日本とフランスの共同制作で話題のアニメーション映画「ムタフカズ」。日本語版の吹替声優を草彅剛さんが務めるなど、豪華なメインキャストでも注目の本作の内容や、大盛り上がりんの初日舞台挨拶の様子をお届けします。映画「ムタフカズ」が公開開始!日本財団パラリンピックのスペシャルサポーターとしても活躍が目覚ましい、“新しい地図”の草彅剛さんが吹替声優を担当した映画「ムタフカズ」の公開が開始しました。「ムタフカズ」はフランスのコミックを原作に、フランスの映像制作会社ANKAMAとSTUDIO4°Cが共同制作したアニメ映画。本作で草彅剛さんは、主人公のアンジェリーノ役を担当しています。映画「ムタフカズ」舞台挨拶レポート2018年10月12日の映画公開初日に、メインキャストの草彅剛さん・満島真之介さん・柄本時生さん・西見祥示郎監督による舞台挨拶が行われました。DA PUMPの「U.S.A」ダンスも飛び出す?!本作がアメリカでは日本語版+英語字幕で公開されるそう。アメリカにちなんで草彅剛さん・満島真之介さんによるDA PUMPの話題の「U.S.A」ダンスが繰り広げられるなど、終始賑やかな舞台挨拶だったようです。SNSでは早くも絶賛の声が止まらない! “参加させて頂きました。スピード感があって、これはアクション映画かなって思っちゃいました。音楽もカッコよく、どの街の色合いも魅力的でした。#アンジェリーノ 強かったぁ~!!また観ます!!”出典:“#ムタフカズ完成披露上映会 行ってきました!入って来る時つよぽんとハイタッチ相変わらずテンション高くUSA踊ったりヤンチェ オンテンバールって叫んでふざけたりw相方も私もリノゲット❣️”出典:公開にちなんで特別なイベントを多数実施!数量限定!非売品の入場者プレゼントを配布10月12日より入場者限定で週替わりオリジナルシールに配布が決定!週末限定・かつ数量限定のようなので注意しながら、お近くの劇場へ足を運んでみてください。・1週目10/12(金)~10/14(日):アンジェリーノ(草彅剛)・2週目10/20(土)~10/21(日):ヴィンス(柄本時生)・3週目10/27(土)~10/28(日):ウィリー(満島真之介)※一週目のみ、金曜日を含めた3日間での配布MUTAFUKAZ展も開催中!渋谷の「GALLERY X BY PARCO」にて、10月24日までMUTAFUKAZ展が開催中です。本作の貴重な原画や設定資料の展示や、会場でしか見ることのできない映像コンテンツが楽しめます。映画「ムタフカズ」作品詳細キャスト草なぎ剛柄本時生満島真之介上坂すみれ成河などスタッフ監督:ギョーム・“RUN”・ルナール、西見祥示郎プロデューサー:田中栄子、フレデリック・ピュエッシュ、アンソニー・ルー作品情報原題:Mutafukaz製作国:日本・フランス合作配給:パルコ上映時間:94分映倫区分:PG12お問い合わせ公式HP:映画「ムタフカズ」オフィシャルサイト映画「ムタフカズ」を見に行こう日本とフランスの共同制作で話題の本作。公開されたばかりの最新映画「ムタフカズ」を見にお出かけしてみませんか。イベント情報イベント名:MUTAFUKAZ展催行期間:2018年10月11日 〜 2018年10月24日住所:渋谷区宇田川町13-17 「GALLERY XBY PARCO」
2018年10月16日アニメ映画「ムタフカズ」(西見祥示郎監督、10月12日公開)の完成披露イベントが9月26日に都内で行われ、日本語吹き替え版の声優をつとめた草なぎ剛(44)や柄本時生(28)、満島真之介(29)らが舞台あいさつを行った。各スポーツ紙によるとアフレコは別々で、3人はこの日が初対面だったとのこと。満島が「こんなに草なぎさん面白い人だったんだ」と言うと、草なぎは「サンキューベリーマッスル!」と答えるなどかなりのハイテンションだったという。「満島さんといえば、初対面の人でもかなり“距離”が近いことで知られています。ドラマや映画で共演した木村拓哉さんも大のお気に入りだと聞きました。草なぎさんや柄本さんとも楽屋でたちまち意気投合していたそうです」(イベント関係者)姉で女優の満島ひかり(32)の活躍にあこがれて芸能界入りしたという満島。今年公開された映画4本に出演し、来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演が決定。今やすっかり姉をしのぐ勢いの活躍ぶりだ。俳優としてすっかり売れっ子になったが、実は「ムタフカズ」では“歌手デビュー”を果たしていたという。「満島さんは草なぎが声優を担当したアンジェリーノの友人・ウィリー役で、エンディングテーマを歌うアーティスト名はwilly a.k.a Shinnosuke Mitsusimaで楽曲名は『The King of DMC』。本編のアフレコ中、満島さんがアドリブでラップを披露。なかなかのデキだったので、西見監督が『歌っちゃう?』とオファーしたところ満島さんはノリノリで快諾したそうです。その歌唱力とリズム感はかなりのもの。YouTubeにも動画がアップされているので、今後は視聴回数も伸びるのではないでしょうか」(イベントを取材した記者)今後、俳優と歌手の“二刀流”での活躍も期待できそうだ。
2018年09月27日俳優の満島真之介が、アニメーション映画『ムタフカズ(MUTAFUKAZ)』(10月12日公開)のエンディング・テーマを歌う事が14日、明らかになった。同作は、『鉄コン筋クリート』で知られるSTUDIO4℃に、フランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家のギヨーム“RUN”ルナールと、フランスの映像制作会社ANKAMAがラブコールを送り実現した日仏コラボレーション映画。犯罪者と貧乏人の吹き溜まり・DMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台に、ダラダラと過ごしている訳ありの少年たち(声:草彅剛、柄本時生、満島真之介)に様々な事件が起きる。本編アフレコ中に満島がアドリブで披露したラップが非常に好評だったことから、急遽Willy a.k.a. Shinnosuke Mitsushimaとして、エンティングテーマシンガーに抜擢。アドリブ全開のラップでの収録は、スタッフも終始大爆笑だったという。アルバム『The King of DMC』収録の、楽曲「The King of DMC ~theme~」(映画バージョン)、「The King of DMC ~debut~」(シングル用にリトラックしたバージョン)は、19日0時よりiTunes、レコチョク、Google playほか各音楽サイトで配信される。また、監督であり同作の絵コンテ担当・キャラクター作画を行っている西見祥示郎による、満島をイメージしたウィリーのイラストと、満島の似顔絵イラストも公開。さらに、満島が実際に楽曲収録をした際のメイキング映像も見ることの出来るイメージPVも公開された。10月12日には、美術監督・木村真二が生み出した美術設定、美術ボード、背景美術が掲載され、草彅剛が声を務めるアンジェリーノたちが住む犯罪者と貧乏人の吹き溜まりの街「ダーク・ミート・シティ」魅力を詰め込んだ『ART BOOK』(大誠社 税抜3,600円)が発売。同日、西見監督のこだわり満載の絵コンテを完全収録した『STORYBOARD BOOK』(大誠社 税抜2,200円)も発売される。○満島真之介 / Willy a.k.a. Shinnosuke Mitsushimaコメントアフレコでは、ウィリーという僕の演じるキャラクターが、作品の面白いスパイスとなるように、ちょっと風変わりな役柄を意識しました。お二人を引き立てるためにも、今までにはない挑戦をしています。(エンディングテーマを歌う事になった経緯は?)本編の中にウィリーがラップを披露するシーンがあるんですけど、アフレコの時に、アドリブで任せてもらったんです。僕自身、ヒップホップやR&Bをよく聞いているのでノリノリでした。更に、作品のテーマを歌ってみないか、と提案して頂いて。僕にとっては、正直“事件”でしたね(笑)こんなに喜ばしい事件は、なかなか無い事だと思うんです。これからの人生に“新たな光”が見えてきそうな貴重な経験をさせていただき、感謝でいっぱいです。(オススメのポイントは?)素敵なアーティストの方々が作曲してくれました。映画のストーリーや、舞台となっている街から主人公たちが逃げ出す事の出来ない“運命”をラップの歌詞に乗せてくれたんです。キャラクター達の苦しい現実や、故郷への想いをウィリーがこの曲を通して代弁していて、観ていただく皆さんにはエンドクレジット中に作品の余韻に浸って貰えるんじゃないかなと思っています。そして、ご自身の家族や仲間たち、久しく会っていない友達の存在を改めて感じてもらえると嬉しいです。とにかく思う存分楽しみました! 是非、エンドロールが終わるまで席を立たないでくださいね!
2018年09月14日映画『鉄コン筋クリート』のスタッフが贈る最新作『ムタフカズ』(MUTAFUKAZ)が、10月12日(金)より公開。この度、草なぎ剛、柄本時生、満島真之介が、本作のボイスキャストを務めることが分かった。併せて、独特なキャラクターが写る第1弾ポスタービジュアルも公開された。■ストーリーここはDMC(ダーク・ミート・シティ)、犯罪者と貧乏人の吹き溜まり。この街に生まれ育ったアンジェリーノ・通称“リノ”(草なぎ剛)は、ガイコツ頭の親友ヴィンス(柄本時生)とボロアパートの一室に同居中。バカで臆病な友達のウィリー(満島真之介)も加え、3人で毎日つるんでダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんなとき、リノの残念な人生を一変させる出来事が立て続けに起こる。まず、天使のような美少女ルナにひと目惚れ。直後に遭った交通事故のせいで奇怪な幻覚を見るようになり、さらに黒服の男たちや武装警官に命を狙われ、街じゅうを逃げ回る羽目に。ついに絶体絶命の危機に陥ったとき、スーパーパワーに目覚めたリノは、あっという間に追手どもを血祭りに上げる!一体、何が起きてるっていうんだ!?■『鉄コン筋クリート』スタッフ再集結!日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しスマッシュヒットとなった「STUDIO4℃」制作の映画『鉄コン筋クリート』。本作は、その創造性と映像のクオリティに惚れ込んだフランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家のギヨーム“RUN”ルナールと、ゲーム・書籍など多彩なメディアで作品を発表する制作会社「ANKAMA」がラブコールを送り、海を越えて実現したコラボレーション映画だ。『鉄コン筋クリート』メインスタッフが再び集結した本作では、監督には同作品のキャラクターデザイン・総作画監督を務めた西見祥示郎、美術監督には木村真二を迎えている。■草なぎ剛&柄本時生&満島真之介が“クズ”だらけの街に住む!?“人間のクズ”ばかりが住む街、ダーク・ミート・シティに暮らす“訳あり”な少年たちを演じることが決定したのは、主人公の父親役で出演することが決定している『まく子』が来年に公開を控える草なぎ剛(アンジェリーノ役)、多くのドラマ・映画に出演し、唯一無二の存在感を放つ柄本時生(ヴィンス役)、そして多くの作品での個性的な芝居が注目され、「僕だけがいない街」『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』でも声優の経験がある満島真之介(ウィリー役)。■草なぎ剛「愛によって弱さが強さに変わる」『鉄コン筋クリート』が大好きだと言う草なぎさんは、「そのスタッフとご一緒できるのがとても嬉しかったです!人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたら嬉しいです!」とコメント。「キャラクターたちの想像力が存分にでていてアニメーション映画の魅力が最大限に出ている」と本作について語る柄本さんは、「自分の声が人様に届くことはなかなかないので楽しくきいていただけたらと思います」と語り、満島さんは「“声だけで表現をする”という事に、とても希望を感じていて、眼で見える情報だけではなく、あえて”耳で聞く”という事にフォーカスを当てると、人間の元々抱くイメージや記憶を超えた新鮮な驚きや、ハッと気づくものがあると思うんです。ものすごく興味深い作品と共に、自分自身も前進させてもらっています」と本作に参加できたことの喜びを述べた。この3人のキャスティング理由について西見監督は、「性格と雰囲気とボディイメージが3人のキャラクターにピッタリ」と明かしており、彼らがどんな声をあてていくのかいまから楽しみだ。『ムタフカズ』は10月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年08月07日タレント・俳優の草彅剛が、アニメーション映画『ムタフカズ(MUTAFUKAZ)』(10月12日公開)の声優を務めることが7日、わかった。同作は、『鉄コン筋クリート』で知られるSTUDIO4℃に、フランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家のギヨーム“RUN”ルナールと、フランスの映像制作会社ANKAMAがラブコールを送り実現した日仏コラボレーション映画。犯罪者と貧乏人の吹き溜まり・DMC(ダーク・ミート・シティ)を舞台に、ダラダラと過ごしている訳ありの少年たちに様々な事件が起きる。東京・渋谷のシネクイントをメインに全国で公開される同作は『鉄コン』のメインスタッフが再び集結し、監督には同作品のキャラクターデザイン・総作画監督をつとめた西見祥示郎、同じく美術監督には木村真二を迎えた。2017年のアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)、東京国際映画祭ではオリジナルのフランス語版をプレミア上映。 SNS上でも大きな話題を呼び、多くのアニメーションファンが劇場での公開を待ちわびている。草彅が演じるのは、DMCに生まれ育った少年・アンジェリーノ(通称:リノ)。天使のような美少女・ルナにひと目惚れした直後に遭った交通事故のせいで奇怪な幻覚を見るようになる。さらに黒服の男たちや武装警官に命を狙われ、街じゅうを逃げ回るが、スーパーパワーに目覚め追手どもを血祭りに上げる……と、人生を一変させる事件に見舞われる。さらに、リノと一緒にボロアパートに住むガイコツ頭の親友・ヴィンスを柄本時生、バカで臆病な友達・ウィリーを満島真之介が演じる。西見監督は「性格と雰囲気とボディイメージが3人のキャラクターにピッタリなこと、それに加えて3人のバランスが上手く出ることを大切に考えてキャスティングさせて頂きました」と起用理由を明かした。○草彅剛 コメント『鉄コン筋クリート』という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとても嬉しかったです! 人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたら嬉しいです!○柄本時生 コメント望まれずにバケモノになってしまった主人公がそれに抗っていく物語は面白いと思います。キャラクターたちの想像力が存分にでていてアニメーション映画の魅力が最大限に出ていると思いました。自分の声が人様に届くことはなかなかないので楽しくきいていただけたらと思います○満島真之介 コメント僕が演じたのは、中身は人間、見た目は“矯正しているコウモリ”として描かれている役柄です(笑)。アニメーションでしかできない世界観の中で、今まで自分には無かったやり方で挑戦したいと思ったんです。“声だけで表現をする”という事に、とても希望を感じていて、眼で見える情報だけではなく、あえて”耳で聞く”という事にフォーカスを当てると、人間の元々抱くイメージや記憶を超えた新鮮な驚きや、ハッと気づくものがあると思うんです。ものすごく興味深い作品と共に、自分自身も前進させてもらっています。(C)ANKAMA ANIMATIONS - 2017
2018年08月07日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が9日、主演ミュージカル『恋する・ヴァンパイア』(・はハート)の公開ゲネプロに登場し、共演の京本大我(SixTONES/ジャニーズJr.)、樋口日奈(乃木坂46)とともに取材に応じた。同作は2015年に上映された同名映画の連動展開として、ストーリーを刷新。ヴァンパイアの哲(戸塚)、人間の女の子・キイラ(樋口)との恋心を描く。戸塚によるギターの弾き語りや、男性陣のヴァンパイア対決も行われる。制作発表では体重を落としたと発言していた戸塚だが、稽古を進めるにつれ「(体重を)戻しました。落としてたらやっぱり違うなと思って。7〜8kg落として、7〜8kg戻りました」と告白。「ロバート・デ・ニーロです!」と自称した。ヴァンパイアはものを食べないと思ったが、「ヴァンパイアも血を吸わなきゃダメだと思ったので、栄養を摂ろうと思って」と意図を明かした。一方、筋肉を増やしたいと言っていた京本は「筋肉は落ちました。稽古もハードだったり、ライブもあったり、思ったような体にはならなかったんですけど、役作りをしているうちにいつもの京本大我に比べたらカッコつけられるようになりました」と自信を見せる。「いつもへなちょこなんですけど」と明かすと、戸塚は「そうなの!?」と驚いていた。ミュージカル経験の豊富な京本について、「ミュージカル界のスターだなと思って。勉強させてもらった」という戸塚に、「いやいや! 今からできないです、もう!」と恐縮する京本。戸塚が「『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングだと思い込ませてもらって。僕はライアン・ゴズリングです!」と宣言すると、先ほどはロバート・デ・ニーロを自称していたために、京本と樋口から「いろんな方が出てくる」とつっこまれた。少年隊の錦織一清もイメージし、「仕上がりは2000%です」という戸塚。しかし、京本がウィンクを披露すると少し笑いが起こっていたため、「マジかよ! 2000%じゃないじゃん!」と焦った様子を見せる。京本も「嘘でしょ!? 笑う!? キャーってなって欲しいんですけど!」と驚いていた。
2018年03月09日「変な役がたくさんやれた1年でした(笑)」――。間宮祥太朗は2017年をそんな言葉でふり返った。金髪のハーフという役柄で、ふんどしを締めて太鼓を打ち鳴らした『帝一の國』の公開に始まり、周囲の“グンマ愛”に困惑し、翻弄される童貞高校生を演じた『お前はまだグンマを知らない』に、鳥人間コンテストに青春を燃やすも、実はプレッシャーに弱いカナヅチの強面パイロットを演じた『トリガール!』。そして“家族愛”を合言葉に殺人を繰り返していく殺人犯役で主演を飾った『全員死刑』。見る者を困惑させるほど、作品ごとに全く異なる人間になり切り、スクリーンの中をところせましと暴れ回った。2008年、15歳でデビューして、ちょうど10年になる。飛躍の2017年を経て、20代の折り返し地点を迎える勝負の1年が幕を開けた。先日、放送が始まった連続ドラマ「BG~身辺警護人~」に続き、映画では人気漫画を原作とした異色のスリラー・エンターテインメント『不能犯』が公開。間宮さんが演じたのは、原作にはない映画オリジナルキャラクター。昨年、演じた個性的な役柄と比べて地味に見える?いやいや、奇抜な設定に頼ることのない俳優・間宮祥太朗の本当の魅力、実力を存分に味わえるはずだ。“不能犯”とは、犯罪を意図していたとしても、常識的に考えて実現不可能な行為のことで、たとえ相手が死んでも、罪に問われることはない。本作の主人公・宇相吹正(うそぶき・ただし/松坂桃李)は、マインドコントロールによりターゲットに幻覚を見せることで、死へと追いやってゆく。この宇相吹というダークヒーローに、殺人を依頼する者、そのターゲットとなる者たちが人生を翻弄されていく様を描いた本作。間宮さんは「すごく好きなテイストの作品でした」と明かす。「ひとつひとつの事件、登場人物たちの思惑が見事に微妙にずれて行ったり、すれ違ったりして、一筋縄ではいかないところが面白いと思いましたね。もともと、人間の感情の行き違いであったり、精神の暗い部分がすごく好きなんです(笑)。善と悪のライン、正義というものが曖昧さをまとっているところに面白さがあると感じました」。近隣に住む夫妻の妻に嫌がらせを繰り返す町内会の会長、両親の離婚が原因で全く異なる人生を歩むことになった姉妹など、様々な思惑や怒り、復讐の念を抱えた人々の皮肉な運命が描き出される本作。愛する人、大切な人のことを自分はどこまで信じることができるのか?その信頼の深さが試されると言える。「疑うよりも信じるって、やはり難しい。すごくきついことだと思う。宇相吹はそこにある種のあきらめを持っているのかもしれない」と語る間宮さん。彼自身の他人への“信頼”に対する考えもまた、独特で興味深い。「僕は、相手を信じる気持ちは強いと思います。例えば誰かに対して『こいつはいいヤツだ』と思ったら、その自分の感覚を信じます。ただ、それが裏切られたとき、『こんなに信じていたのに!』という気持ちにはならないですね。『信じる』という気持ちも『信じてたのに裏切られた!』という気持ちもどちらもこちらサイドのものですよね。僕は、裏切りやウソって、どこにでもありうるものだと思うんです」。決して他人や人間関係を醒めた目で見ているわけではない。むしろ、他人への愛情は深い方だと自覚しているという。それでも、相手が同じ愛情や信頼を自分に向けてくれていると盲目的に信じることもないし、何があっても不思議はないと想像している。「自分のことをすごくよく言ってくれている人間が、実は知らないところで僕の悪口を言っているとか、もちろん、信じたくないけど…あるかもしれないなぁって(笑)」。それは無意識に、自分の中で最悪の事態を想定し、そうした事態に遭遇した場合のショックを和らげようとする“防衛本能”と言えるのかもしれない。「そういう部分はあると思います。自分に飛んできた矢をよけようという発想なのかもしれません。かといって、他人にあまり深い愛情や信頼を持たないようにと考えているわけでもないんですけど。これは信頼や愛情だけでなく、事故や病気も同じなんですけど、どんなこともありうるんですよね。ニュースを見て、いろんなことが起きてて、それがどうして自分には起こらないって思えるんだろう?って考えますね」。そんな男のことだから、当然、ここ数年の話題作への出演が続く状況にも全く浮かれるところはない。「自分の体感は別として、客観的に見て、ドラマや映画で主演をやらせていただいたり、より重要な役を任せていただけるようになってきたのは事実ですが、実感としては何も変わってないというか、“いつも通り”なんですよね」。まごうことなき“イケメン俳優”ではあるが、正統派の主人公や端正な顔立ちを活かした“王子様”のような役よりも、先述のように個性的な役柄を任されることが多い。ひとつのポジションを確立したとも言えそうだが…。「最近も、ドラマの現場でスタッフさんに『間宮くんは普通の役はやらないの?』って聞かれました。全然、普通の役もやりたいですけど…(笑)。ただ、“変”と言われる役をいただけるのを僕自身も楽しんではいますね」。そもそも、仕事のオファーに対し、自分で選ぶこともなければ、この先を見据えて「こういう役をやりたい」といった思いを周囲に伝えることもないという。「あえてそうしているというより、15歳でこの世界に入って、そのままずっとそうやっているという感じです。あまり『これからこうなりたいから、こんな作品に』とか考えることもないですし…。『いま、これが楽しい』という思いでずっとやってきて、それが当たり前になってるんですよね」。『帝一の國』で共演した菅田将暉や竹内涼真など、いわゆる“ブレイク”を果たした俳優が同世代にも存在する。彼らに負けたくないという気持ちがないわけでは決してないだろう。だが、先ほどの、他人への信頼の話ではないが、決して醒めているわけでも、距離を置いているわけでもなく、人気や熱狂、世間というものを冷静に見つめている。「人気とかブレイクって、それを維持することがすごく難しいんだろうなと。それは、何となくわかります。僕自身、普段から流行りやブームで何かを好きになることが少ないし、一度、好きになったらずっと好きということの方が多いんです。ただやはり、世の中には流行りや“今年の顔”みたいなものがある。でも、例えば同じお菓子を毎日食べ続ければ飽きちゃうのと同じで、俳優であれ音楽であれ、芸人さんのネタであれ、同じものをずっと見せ続けられたら消費され尽くして、飽きちゃうのは事実ですよね。だからこそ、何かを長く続ける、その状態を維持するっていうのはすごいことで、大変なことなんだなって感じてます」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月05日俳優の間宮祥太朗が主演を務める映画『全員死刑』(11月18日公開)の場面写真が7日、公開された。同作は2004年に福岡・大牟田で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った「大牟田4人殺害事件」の次男が記した手記をモチーフに、26歳の小林勇貴監督が映画化。家族想いのタカノリ(間宮)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守る為、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に、近所の資産家一家の現金強奪を計画したが、息子を殺してしまったことからエスカレートしていく。間宮は、背中から胸に掛けてパックリと割れたタトゥー姿に挑戦。色気と狂気をたたえた表情で、リアルなタトゥーを再現した。『孤高の遠吠』などで数多くのヤンキーに取材を重ねてきた小林監督のこだわりが詰まっているという。また、銃を手にする姿や、彼女を押し倒す姿など刺激的な場面も多く、爽やかなイメージとは違った姿を見せた。(C)2017「全員死刑」製作委員会
2017年08月07日ザ・リッツ・カールトン京都では、館内の「ザ・ロビーラウンジ」にて、ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)と京焼の窯元・嘉祥窯のコラボレーションによるアフタヌーンティーを提供する。期間は、2017年6月22日(木)から9月30日(土)まで。茶道とともに発展し、茶人たちの美意識に沿って多様な作風が創造されてきた京焼。嘉祥窯は、京焼の伝統を受け継ぎながらも、新しい作風を生み出し続けている窯元で、今回のアフタヌーンティーのために、「和」テーマにした専用の茶器を製作した。アフタヌーンティーのスタンドは、お寺の三重塔に見立てたデザインが特徴。京都産の檜を使用した、円錐形の立体の芯を中心に、大・中・小のサイズ別のフラットなプレートをはめることで、軽やかなデザインにリズムが生まれるよう演出。盛り付けたお菓子がすべて美しくみえるようデザインされている。そんな茶器を彩るのが、ピエール・エルメ・パリによる新たなメニューだ。さくらんぼのコンポートとシラーワインジュレ、バジルチキンと夏野菜のサンドイッチなど旬の食材を取り入れたセイボリーに加え、ピエール・エルメ・パリの代表フレーバーであるイスパハンのケーキをはじめ、オレンジとパッションフルーツのゴールデンコンビネーション「サティーヌ」のスコーンやケーキ、タルトなど、嘉祥窯の器に映える美しいデザートの数々が楽しめる。フランスと日本、二つの国の伝統が融合したユニークなアフタヌーンティーで、優雅な午後のひと時を過ごしてみてはいかがだろう。【開催概要】ピエール・エルメ・パリ×嘉祥窯 コラボレーションアフタヌーンティー提供期間:2017年6月22日(木)〜9月30日(土)時間:・平日 11:00〜17:00 (17:00 ラストオーダー)・土日祝日 12:00〜17:00(17:00 ラストオーダー)料金:平日 4,882(税込)、土日祝日 5,492(税込) ※サービス料込み。場所:ザ・リッツ・カールトン京都 1F 「ザ・ロビーラウンジ」※アフタヌーンティーのメニューは期間中変更となる場合あり。(時期未定)<予約>レストラン予約直通TEL:075-746-5522(受付時間 9:00〜18:00)
2017年05月25日