岡田将生と榮倉奈々主演で、さだまさし原作の同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の公開を記念した試写会&懇親会が10月1日に行われ、レストランで行なわれた懇親会には瀬々敬久監督、平野隆プロデューサー、辻本珠子プロデューサー、松竹の上田有史プロデューサーが参加。参加者たちからの質問に気軽に答えるなど活気に満ちたイベントとなった。その他の写真試写会後に行なわれたティーチインで、瀬々監督は「無縁社会とか孤独死とか、世の中で言われていた数年前の時代、老人が一人で亡くなっているのも気付かない世の中になって、人と人との関係が薄くなっていって。そういったバックグラウンドで若い2人の目線で描かれているのがすごくいいなって思った」と本作に惹かれた理由をコメント。映画に登場する遺品整理という仕事については「現場のような部屋を実際に作るため、どういう風に亡くなっているのかを検証しに行きました。そのあと榮倉さんと岡田くんもそれぞれ別の現場で、当然遺族の方に許可を得てですが、キーパーさんたちと働いてもらいましたね」と語った。主演の榮倉、岡田については「岡田さんは『シザーハンズ』の頃のジョニー・デップみたい。カメレオン俳優というか何でもやっちゃうというか。ずっと素直で居られることが色んな役を出来る理由だと思いました。榮倉さんは、みんな良いところはあるんだという考えの持ち主なんだと感じた。ただ、ご自身はすごく負けず嫌いなところがあって、自分に負けたくないという厳しさと優しさがある女優さん。その性格が映画の役柄にもマッチしているなと感じましたね」と話した。また、参加者からの質問タイムには、劇中の細かなシーンについての質問も上がったほか、モントリオール世界映画祭で受賞したイノベーションアワードのトロフィーを監督が披露する場面も。ティーチイン後の懇親会では、参加者の各テーブルに監督らが座り、本作について、参加者と気軽に語り合うなど、盛り上がりを見せた一日となった。『アントキノイノチ』は、それぞれ過去のトラウマで心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が“遺品整理業”という職業を通して出会い、次第に心 を通わせ、生きる勇気を取り戻していく姿を描いた作品で、先日行われた第35回モントリオール世界映画祭では“イノベーションアワード”を受賞した。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年10月11日まもなく公開となる『天国からのエール』試写会が9月20日(火)に都内で行われ、阿部寛とミムラ、桜庭ななみが舞台挨拶を行った。ゲストとして映画の舞台となった沖縄出身でボクシングの元世界チャンピオンである具志堅用高も出席し、沖縄の思い出話に花を咲かせた。沖縄で弁当屋を営むかたわら、学生のために無料の音楽スタジオを設立し、一昨年にがんで亡くなった男性の実話を描き出す。阿部さんは、沖縄でのロケを通じてモデルとなった仲宗根陽さんになりきっていったことを告白。「(沖縄で)発見したことがたくさんありました。スタジオは高校から10メートルくらいのところにあって、スタジオの生徒たちや陸上部や野球部の部員たちの姿が見えるんです。仲宗根さんがそれを見て、若者を応援したいという気持ちになったのがよく分かりました。現場で仲宗根さんの新しい面を知り、自分の中の仲宗根さんを撮影を通じて成長させていきました」とふり返った。阿部さん演じる陽の妻を演じたミムラさんも「発見したことや改めて考えさせられたことが多い映画でした」と述懐。「(仲宗根さんの)奥様が現場を温かく見守ってくださり、そのまなざしを通じて仲宗根さんがどういう人だったか知ることができました」と語る。具志堅さんは「最後は泣きました。生徒への指導も素晴らしいし、沖縄の子の性格をよくつかんでいる」と映画を絶賛。特にミムラさんについて「沖縄のお母さんの雰囲気が出てましたよ。頑張り屋で強いんです」と手放しでほめたたえた。桜庭さんはそんな具志堅さんを「ニイニイ(=陽)に似てる」とニッコリ。ミムラも「眼差しの優しさが似てる」と語り、阿部さんも「沖縄の人が持っている独特の目の真っ直ぐさ、佇まいが(陽さんと)重なります」とうなづいた。これに具志堅さんは「ニイニイはカッコいいよぉー」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。この日は映画にちなんで沖縄のお弁当が用意され、阿部さんと具志堅さんはエプロンをつけて再登場。具志堅さんは弁当に舌鼓を打ち、得意の「ちょっちゅね」を連発し、登壇陣や観客を喜ばせた。『天国からのエール』は10月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」夫婦の絆を確かめる『天国からのエール』夫婦限定試写会に25組50名様ご招待阿部寛、実在の人物を演じたプレッシャーと感謝の思いを声を詰まらせながら吐露阿部寛、髪型&衣裳も“本物”を徹底『天国からのエール』ポスター完成
2011年09月20日『スーパーマン』や『バットマン』を生み出してきたDCコミックの人気作を実写映画化した大作『グリーン・ランタン』のモニター試写会がこのほど行われ、観客の声により本作で描かれているヒーロー像が明らかになった。その他の写真『グリーン・ランタン』は、平凡な地球人であるハル・ジョーダンが、全宇宙の平和と正義を守る宇宙警察機構、通称“グリーン・ランタン”のメンバーに選出され、想像したものをすべてカタチにできる最強パワーをもつリングを武器に、壮大な戦いに身を投じる姿を描く。強大な力を手に、地球だけでなく宇宙の平和をも守ろうとするグリーン・ランタンの活躍を描いた本作。その壮大なスケールは昨今のヒーロー映画になかったものだが、主人公のハルはいたって“普通の地球人”。それどころか、強大な力を託されたことで恐怖を感じてしまう男だ。モニター試写会のアンケートでも「怖い気持ちや迷いをもっている主人公に共感した」「ダメでお調子者の部分もあるんだけど、ヒーロー…という点が好感がもてる」などの声が寄せられ、「リングを託された後に突然、強くなるのではなく、訓練と経験を積んでくなるのでリアリティがあった」という意見もあった。参加者の多くが「一番好きなアメリカン・コミックのヒーローは?」の質問に、“スパイダーマン”と回答していたが、本作の主人公ハルも、スパイダーマン=ピーター・パーカーと同じく、どこか弱みのある人間らしいヒーローのようだ。また、劇中に登場する“想像したものをすべてカタチにできる最強パワーをもつ指輪=パワーリング”にちなんで「パワーリングで戦うとしたら、何を創りだしますか?」と質問したところ、男性の多くが「巨大な盾」や「シールド」「全身を覆うヨロイ」と回答しているのに対し、女性は「大砲」「マシンガン」「鋭い剣」と回答。防御が優先か、攻撃が優先か、男女によって意見がハッキリと別れる結果が出ており、「もし、自分がこのリングを手にしたら?」と想像しながら映画を楽しんだり、上映後に盛り上がったりすると『グリーン・ランタン』の世界をさらに楽しめるようだ。『グリーン・ランタン』9月10日(土)より丸の内ピカデリーほか 3D/2D 全国ロードショー(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. TM & (C) DC COMICS.
2011年09月08日9月17日より公開となる韓国映画『アジョシ』の特別試写会舞台挨拶が8月30日、東京・新宿バルト9で行われ、主演のウォンビンとキム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。ウォンビンら映画『アジョシ』の舞台挨拶の写真同作は、世の中に背を向け、質屋としてひっそりと暮らすテシク(ウォンビン)が、唯一心を通わせている少女・ソミを守るために犯罪組織と闘う姿を描いた作品。会場を埋めたのはウォンビンのファンクラブ会員約430名。昨年11月のファンミーティング以来の再会とあり、先立って行われた記者会見時より、ウォンビンは笑顔が多く、「久しぶりに『アジョシ』でお会いすることになりました。たくさん日本に来て、皆さんにお会いしたいんですけど、なかなか来れず、間があいてしまい非常に申し訳ないという気持ちが大きいです。今日はお忙しい中、足を運んでくださって本当に感謝しています」と挨拶。キム・セロンは「日本に来たのは初めてですが、本当に来ることができて嬉しいです。一生懸命撮りましたので、皆さん楽しんで観てください」と可愛らしくコメントした。ウォンビンは同作について「ありがたい作品」とし、「韓国で本当にたくさんの方に愛された映画。いい作品に巡り合えたからこそ、日本の方たちにもお見せする機会もできて、とても嬉しく思っています。心の触れ合いや通い合いを描いた作品」と語った。そして、イ・ジョンボム監督はふたりについて「セロンさんはまだ幼いですが、成熟した感情を表現できる女優だと思ってキャスティングしました。ウォンビンさんは男らしい魅力と、小さな少女と心を通い合わせることのできる魅力やルックス、感情、気持ちを備えた方なので、この映画に合う俳優だと思いました。ふたりの素晴らしいハーモニーによって完成されたと思っています」と振り返った。また、ファンから「ソミのような立場になったら」と問われると、ウォンビンは「すべてを懸けて守ってあげたいという気持ちです。でも、その前に僕が死んでしまうのではないかな(笑)」と弱腰な回答。会場は温かな笑いに包まれた。また、劇中でふたりを繋ぐ役割を果たすMP3については、「実際に曲は入っていなかったので、聴いている演技をしました。(曲が入っていなくて)実は僕もとても気になっていたんです」とコメント。するとイ・ジョンボム監督は「日本でこの質問を受けるのはとても感慨深いです。実は、MP3の中には日本のミュージシャンであるFree TEMPOの楽曲『Sky High』が入っているという想定でした。この曲は、まさに『アジョシ』のエンディングを浮かべるのに決定的な役割を果たした、インスパイアされた曲だったんです」と思わぬ撮影秘話を打ち明けた。最後に、ウォンビンは「『アジョシ』が皆さんとって、新しい映画になってくれたら嬉しいです。観終わったら、まわりの方に“『アジョシ』良かったよ”と伝えてくだされば嬉しいです」と舞台挨拶を締めくくった。映画『アジョシ』は9月17日(土)より全国ロードショー。
2011年08月31日映画『探偵はBARにいる』の完成披露試写会が8月17日(水)、都内で開催され主演の大泉洋に松田龍平、小雪、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。東直己の「ススキノ探偵」シリーズの一篇を実写化した本作。札幌の歓楽街・ススキノを舞台に、とある依頼を受けたことから命を狙われることになった探偵とその相棒が、真相究明のために奮闘する姿を描く。北海道ロケも行われた本作。主演として故郷・北海道に凱旋した大泉さんは「探偵役でススキノでロケができるなんて思いもしなかったです。16年ほど前、僕はススキノで、ラクダのももひきと黒いトックリのセーターで“元気くん”というキャラでキャバクラのレポートをする仕事で役者として産声を上げました。探偵として帰ってこられて感無量です」と感慨深げに語った。そんな大泉さんと初めて共演した小雪さんは「(大泉さんは)人柄が現場でもにじみ出ていて、いちスタッフとしてそこにいるようでした。温かい現場でした」と感謝の思いを口にした。この言葉に大泉さんは「一応、主演俳優としていたわけで…(苦笑)」と複雑な表情を浮かべ「小雪さんはオーラがすご過ぎです。一度、携帯のブログのために一緒に写真をお願いしたんですが、どう見ても大女優と普通のファンのオッサンでした。これじゃ上げられないともう一度お願いしたんですが、やっぱり大女優とTV局の編成部長みたいで、主演とヒロインという感じにならなかった」と苦笑交じりに明かしてくれた。この日も、大泉さんは小雪さんと松田さんに囲まれて「ヘタすると司会者に見えるんじゃないか?」と心配そう。松田さんも「北海道での撮影で、いろんなところのご飯を教えてもらいました。いろいろ頼らせてもらった」と大泉さんに感謝。だがここでも大泉さんは「とにかくごはんの世話をしたんですが、寿司やジンギスカンと外食っぽいものが続いたので『龍平くん、今日はおふくろの味を食べに行こう』って言ったら、龍平くんは『はぁ…。どこの国のおふくろの味ですか?』って(笑)。よく分からない感じで大変でした」と劇中の探偵(大泉さん)と相棒の高田(松田さん)さながらの関係を明かしてくれた。橋本監督は大泉さんをはじめとするキャスト陣について「この作品の中の世界を生きている感じで、僕は何もしていません」と絶賛。特に大泉さんと松田さんは、アクションに関してもかなり高いレベルを求められたようで「大変なことばかりやらせて申し訳ない」と監督は改めてこの場で謝罪したが、大泉さんは「もし続編が作られることになったら、オールスタントで!それをウリにします」とこりごりの様子だった。『探偵はBARにいる』は9月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:大泉洋の登壇も!『探偵はBARにいる』プレミア試写会に5組10名様ご招待大泉洋&松田龍平インタビュー白銀の撮影現場で語った信頼とゆるさが生んだ手応え探偵・大泉洋に聞いてみよう!『探偵はBARにいる』突撃クエスチョン大募集小雪がウェディングドレス姿を披露!相手は松山ケンイチではなく…BARに佇む大泉洋&松田龍平の“探偵コンビ”ポスター先行解禁!
2011年08月17日渡辺謙、ジョン・キューザック、チョウ・ユンファらが出演する米中合作映画『シャンハイ』の特別試写会が16日に丸の内ピカデリーで行なわれ、渡辺、菊地凛子とミカエル・ハフストローム監督が舞台あいさつに立った。その他の写真映画『シャンハイ』は、太平洋戦争前夜にあたる1941年の上海を舞台に、親友の死の真相を探るべく上海を訪れた米国諜報員の男(キューザック)が、中国・アメリカ・日本を巡る巨大な陰謀に巻き込まれながら、運命の愛に出会い、激動の時代を生き抜いていく姿を描いたサスペンス・ドラマ。渡辺は「日本映画と違って歴史的な作品をハリウッドで作ると、世界中に配信されるので、その国が持っているバックグラウンドにどういうふうにマッチしていくかということがあきらかに違う。本作は中国や韓国では既に公開されているんですが、自分の役は果たしてどう受け入れられるのだろうかというある種の怖さと興味がある」と言い、渡辺と初共演の菊地は「謙さんのいろんな方向からいろいろなアイディアを持って挑戦する姿勢は勉強になったし、後の作品に活かされている」とコメント。ハフストローム監督は「1941年の上海という歴史的な背景はあるが、ストーリーには人間同士の普遍性があり、登場人物が抱える野心や想いはどの人にも伝わるものがある」とPRした。最後に渡辺は「70年前の太平洋戦争の直前の歴史的な背景もありますが、ここで描かれているのは男と女が必死で愛を紡ぎ、困難な状況でも命を繋いでいこうとしたドラマだと思っています。今年は非常に日本全体が揺らいでいて、社会情勢や価値観など、いろいろな変化を余儀なくされているときですが、困難なときに何かを乗り越え、生きていこうとするときにつながる映画だと思います」と力強く語りかけた。『シャンハイ』8月20日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年08月17日各国のスター共演で話題の映画『シャンハイ』の特別試写会が8月16日(火)、都内で開催され、渡辺謙に菊地凜子、ミカエル・ハフストローム監督が舞台挨拶に登壇した。当初、来日予定だったイメージソングを歌う韓流グループ「BEAST」は入国ができず、舞台挨拶に欠席するというハプニングもあった。1941年、開戦前夜の魔都・上海を舞台に、親友の殺人事件の調査をするアメリカ人諜報員、暗黒街の顔役にその妻、日本人の軍人などそれぞれの思惑が交錯し、時代の渦に呑みこまれていく。当初、イメージソング「FICTION」を歌う人気グループ「BEAST」の6人が舞台挨拶に駆けつける予定だったが、韓国を発ち羽田に到着したものの、入国審査でのトラブルで入国することができず、渡辺さん、菊地さん、ハフストローム監督の3人による舞台挨拶となった。自身が演じた日本軍の大佐・タナカについて「あまり、こういうやつがうちにいてほしくない(苦笑)」と語る渡辺さん。監督との話し合いのうえ、イギリス英語を話すという設定にしたそうで「一から英語を勉強し直しました」と明かした。劇中、自分たちを“ロマンチスト”だと称するセリフがあるが、「ロマンチストと程遠い男がそう話すところに妙技があるかな。(ロマンを)心の奥底に秘めているということを感じていただければ」と少し照れくさそう。さらに「男というのはとんまな生き物で、幻想を抱いたり妄想したりするもの。僕もそんな一人です」と“ロマン”を語った。そんな渡辺さんと初共演となった菊地さんは渡辺さんについて「ご覧の通りザックリとデカい人で…(笑)。何でもトライする姿勢はすごく勉強になりました」と語る。また、共演時間が最も長かった、中国が誇る名女優コン・リーについては「猛暑のタイで蚊が多くて、私は虫除け対策をしてたんですが、コン・リーさんは全く刺されないし、涼しい顔してるんです。女優さんだな、と思いました」とユーモアたっぷりに答えてくれた。一方、渡辺さんは「僕がこの仕事始めた頃、すでに『男たちの挽歌』でスターだった」というチョウ・ユンファと共演を果たしたが、「憧れの目線で見ていましたが、いいおっちゃんでした(笑)」とこちらもザックリとした述懐で、会場は笑いに包まれた。初来日となった監督は、渡辺さん、菊地さんについて「Funny!」を連発。「過去の作品を観て、素晴らしい俳優であることは知ってたけど、実際に接するととってもファニーな人たちでした。ダークな雰囲気の作品ですが、現場はとっても楽しかったです」と笑顔でふり返った。『シャンハイ』は8月20日(土)より全国にて公開。■関連作品:シャンハイ 2011年8月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.■関連記事:渡辺謙がジョン・キューザックに“愛”の真理を説く!『シャンハイ』独占映像渡辺謙、菊地凛子登壇!『シャンハイ』舞台挨拶付き試写会に30組60名様をご招待菊地凛子、渡辺謙も出演の濃厚サスペンス『シャンハイ』試写会に10組20名様ご招待理想の父親1位は所ジョージ!オダギリ&藤木と若いパパも上位に頑固おやじは…?逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感
2011年08月16日8月19日(金)に公開されるユニバーサル・スタジオ 映画最新作『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹替版 舞台挨拶付上映が8月23日(火)に東京・TOHOシネマズ日劇で開催されることが決定した。この舞台挨拶で、ピンク・ベレーの声を担当したNot yet のメンバーが発表される。『イースターラビットのキャンディ工場』は、イースター島からミュージシャンになるという夢をかなえるため、ハリウッドへやって来たウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。AKB48のユニット Not yet (大島優子・北原里英・指原莉乃・横山由依)は日本語版主題歌を担当し、更にメンバーのひとりが吹き替えに挑戦。主人公の王子イービーを守る3匹のキュートなうさぎ“ピンク・ベレー”の中のおっちょこちょいでドジな女の子を演じたが、そのメンバーが誰なのか、舞台挨拶まで明かされない事でも話題となっている。注目の『イースターラビットのキャンディ工場』日本語吹替版 舞台挨拶は、TOHOシネマズ日劇で、8月23日(火)の15:30回に行われる。チケットは、チケットぴあで8月17日(水)10:00より発売開始。尚、公式ホームページでは、吹き替えに挑戦したメンバーを当てるキャンペーンを8月19日(金)から8月22日(月)まで実施する。
2011年08月16日世界中で大ヒットを記録し、ついに日本上陸を果たす『カンフー・パンダ2』の親子試写会が8月12日(金)、東京・港区のパラマウント ジャパン試写室で開催された。当日は親子20組が来場し、子供たちが身近な道具を使って劇中の“効果音”作りにチャレンジした。まずは子供たちに「効果音って何?」を説明するため、スタッフが体を張って実演。卵のパックを潰して、首が「ゴキッ」と鳴る音を、そして、細長い観葉支柱を上下に振って「ピューピュー」と風の吹く音を表現すると、子供たちは早速、目を丸くして興味津々だ。というわけで、いざ効果音作りに挑戦。ストロー、竹筒、うちわの3チームに分かれて、効果音を生みだす道具作りの始まりだ。スタッフの説明に耳を傾けながら、手を動かす子供たちの姿は真剣そのもの。もっと騒がしくなるのかと思いきや(ごめんね…)、そんな心配をよそに子供たちは次々と道具を完成させた。恐るべし、工作パワー!ストローチームが作ったのは、異なる長さに切ったストローをつなぎ合わせた、南米の楽器・サンポーニャに似た道具。これを口で吹くと、まるでそよ風のような音が表現される。竹筒チームは、複数の竹筒を使って「カラン、コロン」と鳴る道具を作った。こちらは吊り橋が崩れ落ちる効果音用だ。そして、パンダや笹といった思い思いの装飾を施したうちわが表現するのは、鳥が翼を羽ばたかせる音というわけ。子供たちはお手製の道具を手に、前作『カンフー・パンダ』の映像が流れるモニター前に集合。吊り橋での決闘シーンに合わせて、効果音を鳴らし始めた。タイミングを見計らいながら、自分で作った道具で効果音を表現する。“音ゲー”に近い感覚だが、子供たちにとっては、より自由で独創的な体験だったに違いない。映像と効果音が見事にマッチした瞬間、子供たちは大歓声を上げ、瞳を輝かせていた。また、そんな子供たちの姿をあたたかい眼差しで見守る保護者のみなさんの姿も印象的。まさに『カンフー・パンダ2』のテーマである親子愛を感じさせる一瞬だった。最後は映画の主人公であるパンダのポーを前に、記念撮影。楽しい夏休みの1ページが完成だ。今回の親子試写会を企画・運営したのは神田外語大学の学生たち。企画チームのリーダーを務めた英米語学科3年生の村松亜美さんは、「映画と夏休みの自由研究を組み合わせて、何か出来ないかと考えた。子供たちが工夫しながら、道具を作る楽しそうな姿を見られてうれしい」と安堵の表情を浮かべていた。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『レオン』の名悪役ゲイリー・オールドマンが明かす『カンフー・パンダ2』の悪の深みアンジー、子供たちの反応にも大満足!『カンフー・パンダ』の魅力語る夏休みの思い出に!参加型『カンフー・パンダ2』親子試写会に20組40名様ご招待パンダ伝説再び!『カンフー・パンダ2』試写会に20組40名様ご招待『カンフー・パンダ2』キービジュアル解禁!赤ちゃん時代はモフモフの鍋入り息子?
2011年08月12日映画『うさぎドロップ』の試写会が8月2日(火)、都内で開催され、上映前の舞台挨拶に松山ケンイチと芦田愛菜、SABU監督が登壇。愛菜ちゃんはキュートな浴衣に観客はおろか松山さん、SABU監督もデレデレだった。累計140万を超える宇仁田ゆみの人気コミックを映画化。死んだ祖父の6歳の隠し子・りんと、彼女を引き取ることになった独身サラリーマン・ダイキチが共同生活を通じて共に成長していくさまを温かく描く。松山さんは本作について「特別な感じがする」と強い思い入れを明かす。「愛菜ちゃんとたくさんコミュニケーションをとって、癒されてました。芝居をしたという感じがゼロに近くて、愛菜ちゃんとの“思い出アルバム”のように感じます。最初は6歳の子とどう接していいのかと思ってましたが、愛菜ちゃんが『おはようございます!』って元気に挨拶してくれて、向かってきてくれたんです」と懐かしそうに昨夏の撮影をふり返った。愛菜ちゃんは松山さんに現場でずっと遊んでもらっていたそうで「足を持って逆さにしてブラブラしてベッドにボーンって(笑)!」と楽しそうに思い出を明かした。松山さん曰く「打ち上げのときもかくれんぼをしていた」というくらい仲が良かったそう。監督も「2人とも、セリフを言ってる感じがなくて素晴らしい!」と密接なコミュニケーションから生まれた自然なやり取りを絶賛した。この日、愛菜ちゃんは大好きな紫色の浴衣でご機嫌だったが、感想を求められた松山さんは「そこらへんの女優さんよりもセクシーで奥ゆかしい…って何を言わせたいんですか(笑)!」と思わずしどろもどろに…。そんな松山さんとSABU監督に、この日はサプライズで愛菜ちゃんが手紙を朗読。撮影をふり返り「暑くて大変でしたが、たくさん遊んでくれたことは忘れません。大切な思い出です」と読み上げると松山さんは「打ち上げのとき、(愛菜ちゃんが)『また会おうね』って泣いてたんです。それを見てジーンとしましたが、そのときを思い出しました」と感激の表情を見せた。松山さんからはお礼に、劇中にも登場するリンドウの花束をプレゼント。愛菜ちゃんは「嬉しい!」と愛くるしい笑顔を見せ、その様子に客席のあちこちからは「かわいい!」と歓声がわき起こっていた。『うさぎドロップ』は8月20日(土)より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:うさぎドロップ 2011年8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011『うさぎドロップ』製作委員会■関連記事:松山&芦田、話題の2人が共演『うさぎドロップ』試写会に25組50名様ご招待芦田愛菜の関西弁&キュートなダンスに“保護者”松山ケンイチもメロメロPUFFY動画メッセージ到着「うさぎドロップ」を熱烈オススメも「独占したい!」松山ケンイチ、中国初上陸!サプライズ舞台挨拶に上海のファン熱狂独身男の子育てデビュー?TVアニメ「うさぎドロップ」試写会に10組20名様ご招待
2011年08月02日撮影日数のべ3000日、総製作費35億円をかけたBBC史上最大のネイチャードキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』が9月1日(木)より公開されるのを前に、7月6日に日本最速試写会を実施。上映後に行なわれたアンケートで絶賛の声が多数集まった。『ライフ -いのちをつなぐ物語-』その他の写真本作は、最新のカメラ技術で“動物たちの目線”で撮影することに成功。今までのネイチャードキュメンタリー作品では見ることのできなかった驚きの世界を捉えている。全15シーンに及ぶ史上初の決定的瞬間と、あらゆる動物の20を超えるエピソードで、生命の強さと美しさを描いた全く新しいネイチャードキュメンタリーだ。試写会参加者に行ったアンケート結果によると、「ネイチャー映画を観たことがなかった人が面白いと感じた」と答えた人が参加者の80%以上だったほか、「今の時代にあっている」90%以上、「観終わったらポジティブな気持ちになった」80%以上、「動物の気持ちがわかった」70%以上と、高得点を獲得している。とくに、ネイチャー映画を観たことがなかった人の感想では、「ネイチャードキュメンタリーは物語がないと思ったけど、動物と同じ目線で世界を感じることが出来、感動した」、「環境映像はつまらないと思っていた。でも、この映画では親子愛や生活の知恵に共感した」など、いままでのネイチャー映画にはない回答が続々と寄せられており、本作の満足度が高いことがわかった。『ライフ -いのちをつなぐ物語-』9月1日(木)より、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速全国ロードショー
2011年07月29日桐谷美玲が7月27日(水)、主演映画『乱反射』と『スノーフレーク』の試写会の舞台挨拶に登壇。映画の挿入歌である「サヨナラまでのあいだ」を観客の前で熱唱した。“全部美玲”というキャッチコピーで桐谷さんを主演に迎えた作品が2本立てで公開されるが、当の桐谷さんは最初にオファーを受けたときの心境について「正直、よく分からなかったです。いきなり2本立てと言われても…。マジですか?という気持ちで」と驚きを明かす。『乱反射』では、高校生にして歌人の志摩を演じたが「志摩ちゃんはすごくピュアで高校生ならではの無邪気さを持ってる。でも私は20歳を超えてますので(笑)、できるだけ初々しく、無邪気さを思い出しながら演じました」と述懐。一方、『スノーフレーク』の大学生の真乃に関しては「芯が強くて頑固なところがあり、負けず嫌いですが、そういう部分は私と似ていると思います。そこを活かせればと思いました」と語る。メガホンを握った谷口正晃監督は、桐谷さんについて「壁を作らないしなやかさが、若い人たちに支持される桐谷さんの魅力なんだと感じた。ただ、2本を撮り終えて感じたのは、彼女はガッツのあるタフな女優であるということ。芝居への向き合い方も真摯で、ある意味“古風”」と称賛を並べる。『スノーフレーク』は函館が舞台となっているが桐谷さんは「9日間のロケで5回くらい名物のイカソーメンを食べました。生きているイカをその場でおろしてくれるんですが、ハマりました」とニッコリ。時間がないながらもロケ地を楽しんだようだ。さらに劇中の衣裳も気に入ったようで「私はサロペットがすごく好きなんですが、『乱反射』に出てくる水色のサロペットはすごくかわいかったです。『スノーフレーク』では赤いスカートをはいているシーンがあるんですが、これもメチャメチャかわいい。普段、私服ではシンプルなモノトーンが多かったんですが、この作品をきっかけに、ポイントで赤を入れるのにハマりました」とファッションポイントを明かしてくれた。この2作では主演に加えて主題歌と挿入歌を担当しているが「歌は苦手意識しかなかったので…」と苦笑い。この日はお母さんの誕生日ということで「プレゼント代わりに歌います。温かく見守ってください」と語り、「サヨナラまでのあいだ」を披露。熱唱後、客席から拍手と歓声がわき上がると「緊張しました!」と少し恥ずかしそうに笑顔を浮かべていた。『乱反射』、『スノーフレーク』は8月6日(土)よりシネマート新宿ほか2本立てで公開。■関連作品:乱反射 2011年8月6日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2011「乱反射/スノーフレーク」製作委員会スノーフレーク 2011年8月6日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2011「乱反射/スノーフレーク」製作委員会■関連記事:桐谷美玲がW主演で贈る『乱反射』&『スノーフレーク』試写会に10組20名様ご招待全編に渡って桐谷美玲!クールでキュートな彼女の魅力満載のW主演作映像、先行解禁『荒川アンダー ザ ブリッジ』キャスト発表!!電波系ヒロインは桐谷美玲桐谷美玲、ダブル主演映画で主題歌デビュー!ガールズフェスティバルで初披露
2011年07月27日映画『ラビット・ホラー3D』の完成披露試写会が7月20日(水)、都内劇場で開催され、主演の満島ひかりに共演の子役・澁谷武尊、清水崇監督が舞台挨拶に登壇した。清水監督が3Dで新たなホラーの限界に挑んだ本作。失踪した弟を探して、“恐怖の国”に足を踏み入れたキリコ(満島さん)を衝撃の真実が待ち受ける。パナソニックが開発した3Dカメラを駆使し、魅惑の映像世界が展開。ウォン・カーウァイ作品などで知られる世界的カメラマン、クリストファー・ドイルが撮影監督として参加している。元々、怖い映画は苦手という満島さん。本作で初のホラー作品出演となったが「台本を読んですぐに『やろう』と思いました。私が苦手としている部類のホラーではなかったので…。中学生の頃、ホラー映画を観て、夢に出てきて1週間くらい眠れない夜が続いたことがあったんですが、この作品は心に来るものがありました。“恐怖の国のアリス”と銘打たれてますが、子供の頃に見た夢や、奇妙な絵本を読んだような感じで『うわぁー、キャーッ』というよりもポーッと夢を見ているような心地で観られる映画です」とアピールした。キリコの弟を演じた武尊くんは、満島さんとの共演について「最初は話すこともあんまりなかったんですが、やってるうちに話すようになって、(撮影の)合間に満島さんの昔の話とかも聞かせてもらって楽しく過ごせました」とニッコリ。今回、ホラー初出演となる満島さんの起用について清水監督は「いつも僕はホラーが多いですが、そのたびにホラーのイメージのない方が脚本を読んでOKしてくれるのが良いな、と思ってます」と説明。実際の現場での満島さんについては「ホラーが苦手と聞いてましたが、現場でも『「呪怨」とか信じられない』とか『何であんなの観るの?』とか言ってて、どういうつもりでそういう話を僕に振ってくるのかと思ってました(笑)」と少し複雑そう。また、撮影監督のクリストファー・ドイルの映像が話題を呼んでいるが、監督は「彼にしか取れない感性の画です。いままでの僕の映画にはなかった」と称賛を送りつつ「人間的にはすごく面倒くさくて、天敵と言ってもいいくらいだった」と苦笑を浮かべていた。日本はおろか、世界中を恐怖に陥れた『呪怨』を世に送り出して10年。いまなお「清水監督と言えば『呪怨』」というファンも多いが、本作ではかわいらしいウサギが新たな恐怖のシンボルに!ということで、この日は『呪怨』でおなじみの真っ白い肌とブリーフがトレードマークの少年・俊雄くんと本作のウサギが揃って舞台に登場!恐怖のバトンタッチということで、俊雄くんからウサギに花束が贈呈された。貴重なツーショットに会場からは大きな拍手が。『呪怨』を自らの“壁”と語る清水監督は「(本作を)また新たな代表作にできればと思います!」と決意を語った。『ラビット・ホラー3D』は9月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:満島ひかりほか登壇『ラビット・ホラー3D』完成披露試写会に10組20名様ご招待清水崇がウサギの被り物でヴェネチア参上!3D映画部門は『アバター』&『ヒック』『ラビット・ホラー3D』撮影終了!「怖いのは苦手」な満島ひかり、リアル恐怖体現清水崇が満島ひかり×香川照之×大森南朋で3Dホラー再挑戦!ヴェネチアで一部を上映
2011年07月20日日本国内最高齢の映画監督である99歳の新藤兼人が自身、生涯最後の映画と公言している『一枚のハガキ』のプレミア試写会が7月13日(水)に都内で行われ、新藤監督と主演の豊川悦司、大竹しのぶが舞台挨拶に登壇。この日は、天皇皇后両陛下がご来場され、監督、キャストとご歓談。天皇陛下はその後、観客と共に映画をご鑑賞された。戦争に徴集され、仲間から1枚のハガキを預かった男が終戦後にその家族の元を訪問。そこで彼が見たのは、戦争で次々と家族を失いながらも力強く生きる女の姿だった――。1枚のハガキを通じて巡り合った男女の姿を通して戦争の悲惨さ、愚かしさを描き出す。車椅子で登場した新藤監督だが、挨拶になると立ち上がり客席に向かって深く頭を下げ「映画監督の新藤兼人です。今日は天皇陛下がいらしての特別試写会でございますが、みなさんもどうかご一緒にご覧ください」としっかりとした声で語った。豊川さんも大竹さんも本作への出演、そしてこうして試写会を開催できることへの感謝を口にした。最後に大竹さんは「陛下と新藤監督、スタッフ、そして私たちと共にこの映画を愛していただければ幸いです」と語り、会場は温かい拍手があふれた。なお、天皇陛下が新藤監督の作品を公の場で鑑賞されるのは1999年に日本映画名作鑑賞会で『裸の島』をご覧になられて以来、実に12年ぶりとなる。『一枚のハガキ』は8月6日(土)よりテアトル新宿、広島・八丁座にて先行公開、8月13日(土)より全国にて公開。■関連作品:一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス
2011年07月13日松山ケンイチが主演映画『うさぎドロップ』を携えて中国初上陸!開催中の第14回上海国際映画祭の記者会見と舞台挨拶に出席し大歓声を浴びた。亡くなった祖父の隠し子と共同生活を送ることになった青年サラリーマンの奮闘を温かく描き出した本作。松山さんの“イクメン(※育児をする男性)”ぶりに加え、天才子役として飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せる芦田愛菜の共演が注目を集めている。育児にいそしむ日本の若い世代の男性を描いた作品とあって「ライフスタイルの違う異国の地でどのような受け入れられ方をするのか楽しみです。テーマは普遍的な家族愛でありSABU監督が描くかっこいい男の姿なので、中国の方々と感動を共有できると嬉しい」と意気込んで上海入りした松山さん。まずは上映終了後の舞台挨拶にSABU監督と共に登壇したが、観客には事前に知らされておらず、サプライズで2人が登場すると500人ほどの観客で埋まった客席からは叫び声のような大歓声がわき起こった。松山さんは「上海は(※中国自体も)初めてですが、こんなに温かく迎えてもらって本当に嬉しいです。この作品は、人生において何が大事なことかを学ぶ映画だと思います。僕自身もダイキチという役を通して大切なことは何かを学ばせてもらいました」と挨拶。上海の印象を尋ねられると「先ほど到着したばかりで、ワンタンラーメンしか食べてないのでまだよく分からないですが、お客さんの映画に対する興味度の高さもうかがえ、エネルギーを感じる街ですね」と好印象を抱いた様子だった。監督も北京語で観客に向けてお礼を述べ、歓声を浴びていた。記者会見にも多くの報道陣が詰めかけたが、特に話題となっていたのが愛菜ちゃんの自然な演技。台本を渡さずにリハーサルで演技を覚えてもらうという手法に、メディアからは驚きの声が上がっていた。松山さんは覚えたての上海語で「シャジャー(ありがとう)」と伝え、客席からは発音が良いとの声も。初めての中国でファンとの交流を果たし満足そうな笑みを浮かべていた。『うさぎドロップ』は8月20日(土)より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:うさぎドロップ 2011年8月20日より全国にて公開© 2011『うさぎドロップ』製作委員会■関連記事:独身男の子育てデビュー?TVアニメ「うさぎドロップ」試写会に10組20名様ご招待芦田愛菜“父の日”のプレゼントは「秘密です」、松ケンも思わずメロメロ松山ケンイチらキャスト陣登壇『うさぎドロップ』特別試写会に15組30名様ご招待深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感
2011年06月20日中上健次の最後の長編小説を映画化した『軽蔑』の完成披露試写会が5月22日(日)、早稲田大学の大隈講堂で開催され、W主演の高良健吾、鈴木杏、廣木隆一監督が来場。鈴木さんが、舞台挨拶のさなか感極まって涙を流す一幕もあった。歌舞伎町でその日暮らしをするカズ(高良さん)とポールダンサーの真知子(鈴木さん)の切なく、どうしようもない愛の日々が赤裸々に綴られる。学生たちで埋まる客席に向けて高良さんは「ポスターには『世界は2人を愛さなかった。』とありますが、映画を観たみなさんにはこの2人を愛してほしい」と訴える。ポールダンスや大胆なベッドシーンを含め、文字通り体当たりの演技を披露した鈴木さんは、劇中から抜け出てきたような妖艶さを漂わせ、真っ赤な口紅とセクシーな黒いドレスで登場。「役者・鈴木杏としても人間・鈴木杏としても、この作品に出会えたことはすごく大きい。いまでも胸がいっぱいで…」と語ったところで、感極まって涙が頬を伝い、客席からは温かい拍手が沸き起こった。高良さんにとって、廣木作品で主演を張るのは4年ぶりのこと。「監督に求められるのは、芝居の上手さではなく僕自身から何が生まれてくるか、ということ。監督には繰り返し『健吾、芝居が多いぞ』、『ちゃんとそこにいてくれたらいいから』と言われ、カズとしてその場にいることを意識しました。ただ、成長したところを見せたいという変な欲が出てしまい、そこはちょっとウザかったですけどね(苦笑)」と廣木組への強い思い入れをうかがわせる言葉が漏れた。厳しい演出で知られる廣木監督だが、高良さんのこの言葉に「僕の作品は最初に1回やると、その後、出てもらえないので嬉しかったですね」と相好を崩した。実際のところ、監督の演出がどれくらい厳しいのか?「『もう一回』、『もう一回』、『そんなんじゃカメラ回せねぇよ』と言われ続けた」(鈴木さん)、「杏ちゃんに『お前は“ビッチ”なんだから!』と何度も言ってました」(高良さん)という“証言”に会場からはどよめきが…。また11月の寒空の下で震えながら撮影に挑んだ、川に飛び込むというシーンが最終的にカットされたことも明かされ、妥協を許さない監督と、その監督を信じて全力を尽くす俳優陣の関係性が浮かび上がった。この日は、中上健次の娘であり、作家の中上紀が来場し、“軽蔑”を花言葉に持つ黄色いカーネーションの花束を監督に手渡し、映画の完成を祝った。『軽蔑』は6月4日(土)より全国にて公開。特集「『軽蔑』“この純愛、どこまで逃げ切れる?”」■関連作品:軽蔑 2011年6月4日より全国にて公開© 2011「軽蔑」製作委員会■関連記事:こんなダメ男でも愛を貫く自信、ある?『軽蔑』<純愛>度チェック!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化
2011年05月23日アニメーション映画『手塚治虫のブッダ−赤い砂漠よ!美しく−』の完成披露試写会が5月11日(水)、都内劇場で開催され、ボイスキャストを務めた吉永小百合、堺雅人、能楽観世流二十六世家元の観世清和、吉岡秀隆、黒谷友香、観世三郎太、尺八演奏者で、本作のメインテーマを手がけた藤原道山に森下孝三監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。巨匠・手塚治虫による仏教の祖・ブッダの歩みを描いた名作漫画をアニメ映画化した本作。シャカ国の王子として生まれ、後のブッダとなるシッダールタ(吉岡さん)、奴隷の身分から強国・コーサラの将軍へと上りつめたチャプラ(堺さん)らが、迷いや挫折、苦悩を抱えつつも混迷の時代を生きていく姿が周囲の人々の人間模様と共に描かれる。舞台挨拶ではまず、尺八演奏家の藤原さんが登場し、オリジナル曲である「東風」とメインテーマを続けて演奏。荘厳な尺八の音色に観客は酔いしれた。続いて、ボイスキャストが登場。チャプラの母の声とナレーションを担当した吉永さんは隣の堺さんを見やり「素敵な息子と一緒にワクワクしながらスクリーンを見つめていました」と笑顔で挨拶。この日の舞台挨拶の模様は、衛星中継で北海道から鹿児島まで全国の劇場にも届けられており、その中には震災で被災した福島(福島県)、名取(宮城県)の映画館も含まれる。実は、吉永さんは2日前に名取を訪れたばかりだそう。被災地に映像が届けられることを喜びつつ「まだ信じられない光景がありました。もっともっと長くサポートしていかなくてはと感じています」と継続的な支援を訴えた。堺さんも「みなさんにご挨拶ができて嬉しい」と笑顔で語りかけ、「いろんな意味で第一歩になる作品だと思っています」と思いを語った。シッダールタの父の声を担当した清和さんは、能以外のジャンルでの仕事は初めて。「普段は稽古をつける側ですが今回は先生に稽古をつけていただき、なんとか収録に臨みました」とふり返った。さらに「能は鎮魂の舞台と言われています。(この映画は)生と死という普遍をテーマにした能と通じる作品だと思います」と真摯に語った。清和さんの息子・三郎太くんは、声優として父子共演を果たし「良い思い出になりました」とニッコリ。黒谷さんも声優は初挑戦となったが「スタッフやキャストのみなさんのお力を借りて務めることができました」と充実した表情を見せた。吉岡さんは、“ブッダ”という存在の大きさにやや弱気。「こんな僕にブッダができるのかと、いまでも恐れ多い気持ちです。先ほども、裏で控えていたらスタッフと間違えられまして…」と苦笑交じりで明かすと、会場は笑いに包まれた。監督は、今年の4月まで絵コンテを描くなど実質6年かかって映画を完成させたと明かし「やっと終わったという感じ」とホッとした様子。本作は3部作を予定しており「体力が…」と少し不安そうな表情も。とはいえ、出来上がった作品については「ブッダを中心に生きる人々を描いた命のドラマ。観終わったらお釈迦さまとの距離が近くなったと感じてもらえると思います」と自信をのぞかせた。最後に再びマイクを握った吉永さんは「私は、子供の頃から映画に励まされ、感動して生きてきました。スポーツや音楽と共に映画が傷ついた方々のお心を癒すことができたらと切に願っております」と改めてその想いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。『手塚治虫のブッダ−赤い砂漠よ!美しく−』は5月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく 2011年5月28日より全国にて公開© 2011「手塚治虫のブッダ」製作委員会■関連記事:堺雅人ほかボイスキャスト登壇『手塚治虫のブッダ』完成披露試写会に15組30名様ご招待工藤静香渾身のブッダの絵を披露「何ができるか考え、ひとつずつやっていきたい」堺雅人が声優で参加!『手塚治虫のブッダ』試写会に10組20名様ご招待『手塚治虫のブッダ』漫画無料配信、主題歌担当のX JAPAN全米デビュー決定!X JAPANアニメ版『ブッダ』の主題歌で壮大な手塚ワールドを表現!
2011年05月11日映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が先日の関西先行公開に続き全国公開。都内劇場で行われた舞台挨拶に中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜という総勢7名の女優陣が揃って出席した。有川浩の人気小説を原作に、宝塚から西宮北口間を走る阪急今津線に乗り合わせた、様々な事情を抱えた人々の人間模様を温かく描く。最初にマイクを握った中谷さんは「素晴らしい共演者、温かい演出をなさる監督に恵まれ、関西のみなさんの協力を得て完成しました」と挨拶すると、様々な思いが脳裏をめぐったのか、しばらくの沈黙。そして、声を詰まらせながら「いま、日本中が震災の動乱で疲弊しています。温かい思いを届けられたらと思います。失敗しても傷ついても立ち上がれる――自分の人生を肯定したくなる作品に仕上がっています」と強い思いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。関西を舞台にした本作だが、戸田さん、谷村さん、有村さんに愛菜ちゃんらをはじめ、関西に住んでいたことのあるキャストが数多く参加している。戸田さんが「全国に阪急電車を知っていただくよいきっかけになる、この映画に携わることができて光栄です」と語れば、谷村さんも高校時代に通学のために阪急電車を使っていたことを告白し思い入れを明かす。有村さんも「昔から使っていてたくさんの思い出があります。関西にお立ち寄りの際はぜひ一度乗って、気分を味わっていただけたら!」と映画と一緒に電車もアピールしてくれた。映画の内容、そして新たな季節にちなんで、この春から始めたいことは?という問いに南さんは、最近、編み物にいそしんでいることを明かし「すでにマフラーを7本くらい編んで、家族にも『もういらない』と言われてますが、編み続けます!」と宣言。宮本さんは、お子さんから誕生日プレゼントで自転車を贈られたそうだが「(自転車に乗るのが)何十年ぶりで降り方が分からなくてショックでした」と苦笑交じりに告白。「降り方から、何とかこなそうと思います」と決意を語った。監督に抱っこされて満面の笑みで登場した愛菜ちゃんは、この春から新一年生。この春の目標は「目覚まし時計でひとりで起きられるようになりたい」とのこと。さらに学校は楽しい?という質問に「楽しいです。好きな科目は国語と図工」と愛くるしい笑顔で答えてくれた。最後は、阪急電車に勤める現役の車掌さんの音頭で会場と一緒に「出発進行!」。女優陣一同、敬礼の姿勢で映画の“出発”を祝った。『阪急電車 片道15分の奇跡』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会■関連記事:宝塚の聖地に、中谷美紀、宮本信子、南果歩、谷村美月が華麗なドレス姿で降臨!【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年04月30日映画『豆富小僧』の完成披露試写会が4月14日(水)、都内劇場で行われ、ボイスキャストを務めた深田恭子、武田鉄矢、小池徹平、平野綾、はるな愛、檀れい、松平健、原作者の京極夏彦、監督の河原真明、杉井ギサブロー総監督が一堂に会した。京極さんの「豆富小僧双六道中ふりだし」(角川文庫刊)を原作に、おっかさんを探す旅の中で現代日本に迷い込んだ、気弱な妖怪の豆富小僧が、自分にしかできないことを見つけ出していくさまを描く。深田さんは「(自身が演じた)豆富ちゃんが本当にかわいくて!愛おしい存在です」と愛情たっぷりに語る。袖引き小僧を演じた小池さんは「見た目はかわいいですが、見た目と違って“長いものには巻かれろ”というところがあって、ずる賢いところも含めて好きです」とニヤリ。檀さんは「いつか声優の仕事をしてみたいと思ってたので、お話をいただいたときは嬉しくて。ドキドキしながら楽しく収録しました」と笑顔で語り、「こういう時期で不安もあると思いますが、この時間だけは楽しんで、癒されてほしいです」と呼びかけた。ガンコオヤジの見越し入道を演じた松平さんは「最近のお父様方は優しくて子供に気を遣っているようですが、時にガツンと言うことも必要です。世のお父様方にも観ていただければ」とアピールした。平野さんは、京極さんのファンだそうで「学生時代に(原作を)読んでました。まさかこういう形で…」と緊張の面持ち。震災発生後、コンサートなどでチャリティを続けてきた武田さんは「いまこそ、必要な言葉をここから探しましょう!政治の言葉には疲れましたし、TVの科学の言葉はよく分かりません。いま、ファンタジーの言葉が一番必要だと思います」と呼びかけた。さらに「3年B組金八先生」(TBS)の中から「世界全体が幸せにならないうちは、一個人の幸せはあり得ない」と金八先生ばりに熱く語った。また、被災地のいわき市(福島県)を訪れたというはるなさんは「ニュースは原発ばかりですが、被災地ではものも瓦礫を取り除くボランティアも足りない。そんな中で、みんなで生きていこうという、強さや会話がありました。東京に戻って、会話やゆずり合いの心など、大切なものを忘れている気がしましたが、この映画には忘れてしまったものが詰まってます。みんなで家族のように立ち上がって、頑張っていきましょう!」と呼びかけた。原作者の京極さんは「豆富小僧は本当に役に立たないけど、役に立たないものがいいというお話です。つらいとき、悲しいときに一番、役に立つのは笑顔。妖怪は、笑顔を与えてくれる存在です。この時期に公開されることに感じるものがあります」としみじみと語った。最後に深田さんは「豆富ちゃんが、いま自分にできることは何なのか?自分にしかできないことは何なのかを必死で考え、勇気ある行動をとります。みなさんが考えるきっかけになれば嬉しいです」と語り、舞台挨拶を締めくくった。『豆富小僧』は4月29日(金・祝)より全国にて3D、2D同時公開。特集「『豆富小僧』meetsシネカフェくんの冒険」■関連作品:豆富小僧 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「豆富小僧」製作委員会■関連記事:松平健、家でもカミナリオヤジ?『豆富小僧』親子試写会で子育て語る深キョンほかキャスト登壇予定『豆富小僧』完成披露試写会に20組40名様ご招待Aqua Timez、クリスタル・ケイら豪華アーティストが『豆富小僧』挿入歌を担当!間抜けな妖怪の冒険物語『豆富小僧』親子限定3D試写会に30組60名様ご招待小池徹平が『豆富小僧』で声優初挑戦!大泉洋は死神?平野綾、檀れいも参戦
2011年04月14日映画『岳 -ガク-』の特別試写会が4月13日(水)、都内で開催され、主演の小栗旬に長澤まさみ、片山修監督が舞台挨拶に登壇。撮影の様子や互いの思い出にまつわるトークを繰り広げた。第1回マンガ大賞に輝いた人気漫画を原作に山をこよなく愛する島崎三歩(小栗さん)の優しさ、登山者たちとの交流、山の素晴らしさやその裏にある自然の厳しさを描き出す。当初、3月下旬に完成披露試写会が開催される予定だったが、東日本大震災の影響で中止となり、ようやくこの日、観客にお披露目となった。小栗さんは「改めてお見せすることができて嬉しいです」と感謝の挨拶。さらに被災地を訪れた高校時代の友人エピソードや、劇中の三歩の「感動した。生きていた君に」というセリフに触れ「ずっと、何か僕らにできることがあれば、という気持ちでした。この映画が前向きな力になるような、観た人が『元気をあげたい』と思えるような作品になれば…」と思いを込めた。長澤さんは新人の山岳救助隊員を演じるが「この映画を通じて命の尊さ、山の厳しさを感じることができ、成長につながったと思います。(登場人物たちの)一生懸命に前に突き進んでいく姿が素晴らしいです」とアピール。片山監督も「これから立ち上がっていこうとする人たちの力になれば」と真摯に語った。撮影を前に、小栗さん、長澤さんらキャスト陣と監督は登山の練習のためにいくつもの山に登ったそうだが、小栗さんが最初に登った山でのエピソードを披露。「風速16メートルの吹雪で、登る前は『山頂で写真撮りましょう』とか話してましたが、写真どころじゃない(苦笑)。それでも監督がカメラを出そうとして、手袋を飛ばされまして。みんながロープで繋がっているので、監督が飛ばされた手袋の方に走ると、みんなが引っ張られるんです!」。思わぬ暴露に監督は苦笑いを浮かべていた。また、小栗さんと長澤さんは映画では8年ぶりの共演となったが、小栗さんは長澤さんについて「まさみちゃんは人見知りなのかな…?(8年前の)15歳のまさみちゃんと20歳の僕はそれなりに仲の良い関係を作れたと思ってたけど、8年の間にまさみちゃんはよそよそしくなって、顔を合わせても目も合わせてくれなくなった。『変わっちまったな、まさみちゃん…』と思ってたら、今回、普通に話すことができたとき、『これは良い映画になる』と思った」と思い出を語った。この発言には長澤さんも「(8年の間に)映画以外の仕事で、小栗くんと共演の機会は何度かあったんですが、作品ごとに役のせいもあってか印象が違うんです!『小栗くん、変わっちゃったのかな…』って思ってました」と“反撃”!そして「私にとっては憧れの先輩であり、追い付きたい先輩」と付け加えた。すると、今度は小栗さんが「まさみちゃんにはお兄さんがいるんですが、現場で一度、『お兄ちゃん』と呼ばれたことがあります」と暴露。長澤さんは恥ずかしそうに「よく間違えるんです。マネージャー(※男性)を『お母さん』と呼んじゃったり…」と明かし、小栗さんは嬉しそうに「おれ、知らないうちに妹ができたんだな」と嬉しそうに語り会場は笑いに包まれた。『岳 -ガク-』は5月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?東宝シンデレラオーディション、グランプリは10歳!鹿児島の美人姉妹が席巻佐々木蔵之介主演ドラマ第3弾で大先輩との共演に恐縮しきり
2011年04月13日映画『マイ・バック・ページ』の完成披露試写会が4月13日(木)、都内で開催され、主演の妻夫木聡、松山ケンイチに山下敦弘監督、主題歌を歌う「真心ブラザーズ」と奥田民生が舞台挨拶に登壇した。幅広い活躍を見せる文筆家の川本三郎が、記者時代に実際に関わったある事件を主軸に、1969年から70年代初頭の激動の時代のさなか、社会の変革を夢見る若者たちが理想を追い求め闘い、葛藤するさまが綴られる。妻夫木さんは「60年代を生きていない僕らが魂を込めて作りました。僕らにとって“真実”と思えるようなものができたと思う」と挨拶。松山さんも「いま、絶対に必要な作品。初号で観て本当に興奮して、すごい作品ができたと思った」と言葉に力を込めた。ジャーナリストの沢田を演じるにあたって「いまの時代の“真っ直ぐさ”と、この時代の”真っ直ぐさ”は質が違う。アプローチの段階で、(かつて川本さんが住んでいた)阿佐ヶ谷に行ってスーパーで野菜を買ったり、東大に行って安田講堂に触れたり、心で感じることを大事にした」と真摯に語る。2人は同じ事務所に所属しながらも本作で初共演。妻夫木さんは「(松山さんは)初めて会ったのは9年くらい前で、階段の隅で体育座りしてるような奴だった」と明かし、「もっと早くにとも思っていたけど、こうやって向き合って芝居ができる作品で一緒にできて楽しかった」と嬉しそう。一方の松山さんは「いまでもたまに体育座りしています(笑)」とおどけつつ、妻夫木さんについて「“普通”ということを演じさせたら妻夫木さんに勝てる人はいない。今回もすごかったです。うまく言えないけど…見てもらえれば分かります」と絶賛するも、“先輩”妻夫木さんからは「お前、話がザックリ過ぎなんだよ!」とダメ出しが…。この後、ボブ・ディランの名曲「My Back Pages」をカバーした主題歌を歌う真心ブラザーズと奥田さんが登場。奥田さんは、ちょっと困ったような表情で「映画で英語で歌ってますが…どうなんでしょうか。個人的には、(映画を観終わって流れる主題歌が)『おれかよ!』ってブルーになりました。でもボブ・ディランのいい曲なのでいいかと…」とユーモアたっぷりに語り、会場を笑いに包んだ。真心ブラザーズの桜井秀俊は「奥田民生の流暢な英語に“救われる”というか、肩の力が抜ける」とこれまた独特の言葉で絶賛。奥田さんは「日本人の人が聞いても外国の人が聞いても、何て言っているのか分からないと思う」とマイペースに飄々と語っていた。妻夫木さんが最後に「いまの時代にはない情熱を感じてもらえたら」と訴え、舞台挨拶は幕を閉じた。『マイ・バック・ページ』は5月28日(土)より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開。■関連作品:マイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会■関連記事:松山ケンイチ主演『うさぎドロップ』主題歌にPUFFY業界初、アニメ版も同楽曲使用『マイ・バック・ページ』山下監督があの青春映画の秘話披露カエラや沢尻が…妻夫木×松ケン共演映画主題歌で真心ブラザーズと奥田民生がB・ディラン名曲をカバー妻夫木&松ケンの新旧“大河コンビ”共演『マイ・バック・ページ』ビジュアル解禁森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…
2011年04月13日京極夏彦の人気小説を原作にした3Dアニメーション映画『豆富小僧』の親子試写会が4月9日(土)に都内で行われ、ボイスキャストを務めた松平健が上映後の舞台挨拶に登壇。役柄にちなんで昔かたぎの“オヤジ論”を展開した。人を怖がらすことができない妖怪“豆富小僧”が、現代の日本で繰り広げる冒険を描いた本作。意外にも本作で声優に初めて挑戦した松平さんは、豆富小僧の父親で、妖怪たちの総大将である“見越し入道”の声を担当した。ヒゲ面で三つ目の真っ赤な見越し入道は、豆富小僧を怒鳴り散らす。客席の子供たちに向かって松平さんが「怖くなかったですか?」と問いかけたが、客席からは「怒りんぼう!」といった声も。松平さんは「最近のお父さんは優しいので、みんな怒鳴られたことはないかもしれませんね」と笑顔で頷き、「僕が子供の頃はよく父親に怒られました。昔はそういう父親が多かったですね。僕はいま、4歳になる子供がいますが、時々、怒鳴るというか叱ることはしています」と自身をふり返りつつ、“カミナリオヤジ”の一面をチラリ。さらに「『かわいい子には旅をさせろ』と言いますが、自立させるために突き放すことも必要。それで、助けがほしいときにスッと手を差し伸べる。そんな関係がいいのかなと思ってます」と“マツケン式子育て論”を語った。この日は子供たちからの質問にも松平さんが答えたが、初めてのアフレコについては「あんなに怒ったことはないので、探りながら大きな声を出しました。終わった後はスッキリしました」と笑顔。さらに子供たちからは「好きな食べ物は何ですか?」という質問も!松平さんは「お寿司が好きです。(中でも)ひかりものが好きですね」と大真面目に答え、会場をわかせた。ちなみに4歳のお子さんとは、一緒に映画館に本作を観に行く約束をしているそうで「楽しみです」と満面の笑みを浮かべていた。『豆富小僧』は4月29日(金・祝)より全国にて3D、2D同時公開。特集「『豆富小僧』meetsシネカフェくんの冒険」■関連作品:豆富小僧 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「豆富小僧」製作委員会■関連記事:深キョンほかキャスト登壇予定『豆富小僧』完成披露試写会に20組40名様ご招待Aqua Timez、クリスタル・ケイら豪華アーティストが『豆富小僧』挿入歌を担当!間抜けな妖怪の冒険物語『豆富小僧』親子限定3D試写会に30組60名様ご招待小池徹平が『豆富小僧』で声優初挑戦!大泉洋は死神?平野綾、檀れいも参戦松平健、声優初挑戦!3Dアニメ『豆富小僧』で深田恭子の父親、妖怪の総大将に
2011年04月09日三浦しをんの人気小説を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』の完成披露試写会が4月7日(木)に開催され、瑛太、松田龍平、横山幸汰、大森立嗣監督が舞台挨拶に立った。共に30代、バツイチの多田(瑛太さん)と行天(松田さん)が、便利屋として犬の飼い主探しから、塾の送り迎えなど様々な依頼を受け、他人の人生に巻き込まれていくさまを描いた本作。劇中の横山くん演じる由良を、多田と行天が“強制連行”するシーンになぞらえて、瑛太さんと松田さんは2人で横山くんを抱えて登場した。瑛太さんと松田さんは4度目の共演。瑛太さんは「友達だけど、最後まで緊張感があって楽しめた」と語り、松田さんは「瑛太とだからこそ生まれた雰囲気が映画になっています」とふり返った。大森監督も「2人の空気感が最大の見どころ」と太鼓判を押す。劇中、多田と行天は共同生活を送っている。プライベートでも共同生活は?と尋ねられると瑛太さんが「龍平は皿洗いや掃除もやるって聞いてますので、意外と大丈夫そう」と言えば、松田さんも「瑛太はしっかり者なので分担とかうまくいくんじゃないかと」とまんざらでもなさそう。そんな2人について横山くんは「撮影中にサッカーやゲームをしてくれて優しかった」と楽しそうに語っていた。また、2人は東日本大震災にも触れ、松田さんは「こういうときに映画が公開できる、その意味を感じています」と感慨深げに語り、瑛太さんは「エンターテイメントが暗くならないようにみなさんで盛り上げていきましょう」と呼びかけた。『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日(土)より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:直木賞受賞作を映画化!『まほろ駅前多田便利軒』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント瑛太、龍平の顔をプリント!!『まほろ駅前多田便利軒』ふろしきを5名様にプレゼント町田に“まほろ横丁”出現!瑛太&松田龍平らが訪れた場所も記したMAPも制作キャスト登壇予定『まほろ駅前多田便利軒』完成披露試写会に10組20名様ご招待バツイチで三十路の瑛太&松田龍平!『まほろ駅前多田便利軒』画像が解禁
2011年04月07日累計1,350万部を超える奥浩哉の同名人気コミックスを前編後編の2部作で映画化した『GANTZ』の公開を記念し、主演の二宮和也と松山ケンイチが舞台挨拶を行う劇場を投票によって決めるイベント、その名も「GANTZ争奪戦!」が現在展開されている。二宮&松ケンをお好きな映画館に“召喚”できるこのイベント。その参戦方法は以下の通りだ。まずは自分の携帯電話もしくはスマートフォンを手に、2人を舞台挨拶に呼びたい該当劇場へ。そこに貼り出されているキャンペーンポスターのQRコードを読み込み、登録すると、劇場とキャンペーン参加者(あなたのことです!)に“点数”が加算される。その合計点数が最も高い劇場に、二宮さんと松山さんが舞台挨拶に現れるというシステムだ。劇場のQRコードは、1日1回のみ読み込みが可能。キャンペーン参加者は何回でも読み込むことができるので、劇場に毎日通って点数を稼ぐのも作戦のひとつである。また、QRコードは劇場に限らず、原作コミック、雑誌、そしてウェブサイトなど幅広いメディアにも掲載されるので、こまめに『GANTZ』情報をチェックすべし!なお、集めた点数が100点に達すると「100点めにゅ〜」が出現し、その100点は劇場にも転送される。見事、点数が全国トップとなった劇場で二宮さんと松山さんが舞台挨拶を行うのはもちろん、点数ランキング上位100位までのキャンペーン参加者は、『GANTZ PART II』(4月23日公開)の完成披露試写会に招待されることも決定している。映像化されていない最後のカリスマコミックとも言われる原作を、若手実力派である二宮さんと松山さんの初共演で実写化した『GANTZ』。電車にひかれ、命を奪われた大学生・玄野(二宮さん)と幼なじみの加藤(松山さん)は、その直後に見知らぬマンションの一室にいた。自分たち同様、死んだはずの人々が集められたリビングには、“GANTZ(ガンツ)”と呼ばれる謎の大きな黒い球が…。そのGANTZから玄野らは「生き残るために星人と戦い、そして殺す」というミッションを課せられる。すでに全米公開も決定するなど、世界規模の注目を集める一大プロジェクトに、携帯電話で参加できる今回の「GANTZ争奪戦!」。早速公式サイトをチェックし、全国のライバル相手に死闘を繰り広げてみては?期限は1月23日(日)24時まで。健闘を祈る。『GANTZ』は2011年1月29日(土)より全国東宝系にて公開。『GANTZ』公式サイト:※PC画面上でQRコードを読み込みづらい場合は、本画面を印刷してお試しください。※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。■関連作品:GANTZ 2011年1月29日より全国東宝系にて公開© 2011「GANTZ」FILM PARTNERSGANTZ PART II 2011年4月23日より全国東宝系にて公開2011,日本,東宝■関連記事:二宮&松ケンのW主演でついに実写化!『GANTZ』試写会に3組6名様ご招待森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…松山ケンイチ&瑛太が初共演コメディで“鉄ちゃん”コンビ結成!「運命的な感じ」二宮&松ケン撮影2日目に仲良く遅刻『GANTZ』会見
2011年01月14日映画『相棒−劇場版II−警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(和泉聖治監督)の報告会を兼ねた舞台挨拶が26日(日)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ、23日(木・祝)の初日から4日間で動員50万人を突破したことが発表された。配給元の東映は、公開4日間での同社邦画作品で歴代トップの興収51億円という記録を持つ『男たちの大和/YAMATO』との対比を発表。『男たちの大和/YAMATO』が4日間で動員39万人の興収5億円に対し、本作は動員で対比129%の50万人超、興収で130%の6.5億円を見込んでいるとのこと。同社歴代興収トップの記録更新にも期待が寄せられている舞台挨拶には、23日(木・祝)から全国39か所での舞台挨拶行脚中の主演コンビ、水谷豊と及川光博、共演でこの日49歳の誕生日を迎えた川原和久が出席。累計16回目の舞台挨拶で、あと2日の行脚をこなす予定の水谷さんは「東海、関西、東北…先ほど東京に帰ってきたのに、家に帰してもらえません」とボヤキ節。とはいえ「全国では泣いている人も何人かいました。衝撃的、圧倒的、泣きました、笑いました、『劇場版II』は衝撃作です」と手応えをしっかり得た様子。舞台挨拶が17回目の及川さんは「最近、舞台挨拶をし過ぎて水谷さんの癖が移っています」と軽妙な調子で切り出し、「自分のことながら年末のカウントダウンライヴも控えていますので、まだ観ていない方、よろしくお願いします!」とちゃっかり自身のPR。会場の笑いを誘っていた。『相棒−劇場版II−』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:相棒−劇場版II− 2010年12月23日より全国にて公開© 2010「相棒-劇場版II-」パートナーズ■関連記事:水谷豊「相棒」レギュラーに小澤征悦をスカウトせず!?小西真奈美インタビュー緊張感と信頼感の中で生まれた名シーン『相棒』ファンの大歓声に水谷豊「サンキュ!」ミッチー「目頭が熱く」10周年記念『相棒』プレミア試写会&レッドカーペットに女性限定2組4名様ご招待あの2人が難事件に挑む『相棒−劇場版II−』パズル型コースターを3名様プレゼント
2010年12月27日桜庭ななみが12月18日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で行われた、ヒロインを務める映画『最後の忠臣蔵』の初日舞台挨拶に、主演の役所広司、佐藤浩市らと出席。感極まって号泣した。赤穂浪士の中で死を許されず、生きて使命を受けた武士・瀬尾孫左衛門(役所さん)が、大石内蔵助の隠し子・可音(桜庭さん)を大切に育て上げていく歳月を描く物語。初日を祝って、サプライズでキャスト陣それぞれに宛てて手紙が読み上げられ、桜庭さんには「ある人から」としてメッセージが紹介された。現在18歳、撮影当時17歳で時代劇初挑戦となった桜庭さんの奮闘に「ずいぶんと年の離れた大人たちの中で、誰ひとり同年代の友達もなく、緊張と孤独に打ち震え、暗闇を手探りで進んでいこうとしている君の姿は…」と称える言葉が続くと、桜庭さんは大粒の涙をポロポロ。最後に手紙の差出人が、この日も同席している杉田成道監督から、と知ると、右手で顔を覆って号泣した。そのまま泣きじゃくりながら「オーディションのときは、ただ台本を読んで絶対落ちたと思った。撮影に入る前、1か月くらいリハーサルをやってくださり、1シーン、1シーン丁寧に教えていただきました。誕生日(10月17日)も夜中11時くらいまでやって『このヤロー』って思ったんですけど」。素直な言葉に、キャスト陣と杉田監督は爆笑。桜庭さんは「こうやって初日を迎えられて、拍手をいただけると、本当に監督のお陰だなって」と感謝の弁を述べた。杉田監督は「私はそういう立場なので、全員にどう思われても何とも思いません」と顔をくしゃくしゃにして苦笑い。役所さんは、桜庭さんに「鼻をフンとしなさい」と言ってハンカチを手渡し「こんなベタな演出が用意されているとは知らず、ビックリです。さすが杉田組だなぁ」と感心。会場の笑いを誘っていた。『最後の忠臣蔵』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:最後の忠臣蔵 2010年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「最後の忠臣蔵」製作委員会■関連記事:桜庭ななみクリスマスは「友達と集まろうとか話してます(笑)」『最後の忠臣蔵』役所広司インタビュー“生かされた男”の矜持を語る『最後の忠臣蔵』リアリティを追及し世界文化遺産でも撮影敢行!役所広司&佐藤浩市で描かれる“その後”『最後の忠臣蔵』試写会に50組100名様ご招待役所広司&桜庭ななみ、『最後の忠臣蔵』ハリウッド試写盛況で笑顔マシ・オカも出席
2010年12月18日12月12日(日)、東京・神田の専修大学にて映画『学校をつくろう』の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に三浦貴大、柄本時生、橋本一郎、池上リョヲマ、近衛はなら主要キャストのほか、原作者の志茂田景樹、神山征二郎監督が勢揃いし、本作への熱い思いを語った。志茂田景樹の小説「蒼翼の獅子たち」(河出書房新書刊)を映画化した本作。明治維新の動乱期を舞台に、“武力”ではなく“学問”の力で、国を変えようと奮闘し、やがて、法律と経済という当時最先端の学問を日本語で教える、日本初となる学校(※現在の専修大学)を作った、相馬永胤、田尻稲次郎、賀田種太郎、駒井重格という4人の男たちの情熱と青春を描いている。この日、集まった主要キャストのうち、三浦さん、柄本さん、橋本さん、近衛さんの4人には“ある共通点”があることが判明!その共通点は「大物俳優(有名人)を親に持つ“二世俳優”」であるということ。三浦友和と山口百恵の次男で、本作が初主演となる三浦さんを筆頭に、柄本さんは俳優・柄本明の次男、橋本さんは役所広司の長男、そして目黒祐樹と江夏夕子の長女である近衛さんと錚々たる顔ぶれが揃っているのだ。三浦さん、柄本さん、橋本さんの3人はこの共通点に対し、「お互い他人とは思えなかった」と答え、最初から特別な“絆”を感じられたことを明かした。そんな“二世軍団”を傍から見ていた池上さんも「待ち時間の他愛のない会話から、急に三浦くんと橋本くんが掛け合いを始めて、さすが“サラブレット”だな、と思った」と特別な“何か”を感じた様子。一方、メガホンを取った神山監督は「親が一流なだけに、演技が下手だったらいじめようかと思ったけど(笑)、そんな必要はなかった。将来が楽しみです」と、キャスト陣の演技を絶賛。三浦さんは最後に、本作について「いまの若い人たちに観てほしい映画。この作品からパワーをもらって帰ってもらえると嬉しい」と力強く呼びかけ、舞台挨拶を締め括った。『学校をつくろう』は2011年2月19日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。■関連作品:学校をつくろう 2011年2月19日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開
2010年12月13日成宮寛貴と内田有紀が12月8日(水)、東京・有楽町朝日ホールで行われたW主演映画『ばかもの』の完成披露試写会で舞台挨拶を行った。2008年のドラマ「イノセント・ラヴ」(フジテレビ)以来、2度目の共演を果たした内田さんに、成宮さんは「中学校のときからすごいファンで、手帳の表紙のクリアのところに写真を入れていました。最初に共演したときはテンションが上がってしまったので、今回はテンションを下げて演じようとしました。でも会うたびに…今日もですが、きれいだなって思って…」と“告白”。「会うたびに『♪Only You〜』って頭の中に出てきちゃうんですよ、ウォウオオって」と内田さんのヒット曲「Only You」を慣れた感じで口ずさみ、テンションは上がる一方。内田さんは「止めてもらっていいですか?成ちゃん、忙しいから疲れているみたいで」と苦笑いで制止した。それでも成宮さんは「すごくファンだったので、宙に浮いちゃうんですよ」と熱い気持ちを抑えきれない様子。内田さんは「こんなに言ってもらえると恥ずかしくて何を言っていいか分からない」と大テレ。「役者としてモノを作ることに熱心なので、いろんな話をしました。もちろんバカな話もしましたけど。だから一緒にお芝居していて、気持ちがあったかくなる瞬間がいっぱいありました」と“役者”成宮には好感を示した。本作は、芥川賞作家・絲山秋子の同名小説を原作に、気ままに生きる大学生(成宮さん)と勝気な年上女性(内田さん)の約10年にわたる純愛と関係の変化を描く物語。映画で描かれた10年愛について成宮さんは「愛していれば相手のために何でもできちゃう。不器用な愛ですが、愛おしく思える」としみじみ。内田さんは「人間って完璧であれればいいんですけど、なかなかそうもいかない。傷をなめ合うんじゃなく、魂を殴り合う、励まし合って生きていける相手には、ちゃんと好きと伝えないといけない。そういう映画だと思った。いくつになってもそんな想いってあるんじゃないかな」と語った。『ばかもの』は12月18日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ばかもの 2010年12月18日より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2010「ばかもの」製作委員会■関連記事:成宮寛貴×内田有紀『ばかもの』試写会に10組20名様ご招待
2010年12月08日ワーナー・ブラザース製作による時代劇『最後の忠臣蔵』のハリウッド・プレミア試写会が10月11日(現地時間)、L.A.のワーナー本社にある「スティーヴン・ジョン・ロス・シアター」にて行われ、主演の役所広司、共演の桜庭ななみがレッドカーペット・イベント、舞台挨拶に参加した。赤穂浪士の吉良邸討ち入りから16年後、討ち入りに参加した四十七士のうち、大石内蔵助の密命を受けて唯一生き残った寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と討ち入り直前に一味から逃走したと思われていたが、実は同じく大石からある使命を授かっていた瀬尾孫左衛門(役所さん)が再会。名誉の死を許されなかった2人がそれぞれに使命を果たそうとする姿が描かれる。会場には「THE LAST RONIN U.S. PREMIERE」という看板が掲げられ、役所さんはスーツ、桜庭さんは赤い着物姿で登場。レッドカーペット上で報道陣の取材に対し「アメリカのお客様が日本の時代劇をどう観てくださるか、楽しんでくださるかが楽しみです」(役所さん)、「ずっとこの日を楽しみにしていました。どう反応してもらえるか知りたかったので楽しみです」(桜庭さん)とそれぞれ期待を口にした。今回のプレミア試写会にはハリウッドの映画関係者が多数訪れており、女優の桃井かおりやマシ・オカも来場。500席を超えるシアターがほぼ満席の状態となった。上映中には笑い声やすすり泣きがあちこちで聞こえ、終了と共に大きな拍手と共にスタンディングオベーションが起こった。本編上映後、役所さんは「一緒に製作に参加した身内(=ワーナー・ブラザースの関係者)に楽しんでいただけたので嬉しかったです。普通だったらエンドロールで帰ってもいいところで、最後まで観てもらってありがたいですね。今日の反応で日本の公開に向けて勇気が沸いてきました」と自信を深めた様子。桜庭さんも「自分の作品が海外で上映される現場に初めて立ち会えて、観客の反応がよくて嬉しかったです」と笑顔を見せた。『最後の忠臣蔵』は12月18日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:最後の忠臣蔵 2010年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「最後の忠臣蔵」製作委員会■関連記事:岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第6回)ちょんまげが似合う“まげメン”俳優といえば?「社長になってほしい俳優」ランキング接戦を制したのは奮闘中のあの社長!役所&浩市『忠臣蔵』ヴェネチアのコンペ目指す役所広司×佐藤浩市“討ち入り後”を描いた『最後の忠臣蔵』で世界へ!
2010年10月15日映画『おにいちゃんのハナビ』のプレミア試写会が9月2日(木)、都内で開催され、主演の高良健吾に谷村美月、宮崎美子、大杉漣、国本雅広監督による舞台挨拶に加え、主題歌を歌う藤井フミヤがスペシャルゲストとして来場。主題歌「今、君に言っておこう」を生で披露し、会場をわかせた。新潟県小千谷市片貝町で開催される花火大会を通して、病を抱えた妹と、ひきこもりがちの兄の絆を感動的に描き出す。歓声に迎えられて登壇した高良さんは「(主演として)自分の名前が一番上に来るのは初めてで、撮影が始まる前は緊張していましたが、やってみたらいつもと同じようにできました」と語り、妹役の谷村さんについて尋ねられると「僕は、現場で堂々としている俳優さんが好きなんです。僕はフラフラしてますが(苦笑)。美月ちゃんは何を言われても『ハイ!』って感じでいつも本当に堂々としてました」と絶賛。一方の谷村さんは照れながら高良さんとの共演を「芝居じゃない、リアルな感じですごく楽しかったです」とふり返った。谷村さんは本作のために、実際に頭を剃っているが「この華(はな)という女の子は本当にかわいいんです。何で私に話が来たの?と思うくらい。こんな役をやらせていただけるなら坊主にくらいしなきゃ!と思いました」とはにかみながら語った。そんな2人について両親役の宮崎さん、大杉さんは「2人とも本当にしっかりしてるんです」と口を揃える。ちなみに大杉さんは、本作のためにわざわざ免許を取得したとか。「クランクインの4日前に(免許が)発給されまして」と照れくさそうに明かした。そして、サプライズゲストとして主題歌「今、君に言っておこう」を本作のために書き下ろしたフミヤさんが登場!フミヤさんと高良さんは共に九州出身ということで意気投合したようで、「一緒に飲みに行って、九州の話で盛り上がりました」と高良さんが言えば、フミヤさんは「(高良さんは)いつも『熊本に帰りたい』ってしか言わない(笑)」と暴露。会場は温かい笑いに包まれた。そしてフミヤさんはアコースティックバージョンで「今、君に言っておこう」を満員の観客の前で熱唱!「こういう場で歌うのは緊張する」と笑いつつ、感情を込めて歌い上げ、観客はもちろん、高良さんらもその歌声に酔いしれた。『おにいちゃんのハナビ』は9月11日(土)より新潟にて先行上映、9月25日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。■関連作品:おにいちゃんのハナビ 2010年9月11日より新潟にて先行上映、9月25日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会■関連記事:「マークスの山」に高良健吾!高山ロケにベテラン俳優陣は恨み節高良健吾、藤井フミヤによる主演映画の主題歌ビデオで映画の1年後の物語に出演想いを空へ!高良健吾×谷村美月『おにいちゃんのハナビ』試写会に50組100名様ご招待高良健吾、フォトブック発売でファンとふれあい「最初は、誰が買うんだ?って…」高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!
2010年09月02日