わが家は夫婦と3歳女児、1歳双子男児の5人家族です。夫婦共にフルタイム勤務で、子どもたちはそれぞれ生後5カ月から保育園に通っています。仕事に家事に慌ただしく過ぎる毎日ですが、そんな中できちんと子どもと向き合えているかを考え直したときのエピソードをお伝えしたいと思います。 共働き夫婦の日々の生活とは夫は9時出社で帰宅は19時、私は8時半出社で帰宅は15時または21時というシフト制の勤務です。夫婦で時間を調整して保育園への送り迎えをしています。朝は洗濯、身支度、保育園の準備、子どもたちに朝食を食べさたり、帰宅後は夕食作りに始まり、保育園のお迎え、お風呂に寝かしつけと慌ただしく過ぎていきます。 自分の意識も「仕事に間に合わない!」、「早く子どもたちを寝かせないと……」と、いつも時間に余裕のない気持ちでいることが多いです。 子どもたちと過ごす時間はとれている?ある日、近所を歩く親子に目が止まりました。お母さんと幼い子どもが仲良く話しながら散歩していました。どこにでもある光景なのに、なぜか目に止まり、「私は子どもたちときちんと向き合えているのか?」と考え始めました。 そのとき、私の日常は子どもたちに「早く〇〇して!」と口癖のように言ってばかりだと気づいたのです。その瞬間、子どもたちに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。生活することばかりに一生懸命になって、子どもたちの心に寄り添えていなかったのです。 私の中でのルールを決めた!ついに娘に言われてしまいました。「お母さん、いつもちゃんと話を聞いてくれないでしょ」と泣きながら。このままではダメだと、すぐに今までの生活を見直すことにしたのです。 まず、子どもとの時間を増やすために、宅配食材を利用して買い物の時間を短縮しました。次に子どもが話しかけてきたら、家事の手を止めて目を見て話を聞くこと、そしてどんなに忙しくても毎晩30分は子どもたちと思い切り遊ぶ時間をつくることにしました。 そうして生活していくうちに、子どもたちの笑顔が増え、以前より穏やかに過ごせるようになったのです。口癖のように言っていた「早く」という言葉は、いつの間にかあまり言わなくなっていました。 仕事をしていると、どうしても子どもたちと接する時間は限られてしまいます。時間を増やすのは限りがありますが、その分、密にしっかりと子どもと接していくことが大切だと思いました。 イラストレーター/大福著者:松裏幸恵2男(二卵性の双子)1女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2024年06月11日ワンタケさんは、2016年生まれのムスコ&紅茶を浴びるように飲む夫と暮らす、40代のママ。“世の中にはアホな人とアホじゃない人がいるけれど、私はアホのほう”と自認するワンタケさんの独特な視点から、にぎやかな家族の日常をユーモアいっぱいに発信!ワンタケさんが通っている美容室のスタッフは技術が高く、ワンタケさんだけでなく、ムスコくんのカットも同じ美容師さんが担当しています。大人だけでなく、子どものヘアカットもうまく、予約を取るのが困難なほどの人気ぶりなのですが……。 本当にひどいやらかしだったんです… 専門学校卒業後、一度のバイトも経ることなく美容室に就職した結果、大人の女性に対しては一律に「これから、お子さんのお迎えですか?」で通したという美容師さん……! 多くの女性客からひんしゅくを買ってしまった経験を経て、大会で優勝するまでの腕前に成長した美容師さんに対し、ワンタケさんは「素晴らしい!」と賞賛を送るのと同時に、美容師さんの妻へのリスペクトと愛情に胸キュンするのでした。 “大人の女性=子どもがいる”と一律に捉えられては、ひんしゅくを買うのも仕方ありませんよね。しかし、それが社会経験がなかったための“若気の至り”と思えば、ほほ笑ましくもあるかもしません。 とはいえ、子どもがいるかどうかはセンシティブな話題。見た目の印象のみから“大人”と決めつけるのも、ちょっと危険かも……。なかなか難しい問題ではありますが、口は災いの元! 美容師さんの過去の経験を教訓に、気をつけたいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター ワンタケ
2024年06月11日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回はマスクに関するエピソードをお届けします♪ある日、トイレでマスクを取ったあいぽんさん。すると、自分の顔に驚いてしまいました。その理由は……!? マスクを取った自分をまじまじと見つめると…? トイレでマスクを取った瞬間、自分の顔を見て驚いてしまったあいぽんさん。 (誰?これ私かな?) そして、顔に"杉"ができていることに、気付いてしまったのでした。 ◇◇◇ 鏡に映った自分の顔をまじまじと見ると、驚きながらも「杉ができた」と心の中で自虐ツッコミを思わず入れるあいぽんさん。そのユニークな着眼点に思わず笑ってしまいました! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年06月11日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんはストレスで倒れてしまい、いちろうとはしばらく距離を置くため実家に帰りました。心を入れ替えたいちろうは、まずは肩代わりしたみほの仕事を本人に返しにいくことに。しかしみほは逆ギレし、虚偽のセクハラで訴えると言い出します。いちろうは会話を録音していましたが、みほにボイスレコーダーを奪われてしまいました。するとそこへ、いちろうがイクメンの師匠と尊敬していた顔見知りのパパが登場。実は師匠は本社勤務のエリートで、みほの本性をすぐに見破ったのです。 後輩女性は一巻の終わり…師匠は夫の後輩女性からボイスレコーダーをとり上げると、処分の材料として預かると告げました。 処分を告げられたみほは、通りがかった部長に助けを求めました。しかし部長は、師匠を見て慌てて頭を下げます。 実はいちろうがイクメンの師匠と尊敬していた人物は、社長の息子だと判明! 後がなくなったみほに、師匠は「徹底的に調べさせてもらう」と宣言。みほはもう何も言い返すことができなかったのでした。 師匠はいちろうに、改めて育休の必要性を説明。育休を推進していたのも師匠で、今後は同じようなことを二度としないように注意するのでした。 イクメン師匠はただのエリートではなく、まさかの社長の息子でした。悪事を働く社員はきちんと処分し、会社をより良い環境にしようと立ち振る舞う師匠はまさに上司の鏡ですね。 そんな師匠とパパ友として知り合ったいちろうは、幸運ではないでしょうか。身近に上司としても父親としても尊敬できる人がいる環境を、これからも大切にしていってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月10日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。しかし、SNSに子育ての日常を投稿することで、ようやく香奈ちゃんをかわいいと思えるような気がしていました。一度はママにアカウントを削除されましたが、児童館で声をかけられた女性に、「身バレしないようにすればいいんじゃないですか?」と言われたことで、新しいアカウントを開設。 今度は身バレしないように、娘の目元に加工を施したうえで香奈ちゃんの写真を次々とアップ。 すると、瞬く間にフォロワー数が増えていったのです。 ファンになってくれたのかな? 自分の投稿に多くの共感の声が返ってくることに気をよくしていたパパ。 家で妻に叱られても、SNS上では「すごい!」「応援しています!」「僕もあなたみたいになりたい」と励ましや共感の声が続々届き、パパはどんどんSNSにのめり込んでいきます。 そんななか、1人の女性が自分の投稿に対してすごい勢いで反応してくれていることに気づきます。 「ファンになってくれたのかな?」 そう思いながら、パパは香奈ちゃんの写真を投稿し続けたのでした。 子どもと向き合うことが苦手なパパ。多くの大人からの反応が得られるSNSを介したことで、前向きに子育てできるようになりました。 思い通りにいかないことが多い子育てでは、悩みやちょっとした子どもの変化を共有できる存在が大切です。 しかし、SNSはどんな人物が見ているかわかりません。写真を投稿するときは、大切な家族のプライバシーを守れるように細心の注意を払って、SNSを上手に活用できるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月10日赤ちゃんのおしりのあたりにあると思っていた蒙古斑。わが家の次男は足の甲にあります。生まれたときは色が濃く、目立っていました。出産後、赤ちゃんの蒙古斑を周りに指摘されるたびに不安になりました。その不安をどう乗り越えていったか、当時の体験談をご紹介します。 赤ちゃんの足に「あざ」出産後、病室で初めて次男をよく見たときに、足の甲にあざがあることに気づきました。「このあざは何だろう?」と心配になった私は、先生に聞いてみると“蒙古斑”とのこと。「蒙古斑はおしり以外のところに出る場合もあります。この子の場合は蒙古斑が足に出ただけ。成長とともに消えていくことが多いので、あまり心配しないでください」と言われました。 あまり心配しなくていいことがわかったものの、赤ちゃんを見た人からは「これは何?」とよく聞かれます。聞かれるたびに「こうやって毎回聞かれるのかな……」と不安になりました。 長男のお友だちにも指摘されてある日、長男と次男を連れて公園へ行きました。長男はお友だちと砂場で遊んでいたため、私はその近くで生後6カ月の次男をベビーカーに乗せてあやしていました。すると、長男のお友だちが私たちのそばに来て、一緒に遊んでくれることに。 そのとき、次男の足を見た長男のお友だちから「何で足がこんな色なの?」という質問が。産後よりも色が少し薄くなってきたとはいえ、「こんな色をしていると気になるものなんだ……」と改めて感じました。 きちんと説明をすればわかってくれる!次男の蒙古斑のことを質問されたとき、お友だちのママがすかさずフォローをしてくれました。お友だちのママが「生まれるときにこういうあざが出るんだよ」と説明すると、子どもたちは納得してくれました。 このやりとりを見て、周りの人に蒙古斑のことを聞かれたらきちんと説明して疑問を解決してあげれば、不思議に思われることなくお友だちとも仲良く遊べるんだ、と感じました。足に蒙古斑があっても次男はとっても元気でよく笑う子です。あまり気にする必要はないということに気づきました。 蒙古斑がよく見える位置にあったので不安な気持ちになりましたが、周りの人にもきちんと説明するようにしています。現在は、生まれたときから比べると薄くなってきました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/Michika著者:石井はな0歳と3歳、2男の母。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は家庭菜園。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月10日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが2歳の時のエピソードです♪これは一時的なものなのかずっと苦手なままなのか…。実は、ここのプールに来るの2回目なのですが、1回目は大丈夫やったんです。浮き輪を膨らます空気入れの音と、滝エリアの音をちょっと嫌がってましたが…。まだまだイヤイヤ期もあるだろう3歳手前なので、頑なになってる部分もあるのかなぁとも思ったり。これからは少し大きい音がなる場所へ遊びに行くのを考えないとなぁ〜と思いました。今年、七五三の次女ちゃんですが、ご祈祷は無理だな…と、やらない言い訳が出来ました(笑)。※2022年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年06月10日子育てをしていると、同じ年代の子どもを育てるママたちに助けられる場面がたくさんありました。一方で、そうしたママ友同士のトラブルを見聞きすることが多いのも事実です。子どもを介した人間関係であるママ友との付き合い方で、私が気をつけていることをご紹介します。 張りきり過ぎない「降園後に子どもたちを一緒に遊ばせよう!」と、入園前からの仲良しママ友同士で毎週決まった曜日に公園で集まっていたグループがありました。ところがママ同士は気が合っていても、子どもたちは成長するにつれ気質の違いもあり、トラブルが増加。 グループ外の親子まで巻き込む大騒ぎとなり、ついには幼稚園側から降園後の集団遊び禁止令が出るほどでした。私はこの一件以降、子どものお友だちづくりはその子どもなりのペースで育んでいくものだと心得て、「○○ちゃんと遊びたい」と本人が言い出すまで見守る姿勢に徹しています。 うわさ話は聞き流す・言いふらさない幼稚園の先生や保護者など個人に関するうわさは耳にしても「ふーん、そうなんだ」と聞き流すようにしています。中には「そんなことよく知ってるなあ」と思わず感心してしまうほど情報通なママもいますが、私は話半分で聞いています。そんなうわさ話に関して私が気をつけているのは、嘘か本当かわからないことは口に出さないこと。 一度自分の口から発せられた言葉は取り消しができないので、他の保護者だけではなく、特に子どもの耳には入れないようにしています。悪気はないのでしょうが、子どもは「伝言ゲーム」のように本心とは違う内容に変えて周りに伝えてしまい、誤解を生んでしまう可能性があるからです。 価値観の違いに踏み込み過ぎない子育ての価値観は、習い事の選び方や休みの過ごし方などさまざまなところにも出るように感じます。私自身はたとえ相手が自分とは異なる考えを持つママ友だったとしても、その違いを尊重するように心がけています。以前小学校受験を考えて子どもに塾通いをさせているママに対して「勉強ばかりさせてかわいそう」と言ってしまったママ友がいました。 違う考えがあって当然なのですが、言われた側のママは「あなたに何がわかるの」と気持ちが収まらず、以後そのママ友とは二度と口をきかなかったのです。家族であれば何度でも話し合いをして子育ての価値観をすり合わせる必要がありますが、ママ友はあくまで他人。踏み込み過ぎないことも大切だと考えています。 「ママ友」というとドラマの影響なのかドロドロしたイメージがありましたが、幸いにもほどよい距離感で今のところはお付き合いをしています。あくまで「子どものお友だちの保護者」という関係を忘れずに、一緒に子育てをしていく仲間として敬意を払いながら、大切にしていきたいです。 著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2024年06月10日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんは、いちろうとの口論中にストレスで倒れ、入院してしまいます。かおりさんのお父さんが諭したおかげで心を入れ替えたいちろう。しかしかおりさんは、しばらく距離を置きたいと実家に帰りました。悲しみに暮れるいちろうでしたが、まずは肩代わりしたみほの仕事を本人に返しにいくことに。みほはぶりっ子するも、いちろうに通じないとわかると虚偽のセクハラで訴えると言い出します。しかしいちろうはそんなこともあろうかと、ボイスレコーダーで会話を録音していたのでした。 イクメン師匠の正体は…?後輩女性は夫からボイスレコーダーを奪い、その場で破壊しようとします。すると夫の目の前に、以前公園で出会ったイクメンの師匠が現れて……。 真のイクメンとしていちろうが尊敬している師匠は、実はいちろうと同じ会社で本社に勤めている人でした。みほは師匠がエリートだとわかると目の色を変え、素直に謝るフリをしてアピールします。 しかし師匠は、会話の一部を聞いていたとばっさり。さらに、育休中のいちろうと密会して仕事を押しつけたのもあなただったのかと言及します。 「育休中の人に仕事を頼むなんて論外です」師匠は育休が家族のためにある大切な期間であることを、いちろうもみほも理解していればこんなことになっていなかったはずだと明言。 さらに、ボイスレコーダーはみほを処分する材料として、自分が預かると宣告しました。 公園で出会った師匠が、まさかの同じ会社だったと判明。さっきまで本性をあらわにしていたみほがしらじらしい態度で振る舞うも、一刀両断してくれたのはすっきりしますね。 ボイスレコーダーの証拠隠滅も阻止され、師匠がまさかの救世主に。いちろうが家庭と真剣に向き合ったことも、みほが人を利用して生きてきたことも、いつか自分に返ってくるとわかるできごとですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月09日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。SNSに家族の写真を加工もせず投稿していたパパ。たまたまパパのアカウントを見つけ怒ったママは、パパのスマートフォンを奪い取って強引にアカウントを削除しました。 その後、児童館で声をかけられた女性に、「身バレしないようにすればいいんじゃないですか?」と言われ、ハッとします。 SNSを通じて、ようやく香奈ちゃんと前向きに向き合えるような気がしていたパパ。 彼女の言葉に背中を押されるかのように、再び動き出して……?! 娘を愛す方法が「これ」だっただけ… 香奈ちゃんが生まれてから、好きなものをすべて捨てて、友人とのつながりも断ったパパ。 「一緒に過ごす時間が長くなれば、娘を『かわいい』と思えるようになるはず」 そう信じていましたが、思わぬ形で解決の糸口が見つかったようです。 「娘を愛すための方法がたまたまSNSだった。ただそれだけの話……」 暗い部屋の中、パパはこっそり新たなSNSアカウントを作り始めたのでした。 「SNSを活用する」という手段は、子どもと一対一で向き合うことが苦手なパパに適していたのかもしれません。 しかし、一度ママから反対されている以上、活用方法は十分に考えてから始める必要があります。 パパが香奈ちゃんとポジティブに向き合える方法を、お互いが納得したうえで試せるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月09日ワンタケさんは、2016年生まれのムスコ&紅茶を浴びるように飲む夫と暮らす、40代のママ。“世の中にはアホな人とアホじゃない人がいるけれど、私はアホのほう”と自認するワンタケさんの独特な視点から、にぎやかな家族の日常をユーモアいっぱいに発信!にぎやかな一家が暮らすのは、ワンタケさんにはなじみのなかった、夫の地元です。夫の地元での生活を始めてから12年がたっても、ワンタケさんは土地に根付いた習慣に驚かされてばかりのようで……。 そんな思い出、私にはねぇよ…! かつては保育園の給食に園児たちが捕まえたイナゴが出たり、お向かいのおうちで育った野菜を好きに収穫してOKだったり、日常的な返礼品には栄養ドリンクが定番だったり……。 ワンタケさんにはなじみのないルールの数々に衝撃を受けつつも、“育ってきた環境が違うから仕方ない”と、じょうずに受け流すことにしたのでした。 ワンタケさんの夫の地元に根付くルールに「わかる!」と首を縦に振りたくなった人も、ワンタケさんと同じように驚いた人も、どちらもいるのではないでしょうか! 自分が育った地域とは異なる習慣のある土地で暮らすのは、決して簡単なことではなく、時には衝撃を受けることも……。それでも地元の人にとってはきっと、土地に根付いた習慣は誇るべきもののはず。だからこそ、なかなかなじめなかったとしても、否定はせずに受け流す。そんなワンタケさんのような姿勢が大切なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ワンタケ
2024年06月09日2020年2月生まれの男の子・たろうくんのママ・てんてこまいさんが備忘録としてゆる〜く描く、親バカ全開!?な育児絵日記。3歳のたろうくん。最近、なぜか片方の肩だけ洋服から出すという不思議なスタイルになることが多いようで、疑問に思っていたてんてこまいさんですが……。…ワシやないかい!! たろうくんの格好の原因はなんと……、てんてこまいさん!?いつでも授乳ができるように、てんてこまいさんご自身が肩出しスタイルになっていることが多かったのだそう。 そして、たろうくんは「今もおっぱい出るけど、大きくなったらたくさん出る!」と思っているのだそう。ひょっとしたら、妹のお世話をするために肩出しスタイルにしているのかもしれませんね……! SNSのコメント欄には、 「私も同じような格好ですが、子どもはマネしてくれません……」 「私はその格好のまま、宅急便を受け取ったことがあります」 「生後2カ月の子どもがいる私も、家では常に部屋着のボタン全開」など、家では同じようなスタイルで過ごしているママが多数! 毎日一生懸命子育てをしていると、自分の格好のことをすっかり忘れてしまうことってありますよね。見た目よりも、効率重視になることもしばしば。 子育て中の保護者のみなさん、毎日本当にお疲れさまです! いつか「こんな時期もあったなぁ」と振り返る日が訪れることを夢見て、今日も乗り越えていきましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター てんてこまい
2024年06月09日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんは、いちろうとの口論中にストレスで倒れて入院してしまうのです……。かおりさんのお父さんが諭したおかげで心を入れ替えたいちろうは、ワンオペになったこはるの育児に勤しみます。しかし退院したかおりさんは、しばらく距離を置きたいとこはると実家に帰りました。悲しみに暮れるいちろうでしたが、まずは肩代わりしたみほの仕事を本人に返しにいくことに。しかしみほは引き下がらず、断るなら虚偽のセクハラで訴えると言い出しました。 目を覚ますのはあなたです夫は後輩女性の本性を目の当たりにして、「君は間違っている」と宣告しました。 ※「決ってる」→「決まってる」 人を利用して幸せになると言い放つみほに、いちろうは助け合っていかなければ人は生きていけないと真剣に諭しました。しかしみほは大爆笑。仕事は別の社員に任せ、いちろうをセクハラで訴えて終わりにすると言いました。 「そうはいかないよ」黙って聞いていたいちろうでしたが、実はボイスレコーダーで会話を録音していたと暴露。みほは見下していたいちろうにここまでされたことを悔しがり、今度は泣き落とし作戦に出ます。 いちろうが困惑していると、みほは隙をついてボイスレコーダーを剥奪。その場で破壊しようと手を振りかざした瞬間、いちろうが公園で出会ったイクメン師匠が止めに入るのでした。 念のために用意しておいたボイスレコーダーが役に立ったいちろう。もし会話を録音していなければ、みほがセクハラを訴えた場合、みほの嘘を証明することができなかったでしょう。そうなれば、もう二度とかおりさんとこはるにも会えなかったかもしれません。いちろうの言動からは、夫として父親として、家族を守るという強い意志が感じられますね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月08日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。ある日、香奈ちゃんとの日常を投稿していたパパのSNSアカウントを偶然ママが発見! 家族の写真を加工もせずに、勝手に投稿していたことに怒ったママは、パパのスマートフォンを奪い取り、強引にアカウントを削除しました。 SNSでたくさんのいいねやコメントがつき、ようやく自分と娘が肯定されているような感覚が得られ、初めて香奈ちゃんとうまく向き合える気がしていたパパは、再び絶望の淵に立たされます。 そんな中、ママに促されるまま訪れた児童館。パパは、とある女性に声をかけられました。 児童館で声をかけられて…… パパに声をかけてきた女性は、SNS上でコンタクトをとってきた人物でした。 「写真よりも実物のほうがかっこいいですね!」彼女の言葉に照れた様子を見せるパパ。 アカウントを削除されてしまったことを話したところ、「加工して身バレしないようにすればいいんじゃないですか? みんなやってますし!」と答えます。 「子育てが楽しくなるなら、そっちのほうがいいと思う」その言葉にハッとしたパパ。 SNSは、今まで関わりがなかった相手とも交流を深められるツールです。パパと同じように日々悩みながら子育てする人との情報交換の場としても活用できるでしょう。 しかし、SNS上ではどんな人が見ているかわかりません。自身や家族の個人情報を気をつけたうえで、有効に活用できるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月08日保育園に通う2歳の娘と、家で夕食を食べていたときのこと。「保育園のごはんがいい! 」と娘が突然言い出し、夕食を食べてくれなくなってしまいました。栄養バランスや調理方法を工夫するなど、食事には力を入れてきたつもりでしたが、娘の思いがけないひと言にショックを受けた体験談です。※訂正:(誤)食の違い→(正)食材の違い 「保育園のごはんがいい!」にショック1歳4カ月で保育園に入園したばかりのころは、娘は保育園の給食にまったく手をつけず、頑なに拒否し続けており、とても心配していました。ですが、3カ月もすると保育園での生活にも慣れてきたようで、大体の給食を完食できるように。 おかわりまでしてくる日もあり、保育園の給食をたくさん食べられるようになったことに私は安心していました。ところがある日、家で夕食を食べていると、「保育園のごはんがいい!」と娘が突然言い出し、駄々をこね、夕食を食べてくれなくなってしまいました。 なぜ「保育園のごはんがいい」のか?「保育園のごはんがいい!」という娘の言葉にショックを受けた私は、原因を3つ考えました。1つ目は、メニューや食材の違いです。保育園の献立表と家の食事を比べてみましたが、大きな違いは見当たりませんでした。2つ目は、テーブルや食器の違いです。保育園はローテーブル、家はハイテーブルですが、食器は似通っていました。これも原因ではなさそうです。 3つ目は、イヤイヤ期です。しかし、3つとも違うようで、これといった原因はわかりませんでした。そこで、給食の様子について保育園の先生に聞いてみると、苦手な食材は少なめに盛り、完食できたら褒めているとのことでした。 食事は楽しく! 完食できたら褒める私は栄養バランスを考え、調理方法や味つけを工夫してきましたが、手の込んだ料理ほど娘は食べませんでした。「一生懸命作ったんだから、食べて」という私の気持ちが娘に伝わり、プレッシャーになっていたのかもしれません。娘が苦手なメニューは無理に食べさせようとせず、保育園の給食のように量を減らすことに。 最初からお皿に食事を盛りすぎず、「おかわり」と娘が言ったら食事を追加するようにし、完食を目標にしています。完食したら褒めるようにすると食事中に娘の笑顔が増え、食事の時間が一気に楽しく明るい雰囲気に。私は、食事中に娘の笑顔が増えたことがうれしく、また娘が「保育園のごはんがいい!」と言わなくなったことにホッとしています。 「保育園のごはんがいい!」と娘が言った理由は、保育園での楽しい給食の雰囲気にあるようでした。保育園の先生から聞いた話をヒントに、無理せず完食できる量を与え、完食できたら「お皿がピカピカだね」と褒めてあげるようにしています。何を食べさせるかも大切ですが、楽しい雰囲気作りも必要なのだと実感しました。 イラストレーター/まるたまの母著者:武田 ゆうか3歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月08日2020年2月生まれの男の子・たろうくんのママ・てんてこまいさんが備忘録としてゆる〜く描く、親バカ全開!?な育児絵日記。3歳のたろうくん。負けず嫌いすぎて、張り合っているうちにおもしろいことになるようで……。負けず嫌いすぎて…まさかのトイレの臭さで張り合い!?登園前でママが焦っているのに、マイペースに張り合っているのがおもしろいですね! また、他にも負けず嫌いエピソードがあるようで……。 すぐバレるのに!?※訂正:(誤)10コ差→(正)30コ差 半年後に4歳になるたろうくん。 伯母さんが33歳だとわかった途端、なんと44歳という特大の嘘をついていたそう! 明らかに嘘だとわかるのに、どうしても負けたくないたろうくんなのでした。 SNSのコメント欄には、 「うちは身長の話をしていたら、娘が『5メートル』って言ってた」 「うちの息子は99歳らしい」 と、子どもならではの発想力から生まれた大嘘が続出! バレバレの嘘でも、真剣な表情で嘘をついてしまう姿が、ほっこりかわいい……!皆さんは、思わずツッコミたくなるような、子どものおもしろい嘘を聞いたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター てんてこまい
2024年06月08日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんは、いちろうとの口論中にストレスで倒れて入院してしまい……。かおりさんのお父さんに諭されたおかげで心を入れ替えたいちろうは、ワンオペになったこはるの育児に勤しみます。しかしかおりさんは、いちろうのお人好しなところや育児に一生懸命な姿を把握した上で、しばらく距離を置きたいと実家に帰りました。悲しみに暮れるいちろうでしたが、自分にはまだやることがあるとみほに連絡を入れます。 夫VS後輩の女性社員夫は後輩の女性に安易に仕事を引き受けたことを謝罪し、仕事のデータが入ったUSBを渡すために会社に出向きますが……。 いちろうはみほと対面し、引き受けた仕事を返すと伝えました。しかしみほも引き下がらず、どうしてもいちろうに完成させてほしいと甘えます。 いちろうはそんなみほのぶりっ子になびくことなく「うん。ダメ。」と即答。ぶりっ子が通用しなくなったみほは、プライドが許さず攻め方を変えてきました。 「私、先輩のことセクハラ被害で訴えますよ?」みほはセクハラを捏造しても、自分なら上司を味方につけることができると脅迫。いちろうはみほの本性をようやく知り、「君は間違っている」と宣告するのでした。 仕事を肩代わりしなければ、虚偽のセクハラで訴えると迫るみほ。仕事を押しつけるだけでも悪質ですが、セクハラを盾にするとは怖いですね。 仕事で助けを求めることは悪いことではありません。しかし、他の人に自分の仕事をしてもらうとかえって、自分のためにならないということをみほには自覚してほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月07日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。独身の友人たちとの関係を断ち、育児に追われるパパ。あるとき、香奈ちゃんとの日常をSNSに投稿したところ、共感の声がたくさん返ってきました。 SNSで自分と娘が肯定されているような感覚が得られたことで、パパは初めて香奈ちゃんとうまく向き合える気がしました。 しかし、そんな投稿をママが発見してしまって……?! 今すぐやめて! ※「生きたかった」→「行きたかった」 ※「思ったんだけなんだ」→「思っただけなんだ」 パパがSNSに娘の顔写真などを投稿していたことが発覚するや否や、パパのスマートフォンを奪い取り、強引にアカウントを削除したママ。 「もう絶対やらないで」そう告げて、部屋をあとにします。 「この方法なら、香奈をかわいいと思えるかもしれないと思っただけなんだ……」 そんなパパの気持ちなど知る由もないママ。 誰が見ているかわからないところが、SNSの怖さです。娘の顔写真を投稿するなら、家族にも一言伝えておく必要があったかもしれませんね。 今回は家族への配慮が足りなかったかもしれませんが、香奈ちゃんを「かわいい」と思える可能性を見出すことはできました。 次は、ママも納得したうえで香奈ちゃんと自分が一緒に楽しく過ごせる方法を見つけられるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月07日私には8歳と5歳の娘がいます。長女は3歳のころから謝ることが苦手。プライドが高いのでしょうか。「ごめんなさいしなさい!」と言っても頑なに言わず、泣き続け最終的に不貞腐れて謝る始末。当時は6歳になっても妹を泣かせた、何かをこぼした、私を怒らせたときなども、「ごめんなさい」が言えませんでした。 ネットで調べてみた娘が6歳のころ、謝まれないことに悩んだ私は、どうしたら良いのかをインターネットで調べてみることに。検索をしてたどり着いた子育て掲示板には、「きちんとしつけしていないから」「親が謝らないから」「善悪の区別がついていないから」といった辛らつな内容が書かれていました。 それを読んだ私は、育て方を変えなくてはと焦りました。冷静になれば、匿名の人が集まる掲示板には厳しいことを書く人が多いということがわかるのですが、そのときは追い込まれてしまったのです。 謝るまで許さないようにきちんと謝れるようにしなくては⋯⋯と焦る私。娘が悪いことをしたときは、「ごめんなさい」と大きな声ではっきりと言うまでは許さないことにしました。しかし、怖い顔で厳しく「謝りなさい!」と怒って、素直に応じる娘ではありません。謝るように求めても、しばらく泣き続けるだけ。 ようやく言ったと思っても不貞腐れたまま、到底謝るような態度でないので、私はさらに怒ることに。結局娘がきちんと「ごめんなさい」と言うのは、寝る前になってから。ここまでくるとお互い何に対して謝っているのかすらわからなくなっています。 子育て支援者に相談をする悩んだ私は、子育て支援センターの支援者さんに相談することに。娘の状態を話すと支援者さんは「謝らせようと厳しくする必要はないのかもしれない。ちゃんと反省はしているのよ」と言いました。また、「長い時間“謝りなさい”と押し問答するのも、時間が経ってから謝らせることも、あまり意味がない」とも。 そして、「謝るタイミングだけ教えたら良いのでは?」とアドバイスされました。これまでは何が何でも謝らせなくてはと思っていた私は、この言葉を聞いてラクに。私が怒り、娘が泣くという時間がかなり短くなりました。 私は、「ごめんなさい」と言う言葉を聞くために怒りすぎていたことを反省しました。確かに、お互い意地になっているときに謝るのは難しいのかもしれません。今では謝ることを強要しなくなりました。自分が悪いことをしたと思ったときは娘にきちんと謝るよう心掛け、手本になるようにしています。7歳になって、娘は昔よりは謝れるようになりました。 イラストレーター/まるたまの母著者:小川恵子8歳と5歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月07日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、ばんそうこう好きな息子のエピソードをお届けします♪子どもたちはケガをすると、すぐにばんそうこうを貼りたがるため、日ごろから安いばんそうこうをストックしていたあいぽんさん。そんなある日、恐れていた事件が起こって……!? 「いたいから貼るの」と言う息子の膝を見ると…!? 「かーちゃーんちょっと来てぇぇ!いつもかーちゃんがダメってゆっとるカットバン貼っとるぅぅ」 (これはキズパワーパッド様) 息子の膝を見た瞬間、あいぽんさんの怒りスイッチはONに! 「これは高いやつじゃけ!遊びで貼ったらいけんってゆっとるじゃろ」 「うわぁぁぁん」 冷静さを失ってしまったママのあまりの剣幕に、息子のおにくくんは泣き出してしまったのでした。 ◇◇◇ 安いばんそうこうなら、ちょっとしたことで貼っても問題ないですが、親からするとお値段が張る高いものは、安易に使わないでほしいというのが切実な願いですよね。やはり金額で差があるので、あいぽんさんが怒ってしまうのも無理はないなと思ってしまいました……! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年06月07日ワンタケさんは、2016年生まれのムスコ&紅茶を浴びるように飲む夫と暮らす、40代のママ。“世の中にはアホな人とアホじゃない人がいるけれど、私はアホのほう”と自認するワンタケさんの独特な視点から、にぎやかな家族の日常をユーモアいっぱいに発信!ムスコくんが小学1年生のときのこと、子どもにとっても親にとっても、一大イベントが訪れます。その一大イベントとは、乳歯の生え替わり! ムスコくんもワンタケさんも、大喜びでしたが……。 初めて乳歯が抜けた、その晩に… 妖精が抜けた乳歯とコインを交換してくれることを信じ、抜けた歯を枕の下に入れて就寝したムスコくん。 その願いが叶い、抜けた乳歯の代わりにコインを手にしましたが、妖精の存在を信じきる純粋さとは裏腹に、ムスコくんは「このコイン、何と交換できるの?」と、ママにその価値を問うのでした。 妖精が残したコインは何と交換できるのか……? その価値を問うムスコくんは、なんとも現実的! しかし、コインの価値を現実的に考えられるのも、妖精の存在を信じきっているからこそですよね。 ちなみに、ムスコくんが信じた“抜けた乳歯を枕元に置いて寝ると、妖精がコインと交換してくれる”というおまじないは、アメリカやヨーロッパに伝わる“トゥース・フェアリー”の伝説に基づいているようです。 一方、日本には古くから“抜けた乳歯を屋根や縁の下に向かって投げると、丈夫な永久歯が生えてくる”という風習がありますが、こうした習慣は土地や世代によっても変化するもの。皆さんが子どもだったころは、乳歯が抜けたとき、どのようなおまじないをしましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ワンタケ
2024年06月07日2019年生まれの女の子と、2022年生まれの男の子のママで、育児をしながらフリーランスのイラストレーターとして活躍中のムチコさんが描く日常マンガをご紹介します♪今回は娘さんがまだ赤ちゃんのころのエピソードです。Instagramで離乳食の映え写真を見る度に、「私も離乳食映えした写真が撮りたい!」と思ったムチコさん。ある日、オシャレなインテリアショップでランチョンマットを購入♪早速映え写真を撮ろうと意気込んでいたのですが……!? SNS映えした写真を撮るため、マットを購入した結果…!? 実際に使ってみると、ランチョンマットの穴から漏れだす事態に! (うわぁ、穴からすごい漏れてる……) 使いづらかったことから、猫の座布団行きになったのですが……。 別の猫がかじり出してしまい、高かったランチョンマットは、何とも悲惨な結末を迎えてしまったのでした。 ◇◇◇ いいなぁと思い買ったものでも実際使ってみると、「思ってるのと違った!」ってよくありますよね。映える写真は確かに憧れますが、実際に撮るとなると、難易度が高そうだなと思いました……! 著者:マンガ家・イラストレーター ムチコ転勤族でアジア圏内をウロウロしている見た目はラクダ、中身は美少女の永遠に食べ盛りのアラフォー!2019年2月女の子、2022年男の子を出産。子育てしながらもフリーランスのイラストレーターとして奮闘中。
2024年06月07日『育児』×『料理』をテーマに、野菜嫌いな長女ちゃんが奇跡的に食べたメニューや、子どもと一緒につくった料理など、チッチママさんのおいしくて愛情たっぷりの食にまつわるストーリーを連載します。思わず食べたくなるおいしそうな料理のイラストにも注目。第37回目は価格高騰中のキャベツに代わり、救世主として現れたニンジンのお助けレシピをご紹介。忙しい朝にもぴったりなアイディアレシピをぜひ試してみて!みなさんこんにちは、チッチママです!わが家は作り置きメニューでキャベツをよく使うのですが先日買い物へ行きいつものように買い物かごへキャベツを入れようとしたのですが、お値段が高くてビックリ!うーん……これはちょっと……。値段が落ち着くまで様子をみようかなと代わりにニンジンを頼ることにしました。今までニンジンが主役の副菜は試したことがなかったので、こんなにおいしく食べてもらえて嬉しかったです!しかも、卵とツナも入っているので忙しい朝はこれをご飯にのせるだけでも立派な朝ごはんになります♪野菜炒めに限らず、残ったものをみじん切りにして玉子焼きにしてしまう、という作戦は結構使っています……笑玉子焼きならパクッと食べやすく、おにぎりを添えれば立派な朝ごはんになるのでおすすめです♪PROFILEチッチママさんイラストレーター、漫画家、2人姉妹の母。書籍「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)普段はInstagram(@chicchi.diary)にて絵日記更新中!
2024年06月07日現在、5歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。子どもたちは2人ともYouTubeが大好きで、長男はゲームにも夢中になり始めました。時間を守らせたいのですが、なかなかすんなりとやめてくれません。そこでいろいろな方法で子どもに時間を守らせようとしています。そんなわが家の時間の守らせ方をご紹介します。 チケット制で管理! 今年の夏から導入したのが、チケット制です。あらかじめ作っておいた「テレビ券」「ゲーム券」を各自に配り、遊ぶときには券を渡してからというルールを作りました。この作戦は子どもたちもおもしろがり、うまくいきました。今もこの方法で管理しています。 一時期、長男が次男のチケットをとってしまうという事件がありましたが、2人の券の文字色を変えて対策しました。このときは叱りながらも、子どもながらにいろいろ知恵を絞るものだと感心しました。 現在もこのチケット制で管理していますが、チケットを10分単位にしてしまったため、細かく管理しなければいけないので手間がかかります。まだまだ子どもたちと私のアイデア攻防は続きそうです。ただ、いろいろと対策することで子どもたちも「テレビやゲームの時間は守らなければいけない」という習慣は強くついてきています。 ※日本小児科医会では、2歳までのテレビ・ビデオ視聴を控える、すべてのメディアへ接触する総時間を制限し、1日2時間までを目安と考えるなど、メディア漬けの見直しを提言しています。著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年06月07日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅しませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんは、いちろうとの口論中にストレスで倒れて入院してしまい……。かおりさんのお父さんが諭したおかげで心を入れ替えたいちろうは、ワンオペになったこはるの育児に勤しみます。かおりさんは無事に退院し、いちろうは今回のことで自分が間違っていたと猛省。しかしかおりさんは、いちろうのお人好しなところや育児に一生懸命な姿を把握した上で、しばらく距離を置きたいと実家に帰りました。 夫がやり残したこと私が娘を連れて家を出たあと、夫は何かを決断したようです。 いちろうの後輩社員・みほは、いちろう以外にも男性社員をおだてては「便利君」として仕事を押しつけていました。みほはいちろうから連絡が来たのを確認すると、家庭よりも自分を優先して頼んだ資料を完成させたのかとニヤリ。 しかしいちろうは、今回安易に仕事を肩代わりしたことを謝罪し、途中まで進めた資料を最後は自分で仕上げてほしいと連絡。メッセージの最後には「今すぐ会社にUSBを返しに行きます」の文字がありました。 会社に来られると事情がバレて困るみほは、慌てていちろうを止めようと闘志を燃やすのでした。 妻子に出て行かれたいちろうは、いち社会人としてみほとの問題を片づけることにした様子。あくまでも仕事を肩代わりした自分に責任があると、みほのこともフォローするいちろうはいい先輩ですよね。 しかし、いちろうを支配していると思い込んでいるみほにとっては不測の事態。これ以上かおりさんからの信頼を失わないよう、いちろうも心してみほと対面してほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月06日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。必死で子育てしているなかで、友人と会う機会がなくなっていたパパはある日、ショッピングモールで偶然友人たちと遭遇します。 「子どもはいらない」と話していた彼が一番先にパパになり、子育てしている姿を見た友人たちは大爆笑! 恥ずかしさがこみ上げるパパと、そんな友人に怒りをあらわにするママ。 「もう会わないほうがいい!」そう口にするママの言葉に反論しかけたパパでしたが、子育てしている姿を笑われたことも相まって、友人との関係を断とうと決断したのでした。 友人とつながっていたSNSをログアウトし、再び子育てに励むパパ。相変わらず手のかかる香奈ちゃんの姿に、諦めの念すら生まれています。 そんな何気ない日常をSNSアカウントで投稿したら……!? バズってる…!? 香奈ちゃんが離乳食をぐちゃぐちゃにしながら食べている写真を載せた投稿には、共感のコメントがたくさん寄せられました。 「痛いほどお気持ちわかります」「葛藤やつらさがあるのはきちんと子どもを愛し、向き合っている証拠」「あなたは凄い、世のお父さんは見習うべき」 そんな反応に、心が高揚します。 パパは、SNSで自分と娘が肯定されているような感覚が得られたことで、初めて香奈ちゃんのことを愛せるような気がしていたのでした。 香奈ちゃんが生まれたことで、自分を否定してばかりいたパパ。SNS上で自分を認めてもらえたことで、初めて子育てする自分を肯定できたのかもしれません。 子どもが苦手であるにもかかわらず、子育てと必死で向き合おうとしているところがパパの良さです。 香奈ちゃんをうまく愛せない自分が嫌になることもあるかもしれませんが、今まで気づかなかった自分の良さを受け入れて大切にできるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月06日ワンタケさんは、2016年生まれのムスコ&紅茶を浴びるように飲む夫と暮らす、40代のママ。“世の中にはアホな人とアホじゃない人がいるけれど、私はアホのほう”と自認するワンタケさんの独特な視点から、にぎやかな家族の日常をユーモアいっぱいに発信!これはムスコくんが保育園の年中さんだったころ、コロナ禍の真っただ中のお話です。ムスコくんの担任の先生は、とっても頼もしく、さらには明るいキャラクター。 ワンタケさんも、そんな担任の先生に全幅の信頼を寄せていましたが、ついに進級の時期が間近に迫り……。 笑顔が素敵な先生のはずなのに…? 明るく頼もしく、いつも素敵な笑顔を見せていた先生が、まるで生気を失ったように一変していた理由は、翌年もムスコくんの担任になることが決まっていたから……! ワンタケさんはうれしさと安堵感のあまり、「ウソじゃないですよね!?」と聞き返すのと同時に、4月1日まで進級後の担任の先生を明かさない保育園の方針に「なんか、落ち着かない……」と、ちょっぴり疑問さえ抱くのでした。 担任の先生が翌年も持ち上がりになるのは、コロナ禍の特別な例だったそう。度重なる休園や登園自粛に悩まされたり、子どもの年齢によってはマスクの装着を求められたり……。親御さんもお子さんも、多くの戸惑いに直面したはずです。 そうした戸惑いを乗り越えたのは、保育園の先生たちも同様だったのではないでしょうか? 園の先生たち自身も戸惑い、そして、親御さんや園児の戸惑いを知るからこそ、“超異例”という、担任持ち上がりの対応になったのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ワンタケ
2024年06月06日小学3年生に進級する長女・みいちゃん、小学校へ入学する長男・とうくん、保育園へ入園する次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。えみさんはあーちゃんの入園と同時に職場復帰をしました。悩みのタネだった放課後の過ごし方や子どもたちの気持ちも、一つひとつ向き合うことで乗り越えて、ついに子どもたちだけの放課後生活がスタート! ママの仕事を応援できないと言っていたとうくんも、いざ新生活がスタートすると気持ちが変わったようで「応援する」という嬉しい言葉をくれました。長男の次は次女!?一難去ってまた一難… 復帰後の暮らしも落ち着き始めたある夜のこと。仕事に加えてワンオペで家事・育児を頑張るえみさんに、とうくんが「一生懸命お仕事頑張ってくれてありがとう」とあたたかい言葉をかけてくれました。 えみさんは、放課後の過ごし方や子どもの気持ちに向き合い大変なこともあったけれど、そんな日々すら大切な毎日なのだと気づいたのでした。 育休後に職場へ復帰するママたちが悩む問題は、子どもの年齢やご家庭の環境によってさまざまです。しかし一つひとつ誠実に向き合うことが、解決につながるのではないでしょうか。 子育てと仕事の両立は本当に大変ですが、これから職場復帰をする方が壁を乗り越えていけるように祈っています。著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年06月06日私の娘は離乳食を始めた生後5カ月ごろからうんちの回数が減りました。私が後悔している、娘の便秘についての体験談をご紹介します。 うんちが出ない…生後5カ月で離乳食を始めてから、娘のうんちが固くなり、3日に1回くらいしかうんちが出なくなりました。最初はそれほど心配していなかったのですが、ほんの少ししか出なかったり、大きなうんちが出るときはきばって泣いたりすることも増えました。 離乳食の水分を多めにしたり、便秘に効くという食材を取り入れたり、綿棒浣腸やマッサージをしたりしましたがなかなか効果が出ず、ようやく小児科を受診することにしました。 小児科を受診することに小児科を受診したのは生後7カ月のとき。診察後にイチジク浣腸をしてもらいましたが、1回ではうんちが出ませんでした。2回目の浣腸後、医師と看護師さんに補助してもらって、ようやく硬くて大きなうんちが驚くほど大量に出てきました。同時に出血も。 このとき、ようやく私は娘の便秘が相当な重症であることに気付きました。医師には「排便時の痛みが続くと、痛いのが嫌でうんちを我慢する子が多いです。そうすると、薬がないと排便できない状態になります。低月齢のうちに改善しましょう」と言われました。 もっと早く受診すればよかった小児科受診後は、整腸剤、うんちをやわらかくする薬、どうしても出ないときの坐薬を併用しながら様子を見ることになりました。薬を飲み始めてから1カ月くらいは、坐薬を使うことも多かったです。 2歳5カ月になった今は、うんちをやわらかくする薬だけを使っています。排便は2日に1回はありますし、排便時に痛そうにすることもないものの、月1回の通院はまだ続けています。気づけばもう2年近くも便秘で通院していることになります。 「うんちが硬いけど、排便時に泣いてるけど、出てるから大丈夫」なんて思わずに、すぐ小児科を受診すれば、あんなにひどくなる前になんとかできたのに……と、娘に申し訳ない思いでいっぱいです。「便秘くらいで病院に行くなんて」と軽く考えていたことを後悔しています。よく言われるように、うんちやおしっこは健康のバロメーター。子どものうんちやおしっこには気を配りたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/星田つまみ著者:矢野あい子2歳の女の子と0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かり、帝王切開で出産。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月06日かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんは、いちろうとの口論中にストレスがで倒れて入院してしまい……。かおりさんのお父さんが諭したおかげで心を入れ替えたいちろうは、ワンオペになったこはるの育児に勤しみます。かおりさんは無事に退院し、あのときの話の続きをしようと夫婦で散歩に出かけました。そこでいちろうは、今回のことでかおりさんがどんなに大変だったか痛感したと話し、こはるのかけがえのない成長を見逃してしまったことを悔い改めました。 反省する夫と妻の気持ち泣きながら謝罪する夫の姿を横目に、私は自分の気持ちを正直に伝えます。 「私は……いいママになりたかった」かおりさんは子育てに必死なあまり、自分にもいちろうにも厳しくしすぎたと口を開きます。しかし、かおりさんが苦しんだ1カ月、いちろうが帰宅しなかった原因が後輩女性にあったことは、まだ許せないと話しました。 「こはるを連れて実家に帰ります」かおりさんはいちろうのお人好しなところや子育てに一生懸命なところも理解した上で、やっぱり後輩女性を優先したことが心から消えないと告白します。 今は何を言っても言い訳になると思ったいちろうは、かおりさんを引き止めることができませんでした。そして悲しみに暮れるいちろうは、自分にはまだやるべきことがあると、心を奮い立たせたのでした。 お互いのやる気がそれぞれ違った方向に進んでしまい、すれ違うかおりさんといちろう。ここでいちろうを許せば問題は収束するかもしれませんが、かおりさんのモヤモヤした気持ちがそのままでは解決したとは言えませんよね。 一度距離を置くことで、解決の糸口が見つかることもあるでしょう。いちろうには現状を諦めず、何とかかおりさんの心をとり戻してほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月05日