樽生で大集合! 一度にいろいろな味を試せるチャンスだ。親子にオススメなのが制作体験コーナー。青森「金魚ねぷた」絵付け、宮城「こけし」絵付け、福島「赤べこ」絵付けなど、東北地方に古くから伝わる伝統工芸に挑戦できる。東北6県のゆるキャラも登場するので、記念撮影なども楽しんでみては。椿山荘ではこれまでも、復興支援チャリティーディナーや、レストランで各県の食材を使用するふるさとフェアなど東北応援を企画してきたが、今回のように東北全県の多彩な魅力を集結させたイベントは初。東北地方の自治体など約30の団体や施設の協力で実現したそうで、会場では世界中から寄せられたメッセージ集「PRAY FOR JAPAN」のメッセージや写真の展示もある。会場への入場には事前予約が必要だが、食事や体験コーナーなどはそれぞれ直接ブースへ行けばOK。今年のゴールデンウィークは改めて親子で東北の魅力に浸り、復興への願いを新たにしてみては。大東北祭at椿山荘~親子で楽しむ東北の魅力~日時:5月3日(祝・木)4日(祝・金) 12:00~19:00場所:椿山荘4F ジュピター、ネプチューン入場料:大人2,000円 お子様(3歳~小学生)1,000円※入場料には食事や体験コーナーで使えるチケット(大人4枚、お子様2枚)を含む。必要なチケット枚数はブースによりことなる。入場後追加のチケット購入も可能。予約・お問い合わせ:03-3943-1140 (9:00~21:00)取材/古屋 江美子
2012年04月13日東京・目白の「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」では2012年5月3日(木)・4日(金)に「ゴールデンウィーク コンサート&ビュッフェ」を開催。「赤ちゃんから大人まで、心にもお腹にも幸せなひとときを楽しんでもらいたい」との思いから同ホテルが企画したイベントで、家族3世代でフルオーケストラが楽しめる貴重なチャンス!両日とも昼と夜の2部構成。37名のフルオーケストラと2名のオペラ歌手による45分間のコンサートを鑑賞できる。昼の部では子ども向けの楽曲を中心にセレクトし、『いつか王子様が』『三匹のこぶた』『ミッキーマウスマーチ』『星に願いを』といったディズニーの名作メドレーも演奏。一方、夜の部では、ドヴォルザークの名曲『交響曲第9 番「新世界」より第4楽章』をはじめ、大人向けの本格的なクラシックもラインナップ。さまざまな世代の家族が楽しめるよう配慮されている。ホテル特製ビュッフェは、洋食・和食・中華・デザートにフリードリンク(アルコール含む)付き。食事の前に記念撮影のサービスがあるのも嬉しい。また、プレーンクッキーにチョコレートで自由に飾りつけができるクッキーデコレーションコーナー、本物のバイオリンに触れるバイオリン体験コーナーなど、子どもが遊べるコーナーも充実。おもちゃなどを備えたキッズ&プレイルームも用意されるので、とちゅうで子どもが飽きてしまったり、ぐずったときにも安心だ。このゴールデンウィーク、家族で集まる予定の人も多いはず。せっかくなら、普段なかなか体験できない本格的なコンサートやホテルの食事をみんなで楽しんでみでは。ゴールデンウィーク コンサートビュッフェ実施日:2012年5月3日(木)・4日(金)時間:【昼の部】受付12:00~/食事12:30~15:00/コンサート13:15~14:00【夜の部】受付17:30~/食事18:00~20:30/コンサート18:45~19:30料金:大人15,000円、祖父母13,000円、小学生6,500円、幼児(3歳~)3,500円予約・お問い合わせ:03-3943-0429(予約センター/9:00~21:00)取材/古屋 江美子
2012年04月09日昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』が3月24日(土)、遂に全国の劇場で“出発進行”。東京・渋谷TOEIにて、主演の松山ケンイチを始め、主人公を翻弄するヒロイン2人を演じる貫地谷しほりと村川絵梨が初日舞台挨拶に登壇した。森田監督の突然の訃報から約3か月が経ち、松山さんは「ここにいてくれたらと思うと残念ですが、(上映後の)みなさんのスッキリした顔を見ると、監督の思いが伝わったんだなと幸せな気持ちになります」と安堵の表情。「幅広い作品を作り続けた森田監督の、ある意味では原点のような作風。だから、幅広い方々に観てもらいたい」と最後のアピールにも熱がこもった。大手企業に勤めるマイペース男子・小町圭(松山さん)と実家の鉄工所で働く小玉健太(瑛太)。性格は違えど“鉄道好き”という共通の趣味をきっかけに出会った2人が、鉄道愛ゆえの騒動を巻き起こしながら、いつしか周りをハッピーにしてしまう青春コメディ。森田監督によるオリジナル脚本で、構想には10年以上の歳月が費やされた。本作における“森田演出”で印象に残った点は「真面目に生きている人間から生まれる笑いを描きたいと言っていた。だから、笑わそうとする演技は“寒い”からやめてくれと」(松山さん)。2007年に公開された『椿三十郎』、『サウスバウンド』に続き、森田監督とのタッグは3度目。「毎回、ハードルの高い演出に追いつくので精いっぱいだった。正直『次がある』と思っていたから、まさかこんなに早く亡くなられるなんて…」とやはり寂しさは拭いきれない様子だ。そんな松山さんは、共演した貫地谷さんに対して「森田監督はアドリブを許さない監督。それなのに、高いハードルを軽々と越えてアドリブを連発していた。小町としても、俳優としても正直やられた」と完敗宣言。当の貫地谷さんは「なんか(アドリブが)出ちゃって」とあっけらかん。また、村川さんは「お会いするたびに、印象が違う。心から『役者だな』と尊敬しています」と3度目の共演となった松山さんの印象を語った。エンドロールでは森田監督直筆の“ありがとう”の文字が味わい深い余韻を残しており、「たくさんのダメ出しをいただき、自問自答できる環境を与えていただいた」(貫地谷さん)、「私からありがとうと言うのはおこがましいほど。でも、作品を通して人生観を考えさせられた」(村川さん)とそれぞれ感謝の意を表した。最後に、松山さんは「監督はとにかく人が好きで、人とのコミュニケーションを楽しんでいた。僕も監督からポジティブなものをたくさんもらい、人との出会いが人生をより豊かでキラキラしたものにすると教えてくれた」とやはり感謝で締めくくり、天国の森田監督に本作の門出を報告していた。『僕達急行 A列車で行こう』は全国にて公開中。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:森田芳光監督×松山ケンイチの“相思相愛”ごく普通の日常にある“笑い”とは――いよいよ発進!『僕達急行 A列車で行こう』モバイルポーチを5名様にプレゼント松ケン&瑛太がキュートなイラストに!『僕達急行』映画史上初の試みの前売り鑑賞券松ケン&瑛太も大喜び “僕達急行ラッピング電車”が京急線で運行中!恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待
2012年03月26日森田芳光監督最新作『僕達急行 A列車で行こう』で鉄道をこよなく愛する若者を演じた松山ケンイチが、主人公の小町圭のような没頭できる趣味を持っている人間の魅力を語るとともに、本作の公開を待たずに昨年12月20日急逝した森田監督への感謝の想いを語った。その他の写真本作は鉄道オタクの2人の若者が共通の趣味を通じて友情を育み、恋愛や仕事に悪戦苦闘する姿をユーモアに満ちた演出で描き出す青春コメディーだ。森田監督が十数年前から温め続けたオリジナル企画の映像化で、松山は瑛太演じる小玉健太とともにマイペースに人生を謳歌する若者を好演している。『サウスバウンド』(2007)、『椿三十郎』(2007)に続いて森田作品への出演を果たした松山は、「森田監督のオリジナル作品に出演できたことは、貴重な経験になったと思います」と原作の映画化でもリメイク企画でもない、より強い作家性が出た森田作品を回想。「森田監督独特の間の取り方、セリフの言わせ方、そういうものが組み合わさって面白い映画になったと思いますね」と仕上がりにも自信を見せた。一般的に女性とは縁遠いイメージのオタクだが、主人公の小町は少々事情が違う。OLのあずさ(貫地谷しほり)や社長秘書のみどり(村川絵梨)に好意を抱かれるが、その理由について松山は、「小町はフラフラしていない、地に足がついている感じがしました。趣味を持っている、自分に合っているものをわかっている人は、そのことが軸になる。そこがいいと思いました」と分析。また、森田監督が描く現代の若者像についても、「小町は女性の前で音楽を聴いて自分の世界に入ってしまうことがありますが、オタクといっても趣味だけに入り込みすぎず、仕事や人間関係ともいい距離感で付き合っている。その姿勢もいいと思いました」と森田監督の好意的な解釈に松山自身も賛同していた。「毎回居心地がいい」一方で、「演出のレベルが高くて、わからないことは多かった。ついていくだけで精一杯でした」と改めて森田監督との仕事を振り返った松山。「アイデアを出そうとしても、森田監督のほうが面白いことを言う(笑)。僕よりもはるか上のほうにいて、全然力が足らない感じがしていました。もっとアイデアを出して、対等に話し合える、そういう関係になりたかったですね」と恩師への感謝も吐露。遺作と意識すると残念だが、そのクリエイティブな関係性で生まれた爽やかなドラマを純粋な気持ちで見届けてほしい。『僕達急行 A列車で行こう』3月24日(土)より、全国ロードショー取材・文:鴇田 崇
2012年03月23日森田芳光監督がスクリーンに映し出すキャラクターたちは、とても人間味がある。そして監督はいつもちょっとだけ時代の先を歩き、観客に道しるべを作ってくれている気がしてならない。1981年に『の・ようなもの』で映画監督としてデビューを飾り、『家族ゲーム』、『それから』、『(ハル)』、『失楽園』、『模倣犯』、『阿修羅のごとく』、『間宮兄弟』、『椿三十郎』、『武士の家計簿』など、数多くの名作を送り出し、映画と人を愛した。そんな監督が「この1作目がヒットしたら、シリーズものにしたいんだよね」と、ぽつりとつぶやいていた最新作が『僕達急行 A列車で行こう』だった。森田監督が最後に遺してくれた道しるべは、趣味というごく普通に日常にあるものが、実は宝物であると気づかせてくれる、そんなハートフル・コメディ。本作は2009年の『わたし出すわ』に続く、森田監督自身によるオリジナル脚本。「これからは趣味の時代になる」と、十数年前から温めてきた企画だ。「鉄道ファンとして、僕はまだ末端の立場だけれど、鉄道好きの中に参加できたことが何だか嬉しくて。今このタイミングでこの映画を作ったのは、テレビ放送の多チャンネル化の影響もありますね。というのは、僕はいつも有線放送を聴いたり、CSの番組を見たりしていて、あるとき鉄道の番組ってものすごく多いことに気づいた。これを映画にしたらファン層も広がっていくんじゃないかなって。鉄道という趣味をテーマに、ひとつの時代性として、趣味に生きる2人の物語をやってみよう、そう思ったんです」。趣味と鉄道を切り口に森田監督のイマジネーションは大きく膨らみ、松山ケンイチと瑛太という日本映画界を引っぱる若手実力派の2人が主人公に選ばれた。松山さんは『椿三十郎』、『サウスバウンド』に続く3度目の森田作品の参加となるが、どんな現場かを知っていても「毎回、びっくりさせられる」と撮影の日々をふり返る。「この役ってこうなっていくんだ!こういうふうな動きをするんだ!と、いつも驚かされるんです。ああいう演出方法は森田監督だけ、森田監督に似ている監督なんていないですね。僕は監督の作品に出るのはこれが3作目で、その間にもほかの作品をやらせてもらって(経験を積んで)いますが、森田監督の現場ではそれがまったく通用しないんです(笑)。瑛太さんと2人で本読みをしているときも──『違うんだよ、セリフは言い方も重要でね。ちょっと言ってみるからね…』って、監督自らセリフを言ってくれる。それが僕らの何十倍も何百倍も面白いんですよ。だから、森田監督の演じてくれたものに追いつこうと必死でした」。悔しそうに、でも嬉しそうに語る松山さんの話を、隣ではにかみながら聞いている森田監督は、続けて俳優・松山ケンイチだからこそ任せた主人公の小町像をこう説明する。「僕が目指している笑いのツボって、瞬間芸的なものではなく、映画のストーリーに沿った人間的な笑いなんです。人間の正直さって、真面目にやればやるほど可笑しいわけで、それを松山くんならやってくれるだろうと思った。一流会社に勤めているけれど素朴で、かつ趣味を大切にしていて、名誉とかのために働いているふうでもなく、そういう現代のエリートですね、小町は」。「俳優といっても自分の人格にないものは演じきれない」という森田監督の言葉は、キャスティングも重要であると伝えている。ちなみに、松山ケンイチ&瑛太の組合せは、脚本の段階から思い浮かべていたそう。「どっちがサラリーマンでどっちが労働者かっていうのは難しいところではあったんですど、悩んだのはそれぐらいかな。コンビものとしては、これまでに『間宮兄弟』を作っていますけど、今回はああいうテイストの面白さではなく、2人がピュアゆえの面白さ、少し違った面白さを目指したんです。面白いコンビではなく、心が温まるコンビっていうか、そのコンビがふと笑いを誘うというかね。コメディと言いながらも違った作戦なんです」。人間臭さを深く探り、観察し、繊細に映し出していく。森田監督のコメディセンスが唯一無二と言われるのは、そこにある。コメディを描くうえで、森田監督が一番にこだわっているのはニュアンスだ。「愛しているとか好きだとか、おはよう、おやすみといった日常会話にしても、人によってニュアンスって違いますよね。僕は昔からニュアンスのことばかり考えているんですよ。大切なのは、言葉そのものが持つ意味ではなく、ニュアンスだと思うから。事実、台本上に書かれているしゃべり(セリフ)自体はそんなに面白いものではないんです。役者さんがニュアンスをもってしゃべっている、そうすると同じセリフでも意味が違ってくる、それが面白さにつながるんです」。話を聞けば聞くほど、森田監督の緻密さが浮き上がってくる。松山さんの「監督に追いつこうと必死だった」という言葉も納得だ。また、十数年温めてきた企画を主演・松山ケンイチに託したことにも、もちろん理由がある。取材前の雑談で「彼とはもう3回目になりますからね、彼のことはすべて知ってますよ、すべてね(笑)」と冗談っぽく話していた言葉が、実は核心だったりする。何度もタッグを組んだ相手だからこそ、託したものとは──。「電車が遅れて、近くの駅を知っているからって女の子をナンパする、それって考えてみたらものすごく変な話じゃないですか。すごく軽くてバカみたいな男でしょう(笑)。おまけに、『ココまで来たら世界のどこへだって行けるよ』っていうセリフをしれっと言えちゃう、それが小町なんです。松山くんをよく知っているからこそ、この小町という役を頼めたんですよね」。照れくさそうに頭をかきながら、松山さんも言葉を足す。「そう、大きいこと言っているけれど、けっこうスケール小さいんですよ、小町って(笑)。そういう面白さが小町にはたくさんあって演じていても楽しかったですね。あと、僕が好きなのは、写真を撮っているそばでスプーン曲げをしている人がいたり、会議をしている最中にブナの話をしたりするナンセンスなシーンが好きなんです。映画のテーマとは全然関係ないんだけど(笑)」。そんな松山さんのコメントに「嬉しいなぁ」と喜びを噛みしめる森田監督。「そう、映画と全然関係ないんだけどね、僕もナンセンスは大好きですね。部屋探しのマンションで不動産屋さんに『跳んでみてください』って言うシーンとか、あれはけっこう自信あるんですよね(笑)。松山くん、やっぱりいいとこ見てるなぁ」。たとえば、恋人選びの項目に「笑いのセンスが一緒の人」を挙げる人が多いように、笑い、ニュアンス、空気…言葉にすると曖昧なものこそが、価値観と言えるのかもしれない。ということは、森田監督と松山ケンイチは、もちろん相思相愛!最後にもうひとつ、森田監督は『僕達急行 A列車で行こう』の観客のために、ある招待状を添えた。それは誰もが映画の主人公になれるという、監督らしいアイディア。「この映画のテーマは、ひとつの趣味を持つことで、その趣味をきっかけに会話につながって、友達もできるという基本的なことなんです。今回は電車だったけれど、飛行機でもガーデニングでも同じように映画が作れると思う。それから、多くの映画の場合は、主人公になりたくてもなれない、できないことの方が多いじゃないですか。けれど、この映画の主人公たちには誰もがなれるんです。電車に乗って、景色を眺めながら『RIP SLYME』の曲を聴けば、誰でも松山ケンイチ=小町になれるんですよ(笑)」。2011年7月某日(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集:私も発見、仕事と恋と、好きなコト。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2012『僕達急行』製作委員会■関連記事:いよいよ発進!『僕達急行 A列車で行こう』モバイルポーチを5名様にプレゼント松ケン&瑛太がキュートなイラストに!『僕達急行』映画史上初の試みの前売り鑑賞券松ケン&瑛太も大喜び “僕達急行ラッピング電車”が京急線で運行中!恋と仕事と好きなコト『僕達急行A列車で行こう』女性限定試写会に25組50名様ご招待松ケン&瑛太が再共演の誓い 森田監督の遺作『僕達急行』が発進
2012年03月22日映画『マリリン 7日間の恋』の公開を記念して3月21日(水)、都内で“マリリン・モンロー没後50年記念イベント”が開催。椿鬼奴がマリリン・モンローならぬ“鬼リン・モンロー”となって出席した。30歳のモンローの映画撮影現場での秘められた恋を描いた本作。鬼奴さんは金髪のウィッグに濃い真っ赤な口紅、さらにペンシルでホクロを描き足してモンローになりきっての登場。ひざをカクカク言わせながらの独創的なモンローウォークまで披露したが、「こんな人あまりいませんね。日本人では難しいなという印象です」と苦笑交じりに語り笑いを誘った。自身は「モテたことがないので」とモンローに共感はできなかったようだが、「一度でいいから歩いてるだけで男性を振り向かせたい」と羨ましげに語る。さらに、モンローはシャンパンで薬を飲んでいたとの逸話もあるが「私も薬を飲むときはビールです」と明かし、司会者から「それは危ないですから!」と突っ込まれていた。モンローと言えば、ケネディ大統領のために歌った「ハッピーバースデー」の歌が有名だが、鬼リン・モンローも負けじと熱唱。Youtubeを見て練習したと語るだけあって、ハスキーボイスだけでなく表情や仕草もそっくりにコピーし、最後は「Happy birthday, President!」と絶叫し会場は笑いに包まれた。さらに恋多き女として名高いモンローにあやかるべく「今年は結婚したい」と願望を語った。マスコミ用の写真撮影では、スタッフに命じて下から風を起こさせ『七年目の浮気』(’55)で地下鉄の通気口の風でスカートがめくれあがりそうになるシーンを再現するなど、最後までモンローになりきって会場の笑いを誘っていた。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『マリリン7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ尽きることない映画愛、女優への愛ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』ミシェル・ウィリアムズ、娘のマチルダちゃんと貯めた義援金を福島に寄付ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現
2012年03月21日東京・目白の結婚式場・レストラン、椿山荘は今年で60周年。名の由来でもある椿を通年テーマに掲げ、椿にちなんださまざまな催しが開かれる。ちょうど見ごろを迎える1月28日(土)~3月16日(金)には「椿まつり」を開催。春の訪れを感じさせてくれる華やかなおまつりは親子で楽しむのにぴったりだ。もともと椿山荘周辺は「椿山(つばきやま)」と呼ばれており、椿が多く自生していた場所。約2万坪の広大な庭園にはいまでも100種類、1,000本の椿が植樹され、誰でも散策できる。すべての椿に名称札が設置されているので、種類による花の色や形の違いがよくわかり、子どもと一緒にひとつひとつ鑑賞するのも楽しい。1月28日(土)から3月3日(土)までは、椿をテーマにした「椿まつり ランチビュッフェ」も開催。子どもから大人まで満足できる和洋ビュッフェは品数も豊富で、庭園散策後にのんびり過ごすのに最適。デザートには椿油入りの油で揚げる椿山荘まんじゅうなどユニークなメニューも登場する。さらに、2月11日(土)から3月3日(土)まで、ロビーに伊豆稲取の伝統文化「雛のつるし飾り」が展示される。どれも見ているだけでほっこり和むかわいらしさ。なかには椿をモチーフにした雛細工もある。また、開園60周年を記念して山口県萩市より寄付された「連理の椿」も1月28日(土)~3月12日(月)までロビーに飾られる。連理の椿とは、長い年月をかけて椿と椿がつながり一本の木になったもので、なかなか目にすることができない貴重な現象。まさに結婚式場にふさわしい縁起ものなので、この機会にぜひ見ておきたい。さらに、2月1日(水)~3月16日(金)には「椿まつり レストランフェア」と題して各レストランに椿を使った特製メニューがお目見え。このほか、椿の花言葉が「理想の愛」であることにちなんで、バレンタインやホワイトデーに山口萩産の可憐な椿「萩小町」をプレゼントする企画や椿の文化に触れる講座なども予定しているとのこと。春を告げる花、椿を目や舌で愛でながら、親子で春を先取りしてみては。椿まつり ランチビュッフェ期間:1月28日(土)~3月3日(土)時間:11:30~13:00 料金:大人4,000円、小学生2,500円、幼児(3歳~)1,500円 予約・お問い合わせ 椿山荘 予約センター TEL:03-394-1140 (9:00~21:00) 雛のつるし飾り期間:2月11日(土)~3月3日(土)場所:椿山荘ロビー椿まつり レストランフェア期間:2月1日(水)~3月16日(金) 場所:レストラン「カメリア」、石焼懐石処「木春堂」、料亭「錦水」、 そば処「無茶庵」お問い合わせ:椿山荘 東京都文京区関口2-10-8 Tel.03-3943-1111(代表) 取材/古屋 江美子
2012年01月30日湯量豊富な温泉地として知られる伊東市。太平洋を望むデザイナーズ温泉旅館「アジアン」では、12月より伊豆地方の代表的な花樹である椿をふんだんに利用した『トータルビューティープラン』を提供している。滞在中は健康と美を促すプランが盛りだくさんだ。おもてなしは椿の花の名菓椿は古来より日本人に愛されてきた花樹。到着後に供されるのは、平安時代に貴族に親しまれていたとされる名菓・椿餅。客室までの中庭には色鮮やかに咲き誇る椿が鑑賞できる。客室で楽しむ椿風呂お部屋には美肌磨きを促す、大島椿を原料にした美髪オイルやせっけん、スキンローションなどのアメニティが完備。椿の花を浮かべた広々としたヒノキ風呂。花の香りに包まれて、優雅な気分に浸れるだろう。椿オイルを使った贅沢スパ 併設のスパでは、アジアン特性の配合オイル使ったデコルテからフェイシャル、ヘッドケアまでのトリートメントが受けられる。古くから髪のお手入れとしても愛用されてきた椿オイル。保湿効果大なので、乾燥しがちな冬のお肌や髪をしっとりと潤してくれるはず。美肌鍋を含む創作和懐石夕食は創作和懐石料理。女性に嬉しいコラーゲンたっぷりのしゃぶしゃぶ鍋に椿油を使った揚げ物。椿油はオレイン酸が豊富なため、お肌のくすみや肌荒れ予防にも効果大だ。目覚めにはお部屋の椿風呂ですっきりと。椿エキスと貸し切りの湯浴み三昧でつやつやのお肌&美髪を手に入れた後は、大室山の椿園でお花見というのもオススメだ。お問い合わせ:伊東温泉 アンジン 公式サイト ※『椿姫プラン』は2011年12月~2012年3月まで。 平日限定(休前日を除く)1泊2食付 お一人様\32,800円~。
2011年12月28日日本にルーツを持つ花の香りのコレクション「オーデフルール」シリーズに、新しい香り「カメリア -椿-」が11月4日に限定販売される。商品名:ケンゾー オーデフルール カメリア オーデトワレ 容量:50ml 価格:¥7,350(税込)このシリーズは、どれも日本の木々から香りを集め、木に咲く花々のほのかな香りを思わるフレグランスだ。今回は「カメリア -椿-」。カメリアに秘められた、人を惹きつけてやまない女性的な魅力を演出している。その繊細な花が残すのは、きらめくようなフローラルとムスクが織りなす、やさしくやわらかな香りだ。シンプルでナチュラル、繊細なフローラルノートが心地よく香り立つ。限定商品なので、売り場へ急いで。お問い合わせ:LVMH フレグランス ブランズ ケンゾー パルファム tel.03-3263-9322 公式サイト
2011年11月02日宮藤官九郎が黒澤明を語る――。一見、意外なシチュエーションに見えるが、宮藤さんに言わせると黒澤作品は「ある意味、かなりパンク」であり、自身の手による舞台やドラマ作品において、多大なる影響を受けたという。特に、宮藤さんが愛してやまない作品が、黒澤監督が還暦を迎えた1970年に公開された、黒澤監督にとって初のカラー作品『どですかでん』。山本周五郎の「季節のない街」(新潮文庫刊)を原作に、とある町のはずれに暮らす人々の姿を、知的障害を持つ“六ちゃん”を中心に描き出す。日本映画専門チャンネルでは、「メモリーズ 我が心の黒澤明」と題して、生誕100周年を迎えた黒澤明について、ゲストがその思いを語る特別番組を放送中。7月は宮藤さんが先述の『どですかでん』をテーマに黒澤明の“凄まじさ”を語る。放送を前に、宮藤さんに話を聞いた。まずは単刀直入に、映画人・黒澤明の魅力とは?宮藤さんは「いびつでどこか壊れてる感じ」とまさに“パンク”な要素を挙げる。「『用心棒』から『椿三十郎』、比較的新しい作品で言うと『影武者』とか王道の娯楽映画を撮ってて、ああいうのはすごく“男子”の合戦願望とか、戦いたい欲望みたいなものを満たしてくれる部分があって、それはそれで好きです。でも、それとはまた違うタイプの作品、例えば『どん底』とか『羅生門』とか…すごく好きですね。どこか歪んでる…例えば『用心棒』の出だしの(居酒屋の親父役の)東野英治郎さんのセリフの聞き取れなさとか。説明してるセリフなのに聞き取れないってすごいなぁって。何となくは分かる。『この人、すごく怒ってる』ってことは分かるんだけど、とか。そういう部分での、『いいや、聞こえなくて』みたいな感じがすごく好きです。それは、黒澤さんの中でわりと最後まで一貫してそうだったのかな。『まあだだよ』もある意味、壊れてる映画ですからね。結局、猫が居なくなって、帰ってきたという話かって(笑)。そういうところもすごい好きですね。なんか、冷めてるのか、客観性がないのか、計り知れないんですよ」。続いて話題は黒澤映画の影響を受けた上での宮藤さんの創作について。黒澤作品に限らず、過去の様々な作品から多大なる影響を受けてきたという宮藤さん。これまで手がけてきた舞台、ドラマや映画においても“オマージュ”と見受けられる部分も多々あるが、宮藤さんは、他人の技術や手法をどのように自らの作品に取り込んでいくのか?「僕は結構、すぐやっちゃいます(笑)。見えるところ、見えないところ含めて。いま、自分が好きなもの、世の中でどうのっていう以前に、自分の中で勝手に気になっているものを入れることもあるし、それこそ『どですかでん』のようにずっと好きなものを入れちゃうときもあるし。正直、周囲が知ってるか知らないかも関係ない。少しでも周囲を気にすると、大抵は失敗するんです。演出のときも、『どですかでん』のあの感じでお願いします、っていうのはわりとすぐ言っちゃうんですよ。あと、多いのは『爆裂都市 BURST CITY』。そこで『ゴッドファーザー』みたいに、とか言えればいいんですけどね(苦笑)。最近、怖いのは自分で気づかずに自分の作品をマネしてることがあるとき。それ『マンハッタンラブストーリー』のあれだよね?とか、それって『キャッツアイ』のあれだねとか言われて『あぁ、それもうやってたね。どうりで面白いと思った』って(笑)」。余談だが、宮藤さんの脚本・演出による刑事ドラマ「うぬぼれ刑事」がまもなくスタートするが、これまで、いろんなメディアでビートたけし主演の刑事ドラマ「刑事ヨロシク」への愛を訴えてきた宮藤さん。もしかしたら随所にオマージュも…?オマージュという言葉が出てきたところでもう一問。監督としてであれ、脚本家としてであれ、もしも好きな黒澤作品を自身の解釈でもう一度作り直せるとしたら?「リメイクは相当、難しいですよね、そのまま作るにしろ、思い切り変えるにしろ。『隠し砦の三悪人』を『スター・ウォーズ』に変換したというのがすごいし(※『スター・ウォーズ』はこの作品を元に着想されており、アンドロイドのC-3POとR2-D2のコンビも本作の人物をモチーフにしている)、『用心棒』に自分の解釈を入れて西部劇にした(※セルジオ・レオーネ監督『荒野の用心棒』)っていうのが凄まじいことですよね。自分でやるなら、全く違うエピソードで『どですかでん』作ってみるのとかはいいかも。(オリジナル同様に)“どですかでん”って言ってる登場人物はいるけど、全く別の話とかね。やっぱり黒澤映画は好きな人が多いだけに難しい。僕にとってはせいぜい飲み屋の話題で“いま、『七人の侍』やるなら誰で作るか”とかで…(笑)」。1998年に黒澤監督が亡くなったとき、宮藤さんは「もう、芝居の仕事はしてましたね」という。さらに「亡くなられたってことも驚きましたが、88歳という年齢にもびっくりしたのを覚えています」とも。黒澤監督をはじめ、この世代の“巨匠”たちのバイタリティに改めて感服したようにこう続ける。「新藤兼人さんとかもすごいですよね。僕、新人監督として“新藤兼人賞”いただいて、授賞式でお会いしたんですが、そのときで90歳は超えてらして、挨拶で『映画の95%は脚本です!』っておっしゃってました。(一昨年、亡くなった)市川崑監督も、すごい量のタバコ吸ってて、でも九十幾つまで映画撮り続けて。すごいですよね」。映画の話が続くうちに、“監督”としての本性、映画を撮りたいという願望がどうにも隠せずにニョッキリと顔を出してきたようだが…。「いや、やりたいとは言ってるんですけどね。もちろん、それだけじゃやらしてもらえない。『じゃあ書いてください』と。当然ですね(笑)。まぁ多分、自分で書くんだと思いますが」。飄々というか、ノラリクラリと言うべきか…。とは言え、最近観たというある映画を引き合いにこんな言葉も。「韓国の『息もできない』っていう映画がすごい面白くて。元々、監督ではなく役者さんが、どうしてもやりたいっていうことで始めて、途中でお金がなくなって、家を売ったりして作ったと。そういう話は観た後に聞いたんですけど、やっぱり強い思いによって撮られた映画っていうのはそれだけすごいパワーがあるんだなと思った。だからって家は売らないですけど(笑)。そういう人がドーンってああいう傑作を作っちゃうわけで、僕みたいに『次どうする?』ってを考えてること自体が不純なのかな、とも思って。『あ、これ映画になるんじゃないか?』っていう感じが早く来ないかな、と思って待ってます。なかなかそれが来ないんですが(笑)」。(photo:Ryusuke Suzuki)「メモリーズ 我が心の黒澤明」は日本映画専門チャンネルにて放送。※初回放送は7月3日(土)15:40〜日本映画専門チャンネル公式サイト■関連作品:少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会■関連記事:国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞DVD発売記念クドカン&「少年メリケンサック」メンバーから特別メッセージ到着!ユースケ、宮崎あおいの「胸の感触が忘れられない」主役を差し置きまたも独壇場宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」クドカン、宮崎あおいからのチョコにほのかな期待「もらえなかったら悲しい…」
2010年07月02日お笑い芸人のレイザーラモンRG、椿鬼奴が3月26日(金)、開催中の沖縄国際映画祭で、携帯電話向けお笑いコンテンツサイト「au oneお笑い」(吉本興業などが運営)の新展開発表会見でデュエットソングを披露した。同サイトは昨年10月に開設され、新たに芸人同士が共通の趣味について語り合う「サークル」など2つのコンテンツが今年5月末(予定)に追加される。同コンテンツでやりたいサークルについて鬼奴さんは「実はRGさんと洋楽クラブを結成しているので、それを」と会見に出席したほかの芸人らをやんわり勧誘。RGさんは「カラオケでオールナイトで洋楽だけを歌い続けるんです。あと“バービーボーイズクラブ”っていうのも2人でやっています」と説明。2人でステージ中央に出て2曲を熱唱した。千原ジュニアから「やってみてどうですか?」と尋ねられ、RGは「充実感でいっぱいです!」。世界のナベアツからは「ワム!とかできるの?」と聞かれ「はい!」と元気に答えていた。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】ナベアツの晴れ舞台でケンコバ暴走挨拶【沖縄国際映画祭】次長課長・河本が沢尻ネタで悪ノリ&大鶴義丹の衝撃NGを暴露【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】椿鬼奴は「アンニュイで絵になる」
2010年03月27日お笑いトリオ、森三中の黒沢かずこ、ピン芸人の椿鬼奴が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内のシアターで、第2回沖縄国際映画祭の「Laugh部門」出品作の出演映画『クロサワ映画』の公式上映で舞台挨拶を行った。女芸人の悲喜こもごもの私生活を描くドキュメンタリー風ガールズムービーで、黒沢さんを始め、登場人物のほとんどが本人役で出演。フジテレビでバラエティ番組を手がけるディレクター、渡辺琢が初メガホンを取っている。森三中の3人の中で唯一のシングル、黒沢さんは「恋愛が苦手な女芸人さんが何人か出ていて、仕事と恋愛は両立できるのか?というテーマを描いたりしています」とリアリティたっぷりな言葉。「顔がスクリーンに大きく映っちゃうんじゃないかしら?」と両手を頬に当てて乙女の顔をのぞかせる一幕も。渡辺監督が「女芸人さんってコミカルで滑稽ですが、素顔は本当にキュート。間近で見ていて素敵だ!と思い、この映画を作ろうと思った。女芸人さんたちに恋をしていただけたら」とPRすると、黒沢さんは「100点!」と言いながらも照れた。一方、黒沢さんは鬼奴さんについて「監督もよく言うんですけど、椿鬼奴がスクリーンに映るとフランス映画のよう。アンニュイで絵になるんです」と知られざる魅力をPRし、鬼奴さん本人も「アンニュイってよく言われます〜」。また鬼奴さんが「塩ちんすこうが美味かった!」と話すと、すかさず黒沢さんが「家のオーブントースターで塩をトーストしているんですよ」と暴露。鬼奴さんは「結局、ビールに1番合うつまみは塩ってことです」と淡々と話し、会場の笑いを誘っていた。『クロサワ映画』は現段階で劇場公開は決定していないが、調整中だという。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日