能登半島のウォーキングコースをバーチャルで歩く一般社団法人日本ウオーキング協会は、株式会社北國新聞社、NPO法人石川県ウオーキング協会と共催で「能登半島復興支援ウオーク」を開催します。今回の復興支援ウオークは、実際のコースを歩くのではなく、アプリを利用して歩くバーチャルウォークです。参加収益は、北國新聞を通じて全額被災地に寄付されます。開催概要「能登半島復興支援ウオーク」に参加するには、J-Walkingアプリのダウンロードが必要です。開催期間は2024年3月1日~5月31日。参加費は30kmが3,000円、60kmが6,000円、90kmが9,000円です。コースは、輪島市、七尾市、珠洲市などのJ-Walkingアプリに登録されている仮想コースとなります。その1歩は「0.065円/歩」の医療軽減の価値があり、参加者の歩行距離に応じて医療費軽減を価値換算したものが支援につながります。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年03月16日動画制作や店内向けの著作権フリーのBGM事業を行っている株式会社ホワイト(所在地:石川県金沢市)は、この度、令和6年能登半島地震の復興企画として、2月1日に「Wish -I wish for peace every day.-」をCDリリースしました。小さな企画ですが、みなさまからのぬくもりが、どうか能登に届きますようにと祈りを込めて準備いたしました。復興企画CDのご案内■背景輪島の朝市や珠洲の見附島、和倉温泉街など、何度も訪れ、見慣れた景色が一変した光景がとてもショックを受けました。あの自然風景は完璧に元に戻らないかもしれませんが、観光地でもある能登に再び活気が戻ってきてほしいと願い、微力ではございますが、何か当社でできることはないか、スタッフでこの復興企画を始動いたしました。能登に想いを寄せた楽曲になっておりますので、1人でも多くの方にお手に取っていただき癒しを感じて欲しく、2024年2月29日までは、期間限定価格1,540円(通常3,080円の半額)で販売いたします。また、同期間の売上の一部は寄付金とさせていただきます。CDジャケットも2種ご用意しました。『能登の白米千枚田と美しい夕陽』は期間限定販売です。▼試聴はこちらから再生可能です。 ▼商品販売サイトはこちらです。 【リリース情報】WHITE BGMPublic place Selection「Wish -I wish for peace every day.-」2024年2月1日(木)※空間演出専用CD販売サイト「WHITE BGM」にてCD販売中光を感じながらも、落ち着きのあるゆったりとしたテンポにこだわったホワイトオリジナルの音楽です。眠気を誘うくらいのスローテンポですので、リラックス効果が期待できます。エステサロンやヨガ、サウナや睡眠導入にもおすすめです。当社CDは基本的には著作権フリー音楽で、店舗経営をされていらっしゃる方をメインに販売しておりますが、個人でのご利用ももちろん可能ですので、趣味でご購入される方もたくさんいらっしゃいます。ぜひ聞いてみていただき、記事等に取り上げていただき紹介していただけましたら幸いです。何か不足な点、ご不明点等ございましたらお気軽にご連絡下さい。何卒よろしくお願いいたします。【会社概要】会社名 : 株式会社ホワイト所在地 : 〒920-0364 石川県金沢市松島2-191代表者 : 代表取締役社長 村本 宗一郎事業内容: 著作権フリー音源および映像販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日NTTコミュニケーションズ株式会社は、日鉄興和不動産株式会社共催のもと、以下日程にて赤坂インターシティAIR(東京都港区赤坂)において「東北復興 みちのく★マルシェ in 赤坂インターシティAIR」を開催します。1. 背景「東北復興 みちのく★マルシェ」は、震災被災地応援の一環として2012年から主に宮城県仙台市で開催されており、赤坂インターシティAIRでは、当ビルの開発・管理会社である日鉄興和不動産株式会社共催のもと、2019年より開催し、今年で3回目となります。昨年の開催ではのべ3,460人にご来場いただき東北の魅力ある特産品をご購入いただいき、大変好評をいただいているイベントです。当日は、前開催に引き続き、福島県浪江町の「なみえ焼そば」が出店するほか、岩手県宮古市の「瓶ドン」、宮城県南三陸町の蒸し牡蠣など、東北3県から美味しい特産品が再び勢ぞろいいたします。たくさんの皆さまのお越しを心よりお待ちしております。2.「東北復興 みちのく★マルシェ 2023 in 赤坂インターシティAIR」について■ 開催場所赤坂インターシティAIR地下1階・地下AIRプラザ(東京都港区赤坂1-8-1)■ 開催日時日付:2023年11月29日(水)、30日(木)時間:飲食コーナー 11時00分~14時00分物販コーナー 11時00分~19時00分■ 実施内容(チラシ)NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループとして法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。 NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月22日首里城祭実行委員会は、2023年11月3日(金・祝)から11月5日(日)までの3日間、首里城公園内および周辺、那覇市国際通りで「令和5年度 首里城復興祭」を開催します。秋の風物詩として親しまれている首里城復興祭は、首里城公園や那覇市国際通りなどで華やかな琉球王朝文化を再現し、沖縄県の文化振興や観光振興に貢献します。さらに、令和8年の首里城正殿の再建に向けて、復興の機運を一層高めることを目的としています。特に11月5日には、国際通りで4年ぶりとなる「琉球王朝絵巻行列」を開催予定です。また、「古式行列(琉球王朝祭り首里)」や「国王・王妃出御」「琉球芸能公演」など、多彩なプログラムが繰り広げられ、首里城公園の一大イベントとして琉球王朝の歴史と文化を堪能できます。【令和5年度 首里城復興祭】■開催期間令和5年11月3日(金・祝)~11月5日(日)■主なプログラム(詳細は添付のチラシにてご確認ください)〇11月3日(金) 古式行列国王が国家の安寧と五穀豊穣を祈願するために3つのお寺を参拝した様子を華やかに再現します。古式行列〇11月3日(金)・11月4日(土) 琉球芸能公演甦る首里城を守る会による祈念公演や、平田大一氏が監修した現代版組踊などをお届けします。琉球芸能公演〇11月4日(土) 国王・王妃出御国王と王妃が奉神門から登場し、一般観覧者の前を華麗に練り歩きます。国王・王妃出御〇11月5日(日) 琉球王朝絵巻行列4年ぶりに開催!琉球王国の壮大な歴史物語を一大絵巻行列として、国際通りで再現します。琉球王朝絵巻行列※11月3日(金・祝)~11月5日(日)は沖縄県民を対象に入場料を割引料金でご利用いただける「沖縄県民割」を実施します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日カナダ・ケロウナ山火事復興チャリティー事務局(株式会社イー・エス・アイ内)は、2023年8月カナダ・ブリティッシュコロンビア州ケロウナ市周辺一帯で発生した『州史上 最悪な山火事』のチャリティー活動として、10月1日からオンライン クラウドファンディングを開始いたしました。また、『Peace & Wellness ケロウナ』をテーマに、10月21日(土)・22日(日)に開催する「Wellness Weekend」を通して平和と健康を考える機会を世界中のウェルネスインストラクターが無料レッスンを通して提供します。[詳しくはこちら ]ケロウナ市●オンライン クラウドファンディング同クラウドファンディングは、寄付金の全てを現地の非営利団体へ責任を持って寄付します。※2023年11月30日終了予定チャリティーロゴ●復興チャリティーイベント「Wellness Weekend」開催日 :2023年10月21日(土)・22日(日)開催場所:OSAKA FITNESS HUB(大阪市西区南堀江1-14-12 1F)〈フィットネスレッスン〉10月21日(土) 11:00~16:00/22日(日) 11:00~16:00開催(参加無料/事前予約制)〈カナダナイト/カナダ交流イベント〉10月21日(土) 17:00~21:00(参加無料/事前予約制)[詳しくはこちら ]☆オンライン「Wellness Weekend」10月21日(土) 00:00~10月22日(日) 23:59(日本時間)の48時間、世界中のインストラクターがチャリティーとして無料レッスンを開催します! #peaceandwellnessweekend2023[レッスンの詳細はこちら ]インストラクター【ブリティッシュコロンビア州「州史上最悪」の山火事】2023年8月16日にはカナダ西部のブリティッシュコロンビア州ケロウナで、州史上最悪レベルの山火事が発生。強風の影響から、発生直後は0.64km2程度だった焼失面積は、24時間で約100倍の68km2にまで拡大。CBC(カナダ放送協会)の発表によると8月23日時点の焼失面積は、ウエストケロウナ122.7km2、ケロウナ7.9km2、ケロウナの北に位置するレイクカントリーでは3.7km2となっている。ウエストケロウナは市のおよそ北半分が被害を受け、焼失または損傷を受けた住宅は200件近くにのぼっている。[CBC NEWS (2023年9月11日より引用)]ケロウナ火事2023【チャリティーは、金銭的サポート+『思いやりも届ける』こと】この度の「カナダ・ケロウナ山火事復興チャリティー2023」は在名古屋カナダ領事館を始め、関西日加協会・カナダビジネスアソシエーション関西など、カナダとの縁が深い団体のサポートから、被災地で苦しんでいる方々に「ひとときの安らぎを提供したい」と共感してボランティア参加してくださる世界中のウェルネスインストラクターのお陰で成り立っています。[無料レッスンの詳細はこちら ]【募金先 一覧】募金先は、ケロウナ市で日々活動をする非営利団体に直接連絡を取り、現状や費用の使い道を直接確認し選んでいます。・The Interior Wildlife Rehabilitation Society (IWRS) ・Central Okanagan Research and Rescue (COSAR) ・Mamas for Mamas ・Okanagan Sun (Annual Burn fund game) 【引き続き募集中】・カナダ・ケロウナ山火事復興チャリティー2023の御協賛企業様・団体様・チャリティーレッスンを開催してくださるインストラクターさん・カナダ・ケロウナ山火事復興チャリティー2023に募金・参加・拡散してくださる方興味のある方は、下記までお気軽にご連絡ください。TEL : 06-6534-0369MAIL: info@exsint.com 【会社概要】商号 : 株式会社イー・エス・アイ代表者 : 代表取締役 中野 嘉之所在地 : 大阪市西区南堀江1-14-12 1F設立 : 2010年9月1日事業内容: フィットネス関連事業マーケティング関連事業コンサルティング事業飲食関連事業資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月04日岩手県大槌町では、東日本大震災からの復興を進めるべく、町方地区区画整理地内の駅前に点在する空き地の利活用事業を推進しています。この度、2022年度の事業の中で、名古屋大学発ベンチャー企業であり宇宙で展開できる農業を模索する株式会社TOWINGとの連携を模索し、2023年度本格的な展開を模索するために試験的事業「SDGs花壇」を実施します。SDGs花壇SDGs花壇では同社が開発した高機能バイオ炭「宙炭」を活用し、駅前の未利用地の一部(提供:岩手銀行)において合計50m2の花壇を整備し、花苗・野菜苗を栽培します。バイオ炭に微生物を培養した「宙炭」を活用することにより、土づくりの短縮化を実現し、なおかつ脱炭素、減化学肥料、地域循環型農業への転換を実証する事業としていきます。実証に先立ち、以下日程にて町長、TOWING COO、小学生を交えて植栽式を開催いたします。■大槌町×TOWING SDGs花壇 植栽式の概要1. 日時令和5年9月7日(木曜日)※15:30~16:00 植栽式、16:00~16:30 報道関係者様取材2. 場所集合場所 :大槌駅 15:30花壇設置場所:大槌駅前 未利用地(大槌駅前より徒歩3分)3. 出席者大槌町長 平野公三株式会社TOWING COO(最高執行責任者) 木村俊介岩手銀行大槌学園小学部 生徒※急な公務等により出席者が変更になる場合があります。■TOWING(トーイング) 会社概要<TOWING(トーイング)について>・名古屋大学発 研究開発型ベンチャー企業・土壌微生物の培養技術をコアに、バイオ炭に微生物を定着させた高機能バイオ炭「宙炭」で、脱炭素・減化学肥料を両立する循環型農業を目指す・宙炭の農地への散布により、カーボンクレジットの生成が可能かつ、Jクレジットの販売を行っている。・本社:愛知県名古屋市研究農園:愛知県刈谷市高機能バイオ「宙炭」 1<採択歴>文部科学大臣賞 受賞農水省 みどり法基盤確立 認定事業者 採択形態1:宙炭(そらたん)農地に高機能バイオ炭を散布利用 (堆肥/元肥/土壌改良剤の代替)形態2:宙苗(そらなえ)培土育苗培土に高機能バイオ炭100%を利用 (育苗培土の代替、セル/ポット/水稲対応可能)■高機能バイオ炭「宙炭」とは?2つのコア技術でバイオ炭の高機能化に成功※(1)バイオ炭への土壌微生物の定着技術(2)有機肥料分解を得意とする硝化菌叢の選択培養技術【特徴1】土壌の酸性度の過剰上昇を抑制微生物効果によりph7付近をキープ【特徴2】有機肥料の利用効率向上 従来比8倍約40%/日の有機肥料分解機能、通常は5年の土づくりで5%/日程度【特徴3】営農収入向上 減化学肥料、連作障害耐性向上有機で化学肥料代替、耐病性向上【特徴4】炭素固定、カーボンクレジットの生成炭の炭素固定効果に加え、土づくり期間短縮によるN2O排出抑制などの効果を付加※農研機構が開発した技術と、当社独自のバイオ炭処理・微生物培養技術を融合して実現 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日2023年4月22日(土)13:00~16:15立命館朱雀キャンパス学校法人立命館の立命館災害復興支援室は、トルコ・シリア震災復興支援企画としてドキュメンタリー映画「故郷とせっけん」鑑賞会およびトークイベントを、4月22日(土)13:00より、立命館朱雀キャンパスにて開催いたします。2023年2月、トルコ南東部およびトルコ南部において大地震が発生し、5万人を超える人々が亡くなり、多くの住宅やインフラ施設が失われました。未だ行方不明者の捜索活動が続けられているなか、被災者支援が急務とされており、仮設住居や食料、生活物資の提供などが求められています。「故郷とせっけん」は、震災前に被災地の様子やトルコ人・シリア人の暮らしを取材したドキュメンタリー映画で、立命館大学映像学部卒業生でドキュメンタリー映画監督・映像作家の八島輝京(やしまあきひろ)監督の作品です。本企画は、「故郷とせっけん」の上映を通じて、報道で伝えられている惨状を重層的に理解し、今後の復興支援へつなげる機会として開催いたします。トークセッションでは、八島監督と国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日代表の伊藤礼樹(いとうあやき)氏をお招きし、映画制作を通じて感じた現地の土地柄や地震による被災状況などについて語っていただきます。当日は会場で支援金を募り、国連UNHCRに寄付します。「故郷とせっけん」は、震災前に被災地の様子やトルコ人・シリア人の暮らしを取材したドキュメンタリー映画で、立命館大学映像学部卒業生でドキュメンタリー映画監督・映像作家の八島輝京(やしまあきひろ)監督の作品です。本企画は、「故郷とせっけん」の上映を通じて、報道で伝えられている惨状を重層的に理解し、今後の復興支援へつなげる機会として開催いたします。トークセッションでは、八島監督と国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日代表の伊藤礼樹(いとうあやき)氏をお招きし、映画制作を通じて感じた現地の土地柄や地震による被災状況などについて語っていただきます。当日は会場で支援金を募り、国連UNHCRに寄付します。■概要日時:2023年4月22日(土)13:00~16:15(開場12:30~)場所:立命館朱雀キャンパス6階大講義室(京都市中京区西ノ京朱雀町1)対象:どなたでもご参加いただけます。申込:事前申込制(定員400名、先着順)。下記よりお申込みください。 参加費:無料主催:立命館災害復興支援室後援:京都市協力:立命館大学映像学部、立命館大学大学院映像研究科■プログラムについて13:00主催者挨拶13:10映画『故郷とせっけん』上映15:30八島輝京監督×国連UNHCR駐日代表 伊藤礼樹氏トークセッション◇上映作品『故郷とせっけん』について伝統産業のせっけん製造が有名な、シリア・アレッポでせっけん工場を経営していたカダハ家。しかし、アラブの春を端緒とする戦闘の拡大で、一家は国境を越えての移動を余儀なくされる。国境を越えてなおトルコで続けられる一家のせっけん作りの営みに、彼らの日々の想いが切実に、丁寧に織り交ぜられる渾身のドキュメンタリー。・東京ドキュメンタリー映画祭2021(新宿K’ s cinema)長編部門コンペティション上映・東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA2022(大阪シアターセブン)長編部門観客賞受賞◇八島 輝京(やしま あきひろ)監督プロフィールドキュメンタリー映画監督・映像作家。1993年生まれ。2015年度立命館大学映像学部卒業。在学中に1年間休学して撮影を続けた『辺野古抄』第1回東京ドキュメンタリー映画祭観客賞受賞。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月07日震災の記憶と経験を未来につなぐ「東北・みやぎ復興マラソン2023」は、2023年11月5日(日)に宮城県で開催します。同大会は、被災地の復興の力にすることなどを目的に2017年から始まりました。開催概要について開催場所は、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)、大会種目は、フルマラソン、2kmキッズラン、2km親子ペアラン、参加費は、フルマラソンが14,000円、キッズランが2,000円、親子ペアランが3,000円です。制限時間は、フルマラソンが6時間30分、キッズランが20分、親子ペアランが20分、日本陸上競技連盟登録競技者は、仮装は禁止です。マラソンの同時開催として、食や防災などに関する「復興マルシェ2023」が予定されています。仙台市を走る初めての公認フルマラソンコース(予定)コースは、弘進ゴムアスリートパーク仙台をスタートし、ゴールの名取市文化会館前に向けて走ります。コースの約4分の3が津波の浸水エリアになります。高低差は、10km付近までは多少のアップダウンがありますが、全体的にフラットです。コース沿いには震災遺構や慰霊碑、震災後に新たにできた商業施設などが点在しておいり、走りながら復興の様子を感じるコースとなります。(画像は公式サイトより)【参考】※「東北・みやぎ復興マラソン2023」の公式サイト
2023年03月15日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。埼玉の夫の実家に居候して約1週間。義母の疲労が目立ってきました。慣れない息子一家(私たち)との生活が、頑張り屋の義母の負担になっているように見受けられました。 夫の会社は震災で建物自体が立ち入り禁止になっており休業中。私も仕事を休んでいたのですぐに帰る必要はなかったのですが、義実家への負担を減らすためにも、そろそろ茨城の自宅へ帰ることにしました。これから私にできること 余震によるダメージや火災、泥棒などの心配もしていましたが、自宅は無事でした。水道の漏水が見つかって数万円の出費があったものの、大ごとにはならずに済みました。そして今度は、まだ被災地で困っている人たちのために自分にできることはないのか、考え始めました。 ここまでが2011年当時に私が描いた漫画です。 あれから、10年。復興へ向けての支援をどれだけできてきただろかと、自問せずにはいられません。また、自分の漫画を読み返し、いろいろなことを忘れていることに驚きました。 今の私にできること。そしてこれからの私にできること。あの時の気持ちと体験を忘れることなく、自分にできる備えや支援を真剣に考えること。それが私にとって一番必要なことだと、今、強く思っています。 震災から10年を振り返って、自分は何ができたかを自問自答された和田さん。10年たった今もなお、大変な思いをされている方もいる、そしてこれからも震災は起こる、そのことを胸に私たち一人ひとりも今一度しっかりと受け止め考え、自分ができることをおこなうことが大切だと痛感しました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年03月08日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。夫の持病の薬が切れたことをきっかけに、茨城から夫の実家のある埼玉に避難することを決めた私たち。というのも、ネットで高速バスについての情報を得たばかりでした。 避難することを決めるも複雑な気持ちに…出発の前夜は落ち込みました。実家の家族や友だちを残して避難すること。夫の実家まで無事たどり着けるかわからないこと。いつ戻ってこられるのか、元の生活に戻れるのかわからないこと。余震や原発の状況。いろんな不安がありすぎて、自分でも何にヘコんでいるのかよくわからないなあ、と思いながら荷造りをしました。 このときは、まるで違う世界に突然来てしまったような衝撃で、しばらく呆然と雑踏を見つめてしまいました。被災地以外の場所では、計画停電などの不便はあるとはいえ、普段と変わらずに生活できている。そのギャップを目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。 あれから10年。今送れている「普通の生活」が、決して当たり前のものではないことを忘れてはいけない。あのときの自分の気持ちを思い出して、改めてそう思いました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年03月05日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。震災直後、物流がストップし、他県の親族から物資を送ってもらうことができなくなってしまいました。電気は復旧したものの、水道は止まったまま。少し離れた場所に給水車が来ていると聞いて向かったのですが……。 近所で家事が発生!? 水がなかなか手に入らず、途方に暮れていたところ…… 友人からもらった井戸水は、一滴も無駄にしないよう、大切に大切に使った覚えがあります。あれから10年、今はジャージャー雑に使ってしまっている水道水。当時の私が見たら、きっと怒るだろうなあ……とふと思います。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年03月03日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。東日本大震災が発生し、私の住むエリアでは電気と水の供給がストップ。翌朝手に入れた号外で、想像以上に深刻な規模の地震と津波が発生したことはわかったものの、家族4人で1日1日をなんとか乗り切るしかありませんでした。 電気も水もない生活は……? ※断水、停電など非常時に、トイレのタンクに水を入れると製品によっては水が流れなくなる可能性がありますので、ご注意ください。 トイレは大きな問題でした。臭いがひどいだけでなく、電気がつかないので夜は子どもたちが怖がって入れず、おむつをつけて寝かせるようにしていました。せっかくはずれた長女のおむつが復活。おむつもたくさんストックしているわけではなかったので、いつまでもつか不安でした。 電気がついて、やっと情報収集できるように。状況はますます深刻になっていましたが、私と夫の実家と連絡が取れ、ひとまずみんな無事なことがわかりました。 地震とそのあとの原発事故の影響で、宅配便や郵便などの物流が止まってしまい、ほかの地域から必要なものを送ってもらうことができなくなりました。電気は復旧したものの、水道は使えないまま。食料と飲料水の確保が最優先事項になり、「次の食事に子どもたちに何を食べさせるか」に頭を悩ませる日々が続きました。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2023年03月02日株式会社NTTドコモ 東北支社とNTTコミュニケーションズ株式会社は、2023年3月6日(月)と7日(火)にドコモ東北ビル1階エントランスで「東北復興 みちのく★マルシェ」を開催します。1. 背景「東北復興 みちのく★マルシェ」は、東日本大震災以降、震災被災地の支援の一環として2014年から開催しており、今年で6回目を迎えます。一般の方も自由にご来場いただける形式となっており、宮城県南三陸町の「はっと汁」、福島県浪江町の「なみえ焼きそば」を始めとした東北の魅力ある特産品をご購入いただけます。また、同フロアの「復興ギャラリー」では、ドコモの復興・協創の取り組み等も紹介しております。たくさんの皆さまのお越しを心よりお待ちしております。2. 「東北復興 みちのく★マルシェ」について■開催場所ドコモ東北ビル 1階エントランス(宮城県仙台市青葉区上杉1-1-2)■開催期間2023年3月6日(月)11時00分〜15時00分2023年3月7日(火)11時00分~15時00分■実施内容NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。 NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月01日ボランティア団体Team-K(本部:千葉県木更津市、代表:石原 健也)は、2015年から継続している復興支援プロジェクト「ハガキ大作戦2023」として2023年も実施することをお知らせいたします。ハガキ大作戦2023Team-Kは任意団体としては日本でも高い知名度を誇り、地域貢献やSDGsに関する活動や災害地での復興支援活動にも力を入れていることから、現在も自治体や企業と連携した取り組みを展開しています。ハガキ大作戦とは、書き損じハガキを全国の皆様から募集してとりまとめ、それを郵便局に持ち込んで切手に交換していただき、その資金で東日本大震災や熊本地震などで被災されたこどもたちへ花火を届けよう!と2015年から始まった復興支援企画です。【募集するもの】書き損じ官製ハガキお年玉付き年賀ハガキ未使用のハガキ、切手未投函のハガキ未投函のレターパック*往復ハガキや喪中ハガキもOK!*文房具店や100円ショップで売られている「切手を貼って送るタイプ」のハガキはNG!*住所や氏名、写真など個人情報はマジックペンやスタンプで真っ黒に塗りつぶしていただいてOK!*額面は問いません!*1枚から受付しております。【郵送での受付期間】2023年1月1日(日)~1月31日(火)発送分まで2023年3月1日(水)~3月14日(火)発送分まで2023年5月1日(月)~5月14日(日)発送分まで【送り先】〒292-8799 千葉県木更津市中央2-6-15木更津郵便局留 Team-K石原・安斎宛TEL 0570-092-612*局留のため、クロネコヤマトや佐川急便からの発送は原則出来ません。▼ハガキ大作戦2023特設サイト▼ 【団体概要】東日本大震災の復興支援を目的として千葉県木更津市で結成された非営利のボランティア団体。減災防災情報も日々発信中。2022年、災害支援はもちろんのこと、街おこしや社会貢献にSDGsなど様々な視点で「できるときにできる範囲で」というスタンスのまま活動を継続しており、これまでもX JAPANのライブ会場や国民的アイドルグループ“嵐”のライブ会場にブース出展をし、風化防止を呼び掛けてきた。また、毎年PIZZA OF DEATH RECORDSが主催するSATANIC CARNIVALというハードコアの祭典でもブースを出展し、Ken Yokoyamaとイベントを開催するなど、ロック界隈では名の知れた存在だ。団体名 : ボランティア団体Team-K代表 : 石原 健也結成 : 2011年3月15日活動内容: 1. 災害支援2. 復興支援3. 社会貢献4. SDGs5. 地域活性化URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月28日ガーデンフィールド株式会社(代表取締役:廣田 祐次)は、地球温暖化の問題とウクライナのその後の復興の課題解決のため、「READYFOR」にてクラウドファンディングを開始いたしました。「READYFOR」クラウドファンディングサイト ■開発背景世界が抱えております、地球温暖化の問題とウクライナのその後の復興の課題がありますので、両方の解決ための準備を始めたいと考えています。単に課題を解決するだけではなく、未来型の生活スタイルを同時に提案していきたいと考えています。■本プロジェクトの特徴*郊外にて、比較的スペースに余裕のある所では、自然環境や住環境にマッチングをする(3~5軒の電力をカバーする、軽量・小型の)ツリー型太陽光発電システムが今後の主流になる(未来型)と考えています。→地中に回転機構部を埋め、2mmの太陽光パネル(1m×3m)を薄い木枠で固定した、5段の太陽光追尾型の試作品の開発を行います。(強風時では、下側に収納します。)*ロシアによるウクライナ侵攻では、多くの水道施設が破壊されました。また大型地震等で、国内でも水道が使えなくなるという事態がしばしば発生しますが、UV-LEDによる水の消毒技術が確立したことで、もう一度井戸水に着目したいと考えています。→ドリルで地面に穴あけを行い、土砂を水で攪拌して、泥としてポンプで引き上げるシステムの試作品の開発を行います。(土砂が残存する場合は、ドリル部を引き上げて、土砂をかき出します。)ウクライナ復興キット■全体プロジェクト概要全方位同時改革を提唱しており、種々の課題を互いにバランスをとりながら、同時に改革を進めることが大切な要件だと考えております。従いまして、本クラウドファンディングでは、「ウクライナ復興キット」のみの立ち上げですが、余分に資金が集まれば、木造人工島をベースとした潮流発電やツリー型太陽光発電システム(東京湾に展開し、首都圏の再エネ電力をすべて賄えるようにしたいと考えています。)や車内自動介護システム(家族の介護負担0)等を立ち上げ、世界のカーボンニュートラルを2045年には達成したいと考えています。詳しくは、木造人工島で検索し、ガーデンフィールドのHPの諸項目をクリックして下さい。よって別枠で、1億円単位での資金集めをさせていただきたく、お願い申しあげます。時間はかかりますが、木造人工島の特許(第7112150号)対価で、投資額の最大二倍の還元をいたします。(2025年6月、2030年6月、2035年6月、及び満期にて、その都度特許収入の全額を各投資額の二倍に達するまで支払います。)しかしながら、木造人工島は国内に大規模に展開し、また世界中に需要があるものですが、満期の15年後でも、特許収入が全投資額の二倍に満たない場合は、満期までの特許収入を比例還元することになりますので、あらかじめご了承ください。(下図ご参照)ご投資(還元最大二倍)をご希望される方、またはメーカー様は、以下のメールアドレスにて、その旨をご連絡下さい。振込先と記念品送付のご案内をいたします。また、どんなご質問・ご要望も受け付けますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。【お問い合わせ先】担当 : 広田第一メールアドレス: hirota.yuji@garden-field.com 第二メールアドレス: tarou177jp@yahoo.co.jp (第一メールアドレスで届かない場合)電話番号 : 090-5203-8627ガーデンフィールド株式会社のホームページ: 注記:下図での「本件特許収入」は、木造人工島の特許(第7112150号)収入とします。投資型リターンの構成概要図 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月11日首里城公園では10月29日(土)~11月3日(木・祝)の6日間、「首里城復興祭」を開催しております。凛々しく美しい国王・王妃による儀式を再現した「古式行列」をはじめ、現代版組踊の創設者 平田大一 氏が監修する「琉球芸能公演」や、首里城正殿復元現場を見学する「首里城復興特別見学ツアー」「首里城復興祈念ステージ」など様々なプログラムをご用意しております。また、11月3日(木・祝)は沖縄県主催の首里城復興イベント「木遣(きやり)行列」も同時開催されます。是非この機会に首里城公園へお越しください。【首里城復興祭】■開催期間:令和4年10月29日(土)~11月3日(木・祝)■時間 :9時00分~17時30分■料金 :無料 ※有料区域は要入場料古式行列「平田大一 監修 ~現代版組踊が挑む『新・伝統芸能』~」「甦る首里城を守る会祈念公演 ~想いを繋ぐ~」琉球芸能公演詳細は添付のチラシまたはHPにてご確認ください。 ◇11月3日(木・祝)は沖縄県民を対象に「沖縄県民割」を実施します。◇11月3日(木・祝)は首里城公園の駐車場はご利用できません。首里城公園にお越しの際には、公共交通機関か無料シャトルバスのご利用をお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日震災後の福島県楢葉町・実在する障がい者施設をモデルにした舞台『なくなるカタチとなくならないキモチ』10月下北沢・横浜・大阪3都市公演!!南野陽子主演の舞台が下北沢駅前劇場で南野陽子が、震災と障がいをテーマにした作品に主演。クラウドファンディングは2日で1000%を達成!80年代にはトップアイドルとして一世を風靡し、女優としては日本アカデミー賞主演女優賞も受賞している南野陽子。その南野陽子主演の舞台『なくなるカタチとなくならないキモチ』を、障がい者に寄り添う舞台を作り続けてきた「横浜桜座」(一般社団法人グランツ)が上演します。初日は10月7日、下北沢・駅前劇場にて。その後、横浜(ラポールシアター)、大阪(インディペンデントシアター2nd)と3都市での上演を予定しています。この作品は、・物語が震災後の福島県楢葉町にある実在の障がい者施設「ふたばの里」をモデルにしていること・スーパーアイドルで大女優の南野陽子が下北沢駅前劇場のような100人規模の小劇場の舞台に立つこと・横浜桜座という、プロの俳優と障がいのある俳優が一緒に舞台を創る劇団の作品であること・脚本・大西弘記(TOKYOハンバーグ)演出・磯村純(劇団青年座)という実力派の描くエンターテインメント作品であること・クラウドファンディングが2日で1000%達成という快挙を成しとげ、今も継続中であることなどが大きな話題を呼んでいる作品です。また、この作品には、「エンターテインメントを通じて障がい者への理解を深めてもらいたい」「舞台に足を運べない人にも舞台の感動を届けたい」「それらを通じて、演劇をもっとバリアフリーにしたい」といった目的もあります。ひとりでも多くの方に、この作品のことが届くよう願っています。障がいがある方に寄り添う舞台を作り続ける「横浜桜座」横浜桜座は2013年より、プロの俳優と障がいのある俳優が一緒になって、障がいのある方に寄り添う舞台を創りあげてきた劇団です。その運営をする一般社団法人グランツの代表理事飯田浩志は、数年前、障がい者のある方がスポーツで自己表現をする姿を見て大きく心を揺さぶられたという経験が忘れられないと言います。日々自分の命と向き合いながら、己の人生をかけて信じた道を純粋に突き進む人々の姿を目の当たりにし、舞台芸術の世界でも、障がいのある方が輝く場所を創りたいと思うようになり創設したのが、劇団『横浜桜座』です。一般社団法人グランツ : あらすじ2011年3月11日。未曾有の被害となった東日本大地震。そして福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた人たちの中に、障がいのある人たちも、もちろん故郷に追われていました。それから数年がたち、福島県楢葉町が避難解除になり、障がい者施設で働いていた早見千絵は真っ先に施設に戻り、障がいのある人たちが帰ってくる場所を用意していました。2015年9月。そんな彼女をジャーナリストの甲本郷道が取材に訪れる事からこの物語は始まります。主役の早見千絵を演じるのは南野陽子さん。震災前後の福島の障がいのある家族とそのコミュニティの物語を、TOKYOハンバーグの大西弘記が書き下ろし、青年座の磯村純がハートウォーミングに料理します。南野陽子さんと「横浜桜座」との出会い南野陽子さんと横浜桜座の出会いは2021年3月。第3回横浜桜座プロデュース公演を南野さんが観に来てくださったのがきっかけです。「なくなるカタチとなくならないキモチ」は、福島の福祉作業所を舞台に、震災・原発事故を通じて障がい者がどのような環境の中を生き抜いてきたのかを描いた作品です。モデルとなった障がい者施設『ふたばの里』を立ち上げた早川千枝子さんのところに通い取材を重ねるうちに、南野さんにこの舞台に出演していただけないだろうか…という想いが大きくなっていきました。もともと様々なボランティア活動などもされている南野さんに「一緒にこの舞台を創っていただけないか?」とオファーをしたところ、「ぜひやってみたい」と快諾していただけました。南野陽子さんと横浜桜座全ての人にエールを!!「なくなるカタチとなくならないキモチ」制作のために、福島県楢葉町にある障がい者施設「ふたばの里」に何度も足を運んで取材を重ねました。そこで見聞きした話はあまりにも衝撃的で、震災についてや原発事故について、少しでも勉強して、気持ちはそこで暮らしていた方に寄り添っていたつもりでいても、これまで公に語られていなかった事実や、そこで暮らす当事者でしか分かり得ないことがたくさんあるのだと、改めて思い知らされました。そしてこの物語の主人公を、普段から福祉に目を向けていらっしゃる南野陽子さんが演じてくださることに大きな意義を感じます。小劇場の、手が届きそうなくらい近い距離となる舞台での南野さんの演技をぜひ観ていただきたいと思います。お客様がチケットを買った瞬間から、舞台を観に行く事にワクワクが止まらない。そして観劇後はそれまで見ていた景色が少しだけ違って見える。そんな素敵な体験となるよう舞台を創ってまいります。さまざまな思いで日々を過ごしているすべての人に、今回の舞台を通して、エールを送りたい。そんな想いを今回の舞台に込めました。▼今回の公演のモデルとなった障害者施設「ふたばの里」と早川さんの記事NHK 福祉情報サイト「ハートネット」より【特集】東日本大震災 原発被災地は今(2)障害者が安心して戻れる場所を作りたい - 記事 | NHK ハートネット : 【特集】消えない不安原発事故10年・置き去りのままの障害者 - 記事 | NHK ハートネット : クラウドファンディングに挑戦中!物理的な配慮だけじゃない、 心のバリアフリーも目指した演劇を実現したい。横浜桜座の公演は、上演の際に音声ガイドや字幕などを用意し、どんな障がいのある方でも観劇ができる「バリアフリー演劇」を実現しています。一般的な舞台にかかる経費に加え、音声ガイドや字幕制作の費用も必要となります。 そして、劇場で生の演劇を見たくても見ることのできない障がい者の方もたくさんいらっしゃいます。今回の公演では本公演を収録した『DVD』、出演者を身近に感じられるコメントや稽古の様子、スタッフの作品への想いなどを掲載した『パンフレット』を制作し、「演劇に興味のある障がい者の方たちへ、ひとりでも多く届けたい。」「障がい者や福島の現状を、少しでも多く知ってもらいたい」という想いからクラウドファンディングにチャレンジ中です。パンフレットやDVDだけでなく、障がい者施設「ふたばの里」を支援できるリターンもご用意しています。ぜひ応援をお願いいたします。▼クラウドファンディングの応援はこちらから!!プロの役者と障がい者とで創る「障がいのある人に寄り添う演劇」を多くの人に届けたい : 第4回横浜桜座プロデュース公演情報『なくなるカタチとなくならないキモチ』公演メインビジュアル劇作:大西弘記(TOKYOハンバーグ)演出:磯村純(劇団青年座)■出演■南野陽子白幡大介(文化座)館野元彦(銅鑼)甲津拓平(流山児★事務所)井上夏葉(青年座)萬谷真之北澤小枝子(HANATOMO 演仕屋)三浦拓真(青年座)笠井幽夏子末次由樹仙名翔一中川涼香(文学座)飯田浩志(グランツ)藤夏子(青年座)千葉昇司高後楓(東京・横浜公演)横浜桜座(東京・横浜公演)南保大樹(東演)■スタッフ音楽/印南俊太朗舞台美術/根来美咲照明/鷲崎淳一郎(ライティングユニオン)音響/坂口野花(TEO)舞台監督/赤坂有紀子演出助手/中花子衣装/高木渚鑑賞サポート/舞台ナビLANP字幕製作/字幕サークル『まじっく』(横浜公演)宣伝美術/徳永健(クラウドボックス)宣伝写真/たかはしじゅんいち宣伝メイク/得字マキ宣伝スタイリスト/千葉良(オーガスト・インターナショナル)制作協力/株式会社星企画制作統括/加藤昌史プロデューサー/飯田浩志共催/社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団(横浜公演)製作/一般社団法人グランツ■チケット【発売中】前売り当日共 一般 6,000 円(税込)障がい割3,000円(横浜公演のみ・介助者1名まで同額)ユース割3,000円(20歳以下・来場時身分証持参)■グランツ受付全てのチケットのご予約承ります‼️メール ticket.sakuraza@gmail.com 電話 050-3628-3018■イープラス一般チケットのみ 公演スケジュール■東京公演下北沢駅前劇場10月7日(金)19時8日(土)14時19時9日(日)14時10日(祝)14時11日(火)休演日12日(水)14時19時13日(木)14時14日(金)14時◇15日(土)14時◇19時16日(日)14時※日時指定・全席指定席 受付は開演の 60 分前、開場は 30 分前)※全公演 車椅子席あり 耳の不自由な方でご希望の方には台本貸与◇マークの回は音声ガイドあり(利用は無料。目の不自由な方向け。他の方でも利用可)【アクセスマップ】 ■横浜公演横浜ラポールラポールシアター10月18日(火)18時19日(水)13時※日時指定・全席指定席 受付は開演の60分前、開場は 30分前※全公演 車椅子席あり※全公演字幕・音声ガイドあり(利用は無料)【アクセスマップ】 ■大阪公演インディペンデントシアター210月21日(金)19時22日(土)14時◇19時23日(日)13時※日時指定・全席指定席 受付は開演の60分前、開場は 30分前※全公演 車椅子席あり※耳の不自由な方でご希望の方には台本貸与◇マークの回は音声ガイドあり(利用は無料。目の不自由な方向け。他の方でも利用可【アクセスマップ】 ▼公演公式ホームページ第4回横浜桜座プロデュース公演|なくなるカタチとなくならないキモチ|一般社団法人グランツ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月17日歌手の八代亜紀、アイドルグループ・HKT48らが、阿蘇地域の観光復興PRを目的としたイベント「阿蘇フェスティバケーション」に出演する。コロナ禍による2度の延期を経て、7月から8月にかけて熊本県南小国町の瀬の本高原リゾート特設会場、南阿蘇村の熊本県野外劇場アスペクタで開催される同イベント。熊本県出身の八代亜紀をはじめ、HKT48やDA PUMPのKENZOなど、多くのアーティストが集結する。開催が決定したことを受け、八代は「音楽を通して熊本の皆様に笑顔になってもらいたいと思い、この阿蘇フェスティバケーションに出演いたします。復興に向けて元気に頑張っている熊本・阿蘇に、多くの皆様に会いに来ていただければと思います。みんなで復興のために頑張ろう! と元気いっぱい、気合を入れて一緒にやれたらいいなと思いますので是非いらしてくださいね。皆様と会える日を楽しみにしております。来てね!」とコメント。またHKT48を代表して、熊本県出身の田中美久も「地元・熊本でのイベントに出演できること、とっても嬉しいです!」と喜びを伝え、「たくさんの方に笑顔を届けられるようなパフォーマンスをして、音楽の力で一つになって、素敵な1日に出来たらいいなと思っています。HKT48と一緒に最高の夏の思い出を作りましょう! 皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」と呼びかけている。■ASO DANCE<ダンスコンテスト九州大会>開催日:7月9日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージMC:MC USK審査員:SO(Be Bop Crew)、KENZO(DA PUMP)、エリツィン(DEEP)<スペシャルパフォーマンス>開催日:7月10日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージMC:MC USK主な出演者:DA PUMP・KENZO、TATSUYA、全国上位の九州各県の高校ダンス部■ASO JAZZ開催日:7月17日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージ主な出演者:八代亜紀、青木カレンand友田ジュンDUO、カウント・フォー special guest 園田智子、渡辺隆介Quartet■ASO SKANKIN’ RAGGAE EXPLOSION<スカDAY>開催日:7月23日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージ主な出演者:THE SKA FLAMES plus Special Guest 元ちとせ、THE BARCOX、SKA ROCKETS<レゲエDAY>開催日:7月24日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージ主な出演者:MIGHTY CROWN、HOME GROWN、PUSHIM、HAN KUN、RYO the SKYWALKER、Spinna bill、JAH WORKS■ASO JAM SPECIAL LIVE開催日:7月30日、8月11日開催場所:瀬の本高原リゾート特設ステージ主な出演者:HKT48(7月30日)、C&K(8月11日)■阿蘇復興太鼓「大地の響き」開催日:8月20日、8月21日開催場所:熊本県野外劇場アスペクタ主な出演者:九州各県の太鼓団体
2022年06月30日2011年3月11日に起きた東日本大震災による衝撃は人間だけでなく、動物たちをも襲った。福島第一原発の付近の住民は、着の身着のまま、震災翌日から避難所を転々とする生活に一変し、多くのペットたちがやむなく後に残された。一方、ペットを救済するボランティアたちは、避難区域の動物たちの保護に努める。その中で見つかった人懐っこい一頭の犬の余命が一か月と診断され……。そんなひとつの実話からアニメ映画『とんがり頭のごん太 -2つの名前を生きた福島被災犬の物語-』が生まれた。フジテレビ系『踊る大走査線』やテレビ朝日系『科捜研の女』など、俳優として活躍中の斉藤曉さん(68)は、福島県郡山市出身。ごん太の飼い主である富田清さんの声優を担当した。斉藤さんに心境を聞いてみた。震災当時、故郷福島のために何かしたい気持ちがありつつ、何もできなかったと斉藤さんは振り返る。「震災時、私は都内にいました。尋常じゃない揺れに驚きました。その後、テレビで流れる津波や福島第一の原発事故の映像をまったく信じられない思いで見ていましたが、郡山の老人ホームに入っていたおふくろに電話がつながらなくて、ずいぶん心配しました。震災直後に福島から私の近所にある体育館に逃れて来た方もたくさんいらして、私に何かできることはないかと思って足を運んだのですが、目の前で泣いているおばあさんや、茫然としている女性を見ていて、僕にできることなんて、何もないんです。あの時の無力感といったら……」福島県は津波による被害だけでなく、放射能による被害も甚大だった。さまざまな問題が膨らんでいく故郷を見ながら、何もできないもどかしさを斉藤さんは、以来感じていたのだという。それから10年が経ち、『とんがり頭のごん太』の声優の依頼が入った。原発事故で避難した富田一家が、愛犬「ごん太」を連れていけず、離れ離れになってしまう。ペットを救済するボランティアの女性、吉野由紀がごん太を見つけるのだが、健康診断の時にごん太の余命が短いことがわかる。由紀は必至に飼い主を探し、ごん太は奇跡の再会を果たす、というストーリーで、動物の純粋さや混乱の中、運命を惑わされた人たちの物語が描かれている。「こんなことが本当にあったんだと驚きながらも、犬のごん太から勇気をもらえる筋書きになっています。『全編福島弁でやってください』と言われたのもとても嬉しかったです。肩の力を抜いてのびのびと楽しく仕事をさせていただけて、僕にとってはまたとない機会でした」この作品にかかわれたことで、10年経ってようやく故郷福島のために何かができた気がしているのだという。「“普通の生活”の大切さを実感しますよね。この作品は実話にアレンジを加えてアニメにしていますが、ある意味で記録だと思います。みなさんの苦労を初めて知ることができました。日本だけでなく、世界中の人にも見てもらいたいと思っています」『とんがり頭のごん太 -2つの名前を生きた福島被災犬の物語-』は5月28日からフォーラム福島で先行上映が始まり、6月3日~9日ヒューマントラスト渋谷などで劇場公開が予定されている。原案本『福島余命1カ月の被災地犬 とんがりあたまのごん太』(光文社)が発売中。(取材・文:田中響子)
2022年05月25日Little Glee Monsterが、仙台サンプラザホールにて3月24日に行われた『復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト2022』にスペシャルゲストとして出演した。東日本大震災以降、被災地でのライブ活動をしているLittle Glee Monster。本イベントには、2020年にスペシャルゲストとして名を連ねるも、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公演は中止に。2021年はオンライン配信で行われ、同プロジェクトが東北で開催されるのは3年ぶりとなる。ミニライブコーナーでは「青春フォトグラフ」「3月9日」「I BELIEVE」「いつかこの涙が」を披露。さらに、この日のために合唱曲としてアレンジされた「好きだ。」(2015年リリース)、「明日へ」(2018年リリース)を宮城県仙台市の8校、56名の高校生たちと合唱でコラボレーションした。メンバーの芹奈とmanakaの休養後、3人での初舞台となった本イベント。かれん今回は3人で参加させて頂きますが、このイベントの想いと同じように、3人でも”前向きに進んでいきたい”と思っているので精いっぱい頑張りたい。MAYU学生の子たちの練習風景を見させて頂いたのはコロナ禍前のことでした。これまで中止やオンラインでの開催となってしまったのは残念でしたが、あの時の風景も思い出に残っています。被災地にも行かせて頂きましたが、実際に足を運ばなければわからないこともあり貴重な経験でした。今回また新たな地震で東京でも強い揺れを感じたり、新幹線の運休などで被害の大きさを痛感しました。東北の皆さんはとても怖い思いをされた方もいらっしゃるかと思いますが、歌には私たちを楽しく、うれしい気持ちにさせてくれる力があると思うので、今日は学生の皆さんと一緒に歌の楽しい力をお届けできればと思っていますアサヒ2020年から参加させて頂いていますが、ようやく学生の皆さんと一緒に歌えることをすごく楽しみにしていました。今日は学生の皆さんの歌声を背中で感じながら、歌声をお届けできたらと思います。と、3人はそれぞれ意気込んでパフォーマンスに臨んだ。また、歌い終わった後にひとりずつイベントへの思いを語った。かれん去年も歌の力を感じたのですが、3年目にしてやっとリアルに同じステージで一緒に歌うことができて、より皆さんと一緒に、同じ空気でお客さんに歌を届けることができて凄くうれしかったですし、学生の皆さんもリハーサルの時から完璧で私たち自身もパワーをもらえてうれしかったです。MAYU去年、画面越しで歌わせていただいたときも思いましたが学生の皆さんが自分たちの曲を丁寧に歌ってくれるということが本当にうれしいと思います。改めて歌の力は大きなものだと思っているのでまだまだ自然災害や復興などこういう状況が続いていくなかで私たちができることは歌い続けることなので少しでも皆さんに届けていけたらいいなと思っています。アサヒコロナ禍の中、学生の皆さんが一生懸命練習してくださったんだなと思ったらすごくうれしいですし、皆さんと一緒に歌を届けることができたことを嬉しく思っています。<ライブ情報>『Little Glee Monster Live Tour 2022 Journey』4月28日(木) 東京・J:COMホール八王子5月5日(木・祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城5月6日(金) 宮城・東京エレクトロンホール宮城5月11日(水) 京都・ロームシアター京都 メインホール5月14日(土) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール5月15日(日) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)5月26日(木) 神奈川・神奈川県民ホール5月27日(金) 神奈川・神奈川県民ホール6月3日(金) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)6月8日(水) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール6月9日(木) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール6月25日(土) 岡山・倉敷市民会館7月5日(火) 大阪・オリックス劇場7月6日(水) 大阪・オリックス劇場7月23日(土) 千葉・幕張メッセ イベントホール7月24日(日) 千葉・幕張メッセ イベントホールツアー特設サイト:<リリース情報>Little Glee Monster 19thシングル『Your Name』発売中●初回生産限定盤【CD+BD】3,300円(税込)Little Glee Monster『Your Name』初回生産限定盤ジャケット【CD収録】1. Your Name2. 3月9日3. 愛しさにリボンをかけて-Live on 2021.12.21-4. Your Name -Lead Off ver.-【Blu-ray収録】■SPACE SHOWER TV×J:COM Little Glee Monster Precious Live・足跡・In Your Calling・Gift・I BELIEVE・Love Yourself・いつかこの涙が・君といれば・Be My Baby・Whenever you call・STARTING OVER・世界はあなたに笑いかけている●通常盤【CD only】1,320円(税込)Little Glee Monster『Your Name』通常盤ジャケット【CD収録】1. Your Name2. 3月9日3. Hurry up!! -Live on 2021.12.21-4. Your Name -Lead Off ver.-●期間生産限定盤(アニメ盤)【CD+BD】1,700円(税込)Little Glee Monster『Your Name』期間生産限定盤ジャケット (C)望月淳/SQUARE ENIX・「ヴァニタスの手記」製作委員会【CD収録】1. Your Name2. 3月9日3. Classic -Live on 2021.12.21-4. Your Name -TV Size-【Blu-ray収録】・『ヴァニタスの手記』ノンクレジットオープニングムービー購入リンク:関連リンクLittle Glee Monster オフィシャルサイト Glee Monster オフィシャルInstagram Glee Monster 公式YouTube Glee Monster サブスクリプション Glee Monster オフィシャルTwitterかれん Twitter Twitter(URL)アサヒ Twitter
2022年03月25日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。埼玉の夫の実家に居候して約1週間。義母の疲労が目立ってきました。慣れない息子一家(私たち)との生活が、頑張り屋の義母の負担になっているように見受けられました。 夫の会社は震災で建物自体が立ち入り禁止になっており休業中。私も仕事を休んでいたのですぐに帰る必要はなかったのですが、義実家への負担を減らすためにも、そろそろ茨城の自宅へ帰ることにしました。これから私にできること 余震によるダメージや火災、泥棒などの心配もしていましたが、自宅は無事でした。水道の漏水が見つかって数万円の出費があったものの、大ごとにはならずに済みました。そして今度は、まだ被災地で困っている人たちのために自分にできることはないのか、考え始めました。 ここまでが2011年当時に私が描いた漫画です。 あれから、10年。復興へ向けての支援をどれだけできてきただろかと、自問せずにはいられません。また、自分の漫画を読み返し、いろいろなことを忘れていることに驚きました。 今の私にできること。そしてこれからの私にできること。あの時の気持ちと体験を忘れることなく、自分にできる備えや支援を真剣に考えること。それが私にとって一番必要なことだと、今、強く思っています。 震災から10年を振り返って、自分は何ができたかを自問自答された和田さん。10年たった今もなお、大変な思いをされている方もいる、そしてこれからも震災は起こる、そのことを胸に私たち一人ひとりも今一度しっかりと受け止め考え、自分ができることをおこなうことが大切だと痛感しました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月11日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。夫の持病の薬が切れたことをきっかけに、茨城から夫の実家のある埼玉に避難することを決めた私たち。というのも、ネットで高速バスについての情報を得たばかりでした。 避難することを決めるも複雑な気持ちに…出発の前夜は落ち込みました。実家の家族や友だちを残して避難すること。夫の実家まで無事たどり着けるかわからないこと。いつ戻ってこられるのか、元の生活に戻れるのかわからないこと。余震や原発の状況。いろんな不安がありすぎて、自分でも何にヘコんでいるのかよくわからないなあ、と思いながら荷造りをしました。 このときは、まるで違う世界に突然来てしまったような衝撃で、しばらく呆然と雑踏を見つめてしまいました。被災地以外の場所では、計画停電などの不便はあるとはいえ、普段と変わらずに生活できている。そのギャップを目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。 あれから10年。今送れている「普通の生活」が、決して当たり前のものではないことを忘れてはいけない。あのときの自分の気持ちを思い出して、改めてそう思いました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月08日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。震災直後、物流がストップし、他県の親族から物資を送ってもらうことができなくなってしまいました。電気は復旧したものの、水道は止まったまま。少し離れた場所に給水車が来ていると聞いて向かったのですが……。 近所で家事が発生!? 水がなかなか手に入らず、途方に暮れていたところ…… 友人からもらった井戸水は、一滴も無駄にしないよう、大切に大切に使った覚えがあります。あれから10年、今はジャージャー雑に使ってしまっている水道水。当時の私が見たら、きっと怒るだろうなあ……とふと思います。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月06日ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。東日本大震災が発生し、私の住むエリアでは電気と水の供給がストップ。翌朝手に入れた号外で、想像以上に深刻な規模の地震と津波が発生したことはわかったものの、家族4人で1日1日をなんとか乗り切るしかありませんでした。 電気も水もない生活は……? ※断水、停電など非常時に、トイレのタンクに水を入れると製品によっては水が流れなくなる可能性がありますので、ご注意ください。 トイレは大きな問題でした。臭いがひどいだけでなく、電気がつかないので夜は子どもたちが怖がって入れず、おむつをつけて寝かせるようにしていました。せっかくはずれた長女のおむつが復活。おむつもたくさんストックしているわけではなかったので、いつまでもつか不安でした。 電気がついて、やっと情報収集できるように。状況はますます深刻になっていましたが、私と夫の実家と連絡が取れ、ひとまずみんな無事なことがわかりました。 地震とそのあとの原発事故の影響で、宅配便や郵便などの物流が止まってしまい、ほかの地域から必要なものを送ってもらうことができなくなりました。電気は復旧したものの、水道は使えないまま。食料と飲料水の確保が最優先事項になり、「次の食事に子どもたちに何を食べさせるか」に頭を悩ませる日々が続きました。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月05日建設現場の施工管理業務や工事・経営支援の株式会社RCS(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:岡崎 高征)は、2022年1月17日(月)に神戸市長田区の大正筋商店街で開催予定の「第18回 神戸震災復興フリーイベント ONE HEART ~繋げよう未来へ~」へ協賛を行います。第18回 神戸震災復興フリーイベント「ONE HEART」は阪神タイガースOBと松村邦洋さんがゲスト参加当社は施工のプロフェッショナルとして安心・安全を届け、地域社会に貢献する企業として、本イベントの趣旨である震災の記憶と教訓を風化させないという思いに賛同し、本イベントの開催と地域社会活性の一助になればとの思いから協賛する運びとなりました。当社はこれまでに、大正筋商店街で実施された「シャッターアートプロジェクト」へ協賛をするなど、“街や人の元気”につながる活動を行っております。地域住民の皆さまと共に歩んでいく活動を今後も推進してまいります。■神戸震災復興フリーイベント「ONE HEART」とは阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区を中心に17年連続で開催しているフリーイベントで、今回が18回目の開催となります。震災を経験してひとつになった心「ONE HEART」をテーマに、震災の記憶と教訓を風化させない思いと「がんばろう神戸」を支えに復興を遂げた神戸市長田区から元気や勇気、いのちの大切さを全国へ発信しているイベントです。18回目となる今回は「心の笑顔」をテーマに、阪神タイガーズOBの掛布雅之さんやタレントの松村邦洋さんらが参加しトークショーなどが開催されます。第18回 神戸震災復興フリーイベント「ONE HEART」フライヤー(1)イベント概要名称:第18回 神戸震災復興フリーイベント「ONE HEART」~繋げよう未来へ~日時:2022年1月17日(月)17:00開始会場:大正筋商店街 (神戸市長田区二葉町6丁目7-1周辺)出演:掛布雅之(阪神タイガースOB・ミスタータイガース)・松村邦洋(タレント)池田親興・中西清起・仲田幸司・的場寛一・山本翔也(阪神タイガーズOB)Bigfumi(アーティスト)・KOBerrieS♪(アイドル)主催:1.17神戸震災復興フリーイベント実行委員会協賛:株式会社RCS協力:Like Link・ジェイカス株式会社・四季旬菜あつ・真陽少年野球部後援:大正筋商店街振興組合(2)当日のスケジュール17:00:LIVE / Bigfumi17:15:LIVE / KOBerrieS♪17:46:黙祷 (阪神・淡路大震災の起こった時刻の12時間後の時刻)18:30:トークショー1部18:50:トークショー2部※ぼっかけカレーの炊き出しも予定されています。(無くなり次第終了)※なお、当日は新型コロナウイルスの感染対策を施したうえでイベントが開催されます。新型コロナウイルス感染拡大の状況によって、イベント内容が変更となる場合がございます。■株式会社RCSについて当社の社名「RCS」は、リージョナル(R)・コンストラクション(C)・サービス(S)の頭文字から取っており、「地域(リージョナル)に根付いた、建設(コンストラクション)に関するサービスを提供する」という事業内容が由来となっています。当社は、企業様が抱える多様な手間や問題に対して、建設技術者支援 / 施工計画策定・管理 / 総合施工コンサルティングにより、客観的な視点と公平中立な立場で、お客様に最適なソリューションを提供しています。人と技術をつなぎ、建設技術と産業の発展に貢献します。会社名 :株式会社RCS (URL: )所在地 :兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目1番14号 サンシポートビル6F代表者 :代表取締役 岡崎 高征事業内容:・建設技術者支援・施工計画策定・管理・総合施工コンサルティング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月13日首里城公園にて、10月30日(土)から11月3日(水)にかけて首里城復興祭を開催いたします。例年、首里城公園開園記念行事として開催しておりました「首里城祭」は、復興への更なる気運を高めるため、今年度より正殿完成まで「首里城復興祭」と改称します。国王・王妃による「出御」をはじめ、地域の方々と共同で企画・運営するイベント「龍潭ハス乗り体験」など様々なプログラムをご用意しております。また、10月30日(土)は国内外で活躍している和太鼓奏者、中島 初穂氏が特別出演いたします。さらに、10月30日(土)、31日(日)、11月3日(水・祝)は沖縄県民を対象に入場料を割引料金でご利用いただける「沖縄県民割」を実施します。ぜひこの機会にご家族そろって首里城公園へお越しください。■国王・王妃出御国王・王妃出御琉球国王・王妃が世誇殿前に姿を現し、凛々しいお姿を間近でご覧いただけます。■特別出演 和太鼓奏者 中島 初穂特別出演 和太鼓奏者 中島初穂国内外で活躍する和太鼓奏者、中島 初穂氏による演奏が披露されます。早期復興・再建を願い、大迫力の演奏をお楽しみください。■首里城復興祈念ステージ日時:10月30日(土)15:00~15:30場所:首里杜館芝生広場■沖縄県民の方はお得に首里城復興祭を楽しめる!10月30日(土)、31日(日)、11月3日(水・祝)は、沖縄県民を対象に入場料の県民割引を行います!大人400円→320円、中人300円→240円、小人160円→120円※70歳以上の沖縄県在住の県民の方はいつでも入場無料です。入場の際は住所確認が必要になります。広福門券売所にて、現住所が確認できる公的証明書(保険証や運転免許証など)をご提示ください。※例年、那覇市国際通りで実施していました「琉球王朝絵巻行列」は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、当面の間、中止といたします。何卒ご理解賜りますよう申し上げます。※詳細は添付のチラシまたはホームページにてご確認ください。ホームページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日Songs from Singapore to Tohoku 実行委員会は、東日本大震災復興支援コンサート「Songs from Singapore to Tohoku 2021」を、宮城県名取市閖上の会場に向けてオンライン配信にて2021年10月16日(土)に開催することを発表いたします。本公演は、シンガポール在住日本人シンガーソングライター「Sachiyo」とシンガポールのトップミュージシャンが、音楽を通して東北とシンガポールとの絆を繋ぐという趣旨で、2011年の東日本大震災発生直後から被災地で開催している東北復興支援コンサートです。今年で11年目の公演になり、未だ様々な問題を抱える被災者の方々の心の復興の一助になりますよう、昨年に続き、本年もオンライン配信にて公演を開催いたします。無料配信にてどなたでも視聴することが可能です。また、Sachiyoは同趣旨で、12/4(土)岩手県陸前高田市にて開催される東京2020オリンピックパラリンピックホストタウン事業「シンガポールフェア in 陸前高田」にもリモート出演する予定です。Songs from Singapore to Tohoku 2021 フライヤー【日程】2021年10月16日(土) 日本時間14:00開演【配信リンク】 (Facebookライブにて視聴無料)【出演】Sachiyo(Vocal)/Mei Sheum(Keyboard)2020年の復興支援コンサートの動画: 2019年の復興支援コンサートの動画: 2018年の復興支援コンサートの動画: 2017年の復興支援コンサートの動画: 2016年の復興支援コンサートの動画: 2015年の復興支援コンサートの動画: 2014年の復興支援コンサートの動画: 2013年の復興支援コンサートの動画: 2012年の復興支援コンサートの動画: 2011年の復興支援コンサートの動画: Sachiyo オリジナル復興支援ソング“A Song of Life”動画: 【コンサート概要】<主催>Songs from Singapore to Tohoku 実行委員会<協賛>三菱電機アジア、明治屋シンガポール有限公司<後援>在シンガポール日本国大使館ジャパン・クリエイティブ・センター、シンガポール政府観光局、日本政府観光局(JNTO)、在京シンガポール共和国大使館、シンガポール日本人会、一般社団法人 東北観光推進機構、一般社団法人 日本シンガポール協会、GAMBATTE! JAPAN from SINGAPORE<Sachiyo 公式サイト> 【Sachiyo プロフィール】1972年シンガポール移住、シンガポールで最も活躍する日本人シンガーソングライター。多民族の国で培われたグローバルな感性を持ち、英・日・中・マレーの4カ国語でジャズ・ボサノバ・ポップス・エスニックなどの広いジャンルの音楽を歌い上げ、人種や年齢を問わず幅広い層の人々に支持されています。日本とシンガポールの音楽親善大使としての活動を積極的に行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日東日本大震災が起こったのは、私が都内の保育園に就職し1年が経とうとしていたとき。保育園で泊まりがけで子どもたちのお世話をし、帰宅困難になった保護者を待っていた時間は、子どもを持った今の私には大きな糧となっています。地震発生から無事に子どもたちを保護者に引き渡すまでの体験と、私の今の生活に生かされている教訓を紹介します。 普段より少し大きい地震…のはずが地震が起こったとき、保育園で勤務していた私は、お昼寝明けの子どもたちの保育中。いつもと変わらずおやつの準備を始めようと思っていたとき、感じるか感じないかくらいの揺れがあり、先輩保育士の指示で保育室内の窓を開けました。 しかしその後揺れがどんどん大きくなり、寝ていた子どもたちを急いで起こし、皆で一か所に集まりました。普段より少し大きい地震がきたな……くらいにしか思っていなかった私は、その後夜通しの保育になるとは想像もしていなかったのです。 不安のなかでの保育揺れが大きく余震も長く続くので、ただ事ではないと、保育士一同テレビで情報を確認しました。すると衝撃の被害状況が明らかになり、胸がざわついたことを覚えています。 子どもがいる職員は帰宅し、私も遠方に住む両親に連絡をしたのですが通信が混み合っていて繋がらず、不安が続くなかでの保育となりました。交通も止まり、保護者のなかには帰宅困難となる人もいて、同様に帰宅困難になった職員で保育を継続し、ついに夜通しとなりました。 大事な子どもと再会できた喜び夜になると次第に通信が安定してきて家族の安否を確認でき、やっと安心して保育に身が入ったというのが正直なところ。私たち保育士は子どもたちと一緒に夕飯を食べ、眠くなった子から寝かしつけをして保護者の帰宅を待ちました。 帰宅困難になった保護者が続々と子どもを迎えにきたのは22時ごろ。10km以上も離れた職場から歩いてきた人もおり、やっと迎えにくることができた安堵感がにじみ出ていました。最後に迎えにきた保護者は翌朝の8時ころ。疲れ果てた表情でわが子を抱きしめていた姿が印象的でした。 災害時保育から生かしたこと当時私には子どもがいませんでしたが、家族と連絡が取れない状況はとても不安でした。子どもを必死の思いで迎えにきた保護者も同じような気持ちだったことと思います。今は娘を育てている身として、日ごろから災害時の安否確認方法を確保しておくべきだと感じました。 そこで、NTTの災害伝言ダイヤルや携帯キャリアの災害時伝言板の使い方を確認し家族にメッセージをテスト送信するなど、いざというときにすぐに使えるようにしています。また、大事な子どもを守るために、自分も子どもも安全に避難できるような準備もしっかりと。家の中の安全な場所の確認、地域の避難場所の確認、出口付近に避難用具の設置をし、定期的に見直しをしています。 東日本大震災当時、都内では交通機関が停止し大勢の人が歩いて帰宅したようですが、今は二次災害の防止のために災害発生直後の移動は控えるように言われていることと思います。そのため、なおさら家族との連絡手段の確保をしっかりおこない、災害時に離れていたとしても、お互い安心安全に避難できるようにしたいと思っています。 監修/助産師REIKO著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。
2021年03月30日●『未来のカケラ』は「できること」を与えてくれた2011年3月11日に発生した未曾有の災害・東日本大震災から10年。マイナビニュースでは、この震災に様々な形で向き合ってきた人々や番組のキーパーソンにインタビューし、この10年、そしてこれからを考えていく。震災から5年後の2016年に制作されたショートフィルム『未来のカケラ / Pieces of the Future』(国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア制作)。政府広報室が実施した東北支援キャンペーン「東北を元気にする作文 短編映画化プロジェクト」の最優秀作品に選ばれた、岩手県在住・岩間壮太さん(当時小学5年生)の作文「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」を原作に、施工依頼のあった「物置」と見習い大工が向き合う姿を描いている。この見習い大工・壮太を演じた須賀健太(26)は今年3月11日、Twitterに「震災から5年のタイミングで出演させて頂いた『未来のカケラ』そこからまた5年…あの時も岩手の皆さんは『忘れて欲しくない』と仰っていました。自分なんかが言うのはおこがましいけど、この先も忘れないように考え続けたいです。一緒に」と投稿した。これまでも度々同作を取り上げていたが、そこにはどのような思いがあったのか。本人を取材すると「僕は何もできなかった」と切り出し、当時から今でも抱え続けている葛藤、そして“未来のカケラ”について胸の内を明かしてくれた。○■あのとき何かできていれば――『未来のカケラ / Pieces of the Future』のオファーを受けて、率直にどう思われましたか?東日本大震災が発生した直後、僕は何もできなかった。そういうとちょっと大げさに聞こえるかもしれないんですけど、やったのはニュースを見ることぐらいで、ボランティアとかそういう具体的な行動に移すことはできませんでした。毎年3月11日が近づくと、「あのとき何かできていれば、今の自分はちょっと違っていたかもしれない」と後悔する日々。『未来のカケラ』はそんな自分にとって、「できること」を与えてくれた貴重な機会でした。覚悟は必要でしたが、お話を頂いてすぐに返事をさせていただきました。原作となった岩間壮太さんの作文を読ませて頂いて、「建築」に対する意味合いや印象が大きく変わりました。それまでの自分は、建物に対して何も考えていなかった。同じ国に住んで同じように過ごしているはずなのに、1つの経験によってここまで違いが出てしまうものなのかと。当時小学5年生で書かれていた作文ということもあって、ハッとさせられました。お芝居の上ではあるんですけど、そういうこともしっかりと届けないといけない。当時、そう思った記憶があります。――「建築」について改めて考えることは、日常の中でそこまでないですよね。岩間さんは改めて作品を観て、「物が壊れたとしても残り続ける『思い』の強さを感じました。ただ、記憶という物は時間と共に薄れていくものでもあり、それを止めておく『物』の大切さも同時に感じることができました。そのような面でも、長い間そこに有り続ける建築物は重要」と実感したそうです。身の回りにある多くの建物。そこに建っていることは、よくよく考えると「普通」ではないんです。東日本大震災から10年を迎え、壮太さんがおっしゃっているように、自分も建物に対する意識が変わったなと感じました。5年前、電車に乗って東京から撮影地の岩手県大槌町が近づくにつれて、地面に散らばったままの破片や木材とか、地震の影響と思われる痕跡がどんどん増えていって。更地になってきれいに整備された場所を見ても、「とてつもないことが起きたんだ」ということは、震災から5年経っても十分伝わりました。ニュースで取り上げられる現地の様子を見ても、どこか自分にとっては「映像の先のもの」だったことが分かったというか。『未来のカケラ』に出演させて頂くにあたって、大槌町のロケを通じてそこを肌で感じることができたのは大きかったです。●本当の意味での「忘れない」とは――須賀さんのTwitter投稿によると、現地の人は「忘れてほしくない」とおっしゃっていたそうですね。どのようなタイミングで聞いたか覚えていますか?撮影期間中、町を挙げて応援してくださっていて。空き時間は現地の方々とお話しする機会も多かったですし、夜はおいしい海鮮料理を用意してくださいました。本当に温かい方ばかりで、「来てくれてありがとう。作品を通して人々の目に触れることがうれしい」とおっしゃっていて、「忘れてほしくない」というのも交流の場で聞いた言葉だったと思います。人間、誰でも忘れていく。毎年、この時期になるとニュースでは特集が組まれているし、目に留まる機会は増えますが、「またこの時期が来たんだ」と感じることも、忘れているに等しいんじゃないかと身をもって感じます。だからといって、僕含めて何ができるんだといったら、それはまた難しい話でもあるんですけど……現在進行系でその土地で生活している人たちがいる。撮影から5年が経ちましたが、そういうことを強く感じます。本当の意味で、「忘れない」とはどういうことなのか。この作品を通して、自分も考え続けていきたい。今生まれた子たちは、当たり前ですけど震災を知らない世代です。そういう子たちにも届いたらいいなと、5年前は漠然とそんなことを思っていました。何もできずに悶々としていた自分にとっては、自己満足なのかもしれないですけど、震災に関わるお仕事を役者という自分のフィールドでできたことが何よりもありがたかった。伝えることが仕事で、演じることも仕事。でも、キャスターさんや記者さんとは違う伝え方です。なかなかそんな機会は頂けないと思いますので、僕を選んで頂いて……でもこれは僕の感覚での「良かった」でしかないので難しいんですけど……。僕としては、関わることができて良かったです。○■「当事者ではない僕」の向き合い方――俳優でしか関われない仕事ですね。現地に行って撮影していた時期、振り返ってみると町全体で盛り上げてくださって、「来てくれてありがとう」と感謝までしてもらえた。「芝居するの照れちゃうなぁ」とか言いながら(笑)、エキストラでも参加して頂き、朝から晩までの撮影にも協力してくださいました。そして、夜はみんなで宴会。あの時間はすごく……輝かしい時間だったというか。その時に、「強さ」をすごく感じたんです。実は……僕自身も現地に行くまでは、言い方が悪く聞こえてしまうかもしれませんが、まずは「気を使うこと」を意識していました。「震災のことで傷つけてしまうようなことを言わないように」とか、「どこまで聞いていいんだろう」とか考えながら行ったんですけど、現地の方々と交流すると、みなさんすごく強くてたくましくて前向きで。そして何より、僕たち以上にその作品が出来上がることを楽しみにしてくれて、そこの良い意味でのギャップが、僕はうれしかった。現地に行くことの大切さを改めて感じた瞬間でもありました。それからすごく覚えているのが、撮影の待ち時間があって現地の方が津波の映像を見せてくださったんです。それは町が飲み込まれていく瞬間を撮った、編集されていない映像でした。うまく表現できないんですけど……あの映像は忘れられません。でも、ここから目をそらしちゃダメだなとその時すごく思って。それをみんなに見てほしいというわけではなくて、それを見た「当事者ではない僕」の、作品を通して伝えられることの質が変わったと思います。それも貴重な体験でした。――当時の須賀さんは21歳頃ですよね。俳優としてどのような時期だったんですか?役者として、今後の自分はどうなっていくのかなという不安を抱えた時期だったような気がします。その頃は頻繁に舞台に出させてもらっていて、仕事の幅を広げていきたいと思っていた時期でもあったので、何よりも映像の仕事を頂けたことがうれしかったです。――2016年2月22日に投稿されたブログでは、「大槌お宝マップ」の文面を紹介し、「この想いこそが未来のカケラだろうと僕は思い、演じさせて頂きました」と書かれていました。須賀さんにとっての“未来のカケラ”とは?「本当の意味で忘れないでいること」が、僕たちができる“未来のカケラ”なのかなと思っています。冷たく聞こえてしまうかもしれないんですけど、僕は「当事者」ではないし、そこを変えることはできない。100%理解することはできないと思うんです。でも、そこに寄り添って考え続けることはできる。僕の世代は、震災発生当時に「何もできなかった」と実感した人も多かったと思います。そんな僕ら世代が忘れないでいることが、次の世代に対して繋げていけること。そういう意味でも、すごく大事な世代だと思います。実は、現地のコーディネーターさんと個人的に今でも連絡を取り合っていて。舞台も観に来てくださって、海鮮を送ってくださったこともありました。僕は本当に良い思いしかさせてもらってないんですけど、その繋がりも大切というか。僕がこの作品に出ていなかったら、その方とも繋がれていなかった。人対人として連絡を取り合っている瞬間が、僕はすごく好きです。頻繁に連絡を取っているわけでもないんですけど、年に数回のそういう瞬間は人と人との繋がりを感じることができるので、僕にとってはこれも、大切な“未来のカケラ”なのかなと思います。東日本大震災から5年というタイミングでこの作品と出会って、今年は震災から10年という節目。震災に触れてもらえる機会の1つであり続けるように、僕はこの先もずっとこの作品を話題にして、考え続けていきたいと思います。■プロフィール須賀健太1994年10月19日生まれ。東京都出身。ドラマ『人にやさしく』(02)で注目を浴び、2006年には映画初主演作『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』全シリーズ(05~12)、『スイートプールサイド』(14)、『学校のカイダン』(15)、『獣道』(17)、『江戸前の旬』(18)(19)、『凛-りん-』(19)、『遮那王 -お江戸のキャンディー3-』(19)。2021年1月期のドラマ『青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した。
2021年03月26日東日本大震災の実録第8話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。埼玉の夫の実家に居候して約1週間。義母の疲労が目立ってきました。慣れない息子一家(私たち)との生活が、頑張り屋の義母の負担になっているように見受けられました。 夫の会社は震災で建物自体が立ち入り禁止になっており休業中。私も仕事を休んでいたのですぐに帰る必要はなかったのですが、義実家への負担を減らすためにも、そろそろ茨城の自宅へ帰ることにしました。東日本大震災の実録第8話 余震によるダメージや火災、泥棒などの心配もしていましたが、自宅は無事でした。水道の漏水が見つかって数万円の出費があったものの、大ごとにはならずに済みました。そして今度は、まだ被災地で困っている人たちのために自分にできることはないのか、考え始めました。 ここまでが2011年当時に私が描いた漫画です。 あれから、10年。復興へ向けての支援をどれだけできてきただろかと、自問せずにはいられません。また、自分の漫画を読み返し、いろいろなことを忘れていることに驚きました。 今の私にできること。そしてこれからの私にできること。あの時の気持ちと体験を忘れることなく、自分にできる備えや支援を真剣に考えること。それが私にとって一番必要なことだと、今、強く思っています。 震災から10年を振り返って、自分は何ができたかを自問自答された和田さん。10年たった今もなお、大変な思いをされている方もいる、そしてこれからも震災は起こる、そのことを胸に私たち一人ひとりも今一度しっかりと受け止め考え、自分ができることをおこなうことが大切だと痛感しました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月12日