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2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもたちと一緒に寝るときのあるあるエピソードをご紹介します♪気がつくと自分で…定位置におさまった♡4歳の妹ちゃんと、一緒に寝るときのこと。落ちつく場所があるようで……寝ぼけながらもお母さんの腕をのばして持ち上げ、隙間にもぐりこんで車庫入れ完了♡すっぽり収まったときの、幸せそうな顔がたまりませんね。 SNSのコメント欄には、 「うちの息子もよく、向かい合った状態でお膝に座り、私の両腕を持って彼の背中に回していました。懐かしい……」 「愛おしいです!」 「男女の双子だったので、右に娘、左に息子の腕枕でした。大変だったけれど、今は懐かしい」 など、寝かしつけが必要だった時期を振り返り、懐かしい気持ちになった人がたくさん。 子育て真っただ中では当たり前のことだと思っていても、いざ手が離れると少し寂しくなってしまうのかもしれませんね。 また別の日のこと。寝かしつけが完了したものの…… やっと寝かしつけが終わったのに今すぐ布団に戻りたい!姉妹の寝かしつけが終わり、もう一度起きて仕事をしようとしたさざなみさん。自分の身代わりとしてぬいぐるみを置くと…… ふわふわのぬいぐるみを、自分の代わりに布団に詰めたところ、寝ぼけながらも2人がぬいぐるみをなでたり、抱きしめたりしているのを目撃してしまいました!さざなみさんは「今すぐにお布団に帰りたい……!」と思ったとのこと。 子どもたちと一緒に眠ると、ちゃんと布団をかけているか気になって起きてしまったり、寝相が悪い子どもたちに蹴られたり、狭くて寝づらかったり、大変なこともたくさんあります。しかし、それ以上に幸せな時間もたくさん……! 寝かしつけが終わったけれど、かわいらしい子どもの寝顔や仕草を見て、またお布団に戻りたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。子どもたちの横で眠るひと時は、何物にも代えがたい幸せな時間でもありますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月21日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもならではのかわいらしい勘違いをご紹介♪お供えのお団子に…ちがうちがう!お盆の時期にお団子を作ったときのこと。お団子をお供えした妹ちゃんの、まさかのひと言とは!? きちんとお母さんの言うことを聞き、お仏壇の前で手を合わせてお辞儀をした妹ちゃん。 すると、「いただきます」と言いながら頭を下げました。こんなかわいらしい勘違い、思わず吹き出してしまいそうですね! SNSのコメント欄には、 「はい、どーぞ♪って言ってくれていますよ、きっと!」 「ご先祖様たちは、きっと皆さん笑顔になっていることでしょうね」 「ご先祖様も召し上がれーって言ってくれますね」 と、ご先祖様たちも喜んでくださっているはずという声が多数♪ご先祖様を敬う気持ち、代々受け継いでいきたいものですね。 そして妹ちゃんがまだ字を読めなかったころのこと。さざなみさんは、ある発見をしてしまいます! まだ字が読めないはずなのにまさか「ピヨり」って…!?ひとりで絵本を読んでいた妹ちゃんが発した、驚きの言葉とは……。 次女ちゃんが読んでいたのは、子どもたちに人気の絵本、『とん ことり』。しかし、次女ちゃんの口から出た言葉は、まさかの「とん ピヨり」♡ 鳥が出てくるお話ではないのですが、「ことり=小鳥」を連想し、頭の中で「ピヨピヨ」という鳥の鳴き声と混ざったのかもしれませんね♪ きっと、さざなみさんが絵本を読んでくれているときに、頭の中でその世界を想像しながら聴いているのでしょうね。 小さいころならではの勘違い、ほほ笑ましく感じるかたも多いのではないでしょうか。成長するとどうしても子どもならではの勘違いは減っていってしまうもの。期間限定のかわいらしい勘違い、思わず記念に残しておきたくなりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月19日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもならでは想像力を使った、ちょっぴり笑える素敵な遊びをご紹介♪毎週開かれる誕生会あしたのかいぎ!姉妹の間では、定期的に重要な会議がおこなわれるそう! 一体どんな会議……?なんてかわいい会議♡ちゃんと式次第も作成して、歌から始まり写真撮影まで……!本格的なお誕生日会ですね。 重要な雰囲気を醸し出すお姉ちゃんも、真剣に参加する妹ちゃんもたまりません♡ そして別の日には、また違う会がおこなわれるようで……。 突然開催される「おわりの会」ママのとっておきの魔法そろそろ寝る時間が近づいてきました。そんな中…… 寝る前のタイミングで、「おわりの会」が開かれました!お姉ちゃんの周囲では、実際にこのような「おわりの会」が開かれているんでしょうね。ぬいぐるみたちと一緒に参加している妹ちゃんも愛らしい♡ そして「早く寝なさい!」と直接言うのではなく、2人の世界観を壊さないように「お部屋が静かになる魔法」を提案するさざなみさんも素敵ですね。2人ともやさしい気持ちで自然に眠ったことでしょう。 SNSのコメント欄には、 「かわいくてもっと聞いていたくなりそう」 「お部屋が静かになる魔法!すごく素敵ですね。真似します」 「うちもなかなか寝ないときに魔法使わせてもらいます」 など、2人のやりとりに癒やされる人や、さざなみさんの魔法を取り入れる人も♪ 子どもたちの頭の中には、大人では想像できないような世界観が広がっていることも。柔軟な発想力を持つ子ども時代だからこそできる、イマジネーションに溢れた遊び。その世界観を大切にしたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月16日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!イヤイヤ期真っただ中だったころの、次女ちゃんの成長の様子をご紹介♪次女の地雷ポイント…しまった!ついやっちゃった!イヤイヤ期真っただ中だった、3歳のころの次女ちゃん。歯みがき粉チューブのカチッと閉まるフタの感触が好きなのだけれど……。大人が勝手に閉めると怒っていたのに、いつの間にか自分の中で解決できるようになっていたのです!! イヤイヤ期はものすごい早さで成長している証拠なのかもしれません。まさかの脳内すり替え、おもしろい合理化ですね♪ そして次女ちゃんは、3歳上のお姉ちゃんの宿題にも興味津々で…… お姉ちゃんの宿題がうらましいもしかして、試されてる? お姉ちゃんの算数の宿題が、ちょっぴりうらましい次女ちゃんは……このあと、結局128まで計算することになったそうですよ!ひょっとすると、将来は算数・数学が大好きになるかも!?子どもの質問に真剣に答えるさざなみさん、やさしいですね。 最後は、次女ちゃんの素敵な発見をご紹介♪ お母さんの手のニオイ好きなニオイは、まさかの!?夕ごはんの支度の途中、次女ちゃんが近づいてきて……「お母さんの手は、カレーのニオイ!!」 なんという大発見! 大好きなお母さんの手からは、同じく大好きなカレーのニオイ。喜ぶ次女ちゃんがかわいいですね♡ SNSのコメント欄には、「お母さんの手、いつも落ち着くいい匂いだったなぁと思います」「かわいすぎ!!」「『お母さん』っていう匂いがあるんですよねぇ」 など、記憶の中にある“お母さん匂い”を思い出した人も♪ 子どもたちとの日々は、小さな発見と温かな笑顔でいっぱい♡ 親としては大変なイヤイヤ期も、見方を変えてみるとおもしろい気づきがあるかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月07日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもならではの小さな勘違いがかわいらしい、次女ちゃんの様子をご紹介♪かわいい小さな勘違い♡“こだいこ”は子ども?ある日、テレビを見ていたら……おとなのサルは、おとなざる?こだいこは、おおだいこの子ども? なんともかわいらしい、小さな勘違い♡子どもは大人の予想を超えた発言をすることがありますよね。 こうして日々、いろいろなことを吸収している次女ちゃんですが、言葉がなかなか出てこないときもあって……!? ただいま進化中!頭がぐるぐるしているとき3歳のころの次女ちゃん。ママに伝えたいことがあっても、言いたい言葉を探して頭の中をぐるぐるフル回転していることがあるそうで……きっといつもママが見守りつつ待ってくれているから、安心して言葉を探せるのでしょうね。 さざなみさんいわく、「また一段階進化しそうな予感です。本人がとても一生懸命なので、家族の誰も笑ったり急かしたりしません」とのこと。 SNSのコメント欄にも、 「つい『早く続きを話して』と思っていたんですけど、そういうふうに考えると楽しいですね」 「えっとね、えっとね……の間に、頭の中の辞書がすごい勢いでめくられて言葉を探してるんだなぁと思うと、かわいいですよね」 「一生懸命なおしゃべり、かわいすぎ!」 など、その一生懸命な姿に胸を打たれた人が多数。 子どもたちの成長の物語には、日々の小さな発見と喜びが詰まっています。子どもの一生懸命な姿に、胸がキュン♡となる人も多いのではないでしょうか。これからも成長が楽しみですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月05日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんが思う、子育てをしていてときどき訪れる気まずい瞬間とは?「ありがとう」ってどんな気持ち? 言うべきタイミングで、子どもがすんなり「ありがとう」を言わないとき、さざなみさんは気まずいなと思いました。 しかし、「ありがとう」ってしつけの良さをアピールするために伝える言葉だっけ? と思ったさざなみさん。 本人なりに言う意味を理解した上での「ありがとう」は前よりも心がこもっているように聞こえたのでした。 初心に戻って「ありがとう」という気持ちを説明してみたさざなみさん。長女ちゃんにうまく伝わって良かったですね。 監修/助産師 松田玲子
2023年02月28日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんの娘さんは褒められると泣いてしまうようで……?「じょうずだね」はダメ? うまくいった結果をほめるのでなく、そこに至るまでの頑張りや具体的なポイントを伝えることで、素直に受け取ってくれたのですね! さざなみさんのマンガは、このほかにもTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
2023年01月30日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!娘さんの爪が伸びていることに気がついたさざなみさん。爪を切ってあげることにしました。爪切り さざなみさんに爪を切ってもらうために、膝の上に乗ってきた娘さん。 「また少し大きくなったかな……?」と、さざなみさんは子どもの成長を感じました。娘さんが、さざなみさんの膝の上に乗るのは爪を切るときだけなのです。 本も自分で読むようになったし、着替えも自分でできるようになった姿を見て、「腕の中に娘がいる機会なんてこれぐらいしかない」と、さざなみさんは考えていました。 すると、「爪を切るときいつもふわふわするの。ふわふわ〜って。どうしてかなぁ?」と娘さん。 それを聞いたさざなみさんは、「どうしてかなぁ?」と言いつつも、「それは……もしかして抱っこされているから……じゃないでしょうか」と心の中で思い、幸せな気持ちになったのでした。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんの娘さんは、自分からあまりベタベタしない猫タイプ。爪切りのときだけ、膝に娘さんがきてぴったり抱っこの体勢になるのだとか。普段、くっついてこない娘さんが爪切りのときだけ膝に乗って「ふわふわする」と言ってきたら、なんとも幸せでたまらない気持ちになりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2023年01月16日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!冬になって丸くなったさざなみさんの娘さん。そこで、公園へ運動しに行こうとしたのですが……?ボール投げで体を動かす! 運動不足解消のために、さざなみさんと娘さんは運動公園へ。公園に到着し、早速ボール投げをすることになりました。 さざなみさんが娘さんにボールを投げると、ナイスキャッチ! 次は、娘さんがさざなみさんにボールを投げる番です。 さざなみさんは、手をパタパタさせてこっちだよ〜と合図しているのですが、娘さんはなかなか投げてきません。 そして、ボールをそーっと地面に置いたと思ったら……。かわいい笑顔でさざなみさんの方へ走って、抱きついてきたのです! さざなみさんはびっくりして、違う丸いボールがきたと思いながら、娘さんのことをよしよししたのでした。 ◇ ◇ ◇ ボール投げをしたかったのに、ボールではなくて娘さん自身が走ってさざなみさんの方に向かってきましたね。なんともかわいい展開に、娘さんが走って向かってきている瞬間を動画に収めておきたくなっちゃいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2023年01月15日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!お風呂に入っているとき、さざなみさんの娘さんがある発見したようで……?透明ブーム到来! 「ねえ……お湯って透明?」とさざなみさんの娘さんが言いました。 「そうだよ。透明なんてよく知ってたね」とさざなみさん。 この出来事がうれしかったのか、娘さんに透明ブームが到来したのです!娘さんの中でかっこいい言葉ランキングのトップにおどりでた「透明」。この透明ブームが加速します。 「風って透明?」と聞いてきたり、「ここは透明のクマちゃんが100匹寝てるんだから!」と何もないところにも、透明の何かを作りたがるのです。 そして、服の丈が合っているのにサイズが合わずパツパツになっている服を着た娘さんは……。 「そっか! ピヨちゃんこの下に透明の服、100枚着てるんだった」と何にでも最強の言い訳「透明」を使いたがるのでした。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんの娘さんは「透明」と言う言葉のブームがあったのですね。みなさんのお子さんは、何か言葉のブームがきたときはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2023年01月14日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんの娘さんは、どうやらお風呂に入りたくないようで……?サラサラヘアコンクール開催! 「お風呂イヤーッ、絶対入らない」とさざなみさんの娘さん。 さざなみさんは、「またですか、今日はどうしようかな」と、どうやってお風呂に入れようか考えました。すると、良い案が思いついたようで……。 「わんちゃんサラサラヘアコンクール始まっちゃいます」「すばらしい毛並みです! 今年もピヨわんちゃん優勝間違いなしですね!」と娘さんをわんちゃん、自分をトリマーに例えて、お風呂に入れると娘さんもノリノリで入ってくれました!「私の気力は滅入るけれど、これで入ってくれるなら……」とさざなみさんが思っていると、娘さんが「ねえお母さん、どうしてピヨのことピヨわんちゃんって言うの?」と質問されました。 さざなみさんが答えに迷いながら、「ピヨちゃんが戌年だからだよ」と答えると、「そっか」と娘さんは納得してくれましたが、今度はお姉ちゃんがなんの動物なのか気になるよう。 さざなみさんは、苦しまぎれに「ねえねは猫ちゃん」と言ってその場を乗り切りきったのでした。 ◇ ◇ ◇ お風呂に入りたくないと言う娘さんを、ワンちゃん。そして自分をトリマー例えて、無事娘さんをお風呂に入れることができたさざなみさん。こんな楽しいコンテストが開催されたら、楽しくお風呂に入ることができそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2023年01月12日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!幼稚園の帰り道、明日の給食について娘さんが話してきて……?明日の給食はね… 「先生ね、明日の給食はどんぐりだよって言ったの」と、さざなみさんの娘さん。 さざなみさんは「へえー楽しみだね」と言いながら、それはきっと「丼(どんぶり)」だなと思っていました。 そして、娘さんは「どんぐり食べたことないから、食べられるかわからない」と先生に言うと……。幼稚園の先生は「スプーン貸してあげるから大丈夫だよ」と声をかけてくれたのです。 それを聞いた娘さんは、ホッとした表情を浮かべていました。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんは娘さんから、給食の話を聞いたとき、「どんぐりをスプーンでジャラジャラ食べるのかな……」と思ったらほっこりしたそう。丼(どんぶり)とどんぐりを聴き間違えて、先生にどうやって食べるのか確認する娘さん、かわいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月29日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんが洗濯物を畳んでいると、夫が「それ俺が苦手なやつだ」と言ってきて……?夫が苦手な洗濯物 子どもの洗濯物を畳んでいたさざなみさん。 すると、その洗濯物をみた夫が「それ俺が苦手なやつだ」と言ってきたのです。夫の指をたどってみると、スカートとスパッツでした。 さざなみさんは夫にスカートとスパッツの何が苦手なのか聞いてみると……。 「乾かない」という答えが返ってきたのです。 さざなみさんは、「いつも洗濯を干してくれる夫ありがとう」と思ったのでした。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんの家の洗濯干し担当は、旦那さんなのだとか。スカートとスパッツを逆さまにしてつるして干したり、洋服のいろいろなところに、洗濯バサミをつけて浮かせて干したりと工夫していてすごいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月28日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんの娘さんは、お母さんのお手伝いのためにキッチンへ行ったのですが……?お母さんのお手伝い 「なんかお手伝いするー」とさざなみさんの娘さん。 するとお母さんは、「そう? じゃあ頼むわ」と言って、きのこをバラバラにする作業を頼みました。 娘さんが、きのこを一生懸命ちぎっていると小さいきのこを発見! お母さんに「ちっちゃいきのこがあるよ」と言うと、「ちっちゃい点くらいの大きさからだんだん育っていつものきのこになるんだよ」とお母さん。 娘さんは「ふーん」と思いながら、きのこを分けていると……。ふと自分の右腕に、黒い点(ほくろ)がついていることに気がつきました。 お母さんから、小さいきのこが成長して、大きくなると言うことを聞いていた娘さんは、腕にきのこが生えてしまうと思ったのか急いで、腕をゴシゴシ拭いていました。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんの娘さんは、ほくろなのに腕にきのこがついたと勘違いして、「とって! これとって!! きのこが生えちゃう!!!」と言ってとても焦っていたよう。お母さんから、小さいきのこの話を聞いていたので、驚いてしまったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月27日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児の漫画を公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんの夫がお休みの日、姉妹のテンションは最高潮でよく笑っています。夫は姉妹を笑わせるのがうまいのです。「でもそれはいつからだろう……?」と、さざなみさんは考えたのですが……?娘を笑わせたい 「夫は姉妹を笑わせるのがうまい」 さざなみさんは、日常の風景を見てそう思いました。 「夫は、いつから笑わせるのがうまくなったのだろう?」記憶をたどると、体調が悪くなってしまった4年前の冬を思い出しました。体調が優れず、毎日時間が早く過ぎることを考えていたさざなみさん。 1歳半の長女を寝かしつけた後、今日娘の笑顔を1回も見れていないなと落ち込むこともありました。このままでは良くないと思い夫に相談すると、娘と関わる時間を増やし、さらに「ここだけは死守したい」という部分をフォローしてくれると言うのです。 さざなみさんは、「娘を1日1回爆笑させてほしい」と夫にお願いをしました。すると、予想外のお願いに戸惑いつつも、真面目に受け止めてくれたのです。夫は本気で娘を爆笑させようと、ストイックにいろいろな方法を試していました。そして、慎重に反応を見ながら、繰り返し娘と関わり続けた結果……。 娘は朝と夕方、おなかの底から爆笑するように! 「笑わせるということは、相手を知っていないとできないこと」 大きくなっても変わらず爆笑する娘たちの姿を見て、さざなみさんはうれしくなったのでした。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんの「1日1回娘を爆笑させてほしい」という素敵なお願いに、真剣に向き合ってミッションを達成できた旦那さん。お子さんが笑っている姿は、何にも変えられない宝物ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月12日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児の漫画を公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!ある日、さざなみさんの娘さんが「これ、こんなになっちゃった」と言って、短くなった色鉛筆を持ってきました。それを見たさざなみさんは、高校生のころに出会った文房具屋さんの色鉛筆を思い出したのです。私と娘の色鉛筆 さざなみさんは高校生のとき、文房具屋さんで色鉛筆に出会いました。 値段が高く、1度は諦めたものの、色鉛筆で絵を描く憧れが捨てきれず、毎月少しずつおこづかいで買い集めていたのです。 高校生のころのさざなみさんが、羽のタッチで書いていた線。今は、5歳の娘の力強いストロークで鮮やかな発色を示すように。 それを見た、さざなみさんのお母さんは「例の色鉛筆、使わせていいの?」と聞きました。 すると、「いいんだよ、娘は大事に使ってくれるし」とさざなみさん。そして20年ぶりに、さざなみさんと娘は文房具屋さんに行きました。 すると娘が、「この色欲しい」と言ったのです。 「娘が欲しいと言っている色は、家にある気がする……」と思いながらも、さざなみさんは、娘の欲しい色を3本買ってあげることに。家に帰って確認すると、なんと色の被りはゼロ! 「もしかすると、娘の色の世界は色鉛筆の色の数だけ、多彩に彩られているのかもしれない」 さざなみさんは、娘が頭の中の物を説明するときに「べに色と、セピア色のあれ……!」といったように、色を使ってくることを思い出しました。 「娘と自分は同じ色鉛筆を使っていて、その色を共有し合える」 こんなに素敵なことができるのならば、高い色鉛筆でもなんでも、短くなるまでどんどん使ってほしいとさざなみさんは思うのでした。 ◇ ◇ ◇ さざなみさんのように、学生時代に大切にしていたものを、娘さんに譲って受け継がれていくのは、とても素敵ですね。みなさんは、小さいころに大切にしていて、お子さんに譲ったものなどありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年12月11日幼い子どもたちを寝かしつけていると、当時4歳だった娘が突然質問してきた。「おかあさんのおかあさんって、おばあちゃん?じゃあ、おばあちゃんのおかあさんはどこにいるの?」すると、突然娘が泣き出して……。TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児の漫画を公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!おばあちゃんのおかあさんまだ長女が4歳のころ。ある晩子どもたちを寝かしつけていると、ふとある質問をされ……。 「おばあちゃんのおかあさんがしんじゃって、おばあちゃんがかわいそう」おばあちゃんの気持ちを想って涙する娘さんは、なんてやさしくてきれいな心の持ち主なのでしょう。大人になると感情の振れ幅が少なくなってしまいますが、自分が知らない誰かを想像して涙することができる子どもの純粋さというのは、本当に尊くて救われますね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2022年09月06日HaaT(ハート)から、新作レディースウェアが登場。2022年7月1日(金)より順次、HaaT / 青山、イッセイ ミヤケ 船場などで販売される。“さざなみ”のような凹凸感ワンピースさざなみのような凹凸感が特徴の「GATHERED BORDER」シリーズには、生分解性のあるキュプラと綿を織り込んだワンピースなどがラインナップ。太いボーダー、細いボーダー、無地の3種類の生地を作り、組み合わせることで、リズミカルな表情に仕上げた。マルチボーダーのトップやスカート「KYO CHIJIMI MAYA」のトップやスカートは、綿の軽くしなやかな素材感を楽しめる「KYO CHIJIMI」のシーズンデザイン。縦地と横地をあわせることで生まれるランダムボーダーが、豊かな風合いを生み出している。ブルーやピンクなど、コーディネートに華やかさをもたらす鮮やかなカラーリングも魅力だ。リバーシブル仕様のジャージトップや新作バッグも「STRETCH REVERSIBLE JERSEY」は、裏と表に違う色をプリントした、リバーシブル仕様のトップ。ペットボトルをリサイクルしたジャージ素材は、ストレッチ性があり、アクティブな動きにも対応してくれる。ウェアの他にも、インドの伝統的な手仕事によって高密度なミシンステッチを入れた「CORD CASE」のショルダーバッグなどが登場。平面的でミニマルなスクエアシルエットに、縁のパイピングがアクセントを加えている。【詳細】HaaT 新作ウェア発売日:2022年7月1日(金)より順次取扱ショップ:HaaT / 青山、イッセイ ミヤケ 船場、公式オンラインストアアイテム例:・GATHERED BORDER ワンピース 132,000円・KYO CHIJIMI MAYA トップ 38,500円、スカート 40,700円・STRETCH REVERSIBLE JERSEY トップ 57,200円・CORD CASE ケース(スモール) 19,800円、ポシェット(スモール) 22,000円、ポシェット(ラージ) 24,200円【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705
2022年07月03日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんの娘さんは褒められると泣いてしまうようで……?「じょうずだね」はダメ? うまくいった結果をほめるのでなく、そこに至るまでの頑張りや具体的なポイントを伝えることで、素直に受け取ってくれたのですね! さざなみさんのマンガは、このほかにもTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
2021年06月30日TwitterやInstagramにて日常のひとコマや育児のマンガを公開しているさざなみさんによる、娘さんのほっこりやさしいエピソードをご紹介します!さざなみさんが思う、子育てをしていてときどき訪れる気まずい瞬間とは?「ありがとう」ってどんな気持ち? 言うべきタイミングで、子どもがすんなり「ありがとう」を言わないとき、さざなみさんは気まずいなと思いました。 しかし、「ありがとう」ってしつけの良さをアピールするために伝える言葉だっけ? と思ったさざなみさん。 本人なりに言う意味を理解した上での「ありがとう」は前よりも心がこもっているように聞こえたのでした。 初心に戻って「ありがとう」という気持ちを説明してみたさざなみさん。長女ちゃんにうまく伝わって良かったですね。 監修/助産師 松田玲子
2021年05月13日この漫画は書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』(著者:さざなみ)の内容から一部エピソードを掲載していきます。■前回のあらすじ小さな頃絶望しやすかったさざなみさん。クラス全体が先生に怒られたときも、必要以上に重く受けてめてしまいました。しかし翌日…。小さい頃絶望しやすかったさざなみさん、子どもの頃こんなふうに叱って欲しかったと思うことを自分でまとめてみたそうです。今後成長するにつれ叱り方も変わっていくかもしれませんが、娘さんの受け取り方に注意しながら、このルールをアップデートしていくそうです。 『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』 著者:さざなみ(KADOKAWA)¥1,100(税込) 我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみさんの等身大育児エッセイマンガ。イラスト:(C)さざなみ/KADOKAWA
2021年04月24日この漫画は書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』(著者:さざなみ)の内容から一部エピソードを掲載していきます。先生に怒られ、自分を全否定されたような気持ちになって絶望していたさざなみさん。その翌日…。次回に続く(全5話)『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!』は毎日17時更新! 『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』 著者:さざなみ(KADOKAWA)¥1,100(税込) 我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみさんの等身大育児エッセイマンガ。イラスト:(C)さざなみ/KADOKAWA
2021年04月23日この漫画は書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』(著者:さざなみ)の内容から一部エピソードを掲載していきます。何が悪かったのかを理解し、心からの「ごめんなさい」を言えた娘さん。ただ「ごめんなさい」と言うのではなく、どういう気持ちで伝えるのか、しっかりと娘さんの心に届いたようです。次回は「怒られると絶望する子」をご紹介します!『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!』(全5話)は毎日17時更新! 『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』 著者:さざなみ(KADOKAWA)¥1,100(税込) 我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみさんの等身大育児エッセイマンガ。イラスト:(C)さざなみ/KADOKAWA
2021年04月22日この漫画は書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』(著者:さざなみ)の内容から一部エピソードを掲載していきます。■前回のあらすじ褒められると突然泣き出す長女。実母から「上手じゃなきゃいけないって言ってるみたいじゃない?」と言われ…。2歳の子がそこまで気にする…?成長して、褒められても泣くことはなくなった娘さん。しかし、心の奥底では今もこんな風に感じ続けているのかもしれません。傷つきやすい娘さんの心を無神経な言い方で傷つけてしまわないように、さざなみさんはいつも気をつけているそうです。次回は「ごめんなさいってどういう気持ち」をお届けします!『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!』(全5話)は毎日17時更新! 『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』 著者:さざなみ(KADOKAWA)¥1,100(税込) 我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみさんの等身大育児エッセイマンガ。イラスト:(C)さざなみ/KADOKAWA
2021年04月21日この漫画は書籍『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』(著者:さざなみ)の内容から一部エピソードを掲載していきます。褒められると泣く2歳の娘さん。褒めているのになぜ…と戸惑いながらも、元保育士である実母からのアドバイスをヒントに、どう褒めたらいいのか、さざなみさんは試行錯誤を始めます。そして、さざなみさんが辿り着いた娘さんのための「ほめルール」とは?次回に続く(全5話)『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい!』は毎日17時更新! 『「どんなときでも味方だよ」って伝えたい! 親子のコミュニケーション、試行錯誤中!』 著者:さざなみ(KADOKAWA)¥1,100(税込) 我が子とはいえ、好みも感じ方も自分とは違うひとりの人間。目の前にいたとしても、どんな気持ちでいるのか、本当のところは分からない。それでも何とかお互いの心を通わせたくて、さまざまに思いを巡らせた、もの思うママ・さざなみさんの等身大育児エッセイマンガ。イラスト:(C)さざなみ/KADOKAWA
2021年04月20日「さざなみ」という地味なタイトルもさもありなん。原題は「45 Years」で、結婚45周年を意味しています。ただの記号のような数字でありながら、決して短くはない年月。一方、さざなみもドーンと押し寄せるような大波ではない代わり、いつの間にかヒタヒタと忍び寄り、気がつくと足元をすくわれそうになっていたり…。そんなメタファーがぴったり当てはまり、結婚とは? 愛することの意味とは? を見事に描いたのが、アンドリュー・ヘイ監督による静かな感動作「さざなみ」です。2015ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演女優賞、主演男優賞)W受賞はじめ、シャーロット・ランプリング主演女優賞総なめ! 本年度アカデミー賞主演女優賞ノミネート最有力…と躍る宣伝文句が不思議なくらい、静かな静かな映画です。自分と出会う以前の「夫の恋人」の陰がやがて…イギリスの美しい田園風景が広がる地方都市で、60代後半の妻ケイト(シャーロット・ランプリング)は、70代前半の夫ジェフ(トム・コートネイ)と、ともに仕事を引退し、子供がいない二人は穏やかな日常生活を送っていました。ケイトの動きはきびきびとして若々しく、愛犬マックスの散歩に行き、たまにはケイトの車で町まで夫婦で出かけ、好きな本を読み、彼女の作った手料理を食べて眠り、派手さはないけれど充実した日々。週末に、結婚45周年の記念パーティーを控えるジェフとケイトのもとに、月曜日、一通の手紙が届きます。それは、ジェフのかつての恋人カチャの遺体が、スイスの氷河のクレバスに落ちているのが、50年以上昔の当時のままの姿で発見された、という知らせでした。まだケイトとも知り合う以前の1962年、ジェフはカチャと数週間の登山に出かけ、カチャは雪山で転落してしまったのです。自分の過去への思いに酔いしれ、「ぼくのカチャ」と口走ったり、スイスに遺体確認にでも行きそうな勢いのジェフを横目で観ながら、次第に疑念が湧いてくるケイト。元教師で理性的な彼女が、感情の揺さぶりにさいなまれてゆき、不信感の波はついに防波堤を超えてしまいます。45年間愛し合ってきた二人が、ほんの小さな亀裂によって変わってしまう。これはその6日間を描いた映画です。 あのころはそれが “大事な思い出” になるなんて、気づかなかった結婚45周年の記念パーティーが行われる会場へは、いろいろ打ち合わせに行かなくてはならないし、BGMを選んだり、ドレス選びもあるのに、ケイトは気もそぞろ。友人のリナからスマホで孫の写真を見せられ、ジェフに「年を取ると、写真を撮っておけばよかったと思うわ。初めての新居、マックスが子犬だったころ、もっと前に飼っていた犬のテッサ。あのころは、それが大事な思い出になるなんて気づかなかった…」とつぶやくケイト。さらに「彼女が死んでなかったら結婚してた?」と聞いて、不用意に「そのつもりだった」と答えてしまうジェフに、青ざめながらも抑制の効いた演技で、心の変容と哀しみを静かに湛えていくランプリングが素晴らしい! 彼女の淡々としたやるせない表情に、これほど心酔するとは思っていませんでした。結婚10年や15年だったら、間違いなく大ゲンカになって離婚問題に発展しているでしょう。それが、45年という長い年数との大きな違いだと、せつなくも思わざるを得ません。それでいて、これは結婚45年にかかわらず、誰の身にも起こり得る男と女の問題なのだと。こういう人だとずっと思ってきたけれど、この人、本当は違うんじゃないかしら? 「価値観の違い」を突きつけられた二人は、一緒に生きていけるのか?パーティー当日、二人は親戚、友人らのやんやの喝采を受けながら、華やかな宴席にいました。淡いブルーグレーのプレーンなドレスが似合う知性的なケイトと、タキシード姿のジェフ。友人のリナはサプライズで、写真のコラージュをボードにしてくれていました。そこにはかつての新居や旅行先、マックスの前の犬、テッサの姿も。みんなが待ちに待ったジェフのスピーチは、「君と結婚できたことは人生最高の選択だった。こんなぼくと長く一緒いてくれてありがとう。あとひと言。愛してる。感謝している」と、平板ながら会場を盛り上げ、みんなを感動させるのでした。そして、1stダンスを踊るよう促され、45年前の結婚式で二人が踊ったプラターズの「煙が目にしみる」が流れる中、二人は仲睦まじくダンスしているかに見えるのですが…。ヘイ監督に、何を描きたかったのかとインタビューすると、「価値観が違うことを突きつけられた人が、それでも生きていく様を描きたかったんです。我々人間にとって、それ以上に辛いことはないと思ったから」と。名優ランプリングとコートネイの繊細な演技を引き出し、心の複雑さを見事なまでに浮き彫りにした42歳のヘイ監督。大ドンデン返しはなくとも、最後の一瞬まで目が離せないサスペンスには、心の底から脱帽です。「さざなみ」 2016年4月9日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開監督:アンドリュー・ヘイ原作:デヴィッド・コンスタンティン(「In Another Country」)出演:シャーロット・ランプリング、トム・コートネイ 2015年ベルリン国際映画祭 コンペティション部門出品 銀熊賞(女優賞、男優賞)W受賞ロサンゼルス映画批評家協会賞2015主演女優賞(シャーロット・ランプリング)2015年エディンバラ国際映画祭 マイケル・パウエル賞(最優秀英国作品賞)女優賞(シャーロット・ランプリング)2015年ヨーロッパ映画賞 生涯貢献賞(シャーロット・ランプリング)ボストン映画批評家協会賞2015 主演女優賞(シャーロット・ランプリング)(C)The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014
2016年04月09日