少年社中の毛利亘宏が手がける『演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1 「天使は桜に舞い降りて」』 の取材会及びゲネプロが1月6日、会場となる東京・池袋のサンシャイン劇場で行われ、毛利をはじめ、荒木宏文(天使・ラウム役)、夢咲ねね(天使・クロセル役)、安西慎太郎(桜の精役)が出席。新年の挨拶とともに、本公演にかける意気込みを語った。昨年1月、サンテグジュペリの『星の王子さま』と『夜間飛行』をミックスし、それぞれの登場人物が入り乱れる音楽劇『星の飛行士』を“Vol.0”公演として上演。あれから1年の歳月を経て、毛利の企画・製作で、新たに立ち上げた演劇ユニットである“演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater”のVol.1公演となる本公演は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」、梶井基次郎の「櫻の樹の下には」、小泉八雲の「十六桜」、歌舞伎の「義経千本桜」といった桜を題材にした物語から生まれる、絶望と再生の物語となっている。挨拶に立った毛利は「自分の名前を冠したカンパニーということで、まだまだ予断を許さない状況ですが、春に向けて桜が咲くように、しっかり皆さんで盛り上げていきたいなと思います」と決意表明。「今年こそは満開の桜の下で語り合いたいよねという思いも込めて、役者の皆さんと膝を突き合わせ、お客さんも巻き込んで、ひとつのお祭りが開催できれば」と本公演に込めた願いを明かした。また、桜と同時に天使を題材に選んだ理由について、「我々が困難に立ち向かっている今、天使がどんな眼差しを向けているか。天使が力強く背中を押してくれる、そんなお芝居だと思いますし、皆さんにとって再生というか、もとのような密な関係を取り戻すきっかけになれば」と説明し、“桜と天使”が織りなすメッセージの広がりに期待を寄せた。その天使を演じる荒木は「毛利さんの脳内を見てもらえる公演。自分の価値観ではない場所で表現できるのは、面白いし、役者冥利に尽きるので精いっぱい努めたい」と気合いのコメント。同じく天使役で、サンシャイン劇場に初めて立つ夢咲は「ストーリーを導く役なので、お客様の代表ではないですけど、一緒に同じ目線で楽しんでいただければ。エネルギーが強い作品になっている」と話していた。また、物語のカギを握る桜の精を演じる安西は「見終わった後、熱くなるというよりは、ホワッと温かくなれる作品。毛利さんの世界観ですが、役者自身が誘導しなくてはいけない部分もあり、皆がそれぞれ良いコンディションで臨んでいる。桜がこの作品にとって、どんな象徴なのか注目してほしい」とアピールしていた。取材・文・写真(会見写真):内田涼【公演概要】演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1『天使は桜に舞い降りて』脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:荒木宏文、夢咲ねね、安西慎太郎三津谷亮、伊崎龍次郎、大薮丘、星元裕月、相澤莉多、エリザベス・マリー、ザンヨウコ、川本裕之、井俣太良、山本亨公式HP: <東京公演>2022年1月6日(木)~16日(日)サンシャイン劇場<愛知公演>2022年1月22日(土)・23日(日)名古屋市公会堂大ホール<大阪公演>2022年1月28日(金)〜30日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<アフタートーク>1月7日(金)19:00荒木宏文夢咲ねね安西慎太郎1月8日(土)17:30三津谷亮エリザベス・マリーザンヨウコ1月11日(火)19:00星元裕月相澤莉多川本裕之井俣太良1月12日(水)14:30伊崎龍次郎星元裕月相澤莉多1月13日(木)19:00荒木宏文伊崎龍次郎大薮丘1月14日(金)19:00夢咲ねね安西慎太郎三津谷亮1月22日(土)18:00荒木宏文川本裕之井俣太良1月23日(日)13:00三津谷亮伊崎龍次郎相澤莉多1月28日(金)14:30荒木宏文安西慎太郎大薮丘1月28日(金)19:00夢咲ねね星元裕月エリザベス・マリーザンヨウコ1月29日(土)13:00荒木宏文夢咲ねね山本亨※全アフタートーク司会:毛利亘宏
2022年01月06日グローバルグループ・JO1が23日、東京ドームシティ Gallery AaMoで行われた展覧会「JO1 EXHIBITION in Gallery AaMo」の取材会に出席し、展覧会の魅力を語った。JO1は、2019年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票により選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成。12月25日から来年1月25日まで同所で行われる同展覧会では、グループ結成から現在まで、世界のトップを目指す彼らの歩みを、過去の衣装や写真とともに振り返る。取材会では、それぞれ展覧会のお気に入りポイントや、注目してほしいポイントを紹介した。■川西拓実JO1の歴史もここで振り返れて、さっき僕も見させていただいたんですけど、すごい感動してしまいました。皆さんも感動していただけるとうれしいです。■川尻蓮パズルのピースのイメージがふんだんに盛り込まれたデザインになっていて、僕ら一人ひとりもピースで大きな作品を作っているようなイメージですが、ここに来てくれたJAM(ファンの呼称)の皆さんもそのピースの一つになって、いい空間、いい時間を作っていけたらなと思うので、みんなが一つになって楽しんでいただけたらなと思っています。■白岩瑠姫僕たちの軌跡というか、デビューから今に至るまでの思い出がたくさん描かれていましたし、動画や今まで着ていた衣装もあったんですが、特に、僕たちをイラストでJAMの皆さんが描いてくれたJAMアートは、僕たちと一緒にパズルを完成させているというか、皆さんと一緒に作った展覧会になったことがすごいうれしいと思ったので、どの辺にあったかは言えないんですけど、進んでいっていただけたら見つかると思うのでぜひ注目してください。■大平祥生JO1の軌跡をたどれるんですけど、MVの小道具とかも入っていたりするので、よ~く見て楽しんでください。■豆原一成僕たちのことを最近知った方でも楽しめる内容になっていますし、ずっと前からファンの方でも楽しめる、JO1のことがたくさん詰まったものなので、そこを見てほしいなと思います。かっこいいJO1も、可愛いJO1もいっぱいいるので、楽しんでいただけたらと思います。■佐藤景瑚僕だけを見てくれたら。(メンバーが「えー!」と笑う) 僕の顔をいっぱい見てくれたらうれしいなと思います。ついでにみんなも。■與那城奨JAMの皆さんからもらった絵もあって、中には写真のようで写真じゃない、めちゃめちゃリアルな僕たちを描いてくれている絵があって、それがすごいなと思って、ああいう風に絵をうまく描きたいです。そこも楽しみに見ていただけたらと思います。■木全翔也僕たちの思い出や歴史が詰まっている素敵なイベントだと思うんですが、個人的におすすめなところは、すごい高画質な写真が置いてあって、まつ毛、目の粘膜、髪の毛、眉毛とかが、はっきり写っていてすごいなと思いました。ぜひ注目して見てください。■河野純喜11人の本当に着ていた衣装が飾ってあって、それがすごいいい匂いでした。(木全が「めちゃめちゃいい洗剤で洗ってくれていました」と説明するも) あれは洗ってません、そのまま置かせていただきました。(メンバーが「すごい」と笑いながら拍手) 今日イチの拍手をいただきました。■鶴房汐恩僕の一番おすすめポイントがございます。僕ら先ほど見学させていただいたんですけど、僕らの触れた指紋、そして足跡、そちらすごいですよ。残ってます。いっぱい触れているので、そちらを探していただいて、隠れミッキーのような感じでやっていただけたらと思います。
2021年12月23日トッド・ヘインズ監督がマーク・ラファロ、アン・ハサウェイら実力派キャストで贈る『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』より、出演しているアン・ハサウェイのロングインタビュー映像が解禁された。ハサウェイが本作で演じるのは、科学物質PFOAが人体に悪影響を与えることをひた隠しにしてきた巨大企業デュポン社と一人戦う弁護士の夫ロブ・ビロット(マーク・ラファロ)を支え、時には力強い言葉で鼓舞していく、妻のサラ・ビロット。公開されたインタビュー映像では、どのような意気込みで実在の人物を演じたのか、率直に、熱心に本作参加への思いや役作り、モデルとなった本人達の印象を語っている。実父が弁護士という生育環境にあったアン・ハサウェイ。脚本を読んだ際には「読み進めるにつれ感情が変化していった。最初はとても興味をかき立てられた。でも物語が事実と知ると怒りが湧き、まだ係争中と知って複雑な心境になった。大興奮の逆転劇を期待しながら読み進めたけど痛快ですっきりする終わりではなかった。現実はもっと厳しい。このストーリーは現実のままを写し出している。私たち全員に関わる問題」と自分ごとのように受け止めたという。しかしすぐに快諾は出来なかった。それはサラ・ビロットが「主人公の男性を女性が陰ながら支える」というステレオタイプな立ち位置で描かれていると感じたからだ。だがモデルになった御本人と対面したことで、キャラクターの捉え方が変化したという。「実際のサラは快活でパワフルで勇気があるだけでなく、本当に特別で稀有な人。この長く厳しい戦いを乗り越えられたのも頷ける。彼女は柔軟性と誠実さ、そして威厳を持っている」と人柄に惚れたそうだ。サラの忍耐力と戦いを支える理解力にもリスペクトを惜しまない。「見ず知らずの人に耳を傾け、代わりに戦うなんてロブの下した決断は決して小さくない。どんな反応をしてもおかしくない。でもサラの反応は寛大でオープンで誠実で、ロブへの信頼に満ちていた。だからこそ私もより重厚な演技ができた」とその生き様に感激した様子だ。また夫であるロブ・ビロットを演じたマーク・ラファロについては「卓越した表現力、知的で魂がこもっていてとても誠実で威厳がある。ある意味ではこれまでのマークを越えている。とても美しくて抑制された演技。全編を通じて抑制された演技をするなんて、ものすごくリスキーな挑戦。でも見事にやってのけた。マークの演じるロブは人の心を虜にする。私たちが本当に知るべきストーリーを伝えてくれている」と絶賛している。『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 2021年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2021年12月17日『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作「夜明けのヴァンパイア」の著者で、同映画の脚本を手掛けた小説家のアン・ライスが亡くなった。80歳だった。アンの息子で同じく小説家のクリストファー・ライスが「今夜(現地時間11日)早くに、母のアン・ライスが、脳卒中による合併症で亡くなりました。私の父で彼女の夫であるスタンが亡くなった日(2002年12月9日)からほぼ19年後です」とSNSで伝えた。1941年、アメリカ・ニューオーリンズ生まれ。「Variety」誌によると、主にゴシック・フィクションの小説を多数執筆し、これまでに世界中で計1億5000万冊を売り上げているという。1972年に6歳の娘ミシェルを亡くしたことをきっかけに、以前短編として書いた小説を1973年に「夜明けのヴァンパイア」として書き上げる。同書の登場人物で、映画版でキルスティン・ダンストが演じたクローディアは、ミシェルがモデルだという。同署は1976年に出版され、1994年にトム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレイター、キルスティンらが出演する『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』として映画化された。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(C) APOLLO「夜明けのヴァンパイア」から始まった「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズ3冊目の「呪われし者の女王」も、2002年に『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』として映画化された。現在、AMC局で『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』とアンの著書「Lives of the Mayfair Witches」(原題)のドラマ化が進められている。(Hiromi Kaku)
2021年12月13日ナチュラルでやさしい印象の瞳に自然化粧品の開発・製造・販売事業を展開する株式会社ハーバー研究所は、『ナチュラルフィットアイライナー』を2月22日に発売することを発表した。同製品は、通信販売・全国のショップハーバーにて数量限定で販売する。同社では、2022年春の限定メイクとして、やわらかな色彩と光によって春のトレンドの顔を作りながら、乾燥や紫外線などの外的刺激から、スキンケア成分で肌を守って潤いを与えるメイクとしている。新商品は、軽やかな使用感なため、肌ストレスを感じずに美しさをキープできる。オンオフに関係なく毎日使用できる、やわらかオーラメイクアイテムを提供する。花粉の時期の涙目にも『ナチュラルフィットアイライナー』は、リキッドアイライナーであり、自然な仕上がりの美しいラインが目元になめらかに密着する。潤いを与える保湿成分スクワラン・ヒアルロン酸・カミツレ花エキス・ソメイヨシノ葉エキスを配合。お湯で落とせるフィルムタイプである。カラーは、ブラックほどキリッとしすぎずブラウンのやさしさを感じる「グレイッシュブラウン」。目元にナチュラルでやさしい印象を与えながら、抜け感のある瞳に演出する。フェルトペンタイプで安定感のある描き心地となっている。春のゆらぎ肌、目のうっかりこすりが気になる人にもオススメ。販売価格は、1,650円(税込み)。数量限定販売商品のため、なくなり次第終了となる。ご購入はお早めに。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社ハーバー研究所※プレスリリース株式会社ハーバー研究所(@Press)
2021年12月12日女優の中村アンが出演する、ユピテル・marumieの新CM「My Drive Life」編が、11日より放送される。新CMでは、中村がオフの日に朝からクルマで、自由気ままなドライブへ。「好きです、ドライブ。ドライブレコーダーがあると、心強いし。」というモノローグとともに、カフェでコーヒーをテイクアウトし、ドライブをスタートさせる。海岸線を抜け、市場で買い物を楽しみながら新鮮な魚介類を見て驚く様子や、海岸沿いの美しい夕焼けを眺めてリフレッシュする姿も。中村のオフのドライブを、一緒に体験できるような仕上がりになっている。
2021年11月10日男性はナチュラルメイクが好きと、よく聞きますよね。でも、ナチュラルにしたつもりのメイクを「派手」と言われたり、手抜きメイクを「かわいい」と言われたりしたことがある人もいるよう。男性がナチュラルだと感じるのはどこなのでしょうか。今回は、男性から見る「ナチュラルメイクと厚化粧」のボーダーラインについて解説していきます。■ 色味の少なさ「チークリップ兼用アイテムだったり、アイカラーを単色使いにすると、必ず彼に『ナチュラルでいい』と褒められる。顔の全部のパーツに手をかけても、メイクしてないように見えるみたい。シンプル好きな男性って多いですよね」(26歳女性/アパレル)アイメイクをほとんどせず、赤リップをするメイクは「濃いじゃん」という割に、目元やチーク、リップに同じ色を使うのは「ナチュラル」と感じる男性が多いです。アイラインやマスカラはしっかり目でもメイクの色味を抑えることで、男性は「薄いメイク」と捉えるようです。■ お肌の質感「顔のテカリが気になるので、ベースメイクにマットなパウダーを使ったら、彼に『そんなに厚塗りしなくてもよくない?もう少し化粧薄いほうがかわいい』と言われてショック……。私は元の顔がはっきりしてるので合ってなかったみたい」(27歳女性/商社)「ファンデーションか?パウダーか?」という違いは判らないけど、質感には敏感な男性がほとんど。男性の目には、実際のメイクの濃さとは関係なく、ツヤ=ナチュラル、マット=しっかり塗っているという印象になるようです。崩れにくいようにパウダーをしっかりはたくのも「なんか不自然」と思われているかも。■ カラコンのふち「派手なカラコンではないのに『それカラコン?(笑)』と男性に言われることが多くて、なぜそう思うかを聞いたら、『そんなクッキリした目の人いない』と。目の輪郭を強調するものはウケが悪いみたい。ぼやけたものにしたら指摘されなくなりました」(30歳女性/金融)彼女がカラコンしていても気が付かないのに「カラコンしてる女、苦手」なんていう男性もいます。多くは、このケースのように「サイズが大きい」「ふちが強調されている」など、カラコンしていることがはっきりわかってしまうような人工的なデザインが苦手なだけ。カラコンやつけまつげなどのフェイクアイテムに、「そんなことまでしなきゃいけないの?」「素を隠してる」と拒否反応を示す男性は多いです。バレないようなデザインを選ぶのが「かわいい」のコツかもしれません。■ 人工的な感じがしないのがポイント実際にどれだけ手を加えていようが、色味がナチュラルで、「手を加えた感」がなければOKなのが男性目線なのでしょう。ぼかしたり、ツヤを出したりして「薄く見せる」のが一番の正解と言えそうです。(中野亜希/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月31日アン・ハサウェイとアンソニー・ホプキンスが『Armageddon Time』に出演することになった。監督、脚本はジェームズ・グレイ。グレイ自身の体験にインスピレーションを得た青春物語で、ロケ地はニューヨーク。ほかにジェレミー・ストロング、新人のバンクス・リピータ、ジェイリン・ウエッブ、ライアン・セルが出演する。ホプキンスは、今年、『ファーザー』でオスカー主演男優賞を受賞した。次回作は『ファーザー』のフロリアン・ゼレールと再び組む『The Son』。ハサウェイの最近作はHBO Maxで配信された犯罪コメディ『Locked Down』。文=猿渡由紀
2021年10月13日女優の中村アンが24日、都内で行われた「Happy Sport - Tale of An Icon -(ハッピースポーツ - テイル オブ アイコン -)」 プレス発表会に出席。17日に34歳の誕生日を迎えた中村へのバースデーサプライズが行われた。今年4月に「ショパール ハッピーダイヤモンド キャンペーン」で魅力的なスマイルを持つ“ハッピーウーマン”日本アンバサダーに就任した中村。「お声がけいただき光栄に思っております。笑顔は大切にしてきたので選んでいただけてうれしかったです」と喜びを語った。バースデーサプライズとして、中村の笑顔をあしらったスペシャルケーキがプレゼントされると、「すごい! ありがとうございます。かわいいです」とにっこり。「34歳になりました」と改めて報告した。そして、34歳の抱負を聞かれると、「いつも好奇心を忘れずに、今まで通り、少し前のめりな気持ちでいろんなことにチャレンジしたい」と答え、「何でもやります!」とアピールした。また、仕事を始めてから幸せを感じたエピソードを聞かれると、「お仕事をいただけることがハッピーです」と答え、「はじめはなかなかうまくいかないこともたくさんありましたし、今もいろいろ挑戦中ですが、何もないよりちょっと大変だったなとか悩んでいることがあるほうが実は幸せなのかなと。私はちょっとM気質なので、山が高ければ高いほど燃えてしまうタイプだと思います」と語った。撮影:加藤千雅
2021年09月24日女優の中村アンが24日、都内で行われた「Happy Sport - Tale of An Icon -(ハッピースポーツ - テイル オブ アイコン -)」 プレス発表会に出席。美背中あらわなドレスで登場した。今年4月に「ショパール ハッピーダイヤモンド キャンペーン」で魅力的なスマイルを持つ“ハッピーウーマン”日本アンバサダーに就任した中村。「お声がけいただき光栄に思っております。笑顔は大切にしてきたので選んでいただけてうれしかったです」と喜びを語った。ダイヤモンドをあしらった時計「ハッピースポーツ」とハート形の花びらが可愛らしいダイヤモンドジュエリー「ハッピーハート フラワー」を身につけ、「つけた瞬間すごく幸せな気持ちになります」とにっこり。「魔法のように元気になりますね。輝きが素晴らしいです」と魅力を伝えた。また、純白のドレスについて、「ショパールさんが掲げているハッピーをすごく意識して。ハッピースポーツの時計とお気に入りのショパールのお花のジュエリーとよく合うと思って決めました」と説明。美背中が大胆に開いたデザインで、「けっこう大胆な感じなんです。頑張って整えて参りました」と照れながら話した。撮影:加藤千雅
2021年09月24日シェイクスピアの四大悲劇の1つ「リア王」に、『ファーザー』で2度目のアカデミー賞に輝いたアンソニー・ホプキンスをはじめ豪華俳優陣が挑んだ、2018年の映画『アンソニー・ホプキンスのリア王』がデジタル配信開始されることになった。とある架空の王国で、80歳のリア王が王位を退こうとしていた。そこでリア王は、3人の娘たちに自分への愛情に応じて領土を分け与えると約束。長女ゴリネル、次女レーガンが父への忠誠を伝える一方で、最愛の末娘コーディリアの素直な発言にリア王は激怒。コーディリアを領土から追い出してしまう。しかし、信じた長女と次女に裏切られたリア王が狂気にとりつかれる中、コーディリアの真心を知るも、王国と家族は共に戦争状態へと陥ってゆく...。イギリスの名優アンソニー・ホプキンスが、家族の裏切りにより狂乱するリア王を怪演。さらに、最近では『クルエラ』で存在感を放ち、『ハワーズ・エンド』など数々の名作で知られるエマ・トンプソン、「チェルノブイリ」への出演でも知られ、オスカーノミネート経験のあるエミリー・ワトソン、そして『ミッドサマー』『ブラック・ウィドウ』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで人気急上昇中のフローレンス・ピューがリア王の娘役を演じ、名優ジム・ブロードベントや『『1917命をかけた伝令』アンドリュー・スコットも共演している。『アンソニー・ホプキンスのリア王』はデジタル配信中。提供:セテラ・インターナショナル配信:ポニーキャニオン(text:cinemacafe.net)
2021年09月04日アンソニー・マッキーが『キャプテン・アメリカ4』に主演することに契約をした。Disney+の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でも、今後そのような展開になることは明らかだったが、これで正式になった。脚本は『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のマルコム・スペルマンと『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』のダラン・ムッソンが共同執筆をする。監督は決まっていない。公開予定日も未定。元祖キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスが今後また出演する可能性もあると報道されているが、この映画ではなく、別の作品なのではないかと憶測されている。マッキーは現在『We Have a Ghost』を撮影中。Netflix作品で、監督は『ザ・スイッチ』のクリストファー・ランドン。文=猿渡由紀
2021年08月19日女優・モデルの中村アンが24日、都内で行われた「麒麟特製レモンサワー」“おいしさで金賞三冠”受賞報告会に、内村光良、生田斗真とともに出席した。中村は、黒の肩出しドレスで登場し、抜群のスタイルと美貌で魅了。22日に最終回を迎えたTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』で演じた羽瀬彩夏役のために髪を30センチ切ってイメチェンしていた中村だが、「麒麟特製レモンサワー」の魅力を3人が語る際、内村から「レモンを丸ごと全部使って特化してる。割り切った、中村アンの髪の毛のようにスパッと切れ味がある。似ています」といじられ、笑っていた。キリンビールは、「麒麟特製レモンサワー」が世界的な食の権威であるモンドセレクションの2020年度スピリッツ&リキュール部門金賞をはじめ、W.P.A 国際高品質保証審査会2020Grand Quality Excellent 、ジャパンフードセレクション第36回(2020年)金賞と、キリンチューハイ史上初の金賞三冠受賞を果たしたことを記念し、受賞報告会を開催。現在CMに出演中の内村光良、さらに、6月28日から放映される新CMに出演する生田斗真、中村アンもお祝いに駆けつけ、新CMのお披露目を行った。金賞三冠受賞に、生田は「自分のことのように喜んでいます。素晴らしいことだなと思います」と喜び、中村は「本当におめでとうございます。そんなCMに出させていただいて光栄です」とにっこり。内村も「非常に喜ばしい!」と称えた。
2021年06月25日アン・ハサウェイが『She Came to Me』に出演することになった。ニューヨークを舞台にしたロマンチックコメディで、監督、脚本は『50歳の恋愛白書』『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のレベッカ・ミラー。マリサ・トメイ、マシュー・ブロデリックも出演する。撮影はこの秋スタートの予定。ハサウェイの最近作は、昨年末に日本公開された『魔女がいっぱい』。また、今年初めには犯罪コメディ『Locked Down』がHBO Maxで配信された。次回作は来年1月北米公開予定の『Sesame Street』。文=猿渡由紀
2021年06月09日「水谷千重子 50周年記念公演」が東京・明治座で開幕し、それに先駆けて行われた合同取材会に水谷千重子と八公太郎、倉たけしが出席した。当公演は2部構成。お芝居ステージでは「ドタバタ笑歌劇神社にラブソングを」と題し、神社で巻き起こる騒動に立ち向かう水谷の奮闘劇が描かれる。歌のステージは「千重子オンステージ」となっており、往年のヒット曲からコブシ満開で脚光を浴びたポップスのカバーなど、特別なステージとなるだろう。演歌界の重鎮・浜ローズとの30年ぶりの共演にも注目が集まっている。取材会は、まず水谷の昨年から引き続きとなる芸能活動50周年についての質問から始まった。これについて倉から「お前いつもじゃない?どうなってるの?」と問われると、水谷は「毎年50周年ということで覚えていただけたらなと思って」と返答。再度、倉が「本当はあと20年くらい足さないと成立しないんじゃないか」と投げかけたが、水谷は「静かにしてください」とこれを制止した。明治座での2度目となる座長公演の初日については、水谷が「もうワクワクドキドキ。お客様に喜んでいただけるかしらと心配ではありますが、素晴らしいキャストが勢揃いしていますので、コロナ禍で気分が落ち込んでいるところをパッと元気になっていただけたら。私たちも楽しんでやりたいと思います」と心境を明かす。完全新作オリジナル作品「ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを」の見どころを問われると「神社は運気をあげたり御利益がありますようにと訪れる場所でもあります。そこを舞台にドタバタ笑歌劇な展開があったりだとか、クワトロキャストで出演する芸人ちゃんの皆さんの面白いところが芝居に出ていたり、ストーリーもほっこりとしていて、前を向いて頑張れるという内容」と解説した。共演者については「(高橋)ひとみちゃんは稽古のときからコメディエンヌで、演技・間の取り方・声のトーンで面白いお芝居をしてくれて、ずっと面白かったの。色っぽいし、舞台に立つと舞台映えするし、前回に引き続き出ていただけてありがたいなと思います。武田真治ちゃんは特技がたくさんある人だから、筋肉・サックス・殺陣もふんだんにやっていただきます。素晴らしいです」とコメント。また八が「俺、神社行ったら必ず『倉がどっかいきますように』ってお願いする」と吹っ掛けると、倉は「いいかげんにしろよ、お前!あっち行けよ」と返し、笑いが起きる場面も。歌のステージ「千重子オンステージ」に関しては30年ぶりの再会だという浜ローズの名を上げ、水谷「ステージ上で一緒に歌うこともなかったから。(2人で歌う)30年前の新曲を今回、披露できるということで、千重子もワクワクしています」と語った。そして話題は、50年苦楽を共にした3人の思い出のエピソードへ。八は水谷がまだ売れていなかった頃の話を持ち出す。「千重子が当時、阿佐ヶ谷のバーテンダーのミチルと同棲してたの。飲みに行った帰りにミチルからもらったネックレスを引っかけて、その真珠が道玄坂を転がっていったの。そしたら千重子が『八っちゃん拾って!ミチルからもらった大事な真珠のネックレスなの!』って。転がる真珠を拾っていって、全部拾い終わったところがハチ公前。だから俺の芸名は八公太郎なの」と驚きの告白。これに対して水谷は「なんの話?あんたの芸名の由来、聞いてないのよ」と強気。しかし、他の暴露が始まろうとすると「怖い怖い怖い」と漏らしていた。また気分を変えて、人々から愛される秘訣を問われると「愛されたいって思っててもダメです。自分ができることってなんだろうと考えることが、お客様の幸せにつながっていく。お客様にどうやったら喜んでいただけるのだろうっていう気持ちが大事」とアドバイスする。取材会は水谷が「公演をご覧になったお客様が明日も頑張ろうという気持ちになっていただけるように、精一杯頑張らせていただきたいとおもいます。よろしくお願いいたします」とメッセージを贈って幕を閉じた。■公演情報「水谷千重子50周年記念公演」6月4日(金)~6月13日(日)時間:11時 / 13時 / 16時 / 17時 / 18時 / 18時半会場:明治座料金(税込):S席(1階席・2階席正面)12,000円 / A席(2階席左右・3階席)6,000円<お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを』>出演:水谷千重子高橋ひとみ生駒里奈バッファロー吾郎Aずん/ハリセンボン/どぶろっく/阿佐ヶ谷姉妹※クワトロキャスト※日替わり出演YOU/はいだしょうこ※ダブルキャスト※日替わり出演野村将希武田真治<歌のステージ「千重子オンステージ」>出演:水谷千重子八公太郎倉たけし六条たかや※日替わり出演浜ローズ※日替わり出演公式サイト:
2021年06月08日2021年6⽉4⽇(⾦)〜13⽇(⽇)まで、東京・本多劇場にて上演される「A New Musical ゆびさきと恋々」の取材会が5月21日(金)に行われた。本作は講談社「デザート」にて連載されている森下suuの漫画『ゆびさきと恋々』を原作に、⽿の聞こえない⼥の⼦・雪(ゆき)と⽿の聞こえる男の⼦逸⾂(いつおみ)が、⼿話を通じて⼼と⼼が繋がりあう中でお互いの知らない世界を知り、互いに惹かれ合うというラブストーリー。雪を豊原江理佳、逸⾂を前⼭剛久が演じるほか、雪の幼馴染・桜志(おうし)を池岡亮介、雪の親友・りんを林愛夏、逸⾂の親友・⼼(しん)を宮城紘⼤、友⼈でありながら逸⾂に恋⼼を寄せるエマを⻘野紗穂、皆が集まるカフェ・バー“ロッキン・ロビン”の店⻑・京弥(きょうや)を上⼭⻯治という舞台を中心に活躍する注目の俳優たちが集結し、憧れや恋⼼に翻弄されながらも、⻘春を謳歌する若者の姿を描く。取材会では、全キャストがそれぞれの⼼を歌い上げる作品のハイライト「わたしの⼿・あなたの⼿」を初披露。それぞれの思いがキャストのソロパートによって重なり合い、⼀つになって呼応しあうという感動的なナンバーで、雪役の豊原が楽曲終盤で⼼が解放されていくように歌い上げるシーンはミュージカルならではのみどころとなっている。取材終了後の囲み取材では、主演の前⼭・豊原らがミュージカル作品にかける意気込みを語った。前⼭は、「この作品をミュージカルにすると聞いた時には映像の⽅が良いのでは?と思ったが⼼の声を表現できるミュージカルという形でやることにすごく意味があると思った。また、この作品は個性を⼤切にするということ、⼀⼈ひとりがすばらしいことを伝えていて、本当に全ての⼈に届けられるものであり、SDGsを実現する作品になっているし、その意味も込めて取り組んでいる。コロナ禍で芸能の仕事、舞台芸術の仕事について⾊々な議論がある。医療従事者は病気を治すけどエンターテインメントは⼼を治す仕事だと思う。楽しいことがなければ⽣きていけない。是⾮この舞台を⾒て、⽣きていてよかったと感じて欲しい」とエンタメと作品への強い思いを語りながら、「逸⾂とおなじ、銀髪にも注⽬して(笑)」とコメント。豊原は「聾者の役を演じてみて、最初は不⾃由なものなのかと思っていたが、⽇々⼿話の練習や稽古を重ねて雪というキャラクターを知るうちに、全然そんなことはないと思いました。ひとつの個性であり、その個性がすばらしくて、個性と個性が引かれ合うというあたたかい話。コロナによって⽇々状況が変化していて、私は⼩さい頃アニーの主役をやっていたのですが昨年はアニーが公演中⽌、今年も1⽇しか公演ができず2年間練習していた⼦供たちが本当に悲しい思いをした。そんな中で⾊々な⽅たちの尽⼒でいまこうして稽古して舞台ができているのでより⼀層コロナ禍で⾏うことの意味を持って舞台に臨みたい。原作は120万部を超えるヒット作ですが読んだときは本当にきゅんきゅんした。実際演じてみるとキュンとしすぎて照れてしまうほどですが⼈と⼈との思いがつながること⼼の声を歌で表現することを是⾮劇場で観ていただきたいです」と思いを明かした。演出を務める⽥中⿇⾐⼦は「聾者が主⼈公のミュージカルということで、もちろん難しいことはたくさんありましたがとにかくいろんなことを、本当に当事者のことを分かることはできなくても、知ろう知ろうと、わかろうと⽇々想像することしかできない。でもその想像⼒が⼀番⼤切なことだと思っていて、稽古場でも皆とコミュニケーションを取りながら毎⽇努⼒しています。とても気持ちが明るくなる作品です」と創作過程について説明。⼿話指導を⾏っている三浦剛は「リアルな聾者の姿を、ミュージカルの中でリアルに⾒せるということを⽇々稽古しています。普通聾者の話となると、感動モノが多いが、この作品は本当に聾者と聴者の壁が無くてなんて前向きな作品なのだろうと思いました」と作品への印象を語った。「A New Musical ゆびさきと恋々」は6月12日(土) 18:00よりライブ配信も行われる。会場に足を運べない方も、自宅から心温まるラブストーリーに癒されてほしい。【公演概要】「A New Musical ゆびさきと恋々」原作:森下suu「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)脚本:飯島早苗 / 演出・脚本:⽥中⿇⾐⼦⾳楽:荻野清実 / 振付:前⽥清実協賛:医療法⼈社団直悠会 にしたんクリニック / 主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメントキャスト:豊原江理佳、前⼭剛久、林愛夏、⻘野紗穂、池岡亮介、宮城紘⼤、上⼭⻯治、渡辺菜花、⾦井菜々、⼤津⼣陽ピアノ:森本夏⽣ / チェロ:⽩神あき絵※心役で出演を予定していた宮城紘大は体調不良のため降板。中山義紘が心役で出演(5/26追記)⽇程:2021年6⽉4⽇(⾦)〜13⽇(⽇)※6⽉12⽇(⼟) 18:00ライブ配信あり会場:本多劇場[アクセス]チケット料⾦:8,800円(全席指定/税込) ※未就学児⼊場不可⼀般発売⽇:2021年4⽉17⽇(⼟) 10:00〜公式HP:
2021年05月24日神戸生まれのパティスリー「アンテノール」は、4月7日より【アンテノールオンラインショップ】限定でルビーチョコレートとベリーを使用したお取り寄せ限定ケーキ「ルビーフレーズ」を数量限定で販売いたします。『つくりたてのケーキの美味しさをお届けする』ことがモットーのアンテノールは、製法に工夫を重ね、冷凍でお届けし解凍後もおいしくお召し上がり頂ける”お取り寄せ限定ケーキ”をお作りしています。好評を頂いている『究極の口どけチーズケーキ”フロマージュ・サンク”』に加え、母の日にもおすすめの『心華やぐフルーティなケーキ”ルビーフレーズ”』をご用意いたしました。断面図苺とフランボワーズの甘酸っぱさに、フルーツのような酸味をもつルビーチョコレートを重ねて。さらに、楊貴妃が愛したといわれるライチの華やかな香りをかけ合わせ、香り高く上品な味わいに仕上げました。そこに、フルーティーなルビーチョコレートのガナッシュを重ね、苺果汁入りの生クリーム、ルビーチョコレートを使って1つひとつ丁寧に心をこめてお作りします。お祝いや母の日の贈り物にもぴったりな、一目で心ときめくエレガントなケーキ。ぜひご家族で、うっとりするような口どけと豊かな香りをお楽しみください。【商品名】ルビーフレーズ【価格】¥2,750(本体価格)*送料、クール便代別途【サイズ】横15.5cm×縦7.5cm【発売日】4月7日オンラインショップにて承り開始*数量限定発売となります。*アンテノールオンラインショップ限定商品(店頭での販売はございません。)*詳しくはアンテノールオンラインショップをご覧ください。アンテノール オンラインショップへパティシエ歴21年の清水シェフ■「アンテノール」とは・・・1978年、和と洋の文化が融合する港町、神戸の地で「日本一の洋菓子をつくりたい」というひとりの菓子職人の思いから誕生した、株式会社エーデルワイスが展開する洋菓子ブランドです。全国の百貨店を中心に38店舗を展開し、店内厨房で仕上げる生ケーキや、贈答用の焼菓子など、アルティザン(職人)の思いと技術を込めた洋菓子を販売しています。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年04月27日ナチュラルインテリアに植物は欠かせない?ナチュラルインテリアといえば、飾らず爽やかでシンプルなインテリアを思い浮かべることでしょう。そんな白やナチュラルカラーを基調としたインテリアには、フレッシュなグリーンや花類がとっても良く映えます。そこで今回は、花やグリーン、枝物を活用したおしゃれなインテリア実例をご紹介していきます。生活に植物を取り入れよう♪〜花編〜水差しをフラワーベースにinstagram(@yori0515)シンプルな水差しをフワラーベースに活用すれば、ナチュラルでおしゃれな雰囲気のインテリアが楽しめます。水差しの様なデザインのフラワーベースを採用するのももちろんOKです。こちらのようにクリアなガラスタイプも素敵ですが、カラーのあるものもおすすめですよ。ミモザとユーカリの組み合わせinstagram(@shinkok)白を基調としたナチュラルなインテリアには、ミモザやユーカリといった、さっぱりとした見た目のものが良くマッチします。こちらの実例は、ミモザとユーカリを合わせたドライフラワーを吊るしたものです。ステンドグラスの差し色カラーであるイエローやペンダントライトのゴールドとマッチしてセンス良く仕上がっています。ナチュラル素材と合わせてinstagram(@acoknack)数種類の花が活けられたシンプルなフラワーベース。隣にナチュラル素材のキャンドルスタンドが並んだ素敵なワンショットです。フラワーベースがダークカラーなので、空間全体が落ち着いた印象に仕上がっていますね。花の組み合わせもシンプルなので、さりげないポイントとして存在を放っています。季節を感じさせる紫陽花instagram(@yuuki.nys)梅雨から初夏にかけての季節を連想させる紫陽花を飾ったワンショットです。季節を感じるある花があるだけで、お部屋の季節感が一気にアップ。その時期ならではの雰囲気を味わいたい場合には、季節の花を取り入れたインテリアがおすすめですよ。花に合わせて周りのインテリアも工夫してみましょう。元気なピンクが差し色にinstagram(@grace20120616)白やナチュラルカラーを基調として整えられたシンプルなインテリアには、植物の差し色を加えると良く映えます。こちらの実例は、グリーンにピンクの花を取り入れたワンポイントインテリア。シンプルな空間にピンクの差し色がとっても鮮やかですね。アクセントとして活用するとメリハリのある仕上がりになりますよ。生活に植物を取り入れよう♪〜枝物編〜シンプルなキッチンに華をinstagram(@aanimarro)ナチュラルなキッチンには大ぶりな枝物がおすすめです。花が咲くタイプは蕾から新芽まで長く楽しむことができ、グリーンよりも存在がありながらもさっぱりとした雰囲気に仕上がりますよ。春は桜や梅、夏は緑の新芽など、季節によって違う姿を味わうことができる点もポイントです。食卓を華やかに賑わせるinstagram(@mokosoleil)花がつく枝物は、蕾が膨らんでくるあたりから大変華やかで、花が散った後でもその雰囲気を楽しむことができるものです。こちらは食卓に華を添えた実例ですが、料理を引き立てる重要な役割を担っています。花の色や咲く季節によっても違ったインテリアの楽しみ方ができますよ。涼しげな雰囲気を活かしてinstagram(@trim___)クリアなブルーなどのガラスアイテムを使って、涼しげな印象にまとめたインテリア実例です。緑の葉が印象的な枝物は、サイズもそれなりに大きいので存在感は抜群。花がない場合でも、いきいきとした緑はパッと目を引くものですね。緑の爽やかさと、インテリアの雰囲気がよくマッチした美しい実例ショットです。窓際で日差しを浴びてinstagram(@sho.candy)日の光が差し込む窓際には、大きめの枝物が堂々と構えています。お部屋のインテリアに合わせてチョイスされた家具からは、おしゃれへのこだわりが感じられますね。家具やお部屋の雰囲気に合わせたフラワーベースに始まり、シンプルな枝物のチョイスで、ナチュラルでおしゃれなワンショットの完成です。白にグリーンで爽やかな空間をinstagram(@sue5088)白を基調としたインテリアには、爽やかで馴染みやすい枝物のグリーンがおすすめ。鮮やかなグリーンがよく映えるだけでなく、お部屋全体が爽やかな印象に仕上がりますよ。シンプルなインテリアではお部屋のポイントにもなるので、フラワーベース選びがとっても重要です。植物の力で快適な空間を作ろう植物をプラスしたナチュラルインテリアの実例ショットをご紹介しました。生命力溢れる植物は、空間に一つあるだけで居心地良い雰囲気にしてくれる影響力のあるアイテムです。飾り方や組み合わせ方、また植物の種類によっても印象はガラリと変わるので、変化を楽しみながらベストなコーディネートを追求してみてくださいね。
2021年04月18日アンソニー・ホプキンスがインディーズ映画『Where Are You』に主演することがわかった。すでに撮影は終わっており、ポストプロダクション作業に入っているという。ホプキンスが演じるのは、実力が落ちてきたことを実感している写真家。そのフラストレーションを、やはり芸術家である恋人にぶつけたところ、恋人は姿を消してしまった。彼女を探しながら、彼は自分自身をも探すことになるという物語らしい。監督はヴァレンティナ・デ・アミチスとリカルド・スピノッティ。ホプキンスの最近作は、来月日本公開予定の『ファーザー』。この映画でホプキンスはキャリア6度目のオスカー候補入りを果たしている。文=猿渡由紀
2021年04月08日次の『トランスフォーマー』に、アンソニー・ラモスが主演することになるようだ。現在、交渉の最終段階にあるという。監督は『クリード 炎の宿敵』のスティーブン・ケイプル・Jr.。パラマウントと、ハスブロが所有するeOneは、『トランスフォーマー』の次の展開として、ケイプル・Jrが監督する今作のほかに、もう1本別の映画の準備も進めている。これらを通じ、より多様な顔ぶれが出演するシリーズに作り上げていく姿勢のようだ。ラモスの最近作は、ブロードウェイミュージカルを撮影した映画『ハミルトン』。次回作はこの夏公開予定の『イン・ザ・ハイツ』。文=猿渡由紀
2021年04月02日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -中村アン」が1日、公開された。今回の新ブランドムービーでは、現代の女性のNEW NORMALなライフスタイルシーンを等身大の姿で切り取り、スポーツやトレーニングを習慣化することで身体と心が強くなれるということを表現。不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも、逆境に負けずに進み続ける女性像を描いた。あわせて公開されたビジュアルでは、引き締まった美尻や背中が印象的なバックショットなど、中村がトレーニングに励む姿を披露している。
2021年04月01日「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダールによる児童文学を原作にした映画『魔女がいっぱい』から、“大魔女”役アン・ハサウェイと“おばあちゃん”役オクタビア・スペンサーのインタビュー動画が到着。メインキャスト2人がそれぞれ出演者への印象や撮影の裏側を語っている。アンは、オクタヴィアとは初共演。「想像以上にいい人だった」とオクタビアの印象に触れ、一緒にいて楽しいことはもちろん、特に安定感のある演技が大好きで、彼女のおかげで「バランスの取れた作品になった」と語る。アンといえば『マイ・インターン』『オーシャンズ8』などで見せる華々しい役柄のイメージを誰しも思い浮かべるが、本作の”大魔女”は美しさはあるものの、それ以上に邪悪で恐ろしい役。本作で“ぼく”(ジャジール・ブルーノ)は、大魔女によって物語の途中でネズミに変えられてしまうが、オクタビアの”名脇役”ぶりは物語に必要不可欠だったといえる。また、ホテルマン・ストリンガー役を演じたスタンリー・トゥッチと共演した感想を問われると、「スタンリー大好き~!」と笑顔をみせるアンは彼との共演で「すごく救われた」と語る。先述の通り、本作でのアンはこれまでとは全く違う振り切った役を演じていることから撮影でも相当苦労したようで「最初のリハーサルで役のアクセントで台詞を言ったの。するとスタンリーが笑い出した。本当に面白いと思わないと笑わない人だから嬉しかった」とアン。2人は過去に『プラダを着た悪魔』で共演していることから、本作でも息ぴったりな様子がうかがえる。さらに「『プラダを着た悪魔』では彼のほうがクセのある役でしたが…」とインタビュアーが尋ねると、アンは「今度は私が彼を笑わせる番だった!」と、2人の関係の良さも伝わってくる満面の笑顔を見せた。続いて、オクタビアは「アンは演じている時と本来の顔が違いすぎて驚いた」とアンの印象を明かす。「カメラが回ると大魔女、カメラが止まると楽しくて優しいアン。冷酷な大魔女になったかと思えばまた楽しいアンに戻っている。あれは本当に凄かった」と女優としてのプロフェッショナルな一面を絶賛。また、スタンリーについては「スタンリーとは笑ってばかりだった。あんなにたくさん一緒に笑った人はいないわ」とオクタビア。「共演する日は本当にずっと笑っていた」と話す様子からも、撮影現場の和気あいあいとした楽しい雰囲気がうかがえる。インタビューでも明かされているように、オン/オフの切り替えで女優魂を見せた“大魔女”役のアンや、信頼の置ける演技を遺憾なく発揮しているオクタビア、キャストたちから愛されるスタンリーの演技などにぜひ注目してほしい。『魔女がいっぱい』は先行デジタルレンタル&ダウンロード販売中。3月19日(金)よりブルーレイ&DVDを発売、レンタル開始。本編冒頭10分を無料公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVEDオーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2021年02月18日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -TRAINING 中村アン」が15日、公開された。今回のムービーでは、不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも体と心を強く持ち、逆境に負けず前に進み続ける女性を中村が表現。真剣な表情でトレーニングに打ち込み、鍛え抜かれた美ボディを披露した。「不安や悩み、葛藤があったとしても、トレーニングやスポーツのあるライフスタイルを通じて心は強くなり、自分と向き合うことでポジティブな気持ちが生まれる」そんなブランドメッセージを通じて、女性たちを勇気づけることを目的としたムービーに仕上がっている。
2021年02月15日Amazonのアンソロジードラマ「Solos」(原題)に、アン・ハサウェイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ダン・スティーヴンス、コンスタンス・ウー、ウゾ・アドゥバ(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)、ニコール・ベハーリー(「スリーピー・ホロウ」)の豪華キャスト8人が出演することが明らかになった。それぞれのファンがツイッターで喜びの声を上げている。「Solos」は、「人と人とのつながりの深い意味」を掘り下げていく、7つのパートからなるアンソロジードラマ。それぞれのキャラクターの異なる視点、瞬間によって物語が語られるという。配信は2021年に予定している。Amazonの「Hunters/ハンターズ」で製作総指揮を務めたデヴィッド・ウェイルが、今作でショーランナー、製作総指揮に再起用され、監督デビューも果たす。ウェイル本人がツイッターで報告している。ウェイルは「尊敬してやまないアーティストたちと『Solos』を映像化する。これはもう、『楽しみ』なんて言葉で語れないほど興奮することです」と大喜びしている。ウェイルのほか、サム・テイラー=ジョンソンとローラ・ランカスターも製作総指揮に名を連ねている。テイラー=ジョンソンは2つのエピソードを監督し、ザック・ブラフとティファニー・ジョンソンも監督するという。(Hiromi Kaku)
2021年02月02日大人メンズにオススメなナチュラル刈り上げのご提案 この投稿をInstagramで見る 北島 蓉平|大人ショートとパーマ(@youhei_kitajima)がシェアした投稿 ナチュラルに刈り上げた柔らかな印象のショートヘアメンズ特有の固さを感じさせない刈り上げスタイル刈り過ぎないツーブロック大人黒髪ショート刈り上げ過ぎないようにサイドとバックをすっきりとさせ、柔らかさを残した大人の黒髪ショートヘア。ラフなトップの動きを生かしてツヤ感のあるスタイリングにざっくりかき上げるだけでオーケーな大人のショートスタイル刈り過ぎないツーブロック大人黒髪ショートを見るトップとのバランスのいいナチュラルショート この投稿をInstagramで見る 北島 蓉平|大人ショートとパーマ(@youhei_kitajima)がシェアした投稿 ラフに動きのあるトップの動きに合わせて襟足はあくまでも刈り上げすぎないメンズスタイル大人メンズのためのビジネスショートヘアサイドとバックをスッキリと刈り上げた好印象なショートスタイル。若者感が出過ぎないよう、シルエットの上品さと長めに設定した前髪によって、爽やかさに大人の色気とちょっとしたワイルドさをプラス。ビジネスシーンでも頼り甲斐のあるヘア。大人メンズのためのビジネスショートヘアを見る強過ぎないラフなショートがオススメですナチュラルショート×ゆるめのカールが大人ならではの色気のあるラフなショートヘアにガツっと短くし過ぎない落ち着いた柔らかなニュアンスのショートがオススメですスッキリさせたいけど雰囲気は残したい方にはとてもおすすめなのでぜひお参考にしてみてくださいね
2021年01月22日千葉県野田市にある『櫻木神社』。ドラマのロケ地として使用されたり、テレビでも紹介されたりするなど、注目を集める神社です。grapeでは、櫻木神社で常勤している巫女さんに、これまでさまざまな取材に協力してもらいました。良い日として知られる『一粒万倍日』しかし巫女さんに話を聞くと…お守りをいくつも持つのはNGなの?巫女さんに聞くと驚きの回答が返ってきた某日、櫻木神社の取材に訪れたライター陣。神社としては珍しい『子供に優しいサービス』が設置されていたことに驚かされました。神社には珍しい?社務所とトイレに隠された秘密とはまず社務所に入ると、設置されていたのがコチラ。設置されていたのは、授乳やおむつ替えができるベビールーム!多くの神社では、このようなベビールームがなかったり、設置されていてもカーテンで仕切るような簡易的なものだったりします。カーテンで仕切られているものは、中に人がいるのか分からず授乳中でも開けられてしまうこともあるのだとか。櫻木神社のベビールームは、中に入ると明かりがつくため使用中であることが外からも分かり、カギもかけられるので安心。お父さんも気兼ねなく使えます。巫女さんによると、七五三に来た妹や弟がおむつ替えなどでよく利用しているそうです。出口にはおむつボックスもあり、小さい子供連れにも優しいサービスでした。トイレの中にも神社が!?また、櫻木神社のトイレにも秘密が!実は、トイレの中にもう1つ神社があるのです。その名も『川屋神社』。『トイレ神社』でもあるこちら。中に入ると、神様が祀られています。ここは『“心に響くトイレ”日本トイレ協会2012グッドトイレ審査員特別選奨受賞』を受賞するほど評価が高いトイレ。特に子供用トイレは、電車をモチーフにしたデザインになっているのです!かわいい電車風!これなら子供も喜ぶこと間違いなしでしょう。子供も安心して利用できる神社は大人も嬉しいですね。櫻木神社では特別な御朱印も用意!今回、紹介した櫻木神社では、さまざまな新型コロナウイルス感染症の対策を行いながら、参拝者を迎え入れています。お守りは100種以上取りそろえており、御朱印の種類も5種ありました。川屋神社の御朱印ももらえますよ。また、御朱印帳と御朱印の郵送頒布も実施しています。気になった人は、ぜひ参拝してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月27日アン・ハサウェイが主演最新作で初めてのヴィラン“大魔女”を演じる『魔女がいっぱい』。この度、驚きのインパクトで世界中の話題をさらったアンの世にも美しく、恐ろしい“口裂け”姿が披露される特別映像が解禁となった。本作に登場するのは普段はおしゃれな洋服に身を包み、人間になりすまして生活しながら、本来の恐ろしい姿を隠して暮らしている魔女たち。今回の映像で、一瞬だけ明らかになる大魔女<グランド・ウィッチ>の“秘密の姿”――それは口が耳まで大きく裂けた衝撃的なビジュアル。この大魔女の姿はアンのインスタグラムでも投稿されるや瞬く間に世界中に大きなインパクトを与え、SNS上では「インパクトあり過ぎ!」「こんな口でも相変わらず美女なのすごいな」などと大きな話題に。さらにアンの恐ろしい大魔女の姿は、特殊メイクに毎回約4時間かけて作り込まれたそうで、美しくも恐ろしいビジュアルが出来上がったという。「キャラクターの悪魔的な部分を楽しんで演じてくれた」監督絶賛アンは「私の場合は、年齢を重ねるにつれてどんどん自分らしくなっている気がする」と打ち明ける。「私は何年も、“いい子ちゃん”を映画で演じてきたから、初めてのヴィラン(悪役)を演じることが楽しくてしょうがないのです」と、本作ではこれまでのイメージを払拭する恐ろしい大魔女役を楽しみながら好演。監督を務めたロバート・ゼメキスは「アン・ハサウェイはグランド・ウィッチを演じるために出演してくれたんだ。彼女の演技は素晴らしかったし、このキャラクターの悪魔的な部分を楽しんで演じてくれました」とベタ褒めしている。カワイイだけじゃない、恐ろしい大魔女の“秘密のたくらみ”が描かれるファンタジー大作。アンが演じた“美しくも恐ろしい”大魔女の姿に注目だ。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月18日アン・ハサウェイが大魔女を演じる、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督作『魔女がいっぱい』。この度、アンの新境地が垣間見える本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。『プラダを着た悪魔』『アリス・イン・ワンダーランド』のアンが、最も邪悪な大魔女グランド・ウィッチを演じる本作。アンは「ロアルド・ダールは誰よりもうまく恐ろしいキャラクターを描きます。私達が普段からよく見ているものに“悪”を植え付ける。だから面白くて最高に素敵で魅力的なキャラクターになっているのです」と新境地となる魔女役への思いを明かし、ゼメキス監督は「彼女の演技は素晴らしかった。グランド・ウィッチの邪悪な部分を楽しんで演じていました」と語っている。人間になりすまし、人々の日常に溶け込む魔女たちの頂点にいるのが、大魔女グランド・ウィッチ。予告編では、千鳥柄のレトロなセットアップや妖艶なドレスを着こなすオシャレな姿を覗くことができる。そして、クラシカルな雰囲気漂うホテルに魔女たちを集め、何やら秘密のたくらみを目論む様子も…。そんな集会に紛れ込んでしまった少年を、大魔女が魔法でネズミに変えてしまったことで、物語は思いもよらぬ展開へ。ネズミの奮闘や魔法のシーンも登場し、ファンタジーにあふれた映像となっている。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月12日12月20日(日)に東京・国立能楽堂にて開催される「除災招福 疫病沈静 災害復興 国土平安平穏 祈念 三人の国宝『~祈り~』」の合同取材会が行われた。『~祈り~』には、能楽シテ方観世流の梅若実玄祥、横笛奏者の藤舎名生、能楽小鼓方大倉流十六世宗家の大倉源次郎が出演。新型コロナウイルスによる疫病や、予期せぬ天災や災害によって被害を受けた人々へ“祈り”を捧げるために演奏を行う。合同取材会には梅若が登壇。公演に先立ち、意気込みを語った。コロナ感染予防のため、合同取材会までの半年間ほとんど外に出なかったという梅若は、「今年は、私たちが何かをする場所までなくなってしまった。ただ、何もせずにいることが、考えることにも繋がってくる。この何もない世界を一生のうちに体験できたことは、大変素晴らしい経験をさせて頂いたと思っています。何をやりたいか、逆に何をしたくないかということを考えながら、この矛盾の答えはいまでも出ませんけれども、そういうところでこの話が生まれて参りました」と家にいた期間のことを振り返る。また、「大倉くんとは、10年ほど前から行っている少人数のお客さまを前に謡や小鼓を披露する集まりを、感染症拡大防止の自粛後、久しぶりに開催したときに、<自分たちのことを初めて聞いていただくことを通じて、聞かせるなんてとんでもない、聞いていただきたかった>という思いでやっていたので、こういう形の催しができないかなっていう話はずっとしておりました。名生さんは若い時からお付き合いがあり、能が大好きなんですね。彼が人間国宝になって数人で食事したときに、一緒にできないだろうかという話になりまして、だったら大倉くんと3人なら“3人の国宝”になるなと。国宝がどうだっていうわけではまったくないんですけれども、たまたま国宝だったんで、“3人の国宝”というちゃんと責任を持つ会をやろうじゃないかと。ただ人が集まってやるんじゃなくて、ちゃんとした責任を負ってやりましょう、ということになりまして、話が進んだというのがこの会のきっかけです」と共演の経緯を語った。さらに、今回のテーマである“祈り”については「“祈り”はどこの国でどうこうというものではないし、そういう気持ちがあればこそ成立するものだと思う」とコメント。最後に「古典というものが、せっかく何百年間も生きてきたもんですから、ここで途切れさせるつもりは私はまったくないし、私一人になってもやるつもりです。人間、懸命になることによって新しい道が絶対に開けるし、だから私もあと何年舞うことができるかはわかりませんけれども、たとえ3年しか舞えないとしても、3年で30年分、300年分、舞いたいと思っています。それによってみなさんにお返しすることができるんじゃないかと。結局はお客さまによって舞わして頂いているんですから」と決意を新たにした。『~祈り~』のチケットは、チケットぴあ、イープラス、サンライズプロモーション東京にて販売中だ。【公演概要】「除災招福疫病沈静災害復興国土平安平穏祈念三人の国宝『~祈り~』」公演日時:12月20日(日)開場17:00/開演18:00/終演20:00※予定会場:国立能楽堂出演者:梅若実玄祥、藤舎名生、大倉源次郎<上演演目(予定)>一、一管 『竹林の詩』藤舎名生(横笛独奏)一、一管 『鞍馬』藤舎名生(横笛独奏)一、一調一管『葛城』謡・梅若実玄祥/小鼓・大倉源次郎/能管・竹市学一、創作舞『祈り』三人の人間国宝(横笛・藤舎名生/小鼓・大倉源次郎/能舞・梅若実玄祥)※記載は上演順ではございません。※上演演目は事前の予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。<チケット>料 金:10000円(税込)※全席指定(先着販売)※購入制限枚数:2枚※未就学児入場不可先行発売日:11月1日(日)10:00サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日 12:00~15:00) ※電話受付のみチケットぴあ: イープラス: 一般発売日:11月29日(日)10:00お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)公式HP:
2020年11月12日社会現象とも言える盛り上がりを見せた「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)や原作ファンから絶大な支持を集めた映画『図書館戦争』シリーズ、「アンナチュラル」「MIU404」(TBS系)など、原作もの、オリジナル脚本を問わず、 次々と話題作を生み出す脚本家・野木亜紀子。人気のマンガや小説の映像化の企画が多くを占める昨今のエンタメ業界ですが、原作のイメージを損なうとたちまち炎上しかねない状況で、野木さんの作品が称賛を集めるのはなぜなのか? オリジナルの作品が多くの視聴者の心を鷲掴みにするのはどうしてなのか――?「映画お仕事図鑑」第5回目は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士の同名小説を原作とした映画『罪の声』の脚本執筆についてお話を伺いつつ、野木さんの創作の裏側に迫ります!本作は、誘拐、脅迫、そして毒物混入などで世間を震撼させるも、犯人逮捕に至らぬまま幕を閉じた昭和の未解決事件の真相を描くサスペンス。脅迫に使われたテープの声の主が子どもの頃の自分だと気づいた曽根俊也(星野源)と時効となった同事件を追う大日新聞の記者・阿久津英士(小栗旬)という2人の男性が事件の真実を追いかける。作品の“密度”を高めるために大事なこととは?――塩田武士さんが、実際に起きた昭和の未解決事件を題材に書いた小説「罪の声」ですが、最初に同作の映画化の脚本執筆というオファーが届いて、原作 を読んだ際の印象をお聞かせください。事件の脅迫テープの声に使われた子どもの存在というのは盲点で、よくそこに気づいて小説を書かれたなと思いました。未解決事件――例えば「三億円事件」などは、これまでも手を変え品を変え何度も映像化されていますが、この事件の脅迫テープで使われた子どもの声というのは、三十数年、誰も着目してこなかったわけで、それはすごいなと。――原作は事件の真相についてはもちろん、阿久津と俊也という2人の主人公が背負っているものや家族の存在、俊也と同様に事件に関わった人々の人生など、ものすごい情報量を持った小説です。映画用の脚本を執筆する上で軸とした部分、大切にされた部分は?実際の事件をモチーフにしているので、事実として判明している部分は変えない方がいいなと思いました。その部分を変えず、いかに映画の枠に収まるように尺を削っていくか。原作には「そんなことがあったのか!」という事実や、警察内部の動きで「こうなっていたから、こんなことが起きたのか」となるほどと思わされる部分も多かったのですが、それを描いていると警察ドラマになってしまうので、面白さを感じつつも断腸の思いで、削るべき部分は割り切って落としていきました。映画としてはとにかく、脅迫テープの声に使われた子どもたちの存在――そこに焦点を当てることに専念しました。――小栗さん演じる阿久津と星野さんが演じる俊也。2人の主人公の人物像については、どのように?新聞記者である阿久津英士とテーラーである曽根俊也。2人の男を短い尺の中でどう表現するか。映画の中で、彼らを表すのにそこまで時間を使えない中で、それぞれの個性や違い、彼らの気持ちが近づいていく部分――この作品はバディムービーでもあるので、事件に関する描写と並行して彼らの想いをどう描いていくかに心を砕きました。――俊也と阿久津が初めて顔を合わせるシーン。原作では2人だけのシーンですが、映画ではそこに俊也の妻・亜美(市川実日子)と娘の詩織が来る。そして阿久津が詩織に言葉をかける。わざわざこのやりとりを入れた意図は?阿久津というのは社会部で事件記者をやっている自分に嫌気がさして、文化部に行った人間で、つまり“優しい”人間なんですよね。そういう人がああいう状況でどうするか?また、俊也がその後、事件のことを阿久津に話す気になったのはなぜなのか? かつての社会部の阿久津であれば、話さなかったかもしれないし、あそこでああいうことができる阿久津だからこそ話したという“必然”がほしかったんです。たまたまそこにいたからではなく、この2人が出会ったから生まれる“何か”が必要だなと。もうひとつ、妻の亜美が(事件の真相究明にのめりこんでいく夫を)どう思っているのか?というのが気になったんです。夫の異変を感じるとっかかりとして、あのシーンでバッティングさせるといいのかなと。映画でもドラマでも、作品の“密度”を高めるためには、ひとつのシーンにいろんな機能、意味を持たせることが大事になってくるんです。あのシーンは、阿久津の性格を表すシーンであり、俊也が阿久津を信頼するきっかけになるシーンでもあり、亜美が夫の異変に気付くシーンでもあるという、3つの意味をもたせています。「奇をてらわない、普通の言葉こそが強い」――この映画は、フィクションとはいえ、本当にそうだったのではないかと思わせる圧巻のリアリティでオリジナルな真相へと迫っていきます。今回、原作小説を脚本にしていく過程で最も苦労されたのはどういった部分でしょうか?事実は事実として、映画サイズにしても矛盾なく、ストレスなく物語として見てもらいつつ、何か“見応え”を持って帰ってもらえるといいなあと。この作品は、ヘタをすると事件をなぞるだけになってしまうんです。そうじゃなく、彼らのドラマをどれだけ伝えられるか。そこがちゃんとしていないと、映画を見たという満足感を得られないんじゃないかなと。単に事件を伝えるだけなら、NHKのドキュメンタリーだけで十分ですから。そうならないようにというのは大事にしました。とはいえ、語るべき物語がすごく多いんですよね(苦笑)。主人公2人の話、事件に関わった子どもたちの話、第三者の回想…物語のレイヤーがものすごく多い中で、全部を合わせてひとつの物語が浮かび上がってくるようにするにはどう見せればいいのか。それを決められた尺の中でミニマムな形で描かなくてはいけないのは大変でした。――キャスティングに関して、野木さんが参加された時点ではどの程度、決定していたのですか? それは脚本の執筆においても影響はあったのでしょうか?最初の段階で2人(小栗さんと星野さん)は決まっていましたね。なので、原作はありますけど、そこはある種、“あて書き”のような感じでした。たとえば阿久津の設定ですが、小栗さんは東京の匂いがする人で、でも「大阪出身」という部分は崩したくないので、長く東京にいたということにしたり、星野さんのシーンに関しても、夫婦の会話など、ちょっとした遊びの部分も含めて(人物像を星野さんに)寄せていったところはありますね。――星野さんとは「逃げ恥」や「MIU404」(TBS系)でもご一緒されていますが、脚本家から見ての俳優・星野源の魅力や個性はどういった部分でしょうか?何気ないシーンがすごくうまいですよね。何気ないシーンが、本当に何気ないんですよ。日常がちゃんと日常に見えるんです。大袈裟なところがなくて、そういうところは本当にうまいなと思います。あとは今回、テーラーという設定が合ってましたね。職人という感じが出ていました。――野木さんの作品を拝見すると、どの作品でも会話が比較的平坦な普遍的な言葉で紡がれています。だからなのか、特定のセリフではなく、登場人物の人間性や心情が強く心に残るような印象があります。そういう意味で、いまおっしゃられた星野さんの持つ個性は、野木さんの作品と非常にマッチしているのかもしれませんね?それはあるかもしれませんね。私、大仰なセリフってイヤなんですよ、決めゼリフ的な。ドラマではどうしてもキーになるセリフがあった方がいい場合もあるので、必要であれば書きますが、必要以上に詩的だったり、持って回ったような言い方はかゆくなっちゃう(笑)。普段そんなこと言わないじゃないですか。私は「普通」の会話で呼び起こされる感情が一番強いと思ってます。よく例えに出すのが北野武監督の『HANA-BI』なんですけど、それまでひと言もしゃべらなかった岸本加世子さんが、最後の最後に「ありがとう。ごめんね」って言う。あれだけで胸に迫るものがある。「ありがとう」と「ごめんね」なんて、100万回以上聞いてる言葉だし、その言葉だけを書いても、何が泣けるかわからないだろうけど、見ればわかる。その重さ――映像作品ってそういうことだと思っていて、構成とか、そこまでの積み重ねの上にその言葉が発せられると、なんでもない言葉がすごい意味を持つんです。それが至高である気がしていて、奇をてらわない、普通の言葉こそが強いんじゃないかって思います。“原作あり”と“オリジナル”作品の創作スタイル――ここからさらに、野木さんの創作のスタイルについて、お聞きできればと思います。「逃げ恥」や今回の『罪の声』のような原作がある作品と、完全オリジナル脚本の作品では、執筆の過程は大きく変わってくるんでしょうか?いえ、結局は同じなんですよね。原作があったとしても、結局は一度、解体して、プロットを作り直さないといけないんですよ、映画やドラマの“枠”にハマるように。作業としてはどちらも一からなので、作業量自体は変わらないですね。ですが私は原作のある作品の方が疲れますね。オリジナルの方が楽です。「アンナチュラル」や「MIU404」もそうですが、オリジナルの場合、最初からドラマに合った話にすればいいだけなんですよ。もし「これ、ドラマ向きの内容じゃないよね?」となったら「じゃあ別の題材にしましょう」と方向転換してドラマ向きの作品にすればいい。でもマンガや小説の原作がある場合、それはもともとマンガや小説向けに作られているものですから、それをドラマ向きにしないといけないわけで、そこに手間と無理が生じるわけです。この映画の原作も、何ページにもわたる語りで判明していく物語があったりするんですけど、映像作品でそのままやるわけにはいかない。小説ならいくらでもページを費やして語れるけど、映画の尺では無理だし、マンガならこの表現ができるけど、それを実写でやったら醒めるよね…という場合もある。更に、作者の方がいらっしゃるわけですから、手をつけていい部分といけない部分もあるわけです。映像にそぐう形で作りつつ、それでも作者の意図や作品の根幹は変えちゃいけないという風に作っていくので、なかなか疲れるし、気をつかうわけです。オリジナルなら好きにすればいいので楽です。――人気の原作の場合、「映画化決定!」の一報の瞬間から、原作ファンの厳しい批評の目にさらされます。特に、約2時間という映画の枠に収めるためのエピソードの取捨選択などは、どうやって決断されるのでしょうか?枠に収まるように落としていかなくてはいけないので、「ここ入らないな」となったらバッサリと切っていきますね。プロデューサーや監督から「いや、それはいいんだろうか…?」みたいに言われることもあるんですけど「いいと思います」って(笑)。映画なので、映像に起こしようがないところは切るか、それに代わる表現に変えていくしかない。原作をなぞって再現することよりも、映像作品として成立するかどうかを優先する。それが脚色という仕事だと思っています。――ただ映画を見ると、そこまで大きく「変わった」という印象はなく、きちんと小説のエッセンスをくみ取った『罪の声』だという印象でした。何を落としても、作者の塩田先生が訴えたいことが伝わればいいのかなと。事件に巻き込まれた子どもたちの「声」の物語であったり、新聞記者の矜持という部分であったり、おそらく塩田先生はこう思っているだろうという部分を大事にして、そこに関しては落とすのではなく強化する。違いはあくまで、小説の表現方法と、映画の表現方法の違いということです。――逆に原作のないオリジナル脚本を執筆されるときに、常にご自身の中で大切にしているテーマや根底にある共通する思いなどはあるんでしょうか?作品によって、枠によって、その時の心持ちによってそれぞれ違いますね。ただ書いている人間は同じであり、価値観は同じなので、根底の部分は通じているとは思います。心持ちというのがどういうことかというと、たとえば「アンナチュラル」では、いわゆる“推理モノ”でよくある、犯人が崖の上で延々と動機を語る…みたいなことはやりたくなくて。だからクライマックスの前までに謎のほとんどを解決するようにつくったし、被害者は死んでいるのに、犯人にグダグダと殺しの理由を語らせたところで「何を言ったって殺してるわけじゃん?」となるので、そこは語らせないようにしようと決めていました。だけど「MIU404」では、逆に加害者の話を結構しているんですよ。それはなぜかというと、私の中での批評として「アンナチュラル」で切り捨てたものは、本当に切り捨ててよかったのか?という思いがあったからなんです。「アンナチュラル」の場合、主人公が法医学者なので、彼女は死者(=被害者)に寄り添うしかないし、あれはあれで正解だった。でも「MIU404」は犯人と非常に近い位置にいる、もしかしたら最初に犯人とコンタクトをとるかもしれない機動捜査隊の人たちが主人公なので、そこで加害者の声を拾わないのは嘘だろうと。そんな風に、毎回「私はこれなのだ!」という感じでやっているわけではなく、「アンナチュラル」があったからこそ、それに対する批評として「MIU404」があったという感じだったり、その時その時で自分が書きたいものを見出しながらやってます。「脚本家としては新人という感覚」――日々、脚本のアイディアのために心がけていることや取り入れているルーティンなどはありますか?何もないですね(笑)。後生大事に温めてる企画なんて、どうせ古くなっちゃう。世の中の動きって日進月歩ですごく早いので。とはいえ、世の中の問題で3年経っても何も解決してないし変わってないってことも多いので、「古い」と切り捨てられないことも多いんですが…。普段から、ニュースを見たり“日常”を大事にするようにはしています。常にアンテナは張ってないといけないし、業界以外の人を大事にしないとなとも思ってます。どうしてもこの業界の人って偏ってるというか、狭い世界なので、一般の友達や20代の子たちからちゃんと話を聞くようにしないといけないなと。そういうところを怠ると、気づかないうちに古くなっていっちゃうと思います。――これまでに影響を受けた作品や脚本家の存在を教えてください。よく聞かれるんですけど、意外とこれというのがないんですよね…(笑)。でもドラマを見るのは好きで、宮藤官九郎さんの「池袋ウエストゲートパーク」や堤幸彦さん演出の「ケイゾク」(※脚本は西荻弓絵)を見て衝撃を受けたし、君塚良一さんの作品も好きでしたね。「コーチ」みたいなオーソドックスな作品から、「ラブコンプレックス」っていう、ぶっとんだドラマもありましたけど、どっちも好きでした。そのへんの作品は、ドキュメンタリー番組を作る仕事をしていた20代のころ、純粋に日々の楽しみとして見てました。それ以前、映画学校にいた頃は、変わったものが好きで、ピーター・グリーナウェイの映画にハマったりしてました。当時は「本数を見なきゃ」って気持ちが強かったんです。というのも、周りは映画オタクの年上の人たちばかりだったんで。当時、映画学校に入ってくる人には、一度、社会人を経験してからの人も多くて、知識量が全然違うんですよ。そういう人たちに追いつかないと話もできないから、変わったものから名画までいろんな映画を見て、映画の日に5本ハシゴしたり、特集上映、オールナイト上映にも毎週のように行ってて、いまじゃどこにも掛からないATGとかカサヴェテスとかゴダールの特集上映とか行ってましたね。入学当初はゴダールすら知らなかったんですけど(笑)。そんな感じで片っ端から見てたので、バイト代は全部映画に消えていくし、いかに多く見られるかってスケジュールを組んでたので、普段は同じ映画を何度も見るようなことはなかったんですけど、橋口亮輔さんの『渚のシンドバッド』にハマって3回見に行きました。ほかにはウォン・カーウァイの『天使の涙』、ジャック・リヴェットの『セリーヌとジュリーは舟でゆく』も3回見に行ったのを覚えてます。――フジテレビのヤングシナリオ大賞を受賞され、デビューしたのが2010年。それから10年で、傍から見れば押しも押されもせぬ人気脚本家になられたように見えますが、ご本人はいま置かれている状況をどのように捉えていらっしゃいますか?いや、私はいまだに自分なんてぺーぺーだと思ってるんで(笑)。だって大先輩方がまだまだ最前線でお仕事されていますからね。そうしたすごいみなさんと比べたら、私なんてたかだか10年ですよ? 周りを見渡せば20年、30年と続けてらっしゃる方たちばかりですから。宮藤さんだって20年以上やってるし、岡田恵和さんももっとですよね? 森下佳子さんは年齢は私と3歳くらいしか違わないけど、キャリアは私なんかより全然長いし。私はデビューが35歳と遅かったので、本当にたかだかですよ、10年なんて。まだまだ脚本家としては新人という感覚ですね。【プロフィール】野木亜紀子(のぎ あきこ)1974年生まれ。日本映画学校卒業。ドキュメンタリー番組の制作会社勤務を経て、『さよならロビンソンクルーソー』で2010年の第22回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し同作で脚本家デビュー。2016年に「重版出来!」(TBS系)で高い評価を得て、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が大ヒット。「アンナチュラル」、「MIU404」(ともにTBS系)などオリジナル脚本作品でも高い評価を得ている。2021年には初めてアニメーション映画の脚本に挑戦した『犬王』(湯浅政明監督)の公開が控える。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会
2020年11月06日