2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた第1子を出産したかめ子さん。産後の入院中、うさ夫さんは何度も面会に来たのですが……。★前の話産後で情緒不安定なときに…出産の際、陣痛に苦しんだかめ子さん。いよいよというとき、うさ夫さんを見ると……寝てる! 頭のガクガクが気になりつつも、出産は大きな問題なく(!?)終了しました。入院中、うさ夫さんはマメに面会に訪れました。そしてあるとき、「親が車を買ってくれるって」と言いだしたのです。長男の誕生は本当にうれしかったです。それもあって頭の中は絶賛「産後ハイ」。同時に産後で情緒不安定にもなっていました。うさ夫は何度言っても書類を汚す癖が直らなくて、出生届けだけでなく、保育園に提出する書類なども子どもの食べこぼしの上に置いたりしてよく汚していました。そういうことが地味に嫌でした。そして、産後すぐにまさかの「車買ってくれるってよ」プレゼン……。子どものこと以外の情報を持ち込んでくるうさ夫に、イライラしてしまいました。-----------------------子どもが生まれて間もないのに、車の買い替えのことばかり話されたら、かめ子さんでなくてもイライラしてしまいそう。2人の思いはなかなかかみ合わないですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年06月18日■【ゆかりside】私だけが育児をして夫は何も変わらないの?ゆかりは元々心配性だったのですが、ルイが生まれるとさらにその心配性が加速します。ゆうすけがバタン!とドアをしめる音にもイライラ。どうして今までと同じ生活じゃダメってわからないの?と思ってしまうのです。たまの休みであっても、たった15分の面倒もみられないゆうすけに怒りが爆発するゆかりだったのです。【ゆうすけside】妻は出産で人が変わってしまった…夢見ていた家族3人の暮らし。これから父親としての自覚を持って、家族を支えていくぞと気合を入れていたのに、現実は全く違っていたのです。今までは、ほとんどケンカもしたことがなかったのに、出産後、ゆかりはまるで別人のようになってしまったよう。ゆかりがどうして毎日機嫌が悪いのかが全くわからないゆうすけ。さて、ゆうすけとゆかりは産後クライシス(夫婦の危機)を乗り越えられるのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2020年5月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■聞いて聞いて!産後に私たちがブチギレた夫の言動初めての出産と育児に体力的にも精神的にも追い詰められるママたちがたくさんいるようです。まずは、「今まさにゆかりと同じ気持ちです」という人や、振り返ってみればあのときは大変だったというコメントからご紹介します。夫に当たりたくないのに当たってしまう…そんなこともあるようです。・まさしく今かもしれません。 5カ月の娘がいます。旦那に「親に向いてない」と言ってしまいました。そして今日、旦那から「正直、家に帰って来たくない」と言われました。確かに帰って来たら、色々やってもらったり、家事をお願いすることもあります。 仕事の後に子どもの面倒を見てもらうのも大変だろうなと思う気持ちも少しだけありますが、少しくらい面倒見てほしいという気持ちが強いかもしれません。この気持ちが旦那を追い詰めているのかもしれませんが、 どうしていいのか分かりません。・産後の辛さと子どもを守らないといけない使命感で押しつぶされそうだったのに、子どもの夜泣きがうるさいからと別室で寝られ、夫は今までと何も変わらないような生活を続け、私が体調を崩して仕事を休んでほしいとお願いしても休んでくれず、とうとう私は病気で入院してしまいました。・前は我慢して眠れていた主人のいびきと歯ぎしりが、出産後イライラして同じ部屋で寝なくなり、帰る前の連絡の着信でも起きてしまいそうでイライラしたり、でも勝手に帰ってこられると玄関を開ける音でイライラ…。主人の音が全部嫌です。 最終的には寝てる姿が見たくなくて実家に帰ってもらい別居生活をしていました。・夫は単身赴任。娘が生まれて1〜5カ月くらいまでは完全ワンオペ育児でした。毎日娘の世話と寝不足との闘いで、精神状態はギリギリ。最初は毎日テレビ電話をしてたのですが、次第に回数が減り、たまにこちらからかけると、飲み会中だったり、趣味のサッカーをしていたり、自分はやりたい放題。離婚を考えました。・わが家も産後から娘が旦那に懐くまでよくケンカしてました。なかなか寝てくれず、ちょっとしたことで泣くわが子。私も親に頼れずワンオペ育児にヘトヘトだったので、 旦那と何度ケンカしたことか。でも、しっかりケンカして不満を口にすることで、夫婦の絆はかなり強くなりました。・夫婦の危機というか、私が一方的にイライラしてます。子どもができてから早めに出勤するようになった夫。早く出たんだから、早く帰って来てよ!・産後寝不足、初めての育児の緊張感、離乳食作り、でも家事はちゃんとやらないとと気を張りすぎて、たぶんノイローゼでした。旦那がスマホを触ってるのも、TVを観て笑うのも、都合のいいときだけ子どもをあやすのも、イビキをかいて寝てるのも全てにイライラしていました。・産後1週間は地獄の7日間でした。一睡もできず不安な毎日、旦那は仕事で疲れてるし、起こしちゃだめ。1週間後に実母がやってきて、丸1日寝かせてくれて、そこでぱたっと鬱状態が終了。旦那が子育てに協力的なのにも気づいた。・私も子どもが生まれる前は、夫と喧嘩はほぼしなかったです。でもやっぱりいろいろ精神的に大変なことがありすぎて、喧嘩も多くなり、イライラする日も多くなりました。もちろんスキンシップなんて全然なかったです。子どもが赤ちゃんのときは赤ちゃんに専念したかった。・産後の帰宅直後あたりは、旦那も繊細になってたんだろうけど、子どもが泣き止まないと私のお乳がたりてないからだろうとか、ミルクはやったのかとか、抱き方が悪いんじゃないかとか、お前のイライラを感じ取ってるんだとか言われた。 1日のうち少しの時間しか子どもの様子を見てないのに、勝手な見解をするのをやめてもらいたい。・1人目の産後、夫の行動が全て受け入れられず。喧嘩しても、具体的にどうしたら良いか教えろと言われ、自分で考えて行動してほしかった私は「全ての行動が嫌」と言ってしまいました。色々あり、3人目を産んだ今は幸せです。次にご紹介するのは、許せなかった夫の言動について。とにかく、あれやこれやありすぎてここで紹介しきれないほどですが、中でも「あるある」と言いたくなるようなものをピックアップしました。・「家に帰ってくるのが嫌になる」これが私が旦那に言われた言葉です。 長女が生後4カ月ごろ、抱っこしても泣き叫んで寝てくれませんでした。8kgもあった長女を1日中抱っこして、心身ともに疲れ果てているときに言われました。抱っことお風呂は気がむいたときだけ。寝かしつけもしない、おむつも替えない、なーんにもしないクソ旦那がよく言えたものだと驚きと共に怒りが込み上げてきました。 ・産まれて間もないころ、彼にミルクを飲ませてあげてと哺乳瓶を渡しお願いすると、「あ〜ダメだ、もう飲まないって、おいしくないのかな〜」とか「あ〜ダメだ、眠い」等と言って、子どもを抱っこしていたのに、ソファーの上で両手を離したんです! 危ないのと怒りでどうにかなりそうだった。・離乳食を開始して間もなく、夫は自分が食べているチャーハンを子どもに食べさせようとしたので止めたら、「僕の子どもにご飯食べさせて、何が悪い」と怒り食べさせてしまった。すると、子どもの口や顔が腫れ、卵アレルギーを起こした。同居する義母は笑いながら「うちの子も初めて卵食べたとき、腫れたから大丈夫よ」だって。・夫に寝かしつけを手伝ってもらったことはありません。隣で熟睡してました。夫に子どもを数分みてもらったことはありますが、膝の上に子どもをのせてゲームをしていました。歩けるようになってからは、誤飲させることもありました。・旦那のやることが全て気に入らない。子どもの1日のスケジュールに合わせず、休みの日はダラダラ自由にしているのを見ると、イライラする。使った物を元に戻さない。時間が守れない。邪魔するなら、仕事に行ってほしい。旦那の休みの日がとにかく嫌。・子どもが泣いてるのにスマホ見てたときはブチギレました。・生後4カ月の娘にミルクを作ってる最中に、子どもが大泣き。近くにいた旦那があやしてくれるのかなって思ったら、娘の前を素通りしてテレビの前へ。娘よりテレビが大事か!ってイラつきました。・長男を出産したあと、分娩室での1時間が待てなくて、義理両親とご飯食べに行き、産まれたばかりの長男との写真が撮れませんでした…。どういうこと?・子どもが話しかけても夫はテレビに夢中で、子どもの声が耳に入っていなかったり、夫の方が子どもの近くに座ってるのに、食べこぼしに気がつかなかったり…。そういう光景を見ると本当にこの人はこの子の親なのだろうか?と思ってしまいます。・私が不安で弱音を吐きたいときに、旦那が先に「俺には無理だから」と育児しない宣言をされて、こちらとしては騙された気持ちでした。一緒に育てていこうと話していたのに…。・産後、手伝いの実母が帰り、家事と育児を一人でこなさねばならず、フラフラでした。そんな時、夫が大きなダンボールを持って帰宅。中身は義母がくれたと言う、野菜の山。もちろん全て未調理。 怒りが爆発。誰が料理するの! 仕事増やすな! と泣きながらダンボールを蹴飛ばしてしまいました。配慮のなさにやっていけないと思いました。・子どもが生まれても、独身気分が抜けない旦那に大爆発。特にゲーム三昧な旦那に、怒りと不満を大号泣しながらぶつけ、話し合いました。具体的に何をやってほしいかを伝え、何とか危機を脱しました。最後は、夫婦の危機を乗り越えられず現在も続いている、もしくは離婚したというケースをご紹介します。妻の出産や里帰りのときに浮気する夫って、本当に神経を疑ってしまいます。・今思えば、第一子妊娠中から子どもの話ばかりしていました。父親になるんだからこうあるべきだという私の考えもあり、いつの間にか私は妻ではなくなっていたのかもしれません。産後、朝も早く帰りも遅い旦那にイライラし、実家に帰ることが多くなりました。相談相手はいつも母親でした。そんな中、旦那のケータイを見たら、しっかり不倫してました。問い詰めると寂しさを埋めるための体の関係だけだったと。 私は母親として、責任持って育児をやりたい一心でした。それを認めてくれてると思ってた。でも、旦那は男として見てほしかったようです。・2歳児1人いますが、いまだ夫婦の危機です。「気付けよ、やってくれよ、こちとら疲れてるのによく寝れるよな」と心の底で黒いものがボコボコ…。夫は夫で、「働いてきてるのになんでそんな言われるんだよ」と言い、私は私で「看護師でフルタイムで働いて、帰ったらごはん洗濯、保育園の準備などしてるのに…」と不満たらたらです。・はじめての出産を終えて、自宅に戻ったその日の夜、旦那は友だちとスキーに遊びに行っていた。 キッチンには使ったままの箸やお皿が水おけに‥。それは、私が出産前につけていたやつだった。何にもしない人だとその時悟った。色々あり20年後に離婚した。・25歳で結婚し、26歳で長女を出産しました。長女が1歳になったころから私は復職。土日も働きたかったので、「土日は保育園が休みだからあなたが娘の面倒をみて」と言ったら「時給1,000円でみてやるよ」と言われた。しばらくは払っていましたが、結局2年後に離婚しました。コミックに登場したゆうすけも、ケーキを買って来ることより、週に1日だけでいいから「子どもの面倒見るよ」と言ってくれたらいいのに…と思うのは私だけでしょうか? 産後クライシスみなさんはどうやって乗り越えましたか?▼漫画「産後クライシス〜ゆかりとゆうすけ編(1)」
2023年06月14日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた妊娠をしたかめ子さん。ある日、うさ夫さんのクレジットカードの明細を見て、毎月10万円以上浪費していることを知りました。そのことをうさ夫さんに問いただすと……。★前の話息を吐くようにうそをつく夫うさ夫さんのクレジットカードの明細を見て、服やガジェット類などに毎月10万円以上使っていることを知ったかめ子さん。なんとなく気付いてはいたものの、「子どもを授かるまではしつこくうさ夫のお金の使い道に口出すべきではないのかな」という思いもあり、この問題を先延ばしにしていました。帰宅したうさ夫さんに明細のことを伝えて問いただすと、最初は謝っていたのですが……。うさ夫にクレジットカードの明細を見せながら、「月に2万円しか使ってないって言っていたのは何だったの?」と聞きました。出産後も私が同じように働けるとは限らないこと、子どもの進学費用を貯められるのは今だけだということなどを伝えると、最初は丁寧に謝ってくれていたうさ夫。でも、私が、「俺の給料だけではやっていけないって言うから私は無理して働いていたわけだよね?」と言うと態度が豹変し、「俺の努力は認めないのか!!」と怒りだしました。かめ子さんは、元夫への1つ目の不満として子どもを早く産ませてくれなかったこと、2つ目が休みやすい職場を自慢していたのに、自分のため以外には休もうとしないこと、そして3つ目の不満として、金銭感覚の違いを感じていましたが、4つ目の離婚理由は、息を吐くようにうそをつくことでした。「月に2万円しか使っていない」など、私の目の前でうそをついて、いつもびっくりしていました。私はばか正直で失敗ばかりだったので、学ぶ部分もありましたが、信用をなくすうそはダメですね。-----------------------2万円しか使っていないと言いながら10万円使っていたら、かめ子さんでなくても驚きます。特にこれから子育てをしようというときにこれでは、信用できなくなっても無理はありませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年06月09日産後のママの身体の状態10ヶ月の妊娠期間を通じて変化したママの身体は、産後6~8週間かけてほぼ妊娠前の状態に戻ります。この産後の期間は産褥期と呼ばれ、妊娠中に増加していた女性ホルモンの分泌が急激に減少しさまざまな不調を感じやすくなる時期でもあります。お腹や腰の痛み、不安感、物忘れがひどくなるなどといった症状がみられますが、ほとんどの症状は時間の経過とともに回復していくため、心配ないことがほとんどです。疲れがたまると症状が悪化やすいため、心身ともにゆっくり休める環境を整えましょう。症状が長引いたり強く症状が出たりするときは医師に相談してくださいね。産後のママを助けてくれるサービス身体をしっかりと回復させるためにも、産後はできるだけ安静に過ごすことが大切ですが、赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回しになってしまうママも少なくないでしょう。家族のサポートが受けられなかったり、大人の手が足りなくなったりしたときは、民間が運営するサービスや自治体の産後ケア事業のサポートを活用するのがおすすめです。掃除洗濯といった家事をはじめ、きょうだいのお世話や買い物代行、子育てに関する相談などの支援が受けられ、ママの負担を大きく減らすことができますよ。産後うつの症状があるときは早めに相談を産後は時間の経過とともに症状が回復していくマイナートラブルの陰に、医師への受診が必要な病気が潜んでいることがあります。特にマタニティーブルーズと産後うつは症状が似ているため混同されやすく、注意が必要です。マタニティーブルーズが悪化して産後うつに移行したり、緊張感や睡眠不足が産後うつにつながったりすることもあるため、強い抑うつ感や不安感などが2週間以上続き、以下のセルフチェックリストで当てはまる症状が多い人は、早めに医師に相談してみましょう。産後うつセルフチェックリスト□漠然とした不安や心配がある□わけもわからず恐怖感に襲われる□ちょっとしたことで涙が出る□不安や緊張感で眠れない□物事に集中できない、対処できない□物事が上手くいかないと自分のせいだと思う□笑ったり物事を面白いと思ったりできない□物事を楽しみに思って待つことがない□悲しく惨めな気持ちになりやすい□自分で自分を傷つけたくなる産後をパートナーと一緒に乗り越えよう産後パパ育休などの制度が充実し、夫が育児参加しやすい環境が整ってきていますね。その反面、とるだけ育休になっているケースもあるようです。産後はママがひとりで育児を頑張るのではなく、パートナーと一緒に育児と家事を進めていけるのが理想です。先輩ママの体験談などをもとに産後のママの変化について理解を深め、出産前から分担について話し合い協力体制を整えることが、その後の夫婦関係にも大きくかかわってきますよ。産後すぐ育児につまずきやすい時期を知ろう生まれたばかりの赤ちゃんは昼に起きて夜に眠るというリズムがついておらず、2~3時間おきに寝ては起きるを繰り返します。これに付き合うママやパパは、睡眠不足から育児がつらく感じることもあるかもしれません。特に「新生児が寝ない」といった声や、「魔の3週目」と呼ばれる時期の悩み事は多く寄せられています。先輩ママの体験談から産後につまづきやすい育児の壁を知り心がまえをしておくと、余裕をもって対処しやすいでしょう。妊娠・出産に関わる助成制度や手続きを確認妊娠・出産には多くの費用が掛かりますが、子育て世帯の負担を軽くするため、自治体や健康保険ではさまざまな助成や手当を用意しています。これらの制度を活用するには、それぞれで手続きが必要となります。子どもが生まれたあとの手続きについても、確認しておくと安心です。「ままのて」アプリが産後のママをサポートままのてが提供する、妊娠中から産後の疑問や不安・悩みをサポートするアプリ「ままのて」。赤ちゃんの月齢にあわせたメッセージを毎日お届けします。※この記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年05月29日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた妊娠をしたかめ子さん。ある日、パソコンでうさ夫さんのクレジットカードの明細をのぞいたところ……。★前の話夫のクレカの明細を見ると毎月10万円を使用元夫への3つ目の不満として、金銭感覚の違いを感じていたかめ子さん。うさ夫さんは、今まで一度も貯金したことがなかったのです。これから子どものために学費を貯めようという段階になっても、ずっと貯金はゼロのまま。かめ子さんは「お金の使い方には正解がないので、夫婦で納得がいく結果にするのは難しい」と感じました。ある日、夫婦で共有しているパソコンでうさ夫さんのクレジットカードの明細が見られる状態に。恐る恐るのぞくと……。産後クライシスで離婚5うさ夫はクレジットカードだけで毎月約10万円使っていました。主に服やガジェット類、DVDレンタル代……。うさ夫は常にほぼ貯金ゼロだったので、実際はもっと使っていたと思います。なんとなく気付いてはいたものの、自分のことで手一杯で問題を先延ばしにしていました。子どもに恵まれなければ、自分たちで稼いだお金は全て自分たちだけで使い切ることになるので、授かるまでは「しつこくうさ夫のお金の使い道に口出すべきではないのかな」という考えもありました。よりにもよって妊娠中に知りたくはなかったので、もっと早く行動するべきでした……。-----------------------共働き家庭では、かめ子さんたちのように生活費を分担制にして、互いの収入や支出の金額を知らないケースも多くあります。問題がないなら良いのですが、出産など生活が大きく変わるときには話し合いが必要になることが多いですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年05月18日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた妊娠をしたかめ子さん。ある日、妊婦健診に行こうとしていると、宅急便が届いて……。★前の話今まで一度も貯金したことがない元夫元夫のうさ夫さんは、妊活に非協力でした。子どもを早く産ませてくれなかったことが1つ目の不満だったかめ子さん。2つ目の不満は、日ごろから「ライフワークバランスの良い職場に就職できた俺」アピールをずっとしていたのに、自分のため以外には休もうとしないこと。かめ子さんが産後に休みをとってほしいと言うと、無理!と即答したのです。別の日には、妊娠検診に行こうとしているときに宅配便が届き、代引き2万円を要求されました。これをきっかけに3つ目の不満であり、離婚の最大の原因にぶち当たることに……。元夫への不満3つ目は、金銭感覚の違いでした。実はうさ夫は、今まで一度も貯金があったことがないのです。これから子どものために学費を貯めようという段階になっても、ずっと貯金はゼロのままでした。お互いお金の使い道について自分の都合の良いように解釈していたのが、後々はっきりしてきます。お金の使い方には正解がないので、夫婦で納得がいく結果にするのは難しいなと感じました。時系列順なので3つ目になりましたが、やっぱりお金のことは一番大きい離婚原因です。-----------------------金銭感覚は長い時間をかけて習慣になっているものだから、なかなか変わりません。金銭感覚があまりに違い過ぎると、一緒に生活していくのも不安になってしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年05月16日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた妊娠をしたかめ子さん。夫のうさ夫さんに育休取得をお願いしたところ「無理!」と即答され、もやっとした思いになります。なぜなら、うさ夫さんは……。★前の話小さな不満が少しずつたまっていき…元夫のうさ夫さんは、結婚前は「子どもが早く欲しい」と言っていたのに、妊活に非協力。子どもを早く産ませてくれなかったことが、1つ目の不満でした。やっと妊娠したものの、子どもを待たされている間にかめ子さんの母親に病気が見つかり、里帰りができなくなりました。うさ夫さんにまとまった休みか育休を取れないかと聞くと、無理と即答。かめ子さんは休みを取りやすいのが自慢だったのでは、ともやっとした気持ちになり……。元夫への2つ目の不満は、「ライフワークバランスの良い職場に就職できたオレ」アピールをずっとしていたのに、実際は自分のためにしか使ってくれなかった(使えなかった?)ことです……。これには毎日残業していた私のひがみもあり……。男女の壁はまだまだありそうなので、この点はうさ夫だけが悪かったわけではないのかも知れません。このときはちょっとした不満で終わりましたが、私の仕事復帰後はこれが大問題になりました。子どもが産まれる前は問題にならなかったことが、産後は問題になることが多かったです。-----------------------妊娠・出産は女性にとって、心身ともに負荷がとても大きいもの。そのときパートナーがどんな対応をしたかは、その後の信頼感に大きく影響しますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年05月14日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。結婚して15年後、35歳のときに待ち望んでいた妊娠をしたかめ子さん。うさ夫さんには「20代で2人は産みたい」とお願いしていたのですが……。★前の話子ども好きのはずが妊活に非協力的で2人が出会ったのは、かめ子さん20歳・学生、うさ夫さん22歳・社会人のとき。うさ夫さんは冗談好きで、グイグイ引っ張ってくれるタイプの男性でした。「子ども好きだから本当は保育士になりたんだ。でも、いろいろ考えて諦めた」と、医療職についた理由を話してくれました。早く子どもが欲しかったかめ子さんは、「この人とならすてきな家庭が築けるに違いない」と思っていました。しかし、待望の妊娠をしたのは……。結婚して15年後の35歳のとき、やっと待望の妊娠をしました。うさ夫には「20代で2人は産みたい」とお願いしていたのですが、のらりくらりとかわされ続けていたのです。妊活に非協力的で、子どもを早く産ませてくれなかったことが、元夫への1つ目の不満でした。最初は「子どもが早く欲しい」ってうさ夫も言っていたんです。子ども好きアピールも多かったです。元義母の「孫早く」の圧がすごかったので、今思えば、自分が責められないために「俺は欲しいんだけどね〜」って責任逃れのアピールをしていただけなのかなと……。子どもを待たされている間に私の母に病気が見つかり、里帰りできなくなりました。そこでうさ夫に「まとまった休みか育休を取ってくれないかな?」と言うと、「無理!!」と即答されたのです。-----------------------結婚前「子どもが好き」と言っていたうさ夫さん。なのに結婚後、妊活に非協力的な態度を取られてしまっては、妻としては裏切られた気持ちになってしまいそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年05月11日2017年生まれの息子と2021年生まれの娘をもつ、40代ワーキングマザーのかめ子さん。2022年に離婚した経緯を連載マンガにされています。そもそもの出会いはかめ子さんが20歳・学生、元夫・うさ夫さんが22歳・社会人のとき。「子どもが好き」といううさ夫さんの言葉を聞いたかめ子さんは……。★関連記事:「離婚しよう!」夫婦喧嘩が勃発!離婚届を持ってこいという夫に私は…#リアルタイム離婚問題 1初めてできた彼氏に夢中に2人が出会ったのは、かめ子さん20歳・学生、うさ夫さん22歳・社会人のとき。若き日のかめ子さんは、初めてできた彼氏に浮かれきっていました。「子どもが好き」といううさ夫さんの言葉にかめ子さんが思ったことは……。うさ夫は冗談好きで、よく笑わせてくれて、グイグイ引っ張ってくれるタイプの男性でした。「子ども好きだから本当は保育士になりたんだ。でも、いろいろ考えて諦めた」と、医療職についた理由を話してくれました。うさ夫の父は仕事帰りが遅かったらしく、子どものころは平日に父と顔を合わせることがなかったそうです。そこで、時間に余裕が持てて、給与面でもしっかりした仕事に就きたかったと言っていました。それを聞いた私は「なんてしっかりした人なんだ」と思ってしまいました。そして、そんなに子どもが好きなら、きっと良い父親になるだろうと。早く子どもが欲しかった私は、この人とならすてきな家庭が築けるに違いないと思っていました。19年後、この人と離婚することも知らずに……。19年間いろいろあったのですが、離婚のきっかけになったのは産後クライシスであったと思います。-----------------------子どもが欲しいと思っている女性にとって、子ども好きの男性は魅力的。さらに仕事や生活も堅実に考えいる男性なら、女性が結婚したいと思うのも自然ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/かめ子40代シングルマザー。長年一緒にいた子ども好きだったはずの夫から、実際産んでみたら思うような協力が得られず産後クライシスで離婚。そんな経験から心機一転ブログを始めて前向きに生きれるように当時について振り返り中。
2023年05月09日心配性で産後も不安が尽きなかった私は、産後の手伝いに来ていた母に「赤ちゃんがかわいそう」といわれることがストレスに。ことあるごとに「かわいそう」と言われ、ストレスもマックス。そんな中、夫のひと言で気持ちがラクになったのです。 私の心を軽くした夫の言葉とは 昔から極度の心配性だった私。「無事に生まれてきてくれるかな」と不安ばかりの妊娠生活を送っていました。元気な男の子が生まれてひと安心だったのですが、産後は「どうして泣き止まないんだろう」など不安に襲われることが多くなったのです。事あるごとにオロオロする私。夫はそんな私に「大丈夫だよ」と言ってくれていたのですが、不安はつきません。産後は県外に住む実母が、2カ月ほど手伝いに来てくれていたのですが、そんな私に呆れた様子でした。 あまりにも心配ばかりする私に、母は「そんなに心配ばかりして……赤ちゃんがかわいそうじゃない!」とひと言。その日を境に、母は「かわいそう」と連発するようになりました。私は母の「かわいそうに」を聞くたびに、私が息子にかわいそうな思いをさせているのではないか……と、追い詰められていったのです。 「かわいそう」攻撃が始まって1週間ほどたった深夜、息子が急に泣き出しました。母と夫は2階で就寝中。私は1階のリビングやキッチンを歩き回り、息子をあやしていました。すると、息子の泣き声で目を覚ました母が降りてきて「まぁ、こんなに泣いてかわいそうに」と言ったのです。そのひと言に私は思わず「かわいそうって言わないで!」と怒鳴り、息子に負けない大声で泣いてしまいました。 すると、騒ぎを聞きつけた夫が2階から降りてきて「この子は世界一幸せな子です。こんなにも母親に愛されているんですから」とひと言。思わぬ夫の言葉に「悪かったわね……」と母は気まずそうにしていました。夫が私の気持ちを代弁してくれた気がして、うれし涙を流した私。それ以来、母は「かわいそう」という言葉を封印してくれました。気持ちに余裕がないときは、何気ないひと言もネガティブに受け止めてしまう人も多いと思います。この経験を通して相手に「かける言葉」には気をつけないといけないな、と感じました。 作画/yacco 著者:田所みさお
2023年04月18日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。今回は、2021年4月に寄せられた相談の中から、専門家の回答が役に立ったとの声が多かった「産後クライシス」に関するご相談について、マンガで解説します。 Q.大好きだった夫のことが大嫌いになりました私は、産後1カ月くらいから、大好きだった夫のことが大嫌いになりました。夫は元々忙しい人なので、育児には期待していませんでした。しかし、新型コロナウイルスの影響により仕事が減り、家にいることもできるのに、朝早く出かけ、夜中遅くに帰ってきます。 夫のだらしない所がかわいくて好きだったのですが、汚く思え、子どもに手がかかる今ではうっとおしく思います。夫のことが大好きだった自分のことも気持ち悪いです。産後のホルモンバランスと関係があるのでしょうか? 子どもが生まれて1年も経ち、仕事にも復帰しました。もうホルモンバランスとは関係ないものなのでしょうか? ちなみに子どもは母乳大好きで、未だに生理は再開していません。 高塚あきこ助産師からの回答女性はお産をすると、1人の女性という立場から急に母親になることができると言われています。お子さんを守らなくてはならないという本能です。ですが、男性は、特に身体の変化もなく今までと同じ生活ですので、1人の男性という立場に、父親としての役割が増えるのには時間がかかると言われています。ですので、そこで温度差が生まれ、ご主人は今まで通りの生活スタイル、ママさんとの関係を望む一方で、ママさんになった女性は、育児の忙しさや不規則な生活、睡眠不足なども相まって、ご主人に今までにはない嫌悪感を感じたり、イライラしてしまうことがあるのかもしれません。 もしかすると、「産後のガルガル期」と言われる状態なのかもしれませんね。産後、ママさんの本能として、お子さんを守ろうとするために周囲に対して攻撃的になったりすることを言います。たとえ、ご主人であっても攻撃の対象となることはよくありますよ。時期的なものもあり、時間の経過とともに次第にお気持ちが落ち着いてきたりすることもあります。今は産後の育児に大変な時期でもありますし、そういう時期と割り切って対応していただいてもいいかもしれませんね。 産後のホルモンバランスについては、おおよそ1年くらいで整ってくる方も多いのですが、その間にご主人との関係性が悪くなってしまったり、ご主人に対する感情が否定的なものになってしまうと、なかなか関係性が元に戻るのは時間がかかることもあるかもしれませんね。個人差があるのでいつまで続くかはなかなか明言できませんが、一度ご主人としっかりお話しなさっていただいて、質問者さんのお気持ちを理解してもらうといいかもしれませんね。 ※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。 夫婦のすれ違いはなぜ起こる!?出産後に夫婦にさまざまなすれ違いが生じ、夫婦仲が急激に悪くなる状態を「産後クライシス」と言います。産後クライシスが起こってしまう原因はひとつではありません。 一般的には妻側からの視点で言うと、・ホルモンバランスの変化により、妻側がイライラしやすくなる・夫の育児やママに対する無理解などに不満がある・セックスする気分になれない、または、セックスが汚いもののように思えてしたくないなどが大きな要因となります。 しかし、夫からしてみれば、・なぜ、急にイライラして当たられるのかがわからない・自分は仕事を今まで通りしていて、育児にも協力しているつもりなのに怒られる・セックスを拒否されると理不尽な対応を迫られていると感じることが多くなります。 こうして書くと、産後クライシスになってしまうのは理解できるかと思いますが、実際に直面すると、赤ちゃんをお世話しなければならないという状況に追われ、精神面でも変化が起こっていることをママ自身がはっきりと自覚できるわけではないので、「なんだかイライラする」「夫はなんでちゃんと動いてくれないのか」と無自覚に夫に当たることになります。そのため、自分がなぜ夫に対してそのような対応をとるのか説明することもなく、夫もなぜ妻の態度が急変したのかを理解できない状況になります。 産後クライシスを防ぐ方法まずどれくらい、産後にママの負担が増えるのかをママだけでなく夫にも知っておいてもらうことが有効になります。とはいっても、事前に聞いていたことと実際に経験することとは雲泥の差です。事前に頭に知識を入れて理解していたつもりでも、お互いに実際その場になって「このことか」と理解しじょうずに対応ができるとはかぎりません。夫には、・ママがイライラする可能性が大いにあること・靴下を裏返しにしたまま部屋に放り投げておくなど、今まで許せていたことも許せなくなる可能性があること・育児が想像以上にママにとって大変なことを事前に知っておいてもらった上で、かつ、ママがイライラしたら、お互いの認識のズレを合わせにいくことが必要であることを伝えておきましょう。 作画/はたこ※参考:・ニュース(ママネタ):産後クライシスは他人事じゃない!夫との気持ちのすれ違いを防ぐ方法【著者:メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコ】
2023年01月24日2歳の男の子ママ、Mさんに実際に起こった、産後クライシスのお話です。待望の赤ちゃんを授かり、夫婦で喜びを分かち合い、Mさんは出産しました。しかし、産後、良好だった夫婦の関係は急激に冷え込みました。夫は、息子が夜泣きをしてもゲームばかり。さらに、仕事が休みの日は「自分の時間が欲しい」と言って育児をしようとしないのです。夫への不満、息子へのイライラで、心身の限界を感じたMさんは――!?産後クライシスになりました 夜泣きをする息子にMさんが疲れ果てているときも、趣味のゲームを夜遅くまでする夫。Mさんはそんな夫に不満を感じていました。さらに、仕事が休みの日でさえも、夫は「自分の時間が欲しい」と言って育児をしようとしませんでした。 次第に息子にイライラし始め、限界を感じたMさんは、夫に母親の自信がないと話しました。 「この子、私が母親じゃない方が幸せになれると思うの」 夫はMさんの言葉を聞いて困惑。そして、初めて、 「今日は俺が見てるから別の部屋で寝なよ」 そう言ってくれました。初めての育児に苦戦しながらも、授乳、寝かしつけなど、夫なりに努力していました。しかし、最終的に泣いている息子の隣で寝てしまった夫。夫は自信をなくしたのか、夜だけはどうしても無理だと言ってて、結局交代してもらえなくなってしまいました。 やがてMさんは育休を終えて、息子を保育園に預けて仕事に復帰します。仕事と育児の両立は大変でしたが、おっぱいをやめると、夜泣きが減ってMさんの睡眠不足が解消されました。そしてこのほかに、大きな変化が。 それは、ある保育士さんとの出会いでした。 Mさんが自分の子育てに自信がないと相談すると、その保育士さんは笑顔で言いました。 「息子さんを見れば、お母さんからたくさん愛情を受けて育てきたのがわかります。よくここまで頑張ってこられましたね」 どんなときも肯定してくれたその保育士さんのおかげで、Mさんは自分の育児に自信が持てるようになりました。 そしてMさんは夫と話し合いをすることに。Mさんは夫に、育児をするつもりがないなら、離婚を選択する意思があることを伝えました。ようやく夫は反省したのか、「ずっと我慢させていてごめん」とMさんに謝りました。その後、2人は何度も話し合いを重ねていきました。 話し合いの中でいくつかのルールが生まれ、それらを積み重ねていくことで、冷え切っていた2人の関係は少しずつ修復していきました。息子と一緒に過ごす時間が増えるにつれて、夫が父親らしくなったように感じたMさん。Mさんは今は、わが子を思う気持ちは夫も一緒なのだと思えるように。 Mさんはこうして、産後クライシスを乗り越えました。今、ゆるく2人目の妊活を始めたMさん夫婦。これからも、後悔のない選択ができるように過ごしていきたい、と考えています――。 ◇◇◇ 出産後数年の間に、急激に夫婦仲が悪化する現象、「産後クライシス」は、産前の夫婦仲が良好であっても起こってしまうことがあるようです。今回Mさんは、産後、夫が育児をしないという状況に悩まされました。パパの子育てに詳しい専門家の小崎先生曰く、「子育てに父親が関わらなかったことが原因で、熟年離婚につながることもある」とのこと。とはいえ、多様性が求められる現代、関わり方は家庭によって異なるものだから、「うちはどうする?」と、自分たちらしさの意識を高めることが大切なのだそうです。Mさんのように、夫婦で話し合うことは、産後クライシスを回避したり乗り越えたりする一歩になりそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ4歳差男子2人のママ。クセの強い長男と、自我芽生えまくりの次男、ふわっとした夫、ブッサかわな愛犬とで5年前から山奥暮らしを満喫中。Instagramでは日々の知育あそびや、フォロワーさんのお悩みをマンガ化して投稿しています。
2022年12月23日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※(取締役社長:斎藤睦美)と協働で、『産後の両親学級』を2023年1月から開始することをお知らせします。『産後の両親学級』は、女性が出産後に経験する心身の変化や、パートナー男性の育児への関わり方などを、ワークショップで学ぶことができるプログラムです。※ 産後の母体を労り、家族を迎えるというライフステージのための心とからだの準備をするための施設です。uc_01■『産後の両親学級』開催の背景当社は、女性が自分に適した生理ケアを知り、選び、活用することによって、「生理期間中も、自分らしく生きられる」社会の実現を目指しています。このような取り組みの一環として、2019年6月から “生理について気がねなく話せる社会を!” とのスローガンを掲げ「#NoBagForMe」プロジェクトを推進しています。このような、これまでの取り組みを踏まえて、今回は心身ともに不安定となる「妊娠・産後」期において、パートナーが互いを認め合い、助け合って育児に取り組める環境づくりを目的に、新たなプログラムを開発しました。この新たなプログラムについて、2022年10月より産後ケアホテル「マームガーデン葉山」※においてモニターを募り、実施したところ、多くの参加者から好意的な評価をいただくことができました。そこでこのたび、本プログラムを『産後の両親学級』と命名し、「マームガーデン葉山」※と協働で展開することにしました。■『産後の両親学級』プログラム内容(1)パパによる育児がもたらす効果について(2)出産直後のママの心とからだについて(3)パパとママの産後コミュニケーションについて(4)パパとママでの助け合いの工夫について(5)紙おむつの交換方法と体験について■『産後の両親学級』に参加した方の声「産後目まぐるしく変わる体調、子育てに忙殺される毎日が終わることなく続いてゆく中で、自分はどうすれば心地よいのか、なにを大切にしているのか、を思い出すとても良い時間となりました。」 (ママの声)「普段聞けない夫の考えを聞くことができて、お互いよいコミュニケーションを取れました。受講後さっそく夫が色々気遣ってくれてとても有難かったです。」 (ママの声)「産後の女性が授乳で体力を消耗することは聞いたことがありましたが、まさかそれがラグビーの試合くらい大変なことであるとは知りませんでした。これからは妻に無理はせずにいて欲しいのと、協力できることはしていこうと改めて思いました。」 (パパの声)「産前に教わったことはだいたい忘れてしまっているので、産後に改めて学べるのは良いと思いました。」 (ママの声)■『産後の両親学級』についてのお問い合わせ「ユニ・チャーム 産後の両親学級」へお問い合わせください。受付時間 月曜日~金曜日 10:00~16:00 uc-femtech@unicharm.com <関連情報>・プレママ・プレパパ向け「ムーニーちゃん学級」 ・#NoBagForMe「ソフィみんなの生理研修」 ・「ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030」 ■「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』を通じて貢献する「SDGs17の目標」「マームガーデン葉山」※との『産後の両親学級』の取り組みは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しようこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,308名(2021年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日東京都武蔵野市にある小さな弁当屋「コムギキッチン」は、産後のママをサポートする「産後めし(R)」プロジェクトをスタートいたしました。コロナ禍で里帰り出産ができない、周りに頼れる人がいない、そんな産後ママのために先輩ママたちが本気で考えたサービスです。より多くの人に知っていただくために、クラウドファンディングを行うことにいたしました。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。産後めし【公式ECサイト】 ■「産後めし(R)」サービス概要産後めし(R)は産後のママのコンディションを優先的に考えて作られた、栄養たっぷりのお惣菜(主菜と副菜)を冷凍でお届けするサービスです。武蔵野市で、23年間営業してきた、当店の健康へのこだわりがつまったお惣菜となっております。以下の特徴をポイントに作られています。【特徴1】ママに必要な栄養がたっぷり栄養士による体の回復を考えたメニューづくり【特徴2】母乳にうれしい母乳やママの体のことを考えたやさしい味付け【特徴3】ちょっとボリューミー1.3人前の分量だから、上の小さいお子様がいる場合など一緒に分けて食べられます【特徴4】出産に合わせてスタート急な出産でもご出産後ご連絡いただければ、退院までに合わせて発送いたします※あらかじめご相談予約の上、出産翌日までにご連絡ください【特徴5】続けやすい、うれしいお値段!1食(主菜1品+副菜1品)で547円(税込)※10食分セット 定期便2週間に1回の場合【特徴6】手作り、保存料・着色料無添加!1品ずつ、料理人が丁寧に手作りしています産後めし 特徴■商品概要<産後めし(R)10食分セット>産後のママのコンディションに合う、当店自慢のお惣菜をセットにしました。定期便2週間に1回の購入で20%OFF:5,472円(税込)定期便月1回の購入で10%OFF :6,156円(税込)通常 :6,840円(税込)※今だけ!クール便 送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)産後めし 10食分セット■商品情報【SET MENU】●主菜(1)ひじき入り豆腐ハンバーグ、(2)串なし焼き鳥、(3)白身魚の甘酢あん、(4)チキン南蛮、(5)油淋鶏、(6)豚の角煮6商品のうち各1個から2個 合計10食●副菜(1)小松菜と油揚げの煮びたし、(2)大根のそぼろあんかけ、(3)大豆の具沢山煮込み、(4)筑前煮、(5)切干大根、(6)きんぴらごぼう、(7)ひじきの煮物7商品のうち各1個から2個 合計10食メニューは新商品の追加や、仕入れの状況によって変更の可能性がございます。その他、単品でもお買い求めいただけます。※3,000円以上ご購入で送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)お子さまとご一緒に召し上がりになる場合も考慮して、生姜・ねぎ・にんにく・スパイス当はあえて使用しておりません。■商品開発のきっかけはスタッフのコロナ禍での出産から以前、スタッフの1人が緊急事態宣言中に出産し里帰りもできず、パパも仕事を休めずの、周りにサポートがいない状況に追い込まれました。(立ち合いもなく、1人でマスクをつけての出産でした)すでに4歳の子もいるので、育児には慣れている、なんとかなると思っていましたが、思った以上に産後がきつく、毎日の食事も手抜きばかりでなかなかきちんとした食事もできなかったと泣いていました。そんな状況のママがコロナ禍では多いのではないかと思います。現在はコロナに慣れたかのようにも見えますが、妊婦や産後のママたちにとって大変な状況は変わりありません。サポートの少ない中で、産後のママは赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいです。「ちゃんと育てなきゃ、母乳をたくさん出さなきゃ・・・」とプレッシャーを抱えるママも少なくないでしょう。でもママは自分のことは後回しで、まともな食事もとれず、赤ちゃんのお世話で一日の大半が終わってしまうのです。ママの産褥期の身体の回復のためにも健康的な食事は必要です。私たちは忙しいママたちにもしっかりと食事をし、元気に楽しく子育てをしてほしいと願っています。まだまだ産後ママをサポートする仕組みがこの国には足りないと私たちは考えています。行政に頼りすぎるのではなく、社会全体で産後ママをサポートする仕組みです。その私たちの1歩として、弁当屋の強みを活かしてこの産後めし(R)プロジェクトをスタートしたいと考えました。2021年 出生数は過去最少84万2,897人、6年連続で過去最少を更新。産みやすい、育てやすい国づくりが大切!出典:厚生労働省 人口動態統計速報(令和3年12月分)にて【産後の食事で気を付けたいことって?】産後の食事は、カレーやキムチなどの辛い物、揚げ物などのメニューは、乳腺がつまりやすい、母乳の味が変わりやすいと知られて控える人もいます。産後めしでは、香辛料は使わず、また揚げ物は菜種油を使用し、お酢でさっぱりと仕上げています。塩分控えめのやさしい味付けとなっています。■クラウドファンディング開始のお知らせと今後の展望──目指すは飲食店がママを救う仕組みづくり──以下の内容にてクラウドファンディングを実施いたします。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。【クラウドファンディング 概要】プロジェクト名: 孤立しやすい産後のママを笑顔にするお惣菜冷凍サービス「産後めし(R)」プロジェクト期間 : 2022年8月26日(金)~10月7日(金)受付窓口 : クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」URL : 目標金額 : 1,500,000円リターン内容 : (1) 3,000円(お礼のメール+300円割引クーポン)(2) 5,000円(お礼のメール+500円割引クーポン)(3) 10,000円(お礼のメール+1,000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セットお届け)(4) 15,000円(お礼のメール+1000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セット×2セットお届け)資金の使い道 : ●たくさんの人に知ってもらうための宣伝費/約20万円●生産体制を強化するための人件費/約30万円●設備費/約100万円※設備費については、生産に必要なスチームコンベクションオーブン、3D冷凍フリーザー、業務用真空包装機などの設備(約合計1,000万円ほど)を整えていく予定ですが、そこに皆様のご支援(100万円)をあてさせていただく予定です。その他 : CAMPFIRE手数料17%+税■今後に関して本事業では以下3つのフェーズ(段階)での成長を考えています。【第1フェーズ】●2022年6月~ 「産後めし(R)」通販事業開始産後ママ向けの「産後めし(R)」通販事業をサポート。里帰り出産ができない、パパのサポートが受けられないなど、様々な事情を抱えるママの食事をサポートしていく。【第2フェーズ】●2023年~ 他飲食店とも協力しあい産後めし(R)のラインナップを強化する周りの通販事業を検討したい個人の飲食店への通販コンサルを併用して行うとともに、同時に「産後めし(R)」にも商品を出品いただく。たくさんの飲食店から産後のママ向けの商品を作り出すことで、飲食店への活気につなげるとともに、ママがうれしい仕組みにつなげていく【第3フェーズ】●2023年~ 食事を通して、産後ママに寄り添うコミュニケーションを強化する孤立・うつになりやすい産後状態のママに産後めし(R)を通じて定期的なサポート電話をするなど、マインドケアができる仕組みも取り入れて、社会的意義のある活動へとつなげていく。以上の活動を通して、事業規模を拡大し、雇用の促進、地元の食材、飲食店の活性化、産後ママへのサポートなど地域の社会的事業への取り組みへ、波及効果を図っていきたいと考えています。■コムギキッチンについて私たちは、東京都武蔵野市にある商店街で23年間小さなお弁当屋「コムギキッチン」を家族で営んでいます。父(栄養士)がつくる日替わりメニューの健康バランス弁当は、「毎日食べるお弁当だからこそ、お客様の健康に1番でありたい」をコンセプトに、健康に不可欠である三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)と、ビタミン・ミネラルを加えた5種類の栄養を意識した献立です。健康を意識される地元のお客様たちに長くご愛食いただいています。コロナ禍で売上も下がり、物価も高騰し大変な毎日ですが、私たちができることを探しながら、家族を含めたスタッフたちで日々頑張っています!!私たちが作っています!【会社概要】社名 : コムギキッチン本社所在地 : 〒180-0012 東京都武蔵野市緑町2-4-38 コムギキッチン代表 : 熊谷 太郎事業内容 : お弁当・お惣菜・タレ製造 2022年より「産後めし(R)」通販事業開始設立 : 1999年4月コムギキッチンHP: 産後めしHP : ※回線が混み合うため、お電話でのご連絡はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日産後の女性が夫にイライラを感じるという話はよく耳にします。産後の私も例外ではなく、夫が家事や育児をすればするほどイライラが募っていきました。今回は、私の産後の様子と夫へのイライラが落ち着いていった過程についてお話しします。 どうしてイライラするの? 心と体に異変産後、家のことに不慣れとはいえ、夫の一挙手一投足に怒り、夜の夫婦生活なんて考えただけで夫を突き飛ばしたくなる有様だった私。「私はこんなに心が狭かったの? ちょっとイライラしすぎじゃないだろうか?」と、私は自分の感情に悩み、違和感を覚えていました。 そんなとき、自分の体にも異変が起きました。毎晩息苦しくて何度も目が覚めて眠れず、日中には気絶するように突然寝てしまうようになったのです。診察を受けると、なんと鼻にできたポリープが鼻腔を塞いでいたことが判明しました。 病気が判明、ずっと睡眠不足だった!?耳鼻科医によると、ポリープはかなり前からあり、産後の私は過度な睡眠不足になっていたようでした。ポリープ除去には1週間の入院と手術が必要とのこと。 ただ、入院している間、仕事のある夫は1歳3カ月の子どもの面倒を見ることができません。そこで何軒も病院をまわった末に、なんとか日帰り手術をしてくれる病院を見つけ、異変から5カ月後にやっと手術が決まりました。服薬のために断乳し、手術後、私の体調は劇的に回復し始めました。 熟睡と月経の再開で落ち着いた心と体手術のおかけで、睡眠中もきちんと呼吸ができるようになったことに加え、断乳したことで子どもの夜泣きがなくなり、ようやく私は熟睡できるようになりました。さらに産後1年8カ月ぶりに月経が再開。 こうして順調に体調が整っていったある日、ふと気付きました。「最近、夫に全然イライラしない……!」。自分でもコントロールできない夫へのイライラは、自分の本意ではなかったとはっきりと感じました。その後、夫婦仲は自然と改善していったのでした。 今振り返ってみると、夫へのイライラは、ポリープの影響による睡眠不足に加えて、産後特有のホルモンバランスの乱れによるものだったのではないかと感じています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:唐木田幸一児(男の子)の母。出産を機に報道関係の仕事を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はブルーレイ収集と寺巡り。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2022年09月13日産後の抜け毛に悩んでいた和田さん。産後の変化は抜け毛だけでなく、鏡を見て愕然としたそうです。娘が生まれて少し経ったころでしょうか、鏡を見てギョッとすることがありました。 産後の自分にガッカリ… 当時の写真を見ると、笑ってしまうくらい顔がパンパン。化粧っ気もなく、美容院にも行けず、服は同じ授乳服のヘビーローテーション。時間的な余裕も、心の余裕もなく、いつもボッサボサのガッサガサでした。 ずっとこのままかと思っていましたが、子育て生活に慣れてくると、少しずつ自分のケアもできるようになってきました。あのときどんよりしていた自分に「この先少しずつ余裕ができてくるよ、大丈夫だよ」と言ってあげたいです。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月06日産後クライシス…という言葉をご存知ですか? 「なんか、ママがイライラしてるヤツだよね」と甘く見ているパパの皆さん、要注意です。夫婦の溝が修復できないレベルまで広がる前に…読んでいただきたい。ぜひ、パパに! という意見も多く届いたコミックライター雨さんの漫画のご紹介です。編集部も驚くほどの数が寄せられた読者コメントにも、ママやパパが一歩前進できるヒントが盛りだくさん!■「俺も育児する」って言っていました。産まれるまでは…姉妹を育児中の雨と申します!長女を出産したときは、産前産後ともに夫のことが大嫌いになってしまいました。妊娠中からずっと無理解で、何も変わってくれない夫…。長女を妊娠中だったあの時から、現在に至るまでのことを綴ります。夫婦の意見が食い違い、子どもをもつ決心がつくまでたくさん話し合いを重ねました。「俺も育児する、2人で頑張ろう」という夫の言葉を信じていたのに…。現実は違いました。■「ベビー服は2着で足りるよ」妊娠中から夫の言葉にイライラ…産後クライシスとは言いますが、もはや私は妊娠中からイライラが募っていました。その原因は、夫の無理解です。そしてもちろん産後も…さらにイライラは増していく…! 女性はお腹に赤ちゃんがいる時期があるというのが男性とは決定的に違います。そのため男性は当事者意識をもちにくいらしい…。とはいえ、それじゃ困る!! パパは、このまま変わらないのか? 夫婦の亀裂は広がる一方なのか…? さて、雨さん夫婦の将来はいかに!?こちらは2月20日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■同じ経験をしている人がいる。それだけで救われた…編集部には、雨さんと同じような経験をした方からのコメントが多数寄せられました。・まるで我が家を取材していたのかと思いました。私だけじゃないんだ、と安心しました。・うちの旦那だけではなかったことに、驚きと喜び。 ・こういう記事が出ることによって、たくさんの男性の目に留まると良いなと思いました。変わるきっかけになって欲しい。・男にとって「お母さん」はパーフェクトウーマンなんだろうなと。・わかりすぎて当時を思い出し腹わた煮え返りまくりました。・世の中の子育てママがぶつかる壁はこの10年…20年経っても変わらないものだと痛感しています。■読者のツラい産後クライシス体験談も…! 中には雨さんを超えるような、産後クライシスエピソードも! 一部をご紹介します。・子どもをあやすだけで、俺イクメン。て言っている旦那にイラつき、他のこともやってと言うと「俺は仕事をしているから無理」と言われました。・妊娠中に太ってしまい…外出先で後ろにいた主人が溜め息混じりで 「みっともない体…隠して」と言われました。・産後、夫には家事をしてもらうことになっていましたが、産後2週間で「産休中でいわば専業主婦なのに、まだ家事できないのか!」と夫が憤慨しました。・専業主婦でワンオペの私を、夫は、「あいつは遊んで暮らしてる」吹聴していました。・子どもが1ヶ月頃、「俺の事を優先しろ。でも泣かせるな」と言われました。ひどい…。新しい家族が生まれ、幸せになっていくはずなのに…多くの夫婦が経験する産後クライシス。夫婦の感覚のズレるかもしれないという前提でコミュにケーションを取り、互いに歩みよることが大切なのかもしれませんね。雨さんの体験談を知ることで、産後クライシスを抜ける夫婦が1組でも増えますように…。▼漫画「産後クライシス」
2022年05月02日今回ご紹介するのは2022年1月23日に配信して大反響だったエピソード漫画“あざとい女性部下”に狙われた夫とその妻のお話です。子育て中でなかなか外に出れずやきもきする妻、あざとい女性のことを可愛いと思ってしまう夫。だんだん妻のことを面倒に思ってしまう夫と、家庭があると知りながら近づいてくるあざとい女性に、読者から怒りのメッセージがたくさん届きました!■子どもが産まれて変わったのは私だけ…?同じ職場の先輩だった祐司と結婚した真由。娘の芽衣を出産し、現在は育休中です。平日はほぼワンオペ育児。週末も、祐司は家事育児は真由の仕事だと思っているようで手伝いません。仕事のキャリアも一旦中断、自由な時間がない自分と比べて、結婚後も以前と変わらずのんきに楽しそうにしている祐司。仕事とはいえ異性と楽しそうに過ごす姿に、真由はイライラを募らせていきます。職場の先輩後輩の関係で職場結婚をした祐司と真由ですが、出産して子ども中心の生活に変わった真由と以前と変わらない生活を送る祐司…。真由は、祐司に産前には感じなかった苛立ちを感じ始めたのです。■いつも夫の隣に写ってる女性は誰?そして、祐司が会社の仲間とバーベキューに行った写真を見せてもらったときのこと。真由は、祐司の部下である高橋という女性の存在が気になるようになっていったのです。そして、娘がぐずってばかりで何をしてもうまくいかない日に…。真由はさらに不満と不安をためていきます…。■私…狙った男は仕留めるタイプですモテる小悪魔タイプの「高橋小百合」は、上司である祐司を本気で好きになってしまうのです…。■あの女と夫が一緒に出張へ…?!…祐司が昔「あざとい子に弱い」と言っていたことを思い出した真由の不安は大きくなるばかりでした。そんな中最悪のタイミングで、祐司が一泊の出張に行くことに。そして祐司が出張した夜。電話してもいっこうに出ない祐司に、真由は…。このハラハラドキドキする展開のこちらの漫画は投稿されたエピソードを元に1月23日よりウーマンエキサイトで公開されました。大反響だったこちらの漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■父親になれていない祐司、アウト!(怒)ムキーッ!(怒)読者からは祐司への非難の声が止まりません!・この旦那、妻と子を大事にしていない時点でアウト! 妻が不満を抱えに抱えて、最悪の状態になって初めて気付くタイプ。もっともその原因になった後輩は喜ぶだろうけど、普通小さな子どものいる男性を夜遅くまで引っぱるのは非常識。なぜそれに気付かないのか、やはり狙っている以外ない。・きっと後輩女性の一方的な思い込みや、もしくは計算でやってることとは思いますが、やはりそういうことを起こさせた旦那さんのマネジメント能力のなさが問題だと思います。 自己満足で兄貴気取りで、頼ってもらえてると勘違いして自分に酔っている人は確かに存在すると思います。 そういう人はだいたい自己陶酔しているだけで、周囲の不和を生みやすいし、本当に周囲の人のことを考えて行動はできていないです。 この夫婦の始まりもそういった関係から始まっているようですから、 結婚した当初に釘を刺すことが大事だったと思います。 自分の子供の父親としての育成に失敗した例なんだろうなと思いました。・妻の「カン」は大筋で正しい。特に子どもが産まれて、守りに入っている時は。夫の詰めの甘さが相手を勘違いさせてしまった一因。・旦那はいいよねー。生活リズムは変わらないし、育児のタスクが増えるわけでもないし、妊娠出産でホルモンバランスや体質も変わらないんだから。イライラしてるとか感情的になるとか、それ自律神経乱れてるんじゃないの? 奥さんの体調も気にしてあげてよ。若い部下に慕われて鼻の下伸ばしてる場合じゃないよ。小さい子どもの育児で疲労困憊の中、旦那に他の女の影なんて、鬱陶しく追求したくもなるでしょ。逆の立場で考えてって言いたいけど、出産後の体調変化や体質変化は男には一生わからないからな…。・子どもを守る立場になったことを自覚できていない。これで自分はいい男だと思っているのが痛い。・人生に大きな変化があれば、生活は変わります。それがわからないなんて、子どものままなんですね。子どもが子どもを持つ――この状況はいかがなものでしょうか。離婚して、慰謝料と養育費を払えば気付くかもしれませんね。生活は綺麗事ではないということに…。・子どもが生まれたら変わるの当たり前じゃん。お前はいつ父親になるの? って言いたい。・妻が「つまらない女になった」のではなく、旦那が「つまらない女にした」だけだと思う。生まれたばかりの子どもがいたら、妻は母として嫌でも変わらざるをえないのに、旦那は相変わらず、自分を中心に行動していたら、当然、気持ちはすれ違ってしまう。・父親になれない典型。母親は強制的に母親にならざるをえないけど、男は子どもが生まれても父親にはなれず他人事。「あるある」ですね。・赤ちゃんがいて、そこまで気兼ねなくお酒が飲めるのは誰のおかげなのでしょうか? その間も小さな命を守っているのは奥さんです。大袈裟ではなく、こういった夫にはわからせないといけません。相手の女性も好き勝手してるといずれ痛い目に遭うと思います。・奥さんが怒っているのは、高橋嬢の好意に対して夫が無防備であることに対して。何か起こったらそのときはもう遅いでしょと言ってる。旦那は高橋嬢からの好意があっても、男女の関係にならなければ「何もない」ので妻に不機嫌にされることすら不当だと感じている。そしてそれを理由に妻を咎めた。高橋嬢がどう出ようが妻の誤解があろうが関係なく、夫婦の隔たりはそこにあり、夫はうるさく言わない妻を求め、妻に対する誠意は低いという結論がすでに出ている。妻は高橋嬢がどうこうでなく、夫と自分の関係性として「男女の関係にならなければ何もないのだから不満に思われることも不満だという夫に誠意を感じない。信頼できない。愛情が冷める。それでもいいのか?」とはっきり聞けばいい。・そりゃ子どもに万が一のことがあったら、そうじゃなくても病気や怪我をしたら、湿疹一つでも出たら責任はお母さんにかかるんだからプレッシャー半端ないよね。ただでさえ子どもに何もないように、あっても最小限に抑えられるようにって気を張って生活してるのに、何かあれば100%お母さんが責められる現状で、変わらない方がおかしいんだよ。なのに旦那は他所の若い女に言い寄られて浮かれて鼻の下伸ばしてんだからやってられるかって話よ。浮気とか女にうつつを抜かしてるとか、それ以前に夫婦間の交流をもっと深めて育児とか家事とかもっと協力してやれよ。もう奥さんは旦那だけの奥さんじゃなくて娘のお母さんにもなったんだよ。旦那もお父さんになる努力をしろよ。そしてもちろん、女性部下「高橋」への非難の声も…。・女が既婚上司に相談なんて、絶対ウソ。仕事関係の相談なら、就業中か昼休みにすればいいし、夜、酒飲みながらする相談なんて大したことじゃない。相談は最初の数分で終わって、あとはただの飲み会。絶対ヤバいヤツです!・典型的な相談女ですね。相談の名目でふたりきりになって誰かの彼氏や夫を盗ってしまう人。妻や子どもを追い出して自分や自分の子どもをはめ込めば、そのまま自分が幸せになれるという浅はかな考え方の人。私は結婚してもこういう女性は絶えず湧いて出てくるのだろう、心の安定は得られないと、結婚を諦めました。信用していても他の女が近づいてくるのは止められないし、信用はただの独りよがりなので。・この女は、夫に気を持たせつついつでも「そんなつもりなかったんですぅ」で逃げられるギリギリの攻め方をする。たしかにあざとい。夫も初期対応を間違え、奥さんだけにわかってもらおうとするからこうなる。今後いくらでも同じようなことは起こり、いつか一線を越えてしまうのだろう。別れるならそのほうがすっきりするんじゃないか?少なくとも妻に「お前、そんな女だったっけ」なんて言える男、いい男ではないし。変な女に絡まれる程度の男だということ。・もしも気持ちが成就したらどうなるのかをちゃんと想像できてるのでしょうか? 同期が言うように社内の略奪不倫となれば、今どんなに仕事ができる上司であっても祐司さんの出世もここまで、それより降格となるかもしれない。 略奪で結婚出来れば自分はさっさと退職し家庭に入ればいいかもしれないけど、祐司さんは家族の為養育費の為仕事は続けなければならない。針の筵となった会社で?それとも耐えられず辞めるか? そうなったとき自分たちの家庭は円満に築ける?幼い赤ちゃんから父親奪うことの残酷さわかってる?・既婚者にちょっかいを出すならば、それなりの覚悟を持っていてほしい。好きになっちゃったからとか良い大人が言う言い訳ではない。アピールしたからって全力で拒否する大人の男はいません。職場なんですから。どこにでもいる既婚者の敵。既婚者だと知っていて祐司に、ぐいぐいアピールしてくる女性も問題ですが、守るべき家族ができた祐司は、女性に誤解されないように独身の頃とは行動を変えるべきでしたよね。そこが読者の怒りをかった理由のようです。「お前はいつ父親になるの? って言いたい」という読者の意見が爆発したエピソードでした。▼漫画「夫の女性部下が気になる」
2022年04月07日「病名は『産後うつ』です」第8話。産後2日目の夜なのにつわりのような症状が出たぼめそさん。産後なんだから心身ともにボロボロで当然と思い直し……私がこんなのでどうするんだ! 1人目のこはちゃんのときもできたし、2回目の育児なんだから大丈夫! そう言い聞かせて自分を奮い立たせるのですが…… 病名は『産後うつ』です第8話 結局またほとんど眠れず、産後3日目の朝を迎えました。母乳がよく出るからミルクを足さなくても……そう思ったぼめそさんでしたが、1人目のこはちゃんのときを思い出しました。 混合を予定していたものの完母にしていろんな経験を経て、2人目こそ混合育児にしようと誓っていました。 哺乳瓶拒否による混合育児断念を避けるべく、早速ミルクを作って飲ませるのですが…… 次回、家族がお見舞いに! なぜか喉に違和感&咳が出始めて……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年03月11日スーパーのお惣菜を食卓に出すのは手抜き? 料理が得意で手を抜くことのなかった妻。ところが、双子の娘が誕生により余裕がなくなり、スーパーのお惣菜を出したら夫が「手を抜きすぎ」と指摘して…。体力的にもメンタル的にも限界を迎えてしまった妻の姿はママたちにどう映ったのでしょうか?■体力的にもメンタル的にも余裕がなくなっていく日々料理が得意な私への夫のプロポーズの言葉は「俺に毎日味噌汁を作ってください」でした。でも双子の娘が産まれると生活は一変…食事を作る余裕はなくなってしまいました。私がだんだん料理に手をかけられなくなったことに夫は不満な様子でした。子どもたちがハイハイを覚えてからはさらに大変な日々に。そんなある日のこと――。ところが夫は…体も心も疲弊して、文句を言う力すら出ず、あんなに好きだった料理が嫌いと思うまでに。何かがプツンと切れ、心が壊れていくのを感じるのでした。無理をし過ぎた投稿者さんは、この後ついに入院することになってしまいます。このエピソードに集まった読者の意見は…?■子育てママの全てがつまったエッセイに涙入院した妻は、夫からの謝罪も響かず、離婚をも考えます。だんだんと妻の体も精神も、そして夫婦仲も壊れていく様子がつぶさに描かれたエピソードに涙したという感想が多く寄せられました。・自分のことのようで泣けた。まさに今育児にいっぱいいっぱいの私は余裕がなく、夫にもわかってもらえず不仲です。あからさまなケンカがあったわけじゃないけど、心が疲れ切ってる。・泣きながら読ませていただきました。今は時間をかけて、ゆっくり休ませてあげましょう。そして、旦那さんは自分ができる範囲内で反省しながら妻を支えられるように準備万端にしてください。・私も3歳の双子を育てているので共感も多く、涙をこらえながら一気に読みました。鬱の診断書があれば働いていなくても余裕で保育園に入れるはずですが、保育園に入れなかったのはなんでなんだろう?と思いました(幼稚園まで頑張らなくても…と)。私自身、本当に親にも一切頼れず(遠方のため)生後1か月からワンオペ育児で死にそうでしたが、夫を変えられないと思い諦め切り捨て(離婚し)たので、夫が変わってくれて本当によかったと思いました!・自分の身に置き換え、共感できることだらけですごく泣けてきました。乳幼児の育児時期は、自分のペースで家事も育児も何一つやり遂げられません。ほんの些細なことでも時間がかかるばかりで、終えられない焦りや苛立ちも日々膨らんだりします。夫の無理解な言動でどれ程追い込まれるか…。・本当に本当に、子育てしてるママの全てがつまったエッセイで、読みながらずっと涙してしまいました。ママたちみんな、本当に同じ思いをしてその時期を乗り越えていると思います。このママちゃんが、元気になって、双子ちゃんと旦那さんと、家庭を続けることができていてよかったです。みんなそんな紙一重なところで育児をしていて、だからこそ、夫婦がお互いのほんのちょっとの言葉がとっても大切で、でもそれがその時にはできなくて。近くに、ちょっとでも頼れる人がいれば全然違うんだと思うのですが、そんな時このエッセイ読んでくれたりしたらいい方向に向かえると思いました! 育児真っ最中の夫婦にぜひ読んでほしいです!!妻の入院期間中、家事と育児を一人で経験した夫は妻のこれまでの苦労を知ることに。そして、その様子を見ていた義母は「夫は変わった」と入院中の妻に伝えます。「男性にもぜひ読んでほしい」そんな感想も届きました。・良い方向に向かって、本当に良かったです。奥さんのワンオペ育児は、本当につらい! 世の中の旦那さんにも読ませたい!って本気で思いました。・一気に全部引き込まれて読んじゃいました。私は子どもはいないのですが、双子の子育ては想像を絶する大変さなんだろうな、と共感できる部分がたくさんありました。それだけでなく、家事や仕事、いろいろと抱え込むと本当にパンクしてしまうと思いました。男女平等と言っても、家事は母親という風潮が今でも拭えないですね。この記事はぜひ男性に読ませたいです。今回の投稿者さんは、ひとまず夫と子どもたちと暮らすことを選び、自分自身も変わっていこうと決意します。ウーマンエキサイトでは、日々、育児に家事にと大変なママたちに「もう無理!」と限界を迎えてしまう前にぜひ読んでほしい漫画をたくさんご紹介しています。▼漫画「いいから黙って食え!!」
2022年03月06日産後は体調を崩しやすいといいますが、私もそれを実感した出来事があります。現在5歳の息子がまだ赤ちゃんだった産後3カ月、私は突然の高熱におそわれました。妊娠前まであまり熱を出すことがなかった私はびっくりして病院を受診。そのときの先生の言葉に、私はあることを思い出しました。熱が出た原因や、産後の体は、通常と違うのだと実感した出来事をお話しします。 寝不足の日々に突然の高熱産後3カ月のころ、まだ寝不足の日々で疲れがたまっていたのか、ある朝起きたとき喉が痛いと感じました。そのときは風邪をひいたかなと軽く考えていました。しかし、昼を過ぎたころ体中が氷のように冷えているように感じ、寒気が止まらなくなったのです。 一緒にいた夫と息子はそこまで寒そうにしておらず、おかしいと思い熱を測ると39度超え。当時はまだコロナ禍ではなかったので私はすぐにインフルエンザを疑い、まだ診療時間内だったので、息子を夫に任せ急いで病院に行きました。 先生の言葉で思い出した今朝のこと病院ですぐにインフルエンザの検査をしましたが、結果は陰性。診察の結果、咽頭炎と診断されました。喉が真っ赤に腫れていたようで、お医者さんに「空気が乾燥しているから、加湿器を使ってしっかり保湿してね」と言われ、そこで私はハッとしました。 家に加湿器はあるのですが、前日の夜、寝る前の給水をさぼってしまったことを思い出したのです。2日ほどで熱は下がりましたが、息子のお世話もあったのでゆっくり休めませんでした。 産後はいつもの体と違う今回の高熱の原因の1つは、喉の乾燥。寝る前に給水をさぼったことで、加湿器が切れてしまったことによる空気の乾燥でした。もちろん、産後の疲れも重なっていたのだと思います。それ以来、冬になると寝る前に必ず加湿器の給水を忘れないように気を付けています。 私にとって久しぶりの高熱だったのでとてもつらかったです。そのあとも1年くらいは風邪をひきやすくなり、産後は体調を崩しやすくなるというのは本当なのだと実感しました。 このときから、疲れているときこそ体調管理に気をつかわなければならないと考えるようになりました。当時赤ちゃんだった息子にはうつることなく、回復でき安心しました。普段あまり風邪をひかない私でも高熱が出たので、産後は普段とは違う体なのだということを強く実感させられる出来事でした。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岡田 うた5歳男児のママ。精神疾患の治療しながら、子育てに奮闘中!趣味は読書。
2022年03月03日■前回のあらすじ入院から5年後、夫は家事育児に積極的に協力してくれるようになり、妻は辛いときは夫に頼れるように変わりました。すると妻の病状は良くなり通院することもなくなったのです。ともに変化し、お互い補い合いながら家事を回していけるようになったふたり。「いいから黙って食え」と思っていたのも、今ではもう過去のことです。
2022年02月12日■前回のあらすじ5年後、そこには協力して家事育児をする夫婦の姿がありました。それでも、退院した後は夫の仕事が忙しく、たいへんなこともあったのです。本当に夫は変わったのです。そして妻も、少しずつ夫に頼れるようになっていきました。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月11日■前回のあらすじまだ夫を全面的に信用できないと思いながらも、ひとまずは一緒に暮らすことを選んだ妻。そして5年の月日が経ち…。退院後、夫と協力したり母に手伝ってもらったり、できるだけ「楽」をする努力をしたものの、うまくいかない時期もあり…。「俺にしてほしいことある?」という夫の質問に、妻はどう思ったのでしょうか。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月10日■前回のあらすじ「旦那さん変わったわ」という母の言葉に、妻の気持ちも揺れ動き…。すぐに答えを出さず、ゆっくりと離婚すべきか考えることにしました。夫のことはまだ信用できないけれど…、ひとまず夫と子どもたちと暮らすことを選び、自分自身も変わっていこうと決意したのでした。そして、5年の月日が流れ…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月09日■前回のあらすじ妻への理解を示すようになった夫の変化を嬉しく思う一方で、今までのことを許せない気持ちもある…。離婚の決断ができない妻は、母に「今の夫は変わったのか」と助言を求めたのでした。「今すぐ答えを出さなくていい」という母の言葉に、妻はどんな結論を出すのでしょう…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月08日■前回のあらすじようやく妻から返信があり確認してみると、その内容は「見舞いを母に代わってほしい」というものでした。夫はいよいよ離婚を覚悟すしたのでしたが…まだ離婚を迷っている妻。母の目には、夫はどのように映っているのでしょうか?次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月07日■前回のあらすじ妻の気持ちをやっと理解し謝罪してきた夫。しかし離婚まで考え始めていた妻にとっては、気持ちがかき乱されるだけでした。2週間ほど続いた入院生活も終わりが見えてきた頃、ようやく妻から返信が。アクションがあったことに喜ぶ夫でしたが「お見舞いをお母さんに代わって欲しい」という内容でした。これからは自分が支えたい。今までのことを償いたい。そう思っていても相手が許してくれないと無理…。今までのように自分の気持ちを押し付けるだけではダメだと感じた夫は、丸ごと受け止める覚悟を決めたのでした。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月06日自分のことしか考えられない夫に対し、子どもが産まれたことをきっかけに親としての自覚を持ってもらうべく、さまざまな作戦を立てて実行していく、たまままさんの奮闘記「パパの育児力アップを目指して」。「そもそも…なんで結婚したの?」「相手に期待すべきじゃない」「夫婦でカウンセリングを受けれるのはすごい!」など、読者の反応は?■そもそも価値観がズレていた自分優先の旦那氏…旦那氏との考え方の違いが、産後浮き彫りになり…■泣いている娘を「放置」してる旦那氏が許せない…!!耐えきれずに…。旦那氏の育児アッププロジェクトを開始したのです…!!このリアルストーリーに読者の反応は…?■「そもそも何で結婚したの!?」理解できないという読者多数・結婚は恋愛とは違うのに、何故家庭運営の方向性が異なる相手を洗濯したのか理解できないです。・パートナーに父親の適性がないと分かっていながら子どもを作って、育児に協力してくれないと不満をぶつけたり、カウンセリングに行くって…。■「期待しないのがイチバン…」諦めの声も・思い起こすと…やはり妻である私の苦労をわかっていないことによる無神経な発言が怒りに繋がっていましたね。・まさに今、夫への期待はしないように諦めているフェーズ。 夫は挽回しようと努力をしてますが(努力は認めますが) 既に開いた心の距離を縮めるのには時間がかかりそうです。■「カウンセリングいいですね!」賛成の意見も・夫婦2人でカウンセリングに行くっていう選択が、素晴らしいと思う。 さっする事が苦手な男性と、伝える事が上手くいかない女性とが歩みよるために、第3者を入れるのは良いと思います。■夫視点のリアル体験談も私の妻もあなたのように気がついてくれればいいのにと強く強く思いました。少し前の話ですが、私と妻で口論になった時、妻が私が育児も家事も何もしない的なことを言ったので、実際にやったことを妻が覚えているエピソードも加えながら伝えたら、『それは私がそう仕向けたから』と言われあ然としました。 それから、彼女から感謝なんてものはないのだと悟り、信頼関係が崩れたまま今を迎えています。妻も私のことを露骨に嫌い、私も妻に対して抱く嫌悪感が日に日に増しています。・妻が育児疲れから常に私に理不尽な八つ当たりをするようになり、ある時私がキレて…。そのまま2人で市役所に行き離婚届をもらった。 原因は妻が「育児は自分主権でやる」と育児ルールを設定し、全て1人で抱え込み過ぎた事。 子供が食べる物、食べ方、食べる時間、着る服、寝る時間、起きる時間等全て妻が決めたため、私に育児の口出しをさせなかった。 結果私は「だったら妻の思い通りにやればいい。そのあらゆる結果に自分は一切の責任を負う気無いし協力もしない」という姿勢になってしまいました。■たまままさんに賛美やエールの声も!・作者さんは偉いなぁと思いました。初めての子育てでわからないことだらけな上、旦那育てまでしないといけなくて… でも自分も相手も追い込んでしまいそれをカウンセラーに指摘されたとき、みんながみんな作者さんみたいに立ち直れないと思います。それだけお子さんと旦那さんのことを大切に思われてるんだなと感じました。・自分への厳しい指摘を受け止めて、自己洞察できる人は、とても立派な人だと思いました。・気付ける事が素晴らしい。気付けず「自分は間違っていない」と相手を常に否定し続けて自滅する人間が多いと思います。読者からの様々な意見が届いた人気連載「パパの育児力アップを目指して」。育児力の低い旦那さんに父性を芽生えさせようと必死だった、たまままさんファミリーのリアルストーリーはウーマンエキサイトに掲載されています!▼連載「パパの育児力アップを目指して」
2022年02月05日■前回のあらすじ少しは変わったと言う夫。しかし妻は簡単にその言葉を信じることができず…。妻が考える未来に、夫の姿はないのでした…。失敗したことばかり送ったのは、彼なりに妻を追い詰めないようにという気遣いからでした。俺は失敗ばかりで、出来ないことばかりで、育児のことも、家事のことも何も知らない、不完全な人間だというメッセージ。それは「妻が自分を『不完全な人間』だと責めている」と、お医者さんから聞いたから。「俺1人でも〇〇できたよ!」「仕事も育児も1人でできてるよ!」「俺1人でも頑張るから安心して退院してね」とか…。妻が「私は弱い人間だ」とますます落ち込まないように、意識的に失敗談を送った夫。しかし妻は、離婚で悩んでいるところに、今になってずっと言って欲しかった、分かって欲しかったことを夫が言ってきたため、余計苦しむことに…。なんで今なの? やっと離婚って決められそうだったのに。今じゃなきゃ素直に嬉しかったし、こんなに憎たらしく思わなかったのに。怒りや寂しさで、心の中はグチャグチャになっていました。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月05日