ジョージ・クルーニーがアレクサンダー・ペイン監督とタッグを組んだ『ファミリー・ツリー』で、ずばり注目すべきはちょっとダメで、でも決してへこたれない父ジョージ・クルーニーの等身大の奮闘。そこには、愛する娘との“素敵な共犯関係”も描かれています。ジョージ演じる主人公・マットは、弁護士の仕事に明け暮れる男。ハードワークのせいで美しい妻と娘2人のいる家庭を顧みない傾向にあるものの、どこにでもいそうな一般的中年男と言えます。そんなマットが自らのダメぶりを突きつけられるのは、意識不明の昏睡状態に陥った妻には浮気相手がいて、自分との離婚を本気で考えていたことが発覚したから。夫失格の烙印を押されてしまったマットは、妻の浮気相手が誰なのかを調査し始めます。ここで調査の相棒として登場するのが、思春期真っ只中の長女・アレックス。浮気中の母に対する不信感と母に浮気されてしまった父の不甲斐なさに辟易するアレックスは、父の探偵ごっこに付き合うハメに。とは言え、もともとは父のことが大好きで、だからこそ母の浮気を許せなかったアレックスのこと、「浮気相手を突き止める!」という目標を掲げた父娘探偵のパートナーシップを通し、素敵な共犯関係を結んでいくのは時間の問題です。これまでの作品でも小粋な会話劇を成立させ、本作や『サイドウェイ』でアカデミー賞脚色賞を受賞しているアレクサンダー・ペイン監督だけに、登場人物たちが繰り広げる会話の面白さは折り紙つき。父・マットと娘・アレックスが探偵ごっこの際に交わす会話もウィットに富んでいて、思わず顔がほころんでしまうものばかりです。最初のうちはギスギスしていた雰囲気が、やがて長年コンビを組んできた刑事ドラマの主人公さながら(!?)息もピッタリの関係に変化していく過程もキュート。よくある“友達母娘”ならぬ、“友達父娘”のような対等性からは父・マットの父になりきれない未熟さも伝わってくるところではありますが、人間は何歳になっても成長し続けるもの。父の成長ドラマ、娘の成長ドラマとして楽しめるところにも『ファミリー・ツリー』の面白さがあります。気ままな映画スターのスティーブン・ドーフとエル・ファニングが束の間の父娘タイムを楽しむ『SOMEWHERE』、弱小野球チームのゼネラルマネージャーを務めるブラッド・ピットとケリス・ドーシーが父娘の絆を感じさせる『マネーボール』など、父娘の素敵な関係を描いた映画は最近の作品だけに目を向けても多々ありますが、ジョージ・クルーニー&長女役シャイリーン・ウッドリーも負けてはいないところ。2人揃って各映画賞を席巻したことも、その魅力を証明しています。こんな父娘って素敵だな…と思わせてくれるマット&アレックス、そしてジョージ・クルーニー&シャイリーン・ウッドリーと共に、『ファミリー・ツリー』の旅を楽しんでみませんか?(text:Hikaru Watanabe)特集:Livin’ Lovin’ Hawaii■関連作品:ファミリー・ツリー 2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox■関連記事:本年度アカデミー賞脚色賞受賞!『ファミリー・ツリー』原作本を3名様にプレゼントハリウッドNo.1セクシー“ナイスミドル”はJ・デップ!ジョージ、ブラピを抑え戴冠ジョージ・クルーニー主演!心震える感動作『ファミリー・ツリー』試写会15組30名様ご招待名作ホラー『キャリー』のリメイク、クロエ・G・モレッツらがキャスト候補にシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?
2012年05月02日ビザ・ワールドワイドはこのほど、子どもと行く海外旅行の意識や実態について調査を実施し、発表した。対象は、2012年3月~2013年2月までの1年間に海外ファミリーでの海外旅行を計画している20代~40代の主婦300名。調査の結果、海外へのファミリー旅行に持ち込む現金(日本円と現地通貨の合計)の平均は、17万円だった。多額の現金を持ち歩くことについて不安と感じる人は71.8%おり、ホテルの金庫に保管することを不安に感じる人も61.7%にのぼった。また、帰国後に後悔したことのトップ3は、「予算オーバーの買い物」(21.0%)、「最終日に現地通貨が余り、無理やり買い物をした」(20.2%)、「現地通貨が余ってしまい、帰国後に換金をした」(18.7%)だった。3万円以上現地通貨が余ったとの回答は29.3%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日日本の寝台列車は1泊だけだけど、海外には2~3泊以上のクルーズトレインがいくつも走っている。映画『大陸横断超特急』はロサンゼルス発シカゴ行き、2泊3日の列車の旅を描いた作品だ。美女と出会い、食堂車やラウンジカーでのひとときを楽しむなど、アメリカの鉄道旅行気分をたっぷり味わえる。ただし、この映画の主人公みたいに、列車から落とされたり、銃撃戦に巻き込まれたり……、という”アトラクション”だけは勘弁だけど(笑)。主人公の編集者、ジョージ・コールドウェルは、妹の結婚式に向かうため、ロサンゼルス発シカゴ行きの寝台特急「シルバー・ストリーク」に乗る。最後尾の展望ラウンジで親しくなったセールスマンのボブ・スウィートに、列車の旅の魅力は美女を誘うことだとそそのかされるが、ジョージの旅の目的は「ゆっくり読書をしたいから」。そんな彼だが、偶然にも隣の部屋の美女、ヒリー・バーンズと親しくなる。恋に落ちたジョージ。ところが、ベッドから車窓を見ると、突然、男性の遺体が落ちていった。翌朝、秘密を知ったジョージは、悪人たちに列車から落とされてしまう。その後、農場の老婆と出会い、飛行機で追いかけることに。列車に戻れたジョージは、じつはFBIの捜査官だというボブから事件の手がかりを知らせられる。そのボブも殺されてしまい、悪人と戦うことになるジョージ。列車の屋根で自分を落とした男を倒すも、信号機に引っかかりまた落ちてしまう。今度は保安官事務所でパトカーを奪い、パトカーに乗っていた車泥棒のグローヴァー・マルドゥームと列車を追いかける。スポーツカーを強奪して、再び列車に戻ってきたジョージは、ヒリーを助けようとして悪人たちと銃撃戦になり、追い詰められてまたまた列車を脱出。川に落ちたところで警察に捕まってしまう。警部は真相を把握しており、悪人たちを捕えるため、列車に停止命令を出す。警察隊と悪人たちとの銃撃戦の中、ヒリーを助けるため列車に戻ったジョージとグローヴァー。しかし列車が動き出し、コントロール不能のまま、シカゴ駅へと暴走を始める……。DVD版では、ジョージの声を広川太一郎が担当しているが、独特の”広川節”は控えめ。むしろ渋い演技で、『宇宙戦艦ヤマト』の古代守風だ。ヒロインのヒリーの声は、『ヤッターマン』ドロンジョ役などでおなじみ小原乃梨子。ジョージが出会うとぼけた保安官は、こちらも『ヤッターマン』ドクロベー役などで知られる滝口順平が吹き替えている。ジョージに倒される悪の手下、リースを演じたのはリチャード・キールで、後に『007』シリーズの悪役ジョーズを演じた。列車内で殺人事件、銃撃戦、ラストシーンは列車が暴走して駅に突入。こんなシナリオでは、鉄道会社も撮影を許可しにくいだろう。全米で旅客列車を運行するアムトラック社も、同作への撮影協力を断ったといわれる。劇中に登場する列車名であり、映画の原題でもある「シルバー・ストリーク」も実在しない。「シルバー・ストリーク」の名は、客車の銀の縞模様から。鉄道車両メーカーのバッド社が開発したディーゼルカーの高速列車「パイオニア・ゼファー」をイメージしたといわれている。車体のロゴはアムトラックにそっくりな「AMRORD」だ。それでも劇中、実際に列車が走行するシーンがふんだんに登場する。撮影に協力した鉄道会社はカナダのCanadian Pacific Railway(カナダ太平洋鉄道)とのこと。機関車も客車も同社のものだけど、きっと当時のアメリカの列車と似たようなものだったのだろう。「シルバー・ストリーク」のルートは、「ロサンゼルスを出発、ネバダを走り抜け、コロラドロッキー山脈を越え、カンザスシティーへと突っ走り、ミズーリ、アシュランドは通過して、ミシシッピーを渡り、2日半でシカゴにつく」と劇中で紹介されている。この会話が登場するのは、最後尾の展望ラウンジバー、にぎやかな大人の社交場でのことだ。ジョージが乗る1等車は1人用個室で洗面所付き。ヒリーの個室は隣で、間の壁は取り外しでき、ツインルームとしても使える仕様に。ヒリーのボスが乗る車両はリビングルーム付きのスウィートで、ほかに日本の2段式A寝台にあたる中央通路式の寝台車もある。ジョージとヒリーが親しくなる食堂車はアラカルト方式で、コースのオーダーも可能。ほぼ全編にわたり豪華な列車の旅が見られる。「シルバー・ストリーク」は実在しないが、ロサンゼルスとシカゴを結ぶ列車は実在する。「サウスウェスト・チーフ」の名で現在も運行され、「シルバー・ストリーク」とほぼ同じダイヤで、約3,600kmを2泊3日で走る。しかも毎日出発だという。日本では夜行列車がどんどん廃止される中、自動車社会で自家用飛行機も普及するアメリカでは、いまだ長距離列車が残っている。うらやましい限りだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日「アメリカのセレブを魅了する」ヘアケアブランド株式会社アルファネットは、「アメリカのセレブを魅了する」ヘアケアブランド「ラウア(rahua)」のシャンプー、ヘアコンディショナー、ヘアオイルを、11月1日より発売する。「ラウア」は、アマゾン熱帯雨林地域の奥地より集められた原材料を使って作られたヘアケアブランドで、アマゾン・ビューティー社(N.Y.)の製品。日本ではアルファネットが商品を輸入・販売する。「美髪の秘密」として伝承される「ラウアオイル」配合「ラウア」は、アマゾンの一部でしか生息しないヤシ科の「ラウア」と呼ばれる木の実から採取された、「美髪の秘密」として何世紀も伝承されている成分「ラウアオイル」を配合したヘアケア製品。「ラウア シャンプー」(275mL3,990円 )は、「ラウアオイル」をはじめ、ハニーサックル、ヨーロッパキイチゴ、チャ葉などの植物エキスを贅沢に配合したシャンプーで、紫外線やカラーなどでダメージを受けた髪と頭皮を、植物由来の洗浄成分でやさしく洗い上げ、根元から立ち上がるようなハリ・つやのある健やかな髪と頭皮環境を作るという。「ラウア コンディショナー 」(275mL4,200円)は、保湿・補修力のあるオーガニック植物オイルや天然由来のビタミンなど多くの植物性成分を配合したコンディショナー。「ラウアオイル」や「ホホバオイル」などの植物保湿成分が、頭皮の皮脂バランスを整え、髪にしなやかさと驚くほどの指どおりを与え、まとまりのある美しい髪へ導く。「ラウア EXヘアオイル」(30mL18,900円)は、「ラウアオイル」と「パロサント油」のみで出来た100%オーガニックオイル。オイルが髪一本一本をつつみ込み、髪の芯まで深く浸透し補修。さらっとした使い心地で、生命力あふれる植物の力により、輝きのある美しい髪を実現するという。元の記事を読む
2011年10月29日ブライアン・アダムスが2012年2月に来日公演を行うことが決定した。ブライアン・アダムスは1980年のデビューから現在に至るまで、全世界で30曲以上のシングル・ヒットと約6000万枚のアルバム売上を記録する、カナダが生んだ世界に誇るロックスター。初来日からおよそ30年、前回公演から数えても7年ぶりの来日を果たす。ブライアン・アダムスの公演情報日本ツアーは、2012年2月13日(月)大阪城ホール、14日(火)名古屋・日本ガイシホール、15日(水)・16日(木)東京・日本武道館の全4公演を予定。チケットの一般発売は東京公演が10月22日(土)、大阪公演が10月29日(土)より。なお、チケットぴあではインターネット先行も実施。東京公演は10月4日(火)11:00より、大阪公演は10月5日(水)11:00より受付。ブライアン・アダムス 来日公演2月13日(月)大阪城ホール(大阪府)2月14日(火)日本ガイシホール(愛知県)2月15日(水)日本武道館(東京都)2月16日(木)日本武道館(東京都)
2011年10月04日あの日から10年。直後から、各所で国旗がはためき、愛国心みなぎる言葉があふれていたアメリカ。テロ対策、戦争を経て、アメリカは、そして世界は、何かが変わったのでしょうか。政治的、社会的な分析は専門家に任せるとして、映画の世界はどうでしょう。映画の世界では、9.11直後は、事件を直接的に描いた作品も多く見られました。ハリウッドでは、アメリカがこれまで掲げてきた大義や正義を強調する作品も多かったように思います。でも、あれから時が経ち、最近では9.11後のアメリカを生きる人々に、もっと寄り添った作品が増えてきたように思います。その代表が、ラッセ・ハルストレム監督最新作『親愛なるきみへ』。テロ事件で家族や大切な存在を失った人々を登場させるのではなく、テロ事件やそれに端を発した複雑な世界情勢が、様々な形で国民に影響を与えていたことに気づかせてくる作品です。米軍の特殊部隊に所属しているジョン(チャニング・テイタム)と、彼と出会った女子大生・サヴァナ(アマンダ・サイフリッド)との恋を中心に描いていますが、2人の恋愛や生き方、心のありように9.11の事件が間接的にではあっても、深く関わっていく様子を描いています。遺族だけでなく、アメリカ国民、そして他国の人々の多くが、あの事件以前と以後では、何かが変わってしまったと実感しているはず。思わぬところにも、さまざまな悲しみが生まれてしまっていたことを、こんな形で描くことが出来たのも、10年という時を経たからなのかもしれません。また、アメリカが、国として大義や正義を掲げる一方で、それとは全く違う価値観で生きている人々も国内には沢山います。9.11以前、以後、もしかすると事件の真っ只中でも全く変わらない世界があったのかもと思わせるのが『ウィンターズ・ボーン』です。舞台はアメリカ社会から見捨てられたかのようなミズーリ州南部のオザーク山脈。心を病んだ母親と、幼い弟妹の面倒を見ている17歳の少女・リー(ジェニファー・ローレンス)が主人公です。ドラッグ・ディーラーの父親は警察に逮捕され保釈中の身。自宅と土地を保釈金の担保にして失踪したため、一家は家を失う危機に直面しています。そこで、リーは父を出頭させるべく探しに出かけるのですが、荒くれ者揃いの親戚や知人は、彼女に罵声を浴びせたり、暴力を振るったりするのです。それでもくじけないリーは、すさんだ大人たちの心や村の非情な掟に正面から挑み、闇の世界に風穴を開けていくのです。ここで描かれているのは、古くから変わらない貧しい暮らし。多くの人が犯罪に手を染めていますが、それに葛藤を覚える暇などありません。なぜなら、生きるのに必死だから。“苦難にさらされた人間がいかに生き抜いていくか”というテーマを掲げる本作は、人間が持つ動物的な野生、生命力すら感じさせます。そこに、善悪、正義、大義といったきれいごとなど、入り込む余地はありません。彼らは、そんな彼らの世界は、アメリカの“決して変わることのない今”を映し出しているのかもしれません。最後にご紹介したいのは、『ステイ・フレンズ』。意外にもこれは、ラブコメディです。N.Y.に暮らすヘッドハンターのジェイミー(ミラ・クニス)と、L.A.に暮らすアートディレクターのディラン(ジェスティン・ティンバーレイク)の恋を描いています。仕事を通して知り合った2人は出会ってすぐに意気投合。仲の良い友達になります。でも、恋愛感情は全くなし。ところが、ジェイミーの「セックスしたい」という言葉から、恋愛感情なし、甘い言葉も一切なしの、セックス・フレンドになることに。初めはうまくいくのですが、そこはやはりラブコメディ。イイコトずくめの友情関係にも、微妙なズレが生じていくのです。ここで描かれているのは、「現代を生きる人々の、人間関係で本当に何が起きているのか?」だというウィル・グラック監督。理性的に、合理的に生きようとしても、人間は感情を持ってしまう動物です。アメリカといえば、とにかく合理的な国。特にN.Y.はその傾向が顕著です。文化の違う人々が肩を寄せ合って暮らしているのですから、当然なのでしょう。理屈を掲げながら生きている人も多いという印象ですが、いくら正論をぶつけてみても、感情に勝てないことがあるのもまた事実。感情を押し殺し、自分に嘘をつくことで、クールに生きていこうとする主人公たちも、それに気づくときが来るのです。自分たちの足元をもう一度見直そうとする主人公たちの姿に、もしかすると、少しもがき苦しんでいるように見えるいまのアメリカが映し出されているのかもしれません。ここでご紹介した3作品は、いずれも様々な“アメリカのいま”を切り取っています。一見、共通性はないかのようですが、ともに映し出されているのは、日々を生き抜くための勇気。勇気の種類、それぞれが抱える問題の深刻さには違いがあります。でも、誰もが愛国心を抱えながらも、世界のためでなく、アメリカのためでもなく、自分と自分の愛する人の幸せのため、日々懸命に生きている。そういった人々の集合体が、家族となり、国となる。だからきっと、アメリカという“森”ではなく、市民という“木々”を見つめていくことが、いまのアメリカを知る手がかりになるのではないでしょうか。そして、ニュースばかりではなく、人々の姿を丁寧に描いた良質な映画を観ることも、その手助けになるのだなとしみじみ感じながら、かつてお世話になったアメリカのいまに、思いを寄せたのでした。(text:June Makiguchi)■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.親愛なるきみへ 2011年9月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 DEAR JOHN, LLC. All rights reserved.■関連記事:誰もが心を揺さぶられる感動作『ウィンターズ・ボーン』試写会に5組10名様ご招待石田純一、東尾理子への嘘はすべて見破られている?いまだからこそ!手紙が2人の距離を縮める『親愛なるきみへ』に見る手紙の効力たった1組に贈る素敵なひととき『親愛なるきみへ』遠距離恋愛・応援プロジェクトミラ・クニス、政治に無関心な同世代の若者に苦言
2011年09月22日作者のズデネック・ミレルさんが90歳を迎え、日本では記念版のDVD-BOXも発売になったばかりのチェコの人気キャラクター『もぐらのクルテク』。いよいよ2012年版のクルテクカレンダーが発売になる。LPサイズのカレンダーと、切り離せばポストカードとして使用できる、ポストカードカレンダーの2種類(いずれもドイツ語版。ただし、英語表記もあり)で、眺めているだけで気持ちがほっこりするような、かわいいイラストが満載!● LPサイズカレンダー 1,995円(税込)● ポストカードカレンダー840円(税込)さらに、9月22日〜10月10日まで「クルテクフェア」を開催するチェドック ザッカストアでは、5人分の予定が書き込める「ファミリーカレンダー」を限定発売。オンラインショップ「Blah Blah」と合わせて、限定50冊のみの販売となる。(※「ファミリーカレンダー」の発売は9月28日頃からの予定。こちらはドイツ語表記のみ)● ファミリーカレンダー 1,545円(税込)「ファミリーカレンダー」は、一番上に横並びで5人分の名前が書き込め、縦方向にそれぞれのスケジュールが並行して書き込める形式なので、家族のスケジュールも一目でわかって便利! こちらは限定品なので、ぜひ早めのチェックを!チェドック ザッカストア blah blah 輸入・販売元パドルビー 取材/田辺香
2011年09月21日加入翌日の訪日もサポート損害保険ジャパンは1月6日、中国・上海から来日する中国人旅行者向け海外旅行保険を、現地にて1月中旬の発売を予定していることを発表した。この海外旅行保険では、保険加入者が訪日中に病気にかかったりケガをしたりした場合には、国内のメディカルサポートデスクにおいて中国語で電話相談を受け付ける。また、日本全国に90カ所ある提携医療機関の紹介を行う。保険に加入した翌日の訪日でも病気やケガをサポートする。中国人旅行者の動きに注目近年、中国からの訪日観光客の増加や、日本の医療を受ける「医療ツーリズム」を希望する中国人富裕層も多くなっていることから、中国人旅行者向け海外旅行保険の需要が見込めると判断した。昨年の尖閣諸島沖の漁船衝突事件の影響で、日本国内の消費や観光、地域活性化の救世主と期待されている中国人旅行者が減少している。来月の春節(旧正月)の中国人旅行者の動向に焦点が集まっている。損害保険ジャパンは、中国の国内では火災保険など現地企業向けの保険しか取り扱っていないが、今後は保険の販売先を個人にも広げ収益の拡大を図っていく。
2011年01月19日日本旅行業協会(JATA)は、海外旅行保険への加入を促進する活動を展開する。海外旅行保険に加入することで受けられる補償内容や金額などについて紹介し、加入率を高めたいとしている。これは、日刊トラベルビジョンが報じたもの。最近では、2009年の韓国・釜山での射撃場火災や、2010年夏のスイス氷河特急脱線事故、アメリカ・ユタ州でのバス事故などに海外旅行で遭遇しており、保険に加入していないために補償を受けられないケースが多いことを、メディアも取り上げている。ポスター配布・掲示で海外旅行保険への加入を訴え当面は、年末年始の旅行に合わせ、12月から海外旅行保険への加入促進活動を開始する。具体的には、JATAと全国旅行業協会(ANTA)の会員会社店舗・保険会社店舗へのポスター配布、成田エクスプレス停車駅や私鉄駅での掲示などを行うという。さらに、JATAのWebサイト上にデータとして保存し、各社から顧客にコピーを渡したり、データを用いてパンフレットに載せられるようにもしている。現在の海外旅行保険加入率についてJATAでは、正確な数値は把握できていないが会員旅行会社の情報などから、海外旅行者のうちの50%に達していないとみている。そして今後の活動を通じ、加入率を70%程度まで引き上げたいとしている。
2010年11月27日目指すは小さな政府!11月2日に行われるアメリカの中間選挙を前に、アメリカの下院共和党は選挙公約「米国との誓約」を発表。小さな政府への路線を明確に打ち出したと共同通信が伝えた。「米国との誓約」は23日に公表されたが、目玉は何といっても医療保険制度改革法の撤廃だろう。これは米国民主党とオバマ大統領の最大の売りであり功績であるが、「財政赤字を増やす」「大きな政府だ」との批判は共和党支持層を中心にくすぶっている。国内での評価は今1つかウォールストリートジャーナルと米3大ネットワークの1つ「NBC」の共同調査によれば、以下のような結果も出ている。オバマ大統領が推進した、「医療保険制度改革法の撤廃を主張する議員候補を支持するか」との設問では、賛成が45%、反対が42%とこれも拮抗。海外では高い評価を得ているオバマ大統領だが、国内では遅々として進まない景気回復に、米国民の苛立ちは募っているという。今回の中間選挙も共和党が有利との見方が広がる中、「人間の尊厳」という理想論をとるか、「規律ある財政」という現実論をとるか、米国民の選択が注目される。
2010年09月26日世界で初めて大西洋を横断した女性パイロットの姿を描いた『アメリア永遠の翼』の予告編がいち早く到着した。「史上最も有名なアメリカ人」というアンケートをとれば必ず上位に名を連ねる女性、アメリア・イヤハート。彼女は1928年、女性として初の大西洋横断に成功したパイロットであり、夢に挑み、飛び続けるその姿は多くの人々に勇気を与えた。彼女が偉業を達成するに至るまでの隠された秘話――死と隣り合わせの恐怖や挫折、彼女を支え続けた夫との深い絆を丹念に描き出した映画『アメリア永遠の翼』が11月に公開を迎える。アメリアを演じるのは、2度にわたってアカデミー賞主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンク。彼女の広報を担当し、やがて彼女と彼女の夢に魅せられて伴侶となるジョージ・パットナムをリチャード・ギアが存在感たっぷりに演じている。夢に向かって真っ直ぐに進み、失敗しても自らを信じ前を見据え続けるアメリア。彼女の歩んだ道、その姿は現代を生きる我々に人生を愛することを教え、希望を与えてくれる。物語はもちろんのこと、時代の最先端を切り拓いたアメリアのファッション、見事に再現された数々の美しきヴィンテージ飛行機にも注目!そして、彼女の最大の夢である世界一周の旅。この冒険のさなかに消息を絶ち、いまなお行方不明の彼女は何を思い、何を求めてこの危険な旅路のために操縦桿を握ったのか――?『アメリア永遠の翼』は11月27日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アメリア永遠の翼 2010年11月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Twentieth Century Fox
2010年08月13日