ジジ・ハディッド、カーリー・クロス、セレーナ・ゴメスなど旬で多才なモデルや女優などを集めて“テイラー隊”を結成しているテイラー・スウィフト。最近ではアカデミー主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンもテイラーと楽しいひとときを過ごし、テイラー隊に加入したとかしていないとか…。世界の歌姫テイラーから“隊”加入への招待を受けたら、「セレブの中でも一流セレブに認定!?」と舞い上がりそうなものだが、全然興味を示さない女優もいた。キュートで人気もあり、女優としてのキャリアも子役時代から順調に積んでいるクロエ・グレース・モレッツだ。「Complex」誌のインタビューに応じたクロエは、テイラーから“ご招待”を受けたことを認め、テイラーを「とても才能のある人」と褒めながらも、女子セレブだけを集めてグループを作るというコンセプトに「自分たち以外は寄せ付けない集団よね…」と賛成できない様子。若いとはいえ、フェミニストとして女性の権利をたびたび主張し、自立心も旺盛なクロエには、セレブばかりの集団で行動するということが信じられないようだ。クロエの目標は、「アメリカのスウィートハート(恋人)」で、「私がしていること、私自身を愛してほしいし、人々の生活の一部になれたら最高ね」とのこと。夢はテイラー隊加入よりもスケールが大きかった。(Hiromi Kaku)
2016年03月23日DMM.com、karakuri products、海内工業、攻殻機動隊 REALIZE PROJECTは共同で、アニメ「攻殻機動隊」シリーズに登場する多脚戦車「タチコマ」のリアライズプロジェクト「攻殻機動隊 S.A.C. タチコマ 1/2サイズ・リアライズプロジェクト」を発足したことを発表した。同プロジェクトは、士郎正宗氏のSFマンガを原作としたテレビアニメ「攻殻機動隊」シリーズに登場する多脚戦車「タチコマ」を、コミュニケーションロボットとして1/2スケールで再現し、社会実装に関する研究・技術開発への応用を目的とするもの。コンシューマーへのロボット・コンテンツの認知の向上やイベント、テーマパーク、アミューズメント用途での市場開拓、人材育成などを目指す。昨年、karakuri productsと海内工業の両社が、「多脚ロボットプロジェクト」として一次試作機「Daniel 61」を国際ロボット展に出展し、重量面での設計を見直して再開発した二次試作機「MUSASHI」がプロモーションの一環として採用され、それをベースにコミュニケーションロボット「タチコマ1/2サイズ・リアライズプロジェクト」として公式に開発を進めることになったという。また、二次試作機の完成は今年4月末を予定しており、今年5月から2018年3月末にかけて、商業施設内での研究開発に移行し、社会実装を目的とした環境知能化技術の開発とともに、「1/2サイズ・タチコマ」の機能を段階的に向上させていく計画とのことだ。今後のプロジェクト展開は、プロジェクト公式WebサイトおよびTwitter公式アカウント(@multilegpf)にて公開される。なお、「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」とは、日本を代表する企業、大学の研究開発者、公共機関、そして製作委員会が一体となり、「攻殻機動隊」に描かれている数々の近未来テクノロジーの実現を追究するプロジェクトのこと。
2016年02月12日ディズニーで配給が決まっていたドリームワークス製作の実写版『攻殻機動隊』を、パラマウントが配給することになった。スティーブン・スピルバーグがディズニーを去ってユニバーサルの元で配給をすることに決めたのが理由。パラマウントもこの映画に出資していることから、新しい配給としてパラマウントが決まったようだ。来年3月31日の北米公開日は変わらない。その他の情報主演はスカーレット・ヨハンソン。監督は『スノーホワイト』のルパート・サンダース。撮影はニュージーランドで行われる予定。ヨハンソンの次回作は、来月北米公開予定のジョエル&イーサン・コーエン監督作『ヘイル・シーザー(原題)』今年は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、声の出演をする『ザ・ジャングル・ブック(原題)』も控える。文:猿渡由紀
2016年01月27日中部国際空港(セントレア)で2月20日・21日、全国各地の武将隊が集結する「第一回 全国武将隊大博覧会~宴~」が開催される。4Fイベントプラザを会場として、全国の武将隊たちが演武やコラボトーク、PRブース、ワークショップ、大抽選会を展開。また、参加隊による「大行列」や「イケ武将選手権」、全国武将隊から武将隊ファンへの挑戦状「第一回全国武将隊検定」なども予定している。参加予定の武将隊たちは、AICHI PRINCESS SAMURAIあいち戦国姫隊、安芸ひろしま武将隊、奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊、忍城おもてなし甲冑隊、岐阜城盛り上げ隊、清洲城武将隊煌組、熊本城おもてなし武将隊、グレート家康公「葵」武将隊、神戸・清盛隊、信州上田おもてなし武将隊徳川家康と服部半蔵忍者隊、名古屋おもてなし武将隊など(変更になる場合もある)。詳細については決定次第、オフィシャルサイトで発表する。
2016年01月04日ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、アニメ『攻殻機動隊ARISE』全4話および『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』を2015年11月25日(水)より4週連続で、PlayStation Plus(PS Plus)の加入者を対象として追加料金無しで配信する。士郎正宗氏の原作誕生から25周年を迎える「攻殻機動隊」シリーズ。『攻殻機動隊ARISE』は、若き日の草薙素子がいかにして攻性の特殊部隊=攻殻機動隊を創設するに至るかが描かれる結成前夜の"はじまりの物語"。士郎正宗×黄瀬和哉×冲方丁×コーネリアスという最高のスタッフが集結した、第四の攻殻機動隊プロジェクトとなっている。今回はプレイステーションのメンバーシップサービス「PlayStation Plus (PS Plus)」の加入者を対象として、『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』、『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』、『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』、『攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone』、『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』を配信。視聴対応端末(フォーマット)は、プレイステーション 4、プレイステーション 3、プレイステーション Vita、Web、プレイステーション・ポータブル、Xperia Tablet、Xperiaスマートフォン、ブルーレイディスクプレーヤー、Media Goとなっており、PlayStation Storeにて配信期間内にコンテンツをダウンロードすることで視聴できる。○PS Plus加入者対象コンテンツダウンロード期間■『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』2015年11月25日(水)~2015年12月1日(火)■『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』2015年12月2日(水)~2015年12月8日(火)■『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』2015年12月9日(水)~2015年12月15日(火)■『攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone』2015年12月16日(水)~2015年12月24日(木)■『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』2015年12月16日(水)~2015年12月24日(木)(C9士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
2015年11月25日士郎正宗原作のアニメ作品『攻殻機動隊』シリーズを浮世絵化した「攻殻機動隊 新劇場版 ~桜の二十四時間監視之図~」の予約販売が、10月30日よりスタートしている。シリーズの生誕25周年プロジェクトの一環として制作された完全新作アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の上映や、11月からは舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』の公演が開始されるなど、2015年はさまざまな展開を見せた『攻殻機動隊』。同作を浮世絵化し今年9月に予約受付されていた第一弾「攻殻機動隊 浮世絵」に続き、第二弾「攻殻機動隊 新劇場版 ~桜の二十四時間監視之図~」が新たに商品化される。作品を手掛けるのは、『攻殻機動隊 新劇場版』で総監督を務めた黄瀬和哉氏。同シリーズの名シーンであり、『攻殻機動隊 新劇場版』でもオマージュとして登場した「桜の二十四時間監視」をベースにキャラクターを新規で描き下ろし、浮世絵作品として完成させた。「攻殻機動隊 新劇場版 ~桜の二十四時間監視之図~」は、国際的にも評価の高い浮世絵ならではの"彫り"や"摺り"の伝統技術を用いて「手漉奉書和紙」上に描写。全て手作りで制作されており、黄瀬氏が毛筆で描いた署名も版画にて再現されている。「攻殻機動隊 新劇場版 ~桜の二十四時間監視之図~」は、300枚限定でオンラインショップ「OtakuWorksショップ」にて10月30日15時より予約開始。サイズは縦約340mm×幅約230mmで、価格は43,200円(税込、送料別途)となる。なお、掲載の画像は開発中の商品で、実際の商品に変更がある場合あり。(C)士郞正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年10月30日アニメーション映画「攻殻機動隊」のポスターイラストを「浮世絵作品」として再構築した版画「攻殻機動隊 浮世絵」シリーズが発売される。本日9月2日より「OtakuWorks ショップ」にて、その第一弾の予約受付が開始された。納品予定は12月末~2016年1月末。価格は4万3,200円(300枚限定)。同商品は、士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」の劇場版アニメである「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(監督:押井守)のポスターイラストを、国際的にも評価の高い浮世絵の「手彫り」や「手摺り」といった江戸の伝統技術を用いて「手漉奉書和紙」に再現した浮世絵版画。落款には、大元となったポスターイラストの原画を描いた沖浦啓之氏が、この浮世絵のために毛筆で書いた署名が版画で再現されている。また、彫師には渡辺和夫氏(江戸木版画 伝統工芸師)、摺師には吉田秀男氏(文化庁 無形文化財選定保存技術認定職人)の両職人(「東京伝統木版画工芸協同組合」所属)が担当し、和紙は岩野市兵衛(人間国宝)によって提供されているという。なお、同商品に続く第二弾として、「攻殻機動隊 新劇場版」総監督の黄瀬和哉氏が同シリーズために描き下ろし中で、近日中にデザイン発表と予約開始が予定されているということだ。
2015年09月02日藤原竜也が体当たりの演技で伝説の未確認生物を求める探検隊を好演した『探検隊の栄光』が10月16日(金)に公開される。この度、公開に先駆けて、本作のプロローグとなるスピンオフドラマ「実録!ひかりTVスペシャルこれが伝説の隊長、誕生の瞬間だ!~ROAD TO 探検隊の栄光~」を放送することが決定した。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介「ななめ45°」)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え“真剣”に番組作りに挑んでいく…。今回ひかりTVにて放送されるスピンオフドラマでは、藤原さん演じる杉崎正雄が探検隊の隊長として、テレビ番組に出演することになるまでのいきさつを描き、各話完結のショートドラマを全5話で放送するという。映画の中で現地通訳のマゼラン役として出演している岡安章介(「ななめ45°」)が、杉崎のマネージャー役を務める。本作のプロデューサーは「我々の“ロマン”に共鳴していただき、ひかりTVでもうひとつの『探検隊』を制作させていただくことになりました。しかも4K!我々は美麗で鮮明なUMAの映像を撮ることに成功しました!そして藤原竜也さん…付き合って頂いて、本当に申し訳ございません。是非、ひかりTVでご堪能ください」とコメント。“伝説の杉崎隊長”はどのようにして生まれたのか…映画公開前に本作を“4K”で堪能してみて。「実録!ひかりTVスペシャル これが伝説の隊長、誕生の瞬間だ!~ROAD TO 探検隊の栄光~」は9月11日(金)より、ひかりTVにて独占配信。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年08月19日藤原竜也が体当たりで挑んだ新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』の予告編が、このほど公開となった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介「ななめ45°」)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え“真剣”に番組作りに挑んでいく…。藤原さんが“記憶がぶっ飛ぶ”ほどが命がけで挑んだという本作。藤原さん率いる個性豊かな探検隊メンバーに、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、岡安章介(ななめ45°)、そして本作の紅一点として映画初出演となる佐野ひなこら豪華キャストが集結し、主題歌を「ウルフルズ」が担当する。このほど公開となった予告編では、役者陣の体当たり演技がユーモアたっぷりに描かれている。藤原さん演じる杉崎が秘境の地で挑むジャイアント・アリゲーターとの死闘や、断崖絶壁で隊員の手を命がけで握る決死の姿…と思いきや、カメラの裏側で繰り広げられる“まさかの撮影方法”に戸惑う杉崎隊長の表情など、本作のユーモラスな雰囲気が存分に感じ取れる映像に仕上がっている。藤原さんと、ユースケさん演じるテキトーに撮影を進めていくプロデューサーや、小澤さん演じるディレクターとの掛け合いなど、役者陣の軽妙なやりとりにもクスリとさせられる。そして予告編最後、まるで素の藤原さんから発せられたような「キツイ!(笑)」の一言がなんとも印象的だ。過酷な撮影をこなすうちに、いつしかモノ作りへの熱い気持ちが芽生えた杉崎隊長と隊員たちに、突然おとずれた撮影中止のピンチ…果たして番組は無事完成するのか?まずはこちらの映像から、探検隊の珍道中をご覧あれ。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年08月12日藤原竜也を主演に迎え、未確認生物に迫る新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』。この度、探検隊のメンバーのユースケ・サンタマリア、小澤征悦ら個性俳優陣が集結した本作のポスタービジュアルが公開された。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介「ななめ45°」)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え“真剣”に番組作りに挑んでいく…。今回公開されたのは、迷走しまくりながらも役者魂を見せる我らが隊長・杉崎役の藤原さんを始め、ユースケさん、小澤さん、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45゜)と、ひと癖もふた癖もある7人の隊員たちのキャラクターを見事にとらえたビジュアル。「オレはどこへ向かっているんだ。」というキャッチコピー、さらに左上に見える、巨大な謎の尻尾の正体とは…?本作のプロデューサーはビジュアルについて「懐かしの某探検隊よろしく、TVバラエティクルーの姿を一枚のシチュエーションに収めて、映画のハチャメチャさを表現してみました。何はともあれ、主人公・杉崎を演じる藤原竜也さんが浮かべる困惑の表情、そして『俺はどこへ向かっているんだ』というコピーがすべてを表していると思います(笑)」とコメント。日本を代表するロックバンド「ウルフルズ」が主題歌を担当することでも話題となった本作。こちらのビジュアルからこれから起こるであろう数々の冒険の旅を想像してみて。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日原作誕生から今年で25周年を迎え、物語の要である“攻殻機動隊”の結成前夜を描いた映画『攻殻機動隊 新劇場版』が絶賛上映中の大人気SFシリーズ「攻殻機動隊」。以前、主役にスカーレット・ヨハンソンを迎えてのハリウッド実写化のニュースや、「攻殻機動隊 ARISE」舞台化が発表されたが、この度、気になる舞台作の出演者が解禁された。1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生して以来、1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な作品世界と映像表現で世界中のクリエイターに衝撃を与え、後のSF映画に多大な影響を及ぼしたと言われている。今回舞台化される「攻殻機動隊ARISE」は、原作、映画、TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く“第4の攻殻機動隊”として2013年に全4作で発表された、攻殻機動隊結成前夜の物語を描いたシリーズだ。本舞台で、まだ若く血気盛んな時代の主人公・草薙素子を演じるのは、『ハイキック・エンジェルス』、舞台「BLOOD-C ~The LAST MIND~」などで注目を浴びるアクション女優・青野楓。荒巻大輔役を、「攻殻機動隊ARISE」シリーズや『攻殻機動隊 新劇場版』でも声優を務めた塾一久が舞台でも続投する。そして、草薙素子と独立攻性部隊を構成する面々、バトー役は、舞台「神様はじめましたTHE MUSICAL」巴衛役など舞台・映画と幅広く活躍する八神蓮。トグサ役に「ミュージカル テニスの王子様」真田弦一郎役をはじめ数多くの舞台にたつ兼崎健太郎。イシカワ役を「戦国BASARA」前田慶次役や、ロックミュージカル「BLEACH」で主演・黒崎一護役を務めた伊阪達也が好演する。パズ役を「DIABOLIK LOVERS」逆巻ライト役や「薄桜鬼SSL~sweet school life~」風間千景役の出演が控えている井深克彦。サイトー役を、「戦国BASARA」真田幸村役の松村龍之介、ボーマ役を舞台「K」の鎌本力夫役の松崎裕が演じる。さらに、イバチ役は「DIABOLIK LOVERS」逆巻レイジ役の高崎俊吾、クルツ役は舞台や映画を中心に活躍する護あさな、サイード役は舞台「P4U」エリザベス役の吉川麻美、ツダ・エマ役は「BLAZBLUE」ノエル役の桃瀬美咲、そして草薙素子の恋人、ホセ役は舞台「P4U」鳴上悠役や舞台「K」の宗像礼司役の南圭介が担当。演出は、舞台「ペルソナ」シリーズや「BLOOD-C ~The LAST MIND~」の演出も手がけ、映画監督でもある奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の脚本家でもあり「攻殻機動隊ARISE」スーパーバイザーを務めた藤咲淳一が担当。さらに最新作で脚本を務めた冲方丁が監修として参加している。実力派舞台俳優たちと、「攻殻機動隊」に精通した豪華スタッフ陣がタッグを組み、舞台上で創りだす新たな攻殻機動隊結成前夜“はじまりの物語”から、まだまだ目が離せそうにない。舞台「攻殻機動隊ARISE」は11月5日(木)から15日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて公演予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日2015年6月12日、「攻殻機動隊REALIZE PROJECT」の説明会が東京・六本木で行われた。「攻殻機動隊」とは1989年に士郎正宗氏による漫画として誕生した作品。その後1995年に押井守監督により『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』としてアニメ映画化され、世界の注目を浴びた。2002年からは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」としてテレビアニメ化(神山健治監督)。シリーズは同「S.A.C. 2nd GIG」、「S.A.C. Solid State Society」と続いた。さらに現在、「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」が黄瀬和哉監督、シリーズ構成・冲方丁氏で製作されており、6月20日(土)からは「攻殻機動隊」25周年記念作品の完全新作長編アニメ映画として『攻殻機動隊 新劇場版』が公開される。「攻殻機動隊」はSF作品で、作中に登場するサイボーグ技術「義体」や「電脳」は架空の存在だ。しかし魅力的な作品設定は今でも少なからぬ人たちに影響を与えている。「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT(リアライズ・プロジェクト)」は、「攻殻機動隊」らしい科学技術の実現(リアライズ)に向けた情報発信と研究開発、起業活動支援を目的としたプロジェクトである。説明会は2部構成で行われた。第一部は、プロジェクトの概要説明を「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」実行委員長である株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長の石川光久氏が行った。第2部は神山健治氏や冲方丁氏らアニメ作品関係者のほか、慶應義塾大学大学院の稲見教授、南澤准教授を迎えて、REALIZE公開ブレスト「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」と題したトークセッションが行われた。まずは第一部をレポートする。最初に「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」実行委員長で、株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長の石川光久氏が挨拶に立った。石川氏はまず士郎正宗氏の原作について触れ、「話の根っこの強さ、SF設定の緻密さ。設定の時代である2029年が近づけば近づくほど、士郎正宗氏の時代を見る目の凄さを感じる」と語った。アニメについて士郎正宗氏は原作を気にせず好きにしていいと言っているが、原作が緻密に描き込まれているので、描いてはいけない部分があるという。同プロジェクトでは、単に描かれているものを実現するだけではなく、原作に描かれてなかったとしても世界観に合致するものの実現を目指すという。原作に寄り添うだけではなく、士郎正宗氏の原作に近づいていくような、もしかしたら次の攻殻機動隊に出てくるようなものがリアライズできたらと考えていると述べた。また、現在アニメ化が進んでいる「ARIZE」は2029年の前を描いた作品であり、「新劇場版を見ていただければ、リアライズプロジェクトのことも、言いたいことがわかってくれると思う」と述べた。最後に石川氏は「アイデアや技術が間違った方向にいかないように、また日本の科学技術の発展に貢献できるように、実行委員会と事務局が中心となって、産学官と連携して中長期のプロジェクトとして進めていきたい。新たな取り組みとして、ぜひ皆様にご期待いただければと思う」と挨拶を締めくくった。○プロジェクト概要「攻殻機動隊REALIZE PROJECT」では、メディア事業、インキュベーション事業、プロジェクト関連事業、アワード事業等を行う予定だ。まずメディア事業では、攻殻機動隊の世界に近いものを独自に取材してキュレーションしていくほか、SNS連動や、各メディアともタイアップしていく。インキュベーション事業では今回、株式会社NTTドコモベンチャーズの協力で攻殻機動隊のテーマにあった研究開発やスタートアップを対象とした「コンテスト・ハッカソン」を開催することが発表された。これらをアワードとして表彰する予定。説明会ではプロジェクト・関連事業の一例として、日本で初めてとなるフォトグラメトリースタジオ「Avatta」を運営・監修する写真家の桐島ローランド氏が登壇した。「フォトグラメトリー」とはカメラで複数角度から同時撮影して3Dモデルを作るという技術だ。「AVATTA」では、84台の一眼レフカメラ(NikonD5300)を使っている。従来の3Dスキャンによるモデル作成よりもリアルなアバターが作れる点が特徴で、しかも従来は数カ月かかっていた作業が10日間程度ですむようになったという。桐島氏は3Dデータを用いた新しい表現をこれから試していきたいと語った。会場には撮影を行ったモデルの有馬綾香さんが「攻殻機動隊」主役の草薙素子のコスプレで登場した。撮影そのものは手と足を少し広げて立ついわゆる「Aポーズ」で行う。会場では作成した3Dモデルに服や髪の毛のモデルを着せて作った3Dモデルが紹介された。有馬綾香さんのほか、コスプレイヤーのうしじまいい肉さんも撮影を行っており、両者のモデルはウェブサイトで閲覧できるようになる予定。背景には心電図上のパルスが出ているが、これはうしじまいい肉さんが着用しているApple Watchが計測したデータをリアルタイムで反映したものだという。続けて株式会社ライブアース代表取締役社長の庄司真史氏が登壇した。「攻殻機動隊」に登場する電脳、義体、ロボットなど要素技術を整理して、どれだけ現実のものになっているかを検証していき、意味のあるかたちで還元する試みを事務局では行っていくと述べた。庄司氏は特に「攻殻グラフ」という「攻殻」世界の可視化を目指すプロジェクトについて解説した。セマンティックネットワークに基づいて要素をグラフ化し、世界を分析・整理していき、ネットワークは世界を検索するアルゴリズムへと昇華させていくことを目指すという。これまでのグラフ化で「攻殻機動隊」の技術は「機械(ロボット)」、「都市(スマートシティ)」、「人工知能(AI)」、「義体(サイボーグ)」、「電脳(サイバー・ブレイン)」の5つに大別されることがわかった。もっとも実現が難しいのが電脳分野で、2029年までにどれだけ進むかはまだわからない。いっぽう、いまのスピードで技術が進むと、人間のニューロンよりも速い処理速度をもった計算機が安価に手に入ると考えられると庄司氏は語った。各技術を取材し記事にした結果を、読者、専門家、各メディア、事務局での値などから「攻殻係数」として定量評価し、アワードなどを通して、社会の発展に寄与するように還元していきたいという。今回、例として出されたのはライブアースの地球儀技術「LiVEARTH」を使って、産業用ロボットの取引額をウェブ地球儀上に可視化したもの。日本から世界への輸出額が非常に大きいこと、欧州では地域内での取引が多いことなどがわかる。○コンテスト・ハッカソンを実施予定コンテスト・ハッカソンについては、NTT ドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏が紹介した。秋元氏は「攻殻機動隊こそ未来ビジョンなのではないか。現実世界が攻殻機動隊の世界を追いかけている。現在の技術の発展系が攻殻機動隊の世界に繋がり得るのではないかと思っている」と述べた。映像作品だけではなく「日本を代表する未来ビジョン、テクノロジー・ロードマップである」と考えているという。コモンズ代表で事務局の武藤博昭氏はアワード事業について紹介した。サイトから攻殻機動隊らしいニュースをについて報じる「攻殻ニュース」からもっとも「攻殻係数」が高いものを1年に1度表彰する。そのほか、コンテスト・ハッカソン事業で募集するチーム・団体参加、個人参加、企業家向けのそれぞのれの募集種類から優秀な作品を表彰し、開発資金や企業支援などを与える。詳細は応募要項が固まり次第公開されるが、7月に発表、8月に募集を開始し、翌年2月上旬にアワードを実施する予定だという。産官学のコラボレーションを通してイノベーション、大手企業の休眠特許の呼び起こしなどを目指したいと述べた。
2015年06月13日原作漫画誕生25周年を記念し、「攻殻機動隊」の誕生の秘密に迫った完全新作ストーリーで贈る『攻殻機動隊 新劇場版』。6月20日(土)の公開を目前に、この度、本作の冒頭12分間にも渡る本編映像が解禁となった。1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生。1995年には押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、その圧倒的な作品世界と映像表現により、ウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバタ―』)を始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画の映像表現に革命を起こしたといわれる本シリーズ。今回解禁された冒頭12分間では、本作の物語の鍵となる“大使館人質事件”“総理大臣暗殺事件”の2つの事件の勃発が描かれている。大使館で起きた人質事件の捜査に乗り出す草薙素子たち7名。しかし事件の背後には電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在が見え隠れし、スナイパーであるサイトーは、事件の鍵を握る衝撃的な人物を目撃する。時を同じくしてホテルで秘密会談中の総理大臣と、同席する草薙素子のかつての上司である501機関のクルツ。部屋に運びこまれたトランクは、クルツによる静止も間に合わず、総理大臣自らの手によって爆発し、戦後最大の事件である「総理大臣暗殺事件」が発生してしまう…。映像では、「攻殻機動隊」の見どころである電脳会議シーンや迫力のアクションシーンを、冒頭から余すところなく披露。この2つの大きな事件を契機に、草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”がいったいどのような物語を展開していくのか…続きが気になる映像に仕上がっている。全世界が注目する本作の世界観を、いち早く体験できる本映像を見ながら公開に備えたい。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』の6月20日公開を前に、「攻殻機動隊」生誕25周年を記念したオールナイトイベントが、東京・TOHOシネマズ新宿で6月19日に開催されることが明らかになった。本イベントでは、『攻殻機動隊 新劇場版』で総監督・キャラクターデザインを務めた黄瀬和哉氏、脚本を担当した冲方丁氏に加え、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治監督、さらに、これらすべての作品でプロデューサーを務めたProduction I.G代表・石川光久氏など、「攻殻機動隊」の歴史を築いてきたメンバーが登壇。同シリーズの歴代監督が一堂に会し、作品について語るのは今回が初となり、製作サイドも「非常にレアな一夜になること間違いなし!」と胸を張る。入場者には特典として、『攻殻機動隊 新劇場版』公開一週目の入場者プレゼントとして用意されている「攻殻機動隊25周年記念複製原画セット」に加え、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』ほか公開当時のチラシ集(一部復刻版)が全員にプレゼントされる。開催時間は6月19日19:30の回(上映前トークショー)~翌5:20(上映終了予定、随時休憩含む)。上映作品は、『攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT』前後編、『攻殻機動隊 新劇場版』、『GHOST IN THESHELL/攻殻機動隊』、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』。チケットの料金は3,800円で、プレミアボックスシート(+1,000円)、プレミアラグジュアリーシート(+3,000円)も用意。劇場のインターネットチケット販売「vit」にて、6月5日24:00から販売がスタートする。「攻殻機動隊」シリーズの主人公・草薙素子の過去と攻殻機動隊の結成秘話が描かれる『攻殻機動隊 新劇場版』は、総監督・キャラクターデザインを黄瀬氏、脚本を冲方氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結。アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が務める。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年06月04日戦中戦後を駆け抜けた伝説の漫才師ミス・ワカナ。日本芸能史にその名を轟かす“おもろい女”と、彼女の相方で夫でもあった玉松一郎の一代記が、当代きっての喜劇女優・藤山直美と渡辺いっけいの初タッグで甦る!原作は1965年、森光子と藤山寛美の黄金コンビが、お茶の間を賑わせたテレビドラマだ。寛美の実の娘・直美は6歳当時、中国の浮浪児役で出演していたという。1978年には森と芦屋雁之助により舞台化。実に463回の上演を重ねた名作が、9年ぶりに新生する好機を逃すわけにはいかない!という訳で、5月中旬、1幕の通し稽古が行われていた稽古場に潜入した。舞台『おもろい女』チケット情報顔寄せでも“コツコツ努力道”を歩むと誓った藤山は、その言葉通り丁寧に1場ずつ、演出の田村孝裕と細かな段取りまで確認しながら作品と向き合っていく。物語は十五歳の河本杉子が、大阪漫才の大御所に弟子入りを直談判する騒動から始まる。その一部始終を見ていたのが、映画館のチェロ楽士・河内山一郎。後のワカナと一郎、運命の出会いの瞬間だ。居合わせた漫才台本作家の秋田実(田山涼成)や漫才界のドン・菱本せつ(正司花江)らに“おもろい女”だと認められたワカナの人生は、ここから急激に加速していく。程なくワカナと一郎は駆け落ち。前のめりなほど芸に没頭する妻と、彼女を三歩後ろから支える夫という“凸凹婦夫”の情愛が、藤山と渡辺の“あ・うんの演技”からひしひしと伝わってくる。その後、中国の青島に渡ったふたりだったが、病を煩った一郎は首吊り&割腹自殺を図る……が、止めに入ったワカナと組んず解れつ、結局は仲睦まじいふたりに戻るのがまた微笑ましい。と、偶然その場を目撃する若手漫才コンビ役に挑むのは黒川芽以と篠田光亮。役者としても座組の中では群を抜いて年下ながら、現場に新鮮な空気を送り込んでいた。場の空気を一変させるといえば、九州演芸の顔に扮する山本陽子の存在感たるや。藤山と山本の女優競演も見逃せない一幕になりそうだ。時は流れ、戦下の中国を“演芸わらわし隊”の一員として訪れたワカナと一郎は、戦線の部隊長・飯塚大佐との束の間の親交を結ぶ。しかしふたりが日本に戻り、NHKの本番が始まる瞬間、飯塚大佐の戦死の速報がワカナの心を打ちのめす。その胸中を、藤山は声を震わせ、涙を浮かべた迫真の“泣かせ漫才”で吐露。寄り添う一郎になりきる渡辺が弾くアコーディオンの音色も哀しみを増長させた。この“泣かせ漫才”しかり、各地の方言で聴かせる“しゃべくり漫才”など漫才シーンも見どころの本作。昨年の『ええから加減』でも冒頭から爆笑を誘った藤山をして、いまだ漫才は難儀と言わしめるとは、観ている方にとっては驚きだ。さらに藤山は安来節からフラダンスまでこなすなど、見どころしか見当たらない本作。劇場で新生ワカナに出会える日を指折り待ちたい。公演は5月29日(金)から6月2日(火)まで東京・THEATRE1010、6月5日(金)から30日(火)まで東京・シアタークリエにて。チケット発売中。取材・文:山田美穂
2015年05月26日現在TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』の新キャラクター「パイロマニア」役を、俳優としても活躍する声優の津田健次郎が務めることが25日、明らかになった。本作は、主人公・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の誕生の物語「border:1」から「border:4」の全4部作で描いた『攻殻機動隊ARISE』(2013年~2014年)を、シリーズ構成の冲方丁氏が初期案に基づいて再構成し、TVアニメ化したもの。ラストには2話のエピソードが追加され、6月20日公開のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』へとつながるエピソードとなる。『TIGER&BUNNY』のネイサン・シーモア役などでも知られる津田が演じるのは、新作エピソードに登場する新キャラクター・パイロマニア。シリーズを通して事件の発端、物語の核となっている「洗脳・ゴーストへの侵入・擬似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス"ファイア・スターター"の信奉者として描かれ、炎を自在に操って素子たちに迫る。出演が決定し、兼ねてから『攻殻機動隊』シリーズのファンだったという津田は「『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を初めて見たとき、こんなに静かで深いSF映画がありうるのだと、とても強い印象を受けました。ですからシリーズ最新作にあたる『ARISE』の出演依頼をいただいた時はテンションがあがりました」と作品に対する熱い思いを吐露。そのためアフレコでは「バトーの軽口を聞いたりすると、ついファンの視線に戻ってしまう」こともあったという。また、自身が演じるパイロマニアは「感情を抑えて、淡々としゃべるキャラクター」であるため、「その中でどこまでセリフにエネルギーを込めていくか」という点に特に気を遣ったという津田。完成した映像を見て「パイロマニアと草薙素子の静かな戦いは、とても『攻殻機動隊』らしいものだと思いました」と振り返り、ファンに向けて「この全編から漂う『攻殻機動隊』らしさを楽しんでいただければうれしいです」と呼びかけている。シリーズ構成を務めた冲方氏はパイロマニアについて、「ネットはあらゆる価値観を拡散させ、社会的なくびきからの逸脱を可能にします。そのためネットの拡大に社会が追いつけない時、社会よりもネットの価値を重くみる存在が現れます。パイロマニアはそれが行きすぎたキャラクター」と説明。新エピソードでは「組織構造からはじき出されている存在である素子が、素子らしい"戦い方"でパイロマニアに立ち向かっていく。そこを楽しみに見ていただけたらと思います」とコメントを寄せている。新エピソード「#09 PYROPHORIC CULT前編」は6月7日の22:30~(TOKYO MXほか)、「#10 PYROPHORIC CULT後編」は6月14日22:30~放送される。航空機爆破テロの共同捜査要請を受けた公安9課は、電脳ウィルス「ファイア・スターター」のブローカーとされるパイロマニア捕獲のため包囲網を敷き、身柄を拘束。しかし、パイロマニアの正体と目されていたテロリストの遺体が発見されたことで事態は急変し、正体不明のパイロマニアは拘束を解き、素子たちを急襲する。(C)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」
2015年05月25日藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦らを迎え、伝説の未確認生物を求める探検隊の姿を描く『探検隊の栄光』。このほど、本作の主題歌を「ガッツだぜ!!」、「バンザイ ~好きでよかった~」など、魂を揺さぶる歌で日本中に元気を与えてきた「ウルフルズ」が担当することが分かった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が俳優人生を賭けて新境地を開くべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦し、様々な問題にぶつかりながらも隊長そして俳優としても成長していく姿を描く。原作は、ベストセラー「ちょんまげぷりん」の著者・荒木源による同名タイトル「探検隊の栄光」(小学館刊)。麻生久美子&大泉洋W主演の『グッモーエビアン!』を手掛け、2016年に風間俊介&松岡茉優出演の『猫なんかよんでもこない。』の公開を控えた山本透が監督を務める。杉崎と共に秘境に挑む番組スタッフには、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー役ユースケ・サンタマリア、行き当たりばったりで大雑把なディレクター役小澤征悦ほか、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45°)ら個性派キャストが集結している。今回主題歌に決定したのは4年半の活動休止を経て昨年より再始動した「ウルフルズ」の新曲「ボンツビワイワイ」。“ボンツビワイワイ”は造語で“Born To Be ワイワイ”の略。生まれながらのパーティ野郎のイメージでつけられたという。探検の中で起きるアクシデントや、出会った人たちと関わるうちに隊長としての自覚も芽生え“真剣”に番組作りに取り組む姿と、トータス松本のパワフルで魂のこもったボーカルが重なり、作品をより一層盛り上げる。『探検隊の栄光』は2015年秋全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日6月20日に公開されるアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に向けて、「攻殻機動隊」シリーズの歴代監督を務めた押井守監督、神山健治監督が応援コメントを寄せた。本作では、総理大臣暗殺事件をきっかけに、シリーズでも謎を秘めたキャラクターであった全身義体のサイボーグ・草薙素子の生い立ちが明らかになるとともに、攻殻機動隊の誕生秘話を描く。総監督・キャラクターデザインに黄瀬和哉氏、脚本に『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を手がけた小説家の冲方丁氏、音楽はコーネリアスと『攻殻機動隊ARISE』を手がけた面々が再集結した。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)でメガホンをとった押井監督は、映画を「葛藤に陥る前のパッショネートな素子を描いた唯一の攻殻」であると評価。押井氏いわく「これまでで最も魅力的な素子」を描き切った黄瀬氏に向けて、「さすが黄瀬だ!」と総監督ぶりをたたえている。そして、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を担当した神山監督は、「攻殻機動隊のメンバーがいかにして現在の活動を行うに至ったのか」が解き明かされている点に注目。「公安9課結成までの活躍や葛藤が描かれる本作は大変興味深く、細視に値する映画です」と、シリーズの核となる部分がつまびらかにされる本作に期待を寄せた。なお、公式サイトでは、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督、BUMP OF CHICKENの直井由文、『シドニアの騎士』を描いた漫画家・弐瓶勉、『進撃の巨人』の実写映画を手がける樋口真嗣監督、アーティストのタカノ綾など著名人からの応援コメントを随時公開していく予定だという。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月22日藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦らを迎え、伝説の未確認生物を求める“最高にくだらない”探検隊の姿を描く『探検隊の栄光』が今秋、公開されることが決定。藤原さんを始めとするキャスト陣からコメントが到着した。『カイジ』シリーズ、『藁の盾』『るろうに剣心』シリーズなどへの出演者はもちろん、多数の舞台で活躍している藤原さんが本作で扮するのは、落ち目の俳優・杉崎。俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「三首の巨獣・ヤーガ」を求め、秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑むのだが、番組スタッフの足並みは見事なまでにバラバラ。同行するのは、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、職人気質のカメラマン(田中要次)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介/ななめ45°)といった面々。彼らの行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、“真剣”に番組作りに取り組んでいくーー。原作は、ベストセラー「ちょんまげぷりん」の著者・荒木源による同名タイトル「探検隊の栄光」(小学館刊)。監督を務めるのは、麻生久美子&大泉洋W主演の『グッモーエビアン!』を手掛け、2016年に風間俊介&松岡茉優出演の『猫なんかよんでもこない。』の公開を控えた山本透だ。山本監督が「撮影現場に放り出されたキャストの皆さんが、いかに過酷な環境だろうが芝居をしなければ帰れないと、半ばあきらめ?腹をくくり、ヤケクソになりながらはじけた芝居をしまくってくれました」と語るとおり、危険な崖や地中に広がる巨大風穴など、全国の秘境スポットで行われた撮影の過酷さは、かなりのものだった様子。特に主演の藤原さんは、そのハードさに記憶が飛ぶくらい過酷な撮影だったそうで、「“隊長”はほぼ全てのシーンに出ていたので、途中、ユースケさんに代わってほしい…などと思っていましたが、そのユースケさん自体がクランクアップの2日前くらいまでは降板してしまいそうなほど、本当に過酷で楽しい現場でした!」と、達成感たっぷりにコメント。対するユースケさんは、ただ一言「本当に降板しなくて良かった!」と語り、さらに、小澤さんも「藤原“隊長”の燃えたぎる情熱で、過酷な現場の辛さも悩みごともすべて吹っ飛びました!!」とコメントするなど、監督・キャストともに、とにかく“過酷”という表現が目白押しとなった。もちろん、山本監督が「最高のチームワークでした。最高にくだらなくて、最高に楽しい探検隊が誕生しました」と自信をのぞかせ、「一刻も早く完成させて、皆さんにお届けしたい!」と意気込みを見せる本作。撮影の過酷さとは裏腹に、誰もが楽しめる作品となることは間違いないだろう。『探検隊の栄光』は2015年秋全国公開予定。(椎名あい)
2015年05月06日3月17日よりスタートした、兵庫県神戸市と『攻殻機動隊 新劇場版』および『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』の公民連携によるPRプロジェクトの名称が「神戸市公安9課」に決定し、5月1日より本格的な活動を開始した。合わせて『攻殻機動隊 新劇場版』の総作画監督を務める大久保徹氏による描き下ろしイラストも公開された。本プロジェクトは、『攻殻機動隊』の原作者・士郎正宗氏が兵庫県出身であるということ、劇中で神戸をモデルにしたと思われるシーンが多く描かれていることから実現。観光振興に力を注ぐとともに、IT関連産業の振興やオープンデータ・ビッグデータの利活用にも注力していくPRプロジェクトになるという。今回の「神戸市公安9課」発足に伴い、専用サイトもリニューアル。IT先進都市を目指す神戸の未来像を想起させ、本プロジェクトを象徴する描き下ろしイラストが公開されている。草薙素子がポートタワーを含む神戸の夜景を見下ろしている本イラストは、市役所1号館24階展望ロビーや神戸空港、ポートライナーなどにも貼り出されていく。また、本サイトでは、IT先進都市に関する情報や"神戸をモデルにしたと思われるシーン"の紹介などを随時発信していくという。そして、現在は『攻殻機動隊 新劇場版』、『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』公開を記念した3カ月連続スペシャル企画を展開中。第一弾は、Twitterで「あなたが光学迷彩で消えたいと思った瞬間」を呟くと、宣伝担当者の独断と偏見で「A:黄瀬総監督描き下ろしミニ色紙」(1名)、「B:ロジコマプラモデル」(10名)がプレゼントされる。公式ツイッター(@kokaku_m)をフォローし、キャンペーンハッシュタグ「#光学迷彩で消えたい」を付けて、「希望賞品(AorB)」とお題となる「あなたが光学迷彩で消えたいと思った瞬間」をツイートすれば応募完了。応募締切は6月1日12:00、当選者は公式ツイッターからDM(ダイレクトメッセージ)で直接通知される。『攻殻機動隊』は、士郎正宗氏によって1989年に発表されたSF漫画。今年4月からは、2013年~2014年に劇場公開されたアニメ『攻殻機動隊ARISE』全4話をそれぞれ前後編に再編集したTVアニメ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』がTOKYO MXほかで放送中。6月20日には、"総理大臣暗殺"という戦後最大の事件を描いた完全オリジナルの劇場用アニメ映画『攻殻機動隊 新劇場版』が公開される。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年05月02日4月5日よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送されるTVアニメ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』の新キャラクター・パイロマニアのビジュアルが公開された。今回公開されたパイロマニアは、ラストに挿入される新作エピソードに登場する新キャラクター。シリーズを通して重要なカギを握る電脳ウイルス"ファイア・スターター"の信奉者である電脳ウイルス・ブローカーである彼は、ファイア・スターターの可能性を信じその流布に尽力。陸軍情報部ホヅミ大佐とも接触があり、米国情報部の情報によれば南米系のガルベスという人物であることが判明しているが詳細は不明。「炎の天使」の一節を口ずさむこともあるという。追加されるこの2話の新作エピソードは、6月20日に公開される、完全新作のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』につながる物語になるという。本作は、主人公・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを巡る物語を「border:1」から「border:4」の全4部作で描いた『攻殻機動隊ARISE』(2013年~2014年)を、シリーズ構成の冲方丁氏が初期案に基づいて再構成したもの。「border:4」のエピソードから始まり、公安九課結成の物語を全10話で放送される。本作のキャッチコピーは「階級なし、実力主義。」。また、TVシリーズ化にあたり、シリーズ構成の冲方氏は発表時に最後の新作エピソードでは、"ファイア・スターター"に感染したウィルスの信奉者であるパイロマニアが草薙素子と対峙します。彼は"個"についての考え方が素子とまったく異なる存在です」と、新たなエピソードを解説している。(C)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」
2015年03月24日2015年初夏公開のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に先がけて、4月5日より放送されるTVアニメ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』のオープニングテーマが、「坂本真綾 コーネリアス」による「あなたを保つもの」に決定した。「あなたを保つもの」は、『攻殻機動隊ARISE』シリーズで主人公・草薙素子役の坂本がボーカルを務め、同シリーズで劇中曲およびオープニングテーマ、全シリーズのエンディングテーマを手がけたコーネリアスが、作曲と編曲を担当。さらに作詞には、同シリーズの「border:1」(「じぶんがいない」)と「border:2」(「外は戦場だよ」)のエンディングテーマに続いて、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎が手がけるという。2013年~2014年に公開されたアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』は、素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを巡る物語が、「border:1」から「border:4」の全4部作で描かれた。本作では、シリーズ構成の冲方丁氏による初期案に基づいた流れに再構成され、「border:4」のエピソードから始まり、公安九課結成の物語を全10話で放送。そして、ラストに挿入される新作エピソードでは、"ファイア・スターター"に感染したウィルスの信奉者であるパイロマニアが素子と対峙。2015年初夏に公開される、完全新作のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に繋がる物語になるという。(c)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
2015年02月27日2013年~2014年に公開されたアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』全4話を、それぞれ前後編に再編集して新作エピソードを加えたTVシリーズ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』が、2015年4月にTOKYO MXほかにて放送されることが決定した。『攻殻機動隊ARISE』は、ヒロイン・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを巡る物語が、「border:1」から「border:4」の全4部作で描かれた。TVシリーズでは、シリーズ構成の冲方丁氏による初期案に基づいた流れに再構成され、「border:4」のエピソードから始まり、公安九課結成の物語を全10話で放送。そして、ラストに挿入される新作エピソードでは、"ファイア・スターター"に感染したウィルスの信奉者であるパイロマニアが草薙素子と対峙。2015年初夏に公開される、完全新作のアニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』に繋がる物語になるという。新作エピソードのスタッフやキャストについては後日発表予定。本作のキャッチコピーは「階級なし、実力主義。」。また、TVシリーズ化にあたり、シリーズ構成の冲方氏からのコメントも到着し「最後の新作エピソードでは、"ファイア・スターター"に感染したウィルスの信奉者であるパイロマニアが草薙素子と対峙します。彼は"個"についての考え方が素子とまったく異なる存在です」と新たなエピソードを解説。また、夏公開の劇場版についても「そして初夏に公開を控えた『新劇場版』は、その中心にいる素子の過去と内面にさらに迫った内容になっています」と語っている。コメント全文は以下のとおり。■冲方丁氏・コメント全文士郎先生の原作『攻殻機動隊』は掘れば掘るほど発見があります。国家が消えようとする直前の時期を題材にした舞台設定の秀逸さ。キャラクターの配置の巧みさ。サイボーグ&サイバーなデティクティブものというジャンルの魅力。四半世紀前に描かれた見事な原作を、博物館に眠る"古典"ではなく、現代の作品として映像化しなくてはならないという思いで今回の脚本に臨みました。そのためには素子たちメンバーの若き日を描く必要がありました。『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』は昨年末までに劇場にて上映された「border:1」から「border:4」までを再構成し、新エピソードを加えた新たなTVシリーズです。TVというメディアの特性に合わせ、お馴染みのメンバーが揃っている「border:4」のエピソードから始まり、やがて公安9課へと参加するメンバーが何故集まったのかを解き明かします。そして最後の新作エピソードでは、"ファイア・スターター"に感染したウィルスの信奉者であるパイロマニアが草薙素子と対峙します。彼は"個"についての考え方が素子とまったく異なる存在です。この作品に参加するにあたり、アクの強い9課のメンバーがなぜ素子に従うのかを考えました。彼らは素子が「混迷の時代における理想」を直感的に示していることをわかっているのだと思います。ネットで国家も個人も並列化が進む時代の中で、本作の素子は"個"というものにこだわります。その存在感が放つ光が人を惹きつけるのです。そして初夏に公開を控えた『新劇場版』は、その中心にいる素子の過去と内面にさらに迫った内容になっています。公安9課のメンバーが集まる過程を描いた『ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』では、これから新たに『攻殻機動隊』という作品に触れる人のためにもよい流れが作れたと思います。また、従来のファンの方には、原作、映画、『S.A.C.』に続く第4の『攻殻機動隊』として楽しんでいただけるとうれしいです。(C)士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
2015年02月17日JALホノルルマラソン広報事務局はこのほど、4月12日にハワイ・オアフ島で開催される「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2015」盛り上げ隊に、アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」が就任したことを発表した。同イベントは、時間無制限のため、ホノルルの観光名所を自分のペースで走りながら巡ることができるハーフマラソン。今年も昨年に引き続き、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSが盛り上げ隊として就任する。同グループは、初就任となった昨年の大会にて、メンバーの溝手るかさんが15歳~19歳の部で部門優勝、荒井玲良さんが2位となったほか、メンバー全員がハーフマラソン初挑戦ながら完走した。就任2年目となる今年の大会では、メンバーがハワイの景色の中で、一般参加者と共に21.0975kmを走る。一般参加者に対し、大会前には応援メッセージと共に直接ゼッケンの手渡しを行うほか、大会当日のスタートセレモニーでは参加ランナーに激励メッセージを贈り、大会を盛り上げる。同イベントの開催時間は6時(車椅子部門は5時30分)。参加資格は年齢が7歳以上とし、7歳~14歳は保護者同伴、20歳未満は同意書に保護者の署名が必要。申し込みは公式サイトより、オンラインエントリー(20歳以上のみ)またはダウンロードしたエントリーフォームで受け付ける。詳細はホノルルハーフマラソン・ハパルア2015で案内している。また、1月19日には、ジャルパックがファンツアー「JALパック"SUPER☆GiRLS"と一緒に走る!!ホノルルハーフマラソン・ハパルアツアー」(4月9日~11日)を発売する。同ツアーでは、メンバーとのハワイ観光プログラムやランニングクリニック、前夜祭などのメニューを用意している。
2015年01月14日『攻殻機動隊』生誕25周年プロジェクトの一環として制作される完全新作のアニメーション映画のタイトルが『攻殻機動隊 新劇場版』に決定し、2015年初夏に公開されることが明らかになった。また、合わせてポスタービジュアルと特報も公開されている。『攻殻機動隊 新劇場版』では、超ウィザード級のハッカースキルを持った全身義体のサイボーグ・草薙素子が、なぜ自らの部隊を求め戦い続けるのか、そして"攻殻機動隊の起源"と"彼女の出生の秘密"が明らかになるという。総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉氏、脚本は冲方丁氏、音楽はコーネリアス、アニメーション制作はProduction I.G、監督は野村和也氏が担当。キャストには坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきらが名を連ねている。原作者の士郎氏は「『攻殻機動隊』は"最初から劇場用作品として制作されたもの"に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる]」と前置きしながら、「25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている」とコメントを寄せている。特報は1月8日18:00より公式サイトにて公開され、劇場では1月9日より上映。また、公開されたポスタービジュアルには、「目覚めたゴーストがささやく――」というキャッチコピーとともに凛とたたずむ草薙素子が描かれている。さらに、ヒロイン・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを巡る物語を描き、2013年6月~2014年9月にイベント上映されたアニメーション作品『攻殻機動隊ARISE』(全4部作)が、4月からTVシリーズとして放映されることも決定。詳細は追って発表される。そして、現在東京・新宿駅コンコース内で展開されている、アニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の「シビュラシステム」を草薙素子がハッキングするコラボレーションも展開。草薙素子が「シビュラシステム」をハッキングし、1月8日18:00を皮切りに、以降1月9日~11日まで毎日5回(7:00、11:00、15:00、19:00、23:00)、何らかの形で登場するという。『攻殻機動隊』は、士郎正宗氏が手がけるSF漫画で、1989年に『ヤングマガジン海賊版』(講談社刊)で連載がスタートし、昨年原作25周年を迎えた。科学技術が発達した架空の日本を舞台に、さまざまな犯罪による被害を最小限に防ぐ内務省直属の組織「公安九課」の活躍が描かれている。本作は劇場アニメやTVシリーズ、ゲームなど多様な展開を見せ、2013年~2014年には、主人公・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを描いた劇場アニメ『攻殻機動隊ARISE』シリーズが公開された。(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
2015年01月08日シリーズ連載開始から25周年を迎えた人気作『攻殻機動隊』の新作映画の正式タイトルが『攻殻機動隊 新劇場版』に決まり、今年初夏に公開されることが決定。特報映像が公開された。シリーズの“はじまり”を描いた『攻殻機動隊ARISE』に続いて黄瀬和哉が総監督を、冲方丁が脚本を務める。『攻殻機動隊 新劇場版』特報映像本作の舞台は、社会のありとあらゆる場所にネットが張り巡らされ、国家や社会の構成ユニットがそのカタチを何とか保とうとしている近未来。そこでは高度に発達した科学技術によって人間の組織を“義体”と呼ばれる外部パーツと交換したり、人間の脳や中枢神経をネットと直接つなぐ“電脳化”が進行している。本作は内務省直属の独立部隊“攻殻機動隊”を率いる草薙素子の出生の秘密を描くオリジナル・ストーリーで、攻殻機動隊の起源が明らかになる。本シリーズはコミックから多くの映画やTVシリーズが誕生し、様々な設定やキャラクターが存在しているが、『新劇場版』では『…ARISE』に続いて坂本真綾、塾一久、沢城みゆき、中井和哉らがキャストを担当。コーネリアスが音楽を手がけ、野村和也が監督を、大久保徹が総作画監督を務める。原作者の士郎正宗は「25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている」とコメントしている。『攻殻機動隊 新劇場版』2015年初夏全国ロードショー
2015年01月08日マツダはこのほど、警察用パトロールカーとして架装した「CX-5」を、広島県警察本部交通部高速道路交通警察隊(広島県警高速隊)に2台提供したと発表した。今回の車両提供は、2014年度末に予定されている中国横断自動車道尾道松江線の全線開通など、年々高速道路が延伸する中で、冬期の厳しい気象環境下での高速道路における交通警察活動用のモニター車両として提供したもの。シビアコンディション下でのクルマの走行性能をモニタリングすることで、より安全で耐久性のあるクルマづくりに役立てていきたいとしている。提供される「CX-5」は、厳しい使用環境を踏まえ、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」と4輪駆動(4WD)システムを搭載したモデルに。「SKYACTIV-D 2.2」は低速から高速までのスムーズなレスポンスと力強い走りに加え、JC08モードで18.0km/リットル(4WD車)の燃費性能や、ポスト新長期規制に適合した環境性能を実現しており、高速道路における長距離走行に適している。「CX-5」の4WDシステムは、ドライバーには感じ取れないほどわずかなタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、その変化に応じてクルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールする機能を搭載。冬期の厳しい気象環境下においても、安定した走りを保つことができるという。
2014年11月30日今年原作連載25周年を迎えた『攻殻機動隊』シリーズの作品の世界を"リアルに作ろう"というコンセプトを掲げたプロジェクト「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」がスタートした。本プロジェクトは、11月12日に東京・六本木「泉ガーデンギャラリー」で開催された「NTTドコモ・ベンチャーズDay」の第2部として始動。NTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏が司会を務め、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の稲見昌彦氏、理化学研究所脳科学総合研究センター・適応知性研究チームのチームリーダー/ハコスコ代表取締役の藤井直敬氏、産業技術総合研究所・知能システム研究部門ヒューマノイド研究グループ主任研究員の梶田秀司氏、角川アスキー総合研究所取締役主席研究員の遠藤諭氏がゲストとして登壇し、科学技術にも多大な影響を与えた『攻殻機動隊』の世界を"リアルに作ろう"をテーマにディスカッションを行った。秋元氏は冒頭で「この会場の中で『攻殻』をまだ観たことがない方、本日帰ったらすぐ観ましょう」と述べ、光学迷彩、電脳、義体など、それぞれが自らの研究領域と『攻殻機動隊』の世界観を比較・分析し、濃密なトークが繰り広げられた。『攻殻機動隊』にヒントを得て光学迷彩を開発に取り組んだという稲見氏は、「あるSF映画監督は、95%のリアルに5%の空想を加えると良い作品ができると言いました。我々はその5%をリアルにできるよう、引き続きがんばっていきます」と、『攻殻』シリーズの恩返しを誓っていた。続く藤井氏は「テクノロジーの進歩の観点のみでなく、『攻殻』の世界が実現したら平和な社会は保てるのか? 世界がどう変わるのかを考えながらテクノロジーに寄り添っていきたい」と『攻殻』視点からの世界の変化を伝授。梶田氏は「まだまだ『攻殻』の世界は現実的ではない、その溝を埋めるために日々のたうち回っています」とリアルへの壁を明かし、遠藤氏は「情報と分析では答えが出ない問題を解決するのは、エンタメの跳躍力だと考えており、今回のREALIZE PROJECTは正にそれだと思っています」と意気込みを語っている。本プロジェクトの詳細については公式サイトまで。『攻殻機動隊』は、士郎正宗が手掛けるSF漫画で、1989年に『ヤングマガジン海賊版』(講談社刊)で連載がスタートし、今年原作25周年を迎える。科学技術が発達した架空の日本を舞台に、さまざまな犯罪による被害を最小限に防ぐ内務省直属の組織「公安九課」の活躍が描かれている。本作は劇場アニメやTVシリーズ、ゲームなど多様な展開を見せ、現在は主人公・草薙素子の過去と公安九課=攻殻機動隊の立ち上げを描いた劇場アニメ『攻殻機動隊ARISE』シリーズが展開され、2015年には長編アニメーション作品が公開される。(C)士郎正宗/講談社(C)1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT(C)2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
2014年11月14日名古屋にゆかりある織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次ら武将6人と4人の陣笠隊からなる「名古屋おもてなし武将隊」は、結成5周年記念日の11月3日に名古屋城にてイベントを実施する。○総勢10名の甲冑ダンスを初披露「名古屋おもてなし武将隊」は歴史の語り部として「人と文化と歴史の、絆を結ぶ」べく、日々戦場を駆け巡っている武将隊。毎日名古屋城にて、観光客のお出迎えや記念撮影などの「おもてなし」のほか、土日祝日には殺陣や寸劇、和太鼓や甲冑ダンスなどのパフォーマンス「おもてなし演武」を行っている。当日は14:30からのメンバー全10人による演武と合わせて、10月29日に発売されるミニアルバム「不離威騎!」(フリーキー!)のリード曲「不離威騎!」の歌唱パフォーマンスを初披露。約20kgの甲冑を着て踊り、唄い、舞う「甲冑ダンス」で漢の強さを感じさせるパフォーマンスを行う。なお、この日にミニアルバム「不離威騎!」を購入すると、オリジナルポスターが武将隊メンバーから手渡しされる。さらに、当日は来場者全員と行う記念撮影などのイベントも予定している。
2014年10月15日8月8日から20日まで、西武池袋本店別館2階の西武ギャラリーで、「攻殻機動隊25th Anniversary攻殻機動隊 大原画展」が開催される。同原画展は、士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』の生誕25周年を記念して開催されるもので、『攻殻機動隊』全シリーズから選りすぐった漫画原稿やアニメーション原画、セル画、資料など約300点が展示される。また、同原画展のためにデザインされたオリジナルグッズや、歴代の『攻殻機動隊』シリーズから様々なクリエーターが手掛けたイラストの版画が発売される。版画は全14種類で、価格は4万円から12万円。同原画展のための図録(2,000円)の販売も行われる。原画展開催にあたって士郎は、「よくこんな読みづらいマイナー系の非文系型マンガが25年も生き続けられたと思う。出版社を始めアニメやゲーム、映画、コミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思う」とコメント。また、Production I.G代表取締役 石川光久、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督の押井守など、作品関係者からのお祝いコメントも多数展示されている。合わせて、『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』の監督としても知られるジェームズ・キャメロンからの「『攻殻機動隊』の映像表現は文学的ともいえる最高レベルに達した、真の意味での初めての大人向けアニメーション」との賛辞の言葉を綴った色紙の展示も興味深いところ。その他、S.A.C.の宣伝用に作製された「タチコマ」の模型展示など、入口から出口まで見どころ満載な内容だ。入場料は一般が800円、大学生・高校生が600円、中学生以下無料。また、特製缶バッジ付き入場料(1,200円)の用意もある。【イベント情報】「攻殻機動隊 大原画展」東京開催会場:西武池袋本店別館2階=西武ギャラリー住所:東京都豊島区南池袋1-28-1会期:8月8日から8月20日まで入場料:一般800円大高生600円大阪開催会場:阪神梅田本店8階催場住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13会期:8月27日から9月8日まで入場料:一般800円大高生600円
2014年08月07日