日本人に生まれながら、中国人歌手・李香蘭として絶大な人気を誇った山口淑子。この戦争に翻弄された、実在の歌姫の数奇な半生を描く『ミュージカル李香蘭』が、戦後70年になる今年、上演される。本作で1991年の初演にタイトルロールを務め、その後も数多く同役を演じているのが野村玲子だ。改めてこの役に向き合う気持ちを野村に訊いた。チケット情報はこちら最近のこと。テレビで若い子が「アメリカと戦争したことなんてあったんだ」と言っていたことに驚いたという。それに対し、「やっぱりきちんと、あったことはあったこととして、知っていて欲しいと思います」と語る野村。ただ、『ミュージカル李香蘭』は“戦争の悲劇を語り継ぐ”という思いが込められている作品だが、出演する俳優たちは当然、直接戦争を体験していはいない。自身も初演の頃は苦労した。「歴史をしっかり学んでこなかった世代ですので、自分の無知さを思い知らされて、それはそれは大変でした。まず自分たちが戦争という歴史を知って、その先にいま、自分たちの人生があるということをきちんと理解しないといけないと思っています。その上で、これから私たちはどうやって生きていくかということを含めてお客様にお伝えしたい」。柔らかい表情で、しかしきっぱりと言うその姿に見えるのは使命感か。重ねて「この作品は重みが違う、誠実に向かわないと」とも話した。山口淑子さんは戦後、参議院議員をも務めるなど様々な活躍をし、昨年亡くなった。野村はこの作品を通し、山口さんと交流があった。「本当に美しい方で、そして非常に頭の回転が速い、素晴らしい方。そんな方を演じるなんて…というプレッシャーすらすぐに見抜かれて、「大丈夫、玲子さんの好きなように、『ミュージカル李香蘭』という作品の李香蘭を作ってくださっていいですから」っておっしゃってくださいました。公演にもよくいらしてくださいましたよ。今回の公演の最中に、山口先生の一周忌を迎えます。今まで以上に山口先生と出会えたこと、この作品に出会えたことに対する感謝と、平和への思いを胸に刻んで、お稽古に参加しています」。なお、今まで劇団四季が上演していた本作だが、今回は劇団四季の創設者であり、元代表の浅利慶太氏が今年新たに発足させた<浅利慶太プロデュース公演>の第2弾として上演される。オーディションで決定した出演者もフレッシュな顔ぶれが多く「それだけでも今まで四季でやってきた舞台とは違って、新鮮ですよ」と野村は楽しそうに笑う。「私は19歳の時から劇団ひとすじでしたから、座内の俳優としか演じた経験がないんです。今までは相手が「こうくるな」というのがわかりましたが、今回は意外な展開ばかり(笑)。自分が慣れていたものをそぎ落として、いまの交流から生まれるものを積み上げていけたらなと思ってやっています」。今の野村だからこそ表現できる李香蘭は、戦後70年の夏、我々に何を訴えかけるのか。客席で見届けたい。公演は8月31日(月)から9月12日(土)まで、東京・自由劇場にて。チケットは発売中。
2015年08月05日エルメス(HERMES)から、新オードトワレ「李氏の庭」(100ml/1万5,000円)が登場。エルメスブティックとエルメス香水コーナーにて展開されている。2015年のテーマ「フラヌールーいつでも、そぞろ歩き」をもとに、エルメスの専属調香師ジャン=クロード・エレナが手掛けたオードトワレ。 「人生は、庭づくりを始めたその日から始まる」という古くから伝わる言葉もある中国に魅了された彼は、中国にある数々の庭園を訪れ、それぞれに共通する象徴的な力に着想を得た。池の匂い、湿った小石の匂い、ジャスミン、スモモや金柑の木、そして巨大な竹林の香りを思い浮かべながら作られた、新しい庭園のフレグランス「李氏の庭」。つけた瞬間、凛としたレモンような爽やかな香りが漂い、雄大な地を思わせる素朴で心地よいノートが続く。パッケージには、中国の現代アート作家リ・シンが描いたイラストが採用された。繊細なグレーの濃淡で薄紙の上に描かれた、秘境の風景。威厳にあふれたジョーヌ・アンペリアル(皇帝の黄色)と、鮮やかで刺激的なアニスグリーンが混ざりあったカラーがパッケージを彩り、ボトルを美しく引き立てている。
2015年04月30日3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の完成披露試写会が2日、東京・新宿のバルト9にて行われ、桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスを演じる俳優の中村優一が登壇した。2005年『仮面ライダー響鬼』の桐矢京介役、そして2007年『仮面ライダー電王』の桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス役など活躍するも2012年9月に芸能界から引退、2014年8月に俳優復帰を発表した中村にとって、本作『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は復帰第一作。この日の舞台あいさつでは「ゆうとー!」の大歓声の中、「最初に言っておく! おれはかーなーり強い! ただいま!」とゼロノスの名乗りで沸かせると、即座にファンからは「おかえりー!」が届き、この日一番の声援で中村の復帰を祝った。そして「本当に大好きな仮面ライダーにこうやって出させていただいいて……」と感極まって涙し、言葉を詰まらせる中村。それを見たファンがすぐに「がんばって!」と温かい声援で支える光景は、一時の引退後も応援の声を送り続けたファンと中村の絆を象徴する一幕だった。中村は、支えてくれたファンに改めて感謝を伝えつつ「『仮面ライダー電王』の本編が終って約8年。こうやってまた大好きなライダーの映画に出演できることは本当にうれしいです。そして、心の底から愛している仮面ライダーゼロノス、桜井侑斗をまた演じることができて、本当に幸せに思います。本編は、熱い物語に仕上がっていますので、皆さん楽しみにしていてください」と本作に込めた想いを伝えた。また、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の物語については「もう最初から最後まで白熱し、熱い内容です!」とアピールしつつ、「僕は、最後あたりで霧子とああいう風になっていて……。本来たぶんこうなっている(バイクにまたがるポーズ)はずが、ああなっていて……自分で見ていて面白かったですね」と笑いを誘う。そして「電王の時の懐かしい台詞もありますので、気になった方はドライブとともに、電王のDVDも見ていただいて、応援いただければと思います」と呼びかけていた。この日の舞台あいさつには、仮面ライダードライブ/泊進之介役の竹内涼真、仮面ライダーマッハ/詩島剛役の稲葉友、詩島霧子役の内田理央、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人、仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、仮面ライダーBLACK/RX/南光太郎役の倉田てつを、仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川光博、ブラック将軍役の高田延彦も登壇。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。
2015年03月03日CLAMPによる漫画で、その後TVアニメ、映画、ゲームとメディアミックスで展開された大ヒット作品『カードキャプターさくら』より、主人公さくらのライバル・李小狼がコトブキヤの展開するフィギュアシリーズ「ARTFX Jシリーズ」で立体化され、2015年5月に発売される。価格は11,880円(税込)。2015年4月に発売される『ARTFX J 木之本桜』に続く、『カードキャプターさくら』の立体化第2弾は、兼ねてから予告されていた『ARTFX J 李小狼』。男女ともに幅広い支持を持つ李小狼をCLAMPのイラストをもとに、戦闘用の装束を身にまとった姿を再現している。凛々しさの中に年相応のあどけなさが垣間見える表情や、装束を翻した大胆なポージングで立体化している。台座は小狼の羅針盤をモチーフにしており、愛剣・護符も劇中のイメージそのままに再現。李小狼の立体物としては決定版と言えるフィギュアで、『ARTFX J 木之本桜』とディスプレイを楽しみたい仕上がりとなっている。商品価格は11,880円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)CLAMP・ShigatsuTsuitachiCO.,LTD./講談社
2014年12月11日東京都港区お台場にある屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」(東京都港区台場1-6-1)は、中山優馬、山田涼介、知念侑李によるアイドルグループ「NYC」が出演する映像アトラクション「デジタリアルライブステージ」の新プログラム「BEYONDTHEDOOR」を、12月15日からスタートする。新プログラムは、不思議な世界へつながる「時空の扉」を抜けて、NYCと一緒にタイムトリップするというもの。中世の城やジャングル、近未来都市など、さまざまな舞台でNYCのダンスが披露される。曲目は「アナザーワールド~未来の僕らへ~」、「JungleLife」、そして書き下ろしの新曲「BeyondTheDoor」。約10分のデジタリアルライブだ。「デジタリアルライブステージ」とは、「デジタル」映像と「リアル」パフォーマンスが融合したステージ。プロジェクションマッピング(実物と映像をシンクロさせる映像手法)などのデジタル技術で空間を演出し、臨場感を表現する。上演は、12:00~、15:00~、18:00~の1日3回。場所は東京ジョイポリス1stFloorメインステージで、春ごろまで上演される予定。なお、現在上演されている「WECANBEHEROES~闇のオーブと光の戦士~」は12月14日までとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日台湾唐揚げとタピオカドリンクの「李さんの台湾名物屋台」が、東京ミートレア店に続く東京での2店舗目として、原宿にオープンした。「李さんの台湾名物屋台」は、台湾の元テレビタレント 李 承芳(リー・ショウホウ)が台湾のおいしいものを日本に紹介したいと9年前に起業し、名古屋を中心に店舗を展開。行列のできる人気店として、この度国内7店舗目となる原宿店オープンに至った。名物の唐揚げは、オリジナルの唐揚げ粉でまぶしてある。数種類の香辛料で味付けをしたピリ辛サクサクがヤミツキとなる「台湾唐揚げ(¥450)」と、当店秘伝の甘辛ソースを絡めて、ネギと生姜をのせた「ラージャン唐揚げ(¥450)」が人気。その他にも、台湾唐揚げと同じ味付けをした、イカ団子・エビ団子、デザートのゴマ団子(各¥400円)と、たくさんの揚げ物が揃う。ドリンク(¥350)は、「タピオカ」「杏仁」「タピオカと杏仁のハーフ」があり、ドリンクにプラスするトッピングを選択することもできる。本場台湾産のタピオカは、もちもちとした食感が特徴的。台湾の味を再現した手作りの杏仁も、ドリンクとの相性バッチリ。また、台湾では有名だが日本では見かけない、美容と健康に良い「愛玉ゼリー」の入ったドリンクも展開している。オーダーをきいてから作るフード&ドリンクは、本場台湾の味を完全再現。ぜひ気分だけでも台湾にトリップしてみてほしい。お問い合わせ:李さんの台湾名物屋台 原宿店 tel.03-6804-3803住所:東京都渋谷区神宮前3-22-4open.11:30~20:00
2012年03月11日ハリウッド発の3DCGアニメーション『スマーフ』のジャパン・プレミアが8月30日(火)、都内で開催され、日本語吹き替え版の声優を務めた「Hey!Say!JUMP」の山田涼介と知念侑李が舞台挨拶を行った。世界中で愛されている、青い体と白い帽子がトレードマークの妖精“スマーフ”たちの物語を映画化。魔法使いに追いかけられ、大都会ニューヨークに放り出されてしまったスマーフたちの冒険を描く。映画にちなんで会場前には“ブルー”カーペットが敷き詰められ、その脇を多くのファンが埋め尽くしたが、山田さんと知念さんは大声援に迎えられ、笑顔でハイタッチなどをしながらカーペットを元気に駆け回った。壇上に上がった知念さんは「(メンバーの)岡本圭人から海外では人気のあるキャラクターと聞いて、本当にこの作品に関われたことが嬉しいです」と笑顔で挨拶。山田さんが「映画はいかがでしたか?」と問いかけると会場は大歓声と拍手に包まれた。すでに2人は完成した作品を鑑賞したそうだが山田さんは「自分の声なのに、不思議な感じ。でも映画自体が、すごく楽しかったです」と語り、知念さんは「自分の声が出てくるまで緊張しました。こんなに映画を観て緊張したのは初めてです」とはにかんだ。2人だけでなく、ほかのメンバーも一緒に鑑賞したそうだが山田さんは「Hey!Say!JUMPのメンバーだけで観ました。『おおー』と拍手で始まったんですよ」と述懐。知念さんは「高木雄也に『知念とブレイニー似てるな、性格が』って言われました(笑)」と明かした。最後に山田さんは「小さな力でも、集まれば大きな力を生む可能性があることが分かると思います」と映画をアピール。大盛況の中でジャパン・プレミアは幕を閉じた。『スマーフ』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。特集『スマーフ』■関連作品:スマーフ 2011年9月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開■関連記事:トリビアクイズに挑戦!『スマーフ』マスコットストラップを5名様プレゼントHey! Say! JUMPの2人も登壇!『スマ―フ』ジャパンプレミアに5組10名様ご招待山田涼介&知念侑李がアフレコを公開目標はジョニー・デップ&J・ビーバーと共演山田涼介&知念侑李が3D映画『スマーフ』で声優挑戦!
2011年08月31日3Dアニメーション『スマーフ』の日本語吹替え版の声を担当する「Hey!Say!JUMP」の山田涼介と知念侑李のアフレコの様子が7月19日(火)、報道陣に公開された。青い肌と白い帽子がトレードマークで、リンゴ3個分の背丈の妖精・スマーフ。彼らの大冒険が実写と最新アニメーション技術を駆使したハイブリッド3Dという形で映画化された。山田さんは、おっちょこちょいなクラムジー、知念さんは仲間たちの中でも一番の秀才であるブレイニーの声を演じる。この日は、スマーフたちが村のお祭りのリハーサルを行っているシーンが公開。短いやり取りの中でもクラムジー、ブレイニーそれぞれのキャラクターの特徴がよく表れている場面となった。山田さんは声優初挑戦となったが「緊張しました。知念のブレイニーの声を聞いたのも今日が初めてだったんですが…。でもすごく楽しかったので、機会をいただければまたやりたいです」と笑顔を見せた。一方の知念さんは二度目の声優挑戦。「相変わらず難しいな、と思いました」とふり返った。秀才という役柄については「ブレイニーは結構、ウザい口調で話すんですが、僕も山ちゃんとかに冗談でそういう風に話すことがあるのでやりやすかったです。まあグループの中では一番知識がある方なのかな、と思いますのでそういう意味でも合ってますね(笑)」とちょっぴり得意げ。劇中、ラップも披露しているそうだが「難しかったです。まさか歌でこんなに苦労することになるとは…」と苦笑いを浮かべていた。山田さんは、知念さんの“秀才”な部分について尋ねられ「リハーサル現場とかで、位置を覚える早さや、ダンスを覚える早さは群を抜いてます」と素直に称賛。一方、山田さんのドジな部分を問われた知念さんは「山ちゃんのドジなとこ…あんまり見てないから分かんないな」と答え、すかさず山田さんから「見ろよ!いつも一緒にいるんだから」とツッコミを食らっていた。すると思案顔の知念さんが「これは言っていい?」と山田さんの耳元でゴニョゴニョ。山田さんからは「それはダメだね」とNGが出されたが、マスコミに言えない山田さんのドジなところとは…?本作はハリウッド作品の日本語吹替えということで、今後の世界進出にも期待がかかるが、山田さんは「行かせていただけるならいつか行きたい」と乗り気。一方の知念さんは「世界を目指して英語をやりたいと思うんですが、なかなか始められないんです…」とのこと。ちなみに共演したいスターを尋ねると、山田さんは「ジョニー・デップ」。知念さんは「ジャスティン・ビーバーといつか一緒に踊りたい!」と同世代のスターと肩を並べることを目標を掲げた。『スマーフ』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:スマーフ 2011年9月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開■関連記事:山田涼介&知念侑李が3D映画『スマーフ』で声優挑戦!
2011年07月19日「Hey!Say!JUMP」の山田涼介と知念侑李が、3D映画『スマーフ』の日本語吹替え版のメインキャストで声優に挑戦することが明らかになった。白い帽子がトレードマークの青い肌の小人として、世界中で愛されてきた人気キャラクター“スマーフ”たちの冒険を、実写と最新アニメーションを駆使した“ハイブリッド3D”として映画化した本作。山田さん、知念さんが演じるのは、メインキャラクターのクラムジー(写真右)とメガネが特徴のブレイニー(写真真ん中)。オリジナル版では、アントン・イェルチンとケイティ・ベリーという、ハリウッドで高い人気を誇る2人が担当したが、キャラクター同様に、子どもから親の世代まで幅広い層に親しんでもらえるキャスティングをという、本国製作サイドの強い要望に応える形で山田さんと知念さんの2人が担当することとなった。Hey!Say!JUMPでの活動に加え「NYC」、「NYCboys」と幅広い活躍を見せる山田さん。「左目探偵EYE」(日本テレビ)をはじめ、俳優としてもいくつもの作品で主演を務めてきたが、声優は今回が初挑戦。「初めて声優をやらせてもらえるということで緊張もありますが、スマーフのかわいいいイメージを崩さないように声優経験のある知念にアドバイスしてもらいながら共に頑張りたいと思います」と気合十分。知念さんも「声優を過去に一回挑戦したことがあるんですが、とても難しくて苦労しました。今回も苦労すると思うんですが、小さな僕が小さな青い妖精を演じたいと思います」と意気込みを語る。リンゴ3個分しかないちっちゃな妖精たちに、山田さん、知念さんはどのように命を吹き込んでくれるのか?『スマーフ』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:スマーフ 2011年9月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開
2011年06月07日