第15回東京フィルメックスが11月22日にメイン会場である東京・有楽町朝日ホールで開幕した。オープニングを飾ったのは、塚本晋也監督の最新作『野火』。大岡昇平氏の同名戦争文学を映画化した作品で、塚本監督は「観終わったら100%ゲンナリするのは間違いない」。それでも「暴力は映画の中だけで十分。実際に戦争が起こったら、これでは済まされない」と本作にこめた思いを熱弁した。東京フィルメックスその他の写真塚本監督が20年間温め続けた企画で、脚本、編集、撮影、製作、出演も兼ねた渾身作。第二次世界大戦末期のフィリピン戦線を舞台に、一人の日本兵の視点から戦争の恐怖を生々しく訴えかけ、今年のヴェネチア映画祭で絶賛された。2015年の日本公開を前に、フィルメックスで“凱旋上映”されることになり、塚本監督は「こうした映画が作りづらい状況で、まったく制作費がなかったが、自分とカメラ1台あればという思いだった。最終的には多くのご協力をいただき、完成させることができた」と感無量の面持ちだった。オープニングセレモニーには塚本監督をはじめ、映画に出演するリリー・フランキーと森優作、音楽を手がける石川忠が駆けつけ、「監督の長年の思いが詰まった作品」(リリー)、「今撮らないといけないという熱量が集まった作品。ぜひ目に焼きつけてください」(森)、「音響効果と音楽に打ちのめされてもらえれば」(石川)とアピールした。アジアを中心に芸術性の高い作品を多数上映し、映画ファンの熱い支持を受ける東京フィルメックス。同映画祭のディレクターを務める林加奈子氏は、「上映する25本の作品が出揃うまでは、いくつものサプライズとミラクルがあった。作り手の勇気と覚悟と愛をまっすぐ受け止めてもらえれば」と開幕を宣言した。第15回東京フィルメックス11月22日(土)から30日(日)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇にて開催中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月22日クエンティン・タランティーノからブラッド・ピットに至るまで影響を与えたと言われる塚本晋也監督の代表作『鉄男』を、塚本監督自身が全く新しい形で蘇らせた『鉄男 THE BULLET MAN』。先日より公開されている本作だが、異例の“爆音上映”が大きな話題を呼んでいる。ロバート・ダウニー・Jr.主演の『アイアンマン2』が前作を上回る勢いでヒットを記録しているが、巷を“文字通り”騒がせているアイアンマン(=鉄男)がもうひとり。「音圧を体験する」というコンセプトの下、『鉄男 THE BULLET MAN』において、塚本監督は公開劇場に可能な限り足を運び、通常の映画作品の上映とは次元の異なる、マックスの音量レベルでの上映を展開。実際に、本作の“爆音上映”を体験した観客からは「劇場が揺れている!」、「音を浴びるライヴのようだ」といった声が寄せられている。本作の公開を記念して、現在、東京・吉祥寺の吉祥寺バウスシアターでは、旧作『鉄男』および『鉄男II/BODY HAMMER』の“爆音上映”も実施!こちらも、通常の映画上映用の音響設備とは異なる音楽ライヴ用の音響設備をフルに使い、限界まで音量レベルを上げ大音響で上映しており、ファンの熱狂的な支持を集めている。6月12日(土)の上映初日には、劇場のキャパシティ200人強のところ、およそ300人がつめかけ、会場が酸欠状態になる程の大盛況だった。わざわざ劇場に駆けつけた塚本監督も“立ち見”で作品を鑑賞したとか…。ちなみに、吉祥寺での旧作の爆音上映は18日(金)まで(※上映作品は『鉄男II/BODY HAMMER』のみ)。また『鉄男 THE BULLET MAN』に関しては、メイン館のシネマライズ(東京・渋谷)での上映は20日(日)までだが、好評を受けて26日(土)からシアターN渋谷にて続投ロングランが決定!さらに、7月以降、全国各地での公開も続々と決まっている。爆音と共にハリウッドとはひと味違う“アイアンマン=鉄男”を体験してみては?『鉄男 THE BULLET MAN』はシネマライズほか全国にて公開中。■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より渋谷シネマライズほか全国にて公開© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009■関連記事:『鉄男 THE BULLET MAN』インタビューキャスト陣が語る塚本晋也、東京…塚本監督・鉄男から誕生した世界初映像システム初披露爆音に熱狂!鈴木京香、浅野忠信ほか各界から『鉄男』に絶賛コメント続々『鉄男』最新作にニューヨーカー熱狂!予想外の大音響に騒然『鉄男』最新作N.Y.上陸!エンディング曲にナイン・インチ・ネイルズ
2010年06月18日日本映画を新たな次元へと押し上げたと評される『鉄男』から20年。日本が世界に誇る鬼才・塚本晋也が自身の代表作を全く新たな形で映像化したのが『鉄男 THE BULLET MAN』である。男の肉体が鋼鉄に変貌していくという物語の“核”はそのまま。だが、この風変わりな設定を生かす上で欠かせないのが、俳優陣のドラマの部分。わが子を失い精神のバランスに異常をきたしていくゆり子と夫のアンソニーを演じたのは桃生亜希子とエリック・ボシックの2人。映画の公開を前に2人に話を聞いた。写真家、モデルとしても活躍するエリックは以前から塚本作品の大ファン。オーディションを経て本作への主演が決まったそうだが、そのときの経緯にふり返ってもらうとかなり興奮した口調でこう明かしてくれた。エリック:僕は、最初は『鉄男』を作るって知らなかったんです。単に塚本監督のオーディションとだけ聞いていて、それだけで「やったー!」って(笑)。台本もらったら、なんかサイボーグの話があって…でもまだ『鉄男』だって思わなかった。2回ほどオーディション受けて、それを知らされたときは衝撃でした!(役が)決まったときは信じられなかったです。「すごい!みんな知ってるシネマアイコンになるんだ」って。一方の桃生さんは、オーディションを前に初めて旧作の『鉄男』を観たという。桃生: 監督の存在はもちろん知っていましたし、その世界観に憧れも持っていましたが、自分の中で勝手に「(自分とは)ちょっと違うものだ」という感覚を持っていて…。私、ホラーやスリラーは苦手で、血とかも嫌いなんですよ。でも『鉄男』を観たらもう別格にかっこよかった。ただ、演じるとなると、それはすごいチャレンジだなと思いました。実際に監督にお会いする前は、「変態で頭の中ぶっ飛んでるんだろうな」と思ってたんですが、監督の方から「みんな、オタクとか変態とか思ってるんですが結構普通なんですよ」と先に言われました(笑)。実際に(塚本監督の)海獣シアターの工場のような場所で、いくつかセリフを言ってみたらすごくいい感覚だったんです。やってみたいという気持ちがすごく強くなりました」。では、撮影現場での塚本監督の印象は?桃生:すごく謙虚で腰が低い方なんです。状況の中でベストを探していく感じで。あ…でも、優しいんですが、目の奥に“狂気”はありますね。一度、私の撮影じゃないときにカメラをのぞいてるときの目を見たんですけど、すごいんですよ!初めて見る、色気のある目でした(笑)。初共演で2人は夫婦役を演じたわけだが、互いの印象は?また、撮影が進んでいく中での関係性の変化はあったのだろうか?エリック:脚本を読んで、ゆり子ってうつ病の暗い子を想像していたので、監督もきっとそういう重さのある女優さんを選ぶと思ってた。だから「こんなに元気なのか!」って(笑)。桃生:今回、撮影期間がびっくりするぐらい長かったんです。最初に知り合った分、お互いすごく仲良くなっちゃったというところがあって、進むうちにケンカしそうになったこともありましたよ。2人とも言いたいことを言い出して「ムカつくなぁ」って感じで(笑)。でも、そこまでできるのって逆にあんまりないですよね。だからすごく良かったと思います。エリックは、ちょっと気難しいところもあるけど(笑)、変なヤツです!ユーモアもあって、独特ですごくハマってました」。塚本作品のひとつの特徴と言えるのが“東京”の描き方。本作でも外国人の夫と日本人の妻という夫婦、そして全ての謎を包み込む街として、東京という都市そのものが独特の存在感を放っている。2人にとって東京はどんな街?エリック:それ、すごく考えたんですよ。僕はいろんな国、街を見てきたけど東京が一番好き。でも、塚本監督の作品を観ると、東京はすごい嫌なところなんですよね(苦笑)。みんなケンカしてて、男は悪いし、女の子はもっと悪い(笑)。厳しい、冷たい!塚本監督が言ってたのは「自分は生まれも育ちも東京で、ほかのところは知らないし、見るものもすることもない。だから東京の話になった」と。もしかしたら、彼にとってはどの街かは関係ないのかもしれない。自分が暮らす、狭く、暗いものを映画にしているのかな。でも、彼がN.Y.に生まれてそれを撮ったらそれはN.Y.の暗さになるわけで、ということはやっぱり東京であるということは関係ないようで、関係ある…(としばらく思案)。あと最近、街と自然についていろいろ言う人いるけど、すごく緑いっぱいあると思いますよ。塚本さんは、よく橋で撮影するけど、それはなぜかというと木や緑を写りこませないでビル群を撮りたいから。逆に言うとそれだけ木や緑があるってことなんです。桃生:すごくエネルギーの強い街だと思うので、自分のエネルギーが強くないと肯定できない部分があったりしますよね。一度外国に出て、戻ってくると感じるのは、ものすごく早い時の流れ。だから、何かしてないと不安になってしまうようなエネルギーの見えない渦みたいなものとかが絶対あると思います。ゆっくりとしようと思いつつ、気づいたら流されそうになって、ということは常にありますね。ただ、いまはその流れの中でやっていきたいとも思っていて、その中での面白さも見えてきているし、自分のスタイルを持っていれば楽しく生きられる、そういうチャンスのある面白い場所、可能性のある街だと思います。■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より渋谷シネマライズほか全国にて公開© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009■関連記事:塚本監督・鉄男から誕生した世界初映像システム初披露爆音に熱狂!鈴木京香、浅野忠信ほか各界から『鉄男』に絶賛コメント続々『鉄男』最新作にニューヨーカー熱狂!予想外の大音響に騒然『鉄男』最新作N.Y.上陸!エンディング曲にナイン・インチ・ネイルズ塚本晋也の新たな『鉄男』が北米上陸!真田広之と共にアメリカでの栄誉の喜び語る
2010年05月21日塚本晋也監督の最新作『鉄男 THE BULLET MAN』がついに北米に上陸!第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにて、アメリカ映画以外で2010年に最も期待される映画に贈られる「MOST ANTICIPATED INTERNATIONAL FILM of 2010:ACTION FILM」を授与され、4月にニューヨークで開催される第9回トライベッカ映画祭への出品決定も発表された。グリーンプラネット・フィルム・アワードは2009年度に各国の映画祭および映画賞で脚光を浴び、既に世界的な話題を巻き起こした2010年公開作へ贈られる賞で、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシ、オリバー・ストーンを含む7人の選出委員会が協議の上で選出、ちなみに「MOST ANTICIPATED FILM of 2010」(アメリカ映画で最も期待される作品)は『シャッター アイランド』が受賞した。授賞式に参加した塚本監督は「この映画は、流行の3DもCGもほとんど使っておらず、昔ながらのアナログの方法で撮影しました。CGでは出せない本物の迫力が出せたと思っており、本物の鉄の男が大暴れします。『アバター』とは対極のアナログ映画ですが、体が受けるインパクトは 同じだと観た人には言われます。上映時間は『アバター』の3分の1ですが、観た後の疲労度は『アバター』の3倍は間違いなくあります。どうかみなさん、期待して、体感してください」と挨拶した。『鉄男 THE BULLET MAN』は、20年前に世界に衝撃を与えた塚本監督の代表作『鉄男』を、リメイクとも続編とも違った形で、新たに描いた作品。昨年のヴェネチア国際映画祭でコンペティション部門に出品されるなど、すでに各国の映画祭で大きな話題を呼んでいる。また、この日の授賞式典のもう一つの趣旨となっていたのが「黒澤明生誕100年トリビュート」。塚本監督は「ポスト・アキラ・クロサワ」と紹介され、多くのアメリカの報道陣が訪れる中、黒澤作品への熱い思いを語った。さらに会見では、『鉄男 THE BULLET MAN』が第9回トライベッカ映画祭に出品されることも発表されたが、ロバート・デ・ニーロが創設した映画祭とあって、塚本監督は「デ・ニーロさんが観て、何を感じるかを確認したい」と期待を口にした。また、アジア人俳優に贈られる「MOST OUTSTANDING ASIANS in HOLLYWOOD(ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優)」を真田広之が受賞。チョウ・ユンファ、ジェット・リー、チャン・ツィイー、コン・リー、渡辺謙といった錚々たる顔ぶれを抑え見事、栄誉を手にした真田さんは「自分の功績が、後に続く若い人たちのためになればと思いやってきました。この賞をもらって今後10年頑張れます」と誇らしげに語った。『鉄男 THE BULLET MAN』は5月22日(土)より全国にて公開。なお公開に先駆けて、「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」と題して、5月8日(土)から5月21日(金)の2週間にわたり、シアターN渋谷にて塚本監督の過去の全作品の特集上映も開催される。「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より全国にて公開© TETSUO GROUP 2009■関連記事:マット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!塚本晋也、深夜のヴェネチアを興奮の渦に「レッドカーペット歩けるのはすごいこと」塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2010年03月29日社会人になってゴルフデビューをした人も多いのではないでしょうか。新しくスポーツを始めるとき、まずお手本にしたいのが、その世界で活躍している人気選手ですよね。ではその決め手は、プレー?人柄?ファッション?20代を中心とした女性に、一緒にラウンドを回りたい選手とその理由を聞いてみました。果たしてその結果とは……。 >>男性編も見るQ.男性のゴルファーで一緒にラウンドを回りたい選手は誰ですか?1位石川遼75.1%2位丸山茂樹15.7%3位片山晋呉5.2%4位矢野東1.1%5位尾崎将司0.7%5位中嶋常幸0.7%●石川遼派・今注目の選手だから。ヘタでも褒めてくれそうだし、絶対楽しいと思う(24歳/ソフトウェア/営業)・若いのに、ゴルフに対して真摯なところがすてき。年下だけど尊敬できるので、一緒に回ったら良い経験になりそう(23歳/旅行/販売)・今、一番旬な人だから。何せ若いし、礼儀正しいから、優しく教えてくれそう(27歳/小売/販売)・すてきな笑顔で教えてくれそう。年下だけど頼れる感じがする(29歳/商社/秘書・アシスタント)・まずはファッションチェック!(29歳/ホテル/マーケティング)・あの一流プレーと、はにかんでいる顔が見たい(24歳/医療/その他)●丸山茂樹派・プレーの合間に面白いトークをしてくれそうだから(26歳/化学/総務)・ゴルフをしたことがないので、丸山さんなら丁寧に教えてくれそうだし、楽しそう(23歳/医療/総務)・元気いっぱいで、いつもニコニコしていて面白そうだから(26歳/機械/設計)・話術やモノマネなどテレビでは面白いキャラクターの丸山さんが、真剣な表情をするところを間近で見てみたい(28歳/IT/クリエイティブ)・ヘタでもフォローしつつ場を盛り上げてくれそう(26歳/金融/営業)●片山晋呉派・キャラが好きなので(27歳/飲食/サービス)・話が面白いので、飽きずに回れる気がする。ドジをしても手取り足取り教えてくれそう(27歳/教育関連/サービス)・あのテンガロンハットをかぶってみたい(26歳/飲食/サービス)●矢野東派・女性に対してさりげなく優しそうだから(28歳/人材派遣/人事)・好ましい感じがする。年上の選手の方が、いろいろと教えてくれそうなので(26歳/小売/企画開発)●尾崎将司派・ジャンボ世代だから(24歳/学校/総務)・ゴルフの基本から教えてもらいたい(26歳/生保/金融系専門職)●中嶋常幸・おじさんだけど、プレーには見とれるから(23歳/金融/秘書・アシスタント)・大人なので、いろいろプレーに関して注釈をしてくれそう(31歳以上/運輸/人事)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月08日多くの若手選手たちの活躍に伴い、テレビや雑誌で多く取り上げられ、ますます注目を集めているゴルフ。ビジネスパーソンにとっては、人脈を広げ、ビジネスチャンスを生む場としての一面も持ち合わせているのではないでしょうか?もしも、プロゴルファーと一緒にラウンドを回る機会があったなら、誰を選びますか?20代を中心とした男性238人にアンケートを採ってみました。その結果は……。>>女性編も見るQ.男性のゴルファーで一緒にラウンドを回りたい選手は誰ですか?1位石川遼 49%2位丸山茂樹 22%3位片山晋呉 12%4位尾崎将司 5%5位中嶋常幸 3%●石川遼派・ビジュアルとうまさがあるから(28歳/金属/営業)・今を輝く選手。若いのに、プレーだけでなく人としてもしっかりしていて、いろいろな部分を吸収できそう(29歳/通信/その他)・可愛い笑顔に癒やされそう(22歳/IT/営業)・話題性があるので、一度一緒にラウンドを回ってみたい。打ち方を丁寧に教えてくれそう(24歳/卸/システム)・自分より年下なのに、あの度胸と実力。実際に見てみたい(27歳/小売/販売)●丸山茂樹派・トークがうまいので、褒めて伸ばしてくれそう(22歳/マスコミ/営業)・ギャグを交えつつ丁寧に教えてもらえそう(29歳/広告/クリエイティブ)・話が楽しいので、アメリカツアーなどの話をしながらラウンドを回りたい(26歳/医薬品/研究開発)・モノマネや冗談を絶え間なく放ってくれて楽しそうだから。楽しくアドバイスもしてもらえたらベスト(29歳/団体/企画開発)・ベテランのショットを近くで見たいから(25歳/自動車関連/設計)●片山晋呉派・テレビに出ているときの姿は、やっぱり大人(25歳/商社/企画開発)・ゴルフだけでなく、ほかにも楽しく会話しながら回れそう(23歳/教育関連/サービス) ・ゴルフがまったくできない人間にも、優しく教えてくれそう(29歳/運輸/総務)・アドバイスがうまそう(28歳/IT/営業)●尾崎将司派・むかし、ジャンボ尾崎のゴルフゲームで遊んでいたから(26歳/IT/SE)・ジャンボのオーラを感じてみたい(26歳/印刷/財務)・子どものころから知っているから(27歳/IT/SE)●中嶋常幸派・キャリアが長いので丁寧に教えてくれそう(29歳/教育関連/販売)・面倒を見てくれそう(25歳/電気/研究開発)・理論派っぽいので(31歳以上/その他/サービス)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月08日世界に“ツカモト”の名を知らしめるきっかけとなった代表作『鉄男』から20年のときを経て、鬼才・塚本晋也がその21世紀版として完成させた最新作『TETSUO THE BULLET MAN』。本作が、2日より開催中の第66回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門へ日本唯一の正式出品となり、5日(現地時間)、その記者会見と公式上映が行われた。同映画祭とは、1998年に『BULLET BALLETバレット・バレエ』が招待作品として上映されて以来、4度にわたる正式出品ですっかり縁深い監督の一人となった塚本監督。昼に行われた記者会見の会場には世界中から数多くの報道陣が集まり、多くの質問が飛び交った。監督は、作品について「いつかはやりたいと思い続け、今回昔ながらのやり方で自分の仲間たちと好きなように作る方法でやることにしました。結果的にシンプルで力強く、前2作(『鉄男』『鉄男II/BODY HAMMER』)のままの気持ちに、いまの新たな感情をプラスしたものができたと思います」と説明。前2作からの時間の経過をふり返り「今日の東京は戦争体験者も少なくなり、より多くの人が生と死の切実な実感が持てずにいる。それだけに暴力ももっと加速し、より恐ろしい電脳都市になってきた」と語りつつ、「サイバーパンクという言葉は、かつて『ブレードランナー』や『AKIRA』が出てきた頃に比べると、言葉自体は輝きを失っているかもしれないが、そのテーマはいまも色褪せていない」と変わらぬ作品づくりへの思いを世界に向けて発信した。また、同日深夜24:00より行われたレッドカーペットと公式上映には、塚本監督と主演のエリック・ボジックに加え、桃生亜希子とステファン・サラザン、中村優子も合流。深夜にも関わらず、報道陣と塚本ファンを中心とした観客で会場は一杯になり、上映後にはスタンディング・オべーションが5分も続く熱狂ぶりを見せた。観客のこの反応に、「これまで『鉄男』を海外で上映したときの反応とかなり違う。たくさんの拍手を聞けて良かった」と感動しきりの監督。「いまでもなぜコンペティションに入ったのか良くわからない(笑)。レッドカーペットをみんなで足並み揃えて結婚式のように歩くことは、やはりすごいことなんだと思った」と興奮ぎみに喜びを語った。また、黒のミニドレスで登場した桃生さんは、「(レッドカーペットを)長く感じました。レッドカーペットの終わりでは、みんなでこの瞬間を噛みしめなきゃね、と話しました」と感激のコメント。対照的に白の着物で現れた中村さんも、「現場で頑張った仲間たちの顔を見ながら歩くことが出来て幸せ」としとやかさの中に笑みを浮かべた。去る7月に行われたコミコンでも早くも世界の注目を集めていた本作だが、ヴェネチアでの反応やいかに?『TETSUO THE BULLET MAN』は2010年、全国にて公開。© Kazuko Wakayama■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開■関連記事:塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2009年09月07日世界の大舞台で華々しく活躍する日本人ゴルファーの方々を見ると、「がんばって!」という思いで、ついテレビの前にくぎ付けになってしまいます。個人的には若さと実力を兼ね備えたハニカミ王子こと「石川遼くん」の輝きは直視できないほどです(うらやましくて)。というわけで今回、20代読者に好きなゴルファーに関するアンケートを行いました。みなさんのお気に入りの選手を教えてください!1位:石川遼(189票)・才能があるのに、謙虚で前向きな姿がいい・若いのに話す内容がしっかりしていて、好感がもてる・一生懸命努力している姿をみていたら、応援してあげたくなる・見ていてワクワクするようなゴルフをするやはり圧倒的に票を集めた石川遼選手。「若さ」、「ルックス」、「実力」もそうですが、彼の魅力はその「謙虚さ」にあるのではないでしょうか。みんなが応援したくなるようなまじめな人柄が、国民的人気を支えているのかもしれません。2位:宮里藍(83票)・はきはきしていてさわやか。礼儀正しく、まっすぐな感じがする・いつもあきらめないで努力家なイメージ・どんなときもファンの前では笑顔で頑張っていますよね!ひたむきな姿が好きです。続いては宮里選手。なにごとにもあきらめないで努力する姿勢に、共感を覚える人は多いようです。「元気な笑顔がステキ」、「かっこいい!」と女性からの支持も集めていました。3位:上田桃子(30票)・勝ち気な性格だけど本当に強い!・かわいいだけじゃなく、意志が強いところがいい・クールで美人。華があると思う。強気な姿勢だけでなく、しっかりとした実力を兼ね備えているところに評価が集まりました。ファッショナブルでかわいらしい容姿も人気のようです。4位:横峯さくら(9票)・お父さんとのやりとりが面白い・いつも前向きで攻める姿勢がいい横峯選手といえば、パパとのコンビでがんばっている姿がやはり印象に強いようでした。パパは政治の世界に飛び出しましたが、ぜひ横峯選手には、独自にがんばってもらいたいものです。ちなみに5位以降は……5位:片山晋呉(4票)5位:丸山茂樹(4票)7位:ジャンボ尾崎(3票)7位:青木功(3票)番外:プロゴルファー猿(1票)どちらかというと、上位に若いゴルファーが食い込み、下位にベテラン勢といった結果になりました。とはいえ、暫定1位の石川遼くんのコメントをお借りすれば「コースに入れば年齢は関係ない!」。若手に勢いがあるのはよいことですが、経験豊富なベテラン勢もそのキャリアを活かして、ぜひ返り咲きを狙ってほしいものです!(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】プロゴルファー石川遼 オフィシャルサイト人気No.1おめでとう。これからもがんばってください!女性491人に聞いた!恋人になってもらいたい職業とは?プロゴルファーはどうなんでしょ?
2009年09月04日