港区芝の隠れ家で、江戸の粋が香る郷土料理を堪能研究を重ねながら再現された江戸の美味の数々に出会う東京の郷土料理と合わせるのは、江戸酒や芝の地酒港区芝の隠れ家で、江戸の粋が香る郷土料理を堪能潔くシンプルを極めた外観が印象的JR各線 浜松町駅より徒歩7分、都営三田線 芝公園駅からも徒歩5分の好立地。白い壁が印象的な、シンプルを極めた外観は、今まで経験したことのない和食の世界への期待を高まらせてくれます。ビジネス街に近く、接待や会食にも便利。店主が作る東京の郷土料理は、舌の肥えた食通のゲストをもてなす席にも最適です。装飾を排した内装にも、江戸の美学を感じさせる店内はシンプルに洗練された内装でまとめられ、清潔感あふれる空間。テーブル席とカウンター席をあわせて全12席、小ぢんまりとしたサイズ感も隠れ家的でうれしい。厨房から伝わる調理の音や香りを感じながら、料理を待つ間も心を躍らせて過ごせます。食べ歩きに慣れた大人のカップルのデートにも、カジュアルな接待や家族の食事にも、幅広く利用できます。研究を重ねながら再現された江戸の美味の数々に出会う現在では幻となった江戸味噌など、江戸の味の魅力を伝える店主和食といえば雅やかな京料理をイメージしがちですが、ここ【江戸前芝浜】が提供するのは、地元ならではの食材を活かした「関東の和食」。質実剛健な関東らしく、飾らないのに洗練された料理、しっかりとした食べごたえに和食の良さを再発見する人も多いでしょう。昼はおまかせコース、夜はこれからの季節においしい鍋料理のコースも揃います。代表的なコースから、お店オススメの3品を紹介します。芝海老の旨みと鰹だしの風味『芝海老しんじょう汁』当地の名がついた芝海老をしんじょうに仕立てた人気の一品「芝海老」の名は、かつて芝の海で大量に獲れたことからつけられたといいます。その芝海老を丁寧にすりつぶして柔らかい団子状にし、香り高い鰹だしと合わせました。鰹の澄んだ風味が広がり、芝海老の旨みが際立つ看板料理です。昔から東京人に愛されてきた伝統料理『ねぎま鍋』伝統の取り合わせ「ねぎま」で江戸の粋と滋味を味わう「ねぎま」とは、ネギとまぐろのこと。昔から東京で親しまれてきた鍋料理です。まぐろを鰹だしにサッとくぐらせることで程よく脂が抜け、すっきりとした旨みを堪能できます。そんな伝統の郷土料理が店主のセンスで上品にアレンジされた逸品です。江戸の頃より「薬食い」として食べられた牡丹鍋冬の味覚『牡丹鍋』も、お店ならではの江戸味噌仕立てで江戸時代から「薬食い」と呼ばれ、滋養の高い健康食として食べられた牡丹鍋。身体を芯から温めてくれる、野趣あふれる猪の肉をお店自慢の江戸味噌仕立てで堪能できます。東京の郷土料理と合わせるのは、江戸酒や芝の地酒料理と合わせるお酒も、地元のおいしさにこだって。港区芝の地酒『江戸開城』(仕入れ状況によって異なる)や東京の地酒、古くから江戸で呑まれた下り酒、東京の島焼酎などが揃います。ワインも深川ワイナリーをはじめ、国産中心にラインアップされています。料理人プロフィール: 海原大(カイバラヒロシ)さん1979年生まれ、東京都出身。イタリアンレストランでのアルバイトをきっかけに、料理の面白さを知る。和食の道を志し、割烹で修業をスタート。その後、葉山の名店【日影茶屋】をはじめ、白金【心米】、代官山【米花】、恵比寿【米福】、上野松坂屋にある【銀座鳴門】などで研鑽を積む。東京の郷土料理に興味を持ち、古い文献を参考に江戸の味を再現。その魅力を伝えるべく、2016年に【太華】をオープン。江戸前芝浜【エリア】田町/三田【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】浜松町駅 徒歩7分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月10日今年デビュー41周年目となる浜 博也の新曲「知りたがり」が、有線演歌歌謡曲リクエストランキング(2023/10/4付)で1位を獲得した。「知りたがり」は、昭和の時代を彷彿とさせるノスタルジックなムード歌謡で、「あなたに愛をそして私の未来を、二人の行く末を知りたい」という恋人との未来に不安を感じる女性の胸の内を歌い上げた楽曲となっている。カラオケで多くのユーザーがこの楽曲を歌っており有線ファンが共感、今回の1位に繋がった。カラオケ愛好家にも好評で歌う人が増えており、10月27日には多くのカラオケユーザーが参加する「浜博也プロデュース歌謡大会2023 第一回秋の陣」がかめありリリオホールで開催されることが決定している。このイベントはコロナ禍以降の歌謡界を盛り上げ、活性化させたいという想いと共に企画されたカラオケ大会で、浜 博也の楽曲以外の曲も対象とした、新しいファンに向けて浜 博也を知ってもらいたいという趣旨となっている。今回の1位獲得について浜 博也は「多くの演歌ファン、カラオケファンに好評いただき大変嬉しく思っております。ムード歌謡は日本の音楽文化の一つ。“ムード歌謡の火を消してはいけない”という想いと共に、より多くの方々にこの楽曲を届けていきたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します」と抱負を語った。浜博也 新曲発表ミニライブ「浜博也プロデュース歌謡大会2023 第一回秋の陣」内のイベント日時2023年10月27日(金)会場:かめありリリオホール(東京都葛飾区亀有3丁目26-1)時間開場 12:30 / 開演 13:00 / 終演 18:0013:00 開演歌謡大会 前半14:30前後 ゲスト歌唱 一条聖矢16:30前後 浜博也 新曲発表ミニライブ17:20 結果発表・表彰式18:00 終演料金A席 ¥4,000 / B席 ¥3,000 / C席 ¥2,000お問い合わせ:浜博也オフィシャルファンクラブ 03-5822-6510タイトル:「知りたがり」発売日:2023年8月16日TECA-23050 定価:¥1,400(税抜価格:¥1,273)01. 知りたがり (作詞:鮫島琉星作曲:大谷明裕編曲: 石倉重信)02. 一輪挿し~アコースティックバージョン~(作詞:鮫島琉星作曲:大谷明裕編曲:斉藤 功)03. 知りたがり(オリジナル・カラオケ)04. 知りたがり(メロ入りカラオケ)05 一輪挿し~アコースティックバージョン~(オリジナル・カラオケ)■浜 博也「知りたがり」Music Video浜 博也 / TEICHIKU RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月04日京都発の国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」が本日9月30日(土)に開幕する。2010年より開催されている同芸術祭は、演劇、ダンス、音楽、美術、デザイン、建築などジャンルを横断した実験的な表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、舞台芸術の新たな可能性をひらいていくという志のもと、国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信、芸術表現と社会を新しい形の対話でつなぐことを目指し、今回で14回目を迎える。2023のキーワードは「まぜまぜ」。国内外でさまざまな分断や二項対立的な思考が顕著になってきた現在において、変化や交わることを積極的に取り入れ、可変性や流動性、複数性を思考の軸のひとつとしていくことを提案している。また、言語・民族・国家といった自明の帰属関係を流動的であると捉え、言語のあり方が変遷していくことや混在していくこと、個人のアイデンティティも変化し、他者の影響が混じることなどをプログラムを通して考え、これからの世界を捉え直すきっかけとしてもらえるよう提案。プログラムは3つの柱で構成される。京都発の国際フェスティバルとして、自分たちが立脚する「地域」について自覚的に捉えフィールドワークを通して探求する「Kansai Studies(リサーチプログラム)」、世界各地から先鋭的なアーティストを迎え、いま注目すべき舞台芸術作品を上演する「Shows(上演プログラム)」、とりわけ実験的な舞台芸術作品と社会を対話やワークショップを通してつなぎ、新たな思考や対話、フレッシュな問題提起など、未来への視点を獲得していく「Super Knowledge for the Future [SKF] ( エクスチェンジプログラム)」。また、今フェスティバルでは、ミーティングポイント(フェスティバルの交流拠点&インフォメーションセンター)、フリンジ「More Experiments」(フェスティバル開催期間中に京都で発表される作品を一挙に紹介)、感想シェアカフェ(観客が感想を語り合う場)、ブックフェアが催されるほか、フェスティバルへのアクセスをサポートするために会場周辺のホテルとパートナーシップを結ぶなどの取り組みも行なっている。KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023の開催は10月22日(日)まで、ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市京セラ美術館ほかで上演される。イ・ラン、ウィチャヤ・アータマート、チェルフィッチュほか参加の多彩なプログラム【Kansai Studies(リサーチプログラム)】2023年度リサーチャー/リサーチテーマ(五十音順)・今村達紀「路上の園芸とグラフィティなどについて」・谷竜一「まだ詩になっていない場所をさがす」・野咲タラ「各地域における農耕牛の記憶について」・迎英里子「関西にある水場を埋めてできた土地についてのリサーチ」・山田淳也「慰霊の文化についてのリサーチ」【Shows(上演プログラム)】■イ・ラン[ソウル(韓国)|オーディオ・パフォーマンス]『Moshimoshi City:1(イチ)から不思議を生きてみる|뚜벅뚜벅, 1도 모르는 신기속으로』体験期間:2023年9月30日 (土)・10月22日 (日)受付日程:フェスティバル会期中の金・土・日・祝日11:00-18:00受付:コミュニティカフェほっこり会場:東九条エリア各所©Lang Lee■ウィチャヤ・アータマート / For What Theatre[バンコク(タイ)|演劇]『ジャグル&ハイド(演出家を探すなんだかわからない7つのモノたち)』2023年9月30日(土)14:00 ★◆2023年10月1日(日)13:00 ★ / 17:00★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:京都芸術センター 講堂上演時間:70分(予定)* 開演後は途中入場不可。12 歳以上推奨。一部暴力的な映像が含まれますので予めご了承ください。©Rueangrith Suntisuk■チェルフィッチュ[東京(日本)|演劇]『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』2023年9月30日(土)18:002023年10月1日(日)13:00 ◆ / 18:002023年10月2日(月)14:00 / 19:00 ★2023年10月3日(火)14:00 ★ / 19:00★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:ロームシアター京都 ノースホール上演時間:100分(予定)©Jujiro Maki / Masanao Hirayama■アリス・リポル / Cia. REC[リオデジャネイロ(ブラジル)|ダンス]『Lavagem(洗浄)』2023年10月6日(金)19:00 ★2023年10月7日(土)14:00 ◆★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:ロームシアター京都 ノースホール上演時間:60 分* 開演後は途中入場不可。12歳以上推奨。©Christopher Mavric■山内祥太& マキ・ウエダ[相模原/石垣島(日本)|パフォーマンス]『汗と油のチーズのように酸っぱいジュース』2023年10月7日(土)18:002023年10月8日(日)13:00 / 18:002023年10月9日(月・祝)15:00 ★★ポスト・パフォーマンス・トーク会場:THEATRE E9 KYOTO上演時間:60-90分(予定)* 上演中、演出の一部として会場内に匂いを発生させます。予めご了承ください。©Shota Yamauchi■バック・トゥ・バック・シアター[ジーロング(オーストラリア)|演劇]『影の獲物になる狩人』2023年10月7日(土)15:302023年10月8日(日)15:30 ★◆★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:ロームシアター京都 サウスホール上演時間:60分*12歳以上推奨。©Jeff Busby■中間アヤカ[神戸(日本)|ダンス]『踊場伝説』2023年10月9日(月・祝)〜10月14日(土)11:00-20:002023年10月15日(日)11:00-18:00※10月12日(木)休演会場:養正市営住宅6 棟跡* 1日を通してパフォーマンスやイベントが展開します。・初日には「劇場」の柿落としとなる演目を上演。・全日程を通してコラボレーターとともに公開リハーサルが行われ、最終日には新作ソロダンスとして発表予定。・毎晩「劇場」のレパートリー作品として中間アヤカによるソロパフォーマンスも上演。・リサーチ内容の展示など、会期を通してさまざまなプログラムを実施予定。* 荒天などの影響により、公演内容を変更または中止する場合があります。■ルース・チャイルズ&ルシンダ・チャイルズ[スイス/アメリカ|ダンス]『ルシンダ・チャイルズ 1970 年代 初期作品集:Calico Mingling, Katema, Reclining Rondo, Particular Reel』2023年10月13日(金)~15日(日)20:15会場:京都市京セラ美術館 中央ホール上演時間:65 分* 開演後は途中入場不可。12 歳以上推奨。©Mehdi Benkler■デイナ・ミシェル[モントリオール(カナダ)|パフォーマンス]『MIKE』2023年10月20日(金)18:00 ★2023年10月21日(土)18:00 ◆2023年10月22日(日)16:00★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:京都芸術センター 講堂上演時間:180 分* 上演中の入退場自由。12 歳以下は保護者の同伴が必要。©Carla Schleiffer■マリアーノ・ペンソッティ/ Grupo Marea[ブエノスアイレス(アルゼンチン)|演劇]『LOS AÑOS(歳月)』2023年10月21日(土)14:00 ★2023年10月22日(日)13:00 ◆★ポスト・パフォーマンス・トーク◆感想シェアカフェ会場:京都芸術劇場 春秋座上演時間:105 分* 未就学児入場不可。©Isabel Machado Rios■サムソン・ヤン[香港|展示]『The World Falls Apart Into Facts』2023年9月30日(土)~10月22日(日)10:00-20:00* 9月30日(土)は22:00 まで。アーティストによるギャラリーツアーあり。会場:京都芸術センター ギャラリー南©Lily Yiyi Chan【Super Knowledge for the Future [SKF]】■アリス・リポル 特別トーク2023年10月7日(土)16:30–18:00会場:ロームシアター京都ノースホール ホワイエゲスト:アリス・リポル聞き手:KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター対象:アーティストとして活動している方言語:英語(日本語逐次通訳あり)■インキュベーション キョウト「シアター?ライブラリー?」2023年10月12日(木)〜10月16日(月)10:00-20:00会場:シアター?ライブラリー?(ロームシアター京都 ノースホール)構成・演出:福井裕孝空間設計:REUNION STUDIO(木村慎弥、安川雄基、石田知弘)料金:入室料1 日パスポート100 円、こども(18 歳以下) 無料、5 日間パスポート500 円※10月12・14日関連企画あり※ミーティングポイント、フリンジ、その他関連企画や公演についての詳細や最新情報は芸術祭公式サイトにてご確認ください。<公演情報>KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭 20232023年9月30日(土)〜10月22日(日)会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市京セラ美術館ほかチケット情報公式サイト
2023年09月30日個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」のPR企画として、動画番組『吐夢とその他のアートトーク~芸術っぽいの好き~』 が、本日9月29日(金) 18時より大人計画YouTubeチャンネルにて配信がスタートした。本番組は大人計画劇団員がアートについて語り合う企画。MCは自らも絵を描き、アートに強く関心を持つ大人計画の宮崎吐夢が務める。第一弾のゲストは、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の教頭・我修院学役の真に迫る演技が大きな話題となったばかりの荒川良々。9月29日公開の第1回目では前編をお届け。蛭子能収、草間彌生、岡本太郎の話から、購入したアート作品の話、宮崎が描く松尾の似顔絵についての秘話、そして宮崎が荒川の似顔絵を披露する。後編は、「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」チケット一般発売日の10月6日(金) に公開予定。後編では、荒川がお返しに松尾&宮崎の似顔絵を描く。表に発表する機会がほぼ皆無な荒川の絵がどんな作品なのか、期待が高まる内容となっている。なお、第二弾のゲストは「展覧会 岡本太郎」で音声ガイドを務めるなどアートとのつながりもある阿部サダヲに決定している。<配信情報>『吐夢とその他のアートトーク~芸術っぽいの好き~』『吐夢とその他のアートトーク ~芸術っぽいの好き~』ビジュアル第1回配信日(前編):9月29日(金) 18:00~:宮崎吐夢■ゲスト第1回:荒川良々第2回:阿部サダヲ<開催情報>個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル12月8日(金)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00【チケット料金】■前売入場券:1,900円音声ガイド付入場券:2,500円未就学児童:無料(日時指定予約必要)■当日入場券:2,000円■音声ガイド松尾スズキ自身がナビゲートいたします。会場料金:700円前売開始:10月7日(土) 10:00~【おまけ付入場券】9月30日(土) までおまけ(ステッカー)付入場券を先行販売中※全3種のうち1種をランダムでお渡しします(絵柄はお選び頂けません)・松尾スズキイラストステッカー(サイズ75×55mm)※おまけは来場時のお渡しになります。松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:3,800円(全席指定)前売開始:10月7日(土) 10:00AM~※10月1日(日) までプレリザーブ先行抽選受付中【トーク出演】松尾スズキ(両日共)司会:上田智子■トークゲスト12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【上映作品】「生きちゃってどうすんだ」(2012年 ザ・スズナリ)作・演出:松尾スズキ、天久聖一出演:松尾スズキ映像出演:宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、阿部サダヲ、宮崎吐夢、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介、田村たがめ、荒川良々、近藤公園、平岩紙、少路勇介、新井亜樹声の出演:顔田顔彦、宮崎吐夢、星野源「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」12月13日(水)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:7,500円(全席指定)前売開始:10月7日(土) 10:00AM~※10月1日(日) までプレリザーブ先行抽選受付中【12月13日(水)】『松尾✕はいり 彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月14日(木)】『松尾✕KERA 電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月15日(金)】『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)特設HP:
2023年09月29日さいたま市を舞台に3年に1度開催される「さいたま国際芸術祭」。その3回目となる「さいたま国際芸術祭2023」が、10月7日(土)〜12月10日(日)に開催される。気候変動、社会格差、人々の分断などさまざまな問題を抱える現在、「わたしたち/We」をテーマに、この世界をあらたな目線でもう一度「みる」ことにつながる芸術祭を目指す。メイン会場となる旧市民会館おおみやでは、現代アートチーム 目 [mé] のディレクションで、訪れるたびに何かが変化している「動き続ける会場」そのものを見せていく。参加アーティストは国内外からアーニャ・ガラッチオ、ミハイル・カリキス、今村源、L PACK.ほか、盆栽師の平尾成志など多彩な面々。例えば、映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』でも知られる全盲の写真家・白鳥建二の作品からは、「みる」とは何かをあらためて考えさせられるだろう。大ホールでは、テレンス・マリック、グザヴィエ・ドラン、小田香らの映画を上映、音楽コンサートやパフォーミングアーツの公演、市民文化団体による公演などさまざまな演目が展開される。先頃ベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した濱口竜介監督『ハッピーアワー』の上映もある。オープニングはテリー・ライリー、クロージングはジム・オルークのコンサートも行われ、そのリハーサルの一部も公開される。ファッションにおける身体性を追求するダンサーで振付師のエム・ジェイ・ハーパーが、編集者の川島拓人らと展開するファッションショーも楽しみだ。また、例えば絵に描いたような画家の格好をした人など、パフォーマンスなのか偶然の産物なのかわからなくなるような、「SCAPER」と称される風景の見方を変える仕掛けが市内各所に現れる。この「SCAPER」ほか、市民も多数参加して作られる芸術祭。みる人=「わたし」によって異なる体験が集まり、「わたしたち」が豊かな膨らみを見せるような機会となりそうだ。<開催情報>「さいたま国際芸術祭2023」会期:2023年10月7日(土)~12月10日(日)会場:旧市民会館おおみや(メイン会場)※メイン会場のほか、市内の文化施設やまちなかでも関連プロジェクトを展開メイン会場開館時間:10:00~18:00、金土20:00までメイン会場休館日:月曜(祝日の場合開館翌日休)料金:1DAYチケット一般2,000円、さいたま市民1,500円/フリーパス一般5,000円、さいたま市民3,500円公式サイト:
2023年09月26日能登半島の先端に位置する珠洲(すず)市を舞台とする奥能登国際芸術祭。2017年にスタートし、3年に一度開催される本祭は、アーティストが珠洲という場所に根差した表現をすることで注目を集めてきた。卓球はコミュニケーションツールだと考えた作家による一枚石の卓球台。浅葉克己〈日本〉「石の卓球台第3号」Photo:Kichiro Okamura珠洲市は三方を海に囲まれた、まさにさいはての地。奈良時代には日本を訪問した異国の渤海使(ぼっかいし)が到来。また江戸時代には、北前船の発祥地としても知られる日本海の海上交通の要所でもあった。かつて日本海に開かれた“先端”だった歴史があり、祭りや食をはじめとする豊かな文化が今も残されている。培われてきた歴史や文化に視点を向ければ、未来を開く場所になるという発想が、この芸術祭の出発点になっている。3回目となる今回は、世界の14の国と地域から59組のアーティストが参加。会場には10のエリアがあり、それぞれが持つ独自の祭りや文化、歴史にちなんだアートが展示される。例えば、日本海の荒波に侵食された岩礁が多く存在する大谷エリアは、揚げ浜式製塩が500年以上前から継承されてきた。そのエリアには塩田用の砂を運ぶために使われた砂取舟を置き、赤い糸を空間いっぱいに張り巡らし、職人たちの歴史や記憶を紡いだ塩田千春の作品が設置されている。さらに今年は劇場型歴史民俗博物館「スズ・シアター・ミュージアム」の敷地内に「潮騒レストラン」など新施設も登場。また演劇や舞踏、朗読劇の他、木工、絵本作りなどのワークショップなど、イベントが多いのもこの芸術祭の特徴のひとつ。これは、珠洲の文化を五感で体感することができるという新趣向だ。本祭は、アートを入り口に地域文化のファンを増やす、画期的な地方創生ともいえそうだ。過去の歴史や文化を大切にした作品何度も消滅の危機を乗り越えた揚げ浜式塩田の逸話を作品化。塩田千春〈日本/ドイツ〉「時を運ぶ船」©JASPAR,Tokyo,2023 and Chiharu ShiotaPhoto:Kichiro Okamura珠洲の自然や風土を楽しめるレストランの設計は建築家・坂茂。パフォーミングイベントも充実ひびのこづえ×島地保武×小野龍一×スズによるダンスパフォーマンスも。「踊りの起源」への調査とこだわりを追求する田中泯による即興の踊りも。田中泯〈日本〉「場踊り」撮影:平間至《村のドン・キホーテ》(東京)2020年奥能登国際芸術祭2023石川県珠洲市全域9月23日(土)~11月12日(日)9時30分~17時木曜休作品鑑賞パスポートは一般3300円ほか。TEL:0768・82・7720(奥能登国際芸術祭実行委員会)※『anan』2023年9月27日号より。写真・奥能登国際芸術祭実行委員会提供文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年09月23日能登半島(石川県)の先端に位置する珠洲市全域で開催されてきた「奥能登国際芸術祭」。その3回目となる「奥能登国際芸術祭2023」が9月23日(土)〜11月12日(日)に開かれる。三方を海に囲まれ、「さいはての地」とも呼ばれる珠洲は、かつて日本海に開かれた「先端」としての歴史があり、祭りや食など里山・里海の豊かな文化も残る農漁村だ。塩田千春、トビアス・レーベルガーら国内外のアーティストがこの土地と向き合い、これまでに制作された恒久展示作品に、今回は40組による新作が加わり、14の国と地域から計59組のアーティストの作品やパフォーミング・アーツが展開される。2021年に旧小学校の体育館を改修し、珠洲市の家々に眠っていた生活用具の数々を民俗・人類学的視点から保存・展示する「スズ・シアター・ミュージアム」では、「珠洲の大蔵ざらえ」プロジェクトの中心となった南条嘉毅をはじめ、三宅砂織や竹中美幸ら気鋭のアーティストが生活用具に新たな命を吹き込んだ作品群も見られる。また、田中泯の「場踊り−歩む」(9月22・23・24日)、詩人の大崎清夏が珠洲の暮らしを採話して書き下ろした物語を、長塚圭史の演出、阿部海太郎の音楽のもと、常盤貴子が朗読する『さいはての朗読劇 うつつ・ふる・すず』(9月29・30日)の公演もある(チケットは完売)。イラン生まれ、アメリカ在住のシリン・アベディニラッドは、漂着物であるシーグラスから発想し、かつての漁具倉庫でインスタレーションを行う。漁網を蔵の天井に張り巡らし、酒瓶のかけらに光を当て、床にカラフルな影を投影し、人間の存在の儚さを表現する。ドニプロ(旧ロシア、現ウクライナ)生まれ、ロシア在住のアレクサンドル・ポノマリョフは、古いパーゴラ(東屋の支柱)のある場所に、地元の酒造所で使われなくなった酒タンクを利用し、帆柱、帆桁、帆網を駆使して船をモチーフとした音も鳴るインスタレーションを制作する。また、アーティスト・コレクティブ「SIDE CORE」は、観客が実際に風力発電所に足を運び、土木やインフラをめぐる「空間や時間のスケール感」を体感するインスタレーションを展開する。今年5月の奥能登地震で被災した珠洲市では、街の復旧を進めながら、会期を変更して芸術祭の準備を進めてきた。応援を込めてぜひ訪れてほしい。<開催情報>「奥能登国際芸術祭2023」会期:2023年9月23日(土)~11月12日(日)会場:石川県珠洲市全域(247.20km²)休館日:木曜パスポート料金:一般3,300円、大学1,650円、高中小550円公式サイト:
2023年09月22日文化庁参事官(芸術文化担当)付が主催する芸術選奨は、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術(A・B)、メディア芸術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論の12部門において、昭和25年度から毎年、優れた業績をあげた方又はその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた方を選奨し、芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞を贈ることによって芸術活動の奨励と振興に資するものです。この度、2023年9月15日(金)に芸術選奨のポータルサイトを開設しました。過去の受賞者や授賞対象となった作品等について掲載していますので、ぜひご覧ください。令和4年度(第73回)芸術選奨贈呈式サイトリンク: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月15日オリジナル話芸である「鶴瓶噺」は、昨日の出来事さえもネタにするが、笑福亭鶴瓶の「落語」は違う。今回の落語会のトリを飾る予定である『芝浜』は、月日を重ねて練りあげ中だ。まずは、東京の大作を選んだ理由から話を聞いた。「『芝浜』は、(桂)南光兄さんが『鶴瓶ちゃん、絶対あうわ!』とすすめてくれて。上方落語では『夢の革財布』と改題されて、住吉の浜での物語となっているんですね。でも、僕は東京の『芝浜』がやりたかった。だから、大阪の立派な魚屋の息子が江戸の女性と恋に落ちるも親に勘当されて芝浜へ……という設定にして。魚屋って江戸っ子の中の江戸っ子でしょ?大阪の男はみんなにやりこめられたりして、酒を飲んでダメになる。でも、男には素晴らしい嫁さんがいた。そんな夫婦の情を大晦日の1日に凝縮させているのが、『芝浜』の魅力だと思うんです。自分なりにですけど、あの夜の一瞬を描きたくて」型のある古典落語でも自分流のアレンジを加える笑福亭鶴瓶。芸事におけるこだわりは、「自分で決めたい」ということ。笑いはそれぞれ。その勝ちや価値を誰かに決められたくない。視聴者としては大好きだが、もしいま若手だったとしても賞レースには「絶対出ない」と即答した。ではもし、決めるのは他者である〝人間国宝〟に選ばれたとしたのなら?「いやいやいや、なりたくないです。もし、それがきたとして……絶対こないよ。でも、もしきたとして、『もらいます』と言うのは僕じゃないですか。そんな返事をしたら、どれだけみんなに『なにを偉そうに!』と怒られるか。『お前、いままでなにしてきたと思ってるんだ?』って(笑)。偉そうで言えば、言葉もそういうところがあると思います。『“縁は努力”って名言ですね!』とか言われることがあるんですけど、たまたまある時にそう思って口にしただけですから。だからもし、最近のたまたまを口にするのなら“順番に順番に”かなぁ。やらなきゃいけないことがたくさんある時に横に並べてしまうとどうしていいかわからなくなる。でも、縦に並べるとひとつのことに集中できる。そのやり方は昔からなんですけど、最近は“順番に順番に”と言葉にすることで、より楽になれている気がします」順番に順番に。『妾馬』や『山名屋浦里』がかけられた笑福亭鶴瓶落語会で、今年の順番は『芝浜』がトリを飾る予定である。「自分で決めたい」男の心変わりがないのならば。取材・文:唐澤和也【公演情報】笑福亭鶴瓶落語会公演期間:10月20日(金)~12月12日(火)会場:京都・大阪・岡山・新潟・福岡・東京・沖縄公演一般発売:9月16日(土)10:00~より順次発売
2023年09月15日開催中の東京芸術祭2023で、10月11日(水)〜22日(日)の期間、『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』の開催が決定し、この度上映される4作品が発表された。会場は東京芸術劇場シアターウエスト。発表された4作品は、た組『綿子はもつれる』(2023年上演)、マームとジプシー『cocoon』(2022年上演)、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』(2022年上演)、維新派『トワイライト』(2015年上演)と、非常にバラエティ豊かである。た組『綿子はもつれる』より撮影:岡本尚文EPADは、文化庁や広く舞台芸術界と連携して進める、舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業。2020年より舞台に関わる資料の収集・デジタルアーカイブ化やそれらの利活用のサポートを行なってきた。舞台美術の質感や劇場での生の空気感も含めて「100年後の未来に残せないか?」という思いから超高精細8K映像での収録や立体音響での編集を行うなど、最新技術を使用しながら舞台映像を残している。マームとジプシー『cocoon』より撮影:岡本尚文「上演された時間」を残していく取り組みとして、今年度からはその映像を使用して劇場での上映会に本格的に取り組んでいる。今年の7月には渋谷・PARCO劇場にて、三谷幸喜やいのうえひでのり、野田秀樹など超豪華演出家による過去作・最新作を大スクリーンで上映。いずれのプログラムも好評を博した。スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』」より撮影:HASEGAWA PHOTO Pro.そしてこの度、東京芸術祭2023内での上映会『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』を開催。消えゆく舞台作品を未来と世界に伝えるため、最新の技術を使用し、舞台映像で「劇場空間」を再現できるのか……ぜひ体感して欲しい。維新派『トワイライト』より上映ラインアップの詳細は以下。た組『綿子はもつれる』2023年上演作・演出:加藤拓也出演:安達祐実平原テツ鈴木勝大田村健太郎秋元龍太朗天野はな佐藤ケイ【あらすじ】綿子と悟の夫婦関係は破綻していたが、綿子と不倫相手のある出来事によって、夫婦は再構築を始める。マームとジプシー『cocoon』2022年上演原作:今日マチ子(「cocoon」秋田書店)作・演出:藤田貴大出演:青柳いづみ菊池明明小泉まき大田優希荻原 綾小石川桃子佐藤桃子猿渡 遥須藤日奈子高田静流中島有紀乃仲宗根葵中村夏子成田亜佑美石井亮介内田健司尾野島慎太朗【あらすじ】島の女子校に通い、賑やかな学校生活を送る主人公のサンと同級生の少女たち。戦況の悪化により、看護隊として軍事活動に協力することになり、日に日に死と隣り合わせの日々へと変化していく。公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』2022年上演演出・振付鈴木 稔出演:塩谷綾菜林田翔平鴻巣明史東秀昭周防サユル前田望友紀佐竹永吉海老原詩織早乙女愛毬東真帆山内優奈井後麻友美岩崎醇花冨岡玲美加地暢文佐野朋太郎西澤優希渡辺大地関口啓秋山和沙鈴木就子友杉洋之福原大介榎本文若宮嘉紀金子紗也橋本まゆり南亜紗子天木真奈美荻野曰子岸川まや関口武比嘉正田平敬生大野亜子大野大樹小川咲良齋藤柚佳柴垣南実仲田怜希永田一真中根望来山室泰史西原友衣菜宮司知英森田理紗石山沙央理仲田直樹久野直哉愛澤佑樹井上興紀天上遼太郎大野大輔岩本悠里和田瞬石川聖人小澤倖造野口煕子角屋みづき喜入依里杉山桃子フルフォード佳林小山恵美新井香乃青山悠希髙橋麗/田中良和テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラゆりがおか児童合唱団【あらすじ】舞台はドイツのとある街。クリスマスを迎えてにぎわうクリスマスマーケットで、ごく普通の家で暮らす一人の少女クララに起こる不思議な物語。人形の世界に迷い込んでしまったクララが、家族の愛と温かさに気づき、大人への階段を一歩登る。維新派『トワイライト』2015年上演構成・演出:松本雄吉音楽・演奏:内橋和久出演:森正吏金子仁司井上和也福田雄一うっぽ石本由美平野 舞吉本博子今井美帆桑原杏奈奈良郁松本幸恵長田紋奈石原菜々子伊吹佑紀子松本はるか坂井遥香松永理央衣川茉李平山ゆず子室谷智子山辻晴奈下村唯樽谷佳典伊藤拓也池田遼大石英史松井壮大新井郁福井裕孝松田翔三澤一弥中田美優日下七海かきのはなら柴山美保中川翠村上陸森桃子山下あかり山下裕英山本深雪吉田汐里【あらすじ】伊勢をめざす旅に出た少年ワタル。奈良の山中で道に迷ったワタルは、不思議な生き物を見かける。導かれるままに辿りついた曽爾村で、ハルという腕白な子どもに出会う。2人は、村祭りで一緒に獅子舞を見たり、秘密の洞窟を探検したり、ワタルは迷子になっていたことも忘れ、ハルと村中を巡る。彼らを傍で静かに見つめているのは、成長して曽爾村を再び訪れたワタル。成長した彼もまた人生の岐路に立っていた。なお、EPADとバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」があらゆる人にひらく豊かな鑑賞体験として、舞台芸術のバリアを取り除く『EPAD × THEATRE for ALL ユニバーサル上映会』も開催。手話・字幕・音声ガイドがついている会や、おしゃべりや音をたてたり、身体が動いていても大丈夫な会など、さまざまな理由で劇場での公演に行きづらいと感じる人やそのご家族が安心して鑑賞することのできる上映会も、期間中に実施される。〈上映会情報〉『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo 〜時を越える舞台映像の世界〜』期間:2023年10月11日(水)〜22日(日)会場:東京芸術劇場 シアターウエスト公式サイト【EPAD】
2023年09月06日2023年9月1日(金) から10月29日(日) にかけて、いよいよ「東京芸術祭 2023」が開催される。東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し、毎年秋に豊島区池袋エリアを中心に開催しているこの芸術祭。今回の開催で8年目を迎える。この“都市型総合芸術祭”、今年は舞台芸術の上演・配信・地域を巻き込む催しなどからなる「東京芸術祭プログラム」と、⼈材育成と教育普及の枠組みである「東京芸術祭ファーム」の2本の柱の構成に再編され、全19プログラムが池袋周辺エリアを中心に展開する。ディレクター・宮城聰は開催に際し、「今の日本をいっそ『落ち目の国』とていぎしてしまうのではどうでしょう」と提案。「落ち目から復活できた国はどんな国かと見てゆくと、それは『人間は楽しむために生きていいんだ』という考えが堂々と認められている国だ、ということに気づきます(中略)お祭りのないところにお祭りを作るのは、いまや行政の仕事だと言っていいでしょう。今の日本の状況を根底から変えるには、国民が国に対して『人生を楽しませろ!』と堂々と要求していいはずです」とメッセージを寄せた。■ディレクター・宮城聰 コメント世界を反転させて陽気になる⽅法明⽇は今⽇より良くなる、と思っている⼈が、減ってしまった気がします。⽇本という国のイメージが、たとえば「全体として古くなった服」のような感じで、どこかの⽳を修繕すればV字回復する、とは思えない。ホツれを直そうとすると別のところが薄くなって⽳があく。そういう感じかもしれません。もしそうなら、最上の策はみんなで我慢すること、となりそうですが、明⽇が今⽇より良くなると思えずに我慢していても何も⽣まれないんじゃないかと⼼配になります。そこで提案したいのですが、今の⽇本をいっそ「落ち⽬の国」と定義してしまうのはどうでしょう。そんなことしたら⼀層元気がなくなるぞというご意⾒もあるかと思いますが、でも「落ち⽬」を経験 した国って、歴史上にいくつもありますよね。 ⽇本以外にも⾊々な前例があると知れば、⼼に余裕 ができるのではと思うのです。⼼に余裕ができる。ここからいきなり結論に⾶びますが、落ち⽬から復活できた国はどんな国かと⾒てゆくと、それは「⼈間は楽しむために⽣きていいんだ」という考えが堂々と認められている国だ、ということに気づきます。たしかに、⽣きていて楽しい、と思える国は滅びないですよね。この楽しみを次世代にも、と⼈々が思うから。みんなで我慢する、の真逆の策です。で、⼈間が⼈⽣を楽しむために発明した “⼈類の知恵” が、「お祭り」です。 誰でも参加できるお祭り。そしてお祭りのないところにお祭りを作るのは、いまや⾏政の仕事だと⾔っていいでしょう。 今の⽇本の状況を根底から変えるには、国⺠が国に対して「⼈⽣を楽しませろ!」と堂々と要求していいはずです。そしてまたいきなりですが。今年の秋、東京は、ちょっと頑張って、東京芸術祭をやります。19のラインアップの詳細は以下(一部プログラムは8月から実施)。<「東京芸術祭 2023」19ラインアップ>【東京芸術祭プログラム】SPAC-静岡県舞台芸術センター野外劇『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』Photo by K.Miura演出:宮城 聰台本:久保⽥梓美⾳楽:棚川寛⼦⽇程:未定会場:未定芸劇オータムセレクション東京芸術劇場 Presents ⽊ノ下歌舞伎『勧進帳』監修・補綴:⽊ノ下裕⼀演出・美術:杉原邦⽣[KUNIO]出演:リー5世坂口涼太郎高山のえみ岡野康弘亀島一徳重岡漠大柿友哉スウィング:佐藤俊彦大知⽇程:9⽉1⽇(⾦)〜24⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストロロ『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)』テキスト・演出:三浦直之(ロロ)出演:大場みなみ北尾亘(Baobab) 田中美希恵端田新菜(ままごと)福原冠(範宙遊泳)ほか⽇程:10⽉7⽇(⼟)〜15⽇(⽇)会場:東京芸術劇場シアターイースト芸劇オータムセレクション太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)『⾦夢島 LʼÎLE DʼOR Kanemu-Jima』作・出演:太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)演出:アリアーヌ・ムヌーシュキン(2019年京都賞受賞)創作アソシエイト:エレーヌ・シクスー⾳楽:ジャン=ジャック・ルメートル⽇程:10⽉20⽇(⾦)〜26⽇(⽊)※23⽇(⽉)休演会場:東京芸術劇場 プレイハウスくらしチャレンジクラブPhoto:金川晋吾ディレクション:阿部健⼀⽇程:9⽉1日(金)〜10⽉29日(日)※⼀部プログラムを8 ⽉から実施(予定)会場:豊島区内各所とおくのアンサンブルコンセプト・演出・作曲:とくさしけんご⽇程:10⽉7日(土)・14日(土)上旬会場:メトロポリタンプラザビル自由通路(JR池袋駅) /東京芸術劇場アトリウム東京芸術劇場 ほか 池袋エリア周辺東京芸術祭ひろば⽇程:10⽉11⽇(水)〜22⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエイーストEPAD Re LIVE THEATER~時を越える舞台映像の世界~⼀般社団法⼈EPAD⽇程:10⽉11⽇(⽔)〜22⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターウエストアトカル・マジカル学園アートサポート児童館ディレクション:多⽥淳之介⽇程:10⽉13⽇(⾦)〜20⽇(⾦)会場:東京芸術劇場 アトリエウエストアトカル・マジカル学園かぞくアートクラブディレクション:YORIKO⽇程:10⽉14⽇(⼟)、15⽇(⽇)、21⽇(⼟)、22⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 アトリエウエストパフォーマンス展望室構成・演出:居間 theater⽇程:10⽉21⽇(土)〜29⽇(日)(予定)※23日(月)は休演会場:ロサ会館 R階東京芸術祭×愛知県芸術劇場× Dance Base Yokohamaパフォーミングアーツ・セレクション2023 in Tokyo・柿崎⿇莉⼦ 新作 『Can’t-Sleeper』演出・振付:柿崎⿇莉⼦共同振付:アリス・ゴドフリー出演:柿崎⿇莉⼦、栗 朱⾳・島地保武 × 環ROY 新作『あいのて』演出・振付:島地保武演出・⾳楽:環ROYドラマトゥルギー:⻑島 確出演:島地保武、環ROY⽇程:10⽉21⽇(⼟)〜22⽇(⽇)会場:東京芸術劇場 シアターイーストテアター・エカマトラ『マライの⻁』を巡るトーク(事前上映つき)⽇程:10⽉21⽇(⼟)、27⽇(金)会場:東京芸術劇場 シンフォニースペース【東京芸術祭ファーム】公開レクチャーラボ 公開レクチャー「舞台芸術と社会――価値、フェアネス、プロセス」講師:林 ⽴騎(翻訳者・演劇研究者/那覇⽂化芸術劇場なはーと)⽇程:8⽉23⽇(⽔)※公演終了オンライン配信(Zoom)Asian Performing Arts CampIn-Tokyo Sharing Session登壇者:Asian Performing Arts Camp参加者:莊義楷(チャン・イー・カイ)、スジャトロ・ゴッシュ、花形槙、薛祖杰(シュエイ・ツーチェ)、大貫友瑞モデレーター(Asian Performing Arts Campファシリテーター):⼭⼝惠⼦、ジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダ⽇程:10⽉9⽇(⽉・祝)会場:東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト制作アシスタント今後、国際的なフィールドで活動していきたいと考えている⽇本国内の舞台制作者が、国際的なプロジェクトのマネジメント経験を積むプログラム。参加者は、東京芸術祭ファーム「Asian Performing Arts Camp」の制作チームとして、海外アーティストの招聘業務や様々なバックグラウンドをもつ作り⼿たちのディスカッションを通じた学びの現場で、制作補助業務を⾏います。アートトランスレーターアシスタント⽇本語⇔英語の通訳・翻訳業務を通じて、創作現場のコミュニケーションをサポートしながら、 実践に根ざしたノウハウを学ぶプログラム。コミュニケーションデザインチームのもと、アートトランスレーターアシスタントとして東京芸術祭ファーム 「Asian Performing Arts Camp」の現場で活動します。ファーム編集室 アシスタントライター舞台芸術をつくり、届けるプロセスに「書く」を通じて参加する、実践的プログラム。「Asian Performing Arts Camp」のプログラムに⽴ち合い、その記録としての記事執筆を担当します。スクール舞台芸術を通して、考え、交流する学⽣のためのプログラム。 東京芸術祭に参加しているアーティストやスタッフなど舞台芸術に携わるプロフェッショナルと学⽣との対話、舞台芸術に関⼼がある学⽣間の交流の機会を提供します。<イベント情報>東京芸術祭 20232023年9⽉1⽇(金)〜2023年10⽉29⽇(日)会場:東京芸術劇場、ロサ会館、東京都豊島区池袋周辺エリアほか主催:東京芸術祭実⾏委員会[公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団(東京芸術劇場・アーツカ ウンシル東京)、東京都]協賛:アサヒグループジャパン株式会社※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。公式サイト
2023年09月01日神戸・六甲山で現代アート作品が楽しめる芸術祭『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』が8月26日(土)に開幕、公募と招待のアーティスト計50組による絵画や彫刻など幅広いジャンルの作品が、六甲山上の9会場で展開されている。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond 鑑賞パスポート引換券』 チケット情報14回目の開催となる今年は、初めて『表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation』というテーマが設定され、各作品とその先にあるものを感じて欲しいというメッセージが込められている。今年はROKKO森の音ミュージアムが同芸術祭の拠点となり、ミュージアム内のSIKIガーデンを拡張した野外アート作品展示ゾーンが新設、一部作品は会期終了後も展示される。また新しく「トレイルエリア」を設定、六甲山の豊かな自然の中で山歩きと作品鑑賞が同時に楽しめる。このエリアの注目作品は、中﨑透の「Sunny Day Light/ハルとテル」。戦前から残る古い山荘を舞台に、実際の恋の物語をインスタレーションとして展開しロマンティックな追体感型作品として話題になっている。公募大賞グランプリに選ばれたのは、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)に展示されている五月女かおるの「食事の風景」。ワイヤーだけで織り込まれた牛5頭の食事風景を表現。一見微笑ましい風景だが、食用牛として人間に食べられてしまうことや食べる人間との関係性を鑑賞者に想像させ感慨深い。また、同作品は兵庫県神戸県民センター長賞も受賞し、異例のW受賞となった。森の音ミュージアムの湖面に設置されたドーム型の作品、コニシユウゴ(たま製作所)の「Moon Plants」は、外壁が特別に配合した樹脂でできており、夜になると月のように柔らかな光を放つ。内部には睡蓮が入った水槽などがあり、全体を通し植物の循環を表現。公募大賞で準グランプリを受賞した。ほかにも各会場では、インパクトのある作品が六甲山の自然と調和しながら展示されており、天候や時季によりまた違った感覚を楽しめそう。9会場をゆっくり周遊・鑑賞するなら、数回に分けて気軽に訪れよう。また9月23日(土・祝)からは、土日祝限定で「ひかりの森~夜の芸術散歩~」がROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園で開催され、幻想的な六甲山上の夜も楽しめる。同芸術祭は11月23日(木・祝)まで。周遊には、会期中に有料会場全てに入れるお得な「鑑賞パスポート」の購入がおすすめ。チケットぴあで好評発売中。取材・文・撮影/滝野利喜雄
2023年08月31日六甲山観光株式会社(本社:神戸市社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を~11月23日(木・祝)まで開催しています。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。本芸術祭の関連イベントとして、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園では、9月23日(土・祝)から11月23日(木・祝)までの土日祝日限定で夜間営業を行い、自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催します。光や映像を使った作品を展開しているアーティスト、高(※1)橋匡太による体験型アート作品や、「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽による映像作品を展示します。このほか、両施設のアート作品をライトアップして展示します。「ひかりの森~夜の芸術散歩~」夜間限定作品■高(※1)橋匡太≪ひかりの実in SIKIガーデン≫ROKKO森の音ミュージアム本作品は笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて木々に取り付け、あたたかな夜景を作り出します。今年は神戸市内の小中学生などが参加し約5,000の≪ひかりの実≫を会期を分けて2,500ずつ展示します。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品です。エリア内を音楽家mica bando作曲による、やさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれる空間を作ります。「ひかりの実」ワークショップ開催【開催日時】10月28日(土)11:00~16:00(予定数に達し次第終了)※雨天時は10月29日(日)に順延【場所】ROKKO森の音ミュージアム内 SIKIガーデン【参加費】無料(施設入場料は別途必要)【内容】お客様に笑顔を果実袋に描いていただき、中にLEDの灯りを組み込んだ後、樹木に飾り付けます。会期末まで作品の一部として展示します。■高(※1)橋匡太≪キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~≫六甲高山植物園本作品は、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品です。園内にある5箇所の「光の泉」(写真(1))を全て周り、ゴール地点(写真(2))へ行くと、光と音楽(mica bando作曲)の特別な演出(写真(3))が鑑賞できます。来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品です。小さなお子様を含めた幅広い世代の方にお楽しみいただけます。アーティスト名:高(※1)橋匡太(たかはしきょうた)1970年 京都府生まれ・在住1995年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。■赤坂有芽≪柔らかな外皮≫六甲高山植物園「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽が夜の六甲高山植物園に浮かび上がる映像インスタレーションを展開します。アーティスト名:赤坂有芽(あかさかゆめ)1985年 東京都生まれ2009年 東京藝術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修了「時間・記憶・アニミズム」をテーマにリサーチを行い、そこから得たイメージやドローイング等の素材をもとに映像やビデオインスタレーションを制作している。主な活動に、Katsurao AIR参加(福島県葛尾村/2022)、個展「△と布置」(ASK? art space kimura/東京/2021)、瀬戸内国際芸術祭(小豆島/香川/2013,2016)、六甲ミーツ・アート芸術散歩(六甲山/兵庫/2012,2017)、群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館/群馬/2008,2010)、小豆島アーティストインレジデンス in Spring(小豆島/香川/2010)など。◆ひかりの森~夜の芸術散歩~ 開催概要【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝。【開催時間】17時~20時(19時パスポート販売終了、19時30分最終入場)【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園【料金】ナイトパス 大人1,900円、小人950円Web割ナイトパス付鑑賞パスポート 大人3,900円、小人1,600円ナイトパス付鑑賞パスポート 大人4,000円、小人1,700円※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア、風の教会エリア≫への入場と、夜間作品を期間限定で公開する「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。◆六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyond 開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車(約10分)、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆(※1)高ははしごだか六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月31日神戸の六甲山上で毎年開催されてきた現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩」。2010年に始まり、今までに参加したアーティストはのべ470組以上。街と海を一望できる美しい風景や自然と融合したアートが評判で、関西では人気イベントのひとつになっている。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond第14回を迎える今年は「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」と名称を新たにパワーアップ。“表現の向こう側(にあるもの)”をキーワードに、国内外のアーティスト50組の作品が集合する。「神戸を代表する観光地・六甲山で開催される本芸術祭は、他の芸術祭とは異なり、アートファンだけではなく一般の観光客が多いのも特徴。ここで初めて現代アートに触れる人も多く、そんな人たちに作品を通じて表現者とその先にあるものに目を向けてもらいたいのです」と総合ディレクター・高見澤清隆さん。新施策の目玉は招待アーティスト枠の拡充だ。招待枠を昨年の22組から32組へ広げ、椿昇や川俣正ら海外でも活躍するアーティストや、森山未來が所属する「Artist in Residence KOBE(AiRK)」の作品も登場。また会場はROKKO森の音ミュージアムを新たな拠点とし、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラス、風の教会など人気の観光スポットが多数。会場間を徒歩で移動しながら作品を楽しめるトレイルエリアも誕生し、山歩きと作品鑑賞が同時に楽しめるのも、本祭の醍醐味となりそうだ。二ノ宮久里那《Transience》2022年 六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅昨年はファブリックや立体作品によって六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅も華やかな展示会場に。髙橋匡太《ひかりの実 in SIKIガーデン》2021年 ROKKO森の音ミュージアム写真:村上美都夜間鑑賞とライトアップが楽しめる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も期間限定開催。写真:伊丹豪/ロゴマーク:佐貫絢郁/アートディレクション:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)海と山が迫るオンリーワンの都市景観が特徴の神戸。その魅力を映したポスターも話題。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond神戸・六甲山上の9会場で開催。8月26日(土)~11月23日(木)10時~17時(開場時間は会場により異なる。17時以降も鑑賞できる作品あり)会期中無休鑑賞パスポートは一般前売り2800円ほかTEL:078・891・0048※『anan』2023年8月30日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年08月28日ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団(制作:株式会社スーパーキッズ)は、2023年10月9日(月・祝)に「秋の芸術祭」(於:東京オペラシティコンサートホール)を開催いたします。2018年にスタートし6回目を数える今年はムソルグスキー『禿山の一夜』、ロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』を披露します。コンサート情報: 世界三大珍獣の指揮者たち●幼少期の思い出で終わらせない。生涯クラシック音楽を楽しんでいただくために動物たちによるオーケストラ「ズーラシアンフィル」は親子を中心にオーケストラを楽しんでいただこうという観点から、童謡や民謡などをオリジナルアレンジした《シンフォニック童謡》の世界をお届けしています。「どこかで聞いたことのある」童謡などのメロディーをベースに、シンフォニーの響きの美しさを感じていただき、今までハードルが高かったオーケストラのコンサートを身近に感じていただく工夫をしてまいりました。そんな活動を続けている折、目にとまるのはズーラシアンブラスのコンサートで音楽に興味を持ったお子様が、ズーラシアンブラスを卒業するとともにクラシック音楽を卒業してしまう…といった状況です。クラシック音楽との出会いを、幼少期の思い出として終えてしまうのではなく生涯長く楽しんでいただきたい。そんな思いで、《童謡》からさらに踏み込んだクラシック音楽の世界を覗いていただけるコンサートを開催いたします。「ボレロ」「大序曲1812年」「新世界より」「展覧会の絵」と毎年好評を博してきた本公演。今回はムソルグスキー(リムスキーコルサコフ編曲版)『禿山の一夜』、ロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』をお届けします。ズーラシアンフィルならではの《シンフォニック童謡》からも『蝶々コンチェルト』『とおりゃんせ即興曲』他を演奏。川柳を音楽とお芝居で表現しクスッと笑わせる『川柳ブラス』も盛り込み、バラエティ豊かにお送りします。●世界三大珍獣の指揮者トリオが集結ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は世界三大珍獣と呼ばれるオカピ、コビトカバ、ジャイアントパンダが指揮者の世にも珍しいオーケストラです。本コンサートでは3名の指揮者が勢揃い。ジャイアントパンダがムソルグスキー『禿山の一夜』、コビトカバがロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』を、そしてオカピは『とおりゃんせ即興曲』ほか童謡をシンフォニックにアレンジしたズーラシアンフィルならではの楽曲を指揮。それぞれ個性豊かな指揮捌きを披露します。●ミニスコア付きのお席をご用意小学生以上が入場できる2~3階席の一部*では、手遊び歌をシンフォニックに仕立てた『ずいずいずっころばし即興曲』のミニスコアを差し上げます。楽譜を読みながら、演奏を聴くことで意識していなかった音が聞こえてくるかもしれません。音楽鑑賞のひと味違った楽しみ方をご提案します。*B席・C席【公演概要】開催日:2023年10月9日(月・祝)時間 :開場時間 12:45開演時間 13:30場所 :東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都新宿区)料金 :全席指定 S席5,500円 A席5,000円 B席(見切れ席)4,500円C席(見切れ席)3,500円、※1階席(S席)のみ0歳より入場可。3歳以上有料。2歳までは保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料。A,B,C席(2階席、3階席)は未就学児は入場できません。曲目 :ウィリアム・テル序曲、交響詩「禿山の一夜」、とおりゃんせ即興曲、川柳ブラス、ずいずいずっころばし即興曲 ほか【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月23日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)に開催します。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。今般、招待アーティストとして、東京・神戸を拠点に活動するイラストレーター・アーティスト、遠山敦さんの出展が決定しました。同氏がワークショップに参加したこどもたちと共に創りあげた「ROKKO MEETS BIRD be young/六甲ミーツ・バード 探鳥散歩2023」を旧グランドホテル 六甲スカイヴィラに展示します。また、会期中、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)とのコラボ企画として遠山敦ワークショップ「とりモビールをつくろう!」を開催し、こどもたちが同ワークショップで創った作品も上記作品として展示します。六甲ミーツ・アート芸術散歩は、今後も様々なワークショップや「1日キュレーター」などの企画を通じて、こどもたちが自然の中で現代アートに触れ合える機会を創出してまいります。◆アーティスト(講師)プロフィール遠山 敦(イラストレーター・アーティスト)1970年岐阜県生まれ。自由で抽象的な線画を特徴とする画家。鳥をモチーフとした絵を多く描き作品集「Birdbook」「ColordBirdbook」(Utrechit)他、書籍、ポスター、CDジャケット、テキスタイルデザイン等の仕事を手掛ける。また、「LITTLE FINGERS BIG ART」(トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー)、「でっかーーーい窓ガラスに絵を描こう」(新開地アートひろば)、「土と足で遊ぶアート体験」(INAXライブミュージアム)など、日本各地で楽しみながら絵を描くワークショップを企画開催する。絵画教室「りんごアートクラブ」主宰。 ◆ワークショップ開催概要ペンやクレヨンを使って、鳥の体や羽に好きな色や柄を描き、立体的な鳥のモビール作品をつくります。緑色、黄色、空色、桃色...さまざまな色をまとった、自分だけのとりモビールです。絵を描くことの魅力や作品を作り上げる楽しさを学ぶ造形ワークショップです。【企画名】遠山敦ワークショップ「とりモビールをつくろう!」【日時】8月26日(土)、9月9日(土)、10月14日(土)13:00~16:00※申込不要、随時受付【会場】旧グランドホテル 六甲スカイヴィラ【講師】遠山敦(イラストレーター・アーティスト)【対象】小学校6年生までの方(未就学児参加の場合は保護者同伴でお願いします)【参加】六甲ミーツ・アート芸術散歩2023鑑賞パスポートが必要となります。【主催】六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)※完成した作品は、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond会場に展示いたしますが、ご希望の方は展示終了後にお持ち帰りいただけます。◆「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023beyond」開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により 営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車(約10分)、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月21日舞台芸術の祭典「常磐線舞台芸術祭 2023」が、7月31日(月)から8月13日(日)までの14日間に渡り開催され、初回開催にも関わらず延べ来場・参加者数約 5,547人を記録する盛り上がりの末、閉幕した。福島県を中心とした常磐線沿線の各地を舞台に繰り広げられたこの祭典では、上演、ワークショップ、地域を知るツアー、色の企画、コラボレーション企画など多彩な23プログラムが展開された。オープニングイベント「KEYNOTESPEECH」より撮影:冨田了平クロージングイベントより、伊藤キム撮影:冨田了平「常磐線舞台芸術祭」は、東日本大震災によって被災し、物理的な被害をはじめ、未だその爪痕が残る地域で、本来の地域の美しさや魅力を再発見し、体感してもらうことを目的とした芸術祭。震災直後に福島へと活動の拠点を移した作家の柳美里が発起人となり、2018年に計画をスタート。2020年に実施を目指すもコロナ禍での中止を経て、5年越しで開催が実現した。青森中央高校演劇部×福島県の高校生たち『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』撮影:冨田了平青年団『銀河鉄道の夜』撮影:金子愛帆渡辺源四郎商店『空に菜の花、地に鉞』撮影:須藤崇規参加者は青森中央高校演劇部、福島県の高校生たち、青春五月党、青年団、津村禮次郎、山本卓卓、渡辺源四郎商店、堀川炎(世田谷シルク)、福名理穂(ぱぷりか)、尾崎世界観(クリープハイプ)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、田島貴男(Original Love)、佐藤厚志、Miya、古川日出男、和合亮一、小松理虔、柳ら。Voice on Voice『JR常磐線夜ノ森駅』柳美里×尾崎世界観撮影:鈴木竜一朗テーマは「つなぐ、」。震災により生まれたさまざまな「分断」を、舞台芸術の力で少しでも「つなぎ」、魅力を再発見してもらいたいという思いが込められ、発起人の柳がプログラム・ディレクターを、平田オリザがフェスティバル・コーディネーターを務めた。常磐線舞台芸術祭実行委員の相馬行胤、古川日出男、柳美里、平田オリザ、和合亮一、小松理虔撮影:冨田了平福島県内の浜通りに位置する常磐線を舞台に、南は茨城県磯原駅から北は宮城県亘理駅まで、さらに浜通りと中通りの境にある福島駅といった様々な会場で開催。東日本大震災と原発事故によって大きな傷を負い、いまだにその痛みが残るこの地域。「地域本来の美しさや魅力を再発見し体感してもらう」ために企画・開催されたこの祭典は、今後も開催することを目指している。常磐線舞台芸術祭 2023より撮影:金子愛帆なお、運営資金の一部はクラウドファンディングで募り、1,235人の支援者により13,932,000円(予定)が、会期中会場に設置された募金箱では451,311円が支援された。【実行委員による閉幕コメント】■プログラム・ディレクター・柳美里柳美里撮影:冨田了平事務局のみなさん、全てのスタッフのみなさん、公演を行ってくださった団体のみなさん、出演者のみなさん、テクニカルチームのみなさん、実行委員のみなさん、運営コーディネーターのみなさん、地域コーディネーターのみなさん、諸々ご協力くださった地元住民の皆様、お客様、ありがとうございました。福島は初めて、相双地区には来たことがない、という遠方から訪れて、酷暑のなか、磯原から亘理、また福島市へと飛び回ったスタッフの方々は、まさに仕事を遂行する以上の使命感のようなものがなければ、最後まで続けることは出来なかった、と思います。みなさんは、「夢の設営」をされたのだと思います。現実よりも密度の濃い夢の時間を出現させることが出来たのは、スタッフのみなさんお一人お一人が心を尽くし、力を尽くしてくださったからです。大変感謝しております。ありがとうございます。■フェスティバル・コーディネーター・平田オリザ平田オリザ撮影:冨田了平何よりも大きな事故がなく芸術祭が終わったことに安堵しています。この三ヶ月で五回、福島を訪れました。震災後数年間は、ほぼ毎月伺っていましたが、それ以来の頻度となりました。自分の運転するレンタカーで海岸線を南北に走り、浜通りの長さを実感する日々でした。「つなぐ」というコンセプトから、さらに今後に「つながる」何かが残せていれば幸いです。■実行委員・小松理虔小松理虔撮影:冨田了平およそ半月にわたり、福島県浜通り、常磐線沿線を舞台に開催してきました「常磐線舞台芸術祭」、皆さんのおかげで、事故なく無事に閉幕できました。舞台芸術は「観客」が存在して初めて成り立つものです。皆さんが感じ、考え、思い、持ち帰り、解釈する。そこまで含んで舞台芸術なのだとおもいますし、そこにこそ「手繰り寄せる線」が生まれる。どうぞ皆さん、芸術祭で感じたもの、考えたこと、味わったものや見た風景を持ち帰り、皆さんの地元で、それぞれの暮らしや人生のスパイスにしていただけたらうれしいです。そうして、ふくしまは、生き続け、あり続ける。線は、残り続ける。その線をたどり、またこの地を訪れてくれる日を、心待ちにしています!!■実行委員・相馬行胤相馬行胤撮影:冨田了平多くの皆様のご支援とご協力のおかげで常磐線舞台芸術祭を無事に終える事ができました。本当にありがとうございまし た。この地に新たな文化を生んでくださいました皆様に心より感謝申し上げます。私たちはいつでも皆様のお越しをお待ちしております。またお目にかかれる日を楽しみに。■実行委員・古川日出男古川日出男撮影:冨田了平地町でも次のようなフレーズを朗読した。若干改めてここにも載せる。「賛成だとか反対だとか、誰が自分の味方だと か敵だとか、それって何をやっているの?」■実行委員・和合亮一和合亮一撮影:冨田了平そこに舞台空間をどう立ちあげれば良いのか。企画したプログラムのそれぞれにずっと問われ続けてきた歳月でした。 それに応えるべく、たくさんの方と出会い、濃密な打ち合わせを重ねてまいりました。めぐり合ったかけがえのない仲間たちと、新しい何かへと挑もうとした日々が、被災地からの新しい発信の方法のあり方をあらためて教えてくれたように思います。扉を開かせてくれた本芸術祭に、福島人の一人として、深く感謝いたします。写真提供元:常磐線舞台芸術祭 2023<開催情報>常磐線舞台芸術祭 2023開催期間:2023年7月31日(月)〜8月13日(日)※公演終了開催地:福島県、宮城県、茨城県内常磐線沿線、他プログラム・ディレクター:柳美里フェスティバル・コーディネーター:平田オリザプロデューサー:鄭 慶一、柳 丈陽実行委員:小松理虔、相馬行胤、平田オリザ、古川日出男、柳 美里、和合亮一、いわき芸術文化交流館アリオス参加団体・アーティスト:飴屋法水(飴屋法水たち)/青森中央高校演劇部/福島県の高校生たち/尾崎世界観(クリープハイプ)/小松理虔/後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/佐藤厚志/青春五月党/青年団/田島貴男(Original Love)/津村禮次郎/畑澤聖悟/福名理穂(ぱぷりか)/古川日出男/堀川 炎/Miya/ 森 幸彦/山本卓卓(範宙遊泳)/柳 美里/和合亮一/渡辺源四郎商店/他主催:常磐線舞台芸術祭実行委員会、一般社団法人常磐線舞台芸術祭、一般社団法人OSPA常磐線舞台芸術祭 公式ウェブサイト:
2023年08月18日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)に開催します。本芸術祭は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへの作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充しております。本芸術祭開幕にあたり、8月26日(土)・27日(日)に招待アーティスト「Artist in Residence KOBE(AiRK)」のダンスパフォーマンス作品「Natsue」、「Goddamn Beauty」を、トレイルエリアの新池で展示する招待アーティスト「川俣正」の作品「六甲の浮き橋とテラス」、芸術祭の拠点であるROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特別会場を舞台に実演します。なお、同ダンスパフォーマンス作品を収録した映像作品を、9月16日(土)より、ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特設ブースにて展示予定です。◆オープニングパフォーマンス概要【タイトル】Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE山頂でのオープニングパフォーマンス【演目】「Natsue」、「Goddamn Beauty」【内容】Artist in Residence KOBE(AiRK)によるダンスパフォーマンス作品の実演。作品「Natsue」は8代目藤間勘十郎が創作した日本舞踊、「Goddamn Beauty」は舞踏の表現を駆使して平等な権利の重要性へのエモーショナルなタブローを実演します。【実演日時】8月26日(土)・27日(日)17:15~19:00 ※雨天決行・荒天中止【実演会場】トレイルエリア内新池及びROKKO森の音ミュージアム内SIKIガーデン特別会場※雨天の場合はトレイルエリア内新池で「Goddamn Beauty」のみ実演【出演】ダニエル・プロイエット【キュレーター】森山未來(AiRK)【参加方法】事前予約制(先着順)(予約開始:8月21日(月)10時)六甲ミーツ・アート芸術散歩公式WEBサイト内、イベントページから8月26日(土)か27日(日)の日付を選択の上、ご予約下さい。(1日分の予約で「Natsue」「Goddamn Beauty」の2公演をご覧いただけます。)当日、10時よりROKKO森の音ミュージアムにて整理券を配布し、同整理券の先着番号順に入場いただきます。(予約されていれば整理券がなくても入場可能です)なお、予約枠に空きがある場合のみ、整理券の配布時にご予約いただくことも可能です。(自由席、定員:60名/回)。【参加費】入場には六甲ミーツ・アート鑑賞パスポートが必要です。(観覧料は無料です。)◆映像作品の展示概要【作品名】Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE山頂でのオープニングパフォーマンス【展示期間】9月16日(土)~11月23日(木・祝)【展示会場】ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデン内特設ブース<アーティストプロフィール>Artist in Residence KOBE(AiRK)2022年4月より、アーティストやクリエイターが集う文化の港として神戸を更に開いていく為、神戸市中央区北野エリアで運営を開始したアーティスト・イン・レジデンス。神戸市内の文化施設や団体と提携し、招聘されたアーティストを滞在施設として受け入れる「Partnership Program in Kobe」と、自主企画として国内外のアーティストを招聘し、神戸市内でワークショップやイベントを開催するなど、地域とアーティストとの交流を促進する「Program by AiRK」のふたつの活動を軸に、さらなる神戸文化の活性化を目指す。メンバー(写真左より):遠藤豊、森山未來、松下麻理、大泉愛子、小泉亜由美、小泉寛明<出演者プロフィール>ダニエル・プロイエット(Daniel Proietto)アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスでダンサーとして学ぶ。16歳でチリ、サンティアゴ・バレエ団に入団。その後、さまざまな国々で研鑽を積み、ノルウェー国立舞踊団の中心ダンサーとして活躍後に独立。2007年、ハノーファー国際振付コンクールで振付デビュー作品が第一位を受賞。キューバのバレエ団の50周年記念シーズンに提供した作品「RASA」がDance Europeの年間最優秀作品にノミネートされ、Fedora Van Cleef & Arpels Prizeを受賞。指導者としても世界中でワークショップやレッスンを行う。<アーティストプロフィール>川俣正28歳の若さで第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982年)の参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタ8(1987年)、ドクメンタ9(1992年)、第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997年)などの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京芸術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画した。2005年にはアーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を手がけた。2006年以降、活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就きながら、アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。現在、フランス・パリを拠点に欧州・アジア地域で活動を展開している。◆「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月18日一般社団法人松井須磨子協会(代表理事:堀川健仁)主催、芸術座結成110周年記念『第1回大正芸術祭』が2023年10月14日 (土)に音楽の友ホール(東京都新宿区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter Instagram ■大正芸術祭の理念芸術座結成110周年という記念すべき年に、大正芸術祭を開催させていただくことになりました。大正芸術祭の理念は、「大正時代に芸術座が主催した『芸術座音楽会』の理念を継承し、若手音楽家を応援すること」です。松井須磨子が歌った『カチューシャの唄』や『ゴンドラの唄』は勿論のこと、芸術座のレパートリーを中心に大正時代の名曲を皆様に楽しんでいただきます。そして、大正時代からどんなに時が経っても、先人達が残した芸術的功績を称え敬う、そんな永続性と公共性を持った芸術祭を目指して参ります。一般社団法人松井須磨子協会一般社団法人松井須磨子協会の代表理事を務めております堀川健仁と申します。当法人は、芸術文化振興を目的とし、明治末期から大正時代に活躍した新劇女優・松井須磨子と日本近代演劇の父・島村抱月の顕彰活動を行っております。松井須磨子は坪内逍遥が主宰した文芸協会で日本初の新劇女優となり、後に恋人である早稲田大学文学科教授・島村抱月と共に芸術座を主宰しました。芸術座は100年前のコロナと呼ばれるスペイン風邪罹患による抱月の死去と須磨子の後追い心中により解散します。芸術座は僅か5年半という短い活動ではありましたが、日本演劇史と日本音楽史において後世に与えた影響は計り知れません。松井須磨子と島村抱月の功績をもっと多くの方々に知ってもらいたいという気持ちと、当時のスペイン風邪を彷彿とさせる現在の新型コロナ禍において大打撃を受けている芸術文化活動に微力ながらエールを送りたいという気持ちから、私は新宿区神楽坂で20年以上続く歴史文化祭・神楽坂まち飛びフェスタ2022で「女優・松井須磨子と神楽坂~養家子孫が紡ぐ大正ロマンの世界」(新宿区後援)という松井須磨子顕彰講演会を主催しました。講演「松井須磨子と神楽坂」より「カチューシャの唄の日講演会&コンサート」よりそして、数多くの方々から温かいご声援をいただきまして、芸術座結成110周年である記念すべき2023年に「一般社団法人松井須磨子協会」が誕生し、「第1回大正芸術祭」の開催が決定致しました。何卒温かい応援の程、宜しくお願い申し上げます。当日、皆様にお会いできること、心より楽しみにしております。堀川健仁堀川健仁プロフィール静岡県出身。大正時代の新劇女優・松井須磨子養家子孫。新型コロナ禍における芸術活動支援の旗印の下、2022年10月に松井須磨子顕彰講演会を主催。活動の公共性と永続性のため、芸術座結成110周年という記念すべき2023年に「一般社団法人松井須磨子協会」を設立し、松井須磨子と島村抱月の顕彰活動を行っている。公演概要一般社団法人松井須磨子協会芸術座結成110周年記念第1回大正芸術祭『東京藝術大学卒業生による大正ロマンコンサート』公演日:2023年10月14日 (土)会場:音楽の友ホール(東京都新宿区神楽坂6-30)■出演者ソプラノ・高橋香緒里(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)バリトン・横田定(東京藝術大学音楽学部声楽科卒業)ピアニスト・小池真衣(東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院修了)【司会】鳳真由(元・宝塚歌劇団花組男役スター)【挨拶】堀川健仁(一般社団法人松井須磨子協会代表理事)■プログラムカチューシャの唄、ゴンドラの唄、宵待草、城ヶ島の雨、恋はやさし野辺の花よ、故郷など(計15曲)■公演スケジュール10/14(土)15:30開場16:00開演第1部と第2部の間に幕間休憩有■チケット料金全席自由:3,000円(税込)★カンフェティ席:2,000円(税込)後援:新宿区、早稲田大学演劇博物館 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月16日アイドルグループ・さよならステイチューンの三浜ありさが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)36-37号のグラビアに登場している。三浜は9月5日生まれ、茨城県出身。アイドルグループ・さよならステイチューンのメンバーとして活躍している。この度、「ヤンマガ Web」で昨年12月からスタートした勝ち抜きバトル企画で、7カ月かけて総勢16人の中から勝利を掴んだことから、『ヤンマガ』グラビアに登場。初水着で見せた抜群のスタイルが評価を受けた。
2023年08月15日ポータブル電源市場のリーディングカンパニーとして躍進するBLUETTI(ブルーティ)は、特定非営利活動法人「浜わらす」が2023年7月に開催したキャンプイベントにてポータブル電源を提供。キャンプでのライトアップやシアターの投影に大活躍しました。BLUETTIは、今後も「浜わらす」の活動に共感し、支援いたします。BLUETTI&浜わらす■特定非営利活動法人「浜わらす」について2011年に日本を襲った大地震、東日本大震災。大きな津波によって多くの命が失われ、助かった人たちも心に大きな傷を負ってしまいました。海を見るのが怖い、できるだけ離れて過ごしたいと、海から距離を置く人も多くいました。しかし怖いもの、危ないものとして海を遠ざけた生活をしていては、海を正しく理解することができず、災害時に適切な対応をすることは難しくなるでしょう。海を正しく知り感謝をした上で、災害に備えることが必要なのです。そこで立ち上がった活動が「浜わらす」でした。海辺の子どもたち■支援の背景子どもたちの未来のためでもあり、自然との共存のためでもあるこの活動は、BLUETTIの理念と重なる部分が多く、今回の支援へと繋がりました。ソーラーパネルとポータブル電源を使用することで、今までの自然活動では諦めざるを得なかった「電気を使うこと」ができる。道具がない中での「火おこし」と、今ある技術を使った「火おこし」、両方を学ぶことができるのです。ポータブル電源で料理を作る■「浜わらす」の自然体験活動実際に触れなければ、その厳しさや楽しさを、身をもって体験することはできません。遊びや活動の中で「生きる力」を学び身につけていくため、「浜わらす」では自然体験活動としてたくさんのイベントが行われています。7月はキャンプイベントでは、ツリーハウスにたくさんの子どもたちが集まり、食事を作ったりドラム缶のお風呂に入ったり、アウトドアシアターを観たりと楽しく共同作業を行いました。そのライトアップやシアターの投影に、BLUETTIのポータブル電源が大活躍。「自然の中でも電気が使える」ということを知るのも、きっと災害時に役立つ情報となったでしょう。そして皆で協力して何かをやり遂げ、自然の中で楽しい時間を過ごすという、貴重な体験。この経験は、子どもたちが大きく成長するきっかけになり、人生においての財産となり得る素晴らしいものとなるでしょう。ポータブル電源で映画を見る地球で生活する上で、自然災害は避けては通れない道です。自然と共存し、これからの未来を生き抜いていくためには、いかに準備し対応できるかが大切になってきます。いくら節電を心掛けても、必要不可欠な電力というものがあります。BLUETTIのポータブル電源とソーラーパネルなら、太陽光発電で発電した電気を効率よく貯蔵し、必要な時に使うことができるのです。これからの未来も、海と生きるために。クリーンなエネルギーでクリーンな未来を。子どもたちの未来のため、これからの地球のため、BLUETTIはこれからも「未来とエコ」プロジェクトを通じて環境保護に取り組んでいきます。■BLUETTIについて業界で10年以上の経験を持つBLUETTI(ブルーティ)は、屋内外で使用できるグリーン蓄電ソリューションを通じて、持続可能な未来に対して忠実であり続けようと努めてきました。同時に、卓越した環境に優しい体験を人々と世界にお届けしています。BLUETTIは70か国以上に活動を広げ、世界数百万人のお客様から信頼を受けています。公式サイト : X(旧:Twitter): Instagram : Facebook : LINE : YouTube : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月15日国内はもとより海外観光客も楽しめる新たな劇場コンテンツ「祭シアター『HANA』」が2023年8月4日(金)より秋田県のあきた芸術劇場ミルハス中ホールにて開幕しました。創立以来70年以上、日本の民俗芸能を舞台化し、世界十数か国で好評を博してきたわらび座が、東北6大祭り+ドラマをノンバーバル(非言語)なパフォーマンスで描くこの最新作は、観客も太鼓を打ち鳴らしたり、提灯やうちわを掲げて踊ったり、まさに祭りの一員となる参加型エンターテインメント。国籍・年代を問わず、誰もが楽しめるステージです。祭シアター『HANA』詳細: 桜吹雪と盛岡さんさ踊り観客から熱烈なメッセージが届いています。●ステージと観る側が一体になる舞台最高!!これからも参加型続けてください●とってもエキサイティング 良かった!!!●たくさん笑顔になりました!たくさんワクワクしました!最後は涙が止まりませんでした●It was a beautiful story and so well done with few words.とても美しい物語で、少ない言葉でとてもよくできていました。●The emotion was so well portrayed and you could feel happy anguished sadness everything with them.感情がとてもよく描かれていて、幸せ、苦しみ、悲しみのすべてを彼らと一緒に感じることができました。●The interaction with the crowd made it so worthwhile.群衆との交流はとても価値のあるものでした。●I absolutely love the play. It was so fun and way better and made exciting than I thought it would be. This was the best play I've ever seen. This was such a fun play and it kept me engaged the whole time.私は本当にこの劇が大好きです。 とても楽しくて、思っていたよりもずっと良くて、エキサイティングなものでした。 これは私が今まで見た中で最高の劇でした。 これはとても楽しい劇で、ずっと夢中になっていました。感想アンケートはこちらから→ ■今後の公演日程日程 :8月10日、11日(完売)、12日、13日、14日、16日会場 :あきた芸術劇場ミルハス中ホール上演時間 :75分主催 :秋田県(企業版ふるさと納税活用)企画・制作:一般社団法人わらび座■祭シアター「HANA」舞台の魅力東北6大祭りが咲き誇るスペクタクル東北6大祭りとは、青森ねぶた祭 秋田竿燈まつり 盛岡さんさ踊り 山形花笠まつり 仙台七夕まつり 福島わらじまつり。そのエッセンスが一つの舞台で楽しめます。<言葉なしで描くドラマは2つの命が見た物語>ストーリー若い鬼と、オハナは出会い、恋をした―2つの命が見た、大切な大切な物語。荒野に立つ、一本松。マスクに覆われる毎日。世界で響く、爆撃の音。3度、祭りの声は、音は、光は、大地からかき消された。何も無くなった荒野に湧き上がってくるのは、あの懐かしい音。これは2つの命が見た、祭りの甦りの物語。<舞台の楽しみ方>・太鼓や提灯で参加できる!太鼓シート・提灯シート・うちわシートの3種類の席種によって、異なる体験を楽しめます。・世界の老若男女が楽しめる「祭シアター」は、言葉(セリフ)を用いないパフォーマンスです。若い鬼とこけしの精オハナが出会い、恋に落ちるドラマチックなストーリーで、観る人を物語の世界に引き込みます。国や世代を越えて誰もが楽しめる公演です。・花吹雪舞う劇場空間日本には、世界に誇る祭りと美しい花々があります。「祭シアター」は東北6大祭りと現代的な公演様式の融合により、世界市場でも通用する公演をめざし生み出されました。劇場を包み込む花吹雪をお見逃しなく。全席参加型エンターテイメント■STAFF脚本・構成:横内謙介|演出:栗城宏|音楽監督:渡部絢也|音楽:渡部絢也・小沢剛|振付:ラッキィ池田・彩木エリ・森下彰夫・鈴木潤子|美術:宮本博司|映像:いせきあい|照明:三重野美由紀|音響:佐藤亜希子|衣装:樋口藍・市橋幸恵|小道具:平野忍|舞台監督:仁しづか|演出助手:飯野裕子|振付助手:冨樫美羽|キャラクター原案:いせきあい|宣材イラスト:さいとうゆきこ協力:千葉勝弘、野呂淳一、盛岡さんさ踊り清流、ダンススタジオS.T.Rays■キャラクター紹介とキャスト・鬼/森下彰夫長い年月人間の営みを見つめてきた鬼。オハナと出会い、蘇りの太鼓を打ち鳴らす・オハナ/冨樫美羽人が去った郷に置き去りにされたこけしの精霊。鬼と出会い、生きる喜びが生まれてくる。・おかしこ/三重野葵・小山雄大ユーモアにあふれた道化役のコンビ。舞台の案内人出演 わらび座岡村雄三|小沢剛|渡辺哲|平野進一|瀧田和彦|深谷雅之|尾暮祐樹|丸山有子|黒木いづみ|鈴木潤子|瀬川舞巴|佐々木亜美|遠田雅|久保田美宥|佐藤千明|上平美咲|小松詩乃|黒木真帆|平野つくし|白井晴菜|赤石美友|鬼とオハナの子どもたち武野愛弓|高橋彩花|西沢月奏|三浦琴音|中道愛緒|本田莉星|武石椛|藤田結貴|鬼とオハナの子どもたち(子役8名)舞台写真 撮影:コンドウダイスケ■TICKET INFOチケット料金 [全席指定・税込み]●S席 太鼓シート 5,000円●A席 提灯シート 4,000円●B席 うちわシート 3,000円18歳以下 全席種 2,500円■特設ページはこちら ■お問い合わせインフォメーションデスク(わらび劇場内)0187-44-3915[月-土 9:30-11:30、12:30-17:00]主催 :秋田県(企業版ふるさと納税活用)企画・制作:一般社団法人わらび座後援 :一般社団法人東北観光推進機構、一般社団法人秋田県観光連盟、秋田県教育委員会、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、仙台市、福島市 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月08日阪急交通社(大阪市北区梅田 代表取締役社長 酒井淳)は、神戸・六甲山上にて2023年8月26日(土)から開催される現代アートの芸術祭「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」を体験し、神戸牛など地元食材を堪能する日帰りバス旅を8月1日(火)に発売します。阪急交通社では、コロナ5類移行後、本格的な行楽シーズンを迎えるにあたり、芸術の秋にふさわしいコンテンツとして、今年は内容をさらに拡充して開催される六甲ミーツ・アート芸術散歩を日帰りツアーに組込みました。ツアー内容は、兵庫県内の観光地やブランド牛などの地産の食材を食し、六甲山の自然とアートを鑑賞する3コースで、添乗員同行で京阪神各地から参加いただけます。すべてのコースに、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」の4有料エリア6箇所に入園できる「鑑賞パスポート」が付いており、ツアーではそのうち2箇所をご案内します。他の4箇所は、個人で会期中に再び訪れて思い思いに散策いただけます。六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond公式サイト 六甲ミーツ・アート芸術散歩は、2010年から毎年開催され今年で14回目を迎えます。今年の会期は2023年8月26日(土)から11月23日(木・祝)までとなっています。大阪・関西万博の開催により、関西の各空港での国内・国際線発着便数の拡大が見込まれ、神戸市のさらなる国際化が進むことが期待されます。芸術散歩では、招待アーティストの拡充や新たに芸術祭の象徴となる拠点を設置するなど、今後関西を代表するアートイベントに成長させる計画があります。阪急交通社は、阪急阪神ホールディングスグループの一員として、これからも沿線の魅力ある観光コンテンツを組み入れた旅行商品を企画することで、新たなニーズを掘り起こし、沿線活性化と関係人口の拡大につとめてまいります。【日帰りバス旅 概要】シャインマスカット・巨峰お持ち帰り ブランド牛食べ比べ 芸術祭 創業75周年大感謝祭 丹波日帰り出発期間:2023年8月26日(土)~10月9日(月・祝)/ 35出発日発着地:京阪神エリア 29地域旅行代金:11,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、「六甲高山植物園」へ入園・ランチは、神戸牛と丹波牛の食べ比べ、黒豆ご飯、5種類の飲み放題付き・丹波篠山市の城下町を自由散策(約50分間)・出発1週間前までに申込みのお客様に、マスクメロン1玉約1kgお持ち帰り詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 丹波黒枝豆もぎ取り体験・芸術祭 六甲ミーツ・アート 松茸尽くしと神戸牛 旅の大収穫祭日帰り出発期間:2023年9月16日(土)~11月7日(火)/ 37出発日発着地:京阪神エリア 27地域旅行代金:11,980円~12,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、「六甲高山植物園」へ入園・神戸の景色を一望できる、六甲ガーデンテラスへご案内・本場丹波の黒枝豆を畑から収穫したての新鮮なまま3株約1kgお持ち帰り・ランチは、5種の松茸料理と神戸牛すき焼きをご用意詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 六甲ミーツ・アート芸術散歩と360度の星空体験 有馬温泉太閤の湯&神戸ビーフを食す日帰り出発期間:2023年9月1日(金)~11月23日(木・祝)/ 23出発日発着地:京阪神エリア 24地域旅行代金:11,980円(大人おひとり様)ポイント:・芸術祭は、「ROKKO森の音ミュージアム」と、普段非公開の「風の教会」へ入園・最新の投影技術導入の「バンドー神戸青少年科学館」にてプラネタリウム体験・日本三古泉 有馬温泉太閤の湯の入浴と温泉街の自由散策(約90分)・ランチは、ブランド牛と淡路玉ねぎを使用した神戸ビーフ重をご用意詳細(一例)大阪発 京都発 兵庫発 【お問合せ】阪急交通社 トラピックスTEL:0570-01-5589(月~金 9:30~17:30 土・日・祝 ~13:30)阪急交通社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月31日福島県を中心とした常磐線沿線で繰り広げられる、舞台芸術の祭典「常磐線舞台芸術祭 2023」が7月31日(月)にいよいよ開幕。8月13日(日)までの14日間に渡り、常磐線沿線の各地を舞台に、上演・ワークショップ・ツアー、コラボレーション企画など多彩な23プログラムが展開される。「常磐線舞台芸術祭」は、東日本大震災によって被災し、物理的な被害をはじめ、未だその爪痕が残る地域で、本来の地域の美しさや魅力を再発見し、体感してもらうことを目的とした芸術祭。震災直後に福島へと活動の拠点を移した作家の柳美里が発起人となり、2018年に計画をスタート。2020年に実施を目指すもコロナ禍での中止を経て、5年越しで開催が実現した。柳がプログラム・ディレクターを、フェスティバル・コーディネーターは平田オリザが務める。初回のテーマは「つなぐ、」。震災により生まれたさまざまな「分断」を、舞台芸術の力で少しでも「つなぎ」、魅力を再発見してもらいたいという思いが込められている。参加者は青森中央高校演劇部、福島県の高校生たち、青春五月党、青年団、津村禮次郎、山本卓卓、渡辺源四郎商店、堀川炎(世田谷シルク)、福名理穂(ぱぷりか)、尾崎世界観(クリープハイプ)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、田島貴男(Original Love)、佐藤厚志、Miya、古川日出男、和合亮一、小松理虔、柳ら。「常磐線舞台芸術祭 2023」プログラムラインアップ1、青春五月党『JR常磐線上り列車 -マスク- 』作・演出:柳美里出演:秋元菜々美 / 大内彩加 / 尾﨑宇内(青年団) / 菊池佳南(うさぎストライプ・青年団) / 木村巴秋(青年団) / 久留飛雄己(青年座) / 佐藤真喜子 / 関根颯姫(青春五月党) / 名古屋 愛(青春五月党・青年団) / 緑川史絵(青年団) / 齋藤夏菜子 / 福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部開催日:2023年8月4日(金)~6日(日)会場:福島県・Rain Theatre2、青年団『銀河鉄道の夜』原作:宮沢賢治作・演出:平田オリザ出演:井上みなみ / 永田莉子 / 福田倫子 / 知念史麻 / 髙橋智子開催日:2023年8月1日(火)・2日(水)会場:福島県・勿来市民会館3、『ザ・レディオ・ミルキー・ウェイ』 ラジオ朗読劇『銀河鉄道の夜』舞台版原作:宮沢賢治脚本・演出:古川日出男出演:古川日出男 / 管啓次郎 / 小島ケイタニーラブ / 柴田元幸 / 北村恵 / 後藤正文音楽:後藤正文 / 小島ケイタニーラブ映像:河合宏樹開催日:2023年8月1日(火)・2日(水)会場:福島県・新地町文化交流センター(観海ホール)4、青森中央高校演劇部×福島県の高校生たち『もしイタ ~もし高校野球の女子マネージャーが 青森の「イタコ」を呼んだら』作・演出:畑澤聖悟出演:青森県立青森中央高等学校演劇部 / 福島県の高校生たち開催日:2023年8月1日(火)会場:福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校多目的ホール「みらいシアター」5、青森中央高校演劇部『ジンコちゃんの世界』作・演出:畑澤聖悟出演:青森県立青森中央高等学校演劇部開催日:2023年8月2日(水)会場:福島県・いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場6、渡辺源四郎商店『空に菜の花、地に鉞』作・演出:畑澤聖悟出演:渡辺源四郎商店開催日:2023年8月5日(土)・6日(日)会場:福島県・新地町文化交流センター(観海ホール)7、青年団 『阿房列車』『思い出せない夢のいくつか』『阿房列車』作・演出:平田オリザ出演:中藤奨 / たむらみずほ / 田崎小春『思い出せない夢のいくつか』作・演出:平田オリザ出演:兵藤公美 / 大竹直 / 南風盛もえ開催日:2023年8月10日(木)~12日(土)会場:福島県・Rain Theatre※同じ舞台セットを使用して2作品を上演(チケットは公演ごとに販売)8、日没を祭れ 2023 第一日『日没、新しい夜明けに』企画:和合亮一演出:佐藤典之出演(1部):千葉清藍、山中 透、和合亮一出演(2部):福島県合唱連盟いわき支部、浪江混声合唱団、ゆめはっと合唱団、全国公募・有志参加者朗読:和合亮一、小田美樹、清野和也、遠藤 航、齋藤瑠偉、大橋奈央、熊谷コウ指揮:西岡茂樹、信長貴富開催日:2023年8月5日(土)会場:福島県・東日本大震災・原子力災害伝承館9、日没を祭れ 2023 第二日『日没よ、鎮まれ。』(1部)作・演出:和合亮一、出演:清野和也、他(2部)作・演出・出演:津村禮次郎開催日:2023年8月11日(金)会場:福島県・小高山 同慶寺10、山本卓卓ソロ『キャメルと塩犬』作・演出・音響・照明・映像・出演・企画:山本卓卓原案:古典落語『らくだ』開催日:2023年8月11日(金)会場:福島県・相馬市民会館 多目的ホール11、堀川炎『窓の外の結婚式』日本博2.0「日本の現代舞台芸術の魅力発信」関連企画原作:柳美里演出:堀川炎出演:近藤強、鄭 亜美、石松太一、藤瀬のりこ、倉島 聡(以上、青年団)開催日:2023年8月12日(土)会場:福島県・平中央公園■Voice on Voice常磐線沿線の駅舎周辺でアーティスト同士がコラボレーションする企画。12、『二つの駅舎、ボイス・オン・ボイス』出演:古川日出男×後藤正文開催日:2023年8月3日(木)・4日(金)会場:福島県・JR富岡駅周辺(8月3日) ・JR新地駅周辺(8月4日)13、『JR 常磐線夜ノ森駅』出演:柳美里×尾崎世界観開催日:2023年8月7日(月)会場:福島県・富岡町 夜の森公園周辺14、『浜通りと中通りの境』出演:和合亮一×田島貴男(Original Love)開催日:2023年8月8日(火)会場:福島県・JR福島駅東口周辺15、『荒地の家族』出演:佐藤厚志×Miya開催日:2023年8月9日(水)会場:宮城県・JR亘理駅周辺■演劇ワークショップ16、福名理穂(ぱぷりか)劇作ワークショップ「劇作に触れてみよう」ファシリテーター:福名理穂アシスタント:岡本 唯開催日:2023年8月2日(水)・3日(木)会場:福島県・いわき芸術文化交流館アリオス 大リハーサル室17、山本卓卓(範宙遊泳)ワークショップ講師:山本卓卓開催日:2023年8月10日(木)会場:福島県・相馬市民会館 多目的ホール■ツアー18、原発事故による 旧避難区域内の文化財巡りツアー案内人:森幸彦開催日:8月4日(金)集合場所:福島県・JR大野駅※解散場所:JR原ノ町駅19、ロッコクツアー案内人:小松理虔開催日:8月6日(日)・9日(水)集合場所:福島県・JRいわき駅■食20、酒と話「どんちゃん港」小松理虔がプロデュースする食と対話の企画。開催日:2023年8月5日(土)・2023年8月12日(土)会場:福島県・UDOK.福島県・ Share Place STUDIO B-621、フェスティバル・フードマーケット福島県内の常磐線沿線を中心に、地域の名産物やおいしいものが大集合。開催日:2023年8月4日(金)~6日(日)会場:福島県・JR新地駅周辺オープニング・クロージング22、KEYNOTE SPEECH登壇者:小松理虔 / 相馬行胤 / 平田オリザ / 古川日出男 / 柳美里 / 和合亮一出演:磐城じゃんがら遊劇隊 / 富岡表現塾 / 東北学院大学 有志 / 渡部英夫 / 他開催日:2023年7月31日(月)会場:福島県・小高生涯学習センター(浮舟文化会館) ホール23、クロージングイベント開催日:2023年8月13日(日)会場:福島県・浪江町 中央公園常磐線舞台芸術祭 公式ウェブサイト:※8月14日までクラウドファンディングも実施中。詳細は、 () まで。
2023年07月31日こんにちは!riko yamamotoです♡先日、静岡県下田市にある「九十浜海水浴場」に行ってきたのでご紹介します!景色が最高!透明感のある海水浴場伊豆急下田駅より車で13分のところにある、下田市の海水浴場の中では超穴場スポットの場所「九十浜海水浴場」!普通の海水浴場に比べて、範囲が狭くて小さな海水浴場なのでまるでプライベートビーチのよう!ピーク時に行きましたがそこまで人も多くなく、リラックスして楽しめました◎波が緩やかで、子どもも楽しみやすい!とにかく透明感があるので、綺麗でした♡そして、波も緩やかなので子どもも楽しみやすかったです!波が苦手な娘も、楽しくてにっこり☺︎基本、大きな海水浴場だと波が大きくて大泣きするのですが、ここなら波が緩やかなので安心して遊ぶ事ができました♡子ども連れの方もかなり多かったです!磯遊びも楽しめる♪ビーチの両サイドが岩場になっていて、磯遊びも楽しめます。虫取り網やバケツなどを持っていくことをおすすめします!九十浜海水浴場の設備について海の家はありませんが売店があり、パラソルや浮き輪などがレンタルできます。更衣室やシャワー、トイレもあるのでお子様づれでも安心!近くに駐車場があり、料金は1000円です。そこから少し歩いて行くのですが海にたどり着くまでに少し長めの坂があるのでそこだけ頑張りポイント!!でも、この景色を見ながら行けるので疲れなんて吹っ飛びます!!笑海水浴で大活躍のアウトドア商品を紹介!①Coleman クーラーボックス大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ(約26L)でとっても使いやすかったです◎お昼ご飯や飲み物をコンビニで調達したら、全部この中に入れればずっと冷えた状態で食べれる嬉しさ♡取手も長さ調整できるので、動かしやすいです◎②WAQ キャリーワゴン耐荷重150kgで物をたくさん入れても動くし、ワンタッチ収束式なので組み立ても楽◎タイヤも太めなので、今回の海水浴場の砂浜でもスイスイ動かす事がでました!中に敷く板も付いているので、安定感あります◎以上、今回大活躍した2点でした!子連れで海に行くなら九十浜海水浴場がおすすめ♡天気が良くて、日差しがたーっぷりだったので帽子と日焼け止め必須です!!海水浴場お探しの方、是非九十浜海水浴場へ行ってみて下さい☺︎ではでは〜!
2023年07月30日1981年からドイツで3年おきに開催されている国際舞台芸術フェスティバル、世界演劇祭(Theater der Weltテアター・デア・ヴェルト)。16回目となる2023年は、同演劇祭としては初めてプログラム・ディレクターの公募が行われ、世界30か国、70を超える応募の中から、フェスティバル/トーキョーやシアターコモンズのプログラムを手がけてきた相馬千秋と、演劇研究者・岩城京子のコンビによる企画提案の採用が決定。相馬が、初の非西洋人女性としてプログラム・ディレクターに就任した。「世界の複数化」「孵化主義の実践」といった明確なテーマを掲げ、フランクフルトと、隣接するオッフェンバッハの2都市で開催された同演劇祭の開幕から数日間を、駆け足で体感してきた。オープニング作品の会場となったオッフェンバッハのキャピトルシアター撮影:伊達なつめ6月29日、演劇祭のオープニングは、国際金融都市フランクフルトではなく、当方のような外国人には未知の街、オッフェンバッハで行われた。人通りも多くはない街角に建つキャピトルシアターで上演されたのは、市原佐都子作・演出『バッコスの信女―ホルスタインの雌』。人工授精で生まれた巨大ペニスを持つ牛と人間のハーフが登場し、性と生殖にまつわるあらゆる幻想や道徳が唾棄されて、性別どころか人間と動物の境界やヒエラルキーまで曖昧になってゆく。ギリシャ悲劇の換骨奪胎の次元を超えた、挑発に満ちた問題作だ。相馬がパフォーミングアーツ部門のキュレーターを担当したあいちトリエンナーレ2019で初演され、市原が岸田国士戯曲賞を受賞した重要な作品ではあるものの、その過激さをドイツの観客がどう受け取めるかは未知数で、観ていて非常に緊張した。実際に中盤以降、席を立ち出て行く観客も複数いたけれど、終演後の拍手はその反動のように熱く、カーテンコールは4回に及んだ。オープニング作品として上演された、市原佐都子作・演出『バッコスの信女―ホルスタインの雌』カーテンコールの様子撮影:伊達なつめ相馬は、「皆すごく揺さぶられたみたいですね。観た人が、必ず感想を言ってくるんですよ。おもしろくなかったら何も言ってこないはずだから、相当衝撃を受けたんだと思います。市原さんがかなり危険なゾーンを、あえてギリギリまで攻めているということを皆さん理解しているようで、額面通りに受け取って怒り出す人はいなかった。文脈を含めて、しっかり伝わった気がします」と、意図が伝わったことを確信していた。非西洋人の女性として、西洋ー東洋、男性ー女性といった二元論を脱することはもとより、「人間以外の生命や非生命までをも含んだ世界」が複層的に存在すること、すなわち「世界の複数化」を掲げたプログラム・ディレクターにとって、その理解への第一歩を踏み出せたと言えそうだ。フランクフルト応用美術館で観た小泉明郎、サエボーグ、スザンネ・ケネディ&マルクス・ゼルクほか小泉明郎『解放されたプロメテウス』(C)Jörg Baumann翌日からの週末2日間は、演劇祭期間中は深夜まで開館するという、フランクフルト応用美術館へ。ここは今回のテーマのひとつである「孵化主義の実践」を促す場と設定されている。「孵化」(incubation=孵化/潜伏の意)は、新型コロナ蔓延中の2年前の シアターコモンズ21※() でも「孵化/潜伏するからだ」というキュレーション・コンセプトで使われていた言葉だ。パンデミックで誰もが体験した中断や停滞、待機や隔離の時間を、命の誕生までに必要な時間である<孵化>や、病気が現れるまでの<潜伏>期間に重ねることで、「不確定な状態、宙づりの状態」を肯定的に受け入れ、新たな創造につなげ得る有益な時間と考える態度を「孵化主義」と名付けている(と当方は理解した)。※シアターコモンズ:2017年設立。演劇の「共有知」を活用しながら社会の「共有地」を生み出すプロジェクト「孵化のさや」となったフランクフルト応用美術館は深夜まで開館撮影:伊達なつめウズベキスタンのサオダット・イズマイロボ『Zukhra』は、ベッドに横たわる女性が背負う歴史や宿命が夢の断片のように浮かび上がるのを、同じように床に横になり、夢うつつに見つめることで、彼女の感覚に寄り添えそうに思える映像作品。小泉明郎『解放されたプロメテウス』は、不安に苛まれながら浮遊するいくつもの身体が、その母語ではない日本語の声とともに「われわれを知覚せよ」と迫ってくるようなVR作品。以前東京で体験した際と、入管法の改悪を経た今とでは、解像度がまるで異なって見えることに戦慄した。(※後日、今回のために新たに加えた表現があることを知った)そんな鑑賞者の速まる脈拍を鎮めるかのように、「チル・アウト」という休憩室が隣接していた。クッションやソファー、耳栓、遮音のためのヘッドフォンなどが置かれ、完全な仮眠や瞑想も可能なスペースだ。ボーハールト/ファン・デル・スホート (BVDS)『Echo’s Chamber』(C)Jörg Baumann胎児の影が見えるような人工子宮を抱きかかえてみるコレクティヴ・Keikenの『Palu Angel Taizokai』も、遊牧民のゲルのようなテントの中で動物でも植物でもないらしい不思議な生きものの存在を眺めるBvdSの『Echo’s Chamber』も、みな鑑賞者が寝転がってリラックスできるのがデフォルト。「Incubation Pod(孵化のさや)」と命名されたこの建物全体が、硬直した脳や体を休め、義務や使命や社会から離れて時を過ごす場として担保されていると同時に、鑑賞した作品に対する気づきの感度を高めることにも貢献しているような気がした。4日目は、フランクフルト動物園のとなりのスペースでサエボーグの『スーパーファーム』。今回は子どもや若年層を対象とした「ヤング・ワールズ部門」でのエントリーのため、ほんわか素直な「かわいい」ヴァージョンだ。赤ちゃんから老人まで、参加者もみんなシッポや蹄や立った耳のカチューシャを付けて、ラテックスの動物たちと踊ったり、うんちを投げ合ったりして純粋に楽しむ。人間が動物を鑑賞する動物園ではなく、シッポや蹄を付けた動物どうしの交流である点に自覚的だったのは、やはり大人より子どもたちで、その光景の健全さを目に焼き付ける時間となった。サエボーグ『スーパーファーム』参加者はここからツールを選んでみんな動物になる撮影:伊達なつめサエボーグ『スーパーファーム』ブタさんに変身中撮影:伊達なつめそして最後に観たのが、スザンネ・ケネディ&マルクス・ゼルクの『ANGELA(a strange loop)』。スザンネ・ケネディ&マルクス・ゼル『ANGELA(a strange loop)』(C)Jörg Baumannポストヒューマン時代の新世代演劇人として注目の的のケネディが、マルチメディアを手慣れた筆記用具のように使って描くのは、心身不調で機能不全状態にある女性アンジェラに起きる、胎内くぐりのようなイニシエーションの世界。体調が悪い時に悪夢を見てさらに具合が悪くなるように、ストレンジ・ループから抜け出せない切実さは、まさに「不確定な宙づり状態」そのものだ。そしてこれを閉塞ではなく孵化ととらえる当演劇祭の指針が、この4日足らずの鑑賞体験によって、自然と腑に落ちるようになってきていることにも気づいたのだった。プロフィール伊達なつめ(だて・なつめ)演劇ジャーナリスト。演劇、ダンス、ミュージカル、古典芸能など、国内外のパフォーミングアーツを取材し『InRed』『クウネル』『act guide』等の一般誌および専門誌やwebメディアに寄稿。東京芸術劇場企画会議委員。コロナ禍以降の世界4都市(東京・ロンドン・ニューヨーク・ソウル)の舞台芸術界の動向をアーカイブするWEBサイト 「世界ステージ・カレンダー withコロナ」() 運営。
2023年07月26日野外フェス「オハラ☆ブレイク’23秋」が、2023年 9月30日(土)に、福島・猪苗代町の猪苗代湖畔 天神浜にて開催される。野外音楽&アートフェス「オハラ☆ブレイク’23秋」9回目の開催を迎える「オハラ☆ブレイク」は、猪苗代湖畔で行われるキャンプインの音楽&アートフェスティバル。磐梯山と猪苗代湖に包まれた壮大なロケーションを舞台に、音楽、舞台、美術、写真、映画、小説、ファッション、食など、様々なジャンルで活躍するアーティストたちと共に、多様な文化を感じられる大人の野外フェスだ。出演アーティスト2023年は、浅井健一 & 福士久美子、GLIM SPANKY(Acoustic Set)、サニーデイ・サービス、卓真(10-FEET)、とまとくらぶ[山田将司(THE BACK HORN)村松拓(Nothingʼs Carved In Stone / ABSTRACT MASH)]、奈良美智らが出演予定となっている。■出演アーティスト一覧浅井健一 & 福士久美子 / アナログナイト / 猪苗代☆食堂 / 植野広生[カンパイ☆プロデューサー (「dancyu」編集⻑)] / 宇賀なつみ(カンパイ☆MC) / unico / 奥田⺠生 / 川合南菜子 / GLIM SPANKY(Acoustic Set) / こどもバウハウス / ZAZZU / サニーデイ・サービス / JUN KANEKO/金子 潤 / 鈴木実貴子ズ / 卓真(10-FEET) / tttttan / チバヒデアキ / つちや農園(米監修) / とまとくらぶ[山田将司(THE BACK HORN)村松拓(Nothingʼs Carved In Stone / ABSTRACT MASH)] / 中川和寿 / 奈良美智 / 野口勝宏 / はじまりの美術館 / FUTABA DARUMA / MANIFATTORIA / 森 大翔 / 山内聖子[酒監修(呑む文筆家・唎酒師) ] / 由薫and more…※第1弾ラインナップ。開催概要「オハラ☆ブレイク’23秋」開催日:2023年9月30日(土)〈雨天決行〉開場/終演予定時間:9月30日(土) 開場10:00〜10月1日(日) 終演予定 9:00会場:猪苗代湖畔 天神浜(福島県耶麻郡猪苗代町大字中小松字四百刈乙)チケット■チケットぴあ 独占先行受付期間:7月21日(金) 19:00〜8月7日(月) 23:59受付券種:・極上PASS 29,800円※入場券 + キャンプサイト券 + 場内駐車券 + 宴セット(カンパイドリンクと肴・食べ飲み放題+朝ご飯)付き。・入場券 9,800円・キャンプサイト券 3,000円・場内駐車券 4,000円※上記チケットの複数人数向けセット予約も実施。※チケットに関する詳細は公式WEBサイト(より。
2023年07月24日「さいたま国際芸術祭2023」が10月7日(土)より開催される。本芸術祭のテーマは「わたしたち」。気候変動、社会格差、分断など、様々な問題を抱える世界をあらたな目線でもう一度“みる”ことに繋がる芸術祭を目指す。現代アートチーム「目[mé]」のディレクションによる芸術祭メイン会場(旧市民会館おおみや)には、『わたしはロランス』や『たかが世界の終わり』などを監督したグザヴィエ・ドラン、『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督ほか、国内外から多様なアーティストが参加。メイン会場参加アーティスト大ホールでは、音楽コンサートや新作のパフォーミング・アーツ公演、映画作品の上映、市民文化団体による公演など、様々な演目を予定。それらの準備やリハーサルの風景も連日公開される。加えて、メイン会場の各展示室には、美術家や写真家、編集者や盆栽師などによる作品を展示。中には、日によって変化する作品もあるという。上映するのは、ジャンルを問わず芸術祭のテーマを象徴する映画作品6本と、短編アニメーション3本。映画作品上映時には、毎回、オープニングに短編作品『OUR CINEMAS』(小田香監督)を上映する。本日より、メイン会場の前売チケットの販売がスタート。メイン会場・旧市民会館おおみやへの入館には、チケットの購入が必要だ。なお、大ホールで開催される公演は、演目により別途予約が必要な場合も。詳細は、9月上旬に発表予定となる(公演予約開始日:9月7日)。またメイン会場のほか、市内の文化施設やまちなかでも、市民プロジェクトや連携プロジェクトといった芸術祭の関連プロジェクトが展開される。「さいたま国際芸術祭2023」は10月7日(土)~12月10日(日)メイン会場:旧市民会館おおみやにて開催。※メイン会場のほか、市内の文化施設やまちなかでも関連プロジェクトを展開(シネマカフェ編集部)
2023年07月12日神戸・六甲山上の9会場で8月26日(土)から11月23日(木・祝)まで計90日間開催される芸術祭『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』の概要が発表された。同芸術祭は2010年スタート以来、毎年充実した内容で開催されてきたが、14回目となる今年は、2025年開催の大阪・関西万博や、神戸空港の国内線発着便の拡大や国際化を見据え、さらに進化・拡大した内容になる。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond 鑑賞パスポート引換券』チケット情報招待アーティストの招聘は昨年の22組より32組に拡充、公募アーティスト17組と合わせ合計49組のアーティスト作品(記者発表時)が集まる。さらに今年はROKKO森の音ミュージアムが同芸術祭の拠点となり、ミュージアム内のSIKIガーデンを拡張した野外アートエリアが新設、一部は会期終了後も展示される。また各会場を結ぶ遊歩道や山道には多くの作品が展示され、自然の中でアートを身近に楽しめる。ほかにも、俳優・ダンサー森山未來がキュレーションするダンスパフォーマンス(8月26日・27日)や、子供たちが現代アートに直接触れ合えるワークショップ・一日キュレーター(学芸員)体験など、多彩な新企画も開催される。6月23日に行われた記者発表では、総合ディレクターの高見澤清隆より「我々は普段の生活の中で表面・表層を見てつい価値観を決めつけてしまう風潮があるが、作品の表現の先にあるものを感じ考えることこそ、豊かな社会作りにつながるのでは」と、初めての設定となる今年の芸術祭のテーマ『表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation』を発表、作品との新しい触れ合い方を提案した。同芸術祭は8月26日(土)から11月23日(木・祝)まで。9月23日(土・祝)からは、土日祝限定で「ひかりの森~夜の芸術散歩~」がROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園で開催され、幻想的な六甲山上の夜が楽しめる。この機会に夏の終わりから秋にかけての六甲山の自然の移り変わりとともに現代アートを楽しんで。周遊には、会期中に有料施設5会場と夜の作品が楽しめるお得な「ナイトパス付鑑賞パスポート」がおすすめ。前売券は8月25日(金)までチケットぴあで好評発売中(当日券は前売券料金に各+200円)。取材・文・撮影(記者発表会場写真)/滝野利喜雄
2023年07月07日六甲山観光株式会社及び阪神電気鉄道株式会社は、現代アートの芸術祭《六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond》を、2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)の期間、神戸・六甲山上の施設で開催いたします。六甲ミーツ・アート芸術散歩は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきましたが、2025年の大阪・関西万博の開催、神戸空港の国内発着便数の拡大や国際化をチャンスと捉え、神戸市ならびに阪急阪神ホールディングス株式会社によるサポートのもと、関西を代表するアートイベントに成長させてまいります。14回目を迎える今年はまず、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充いたします。概要は次の通りです。写真:伊丹豪/ロゴマーク:佐貫絢郁/アートディレクション:芝野健太(株式会社ライブアートブックス)開催概要タイトル:六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondテーマ:表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation会期:2023年8月26日(土)~11月23日(木・祝)開催時間:10:00~17:00※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートのみ8月~10月の毎週月曜日休業(月曜・祝日の場合は火曜に振替休業)会場:神戸・六甲山上の9会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)※会場は変更となる可能性があります。関連イベント[ひかりの森~夜の芸術散歩~]夜間作品を期間限定で公開します。【会期】2023年9月23日(土・祝)~11月23日(木・祝)の土日祝の夜間。【開催時間】17:00~20:00【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園アクセス:阪神御影・JR六甲道・阪急六甲から市バス16系統で「六甲ケーブル下」下車(約15分~30分)六甲ケーブルで「六甲ケーブル山上駅」下車、六甲山上バスで各施設へ。料金:有料会場をお得に巡ることができる「鑑賞パスポート」を販売※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)※有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、風の教会エリア(旧六甲スカイヴィラ除く)、トレイルエリア(新池、バンノ山荘)≫にそれぞれ会期中1回の入場が可能です。(当日は再入場可)※ナイトパス付鑑賞パスポートは有料会場への入場と「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会場への入場がセットになったパスポートです。主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社総合ディレクター/キュレーター:高見澤清隆問い合わせ:六甲山観光株式会社/六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond事務局 TEL:078-891-0048WEBサイト: 新施策について1. 招待アーティストの拡充日本のみならず海外でも活躍しているアーティストの招聘など、これまで以上に招待アーティストを拡充します。◆椿 昇 Noboru TSUBAKI1953年 京都市生まれ、西宮市在住◆川俣 正 Tadashi KAWAMATA1953年 北海道生まれ、パリ(フランス)在住◆Artist in Residence KOBE(AiRK)プロジェクト:Rokko Meets Art × Artist in Residence KOBE(AiRK)キュレーション:森山未來(AiRK)パフォーマンス:Daniel Proietto2. 芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長ROKKO森の音ミュージアムを当芸術祭の拠点とし、SIKIガーデンを拡張のうえ野外アート作品エリアを新設します。また一部作品を会期終了後も展示することで、会期外でもアート作品を鑑賞できる場を創出します。◆三梨 伸 Nobuo MITSUNASHI1960年 神奈川県生まれ3. 各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示徒歩で移動しながら作品を楽しむトレイルルートを設定し、今まで以上に徒歩による作品鑑賞を楽しめるようにします。◆中崎(※1) 透 Tohru NAKAZAKI1976年 茨城県生まれ、茨城県在住4. こどもたちが現代アートに触れ合える機会の創出ワークショップ等の参加型作品や1日キュレーターなどの新企画を通じて、自然の中でこどもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。ロゴ・メインビジュアルについて◆ロゴロゴマークは、書籍の装丁をはじめ多くのアートワークを手がけるアーティスト・佐貫絢郁さんによる山のモチーフに、「beyond」という文字が登ったり降りたりしているデザインです。一つではなくたくさんのパターンがあることで、人が六甲山に対して抱く様々なイメージや、地域も国籍も超えて多くのアーティストが集まり、多様な表現や来場者を許容する場である芸術祭の姿勢を表現しました。◆メインビジュアル神戸は海と山の迫る東西に細長い地形、それらが緩やかに繋がっていく都市景観を持つ、他の都市にはない特徴のある街です。メインビジュアルでは改めて足元を見つめ直し、芸術祭の舞台である六甲山、そして六甲山を含む神戸という街の魅力を再発見できればと思い制作しました。同時に、美術の表現も鑑賞者の関わり方も多様な現代において、また会場の様々な場所に作品が点在する芸術祭というフォーマットにおいて、メインビジュアルも一つの強い主役を作るのではなく、脱中心的なものであるべきだと考えました。独自の表現手法で注目される気鋭の写真家・伊丹豪さんによる撮り下ろし写真は、海から山まで画面に写るもの全てにピントが合ったイメージであることで、いま自分が立っている場所の手前や奥というヒエラルキーをなるべくフラットにして、六甲山を近くに、そして大きく感じられるイメージとすることを目指しました。「表現の向こう側(にあるもの)」という芸術祭のテーマを街という枠組みに広げて表現したメインビジュアルが、神戸・六甲山のことをよく知っている方もそうでない方にとっても、新鮮な姿として映るよう制作しました。主な出展アーティスト、展示作品椿 昇現代美術家/京都芸術大学教授・東京芸術大学絵画科油画専攻客員教授/京都市立芸術大学美術専攻科修了1989年にタイトルを自ら命名したアメリカでの展覧会「アゲインスト・ネイチャー」への参加など、世界を舞台に活動。2011年から退蔵院襖絵プロジェクト、2018年からは「ARTIST‘S FAIR KYOTO」を構想してディレクターに就任。アートの自立市場構築に取り組んでいる。現在は大学院附属のコマーシャルギャラリー「アルトテック」の代表としてユニバーサルミュージック本社・OCA TOKYO・DMGMORIなどのコーポレートコレクションのマネージメントを多数行う。◆過去の展示作品◆川俣 正28歳の若さで第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982年)の参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタ8(1987年)、ドクメンタ9(1992年)、第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997年)などの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京芸術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画した。2005年にはアーティストでありながら横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして大規模な国際展の企画を手がけた。2006年以降、活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就きながら、アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。現在、フランス・パリを拠点に欧州・アジア地域で活動を展開している。◆過去の展示作品◆中崎(※1) 透1976年茨城生まれ。美術家。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。現在、茨城県水戸市を拠点に活動。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。展覧会多数。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中崎(※1)透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。◆過去の展示作品◆船井 美佐船井美佐は「楽園」と「境界」をテーマに、絵画によるインスタレーションを制作しています。線描による即興のドローイングや、シェイプドキャンバスと鏡によって空間を構成するシリーズがあり、見るものがイメージの境界に入り込むような空間を作り出します。二次元と三次元、想像と現実、過去と未来を交差させることで、みえないものを形に表し、イマジネーションの力で新しい未来を形作ります。◆過去の展示作品◆主な出展アーティストArtist in Residence KOBE(AiRK)、赤坂 侑花、赤坂 有芽、伊丹 豪、nl/rokko project、太田 正明、尾花 賢一、開発 好明、加藤 美紗、川俣 正、川本 亮、北浦 和也、北川 太郎、C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)、久保田 華布☆、黒瀧 舞衣、古賀小由実、コニシユウゴ(たま製作所)、佐藤 圭一、佐俣 和木、鮫島 弓起雄、柴田 まお、菅原 陸、関本 幸治、五月女 かおる、高田優一郎、高(※2)橋 匡太、武田 真佳、橘 宣行、谷口 優花、土屋 さやか、椿 昇、轟木 麻左臣、中崎(※1)透、新山浩+神戸市立科学技術高校、ノセレーナ、蓮沼 昌宏、船井 美佐、水澄、光岡 幸一、三梨 伸、三松 拓真、めだまのわかこ、モリン児、横手 太紀、吉村 衿菜、Lok JANSEN、わにぶち みき、WA!moto.“Motoka Watanabe”※五十音順で記載会場MAP: (※1)崎は大が立。たつさき(※2)高ははしごだか六甲山ポータルサイト 阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日