現在公開中の劇場アニメ『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』のスペシャルイベントとして20日、ドラえもんが青森県JR五能線・木造(きづくり)駅の一日駅長を務めた。木造駅は外観が土偶の形をしており、その珍しさから鉄道ファンのみならず全国的にも知られている駅。その全高17mにも及ぶ巨大土偶は"しゃこちゃん"と呼ばれ、地元でも親しまれている。今回のコラボレーションは、"しゃこちゃん"が劇中に登場するオリジナルキャラクター"ツチダマ"と瓜二つだったことから実現した。当日は、駅周辺に集まった約500人の地元の人々が見守る中、つがる市の福島弘芳市長と五所川原駅の小山幸市駅長によるドラえもんの木造駅一日駅長任命式が実施された。小山駅長は「映画に出てくるツチダマは遮光器土偶をモチーフにしたキャラクターですが、この遮光器土偶は、つがる市の館岡地区で発見され全国的にも有名で、つがる市の宝と誇れる物の一つです」とコメント。さらに「ドラえもん駅長に、つがる市のJR五能線木造駅を全国にPRしてもらい、たくさんの人に木造駅に来てもらえればと思います」と今回のコラボに期待を込めた。木造駅は期間限定で"ツチダマ駅"と命名され、ドラえもんは駅長として駅ホームにて乗客の見送り・出迎えを行った。木造駅では5月8日まで『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』とのコラボレーションを実施。記念スタンプやフォトスペースなどを設けるだけでなく、本作にゲスト声優として出演したプロレスラーの棚橋弘至選手、真壁刀義選手、お笑い芸人の小島よしおの等身大パネルも設置されている。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016
2016年03月20日3月8日、Apple Store銀座店で、企業向けのアップル製品用MDMソリューション「Casper Suite」を紹介するイベントが開催された。「業務には向かない」と言われてきたアップル製品の弱点を補う、非常に重要なソリューションとなる。○企業でのアップル製品管理に強い味方アップル製品といえば、DTPなど一部の業種を除いてパーソナル、コンシューマ向けというイメージが強いが、近年は社内システムのクラウドへの移行や、BYODなどの流行もあって、アップル製品がビジネスシーンでも多く使われるようになった。これに合わせてアップル自身もビジネスチームを編成し、企業向けにアップル製品を導入するための情報を発信している。今回のイベントもビジネスチーム主導によるものだ。イベント前半はモビリティエバンジェリストとして名高い、Tooの福田弘徳氏が登壇し、アップル製品を企業に導入する際の現状と課題について説明した。サポートコストが低いのがMac導入のメリットだが、一方で企業ユースでは不可欠な、端末の一斉アップデートや一斉インストール、セキュリティポリシーの一括変更といった、数百台をまとめて管理することは苦手としている。このため、結局は企業の管理から外れた「シャドーIT」(管理されていない端末を業務に理容すること)や「コンシューマライゼーション」(コンシューマ向け製品を業務に利用すること)といった問題が発生していた。こうした問題を解決するのが、米JAMF SOFTWAREが開発した「CasperSuite」だ。Casper Suiteは一般に「MDM」(Mobile Device Management)と呼ばれる、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのモバイル端末を効率良く管理するための管理アプリだ。世界でIBMなどの大企業を含む5,900社に導入され、500万台以上の端末を管理しているという。特徴は、MacとiOSの双方をサポートし、デバイスの登録からアプリケーションの配布までを一括自動化可能な点や、OSの機能もフルに利用するセキュリティ機能、そして使いやすいインターフェースが特徴となっている。続いて、Casper Suiteの日本販売代理店であるチェンジの高橋祐一氏(※高ははしご高)が登壇し、Casper Suiteの特徴を解説するデモを実施した。デモでは、実際に構成プロファイルを使ってMacをセッティングする様子が実演されたが、確かに面倒な設定をいじることも、複雑な画面上でパラメーターをいじる必要もなく、すんなりとセッティングが完了した。また、コンピュータの状態を動的にチェックしてグループ化する「スマートコンピュータグループ」という機能があり、「OSをバージョンアップしていないiPhone」「特定のアプリをインストールしているMac」といった条件でグループ化できるので、効率的に管理運用できる様子も紹介された。このあたりは管理者にとってはかなり嬉しい機能だろう。最後にモビリティ・エバンジェリストの福田氏と、グリーの情報システム部で実際にCasper Suiteを使っている鈴木敏之氏によるトークセッションが開催された。鈴木氏は漢字Talk 7.5の頃からMacを使い続けているという古参ユーザーで、システム管理の経験も長い。グリーでは約750台のMacを管理されている。鈴木氏は、もともとWindows環境だったところにMacを導入することになったため、最初はMacをMicrosoftのActive Directoryに参加させようとしたが、手動で情報をバインドさせねばならなかったため、1台あたりにかかる時間が相当かかって断念。Macについては「緩い」ポリシーで運用していた。続いてIBMの「Endpoint Manager」(現BigFix)を導入したが、こちらもOSのアップデートなどを行うバッチマネジメントがうまくいかず、Windowsは80~90%が自動化できていたものの、Macについては60%前後止まりと、かけたコストに見合わない状態だった。そこでCasper Suiteの存在を知り、WindowsとMacを一括管理することを諦めてCasper Suiteを導入。管理アプリとはいえ、運用が軌道に乗れば毎日触るものでもないため、UIがわかりやすく使いやすいことが導入の決め手になったという。まだ導入から3カ月程度だが、バッチマネジメントも3日で90%超と順調に運用できているとのこと。新しいコンピュータを業務用にセッティングする「キッティング」はまだ完全に自動化できていないものの、OSのイメージをアップロードしておいて自動的に展開し、ライセンスも適用されるところまでは進んでいるそうで、最終的には新しいマシンをネットワークに接続したら自動的にキッティングが完了するところまで進めたいとのことだった。さまざまな製品を渡り歩いてきた鈴木氏だが、Macを管理するならCasper Suiteの一択であると激賞してトークセッションが終了した。筆者も以前企業内に自分のMacを持ち込んで使っていたが、当時はきちんと管理する手段がほとんどなく、基本的にユーザーの自主的な管理に任されているというのが実情だった。しかし顧客情報の取り扱いでISOを取得する場合などはそのような環境にとどめておくこともできず、今後アップル製品が業務に組み込まれていく割合が高くなるにつれてMDM/エンドポイント製品の重要性は増してくるはず。システム管理者はCasper Suiteのような実績ある製品の存在を知っておくことで、余分なコストを削減し、効率の高い管理が可能になるだろう。
2016年03月15日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日今回ご紹介する「アップルサイダー」はサイダーといっても炭酸ではなく、りんごとオレンジ、シナモンスティック、クローブ、砂糖などをコトコト煮つめて作るドリンク。アメリカでは子どもも大人も好きなファミリードリンクで、特に寒い季節は温めて飲むのが定番です。りんごジュースより濃厚でスパイスの風味がリッチなアップルサイダーは、「今日はノンアル!」っていう日にもおすすめですよ。ホットでもコールドでもPhoto by Noraアップルサイダーはアメリカでは多くのスーパーで売られており、寒い時期はファーマーズマーケットやフェスティバルなどで、できたてのアツアツが売られていることも。ただ温かいだけのりんごジュースと思いきや、風味がすごく良くて体もじんわりあったまります。Photo by Pinterestアメリカのスターバックスコーヒーでは「キャラメルアップルサイダー」という、ホットアップルサイダーの上にホイップクリーム、キャラメルソースをトッピングしたメニューが季節限定で発売されて人気でした。暖かい季節には氷とソーダで割ったり、アイスクリームをトッピングしたりしてもGood!ノンアルなのにカクテルみたいに洗練された味だから、カクテルグラスやワイングラスで楽しんでみては。アップルサイダーの作り方Photo by Pinterestアップルサイダーの作り方はとってもシンプル。とにかくコトコト煮込むだけ。できたてのアツアツは風味が格別で、体の芯からあったまりますよ。冷蔵庫で4~5日保存可能で、冷凍保存もできます。【材料】りんご・・・中6個オレンジ・・・1個シナモンスティック・・・2本粒クローブ・・・大さじ1/2ナツメグ(あれば)・・・ひとつまみ水・・・1,800ml~2,000ml砂糖・・・大さじ2~3(りんごの甘さによって調整)【作り方】1. りんご、オレンジはよく洗って、皮ごと2~3cm幅のくし形に切ります。2. 深い鍋にすべての材料を入れて強火にかけます。煮立ったら中弱火にし、フタをして約2時間煮込みます。3. りんごとオレンジが柔らかくなったらポテトのマッシャーなどでつぶし、さらに1時間煮込みます。4. 味見をして好みの甘さになるよう砂糖を加え、火を止めてザルでこします(裏ごし不要)。フルーツなどの残りかすは捨ててください。好みでクランベリーをプラスして煮込んでもOK。「シャトルシェフ」のような保温調理器で5~6時間煮込んでも、同じようにできます。スイーツや料理に活用してもPhoto by Pinterestドーナツやケーキなどスイーツ作りの際、生地に混ぜて使うのもおすすめ。いわゆる「アップルパイ味」に。りんごとスパイスの濃厚な味わいがリッチですよ。また、お肉をソテーするときにアップルサイダーを使うとしっとり柔らかく仕上がります。お肉とりんごの甘みがしっかりあるから、塩、こしょう、しょうゆ程度のシンプルな味付けでOK。温かくしても冷たくしても美味しく飲め、料理にも使えるアップルサイダー。ノンアル生活の新定番として取り入れてみて!(レシピ制作:Nora)
2016年03月07日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)が運営する東京都世田谷区の「二子玉川蔦屋家電」。ここには、CCCとアップルとのコラボレーションによる「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」がテナントを構えている。家電量販店、Apple Storeとは一味違うショップ展開をしているのだが、一体どんな取り組みを進めているのだろうか?蔦屋家電のコンセプトは、「ライフスタイルを買う家電店」。書店とカフェとが一体化したスペースで、様々なライフスタイルを提案している。家電はもちろん、日々の生活をもっと刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売しており、トータルでライフスタイルを提案しているのが特徴だ。どうして二子玉川で家電店なのか? これについては、出店前に実施したアンケート結果を反映してのことのようだ(二子玉川にあってほしい施設は、1位が映画館、2位が家電店だった)。本と家電、それぞれ売場には「コンシェルジュ」とよばれる専門スタッフが常駐している。家電と言っても、最新のものが、全ての消費者にマッチしているとは限らない。そこで、専門の知識を有した「コンシェルジュ」の出番、というわけだ。戸建て、マンションなど、居住空間にあわせた製品の紹介をするなど、顧客に寄り添ったアドバイスをしてくれる。店舗のデザインは独特なもので、Apple Watchのディプレイ用テーブルについては、Apple Store実店舗のものと同じであるが、それを除くとすべて自前。デザインを担当したのは代官山T-SITEなどを手がけたことで知られるクライン・ダイサム・アーキテクツ。彼らは、湘南 T-SITEの「T-SITE Apple Authorized reseller」も手がけている。「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」はエントランス入ってすぐという、店舗の「顔」とも言うべき場所にテナントを構えている。まず、一番目立つ位置にApple Watchのディプレイ用テーブル。その両隣がiPhoneとiPad、その奥がMacという構成だ。「Apple Storeと比べると、落ち着いた空間なので、コーヒー片手に、ゆっくり自分の欲しい製品を見ることができる」とコンシェルジュの斉藤雄之介さん。確かに、いつも大勢の人が詰め掛けているというイメージがあるApple Storeと比べると、ゆったりした印象があり、まるで自宅で寛いでいるような感覚でショッピングを楽しめる。照明の照度も午前中と夕刻、夜で変化させており、一日リラックスした時間を過ごせるよう工夫されている。アップル認定販売代理店から、Apple Premium Resellerまで、Apple Store実店舗以外でアップル製品を取り扱う販売店は数多くあれど、こういった空間演出を施しているのは、「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」だけだろう。アップル製品のコンシェルジュは計7名。専門知識を持ち合わせているだけでなく、普段からApple Storeで実施されるトレーニングやレクチャー、トークなどに足繁く通い、さまざまな情報収集に余念がない。知識量はGenius Barのスタッフに引けを取らないレベルだ。どちらかというとiPhone/iPadから入ってきてMacを使いたいというエントリーユーザーの来客が多いとのことだが、彼らが傍にいてくれるなら心強い。「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」の大きな特徴をもうひとつ。それはコンシェルジュによって運営される、独自のワークショップやイベントだ。土地柄か、親子向け、女性向けの企画が好評のようで、Macを使った、ソフトバンクが販売するロボット「Pepper」を動かすためのプログラミング講座、押し花を使ってオリジナルiPhoneケースを作成するワークショップなどは特に盛況だった模様だ。直近では2月28日(日)に「多摩川を楽しく走ろう! ゆっくり走ろう! 始めよう健康習慣 ~スムージーラン(3km編)~」が催される。これは、Apple Watch Sportをトライオンして走ってもらうというプロモーションも兼ねて実施されるのだが、こういった地域密着型のイベントが多いのも突出したポイントである。基本的に無料で提供しているサービスだそうなので、気軽に参加できるという点も評価したい。他の売り場のコンシェルジュと協力して、蔦屋家電ならではのアイディアを散りばめた企画は、Apple Storeのプログラムとはまた異なり、とても魅力的だ。開業に際して「家電は人生を変える」というテーマが基幹にあったという、蔦屋家電。人々の生活を変え、より良いものにしていくというアップルの理念と一致したところもあって、見事にコラボレーションを結実させた。物入りなこの時期、「蔦屋家電 Apple Authorized Reseller」で一通りアップル製品を揃え、プラスαの買い物をして、新生活を迎えてみてはいかがだろう。
2016年02月26日青森県田舎館村と青森県中南地域県民局では2月6日~14日、道の駅いなかだて「弥生の里」(青森県南津軽郡)にて「冬の田んぼアート」を初開催している。同イベントでは、日本初となるサイモン・ベック氏によるスノーアート制作や、雪に親しむアート・体験プログラムを展開する。サイモン氏は世界にただひとりとされるスノーアーティスト。サッカー場2~3面分(1万4,000~2万1,000平方メートル)の雪深い田んぼをキャンパスにして、スノーシューを装着した足を使って作品をつくる。現地では下書きも行わず、中心といくつかのポイントに目印のポールを立て、ひたすら踏み、歩き、ひとつの作品に対して6~9時間をかけて制作する。会場では、サイモン氏が制作したスノーアートを弥生の里展望所から観覧でき(入場料は200円)、特に2月11~13日16時~19時には、ライトアップの観覧も実施する。ワークショップとして、雪に天使を描く「スノーエンジェル体験」や「万華鏡づくりワークショップ」(2月13,14日)を、雪体験として「雪の家・イグルーづくり」(2月11日)や「雪かき体験」(2月13日)、弥生の里凧揚げ大会(2月14日)を予定している。また、開催期間の土日曜日・祝日には、古代米を使用した3色餅や地元のお母さんが作る津軽伝統料理、ご当地B級グルメ「黒石つゆやきそば」などのグルメの他、地元産品の販売も行う。イベントが行われる田舎館村は稲との関わりが深く、田んぼアートの発祥の地として知られている。1993年に始まった田んぼアートは、夏の風物詩として全国から人々が集まるイベントに成長した。この「冬の田んぼアート」は初めての試みで、サイモン氏は2015年度と2016年度の2年間、田舎館村でスノーアートを制作する予定となっている。「弥生の里」の住所は青森県南津軽郡田舎館村高樋八幡10で、イベント期間中は会場まで徒歩2分のところに弘南鉄道弘南線「田んぼアート駅」に臨時停車する。また青森県では、2月6日~14日に「雪の降るさと2016」(黒石市)、2月11日~14日に「弘前城雪燈籠まつり」(弘前市)、2月12日に「弘南鉄道けの汁列車」(弘前駅発着)、2月13日に「全日本ずぐり回し選手権大会」(黒石市)を開催する。
2016年02月11日11年前、長女に「アップル」と、いまでいうキラキラネームを命名して世間を驚かせたグウィネス。幼い頃からママにそっくりと言われていたアップルちゃんと一緒に写っている写真をインスタグラムに投稿したところ、大反響を呼んでいる。「まるで双子みたい」「どうみても、姉妹」など、グウィネスとそっくりだという声が上がっている一方、「目がクリスそっくり!」「私にはクリス・マーティンにしか見えない」と、グウィネスの元夫クリス・マーティンに似ているとの声も。いずれにせよ、両親のイイところ取りをしているアップルちゃんの美しい容貌に、「大きくなったら絶対モデルになるんだろうね」とファンたちもアップルちゃんのモデルまたは女優デビューを確信しているようだ。4年前に「エレンの部屋」に出演した際、グウィネスはアップルちゃんの類まれな歌の才能を明かし、「将来は歌手かパン屋さんになりたいらしいの」と語っていた。パパは人気バンド「コールドプレイ」のボーカリスト、ママはアカデミー賞女優、どちらの美貌も才能も受け継いだアップルちゃんの将来はいかに…。最近グウィネスが答えた「Glamour」誌のインタビューによると、アップルちゃんだけでなく、9歳のモーゼスくんも歌やギター、演技の才能が優れているという。数年後に2人が何かしらの形でデビューするのは間違いなさそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年02月08日アップルは、海外向けに設計されたApple AC電源プラグの交換プログラムを開始した。交換対象となるのは、ヨーロッパ大陸、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、アルゼンチン、ブラジル向けに設計された、2芯のApple AC電源プラグ。米国や英国、日本向けのAC電源プラグや、Apple USB電源アダプタなどは対象外。交換対象の電源プラグは、2003年から2015年にかけ、Macや一部のiOSデバイス、Appleワールドトラベルアダプタキットで同梱されたもの。ダックヘッド部の故障時に手で触れると、感電する恐れがある。対象となる電源プラグでは、ダックヘッドのくぼみ部分に4~5文字が記載されているか、全く文字が記載されていない。一方、新設計の電源プラグには、くぼみに3文字の地域コード(EUR、KOR、AUS、BRAなど)が記載されている。交換プログラムでは、交換対象の電源プラグを、新設計の電源プラグに無償交換する。交換は、Apple Store直営店でGenius Barの予約をするか、正規サービスプロバイダで行なう。交換手続きには、自身のMac、iPad、iPhone、iPodいずれかのシリアル番号を提示する必要がある。
2016年01月29日青森県八戸市は2月1日~29日、「TANESASHI CAFE」をカフェ「Shibuya City Lounge」(東京都渋谷区)で開催する。同イベントは、三陸復興国立公園・種差(たねさし)海岸のPRを目的に開催する。種差海岸は、青森県八戸市東部の蕪島から金浜までの海岸とその後背地を含めた10km以上にわたる地域の総称で、樹齢100年以上の松並木がつづく「淀の松原」、鳴き砂の有名な砂浜「大須賀海岸」といった海岸がある。今回、オープンするカフェの中心には、種差海岸を象徴する鳥「ウミネコ」の300羽以上の群れを表現した2m級のオブジェを用意。さらに、司馬遼太郎も絶賛したという種差海岸の天然芝生をモチーフにした造形物や、種差の風景写真を10点以上展示する。ランチメニューとして、全国一の水揚げを誇る八戸産のイカを中心に、青森の食材を使用した「スルメイカとみどり野菜のジェノベーゼパスタ 田子にんにくのガーリックトースト添え」(税込1,000円)を提供する。ディナーには、「焼きスルメイカと春野菜のチーズリゾット パルメジャーノ飾り」(税込1,300円)が楽しめるとのこと。
2016年01月27日チームラボは2月5日~28日、サンロード青森(青森県青森市)にて開催されるイベント「北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅 2016年3月26日開業 あおもり おもてなしスペシャル 『チームラボ お絵かき水族館』」にて「チームラボ お絵かき水族館」を展示する。「チームラボ お絵かき水族館」は、インタラクティブアートを使ったアトラクション。紙に描いた魚が壁面に投影された巨大な水槽の中で泳ぎ出し、画面上の魚に触ったり、エサをあげたりといった体験も可能となっている。また、北海道新幹線開業に合わせた記念イベントとして、お絵かき水族館のお絵かき用紙に描いた魚たちの絵とおもてなしの言葉をつなぎあわせ、巨大な「お魚おもてなし横断幕」を作成。奥津軽いまべつ駅などに大々的に貼り出す催しも想定しているとのこと。
2016年01月16日アップルが同社製品をフィーチャーし、「新しい何かを始めよう。」と題したキャンペーンをスタートさせた。現在、キャンペーンサイトが公開されているが、Apple Store実店舗でも今回ピックアップされたアーティストの作品が展示される模様だ。キャンペーンには日本の作家も選ばれている。グラフィックアーティストの牧かほりさんだ。紹介された"VISIONEO16"という作品は、iPad ProとApple Pencilを使って描かれ、息を呑むほどの美しさと繊細さを讃えている。***――牧さんは92年日本大学芸術学部卒業後に渡米。ニューヨークでファインアートを学び94年帰国後フリーランスのイラストレーターとしてキャリアをスタートさせた。COMME des GARÇONSの2005 A/Wでペインティングを提供したほか、JUJUやHIATUSのアルバムジャケットなどを手がけ、2008年には文化庁メディア芸術祭でアート部門審査委員会推薦作品を受賞している。まずは"VISIONEO16"の制作の過程について伺ってみた。牧実はいわゆるペンタブレットのようなデバイスを使ったことがなかったんです。これまでの作品はAdobe Photoshopを利用しているのでデジタル仕上げにはなっているのですが。鉛筆や水彩で描いたものをスキャンして、Photoshopで合成していくというのが制作のプロセスで、最初から最後までデジタルデバイスで描きあげるというのは今回が初めてでした。最初はこれで全部仕上げるのは無理かもしれないなあと正直に申し上げたのですが、まず、『Procreate』で写真が取り込めたのがラッキーだなと思って(笑)。花の写真をiPhone 6sで撮って、それを素材にしたのですけど、これが先ほどのスキャンしてって作業と感覚的に似ていたので。その後で画面をApple Pencilで叩いていくような作業に入ることになったのですが、ここが一番戸惑いましたね。やっぱり今までの画材と違いますから。ただ、これさえ持っていれば、鉛筆など画材が一切要らないし、持って出かければ写真も撮れて、すぐにそれを素材にできてっていうのが素晴らしいと思いました。これ一台でOK、世界中旅して、いろんなことがここでできるって。単純に画材に置き換えたとき、凄い物量になるわけですよ、自分で持てる量でなくなることもあるくらい(笑)。水も、それを拭くものも必要なわけですし。使うにしても、まだまだ自分が気づいていない利用法が眠っているんだろうなと感じます。――牧さんは作ったものを「共有」することに期待を寄せているようである。AirDropで近くの人と、iCloudを使えば、それこそ世界中の人ともシェアするのは簡単にできるのだが。牧"共有"できるっていう感覚が昔と全然違うなって感じます。自分の作ったものをすぐに見せたり、交換できたりっていうことが、漠然と育ってしまった心の壁を取り払ってくれるのではないでしょうか。一方通行でなく、多面性を分かち合え、あちこちから自分を照らされても自然でいられるような気がします。――筆者もこの「共有」という考えには興味を惹かれた。なぜなら、作品をシェアすることで別な派生作品が生まれる可能性があるからだ。一人のアーティストが最初から最後まで仕上げるのが当たり前だったジャンルに於いて、形式の変化を齎すかもしれない。牧描かれた絵に他の人が手を加えるということは今までだったらなかったですけど、他者の手で作品が新たな展開を見せるという指摘は面白いですね。人の感覚や思考が変化するというのは大いにありうると思います。加筆されて質が落ちちゃったらええっ!?とは思うでしょうけど(笑)。ただ、その連鎖がいい方向に向けば、世界も良くなっていくのではないでしょうか。冗談でなく、本当にそう思いますね。人の考えが重なっていって、それが心地よいものであるならば、人間自身が成長していけるはずです。――牧さんは単なる画材の代わりとしてだけでなく、さまざまな局面で人が成長していくのを支援してくれるツールとしてiPad Proに期待を寄せている。「教育の現場でもきっと役に立つ」ともコメントしてくれた。その一方で警戒とまではいかなくても気をつけようと感じていることもあるという。牧作風が似通ったものになってしまうのではないかという危惧はありますよね。あ、これ、あのアプリ使ったなっていうのが分かってしまったりということもあると思います。iPad Proを使うことによって、自分の作風が変わるというよりも、どちらかというと方法論が変わることを期待しています。もっとも自分の精神性を高めるってことも必要になってくるのでしょうけど。そこで大きくジャンプしたいなという気持ちはあります。――とはいえ、牧さんはすでに一度Photoshopを使って制作するという挑戦をし、見事に道具として取り込んだという経歴がある。引き続きiPad Proを使うにしても、難なくこなすようになるのではないだろうか。変わることを躊躇せず、むしろそれを面白がる、それが彼女の作家性でもあるように思えるのだ。牧デジタルの世界は有限だと思い込んでたところがあったのですが、iPad Proを使ってみたら水彩画の二度と再現できないニュアンスと近い描写が可能なんじゃないかと思えるようになりました。普通のペンが滲むようにApple Pencilも滲む表現ができるところとか、開発者が無限を目指しているんだなと感じ取れますね。この小さなデバイスの中に潜む大きな可能性をもっともっと発見していきたいです。言ってみたら新しい次元を広げてくれる"窓"のようなものではないのでしょうか。私自身、最近、"イラストレーター"って肩書きが重いと感じているんですが、先ほどの共有とか、あるいは発信するということでの"軽やかさ"をも体現していますよね。私達の世代に対しては、そんな風に"もっと身軽でいいんだよ"ってメッセージが届いてる気がします。――さらに、変化することで成長できるはずと、力強い言葉を残してくれた。続けてクリエイターとクリエイターでない人の差が少なくなるだろうとも指摘する。牧先ほどの作風が似通ってしまうかもという危惧とは矛盾せず、万人がクリエイティブでいられる可能性も提示してくれているとも思います。クリエイターと非クリエイターの垣根を取り払ってくれるような。それはよりはっきりとした形で表れていると感じます。これは大きいですよね。今まで尻込みしてた人でもすぐに始めらるし、コラボレーションもできる、研鑽もできる。これで発掘される才能もあるだろうし、今、プロフェッショナルな世界で活動されている方はより高いところを目指せるのではないでしょうか。――最後にインタビューから10日ほど経って、牧さんから届いたメールを一部紹介しよう。牧デジタルのよさは、デジタル側が生み出す偶然に、ちょっと意思を加えてさらに偶然を重ねられること。このサンドイッチを好きなだけ繰り返して、(いわば上質な他力本願が!)思っても見なかった表情を生み出します。iPad proの場合は、さらにApple Pencilを握って、実際の絵/タブレットの表面に触れながら制作するので、人とデジタルの境界線ががうっすらとする瞬間が多くあるんです。きっとこの瞬間に人の創造力が、何かに導かれてきらめきのクリエイションを生み出すんですね。たのしいツールがまた一つ増えました。***年明け9日、牧さんは「新しい何かを始めよう。」と題されたApple Storeのイベントに登壇する予定だ。当日はイラストレーターとしての仕事を振り返り、iPad ProとApple Pencilに出会ったことで創作活動に新たに発見したことを紹介しつつ、今後のデジタルクリエイションに込めた想いなども話していくという。ライブデモを楽しみながら、2016年最初のイラスト作品にチャレンジして、新しい自分を見つけてみるというのはいかがだろう。会場はApple Store, Omotesandで16時開始を予定している。詳細についてはApple StoreのWebサイト、またはiOS用に提供されている「Apple Store」アプリでチェックして頂きたい。
2015年12月30日ロイヤルホストはこのほど、「林檎とパイのパルフェ ~ラムレーズンカラメルソースとマスカルポーネで~」など、青森県産のりんご「紅玉」を使用した季節限定デザート2品の販売を開始した。○青森県産「紅玉」を使った季節限定デザート2品登場同店では、季節の果物を多くの人に楽しんでもらいたいという思いから、2014年9月から四季折々の国産フレッシュフルーツを用いたデザートを提供している。今回は青森県産のりんご「紅玉」を使った、手作り感のあるデザート2品が登場。店舗で一つ一つ焼き上げ甘さを引き出した焼きりんごと、ラム酒の効いたラムレーズンカラメルソースの組み合わせが冬にふさわしいデザートだという。「林檎とパイのパルフェ ~ラムレーズンカラメルソースとマスカルポーネで~」は、フレッシュなりんごと焼きりんごを使った、甘酸っぱい紅玉の香りや食感を楽しめるデザート。バニラアイスやホイップクリーム、滑らかなマスカルポーネ、さくさくのパイを盛り込みラムレーズンカラメルソースで仕上げた、ちょっと大人味のパルフェに仕立てたという。価格は734円(税込)。「林檎のブリュレ ~ラム酒香るカラメルソースで~」は、焼きりんご2分の1個を器にしてバニラアイスを詰め、クレームブリュレにした。別添えの、ラム酒が香るカラメルソースを上からかけて味わうデザート。価格は680円(税込)。12月8日より順次販売開始。12日~2016年2月初旬(予定)、全国販売となる。販売時間は、11時~24時。一部取り扱いのない店舗、販売期間が異なる店舗、一部価格が異なる店舗がある。なお、りんごの収穫状況によって、販売開始および終了時期が予定と異なる場合がある。また、2品ともアルコールが含まれているため、子どもや車を運転する人には提供しない。
2015年12月17日ドンクは2016年1月16日~31日、「青森りんごフェア」を全国のベーカリー「ドンク」「ミニワン」店舗で開催する。同フェアは、青森県産のりんごを用いて、同社のパン職人がその魅力を引き出したオリジナル商品8品を販売するというもの。パンとの相性がよい「ふじ」と、パンと合わせることは珍しい、強い甘さと香りを持つ「王林(おうりん)」の2種類のりんごを使用する。ドンクでは、昨年のフェアで好評だった「青森りんごのクロッカン」(税込260円)、「青森りんごのクリームパン」(税込238円)に加え、「青森りんごブロート」(1本/税込885円、1/2本/税込443円)、「青森りんごとクルミのシナモンロール」(税込260円)、「青森りんごとキャラメルのタルト」(税込281円)、「青森りんごブリオッシュ」(税込270円)、「青森りんごのハニーフランス」(税込227円)が登場する。ミニワンでは、リボンの形をしたりんご入りのミニクロワッサン「青森アップルリボン」(100g/税込281円)を販売する。
2015年12月17日アップルは10日、12月7日から13日までのコンピュータサイエンス教育週間に合わせ、コンピュータプログラミングの基礎を学べる無料のジュニア向けワークショップ「Hour of Code(コーディングの時間)」をApple Store各店で実施した。本稿ではApple Store, Omotesandoで開催されたワークショップの様子をお届けする。Hour of Codeは、コンピュータサイエンス教育普及を推進するNPO団体であるCode.orgが提唱している運動で、180カ国以上の生徒数千万人が参加している。Hour of Codeのイベントは誰でもどこでも開催することができ、この運動を以前より支援したきたアップルは、世界規模でスペシャルイベントを実施している。今回のワークショップは6歳以上を対象に実施され、筆者が取材した回には、学校の授業を終えた小学生8名が参加した。ワークショップは、用意されたチュートリアルを進めることで、誰もがプログラミングの基本を1時間で習得できるような内容になっている。開始に先立って、参加者全員でビデオを視聴。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグらが登場するこのビデオはYou Tubeでも見ることができる。ビデオを見終わると続いて、Apple Storeのスタッフから、注釈が。コードを書くことは、エンジニアだけがする事ではなく、皆に関係あることなのだというイントロダクションののち、各々で自己紹介。名前と将来の夢をお互いに伝え合う。その将来なりたい自分の姿と、先ほどの、コードを書くことは皆に関係あるよという話をつなげ、スタッフは、電子レンジなど身の回りにあるものもプログラムが動いていると丁寧な解説をしてくれた。そしていよいよiPad miniを使ってチュートリアルを動かしていく。今回は映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する球型のドロイド・BB-8を実際に動かしてみるというものだ。前作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が公開されたのは10年前だから、子供たちは知らないのではないかと思ったのだが、CMとタイアップをガンガン展開してるからか、意外と「知ってるー」という声が多かった。BB-8はコンピュータでコントロールされているという設定もあり、この課題に登場させるのにピッタリのキャラクターだ。映画の登場人物であるレイという女性と一緒にBB-8が部品を集めていくという動作を実行させるのだが、プログラムの構築は命令が書かれたブロックをつなぎ合わせて行っていく。「前方に移動します。」「左に曲がる」「右に回転」といった基本的な動きが書かれたブロックを組み合わせて作業を進めるのだが、要領よく進められる子もいればそうでない子もいる。わが子が上手くこなせてない様子を見て、お父さんお母さんが助太刀に入ろうとするのだが「自分でやる!」と、解決法を自ら探ろうとする子が多かったのが印象的だ。スタッフも補助に入るが、こうしなさいと指示するのではなく「何回右に動いたらいいのかな?」といったようにヒントを与えるにとどめ、思考することに重きを置いていたところは高く評価したい。これは競争ではないから、何問解けたから偉いということではないし、それよりも、思考方法を鍛錬することのほうが重要なのだ。また、協力を仰ぐのに、その日その場で会った隣の子に声をかけるという姿も印象に残った。一緒に同じ作業をすることで、同じテーブルに座った子供たちの間で連帯感が生まれているようにも見えた。約1時間のワークショップが終了すると、修了証が授与され、作業で使ったアップルのイヤフォン「EarPods」がプレゼントされた。最後にゲストとしてバックルームからSpheroより発売されたBB-8が登場。iPadからコントロールして皆で楽しんだ。なお、ワークショップで採用されたチュートリアルはこちらから利用することができるので、興味があれば一度試して頂きたい。
2015年12月11日アップルがUSB 3をサポートする「Lightning-SDカードカメラリーダー」の販売を開始した。同社のオンラインストアでの価格は3,500円(税別)。Lightning-SDカードカメラリーダーは、カメラで撮影した写真やビデオをiOSデバイスに取り込むためのLightning対応のカードリーダーだ。SDカードを差し込むとiOSデバイスの写真アプリが開き、iCloudフォトライブラリを使用している場合は、取り込んだ写真やビデオがiCloudに保存される。新しいLightning-SDカードカメラリーダーはUSB 3に対応する初のLightiningアクセサリであり、RAW画像やHDビデオといった大きなファイルも高速に転送できる。ただし、現時点でLightningポートがUSB 3に対応するiOSデバイスはiPad Proのみ。その他のiOSデバイスではUSB 2の転送速度になる。
2015年12月09日アップルがiPhone用のバッテリー内蔵型保護ケース「Smart Battery Case」を発売した。対応機種はiPhone 6sとiPhone 6。カラーはチャコールグレイとホワイトの2色。同社のオンラインストアにおける価格は11,800円(税別)だ。Smart Battery Caseは「シリコーンケース」と同じように、外側に柔らかいシリコーン、内側にiPhoneを保護するマイクロファイバーを用いており、丸みのあるiPhone 6s/6のボディにぴったりとフィットし、手に心地よく収まる。またケースを簡単に脱着できるように、ヒンジ部分にエラストマーを採用している。Smart Battery Caseの装着によってiPhone 6sのバッテリー動作時間は以下のように80%前後長くなる。連続通話時間:最大14時間→同25時間LTEでのインターネット利用:最大10時間→同18時間ビデオ再生時間:最大11時間→同20時間ケース内蔵バッテリーの残量はiPhoneの通知センターやロック画面で確認できるほか、ケースの内側にバッテリーの状態を示すLEDインジケータが用意されている。iPhoneに付属するLightning-USBケーブルを使ってiPhoneと同じように充電でき、ケースを装着した状態で「iPhone Lightning Dock」を利用できる。米国のいくつかの媒体が、早くもSmart Battery Caseの使用レポートを公開している。The Vergeの「Apple’s new $99 iPhone battery case doesn’t measure up」によると、iPhoneとSmart Battery Caseのどちらのバッテリーも100%の状態では、iPhoneはケースのバッテリーから使用するという。Smart Battery Caseの内蔵バッテリーの容量は1,877mAh。iFixitの分解レポートなどで明らかになったiPhone 6sの内蔵バッテリーの容量をわずかに上回るが、iPhoneを100%まで充電できないこともあると指摘している。内蔵バッテリーが空になったiPhone 6sにSmart Battery Caseを装着し、Smart Battery Caseが空になるまで充電したところ、iPhone 6sの内蔵バッテリーは72%だった。バッテリー容量と価格という点ではサードパーティの製品に軍配が上がる。だが、スリムなSmart Battery Caseは持ちやすく、Lightningケーブル1本で扱え、通知で簡単にバッテリー残量を確認できるなど、Appleデザインならではの使いやすさが長所であるとしている。
2015年12月09日世界エイズデーの12月1日、アップルはApple Store銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗でAppleロゴのカラーを"レッド"に変更した。同日アップルが販売するすべての製品、アクセサリの売上金額の一部が、世界エイズ・結核・マラリア対策基金へ寄付することがアナウンスされている。これは、例年ワールドワイドに実施されており、日本では、実店舗、オンラインストアともに、アップルが販売するすべての製品およびアクセサリの売上金額の一部が世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付される。また、銀座、心斎橋、名古屋、福岡の4店舗では、この日のみ店頭に設置されたAppleロゴのカラーがレッドに変更されている。アップルは、エイズと戦い、エイズの無い世代を作り出すための活動を続ける(RED)の活動を以前よりサポートしている。(PRODUCT)REDを運営する(RED)は、ロックバンドU2のボーカリスト・ボノと、 国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーが発起人となり、2006年1月26日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで提唱された。(RED)には、アップルをはじめ、ファッション系から金融系まで様々な企業がパートナーとして参加しており、(PRODUCT)REDという共通のブランドの商品の開発・販売にあたっている。活動を通じて得た収益の一部は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」に寄付され、募られた基金は、エイズによって最も深刻な影響を受けている人々に教育や診療を提供するために使われる。(RED)に参加した企業からは、これまでに総額3億2,000万ドル以上、アップル単独でも1億ドル以上の資金が生み出されている。また、App Storeでは、ゲームデベロッパーであるフィンランドのSupercellと協力して「(RED)パック」を提供している。対象となるのは、「クラッシュ・オブ・クラン」「ブーム・ビーチ」「ヘイ・デイ」の3タイトルで、App内課金として購入できる。こちらは売上金額の中から収益分すべてが前述の「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付される。名パックには、ゲーム内で(RED)への支援を表明できる期間限定のデコレーションアイテムも含まれている。これらのパックは、12月5日午前1時(日本時間)まで購入できる。
2015年12月01日アップルは19日、Apple Watch用の充電ドック「Apple Watch Magnetic Charging Dock」をオンラインのApple Storeで販売開始した。価格は税別9,500円。19日時点では、1営業日での出荷となっている。Apple Store実店舗でも販売予定。「Apple Watch Magnetic Charging Dock」は、円盤型の台の中央に磁気充電端子を備え、Apple Watchを充電できるスタンド。充電端子は立てることができ、Apple Watchを横向きでも、寝かせた状態でも充電できる。なお、Apple Watchを横向きに置いた場合は自動的にナイトスタンドモードに切り替わる。対応するApple Watchは、38mmケースと42mmケースの両方。同梱物は、Apple Watch Magnetic Charging Dock本体および、Lightning - USBケーブル。
2015年11月19日アップルが同社のオンラインストアにおいて、Apple Watch用の充電ドック「Apple Watch Magnetic Charging Dock」の販売を開始した。Magnetic Charging Dockは38ミリと42ミリの全てのApple Watchで利用できる。円盤形の台座の真ん中に、Apple Watch付属の充電ケーブルと同じ磁気充電端子が付いており、Apple Watchを置くだけで簡単に充電を開始できる。ドックの高さがあるため、バンドを広げて平らに置いた時にApple Watchが安定する。また磁気充電端子は立てられるようになっており、横向きに立てた状態でApple Watchを置くことも可能。横向きに置くとApple Watchは自動的にナイトスタンドモードに切り替わる。パッケージに含まれるのはApple Watch Magnetic Charging DockとLightning - USBケーブル。カラーはホワイト。価格は9,500円 (税別)だ。
2015年11月19日アップルは11月9日、タブレットiPadシリーズの新製品「iPad Pro」のオンラインでの販売を11月11日に開始すると発表した。またApple直営店、特定の通信事業者やApple製品取扱販売店などにおいて、今週後半から店頭販売も始まる。価格は下位モデルの32GB Wi-Fiが94,800円、上位モデルの128GB Wi-Fi+セルラーが128,800円となっている。カラーは、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。オプションの「Apple Pencil」は11,800円。「Smart Keyboard」は19,800円 (チャコールグレイ、US Englishレイアウト)。iPad Pro Smart Coverが7,800円(チャコールグレイ、ホワイト)、iPad Pro Silicone Caseが9,800円(チャコールグレイ、ホワイト)となっている。iPad Proは、米Appleが9月に開催したスペシャルイベントで発表し、11月の発売を予告していた。12.9インチ (2,732×2,048、264ppi)の大きなRetinaディスプレイを装備し、ディスプレイ面積はiPad Air 2より78%も大きい。プロセッサはA9の高速版であるA9Xを搭載する。iPad Air 2に比べてCPU性能が最大1.8倍、グラフィックス性能も最大2倍向上した。3Dデザインの作成・レンダリングや、4Kビデオのマルチストリームの編集といったタスクでもスムーズに処理できるという。iPad Proは"プロ"のニーズに応えるiPadという位置づけであり、Apple自身がペン入力用のApple Pencilと、キーボードSmart Keyboardを用意した。Apple Pencilは圧力センサーと傾きセンサーを備え、新しいMulti-Touchサブシステムとタイミングコントローラを備えたiPad Proのディスプレイとの組み合わせで、ペンを使った豊かな表現を実現する。Smart Keyboardはカバーとハードウエアキーボードを兼ねており、Smart Coverと同じようにマグネットで簡単に着脱でき、折りたたみ方を変えることでカバー、スタンド、キーボードの3つのスタイルで利用できる。キーボード部分はファブリック素材にレーザーアブレーションによって一つずつキーが形成されており、わずか4ミリの薄さでもしっかりとした張力を持ち、安定して正確にタイピングできる。カメラは、背面のiSightカメラが8メガピクセル、前面のFaceTime HDカメラは1.2メガピクセル。Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、Touch IDを搭載。内蔵バッテリーは38.5Whで、最大10時間の使用が可能だ。本体サイズは305.7×220.6×6.9ミリ、重さは713グラム(Wi-Fiモデル)/723グラム(Wi-Fi+セルラーモデル)。
2015年11月10日アップルが同社のオンラインストアで第4世代の「Apple TV」の販売を開始した。価格は32GBモデルが18,400円、64GBモデルが24,800円。出荷予定日は販売開始時点で3~5営業日となっており、最も早い場合は10月31日に届く。第4世代のApple TVは米Appleが9月に開催したスペシャルイベントで発表し、10月末の発売を予告していた。同社は「TVの未来はアプリである」としており、Apple TVに新たにtvOSを搭載した。サードパーティ開発者がApple TV向けのアプリを開発でき、Apple TVのApp Storeを通じてユーザーに提供できる。ユーザーインターフェイスはフラットなデザインになり、また新たなインターフェイスとして音声デジタルアシスタント「Siri」が加わり、音声を使った操作や情報検索も可能になった。ハードウエアはCPUにA8を搭載、Wi-Fi機能が802.11ac(2x2 MIMO)をサポートする。ユーザーインターフェイスの変更に合わせて、付属のリモコンも「Siri Remote」に刷新された。Bluetooth 4.0でApple TVと接続。IRトランスミッタ、タッチ操作用のTouchサーフェス、Siri用のマイクを備える。また加速度センサーとジャイロスコープを内蔵し、簡単な動きによる操作もサポートする。第4世代Apple TVのパッケージには、本体、Siri Remote、Lightning-USBケーブル(Siri Remoteの充電用)、電源コードが含まれる。HDMI(HDMI 1.4に対応)でTVと接続するが、HDMIケーブルは同梱されていない。アクセサリ類は、Siri Remoteが単体で9,500円、動きのあるゲームなどでSiri Remoteを落とさないように手首と結ぶ「Remote Loop」が1,500円となっている。第4世代Apple TVはBluetooth対応のヘッドフォンやスピーカーをサポートしており、「Beats PowerBeats2ワイヤレスインイヤーヘッドフォン」「Beats by Dr. Dre Solo2ワイヤレスオンイヤーヘッドフォン」「Bose SoundLink Mini Bluetooth Speaker II」「B&O PLAY BeoPlay A9 mkⅡ」など、Apple Storeで販売されているBluetooth対応ヘッドフォン/スピーカーの互換Apple製品にApple TV(第4世代)が加わった。Bluetooth 4.1対応のゲームコントローラ「SteelSeries Nimbusワイヤレスゲームコントローラ」(8,400円)もApple TV(第4世代)をサポートする。
2015年10月27日アップルは、同社提供の音楽サービス「Apple Music」において、J-Popやアニソンなど邦楽コンテンツを強化した。木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができる。世界中で1,500万人のリスナーがいることが先日公表されたApple Musicで、邦楽コンテンツが強化された。23日よりソニー・ミュージックやビクターエンタテインメントなどのレーベルが参加し、木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、JUJUの最新タイトルや松田聖子、TM NETWORKなどの人気のカタログ、中川翔子やClariS、大原櫻子のアニソンを楽しむことができるようになっている。リスナーの趣味に合った、お勧めのコンテンツを表示してくれる「For You」にも「はじめてのJUJU」などのプレイリストが追加されている。この調子で邦楽コンテンツが増えていくなら、海外のリスナー向けにJ-Popのプレイリストが強化されるだろうし、「Radio」で流れている「トゥデイズ J-Pop」のほかに、最新の音楽トレンドを配信するラジオ「Beats 1」でもニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンに次ぐ、第4の拠点として、東京が選ばれるかもしれない。Apple Musicは今年の7月1日より提供が始まった。登録してから最初の3カ月は無料で全てのサービスを利用できる。無料期間が終わった後の利用料は「個人メンバーシップ」で月額980円、「ファミリーメンバーシップ」は1,480円となっている。
2015年10月23日サークルKサンクスは10月13日~12月28日、青森県産「青天の霹靂(へきれき)」の新米を使用したおにぎり10品を青森県内の「サークルK」「サンクス」店舗で期間限定販売している。青天の霹靂は、今年より一般販売を開始する新品種の米。やや大きめ粒は食べ応えのある硬さなので、おにぎりに適しているとのこと。対象となる商品は、「直巻おにぎり(紅鮭あらほぐし、北海道産いくら)」「手巻おにぎり(具材たっぷり!シーチキンマヨ、こんぶ、紀州南高梅、辛子明太子、筋子醤油漬け、チキンマヨネーズ)」「青混ぜ海苔おにぎり(ねぎとろわさび)」「ふり塩海苔おにぎり(焼鮭)」。
2015年10月15日アップルは13日、Mac用のアクセサリ「Magic Keyboard」「Magic Trackpad 2」「Magic Mouse 2」を発表、同日より販売を開始した。いずれの製品も充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵し、従来のAA電池を中心としたデザインからより機能的なデザインに改められた。Lightningポートを備え、Lightning-USBケーブルで接続して約2時間で充電が完了する。フル充電で約1カ月の使用が可能。対応環境はOS X v10.11(OS X El Capitan)以降。BluetoothでMacと接続し(Magic Trackpad 2はBluetooth 4.0が必要)、Lightning-USBケーブルを使ってMacとのBluetooth接続のペアリングを行える。○Magic Keyboard表面全体にキーが配置され、ファンクションキー(メディアコントロールキー)が従来の横長の小さなキーから正方形の大きなキーに変更された。キーのシザー構造が改良されてキーの安定性が33%向上、キーごとの最適化が図られており、より快適なキー運びで正確な入力を行える。本体サイズは27.9(幅)×11.49(奥行)×0.41~1.09(高さ)センチで、重さは0.231キロ。価格は11,800円。○Magic Trackpad 2ボタン機構に感圧タッチを採用し、圧力の違いを検出する感圧センサーを用いた操作をサポートする。ガラスで覆われたタッチパネルが表面全体に広がり、どこを押してもクリックできる。内蔵バッテリ-になったことでより低いフォルムになり、スクロールやスワイプといったマルチタッチ操作をより快適に行える。本体サイズは16.0(幅)×11.49(奥行)×0.49~1.09(高さ)センチ、Magic Keyboardと並べてフィットするデザインになっている。重さは0.231キロ。価格は14,800円。○Magic Mouse 2内蔵バッテリーになって軽量化され、また底面のレールが改良されており、マウスを動かす時の抵抗が少なくなっている。電池室のふたがなくなった底面は、より正確かつ滑らかにマウスの動きをトラッキングできるようにデザインが最適化された。表面には最新のマルチタッチサーフェスを採用しており、スクロールやスワイプ、クリック、ダブルクリックといった操作をスムースに行える。本体サイズは5.71(幅)×11.35(奥行)×2.16(高さ)センチで、重さは99グラム。価格は9,500円。
2015年10月14日●青森店は"何の実現"を目指したのか?最近では、建物のエントランスやエレベーター、コンビニ、金融機関、住宅に至るまで、さまざまな場所にネットワークカメラが設置されている。それらの大半は、人の目が届きにくい場所や、人が24時間365日いることが難しい場所などの防犯や監視を目的に設けられたものだろう。しかし、昨今のネットワークカメラの用途はそれだけに留まらない。"ネットワークに繋がっている"強みによって、防犯・監視の域を脱した「新たな可能性」を模索している。青森県・青森市のネッツトヨタ青森 青森店における取り組みも、その1つだ。最新事例の全貌を、ネッツトヨタ青森 青森店 副店長の渡邉明史氏とネッツトヨタ青森 システム室の工藤大輔氏に伺ってきた。○"併設型店舗だからこそ" ネットワークカメラが活きてくる日本が世界に誇る自動車メーカー、トヨタ自動車の販売会社(以下、販売店)の1つとなるネッツトヨタ青森は、青森市や弘前市、八戸市などを中心に計11店舗を展開する。今回の舞台となる青森店は、2013年10月に現在の所在地「青森市東大野2丁目」に移転してきた新店舗となる。同店はそれまで、ネッツトヨタ青森の本社に隣接していたが、現住所の周辺が近年、新たに住宅街として発展してきたこともあり移転が決定。しかし、実はこれより先にリニューアルの実施が決定していた店舗がある。同社の中で最も長い歴史を持つ弘前店だ。2015年内のオープンを予定する弘前店は、ネッツトヨタ青森で初の"併設型店舗"(1つの店舗に2社以上の販売店が入る店舗)となる見通しで、同社担当者らは店舗作りの参考にと、東京都・葛飾区にて営業を行う3社合同施設「T-プラザ金町 (東京トヨペット/トヨタ東京カローラ/ネッツトヨタ東京)」へ見学に赴いた。そこで出会ったのがアクシスの提供するネットワークカメラ「AXIS P1357-E」。同施設では、同一の入り口から販売店が異なった顧客が来店するため、どこの販売店に訪れた顧客か判別する必要があった。そこで、アクシスのネットワークカメラを利用したお客様来店通知システムを導入。「来店とほぼ同時に、どの販売店が担当する顧客か把握することができるようになる」という点が、同システムの最大のメリットであった。○青森店が実現した、日本の"おもてなし"しかし、ネッツトヨタ青森が実際に導入したのは、併設型店舗"ではない"青森店。この理由を、青森店副店長の渡邉明史氏は「青森店の立地」と「顧客満足度(CS)の向上」にあると説明する。「現在の青森店は、以前の店舗より約2倍の敷地規模となっただけでなく、来店客の対応を行うカウンターからの目線と県道120号線が並行するかたちで設計されており、道路から垂直に出入り口用の道路が伸びています。そのためカウンターにいるスタッフからは、来店者の車両ナンバープレートの位置が完全に死角になる。来店者数が少なければ、その都度外に出て確かめれば良いかもしれませんが、立地上、客数の増加も見込まれましたし、少ない人数で対応しなければならないため、それは現実的ではないと考えました」(渡邉氏)同氏によると、以前の店舗では、立て続けに来店があるというケースは少なく、車の出入りも多くはなかった。しかし、現在の店舗になり来店数が増加。一方で駐在するスタッフを増員できるわけでもなく、限られた人員で多くの来客に対応せねばならなった。また、自動車の販売店に訪れる人は、既存顧客と他社からの乗り換えとなる新規顧客の2パターンで、既存顧客の多くは、事前に修理や点検といった予約をしてから訪問するという。同店では、平日に50~60名、休日に約120名/80~90組の来店があり、休日であればその6割ほどが整備・点検を目的に訪れる。「自動車は決して、安い買い物ではありません。点検であっても、年間数万の費用がかかります。その上で弊社のこの店舗を選んでくれて、しかも事前に予約をしたにも関わらず『何の御用ですか?』と言われたら嬉しくはないですし、むしろ失礼なことですよね。『〇〇様、いらっしゃいませ。定期点検のご予約ですね』とお声がけすることでCSが高まるはずです」(渡邉氏)そのため、来店時には即座に車両ナンバーを確認し、青森店の顧客管理情報や来店予約情報と照合することで、"接客前に顧客の名前や来店目的を確認する必要があった"のだ。今回導入したシステムでは、来店があると、スタッフは店舗内のどこにいても、支給されたiPad/iPod touch上で「顧客の車両ナンバー」と「顧客の氏名」「予約内容」を確認することができる。そのため、車両ナンバープレートが見えないカウンターだけでなく、他の顧客の接客中やオフィスで作業中であっても「誰が何を目的に訪問したか」をオンタイムで把握することが可能。「少ない人数でも迅速に情報を共有し、担当者でなくとも顧客情報を確認した上で対応する」という理想のフローを実現したのである。●"導入する意味"は本当にあったのか?ネッツトヨタ青森 青森店が導入した、アクシスのネットワークカメラを利用したお客様来店通知システム。実際の現場では、来店客の車両が出入り口より入庫すると、設置されたセンサが感知しネットワークカメラが来店車両を撮影する。その後、お客様来店通知システムにより同写真から記載文字が抽出され、ネッツトヨタ青森の顧客管理情報および青森店の来店予約情報と照合されることで、来店者の情報が特定される仕組みだ。このとき、顧客の氏名は、同社のデータベース上にあった場合に限り表示。予約内容においては青森店のデータベースにて管理しており、同内容を元に、青森店の社内ネットワークを通じて瞬時にスタッフの端末上に表示が行われる。同ネットワークには実際、iPad3台iPod touch4台の計7台が連携し、うちiPad1台をカウンターに、土日は入り口の外で対応を行うスタッフ用に三脚に乗せてセットされる。また、iPod touchは日ごとに決められた当番スタッフが保持し、インカムによって情報を伝え合うことでスタッフ間のコミュニケーションを図っている。なお、「同じトヨタ自動車グループとなるトヨタアドミニスタ(T-プラザ金町を運営する)が利用していたことから、スムーズに導入できた」とシステム室の工藤大輔氏は語る。前述の通り、同システムは2015年内にオープンを予定する弘前店での導入を考えていたもの。青森店での利用は、オープンの約6カ月前に話が上がり、ハードウェアの設置やシステムの調整を約3カ月でやってのけたという。○導入した意味は、あった今回のシステム導入に関わった青森店の副店長 渡邉氏は、ネッツトヨタ青森社内でも青森店内でも、導入に対して賛否両論があったと当時を振り返る。「やはり、もともと導入されていたT-プラザ金町は、併設型店舗だからこそのメリットを感じていたわけですから、単独の店舗で導入する必要はあるのだろうかという話しになります。加えて、冬季になると車両ナンバープレートに雪が被さってしまいナンバーが読み取れない、日によっては言わば"冬に使えないシステム"になるのではと想像されました。ですが、そのシーズンというのも1年のうち3カ月ほど。多数決というわけではありませんが、稼働できる時間の方が長く、その間に顧客満足度(CS)の向上に役立つのであれば導入しようという判断になりました」(渡邉氏)実際は、ナンバーの読み取りができない期間も少なく、運用を開始してから約2年、毎月データを集計・蓄積していっていると同氏は説明する。「データが集まることで、さまざまな気付きを得ました。たとえば、運営当初は顧客管理情報を青森店のものに限定していましたが、(ネッツトヨタ青森の)全店舗を対象にしてほしいと要請したんです。それによって、月に20台ほど他店舗から青森店に訪れていることが分かりました。それに気付くことができたため、顧客対応などの改善につながったのだと思います」(渡邉氏)お客様来店通知認証システムは、導入したからといって、必ずしも売上に貢献するとは言えない。CSに関しても実際に、同システムによって向上したかという直接的な効果を数値化・可視化することは極めて難しいだろう。しかし、青森店が目標とする「少ない人数でも迅速に情報を共有し、担当者でなくとも顧客情報を確認した上で対応すること」の実現に貢献していることは言うまでもない。「〇〇様 いらっしゃいませ」と声をかけられた顧客の多くも嬉しいと感じたことだろう。なにより、防犯・監視の域を超え、広い意味でのマーケティング「CS向上によるリピーターの獲得」に貢献するツールとして、ネットワークカメラの可能性を大いに感じる先進的な取り組みと言えるのである。
2015年10月07日アップルは5日、仏・ラグジュアリーブランド「エルメス」とApple Watchのコラボレーションモデルとなる「Apple Watch Hermès」を発売した。3モデルをラインナップし、価格は138,000円(税別)から。「Apple Watch Hermès」は、9月9日(米国時間)に開催されたアップルのスペシャルイベントにおいて発表された製品。エルメスの職人が製作するレザーストラップと、アップルのデザイナーが設計した文字盤を組み合わせた特別モデルで、ケース裏蓋とストラップの裏面には、「Hermès」の文字が刻まれている。このモデル限定で、エルメスの代表的な腕時計である「クリッパー」、「ケープコッド」、「エスパス」からインスピレーションを得たデザインのWatchフェイスを内蔵している。○Double TourDouble Tourは、ダブルストラップを特徴とするデザイン。ケースサイズは38mmのみ。ストラップは、フォーヴ色のヴォー・バレニア、ブルー・ジーン、カピュシーヌ、エタン色のヴォー・スウィフトの4色を用意。価格は158,000円(税別)。○Simple TourSimple Tourは、馬のガースベルトの留め具を彷彿とさせるバックルを採用したクラシックなデザイン。ケースサイズは、38mmと42mmを用意。ストラップは、フォーヴ色のヴォー・バレニア、黒のボックスカーフ。38mmのみカピュシーヌ色のヴォー・スウィフトも用意している。価格は38mmのモデルが138,000円、42mmのモデルが158,000円(いずれも税別)。○CuffCuffは、乗馬の馬具にインスパイアされた幅広のデザイン。Apple Watchの心拍センサーが常に手首に接するように設計されている。ケースのサイズは42mm、カラーはとフォーヴ色のヴォー・バレニアのみの用意。価格は188,000円(税別)。○日本国内の取り扱い店舗日本の取り扱い店舗は、Apple Store 表参道、Apple Store 銀座、Apple Store 心斎橋、Apple Watch at Isetan Shinjuku、Dover Street Market Ginza、Hermès 銀座、Hermès 大阪御堂筋の7店舗。
2015年10月06日5日、アップルとフランスの老舗メゾン・エルメスとのコラボレーションモデル「Apple Watch Hermès」が発売となった。"Simple Tour"、"Double Tour"、"Cuff"の3ラインの展開で価格は138,000円(税別)から。「Apple Watch Hermès」は、9月9日のアップルのスペシャルイベントで発表された。Apple Watchのデザインと機能はそのままに、Hermèsのアイコニックなスタイルである繊細な仕上げのレザーベルトがあしらわれている。"Simple Tour"、"Double Tour"、"Cuff"という3ラインでの展開で、通常のApple Watchと異なりケースの裏蓋部分とストラップの裏側に"Hermès"の文字が刻まれており、このモデルのみで使用できるWatchフェイスが内蔵されている。Double Tourは38mmモデルのみで、フォーヴ色のヴォー・バレニア、ブルー・ジーン、カピュシーヌ、エタン色のヴォー・スウィフトの4タイプを用意。マルタン・マルジェラがクリエイティブディレクターを務めていた頃からの独特なデザインで、Hermèsの定番腕時計でも採用されている。価格は158,000円(税別)。Simple Tourは38/42mmモデルに、フォーヴ色のヴォー・バレニア、または黒のボックスカーフの2タイプを用意。38mmモデルではカピュシーヌ色のヴォー・スウィフトを選ぶこともできる。クラシックなエルメスのデザインで、馬具工房としての伝統を受け継いだ仕上がりとなっている。価格は38mmのモデルが138,000円、42mmのモデルが158,000円(いずれも税別)。Cuffは42mmモデルとフォーヴ色のヴォー・バレニアの組み合わせのみ。馬具から着想を得て、デザインされている。Apple Watchの心拍センサーが常に手首に接するよう、ストラップにはホールが穿たれている。価格は188,000円(税別)。取り扱い店舗は、Apple Store 表参道/銀座/心斎橋/at Isetan Shinjuku、Dover Street Market Ginza、Hermès 銀座、Hermès 大阪御堂筋の7店舗。本日より予約および購入が可能だ。
2015年10月05日青森銀行はこのたび、9月24日よりジャックスとの提携による「<あおぎん>空き家利活用ローン」の取扱いを全店で開始すると発表した。○融資金額は最大500万円まで利用できる「<あおぎん>空き家利活用ローン」は、空き家の単なる解体のみならず、有効活用に資する資金にも対応したローン商品であり、融資金額は最大500万円まで利用できる。「地方創生」に向けた取組みの一環として空き家対策に取組む自治体もあるなか、同商品の発売により、地域活性化のサポートを行っていくとしている。
2015年09月14日アップルは10日、純正アクセサリとして、米国時間9日に発表された新型iPhone「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」向けのレザーケースおよびシリコンケースを、Apple Storeで販売開始した。レザーケースは、特殊ななめし加工と仕上げを施したヨーロピアンレザーを使用。iPhone本体を手がけたデザイナーがデザインしたもので、本体にぴったりフィットするという。裏地はマイクロファイバー素材。iPhone 6s/6s Plus向けに、それぞれミッドナイトブルー、サドルブラウン、ローズグレイ、ブラウン、ブラックの5色で展開する。直販価格はiPhone 6s用が税別5,800円、iPhone 6s Plus用が税別6,500円。シリコンケースもレザーケースと同じく、iPhone本体を手がけたデザイナーが担当。本体の音量調節ボタンやスリープ/スリープ解除ボタンにもフィットする作りという。裏地はマイクロファイバー素材。iPhone 6およびiPhone 6s向けのモデルと、iPhone 6 PlusおよびiPhone 6s Plus向けのモデルの2種類を用意。それぞれホワイト、チャコールグレイ、ストーン、アンティークホワイト、ブルー、ターコイズ、ミッドナイトブルー、ラベンダー、ピンク、オレンジ、(PRODUCT)REDの11色で展開する。直販価格はiPhone 6および6s用が税別3,800円、iPhone 6 Plusおよび6s Plus用が税別4,500円。
2015年09月11日