ADLINK Technologyは6月9日、極端な環境と屋外通信/ネットワーク・アプリケーション向けに設計された高性能モバイル・エッジ・コンピューティング(MEC)プラットフォーム「ETOS-1000」を発表した。同プラットフォームは、デュアルIntel Xeon E5-2400 v2ファミリプロセッサを採用しているため、通信機器メーカー(TEM)やアプリケーション・プロバイダはネットワークのエッジでデータ・センター・クラスのパフォーマンスを実現することが可能となる。また、データは携帯電話加入者に隣接するラジオ・アクセス・ネットワーク(RAN)環境のエッジで処理されるため、バックホール費用の削減ならびにインフラ効率の改善も可能になるという。さらに、340mm×440mm×44mmのサイズ(重量10kg)で、耐衝撃・振動性、-40℃~+55℃の動作時温度、IP65の防水・防塵規格などを備えており、屋外などの極端な環境にも対応することが可能だという。なおI/Oとしては、10/100/1000BASE-T×2、10G SFP+×2、オンボードブータブルSATAフラッシュ(32GB。オプションで256GBまで拡張可能)、2.5インチドライブベイ×2、USB 2.0×2、COMポート×1となっている。
2015年06月09日KDDI研究所は、60GHz帯とLTEが協調動作して、データ転送する新しい通信方式を開発した。同通信方式では、LTEの通信量を最大約90%削減でき、快適なネットワークを利用できるという。これまで60GHz帯の電波は、1Gps以上の広帯域の伝送路を提供できる一方、遠くまで電波が届きにくい性質を持っているため、移動通信サービスでの利用が難しいとされてきた。解決策として、LTEのような広域通信により補完する方法も考えられるが、現在インターネット接続に広く用いられているTCP/IP通信においては、通信を始める前の処理に時間がかかるため、高周波帯通信とLTEの切り替えに多くの時間を要し、継続的な通信ができないという課題があった。同研究所が新たに開発した通信方式では、LTEエリアであらかじめユーザーが到達するであろう60GHz帯を予測し、必要なコンテンツに先回りすることで、ユーザーが60GHz帯に入るとすぐにコンテンツのダウンロードを開始できる。必要なコンテンツの取得には、新しいネットワークアーキテクチャ技術として研究が進められている「CCN」技術を使用。同技術では、ネットワークが現在転送しているコンテンツを知ることができるほか、サーバーとの接続やネットワーク間での切り替えが不要であるため、60GHz帯とLTEとで最適なデータ転送を結合し、継続的な通信が可能となる。同研究所では、こうした新しい通信方式をLinux OSとAndroid OS上に実装し、動作させることに成功。実機を用いた実証実験では、LTEのみを使った場合と比較して、ダウンロード時間が5分の1以下にまで短縮したほか、LTEの通信量を最大90%削減することもできたという。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月25日「今日は、これから飲みに行ってきます」 「ジム行ってきた」 男性からそんな連絡が来た経験はありませんか?実はそれ、“俺通信”なんです。何の変哲もない(どうでもいい)日常をつづったメッセージなので、「どう返信したらいいのかわからない」という人も多いでしょう。 ですが、今回、大人のカップル専用アプリ『Pairy』を運営するTimersがおこなった「俺通信男子に関する意識調査」で、“俺通信”が恋人間にもたらす効果について聞いたところ、意外な結果に!なんと1位「連絡頻度が上がる」、2位「コミュニケーションの一環になる」となり、恋人からの“俺通信”は、カップルの絆を深めるツールの1つになっているのです。 また「彼氏から“俺通信”が届いた時にどう思いますか?」と質問したところ、「いろいろ報告してくれてうれしい」「報告してくることが可愛い」と考えている女性が多いことも判明!彼からの“俺通信”を楽しみにしている人が多く、カップルにとっては欠かせないものになりつつありそうです。 カップルの破局原因として多いのが、コミュニケーション不足。お互いの会話を増やすのに役立ちそうな“俺通信”に上手く返信して、彼との交際を長続きさせてくださいね。
2015年05月10日消費税増税や社会保険料引き上げなどの影響で、自由に使えるお金がじわじわと減っている今、少しでも豊かな生活を送るためには、私たち自身が使えるお金を増やす工夫をすることが欠かせません。ちょっとの工夫でお金と同じように使える「ポイント」を増やすことができる強い味方「クレジットカード」、「電子マネー」、「ポイントカード」を活用する方法をお話しします。昨今、多くの方が複数のクレジットカードや電子マネーなどの決済手段を持つようになっています。国内のクレジットカードの発行枚数は2013年3月末現在で約2億6千万枚と、単純に計算すると大人1人あたり約2.5枚所有していることになり、また、電子マネーも、国内の主要な電子マネーの2013年の決済総額は3兆円を超え、大幅に利用が広がっています。提示するだけでポイントが貯められるポイントカードも、一つのポイントをさまざまな企業で使用できる「共通ポイント」の普及が後押しとなり、どなたの財布にも1枚は入っているのではないでしょうか。こうしたカードの普及の理由の一つは、利用した金額に応じて還元されるポイント制度の存在です。一体どのように活用すれば、効率よく貯め、節約につなげることができるのでしょうか。貯まったポイントを「使える」カードを選ぼうまず、ポイントを活用するためにはカード選びが重要です。カードを使用することで貯まるポイントについて、次の3点を確認し、自分が生活する上で使い勝手が良いカードを選びましょう。よく行く店で使えるかどうか少ない単位でも使えるかどうか有効期限は短くないかポイントを貯めるために、還元率が高いカードを選んでしまいそうになりますが、貯まったポイントを使えなければ結局意味がありません。貯まったあとのゴールまで見据えて、カード選びをしたいものです。効率的にポイントを貯めるテクニック1.生命保険料や通信費・税金などをクレジットカードで支払う近頃では、日常生活のほとんどの支払いをクレジットカード払いにすることが可能になりました。店舗での買い物だけでなく、水道光熱費や生命保険料、また国民年金保険料や自動車税などの税金まで、クレジットカード払いに対応している自治体が増えています。こうした支払いを、クレジットカードで行うと、どのような節約効果があるのでしょうか。【クレジットカード払いによる節約効果】表1資料:執筆者作成日常の生活費や生命保険料などで毎月10万円をカードで支払うとすると、一般的な1%還元のカードの場合、1カ月で1,000ポイント、1年間で12,000ポイント貯まります。1ポイント1円で換金できるカードを選べば、年間で12,000円もの節約になる可能性がありますね!もちろん、還元率がもっと高いカードを選べば、その分節約効果もアップします。また、水道光熱費(※1)や通信費、生命保険料(※2)、国民年金保険料などは、一度手続きをすれば自動的にクレジットカード払いされるため、手間をかけずにポイントを貯められ節約効果を持続させられます。(※1)自治体によってはクレジットカード払いが不可の場合もあります。(※2)保険会社、商品、契約保険料によってはクレジットカード払いが不可の場合もあります。2.電子マネーのチャージをクレジットカードでする次にオススメする方法は、電子マネーのチャージをクレジットカードですることです。チャージする時にクレジットカードのポイントが貯まるので、現金でチャージするより節約ができます。どの電子マネーも、クレジットカードを使ってチャージできますが、なかでも便利なのは、オートチャージを申し込める交通機関系電子マネーを使う方法です。カードに入っている電子マネーの金額が一定金額を下回った状態で改札を通ると、自動的にクレジットカード決済によるチャージが行われるため、知らぬ間にポイントもどんどん貯まります。さらには、図1のようにチャージした電子マネーを使って買い物をして、電子マネーのポイントも貯めるテクニックもあります。【電子マネーのチャージでポイントを貯める例】図1資料:執筆者作成まず1%の還元率のクレジットカードを使って電子マネーに10,000円チャージした際、クレジットカードに100円分のポイントが付与されます。そしてチャージした10,000円を全て使うと50円分のポイントが付与されます(電子マネーの還元率が0.5%の場合)。単純に10,000円の買い物をするよりも、150円分もオトクに買い物ができるのです(1ポイント=1円の場合)。さらに、買い物時に提示できる別のポイントカードがあれば、なんとポイントを三重に獲得することもできます(図2)。図2資料:執筆者作成3.ポイントがアップするモールを経由してネットショッピングをするネットショッピングをする際、カード会社が運営するサイト(モール)を経由するひと手間をプラスするだけで、ポイントが数倍付与されるなど、通常よりも多くのポイントを取得することができます。各モールでは、通常はポイント付与率3倍になるところが10倍になるなどのキャンペーンも開催されており、購入予定のものが対象店舗にあれば、かなりオトクにネットショッピングができるといえるでしょう。モールは、さまざまなクレジットカード会社が運営しており、モールによって獲得できるポイント付与率が異なることもあり、どのモールに行けばよいか迷いますが、まずは、決済する予定のクレジットカード会社のモールを経由してから商品を購入すると良いかと思います。このように、使い方を少しだけ工夫することで節約につなげることができるクレジットカード、電子マネー、そしてポイントカード。少しでも家計を守るためにも、ご家族の皆さまで活用方法を見直してみてはいかがでしょうか。コラム執筆者プロフィール 鈴木 さや子(すずき さやこ)(株)ライフヴェーラ 代表取締役/mamaTanoマネーサロン 代表/CFP(R)/1級FP技能士/住宅ローンアドバイザー/キャリアコンサルタント(CDA)家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けに、セミナーやコラム記事などを通じて情報発信。保険などの商品を一切販売しないファイナンシャルプランナーとして活躍中。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。女性の心に寄り添う個人相談にも定評がある。企業講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年04月28日彼氏でもなければ、たいして仲が良いわけでもない男友達から届く「俺通信」。中身のない日常報告や自分語りのメッセージに「知らんがな」と既読スルーやブロックをしたことのある女子も多いのでは。どうでもいい男からの「ひとりよがりな俺通信」は、女性にとってもはや迷惑メールレベル。一方、恋人からの「俺通信」であれば、共感ができるという女性は意外にも多いようです。■俺通信男子が女性に好評なワケカップル専用アプリ「Pairy」の運営会社Timersが実施した「2015年スマホにおける俺通信男子に関する意識調査」によれば、恋人のいる女性の51.6%が「彼氏からの俺通信を受け取ったことがある」と回答しました。男性の2人に1人が送る「俺通信」に対して女性側の反応は、「共感できる」(31.1%)、「共感はしないものの気持ちは理解できる」(33.3%)をあわせると、全体の64.4%が恋人の俺通信を受け入れていることが明らかになりました。アンケートでは、俺通信が恋人間にもたらす効果についても質問したところ、「連絡の頻度があがる」(45.8%)、「コミュニケーションの一環になる」(41.5%)、「互いをより深く知るきっかけになる」(35.2%)、「些細なことも報告できる信頼感を生む」(32%)など、プラスの効果があるとする声が目立ちました。恋人への俺通信は、「マメな男」として女性からの高評価を獲得しやすいようです。■好意的な「俺通信」の送り方とは?また、「彼氏から『俺通信』が届いた時にどう思うか」という質問に対しては、「いろいろ報告してくれてうれしい」(55.5%)、「報告してくることが可愛い」(52.8%)、「頻繁に連絡が取れていい」(39.8%)、「浮気の心配がなくて安心」(22.4%)など、好意的な意見が多数。一方で、「嫌な気持ちはしないけど、すこしめんどくさい」(18.1%)、「知らんがなと思う」(4.7%)、「うっとうしい」(2.8%)など、なかなか手厳しい意見も一部見られました。恋人同士であれば、「いつでもつながっていたい」と思うもの。「俺通信」は男性だけでなく、女性側からも送るシーンはあるはずですよね。そんなとき、「めんどくさい」と思われないために、どんなポイントに気をつければ良いのでしょうか。前向きな気持ちになる内容・微妙な俺通信:「おはよう!また寝坊したww」・モテ俺通信:「おはよう~!電車の広告を見てて、週末は●●ちゃんと一緒にディズニーに行きたいなぁと思った^^」相手が反応しそうなキーワード・微妙な俺通信:「今日のお昼もラーメン次郎」・モテ俺通信:「カフェなう。●●ちゃんが好きそうなパンケーキ発見!」笑えるネタ・微妙な俺通信:「美容院行ったよ(自撮り写メ)」・モテ俺通信:「女装してみたwなど、インパクトのある画像」そのときに見たものや思ったことをメルマガのように送る「俺通信」には、自己完結している内容が多く、受け手は反応に困ることがあるようです。そんな俺通信を恋人とのコミュニケーションのきっかけにするポイントは、相手が興味のありそうなものや笑いのネタになりそうなものを交えること。どうしても心のつぶやきを恋人に共有したいときは、「以下、どうでもいい内容なので返信不要です」と一言断ってから、送るのもいいかもしれませんね。
2015年04月24日MMD研究所は、「2015年4月格安スマホ通信速度調査」を実施し、4月23日にその結果を発表した。同調査によると、格安スマホは昼になると通信速度が低下し、携帯キャリアの回線とダウンロードスピードに差がでることがわかった。同調査では、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイルなど国内主要キャリアとMVNO(仮想移動体通信事業者)企業のサービスが提供する格安スマホ(計10社)を比較。2015年4月9日、10日、13日~15日の平日5日間に東京・恵比寿のMMD研究所事務所内において、10時~11時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯で計測し、通信速度に違いがでるか調べた。なお、通信速度は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用して計測。平日5日間、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録した。調査の結果は次の通り。まず午前の10時~11時の時間帯において、携帯キャリアの通信速度はドコモが18.0Mbps、auが24.1Mbps、ソフトバンクが30.0Mbpsだった。一方でドコモ回線を利用したMVNOではIIJmioが11.7Mbpsで最も速く、au回線のMVNOではmineo、UQmobileが共に10.0Mbpsだった。回線提供元の通信キャリアと格安スマホのダウンロードスピードを比較すると、IIJmioとドコモの通信速度差が最も少なく6.3Mbps。次いでb-mobileが7.8Mbpsだった。トラフィックが集中すると言われている昼の時間帯、12時~13時では、両者のダウンロード平均スピードに差が出た。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア平均が27.6Mbpsだったのに対し、MVNO 10社の平均は1.8Mbpsだった。UQ mobileとb-mobileを除いては1Mbpsを切るまでに速度が低下し、格安スマホにおいて朝、昼、夕でダウンロード平均スピードに差がでる結果となった。一方、通信キャリアは、朝、昼、夕でのダウンロード平均スピードに大きな差は見られなかった。夕方の時間帯、17時~18時は、MVNOによってダウンロード平均スピードに差が出た。最も速かった楽天モバイルおよびUQ mobileは10.3Mbpsで、最も遅かったぷららモバイルLTEの0.5Mbpsと比較すると、9.8Mbpsの差となった。一方で、アップロードスピードについては、MVNOと携帯キャリアに大きな差はなかった。
2015年04月23日KDDI研究所や三菱電機、情報通信研究機構、慶應義塾大学、富士通、イクシアコミュニケーションズ、東陽テクニカの7者は4月20日、通信技術や管理手法など、アーキテクチャの異なる複数のネットワークドメインからなる全国規模の光トランスポートネットワークを構築し、SDN(Software Defined Networking)技術を用いて、これらネットワークドメインをまたがるシームレスな通信フローを動的に生成する相互接続実験に成功したと発表した。この技術では、ネットワークサービスとクラウド上の様々なサービスを融合した、世界規模の統合ネットワークサービス構築への応用が期待されている。全国に構築した異なるテクノロジのトランスポートネットワークを、新世代通信網テストベット「JGN-X」などを用いて接続した大規模トランスポートネットワークを構築。各ネットワークドメインに配備したSDNコントローラが連携制御することで、複数のトランスポートネットワークドメインをまたがる通信フローを設定する相互接続実験に成功した。この実験の内容は、4月20日~22日に那覇市で開催される国際会議11th International Conference on IP + Optical Network(iPOP2015)において、相互デモンストレーションとして公開する予定だ。この公開実験では、関東3拠点(小金井、武蔵野、大手町)と沖縄1拠点(iPOP2015会場)に構築したトランスポートネットワークドメインと、国内広域に展開されているRISEテストベッドのネットワークドメイン(RISE沖縄、RISE関東)、さらに、インターネット経由で米国拠点(ISOCORE※7)の計7拠点を接続したトランスポートネットワークを用意。iPOP2015会場に設置したSDN/OpenFlowベースの制御装置から遠隔制御することで、関東の各拠点とiPOP2015会場を接続する複数の通信フローを設定できることをデモンストレーションする。
2015年04月20日家計をあずかっているお母さんにとって、将来のために計画的にお金を使うことが大切です。特に子どものためには節約して少しでも貯蓄することを考えたいですね。そんな将来のために、今から知っておきたい節約の知恵をご紹介します。これから結婚する方も必見です。まず、第1子の子どもが6歳~15歳の母親1,200名を対象にした「節約」がテーマのインターネットリサーチの結果を見てみましょう。世帯における支出金額を聞いたところ、「食費(外食費含む)」は「50,000円以上」32.0%、「通信費」は、「10,000円~20,000円未満」48.6%がそれぞれの項目の第1位となりました。「通信費」が10,000円以上かかっている世帯は73.9%にのぼります。Q.あなたの節約状況についてお答えください。(複数回答)【n=1200】そうした背景からか、最も節約をしたいと思うものを聞いたところ、最も多い回答となったのは、「通信費」で34.5%でした。子どもの携帯電話の保有も増え、家計の支出金額が多い「通信費」は、家庭の節約ポイントになりそうです。Q.あなたが今後最も節約をしたいと思うものをお答えください。(複数回答)【n=776】その一方で、「節約したいが方法が分からない」と回答した人が最も多い項目は「通信費」で46.5%となりました。家族一人ひとりが保有している携帯電話等の通信費は、節約の方法がわからない人が多いようです。Q.あなたの節約状況についてお答えください。(複数回答)【n=1200】この結果に対し、節約アドバイザーの和田由貴さんは、「長く不況が続いた今、食費などの変動費は節約をしている人が多いけれども、スマホの普及にともないますます負担が多くなり、家計の中で悩みの種になっている」と指摘しています。そんな中、「通信費」の節約方法として彼女が挙げているのは次の点。「長期利用者へ割引や、家族で同一キャリアを持つことで無料通話ができたりデータ容量をシェアできたり、といったサービスを各キャリアが手厚くしています。家計を節約するために掛かる労力と、その対価として節約できるコストを『節約コスパ』と定義した場合、家族で携帯電話の契約を見直すことは、高い節約コスパが期待できるのです」。例えばソフトバンクでは、「家族の学割」を実施中です(5月31日まで)。これは、25歳以下の子どもと一緒にのりかえると、子どもが25歳まで毎月の通信料が家族全員540円割引になり、さらに家族全員に毎月1GB(1,080円相当)のデータ量がプレゼントされるサービスです。子どもが15歳であれば、今から10年間割引が続くので、これはとてもお得ですよね。ほかにも、25歳以下の子どもは、TSUTAYAのCDが実質半額で借りられたり、ケータイ利用料金でTポイントの付与率が3倍になるというサービスもあるので、子どもにとってはさらにラッキーですね。このように家族で皆一緒にソフトバンクに加入するなど、家族全員の契約を見直すことが節約につながります。和田さんは、各キャリアが長く利用してくれる優良なユーザーの優遇へとシフトしていると述べているので、ますますこの傾向は進むかもしれません。こういった「通信費」の節約の方法を覚えておくと、将来役に立ちそうですね。
2015年03月31日ビッグローブは、同社が提供するモバイル通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」において、4月利用分から月間通信容量を増量する。これにより、これまで月間2GBの高速通信が利用できた「エントリープラン」では3GBまでの高速通信が可能となる。利用料金は変わらず、「エントリープラン」であれば月額税別900円。4月利用分から増量されるのは、「エントリープラン」と「ライトSプラン」で、それぞれデータ専用SIM、音声通話SIMともに対象となる。「エントリープラン」では、これまで月間2GBの高速通信が可能だったが、4月利用分より3GBまでに増量される。同様に「ライトSプラン」ではこれまで月間5GBまでだったが、6GBまでに増量される。既存のユーザーも4月利用分より自動的に増量されるが、増量が実施されるのは4月17日以降となるため、それまでに現行の通信容量を超えてしまうと、4月17日までは通信速度が制限される。なお、同様の施策は他社のMVNOサービスでも行っており、ビッグローブもそれに続く形となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月30日NTTドコモがLTEをさらに高度化した通信方式「LTE-Advanced」を使った通信サービス「PREMIUM 4G」の提供を3月27日より開始した。受信時最大225Mbpsという高速通信を実現したPREMIUM 4Gについて、改めておさらいしていこう。○PREMIUM 4Gとは?PREMIUM 4Gは、LTE-Advancedの技術のひとつであるCA(キャリアアグリゲーション)を利用している。CAとは、複数の異なる周波数帯の電波を同時に運用することで通信の高速化や安定化が可能になる技術だ。ドコモによるとPREMIUM 4Gでは、受信時最大112.5Mbps の2GHz帯と受信時最大112.5Mbps の1.5GHz帯、また受信時最大75Mbps の800MHz帯と受信時最大150Mbps の1.7GHz帯をそれぞれCAで束ねることで、受信時最大225Mbpsという高速通信サービスの提供が可能だという。この受信時最大225Mbpsという速度はどれぐらいのものかというと、例えばサイズが400MBのファイルをダウンロードする場合、従来のdocomo LTEでは34秒なのに対し、「PREMIUM 4G」では20秒。これまでの約60%の時間でダウンロード可能と、圧倒的に速い。なお現時点では下りの速度は225Mbpsだが、ドコモでは今後、2015年度内には300Mbpsまで高速化していくという。○通信容量を拡大する新技術で安定した高速通信も通信速度が向上しても多くの人が利用して通信トラフィックが集中すると速度が低下してしまうことがよくあり、都市部や駅などでの利用においてストレスになりがちだ。しかし、通信が混雑しても強いのが「PREMIUM 4G」のもうひとつの強みだ。その秘密はドコモのアドオンセル技術にある。これは、範囲が広いサービスエリアをカバーするマクロセルに加え、範囲が狭いエリアをカバーするスモールセルを組み合わせることで通信が混雑化するエリアでも快適で安定して利用できる技術のこと。このアドオンセル技術にCAを合わせることで、高速でなおかつ安定した通信が可能になる。○対応エリアおよび対応機種は今後拡大の予定2015年3月時点の対応エリアは22都道府県内で、都内では千代田区、港区、渋谷区、新宿区、豊島区と5つの区が対応している。ドコモによると今後対応エリアが拡大し、2015年度では全国主要都市でもサービスを提供する予定だという。自分が住んでいるところが対応しているかどうかについては、「PREMIUM 4G」のWebサイト上で確認可能だ。また、この超高速通信に対応しているデバイスは、現時点ではファーウェイの「Wi-Fi STATION HW-02G」とLGエレクトロニクスの「Wi-Fi STATION L-01G」のモバイルWi-Fiルーターの2機種。今後、2015年度早期に対応スマートフォンを発売する予定だ。キャリア間の競争やMVNOの登場で、通信費いかに安く抑えられるかという点に注目されているが、今後は通信の質も問われていく時代になりそうだ。そんな中、ドコモでは「PREMIUM 4G」のように超高速通信のサービスも開始し他社より早い通信を提供している。もし、高速通信やどんな場所でもつながる快適な通信を利用したい、と考えるなら、今後は「PREMIUM 4G」の利用を考えてみてはいかがだろうか。
2015年03月30日U-NEXTは、同社が提供するMVNOサービス「U-mobile」において、4月1日から料金の改定や新たなプランの新設、通信容量の増量を行う。通信容量が増量されるのは、データ専用SIMの場合「3GBプラン」で月間5GBまでの高速通信が可能となる。音声通話付きSIMの場合は、「3GBプラン」と「1GBプラン」で通信容量が増量され、「3GBプラン」では月間5GBまで、「1GBプラン」では月間3GBまでの高速通信が可能になる。なお、いずれも月額利用料金は変わらず、データ専用SIMの「3GBプラン」(5GBに増量)は月額税別(以下同)1,480円、音声通話付きの「3GBプラン」(5GBに増量)は月額1,980円、「1GBプラン」(3GBに増量)は、月額1,580円となっている。利用料金を値下げするのは、データ専用SIM、音声通話付きSIMともに「ダブルフィックスプラン」。通信量が1GBを超過した際の値段が、データ専用SIMでは、月額1,680円から900円に、音声通話付きSIMでは、月額2,480円から1,780円に下げられる。新設されるプランは、音声通話付きで通信容量無制限の「LTE使い放題2」。U-mobileではすでに、通信容量無制限の「LTE使い放題」が用意されているが、こちらは6カ月契約で月額2,980円(音声通話付き)なのに対し、「LTE使い放題2」は1年契約で月額2,730円と月額利用料金と契約年数が異なっている。また、「LTE使い放題」はデータ専用SIMでも選択可能だが、「LTE使い放題2」は音声通話付きSIMの場合しか選択できない。そのほか、「LTE使い放題2」を申し込む際に、Androidスマートフォン「Ascend G6」を同時購入すると、「LTE使い放題2」の利用料金が最大6カ月無料になるキャンペーンも実施する。期間は4月1日から9月30日まで。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月26日これからの新生活シーズンで見直したいのが、固定回線やスマートフォンなどの通信費。就職や転勤で引越しをする場合、固定回線を新たに契約し直すという人も多いだろう。この春、通信費を見直す際に、ぜひ注目しておきたいキーワードが"格安スマホ"と"セット割"の2つだ。まず、格安スマホとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMを使ったスマートフォンのことで、主要キャリアよりも低料金で利用できることが特長。一方、セット割は、スマートフォンと固定回線をセットで契約することで、料金が割引されるサービスだ。NTT東西が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」が2月より開始したことで、MVNO各社も相次いで同モデルに参入しており、自社ブランドの光回線サービスと格安SIMをセットにした割引サービスの提供を開始している。格安SIMサービスのラインナップが充実し、さらに固定回線とのセット割も登場したことで、この春は通信費を見直す絶好の機会だと言える。そこで本稿では、格安SIMサービスの「hi-ho LTE typeDシリーズ」、光回線サービスの「hi-ho ひかり」を提供するhi-hoを例に、格安スマホとセット割のメリットを紹介していきたい。○「hi-ho LTE typeDシリーズ」ではバンドルチャージが増量!まずは、hi-hoの格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」の概要をおさらいしておこう。hi-ho LTE typeDシリーズは、インターネットプロバイダとしてもよく知られるhi-hoが、MVNO方式で提供する通信サービス。NTTドコモのLTE・3G網に対応し、全国の幅広いエリアで通信可能。SIMカード単体コースおよびSIMカードと端末のセットコースが用意されており、プランごとに高速通信が可能なバンドルチャージが付与される。チャージ適用時の通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps。チャージ非適用時の通信速度は最大200kbpsとなる。SIMカード単体コースでは、バンドルチャージの容量とSIMカードの上限枚数に応じて、3つのプランが用意されている。バンドルチャージが月間2GBの「ミニマムスタート」は月額933円(以下、金額は税抜)、月間2GBを最大3枚のSIMカードで利用できる「アソート」は月額1,409円、月間7GBを最大3枚のSIMカードで利用できる「ファミリーシェア」は月額2,838円。また、ミニマムスタートの1年分の料金を一括で支払うことで割引される「ミニマムスタート 1年パック割」は年間10,000円。なお、同サービスでは、4月1日よりバンドルチャージが増量され、ミニマムスタートおよびアソートでは容量が月間2GBから月間3GBになるほか、ファミリーシェアでは容量が月間7GBから月間10GBに刷新される。高速通信を利用できる容量が増え、さらに使い勝手が良くなりそうだ。詳細はマイナビニュースの別稿で確認いただきたい。また、同サービスではデータ通信専用のSIMカードのほか、データ通信に加えて090/080/070番号の音声通話を利用できる音声通話対応SIMも提供しており、音声通話対応SIMの場合、各コースの月額料金に700円が加算される。通話料は20円/30秒となっている。SIMカードと端末のセットコースでは、SIMフリースマートフォンの「ZenFone 5」(ASUS製)、「G2 mini」(LG Electronics製)、SIMフリータブレットの「YOGA Tablet 2」(Lenovo製)の3機種をラインナップ。たとえば、ZenFone 5のセットコースである「ミニマムスタート with ZenFone 5【LTE】」では、端末代を含めた2年間の月額料金は1,980円。3年目以降の料金は、SIM単体コースと同様に月額933円となる。このZenFone 5で音声通話も利用する場合、月額料金は2,680円となり、さらに通話した分の通話料がかかるが、それでも主要キャリアのスマートフォンと比べると、かなり利用料金を節約できることがお分かりいただけるだろう。○「hi-ho ひかり」は格安SIMとのセット割で割安に続いて、hi-hoが3月2日より提供開始した光回線サービス「hi-ho ひかり」について見ていこう。同サービスはNTT東西の光コラボレーションモデルを採用した光回線サービスとなり、フレッツ光の回線品質はそのままに割安の料金で利用できるのが特長。同サービスの月額料金は、集合住宅向けの「マンションコース」が月額3,900円、戸建て向けの「ファミリーコース」が月額5,100円。光回線とプロバイダサービスをパッケージ化したサービスとなるため、料金の支払先はhi-hoのみで、契約を1本化できることもメリットのひとつ。なお、既にフレッツ光を利用している人であれば、契約形態を変更する"転用"手続きにより、工事不要でhi-ho ひかりに乗り換えることが可能。新規契約または転用の事務手数料は3,000円だが、3月31日まで実施されているキャンペーンを利用すれば、事務手数料0円で利用を開始することができる。さらに、hi-hoひかりとhi-ho LTE typeDシリーズのセット割引プランが「hi-ho スマート割」だ。両サービスを同一の名義、住所で契約することで適用され、hi-ho ひかりの月額料金から月々200円が割引される。自宅の固定回線とスマートフォンの料金を合わせた月々の通信費を節約したい人にとっては、まさに最適なサービスと言えるだろう。光コラボレーションモデルを採用した固定回線とスマートフォンのセット割については、hi-ho以外のMVNOや主要キャリアも提供している。ここからは、各社のセット割の料金を比較してみたい。なお、モバイル料金は、ハイホー、ニフティ、ビッグローブのMVNO各社では音声通話対応SIMとスマートフォンのセットコースを選択し、NTTドコモは新料金プランの月間2GBのプランを選択している。また、光回線については、各社ともマンションコースの料金を用いている。割引後の各社の料金を見てみると、ドコモの月額料金が突出して高いのが分かる。ドコモの新料金プランでは国内通話料が定額になるとはいえ、通信費の節約を考えるのであれば、まず選択肢から外しておくのが良さそうだ。一方、MVNO各社の中でも、月額料金が最安になっているのがhi-hoの6,380円であり、同社の固定回線とスマートフォンのセット割が最もコストパフォーマンスが高いと言える。○1人暮らしでも家族利用でも通信費を大幅節約できるhi-hoの格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」、光回線サービス「hi-ho ひかり」、両サービスのセット割の「hi-ho スマート割」について見てきたが、実際にこれから新生活を始める人にとっては、どのプランを選択してセット割を利用するのが良いだろうか。就職や入学で4月から1人暮らしを始める人であれば、hi-ho LTE typeDシリーズの「ミニマムスタート」を選択して、hi-ho ひかりとのセット割を利用するのがおすすめだ。音声通話対応SIMとZenFone 5のセットコースでは、光回線とスマートフォンの合計料金は月額6,380円。通話料を加味したとしても、現状のキャリアのスマートフォンと同程度の料金で、固定回線とスマートフォンの両方をまかなうことが可能だ。通信費節約のために、自宅に固定回線を引くのを諦めていたような人でも、心置きなく高速な光回線を満喫することができるだろう。一方、転勤によって家族で引っ越す人は、hi-ho LTE typeDシリーズでは「ファミリーシェア」を選択し、hi-ho ひかりとのセット割を利用するのが良いだろう。ファミリーシェアでは、最大3枚のSIMカードで月間10GB(4月1日から)のバンドルチャージを使えて、データ通信の月額料金が2,838円と格安だ。同プランを家族3人で利用すれば、音声通話の3人分の月額料金を加え、hi-ho ひかりで戸建て向けの「ファミリーコース」を利用する場合でも、通話料を除く月額料金の合計は9,838円。光回線と3人分のスマートフォンが使えて、月額料金が1万円以下というのはかなり魅力的だ。なお、hi-ho LTE typeDシリーズは、NTTドコモのLTE・3G網に対応した通信サービスであるため、SIMフリースマートフォンのほか、ドコモ端末でも利用することが可能だ。現在、ドコモのスマートフォンを利用している人であれば、新たに端末を購入することなく、既存の端末で月額料金を下げられるのも、hi-ho LTE typeDシリーズのメリットと言える。***新生活で通信費を見直す際に注目したい"格安スマホ"と"セット割"という2つのキーワード。本稿でも紹介した通り、hi-hoの格安スマホと光回線サービスのセット割は、他社と比べても割安でとくにおすすめだ。この春、新生活を始める人も、そうでない人も、hi-hoのセット割をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年03月23日情報通信研究機構(NICT)は、電気通信大学と共同で、量子情報通信ネットワークの基本操作である「量子もつれ交換」を従来技術の1000倍以上の高速化に成功したと発表した。これまでの量子もつれ交換技術は、速度が遅すぎて、原理実証実験はできても、実際のネットワーク上での通信実験に適用することは不可能だった。今回の研究成果により、光ファイバーネットワーク上で、量子もつれ光子対に対する回線交換や量子暗号を長距離化するための中継実験を行うことが可能になる。量子もつれ光子対は、離れた2地点にある光子の間に強い結びつき(いわゆる量子もつれ相関)を持つため、レーザー光では実現できない安全な通信(量子暗号)や高速の計算(量子計算)を実現することができる。複数の量子もつれ光子対をネットワーク上で伝送し、必要な地点間で量子もつれ相関を自在に形成することができれば、量子暗号の長距離化や量子計算機のネットワーク化が可能になる。そのための基本的なプロトコルが量子もつれ交換である。これは、地点A、B間および地点B、C間でそれぞれ量子もつれ光子対A-BおよびB-Cを共有し、中間地点Bにおいて各対の光子2つにベル測定と呼ばれる操作を行うことで、本来、相関のなかった地点A、C間に量子もつれ相関を形成するもの。量子もつれ交換を通信ネットワーク上で実現するためには、光ファイバーに適した通信波長帯の光子対を用いる必要がある。通信波長帯における量子もつれ交換の処理速度は、これまで最大でも10秒ごとに1回程度しか行うことができなかったため、プロトコル自体の原理実証はできても、実ネットワーク環境下の通信実験には至っていなかった。量子もつれ交換を高速化するためには、要素技術となる光子検出器の高速化と高感度化、さらに、A-B間、B-C間の量子もつれ光子対を生成する量子もつれ光源の高輝度化と高純度化が必要となる。NICTでは、2013年11月に、通信波長帯超伝導光子検出器の高感度化(検出効率30%→80%)に成功していたほか、2014年12月、光ファイバー通信波長帯において、高輝度・高純度量子もつれ光を生成できる周期分極反転ポタシウムタイタニルフォスフェート(KTiOPO4)結晶を用いた独自の高純度かつ高速の「量子もつれ光源」を開発していた。今回、これらの要素技術を統合し、さらに、2つの独立な量子もつれ光源から生成されたA-B間、B-C間の2組の量子もつれ光子対の光子を地点Bで高精度で干渉させるための同期技術を確立することにより、1秒間に108回の量子もつれ交換を行う装置の開発に成功した。これは、従来の速度の1000倍以上に相当する。なお、今回の研究においては、NICTが量子もつれ交換システムの構築、実証実験を担当し、電気通信大学はデータ解析を担当した。今回の成果により、これまでは速度が遅すぎて不可能だった、光ファイバーネットワーク上での量子もつれ交換実験が可能になるとのことで、これにより、量子暗号の長距離化に向けた研究開発が大きく前進することとなるとのことで、NICTでは、今後も産学官の機関と連携し、量子暗号の長距離化や量子計算機のネットワーク化に向けた研究開発を進めていく予定だとしている。なお、同成果は、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。
2015年03月23日ニフティは、同社が提供するMVNOサービス「NifMo」において、高速通信容量を4月1日より増量する。これにより、これまで月間2GBの高速通信が利用できた「2GBプラン」では3GBまで高速通信が利用できるようになる。利用料は変わらず、データ専用SIM(SMSなし)であれば月額税別900円で利用可能。「NifMo」はNTTドコモのLTE網を利用したMVNOサービス。音声通話機能付き、SMS機能付き、データ通信専用の3モデルが用意されている。下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの高速通信が利用できるプランは、「2GBプラン」、「4GBプラン」、「7GBプラン」が用意されていたが、4月1日より増量され「2GBプラン」では3GB、「4GBプラン」では5GB、「7GBプラン」では10GBまでの高速通信が利用可能となる。これに伴い、プランの名称も「3GBプラン」、「5GBプラン」、「10GBプラン」に変更する。また、月額の利用料金については、これまでと変わらない。詳細は以下の通り。なお、すでに「NifMo」のSIMを契約しているユーザーも4月1日より自動的に通信量が増量される。
2015年03月20日三菱電機は3月19日、100Gbps高速光通信用「25Gbps光通信用DFBレーザ―」を開発したと発表した。同社は今回、高速応答性を損なうことなく、発光層に効率良く電流注入できる低容量電流狭窄層を開発。従来製品に比べて発光層への電力注入効率を約12%改善し、高温時(+85℃)でも10mW以上の高い光出力を実現した。高温動作が可能となったためデバイスの冷却が不要となり、光通信機器の低消費電力化につなげることができる。また、合波時に生じる光損失を補うことができる高光出力を実現したことで、異なる4波長の25Gbps DFBレーザー光を合波する100Gbps光通信用集積型TOSAの高性能化に寄与する。この低用量電流狭窄層の開発とDFBレーザー部分を従来比75%縮小したことで、広い動作温度範囲(-20℃~+85℃)で業界トップレベルの高品質な変調波形(マスクマージン20%以上)を実現した。さらに、レーザー駆動回路設計の調節が容易となり、光通信機器の設計をよりシンプルにすることができるようになる。同社は今後、光通信機器の高密度実装化・低消費電力化に対応するため、動作温度範囲のさらなる拡大と、電流から光への変換効率の向上を図っていくとしている。
2015年03月20日今や連絡を取り合う上で欠かせないツール「LINE」。その手軽さのせいで(!?)「俺通信」男子が急増していると、最近話題になっています。「おはよう」という挨拶から、「今日はフットサルなんだ」とか「前髪切ったよ」など、どうでもい・・・いえ、日常の些細な一コマを切り取った、ほほえましい報告を逐一してくるのが彼らの特徴。それも送る相手は恋人でも、仲の良い女友達というわけでもありません。無難な距離感の、ともすれば知り合い程度の女の子だというから驚きです。なぜLINE全盛期の今、「俺通信」がはびこっているのでしょうか。ひとくちに「俺通信」男子といってもタイプは様々。彼らの動機や心情に迫ってみましょう。■暇だから系「俺通信」に意味はありません。暇だから送る、ただそれだけなのです。根本的に思考回路の違う女性陣からすれば、連絡をとることに何の意図もない、ということは意味不明でしかありません。強いて言うなら、日常で起きたことを記しておきたいがために、「俺通信」を利用しているのではないでしょうか。Twitterでやれよ!といった感じですが、「Twitterよりも楽」「Twitterで大勢の人に見られるほどの内容ではない」「SNSはやっていない」などの理由があるのでしょう。そして彼らは「俺通信」を配信してしまえばそれで満足。このタイプはこちらが想像を絶するほど、何も考えていないのです。想像を絶するほど何も考えていない、なんだか哲学みたいになりました。■かまってほしいから系俗に言う「かまってちゃん」男子なのがこのタイプ。「俺」が見たこと、聞いたこと、感じたこと。主張したくてたまらないのです。そして無駄にメンタルが強いので、いくら無視しても「俺通信」配信は止まることを知りません。むしろかまってもらうことが目的なので、無視なんかすれば「忙しいのかな?」とか「本当はLINE見てるよね?ワラ」などといった遠回しな催促がくることも。あまりにもひどかったらブロックしてしまってもよいでしょう。■好きだから系まあ最もわかりやすいタイプですよね。好きな子にアプローチするのに、LINEはもってこいなツール。利用しない手はありません。が、ただその使い方がまっすぐすぎて空回りしているパターンがこれ。好きな子には自分のことを知ってもらいたい、そしてLINEでやりとりをしたい!その純粋で短絡的な思いから、ついつい発信してしまう「俺通信」。相手の迷惑なんかお構いなしです。一生懸命なのはいいことですが、逆効果でしかないでしょう。どんどん恋の成就から遠ざかっているかもしれません。ドンマイです。■なぜ今、「俺通信」を送るのかまあ確かに、いきなり「俺通信」を送られた側からすれば、意味不明だし、場合によってはストーカーのようで恐怖すら感じてしまいますよね。でも、彼らを責めるな、とはまでは言いませんが、そういった人たちが増えてきているのは時代的に仕方の無い面があるのかもしれません。ブログにはじまり、Twitterやfacebookなどで「自分」のことを世の中に発信するのが当たり前の世の中で育った我々の世代。「虚構の世界で大勢の人にプレゼンテーションする用の自分」を作り上げる能力には長けています。一方で、リアルな世界では1対1の関わりが希薄になり、自己主張すると出る杭は打たれまくる、世知辛い時代でもあります。でも、人は誰しも「自分」を知って欲しい生き物。作り込んでいない「自分」を誰かに知って欲しいと、心のどこかで思っていたのでしょう。そんな満たされない気持ちを抱えたまま、モヤモヤした彼らの前に現れたのが「LINE」。メールより手軽で、SNSよりプライベートな空間で、羽を伸ばしすぎてしまったのでしょう。そう思うとなんだか憎めなくなってくる「俺通信」男子。むしろ「”俺通信”を送ったらどう思われるか」というところまで自意識が過剰になっていない分、ピュアで扱いやすいのかもしれませんよ!
2015年03月15日同棲を始めるときに気になるのが生活費。自分と相手の収入が違えば、生活レベルも変わってくるもの。そこで今回は、20代の同棲カップル3組に「リアルな生活費事情」を聞いてみました。■28歳♂、26歳♀の場合・職業彼氏:IT系会社員、彼女:フリーライター・収入(2人分)約50万円・家賃12万円(目黒区在住)・生活費内訳食費3万円/光熱費3万円/雑費1万円・生活費の分担家賃は彼の口座から引き落とし。彼女が3ヶ月に1回ペースで、彼に半分を渡すそうです。光熱費は彼負担。食費と生活費は彼女が買い物。週末など一緒に出かけたときはまとめ買いして、彼が支払うようにしているとのこと。家賃や光熱費など固定費の割合は決めていて、食費や雑費など月によって変動のある出費は、特にどちらが支払うか決めていないそうです。家計簿をつけて1円単位で折半にするより、ざっくりとした枠組みで割合を決めた方がシンプルでわかりやすいですね。■28歳♂、24歳♀の場合・職業彼氏:会社役員彼女:大学院生・収入(2人分)約50万円・家賃16万円(新宿区在住)・生活費の内訳食費5万円/光熱費3万円/雑費1万円・生活費の分担社会人と学生のカップル。家賃、光熱費、食費など、すべての生活費を彼氏が負担。その分、彼女は料理や掃除など家事全般を担当。イマドキの若いカップルといえば、デート代も割り勘にするほど、倹約家の男性が多いと言われていますが、こちらのカップルは収入の開きが大きい分、男性が100パーセント負担しているそうです。ちなみにこの春から彼女が就職をするため、生活費の割合も見直す予定。■27歳♂、24歳♀の場合・職業 彼氏:銀行員彼女:事務・収入(2人分)約50万円・家賃10万円(杉並区在住)・生活費の内訳食費3万円/光熱費2万円/雑費1万円・生活費の分担生活費は基本的にすべて折半。デートや外食などの出費も共通のお財布を作り、そこから支払うようにしているそうです。あらかじめデート費として予算を決めておくことで、いくら使ったかもわかりやすいので、無駄遣い防止にもなるとのこと。これは同棲をしていないカップルでも参考にしたいポイントかも。■生活費でケンカ別れしないためにきちんとお金のことを話し合わずになんとなく同棲を始めてしまうと、あとでケンカの原因になりやすいもの。円満な同棲生活を続けるためにも、生活費の割合はあらかじめ決めておいた方がよさそうですね。
2015年03月11日NTTドコモ(ドコモ)は3月2日、2月にエリクソンと行った第5世代移動通信方式(5G)の屋外実験で、15GHz帯の高周波数帯を用い4.5Gbpsのデータ通信に成功したと発表した。同実験は神奈川県横須賀市のドコモR&Dセンターで実施され、局所的なエリアをカバーするスモールセル環境での通信を想定し、屋外に設置された基地局と測定用車両に搭載した移動局装置(携帯電話に相当)が用いられ、半径100m位内で平均2Gbps以上、最大受信速度4.58Gpsを記録した。使用した実験装置はリアルタイム処理によるパケット通信のスループット検証が可能となっており、今後は無線伝送特性の詳細な解析に加え、インターネットを介した4K動画配信の品質評価といった試験も行っていく。また、ミリ波を活用した5Gの移動通信を実現する「ビーム追従機能」の検証のため、ノキアと実施した屋内実験で、70GHz帯を用いて最大受信速度2.057Gbpsを達成したことも明かされた。ドコモは2014年5月にAlcatel-Lucent、エリクソン、富士通、日本電気(NEC)、ノキアネットワークス、Samsung Electronicsと合意しており、2014年12月に三菱電機、2015年2月にはファーウェイと新たな協力について合意した。
2015年03月02日ソフトバンクモバイルは25日、直近3日間で1GBの高速通信を利用した際の通信制限を一部撤廃した。NTTドコモ、KDDI(au)はすでに、撤廃や緩和を発表していることから、3キャリアが3日間1GBの通信制限を変更したことになる。本稿では、各キャリアの状況についてまとめて紹介する。○NTTドコモドコモは、「Xi」の契約者に対し、2014年12月22日をもって撤廃している。なお、FOMA契約者については従来通り、直近3日間で300万パケットを利用すると通信が低速化する通信制限が設けられている。撤廃について同社広報部は「Xiエリアの拡充が進み、ユーザーが快適に利用できる環境整備が整ったため」と説明している。○auKDDIは、4G/LTE、WiMAX 2+、3G通信の契約者に対し、2015年2月1日を持って直近3日間で「1GB以上」の利用から「3GB以上」の利用に緩和している。通信制限を緩和したことについて同社広報部は、「お客さまの通信の利用状況を踏まえ、平等に通信を利用していただくために緩和した」と回答している。○ソフトバンクモバイルソフトバンクは、新料金プラン「スマ放題」の契約者に対し2015年2月25日をもって撤廃している。対象となるのは、「スマ放題」の「データ定額パック」契約者のみであり、旧料金プランである「ホワイトプラン」の「パケットし放題フラット for 4G LTE」などの契約者に対しては、従来通り直近3日間で1GBの通信制限がかかる。通信制限を一部撤廃した理由について同社広報部は、「ネットワークの状況を見つつ、一部撤廃しても大丈夫だろうという結論に至った」と説明し、旧料金プランの通信制限についても、「今後もネットワークの状況を見つつ検討してきたい」としている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月01日日本通信は、VAIOブランドのスマートフォンを3月12日に発表すると、同社ホームページにて告知した。端末の詳細や価格などについて同日発表される見込み。日本通信は2014年12月に、VAIOとの連名でVAIOブランドのスマートフォンを2015年1月に市場投入すると発表していた。3月12日に発表がずれ込んだ理由として、「新たな取り組み、新たなチャレンジには何かと新たな課題が生じる」と説明し、「VAIOスマートフォンをいよいよ発表する準備が整った」としている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月27日電通は2月24日、「2014年(平成26年) 日本の広告費」を発表した。これによると、日本の総広告費は前年比102.9%となる6兆1522億円で、3年連続で前年実績を上回る結果となった。○2014年 インターネット広告費 - 初の1兆円超え市場へ調査によると、媒体費と広告制作費を含む「インターネット広告費」は、前年比112.1%の1兆519億円。このうち、媒体費が8245億円(前年比114.5%)で、制作費は2274億円(前年比104.4%)となった。インターネット広告媒体費は、スマートフォン市場の成長や動画広告、新しいテクノロジーを活用した広告配信の浸透が下支えし、前年を上回る伸び率を示したという。市場の内訳をみると、枠売り広告やアフィリエイト広告が堅調に推移したほか、運用型広告が前年比123.9%となる5106億円と大きく伸長した。枠売り広告ポータルサイト中面のターゲティング商品を運用型広告で代替する動きが進んだものの、自社のブランディングを目的とした広告主のニーズに応える大型広告・リッチ広告の活用や、キュレーションメディアなどの新たなメディアの出現もあり、前年を上回った。また、マーケティングニーズの細分化やユーザーの接触メディアの分散化を受け、ジャンルを特化した各種専門サイトの活用が拡大。従来型タイアップにくわえ、ネイティブ広告やコンテンツマーケティング、動画広告の活用など、新しい動きが本格化した。運用型広告検索連動広告では、PC検索の伸びが落ち着きを見せ、スマートフォンやタブレット検索は大きく伸長する中、全体では堅調に成長。大きく伸びた領域としてはDSP(Demand Side Platform)が挙げられる。動画広告広告主によるブランディング目的での活用を中心に拡大した。なお、マスコミ四媒体を含む詳しい調査結果は、電通公式Webサイトにて閲覧可能。電通報では、調査の解説記事や動画なども公開している。
2015年02月24日KDDI、沖縄セルラー電話は、4G/LTE、WiMAX 2+、3G通信の契約者に対し、直近3日間で「1GB以上」の高速通信を利用した際の通信制限を、2015年2月1日をもって直近3日間で「3GB以上」の利用に緩和していたことを明かした。auでは、ユーザーがそれぞれ契約している高速通信プランとは別に、直近3日間で1GBを超える高速通信の利用があった場合、ネットワークの混雑状況に応じて、翌日の通信速度を終日低速化する通信制限をかけていた。こうした通信制限を緩和した理由について、同社広報に問い合わせると「お客さまの通信の利用状況を踏まえ、平等に通信を利用していただくために緩和した」とのことだった。直近3日間で1GB以上の高速通信を利用した際の通信制限については、2014年12月22日にNTTドコモが撤廃している。ソフトバンクは、現在も同様の通信制限を設けているが、変更や撤廃について広報に問い合わせたところ「現時点では何も決まっていない」との回答だった。(記事提供: AndroWire編集部)2月12日14時22分更新本稿では当初、緩和した理由について「新料金プランであるカケホとデジラの、大容量プラン(10GB、13GBなど)を契約しているお客さまにとって、3日間で1GBでは、すぐに通信制限がかかってしまう。そうした理由から緩和した」と表記していましたが、KDDIの回答に変更があったため、本文中の表記および記事タイトルを修正致しました。
2015年02月12日社会人として生きていると、家賃、食費、光熱費、通信費といった当然かかってくるもの。でも、交際費から趣味といった娯楽もないと日々の潤いはないし、習い事や勉強など自己投資もしないと市場価値が下がってしまうこのご時世。ついつい「どうしよう!今月ヤバイかも……。あ~早く、給料日きて~!」とヒステリックに叫んでしまいそうなこと、ありませんか?そこで今回、お金の余裕が心の余裕に及ぼす影響について、30代の社会人男女100人に聞いてみました。すると、30%の人は「余裕がなくならない」と回答!驚くべき賢者ぶりですよね!一方で、70%の人がお金に余裕がなくなると、やはり心に焦りやイライラが出てくるということが判明。これだけ見ても、人間の大半はお金に心を縛られているということがわかりますよね。調査して面白かったポイントは、男女の感覚の違いです。以下から、その差を詳しくお伝えします。■貧しい時は女性の方が食に執着する!まず、食べ物に関連したコメントは圧倒的に女性の方が多く見受けられました。「好きなものも食べられなくなるので、事あるごとにお金がない事に直面して気が滅入ります」「ひもじくなる。おいしい物が食べたい。お金がほしい。“宝くじ当たらないかな?”と思う」「頭が、“アイスが食べたいアイスが食べたいアイスが食べたい。でも、我慢我慢我慢”でいっぱいになる」しかし、男性で具体的に食べ物に触れたのは、たった1人という結果に。「飯が食えなくなる」これらコメントの違いから、女性は男性に比べてご飯が食べられなくなるという生活上の危惧よりも、好きなもの・おいしいもの・アイスといったような自分の嗜好に対する願望が叶えられなくなることが明らかに……。女性の方が食に執着しやすいということでしょう。次に、お金がないときに抱く感情でも男女で違いが見られました。■男性は突然の収入を妄想してしまう!注目したいのは、女性が“給料日”という具体的にお金が入ってくる言葉を使っていること。「“給料日前じゃなくったってカツカツじゃないか~”と思う」「早く給料日になって」「給料日が待ち遠しい」対して、“給料日”という言葉を使った男性は意外にも1人だけ。「お金落ちてないかな」「お金ほしい」「タバコ吸う本数が減る」「ちょっとしたものをケチるとき、ストレスを感じる」コメントからもわかるように、“お金が天から降ってくればいいのに派”は男性に多く見受けられました。カツカツになってくると男性は行動としてケチになってくるようです。そのため、そういう時に女性から男性におねだりする時はタイミングを見計らったほうがいいかもしれませんね。ただし、“宝くじ”に願った女性は3人もいましたが、男性は意外にも1人もいないという意外な結果に。「空くじ買うお金もないので買っていないのに、“宝くじ当らないかな~”と思ってしまいます」そして中には、人間お金がなくなると、もう神頼みどころではなく日本全体に呪いをかけ始める人も!「みんな貧乏になれ、と思う」でも、そこはひとつ穏便になって頂きたいです。貧しい時だからこそ、今自分が置かれている状況に感謝してみてください。実は、こんな参考になるコメントも寄せられたのです。「月の収入すらない時は、必ず“主よ!感謝します!やりくりできるように助けてください!”と心の中でつぶやいてしまう。それは、“いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなた方に求めておられることである”って聖書に書いてあるから!」ここまで願うと、キリストも願いを叶えてくれるかもしれないですよね。願いを聞き入れるかどうかは何とも言えませんが、感謝の気持ちをなくすとますます余裕をなくします。キリスト教徒でなくても、貧しい時は神に祈ってみては?それだけで、余裕が出て、給料日前もイライラせず過ごせるはずですよ!(文/西山雄貴)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月15日(月)調査対象:全国30代の男女100名
2015年01月22日NTTドコモは、「Xi」の契約者に対し、直近3日間で1GB以上の高速通信を利用した際の通信制限を2014年12月22日をもって、撤廃していたことを明かした。なお、FOMA契約者については従来通り、直近3日間で300万パケットを利用すると通信が低速化する通信制限が設けられている。ドコモでは、ユーザーがそれぞれ契約している高速通信プランとは別に、直近3日間で1GBを超える高速通信の利用があった場合、ネットワークの混雑状況に応じて、翌日の通信速度を低速化する通信制限をかけていた。こうした通信制限を撤廃した理由について同社広報に問い合わせると、「Xiエリアの拡充が進み、ユーザーが快適に利用できる環境整備が整ったため」とのことだった。また、ユーザーに対しての告知については、「通信制限を撤廃したことを大々的に告知する予定はない。ただし、ホームページなどに記載されている、通信制限に関する記載は削除している」という。なお、同じく直近3日間で1GBの高速通信を利用した際に通信制限を設けている、KDDI(au)とソフトバンクにも問い合わせたところ、両社とも「現時点で変更する予定はない」との回答だった。1月6日17時20分更新本稿では当初、NTTドコモが設けていた直近3日間で1GB以上を利用した場合の通信制限について、「翌日の通信速度が128kbpsに低速化する通信制限をかけていた」と表記していましたが、一部事実とは異なっていたため表記を変更させていただきました。ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月06日KDDIは12月25日、航空機向け衛星通信サービス「インマルサットSB(スウィフトブロードバンド)」の提供開始を発表した。従来の約7倍となる上下最大432Kbpsを実現しており、これまで利用できなかった音声通話とデータ通信の同時利用も可能となった。この衛星通信サービスは、インマルサット第4世代衛星を利用しており、これまでのインマルサットエアロ(Swift64)の最大64Kbpsから飛躍的に通信速度が向上した。また、インマルサット第4世代衛星は3基が展開されており、ほぼ全世界をカバーしているという。同社はこれまでにも船舶向けの衛星通信サービス「KDDI Optima Marine」を提供しており、こちらも世界の多くの地域をカバーしている(16日に同サービスを活用した飛鳥IIのWi-Fiサービス提供も発表されている)。ほかに、5日に発表した衛星モバイルルーター「イリジウム GO!」の取り扱いなど、様々な状況下での衛星通信サービスを通して、携帯電話が繋がらない環境でも通信が利用できるようサポートを行うとしている。使用契約料は1契約ごとに12万2900円(税別)となり、月額基本料は0円。音声通話は固定電話・携帯電話宛が1分480円、インマルサット衛星端末向けは1分688円。データ通信では、ISDN通信(64Kbps)が1分3197円、ベストエフォート型のスタンダードIPが1MBあたり1503円、帯域保証型のストリーミングIPが32Kbpsの保証で1分1373円、64Kbpsで1分2923円などとなっている。SMSの送受信は1通あたり173円(基本料と通信料はいずれも免税)だ。
2014年12月25日日本通信とVAIOは12月25日、日本通信が構想するMSP事業(通信とハードウェアを組み合わせたソリューション)に必要なモバイル機器(モバイルネットワーク機能を内蔵する機器)に関して協業することで合意したと発表した。日本通信は、MVNO市場およびSIM市場を開拓するとともに、モバイル・ソリューション事業の展開を図っているなか、今回の協業はその大きな一歩を踏み出すものとしている。VAIOは、ソニーからVAIOブランドとPC事業を継承して「VAIO株式会社」として2014年7月1日に事業を開始し、さまざまななパートナーと協業を推進している。両社は協業の下、来月にもVAIOブランドのスマートフォンを日本市場に投入するプロジェクトを進めているという。
2014年12月25日情報通信研究機構(NICT)は12月19日、電気通信大学と共同で、光ファイバ通信波長帯における量子もつれ光子対の生成効率を向上させる技術を開発したと発表した。詳細は、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載された。量子もつれ光子対は、絶対に破られない暗号や超高速計算など、従来の情報通信技術では不可能だった機能を実現する上で不可欠な光源である。NICTでは、通信波長帯において独自の高純度量子もつれ光源を開発してきた。量子もつれ光源を駆動させるためには、波長やパルス幅などのパラメータを自在に調整でき、なおかつ高速で安定動作できるレーザが必要となる。今回、2.5GHzの駆動用レーザをこの高純度量子もつれ光源に組み合わせることで、雑音を増やすことなく、量子もつれ光の生成速度を30倍以上高速化することに成功したという。今回の成果により、市販の安価な光通信機器を用いた量子情報通信システムの構築が可能になるため、実用化に向けた研究開発が加速することが期待されるとコメントしている。
2014年12月25日一人暮らしなら、固定電話の契約をしないことが当たり前になりつつあるこの時代。最近では、インターネットの固定回線の契約をしない若者も少なくないという。ネットの通信環境の確保は、いまや若者が"最重要視"する項目のひとつ。それなのに、固定回線を契約しないとはどういうことだろうか。今回、話を聞いたSさんも、そんな今風の若者の一人だ。平日は帰宅時間が夜遅く、休日は出かけることが多いなど、家にいる時間が少ないSさん。固定回線を契約しないで、どのようなライフスタイルを送っているのだろうか。その秘密は、モバイルルータの活用にあるようだ。Sさんは都内に在住の25歳、都内に勤める会社員の男性。「気ままな一人暮らしをしている」とは本人談だ。彼はインターネットの固定回線を契約せず、モバイルルータだけでタブレット端末、自宅のPCに加えて、スマートフォンの通信も一部まかなっているという。インタビューは、まずはオーソドックスな質問からスタートした。まず、利用しているルータの種類と、そのルータを選んだ理由について聞いたところ、「UQコミュニケーションズのWiMAXルータを使用しています。自宅のみならず、外出先でも使用できるよう、どこでも通信できそうなWiMAX/ WiMAX 2+/ au 4G LTEが利用できる製品を選びました」とSさん。続いて、その使い勝手について聞いたところ、「使い始めてから約1年が経ちます。毎日、動画サイトを閲覧したり、TwitterやFacebookなどのSNSを利用しています。回線速度については特に不満に感じていません」とのことだった。このようにWiMAXルータを十二分に活用しているSさん。WiMAXルータを選択するまでの経緯と現在どのように使っているか、詳しく聞いてみた。○WiMAXルータに決めた理由と活用法2014年の春に、引越しが決まっていたSさん。ちょうど1年前の12月、プロバイダ探しをしていた。引越先の賃貸マンションでは、個人で固定回線のプロバイダと契約する必要があったという。「なるべく通信費は安く済ませたかったんです。そこでプロバイダの比較のため、何度か家電量販店で説明も受けました」とSさんは振り返る。家電量販店で販売員に固定通信サービスについて説明を受けたというSさんだが、「長時間、話を聞いたけれど、複雑な料金プランは何度聞いても理解できない部分がありました。また、開通までに1週間くらい時間がかかるというのと、工事のため自宅に業者が入るというのも正直、面倒だなと思いました」と語る。なによりも、「帰宅時間が遅い社会人に固定通信の運用費用は無駄なのでは? 」と強く感じていたという。そんな折、偶然JR秋葉原の駅構内でWiMAXルータの呼び込みを見かけたのだという。「実はそれ以前にも、モバイルルータは検討していたんです。NTTドコモのルータに、使いやすそうな製品がありました。でも通信容量に制限があり、それが不安材料でした」。スマートフォンやタブレットだけなら、毎月5GBもあれば足りるというSさん。でも自宅のPCで普段、月に何GBくらい使用しているのかが分からず、モバイルルータですべての通信をまかなえるのか疑問だったとのこと。「モバイルルータは通信容量に制限があるのが当たり前だと思っていました。そんなときに、秋葉原の駅構内で"WiMAXルータなら、速度制限なしでネットを使い放題"という呼び込みをやっているのが目に入って。足を止めて、スタッフのお姉さんにサービスの詳細を説明してもらいました」。手続きが非常に簡単だったことに加え、それまで検討していた携帯キャリアのモバイルルータよりも月額の利用料金が安かったことも決め手になったそうだ。Sさんは「家でも外でも固定回線並みの通信速度で利用したい。運用コストもできるだけ低く収めたい。契約も簡単に済ませたい。そんなワガママな願いが叶いました。自分にとって、ベストな選択だった」と話す。現在、Sさんが契約しているWiMAX 2+対応ルータ「HWD14」(ファーウェイ製)では、WiMAX(ノーリミットモード)、WiMAX 2+(ハイスピードモード)利用の場合、2年契約で3,880円/ 月で運用できるという。具体的な活用法としては、非常に簡単で「常に持ち歩く」だ。通勤時にはタブレット端末で接続し、ニュースサイトの巡回やメールチェックを行う。またメインで使用するスマートフォンのデータ容量を節約するためにも活躍。あらかじめ携帯キャリアの料金プランで設定されているデータ容量に達することはまずないとのことだ。自宅に戻ったら自身のノートPCと接続。モバイルルータのバッテリーが残り少ない場合は、クレードルに設置する。自宅でのインターネット利用は、お気に入りのWebサイトの巡回やニコニコ動画やYouTubeといった動画サイトの視聴がメインだ。なお動画サイトをストレスなく視聴するコツは先に目当ての動画を先に読み込んでおくことだという。高速なWiMAX通信とはいえ、やはり光ファイバーサービスにはかなわないが、Sさんのように工夫することで、固定回線と比較しても不自由ない通信環境を実現できるのだ。このように、モバイルルータを十二分に活用するSさん。通信容量に制限のないWiMAXルータを選択することで、固定回線を契約せずにモバイルルータ1台で自宅のインターネット環境を構築している。本稿を呼んでモバイルルータの運用に興味を持った方はSさんの活用法を参考にしてみては如何だろうか。
2014年12月12日Opera Softwareは、Androidアプリのデータ通信量を圧縮して削除できるアプリ「Opera Max」を日本ユーザー向けに公開した。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以降で、Android 5.0にも対応する。「Opera Max」は、Android端末上の動画、テキスト、画像を含む、全アプリのデータ通信量を圧縮するアプリ。欧米ではすでに提供されていたが、日本を含む16の国と地域に新たに提供を開始した。「Opera Max」をダウンロードすると、VPNを用いて端末上の全てのデータ通信はOperaのデータ圧縮クラウドを経由するようになる。これにより、非暗号化通信はOperaのサーバーを経由し最適化されデータ通信量が削減される。同社は、ユーザーが選択しているプランの通信容量を、最大50%拡大できるとしている。ただし、暗号化されたWebサイトとの通信や、HTTPSで接続するアプリの通信は最適化の対象外となる。また、アプリごとに通信量や削減量表示タイムラインを表示できるため、ユーザーはデータの総量を確認できる。そのほか、指定のアプリをWi-Fi接続のみに限定する設定も可能となっている。
2014年11月20日NECは11月19日、韓国大手通信事業者KTとSDN(Software-Defined Networking)領域での協業に合意したと発表した。両社が協業する領域は、(1)エンタープライズ向けSDNに関する市場開拓、(2)通信サービス事業者向けSDN/NFV(Network Functions Virtualization)に関する技術協力。NECとKTは、企業・官公庁やデータセンター市場といったエンタープライズ向けのSDNに関して、共同してマーケティング、顧客開拓を行い、今後増大が見込まれる韓国市場におけるエンドユーザのSDN活用を積極的に促進する。また、キャリア向けSDN/NFVに関する技術協力では、両社は次世代ネットワークの中核技術である仮想化モバイルコアネットワークソリューション(vEPC:Virtualized Evolved Packet Core)に関する共同実証実験を行う。この実験では、vEPCを用いて、サーバ上での仮想化機能の動作検証、仮想化リソースや機能の集中制御の実証を行う予定。また、宅内通信機器の機能を簡素化し、保守関連の工数/コストを削減できる仮想化顧客宅内通信機器ソリューション(vCPE:Virtualized Customer Premises Equipment)の共同実証実験にも着手し、KTのブロードバンドアクセスネットワークサービスの運用及びメンテナンスの効率化を検証する。さらに、KTが検討しているNFVベースのネットワークを効率的に運用するための統合運用管理ソリューション(MANO:Management and Network Orchestration)の技術的な検証を共同で行う。
2014年11月19日