夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。瓜田チャリさんのお父さんの通夜が執りおこなわれている最中、毒太の携帯に社長から「親戚が経営している花屋から、花を無償で提供する」という提案の電話がかかってきました。「社長の親戚の花屋て、どこの誰やねん」瓜田チャリさんにそう言われ、真っ青になりながら「俺知らんやん……」と言う毒太。「知らんわけあるか! 誰かわかるやろ!」瓜田チャリさんにそう言われた毒太は……?「社長が言うてるだけやんけ……」と、社長のせいにして言い訳する毒太。「私がいらんて言うから代わって!」瓜田チャリさんがそう言うと、毒太は困惑しながら社長との電話に戻り、お花の件を断りました。電話を終えた毒太へチクリと言うと、逆ギレ気味に「しょうがない」と言って開き直る毒太。「ほんまに最低。うちのお父さんの棺に……汚い花入れるな!」瓜田チャリさんは涙を流しながら毒太へ怒鳴るのでした……。 「来なかったらよかったのに」逆ギレ夫に後悔… 瓜田チャリさんに責められ、「もう断った」と言って逃げようとする毒太。すると瓜田チャリさんは「社長にお願いしますって言ってみてよ」とまさかの提案。 「(不倫女が)来たらボロカス言って、持ってきた花そのまま持って帰らせるわ」 瓜田チャリさんがそう言うと、「意味わからん。もうええわ」毒太は瓜田チャリさんの元を離れました。 最悪……こんなやつ、来なかったらよかったのに。 すると……一部始終を見ていたであろう瓜田チャリさんのお母さんが、心配して話しかけてきました。 余計な気をつかわせてしまっていることを後悔する瓜田チャリさんなのでした……。 毒太が社長の花の件を相談して来なければ、お父さんの葬儀という悲しみに暮れている瓜田チャリさんがさらに嫌な気分になることも、葬儀中に怒鳴ることも、夫婦喧嘩をしてお母さんを心配させることもなかったのに……。皆さんならパートナーの不倫相手が葬儀の花を持ってくると提案されたら、どう対応しますか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年10月14日「あの人と距離を置く方法はないだろうか……」「私の近くからいなくなってくれたら良いのに……」「あの人の存在には何か意味があるのだろうか……」嫌いな人の存在にストレスを感じて、自分の元から去ってほしいと思ったことはありませんか?また、その人の存在に何か意味があるのかと気になった人がいるかもしれませんね。この記事では、嫌いな人が去っていくスピリチュアルな意味や、なぜ嫌いな人が存在するのかを解説します。■【スピリチュアル】嫌いな人が去っていく意味誰しも苦手とする人や、嫌いだと思う人がいた経験はあることでしょう。嫌いな人となぜか関わることが多くなってしまって、不運を嘆いたことがあるかもしれません。一方で、ある時を境にすっと嫌いな相手が遠ざかっていった経験がある人もいるのではないでしょうか?スピリチュアルの世界では、人間関係は人の発するエネルギーがお互いを引き寄せていると考えられています。◇(1)関わる必要がなくなったから去っていくスピリチュアルな観点で捉えると、嫌いな人の存在は、あなた自身が引き寄せているといえます。尊敬や好意を寄せる相手はもちろんですが、嫌いな人であっても、あなたの魂を成長させるため、試練や壁として乗り越える経験をもたらすために送られた存在でしょう。つらい経験を乗り越えた後、あなたの心に変化が生まれます。すると、相手との波長が合わなくなり、自然と去っていくのです。◇(2)縁が切れた人と人は縁で繋がっているとされています。あなたが研鑽を経て成長すると、あなたの発するエネルギーが大きくなり、嫌いな人が発するエネルギーを上回ることになります。エネルギーが異なる人は、お互いといる時に居心地が悪いと感じます。そのため距離を置くようになり、縁が切れていきます。相手を嫌う思いの強さは、かえって相手との繋がりを強めることも。成長して相手への意識が弱まると、同じように縁が切れるでしょう。
2023年10月11日「あの人みたいになりたいなあ」あなたの周りには、思わず憧れる人や周囲から憧れられている人はいますか?その人は、高嶺の花のような手の届かない存在かもしれませんし、誰からも尊敬される存在かもしれません。この記事では、憧れの人とはどのような人か、憧れの人を見つけるメリットやどうやって見つければよいのか、憧れの人に近づく方法について解説します。Check!:【尊敬される人度診断】あなたは周りに尊敬されてる?■憧れの人とはどんな人?周りから憧れられる人の特徴相手を魅力的に感じるという点では、「憧れ」と「恋愛感情」は似ています。ただし憧れの場合は、相手と特別な関係になりたいというよりも、「こうなりたい」「近づきたい」と思わせる感情です。「憧れの人」は「目指したい存在」という意味で使われることが多いのではないでしょうか?ここでは憧れられる人にはどのような特徴があるか、3つのポイントから解説します。◇(1)生き方がかっこいい憧れられる人は、常に自分の軸を持ち、ブレずに行動しています。彼らは優れた点が目立つので、思い通りの人生を歩んできたように見えるかもしれませんが、実際には苦労や苦難を乗り越えた経験が豊富であることが多いです。優れた能力や豊富な経験を鼻にかけることなく努力し続ける姿や、自分のためではなく人のために行動する姿を見て、周りは生き方を含めてかっこいいい人だと思うのでしょう。◇(2)才能が豊か器用さやセンスの良さが際立ちます。物事とのコツを掴むのが上手で、コミュニケーション能力が高く、いわゆる仕事のできる人が多いでしょう。仕事に限らず他の人がうらやましがるようなや特技があることも。立ち居振る舞いが洗練されていて、さまざまな趣味を楽しむ文化的な面を持つ人もいるでしょう。◇(3)性格が良い言動を通じて裏表がなく、誰に対しても思いやりがあります。物事を前向きに捉え、多様な価値観を受け入れる度量も感じられます。本当に自分と同じ人間なのかと、周りが思わず自己嫌悪に陥りそうになることすらあるでしょう。Check!:尊敬される人の特徴10個。尊敬される人になりたい時はどうすれば良い?■憧れの人を見つけることのメリット自分が心からこうなりたいと憧れる人がいるのといないのとでは、どのような違いがあるのでしょうか?ここでは、憧れの人を見つけるメリットについて解説します。◇(1)目標が明確になる憧れの人はあなたの人生におけるロールモデルともいえます。一朝一夕でその人のようになれることはまずなく、中・長期的な観点での目標といえるのではないでしょうか。憧れの人が具体的にいることで、あなたが将来どうなりたいのか、どう生きたいのかといった未来の目指す姿を鮮明にイメージしたり、言語化したりしやすくなるでしょう。◇(2)自己成長できるもちろん憧れの人がいなくても、努力すれば人は日々成長します。ただし、憧れの人がいると、これから自分がどのような力を身に付けるべきか、どのように努力すればいいかが具体的に分かるようになる効果があります。漠然と頑張るよりも成果を出しやすく、結果として成長しやすくなるのです。仕事面ではこの人、美容面ではこの人など、分けて設定するのもいいかもしれませんね。Check!:自己成長の意味と目的って?4つの方法と注意点を解説◇(3)モチベーションが上がる憧れる人がいると、彼らのことを考えたり、すてきな姿を目の当たりにしたりして気持ちが高まります。自分もこうなりたいと思うことで、目標に向かって日々努力するモチベーションも上がるでしょう。恋愛をしている時に毎日がワクワクするように、憧れの人の存在も人生を豊かにしてくれるのです。■憧れの人を見つける方法・コツ憧れの人がいない場合、どうやって見つけるのがいいのでしょうか?ここでは、憧れの人を見つける方法について解説します。すでに憧れの人がいる場合も、見つけ方を理解することでより憧れの気持ちを高めたり、新たな目標となる人を見つけられたりするかもしれません。◇(1)なりたい姿や身に付けたい力を考える自分の中に価値基準がないと、魅力的な人に出会ってもアンテナが反応しないこともあるでしょう。普段からなりたい姿や身につけたい力について考えることで、アンテナがはたらくようになります。自然と周りの人たちの言動や能力に目が向くはずです。自分の理想像のような人や理想に近い人に出会った時、気づきやすくなる効果もあります。◇(2)身近にいる魅力的な人を思い浮かべるあなたの周りに、ふと目を奪われる人やつい意識してしまう人、自然と惹きつけられる人がいないか思い返してみましょう。これらの魅力的な人のどのようなところがすてきなのか、なぜ魅力に感じるかについて書き出してみてください。言語化することで直感的だったものを客観的に変換するイメージです。自分が大切にしていることが見えてくるでしょう。◇(3)魅力的な人について詳しく調べる最初は直感優先であまり深く考える必要はありません。次に、すてきだと思った人について、その人がどのような人生を歩んでいたのか、考え方や価値観はどのようなものかを調べてみましょう。本人から直接話を聞いても、周りの人から話を聞くのでも問題ありません。知るにつれて、思い描いていた人物像とは違った、という場合もあるかもしれません。知れば知るほど惹きつけられていく人が、あなたが本当に憧れる人となるでしょう。■憧れに人に近づく方法憧れの人を見つけたら、次はその人を目指していきましょう。彼らのようになるための努力には、何か意識すべきポイントがあるのでしょうか?ここでは、憧れの人に近づく5つの方法を解説します。Check!:なりたい自分になる方法とは?理想の自分を引き寄せる行動のコツ◇(1)よく観察する憧れの人の細かな言動まで観察するようにします。ある発言や行動がどのような理由から生まれたのかを考えてみてください。表面的な言動だけでなく、背景にあるその人らしさまでを捉えるのがポイントです。◇(2)自分と比べる憧れに人のようになるためには、今の自分に足りないものを理解することが重要です。相手と自分とを切り離すのではなく、横に並べて比較するようにします。彼らと同じように考え、行動するためには、あなたには何が必要でどうやって身につけていくかを明らかにしていきましょう。自分を卑下することはできる限り避け、努力するモチベーションが生まれるように考えてくださいね。◇(3)外見や振る舞いをまねする憧れの人のメイクやファッション、持ち物のような表面だけをまねするのではなく、センスや立ち居振る舞いまでを意識するのがポイントです。「いくら憧れているからといってまねするなんて」と照れる気持ちを抑えて、1つでもいいので取り入れてみましょう。不思議なもので、まねをすると意識に変化が生まれます。今までの自分とは何か違う感覚があれば、彼らに近づくヒントを得られたはずです。◇(4)憧れの人になったつもりで考える考えたり行動したりする時も、憧れの人になりきってみてください。「あの人ならどうするだろう」「あの人ならどう考えるだろう」と憧れの人になったつもりで判断基準を決めましょう。ありのままの自分の判断基準との違いが見えてくれば、新しい考え方を吸収できたことになります。複数の観点や広い視野で考える力も育っていくでしょう。◇(5)周りに宣言する隠れて努力するのもいいですが、自分にプレッシャーをかけるのも効果的です。思い切って周りの人たちに憧れの人を目指して頑張ると宣言してみましょう。宣言することで頑張らずにはいられないという意識が働きますし、周囲の協力も得られやすくなります。足りないところをアドバイスしてくれたり、「あの人に似ていたよ」と成長を労ってくれたりするでしょう。□「憧れの人」の力で自分の成長や充実した生活を実現してみてやる気の源になってくれるだけでなく、あなたの目標や努力の方向性を定めてくれる「憧れの人」。憧れる気持ちを全開に、遠慮なく彼らを見習って頑張って、理想に近づくスピードを加速させましょう。前向きな気持ちで臨み、成長の過程も楽しさや充実感を得られるものにしてくださいね。(井口藍)※画像はイメージです
2023年10月10日皆さんは、迷惑行為に悩んだことはありますか?今回は「我が家の敷地内を勝手に走る車」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!対策するも…交通量の多い大通りの裏に、幼い息子と2人で暮らしていた主人公。渋滞が発生したときは、家の前を車が通ることがありました。しかし家の前はカーブになっていて、スピードを落とさない車が敷地内に侵入することがあったのです。主人公は息子が事故に遭ってはいけないと思い、敷地内に三角コーンを置くことに。そんなある日、主人公は見知らぬ男性が三角コーンを避けているのを見つけました。驚いて「うちの中を車で通るのは困ります!」と注意すると…。反省のない謝罪出典:エトラちゃんは見た!男性は「ハイハイ悪かったですよ」と、反省していない態度で去っていきました。今後も敷地内に侵入されては困ると思った主人公は、近所で聞き込みをすることに。そして見つかった男性の家を訪ねて、男性の妻に事情を話して男性に注意してもらったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月02日皆さんは、友達の行動に驚いたことはありますか?今回は、女友達の行動に衝撃を受けたエピソードを紹介します。7股してる女友達本命彼氏は1人だけ…?彼が浮気をしてるとわかった理由…意味がわからない…嘆いてばかりの友達…自分は7股をしているにもかかわらず、本命彼氏の浮気で号泣する友達。自分のことを棚に上げている友達に、主人公は呆れてしまったでしょう…。浮気をせずに、恋人のことを大切にしてほしいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月30日皆さんは、パートナーの行動に悩んだことはありますか?今回は「女友達を家に泊める彼氏」を紹介します!イラスト:倖女友達と飲みに行く彼氏主人公の彼氏には幼馴染が4人います。そのなかの女友達と彼氏が2人で飲みに行くことになりました。さらに、女友達が泊まる場所がないという理由で「俺の家に泊まることになるんだけどいい?」と言う彼氏。主人公は嫌な気持ちを伝えますが…。泊まりを許可してしまった出典:愛カツ主人公は彼氏を信じて泊まりを許可してしまいます。それ以来、女友達は2人で飲みに行くと毎回彼氏の家に泊まるようになりました。彼女がいることを知っているにもかかわらず、彼氏の家に泊まる女友達の心境が理解できない主人公でした。不安になってしまう彼女がいるにもかかわらず、女友達を家に泊める彼氏。何もないと言われても、不安な気持ちになった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月27日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.4では、東京の西側、上水道が近くに流れる、イラストレーター・よしいちひろさんの住まいへ。目が合うと自然と笑顔になれる、子どもの作品や可愛い雑貨に囲まれた賑やかな空間が広がるよしいさん宅。さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。profileよしいちひろさんイラストレーター雑誌や書籍、広告などで幅広く活躍するイラストレーター。エッジの効いたライフスタイルにファン多数。8歳男の子のママ。Instagram:@chocochop2FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男8歳・犬・ハムスター)HOUSE TYPE:一軒家/注文HOUSE DETAIL:築8年/73㎡/3LDK(+小部屋、WIC、ロフト)AREA:東京都こだわりの住まいについてひとり時間を楽しみながら、家族の仲も深まる間取りイラストレーター・よしいちひろさんの住まいは、8年前、息子さんの出産を機に建てたという一軒家。「家づくりのテーマは、ライフステージやそのとき感じたことに耳を傾けること。今年の春、息子の成長や夫の働き方が変わったこともあって、リノベーションを行いました」リノベを担当したのは、国分寺の建築事務所〈straight design lab〉。大きな変更は、扉付きの子ども部屋と、夫婦それぞれの仕事部屋を新設したこと。「家を建てた当初は、家族みんながいつでも繋がれるように、できるだけ壁や扉を取り払った間取りにしました。今は各々のパーソナルスペースを持てたことで、家族の時間をより大切に過ごせるようになったと思います」家族が集まるのは、2階のリビングダイニング。ボードゲームをしたり、ソファに横並びに座ってのんびりテレビを見たり。リビングは以前よりスペースが狭くなった分、親密さが増して、かえって居心地のよさが増したそう。「家の満足度は広さで測れるものではないと嬉しい気付きもありました!」LIVING & WORKSPACEコンパクトでも視界は広々!仕事も団らんもはかどるリビング窓を大きめに設計した、開放感あふれるリビング。お気に入りのシンボルツリーは「ポリシャス」という名で〈SOLSO farm〉で購入。リビングの一角には、よしいさんのワークスペースも新設。「設計士さんと選んだ、グリーンの窓枠がお気に入りです。派手な色だと飽きちゃうかなと悩んでいたとき、『みんなそうやって無難な色を選んじゃうけど、塗り直したらいいんですよ!』と背中を押してもらいました」10年以上使っているソファはセレクトショップ〈OCAILLE〉のオーナー・恩田登喜枝さんが雑誌で紹介していたもので、駒沢公園近くの家具屋〈GECKO〉でセミオーダー。家族3人で座っても余裕のある3シーターで、〈LAPUAN KANKURIT〉のモスグリーンのブランケットも相性◎。可愛く結ばれたカーテンの先には、家族の写真やイラストなど、思い出がたくさん。「額は蚤の市やアンティークショップなど、手頃でいいものを見つけたらストックしています」国立の〈LET’EM IN〉で購入したチェアと、プラントスタンドと組み合わせてサイドテーブルに見立てた太鼓。「息子がときどきドンドコ叩いて遊んでいます」小屋のような2畳の仕事部屋。「コンパクトになった分、極力ものが増えないように心がけるようになりました。窓越しに愛犬のおいも(ときには息子)がソファでうたた寝しているのを見るのが至福の時間です」アウトドア好きのよしいさんが使う作業デスクは〈callman〉。「とりあえず家にあるものでまかなってみたら、サイズもちょうどよく、窓枠のグリーンとも相性◎。そのまま使ってみることにしました」天井からぶら下がるのは、息子さん作の新幹線のオブジェ。「絵は飾れるけど、工作ってそんなに置ける場所もないし、持て余しますよね。わが家では天井から吊るして飾ってみることが多いです」KITCHEN & DINING大きめのダイニングテーブルで、家族がくつろげる空間にダイニングテーブルは北欧家具を扱う〈haluta〉で見つけた〈アアルト〉のもの。「ヴィンテージというほど古くはない90年代ぐらいのもので、珍しい爽やかなグリーンの天板がお気に入りです。友人たちにもよく褒められます!」キッチンは〈無印良品〉のシステムキッチンを導入。「キッチンは空間を広く取るためにオープンで設置しましたが、次は個室のように空間を分けるなど、ゆるやかに検討していきたいです」器は、北欧ブランドのものや日本の作家もの、ヨーロッパの蚤の市で出会ったものなどさまざま。食器棚上の置き時計は〈ZARA HOME〉の無地の時計に、息子さんが手書きで文字盤を描いたもの。「こういう味のある文字って、小さいときしか書けなくて貴重ですよね」オモチャのクモに一瞬驚く、キッチンの窓際。ミカンが入っていた赤いネットはリンゴ型に、シソは水につけてお花のように飾って。「近所の農家さんで茎についた状態で販売していました。シソは水に浸けていると根っこが生えてきて、わりと長持ちします」お気に入りの〈THONET〉のチェア。「ラタンで編まれたものはよく見かけますが、これはビニール素材。半透明なのが可愛くて気に入っています。穴が空いてしまったので、今は半分観賞用です(笑)」フラップ扉のアンティーク棚は、〈LET’EM IN〉でひと目惚れ。「わが家の古家具はほとんど〈LET’EM IN〉。素敵なアイテムがお手頃価格で手に入ります。“日本人の買い物の軌跡”をテーマに、すべて日本で買い付けされていて、店主の原さんの美学には芯があり、共感しています」BEDROOMひとつの部屋を3つにセパレート!狭さが落ち着く寝室にもともと家族みんなの寝室だった1階の大部屋は、夫婦の寝室と子ども部屋、ご主人のワークスペースとして、分けて使えるようにリノベーション。夫婦のベッド上のスペースは、息子さんのベッドスペースとして活用している。「珍しいタイプの2段ベッドです(笑)。巣ごもり感があり、落ち着きます」愛犬のおいもちゃんのベッドはクレートを上下に分解して重ねたもの。「何か災害があったときでもクレートにすぐ慣れるように、わが家では普段からベッドとして使っています」絵はイギリスのブランド〈creamore mill〉の木製ポスターハンガーに挟んで飾る。「マグネットで挟むため、紙や布に穴を開けることなく、気軽に飾ることができます」寝室は巣穴のようなこもり感。上にかかっているタオルケットは〈HAY〉、毛布は〈LAPUAN KANKURIT〉、緑のフチが可愛い掛け布団は〈NORDIC SLEEP〉、レースのクッションカバーは〈ZARA HOME〉で購入。KIDS ROOM秘密基地のような空間で、ひとり時間を覚える学習机は天板を〈IKEA〉、足はフランスのインテリアブランド〈TIP TOE〉でチョイス。イスは約20年前にリサイクルショップで見つけたもの(500円!)で、グレーに塗装して使い続ける。机の下には工作用の空き箱や緩衝材をたくさんストック。「自分の部屋があるのはやっぱり嬉しいみたい。工作をしたり、漫画を読んだり、ひとり時間を満喫していますね」自分で育てたカブトムシやクワガタは標本にして思い出に。デスクの壁には穴が大きめの〈IKEA〉の有孔ボードを設置。「〈IKEA〉は、クリップやハンガー、小物入れなど付属品も豊富に揃います」天井を見上げると、お花紙でつくった花のオブジェや、〈ボーネルンド〉で見つけたパラシュートのオモチャ、幼稚園のときにつくった気球の作品が吊るされている。デスクの向かいにははしご付きのベッドが。ベッドサイドのてんとう虫ライトは〈IKEA〉で購入。2段ベッドの一角にはジャストサイズの〈IKEA〉の本棚が。寝転びながら漫画を読める至福空間。HALLWAY-WIC & STAIRS-風通しのいい廊下&階段下は収納スペースとして大活躍!吹き抜けで風通しもいい1階の廊下は、夫婦のウォークインクローゼットと、本や雑貨の収納スペースとしてフル活用。ウォークインクローゼットは、左手奥の洗面所&バスルームとつながっていて動線も◎。「服はすべて見えるように収納することで、いろんな服を満遍なく着られるようになりました」ウォークインクローゼットの一部にはお店のようなオープン棚も設置。「昔はガーリーな服も好きでしたが、今はそれらをスポーティなものや癖のあるもの、上質なものなどとミックスしながらおしゃれを楽しんでいます」〈OZ VINTAGE〉の鈴木里美さんから譲り受けたヴィンテージ棚の引き出しを開けると、たくさんのジュエリーが!「ここ数年、アクセサリーは〈R.ALAGAN〉で探すことが多いですね」階段下は本などの収納場所に。手前の古い棚は、閉店してしまう文房具屋さんで譲ってもらったもの。旅先で見つけた袋やスイーツのパッケージ、可愛い包装紙など偏愛コレクションを保管。ハムスターのポテちゃん。「気が強くて、本気噛みされることもしょっちゅうですが、ずっと見てられます♡」ケージは、イタリアのブランド〈ferplast〉のもの。「備品が全部カラフルでデザインも可愛くお気に入りです」落下防止のために、透明なアクリルパネルを取り付けた階段。木の幹をイメージした、マスキングテープのデコレーションも可愛い!リノベーションは苦労もあったけれど、家族でああだこうだ言いながら家のプランを考えるのが何より楽しかったと教えてくれた、よしいさん。リノベーションの工夫や雑貨や家具のセレクトなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年09月27日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「ある朝目覚めると家に知らない女が…」を紹介します。杏子(きょうこ)は夫の正明(まさあき)と2人暮らし。結婚後もバリバリ仕事をしており、夫よりも稼いでいます。もうすぐ大きな仕事がひと段落するので、久しぶりに夫とゆっくり過ごせるのを楽しみにしていたのですが……。 家具の話から子どもの話題に…ある日のこと。杏子は「やっと仕事がひと段落したよー」と正明に連絡しました。「久しぶりに夕食作るよ!リクエストある?」と聞いたところ、「最近、残業続きだから今度一緒に食べられるときに作ってよ」と返ってきました。正明の会社はいつも定時に終わるのに珍しいなと思いつつ、話題は変わり……。 「そういえば、ソファをそろそろ買い替えたいから今度一緒に見に行こう」と言う杏子に対し、「子どもだってできるかもしれないから、大きいテーブルも欲しいね」と正明。杏子は「年齢も年齢だし、不妊治療を始めようかな」と言いますが、「無理にしなくていいよ。授かりものだし」と正明はあまり焦っていない様子。「自分たちのペースを大事にしよう」ということで、やりとりは終わりました。 朝起きると知らない女性がリビングに…数週間後、杏子は朝起きてリビングへ。すると、知らない女性がいるのでびっくり!!女性から話を聞こうとしたところ、正明に聞いてほしいと言われ、「あの人誰?」と問いかけました。すると正明は、「怒らないで聞いて欲しいんだけど……あの女性は俺の不倫相手なんだ」と言うのです。しかも、「妊娠しているから一緒に住むことにした」とあり得ない発言まで飛び出します。 どういうことか分からない杏子に対し、「これには深い事情があってさ。彼女は働きすぎて倒れたんだけど、病院から絶対安静って言われたみたいで。家賃や生活費を払えなくなったから連れてきたんだよ」と言うのです。 不倫していたことも許せませんが、家に入れるのはあり得ないと話す杏子。しかし正明は、不倫相手の家の家賃は払えないから、ここに連れてきたと言います。そして、絶対安静という彼女のお世話をして欲しいとお願いしてきました。「お腹には俺の子がいるんだよ……」と言いますが、杏子には関係ありません。 杏子はこの状況に耐えられず、「出ていくから」と伝えます。正明は今日から出張のため家にいることができず……。ですが、杏子が面倒をみる義理はありません。しかも、「杏子と別れるつもりはない!ただ、不倫して妊娠させちゃったから責任をとっているだけで」と言うのです。 正明の話についていけない杏子は、女が出て行かないなら自分が出ていく、離婚して慰謝料を請求すると伝えました。すると、「離婚するなら、出張に行っている1週間だけ、面倒を見てほしい」と言い出します。1週間だけ、そして弁護士に書類を作ってもらうことを条件に要求を飲み込んだ杏子。正明の感覚が普通ではないことに呆れます。そして、正明は出張先へ向かったのでした。 いなくなった夫の不倫相手数日後、正明から彼女とうまくやっているかという連絡がありました。杏子がしたことと言えば、食事と部屋の掃除のみ。彼女と話すことはありませんでした。しかし、彼女と話せば人柄の良さが分かるはずと言う正明。既婚男性に手をだす女性が良い人だとは思えない杏子。話し合っても平行線です。「妊婦なんだから優しくしてやってくれよ?」と念押しする正明に対し、「あの人だったら捕まったよ」「は...?」 どうやら彼女は結婚詐欺を繰り返しており、警察が把握しているだけでも3人はいるようです。正明は、結婚詐欺と聞いて信じられない様子。そして、妊娠も嘘でした。正明にはエコー写真を見せていたようですが、おそらくどうにかして用意したのでしょう。 警察の人曰く、結婚詐欺をした人に被害届を出されて、逃げるために正明を使ったかもしれないとのこと。彼女はお金に困っていること、小さい頃に両親を亡くして頼る人がいないと話すことで同情を買っていたようです。正明は杏子に謝りますが、今さら許せるはずもなく……。正明は離婚したくないと言いますが、これまでの事を考えると杏子にやり直す気持ちはありませんでした。 その後。杏子は義実家ですべてのことを説明し、正明と離婚することに。不倫相手を家に連れてきて杏子に世話をさせたことに、義両親も怒りを通り越して呆れていました。不倫相手の詐欺師はやはり警察から逃れるために、一時的に夫を利用しただけのようです。正明には借金をしてもらって慰謝料を払ってもらい、今はその返済に追われる生活を送っているとのこと。杏子は新たな幸せを見つけようと、前向きに暮らしています。 妻がいる家に不倫相手を連れ込み、面倒を見てほしいなんて都合良く考えすぎですよね。不倫相手に言い寄られ、子どもができたと聞いて舞い上がっていたのかもしれませんが、まずは家族である妻に対して思いやりのある行動をとってほしかったですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年09月24日不仲で疎遠だった妹がシングルマザーになって戻ってきた…!?主人公のさえは、大手印刷会社に勤めるキャリアウーマン。母と平和に暮らしていたある日、不仲だった妹のりなから母に、突然「出産した」という連絡が。結婚は? 相手は? 何も知らされていなかった母親は困惑するばかり…。病院にかけつけた母親から詳細を聞くと、子どもの父親は認知しない代わりに養育費を40万払うと言っているらしく、どう考えても普通の妊娠・出産ではない様子。中学生の頃から、周りに迷惑をかけてきた妹のりな。母親は覚悟を決め「うちで面倒を見る」と決意するが、さえの反応は?このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじすでに出産を終え呑気に過ごす妹のりな。子どもの父親のことは一切話さず「認知しない代わりに養育費を月40万払う」と話し…。母は腹をくくり「うちで面倒を見る」と決意、果たしてさえの反応は?■狭い家で突然の4人暮らし…!?■6年ぶりに再会した妹…驚きの姿に!?4人で暮らすにはこの家はあまりに手狭すぎる…。しかし「無理でもやるしかない」と母は完全に腹を括った様子。謝る母に対し「母が悪いわけではない…」と複雑な心境のさえ。そして、ついに6年ぶりに妹りなとの再会。さえは久しぶりに見た妹の姿に驚いたのでした。次回に続く「妹は量産型シングルマザー」(全51話)は17時更新!
2023年09月22日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!無断駐車を繰り返すケチな女主人公の家の近所にとある一家が引っ越してきました。その一家の妻は節約家を通り越したケチな人物だったのです。主人公の住む住宅地は駐車場が不足しており、空いている駐車場を探すのも一苦労。近所の駐車場はどこもいっぱい出典:エトラちゃんは見た!加えて駐車場代の相場は月3万円程度とどこも高い設定になっていました。するとそれを知ったケチな女性は、私有地の空き地に勝手に車を駐車するようになります。見るに見かねて主人公が「私有地だから」と注意すると…。問題さあ、ここで問題です。人の私有地に勝手に駐車する女性。主人公が注意をすると驚きの対応をします。それは一体どんな対応でしょうか?ヒントその対応に主人公は思わず引いてしまいました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「ブチギレた」でした。空き地の無断使用を注意してもまったく聞く耳を持たない女性。それどころか「つべこべうるさい」と怒り始めた女性に困惑した主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月20日皆さんは恋人の浮気を疑った経験はありますか?今回は女友達を家に泊めようとする彼氏のエピソードを紹介します!突然のデートのキャンセル女友達を家に泊める?浮気を疑うしかない…彼氏の家に突撃!?彼女がいることを隠して女友達を家に泊めようとしていた彼氏…。この状況だと浮気だと疑われても仕方ないですよね。彼氏にはきちんと説明して解決してほしいです。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月19日皆さんは家族のことをどれほど知っていますか?今回は「父の浮気現場を見てしまった話」を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!本が好きな小学性本が好きな小学4年生の主人公。両親は共働きで家に帰ってくるのが遅く、お金のことでよく喧嘩しています。そんなある日、学校が午前授業だったので早めに帰ると、玄関の鍵が開いていました。泥棒なら通報するつもりで主人公がこっそりリビングに行くと…。知らない女性出典:エトラちゃんは見た!主人公は「お父さん…?」と声をかけました。父と見知らぬ女性が一緒にいたのです。浮気を疑う主人公に、父は「お母さんには黙っておいてくれ」と言ってお金を渡します。お金がなくて好きな本を買うのを我慢していた主人公。その日からお金をもらうかわりに、母の予定を聞いて父に伝えたり、母を外出に誘ったりするように父に指示されます。しかし、最初から罪悪感を感じていた主人公は、すでに母にすべてを打ち明けており、浮気の証拠を集めるために行動していたのです。父は多額の慰謝料と月々の養育費を支払うことになり、母と主人公は生活に困らなくなったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月16日■前回のあらすじ夫が義母に「来ないで」と伝えても効果がないことが分かり、明日も来るんだ…と思うと、義母から逃げたい衝動に駆られる妻。でも、兄夫婦が住んでいる実家に自分の居場所なんてなくて…。■どこにも逃げ場がない…■恐怖に怯える妻に夫は…新生児の娘を連れてどこかに逃げ回るなんて無理…。でも実家にも頼れない…。かといってこのまま義母に怯えながら暮らすのも無理…。どうしようもないこの状況に、夫からある提案が…!?次回に続く「私の家に入らないで」(全83話)は21時更新!
2023年08月20日皆さんは犯罪に巻き込まれたことはありますか?今回は「お見合い相手の家に現れた親戚の男性」を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『お見合い相手の家に現れた親戚の男性』ある日主人公は、住んでいるマンションのオーナーの強引な勧めで、お見合いをすることになりました。しかし、お見合い相手の女性もオーナーから強引に連れてこられたらしく…。彼女とは「3回目のデートで別れる」という約束をしました。しかし3回目のデートの日、彼女の母親が亡くなってしまったのです。彼女の母親は親族と絶縁していたらしく、人の少ない葬儀が行われることに。主人公はそんな彼女が心配で、葬儀の手伝いをしたのでした。そして後日、オーナーと一緒に彼女の家を訪ねると…。見知らぬ男性も一緒で…出典:エトラちゃんは見た!家には親戚の男性も来ていて「絶縁が解けたのか」とホッとした主人公。しかしオーナーの「親戚ならあの男1人で来る?」という発言に危険を感じ、慌てて彼女の家に引き返したのです。するとそこには彼女を脅す男性の姿があり、主人公は慌てて助け出しました。なんと男性は遺産をねらう詐欺師だったらしく、悪事がバレて警察に逮捕されたのでした。助け出した結果お見合いで知り合った彼女に、降りかかった災難。そんな彼女を気にかけ、助け出したエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月17日お金と女にだらしない父が原因で離婚したあおいさんの両親。あおいさん含めた4人兄弟は母と暮らしていますが、女手だけで不安な母の隣に父の職場の後輩ピンちゃんが現れます。あおいさんが小学生の頃は多忙な母に代わり子どもの世話をしていましたが、彼独自のルールは虐待に近いものでした。しかし、あおいさんが中学生になると理不尽なルールの対処法も身につけ、家のことを話せる友人もいて、彼から逃げ場を作り日々を乗り切っていました。一方、ピンちゃんは酒に溺れるように。ある日親友との電話を邪魔された母が、「アル中」と言ったことでピンちゃんから暴力を受けます。兄弟4人は母を守りこの家から彼を追い出しますが、母がすぐに連れ戻すのでした。家に戻ったピンちゃんはすでにアルコール依存症で日々お酒の量が増え続けていました。ある日、異様な体臭を放つことに気づいたあおいさんは母に連絡。病院へ搬送されたピンちゃんは急性膵炎と診断されます。アルコールの離脱症状で彼に見える幻覚にはいつも子どもの姿があるようで……。 彼はずっとひとりぼっちだったーー 彼が話す幼少期の話によると、両親と弟とピンちゃんの4人家族。家族で出かけた際に母からバス代が足りないと言われ、兄弟2人は靴ずれができるほどの長い距離を人に尋ねながら歩いて帰ったことがあると話し、そんな理不尽もごくありふれた日常の光景だったようです。 無関心な父と寡黙な弟、心の病にかかりわが子と一緒に死のうとする母。家族の中でピンちゃんはずっとひとりでした。誰も気づかず、助けてくれない。満たされない心の孤独を抱え、身体だけが大人になったのがピンちゃんでした。 ◇◇◇ ピンちゃんを嫌っているあおいさんが一緒にいることを拒否し切れなかったのは、加害者であると同時に被害者である彼の人生の背景や闇を感じ取り、他人事には思えなかったからと振り返ります。 子ども時代に彼が憧れた「自分の家族」を持ちたいという気持ち。もしピンちゃんが、心から安心できる家庭環境で育っていたら、違った未来になったのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
2023年08月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、どんな場所でも楽しく暮らす女性、「異国の地をモノにする女」になりきり。“住めば都”魂で自分に合う場所やお店を探そう。知り合いが夫の転勤が理由でベトナムのハノイに住むことになりました。久しぶりに帰国をした時にごはんに行ったのですが、駐在妻として仕上がっていて、向こうでの生活を謳歌していることが話をしていると伝わってくる。スーパーに行くならここ、遊びはここ、とすでにお気に入りのお店やスポットを見つけているようで、「観光に来てくれたら案内するよ!」と言ってくれたのですが、その時の彼女がすごく自信に満ち溢れていていいなと思いました。これまで私のなかには、友達が住んでいるから海外へ行くという発想がなかったのですが、この人に案内してもらったら絶対に楽しいだろうなと確信できました。インスタグラムでも、「ごはんはここが美味しい」「このプールは入りたい放題」「結婚記念日はここで過ごした」のようにハノイの情報をマメに発信。住んでいる人には有名で、街を歩いていると「さんですよね」と声をかけられることもあるのだそう。きっとこの友人はハノイに限らず、たとえ他の国であっても日本国内であっても、どこでも楽しく生きていけるんだろうなと頼もしく感じました。実際、彼女はもともとハワイが大好きで、「ハワイじゃなくてハノイなんですよ」と言っていて面白いなと思っていたのですが、一気にハノイを好きになっている。どんな場所でも自分らしく、楽しんで暮らせるというのは素敵ですよね。彼女のようになるためには、“住めば都”魂を持つことが大事だと思います。住むことになった場所をとにかく知り尽くし、自分に合うスポットやお店を見つけることに前向きな姿勢でいること。その土地の文化を楽しみ、味わおうという気持ちを持つことが、いろいろな場所で楽しく暮らすための秘訣なんだと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。2023年6月に第三子を出産。※『anan』2023年7月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年07月17日みなさんは、彼氏の女友達に困ったことはありますか?今回は、彼氏と仲がいい女友達のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:まひろ彼氏と同棲中よく遊びにくる女友達女友達の一言なんで2人きりでいるの!?彼氏と女友達に、幻滅したことでしょう…。いくら友達でも、同棲している家に彼氏と2人きりでいられたら不愉快ですよね。以上、彼氏と仲がいい女友達のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月13日Instagramで発信されているゆき蔵さん(@yuki_zo_08)の、漫画「ないものねだりの女達。」を配信!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>幼稚園のママ友とマウントの取り合いを繰り返すエミリ。でも自分はこんなもんじゃないと思っていて……。エミリは何かを勘違いしている様子……。嫌な予感がしますね。ゆき蔵さんの漫画は、Instagramとブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!1話からまとめ読みはこちら■ご協力ゆき蔵さん(@yuki_zo_08)ブログ:(漫画:ゆき蔵、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2023年06月30日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは。tomekkoです。『文豪クズ男列伝』と称して、ちょっと現代人からしたら受け入れられないわ…な文豪の裏の顔を見てみようシリーズですが、前回の谷崎潤一郎編はいかがでしたか?歴史でも文学でも、モノクロの生真面目そうな写真や難しげな活字の並びだけでは興味を持ちにくいですよね。ワタシは歴史学者でも日本文学研究者でもないただの歴史好き、文学好きなだけのいちファンですが、教科書に載ってる遠い存在の人々の人間臭い一面を紹介すれば、ちょっと読んでみようかなと興味を持ってもらえるんじゃないかな…と。そんな気持ちで伝えていきたいと思います!遊び狂って借金まみれ!天才歌人・石川啄木の激しい人生今回の主人公はわずか26歳で夭折した明治の天才歌人、石川啄木(1886ー1912)。この人に限らずですが、若くして亡くなった文豪や芸術家には儚さや、芸術のために人生を捧げたようなクリーンなイメージがありませんか?特に石川啄木の代表作である『一握の砂』なんてもうタイトルからしてもの悲しいし、とにかくずっと生活に困窮していかにも『清貧』という人生を送っているかのような印象でした。しかし…?こんな苦労と悲しみばかりを背負ったような啄木さんにどんな裏の顔が…?ウズウズしてきたので今回もたぬ君、おこんさんと調べに行ってみようと思います!さてさて、石川啄木の一番有名な歌と言えばこちらではないでしょうか。はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし)楽にならざりぢつと手を見る引用:「一握の砂」石川啄木高度経済成長期並みに働いても税金取られて物価は上がって生活レベルが全然上がらない…まるで現代、ワタシたちのこと言ってます? と思うほど時代を越えて庶民の共感を呼ぶ名歌。……なんですが。知ってました?啄木の死後残されていた大量の借金メモ。それも、生活のためと言いつつ実はほとんどが遊興費に消えていた…なんて。友人たちにお金を借りては寿司や天ぷらを食べたり芸者や娼妓遊びに入れあげていた、とんでもない『たかり屋』だったなんて!あれあれ? 急に作品が薄っぺらく見えてきちゃう…!雪深い東北でアカギレをいっぱい作って働いたのに暮らしが楽にならないとじっと手を見つめている青年のイメージだったのに‼︎でもね、返すあてもないのに見えすいた嘘をついては金をたかる啄木に愛想を尽かして去っていく友人もいる中で、彼が亡くなるまで見返りを求めず金を用立て生活を支え続けた友もいたわけで、ついつい助けてあげたくなるような人柄でもあったのでしょうね。更に啄木さん、ローマ字日記なるものもつけていたそうです…なぜか?それは学生時代から愛を育んできた妻節子に読まれたくないことを書いていたから。どんな内容だったかはお察しください(汗)。でもこれで思い出しました。中学生の頃、授業中に友達と手紙を回しあったりしませんでした?ワタシは手紙を中継してくれる人に中身を読まれないように、ローマ字で書いてたこと、あったあった!(笑)中学生の自分と発想が同じで笑ってしまいました。でもちょっと笑い事では済まされないこともやってしまいます。長年の仲であった節子と両家の反対を押し切ってついに結婚することになったというのに、なんと結婚式当日にバックれたんですって…‼︎ドラマとかでたまにある、結婚式に新郎が現れないってヤツ…これ現実にやる奴おるんかい!新郎不在のまま執り行われた結婚式、当の妻節子は夫を庇ったそうですが、なかにはこれを機に絶交した友人もいたとか。そりゃそうなるわ…。自分の結婚式に出なかった理由は、責任や重圧からの逃避だったのではないかと言われています。(※この時の啄木の行動の理由には後述する父の仕事復帰のため宗教上の謹慎をしていたとする説もあり、真相は不明です。)ここまでの行動を見て、ちょっと変わった人〜とかお騒がせな人〜では済まされないレベルの人だったんだ…ということに気付きますよね。ところで、そんな彼の幼少期、育った環境はというと…。お金にルーズで逃げ癖があるのは父親譲り…?父は村のお寺の住職、その唯一の男児で少年時代は成績優秀で神童として育ちます。病弱だったこともあって母からは溺愛され…わがままで自己愛が強い、いわゆる『自己中』な性格に育ってしまった(らしい)啄木。そして住職であった父親が村人への強引な借金などで住職の座を追われることになり、それまでチヤホヤされていた啄木はハシゴを外された状態に。一家は経済的にも困窮します。金にだらしなく、強引な行動に出たり嘘をついては責任から逃れがちな性格は父親譲りのようですね。お父さんもまた、自分の責任と向き合わなければならなくなると失踪してしまうんです(あぁ…なんてことだ…)。こういったエピソードからは他罰的で心の弱さが目立つ、正直かなりのダメ人間に見えてしまう石川啄木。でも、知っていくにつれ、ワタシは個人的にとても彼に親近感を感じるようになりました。自分だって人の悪いところは妙に目についてイライラするくせに自分には甘いことってあるじゃないですか。自分の自信のなさや心の弱さに向き合えず、言い訳や責任逃れをしてしまうことって人間誰しもありますよね。…でも、じゃあ、そんな自分の弱さに向き合って、言葉を磨き抜いて、清らかささえ感じられるほどの作品として芸術の域にまで昇華できる人はなかなかいません。やはり天才…石川啄木! センスある言葉選びと儚さを感じさせるリズム、三行分かち書きという当時としては斬新な手法。リアルな感情を、言葉に、歌にして人々の共感を得た石川啄木の才能は…もっと生前に讃えられるべきだったと思います。26歳で結核により亡くなったのは本人だけでなく周りも似たような状況でした。そんな貧困や社会的要因、生来のメンタルの生きづらさ、いろんなことが重なって誕生した作品だった…と別の気づきにもなった探究でした。そんな背景を感じながら…石川啄木作品、読んでみると、きっと味わい深さが変わりますよ!
2023年06月29日大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.1では、鎌倉の高台で自然に囲まれながらのんびり暮らす、酒井景都さんのお家をご紹介。子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります!profile酒井景都さんモデル・デザイナー1982年、東京都生まれ。イギリスアンティークショップを経営する両親のもとで育つ。現在はモデルとして活動するかたわら、アパレルブランド『And Curtain Call』や、baby & kidsブランド『tytaar』のデザイナーとして活動する。Instagram:@katiiesakaiFAMILY:3人家族(パパ・ママ・長女6歳)HOUSE TYPE:一軒家/注文HOUSE DETAIL:築1年/180㎡/4LDKAREA:神奈川県鎌倉市こだわりの住まいについて自然と家族とシームレスにつながるとことんのびのびできる家まるで森にいるかのように心地いい、酒井さんのお家。「自然と隣合わせの家に住みたくて、この鎌倉の山付きの土地にたどり着きました。私は海好きで、夫は大のキャンプ好きなんです」家づくりのメインテーマは、“自然とシームレスに繋がること”。大きな天窓からは太陽の光がさんさんと降り注ぎ、家中の窓には鮮やかな緑が映ります。「視覚的にも楽しいスキップフロアを取り入れて、できるだけ壁をなくし、ガラスでゆるやかに空間を間仕切り。この開放感ある造りは家族とのつながりも強く感じられるんです」この家に引っ越してからは鳥のさえずりとともに、朝は5〜6時に目覚める日も多いという酒井さん。娘さんが起きる前、ひとりで海へ散歩に行くのも小さな楽しみなのだとか。「娘にも鎌倉の豊かな自然とともにのびのび育ってほしいです!」KITCHEN & DINING黒×真鍮の洗練された空間でいつもの食事をちょっぴり上質に前から使っている黒の冷蔵庫に合わせてキッチンの背面はブラック、ダイニングテーブルはグレー、シンク台はホワイトをチョイス。家の大部分を占めるベージュホワイトの壁と馴染むように、ゆるやかなグラデーションを描いた。引き出しの取っ手やシンク下のタオルバーには、経年変化を楽しめる真鍮をアクセントに。2~3mmの薄塗りで高い防水性と強度がかなう『モールテックス』を採用したダイニングテーブル。できたての料理を食べてほしいからと、キッチンと一体型でオーダー。料理をしている人が孤立せずに会話に入りやすいというメリットも。エントランスに続くステップのある廊下と、ダイニングとの間には腰の高さほどの引き戸を設置。「ペットの脱走対策と小さな子が落ちないように設けました。ガラスなので見た目も圧迫感がなく気に入っています」キッチン台の上には、何万点もの作品にアクセスできるデジタルアートフレームと、建築士さんから引っ越し祝いにいただいた〈能作〉の真鍮の花瓶が凛と生える。まるでキッチンではないような高級感ある空間に。LIVING子どもが自由に遊べるようにものは最小限、空間は広々使う!「ものが散乱しないように、わが家は収納だけの部屋を2部屋設けることにしました」。夜はリビングの真っ白な壁に単焦点プロジェクターで大画面映像を投影。お友達を呼んでホームシアターを楽しむことも。「ゆくゆくはLDKのモルタルの床と山を地続きにして、アウトドアリビングを楽しもうと計画中です」ソファは〈TRUCK FURNITURE〉。「今まで何度か引っ越してきましたが、どんな家、どんなインテリアとも馴染みやすいです」。今の家で迎え入れたのが、ピエール・ジャンヌレのラウンジチェアのリプロダクト品。どんな角度から見ても美しい!LDKには床から天井いっぱいまである大きな窓が。「涼しい時期は窓から見える庭で夫が焚き火をしていることも。録画機能付きの野鳥用のエサ箱『Bird Buddy』も設置しているのですが、まだ鳥の姿を捉えたことはないんです」上から見たとき、LDKのアクセントになっているのが、リビングの小さな階段。「家の中に“やわらかさ”や“温かみ”がほしいとリクエストしたところ、建築士さんが提案してくださったひとつがこのアーチを描いた木の階段でした」KIDS ROOMキュートなピンクがアクセント♡ヨーロッパの子ども部屋をイメージ6畳ほどの子ども部屋。カラークロスが印象的なヨーロッパの子ども部屋をイメージして、壁紙はピンク色をチョイス。「娘に好きな色を選んでもらいました。窓の外に広がる緑とのコントラストも可愛いですよね」。部屋の中には『これどこの?』と聞きたくなる、おしゃれでカラフルなオモチャがたくさん!グレイッシュなパープルが可愛い、デンマークのBaby&Kidsブランド〈sebra〉のおままごとキッチン。「シンプルなものは可愛くしてあげたいと思うみたいで、子ども部屋の家具にはシールがたくさんついています」1歳の頃から使っている子ども用クローゼットは〈IKEA〉で購入したもの。「娘は毎朝クローゼットとにらめっこしながら、自分で服をコーディネート。こだわりが強くて決まらない日は、遅刻ぎりぎりまで悩んでいます(笑)」絵本とオモチャの収納コーナー。4色で描き分けられる〈gg*〉の家型お絵描きボードや、星のダイヤルを回すと木のビーズが出てくる〈kiko+〉のガチャガチャなど、木製のカラフルなオモチャはインテリアのアクセントとしても◎。娘さんの背丈ほど大きな4階建ての木製ドールハウスは、イギリスの老舗メーカー〈Le toy van〉のもの。ハウスの中にはシルバニアファミリーのウサギたちを発見!「ハウスのどこかにウサギを隠してそれを見つける、ドールハウスかくれんぼでよく遊びます」BEDROOMやわらかな光で気持ちよく目覚める、ベージュホワイトのベッドルーム東向きの大きな窓からたっぷり朝日が入る寝室。「この家に引っ越すまで朝が苦手でしたが、今では朝日と鳥のさえずりとともに気持ちよく目が覚めます」。奥の鏡は引き戸になっており、その先にはウォークインクローゼット、バスルームへとつながる。「夜、お風呂から上がったら、すぐに着替えて就寝できるスムーズな動線を考えました」半年待ちでやっと届いた、ナラ材の木目が美しい〈TRUCK FURNITURE〉のベッド。「ヘッドボード上の小さな棚には、ティッシュケースなどちょっとしたものを置けて便利です。ベッドリネンはホテルみたいで気持ちがいい白で統一しています」第二子の出産に向けて用意した〈STOKKE〉のベビーベッド。「長女を産んだときはレンタルしたのですが、意外と長く使ったので今回は購入することに。大きいサイズのマットレスもあって、成長に合わせて長く使い続けられます」北欧ヴィンテージのチェストは、引っ越しを繰り返してもなお使い続けている10年来のお気に入り。出番の多いアクセサリーや香水類は見えるところに並べて収納。アクセサリーの飾り台は意外にも〈IKEA〉で見つけたケーキ皿!BATHROOMまるで露天風呂のような開放感あふれるプライベートルーム家づくりで特にこだわったバスルーム。壁は少しドライな風合いがナチュラルで心地いい、ベージュの大理石調タイルをチョイス。ポイントカラーに選んだ黒のシャワーヘッド、蛇口、窓枠も相性よく溶け込む。「娘のお見送りを終えたあと、ひと息ついたときの朝風呂が日々のご褒美タイム。夏は窓の外によく蝶々が飛んでいます」大きな鏡にグリーンが映える、すっきり気持ちのいい洗面所。「ホテルでよく見かける、2つ並びの洗面台で家族並んで歯を磨くのに憧れて、今回思い切って取り入れることに。ですが、いまだに使う時間が被りません(笑)」スキンケアアイテムやタオル類は洗面台下の棚に隠して収納。そのおかげで飾りを楽しめる空間に。洗面台用のコップは、ガラスみたいな〈PLAKIRA〉のもの。ゆらぎを感じられるデザインは石や植物などの自然物と相性◎。ATELIERのどかな鎌倉の景色を一望!感性をのびのび育てる仕事場アンティークやヴィンテージが好きという酒井さんらしさが光るアトリエ。スペインから取り寄せたグラフィカルなタイルと濃いグレーの壁、アンティーク感のある棚板がアクセントに。窓からは鎌倉の山と街の景色を一望できる。「ここは仕事場としてだけではなく、娘と絵を描いたり、友人を招いたときはお茶スペースとしても重宝しています」巨大プランターが一体となったオーダーメイドの大きなテーブル。「前の家ではダイニングテーブルとして使っていました。もともと青いドラム缶でしたが、今の家に合わせて濃いグレーに塗装。植物も新たに植え替えました」お気に入りだという〈櫻井焙茶研究所〉の茶葉は、別で購入した黒い茶筒に入れて保管。「アトリエのクローゼットの中にはウォーターサーバーも設置。キッチンにわざわざ行かなくてもそのままお茶が淹れられます」アトリエで娘さんと絵を描く酒井さん。「10年ほど前に水彩画の個展を開いたことがあって、また挑戦したいと計画中です。今はつわりがひどくてなかなかできていないのですが、この家でもたくさんの絵を描いてみたいです」自然に囲まれた環境でのびのび家時間を楽しむ酒井さん家族のお家、いかがでしたか? 子どもと心地よく暮らすための工夫やもの選びのアイディアなど、ぜひ参考にしながら自分たちらしい家族の住まいを育ててみてくださいね。
2023年06月28日ちょっと重たくて、面白いエッセイを読んだ。『それでも女をやっていく』そのタイトルを見たときに「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」というフランスの哲学者・ボーヴォワールの言葉を思い出した。■「女になった」瞬間私が小学生高学年の頃、祖母の家でそれはやってきた。今まで感じたことのない痛み。お腹を内側からジリジリ焼かれているような不快感の後、拳で腰を殴られたような鈍い痛みを感じた。祖母が炊いてくれた赤飯を「これが噂に聞くやつか……」と不思議な気分で食べたのを覚えている。夜、迎えに来てくれた父の車に乗り込もうとして、いつものようにガードレールをまたいだ私を祖母は穏やかにいさめた。「XXちゃん、もうそんなことしたらダメ、今日から女になったんだから」祖母のぽかぽかした呆れ顔とは対照的に、私がそのとき感じた居心地の悪さ、父に聞こえていないかというざらついた恥ずかしさの感触は、今も胸の内に刻まれている。自分が「女」だと感じさせられるのは、このような綺麗でわかりやすい瞬間だけではない。本著では、「女」にまつわる葛藤や困難、不自由さ、味わい深さ、そして「娘」「腐女子」「異性愛(ヘテロ)」「弱者・被害者」など、著者が自ら付し、また他人から付せられてきた様々なラベルについての考察が綴られている。起きた事象や過去の感情から少し距離を置き、どこか俯瞰しながら書かれたノンフィクション本が世にはたくさんある。テンポ良く、小気味よいエッセイも。だが本書は、そんな余裕を許さない。自身の物語をつぶさにルーペで観察し、拡大された断片を読者にずいっと差し出してくる。ときにユーモラスで、ときに自虐的で、ときに手厳しい。ええ、ここまで曝け出していいの?とこちらが赤面しながら両手で顔を覆い、人差し指と中指の間からおずおず覗き見してしまうような、そんな生々しいシーンも多々ある。テーマとしては、母と娘、女友達、「男」側からのジャッジ、妊娠出産、女性性にまつわるコンプレックス、性愛のかたち……など実に色とりどりだが、読み進めていくと、著者のあけっぴろげな独白と真摯で鋭い分析に、たちまち身包みを剥がされる。彼女の自意識と私のそれが共鳴し、自分の中の劣等感、ずるさ、甘さをすべて暴かれている感覚に陥る。■ついた傷は、ごまかせないサークルや会社などのコミュニティに入ったとき、よく同期の女を並べて誰派かを大声で話す男どもがいる。誰が「アリ」で誰が「ナシ」かを意気揚々と酒のネタにする男どもがいる。何度その場に立ち会っても、私は聞こえないフリをしたし、直接その話題をぶつけられたときも、あくまでも柔和な態度を保ち、必死にへらへら拒絶していた。その数年後、居酒屋にて、同期の女友達と「誰が一番男根が大きそうか」のテーマで30分かけて議論をし、太さと硬さの2軸で男たちのランク付けをしてやった。そのゲスな30分は仕返しだった。圧倒的に正しくないかたちで、この上なく下品なかたちで、敵に泥を塗り返した。本来ならその場で「そういう下世話な話はここでしないでください」とほぼ初対面の男たちに冷や水をぶっかけてやればよかったのだ。だが、それができる女がこの世にどれほどいるだろうか。臆病でずるい私は、その場ではやり過ごすことしかできなかった。男性から容姿でジャッジされ、愛嬌や媚びを強いられ、性的な眼差しを無遠慮にぶつけられ、機能や記号のように消費され、ときに物のように扱われた経験は、女性なら誰しもが通ってきた道だろう。こんな風に断言できてしまうのは胸糞悪いが、この国の社会で数十年生きていれば、当たり前のように小さな傷が刷り込まれる。だが、その場で唾を塗って誤魔化したはずの傷は、実はまだそこに残っているのだ。砂やゴミで傷ついた車のフロントガラスが、光によって乱反射するように。この本は、太陽光であり、対向車のライトだ。ときにやわらかく、鋭く傷を浮かび上がらせ、私たちは自分の心身についた無数の傷を再認識する。「下ネタで笑う空気も嫌だったが、そこに多分にあった、男だけの内輪感、その内輪を盛り上げる装置として使われている外野としての自分、という状況が嫌だった。深夜終電で降り立った地元駅でドロドロの吐瀉物をうっかり踏んでしまったときの気分だった。吐いた奴が悪いのだが、回避できずにこんな目にあっている自分という存在が悪い、という気がしてくるあれ。そんな世界への行き場がない怒りに支配された」(本文より引用)私は吐瀉物を踏んでも、かけられても、多分へらへらしてきた側の人間だ。それどころか、昔の自分は隣の女性がかけられたのを見て見ぬフリをして、自分にかからないようスッとその場を立ち去ったこともある。■「女をやっていく」とはこれは私が共感した一例ではあるが、本書には「女」の人間関係の難しさや、「女」の連帯に関するエピソードも多く載っている。相手との適切な距離感を測り損ね、「友達ならわかってくれるよね」の甘えから始まったすれ違いの話だったり、奇妙な縁で引き合わされた女性と築く新しい友情の話だったり。最後の3章目で、著者はジェンダー論・メディア論をイギリスで学び直した話の後に“フェミニスト”という言葉の持つ熱と危うさについて言及している。私も自分なりのフェミニズムを盾に意見や要求を正当化し、特定の「男」または「男」全般に対して「加害者」のレッテルを無意識に貼ってしまうことがあると自覚しており、声高々に“フェミニスト”を名乗ることはできない。それどころか、フェミニズムやジェンダーについて学び、本を読み重ねるほどに、“フェミニスト”という言葉を聞くと心臓の毛がざわっと逆立つのだ。本書は、一つの問いで締めくくられている。「あなたは、フェミニストですか?」私たちの、こじれにこじれた自意識がほどけるときはくるのだろうか。傷つけられ、誰かを傷つけ、やり過ごし、やり過ごしたことをふいに後悔し、過去の自分への問いかけを繰り返すことで少しずつ知恵もついて面の皮も厚くなり、社会や「ズルい自分」と闘えるようになってくる。その過程が「女をやっていく」ということなんだろう。(ジェラシーくるみ)
2023年06月25日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「結婚しても堂々と女の家に泊まる夫の末路」を紹介します。30歳のパニ子は夫・マサルと3カ月前に結婚し、マンションの頭金を貯めるために義両親と同居中。優しく接してくれる義両親とはとても仲が良く、在宅ワーカーとして働くパニ子を、義母が全力でサポートしてくれています。しかし…… 自由奔放すぎるマサルに辟易問題なのは自由奔放すぎるマサル。男女問わず友だちが多いマサルは、結婚後も遊びに全力で、週3回はプライベートの飲み会に参加しているのです。さらに、休日も夫婦より友だち優先。 そんなある日、終電を逃したマサルから「後輩の女の家に泊まるわ!」と電話がありました。こういう無責任な行動をとるたびに義父母も怒ってくれるのですが、馬の耳に念仏。言われたことも怒られたことも流してしまうのです。 我慢の限界に達した妻が仕返しへ翌朝帰ってきたマサルにパニ子が怒ると「後輩の女とは性別の垣根を超えた付き合いなんだよ。何? 不満なの?w」と笑ってはぐらかし、自分の行動を全く改めようとしません。これにはパニ子も義父母も激怒。 とうとう「私、マサルに仕返しします!」とパニ子は宣言。義父母も「私たちに遠慮はいらないからね!」と協力してくれることになりました。そしてその日から、パニ子はマサルが帰る時間になると出かけるようにしたのです……! 自由奔放な妻を演じる最初マサルは気にしていなかった様子でしたが、徐々に焦った様子を見せ、飲み会にも行かずにパニ子の帰宅を待つように。そしてどこに行っていたのか、誰と会っていたのかを根掘り葉掘り聞いてきます。休日も夫よりも友達を優先して出かけるパニ子にマサルがついに激怒! そんなマサルに、「だってマサルもしてることだもの。何? 不満なのw?」と反撃したパニ子。義両親も「あんただって、何度もやってきたことじゃない」と完全にパニ子の味方です。 不倫の証拠を暴露! 慰謝料を請求して離婚へ返す言葉もないマサルの目の前に、パニ子は車のダッシュボードに隠してあったレシートを並べました。レシートの中身は高級バッグや靴・スーツで、不倫相手へのプレゼントだったよう。この様子を見ていた義両親からは離婚を提案されました。 義両親は完全にパニ子の味方ということもあり、マサルは離婚をしぶしぶ承認。パニ子はマサルと浮気相手から慰謝料を請求し、離婚が成立。現在、パニ子は義両親と良好な関係を保ちつつも、新たな一人暮らしを楽しんでいます。 一方、義実家を追い出され、不倫相手へのプレゼント代でできた借金と慰謝料の支払いが重なったマサルは、苦しい生活を強いられているそう。パニ子を傷つけ、自分の遊びを優先していたマサルにとって因果応報な結末。 結婚して大切にしなければいけない家族ができたら、相手を傷つけたり誤解を招かないためにも、節度のある行動を心がけたいものですね。著者:ライター パニコレ
2023年06月16日『小説家の映画』の公開を間近に控えるホン・サンス監督の4作品のポスターを集めたポスター展の開催が決定した。『逃げた女』のキム・ミニと『あなたの顔の前に』のイ・ヘヨンが共演する『小説家の映画』の公開を間近に控える名匠ホン・サンス監督。6月20日(火)からは「ホン・サンス特集」(~7月6日)の開催が決定しているほか、現在開催中の「韓流映画祭 2023」でも7月21日(金)よりホン・サンスのデビュー作『豚が井戸に落ちた日』の上映が控えるなど、ますます注目が高まっている。この度、開催が決定したポスター展では、日米デザイナーによるホン・サンス監督4作品(『小説家の映画』(22)、『あなたの顔の前に』(21)、『イントロダクション』(21)、『逃げた女』(20))のポスターが展示される。『逃げた女』ポスター『逃げた女』以来、ホン・サンス監督の日本版ポスターを手掛けてきたのは、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』(00)や『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』(05)、フレデリック・ワイズマン監督『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(17)をはじめ、ヴィスコンティ、ソクーロフ、ダルデンヌ兄弟、アルモドバル、侯孝賢、大島渚、鈴木清順など、錚々たる巨匠監督たちの宣伝デザインを手掛けてきたグラフィックデザイナー、若林伸重(Akane design)。【アメリカ版ポスター】『あなたの顔の前に』そしてアメリカ版ポスターを手掛けるのは、独立系配給会社Cinema Guildのポスターデザイナーで、ホン・サンス監督作品やジャ・ジャンクー監督『海が青くなるまで泳ぐ』(20)、ワン・シャオシュアイ監督『Chinese Portrait』(18)など、アジアの映画監督たちとの一連のコラボレーションで知られるブライアン・ホン(Brian Hung)。ブライアン・ホンが手掛けた『逃げた女』のポスターは、定額配信サービス「MUBI」が選ぶ「2021年のベスト・ムービー・ポスター」に、『LAMB/ラム』や『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』、『スペンサー ダイアナの決意』といった話題作の海外版ポスターと並び選出され、注目を集めた。本ポスター展は、6月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺をはじめ、特集上映が決定したStrangerや代官山 蔦屋書店、全国の一部劇場にて順次掲出を予定している。それぞれ異なるアプローチでデザインされたポスターから、想像力を刺激する深甚なホン・サンスワールドを堪能してほしい。ホン・サンス監督の最新作『小説家の映画』は各界の著名人からも、「外に出よう。会っただれかと、できるだけ率直に言葉を交わして、流れに身をゆだねよう。今スランプのただなかにいる小説家の私は、この映画を見て、すなおにそう思いました」(角田光代・作家)、「自分の陣地から離れてみること、会話を重ねることの可能性を示す映画」(酒井順子・エッセイスト)、「当たり前のように享受する『映画』たちがいかに多くの作為で武装しているかを如実に突きつけてくる」(深田晃司監督)、「『創り続ける』ということの、嘘や怖さを、静かに詰められる感覚だ」(西川美和監督)とアーティストの創作を巡る物語に共感と絶賛の声が届いている。『小説家の映画』は6月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月09日このお話は、過去に作者ツムママさんのお母さんに起こったエピソードです。身バレ防止のため一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ都合良く話をすり替えて隣人の悪口を言い始めるトナリの話を聞かずにポストへ直行した主人公。その様子をトナリは見ていたようで…!?■早くポストの確認がしたくて…!■手紙を見られた…!?立ち話から急に抜けたのがおかしいと思ったのか、なぜか追いかけてきたトナリさん。厄介な人に手紙を見られてしまい…。トナリさんの笑顔が怖い…!次回に続く「困った住人」(全39話)は17時更新!
2023年06月07日あおいさんは夫・ヒロさん、4歳の長女・はるかちゃん、1歳半の次女・こはるちゃんと4人暮らしの専業主婦のママ。毎日、楽しく暮らしていますが、あおいさんには大きな悩みが。それは、義父母と義実家で同居しているシングルマザーの妹家族のことです。唯一頼れると思っていた夫に話しても……?働いていないことをあおいさんに指摘された義妹は、義母にも「余裕があるわけではないから、働いてお金を入れてよ」と言われてしまいました。 しかし、義妹は「嫌だ! 仕事なんて絶対にしたくない!」とまさかのひと言。あきれるあおいさんと夫でしたが、義妹は「彼氏と会える時間が減っちゃうじゃん」と言い、さらに2人を驚かせるのでした。 義妹は「私を悪者扱いしたこと、絶対に許さないから!」と衝撃的な言葉を残して、あおいさん宅を飛び出してしまい……。 こんな時間に一体誰が!?突然の訪問者 義妹の捨てゼリフにモヤモヤするあおいさん。それから1週間は何事もなく過ぎていきましたが、22時過ぎに突然インターホンが鳴ります。 「こんな時間に誰?」と思いながら夫が出ると、そこにいたのは義父と義妹でした。 あおいさんたちへの連絡は一切なく、突然押しかけてきた義父は「お前たちにはがっかりしたよ」と文句を言いに来たのでした。 ◇◇◇ 突然、夜に押しかけてくるなんて義妹も義父も非常識すぎます。明らかに義妹が間違っているのにあおいさんたちを責めるなんて、あまりにもかわいそうです。1日でも早く平和な日常が戻ってくるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2023年06月07日主人公のツツジは夫のカツラと暮らす専業主婦です。2ヶ月前に引っ越してきたツツジは新しくできた友達を家に招きました。しかし友達が帰った後、大切なネックレスが…。友達のアザミが付けていたネックレスは確かにツツジが失くしたものでした…。その後、お茶会に参加したもう1人の友達であるユズリハを招き、相談があると話しだしたツツジ。大事なネックレスがあの日のお茶会後でなくなったことなどを説明すると…?≪HPはこちら≫ユズリハを疑っている?出典:エトラちゃんは見た!慌てるツツジ出典:エトラちゃんは見た!するとユズリハは…出典:エトラちゃんは見た!そういえば…出典:エトラちゃんは見た!アザミの可能性も?出典:エトラちゃんは見た!まるで犯人かのように…出典:エトラちゃんは見た!そのとき…出典:エトラちゃんは見た!アザミたちが登場!出典:エトラちゃんは見た!ツツジの話を聞いて不敵な笑みを浮かべたユズリハは、アザミが盗んだ可能性があると話し始めました。これを聞いて別の部屋から飛び出してきたのはなんとアザミたち!しかもネックレスはユズリハがくれたものだと主張して…?アザミとユズリハの言い分がまったく違っていて大混乱ですが、解決するのでしょうか?イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月26日29歳のパニママは家族3人でタワマンに暮らしています。最上階に夫婦が引っ越してきたのですが、その女の人が嫌味ばかり言ってきて……。スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「金持ち自慢のマウント女と、思わぬ展開で親友に」を紹介します。29歳のパニママは専業主婦。元気な2歳の男の子・ハルトの母です。2カ月後には2人目の出産を控えていて、現在30階建てのタワマンの3階に住んでいます。 タワマンの最上階に引っ越してきたタチバナさんは不愛想最近、タワマンの最上階に夫婦が引っ越してきたという噂。ある日エレベーターで40歳くらいの女性に出会い、話しかけてみたところ彼女がその最上階に住むタチバナさんだと分かりました。しかし、タチバナさんは無愛想であまり話してくれません。 エレベーターで会うとマウントばかり翌日、パニママはハルトと一緒に買い物に行くことに。エレベーターでタチバナさんに出会ったのですが、「30階からここに来るまでの道のりがとーっても長いの」と嫌味を言ってきます。また別の日には、「低層階の住民のせいで各駅停車!」と低層階の住民がエレベーターを使うのが面倒だと言い、パニママには階段を使えと言う始末。 パニママはタチバナさんと会わないタイミングでエレベーターを使いたいのですが、なぜか偶然よく会うのです。タチバナさんは、その後も会うたびにマウントや嫌味を言ってきます。 タチバナさんが交通事故で車椅子生活にパニママはしばらくタチバナさんと距離を置いていたのですが、ご近所さんの噂によるとタチバナさん夫婦は交通事故に遭ったそう。旦那さんは亡くなり、タチバナさんは車椅子生活になったとのこと。 そんなある日、エレベーターを待っているとタチバナさんが車椅子で現れ、エレベーターに乗ろうとしています。しかし、まだ車椅子に慣れていないからか、エレベーターの壁にぶつかってうまく乗れない様子。皆でタチバナさんを手助けしようとすると「不愉快だわ!そこどいて! 私を見下ろさないでくれる?」と拒絶。 結局見かねたパニママが手助けをしてエレベーターに乗せて家まで送り届けましたが、感謝の言葉もなくタチバナさんは何も言わずに去っていきました。 エレベーターでよく遭遇していた理由が明らかに数日後、またタチバナさんとエレベーターで遭遇。すると、小さな声で「この間は、あ、あ、あ…あり…がとう…」とお礼を言ってパニママが降りる3階のボタンを押してくれました。パニママはタチバナさんと話をするうちに、じつは素直な人だとわかりました。そして、タチバナさんは家に招いてくれたのです。 タチバナさんは引っ越してきたばかりで友達がいなく、誰かと話し相手が欲しかったと本音を打ち明けてくれました。どうやら、パニママと会うためにエレベーターで遭遇するフリをして待ち伏せをしていたんだとか。 でも何を話せばいいのか分からず嫌味やマウントになってしまっていたとのこと。本心を聞けて、すっかり打ち解けたパニママはタチバナさんと友達になることに。 すれ違いを乗り越えて親友にパニママは、隣の部屋が空いていることを教え、引っ越すことを提案してみました。タチバナさんは泣きながら大喜び! 今ではタチバナさんがパニママの子どもたちの面倒も見てくれたりと、すっかり親友になっています。 出会いは最悪でしたが、素直な気持ちを打ち明けることで相手を理解できるのですね。その後、タチバナさんはマンションの住人とも打ち解け、第2の人生を歩み始めています。著者:ライター パニコレ
2023年05月19日自分中心の女友達に、最初はみんなも我慢していたけれど…。今回は、自己中心的な女友達のエピソードを漫画で紹介します。自己中心的な女友達は…自分中心で友達よりも彼氏を優先当日キャンセルなんかも当然!?だんだん周りに誰もいなくなりました振り回されてストレスがついて回る彼女との友人関係…。無理をして続ける理由もありませんよね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月26日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの<既婚者との恋愛を自慢する女>をご紹介します。夫と2人で暮らす主人公。ある日突然、見知らぬ女性からLINEが届きました。女性が何者かわからない主人公は、本人に直接確認します。すると女性は、20歳の雑誌モデルだと言いました。そして夫と付き合っていると言い出したのです。≪HPはこちら≫え?出典:Youtube「Lineドラマ」びっくりした?出典:Youtube「Lineドラマ」自分がやってること分かってますか!?出典:Youtube「Lineドラマ」あなたの夫奪ってごめんね出典:Youtube「Lineドラマ」どうやって知り合ったんですか?出典:Youtube「Lineドラマ」悪いことって理解してますか?出典:Youtube「Lineドラマ」質問攻め出典:Youtube「Lineドラマ」撮影で出会ったの出典:Youtube「Lineドラマ」夫から…?出典:Youtube「Lineドラマ」奪われる方が悪いでしょ出典:Youtube「Lineドラマ」女性のまさかの正体に主人公は驚きます。主人公は慌てながらも、浮気をしている自覚はあるのか確認しました。浮気相手である女性は夫が既婚者だと知りながらも、反省はしていないようです。「奪ってごめんね」などと、軽い調子で言いました。浮気相手と夫は撮影現場で知り合ったようです。夫からのナンパで付き合い始めたと、得意げに語ります。そして浮気相手は主人公に「奪われる方が悪い」と言い切りました。LineドラマさんのYouTube※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年04月22日数カ月前に初めてわが家に遊びに来た息子の友だちミーちゃん。挨拶せずに家に上がり込んだり人の家のソファーで飛び跳ねたり、少し困った子という印象でした。そんなミーちゃんの困った行動は日々エスカレートし、次々とトラブルを引き起こすようになります。息子が小学2年生になったある日、家に数人の友だちを連れて来ました。その中には普段見慣れない女の子の姿もあり……。息子が初めて連れてきた女の子の友達は、少し変わった様子で… キーくんという男の子の友だちと一緒に雅也くんの自宅を訪れたミーちゃん。挨拶もせずに家に上がったり、いきなりソファーで飛び跳ねたりと、雅也くんママの第一印象はワンパクな女の子という感じでした。 みんなでゲームをしているときにも、自分が負けるとコントローラーを乱暴に投げつけ始めるミーちゃん。見かねた雅也くんママは休憩してお茶でも飲もうかと声をかけます。しかし、ミーちゃんからの返事は「ジュースないのー?」と、まるでわが家にいるかのような遠慮のない発言。 雅也くんママはアレルギーがないかどうかも心配していたため本人に確認しましたが、聞いているのかいないのか「ないないないない!」と即答。それでも万が一何かがあってはいけないと思った雅也くんママは、ミーちゃんの親御さん宛てにアレルギーの有無を確認する手紙を渡してほしいとミーちゃんに託します。 ミーちゃんは手紙は受け取ったものの、手紙を渡してほしいという問いかけには返事をしてくれませんでした……。 初めて遊びに来た家でここまで自由に振る舞われると、見守る親としては少し心配になってしまいますね。しかし、まだあまり親しくもない間柄だと、声を掛けたり注意したりするのも少し躊躇してしまうということもあるかと思います。 かと言って、あまりにも好き勝手に振る舞われるようであれば、遊びに来てもらうこと自体に少し抵抗感もでてしまいますよね。こんなとき、子どもの友だちにはどんな風に声をかけてあげるのが正解なのでしょうか。 みなさんだったら、どんなふうに声掛けをしますか?著者:マンガ家・イラストレーター もっち
2023年02月24日