小学3年生に進級する長女・みいちゃん、小学校へ入学する長男・とうくん、保育園へ入園する次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。復職するにあたり頭を悩ませていた、子どもたちの放課後の過ごし方も無事決まりました。しかしとうくんはえみさんの復職に対し、「応援しない」と言い表せないモヤモヤを抱えているよう……。 両家の祖父母の力も借りて職場復帰したえみさんは、家に帰ると子どもの話をよく聞き、同時に自分の仕事の話をするよう心がけたのでした。子どもたちの学校が始まると…※誤:進学正:進級 復職前は「ママの仕事を応援できない」と言ったとうくんでしたが、入学から1カ月経ったころ、ついに「応援する!」と気持ちのいい返事をくれました。 大人でも環境の変化があると、緊張もするし、不安にもなります。とうくんは、えみさんのいない放課後がそこまで嫌な変化ではなかったため、応援する気持ちになれたようです。 「案ずるより産むが易し」という言葉もあるように、一歩踏み出してみてよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年06月05日■義実家から大量のアジ!?数えてみたら30匹…!! ひとりではきつい!そして30匹もいればチャレンジができるし、上手くさばけなくても最終的にたたいてしまうので問題なし! 中途半端なサイズのアジには最適の料理…それがなめろう!!というわけで、みんなでさばいていきますっ!■それでは、さばいていく!魚に対して抵抗がないのは、魚介をさばく動画のおかげです!子どもたちも憧れの魚調理に大興奮。とってもいい顔をしていました!大好きな食材を一緒に調理して食べることは本当に幸せなことですねぇ…魚動画の制作者さんやアジをくださったお義母さんに感謝しながら食しました!!
2024年06月05日娘のくるくるヘアを愛しく思っていた私。しかし、毎日のように他人から娘の髪の毛について話題にされることや、初対面のママからのアドバイスで、「娘の髪ってそんなに変なの?!」と感じるようになってしまいました。この件から私が学んだことについてご紹介します。 くるくるヘアがかわいらしい娘娘は生まれたときはストレートヘアだったのですが、髪の毛がだんだん伸びてくるうちに癖が現れ、1歳を過ぎたころには縦巻きカールのようなくるくるヘアになっていました。 この髪質は束ねるだけでもおしゃれな雰囲気にもなり、触るとふわふわで気持ちがいいのです。私はこのくるくるヘアを純粋にかわいいと感じていて、娘のチャームポイントだととらえていました。 話題はいつも娘の髪の毛。そんなに変……?当時田舎に住んでいたこともあり、散歩やスーパーで出会った見知らぬ人と会話するのは日常茶飯事でした。話しかけられる内容はいつも決まって「髪の毛かわいいね」、「天然パーマはどっちの遺伝なの?」と、娘の髪の毛に関する話題。最初は純粋に娘のことをほめてくれているんだな、赤ちゃんと関わりたいんだなと思っていました。 しかし連日いろいろな人から娘の髪について話しかけられるうちに、「こんなに髪の毛について触れられるってことは、他人から見て娘の髪ってよっぽど変なのかな?」と感じるようになっていきました。 初対面ママのアドバイスに傷ついたある日、子育て支援センターで、場の流れから初対面のママと話すことになりました。するとそのママは「それにしても娘さんの髪の毛かわいいですね! 知り合いの小学校高学年の子もくせ毛なんですけど、毎朝セットするのが大変らしいですよ」とのこと。 髪の毛の話題にナーバスになっていた私は「そうなんですねー」と受け流したのですが、そのママのアドバイスはさらに加速。「●●美容室なら幼稚園児でも縮毛矯正ができるみたいですよ! 娘ちゃんも、もうちょっと大きくなったらできるからね」と言ってきたのです。私はこの発言を聞いて「娘の髪の毛は矯正しなければいけないくらいひどいっていうこと?!」と感じ、とても悲しくなってしまいました。 私は娘の髪の毛をかわいいと思っていたのですが、あまりにも他人から指摘されるので、今はなんだかコンプレックスのように感じています。この件から学んだのは、初対面で相手の外見について触れないほうがいいということ。ほめ言葉や悪意のないアドバイスだとわかっていても、私は傷ついてしまいました。自分は関わる相手に悲しい思いを極力させないよう慎重になろうと、この出来事を教訓にしています。 作画/山口がたこ著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳の娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年06月05日私は子どもが2人欲しいと思っていましたが、金銭的なことを考えたとき、果たして大丈夫なのだろうか?と、正直結構悩みました。今回、当時の私が妊娠・出産に前向きになれるようにおこなったことをお伝えします。 2人目が欲しいと考えたときに悩んだこと漠然と2人目が欲しいと感じていた私ですが、真剣に考えていくと巷でも聞かれる「2人目の壁」にぶつかりました。私の壁は、育児への不安と経済的な不安の2つ。夫は転勤がある職種なので、何か困ったときなどに両親に頼れる環境ではありません。私や夫が何らかのトラブルに見舞われたとき、2人の子育てがしっかりできるのか不安でした。 さらに夫は私より7歳年上で、2人目を欲しいと考えていたころは30代後半。これから子ども2人を育てながら教育を受けさせ、先々は自分たちの老後資金も確保しなくてはならないため、経済的に大丈夫なのかととても悩みました。 2人目計画を立てる前におこなったことひとりで考えすぎて、勝手にいっぱいいっぱいになっていた私。これではいけないと思い、悩みを解消するために夫に相談してみることに……。すると、夫も2人目を望んでいたようで「言い出すタイミングがなかったから、話してもらってよかった!」とのことで、びっくり! このひと言で、育児が大変になっても頑張れると感じました。ただ、もっと早く相談しておけば、こんなに悩まずに済んだのにと少し後悔しました。 2人目計画を実行するタイミング次に、具体的にいつごろに出産したいのかを話し合いました。わが家の場合、夫の仕事が忙しく、専業主婦の私が育児をほぼひとりでおこなっていたので、引き続き私が子育てに専念しながら上の子を幼稚園に通わせる予定でした。 そのため、「上の子を入園させる前に出産できたらベスト」という結論に至りました。その理由は下記の4点です。 ●入園前のほうが幼稚園の行事などに縛られず、出産や子ども2人のお世話に専念できるから●3学年差だと幼稚園や学校の卒業と入学が重なるので、それを避けるためには2学年差がよいと感じたから●出産も子育ても感覚が残っている早めのほうが安心だと思ったから●年が近いほうが子ども同士が仲良くなると思ったから それはまさに、上の子が2歳のそのときでした。そのため、2人目計画を立てたと同時に妊活を進め、3カ月目で妊娠し、無事2歳差で2人目を出産することができました。 子どもが1人から2人になると、やはり何かと大変だと思いましたが、喜ぶ夫や上の子が下の子をかわいがる姿を見られたこともあり、育児の負担はそこまで感じませんでした。上の子の成長を感じられましたし、私は1人目の育児よりもずっとラクに思えました。神様からの贈り物とも言える妊娠は、なかなか自分たちの思い通りにいかないものですが、2人目を真剣に望み、行動してよかったなと思っています。 イラストレーター/まっふ著者:大鹿恵美9歳、7歳、4歳の三姉妹の母。これまでの育児を生かした体験談を主に執筆中。365日育児と家事と仕事でフル活動だが、夫との毎晩の晩酌とたまのママ友との交流が原動力となっている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月05日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで1カ月先延ばしに。さらにその間、いちろうは仕事が忙しいとろくに帰宅もせず、かおりさんに育児を丸投げしていました。いちろうはその後反省しますが、育休中にも関わらず後輩社員・みほの仕事をかおりさんに内緒で引き受けます。そして、実は育休前の1カ月間も、みほの仕事を肩代わりしていたことが判明し……。かおりさんはみほのせいで、自分は不眠不休の苦しみを味わわされたのかと激怒しました。いちろうは心から謝罪しますが、直後かおりさんは倒れて入院することに。事情を知ったかおりさんのお父さんはいちろうのもとを訪ね、今回のことは悪気がなかったとはいえ、仕事をなめていると明言します。そして、結婚の挨拶に来たときに「相手を幸せにすること」が大切だと伝えたことを覚えているかと問いかけました。 生まれ変わった夫夫は私の父に諭され、あのとき父が言った言葉の意味がようやくわかったようです。そして、父は夫のために作り置きを残して家を後にし、夫のワンオペ育児が始まりました。 いちろうはかおりさんが不在の間、こはるのお世話に勤しみます。入院中のかおりさんにも労いの言葉をかけ、こはるの様子を報告しました。 退院を翌日に控えたかおりさんは、ありがとうの言葉とともに「帰ったらあのときの話の続きをさせて下さい」と返信。 次の日、かおりさんは無事退院し、2人は散歩をしながら話し合うことに。 いちろうは今回のことで、自分のせいでかおりさんがどんなに大変で心細かったか身に染みてわかったと言います。そして、こはるのかけがえのない1カ月を、見逃してしまったことを悔い改めるのでした。 かおりさんと同じワンオペ育児の苦しみを、少なからず味わったいちろう。過ぎてしまった時間はとり戻せませんが、こうして反省し、素直に謝ってくれるのはいちろうのいいところではないでしょうか。いちろうの反省した姿を見て、かおりさんの心の傷が少しでも癒えることを願うばかりですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年06月04日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。「娘さえいなければ……」 そんな思いがよぎりながらも、父親としての立場を最優先し、集めていた大切なフィギュアを捨てたパパ。 ママは、この行動を「香奈のことを一番に考えてくれる夫は大好き!」と大絶賛します。 捨てたフィギュアに思いを馳せるパパ。 さらに、ゲームやマンガ、思い出深い自転車など自分の趣味に関わるものすべてを捨てる決断を下します。 今俺は、幸せ… 大切にしていたものを捨てたパパに対して、「いいと思う! 私も捨てたし!」と笑顔を向けるママ。 ママは、肩を落として歩くパパに「パパとママでいられる限られた時間を楽しむべき」と話します。 子育てに時間を割き、もう何カ月も友人と会えていない今の状況も「私よりはマシ」と一蹴。 奥さんと子ども、仕事があって普通に食事もできる自分は、幸せなんだ…… そう自分に言い聞かせるように、パパは大切な友人との交流の場であるSNSアカウントもログアウトしたのでした。 ママは、子どもが生まれて自分たちの行動が制限されることは仕方ないこと、今の状況は恵まれているのだと、パパだけでなく自分自身にも言い聞かせているようですね。 子どもがいることで多かれ少なかれ制限は出てしまうものですが、大切なものをすべて手放し、すべてを我慢する必要はないのではないでしょうか。 生活に不満が生まれたときは、その気持ちを無視しないでお互いが息抜きできるよう話し合えるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年06月04日子どもが生まれると、安全性を第一に家具や文具、調理用具の置き場所に注意します。私も同じように気をつけているつもりでした。しかし、思ってもいなかった意外なことで子どもにケガをさせてしまった体験をご紹介します。 1人目出産後から徹底した家の安全対策1人目の子どもが生まれたあとは、それまで棚や引き出しにしまっていた包丁やハサミを徐々に子どもが届かない高い場所に移動、または子どもが開けられないように棚にガードの留め具をするようになりました。そしてガスの元栓は使用時以外は締めるなど、できる限りの安全対策をおこなっていたつもりです。 1人目のときは“初めての子ども”ということもあり、できるだけ目を離さないよう慎重に子育てをしていました。まだひとりだけだったので他の子どもに気を取られることもなく、危ない物を触ってもすぐ止められたので、ケガをさせることはありませんでした。 やけどの原因は「炊飯器の水蒸気」1人目が大きくなって危険なことの判断が理解できる時期には、2人目の子どもが徐々にハイハイ、つかまり立ちでいろいろな所を触るようになっていました。 そして2人目がちょうど1歳くらいになったときのことです。いつものように夕食を準備していると、子どもはおもちゃで遊びながら台所を行ったり来たり。すると急に大声で泣き出したので、ビックリしました。 慌てて駆け寄ると右手が少し赤くなっていて、子どもの横を見るとそこには炊飯器が……! 夕食のご飯を炊いていて、その蒸気口を子どもが触ってやけどしたことがわかりました。実は、炊飯器の水蒸気がやけどするほど熱いと私は思っていなかったのです。 やけどのレベルはⅡ度。水ぶくれがひどく…子どもの手が赤くなっていたので、水と氷で冷やして応急処置。その後、水膨れになっていたものの、そこまで大きくなかったので軟膏で対処しました。そして、普段通りに遊んでいたので大丈夫かなと様子を見ていたのですが、翌朝に水膨れが酷くなっていたのです。皮膚科に連れて行くとやけどには3段階あり、うちの子どもはⅡ度という深さでした。 治療としては、水疱を丁寧に潰して消毒し、LEDの光をあてて回復促進治療。医師からは「20分くらい冷やしたほうがよかったね」と指導を受けました。私は子どもが嫌がっていたので5分ぐらいで終わらせていました。やけど痕が残るか心配でしたが、2日に1回皮膚科に通い、10日ほどできれいに治ってきて安心しました。 やけどをさせてしまったことは子どもに申し訳なかったのですが、このことがきっかけで家の中の危険な物・場所を再確認することができました。低い場所にあった炊飯器は、子どもの手の届かない高さの場所に置きました。他にも見落としやすい電気のコードや、上の子どもの文具等の配置を変えました。今回の炊飯器の蒸気口のように火が直接見えない部分でも、子どもの柔らかい皮膚は簡単にやけどをしてしまうという教訓にもなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/星田つまみ著者:鈴木そうこ6歳3歳0歳の兄妹を育児中。韓国人の夫と結婚し、韓国の田舎で専業主婦をしている。韓国語と日本語の二重言語教育や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月04日2017年生まれの女の子と、2019年生まれの男の子の母、みぃ子さんが描く子育て絵日記。日常のクスッと笑えるエピソードや、印象に残った経験談をマンガでお届けします!もうすぐ小学生の長女・のんちゃん。年長では、ランドセルを用意する「ラン活」や、卒園式など、いろいろなイベントがありますよね。気合いを入れてラン活を始めようとした、みぃ子さんでしたが……。ラン活を頑張ろうとしたら… みぃ子さんは当初、気合い入れて「なるべく軽いものを!」「機能が充実したものを!」 と、いろいろと考えていたそうですが、たまたま通ったカバン屋さんで即決!あっという間にラン活が終わってしまったそうですよ。SNSのコメント欄には、「自分で好きなものを選べるのが一番ですね」「今は種類も多くて悩みますね! 本人が気に入って決めてくれるなら一番ですね」「共感です! 何か親のほうが拍子抜けしますよね! 本人が満足ならそれでいいんですけどね」 などの声があり、みぃ子さんと同様にあっという間にラン活が終わった人もいるようです。 小学校によっては6年間使うランドセル。お気に入りのランドセルを見つけられるといいですね。 そして月日は経ち、いよいよ卒園式!号泣する気マンマンだったみぃ子さんですが…… 思っていたのと違う…!? 式が進み、クライマックスの園児による歌の時間がやってきました!みぃ子さんの涙腺が崩壊しかけたところで、なんとのんちゃんが大きなあくび♡ うるっとしていたみぃ子さんでしたが、おかしくて笑いを堪えるのに必死!毎日、卒園式の練習を頑張ったのんちゃん、本番を迎えてホッとしたのかもしれませんね♪ ラン活も卒園式も、親の予想通りにはいかないものなのかもしれません。常に予想外のことが起こる子育てですが、それもいい思い出。どんなお兄さん・お姉さんになっていくのか、楽しみですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子
2024年06月04日小学3年生に進級する長女・みいちゃん、小学校へ入学する長男・とうくん、保育園へ入園する次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。えみさんは、2年間の育休を経て3回目の職場復帰をするにあたり、放課後の過ごし方に悩んでいましたが、民間の学童を利用することで決着。素敵な学童に巡り会えてよかったと安堵していました。えみさんは自分が働くことを前向きに捉えてもらうため、子どもたちに復職の話をしました。 しかし、「応援する!」と言ってくれたみいちゃんに対し、とうくんには「応援しない」と言われてしまい、ショックを受けます。それでも復職の日はやってきてーー。ついに復職!ママが心がけたこととは? 復帰と同時に部署異動となったえみさん。新しい場所での時短勤務が始まりました。 えみさんの復職を応援できないと言ったとうくんのことも気がかりです。家に帰ってからは、子どもたちの話を聞くのはもちろん、職場での頑張ったことやよかったことを、積極的に伝えるようにしたのでした。 環境が変化したときには、子どもたちの話に耳を傾けることがとても重要です。また、自分の話をすることで、子どもたちの仕事への理解も深まるでしょう。 少しずつでも、とうくんの気持ちに変化があると良いですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年06月04日私は娘が1歳半前ごろから断乳について意識し始めていましたが、おっぱいをいつまであげるかをなかなか決断できませんでした。そんなある日、私の身に起こったとっても恥ずかしい事件がきっかけで、断乳することを決意! 今回はその経緯をご紹介いたします。 おっぱいをいつまであげるか悩む「虫歯のリスクが高まるからある程度の年齢になったら卒乳したほうが良い」「子どもが自然と飲まなくなるまで飲ませたほうが良い」「WHOでは補完食を始めたのち2歳かそれ以上まで授乳することを推奨している」など……おっぱいをいつまであげるかについて育児本やネットで調べたら、さまざまな意見がありました。1歳半の娘は身長も体重も平均的で、離乳食もよく食べていたため、1歳半健診で助産師さんに相談しても「お母さんの方針でいいですよ」と明確な答えは返ってきませんでした。 ※母乳に含まれている乳糖からは、虫歯の原因となる酸は生成しないと言われています。母乳を飲ませているからといって必ず虫歯になるわけではありません。 日中何度もおっぱいを欲しがる娘が1歳半を過ぎても断乳に踏み切れていなかった私ですが、おっぱいをあげ続けることで困っていることがありました。それは娘が日中何度もおっぱいを欲しがることです。「おっぱいちょうだい」と言い出したら、あげるまでグズグズ。 「さっき飲んだからあとでね」「ごはん食べ終わってからね」「今お外だからおうちに帰ってからね」と声をかけても聞いてはくれません。要求が通るまでグズったり泣いたりするので、根負けしてあげてしまうこともしばしば。泣いたからといいなりになるのも、だらだらとおっぱいを飲ませるのも、良くないのは重々承知していたのですが……。 そして事件は起きた説得もごまかしもきかなくて困ったなと思っていたとき、事件は起こりました。ある日、スーパーで会計待ちをしていたら、抱っこひもで抱っこしていた娘が「おっぱいちょうだい」と言い始めたのです。この日は混んでいてレジは長蛇の列。「今はあげられない」と伝えたのにずっと欲しがっていました。 ようやく会計の順番がきて安心と思ったそのとき、娘は私のTシャツとブラトップを思いっきり引っ張り、飲もうとしたのです! 私はおっぱいポロリ状態!! 気がついた人がいたかは定かではありませんが、本当に恥ずかしく、近いうちに断乳させることを心に誓いました。 この事件がきっかけで、娘が1歳7カ月のときに断乳させました。断乳に向けて『おっぱいバイバイ』という絵本を2週間読み聞かせ、「あと◯日でおっぱいバイバイするよ」と伝えていたので、そこまで苦労せず断乳することができました。恥ずかしい思いもしましたが、一大決心をする良いきっかけだったのかなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/しおみなおこ著者:小川恵子8歳と5歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月04日2018年生まれの活発でおしゃべりな息子・ひーくんを育てるはるのさんは、子育てと仕事を両立するワーママであり、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質の持ち主。持ち前の繊細な性格に負けじと、育児にも仕事にも奮闘!繊細なはるのさんにとって、保育園のママ友とのお付き合いは簡単ではありません。しかし、それもなかなか避けては通れないもの。 ある日のこと、同じ組のお友だちのママから声をかけられ……? 招待してもいいですか…? お友だちの靴下2足はどちらもブランド品だったのに対し、ひーくんの靴下だけはノーブランドのチンアナゴ……。 はるのさんは言いようのない恥ずかしさでいっぱいになり、「ママさんのグループメッセージ、少し苦手」と思い知るのでした。 自分が送信したほんの一言二言のメッセージに対し、「ああすればよかった……いや、こうするべきだったかも」と思い返してはモヤモヤすること、誰にでもありますよね。 それがママ友同士のグループともなると、メンバー全員と親しくしているとも限らず、そのモヤモヤもより深まってしまうのかもしれません……。そんな経験から“ママ友のグループメッセージは苦手”と感じている親御さんは、きっとはるのさんだけではないはず! 苦手を自認しつつもグループに入ってしまったり、はたまた、入らざるを得なかったりした場合、皆さんはどのようにグループメッセージにまつわるモヤモヤを解消していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はるの
2024年06月03日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが5歳の時のエピソードです♪年長さんになると自分でやる事も多くなり難しいことも増えて、長女は色々としんどくなってしまった模様…。溜め込んじゃうのかなぁ…。長女の中にある不満を吐き出せるだけ吐き出させ「行きたくなかったら行かなくていいよ」と言いました。大人でもしんどくなる時はあるし気持ちが分かるので、私はとりあえず休ませることにしました。その日の夕方次女を迎えに行った際、長女の担任の先生が一目散にかけつけてくれ色々と話をしてくださりました!長女からでた不満も聞いてくれ、長女の中にあるものを受け止めてくれました。ただ、長女の場合自分の失敗や出来ないことを許せない性格なので、発表会の練習など休んでる間に遅れをとってしまうので、登園まであけばあくほど長女ちゃんには良くないかなと先生と話しててわかりました。あとは、とりあえず登園さえしてくれれば後は何とかします!と言ってくれ、私の中でも折り合いがつき、夜、長女と話をしました。先生と話したことや、私の仕事が休める日にプールに行こう!と提案。すると「わかった…保育園行く」と言ってくれそれから何度か2転3転しましたが、翌日、長女ちゃん登園出来ました!朝は半べそだったけど先生に託し、何とか登園渋りを終えました〜!今では、ケロっとしたもんです。まぁ…結局いつもそうなんですけどね。※リモート作業なので休ませて家で一緒に居られてますが、お昼からはお義母さんがみてくれたりしてます。夜中も出来なかった作業をこなしたりしてるので、リモートだから子どもをみれるとはならないので、そこだけご理解願います。※2022年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年06月03日2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。赤ちゃんが生後2カ月を迎えたころ、小児科で「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。医師の言葉にショックを隠し切れずにいました。また、「大学病院で検査を受けたほうがいい」と言われたため、予約を取って病院を受診するのですが、そこで「心室中隔欠損症です」と診断されてしまいます。医師から「手術が必要です」と告げられ、その1週間後、肺高血圧の検査をおこなうため、入院することに。検査後、肺の状態はよくなかったものの、手術の緊急性が低く、また手術をおこなう医師の予約が取れなかったため、一時帰宅を言い渡されてしまいます。 呆気ない退院にモヤモヤしながらも、指示通り一時帰宅をしたぷにらーさん。それから10日後、病院から「2週間後に手術をおこなうので、入院してください」と連絡が入ったため再び入院したのですが、医師に「やはり心臓に負担が大きいので早めに手術しましょう」と言われた5日後、突然「退院してください」と言われてしまって……!? 度重なる手術の延期にママのモヤモヤは止まらず… (この入院で手術って言ってたのに……。もちろん緊急の人が優先されるのはわかるけど、心臓の負担が大きいって言ったのに……) このことで不安な気持ちが一気に加速するぷにらーさん。 そして、再入院の日が近づいたころ、またしても入院事態が延期になってしまったのです。 (緊急の患者さんが入ったって理由だから仕方ないけど、はながないがしろにされてる気分だ……) 11月になると、認可保育園の申し込みがスタート。 ぷにらーさんはこの状況で保育園に通えるのか、仕事復帰ができるのかなど、不安を抱えていました。 そんな中、11月末に3度目の入院が決定します。 期待はしないでおこうと思っていたぷにらーさんでしたが、ある日先生から「12月5日に手術をおこないます」と言われたのです。 「4日後……。分かりました。よろしくお願いします」 手術日が決まった瞬間、表情は一気に引き締まり、ぷにらーさんの鼓動は速くなったのでした。 前回手術をするはずだった予定が、緊急の患者さんがいるということで、延期になってしまったぷにらーさん。今回は急ではありますが4日後に手術が受けられるようでよかったです。実際、手術を受けるとなると、不安な気持ちが倍増すると思いますが、家族みんなで支え合って乗り越えてほしいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター ぷにらー2016年生まれの長女と2018年生まれの次女の姉妹を育児中。旦那の行動力に振り回されつつ、愉快な日常や体験談を描いていきます。
2024年06月02日2017年生まれの女の子と、2019年生まれの男の子の母、みぃ子さんが描く子育て絵日記。日常のクスッと笑えるエピソードや、印象に残った経験談をマンガでお届けします!仲良し家族にも、「隠し事」ってありますよね……?静かにほほ笑みつつ、実は…!? ダイニングからはカウンターキッチンの手元が見えないみぃ子さんのお家。食後、子どもたちがテレビを見ている間に、実は少し高級なご褒美お菓子を食べているのだそう!(子どもたちには、あとで子ども用のお菓子をあげているそうですよ) SNSのコメント欄には、 「私は台所の引き出しに自分専用のお菓子隠してます」 「私はアイスかチョコレートを食べてます!」 「共感です! キッチンって、ママのテリトリーみたいなところありますよね」 など、こっそりお菓子を食べているママから共感の声が多数! 毎日、家事や育児に奮闘していると、時々甘いものが食べたくなりますよね!頑張っている自分を認めつつ、ホッとひと息つく時間も大切です。 続いて、6歳の娘・のんちゃんの隠し事は……? サプライズだったのに…! パパの誕生日に、6歳の娘・のんちゃんとサプライズパーティーを計画したみぃ子さん。ノリノリなのんちゃんと一緒に準備をしたのですが、あと少しというところで、「このあとケーキがでてきて、パパをビックリさせるんだぁ~!!」と笑顔で打ち明けてしまいました! すべて悟ったパパは、戸惑いつつも楽しみにしていてくれたようですよ。これも素敵な思い出になりますね。パパにビックリしてほしくてたまらなかった、のんちゃんが愛らしいです。 仲良し家族でも、いろいろな隠し事があるものですね。皆さんは、ご家族に何か隠し事をしたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子
2024年06月02日働きながら子育てに奮闘する、2児のママ・まぼさん。仕事と育児とを両立するなかで「子どもとコミュニケーションが減っているのでは?」「周りに迷惑をかけているのでは?」と後ろめたい気持ちになり、日々葛藤を感じてきたそう。そんなまぼさんが本音で綴る連載「働きながら子どもを育てるということ」。 いろんな壁にぶつかりながらも、仕事と子育ての両立に向き合う、頑張るママたちへの応援エッセイです。自分の年齢と仕事のキャリアについて苦悩するまぼさん。育児も仕事も頑張りたいのに追いつかず、どちらもキャパオーバーだと感じるように……。そんなまぼさんがしたある決断とは?32歳。仕事につまずいていた。乏しい経験値と知識量。さまざまな知識を網羅的に把握しなければならない「設計」という仕事。自衛のために、「だって子育て中なんだもん」という言い訳を頭のなかにいつも用意していた。我ながら情けない話ですが……。仕事に打ち込みきれない自分の姿を、「そんな働き方もいいじゃない」と肯定する勇気もなく、「本当は時短勤務でもなく、子育てもしてなければ私はもっとやれるのに(本人調べ)ほら、でも、いまは子育て中だからさっ……」と、“俺はまだ本気出してないだけ理論”を頭の中で何度も繰り返し、自分を慰めていた。そんな言い訳にするほどの子育てをしているのか?と聞かれればこのありさま。「理想のママ」とは程遠い。今度は子育てと向き合えない言い訳に仕事を使う都合のよさ。仕事に行くのも、サバさんに会うことにも怯えていた。子どもと全力で向き合えていない自分のことを情けなく思った。簡単に言えば、キャパオーバーだったのかもしれない。自分の暮らしを愛せるように、立て直す必要があった。それを聞いたチームメンバーの顔色は青かった。そりゃそうだよね、こんなに忙しいのに、ひとり抜けたら困りますよね……ではなく……あんたらも辞めるんかーーーーーーーーい3人体制で走らせていたトロッコから、まさか同時に3人降りようとしているとは……!というわけで、次回は会社員を辞めた話と開業の段取りについて描けたらと思います!PROFILEまぼさんイラストレーター/会社員イラストレーターと会社員を兼業する働くママ。パパのびぼちゃん、6歳の男の子・よいたん、2歳の女の子・しおさんと4人家族。イラストで綴る育児日記を、インスタグラムやツイッターで更新中。著書に『よいたん3歳、ときどき先輩。』(KADOKAWA)がある。Instagram:@yoitan_diarytwitter:@yoitan_diary
2024年06月02日長男は4歳のときに、子ども発達支援センターで発達検査を受けました。担当の先生からは発達障害のグレーゾーンと言われ、長男への接し方や特性の話を聞きました。乳児期のころから長男のことを育てにくいと感じていたのですが、当時はなぜ育てにくいと感じてしまうのかわかりませんでした。今回は検査結果を聞いたときの私の心境をお話ししたいと思います。 子育てがつらいと感じていた日々長男は生後3カ月のころから寝つきが悪く、夜泣きもひどく、育児用ミルクは一切飲まず母乳のみでした。実家は遠く、夫は非協力的で、金銭的な余裕もなかったので、私ひとりで長男の子育てや家事を頑張るしかありません。さらに長男が1歳、2歳と成長してくると、偏食・言葉の遅れ・こだわりが目立ち始めました。 健診では問題ないと言われていましたが、長男の様子に違和感を持ち始めていた夫や義父から、私のしつけが悪いと言われるようになり、私は長男の子育てをつらいと感じるようになってしまいました。 発達検査を受けた結果長男が4歳になる1カ月前、長男の子育てと成長について子育て支援センターへ相談に行ったところ、すぐに子ども発達支援センターを紹介され、長男が4歳3カ月のときに発達検査を受けました。 担当の先生からは検査の結果、「発達障害のグレーゾーン」と言われ、知能的に高い部分と社会性の低い部分で2年半の差があるということでした。発達に凸凹があるために、長男には理解できることとできないことの差がありますが、それは性格や環境のせいで「お母さんのせいではないですよ」と言われたのです。 ショックよりホッとした気持ち夫や義父に長男へのしつけが悪いと言われていた私は、「お母さんのせいではない」と言われたとき、体の力が抜けたと同時にホッとしました。 また長男には脳機能で何かうまくいかないことがあり、感覚などの過敏があるのだとすると、育てにくいと感じていた長男の偏食やこだわりなどをすんなりと理解することができたのです。そして不思議とショックではありませんでした。むしろ、発達障害のことや長男のことを、しっかりと理解したいと思いました。 発達検査の結果が出たあとも、夫や義父は長男の発達検査の結果をなかなか受け入れてくれず、私のしつけが悪いと言っていましたが、私は気にしませんでした。発達検査の結果を聞いた日を境に、長男の子育ては「育てにくい」から「理解したい」という方向へ変わっていきました。私のせいじゃなかった、そう思った瞬間のホッとしたときの気持ちは、うまく言葉では表せませんが一生忘れることはないと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/おもち著者:川本 千華発達障害の長男、兄が大好きな次男を育てる2児の母。元ピアノ講師。自身の経験を活かし音楽・発達障害に関するライターとして活動中。
2024年06月02日2018年生まれの活発でおしゃべりな息子・ひーくんを育てるはるのさんは、子育てと仕事を両立するワーママであり、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質の持ち主。持ち前の繊細な性格に負けじと、育児にも仕事にも奮闘!そんなはるのさんは、繊細な性格ゆえに人見知りです。一方、息子のひーくんは、はるのさんとは正反対。 人見知りも物怖じもしないことから、はるのさんは、ハラハラドキドキすることも多いようで……。 とても社交的というか… ひーくんは保育園の先生の読み聞かせにも、お友だちにあいさつをするにも、さらにはお友だちのママに対しても前のめり! はるのさんは、そんな息子に振り回される反面、“人類皆兄弟”と言わんばかりの大らかな性格を肯定し、応援したくもなるのでした。 子どもだからこその奔放さにハラハラドキドキさせられながらも、「そのまま大きくなってほしい」と願うはるのさんの気持ち、まさに親心ですよね。 そして、人生経験ゆえでしょうか? 人見知りな性格かどうかにかかわらず、大人になると周囲の目が気になり、大きな声であいさつをすることさえ、恥ずかしいと感じることも……。 とはいえ、ひーくんのように元気いっぱい、朗らかなあいさつは、周囲を明るくしてくれます。そう思うと、誰とでも分け隔てなくコミュニケーションをとれるひーくんのことを見習いたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はるの
2024年06月01日2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。出産後、授乳をおこなう際は陥没乳頭だったため、赤ちゃんが乳首を吸いにくく、体重が思うように増えなかったため悩んでいました。新生児健診では体重が半分しか増えていないのを指摘され、ショックを受けたぷにらーさんでしたが、近所で赤ちゃんの測定・相談会に参加し、助産師さんにアドバイスをもらったことで授乳の問題は解決されます。しかし、赤ちゃんが生後2カ月を迎えたころ、小児科で「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。「大学病院で検査を受けたほうがいい」と言われたため、予約を取って受診をしたのですが、そこで「心室中隔欠損症です」と診断されてしまったのです。 医師から「手術が必要です」と告げられ、その1週間後、肺高血圧の検査をおこなうため、入院することに。検査後、肺の状態はよくなかったものの、手術の緊急性が低く、また手術をおこなう医師の予約が取れなかったため、一時帰宅を言い渡されてしまいます。 呆気ない退院にモヤモヤしたぷにらーさんでしたが、指示通り一時帰宅をしたのでした。 退院日から10日後、病院から連絡が来て… 一時帰宅をして10日後、病院から「2週間後に入院してください」と連絡が入りました。 入院先が大部屋だったため、周囲に気をつかいながら過ごしていたのですが、一方でママたちからいろいろな情報を仕入れることができました。 落ち込むママをみんなで励まし合ったり、前を向いて頑張る姿を見て、心を動かされたぷにらーさん。 (私も手術が終わったら、不安なお母さん達の力になりたいな……) そう思っていたのですが、病院から、突然「退院してください」と言われてしまったのでした。 今回の入院で「やはり心臓に負担が大きいので、早めに手術をしましょう」と言われたものの、その5日後に退院を促されてしまったぷにらーさん。病院の事情があるのかもしれないですが、短い期間で言っていることがこれだけ反転してしまうと、不安になるのも無理はないすよね……。早く娘さんの手術を受けられる日が来ることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷにらー2016年生まれの長女と2018年生まれの次女の姉妹を育児中。旦那の行動力に振り回されつつ、愉快な日常や体験談を描いていきます。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月01日義両親に子育てや家事を任せて仕事に熱心な勤務先の女性社長。一方で、身内に頼れず時短勤務で早々に退社して育児をしている私。そんな生活を続けるある日、社長から「もっと仕事量を増やせない?」と言われて……。 仕事と育児の両立について、社長は… 私は社長とスタッフ計4名、女性ばかりの小さな事務所に勤めています。社長と私は同じ年に出産。社長は産後2週間で職場へ復帰しましたが、私は1年の育休をもらいました。社長の夫は仕事で不在が多く、同居する義両親に子どものお世話を任せて、社長は23時ごろまで残業する毎日。一方私は、必ず17時半に帰宅して園へのお迎えと家事をこなし、寝かしつけ後に残った仕事を家で行っていました。 社長と私、独身の若手スタッフの2人と、何とかいいバランスで会社が回っていると思っていたある日、社長から「あなたはいつも17時半に帰っているけれど、保育園は延長保育を使ったら19時ごろまで預けられるわよね? もっと仕事量を増やせない?」と打診されます。さらに、「私は土曜保育も利用して働いているのに、あなたは土日必ず休むわよね。昔は夜中も土日も関係なく仕事していたのに、今は子どもを言い訳にしてラクしてるように見えるんだけど」と冷い発言まで……。私が驚きのあまり言葉に詰まっていると、若手スタッフAさんが声をあげました。当初『結婚や出産をしても女性が働き続けられる環境を作りたい』と社長が言っていたこと、社長がそんなことを言うのならここで働き続けるのは無理かもしれないということを社長へ伝えます。さらにもうひとりの若手スタッフBさんが、社長が納期に余裕のある仕事まで深夜残業して行っていることを指摘し、「正直私たちは帰りにくいです……。帰れるときは早く帰りましょう!」と応戦。 スタッフの気持ちを知った社長は、言いにくそうに家庭の事情を話してくれました。実は、社長が早めに帰宅すると、子どもが自分の存在に気づいて起きてしまい、なかなか寝てくれないのだそう。そのため、子どもが寝静まる深夜まで残業をしていたようです。社長は夫が家を不在にしがちな中、義両親との生活がストレスになっていること、会社の売り上げが落ちていることに焦って私に当たってしまったことを話し、謝ってくれました。 それぞれの本音を打ち明け合ったことで、「今は家庭と子育てを両立するための環境づくりの時期だと思って、踏ん張りましょう」と気持ちを新たにした私たち。社長は、できるだけ子どもと一緒の時間を作れるよう生活を見直し、深夜まで残業をするこもなくなりました。職場でも家庭でも、あらゆる場でお互いの境遇や変化を理解し合うことが大切だと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:廣瀬佐奈
2024年05月31日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで1カ月先延ばしに。さらにその間、いちろうは仕事が忙しいとろくに帰宅もせず、かおりさんに育児を丸投げしていました。いちろうはその後反省しますが、育休中にも関わらず後輩社員・みほの仕事をかおりさんに内緒で引き受けます。さらに、実は育休前の1カ月間も、みほの仕事を肩代わりしていたことが判明……。かおりさんはみほのせいで、不眠不休の苦しみを味わわされたのかと激怒しました。いちろうは心から謝罪しますが、直後かおりさんは倒れて入院することに。事情を知ったかおりさんの両親は驚き、かおりさんのお父さんはいちろうのもとを訪ねます。突然のワンオペでこはるのお世話に手を焼くいちろうでしたが、お父さんが代わると、こはるはすんなり寝つきました。いちろうは男性が育児をするのが珍しい時代でも、お父さんは子育てに向き合ってきたのだと気づきます。 義父と息子の思い夫は自分のせいで私が倒れてしまったことを父に謝罪したようです。父は夫に理解を示すも、ひとつだけ言いたいことがあると口を開いて……。 かおりさんのお父さんは、仕事を肩代わりするということは、自分や頼んできた女性社員、会社にとっても有益なことは何もないと諭します。 そして万が一いちろうがよこしまな考えを持っているのなら、そのときは黙っていられないと告げました。 いちろうはそんな気持ちは一切ないと断言し、もう遅いかもしれないけど、これからは家族のために生きていきたいと打ち明けます。するとお父さんは、いちろうが結婚の挨拶にきたときのことを覚えているか問いかけました。 いちろうはお父さんが結婚を認める際に、円滑な結婚生活のために考えることはたったひとつ、「相手を幸せにすること」と言ったことを思い出します。 そして、今ならその意味がわかると、育児に向き合う覚悟を決めるのでした。 いろいろ選択を間違ってしまったいちろうですが、家族を思いやる気持ちは本物だったようです。しっかりもののかおりさんがいることへの安心感や、家族が増えて気が大きくなったことで、本当に守るべきものを見失っていたのかもしれませんね。かおりさんのお父さんが伝えた言葉を思い返し、心を入れ替えて再スタートできるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月31日長女が6歳、次女が生後3カ月のころの話です。次女はたびたび保育園で風邪をもらってくるので、私も看病で仕事を休む日が多く職場に申し訳なさを感じていました。そこでたまには夫にも休んでもらおうと思い提案したのですが……。 子どもが体調不良でも仕事を休んでくれない夫 次女の体調不良が理由で、私は職場で早退や欠勤を繰り返していました。夫に仕事を休むよう頼んでも、職場で自分の代わりがいないことが気がかりなのか、「いや〜休めないよ」の一点張り。ある日、私が上司に欠勤連絡をすると「はぁ……また?」とため息をつかれてしまいました。そんな状況に耐えられず、私は夫に再び相談しましたが、夫は「人手も足りないし、絶対休めないよ」とやはり仕事を休んでくれません。 欠勤をすることで職場に迷惑をかけているのは事実。だけど夫は休んでくれないし……とモヤモヤする私。勤務中も上司のため息が頭から離れません。そこで私は、先輩ママである同僚に上司や夫の態度について相談してみることに。「上司も父親のくせにそんな言い方したの? ありえない!」とひと言。さらに「旦那さん、子どもがどれだけ休んでるとか、○○さん(私)が有給休暇も使い切って、欠勤して給料が減っているとかあんまり理解してないんじゃない!? 手伝ってあげるから旦那さんにプレゼンしてみたら?」と提案してくれました。 そこから私は先輩ママに手伝ってもらい、休日を使ってPCのプレゼンソフトで夫に協力してもらうための資料作りを開始。その後、現状を表とグラフにまとめた資料を完成させた私は、すぐに夫にプレゼンをすることに! 私のプレゼンを聞いた夫は、子どもが休む頻度などを図式化してみたことで、「これは大変だ……今までごめん」と思い直してくれ、「お互いの仕事状況を詳しく共有して、協力し合える方法を考えよう」と提案が。そして、子どもが体調を崩したときに、頑張って仕事を調整して、休みをとってくれるようになりました。これ以降も、言葉だけでは伝わりにくい場合は問題点や改善すべき点を図式化して伝えるよう工夫するように。相手が理解してくれない! と思ったときは、伝え方を変えてみるとうまくいくこともあると気づいた出来事です。 作画/ひのっしー著者:つちやさとみ
2024年05月31日2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。出産後、授乳をおこなう際は陥没乳頭だったため、赤ちゃんが乳首を吸いにくく、体重が思うように増えなかったため悩んでいました。新生児健診では体重が半分しか増えていないのを指摘され、ショックを受けたぷにらーさんでしたが、近所で赤ちゃんの測定・相談会に参加し、助産師さんにアドバイスをもらったことで授乳の問題は解決されます。しかし、赤ちゃんが生後2カ月を迎えたころ、小児科で「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。さらに、「大学病院で検査を受けたほうがいい」と言われたため、さっそく予約を取ることに。 大学病院の受診日は、家族みんなで病院に行きました。検査後に診察を受けると、「心室中隔欠損症です」と診断されてしまいます。医師から「手術が必要です」と告げられ、思わず涙してしまったぷにらーさん。その1週間後、肺高血圧の検査をおこなうため、入院することになったのですが……? 一度入院したものの、思わぬ展開が待っていて… 5日後のカテーテル検査に向けて、入院生活が始まりました。 「肺高血圧が進んでいると手術ができないので、まずカテーテル検査で程度を調べます」 検査後、医師は説明を始めました。 「肺の状態はあまり良くないのですが、緊急というほどではありません。予定していた手術はおこなえます」 「手術はいつごろに……?」 「来週を予定していましたが、手術の先生の予約が取れなかったので、早くても2週間後になるかと……」 「まだ時期が未定なので、一度退院してください」 思ってもいなかった展開に、拍子抜けしてしまったぷにらーさん。 (求めていたのは、こういう帰宅じゃないんだけどな。でも手術ができないなら、いても仕方ないかぁ……) 不満が残りつつも、病院の指示に従い、一時帰宅をしたのでした。 手術の緊急性が低かったことと、先生の予約が取れないというちゃんとした理由があるので今回の一時帰宅は仕方がないですが、なかなか思うようにいかなくて歯がゆいですね。病院いわく、手術は“早くても2週間後”とのことなので、それまで待つしかなさそうですが、次はちゃんと手術が受けられるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷにらー2016年生まれの長女と2018年生まれの次女の姉妹を育児中。旦那の行動力に振り回されつつ、愉快な日常や体験談を描いていきます。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月31日2019年生まれの女の子と、2022年生まれの男の子のママで、育児をしながらフリーランスのイラストレーターとして活躍中のムチコさんが描く日常マンガをご紹介します♪今回は娘さんがまだ赤ちゃんのころのエピソードです。ある日、絵を描いていると、なにやら視線を感じたムチコさん。赤ちゃんのほうを振り向くと、バッチリ目が合ったかと思いきや、赤ちゃんは遠くのほうを見つめていて……!? 視線を感じて振り向くと、バッチリ起きていて… 「わ!起きてる!」 起きている気配を消し、静かにどこか1点をじーーーーーっと見つめていた赤ちゃん。 指の差す方向を見ると、そこには猫が立っていたのです! 突然の展開に、思わずムチコさんは驚いてしまったのでした。 ◇◇◇ 気配を感じたので振り向くと、静かに目を開けて起きていた赤ちゃん……! 猫ちゃんの方向を差す小さな指がとってもかわいいですね。もしかしたら、猫ちゃんが立っている姿が気になって仕方がなかったのかもしれません(笑)。 著者:マンガ家・イラストレーター ムチコ転勤族でアジア圏内をウロウロしている見た目はラクダ、中身は美少女の永遠に食べ盛りのアラフォー!2019年2月女の子、2022年男の子を出産。子育てしながらもフリーランスのイラストレーターとして奮闘中。
2024年05月31日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで1カ月先延ばしに。さらにその間、いちろうは仕事が忙しいとろくに帰宅もせず、かおりさんに育児を丸投げしていました。いちろうはその後反省しますが、育休中にも関わらず後輩社員・みほの仕事をかおりさんに内緒で引き受けます。さらに、実は育休前の1カ月間も、みほの仕事を肩代わりしていたことが判明したのです……。かおりさんはみほのせいで、不眠不休の苦しみを味わわされたのかと激怒しました。いちろうは心から謝罪しますが、直後かおりさんは倒れて入院することに。いちろうは娘の世話があるため自宅に残り、自営業でお店をしているかおりさんの両親に連絡します。かおりさんの両親は病院に駆けつけますが、かおりさんのお父さんは、娘の無事を確認すると「仕事に戻る」と言い病室を後にしました。 お父さんが向かった先は…?私は戻ると言った父を冷たいと思いましたが、母は「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」と言います。 かおりさんのお父さんは、お母さんの予想通りいちろうのもとを訪れます。 ワンオペでこはるに手を焼くいちろうを見たお父さんは、「ちょっと代わってもらえるか?」と言いました。 いちろうがしぶしぶこはるを委ねると、なんとこはるはすぐにすやすやと寝ついたのです。いちろうはお父さんも昔はイクメンだったのかと感動し、その後かおりさんに無理させたことを謝罪しました。 お父さんはいちろうに理解を示しますが、ひとつだけ言いたいことがあると発言。鬼気迫る表情で「仕事を舐めるな……!!」と言い放ったのでした。 突然のワンオペ育児に慌てふためくいちろうさんでしたが、かおりさんのお父さんの訪問によって救われました。泣く赤子をすんなり寝かしつけられることから、かおりさんのお父さんが昔からしっかり子どものお世話をしてきたことが伺えますよね。 かおりさんのお父さんが若いころは、まだ男性が育児をすることは珍しかったはず。そんな世間の風潮に流されず、子育てに向き合ってきたお父さんからは学べるものが多くあるのではないでしょうか。身近に育児の先輩がいてくれることほど心強いものはありません。かおりさんのお父さんに会ったことで、いちろうの意識もいい方向に変わったらいいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月30日同じ保育園に子どもを通わせているママ友・A子は、20年の付き合いがある幼馴染。A子の息子は私の息子の2歳年下で、子どもたち同士もよく遊ぶ仲でした。しかし、「息子が卒園するから、もしよければ体操着いる?」と私が提案したあとから、A子のクレクレが始まってしまいます。クレクレ攻撃は次第にエスカレートして……!? 仲良しママ友が、クレクレモンスターに変貌!? 私の息子は卒園間近。そこで私はA子に「そういえば息子の体操着、もし必要ならいる?」と提案してみることに。するとA子は「いいの!?」と喜んでくれました。しかし、それからA子と会うたびに「帽子も必要ないよね?」「保育園バッグくれる?」「クレヨンもくれる?」と要求されます。少し図々しいなとは思いつつも、卒園後使わなくなるものは渡してもいいかなと思い、了承していました。 するとある日の保育園のお迎え時、A子からなんと「チャイルドシートも譲ってくれない?」と言われ、私はあ然。チャイルドシートは現在使用しているもので、卒園後も当然使う予定です。私が「チャイルドシートはまだ使う予定だけど……」と言っても、A子「もう体格のいい息子ちゃんには必要ないよ! ジュニアシートに替えるべきだよ!」とぐいぐい要求してきます。私は「とにかく、まだ使うから!」とだけ伝え、その場を去ることに。保育園のお下がりなら理解できるのですが、現在使っているものまで要求されるとは……と私はドン引きしてしまいました。 翌日、A子に会った際に「他の人が使っている物を欲しがるのはよくないよ」とはっきり伝えます。A子は気まずそうに、「そんなこと思ってたんだ、もう言わないよ」と、バツが悪そうにその場を去りました。その後A子は引っ越したので、徐々に疎遠に。卒園後に不要になるものは「ちょうだい」と言われるがまま譲っていたことを反省した私。今後、必要以上に求められた際は、はっきり断ろうと教訓になった出来事です。 作画/Pappayappa著者:羽川忍
2024年05月30日2019年生まれの女の子と、2022年生まれの男の子のママで、育児をしながらフリーランスのイラストレーターとして活躍中のムチコさんが描く日常マンガをご紹介します♪今回は娘さんがまだ赤ちゃんのころのエピソードです。ペットの猫ちゃんに興味津々の娘。猫が近寄ってくると、毛をギュムッと掴んで引っ張るなど、"絶対痛そう……"と思わせるなかの力づくな行動を見せていました。ところが、猫は予想外の反応を示して……!? ペットが近寄ってくると、毛を掴んで離さず… 近寄ると赤ちゃんにギュムッと掴まれたり、しっぽをギリギリされたり、あるときはバンバンと叩かれたり……。 そんなことを日常的にされているにもかかわらず、一切怒らず朗らかな猫。 まるで菩薩のような猫に、ムチコさんは驚いてしまうのでした。 ◇◇◇ 力いっぱい毛を掴まれても、バンバン叩かれてもまったく怒らず、朗らかでいる猫ちゃん……スゴイですね! 小さくてかわいい赤ちゃんだから、猫ちゃんも自然と許せちゃうのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ムチコ転勤族でアジア圏内をウロウロしている見た目はラクダ、中身は美少女の永遠に食べ盛りのアラフォー!2019年2月女の子、2022年男の子を出産。子育てしながらもフリーランスのイラストレーターとして奮闘中。
2024年05月30日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。いちろうは育休中にも関わらず、会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。さらに育休前の1カ月間、引継ぎが忙しいという理由で会社に寝泊まりしていたときも、実はみほの仕事を肩代わりしていたことが判明。かおりさんは産後の妻子よりみほを優先したいちろうに激怒しますが、直後に体に痛みが走り、救急搬送されることになりました。 娘のことお願いね…!私は病院に運ばれながら、自分のことよりも家に残される娘のことが心配でたまりませんでした……。 いちろうはかおりさんの実家の食堂に連絡し、かおりさんが倒れたことを報告します。 両親が病院に駆けつけると、かおりさんの痛みは治まっていました。医師によると、倒れた原因はストレスによるものだったようです。 かおりさんは両親に事情を伝え、現在はいちろうがワンオペでこはるを見ていると心配そうに話しました。 「じゃあ私は店に戻る」 するとかおりさんのお父さんは、店があるからと帰宅。 ちょっと冷たいと感じるかおりさんでしたが、かおりさんのお母さんは「お父さんが向かったのはきっとお店じゃないわよ」とつぶやきます。続けて、自分たちにとってかおりさんは、いつまでも大切な娘だと伝えるのでした。 倒れたことをきっかけに、両親の愛情を再確認したかおりさん。子どもは何よりかけがえのない存在ですが、自分の両親にとってもそれは同じこと。 育児に奮闘するあまりつい自分のことは後まわしにしてしまいがちですが、両親を悲しませないためにもどこかに頼ったり、手を抜けるところは手を抜いたりと、自分のことを労わってあげられるといいですよね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月29日私は小学3年生の息子と夫の3人暮らしで、2カ月に1回必ず義父母宅へ遊びに行っています。息子の小学校入学を機に、義父母は息子に会うといつも「文房具やおやつを買いなさい」と、2,000円のお小遣いを包んでくれるように。息子は「いつもありがとう!」と喜び、私たち夫婦もありがたく義父母の好意を受け取っていたのですが……。 小学3年生の息子の貯金を… 義父母からもらったお小遣いを息子名義の銀行の口座へ入金し、記帳を終えた通帳を息子に手渡すと、とても喜んでいる様子。一方で家庭の口座の残高は、車や家のローンでどんどん寂しくなるのが現実でした。 2カ月後、また義父母からお小遣いをもらいましたが、息子は友だちと遊ぶ約束があったので、私だけで銀行へ行くことに。しかし、入金後記帳をすると、残高が3万円ほど減っているのです。息子には暗証番号を教えていないし、自分でおろせるはずがありません。私以外に暗証番号を知る人物はただ1人。仕事から帰宅した夫を問い詰めると「友人との飲み会に使った」と悪びれる様子もありません。私は息子の貯金に手を出す夫の身勝手さに怒りが爆発! 「息子がどんな想いで貯金しているか知っているでしょう! 最低だよ」と強めに非難しますが、夫は「つい出来心で……。来月返せばいいでしょ?」とヘラヘラと言い訳する始末。 毎週飲み会に行く夫に不満もあったので、「家計もキツイから、飲み会はもう控えてよ」と続けて言いますが「俺から唯一の楽しみを奪うな!」と夫は怒って言い返してきます。そんな調子で激しい言い合いをしていると、息子が涙をこらえながら自分の部屋から出てきて「生活が大変なら、ぼくのお金使ってもいいよ」とひと言。その様子に夫も私も喧嘩の熱は一気に冷め、大人げなく言い合いをして息子を不安にさせたことを反省しました。私はすかさず息子に「生活には困っていないから大丈夫、心配かけてごめんね」と言います。夫は「本当にごめん、もう二度としない…」と息子に謝り、翌月の給料日には息子の口座からおろしていた分のお金を返金しました。 この一件以降、夫は自分のお小遣いの範囲でお酒を楽しむように。そして息子は、夫の「二度としない」という言葉を信じて貯金を続けています。私も二度と夫婦喧嘩によって息子が悲しまないよう、トラブルがあった際は冷静な話し合いで解決しようと誓った出来事です。 作画/Pappayappa著者:長川ゆきこ
2024年05月29日2019年生まれの女の子と、2022年生まれの男の子のママで、育児をしながらフリーランスのイラストレーターとして活躍中のムチコさんが描く日常マンガをご紹介します♪今回は娘さんがまだ赤ちゃんのころ、ベビー服の買い物に行ったときのエピソードです。小さくてかわいいベビー服に思わず目がハートになるムチコさん。かわいすぎるが故についつい買い過ぎてしまうのですが、その結果……!? かわい過ぎるベビー服を見ると、購買意欲が爆発! ベビー服を見る度に、「あらかわいい!買おう!」と即決するムチコさん。 しかし、たくさんのベビー服を買った結果、つい柄物ばかりを買ってしまうため、合わせづらいという事態が発生! 「合わせるの難しい!!」 コーディネートの難しさに思わず頭を悩ませてしまうのでした。 ◇◇◇ 小さくてかわいいベビー服は、色がはっきりした物や柄物も多く販売されていますよね。ムチコさんが言うように、主張が強い色同士や柄物同士の組み合わせは、難易度が高そうだなと思いました! 著者:マンガ家・イラストレーター ムチコ転勤族でアジア圏内をウロウロしている見た目はラクダ、中身は美少女の永遠に食べ盛りのアラフォー!2019年2月女の子、2022年男の子を出産。子育てしながらもフリーランスのイラストレーターとして奮闘中。
2024年05月29日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。しかし、そのことがかおりさんにバレてしまい夫婦喧嘩に発展。いちろうは正直に謝ったものの、育休取得の1カ月前からいちろうが会社に寝泊まりしていた原因がみほの仕事を肩代わりしたためだったことが判明します。 あのときの苦労は何のため?夫は本当に反省したようで、泣きじゃくりながら土下座します。ですが私はそんな夫を冷ややかな目で見ることしかできず……。 かおりさんはいちろうが謝罪しても、女子社員をラクさせるために自分が苦しんでいたのかと納得できませんでした。いちろうが不在の間、倒れそうになりながらも必死に耐えてきたのはいちろうを信じていたからと話します。 「もう無理!」かおりさんがそう言い放ったとき、事態は急変。突然かおりさんの体に激痛が走り、その場に座り込んでしまいました。いちろうは救急車を呼ぶも、こはるが起きてしまいあたふた。 そんな中、自分の体よりも真っ先にこはるを心配するかおりさんに、いちろうは心を打たれるのでした。 限界がきていたかおりさんは、ついに救急搬送されることに。産後から休むことなく育児をおこなっていたため、自分が思っている以上に体に負担がかかっていたのでしょう。 それに加え、夫の裏切りが判明したとなれば大きなストレスを受けたはず。いちろうさんはようやく家族と向き合えるようになりましたが、今回のような事態が起こるもっと前に気づくべきではなかったでしょうか。いちろうさんにとって本当のワンオペ育児が始まります。かおりさんに「安心して任せられる」と思ってもらえるように頑張ってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月28日