「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の岩田剛典が主演する『去年の冬、きみと別れ』のブルーレイ&DVDが、7月18日(水)にリリースされることが決定。あわせて、これを記念した特別映像が到着した。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、今後もメインキャストで出演する『パーフェクトワールド 君といる奇跡』『Vision』の公開が控えるなど、俳優としても活躍する岩田さん。彼が主演する本作は、芥川賞作家・中村文則によるベストセラー小説を、瀧本智行が実写化したもの。原作は、全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2014年本屋大賞」にもノミネートされ、目の肥えた書店員たちに「この小説は化け物だ」と言わしめた話題作であり、“映像化不可能”とも言われ続けてきた作品だ。本作の主人公は、岩田さん演じる新進気鋭のルポライター・耶雲恭介。彼女との結婚を間近に控え、自著の出版を目指す彼が目を付けたのは、不可解な謎が残る盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大だった。だが、その真相に近づくにつれ、いつの間にか彼は、抜けることのできない深みにはまっていく――というストーリー。張り巡らされた伏線と謎。そして、真実の先にある究極の愛とは…観る人すべてが、ダマされるという予測不能サスペンス。岩田さんのほかにも、耶雲の美しき婚約者役に山本美月、事件の鍵を握る謎めいた天才カメラマン・木原坂雄大役をを斎藤工。さらに、浅見れいな、土村芳、北村一輝ら実力派キャストが脇を固める。また、今回リリースされるセル豪華版には、岩田さんによる撮りおろし単独インタビューをはじめ、メイキングや未公開映像集など、約3時間に及ぶ豪華映像特典が収録。さらに、24ページに及ぶブックレットや、特製大判ポストカードセット(3枚組)、木原坂フォトカード、 蝶ステッカーなど豪華封入特典が満載となっている。そんな本作のリリースを記念して、今回特別映像が到着!自身にとって「とてもチャレンジな作品」だったと語る本作を、様々な生活の中でたくさん観て欲しいとPRする岩田さんの特別コメント映像。そして、“何度も見返してほしいシーン”について、岩田さんと山本さんが語る特別インタビュー映像も公開中だ。『去年の冬、きみと別れ』ブルーレイ&DVDは7月18日(水)より発売。(cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年05月18日ある程度のワガママは女の武器!小悪魔的魅力にも繋がるものですが、行き過ぎたワガママは男性をガッカリさせてしまいます。優しく包容力のある男性ほど、限界まで彼女のワガママを聞いてしまうので、そんな彼がキレたら最後!「もう限界だ」とお別れに直結してしまうみたい。優しい彼氏をキレさせ、お別れを決断させた彼女のワガママとはどんなものなのでしょうか?今回は、別れにつながった彼女のワガママについてお届けします。「愛してるって言って」愛を言葉で確認したがる多くの男性が、女性が言う「言葉で伝えて」というワガママに困惑しているみたい。気持ちが盛り上がっているお付き合い最初の頃は、「可愛いな」と寛容に彼女を受け入れていたら彼氏も、「ねえ、私の事好き?」「どのくらいすき?」「証拠は?」「愛してるって言って」なんて毎日のように言われていると気がおかしくなりそうになるみたい。女性に信用される事で自分の価値を見出せる男性は、愛を言葉で確かめられるたびに「俺の事信用していないんだな」と彼女への愛情が減ってしまうのだとか。「どこ行ってたの?」「何してたの?」必要以上の束縛ある男性は、「友達と遊びに行く」と言っているのに、1時間置きに彼女から電話がかかってきてキレてしまったのだとか。「今どこにいるの?誰といるの?」と1時間置きに電話が鳴ったら、周りの男友達も彼を誘いづらくなってしまいますよね。女性の中には、彼を飲みや遊びに連れ出す男友達に敵意を向けたり、文句を言ったりする人もいるみたい。男性の人生の優先順位は、仕事→友達や趣味→彼女の順番だといわれているので、自分の友達を傷つける彼女の排除は決定的。束縛のしすぎは、彼氏が逃げてしまうので要注意です。無理な約束をさせられる「1日1回は電話して」「毎週末泊まりに来て」「毎日50回LINEのやり取りを約束して」などと無理な約束や、強制的な約束をさせられると男性は我慢の限界に達してしまうみたい。そもそも、男性は自由を好む性質があるので、束縛されるのが大の苦手。相手に指図されてその通りにやるのもストレスが溜まってしまうみたい。最初のうちは「可愛い甘えだ」と思っても、約束を守れないと文句を言われたり、怒られたりするのが次第に怖くなっていくんだとか。そのため、好きという気持ちよりも、怖いからとりあえず謝っておこう、起こらせたくないから言う事を聞いておこうという気持ちが先に立ち、だんだん愛情が冷めてしまうみたい。愛情じゃなく、怯えられて約束を守ってもらうなんてなんだか悲しいですよね。まとめ項目を見て勘の良い方は気がついたと思います。男性が嫌がるワガママとは=「束縛」なのです。束縛には色々な形がありますが、彼氏の存在を繋ぎとめようと必死に束縛するその行為こそが、彼にとっては我慢できないワガママ。自分の気持ちが重くなりすぎていると束縛しがちになり、余計に彼の気持ちを遠ざけてしまう事に繋がります。自分と彼との気持ちの温度差をすばやくキャッチして、束縛を抑えられるようになると、お別れに結びつくような最悪な事態を回避できるようになるかもしれません。written by 亀ぱんだ
2018年05月10日4月23日(月)深夜放送の日本テレビ「映画天国」で『グレイテスト・ショーマン』も大ヒット中のザック・エフロン主演作『きみがくれた未来』がオンエアされる。「ハイスクール・ミュージカル」や『ヘアスプレー』などへの出演を経てこの春公開の『グレイテスト・ショーマン』ではヒュー・ジャックマンが演じる主人公P.T.バーナムの斬新なビジネス・スタイルに魅了され相棒となるフィリップを演じたザック。ゼンデイヤ演じる空中ブランコ乗りのアンとの“空中デュエット”も同作の見どころだ。そんなザックが2010年に出演、当時トップアイドルとして注目を浴びるなか大人の俳優へのステップアップ作として選んだのが本作。2004年に刊行され15か国語に翻訳されているベン・シャーウッドによる小説が原作となっている本作。ザックが演じるチャーリーはヨットレースで目覚しい活躍を見せ名門大学への進学のチャンスを手に入れ、誰もがうらやむ人生を歩む青年だったがある日、固い絆で結ばれた弟のサムが交通事故で亡くなる。同乗していて自分だけが助かったチャーリーは悲しみに打ちひしがれるが、そんな彼が目にしたのは墓地の裏の森にたたずむサムの姿だった。サムにこれからもこの場所で同じ時間にこれまでと同じように二人の日課だった野球の練習を続けることを誓うチャーリー。約束された輝かしい将来を犠牲にしてその約束だけを胸に生きるが、5年の歳月が流れたときテスという女性と出会ったことで自身の生き方を見つめ直す…という物語。ザックのほか、『アイ・アム・レジェンド』のチャーリー・ターハン、『スティーブ・ジョブズ』のアマンダ・クルー、『L.A.コンフィデンシャル』のキム・ベイシンガー、『シン・シティ』のレイ・リオッタらが出演している。映画天国『きみがくれた未来』は4月23日(月)深夜25:59~日本テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:きみがくれた未来 2010年12月23日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年04月23日〜別れ上手も芸のうち!〜恋人と別れたい時は、相手をキズつけたり、恨まれたりしないようにして別れることが大切です。それは相手の方がウンザリするような女に徹すること!それが相手への最後の思いやりです。いい所を見せようとしたり、思わせぶりな態度は、自分がカッコイイ女だったと思われたいという自己保身からくる“自分への慰め”であって、相手のためにはなりません。最後くらい相手を思いやり、冷たく相手が嫌がる何もかもダラシがなくて無神経で不潔な忌まわしいタイプの女を演じなさい!相手の方が「もう顔を見るのも嫌だ」と云ってくれればシメたものです。「別れないでくれ」と傷つけられたり殺されたりしないで済むのです。身の危険は防げます。また、それが出来たら、あなたも一回り大きくなれます。別れも人の心の成長には大切なものなのです。
2018年04月12日三代目J Soul Brothers/EXILEの岩田剛典を主演に、芥川賞作家・中村文則の「映像化不可能」といわれていたベストセラー小説を映画化した『去年の冬、きみと別れ』。キャッチコピーの「すべての人がこの罠にハマる。」は決して大風呂敷ではなく、緻密に張り巡らされた伏線の回収と先読みさせない展開・結末は、Yahoo!映画で平均3.83、映画.comで平均3.7、Filmarksで平均3.7という数字が示している通り高く評価されている。中でも女優・土村芳が演じる吉岡亜希子は謎多き役どころで、事前に明かされていた情報は、「木原坂(斎藤工)のモデルを務めていた盲目の美女」ぐらい。公開から2週間が経ち、「多少のネタバレはOK」とのお許しが出たので取材を申し込んだ。土村が演じる亜希子は視覚障害のハンディキャップを抱えながら力強く生きる女性で、実は岩田演じる恭介の元恋人。「ネタバレを背負っている」と言っても過言ではない重要な役どころだが、シリアスな展開が連続する中で、唯一ほっこりできるのが2人のアツアツぶりを収めたシーンだろう。映画の冒頭で事件に巻き込まれたことが分かるので、とっても切ないシーンでもあるのだが……。撮影秘話をはじめ、役作りや岩田の魅力など、これから映画を観る人に支障を来さない程度に話を聞いた。○瀧本智行監督から伝えられたこと――本作に関する取材は今日で一区切りと聞きました(3月20日のヒット記念イベント後の取材)。公開から2週間ほど経って、ようやく皆さんに届きはじめたような感覚です。私が表立ってさせていただく宣伝は少なくなると思いますが、それでも公開は続きますし、できればロングラン上映になるまでヒットしてほしいですね(笑)。――そうなることを願っています。物語の展開に深く関わる重要な役でしたね。脚本を読んで監督とお会いした時にもそのような説明がありました。不安も感じつつ、全力を注ぎたい役でもあったので覚悟を決めて臨みました。監督からは、亜希子の強さや凛として芯が通っている内面、作品全体から見た時のポジションについてのお話もうかがって。視覚障害という役柄含め、限られたシーンの中でそれだけの説得力をもたせるために、細かいところまで極めたい……少しでも「偽り」として伝わってしまうと、観てくださる方が引いていっちゃうような危機感がありました。○恭介の元恋人・亜希子の役作り――撮影前には視覚障害の方にも会ったそうですね。はい。施設にお邪魔して点字セットと白杖をお借りしましたたんですが、その時にたまたま盲導犬の講習会が開かれていたので参加させていただきました。目隠しして盲導犬に引っ張ってもらいながら歩いて施設から外に出て、一般道を歩かせてもらいました。最初は怖くて怖くて。盲導犬の行動について細かく説明を聞いて理解すると、身を任せてスムーズに歩くことができて。盲導犬との間にはそういう信頼関係も大切なんだと感じました。私の役は盲導犬ではなくて白杖のみで歩行する役だったので、撮影前には公園で練習したりもしました。なんでもない小さなくぼみだったり、点字ブロックで躓いてしまったり、今までは感じたことのない世界というか、発見の連続でした。一度、人混みの中を歩いたことがあったんですが周囲の視線をすごく感じて、亜希子が周りと自分の間にある「何か」に負けないように生きてきたということを少し感じることができたような気がします。――そうやって身をもって体験してみないと分からないことですね。そうですね。限られた時間の中で少しでも近づきたいという思いがあったのでとにかく全力を注ぎました。亜希子の強さの源は私の中にはないもの。これまで生きてきた境遇は違いますが、少しでも寄り添いたいという気持ちでした。○現場でも紳士的な岩田剛典――ネタバレに直結する役なので、公開前はこのような取材でも慎重な発言が求められたと思います(笑)。シリアスな展開がメインとなるので、恭介とのアツアツシーンは特に印象的でした。基本的には順撮りだったので、「私が出演する序章=岩田さんとのシーン」は序盤でした。やりとりはアドリブの部分もありましたが、監督が明確なイメージを伝えてくださいました。海に行く前、恭介に点字を教えるシーンでは「『海に行きたい』という意味の点字を恭介に教えます」のような感じの説明があって、脚本にセリフを書き加えていく流れでした。2人が幸せであればあるほど後半に生きてくるということもおっしゃっていたので、その後に起こることは当然2人は予感してないわけですし、本当に「2人の世界」として演じていた気がします。監督も撮りながら「恥ずかしい!」と言っていたくらい(笑)。――岩田さんは精神的にもかなり追い込まれていたようですが、そのあたりも共演して感じたのでは?私はほとんど幸せな恭介さんとしか接していません(笑)。岩田さんはすごく真面目で優しい方です。2人のシーンでも本当に紳士的に接してくださいました。――初見ではストーリー展開を追いつつ、取材のポイントを意識しながらだったので、もう一度観てみたくなりますね。そう言ってもらえるとうれしいです。展開を分かっていてもう一度観ても楽しめる作品だと思います。○友人から質問には「観てのお楽しみ」――周りの方に宣伝しようにも、ネタバレの役なのでなかなか詳しく話せない(笑)。そうですね。同級生から連絡があってどんな役か聞かれたのですが、そこは濁しながら、「観てのお楽しみ」「とにかく観てほしい!」とだけ伝えました。映画ってたくさんの人に劇場でご覧頂いて初めて成立するものだと思っているので、試写後は客観的に考えるまで時間がかかりました。そうそうたる共演者の方々の中で、自分が作品の一部になっている……とボンヤリとした不思議な感覚になって。これまでもそうですが、自分が出させていただいた作品を客観的に捉えるまでどうしても時間がかかってしまうんです。――今回はなおさらですね。久しぶりの映画出演だったので、たくさんの人の手によって作り上げる映画はやっぱりステキだなぁと純粋に思えました。――4回目のインタビューになるのですが、これまでの作品ではクランクアップ時に特別な思いがあふれたということも話されていました。今回はいかがでしたか?新しく挑戦する事の多い役というのもあって、自分の中で不安になる事もありましたが、亜希子という人物としてこの作品の一部になれた事、このような機会をいただけた事に感謝の気持ちでいっぱいでした。――お芝居は好きですか? 以前は役者業について、「向いてなくても好き」とおっしゃっていました。好きです! そこは不変です(笑)。■プロフィール土村芳(つちむら・かほ)1990年12月11日生まれ。岩手県出身。子ども劇団に所属後、高校在学時に新体操でインタ ーハイに出場。京都造形芸術大学の映画学科俳優コースに進学し、数々の舞台作品や自主 制作映画に出演した。2013年3月に大学を卒業後、ヒラタオフィスに所属。これまで、 『カミハテ商店』(12)、『弥勒』(13)、『劇場霊』(15)、『何者』(16)などの映画、『コウ ノドリ』(TBS系・15/17年)、『べっぴんさん』(NHK・16~17年)、『恋がヘタでも生きて ます』(日本テレビ系・17年)、『GO! GO! フィルムタウン』(NHK・17年)、『女子的生 活』(NHK・18年)などのドラマに出演。
2018年04月04日『去年の冬、きみと別れ』(略して『冬きみ』監督:瀧本智行 原作:中村文則)は、岩田剛典の、「犬系男子」ではくくりきれない、演技の飛距離を感じさせる映画であった。彼のポテンシャルのすべてをぶっこんだものになっていたように思う。岩田剛典は、芸能界の一角を担う勢いのEXILE TRIBEの人気アーティストで、EXILEや三代目J Soul Brothersのパフォーマーとして活躍。俳優としては、EXILE TRIBE大集合のアクションエンタテインメント『HiGH&LOW』シリーズから、それこそ彼を「犬系男子」に決定づけた、ある日女の子の家に居候するところからはじまる『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』までヒット作に出演、人気を誇り『去年の冬、きみと別れ』が初の単独主演作となった。だからこそ、彼のポテンシャルのすべてをぶっこんだものになっていたように思う。「観た人すべてがだまされる」というキャッチコピーのミステリーなので、公開からすでに約10日間経過したとはいえ、まだ観ていない方もいることを配慮してネタバレしてはいけないと思うと、具体的なことが書けず、よって岩田剛典のどこに演技の飛距離を感じさせる映画なのか書きづらい困った状況ではあるが、ネタバレしないでどこまで書けるかがんばってみたい。○知性、癒やし、激情とあらゆる面を見せる岩田『去年の冬、きみと別れ』を劇場で見たら、上映前の予告に、岩田剛典の次回作『パーフェクトワールド』(10月公開)の予告が流れた。ヒロインと、車椅子生活を余儀なくされた男性との恋という単なる甘い恋ではない作品とはいえ、女性漫画の映画化なので、『植物図鑑』のように、光に包まれたふわっとしたきれいな画面の作品で、またしても岩田剛典の爽やかな面に溢れた映画なのだろうなあ……と思って観ているうちに、ほかの予告も経て、『去年の冬、きみと別れ』がはじまる。色調はかなり暗く、画面も固く締まった感じで、岩田剛典もきりっとしている。岩田が演じる主人公は、フリーライター・耶雲恭介。盲目の女性(土村芳)が焼死した事件の容疑者だったカメラマン木原坂雄大(斎藤工)に密着し本を書きたいと、出版社にやって来る。編集者・小林良樹(北村一輝)は最初、その企画に乗り気ではないが、上司のすすめもあって、担当することになる。女性が焼死していく様を撮影していたのではないかという疑惑のある木原坂は、初っ端からあやしさを振りまき、対して耶雲は、いかにも真面目な常識人という印象。だが一方で、若さゆえの功名心もあるようで、恋人・松田百合子(山本美月)と結婚を前に、一冊自著を出そうと意欲に燃えていた。木原坂の事件の真相を暴くことができれば、ジャーナリストとして認められる、そんな思いも手伝って取材を続けるうちに、愛する百合子が木原坂のスタジオに監禁されてしまい、耶雲は、精神バランスを狂わせてしまう……。このへんまでは予告編にも出てくるところなので、未見のひともご心配なく。慶応大法学部出身の、岩田の知性を活かして演じるジャーナリストが、木原坂を取材するうえに、じょじょに変化していくところが、この映画の見どころのひとつで、そこに、岩田の演技の幅を感じたというわけだ。『HiGH &LOW』シリーズのようない熱く激しい狂犬のような面も見られるし、『植物図鑑』のような柴犬感もところどころ見ることができる。知性、癒やし、激情とあらゆる面が見られ、それは例えるなら、興福寺の国宝・三面六臂の阿修羅像のようであった。○★ここからややネタバレあり物語は、斎藤工演じる悪魔的なアーティスト(カメラマン)と、岩田演じる阿修羅王のようなジャーナリストとの、真相を巡る心理戦にとどまらず、そこへ、北村一輝演じるベテラン編集者も加わってくる。北村一輝と斎藤工というと、W不倫のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち』を思い出してしまうが(映画化された『昼顔』には北村は残念ながら出演していない)、そのドラマで食虫植物的能力を発揮していた斎藤が、『冬きみ』では捕獲気分ダダ漏れで、『昼顔』で野生のケモノ的色気ムンムンのアーティストを演じていた北村一輝は、『冬きみ』でもやっぱり隠しきれないケモノ感を放つ。最終的には、阿修羅王のような柴犬の岩田、食虫植物の進化系の斎藤、いつだって野性的な北村の三つ巴の戦いになっていく。ミステリーの内容もドキドキするが、ちょっと違った『HiGH& LOW』のような男のぶつかり合いにもドキドキする。柴犬系で、つぶらな瞳のイメージの岩田剛典が、目をかっと見開くと、ものすごく目が大きくなって、眼輪筋のちからのハンパなさに目を見張る。『冬きみ』物語の果てに、何が見えるか。未見の方は、ぜひご体験を。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月22日現在公開中の映画『去年の冬、きみと別れ』の春休み直前イベントが20日、東京・新宿の新宿ピカデリーで行われ、主演の岩田剛典と土村芳が出席した。映画『去年の冬、きみと別れ』の春休み直前イベントに出席した土村芳、岩田剛典(左から)初日から10日が経過したこの日は、「春休み直前イベント」と題して上映後に主演の岩田剛典と土村芳が登壇して舞台あいさつ。岩田が「皆さんどうでしたか? こんなにおかわりできる映画はないんじゃないんでしょうか?」とあいさつすると、観客から拍手が巻き起こり、反響の声について「この映画は大どんでん返しが売りですので、最後まで結末が予想できなかった、驚いたという感想が一番多い印象がありますね」と語った。土村は「私から岩田さんに話しかけることがなかったと思います。結構人見知りでもあるので(笑)。最初は緊張していましたが、岩田さんのお人柄と言いますか、頻繁に声を掛けてくださりました」と撮影エピソードについて語り、岩田は「『好きな食べ物なんですか?』とか小学生な質問をして、その答えが『枝豆』だったのでビックリしました」と明かして会場の笑いを誘う場面も。また、岩田が演じた恋愛に一途な主人公の耶雲恭介について土村は「私もこれほど愛されてみたいなと羨ましく思ってしまったりなんかして(笑)」とファンの心を代弁していた。予測不可能なサスペンでありながら、究極の純愛を描いた本作にちなみ、「究極の愛の形は?」という質問に土村が「私はこの世に生まれて27年ですが、まだまだ見つけられてない気がします。この作品を見てそれを痛感したし、自分の中で育んでいた愛の大きさを疑ったところがあるので、これから探してみたいと思います」と回答。一方の岩田は「自己犠牲の精神じゃないですかね。今までの半生を振り返っての意見ですけど、その人だったりこのことの為だったら命を賭けられるかとか、自己犠牲になれるかどうかの精神が愛の形だと思いますけど」と真剣な表情。さらに「お互い愛が大きいと思う人物は?」という質問には「やっぱりメンバーですかね。みんなグループ愛に満ち溢れているし、みんなグループのことを考えて色々動いていると感じますから」と答えると、会場で悲鳴が飛び交うなど岩田に感動した様子だった。『教団X』などのヒット作を世に送り出している芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督がメガフォンを執った本作。1秒たりとも目が離せない展開の中、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 で華々しい役者デビューを飾った岩田剛典が。従来のイメージを180度覆しかねない狂おしいまでに一途な愛に生きる主人公・耶雲恭介を熱演している。
2018年03月21日先読みのできない展開や全編に緻密に張り巡らされた伏線の先に待ち受ける驚愕の結末に、“ダマされる”人が続出している、現在公開中の『去年の冬、きみと別れ』。このほど、岩田剛典と“もう一人のヒロイン”として話題沸騰中の土村芳が演じたカップルの“純愛”キスシーン映像が到着した。■「もう一度観てみたい」率95%!驚愕のサスペンス公開週末に実施された劇場出口調査では、10代・20代の鑑賞者たちの高い満足度に加え、“もう一度観てみたい”という回答が約95%という驚異的な数字を打ち出した『冬きみ』。女性を中心に幅広い世代が劇場に足を運んでおり、男女共に楽しめるサスペンス要素により10代後半~20代後半のカップルの鑑賞も目立っている。■岩田剛典×土村芳、“ピュアすぎ”キスシーン映像到着そんな中、話題を呼んでいるのが、本作が究極のラブストーリーでもあること。今回到着した本編映像では、岩田さん演じる主人公の耶雲恭介と土村さん演じる吉岡亜希子の“ピュアすぎ”“愛らしすぎ”な浜辺でのキスシーンが切り取られている。土村さんといえば、朝ドラ「べっぴんさん」での病弱で儚げな“きみちゃん”役や「恋がヘタでも生きてます」の恋ヘタなお嬢さま・“千尋” 役で知られる注目女優だ。■恭介の元恋人である“もう一人のヒロイン”に話題沸騰亜希子はカメラマン・木原坂(斎藤工)のモデルを務めていた盲目の美女であり、かつて世間を騒がせた猟奇殺人事件の被害者。彼女は撮影中にろうそくが転倒し、火の海に巻かれ、死亡した。すでに映画を鑑賞した人たちの“ダマされた”というコメントに加え、大きな話題を呼んでいるのが、恭介の元恋人であり、本作の“もう1人のヒロイン”である、この亜希子の存在。小説の要素を踏襲し、恭介が執筆する“本”も謎を読み解く大きなポイントとなるため、本作は「章」仕立てで<序章><第一章><二章><三章>で構成されるが、映画は<第二章>から始まっている。映像に映し出されるのは、2人の海でのデートシーン。かつて編集者をしていた恭介は、図書館で自分が翻訳した本を手に取る亜希子を見かけ、本を読みながら笑ったり、涙したりと図書館の片隅で豊かな表情を魅せる彼女に恋に落ちる。その後、互いを想い合い、2人は幸せな日々を過ごすが、とあることをきっかけに愛をすれ違わせ、亜希子は耶雲の元を去ってしまう。そして、亜希子は…。映像では、ささやかながらも2人が築く幸せに満ち足りた日常が切り取られている。公開に先立ち行われたジャパンプレミアでは、北村一輝が“他の役柄を演じるとしたら?”との質問に答えたのが「耶雲と亜希子」だった。純粋な2人の互いを想う気持ちが手に取るように分かるこのシーンに触れ、「憧れる」と発言していた。恭介と亜希子のエピソードは、予測不能なサスペンスでありながら、究極のラブストーリーである本作の物語の根幹を担い、深い“愛”のテーマは切なさと共感を与え、涙を誘う。幸せの日々から一転、彼らが迎える衝撃の結末とは…?あまりに純粋な恋模様、美しくも儚い愛の物語の行方にも注目していて。『去年の冬、きみと別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月21日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(公開中)の場面写真とキスシーン映像が21日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開された本編映像は、岩田演じる主人公の恭介と、土村芳演じる吉岡亜希子のシーン。亜希子はカメラマン・木原坂(斎藤)のモデルを務めていた盲目の美女であり、 猟奇殺人事件の被害者で、撮影中にろうそくが転倒し、火の海に巻かれ死亡した。映画を観た人たちの間で話題となっているのが、この亜希子の正体。亜希子は恭介の元恋人であり"第二章"から始まる同作の“もう一人のヒロイン”となる。映像に映し出されるのは2人の海でのデートシーンで、海辺で抱き合う二人の穏やかなキスシーンには、北村一輝もジャパンプレミアで「憧れる」と発言していた。しかしこの後2人の心はすれ違い、衝撃の結末にむかっていく。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月21日「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の岩田剛典が主演する、現在公開中の映画『去年の冬、きみと別れ』。この度、岩田さん演じる主人公と本作の“もう一人のヒロイン”との出会いが収められた本編映像がシネマカフェに到着した。今回到着した映像は、主人公・耶雲恭介(岩田さん)と土村芳演じる猟奇殺人事件の被害者・吉岡亜希子との出会いのシーンで、耶雲が亜希子に“恋に落ちる瞬間”が切り取られた重要な場面。本作には、山本美月扮する“美しい婚約者”松田百合子が登場するが、実は亜希子は耶雲の元恋人であり、本作の“もう一人のヒロイン”なのだ。すでに公開中の予告編などでは耶雲の笑顔が印象的だったが、今回の映像でその視線の先には亜希子がいたということが明らかに。耶雲は、自身が翻訳をした本を読みながら笑ったり、涙したりと豊かな表情を魅せる彼女に釘付けに。そして惹かれ恋に落ち、互いを想い合い、幸せな日々を過ごす2人だったが、とあることをきっかけにすれ違い、亜希子は耶雲の元を去ってしまう…。本作を観賞した人たちの中で何より反響を呼んでいるのが、映画を観ることによって知ることとなるこのタイトルの意味、そして“愛”というテーマについて。岩田さんは初日舞台挨拶時、「人間が持つ色々な感情というものが描かれ、<愛する人のために人はどこまで変われるのか>というのが、一つのキーワードであると。究極の純愛を描いている作品」と説明していた。一足先に映画を鑑賞した各界の著名人たちからも絶賛の声が寄せられており、メンタリストのDaiGoは「純愛であるがゆえに、綺麗に騙された。恋はやはり期待するからこそ裏切られ、信じるがゆえに騙される、そんなことを思い出させてくれる映画です」とコメントし、放送作家の鈴木おさむは「同じ男なのに、岩ちゃんの美しさに惚れてしまう」と、一途な愛に生きる耶雲を演じた岩田さんの演技を賞賛する声も。公開に先立って行われたジャパンプレミアで、北村一輝が「ほかの役柄を演じるとしたら?」の質問に対し答えたのが、“耶雲と亜希子”。2人のデートシーンに触れ“憧れる”と回答。そんな男女共に魅了される2人恋模様も本作の見どころの一つだ。『去年の冬、きみと別れ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月16日どんなに愛し合っていても、いつか終わりが来るものです。彼と付き合っていられなくなって別れたいと思ったとき、喧嘩したり揉めたりしたくないですよね。できるだけ相手を傷つけたくないですよね。そこでこの記事では、彼とすんなり別れる3つの方法をご紹介しましょう。1:彼に振らせるこれは大前提なのですが、何事もなく別れようと思ったら「彼に振らせる」ことが大切です。あなたから振ると「別れたくない」といわれる可能性がありますが、彼に振らせるとすんなり別れることができます。2:相手との歩調を少しずらすでは、彼から振らせるにはどうすればいいのでしょうか?答えはかんたんで、相手との間を少しずつずらして、彼に居心地悪く感じさせればいいのです。ミラーリングといって、相手の仕草や言動を真似することで、好感度を高めることができます。これを逆に使って、相手の仕草や言動を真似せずに、むしろ少しずつずらしていくことで、相手からの好感度を下げることができるというわけです。返信の間や会話の間、歩くスピードなどを少しずらしてみてください。次第に相手は居心地が悪くなってきて、あなたとの別れを考えるようになるでしょう。3:デートをしないあの手この手の理由を使って、彼からの誘いをすべて断りましょう。別れたいということを言葉にせずとも、デートを断り続けることが別れの言葉の代わりとなってくれます。よっぽど察しの悪い彼でなければ、別れたいというあなたの気持ちを汲み取ってくれるでしょう。そうすれば、彼から別れを切り出してくれるので、すんなり別れることができます。また、もし彼があなたの別れたいという気持ちに気づかなくても、デートを断られ続ければ彼も嫌気がさして別れを切り出してくれることでしょう。別れを切り出したくないときは、彼に別れを切り出させることが基本です。表向きは彼も振られずに済むので、精神的なダメージも少ないので、おすすめの方法になります。
2018年03月14日寒くてつらい冬を乗り越えると、暖かな春がやってきます。楽しい恋人たちの季節……のはずが、冬を越えられずに別れてしまう場合もあります。寒い時期特有の女子の行動が、彼に別れを決意させしまうことがあるよう。そこで男性たちに“冬に見てしまった女子の嫌な部分”を聞いてみたので検証してみましょう。文・塚田牧夫食べてばっかりで太った「元カノの話なんですけど、冬だけで10キロ近く太ったことがありました。運動もしないで食べてばっかり。そりゃ太ります。寒い時期は、まあ一緒にいて温かいからいいですけどね。気温が上がってきたらキツい。痩せる気配もなかったので別れました」カナタ(仮名)/29歳冬は美味しい食べものも多い。ついつい食べてしまうのは分かりますけどね。太ってしまうと暖房器具のひとつとして扱われかねないなんてことも……!? そうなると、春になれば必要なくなるのも必然でしょう……。カラダのケアを怠る「彼女とエッチするときです。裸を見たんですけどね。腕を上げた瞬間、ワキにうっすらとに毛が生えてるのが目に入ったんです……。ちょっとショックでしたよね。冬だから普段は厚着してるので、怠ってしまうのも無理はないけど……。もう少し意識は高く持って欲しいなぁ」ナゴム(仮名)/31歳冬のムダ毛処理はおろそかにしがち。服に隠れているので意識も低くなりがちですが……せめて彼氏と会うときぐらいはケアしておくべきでしょう。なんでも人任せ「彼女と一緒に住んで初めての冬でした。彼女は寒いのが苦手らしく、全然家から出ない。ていうか、コタツから出ない。買いものを任され、掃除や洗濯までほぼ俺がやってた。彼女は“温かくなったらやる”とは言うけれど、信じがたい……」ヨウイチ(仮名)/32歳こういった怠け癖は、行動の端々に出るもの。暖かくなったからといって、果たして改善されるかどうか……。こういう女性は、コタツと一緒に冬で片付けられちゃう!?すぐタクシーに乗る「彼女とのデート。待ち合わせてから移動するとき、ちょっとの距離ですよ? 寒いからとすぐにタクシーに乗るんですよ。歩けば少しは温かくなるのに……。そういえば、コートとか何万もするのをすぐに買うし。だいぶ金遣いが荒い。この先、不安でしかない」マサオ(仮名)/30歳金銭感覚の違いは、のちに大きな問題に発展しかねません。夏になったら今度は“暑い”といってタクシーを使うでしょう。そんなところを目の当りにしたら、男性も危機感を覚えて当然ですよ。“冬に見てしまった女子の嫌な部分や行動”をご紹介しました。こういった行動をとってしまうと、春を待たずにお別れすることになりかねません。また巡ってくる厳しい季節を乗り越えるためにも、気を付けるべきでしょう。(C) Syda Productions / Shutterstock(C) Ann Haritonenko / Shutterstock(C) LuckyImages / Shutterstock(C) Syda Productions / Shutterstock
2018年03月12日『きみが心に棲みついた』(TBS系)で向井理さん演じる星名が“ゾクキュン”すると話題です。ごほうびをちらつかせながら無理難題を押し付け、相手がそれに応えても約束などしてないとうそぶき、暴力的な言動で心に恐怖を植えつける…そんなドSなDV男なのになぜか突き放せない。結果、いいように翻弄されてしまうヒロイン(吉岡里帆さん)の姿に「過去の恋愛を思い出す」「心がえぐられる」と目を離せない女性が多いようです。■DV男の壮絶な過去ヒロイン・今日子の大学の先輩である星名は、幼少期、同級生からいじめられ、父親から暴力を受けていました。母は自分を守ってはくれず、「父親に似てきたから」という理由で整形するよう求められ、やがて愛人のもとに行ってしまいます。さまざまな人に虐げられてきた星名は、まるで小さい頃の自分の経験をなぞるように、今度は自分の身近な人間たちを虐げていくのです。DVをする人の多くは、実は幼少期や成長段階において暴力や虐待を受けた経験があります。自分を庇護し、慈しんでくれるはずの親から肉体的あるいは精神的苦痛を受けると、子どもは無条件に「自分が悪い子だからこのような扱いを受けるのだ」と思い込んでしまうんですね。まったく落ち度がないのに、いい子にならなければいけないと悩み、親の顔色をうかがい、一挙手一投足に気を配るようになります。そうして親にとって「都合のいい子」になり、親が離れていかないように文字通り心を砕いて努力する、そういった経験からゆがんだ「利己的な執着心」が育ってしまうのです。■離れられないのは誰?ドラマを見ていて、星名が何度も今日子に関わってくることを不思議に思う方もいるのではないでしょうか。本当に「どうでもいい」人間だったら、切り捨てて生きたほうがずっと楽です。いちいちちょっかいを出しにくるってことは、それだけ労力をかけているというわけで。目下に見ている人間のために、時間も労力もかける意味とは何なのでしょうか。実は、ここにDVをする人の「弱さ」があるんです。通常であれば愛情によって心を結びつけ、絆を築くことで人と人はつながり、ごく自然に相手が自分のそばにいてくれることを信じられるようになります。でも、異常なほど「利己的な執着心」がある人は、自分が人に本質的に愛されるとは思えず、常に自分のもとには誰もいてくれないんじゃないかという「不安」を抱えているんです。誰かに嫌われて傷つきたくないから、あえて嫌われるようなことをする。人が離れていって悲しみたくないので、相手を支配することでつなぎとめる。すべて、その根底にあるのは「自分ひとりでは生きていられない」という「依存心」なんです。星名も例外ではありません。何度、虐げられても離れられない今日子だけでなく、そうまでして自分を求めてくれる今日子の存在は、星名にとっても必要なのです。今日子が自分に依存してくれるうちは、自分を肯定することができる。自分を求めてくれる人を通してしか、自分を受け入れることができないのが、DV男なんですね。■共依存からの脱出このような状態を「共依存」といいます。一見、お互いが求め合っているように見えますが、残念ながら「共依存」は関係としてうまくいくことはありません。一方が傷つけ続け、片方が傷つけられ続ける関係というのは、お互いがお互いの心を殺しあっているのと同じなのです。破滅に向かって進んでも、人は幸せにはなれないんですね。だからDV男に対して、勇気をもって独立しなければいけません。そのためには欠点を含めて「自分」を受け入れ、弱さすらも「個性」なのだと理解しましょう。■まとめ依存について、ご理解いただけましたでしょうか。「成長する自分」を愛しながら自立し、幸せになること。それがDV男を人生から切り離す、一番効果的な方法なのです。
2018年03月10日公開初日を迎えた映画『去年の冬、きみと別れ』の舞台あいさつが10日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の岩田剛典をはじめ、山本美月、斎藤工、浅見れいな、土村芳、北村一輝、瀧本智行監督が出席した。映画『去年の冬、きみと別れ』の初日舞台あいさつに登場した岩田剛典、山本美月(左から)岩田は「個人的にはこの作品は監督だけがこの作品の設計図を頭の中に描かれている作品で、監督の設計図にフィットするか、しか頭にありませんでした。脚本だけでも面白かったんですが、果たして映像化したらどうなるのか、全く予想できませんでしたね」と振り返り、相手役の山本も「予測できませんでしたね。現場でモニターを見ることもなかったので、こんな光で撮っていたんだと思いました」と驚いたという。また、斎藤が「北村の兄貴がメンズ3人の宴を用意してくださり、その宴の後にとんでもない2人(岩田と北村)のラストシーンが生まれて鳥肌が立ちました。北村さんはそこまで考えての宴だったんですね」と明かすと、北村は「バレました?(笑)」と照れ笑いを浮かべ、岩田も「あの日(の宴)は大事でしたね」と気を遣ってくれた北村に感謝しきりだった。舞台あいさつの最後にはサプライズで瀧本監督が書き記した岩田宛の手紙をMCが代読。「あなたはスマートな見かけによらず不器用な方。僕はたくさん要求してたくさん注文しましたが、あなたは愚直に向き合ったと思います。次第に顔つきが変わり、いつしかオーラを漂わせ、心を揺さぶられました。だからこそ、誰よりも深く恭介という役を魅力的に作り上げたと思います。今後も愚直にひたむきにもがき続けてください。お疲れ様でした」という監督の言葉に岩田は「うれしいです。監督とやれてよかった。監督との出会いがすごく自分の……」と言葉を発するのと同時に涙を流す場面も。続けて「すみません。いや参ったな~」と涙を拭いつつ、「また監督と一緒にいつか作品でご一緒できるまで精一杯役者として成長した姿を見せたいと改めて思いました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。『教団X』などのヒット作を世に送り出している芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督がメガフォンを執った本作。1秒たりとも目が離せない展開の中、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 で華々しい役者デビューを飾った岩田剛典が。従来のイメージを180度覆しかねない狂おしいまでに一途な愛に生きる主人公を熱演している。
2018年03月10日「EXILE」「三代目J Soul Brothers」の岩田剛典が3月10日(土)、都内で行われた主演作『去年の冬、きみと別れ』の初日舞台挨拶に登壇。サプライズで、瀧本智行監督からの手紙が読み上げられると「うれしいっす…。いやあ、参ったな」と感激の涙を流していた。■岩田さんを涙させた、瀧本智行からの手紙とは?「スマートな見た目と違い、案外不器用な人。クランクイン前から本読み、リハーサル、カメラテスト、何度も稽古を繰り返しました。器用な役者なら、すぐにこなすことでも、あなたは時間がかかりました。僕はたくさん要求し、たくさん注文しました。きっと、あなたは人知れずプレッシャーと戦いながら、もがき、あがき、苦しんだろうと思います。1つ1つのセリフ、1つ1つの仕草、何より役を自分のものにしようと、愚直に誠実に向き合っていたんだろうと思います」。「撮影が進むうち、次第に、あなたの顔つきが変わっていきました。いつからかオーラをまとうようになりました。内心、僕は驚いていました。心を揺さぶられていました。人より時間がかかったかもしれない。でも、だからこそ、誰よりも深く、役を理解し、岩田剛典にしか演じられない魅力的な主人公を、あなたは作り上げたのだと思います」。「僕が駆け出しの助監督だった頃、先輩からこう言われました。器用なやつは、すぐに答えにたどり着く。でも、不器用なやつしか、その先にはたどり着けない。あなたを見ていて、そんな言葉を思い出しました。今後も愚直に、ひたむきに、もがき続けてください。その先に向かって。お疲れ様、ありがとう」。■岩田さんが“役者”として新たな決意心のこまった手紙の言葉1つ1つに耳を傾けながら、瞳が涙で潤んでいった岩田さん。手紙が終わる頃には、ファンの前で頬を伝う涙を手で拭い「監督とご一緒できて良かったです」と感謝を示し、「また監督と一緒にいつか作品でご一緒できるよう、芸を磨いて、役者として成長した姿をお見せしたいと改めて感じました。ありがとうございます」と“俳優”としての決意を新たにしていた。芥川賞作家・中村文則のサスペンス小説を映画化。結婚を間近に控えた新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田さん)は、盲目の美女焼死事件と、その容疑者である天才写真家・木原坂雄大について取材を始めるが、やがて愛する婚約者の百合子を巻き込む不測の事態を招く。「人間の不思議さ、愛や憎しみといったたくさんの感情がスクリーンに登場します。愛する人ために、人はどこまで変われるか…。究極の純愛を描いています」(岩田さん)初日舞台挨拶には岩田さん、瀧本監督をはじめ、百合子役の山本美月、木原坂を演じる斎藤工、浅見れいな、土村芳、北村一輝が登壇。斎藤さんは「爽快で痛快な喪失感。こんな映画の後味は味わったことがないし、映画ファンとして出会えたことがうれしい作品」とアピールしていた。『去年の冬、きみと別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月10日岩田剛典&斎藤工らが出演する『去年の冬、きみと別れ』が3月10日より公開された。観る人すべてが、ダマされるという予測不能サスペンスの本作の情報をおさらい!■原作は「悪と仮面のルール」「教団X」の中村文則による傑作ベストセラー本作は、2002年、「銃」で新潮新人賞を受賞する鮮烈なデビューを飾り、2004年「遮光」で野間文芸新人賞、2005年「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村文則が初めて挑んだミステリー小説。人間の内面に深く肉薄した究極の「愛」を描きながら、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開していき、随所に仕掛けられたトリックがラストにすべて明らかになるという、その衝撃の体験は、発売されるやいなや絶大な支持を集めた。■あらすじ主人公は、新進気鋭のルポライター・耶雲恭介。彼女との結婚を間近に控え、自著の出版を目指す彼が目を付けたのは、不可解な謎が残る、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大だった。だが、その真相に近づくにつれ、いつの間にか彼は、抜けることのできない深みにはまっていく――。■気になるキャストは?主人公の耶雲恭介を演じるのは、俳優として2014年『クローズEXPLODE』でデビューし、興行収入22億円の大ヒットを記録した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では日本アカデミー賞新人賞を受賞、その後『HiGH&LOW』シリーズにも出演し、今年は『パーフェクトワールド』『Vision』の公開が控えている岩田さん。また、耶雲の婚約者である松田百合子役に山本美月、耶雲が事件の取材ルポタージュの提案をする週刊誌・編集者の小林良樹役に北村一輝、そして耶雲の取材対象者であり、事件の被告である世界的フォトグラファー・木原坂雄大役に斎藤工、さらには木原坂雄大の姉で、弟を事件からかばう木原坂朱里役に浅見れいなと、日本を代表する豪華キャストが集結している。監督は、『犯人に告ぐ』(’07)、『脳男』(’13)、『グラスホッパー』(’15)と、傑作といわれる数々のサスペンスやミステリー作品を手掛け、人間の本質に迫ってきた瀧本智行。脚本は、興行収入80億円を記録し社会現象を巻き起こした『デスノート』前後篇(’06)や『BECK ベック』(’10)の大石哲也が務める。■岩田剛典 VS 斎藤工、鬼気迫る対決はいかに…予告編耶雲と百合子の幸せに満ちた日々から一転、火花を散らす耶雲と木原坂の“重要なシーン”を皮切りに、怪しさを増していく木原坂…。百合子を助け出そうと面会を試みるが「彼女は、自ら望んでここにいる」と木原坂から拒絶され、一方、木原坂の姉・朱里(浅見れいな)から真実を知りたいかと迫られる耶雲。燃え盛る炎を前に狂喜乱舞する木原坂姉弟、怯えている小林の姿を含め、意味深なシーンが連続していく…。不気味な影を投げかける木原坂の狙いとは――?■岩田剛典「夢にまで監督が出てきた…」1月に行われた完成披露試写会舞台挨拶で岩田さんは、作品に臨む上で相当苦労をしたようで、「撮影期間中は、暗く深く長いトンネルをずっと走っている気分でした。いつ出口が見つかるのかと、本当に暗中模索していて。監督が夢に出てくるくらい…それくらい役柄に没頭できた作品も今回が初めてです」と、瀧本監督が夢に出てくるほど、のめり込んだと明かした。サスペンスということもあり緊張感あふれる本作だが、共演した北村一輝は、「ガンちゃん、むちゃくちゃ格好いい」「(この映画をもう一回演じるとしたら)女優陣だとなあ…ガンちゃんとキスできるからなあ…」「ガンちゃんのデートシーン、俺、憧れるなぁ」と話し、岩田さんにメロメロになったようだった。■岩田剛典×斎藤工に単独インタビューシネマカフェでは岩田剛典×斎藤工のインタビューを敢行!笑顔もあり和やかなムードで始まった取材の中でも瀧本監督についての話があがっていた。――「現場で怒られたり、指示を受けたりしている夢でした」と苦笑する岩田さんに対し、斎藤さんも「僕の夢には出てきませんでしたが(笑)、気持ちはすごく分かります。監督と主演俳優のいい関係性ですよね。この映画って、世間が岩田さんに抱くイメージも含めた罠になっていると思うんです。映画を見た後に笑顔の岩田さんを見ると、いい意味でちょっとゾッとする。僕自身、映画に引き込まれるのは、普段は人に見せない心が見えたとき。綺麗な部分だけじゃなく、本音が映り込んでいるのを目にしたときに客観から主観になっていく。今回の岩田さんからそれを凄まじく感じましたし、瀧本監督の存在あってこそなんだろうなと思いました」。――岩田さんは「濃密な作品ですし、難しい役ですから。僕は役者1本で活動している身でもありませんし、こういった作品のこういった役にいまのタイミングで出会えたのがありがたかったです。最初は僕の中でも、この作品に出ている自分をイメージできなかったくらいで…。役者として見てもらえたのかなという喜びが湧く反面、自分に務まるのかという葛藤もありました。でも、殻を破って飛び込もうと思った決断は間違いじゃなかったと、いまはすごく思います」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月10日いくらラブラブなカップルでも、気持ちが冷めてしまうことはあります。「他に好きな人ができてしまった」「ずっと一緒にいたいと思えなくなってしまった」「転勤するので、遠距離はしたくない」など別れの理由はそれぞれですが、「どう伝えればいいのか」は共通した悩みどころでしょう。一度は好きになった人ですから、なるべく傷つけずに別れたいですよね。今回は、「彼氏を傷つけずに別れる方法はあるか」について解説していきます。自分を嫌いにさせることは可能?彼氏があなたのことを大好きな状態で別れを突きつけられた場合、そのダメージは測りしれないものがあります。では、あなたを嫌いにするように仕向ける、という方法はどうでしょうか。たとえば、浮気をしていると見せかけたり、彼氏が嫌がることをしたり。わざとあなたを嫌いにさせることは可能かもしれませんが、それはそれで、「裏切られた」「昔はこうじゃなかったのに」と別の意味で彼氏を傷つけることになってしまうでしょう。正直に話したら傷つかない?別れの理由をごまかすのではなく、正直に告げたら、彼氏は傷つかないでしょうか?そんなことはありません。心変わりにせよ、転勤にせよ、別れたいという理由はつまるところただひとつ、「もうそんなにあなたのことが好きではない」ということです。好きな人からこう言われて、傷つかない人はいません。つまり、どう言った方法をとろうとも、あなたは彼を傷つけることになるのです。さいごに:あなたができることは「傷つけた」自覚をすること「彼を傷つけたくない」というのは、「私は加害者になりたくない。罪悪感を持ちたくない」という自分本位な気持ちでもあります。どんな言い方をしたところで、好きな人に別れを告げられたら傷つきます。あなたができるたったひとつのことは、「自分のことを好きな人を傷つけた」という自覚を持つことだけです。恋愛をすることで、自分は人を傷つけることがあるし、傷つくこともあるということを身に染みて経験できれば、今後は、より誠実な関係を築けるようになるでしょう。Written by 今来今
2018年03月09日●『去年の冬、きみと別れ』は自分のキャリアに大事な作品『教団X』で知られる芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていたサスペンス小説『去年の冬、きみと別れ』が実写映画化、3月10日に公開される。新進気鋭の記者・耶雲恭介が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才カメラマン・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追う物語の中で、「絶対に騙される」という謳い文句にあるようにクセのある登場人物たちが様々な面を見せる。今回主役を演じたのは、EXILE、及び三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する岩田剛典。役者としても活躍し注目を浴びる岩田は、これまでにないような表情を多く見せた。本人も「チャレンジングな出会いだった」と語る同作について、そして現在様々に活躍する岩田の原動力について、話を聞いた。○作品性と役柄が生活に影響――まず、岩田さんが最初に作品に触れたときの印象を教えてください。作品も役柄も、自分にとってすごくチャレンジングな出会いだと思いました。覚悟が必要な作品でしたし、これをしっかり世の中に届けることができたら、自分のキャリアにとって大事な経験になると、確信が持てるような脚本でした。また、瀧本監督との出会いも、僕にとって大きなものでした。――演技指導が細かった、同じシーンを何時間も撮影したなど、撮影では大変だったところもたくさんあったというお話でしたね。とにかく作品性と役柄が、自分の生活に重くのしかかりました。この作品に入っている時は、人に会うこともあまりなく、映画以外の刺激を自分に入れないように蓋を閉ざしてるような感覚があって。その分、集中出来る環境で臨めたので、妥協なく向き合えたと思います。あとは映画の構成や撮影手法もテクニカルだったので、神経を使いました。――生活を閉ざす感覚は、他の作品よりも強かったんですか?そうですね、強かったです。結構、影響を受けやすいというか、そうしていないと、ちゃんとできない性格なのかな。和気藹々と明るいテイストの作品だったら、逆に生活も明るくなると思うんですが、基本的には現場と自宅の行き来のみでした。――『植物図鑑』や『HiGH&LOW』シリーズともまた違うような。まったく、違いました。『植物図鑑』は現場もほっこりしていましたし、すごく楽しい雰囲気でした。『HiGH&LOW』も気心の知れた仲間ばかりなので、アクションの緊張感はありましたけど、全体的にはリラックスして臨めた現場でした。現場ではスタッフさんとコミュニケーションをとって明るく振舞おうと、極力努力はしていたつもりなんですけど、今回は役に持っていかれる感覚はありました。●自分が選んだ道に対する思い○プレッシャーもあった芝居――監督とはどのようなお話をされていたんですか?作品に対する覚悟や情熱は、撮影に入る前にものすごく話し合いました。現場ではそのシーンとごとの心情や、描写のプランを提案したりされたり、撮影についての話ばかりでした。滝本監督は、撮りたい画や表情が明確な方だったのですごく頼もしくて、自分はそこに演技をフィットさせていきました。――今回特に難しかったシーン、追い詰められたシーンを教えてください。2つあって、1つ目は泣く芝居です。そのシーンをどのくらいの火加減で演じるかが、後で効いてくるという、繊細な場面だと思いました。しかも、カメラがまわった瞬間にマックスで感情を出さないといけないので、難しかったです。自分で感情を積んでいけるような尺や台詞量があると、ドバッといけるのですが、今回は「はい、ここから泣いて!」という感じだったので、難しいなと思いました(笑)。もう1つは、ラストシーン。10ページを超える長台詞をワンカットで、何回も撮ることはあまりないので、北村(一輝)さんも「大変だね〜」と言ってました(笑)。この映画のキモとなるシーンでしたので、失敗すると映画自体が台無しになってしまうというプレッシャーもありましたし、今まで積み重ねてきた微妙なニュアンスを全部回収する芝居にしないといけなかったので、苦労しました。○「人生の決断を絶対に後悔したくない」――岩田さんご自身の話も少し伺えればと思います。うちの会社が、マイナビという就職活動のサイトも運営しておりまして……。使ってました(笑)。――ありがとうございます(笑)。現在役者として、パフォーマーとして活躍されている岩田さんですが、大学生の時は就職活動をして内定までもらっていたそうで、そこから今の仕事を始めるにいたった決断について教えてください。当時は就職氷河期と言われていて、僕の周りも含めて、なかなか内定がもらえなくて。本当に「行けるところがあれば、どこでも行く」という時代だったんです。でも、例えば会社に入ってから独立をするにしても、最低10年はそこで働くだろうと思うと、人生一回きりなのに中途半端な事はしたくないと思い、いろいろと受けさせていただきました。ありがたい事に内定もいただいたんですが、自分が本当にやりたいことを見つめ直すと、根底にある「好きなことを仕事にしたい」というマインドが拭い去れませんでした。もちろん、内定をいただいた企業でも、楽しさや苦しみも見出して頑張っていたでしょうし、人間関係も含めて違う人生も歩むことができたとは思うんですが。そんなタイミングで、本当に棚からぼた餅の話だったんです。先輩の(小林)直己さんから「LDHのオーディションを受けたらどうか」というお電話をいただいて、すごく動揺しました。人生が半分決まったような時だったので、「このタイミングか」と思って。でもそこで勇気を出してオーディションを受けて……本当に僕はラッキーだと思います。芸能界のオーディションなんて、100社も200社も受けてもうまくいくかわからないような世界なのに、いただいたチャンス1回で、デビューもできたのは、ありえないパターンだと思います。だから逆に、そこが原動力になっているのかもしれません。1回腹をくくっているから、たぶん周りの方が見て、怖いくらいの仕事への情熱はあると思っています。――それはかなり大きな決断だったんですね。もう、これしかないから。人生の決断を絶対に後悔したくないし、60歳、70歳になった時に「選ばなかった人生の方が充実してたんじゃないか」とは思いたくないんです。本当に難しい世界で、次世代もどんどん出てくるし、ライバルもいっぱいいるし、プライベートも限られるところはありますけど、自分が選んだ道なので、精一杯やる。それのみですね、今は。――そこまで考えられるのがすごいです。今の決断はすごく良かったという気持ちでしょうか。60歳になった時にどう思っているかはわからないけど、今は仕事が楽しいです。とにかくやれるだけ出し切って、死にたいですね(笑)。■岩田剛典1989年3月6日生まれ。三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして2010年にデビューし、2014年にEXILE に加入。グループでの活動以外に俳優として数々の作品に出演。2016年公開の映画初主演作品『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。主な出演作にドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」(16)、ドラマ「HiGH&LOW 〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」(15)から続く、映画『HiGH&LOW』全シリーズ(16〜17)など。新作には主演映画『パーフェクトワールド』(10月5日公開)などがある。●【プレゼント】岩田剛典サイン入りチェキ<応募〆:3/13>岩田剛典さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年3月8日から2017年3月13日23:59まで■内容:岩田剛典サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2018年03月08日3月2日(金)の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」は、2時間のスペシャルで放送。公開を間近に控える映画『去年の冬、きみと別れ』で共演する「EXILE/三代目J Soul Brothers」の岩田剛典と山本美月のほか、濱田龍臣、本仮屋ユイカら豪華ゲストを迎え人気企画を行う。今回の放送では、「開かずの金庫を開けろ!徳川葵紋が守る巨大屋敷に眠る金庫」「あなたはなぜ秘境駅にやって来たんですか?」「街道一のお宝を探せ/甲州街道その2」「親孝行!お庭リフォーム」の企画を放送。中でも注目なのが、荒れ果てた庭を職人がリフォームで生き返らせる人気企画「親孝行!お庭リフォーム」。今回は130平米と広いのに、枯れた盆栽や植木が放置された荒れ放題の庭を「TVチャンピオン」4連覇の殿堂入りを果たしたガーデニング王・金井良一がリフォームする模様を放送するほか、スタジオではゲストが箱庭セットを使って理想の庭作りに挑戦!10分間という制限時間の中、それぞれがスタジオに用意された植物や石、砂、コケ、飾りなどを手に取り庭を再現。ゲストの岩田さんのテーマは、「将来、自分が住みたい日本家屋」。その出来栄えは、金井さんも「全体のバランスがいい」と大絶賛するほど。ピンクの植物がポイントだという山本さんの「魔法が使える場所」、濱田さんの「VTR内で金井さんがつくった庭に寄せた」という砂利のアプローチがポイントの庭、本仮屋さんの「お昼寝ができる庭」と、ほかのゲストたちも思い思いの庭を制作したが、金井さんは岩田さんを“弟子にしたい”1位に指名。果たして、それぞれの出来栄えは…?「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」は3月2日(金)21時~TXN6局ネットで放送。『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月01日春は別れの季節でもあります。お別れの時には、いつも気丈な人でもついつい涙を流しがちになってしまうもの。そしてそんなときにメイク崩れが気になっていたら、別れの場面に集中できないものですよね。もちろんうれし泣きの時も同様です。泣いてもOKなメイクテクニックを身に着けておくことで、いつでも安心して涙を流せるのです。それではさっそく、いつ泣いてもOKなメイクテクニック、実践してみましょう。“涙で崩れない”ベースメイク作りのポイント3つ涙で崩れないベースメイクづくりのポイントは、基本的には3つです。基本のこの3つをクリアできれば、おおむね泣いても崩れが目立たないメイクが完成します。厚塗り禁止涙で崩れたとき最も目立つのが涙の跡です。涙の跡は厚塗りされたファンデーションの上を伝って、くっきりと跡を残します。これを防ぐためには、ファンデーションをはじめから厚塗りしないことです。ファンデーションは主に頬の部分だけに塗って、目の下などは避けるようにするとよいでしょう。こうしておけば、涙で流れたときにも、跡がくっきりとはならなくなります。ファンデーション自体も、さらっとした質感のリキッドタイプの方が、崩れが目立ちにくいのでおすすめです。下地は“日焼け止め”と“色なし下地”で化粧下地も厚塗りをせずに、できることなら色なしの下地を使用するようにするとよいでしょう。下地自体に色がついていると、結局崩れたときに目立ちやすくなります。そこで下地は透明なものか、パール感のあるもので、肌色に影響しないものを選ぶようにしましょう。光を反射させたり、ファンデーションを密着させる機能を重視することで、涙による崩れを目立ちにくくしてくれます。少し崩れても、指でポンポンとなおせるような、柔軟性が重要でしょう。ファンデーションはリキッドを薄くファンデーションは、パウダーよりもリキッドタイプの方が圧倒的に崩れが目立ちにくいです。また、スポンジを使うことで薄くても綺麗に仕上げることができますので、さらっとしたリキッドを使用するのがおすすめです。コツは必ずスポンジを使ってなじませること。スポンジは使い捨てタイプのものがおすすめ。毎日使って新しいものに変えた方が、雑菌もつきにくく、ニキビや肌荒れの予防にもつながります。泣いて崩れるのは目元。NGは2つ泣いて崩れる場所と言えば目元です。NGポイントは2つ。この2点だけは必ずおさえて、のぞんでください。黒のカラーはノー目の周りでは定番のブラックカラーですが、泣いたときに一番崩れが目立つのもこれです。泣いたり目をこすったりする際には、目の周りに黒のアイラインやマスカラは使用しないようにしましょう。泣くときは崩れることを前提でメイクをしないと、崩れたときのダメージが甚大になります。崩れてもいいように、目の周りのメイクは黒は絶対NG。その他の濃い色も避けるようにしましょう。可能な限り肌に近い色目の周りのアイシャドウなどは、可能な限り肌に近い色をチョイスしましょう。涙で流れて目の下にいってしまったときに、本来肌にないようなブルーやパープルは、悪目立ちを避けることができません。カラーよりもラメ感を意識して、ブラウンやゴールド系のラメをうまく使って立体感を出す方がよいでしょう。崩れること前提で、心配なら一度目の周りをこすってみるとよいです。どんな結果になるかすぐにわかるでしょう。お別れシーズンのメイクは“透明感”を重視してお別れシーズンのメイクは、透明感が最重要。塗りすぎずに、シアーな印象を重視して、崩れてもよいすっぴん風のメイクを施していきましょう。とにかく塗りすぎは厳禁です。塗れば塗るほど崩れたときのあらは目立ちます。黒のアイラインとマスカラは、目をぱっちりと見せてくれますが、その分崩れたときのダメージも甚大です。メイクは崩れることを前提にして、薄くなじませましょう。ポイントは口元に持っていき、つや感のある唇などで、印象付けるようにしましょう。泣いてもOKメイクで、別れの季節を乗り切ろう泣いてもOKなメイクで、別れの季節を乗り切りましょう。もちろん年中いつでも涙が出そうなときには使えるテクニックです。うまく使いこなして、別れの季節もぐちゃぐちゃ顔にならない、安心メイクをゲットです!!
2018年03月01日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(3月10日公開)の60秒WEB特別映像<ストーリー編>が28日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開された映像では、「①人間の燃える写真」「②父親殺害疑惑」「③盲目の美女の手紙」「④蝶への執着」「⑤芥川龍之介『地獄変』」「⑥姉の告白」「⑦婚約者・百合子の日記」という、ストーリーの鍵をにぎる7つの秘密が示唆される。上半身裸の岩田の姿も盛り込まれ、サスペンス感溢れる映像となっている。また、同作を観た著名人からのコメントも続々到着。作家としても活躍し、原作者の中村と交流もあるという又吉直樹は「ダマされました! 原作は知ってるけど、最後にかけてダダって、ストーリーが進んで、すっかり。ひとりの人間がある線を超えていく。憎しみだけでなく、愛がある。映画ってスゴいなぁ~と思いました。みんな観たら、ビックリすると思うよ」とコメントを寄せた。『月曜から夜更かし』でお馴染みの株主優待名人・桐谷広人は「最後のありえない展開に唸った。私もすっかりダマされた。去年起きた北欧の天才科学者の潜水艦猟奇殺人事件、座間のスマホ誘い出し連続殺人事件を見ると、この映画のようなことが起きても不思議ではない。怖くて最高に面白い映画だ」と真剣に語る。映画コメンテーター・赤ペン瀧川も「真実の光を求めて暗闇を彷徨い続けた挙句にあの展開…くぅー!信じていたのに…信じていたのによぉ!!」と悔しがり、乃木坂46・高山一実は「ショッキングな結末なのに、このスッキリした気持ちは何?! ダマされた! だけじゃない映画!」と絶賛。さらにミステリー漫画の旗手であり『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』などの原作者である天樹征丸は、「秀作である。公開されれば、その『意外性』にスポットが当てられるだろうが、この作品の一番の価値は、根底に流れるテーマにある。観終った皆さんは誰もがきっと感じるに違いない。この作品のテーマは『愛』であると」との賛辞が贈られた。
2018年02月28日3月10日(土)より主演映画『去年の冬、きみと別れ』の公開が控える岩田剛典が、雑誌「anan」の人気企画「官能の瞬間。」に登場、表紙を飾る上に16ページにもわたる大特集が組まれる。1秒も目を離せない先読みできない展開、全編に緻密に張り巡らされた伏線の先に驚愕の結末が待ち構える本作。早くも、主人公の記者・耶雲恭介で新境地を示した岩田さんの代表作になること必至といわれている。そして今回の「anan」では、あらかじめカメラマンと決め込んでいたシチュエーションの1つが、シャワーブースでのガラス越しの「官能」。編集部は本人に受け入れてもらえるか不安があったというが、撮影前にひと通りの撮影内容を説明された岩田さんは、戸惑いも見せず、「はい」と快諾。シャワーブースでの撮影は、岩田さんとカメラマンのほか最少人数のスタッフにより、密室状態で行われたため、水の音だけが外に漏れ聞こえてくる状況。編集スタッフは、ひたすら想像を膨らませながら待機していたという。このガラス越しの妖艶な表情以外にも、シャワーブースに誘うような挑発的な眼差しや、泣き濡らしたような顔で佇む姿もあり、普段は見られない彼の官能的な表情が目白押し。ベッドの上、シャワーブース…さまざまなシチュエーションで、ダンスで磨かれた肉体美を披露する。「撮影には素の自分に近い姿で臨みました」と語る岩田さんは、「肌と肌が触れ合うことによって心が満たされる、その感情が官能だと思います」と独自の官能論を激白。「EXILE/三代目J Soul Brothers」の中でも王子様キャラで人気の岩田さん。映画では従来のイメージを180度覆しかねない、強烈なキャラクター=耶雲恭介を熱演しているが、本特集でも新たな魅力を炸裂させることになりそうだ。「anan」2093号「官能の瞬間。」は3月7日より発売。『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年02月26日3月10日公開の映画『去年の冬、きみと別れ』のジャパンプレミアが21日、東京・後楽園のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、岩田剛典、山本美月、斎藤工、浅見れいな、北村一輝、瀧本智行監督、主題歌を歌ったm-floが登場した。『教団X』などのヒット作を世に送り出している芥川賞作家・中村文則の同名小説を、『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行監督がメガフォンを執った本作。1秒たりとも目が離せない展開の中、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』 で華々しい役者デビューを飾った岩田剛典が、従来のイメージを180度覆しかねない狂おしいまでに一途な愛に生きる主人公を演じている。ジャパンプレミアには岩田らキャスト陣と瀧本監督らが勢揃い。会場の後方からキャスト陣が登場する中、主演の岩田が歩くと会場から溢れんばかりの歓声が巻き起こり、岩田が冒頭で「皆さん楽しみに待っていただけましたか? 僕もこの日が来るのを待ちわびていましたし、今日ご覧になった皆さんがどうリアクションをするのか、ドキドキしています」とあいさつ。相手役の山本も「これからこんなに多くの方がこの映画を見て騙されると思うと、とてもワクワクしています(笑)」と作品の出来には自信を見せた。劇中で岩田が敏腕記者を演じたということで、岩田がキャスト陣に質問するコーナーも。「スクープというワードで最近印象的なことは?」という岩田の質問に、山本は「人から聞いた話なんですけど、瀧本監督は強面じゃないですか。怖いんですけど実はドーナツが好きというお話を聞いて、すごく可愛いなと思いました」と回答すると、瀧本監督は「これは時間の無駄だと思うので」と思わず照れ笑い。また、浅見れいなは「撮影中に北村さんとご一緒することが多く、北村さんってレディーファーストなんですが、私だけじゃなくて女性スタッフにも優しくしてくださるんです。私のマネージャーなんてハートマークでしたよ」と明かすと、横にいた斎藤が「男性陣にもそうなんですよ! 男でもハートマークになります」と男女問わずに気を遣う北村を大絶賛。すると北村は「男も女も好きなんですよ」と話して会場の笑いを誘っていた。映画『去年の冬、きみと別れ』は、3月10日より全国公開。
2018年02月22日予測不能のサスペンス映画『去年の冬、きみと別れ』のジャパンプレミアが2月21日(水)、TOKYO DOME CITY HALLにて行われ、出演する岩田剛典、山本美月、斎藤工らが登壇した。共演した北村一輝は、どうやら岩田さんにメロメロになったようで「ガンちゃん、むちゃくちゃ格好いいですから、楽しんでください!」と絶賛すると、照れた岩田さんが、マイクを手に取り何かを言い返そうとするも、あまりに不意打ちの褒め言葉に返す言葉が見当たらず…、にこやかにそのままマイクを下げていた。さらに「この映画をもう一回演じるとしたら、どの役をやりたいですか?」と岩田さんから尋ねられると、北村さんは「女優陣だとなあ…ガンちゃんとキスできるからなあ…」とぼやき出し、「ガンちゃんのデートシーン、俺、憧れるなあ。あんなデートないよねえ」と思いを馳せると、斎藤さんにも「あれはちょっと理想ですね」とうなずかれ、まごまごする岩田さん。『去年の冬、きみと別れ』は「教団X」で知られる芥川賞作家・中村文則による、ベストセラー小説の実写映画化。最愛の女性との結婚を控える記者・耶雲(岩田さん)が狙う大物は、1年前、世間を騒がせた猟奇殺人事件の容疑者=天才カメラマンの木原坂(斎藤さん)だった。真相に近づく耶雲だったが、木原坂の危険な罠は、婚約者・百合子(山本さん)に及び、愛する人を取り戻すためと、耶雲もずぶずぶと罠にはまっていく。■北村一輝「男も女も好きなんですよ(笑)」岩田さんはスクープを狙う記者役ということもあり、登壇した浅見れいなに「最近スクープしたり、されたことはありますか?」と聞いた。浅見さんは、「撮影中、北村さんとご一緒することがあって、本当にレディファーストなんです。エレベーターに一緒に乗ると、絶対女性陣を先に行かせてくれる!」と興奮気味に伝えた。すると、斎藤さんは「男性にもそうなんだよ」とバラし、北村さんが「男も女も好きなんですよ(笑)」と言い、岩田さんは「勉強になります、先輩!」と平身低頭していた。本作での岩田さんの演技について、瀧本智行監督は「岩田さんは新境地を自らの手で切り拓いた。ファンでもファンでなくても、きっと震えることになると思います」と手放しで賛辞をおくる。単独初主演ということもあり、並々ならぬ思いを抱えた様子の岩田さんは、最後に、「この映画の宣伝で騙されたとか、騙されるというコピーがありますが、僕は本質はそこではないと思っていて。サスペンスの真実を初めて知ったとき、人間の中の欲や愛情がテーマになっていると思っています」と思いを込めていた。そのほか、ジャパンプレミアには、主題歌を務めたm-floが登場、パフォーマンスで観客を魅了した。『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年02月21日吉岡里帆が連続ドラマ初主演を務めている「きみが心に棲みついた」。本ドラマで、オドオド、キョドキョドした主人公を演じる吉岡さん以上に、文字どおり“心に棲みつく”強烈なキャラクターに扮しているのが、向井理だ。ドラマ開始早々から「ホラー映画より怖い」と言われている星名役で、向井さんは完全に“さわやかな好青年”のイメージを払拭せんばかりの勢いをみせている。■ワイシャツの襟元をいじり始めたら要注意!2017年のブレイク女子・吉岡さんが、自身が注目を集めるきっかけとなった「カルテット」やヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」などを生み出した“火10”枠で連ドラ初主演に挑んでいる「きみが心に棲みついた」(以下、「きみ棲み」)。天堂きりんによる、「FEEL YOUNG」にて目下連載中の人気漫画が原作。吉岡さん演じる下着メーカーの材料課に勤務する小川今日子は、幼いころから母親に愛情を注がれずに育ち、「私なんか…」と自己評価や自己肯定感が極端に低く、いつもオドオドと挙動不審なため「キョドコ」と呼ばれてきた女性。そんな今日子が大学時代、ぼっちでいるところに優しく声をかけ、「ありのままのキョドコでいい」と受け入れてくれたのが、向井さん演じる先輩・星名漣だった。だが、星名は一見さわやかなイケメンだが、今日子の強い“依存感情”を利用して彼女を支配し、デートDVともいえる加虐的な行為を繰り返していく、とんでもない最低男だったのだ。■「のだめ」で注目!朝ドラ「ゲゲゲの女房」が1つの転機に1982年2月7日生まれの向井さんは、大学時代からバーテンダーをしており、スカウトされて芸能界入り。2006年ドラマ版「白夜行」で俳優デビュー後、「のだめカンタービレ」でボストン帰りのプレイボーイ・菊池亨を演じて注目を集めるようになり、2009年「傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか」でドラマ初主演。「an・an」恒例のSEX特集でオールヌードを披露し、その肉体美やセクシーすぎる佇まいも話題となった。映画『ハチミツとクローバー』(原作:羽海野チカ)や『パラダイス・キス』(原作:矢沢あい)などの人気少女コミック実写化の先駆け的作品や、一青窈の名曲をモチーフにした胸キュン映画『ハナミズキ』など人気作に出演し、イケメンぶりを振りまいてきたが、2010年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」では漫画家・水木しげるをモデルにした村井茂役に抜擢。「イメージと違う」といわれながらも朴訥な演技を披露して好評価され、2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では江の夫・徳川秀忠役を務めて、その知名度は全国区に。プライベートでは、料理男子ドラマ「ハングリー!」で共演した女優の国仲涼子と2014年12月に入籍、現在、まもなく2児のパパとなる予定だ。■『小野寺の弟・小野寺の姉』「信長協奏曲」「アキラとあきら」など演技の幅が広がるまた、向井さんを語る上で、脚本家・演出家の西田征史との出会いは外せない。コメディドラマ「ママさんバレーでつかまえて」で共演した片桐はいりとまさかの“姉弟”役で小説を当て書きされ、舞台化、映画化もされた『小野寺の弟・小野寺の姉』は凸凹な2人がほっこりとした世界観にハマり、イメージを一新、代表作の1つとなった。西田氏脚本の朝ドラ「とと姉ちゃん」にも出演し、監督作『泥棒役者』にも“小野寺姉弟”としてカメオ出演。さらに、同じく西田氏脚本の「信長協奏曲」では織田信長(サブロー)の重臣・池田恒興を“1歩引いた”演技で好演してみせた。昨今では、「S-最後の警官-」の熱血警官役や、斎藤工と共演した池井戸作品の連続ドラマW「アキラとあきら」のエリート銀行員など硬派な役柄も多く、祖母の手記を原案にした『いつまた、君と~何日君再来~』で自身の祖父を演じたり、往年の名優たちが集った「やすらぎの郷」で“イマドキの長身イケメン人気俳優”を演じたり…と、演じる役柄の幅が確実に広がっていたところに、ここへ来て「きみ棲み」である。■“サイコ男子”星名を「本当にどこかに存在する人物のように演じたい」「メイちゃんの執事」の銀髪執事、「アタシんちの男子」のNo.1ホスト、『娚の一生』で榮倉奈々を苦しめた不倫男など、持ち前のクールでシャープなルックスは、これまでも定評を得てきたが、今回「きみ棲み」の星名はその雰囲気がぴたりとハマった。笑顔の裏で平然と嘘をつき、他人を陥れる、とてつもなく冷酷で歪んだ人格の持ち主・星名は、漫画家のスズキ次郎(ムロツヨシ)が言うように「学年に1人はいる、敵に回してはいけないタイプ」で、漆黒の闇を抱えた男だ。吉岡さん演じる今日子がいくら吉崎(桐谷健太)に惹かれても、不安になったとき、つい手を伸ばしてしまうのは星名が昔してくれた“ねじねじ”。自身の弱みにつけ込まれた今日子の闇もまた深く、“ねじねじ”はまるで星名につけられた鎖だ。星名の過去についても少しずつ明らかにされてきたが、充分な愛情を受けて育つことができず、自尊感情を育んでくることができなかったのは、どうやら彼も同じようだ。「ただ怖いだけでなく、人間的な弱さなどを見せることで、本当にどこかに存在する人物のように演じたい」と語っていた向井さんだが、そのあまりのリアルさに視聴者は嫌悪感を抱きつつも、目を離すことができない。「無器用な人って空回りしているんだろうけど、空回りするってことは努力しているということですよね。努力している姿って素敵だと思うな」との言葉は、まるで吉崎の発言のようにも聞こえるが、実は『小野寺』のときに語っていた向井さん自身の言葉。そんな向井さんが、“さわやか好青年”のイメージを脱ぎ捨てて挑む星名は、いったいどこへ向かうのか…?向井さんの星名を筆頭に、“井筒砲”と呼ばれる「ホリデイラブ」井筒役の中村倫也、“美魔女”をいたぶる「明日の君がもっと好き」遥飛役の白州迅など、心の闇が深すぎるサイコパスな男子の行く末を見守りたい。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)のWEBスポットが16日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開されたのは、同作の見どころを凝縮させた30秒のWEBスポット。2部で構成され、前半と後半では異なった印象をもたらす作りとなっている。「騙されたくない人は、観ないでください」というアナウンスと共に映し出される耶雲と最愛の人との幸せな日々から一転、後半では「全部デタラメだったとしたら……」と強い視線を向ける耶雲の姿が現れる。さらに同作の鍵を握る主要人物たちが次々登場し、「騙されたよ」「まさか」「知りた い?」「気になりませんか?」と“意味深ワード”を連発する。最後には、「嘘だ!」と叫び声を上げる木原坂の姿も映し出される。
2018年02月16日クロアチアに実在する、「別れ」がテーマの博物館「別れの博物館(Museum of Broken Relationships)」が日本初上陸。3月31日から4月14日まで、「あなたとわたしのお別れ展」をアーツ千代田3331にて開催する。現地(クロアチア)の博物館の様子「別れの博物館」は、愛する人との何らかの関係が終わりを迎えた時、その時間を思い出すようなアイテムとそれにまつわる話を一般の方から募り展示している博物館。4年間恋愛関係にあった元カップルが、共に過ごした大事な時間を心の奥底にしまい込まず、「思い出の品物とお話」を展示してみてはどうだろう、と考え、2006年小さなコンテナからスタートした。“別れの経験を共有する”というコンセプトに世界中から共感の輪が広がり、これまでに世界29ヶ国、45都市を巡回している。名物お土産「悪い思い出を消す消しゴム」“失恋”にまつわる品物が多く、日本では「失恋博物館」と紹介されてきた本展。人間が直面するすべての“別れ”を展示するため、日本初開催となる今回は「別れの博物館」とし、失恋に関するものはもちろん、友人や家族などの別れに関わるものが続々と集まっている。日本での展示数は約80点で、40点はこれまで世界中から収集したもの、残りの半分は日本から収集したものを展示。博物館の名物お土産「悪い思い出を消す消しゴム」も販売予定となっている。【展覧会情報】「別れの博物館」あなたとわたしのお別れ展会期:3月31日〜4月14日会場:アーツ千代田 3331 メインギャラリー住所:東京都千代田区外神田6丁目 11-14料金:一般1,300 円 大学生1,000円 中高生500円 小学生以下無料
2018年02月13日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)のビジュアルブックが、3月1日に幻冬舎文庫より発売される。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。岩田の今までに見せたことのない表情を見ることができる同作。ビジュアルブックでは婚約者・百合子を演じた山本とのシーンで見せる優しげな表情や、一人物思いに耽っているときの張り詰めた表情、木原坂を演じた斎藤とのシーンで見せる激しい表情など、振り幅の大きな喜怒哀楽がおさめられる。映画の緊迫感と興奮を丸ごと凝縮し、特別場面写真やメイキング写真も含まれた一冊となっている。本体価格は税抜730円で、オールカラー文庫判208ページ。
2018年02月07日EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)の場面写真が31日、公開された。同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。今回公開されたのは、同作で描かれる「耶雲 VS 木原坂」の激しい対決の一部を捕らえた場面写真などの6点。木原坂が耶雲の胸ぐらをつかみ、2人はにらみ合う。25日に行われた完成披露試写会では、岩田も「木原坂としての斎藤さんの目の奥にある闇みたいなものに、僕は何度もぞっとする経験をしました」と撮影を振り返っていた。さらに山本美月演じる婚約者との幸せそうな一コマ、北村一輝演じる編集者とやり取りする場面や、木原坂の記事写真など、幸せな耶雲に迫る様々な展開を思わせるカットとなっている。(C)2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年01月31日「悪と仮面のルール」「教団X」の中村文則による傑作ベストセラーを、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の岩田剛典主演で映画化した『去年の冬、きみと別れ』。この度、岩田さん VS 斎藤工の鬼気迫る対決に期待高まる、新たな場面写真が公開された。愛する婚約者・百合子(山本美月)との結婚を控えた耶雲(岩田さん)が、かつて猟奇殺人事件の容疑者として危険なうわさの絶えない天才カメラマン木原坂(斎藤さん)の姿を暴くため取材を進めるうちに、抜け出すことのできない深みに飲み込まれていく模様を描いた本作。盲目の女性モデルが目の前で焼死するというセンセーショナルな事件の容疑者でもある天才カメラマン・木原坂。監禁と殺人罪の容疑で一度は逮捕された木原坂だが、ネット上では“人が燃えている写真”が実在すると言われ、物語が進むにつれ、限りなく“黒”に近い怪しさを増していく…。到着した写真では、木原坂が耶雲の胸倉をつかみ対峙するシーンや、柵越しに誰かを見つめる木原坂などの姿が捉えられてる。果たして、この美しき男たちの激しき戦いの行方は?そして愛する人をこの手に取り戻すため、木原坂の罠にハマっていく耶雲の運命とは、映画タイトルの本当の意味とは…?『去年の冬、きみと別れ』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月31日