WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。全12回の予定でスタートし、本日の放送で最終回を迎えるはずだった本番組の来年の継続が番組放送中にMCの中島健人から発表された。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。クリストファー・ノーラン監督やクロエ・ジャオ監督といったハリウッドで活躍する名監督へのインタビューをはじめ、照明やメイク、編集やVFX等、映画を制作する上で欠かせない今、中島が知りたい事を各分野のプロフェッショナルへのインタビュー、時には中島自身が実践しながら取り上げてきた。そんな各回で話題を呼んだ本番組の継続が、視聴者やSNSの声などの後押しもあり決定。さらに番組の2年目突入後、最初のゲストには第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』を手掛け、かねてから中島が会いたいと熱望していた是枝裕和監督を迎えることになった。そして番組の継続を発表すると同時に中島が来年1月からリニューアルする番組冒頭の新オープニング映像を自ら編集し、制作することが決定。そのほか番組の2年目突入に際し様々な企画を実施予定なのでそちらもお楽しみに。来年1月7日の放送はもちろん、番組継続が発表された模様はぜひ、見逃し配信でチェックしてほしい。<中島健人・コメント>この番組の初回の収録がクリストファー・ノーラン監督というビックボスだったので、2回目以降はリラックスして臨めるかと思っていたのですが、全12回、全てビックボスと言える映画人の方々で毎回緊張していました。好きだった映画をさらに大好きになったので、来年は僕と同世代の若い方々、そしてティーンの方々にもさらに映画を好きになってもらうために、僕が皆さんとの映画の架け橋になれたらなと思います!来年1月の#13のゲストは僕が番組が始まって以降、お会いしたいと言っていた是枝裕和監督です。是枝監督との対談も、ぜひご覧いただければと思います。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』毎月第1金曜 22:00よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(#13は1月7日(金)22:00〜)
2021年12月03日話題のドラマに次々と出演し独自の存在感を残してきた、俳優の渡邊圭祐さん。この冬初めての舞台『彼女を笑う人がいても』に挑戦するということで心に宿る芝居という仕事への情熱を聞きました。全力でバカできる表現の楽しさを知った。――地元でモデルをしていて、約3年前に俳優に転身されて上京したんですよね。挑戦をしようと決心した理由は?大学4年生で就活が近づいてきて、将来、何がしたいんだろうと考えたんです。当時、楽しんでやれていたことがモデルの仕事で、僕は最初に明確なゴールを決めるタイプだったため、一度はパリコレを目指して本格的にモデルの道に進もうとしたんです。でも、どうやらパリコレに出るには、身長が185cmはないと厳しいらしい。じゃあ、無理じゃんと。進もうとした道が閉ざされたタイミングで、モデル事務所の方から、地元の仙台で劇団がワークショップを開いていると教えてもらいました。ワークショップという言葉を聞いたこともなかったんですけど、参加してみたら感情を表に出すことが面白かったんです。今思えば、すごく初歩的なレッスンだったんですけど、二十歳を越えて、こんなにも全力でバカできる仕事は他にはないと思って、役者をやると心に決めました。――俳優になる時も、明確な最終目標というのを決めたんですか?その時は、不思議とゴールのイメージはなかったですね。とりあえず仙台で名前が知られるようになったらいいなとは思ったけど。――その目標は達成できた?仙台で声を掛けてくださる方は増えたけど、もうちょい知られたい!(笑)もっともっと頑張らないと。――『彼女を笑う人がいても』には、仙台ではないですが、東日本大震災の被災地で暮らす人が、復興が進む裏で、苦しみを増している姿も描かれます。同じ被災地でも、それぞれの場所で生活の変化はまるで違っていて、作品で描かれている福島の原発の近くで暮らす人の現状は、僕も知りませんでした。復興が進むにつれて、被災者に関心が向けられる機会がかなり減ってきている実感が僕自身にもあるので、こうして作品で被災者の現状がフォーカスされることは、すごくいいことだと思います。自分に嘘をつきながら生きるのは好きじゃない。――モデル時代は、古着屋さんでも働いていたそうですが、古着屋さんを選んだのはなぜ?中高時代に古着ブームがきて、高校、大学と古着屋に行くようになった流れで知り合いのお店で働くようになったんです。今ってどこの服でも、’50年代のミリタリーとか古い服をサンプリングしているので、好きな服のルーツに触れられるいい環境でした。――営業成績はよかったですか?それなりです(笑)。でも、県外から話しにだけ来てくれるお客さんもいました。褒めるのは得意じゃなくて「お似合いですよ」とは言えないんですけど、おしゃべりは好きでした。お客さんが試着している間に、パンツを探してきて「こういうのを合わせるとめちゃくちゃ着回しできますよ」とか。もちろん、合わせをミスる時もあって(笑)。そういう時は正直に「これはなしっすね」って。フランクさを売りにしてました(笑)。――古着屋での経験で、今、活きていることはありますか?常連さんもいましたけど、初めましての人が圧倒的に多かったので、お店に入ってきた瞬間に、その人がどういうテンションで来てくれたのか、相手を読まなきゃいけなかったんです。そのおかげで、撮影現場の待機中に、話し掛けてほしいのか、絶対に話し掛けないほうがいいのか、共演者の方の空気を読む力は高いほうかも。――東京で好きな街は?雑多な感じのする場所が好きで、自粛期間の前は赤羽でセンベロのお店を回ったこともありました。――お酒がお好きなんですね。その魅力は?素直になれるところじゃないですか。気が大きくなっていろんなことが言えるし、水にも流しやすい(笑)。誰かと仲良くなりたい時には便利なツールだと思ってます。――飲むとどうなるんですか?熱い話をしがちで、面倒くさくなります(笑)。――演技論を戦わせるとか?それはないですけど、その人の生き方に納得できないと、ハッキリ言っちゃいます。自分に嘘つくのも、ついている人を見るのも嫌なんです。仕事に対して愚痴が多い人がいると、「なら、辞めたらいいじゃん。やりたくない仕事をやっても、自分も仕事で関わる人もみんな幸せじゃないし、まだ全然やり直せるよ」って。理詰めで説き伏せていきます(笑)。――ということは、渡邊さんは、俳優という仕事に出合えて、幸せなんですね。そうですね。芝居には正解がないから楽しめているんだと思います。どれだけやっても完璧はないし、完璧だと思った時点でこの仕事は終わり。でも、いつまでも届かない、完璧な正解を目指してもがいていると、“今、生きている”って実感できるんです。いろんな場所で見聞きして感じたすべての経験が、自分から発する芝居のエネルギーになるから、プライベートも充実するし、今、本当に楽しいです。作品は、人と人との関わりから生まれるものだから、これからも多くの人や作品から求められる俳優でありたいです。わたなべ・けいすけ1993年11月21日生まれ、宮城県出身。2018年、『仮面ライダージオウ』で俳優デビュー。以来、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『恋はDeepに』などに出演。一躍、人気俳優の仲間入りを果たす。フォトブック『渡邊圭祐「推しの王子様」PRECIOUS BOOK』(東京ニュース通信社)が発売中。読売新聞でコラム「箸休め」を執筆。ニット¥39,600(Iroquois TEL:03・3791・5033)パンツ¥50,600(SEVEN BY SEVEN/Sakas PR TEL:03・6447・2762)その他はスタイリスト私物『彼女を笑う人がいても』は、1960年の安保闘争に参加する学生、現代の東日本大震災の被災者の、声なき声を掬い上げようとする二人の新聞記者を通じて、正義とは何かを問う。主人公は瀬戸康史さん。12月4日(土)~18日(土)、世田谷パブリックシアターにて上演。福岡、愛知、兵庫公演もある。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515※『anan』2021年12月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・木内真奈美(OTIE)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年12月03日デビューからわずか3年。『恋はつづくよどこまでも』『推しの王子様』など、次々に話題のドラマに出演して注目を集めている渡邊圭祐が、舞台にも挑戦する。その作品は、『彼女を笑う人がいても』。気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲による新作戯曲を、現代日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が演出する意欲作である。現代と60年安保闘争の時代を並行して描き、正義と真実を問う物語の中で、渡邊は何を感じ、何に挑もうとしているのか。遠い存在だった「舞台」と向き合うこと――渡邊さんにとってはこの作品が初舞台。オファーがあったときのお気持ちから聞かせてください。もともと僕は24、25歳くらいまで地元の仙台にいて、それまで舞台を観に行ったこともなければ、こんな舞台をやるとか、舞台を観に行ったっていう話を聞いたこともなくて。だから舞台は、自分の中ですごく遠いものだったんです。この仕事を始めてからも、僕は地元愛が強いほうで、仙台の人に観てもらいたいっていう思いがすごくあったので、どうしてもどこにいても観られる映像作品のほうに気持ちがいってたんですよね。でも、映像でご一緒する共演者の皆さんがおっしゃるのが、舞台のことなんです。それで、お芝居の仕事をちゃんとやっていこうと思ったら、舞台は通らなきゃいけないところかな、通りたいなと思うようになって。そのタイミングで今回のお話をいただいたので、「挑戦しますか!」ということになりました。――今回は、現代と安保闘争があった1960年のふたつの時代を舞台にした物語で、それぞれの時代のふたりの人物を演じられます。まず脚本を読んでどんな感想を持ちましたか。『彼女を笑う人がいても』ビジュアル上段左から瀬戸康史、木下晴香下段左から渡邊圭祐、近藤公園撮影:マチェイ・クーチャその60年安保闘争という社会的な出来事がまったく馴染みのないものだったので、最初、すごく難しい本になるのかなと想像してたんです。でも、いざ本を読むと、登場人物が持つ言葉のエネルギーやストレートさが、その時代を知らない人にもまっすぐ刺さるんじゃないかなと思って。テンポも速いし、最初から最後まで集中して観られる作品になるんじゃないかなと思いました。──60年のほうでご自身が演じる大学生の松木孝司という人物は、どんなエネルギーとかストレートさを持っているのでしょう。彼は、言葉が持つ力をすごく信じている人なんです。学生運動やデモに直接参加しているわけじゃないんですけど、それでも、言葉の力で何かを変えることができると信じていて、そこに対してまっすぐな思いを持っている。だから、そのエネルギーを自分の内に持ちながら、彼の言葉で表現できたらいいなと思っています。──一方、現代で演じるのは矢船聡太という新人新聞記者。どんな人物でどんな役割を持っていそうですか。現代の20代の若者を象徴するような人物だと僕は思っています。その現代っぽさを表すのにどんな言葉がぴったりなのかまだ探せてないんですけど。ただ、瀬戸康史さんが演じる先輩記者が、報道とは何か、正義とは何かと苦悩している中で発する言葉を、この聡太がどう受けてどう感じるかっていうところに、作品のメッセージがあるかもしれないなとは思っていて。というのも、観ている人に一番近いのが聡太で、観ている人のリアクションが聡太のリアクションにもなってくるのかなと思うんです。だから、身近に感じていただけるように作り込んでいきたいなと思っています。言葉の持つ力を、作品を通して感じてもらえるように──60年がどんな時代で、今とどんな違いがあると思われますか。自分なりに、断片的ではありますけど、本やネットであの時代のことを調べてみると、やっぱり表面的に見たらすごく変わっているんですよね。現代はいろんなところから自分で情報を得て、自分の中で取捨選択をしながら生きやすいほうを選べるけど、当時は狭いコミュニティでみんなが生きていて、その中でぶつかり合って、そこから活動が生まれていって、自分の生き方を選んでいくような感じだったのかなと思うんです。だから、ぶつかり稽古みたいなことが必須で、個人個人の考え方やエゴみたいなものがすごく表に出てくる。でも、台本を読むと、あの時代も今の時代も、深い部分では共通するものがすごくあるなと感じたので、そこを、観て感じていただけたらいいなと思います。──現在(11月中旬取材時)、稽古に入って5日ほどが経ったとお聞きしていますが、演出の栗山さんの言葉で印象に残っていることはありますか。僕らが普段しゃべってるときは句読点なんかまったく意識していないのに、それが台本に句読点のある文章として書かれた途端意識してしまう。そういうことを気にせず言葉を自分の中に取り込んで、台詞を発するようにと言われました。それはぼんやりわかっていた気がしないでもないんですけど、改めて言葉で説明していただけて、ストンと自分の中に落ちてくる感覚があって。これからも胸に留めていきたいと思いました。──作品のテーマ的な部分については、何かおっしゃっていましたか。一番最初に、「今の日本人は言葉から逃げている」とおっしゃって、僕も確かにそうだなと思ったんです。さっきのぶつかり稽古の話じゃないですけど、いろんなものとぶつかること、自分を主張することを避けていて、そういうのはカッコ悪いと思いながらも、長いものに巻かれるしかない不条理さを、誰もが受け入れている。その栗山さんが強く思っていらっしゃる問題を、自分の中でも消化しつつ演じていきたいなと思っています。あと、言葉の一つひとつの裏側にある思いを感じてほしいということもおっしゃっていたので。言葉の持つ力を、この作品を通して感じていただけるように演じないといけないなと思います。──栗山さんがおっしゃったことは、役者としてのみならず、ご自身が生きていくことにも何か影響はありそうでしょうか。言葉の力については、ちゃんと自分の中に言葉を持って、適切な表現を使っていきたいと、意識するようになりました。ただ、僕はもともと昭和の生活に憧れがあって、役者で言えば、勝新太郎さんの武勇伝とかを聞いてめちゃくちゃカッコいいなと思い(笑)、僕らももっとたくましく、人間らしさを出していけばいいじゃんと思っていたので。だから、栗山さんの言葉でさらに、持っていた自分の思いを強くしたという感じです。──ということは、今の若者は熱がないなどと大人は言いがちですけど、そうじゃないと。個人的な見解では、違いますよと言いたいです。熱を持たなくて良くなっている時代を作っているのはあなたたちだからねって(笑)。時代のせいにするわけじゃないですけど、そういうところは少なからずあると思うので、勝手を言うなよ、お互いさまだぞと、僕は思っています。デビュー3年を経て変化した仕事への向き合い方──演じるということに関しては、初めて舞台の稽古をしてみて、何か発見はありますか。何か気づいてるのかもしれないですけど、まだ自分の中に落ちてきてはないです。でも、シンプルに楽しいです。ひとつのシーンに対してこれだけ長い時間をかけて作り込んでいくのは初めての経験なので、試す時間も多かったりして、純粋に楽しいですね。──これまでのインタビューで「気分屋で自由な性格」だとおっしゃっていたのを読んだので、稽古場でも自由にいろいろ試しておられるのかなと勝手に想像していましたが(笑)。そこまではまだいけていないです(笑)。栗山さんの稽古がどんどん進んで、常に頭を回転させていかなきゃいけないので、余裕がない状態でやっているというのが正直なところです。──じゃあ、ペースに慣れてきたら、自分から自由にアイデアを出すということも。そうなれたら一番いいのかなとは思います。──そんな頭フル回転の状態で稽古が終わったあとは、何かリセットされているんですか。僕はそもそも、自分の中であまりオンとオフの区別をつけてなくて、家に帰ってご飯を食べて、ダラッとテレビを観ながらふいに台本を手にしたり、オンとオフがすごくミックスされているんですよね。で、寝る前が僕の中で一番集中力がある時間だと思っているので、そこで、テレビも音楽も何もつけずにガッと集中して。とはいえ、詰め込みすぎても良くないと思っているので、適度な遊びを入れつつやっています。──そういう方法は最初からつかめていたんですか。お芝居との向き合い方は、3年前のデビューから変化があったのでしょうか。やっぱり変わってきているとは思います。初めて出演したドラマが『仮面ライダージオウ』だったんですけど、そこで1年間やっていると、その役が言いそうなこともだんだんわかってきて、台詞を自分の中に入れるのもそこまで時間がかからなくなっていたんですけど、その後、2作目、3作目からは、慣れ親しんだクラスから違うクラスに行ったみたいな感じで、周りが知らない人、しかも歴戦の人ばかりになって、最初はどうしても肩肘張っちゃうところがあったんです。でも、途中から、そんな変な力を入れる必要ないなと思い始めて。それから自分の中に余裕を持とうということを心がけるようになったので、気づいたら、そういうふうにリラックスした中で台詞を覚えたりするようになっていました。役者としての今後のビジョン、そして28歳の抱負は・・・?──この3年の間、次々に活躍の場が与えられています。それに対してどう応えたいと思っていらっしゃいますか。満足していただけるものを提供したいなと思いつつ、何でもいいので、ちっちゃいことでもいいので、毎回自分の中で気づきを持ち帰れたらいいなと思っています。だから、今回の舞台でも、役者を続けていくうえでの土台となり得るものを得たいと思っています。このキャストさんたちの中で自分もちゃんとしたものができれば、自信になってくると思いますし。妥協せずに、真摯に、日々を積み重ねていきたいです。──そうやって次の力になるものを得ていきながら、今後挑戦したいものが具体的にあったりしますか。とにかく毎回、いろんなものに挑戦したいです。例えば、今回は重心が低い作品なので、今度はちょっとポップめの、男たちでワイワイできるようなものとか。色合いの違うものを交互にできたらいいかもしれないです。──こういうメッセージ性のある重い作品を、若手の注目されている役者さんが届けてくださることも大事だなと思ったりはします。正直なところ、僕の中では、重い作品もポップな作品も変わりはないんですけど。でも、安保闘争を知らない人にもストレートに刺さる作品だと、稽古しながら本当に思うので。僕らを通してあの時代を知り、現代とリンクするものを感じ取ってもらえるのは、とてもいいことかもしれないですね。──ちなみに、稽古中に28歳の誕生日(11月21日)を迎えられます。最後に28歳の抱負をお願いします。抱負かぁ……。28って、いきなり30歳に近くなるなという気がするので、もうちょっと大人になりたいと思いますね。なので、28歳の間にこっそり大人の引き出しを増やしていって(笑)、それを披露する場をいただけるように、仕事を頑張っていきたいです。取材・文:大内弓子撮影:稲澤朝博渡邊圭祐さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26bc6ee2-cf03-4f4f-9d4c-87693ecae457&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『彼女を笑う人がいても』作:瀬戸山美咲演出:栗山民也出演:瀬戸康史木下晴香渡邊圭祐近藤公園阿岐之将一魏涼子/吉見一豊大鷹明良2021年12月 4日(土)~2021年12月18日(土)会場:東京・世田谷パブリックシアターほか、福岡・愛知・兵庫公演あり
2021年11月26日大事な人が、ある日突然倒れてしまったら……?病で寝たきりになってしまった直人と、その幼馴染・碧(みどり)を、矢田悠祐と上口耕平が回替わりで交互に演じる舞台『僕はまだ死んでない』。2人とも一番の楽しみは入れ替わりで演じられることだと口を揃える。矢田は「真逆の役だから面白い。碧は自由に動けるけど、直人は意識はあっても喋ることができない」と演じ分けに注目。上口は「どちらの役を演じていても、矢田さんとずっと一緒に舞台上にいられる。蓄積を共有し続けられるので、演劇的にクオリティがあがるのでは」と期待を寄せる。課題は2人とも『直人』だと言う。「お芝居はキャッチボールだけど、直人は発言できない。代わりに、直人の過去を知っている幼馴染の碧が語ることで、直人の人物像をつくらないといけない」(矢田)。「未知の世界。どういうモチベーションで舞台上にいるんだろう。きっと相手の台詞に反応することもできないので、新しい表現方法が発掘できたらいいな」(上口)。2人は初共演だが、スチール撮影で「一緒にクリエイトできそうだ」と安心感を覚えたそう。撮影ではシャボン玉を大量に降らせた。フワッと浮くイメージのあるシャボン玉だが、実際は意外にぼとぼと落ちてくる……上口が(面白いけど、わざわざ口に出すのもなぁ)と思い静かにしていると、矢田がぼそっと「ものすごい塊きますやん~」と呟き、気持ちが通じて打ち解けた。「自然に演じて感じたことをお互いにキャッチしあえそうですね」「それが醍醐味ですね!」と盛り上がる。本作は昨年、VRと劇場での同時上演予定だった。しかしコロナ禍によりVR配信のみを実施。主人公・直人の視点から、病室で行われる家族や友人の会話を見聞きした。今回、劇場で上演するにあたってベッドから動けず喋ることもできない直人を、演出のウォーリー木下はどう表現するのだろう。上口は初めて出演するウォーリーの演出について「繊細なお芝居と、映像や音楽とのリンクがすごく緻密で、舞台を観に来て良かったと心底思える瞬間がある。エンターテイメントとしても刺激的な時間になると思います」と楽しみな様子だ。最後に矢田は「身近な人や自分がそうなった時を考えたことがない人でも、今の大切さをポジティブに捉えられる作品になると思います。重いテーマですが、クスッとできる面白いシーンもありますので」と締めくくった。公演は2022年2月17日(木)から28日(月)まで、東京 銀座・博品館劇場にて。取材・河野桃子
2021年11月10日佐藤健主演で、「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化したヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』から、佐藤さんが思いを込めた“怒り”のシーンのメイキング映像が解禁された。今回解禁されたのは、佐藤さん演じる利根が、福祉保健事務所で働く三雲(永山瑛太)と城之内(緒形直人)の元へ行き、三雲に掴みかかる緊迫のシーンの裏側。利根は、起きてしまったある事件に対して怒りを抑えられず、事件の原因だと考えている三雲と城之内の元へ向かい感情のままに掴みかかっていく…。メイキング映像には、時折笑顔を見せながらも、この後のシーンで叩くことになる車窓の強度を確認し、細かな演出についてじっくりと話し合う佐藤さんと瀬々敬久監督の姿が。画面は変わり、利根が三雲に掴みかかるシーンでは「(利根は、三雲から)引き剥がされて後ろに下がる方がいい」と、永山さん・緒形さんを含む3人の動きについて、自ら提案する佐藤さん。佐藤さん自身、このシーンは最も思い入れが強かったと話しており、「理不尽なことに対する怒りややるせなさを、作品を通して観客の方に共感してもらうことが今回の使命と思っていました。このシーンは台本を読んだ時点で大切なシーンだと思い、監督にも何回も確認し、瑛太さんにも何回も付き合っていただきました」と、核となる今回の場面についてふり返る。現場でも「本番!」のかけ声がかかるずっと前から怒りでワナワナと震えていたという佐藤さん。その集中力や本気度に、撮影スタッフも一目置く場面となった。“利根”という役として、彼の怒りをどう表現・体現するのか、突き詰める役者としてのこだわりが垣間見えるメイキング映像となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月26日「田中圭チャレンジしよ!」ほにゃぴ(@honyaoO)さんは、弟さんからこのように誘われたといいます。『田中圭』とは、もちろん俳優の田中圭さんのこと。では、『田中圭チャレンジ』とは何を指すかというと…。弟が田中圭チャレンジしよ!って言ってきて何かと思ったらあみじゃがで田中圭の文字に合わせてかじってくらしいwwwww pic.twitter.com/2epY89HFmG — ほにゃぴ (@honyaoO) October 20, 2021 すごい!でも『田中圭』…じゃなくて『田中主』…!ほにゃぴさんが弟さんに聞くと、お菓子の『あみじゃが』を、『田中圭』の文字に合わせてかじったのだとか。もともとのお菓子の形は、網模様をした円形。それを、文字に合わせてかじった…器用でないとなせない技といえます。しかし、『圭』になるには、一画足りていません。弟さんが鍛錬を重ねた結果、成功した『田中圭』がこちら!やっと!田中圭チャレンジ成功しました #田中圭チャレンジ #あみじゃが pic.twitter.com/K3cXUZHNO8 — ほにゃぴ (@honyaoO) October 21, 2021 これで『田中圭』の完成ですね!器用にかじりながら、田中圭さんのことを想う弟さんの姿が目に浮かぶことでしょう。『田中圭チャレンジ』に、「天才の発想ですね」「ほほえましい…。このお菓子を買ってやってみようと思います」と、多くの人が反応してました。田中圭さん本人がこのチャレンジを知ったら、どのような反応をするか…楽しみにしておきたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月21日佐藤健や阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人と豪華俳優陣で贈る第一級のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が現在公開中。この度、佐藤さんが演じる容疑者・利根の幸せだった過去を映し出す本編映像が到着した。公開されたのは、利根が避難所で出会う遠島けい(倍賞美津子)、小学生のカンちゃんと食卓を囲むシーン。“避難所よりも、自分の家が一番落ち着く”からと、被災した自宅で過ごすけい。利根は、カンちゃんに誘われ、そこへ足を運ぶ。そして、けいとカンちゃんが用意したうどんを勢いよく頬張る姿が映し出されており、お腹を空かせていた様子が伺える。けいは、利根の身辺について話を聞くが、友人はおらず、職場も津波で流されたという。そんな利根にけいは「笑顔でいなさい。そしたら、人はあなたにもっと優しくしてくれるから」と優しく語りかける。身寄りのない3人が、家族のように肩を寄せ合うように生きていく、始まりの場面。3人の絆は徐々に強くなっていき、そして9年後の連続殺人事件へと繋がっていく。『護られなかった者たちへ』連続殺人事件のきっかけとなる始まり…そんなうどんをかきこむシーンは、何度もテイクが重ねられたそう。完成披露試写会では、倍賞さんが佐藤さんの食べっぷりを明らかにしており、なんと約10杯も平らげたという。またSNSでは、佐藤さんの箸の持ち方に注目する声が上がっており、そんな細かい演出・役作りも話題となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月17日佐藤健主演の現在公開中の映画『護られなかった者たちへ』が、昨日10月14日、「第26回釜山国際映画祭」A Window on Asian Cinema部門にて上映された。その後、ティーチインイベントが開催され、監督の瀬々敬久がオンラインで参加し、大いに盛り上がった。チケットは完売し、多くの観客が集まったこの日。本作は、中山七里の同名小説の映像化ということで、まずタイトルに惹かれたと、原作を読んだときの印象を語った瀬々監督は、「この映画では二つの不条理を描こうとしました。ひとつは社会制度の不条理、そしてもうひとつは人間が立ち向かうことのできない天災・震災、この2つの不条理。最終的には、その不条理に立ち向かう人間が愛する人たちと一緒に暮らしていこうとする姿、そうして未来を信じようとする姿を描こうと思い、この作品を撮影しました。コロナで大変な状況ですが、そういう状況もこの映画と似ているところもあると思います」と思いを明かす。また現地の観客から、佐藤さん演じる利根がある人物に会うために公園を訪れるシーンにて、その一角で踊る女性の演出意図を尋ねられると、「佐藤さん(演じる利根)の『死んでいい人なんていないんだ』というセリフを、より記憶して頂けるように特徴的なシーンとしてを印象付ける意図がありました。また、大災害に対する祈りのようなイメージとして捉えてもらえないかなとも思いました」と答えつつ、「日本でも、あのシーンの意図を聞かれますが、映画というのは謎があった方が面白いと思います」と話していた。主演の佐藤さんが演じる利根は、とある不可解な殺人事件で容疑者にあがる男。今回、佐藤さんを起用した理由について瀬々監督は「以前『8年越しの花嫁 奇跡の実話』という作品で佐藤さんに出てもらったことがありますが、その時の役は好青年で、その時に佐藤さんが『良い人をやるのは、実は辛いんです』と言っていたことを覚えています。その後佐藤さんは『ひとよ』で少しだけ悪い役を演じていて、“彼はこういう役もできるのか”と思い、今回お願いしました」と過去作をふり返る。「僕が知っている日本の若手の俳優の中で一番クレバーだと思っています」と佐藤さんについて語った監督は、「映画の本質をキャッチして、その中で自分がどういう人物を演じればいいかを判断できます。脚本の段階から色々な話をして、一緒に映画を作ることができる素晴らしい俳優です。何より役を演じることにすごく熱心で、休憩中もこの利根という登場人物であろうとしていました」と今回の撮影での様子も伝えた。さらに、ラストシーンへの思いを尋ねられた瀬々監督。「あのラストシーンの場所の付近に住んでいる方は、高い防潮堤ができて、海を見ることができなくなりました。ある人たちにとっては、海は見たくないものかもしれません。ただ、映画の最後で“海を見る”ということで、劇中の事件を違った角度で見ることができたのではないかと思います。憎しみの海ではなくて、“海の向こうに愛する人がいる“そんな海に見えたかもしれません。そこでの『ありがとう』というセリフが重要な意味を持っていると思います。和解して、未来に向かって生きようとする姿だと思って、このラストシーンをつくりました」と語った。そして、作品に込めたメッセージについて質問されると、「ひとつは震災の避難所で利根、けいさん、カンちゃんという3人が出会って、疑似家族を築きます。どんな状況においても、人間は人間らしく生きようとする、前向きなメッセージを伝えようとしました。ただ、そういう人達を助けてあげることのできない社会制度、そういうものに対して声をあげることの大切さ、人と人がつながって生きていくことの大切さも訴えようと思って作った作品です」と丁寧に答えた。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月15日俳優の佐藤健、神木隆之介のオリジナルグッズを販売するオンラインショップが10月15日17時に「Co-LaVo Official SHOP」としてオープンすることが14日、発表された。ショップ初グッズとして、佐藤、神木それぞれの2022年オフィシャルカレンダーと、新たな撮り下ろし写真を使用したクリアファイルが発売される。佐藤健2022年カレンダー「TAKERU SATOH RADIO DIARY 2022」は、全84ページの大ボリュームで、写真集、小説、ラジオの要素を凝縮した、これまでの佐藤のカレンダーの更なる進化版。見て、読んで、聞いて一年を楽しめる構成となっている。クリエイターには、数多くのCMでプランナーを務め、小説家、ラジオDJでもある高崎卓馬をはじめ、佐藤の魅力を引き出すに相応しいクリエイターが集結し、大人の魅力たっぷりのカレンダーに仕上がっている。神木隆之介2022年カレンダー「RYUNOSUKE KAMIKI 2022 CALENDAR」は、2021年という「今」の神木の魅力が存分に楽しめる、自身のカレンダーとしては、最大使用カット数の97カットを収録した全50ページの豪華版。今年4月に放送された日本テレビの土曜ドラマ「コントが始まる」の瞬太役で金髪姿を初披露して話題を集めたが、ドラマ撮影直後のカラフルでファンタジックな時限的オフショットや、都心屋上でリラックスした様子、趣味のキャンプに夢中になる姿など、今を存分に楽しむ神木のキュートな魅力が満載となっている。佐藤、神木カレンダーは共に、「Co-LaVoオフィシャルショップ」にて、明日10月15日17時から受注開始となり、10月29日23時59分までの期間限定販売となる(先着順ではなく、期間内であれば申し込みできる)。また、この期間中に佐藤、神木のカレンダーを注文した方の中から抽選でそれぞれ20名に、本人の直筆で当選者の名前とサインが入った商品が届けられる。また、同日19時からは、佐藤健オフィシャルYoutubeにて佐藤健のカレンダー撮影時のオフショットが、19時30分からは神木隆之介オフィシャルYoutubeにて神木隆之介カレンダー撮影時オフショットがそれぞれ、YouTubeでプレミア公開される。2022年カレンダー、クリアファイルの発売以降、Co-LaVoオフィシャルショップには、新たなグッズが続々と登場する予定とのこと。
2021年10月14日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、佐藤健、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。今回初共演となった佐藤と清原だが、佐藤は「満を辞して共演させていただきました! (清原は)現場では、あまり人を寄せ付けない感じでしたが……」と振り返り、清原は「めちゃくちゃ集中してたんです!」と焦る。そんな2人にお互いに聞いてみたいことを尋ねると、清原が「最近新しく生活に取り入れてよかったことありますか?」と佐藤に質問。佐藤は「僕は生活に何かを取り入れないんですよ! 謎解きとかは変わらずしてますが、新しい何かを取り入れるとかはないんですよね。暗いんです……すみません」と素顔を明かした。佐藤は清原に聞いてみたかったこととして「まだ未成年でいらっしゃるんですよね。なるほど……。考えられないです! 20代中盤で、もう主演作品を10本以上やってきているような貫禄を、撮影の時から持ってらっしゃったんですが、何ででしょうか? 色々な人に意見するときも全く物怖じしないというか、10代というのが信じられないんですが、本当ですか!?」と清原に質問する。清原は「佐藤さんの中で、どんなイメージがあるんですか!?」とつっこむが、監督も「最初に朝ドラ『なつぞら』を見た時に、最後30代の役をやっていて、びっくりしました! 本当に大人っぽいですよね。秘訣は?」と加勢。清原はそんな2人に「ずっと緊張しているんです、私。動かないくらい緊張していて、堂々としている風に見えているだけかもしれないです」と答え、佐藤は「初日舞台挨拶の時も変わらず凛としていたのですが、『緊張しているんです』と言った時は可愛かったですね」と、清原の舞台裏の姿を明かした。
2021年10月07日現在公開中の中山七里原作ヒューマン・ミステリー映画『護られなかった者たちへ』より、佐藤健扮する連続殺人事件の容疑者として追われる利根と、阿部寛扮する彼を追う刑事・笘篠がついに対峙する、緊張感たっぷりの本編映像が到着した。震災から10年目の仙台で、連続“餓死”殺人事件が発生。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件で刑期を終え、出所してきたばかりの利根。笘篠は、利根をあと1歩のところまで追いつめるも、決定的な証拠が掴めないまま、第3の事件が起きようとしていた。その被害者として狙われるのが、国会議員で若手政治家のホープ・上崎(吉岡秀隆)。今回到着した映像は、そんな上崎の講演会後のワンシーンだ。『護られなかった者たちへ』本編映像利根が接触して来ると思われた講演会を厳重警戒する笘篠だが、怪しい動きもなく終了。そして上崎は、多くの警護に見送られながら駐車場を離れようとするが、フードを深く被った利根が突然現れ、「話がある」と切羽詰まった表情で迫りかかる。しかし利根は、駆け付けた笘篠に投げ飛ばされてしまう。何とか上崎に食らいつこうとする利根だが、笘篠の部下・蓮田(林遣都)ら警官に取り押さえられる。ついに捕らえられた利根。本編では、上崎に接触した目的にも注目だ。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月03日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。11年ぶりの共演となった阿部に対し、佐藤は「少しでも成長した姿を阿部さんにお見せしたいなという気持ちもあった」と明かす。阿部は「もう十分に成長したよ。ずっと役でいられるんですよね。その姿を見て背筋が伸びる思いがしましたし、今回もいろんなキャンペーンをやっている中でも非常に立派になられたなというか、この11年、もっとその前からだったかもしれないけど、すばらしい俳優さんになられたなと思っています」と絶賛した。また、9月20日に行われた公開直前イベントでは佐藤が阿部のLINE事情を気にしていたが、「僕は阿部さんの連絡先を知らず、まさかの林遣都くんは交換してたという情報を後で知り、衝撃を受けました」と苦笑し、その場で無事に連絡先を交換したという。「阿部さんがどういうスタンプだとか、絵文字だとかを使ってるのかなあと、興味深かったんですよ。僕が『佐藤です。よろしくお願いします』と初めて送ったら、(阿部からは)『お願いします』ってシンプルな一言に、最後、"ぴえん"の顔がついてましたね」と驚き混じりに報告する。阿部は「打ち上げもできないし食事もできなかったので、今後機会があったらぜひとも」と今後の交流にも意欲的だった。
2021年10月01日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが出演する『護られなかった者たちへ』から、豪華キャストのメイキング&インタビューを交えた15分もの公開記念特番が解禁。YouTube「松竹チャンネル」ほか、「佐藤健チャンネル」に映像がアップロードされている。今回解禁されたのは、本編映像、メイキング映像、そしてキャストのインタビューと、新着映像たっぷりに本作に迫った特別番組。連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤健)と刑事・笘篠(阿部寛)ら、登場人物の背景が丁寧に描かれ、物語の核心に迫っていくもの。緊急事態宣言による撮影延期を経て、ようやくクランクインできた本作。各キャストのインタビューでは、制作中止の危機を乗り越え、撮影に挑んだキャストそれぞれの、本作への想いや現場でのエピソードが明かされていく。作品への思い、そして利根という役を演じる覚悟を話す佐藤さん、印象深い撮影シーンや本作で伝えたいメッセージを話す阿部さん、自身の役柄について語る林さん。また、清原さんは本作で初めて経験したことがあったと語り、倍賞さんは佐藤さんとの散髪シーンの撮影秘話を語る。佐藤さんの「人と人の繋がりだとか絆だとか愛が見ている方に伝わってくれたら嬉しいなと思います」、そして阿部さんの「心というものがこの作品に表れてくる」というメッセージとともに、映画への余韻を残した映像となっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月28日俳優の佐藤健が主演を務める映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の特別映像が24日に公開された。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。今回解禁されたのは、本編映像、メイキング映像、そしてキャストインタビューと、新着映像満載の特別番組。連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤健)と刑事・笘篠(阿部寛)、そしてその他の登場人物の背景が丁寧に描かれ、物語の核心に迫る。緊急事態宣言による撮影延期を経て、ようやくクランクインできた本作。各キャストのインタビューでは、制作中止の危機を乗り越え、撮影に挑んだキャストそれぞれの作品への想いや現場でのエピソードが。佐藤は利根という役を演じる覚悟を話し、阿部は印象深い撮影シーンや本作で伝えたいメッセージ、林は自身の役柄についてを語る。清原果耶は本作で初めて経験したことがあったと明かし、倍賞美津子は佐藤との散髪シーンの撮影秘話を明らかにする。佐藤の「人と人の繋がりだとか絆だとか愛が見ている方に伝わってくれたら嬉しいなと思います」、阿部の「心というものがこの作品に表れてくる」というメッセージとともに、映画への余韻を残し映像は幕を閉じる。(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月28日佐藤健が主演、阿部寛や清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが集結した『護られなかった者たちへ』。 この度、佐藤さんが身体を張って迫真の演技を魅せる1シーンのメイキング映像が解禁となった。今回解禁されたのは、予告映像の冒頭でも使用されている佐藤さん演じる主人公・利根が泥水に浸かり「ふざんけんな!」と絶叫するシーンの裏側。震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり地面に押さえつけられる場面だ。「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤さん自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間をとらえたシーンとなっている。初映像となる特報映像が解禁された際から話題となった本シーンは、一連の動きを入念にチェックして挑み、現場でも慎重に撮影されたという。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せた佐藤さんだが、カメラが回った瞬間、感情が溢れ出る”利根”となり、その人となりの違いに驚かされる。佐藤さんはグラウンドにできた泥の水たまりを見て、「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げ、このシーンに入り込んでいき、倒れ方や顔の浸かり方を細かくスタッフ・共演者と確認し、率先して段取りを進めていく。結果、顔の半分が泥水に浸かった状態で絶叫するという衝撃的なシーンが誕生した。全身全霊で芝居に臨む佐藤さんの熱情とスタッフがひとつになった瞬間であり、観る者の心を震わせるシーンとなっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月24日俳優の佐藤健が主演を務める映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)のメイキング映像が24日に公開された。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。この度公開されたのは、予告映像の冒頭でも使用されている佐藤健演じる利根が泥水に浸かり「ふざんけんな!」と絶叫するシーンの裏側。震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり地面に押さえつけられる場面で 「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間の1シーンとなっている。このシーンは一連の動きを入念にチェックして挑むなど、現場でも慎重に撮影された。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せる佐藤だが、カメラが回った瞬間、利根として感情が溢れ出す。グラウンドにできた泥の水たまりを見て「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げるなど、積極的にこのシーンの作り込みに臨んだ佐藤。倒れ方や顔の浸かり方を細かくスタッフ・共演者と確認し、率先して段取りを進めていく。結果、顔の半分が泥水に浸かった状態で絶叫するというシーンが誕生した。(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月24日「推しの王子様」最終話が9月23日オンエア。渡邊圭祐演じる航の“ケント様”姿にSNSが沸くと共に、比嘉愛未演じる泉美の告白に「推しに対して誠実」など絶賛の声が送られる一方、ディーン・フジオカ演じる光井にも多くの反応が投稿されている。乙女ゲームにハマって自ら乙女ゲームベンチャーを起業、大ヒットを生み出した主人公が、自分の理想の推しにそっくりな男性と出会ったことから始まる“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描いてきた本作。キャストは自分が起業した「ペガサス・インク」を辞めた日高泉美に比嘉さん。泉美の“理想の推し”である「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりな五十嵐航に渡邊さん。泉美と共に「ペガサス・インク」を起業、その後彼女と交際を始めたが別れた光井倫久にディーンさん。航とは幼なじみの乙女ゲーム大好きな大学生で、「ペガサス・インク」でインターンをしている古河杏奈に白石聖。光井に対し好意を寄せる「ペガサス・インク」のプランナーの有栖川遼に瀬戸利樹。2.5次元俳優推しの「ペガサス・インク」デザイナー、渡辺芽衣に徳永えり。女性アイドル「26時のマスカレイド」ヲタクの小原マリに佐野ひなこ。編み物が好きな「ペガサス・インク」エンジニア、織野洋一郎に谷恭輔。プロのミュージシャンを目指す藤井蓮に藤原大祐。コンテンツビジネスに進出するため「ペガサス・インク」を買収した「ランタン・ホールディングス」代表取締役社長の水嶋十蔵に船越英一郎といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は乙女ゲームへの情熱を失った泉美がペガサス・インクを辞め、実家に帰ってしまう。ランタンの小島(竹森千人)が新社長に就任するが、業務フローを変えたことで「恋する森の中へ」のクオリティが低下、炎上してしまう。そのことを知った泉美は匿名のブログで改善点を提案。ブログに気付いた杏奈が社員たちにブログを見せ、それを元に航たちはゲームを改善。炎上は収束する。光井たちは十蔵にランタンからの独立を要望、十蔵もそれを受け入れペガサス・インクは再び一からやり直すことに。航は「ラブ・マイ・ペガサス」を再開しようとしていることを泉美に伝え、オフィスに戻ってきた泉美の前にケント様の衣装で現れる…という展開。リアル“ケント様”として泉美の前に現れた航に「航くん!!!!リアルケント様じゃん!」「え?ケント様。流石に盛大なお迎えすぎではないだろうか」「この衣装が似合うなんて、さすがリアルケント様だわ」という声や「ケント様の衣装を着たことで、改めてタイトルの回収したってことだよね」といったコメントが送られる。そして航は泉美にこれまでの想いと共に、ペガサスに戻ってきて欲しいと伝える。すると泉美は航のケント衣装を脱がせた上で「航くんのことが好きです」と自分から“告白”…「社長から衣装ぬがせての告白は痺れた……最初から最後までカッコイイ」「好きなのは航だからケント様衣装を脱がせたの素敵」「ケント様の衣装をちゃんと脱がせてから告白する泉美、最後まで推しに対して誠実」と、この告白にも好感の声が続出。「これからは恋愛じゃなく、俺は、俺なりのやり方で想っていくことにする」と、泉美と新しい関係性を築く決意を固めた三井にも「ちょっぴり心にチクッとするものあるけど、吹っ切れた顔の光井を見れて安心」「ミッチーにはきっとこの先素敵な出会いが待ってるよ」といった声も投稿されている。(笠緒)
2021年09月24日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の公開直前トークイベントが20日に都内で行われ、佐藤健、阿部寛、林遣都、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。作中では緊迫感のある関係性だったキャスト陣だが、トークでは「聞いてみたかったこと」をテーマに、佐藤が阿部に「阿部さんって、LINEとかされるんですか?」と直撃。阿部が「LINE、するんですよ」と答えると、佐藤は「スタンプとか使われたりするんですか?」とたたみかける。「スタンプというか、にこにこみたいな、線になってるやつを使います。黄色いやつを使います」と言う阿部に、佐藤は「黄色い丸い顔のやつですか?」と深掘りし、満足げにしていた。一方、阿部は佐藤に「こないだ、一緒に雑誌の取材を何件か受けて。僕いつも困るんだけど、カメラマンの人の『かっこいいですね〜!』『いいですよ!』というかけ声で、非常に困ってテンション下がるんです。佐藤さん、いかがですか?」と尋ねる。佐藤も「あれ、困りますよね」と苦笑し、「まだ『心の底から言ってくれてるんだな』という時はいいんですけど、明らかに仕事の、呼吸をするかのように言う人っているんですよ」と明かす。「コミュニケーションが取れない。やめてもらいたいな」という阿部に、佐藤は「確かにそこは僕もそう思ってました。まぁでも撮ってる人のことを考えると、阿部さんを撮ったら『かっこいい』って漏れちゃうのは仕方がないことなのかなと思います」とフォロー。このトークの流れを受けて、フォトセッションで「かっこいいです!」と声がかかると、キャスト陣は顔を見合わせて笑顔を浮かべていた。
2021年09月20日俳優として活躍するだけではなく、新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。最近夢中になっているのが、『A』の洋服作り。「Answer」の頭文字で、デザイン、生地、着心地などすべての条件を備えた自分が欲しい一着、つまりアンサーといえる服を作るのがコンセプト。これまでコート、パンツ、Tシャツなどをリリースしていて、今回写真で着ているタートルネックとベージュのカーディガンは、『A』のアイテムだ。「もともと服に対するこだわりは強かったけど、若いときは何が正解なのかはっきりわかっていなかったから、自分がいいと思うものとは別に、薦められる服を着たりもしていたんです。だけど20代後半になると自分の感覚がやっぱり正しかったというか、いいと思うものを自信を持って言えるようになってきて。そうすると、スタイリストさんたちは面倒くさいわけですよ(笑)。そんなにこだわりが明確なら自分で作りなよ、と言われて『A』を立ち上げました」今はたまたま洋服だが、こうした考え方は「すべての物事にアンサーを出したい」と語る、いわば佐藤さんの人生哲学だ。一方で演じることは、正解がすぐには導き出せない最たるもののようにも思えるが、そこにもやはり、“ならでは”の哲学が存在する。「アンサーが出ないとしても、そのとき何をするのがベストなのか、その瞬間どういうアプローチが最善なのかを見つけていきます」出演を決めるときに大事にしているのは、勝機が見えるかどうか。昨年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』はドSキャラの医師がハマり役となったが、意外にも勝機がなかなか見えなかったそう。「勝てないかもしれないけど、負けはしないラインを死守しようと思って、キャラクターの魅力を出すことに注力したんです。だってラブストーリーなんだから、キャラが魅力的じゃないとラブにならないじゃないですか(笑)。こんなに多くの人に好きになってもらえるなんて想像もしていなかったから勉強になったし、だったら次は、もっといいものを絶対に提供できるなとも思いましたね」一見クールなのに慕われるのは、言葉や態度に嘘がないから。謎を解くのが本当に好きなことも伝わってくる。そうやって冷静に考え、変化すべきときを逃さず、人生を切り拓いてきたのだろう。「誰よりも面倒くさがりな僕が言えたもんじゃないけど、だからこそここぞというときを見極めて、本気を出すんです。もうひとつ言うと、本当に大事なのは思いやりを持つことだけ。相手が喜んでくれることならやったほうがいいっていう、ただそれだけなんです」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。1枚目写真タートルネックワッフルニット¥18,150(A/ABYTS)リング¥55,000(シャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)ブロータイプメガネ¥46,200(サイ・スペックス/グローブスペックス エージェント TEL:03・5459・8326)マッドフレームメガネ¥41,800(ロバート・マーク/グローブスペックス エージェント)その他はスタイリスト私物2枚目写真ケーブルカーディガン¥19,800(A/ABYTS)中に着たショートスリーブニット¥63,800(ジ エルダーステイツマン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥481,800イヤーカフ¥687,500リング¥159,500(以上ミラモア/ミラモア ファイン ジュエリー TEL:03・5738・7803)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月19日俳優としての活躍ぶりはもちろん、YouTube、LINE、洋服作り…。新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。本人へのロングインタビューから、その軽やかで、芯の通った生き方の魅力を読み解いていく。自身のYouTubeチャンネルのカメラも入っていたこの日、佐藤健さんは時折スタッフのことを笑わせ、終始リラックスしていた。役者という主軸をどんどん太くしながら、役から離れた姿を見せることにも積極的で、理想の一着を追求したい気持ちに駆られ洋服作りを始めるなど活動の幅をさらに広げている。「一番のターニングポイントを挙げるなら高校卒業後、大学に行こうと思っていたけど、それをやめて役者の道に進んだことですね」高2でスカウトされ、高3のときに若手俳優の登竜門とされる仮面ライダーシリーズの主演を、オーディションで勝ち取った。しかし先の保証は何もない世界。役者と並行して進学するのが無難といえたが、その道を選ばなかった。「大学に行く理由が『なんとなく』で、具体的にやりたいことがあったわけじゃなかったから。そんなとき役者という選択肢を渡されて、唯一これはやりたいことだと思えたんです。進学も一応考えたけど、面倒くささが圧倒的に勝りました(笑)」出演作はすべてがターニングポイントと言い切るが、来る仕事が変わったという意味で転機となったのが『るろうに剣心』だった。「この作品以降主演のオファーが増えてきました。主演することで作品そのものをよくするために、もがくようになりましたね」最新映画『護られなかった者たちへ』も、もがきながら関わったであろうことが伝わってくる、難しい役どころだ。東日本大震災後の宮城を舞台にした本作は、社会福祉の網の目からこぼれ落ちてしまう人々を通して、さまざまな立場からの正義を描いた社会派ドラマ。佐藤さんは被災者であり、不可解な連続殺人事件の容疑者とされる利根という男を演じている。「世の中の理不尽なことに対して、怒りややるせなさを感じた経験は誰しもあると思うので、その気持ちを代弁するのがこの映画における自分の役目だと思いました」児童養護施設で育った利根は、避難所で出会った同じように身寄りのない子どもや女性と、奇しくも本当の家族のようになっていく。「親の存在や青春らしい青春も知らず、孤独な人生を送ってきたから、彼女たちと出会って家族の温もりみたいなものを感じて、救われたんだろうなと思います」利根のように、人との出会いが人生を大きく変えることもやはりある。佐藤さんは20歳前後で、人間関係の大切さに気がついた。「子どもだったからしょうがないんだけど、それまでは友達に対してちょっとした嘘をついたり、隠し事をすることもありました。だけどそれをしている限り、自分はずっと孤独なんじゃないかとふと思って。仲のいい友達には嘘も隠し事もなくして、自分に対してもそうあってほしいと思うようになりましたね。友達に限らず人間関係は、人生において間違いなく大事なものだから」最近の大きな変化といえる、前所属事務所からの独立も、人との出会いや向き合い方を大事にしてきた末の前向きな決断だった。「自分のやりたいことを、より自由にできる環境に身を置きたいと思ったんです。別に今までも抑圧されてきたわけではないけれど、興味の幅や種類がだんだん広がってきているし、この先たぶんもっと広がっていくんだろうなと思ったので。一緒に独立した神木(隆之介)やマネージャーなど、同じほうを向いている人たちがいたからできたことであって、ひとりだったらしていない決断です」窮屈になってから環境を変えるのではなく、やがて来るいつかのために布石を打つ。これを実際に行動に移すのは難しいことのはず。「自分の人生なのだから、やりたいことができたら何にも邪魔されず行動したいし、何をやりたいと思うかなんてわからないじゃないですか。だからいつでも自由でいられるよう、そこは先手先手で動いていきたいんですよね」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。シャツ¥143,000リング、細 各¥49,500太¥38,500(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス TEL:0120・95・2746)イヤーカフ¥16,280(ノウハウ/ノウハウジュエリー TEL:03・6892・0178)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月18日佐藤健はなぜ多くの人を惹きつけるのか。彼をよく知る、異なる立場の6人がその才能を分析する。瀬々敬久/映画監督芝居に命をかけていると思える瞬間が何度もあります佐藤健さんの強みは、クレバーさからくる類稀なセルフプロデュース能力ではないでしょうか。客観的な視点で、変幻自在に自分を見せていく。映画やドラマだけでなく、現実と虚構の間にあるようなSNS的な場でも、新たな自己を作り上げ、エンターテインメントとして楽しんでもらうことに意義を感じている。でも、やっぱり現場で見ると、芝居に命かけてるなあと思える瞬間が何度もあって、そこが尊敬というか好きなところです。ぜぜ・たかひさ’89年、監督デビュー。最新作『護られなかった者たちへ』で『8年越しの花嫁 奇跡の実話』以来4年ぶりに佐藤さんとタッグを組む。ノブ(千鳥)/お笑い芸人人のことをよく褒めるし、興味と才能へのアンテナが敏感素直でかわいいんです。失敗したら負け顔を見せてくれるし、千鳥のバラエティではただの情けない男になってくれる。でも楽しさや魅力を伝えるときはしっかり導いてくれるので、映画版ののび太みたいです。あと、よく人を褒めます。うちの嫁のこともめちゃくちゃ褒めてくれるんで、2年くらい嫁の機嫌がいいようです。ありがとう。興味と才能に触れたいというアンテナがビンビンなので、何か新しいことをやっていくんでしょうね。ノブ千鳥のツッコミ。『いろはに千鳥』『佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!』などで共演。家族ぐるみの付き合いをしている。岩津正洋/映像ディレクターまた一緒に仕事をしたいと思わせてくれる誠実さが魅力YouTubeのロケで初めてご一緒したとき、自分がよいと思ったことはとことん掘り下げ、しっかり伝えたいという誠実さが随所に表れ、最高に面白いロケに。こういうところがまた一緒に仕事をしたいと思わせるんでしょうね。アドリブ能力も高く、僕が一切カンペを出さずにロケをしたのは、千鳥以外で健さんが初めて。謎解きやお笑いなど「いちファン目線」のスタンスを崩さず楽しむ姿も、ファン層を広げている一因だと思います。いわつ・まさひろ(株)よしもとブロードエンタテインメント所属。『いろはに千鳥』を約8年間担当。『佐藤健×千鳥・ノブ 初の富山2人旅!』を制作。Taka(ONE OK ROCK)/ミュージシャン自分よりもよっぽどロック。いつも勇気をもらいます!常に冷静で、思いやりのある人です。ライブのセットリストやプライベートの相談をすることも数多くあり、毎回すごく的確なアドバイスや意見をくれます。また何かあれば駆けつけてくれる優しさも持ち合わせています。年齢を重ねることでだいぶマイルドにはなりましたが、どストレートにものを言う辺りは「自分なんかよりもよっぽどロックだな」と思います。そして、目標に向けて突き進む姿勢は、本当にいつも勇気をもらいます!タカONE OK ROCKボーカル。佐藤さんが同バンドのファンだったことから仲良くなり、親友に。『るろうに剣心』全シリーズの主題歌を担当。ふくらP(QuizKnock)/クイズ作家考えることがとにかく好き。自分なりの答えを必ず導きます健さんの魅力はとにかく考えること。謎解きやパズルによく誘っていただくのですが、クリアできないと直後に反省会。分析好きなのはエンタメに対しても同じで、それがなぜ面白いのか必ず健さんなりの答えを導いています。先日のYouTubeの撮影でも、スタッフの方と編集方針を直接お話ししたり、できた動画に修正の指示をしたりしていました。より楽しんでもらうにはどうすればいいか、考えるのを厭わないのが本当に素敵です。ふくらピーQuizKnockのYouTubeプロデューサー。佐藤さんとは謎解きを頻繁に楽しむ仲で、お互いのYouTubeチャンネルに出演。渡邊圭祐/俳優視野の広さ、ペースを乱さず歩むスタンスに憧れを抱きます太い芯があるのにミステリアスで、もっと知りたくなる。魅力の底知れなさを感じます。いかなるときも佐藤健としてそこに存在できるのも強みだと思います。役以外で接していると、ああ佐藤健だなあと思わせるんです。探究心が強く、知識の深さがとてつもないので、発する言葉が少なくても説得力を持っている。そこにユーモアを足せる余裕と視野の広さ、ペースを乱さず歩みを進めるスタンスに憧れを抱きます。あとシンプルに優しい。わたなべ・けいすけアミューズの先輩・後輩だった間柄で共に『仮面ライダー』出身。『恋はつづくよどこまでも』で共演。『推しの王子様』出演中。さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。コート¥847,000(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン TEL:03・4400・2656)中に着たタートルネックワッフルニット¥18,150(A/ABYTS)サングラス¥40,700(ルノア/グローブスペックス エージェント TEL:03・5459・8326)イヤーカフ¥57,000リング¥86,000(共にシャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月17日比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカらが出演する「推しの王子様」の第10話が9月16日放送。乙女ゲームへの情熱を失った泉美に共感の声が殺到する一方、SNSには最終回で“泉美と航が結ばれて欲しい”という投稿も多数寄せられている。乙女ゲームにハマり起業、自ら大ヒット乙女ゲームを作りだした主人公が、自分の推しキャラにそっくりな男性と出会ったことから始まるラブストーリーを描いてきた本作。乙女ゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」をヒットさせた「ペガサス・インク」社長の日高泉美を比嘉さんが演じるほか、泉美が見出し、今では立派なクリエイターへと成長した五十嵐航に渡邊圭祐。泉美とともに「ペガサス・インク」を起業し、彼女と交際を始めた光井倫久にディーン・フジオカ。「ペガサス・インク」に内定が決まった古河杏奈に白石聖。「ペガサス・インク」プランナーの有栖川遼に瀬戸利樹。「ペガサス・インク」社員の渡辺芽衣に徳永えり、小原マリに佐野ひなこ、織野洋一郎に谷恭輔。「ペガサス・インク」を買収した「ランタン・ホールディングス」代表取締役社長・水嶋十蔵に船越英一郎といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10話では「ペガサス・インク」が「ラブ・マイ・ペガサス」のサービスを終了させてまで「ランタン・ホールディングス」の傘下に入り、ランタン側からやってきた小島(竹森千人)を統括部長に加え、オフィスもランタン本社内に移る。十蔵からは「家庭用ゲーム機でプレイできるコンシューマーゲームも作りたい」と提案される一方、ゲームの世界観を壊しかねないタイアップを迫られるなど、今までにない環境の変化に多忙を極める社員たち。そんななか泉美は大事なプレゼンで失敗。自分のなかから乙女ゲームへの情熱が失われたことに気付き、会社を辞めると社員たちに告げる。航は泉美を追って彼女の自宅に行くが、もぬけの殻で…というストーリーが展開。SNSでは乙女ゲームへの情熱を失った泉美の姿に「キラキラしてて輝いてた泉美さんが好きだった乙女ゲームに情熱が無くなっちゃって…見てて辛かった」「推しを失ったら我々もああなることを推しの王子様が教えてくれてる」「わかる。泉美ちゃんが『推し』を失った、見失った時のあの状態!多分、私もそうなる」など共感の声が殺到。いよいよ次回で最終回となる本作だが、視聴者からは“結末”について「先週今週って辛すぎる。最終回でみんな笑ってて欲しいよ」といったハッピーエンドを望む声とともに、「そもそも乙女ゲーへの情熱を失ったならどうやって立ち直る?そこでやっぱり航くんになるのかな…」「年の差がある恋人でも好きであれば良い関係を築ける事を推しの王子様でも、見せて欲しい」など、泉美と航が結ばれるラストを望む投稿が次々とアップされている。(笠緒)
2021年09月17日俳優・田中圭は、愛される天才だと思う。9月17日から配信がスタートする痛快ミステリードラマHuluオリジナル『死神さん』。そこで田中圭が演じたのは、「死神」と呼ばれる曲者刑事・儀藤堅忍。誰とも群れず、誰からも愛されない孤高のダークヒーローだ。けれど、田中圭自身は、儀藤とは正反対。人なつっこくて、あっという間に距離を縮め、周囲の心を掴んでいく。どうして田中圭は愛されるのか。彼自身の信条から、その理由が見えてきた――。台詞覚えは地獄です(笑)ウェーブのかかった髪に、大きなホクロ。そして、独特の喋り口調。これまでたくさんの役を生きてきた田中圭だが、その多数のフィルモグラフィの中でも儀藤堅忍は極めて独特だ。特徴的な台詞回しや前のめりの姿勢など、外側の部分に関しては、監督の堤幸彦からもらったアイデアをベースにつくり上げていったという。「息継ぎのポイントや抑揚のつけ方が独特で、完成したものを家で観ているときに、『これ、どうやって練習したの?』って聞かれました。それぐらい特殊なキャラクターではありますが、僕自身は全然何も意識していなかったというか。難しいと感じることもあまりなく、自然に、何も考えずにやっていたら、ああなりました」唯一苦戦したのは、長台詞。思えば、8月に上演された舞台『もしも命が描けたら』でも、前半はほぼ一人芝居と言ってもいいくらい膨大な台詞量だった。忙しい毎日の中でどうやって覚えているのかと聞いてみたら、コツは「ない!」ときっぱり言い切った。「特別なことはやってないです。本当に1文字ずつ覚えているだけ。基本は黙読です。黙読で覚えて確認で声を出すという感じ。でもひとりでやっていても覚えているかどうかわからないので、現場に入るまでいつも不安なんです」と言いつつ、今作でも台詞が飛んでNGを出すことはほぼなかったそう。「自分でもわかりませんが、なんとかできているみたいで。でも台詞覚えは苦行です。地獄です(笑)。台詞を言うということは、それを覚える作業が必要ですけど、その覚える時間を事務所もスタッフも考えてくれていない。そこはどうにかしてくれと思っています(笑)」こんな人いそうだな、と思いました。これまで多くの作品で多くの役を生きてきた。どちらかと言うと、日常の延長線上にある題材が多く、その役がどこかで本当に生きていると感じさせる人物造形を得意としてきた田中圭にとって、儀藤堅忍というキャラクター性の強い役は新鮮な印象もある。「新鮮は新鮮ですけど、やっぱりどこまで行っても僕だなと。良くも悪くもキャラクターが立ちすぎていないというのは、自分で見て感じました。僕がやるとフィクションになりきらないというか、実際こんな人いそうだなってなるんですよね」そう答えてから、付け加えるようにこう続けた。「それは日頃から自分の武器だと捉えてはいますが、ここまで強烈な役をやってもそうなるのかと。だったらもっと大げさにやってみても良かったかなと思ったので、できれば続編というか、もう1回、儀藤をやりたいです」自分に対するジャッジは常に厳しめ。簡単に及第点をつけないから、俳優・田中圭の進化は止まらないのだ。ペットボトルの分別をしない人は許しません芝居に対しては一切妥協を許さないが、素の人柄はどこまでも親しみやすい。「逃げ得は許しません」が儀藤の決め台詞。では、田中圭が許せないことと言えば何だろうか。「結構ありますよ。ペットボトルのラベルを、明らかにみんな外して捨ててあるところに、取らずに捨てる人を見ると腹立ちます。見たらわかる!っていう(笑)。別にそんなに分別にうるさい方とかではないですけどね。ちゃんとキャップもラベルも分けているところに、そのまま捨てていく人を見ると、『いやいやどうして?気づかなかった?』ってなります(笑)」また、今作は各話ごとに儀藤の相棒が替わるのも見どころのひとつだ。「毎話相棒が替わるからこそ感じる刹那的なものがある。短い時間の中でもお互いの間に一瞬でも生まれる何かが確実にあって、演じていてもすごく楽しいです。お芝居の達者な方々が勝負しに来てくれているので、僕自身、迎える立場として、来てくれている人に儀藤を楽しんでもらえるようにいようとは毎回思っていました」ちなみに、田中圭自身の相棒を聞いてみると…?「嫁です。嫁しかいないです(笑)。物で言ったら、結構いろいろあるかも。ケータイとか財布とか、あとは目薬とか、今だったら蜂蜜味ののど飴も。カバンの中には、これは手放せないっていうものがいつも入っています」“楽しんでいるやつが一番強い”と思うんです堤幸彦監督とは、2007年に公開された映画『包帯クラブ』以来のタッグ。こうした再会が、田中圭の原動力のひとつとなっている。「お互い違う現場で吸収したり修行したりして、またどこか別の現場で再会する。それが、僕がこの仕事が好きな理由のひとつです。仲が良いからつながっていくのではなくて。何て言うんだろう。久々に再会したときに、そこで『この会っていない何年間の間に何をしてきた?』っていうのをやり合えることがうれしいんです。それはスタッフもそうだし、俳優同士もそうだし」そう語る言葉の温度がぐっと上がる。好きなことを話しているときの田中圭は、ものすごく素直な顔をしている。「堤さんとも、さすがに14年も空くと、ほぼ初めましてと変わらないみたいなところもありましたが。それでも懐かしさみたいなところもあったし、自分自身もあのときとは違いますよと。いい意味で新鮮で、刺激的で、チャレンジな毎日を過ごすことができました」今から約14年前。あの頃の田中圭はどんなことを考えながら日々現場に立っていたのだろうか。「何を考えていたんですかね、あの頃の自分は。みんなすごいなあと思いながらやっていました。それこそ石原さとみちゃんが監督から急に今までと違うオーダーをもらって、でもそこですぐに芝居を切り替えて涙を流しているのを見て、『すごい、こうやって泣けるんだ女優さんって』って思ったりとか。基本的に過去のことを覚えていない人なので、14年も前となるとより覚えていないですけど、考え方も、蓄積しているものも、全然違うんだろうなとは思います」積み重ねた時間の分だけ俳優として成長した。久々の再会でそれを感じると同時に、あの頃と変わっていないものも見つけることができた。「堤さんの、監督自ら第一線で楽しそうに現場にいてくれるところが僕はすごく好きで。何だろうな、合うんですよ、自分とベースの部分が」そう言って、田中圭が話しはじめた信条は、彼自身の魅力がたっぷりつまったものだった。「そもそも自分の考え方で、“楽しんでいるやつがいちばん強い”というものがあるので。撮影中ってしんどいことが押し寄せてくると思うんです。というか、生きているだけでしんどいこととか山ほどあるし。でもその中で、まずは楽しむ。その姿勢が、周りの士気を上げてくれる。堤さんはそういう人で。そんな堤さんを見て、僕も楽しもうと思ったし、もっと監督を楽しませたいなって思いました」ここ数年、ドラマ、映画、舞台と出演作が切れ目なく続く。傍目から見ていても、時々心配になるほど多忙な日々を送っている田中圭が、それでもまるで色褪せないのは、どんな状況でも楽しむ気持ちを忘れないから。ハードなスケジュールも、膨大な台詞量も、「まじか…」と言いつつ、最後は楽しんで乗り切ってしまう。そんな姿に人は惹かれていく。「そう考えたら、『包帯クラブ』をやっているときも、監督から無茶振りをいっぱいされて、それに応えると監督がケラケラ喜んでくれて。監督が喜んでくれるから頑張ろうと思っていたなって、今思い出しました。そこは今もあの頃も変わらないかも。ただ、あの頃とはっきり違うのは、無茶振りされるたびにイヤ~なプレッシャーはあるけど(笑)、当時はただのイヤなプレッシャーだったのが、今は監督の無茶振りに乗った上で、そう来るならこう動いていいですよねって自然な流れでそこから派生する動きや感情を出せるようになった。この『死神さん』は、そうやって『あのときの自分とは違うぞ!』って自分を鼓舞しながらやれた現場でした」この取材が行われたのは、9月7日に生配信された記念イベントの後。ひっきりなしに続く取材の最後で、時間はすでに22時をまわっていた。それでも田中圭は疲れなんて感じさせないように、カメラの前でおどけたポーズをとる。それを受けたカメラマンが「元気ですね」と声をかけると、「空元気っす」と笑った。これもまた楽しむことを大切にする田中圭らしい一コマだ。ピンチも、プレッシャーも、疲労すら、楽しむ。だから、田中圭は愛されるのだ。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント田中圭さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!Huluオリジナル『死神さん』は9月17日(金)より配信スタート撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年09月17日俳優の佐藤健が主演を務める映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)のメイキング映像が17日に公開された。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。今回解禁されたのは、連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤健)を、刑事・笘篠(阿部寛)、そして部下の蓮田(林遣都)が雨の中全速力で追いかけるシーンのメイキング映像。本編の中でも、苫篠と蓮田が利根に初めて接触する、緊張感高まる場面だ。現場では「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ!」と瀬々監督から声が上がるなど、熱気あふれる撮影となったという。キャストとスタッフを悩ませたのは当日の雨で、瀬々監督の中では雨の中で撮るつもりはなかったが、スケジュール的にもあとがなかったために、キャストは全身ずぶぬれになりながら幾度も繰り返し走る。撮影隊も必死でついていき、苫篠が利根を見つけて走り始めるシーン、長い歩道橋でひたすら走り続け追いかけるシーン、歩道橋を降りてから住宅街へと続くシーンと、長距離走り続けるカットが繰り返し撮影された。このシーンの撮影は佐藤と阿部も相当堪えたようで、佐藤は「長いんですよ、距離が(笑)。結構何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部も「雨の中1日中、林君と何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走って、結構(体力が)もったので、自分の中ではちょっと嬉しかったです(笑)」と撮影を振り返った。
2021年09月17日SIRUPの新曲「Change」が、清野菜名と渡邊圭祐が出演する資生堂マキアージュのショートフィルム『Touching』のテーマソングに決定した。同曲は、これまで「PRAYER」「R&W」を手がけてきたA.G.Oをサウンドプロデュースに迎え、ソリッドでありながらどこか幻想的で浮遊感が佇むトラックに、エモーショナルで繊細に揺らぐフロウが心地良いダンスナンバーに仕上がっている。またショートフィルムのテーマにもなっている「新しいものに触れる事で得る変化に対して、そっと手を取り共に一歩を踏み出してくれる」というSIRUPのメッセージが込められている。公開されたショートフィルムは、清野が演じるマネキン・真希と渡邊が演じる新人ビューティーコンサルタント・涼がショッピングモールで出会い、メイクをきっかけに一歩前に踏み出すことで自分らしい魅力が引き出され、その先にドラマティックな未来が待っていることを予感させるストーリーとなっている。さらに撮影の裏側を収めたメイキング動画が特設サイトで、初共演の感想などについて語った清野、渡邊の各インタビュー動画がマキアージュ公式LINEアカウントにて公開されている。マキアージュ ショートフィルム『Touching』出演:清野 菜名 / 渡邊 圭祐 / 兵藤 公美 / 長友 郁真 / 進藤 チヨ / 玉井 らん / 湯川 紋子テーマソング:SIRUP「Change」作詞: SIRUP作曲: SIRUP / A.G.O編曲:A.G.O特設サイトURL:マキアージュ公式LINEアカウント:<リリース情報>SIRUPNew Album『cure』2LP / 配信 / CD購入はこちら:■SIRUPとHOTEL SHE, OSAKAがコラボした「Hotel cure」 がスタートHOTEL SHE, OSAKA cure 特設サイト■アプリ『channel SIRUP』ダウンロードURL:関連リンクSIRUP Official Site Twitter YouTube Instagram Facebook TikTok
2021年09月15日女優の清野菜名、俳優の渡邊圭祐が、きょう15日にWeb上で公開される資生堂「マキアージュ」のショートフィルム「Touching」に出演する。2人が出演するのは、清野演じるマネキン・真希と、渡邊演じる新人ビューティーコンサルタント・涼が働くショッピングモールを舞台にした物語。誰にも見られない夜だけ自由に動くことができる真希にとって、試行錯誤しながらメイクの魅力を伝えようとする涼はまぶしい存在。ある夜、涼のいない売場で真希は口紅にそっと手を伸ばすが……。メイクで自分らしい魅力が引き出され、その先にドラマティックな未来が待っていることを予感させる展開に注目だ。また、撮影前にメイクやダンスの練習を入念に行う真剣な姿をおさめたメイキング動画が特設サイトで、初共演の感想などを語った2人のインタビュー動画がマキアージュ公式LINEアカウントの友だち限定で公開される。2人のインタビュー抜粋は以下の通り。――今回、初共演となりましたが、いかがでしたか?渡邊:素敵な時間でした! テレビで見ていた方に、やったこともない化粧をするという、初めて味わう緊張感みたいなものを感じました。(清野さんが)本当に想像通りの素敵なやわらかい人柄で。何回も失敗したのですが、本当に清野さんで良かったなって思いました。清野:最初に見たときに、スタイルが良すぎてびっくりしました!渡邊:スーツのおかげですよ。清野:いや、もう、すごくかっこいい美容部員さんになっていました。(お会いするのは)初めてだったのですが、本当に気さくな方で、初めてな感じもしなくて、スムーズですごく楽しい撮影になりました。渡邊:よかった……。ありがとうございます。清野:美容部員さん役として、本当に難しい説明を沢山ずっとされていたので、すごく大変だったと思うんですけど。お疲れ様でした!(笑)渡邊:お疲れ様でした!(笑)――実際渡邊さんのような美容部員さんとお会いしたらいかがですか?清野:いや、もうドキドキしちゃいますよね、本当に!渡邊:働きます。資生堂さんでアルバイト(笑)。――清野さんにメイクするシーンがありますが、渡邊さんの自己評価は何点でしょうか?渡邊:100点です! もう完璧だったんじゃないですかね? 清野さんも結構満足な顔をしていらっしゃったんで、あの笑顔っていうのは、お芝居ではない気がしたんですよね。すごく素敵な笑顔だったので、多分清野さん的にも僕的にも100点。清野さんに聞いていただいても、100点って、返ってくるんじゃないかなと思います。清野:たまにリップとか、位置が少しずれたりしていましたが、最後のドラマティックミスト(EX)の掛け方とかもすごく優しさがありました。85点で!渡邊:おお……! だいぶ高めの甘めのやつ、内心32くらいの……。ありがとうございます。清野:すごく優しさを感じたので(笑)。渡邊:今の言葉に優しさを感じました(笑)。――今回撮影した動画で注目してほしいポイントはありますか?渡邊:目やチークなど色々なものを一個一個、段階を踏んでお化粧していくにつれて、(真希が)どんどん笑顔になっていくところが本当に素晴らしいものになっています。そこをしっかりと見ていただきたいなと思います。清野:エンドロールのシーンで、ダンスをしながら、駆け巡ってるところがあるのですが、心を全開放して、楽しく気持ちよく踊ったので、そこを皆さんに見ていただきたいです。
2021年09月15日清野菜名と渡邊圭祐が初共演した、資生堂のトータルメイクアップブランド「マキアージュ」のショートフィルム「Touching」が9月15日(水)よりWebで公開。新人ビューティーコンサルタントを演じる渡邊さんが、マネキン役の清野さんにメイクを施す幻想的な世界観となっている。「Touching」は、清野菜名が演じるマネキン・真希と、渡邊圭祐演じる新人ビューティーコンサルタント・涼が登場。真希は、誰にも見られない夜だけ自由に動くことができる洋服売場のマネキン。そんな彼女にとって、試行錯誤しながらメイクの魅力を伝えようとする涼の姿は眩しく見える。ある夜、涼のいない売場で真希は口紅にそっと手を伸ばし――。一歩踏み出すためのきっかけになるのは、たぶん、ささやかなこと。これから始まる、ドラマティックな予感を感じさせるショ ートフィルム。「LOOP」で話題を集めたシンガーソングライター・SIRUPが書き下ろした楽曲「Change」が流れるのも注目だ。なお、脚本はドキュメンタリー映画『エンディングノート』監督や、志尊淳主演「潤一」や「有村架純の撮休:人間ドック」を手掛けた砂田麻美。監督は、映画『僕はイエス様が嫌い』第66回サンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞、米津玄師の「カナリヤ」MV(監督:是枝裕和)では撮影を務めた奥山大史。また、ショートフィルムの公開に併せて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画が特設サイトにて公開。撮影前にメイクやダンスの練習を入念に行う真剣な姿や、素の表情など、清野さん、渡邊さんの様々な様子が収められている。今回、初共演となった2人だが、まず「素敵な時間でした!」と渡邊さん。「テレビで見ていた方に、やったこともない化粧をするという、初めて味わう緊張感みたいなものを感じました。(清野さんが)本当に想像通りの素敵なやわらかい人柄で。何回も失敗したのですが、本当に清野さんで良かったなって思いました」と、感謝を込めてふり返っている。ショートフィルム「Touching」は9月15日(水)よりWeb公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月15日2021年9月10日放送のバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、俳優の佐藤健さんが出演。番組MCを務める中居正広さんから、多くの人が気になるであろう『質問』が投げかけられた際の返答が、「さすが」「うまい」と反響を呼んでいます。佐藤健、共演者と恋に発展する可能性は?佐藤さんといえば、さまざまな作品で主演を務める人気俳優。シリアスな作品だけでなく、2020年放送のテレビドラマ『恋は続くよどこまでも』(TBS系)では、多くの視聴者を胸キュンさせるなど、幅広い役柄を演じています。ラブストーリー作品への出演も多い佐藤さんだけに、中居さんからは「相手のことを好きになることはあるのか」という質問が。多くのファンが気になっているであろう質問内容に対する佐藤さんの返答は「さすが」というものでした。好きになれたら、その作品はもう役作り完了ですよね。基本的には、好きになれるように、たぶんお互いすると思います、ラブストーリーは。そうしないと芝居できないし、そうなった瞬間、芝居がめちゃくちゃ楽になるので。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用終始感心したように聞き入る中居さん。俳優としてのプロ意識の高さ、そしてこだわりを感じる返答は反響を呼び、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられました。・でも放送が終わったら?その気持ちを引きずらないのかな?・心から役に入り込む感じなのかな。さすが、プロ!・だからこそ、佐藤さんの演技は見る人を作品の世界観に引き込むのかもしれませんね。一方で、これまで熱愛のウワサがたびたび報じられてきた佐藤さんだけに「うまくかわした感じもある」「いろいろな意味で完璧な返答」との声も。今後も、多くの作品で佐藤さんを見かける機会があることでしょう。佐藤さんの返答を聞いた後、ラブストーリー作品を見たら、また違う楽しみ方ができそうですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月11日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが出演するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』。佐藤さん演じる容疑者と、阿部さん演じる刑事、2人の涙をとらえた場面写真が到着した。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件の刑期を終え、出所したばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。今回解禁されたのは、事件から10年前の利根(佐藤さん)と笘篠(阿部さん)を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)と1人の小学生に出会う。3人は身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始める。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーン。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤さんの演技は見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部さんの演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさが伝わってくるもの。2人の涙に隠された想いが明かされたとき、多くの人の涙を誘うことになるだろう。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月11日