映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。既にSNS上でも数々の称賛のコメントが見られる本作だが、中でも観客の心を鷲づかみにしそうなのが、終盤の屋上での美波(上白石)ともじくん(細田)の告白シーン。実は、この舞台挨拶の登壇直前に、上白石らは劇場の後ろから、こっそりとこのシーンを含む終盤を観客と一緒に鑑賞していたという。上白石は、クランクアップの日に行われた同シーンの撮影を振り返り「初めて原作を読んだ時から震えるほど素晴らしいシーンで、自分が演じることが決まって台本でそのシーンを読んだ時は、胸がいっぱいになって、台本をスッと閉じて深呼吸をしてしまうくらいでした。恥ずかしくて大笑いした後に、泣いてしまうというお芝居を自分ができると思っていなくて、『無理なんじゃないか?』と思って現場に行ったけど、もじくんを見ていると泣けてくるような高揚感がありました」と語った。細田は、上白石、千葉、沖田監督と一緒にこのシーンを劇場で久々に見て「少しの恥ずかしさもありつつ、『温かいな』と一番に感じました。このシーンを見るだけで、撮影風景がよみがえってくるくらい、核になっているシーンだなと感じました」としみじみ。2年前の撮影時はリアル高校生で「いまよりもまだまだ技術的にも精神的にも足りていない時にこの作品に出会って、沖田監督をはじめ、素敵なキャストのみなさんに出会い、特に美波ちゃんを演じた上白石さんの精神的な強さに一番影響を受けて感化されました。海に入ったり日に当たったり、毎日撮影があって疲れているはずだけど、そういう顔を見せずに現場でいつもキラキラしていて、自分もこうならなきゃと勉強になったし、自分の足りないところが見つかりました。精神的な面でこれからも自分の土台になるだろう作品になりました」と明かした。そんな細田の言葉に上白石は照れた表情で「私はずっともじくんを演じる佳央太くんに支えられていました。あの美波を引き出してくれたのは、もじくんの懐の深さだと思っています」と感謝を口にしていた。また『モヒカン故郷に帰る』に続いての沖田監督との仕事となった千葉は「『モヒカン故郷に帰る』の宣伝キャンペーンが終わって、みんなでホテルの部屋で飲んだ時、みんな、結構酔っぱらってたんですが、沖田さんが僕に『俺についてこい! 任せておけ』みたいなことを言ったんです(笑)。そうしたら、またこうして呼んでくださって、有言実行の男だなと思いました(笑)」と暴露。沖田監督はこの時のことを「酔っぱらって全く覚えていない」とのことで「次の日、周りの人たちにすごい目で見られました。『昨日、千葉くんにすごいこと言ってたよ』って……」と苦笑していた。この日は原作者の田島列島からサプライズでイラスト付きの手紙が到着。「全国公開、おめでとうございます。撮影のとき、沖田かんとくが笑いながら撮っていたのがおもしろかったなーとなつかしく思い出します。演者のみなさんにお会いする時、いつも挙動不審ですみません。やさしく対応してくださり、ありがとうございます。一生の思い出です」という内容に、キャストと沖田監督は感激し、細田は「いまは全部メールで、手紙なんてなかなかもらわないので余計に嬉しいです」と笑顔に。上白石も「この作品の生みの親である田島先生にこんな素敵なことを言っていただけて、素敵な絵まで……」と喜びをかみしめていた。(C)田島列島/講談社
2021年08月21日ドラマ『ドラゴン桜』の第2シリーズで昆虫好きの原健太を好演した細田佳央太さん。初主演映画の『町田くんの世界』でその名を知った人も多いだろう。そんな彼の最新出演作は、沖田修一監督の映画『子供はわかってあげない』。ちょっとクセのある変わった人物たちが次々に登場し、思わず元気になれる“沖田ワールド”全開の青春映画だ。「僕が演じるもじくんは、心が広くて誰でも受け入れる優しさを持っている高校生。美波(上白石萌歌)が習字に書き残した“暗殺”の文字が急に気になって、付き合ってもいない美波のお父さんの家にまで行くとか、後先考えずに突っ込んでいく感じは、他の人物たち同様にやっぱり変わっているし愛らしい。最初に原作漫画を読んだ時は、もじくんの存在がこの世界観にとても合っていて、僕が演じさせてもらうことにも迷わなかったんです。でも台本を読んでみると、美波との間だけで使われる言葉や言葉尻などが言い慣れていないものばかりで難しくて」さらに沖田監督からの言葉も、細田さんを悩ませたという。「セリフはもじくんぽさをちりばめていて必然的にもじくんになれるから『あとは細田くんの好きに演じていいよ』って言われて困りました。雰囲気やキャラクターがある中に、自分らしさを入れるとどうなるんだろう、自分ってなんだろう…って(笑)。でも僕、『町田くんの世界』の時に、めちゃくちゃ芝居が面白いと感じた瞬間があったんですよね。あの感覚をまた味わいたくて、お芝居を続けているところもあるし、演じている瞬間は他のことを忘れて“無”でいられるから、悩みながらも楽しく演じられたと思います」1年余りの延期を経てようやく上映される今作だが、コロナ禍を経験したからこそ、この作品のよさがより伝わるはず、と細田さん。「僕は実家暮らしだからまだ気が紛れるけれど、もし一人暮らしで人と会えずに話す相手もいないと、いろいろと深く考えすぎて心が弱くなってしまう人もいるのかなぁと。僕も一人の時はそういうタイプなので、気持ちがわかるんです。そんな人もそうでない人も、この映画では人とのあたたかい繋がりを感じることができるはず。後半の海のシーンのロケ地は真夏の静岡で、すごく景色が美しくて。余生を静かに暮らすならここだ、って思いました(笑)」『子供はわかってあげない』高2の夏、水泳部の美波は書道部のもじくんと運命的に出会い、父捜しの旅に出ることに。部活、家族、アニヲタ、夏休み、元教祖…胸騒ぎワード満載!豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴ほか出演。8月20日より全国公開。©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社ほそだ・かなた2001年12月12日生まれ、東京都出身。’19年の主演映画『町田くんの世界』では、町田一を演じて、第29回日本映画批評家大賞で新人男優賞を受賞。シャツ¥41,800パンツ¥39,600(共にNULABEL/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・岡本健太郎ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年08月13日7月17日、18日の全国映画動員ランキングは、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が初登場で首位を飾った。本作は、インターネットの光と闇を独自の解釈で描いた冒険アニメーション。インターネット上の仮想世界で歌姫となった少女が、ネットの秩序を乱す“竜”と出会い、やがて自身の歌声で世界を変えていく姿を描く。ミュージシャンの中村佳穂が主人公の声を務める。共演に佐藤健、成田凌、染谷将太、玉城ティナら。本作は公開から3日間で観客動員数60万6684人、興行収入8億9166万3200円を記録している(全国416館うちIMAX38館含む)。先週トップを飾った『東京リベンジャーズ』は2位に、公開3週目の『ゴジラvsコング』は3位につけている。公開2週目の『ハニーレモンソーダ』は先週と変わらず。公開6週目の『キャラクター』は先週7位より順位をあげている。そのほかコン・ユ主演のSFサスペンス『SEOBOK/ソボク』が初登場10位にランクイン。本作は、国家の使命を受けた余命わずかの元情報局員が、“ソボク”と名づけられたクローン人間を護衛すべく、闇の組織と対決していく姿を描く。ソボク役を演じるのは、『青春の記録』に出演した若手俳優パク・ボゴム。『建築学概論』のイ・ヨンジュが監督を務める。次週は『犬部!』『劇場版 Gのレコンギスタ III「宇宙からの遺産」』『ココ・シャネル 時代と闘った女』『サイダーのように言葉が湧き上がる』『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』『とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『竜とそばかすの姫』2位『東京リベンジャーズ』3位『ゴジラvsコング』4位『ハニーレモンソーダ』5位『ブラック・ウィドウ』6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』7位『キャラクター』8位『るろうに剣心最終章 The Beginning』9位『ザ・ファブル殺さない殺し屋』10位『SEOBOK/ソボク』
2021年07月19日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』公開を記念し、細田監督が手掛けた『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』が17日(0:00〜)より、dTVにて見放題配信される。細田監督が手掛けるアニメーション作品は、その独特のタッチに加えて、老若男女問わず多くの人の心を打つテーマ性が特徴。ノスタルジックな描写や魅力的なキャラクターなども相まって新作公開のたびに大きな注目を集めている。dTVでは今回、そんな細田監督の最新作『竜とそばかすの姫』の劇場公開を記念して、日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)で本日16日に放送された『サマーウォーズ』をはじめ、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』の見放題配信を17日からスタート。すでに見放題配信されている『時をかける少女』『未来のミライ』を合わせ、細田監督の劇場アニメーション全5作品を楽しむことができる。また、dTV会員向けに、『時をかける少女』『未来のミライ』2作品の細田守プレミア配信企画も実施。配信形態は通常のオンデマンド配信とは異なり、ライブ生配信機能を活用した1回限りのリアルタイム配信となる。配信では、本編の視聴に加えて、細田監督が2作品の見どころや制作秘話、そして最新作について語ったスペシャルインタビュー映像も収録される。細田守プレミア配信は21日・22日午後9時より配信開始。特設サイトにて、配信開始25分前から視聴ページで待機することが可能。
2021年07月16日俳優の成田凌が16日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』初日舞台挨拶に登壇。カンヌ国際映画祭ワールドプレミアに出席した細田監督も現地より生中継で参加し、成田が素朴な質問をぶつけた。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。舞台挨拶には、主人公すず/ベル役の中村佳穂、すずの同級生役の成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、竜役の佐藤健が出席。細田監督も、カンヌの地から生中継で参加した。細田監督は、上映後に14分間のスタンディングオベーションが起こったことについて、「びっくりしたんですよね。あんなに長いスタンディングオベーションを受けたことがなかったので、この拍手はいつまで続くんだろうというくらい、みなさんが興奮して拍手してくださっているのが伝わってきました」と振り返った。そして、キャスト陣が一人ずつ細田監督に質問。成田は「素朴な疑問なんですけど、14分間拍手されていたとき、何されていたんですか? 朝ドラ1話分」と尋ね、佐藤も「確かに気になる」と話した。細田監督は「実際、感激しちゃうというか、感じとして伝わるんですよね。見てくださっている方がこちらに気持ちを伝えたいというのが」と話し始め、「周りの方と握手していました。関係者だけでなくお客さんとも握手させてもらって、みなさんの拍手を受け止める時間でした」と説明。「10分以上拍手するって相当な体力なので申し訳ないなと思いながらながらうれしかったです」と語った。
2021年07月16日本日7月16日(金)に公開がスタートした細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(英題:BELLE)。国際映画祭の最高峰であるカンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出されている本作が、この度公式上映となるワールドプレミアを行った。6日より開催中の第74回カンヌ国際映画祭。ワールドプレミアは、日本での公開前夜である現地時間15日20時にTheatre Claude Debussy(ドビッシーホール)にて行われた。『未来のミライ』に続き、3年ぶりの2度目のカンヌ訪問となる細田監督。上映が行われる映画祭メイン会場の前に敷かれた深紅のカーペットに登場した細田監督は、タキシードに身を包み、緊張した面持ちながらも、笑顔で手を振り、その歴史的瞬間を楽しんでいる様子も伺えた。そしてゆっくりと階段を上ると、カンヌ国際映画祭会長のピエール・レスキュールと同映画祭総代表のティエリー・フレモーが、熱い握手と共に「『BELLE(英題)』は今世界中のみんなが必要としている作品。このカンヌ映画祭で上映できて光栄だ。細田監督が来てくれて本当に嬉しい」と笑顔で出迎えた。上映には10代からシニア層まで劇場を埋め尽くす約1000人が来場し、細田監督が入場すると上映前にも関わらず、大きな歓声と拍手が起こった。上映終了後は、明るくなるよりも早く盛大な拍手が巻き起こり、2階席含め場内の観客は総立ち。温かい拍手と歓声は約14分間も続き、予定にはなかった監督からの上映後の挨拶も急遽行われ「気持ちのこもった拍手を本当にありがとうございます」と感謝の意を述べた。再びインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに迎えて描いた細田監督。上映直後、監督は「こんなにみなさんから拍手をもらえるとは思ってなくてビックリしました。世界で初めてお客さんに観てもらい、さらに拍手もいただいて本当にほっとしました。今作はカンヌ映画祭の中でも特殊な作品だと思いますが、映画を愛する人が集まるこの場所で支持してもらえたことは、すごく励みになりますし、力になります。この作品は幸せですね」と感想を語る。そして、本日より日本での公開もスタートとなったが「カンヌでご覧になった人達と同じような気持ちを共有して欲しいです。コロナ禍で大変だと思いますが、感染対策をしながら、ぜひ映画館でこの作品を楽しんで欲しいです」とメッセージを寄せた。『竜とそばかすの姫』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年07月16日7月6日、細田守監督(53)の最新長編アニメーション映画『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)に佐藤健(32)が出演することが発表された。主要キャストが発表されるなか、タイトルにも入っており、重要キャラクターであるはずの「竜」の配役は伏せられており、注目が集まっていた。「竜」は“凶暴な謎の存在”として、物語の展開の鍵を握る役どころ。飛ぶ鳥を落とす勢いの佐藤が大役を務めることで、映画への期待値はより高まっている。これまでにも数々の大ヒットを記録してきた細田守作品だが、本作に限らず、実は多くの豪華俳優陣がキャラクターの声を担当してきた。細田監督の名前が初めて世間に広く知られることとなった、映画『時をかける少女』から出演俳優たちを振り返りたい。■ 当時16歳だった仲里依紗の出世作!『時をかける少女』(2006年公開)・仲里依紗(31)/紺野真琴役ある日突然「タイムリープ」の能力を身につけてしまった主人公の女子高生役。公開当時16歳だった仲の劇場公開作品として初主演となった本作。声優としての演技が絶賛され、2010年の谷口正晃監督による実写版でも主人公を務めるなど、出世作となった。■ 神木隆之介の安定感!『サマーウォーズ』(2009年公開)・神木隆之介(28)/小磯健二役男女ダブル主演のうちの、男性主人公。数学が得意な内気な性格の少年が、ひょんなことからヒロインの偽の恋人役を演じる羽目になってしまう。宮崎駿監督(80)作『千と千尋の神隠し』の坊役をはじめ、新海誠監督(48)作の『君の名は。』立花瀧役など、名だたるアニメ監督の作品に出演し続けている神木だが、本作でも内気な主人公が成長していく姿を巧みに演じている。■ 宮崎あおいがシングルマザー熱演『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)・宮崎あおい(35)/花役高校生で天涯孤独の身となった主人公。「おおかみおとこ」との出会いから、同棲・出産、死別後の孤独なシングルマザー生活を送った13年間を熱演した。宮崎は細田監督次作の『バケモノの子』にも、主人公の幼少期役で出演している。・大沢たかお(53)/彼(おおかみおとこ)役ニホンオオカミの末裔で、花との子どもが生まれるまでは、最後の「おおかみおとこ」だった。運送ドライバーとして働くなど人間として生活していたが、狼の姿で最期を迎えてしまう。大沢たかお自身、元々細田作品の大ファンだったという。ワイルドさと優しさのあるキャラクターがハマり役と話題を呼んだ。■ 役所広司が35年ぶりアニメ出演!『バケモノの子』(2015年公開)・染谷将太(28)/九太(青年期)役本作の主人公。9歳で両親を失い、「人間界」から「バケモノ界」へと飛ばされてしまう少年。バケモノの師匠の下で修行の日々を送るが、青年になってから偶然人間界へ戻る方法を知ることに。染谷は『竜とそばかすの姫』でも主人公のクラスメイト役で出演する。・役所広司(65)/熊徹役主人公の師匠。「バケモノ界」で指折りの力を持つが、粗暴な性格からバケモノの弟子が取れず、九太をスカウトする。役所にとって本作が35年ぶりの劇場アニメ出演となったが、本作以後3作連続で細田作品に出演している。・広瀬すず(23)/楓役「人間界」の女子高生。青年になった主人公と出会い、勉強を教える。蓮の「人間界」での師匠的存在。広瀬は声優初挑戦ながら、細田監督から「1テイク目からなんでこんなに臨場感を出せるのか」、「天才」と絶賛されていた。・リリー・フランキー(57)/百秋坊役熊徹の旧友で、痩せた豚顔のバケモノ。熊徹には九太との関係性のアドバイスを送り、九太には家事を教える。リリーの起用理由について細田監督は「顔が似ているから」と語っている。■ 上白石萌歌が主役に大抜擢!『未来のミライ』(2018年公開)・上白石萌歌(21)/くんちゃん主人公で、甘えん坊な4歳の男の子。飼い犬が人間の姿になって現れたり、母親の子ども時代に行ったりと、不思議な体験をしながら成長する。上白石はもともと、主人公の妹・ミライちゃん役でオーディションを受けていたが、監督から「くんちゃん役の原稿も読んでみて」と言われ、見事主人公の座を射止めたという。・黒木華(31)/ミライちゃん主人公の妹。物語中に主人公が出会う少女は、ミライちゃんの中学生の姿。くんちゃんを不思議な冒険へと導く。黒木は『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続いて細田作品3作目の出演となった。・星野源(40)/おとうさん2人のお父さんで、フリーの建築家。現代的な感覚を持っており、育児のために在宅ワークを行う。星野は劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』(2017年公開)で主演声優を務めるなど、声の演技にも定評がある。・麻生久美子(43)/おかあさん二人のお母さんで、育児と仕事の両立に追われるワーキングママ。実は麻生の家族構成は、飼い犬も含めて本作とまったく同じだそう。このように豪華な俳優陣が声優として名を連ねる細田作品。しかし、どの配役も実に絶妙でハマリ役なのが、さすがは日本を代表する巨匠である。最新作『竜とそばかすの姫』では、佐藤以外にも成田凌(27)や玉城ティナ(23)らが出演。彼らが一体どんな活躍を見せているのか、劇場で要チェックだ。
2021年07月07日モデルで女優の玉城ティナが6日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)完成報告会見に出席。美背中全開の衣装で美貌を放ち、アニメ声優に初挑戦した感想を語った。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。玉城は、主人公すずの同級生で、モデルのような容姿のルカちゃん役でアニメ声優に初挑戦。「初めてが細田監督の作品で本当にうれしく思っています。アフレコ期間は、監督とお話できて、演出してもらっていい時間でした。監督が褒めて伸ばしてくれる方なので、優しく演出してくれました」とアフレコを振り返った。会見には、細田監督、主人公すず/ベル役の中村佳穂、すずの同級生役の成田凌、染谷将太、そして、この会見で竜役を演じていることが発表された佐藤健も出席した。
2021年07月06日俳優の佐藤健が6日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)の完成報告会見に出席。『竜とそばかすの姫』というタイトルに入っていながらも、ずっとベールに包まれてきた謎の存在、竜の声優を務めたことが発表された。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。佐藤が演じた竜は、“U”の世界で大勢から忌み嫌われている、竜の姿をした凶暴な謎の存在。国籍年齢性別その他一切の情報が明かされていない。佐藤は「自分に務まるのか不安でしたが、細田監督の温かいディレクションのもと、やり切ることができました」と語った。会見には佐藤のほか、細田監督、主人公すず/ベルの2役を演じる中村佳穂、すずの同級生を演じる成田凌、染谷将太、玉城ティナが出席した。
2021年07月06日第74回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(英題:『BELLE』)が日本作品として唯一選出されることが決定、細田監督から喜びのコメントが到着した。主人公すず/ベル役の二役を演じ、さらに作品の要ともいえる“歌”を担う大役に抜擢されたのは、注目のミュージシャン中村佳穂。その同級生役に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、すずを見守る合唱隊メンバーに森山良子、清水ミチコ、岩崎良美、中尾幸世、坂本冬美、父親役に役所広司が出演。音楽面でも、岩崎太整、Ludvig Forssell、坂東祐大と才気溢れる複数の音楽家が集結。壮大な物語の幕開けを感じさせるメインテーマには、熱狂的な支持を集めるロックバンド「King Gnu」の常田大希が率いる最強クリエイター集団「millennium parade」が担当するなど、これまでにない試みでの挑戦的な音楽創作が作品世界を彩っている。そんな細田監督最新作が、この度、カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出。前作『未来のミライ』も「監督週間」で上映されたが、今回は初のオフィシャル・セレクション(公式選出)でのカンヌ国際映画祭参加となった。カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門があるが、本年、これまでの作品が高く評価されている監督たちの注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」が新設。細田監督のほかには、『プラトーン』や『JFK』『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞したホン・サンス監督や、『アンチクライスト』『ニンフォマニアック』などで知られるシャルロット・ゲンズブールの初監督作品など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。細田守監督「映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたい」監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います」と喜びをコメント。「アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」と言葉に思いを込めた。カンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形で1960年に「アヌシー国際アニメーション映画祭」が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、今回、本作『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変稀なこと。また、「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本からは唯一の選出作品となった。細田監督作品としては、2018年に公開された『未来のミライ』(英題:MIRAI)が第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、現地にて上映を行ったが、今回は初のオフィシャルセレクションとして、日本での公開前夜にあたるフランス現地時間7月15日20時に、カンヌでのワールドプレミアに細田監督自ら臨む予定。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年07月05日俳優の満島真之介、染谷将太、矢本悠馬、志尊淳が出演する、ミクシィ「モンスターストライク」の新CM「地球にはモンストがある『アルバイト』編」が5日より放送される。ミツ(満島)、ソメ(染谷)、 ヤモ(矢本)、シソ(志尊)の宇宙人4人組が地球に降り立ち、「はじめての地球」で見る光景に驚き、テレパシーでの会話を楽しみながら、「モンスト」を追い求める同シリーズ。今回の新CMでは、4人がはじめてスマホショップを訪れるシーンからスタート。ディスプレイされたスマホに飛びつき興奮するが、スマホが高額だということを知り、工事現場のアルバイトを始めることに。アルバイトの休憩中には、モンストをやりたい気持ちが抑えきれず、エアモンストをして遊ぶシーンなど、4人の仲の良さと楽しさが伝わる内容になっている。同シリーズも4作目となり、現場の雰囲気にも慣れてきた様子の4人。撮影の感想を聞かれると、「何より志尊くんが宇宙から戻ってきてくれたことが嬉しい!」と喜ぶ。志尊は今年3月、急性心筋炎で休養中のため同シリーズの新CM発表会を欠席していた。無事“宇宙から戻ってきた”志尊が「本当に温かい現場で、久しぶりに皆さんに会ったら最初と変わらない空気感で楽しい」と嬉しそうに話すと、「志尊くんがいないと成り立たない! 俺らはガヤだから(笑)!」と冗談めかす満島と矢本。それに対し、志尊は「そんなこと言って緻密な演技を考えているのはこの2人だから!」と、仲が良いからこその楽しそうなやりとりを見せていた。またCMについてのインタビューが終わると、染谷の「皆、なんか忘れてるでしょ!」という掛け声から、生花で造られたモンストのメインキャラであるオラゴンが登場。バースデーソングを歌いながら、誕生日が近かった満島の32歳をサプライズで祝福した。驚きながらも嬉しそうな様子の満島は「今年このシリーズが始まって、楽しい表情で、楽しいCMをみんなに届けられているのを実感できていることがすごく嬉しいです。こんな格好なので、(CMが放送されても)知り合いも気づいてくれないこともあったんですけど、もう少し“ミツ”というのを前面に出していきたいなと思います。このCM含め、いろんなことに愛情“ミツミツ”でいきたいです! ありがとうございました!」と 32(ミツ)歳の抱負を語り、最後には貰った花束が重たかったこともあり、「そのくらいモンストチームから愛の重さを感じました!」と一言。現場の雰囲気の良さが伝わるバースデーサプライズとなった。
2021年07月05日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックT シャツブランド「UT」から細田守監督作品とのコラボレーション「細田守アニメーションワークス UT」が2021年7月16日(金)より発売される。ユニクロ「UT」が細田守監督作品とコラボ「細田守アニメーションワークス UT 」は、国内外から高い評価を集めるスタジオ地図・細田守によるアニメーション映画とのコラボレーション。最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念して実現した今回のコラボレーションでは、最新作はもちろんのこと、細田守監督作品の中でも特に人気を博す『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』をラインナップに加えた全6柄を展開する。『竜とそばかすの姫』:仮想世界<U>や謎のアバター「竜」をモチーフに発売日と同日に公開される『竜とそばかすの姫』は、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>で、主人公が成長していく姿を描くリアル×ファンタジーな物語。今回のコラボレーションデザインでは、仮想世界<U>の幻想的な空間がデザインされた柄や、制作段階の貴重なコンセプトアートから、謎のアバターである「竜」のキャラクターデザインをモチーフにした柄をラインナップする。『時をかける少女』:大切な人を守るために奔走する主人公『時をかける少女』では、主人公が大切な人を守るために奔走する印象的なシーンをフロント部分にオン。左袖には、タイムリープができる残りの回数「01」をデザインしている。『サマーウォーズ』:主人公が解いた最大の危機を回避するための暗号『サマーウォーズ』では、主人公・ケンジが解いた最大の危機を回避するための暗号と、パスワードを解除した際の画面をモチーフに採用している。ポケット部分にはアバターの“仮ケンジ”をさりげなくあしらっている。『バケモノの子』:ひとりぼっちの主人公がたくましく生きる姿『バケモノの子』では、ひとりぼっちの主人公がたくましく生きるために剣術を鍛錬しながら成長していく場面を描いた。【詳細】細田守アニメーションワークス UT発売日:2021年7月16日(金)販売店舗: 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:全6柄 1,500円
2021年07月01日常田大希率いる音楽集団millennium paradeが、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」を書き下ろしたことが発表された。『竜とそばかすの姫』は、細田監督作品としては、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生がヒロインとなるアニメーション作。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を描く。細田監督が「インターネット仮想世界「U」の巨大な世界観を音楽で表現するために、「どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と熱烈なオファーを送ったという。細田作品のファンだった常田は、監督の緻密な絵コンテを見て圧倒され、楽曲制作を快諾した。常田が作詞作曲したのは、今作のメインテーマであり、主人公ベル(すず)が巨大インターネット仮想世界「U」で歌うオープニングシーンを飾る楽曲。タイトルもまさに「U」で、これまでクリエイティブファーストに様々なゲストを迎えてきたmillennium paradeに、主人公すず/ベル役を演じる中村佳穂が歌唱で初参戦する。制作にあたって行われた打ち合わせで監督は、「(常田さんは)打ち合わせの最初から音楽が聞こえていた」と、常田の世界観・表現力を絶賛。一方、常田は「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中のいろいろな年代・ジャンルの音楽をインターネットを通して触れあい始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と今回のコラボレーションを分析した。また、先日行われたレコーディングの感想を聞かれると、常田は「中村さんとの作業は初めてでしたが、いい緊張感を持ちながら和気あいあいと楽しくレコーディングを行うことができた」と振り返り、さらに、中村の歌唱を聞いた時の感想として「さすが!日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と笑顔を見せた。中村は、「常田さんとは同い年ということもあり、楽曲をより良くするためのアプローチが似ており、納得がいくまで粘ったクリエイティブができた」と互いの表現方法を尊敬し合いながらレコーディングを行えたと振り返る。また、本楽曲「U」は、7月16日(金)に公開となる今作に先立ち、7月12日(月)に配信リリースが決定している。■細田守監督原作・脚本・監督millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成している。これは、大変なことになるんじゃないかな。■常田大希(millennium parade)メインテーマ「U」制作細田監督から『竜とそばかすの姫』のスケッチを見せていただいた時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。小さい頃から慣れ親しんだ細田守監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑ませて頂きました。そして主役”ベル”を演じるのが "日本音楽界の宝" 中村佳穂ということで音楽面に於いても最高に刺激的な製作となりました。映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、是非劇場で大迫力でご覧ください。■中村佳穂主人公・すず(ベル)役、劇中歌歌唱常田さんとは音楽フェスですれ違う程度でしかお会いしたことがなかったので、今作でご一緒できて嬉しかったです。お互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。『竜とそばかすの姫』7月16日(金)公開millennium parade × Belle「U」2021年7月12日(月)配信リリースMusic & Lyrics: 常田大希Vocal: Belle (中村佳穂)Timpani, Drum line snares, Marimba, Gran cassa & Cymbals: 石若駿Horn arrange, Trumpet, A.Sax & Flute: MELRAWPiano & Synthesizer: 江﨑文武Trombone: 川原聖仁Horn: 濱地宗Beat Programming & all other Instruments: 常田大希Recording & Mixing: 佐々木優
2021年06月03日役所広司がスタジオ地図が贈る細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』にて、主人公・すずの父親役を演じる。『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、3度目となった細田作品への出演について語った。『バケモノの子』では主人公の熊徹役を、『未来のミライ』ではじいじ役を演じた役所さん。本作では、過疎化が進む高知の田舎町で妻を亡くし、高校生の娘と2人暮らし、思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を演じる。妻という大きな存在、そして母という大きな存在をそれぞれ突然亡くし、心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった父と娘。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守る父親に、役所さんの優しい雰囲気と繊細な演技が重なり、説得力をもたらしている。「細田監督の大ファンで、作品をいつも楽しみにしているので、『バケモノの子』『未来のミライ』と続き、今作も参加できてとても嬉しい」と役所さん。「今回は主人公の父親役で、出来るだけ絵の雰囲気に近いやさしさと思春期の娘を持つ父親の距離感を大切に、互いに深い傷を持ちながらも寄り添っていく過程を表現できたらいいなと思いながら演じました」と語る。アフレコ合間には、「子供が女の子だと、お父さんは近寄りがたいとか、気を遣っちゃうみたいなこともありそうですよね…」(役所さん)、「男の子でも、お父さんと距離がある瞬間みたいなものはありましたか?」(監督)「後から聞くと、気を遣っていたという話はしましたね…」(役所さん)と、親同士の雑談も交えつつ、役所さんは微妙な父娘の距離感を見事に表現し、監督からOKが出るなど、2人の信頼関係を感じさせるやり取りも見られたという。『未来のミライ』以来の声優ということもあり、「アフレコは緊張しました」と笑いながら話す役所さんは、細田監督から「是非この役を役所さんに演じてほしい!」とオファーを受けて快諾。アフレコを終えて細田監督は「役所さんの演じたすずの父のお声から娘(すず)がどういう状態でも受け止める、という父親の覚悟を感じました!役所さんに演じていただけて、本当に光栄です!!」と称賛を惜しまない。また、役所さんは「監督の絵コンテを観ると、自由な発想がそのまま映像になるアニメは、つくづくすごいなと感じます」と語り、「高知と<U>の風景のギャップは、メリハリが効いていて、この映画の醍醐味だと思います。僕はSNSには疎いですが、若い方々は身近に感じながら生活しているので、今作で自分がインターネットの中で生きている姿を客観的に見ているような不思議な体験ができるのではないでしょうか」と本作の世界観についてコメント。「監督の作品は非常にダイナミックな一方、家族を丁寧に繊細に描き、子どもが大きく成長する物語が多いので、この映画を見て、コロナ禍の中ですが、子どもたちが、前向きに生きる勇気や希望が持てるようになることを期待しています」と語り、まだ未発表の娘・すず役については、「張った声もささやく声も素敵で、声のコントロールが自在にでき、歌も素晴らしかった」と絶賛を贈っている。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日金曜ロードショーでは、7月16日(金)より公開となるスタジオ地図作品、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念し、7月2日から「3週連続細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送する。細田監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ている。そんな細田監督が、未開の境地に辿り着くのが『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも細田監督が辿ってきた最新作にも通ずるルーツが見つかるはず。細田監督も、3週連続放送について「今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の『擬似家族』というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います」とコメントを寄せている。●7月2日母と子を描く『おおかみこどもの雨と雪』『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品。※本編ノーカット大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、“おおかみこども”だった。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は観る者の心にも響くこと間違いなし。●7月9日“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』2015年公開の邦画No.1となる興行収入を記録し、細田監督作品最大のヒット作となった“新冒険活劇”。※本編ノーカット舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹の一風変わった“親子の絆”を描く物語。“家族”は、細田監督が描き続ける大きなテーマの1つだが、本作でも“新しい家族の形”がテーマに。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は『竜とそばかすの姫』にも出演。●7月16日最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。最新作の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっている。2017年の放送では、「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目されてきた。ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な物語。公開から12年になるが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたといえる。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも登場する。なお、「金曜ロードショー」では2018年7月20日からスタジオ地図が手掛けたオープニングを放送しているが、オープニングにも登場する番組キャラクター“アンク”の生みの親は、細田監督なのだそう。「金曜ロードショー」最新作『竜とそばかすの姫』公開記念「3週連続 細田守スペシャル」は7月2日:『おおかみこどもの雨と雪』、7月9日:『バケモノの子』、7月16日:『サマーウォーズ』、21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の新ビジュアル、そして本作に参加するスタッフ陣が公開された。本作は、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)と過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作。インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公・すずが、“もう一つの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語だ。すずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、<U>では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れるーー。先日、現実世界で、すずと同じ高知の高校に通う同級生たちの声を成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、そして相対する、超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターたちに森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守といった豪華声優陣が集結することが発表され、SNSを中心に話題となっている本作。そんな中、この度、歌姫・ベルと竜の姿が描かれた新鮮なビジュアルが公開された。これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、“入道雲”が描かれてきたが、今回は澄み渡るような満点の星空の下で<U>の歌姫・ベルと竜が見つめ合う姿がロマンティックに描かれている。このビジュアルがポスターとして、6月上旬から映画館に掲示される予定。ぜひ、映画館に行った際にはポスターを見つけてほしい。さらに、『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家でデザイナーのエリック・ウォンの参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キムが歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当することが発表されたが、今作には世界のクリエイターだけではなく、日本屈指のクリエイターたちも集結する。今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも公開となる。また、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮う。さらには、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝が、美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里が、美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描く。加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターの CG を制作指揮した堀部亮が、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平が堀部と共にCGディレクターとして参加。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮される。そして、本日5月21日(金)よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート。ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まる。映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定 SNS 企画に参加できたりなど、様々な特典が用意されているとのことなので、ぜひ早めの購入を検討してほしい。公式HP: 『竜とそばかすの姫』7月16日(金)より公開
2021年05月21日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の予告編が公開された。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、そして、『未来のミライ』(2018)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。その最新作『竜とそばかすの姫』が、スタジオ地図創立10周年を迎える今年、いよいよ7月に公開される。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そして、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム(Jin Kim)が、歌姫ベルのキャラクターデザインを手掛けたことが明らかとなった。互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、ロサンゼルスで出会い意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合ったという。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。貴重なキャラクターデザインも合わせて公開されている。また、先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家 / デザイナー、エリック・ウォン(Eric Wong)。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現した。さらに、先日3月15日に発表された第93回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』を始め、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加。日本と世界の才能が集結し、未だ誰も観たことのない独創的な世界を表現し、新たな“地図”を描き出している。また、歌姫ベルの歌声が初公開。公開された予告映像には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。そんな彼女の目の前に<U>で恐れられている謎の存在・竜が姿を現す。ついに明らかとなった竜のビジュアルとその竜に抱きかかえられるベルの姿も映し出されている。『竜とそばかすの姫』7月公開
2021年04月02日上白石萌歌が主演、細田佳央太ほか豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが出演する映画『子供はわかってあげない』。コロナ禍で公開が延期になっていたが、8月13日(金)よりテアトル新宿より先行公開、8月20日(金)より全国公開が決定。夏休みが待ち遠しい(!?)スペシャル動画も解禁された。原作は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞、また「マンガ大賞2015」2位や数々の漫画賞を受賞した田島列島の長編デビュー作。沖田修一監督が初の漫画原作でメガホンをとり、映画化した。この度、本作の公開日発表と共に解禁となったスペシャル動画では、「全人類待望の夏休みが帰ってくる」という“夏宣言”から始まり、「水泳×書道×ガールミーツボーイ×アニヲタ×家族×迷!?探偵×本当の父探し×元教祖」と、ちょっぴり変わった美波(上白石さん)の“青春”がオンパレード。様々な出会いを通して、子供と大人の間で揺れ動く美波にとって、一体どんなスペシャルな夏休みが待ち受けるのか。また、動画のラストは、劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のKOTEKO役で出演している声優・富田美憂(アニメ「かぐや様は告らせたい?」「いわかける!-Sport Climbing Girls-」)のとびっきりキュートなタイトルコールで締めくくられている。『子供はわかってあげない』は8月20日(金)より全国にて公開、8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年04月01日俳優の満島真之介、染谷将太、矢本悠馬が30日、都内で行われた「モンスターストライク」新CM発表会に出席した。3人は、地球に降り立った宇宙人を熱演したCMと同じ衣装と髪型で登場。スモークがたかれたド派手な演出でステージに降臨した。CMは志尊淳も出演しておりイベントも出席予定だったが、急性心筋炎で休養中のため欠席。冒頭、満島は「僕らのエースがいないので3人で頑張る」と意気込んでいた。トークでは3人が志尊を次々に絶賛。矢本が「先輩を立ててくれる弟肌。気持ちのいい青年。イベント慣れしていると思うし、今日もいてほしかった」と話すと、染谷も「いるだけで安心した。志尊くんが4人のバランスをまとめていた。渋谷で撮影した時(ファンが)『あ、志尊くんだ』ってすごかった」。満島も「あれはモテるぜ。華があるね、今日は華がない枝ばかりが集まった(笑)。だから我々は今日宙に浮いているね、地球にいるのに」とエース不在を嘆いた。テレパシーで意思疎通するという設定のため言葉のない演技に挑戦した一同。染谷は「撮影してモニター見てみんなで作っていった。こんなのありじゃない?と意見を出して有意義な時間でしたね。楽しかった」と振り返り、矢本は「やったことない髪型に服装、宇宙人という設定も全て新しかった。共演したことあってもあんまり絡んだことない役者さんたちで化学反応も楽しみでしたね。でも撮影がワイルドな時間に始まったし、メイクも3時間かかった。移動のバスの中で全員気絶したように寝ていました」と苦労も明かした。また、「はじめての○○」というお題でトークを展開する場面では、染谷が「はじめての経験」について明かした。「やっぱりこの仕事を始めたことが思い出深いですね。7歳だったんですけど、映像の仕事を始めて緊張しかしなくてご飯が食べられなかった。緊張で手が震えてご飯がのど通らなかった」としみじみと振り返ると、満島が「7歳?すごいね!僕は普通にサトウキビかじってた」と驚いていた。満島は「はじめての出会い」について聞かれると、染谷との初共演を回顧。「染谷くんが19歳のとき一緒に舞台をして、舞台中に20歳になったからサプライズで成人式をした。当時車を持っていなかったので染谷くんの車で埼玉の稽古場から東京まで送ってくれた」と“いい話”で終わると思いきや、「ごめんね、矢本くん。矢本くんとの出会いはあんまり覚えてないわ(笑)」とオチをつけて笑いを誘った。写真撮影時、志尊のパネルが用意されると満島は「これならソーシャルディスタンス気にしなくていいですよね」とパネルに近づいて密着。降壇の際には染谷と一緒にパネルを持ち、矢本は誘導するなど、チームワークの良さが垣間見られた。新CMは3月31日より放送を開始する。
2021年03月31日結成25周年の「TEAM NACS」が出演する、衝撃×笑撃の極上エンターテインメント「がんばれ!TEAM NACS」。この度、満島真之介、ヒャダイン、瑛人の3名がゲスト出演していることが明らかになった。「TEAM NACS」の出身地・北海道を盛り上げる応援企画でもある本作。メンバーがあの名作映画をオマージュしたヒーローに扮し、吉田羊が悪役として参加する「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を皮切りに、国民的グループを目指して楽曲制作、新メンバーオーディションを開催と、気になるプロジェクトが満載。先日、episode1の先行無料配信がスタートし、話題沸騰中の本作だが、今回新たにゲストの出演が明らかに。満島さんは、親交のある安田顕の楽屋に居合わせ、安田さんを訪ねてきた森崎博之と初対面。ヒャダインさんは、戸次重幸から何やら怪しい依頼を持ちかけられ、さらに楽曲制作に挑む大泉洋は、瑛人さんを訪ねるという。WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」は6月20日(日)本放送・配信。(cinemacafe.net)
2021年03月05日細田守監督がインターネット世界を描く映画『竜とそばかすの姫』より、ベールに包まれていたストーリーが明らかに。そして、最新ビジュアルと特報映像が公開された。映画公開決定発表時には、タイトルと公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いたコンセプトアートという、少ない情報だけだった本作。そんな詳細が分からなかったストーリーが今回発表され、主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずであることが明らかに。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、“もうひとつの現実”と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加する。そして、心に秘めてきた歌を歌うことによって、あっという間に世界に注目される存在になっていく彼女の前に、この世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる――。本作は「ずっと創りたいと思っていた映画」だと語る細田監督。「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」とコメント。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 、『サマーウォーズ』と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公にして、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、リアル×ファンタジーを通じ描き出す。また特報映像では、高知の現実世界とインターネット空間の仮想世界<U>のカットがスピーディーに映し出されていく。すずのアバター「ベル」、謎の存在「竜」の表情、これまで細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場している。細田守監督コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』は夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年夏、全国東宝系にて公開予定
2021年02月18日アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の設立10周年を記念して、細田守監督が手掛けた5作品をWOWOWで特集放送することが発表されているが、この度、これらをみんなで一緒に観る“WOWOW同時鑑賞会”の開催が決定した。日本が世界に誇るアニメーション映画監督・細田守。今回特集されているのは、役所広司、宮崎あおいが声優を務め、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街」での修行と冒険、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛を描いた、WOWOW初放送となる『バケモノの子』。何度も映像化されてきた筒井康隆のSF小説の世界観をアップデートしてアニメーション映画化した2006年公開の『時をかける少女』。神木隆之介が出演、スタジオ地図・細田監督の初のオリジナル長編映画となった、夏の定番『サマーウォーズ』。宮崎さん、大沢たかお、黒木華らが参加した母と子の成長の物語『おおかみこどもの雨と雪』。上白石萌歌、黒木さん、星野源、麻生久美子らが出演、妹にかかりきりの両親に戸惑う4歳の男の子くんちゃんと、未来からやってきたミライちゃんがめぐる物語『未来のミライ』がラインアップされている。決定した同時鑑賞会は、WOWOW加入者は放送やWOWOWオンデマンドで、WOWOW未加入者はDVDやBlu-rayなどを同時に再生して参加。「#WOWOW同時鑑賞会」を付けてSNSで一緒に盛り上がることができる。「スタジオ地図 10th Anniversary そして、最新作『竜とそばかすの姫』へ 細田守監督特集」は2月13日(土)WOWOWシネマにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2021年01月18日アニメーション映画監督・細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』が2021年7月に公開される。女子高生を主人公に迎え“リアル×ファンタジー”を描き出す細田守の集大成『竜とそばかすの姫』は、これまで数々の名作アニメを生み出してきた細田守監督の最新作。監督・脚本・原作を細田守、企画・制作を細田率いる制作会社スタジオ地図が手掛ける。これまで『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、代表作である『サマーウォーズ』と描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎えてリアル×ファンタジーを通じ描き出す。『竜とそばかすの姫』は、まさに“細田守集大成”ともいえる。超巨大インターネット世界≪U≫が物語の舞台に『竜とそばかすの姫』の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加することに。心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になっていくベル(=すず)の前に、<U>の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れ、ストーリーは動き出す。世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではの視点でダイナミックに展開していく。すずを取り囲む登場人物すずを取り囲む登場人物の声優キャスト&その役どころを紹介。すずと近しい関係にある同級生たちには、これまでも細田監督作品の常連として活躍してきた成田凌と染谷将太をはじめ、『Diner ダイナー』『悪の華』で強い存在感を放った玉城ティナ、そして声優初挑戦となるシンガーソングライターの幾田りらといった豪華な面々が揃う。<登場人物>・しのぶくん(成田凌)何かとすずを気に掛ける幼馴染。バスケ部で女子からも絶大な人気を誇る存在でありつつ、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。幼い頃に、すずにプロポーズしたことも。・カミシン(染谷将太)カヌー部をひとりでたちあげインターハイを目指す、天真爛漫でまっすぐなアツイ男子生徒。そのアツさゆえに、周囲からちょっとだけ浮いている。・ルカちゃん(玉城ティナ)吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女の子。太陽のような存在でみんなから人気もあるキラキラハイスペックガール。・ヒロちゃん(幾田りら)すずの親友で良き理解者。ネットを使いこなす毒舌メガネ女子。すずを<U>の世界へと誘い、ベルとしてプロデュースする。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソン。役所広司が父親役にすずの父親(役所広司)過疎化が進む高知の田舎町で、主人公・すずと二人暮らしの父親。互いに心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守っている。演じる役所広司は、『バケモノの子』『未来のミライ』に続く、細田作品3度目の出演。思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を、繊細に演じる。インターネット世界<U>の個性派キャラクターまた超巨大インターネット世界<U>を彩るキャラクターたちも一挙紹介。突如ベルの前に現れる謎の存在・竜は、キーキャラクターでありながら、いまだベールに包まれたまま。そのほか<U>に住まう個性豊かなキャラクターには、『ズートピア』のニック、『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役(2016年8月以降)を務める森川智之をはじめ、 “アラレちゃん”や“コロ助”の声で知られる小山茉美がなど、アニメ界の実力派キャストが声をあてる。・ジャスティン(森川智之)全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>の中で、正義と秩序を守る自警団・ジャスティンのリーダー。<U>の秩序を乱す竜の正体を暴こうとしている。・イェリネク(津田健次郎)<U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で、候補にあがる、現代美術アーティスト。・スワン(小山茉美)「竜の正体探し」で疑惑の人となる、豪邸に住む貴婦人。・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(宮野真守)「竜の正体探し」を盛り上げる Youtuberコンビ。トム・ムーア&ロス・スチュアートなど、世界的クリエイターが集結また、仮想世界<U>のコンセプトアートは、ロンドン在住の新進気鋭イギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォンが担当。超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田守自らが探し出した。さらに、『ウルフウォーカー』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督をはじめとするスタッフも参加。世界的クリエイターが集結し、作品を作り上げる。『アナと雪の女王』キャラクターデザイナーが歌姫「ベル」をデザイン歌姫「ベル」のキャラクターデザインを務めたのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム。ジン・キムと細田守は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞にノミネートされた頃に、ロサンゼルスで出会い、意気投合。互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。細田守の最新作、映画『竜とそばかすの姫』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、監督・脚本・原作を手掛けた『未来のミライ』では、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞で最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。細田守 コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』あらすじ高知の自然豊かな村に住む 17 歳の女子高生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。いつの間にか父との関係にも溝が生まれ、現実の世界に心を閉ざすようになっていく。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、偶然にも、全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に、「ベル」というキャラクターで参加することになる。もうひとりの自分。もうひとつの現実。もう、世界はひとりひとつじゃない。<U>では自然と歌うことができたすず(ベル)は、自ら作った歌を披露し続けていく内に、あっという間に世界中の人気者になっていく。そんな驚きも束の間、突如轟音とともにベルの前に現れたのは、竜の姿をした謎の存在だった―。作品詳細映画『竜とそばかすの姫』公開時期:2021年7月原作:細田守監督・脚本:細田守出演:成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守企画・制作:スタジオ地図
2020年12月18日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が2021年夏に全国公開されることが決定した。『時をかける少女』(2006年)や『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、『バケモノの子』(2015年)、そして『未来のミライ』(2018年)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネート、と日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。いよいよ来年夏、スタジオ地図が創立10周年を迎える2021年、彼による待望の最新作が登場する。タイトルは『竜とそばかすの姫』。その内容はまだ秘密のベールに包まれている。明らかになっているのは、タイトルと物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界“U”を描き出した1枚のコンセプトアートだけ。これまで細田監督は『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 (2000年) や『サマーウォーズ』 で発展しつつあるインターネットをはじめとするデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。彼は最新の知見に基づいて、みたびネット世界を題材にして現代に切り込もうとしているのだろうか。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖など様々な作品テーマの中で細田守が一貫して見つめ続けてきたもの、それは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」だ。世界中の人々がかつてない困難に直面した2020年が暮れようとしているが、細田監督は本作で新しい年である2021年に向けての、希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるだろう。『竜とそばかすの姫』2021年夏全国東宝系にて公開
2020年12月15日前作『未来のミライ』が米アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた細田守監督の最新作、『竜とそばかすの姫』が「スタジオ地図」創立10周年を迎える2021年の夏に公開されることが決定した。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』、そして『未来のミライ』と過去作全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』では第46回アニー賞最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞受賞、第91回アカデミー賞長編アニメーション部門や第76回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされた細田守。日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田監督の最新作、その中身はまだ秘密のベールに包まれており、明らかになっているのはタイトルと、物語の舞台となる全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界「U」を描き出した1枚のコンセプトアートのみ。細田監督はこれまで、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 や『サマーウォーズ』で、発展しつつあるインターネットやデジタル技術が人々の生き方をどう変えていくかを描いてきた。『サマーウォーズ』から12年。細田監督は最新の知見に基づき、今回もネット世界に題材をとって現代に切り込むようだ。青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖…様々な作品テーマの中で細田監督が一貫して見つめ続けてきたのは、「困難に直面しながらも自らの勇気で一歩を踏み出し、懸命に未来へむかって生きる人間の姿」。困難の2020年を経た2021年、どんな希望と勇気の物語を紡ぎだしてくれるのか注目だ。『竜とそばかすの姫』は2021年夏、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日今回、ご紹介するのは、『カレーの唄。』。カレーをモチーフに男同士の絆を描いた、ハートウォーミングな物語です。主演の満島真之介さんと、コンビを組んだ鈴鹿央士(すずか・おうじ)さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・DAN(満島真之介さん) 外山由香里(鈴鹿央士さん) ヘアメイク・齋藤将志(満島真之介さん) 阿部孝介(トラフィック/鈴鹿央士さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 68「カレーの香りのような存在を目指しました」『カレーの唄。』は、オリジナル作品に定評のある、脚本家・山﨑佐保子さんと瀬田なつき監督のタッグにより生まれた新作ドラマです。2人の男がカレーを通じて絆を深める様子を描き、食欲と心を満たす味わい深い作品に仕上がっています。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら、一人で生きてきた男・天沢陽一郎を演じるのは、本作が連続ドラマ初主演となる満島真之介さん。優秀な弟にコンプレックスを抱く、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、2019年に公開された映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿央士さんが好演しています。このドラマのお約束となっているのが、陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決するシーン。全12話それぞれにオリジナル・レシピや人気店が手掛けた、個性豊かなカレーが登場し、観る者の胃袋を刺激してくれます。ーー『カレーの唄。』に出演されるというニュースを読んで、まず満島さんが連続ドラマ初出演だということに驚きました。満島さん 同じことを言ってくださる方は多いのですが、僕は20代でデビューしたこともあってそれほど出演作は多くないんです。僕はこれまでに経験した現場で、大先輩方が真ん中に立ち、みんなを引っ張っていく姿を見てきました。命を削るような気持ちで作品に挑む、そんな現場を経験できたことを幸せに思っています。『カレーの唄。』で自分が真ん中に立つことにより、自分が関わった方々への感謝の気持ちを表現したいと思いました。ーー主演するにあたって、心がけたことは?満島さん 短い撮影期間の中で、共演者やスタッフの方々と強い絆を築くことに注力しました。自分が目立つというよりも醸し出す雰囲気を大切にしたくて。どこかの家から漂ってくる、食欲をそそるカレーの香りのような存在を目指しました。ーー大先輩方が真ん中に立つ姿を見てきた満島さんが、もっとも印象に残っている方は?満島さん すべての方ですね。真ん中に立つ方や取り組む作品次第で、いろんな立ち方があるんです。例えば、木村拓哉さんなら、周りの方々へのあふれんばかりの愛情と尊敬の心に加えて、自らのパワフルなエネルギーを絶やさない。しかも、現場ではささいな動きを見逃さないし、スタッフさんひとりひとりの名前をぜんぶ覚えているんです。木村さんを見ていると、落ち込んでなんかいられないという気持ちになりました。今回、自分が経験したことで、真ん中に立つ方々の苦労をあらためて実感しました。このドラマの撮影に入っているときは、姉(※女優の満島ひかりさん)とも、真ん中に立つ人の心得のような会話ができて。姉からアドバイスを受けたわけではないのですが、同じ感覚を共有できたことをうれしく思いました。ーー鈴鹿さんの第一印象を教えてください。満島さん 僕は演じる前にその人であるべきだと思っていて。オーディションで初めて会った瞬間に、央士は二汰だと思いました。その場にいた全員が僕と同じ気持ちで、彼が二汰役に決まったんです。ーー鈴鹿さんは、満島さんと共演していかがでしたか?鈴鹿さん 僕は満島さんが出演した『キングダム』や『全裸監督』などを観ていて。作品ごとに全く異なる、変態……なんて言ったら良いんだろう(笑)。良い意味で変態的な演技をされる方だなと思っていました。このドラマの撮影現場で、満島さんはすみずみまで目が行き届いていて。僕に対して、「こういうふうにしたほうが良いよ」とアドバイスをしてくださったときもありました。僕はこれまで先輩方から演技のアドバイスをいただいたことがなかったので、すごくうれしかったです。満島さんは僕の良き先輩であり、良き先生でした。ーー最後に、この作品の見どころをお願いします。鈴鹿さん 僕はこのドラマを観て、心が温かくなり、カレーが食べたくなりました。観ると、自分がその日過ごした1日を幸せだと感じる作品です。ぜひご覧いただきたいです。満島さん この作品には、食べて成長していくという考えが根底にあると思います。そういう考えは文化、人種や国を超えたものです。カレーは人間関係のように、奥が深くて終わりがない。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がります。『カレーの唄。』はみなさんが観て初めて完成します。観終わった後、感じた思いを人生に生かし、オリジナルのハーモニーを奏でていただきたいですね。インタビューのこぼれ話陽一郎がカレーを食べる前に行う、インパクト大の儀式は、満島さんのアイデアだそう。陽一郎の独特の動きは、全方向に感謝をこめているんだとか。「このドラマが配信・放送された後、カレー屋さんで子どもが陽一郎の真似をしてくれたらうれしいです」(満島さん)。動きの詳細は、ぜひ本編でご確認ください!Information『カレーの唄。』ひかりTV 10/1(木)より、毎週木曜23:00~23:30、dTVチャンネル 10/3(土)より、毎週土曜23:30~24:00にて順次配信BS12 トゥエルビ10/10(土)より、毎週土曜21:30~22:00放送出演:満島真之介、鈴鹿央士、出口夏希/森口瑤子©2020「カレーの唄。」製作委員会満島真之介さん 衣装協力:オーバーシャツ¥160,000、パンツ¥135,000(MISSONI/三喜商事 MISSONI部 03・3470・8235)シャツ¥28,000(08sircus/08book 03・5329・0801)シューズ¥160,000(BALLY/BALLY GINZA 03・6264・5471)鈴鹿央士さん 衣装協力:シャツ¥24,000(STUDIOUS×CULLNI/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)パンツ¥26,000(STUDIOUS×SHAREEF/STUDIOUS MENS 原宿本店 03・5785・1864)シューズ¥23,000(TOSS/HEMT PR 03・6721・0882)
2020年09月30日カレーをモチーフにした、満島真之介と鈴鹿央士が出演するドラマ「カレーの唄。」が配信・放送決定。オリジナル作品に定評のある脚本・山崎佐保子と瀬田なつき監督のタッグにより、2人の男がカレーを通じて絆を深める様を描く。両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎は、あるトラブルをきっかけに、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰と出会う。お金がない陽一郎は、助けたことを口実に、二汰にカレーをおごらせると、ポツリと家族について語りだす。清川不動産の清川薫子(森口瑤子)は、アパートの管理人だったことが縁で、陽一郎の亡き父の遺骨を預かっている。陽一郎が毎日カレーを食べ歩くのには、何か深い理由があるようで…。本作が連続ドラマ初主演となる満島さんが演じるのは、両親に捨てられ、世界中を放浪しながら一人で生きてきた男・天沢陽一郎。そしてひょんなことから陽一郎が出会う、優秀な弟にコンプレックスを抱く芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を、映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、報知映画賞など、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿さんが演じる。満島さんは「僕にとってカレーは、人間関係のお手本であります。それぞれの具材が絡み合い高め合う。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がる。簡単なようで難しく、奥が深くて終わりがない。このドラマもカレーのように、素敵な仲間との出会いと縁が絡み合い、心温まる味わい深い作品が出来上がりました」と自信をみせ、鈴鹿さんも「このドラマは、カレーのようにキャストやスタッフの方々が素晴らしく融合して、温かくて美味しいものになりました。このドラマはまさしくカレーです。ちょっと何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、本当にまさしくカレーです(笑)観ていて自然と笑顔になるような、幸せを感じることができる素敵なドラマです」とコメントしている。本作は、全12話各話ごとに異なる多種多様なカレーの登場も見どころのひとつ。都内の有名店や隠れた名店のほかにも、ハウス食品と共同開発したレシピのカレーや、店舗数1位のギネス世界記録TMを持つココイチも登場。陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決していく。2人のほかにも、身寄りのない陽一郎を助ける下町の不動産屋経営者・薫子役を森口瑤子、二汰が片想い中の女子学生・森まどか役を出口夏希が演じることも決定。森口さんは「この『カレーの唄。』をご覧になった皆さんは必ずカレーが食べたくなります。100%絶対まちがいなく食べたくなります。そしてカレーを食べ終わる頃には、日々の切ない出来事も、もどかしい想いも『私ってなんだか幸せじゃん?』という気持ちに変わっているから、あら不思議。『カレーの唄。』はそんな素敵なドラマです」とドラマについて説明。出口さんは「カレーを食べたくなるのは間違いありませんが、クスッと笑えて見終わった後には温かい気持ちになれる作品ですので、ぜひ見ていただきたいです!」とメッセージを寄せている。なお本作の音楽は、国内外で人気を誇る4人組クラブジャズバンド「JABBERLOOP」が務め、主題曲「spice」などが収録されたアルバム「CORE」が9月9日(水)にリリース。そして同名タイトルでコミカライズ化され、COMIC BRIDGEにて8月7日(金)より連載がスタートする(漫画:月吉原作:山崎佐保子)。「カレーの唄。」は10月、ひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12 トゥエルビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月06日スタジオ地図・細田守監督作品とコラボレーションしたテーマパーク「SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド」が、よみうりランドに誕生。細田守監督作品コラボテーマパークアニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』などを手掛ける、スタジオ地図。今回、映画『サマーウォーズ』劇場公開10周年を記念して、細田守監督作品とコラボレーションした特別イベントがよみうりランドで限定開催される。スタジオ作品コラボアトラクション&限定フード『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』5作品とコラボレーションしたエリアが限定オープン。“新たな体験”をテーマににしたアトラクションが10種類楽しめるほか、各エリアごとにイベント限定フードメニューが登場する。さらに4月3日(金)からは、「サマーウォーズ公開10周年記念特別展」を実施。このイベントでしか見られない特別映像の公開や未公開展示作品を含む展示を行う予定だ。なお、展示内容、アトラクションやグッズなどの詳細は3月上旬に発表予定。特別ノベルティがついた前売券も販売される予定だ。【詳細】SUMMER WARS EXPERIENCE PARK in よみうりランド開催期間:2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)※当初、2020年3月20日(金・祝)~6月7日(日)の開催を予定していたが延期。開催期間は、決まり次第発表。場所:よみうりランド住所:東京都稲城市矢野口4015-1
2020年02月28日関西テレビ制作のトークバラエティ『グータンヌーボ2』が、1月4日に新春スペシャルを放送。滝沢カレン(27)に代わる新MCとして満島真之介(30)が初登場した。男性タレントがMC陣に加わるのは初。今後は長谷川京子(41)、田中みな実(33)、西野七瀬(25)らと順番で、毎回2名のゲストとトークを繰り広げる。『グータンヌーボ2』は一見すると“ただのゆるいトーク番組”に思えるが、熱い視聴者に支えられている。それを象徴するように、Amazon Prime Videoのレビュー件数は161件にのぼる。『M-1グランプリ』104件、『相席食堂』30件と比べると、いかに熱心なファンに支えられているかがわかる。なぜ、ここまで熱心なファンが存在するのだろうか。■誰も仕切らないトークだからこそタレントが本音をこぼす番組序盤で繰り広げられるトークは、一般的な「ガールズトーク」像と大差ない。第一印象の褒め合いや、「わかる~」という表面的な共感で展開する会話。しかし徐々に視聴者がハッと共感できる話や、笑ってしまうほどの専門的すぎるこだわりなどが繰り出され、「台本がない」感じが魅力的に思えてくる。そんなゆるく自由な雰囲気だからこそ、ゲストのタレントも本音のトークをする。たとえば第46回ではソニン(36)が、19歳のときに出したCD「カレーライスの女」のセクシーなジャケットについて、MCらとこんな風に語った。田中みな実:ああいうのって自分の意志は全く反映されないんですか?ソニン:何もわからず。私の場合は、権限はなかったですね(笑)。田中みな実:やらされたわけじゃないと思いますけど、演出として疑問は思わなかったんですか?ソニン:若いし芸能界のこと分かってなかった。言われたことを一生懸命やることがすべてだと思っていた。「司会者とゲスト」「上手と下手」という序列がないからこそ、危ういタレントの本音がこぼれるのだ。■理想のコミュニケーションが学べる実用番組としての一面も『グータンヌーボ2』は、ファッションやライフスタイルを勉強するように「憧れのコミュニケーション」を学べる番組と言ってもいい。それも出演者たち三者三様の思惑と、関係性が構築される様子を出演者と同じ目線で眺められる実学性が魅力だ。例えば出演者は、順に一人ずつスタジオに入る。最初に入った人が二番目の人を迎える際の「誰も来ないかと思ったぁ~」なんてボケは、視聴者が明日の飲み会でそのまま使えたりできるのではないだろうか。このように『グータンヌーボ2』は「本音のトーク」、「魅力的なMC」によって視聴者を惹きつけて離さない。そしてそこに「理想のコミュニケーション」があることで、視聴者に憧れられる番組としての側面も持っている。そうした「純粋な面白さ」と「実学性」がトークバラエティ番組として独特の位置を築き、多くの視聴者を惹きつけているのである。■キャスティング・構成が絶妙!出演者全員のファンでなくても楽しめるまたMCとゲストのトークは、「芸能界」の裏側を見せてもくれる。たとえば第44回では、『あなたの番です』女優の三人(西野七瀬、奈緒・24、金澤美穂・25)が「朝ドラオーディションには筆記試験がある」という裏側を語っている。テンポのいい編集とツッコミ調なテロップは、出演者たちのファンでない視聴者をも確実に楽しませてくれる。第15回で夕方の情報番組で活躍するホラン千秋(31)が畠山愛理(25)に恋愛観にズバズバと斬り込んだ際、テロップがホラン千秋の表情に「キャスター顔!」とわかりやすくツッコミを入れてくれる。そのため知らないゲストが登場する回でも、毎週安心して視聴できるのだ。■スタジオトークで垣間見えるMC陣の魅力番組後半、MCたちが織りなすスタジオトークは毎回新鮮で視聴者を飽きさせない。昨年1年にわたりMCを務めていた滝沢カレンは、他番組のような「ツッコミ待ちの天然キャラ」ではない姿を見せていた。たとえば第41回のスタジオトークでは、滝沢カレン:顔はなにでエロいって決めるんですか?田中みな実:やっぱ目じゃない?西野七瀬:(顔がエロいって)私も思ったことないかも。長谷川京子:じゃあ二人が思う顔がエロい有名人は?滝沢カレン:志村けんさん。一同:(笑)のように、「オチをつくるための積極的なボケ役割」としての新たな一面がこの番組では見られる。以上のように、滝沢カレンの「積極的なボケ」キャラは『グータンヌーボ2』ならではの姿だった。今回発表された新MCにも、視聴者がまだ見たことない一面を披露して欲しい。本音が飛び出しやすく自由にふざけられる『グータンヌーボ2』は、タレントの新たな挑戦の場に最適であることは間違いない。【PROFILE】アララ東京の大学生3人によって運営しているエンタメnote。毎週末、テレビ、ドラマ、お笑い、映画、音楽にまつわるエッセイ、コラムを掲載している。1月には雑紙刊行予定。Twitter:@alalanote
2020年01月04日「グータンヌーボ2」の新MCに満島真之介が決定。満島さんが加入した新生「グータンヌーボ2」は、1月14日(火)深夜から放送される。MC1人が、ゲスト2人と共に台本なし、カメラのみの空間で恋や生き方についてたっぷり語り合う本番組。今回“新MC発表スペシャル”と題したスペシャル番組にて、「全裸監督」「いだてん~東京オリムピック噺~」などに出演する満島さんのMC決定が発表された。番組冒頭、スタジオには「NEW MCSEASON2」と書かれた赤いBOXが登場、新MCが中で待機しているというBOXを、出演者のひとり、田中みな実だけが先に覗くことに。そして対面した田中さんは「え!そのパターンありなの!?」と驚きを隠せない様子。そして、長谷川京子と西野七瀬は新MCにまつわる様々なヒントをもとに、新MC当てクイズに挑戦。一向に新MCを当てられない2人だったが、田中さんのヒントから西野さんが「満島さん…?」と答え、赤いBOXから満島さんが登場、場がウェルカムムードに包まれた。2人の姉を持ち、強い女性の中で育ってきたという満島さんは、3人を前にしても臆することなくトークを展開し、さらに社会学者・古市憲寿と又吉直樹と初のロケに挑戦した。収録を終え、満島さんは「初めて『グータンヌーボ2』MC就任を知ったとき“ドッキリかな”って思いました。収録を終えた今でも、まだドッキリなんじゃないかって思ってるぐらい(笑)。まさか男の人がグータンに出演するとは」と未だ信じられない様子。そして、女性MCメンバーについては「皆さん、イメージ通りでした。だからそのくらい、グータンは“素”の、その人の空気がちゃんと出ている番組なんだなあって」と印象を語りつつ、「これからもっと人となりを知っていきたいし、僕の事も知ってもらいたいですね。これからどうなっていくのか、とっても楽しみです」と期待。これから様々な人とロケをしていく満島さんだが、話してみたいゲストについては「自分の会わない畑の人達に会ってみたいですね。スポーツ選手だったり、音楽関係の人達だったり。会う機会のない人達の話を聞いてみたいです」と語り、「俺一人だけ男で、ゲストは女2人ってのもアリかな?それも楽しい気がするなあって。男側の意見と女側の意見と、見えてくる違いもあるかもしれないし、ちょっと時間経ったらそういうグータンもやってみたいですね」と新しいスタイルを提案した。さらに満島さんの加入を記念し、ビジュアルとエンディングテーマがリニューアルした。エンディングテーマは、ドラマやアニメ主題歌、CMタイアップ曲などが注目を集める安田レイの「fortunes」が起用される。「グータンヌーボ2」は毎週火曜日深夜0時25分~関西ローカルにて放送中。(次回は1月14日深夜0時45分~)毎週水曜日10時~Amazon Prime Video、カンテレドーガ、TVer、GYAO!ほかにて配信。(cinemacafe.net)
2020年01月04日