アダム・サンドラーとダスティン・ホフマンが共演する映画『靴職人と魔法のミシン』が6月に公開されることが決定した。『扉をたたく人』のトム・マッカーシーが脚本と監督を務める。本作の主人公マックスはマンハッタンで代々続く小さな靴修理店を営んでいる中年男で、恋人もおらず、母親とふたりで暮している。物語は、愛用の電動ミシンが故障し、マックスがしかたなく旧式のミシンで靴を修理したところ、その靴をはくと“靴の持ち主”に変身できることを発見! 彼は魔法のミシンをつかって変身し、未知の人生を体験していくが、思いがけないトラブルに巻き込まれていく。サンドラー、ホフマンをはじめ、スティーヴ・ブシェミ、エレン・バーキン、ダン・スティーヴンスらが出演する。『靴職人と魔法のミシン』6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
2015年03月09日人気バンドMaroon5のアダム・レヴィーンが、2月23日(月)に開催される第87回アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされた『Lost Stars』を披露することが発表された。本楽曲は、レヴィーンがスクリーンデビューを飾った映画『はじまりのうた』で、主演のキーラ・ナイトレイとレヴィーンによって歌われている。その他の写真『はじまりのうた』は、ニューヨークを舞台に人生に行き詰った人々が、音楽を通じてそれぞれが抱える問題と向き合い、新たなスタートを切るべく奮闘する物語。レヴィーンはナイトレイ演じる主人公の恋人役として登場し、マーク・ラファロが主人公の運命を変えていく音楽プロデューサーとして出演している。『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニーが監督と脚本を手がけた。演技経験ゼロだったレヴィーンは「話をもらって光栄だった。僕は本当に気に入った作品に出会わないかぎり、映画には出ないでおこうと思ってきたんだ。脚本を読んで、すぐ気に入ったね。カーニーに期待してもらえるなんて刺激的だ」と語っており、本作にノーギャラで出演している。カーニー監督がメガホンを執った大ヒット作『once…』の主題歌は、アカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞しており、レヴィーンが会場でパフォーマンスする楽曲『Lost Stars』の受賞にも期待がかかる。第87回アカデミー賞授賞式2月23日(月)WOWOW 独占生中継午前9:00~(生中継・同時通訳)/夜9:00~(字幕版)放送『はじまりのうた』2月7日(土)シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
2015年01月29日ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』に出演中のスターダンサー、アダム・クーパーが11月10日(月) TOKYO FM 「LOVE CONNECTION」(11:30~13:00)に生出演することが決まった。出演は11:40頃から15分ほど。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で一躍、脚光を浴びた世界的ダンサーの生声を聞けるチャンスだ。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。特に話題なのが原作映画でもおなじみ雨の名場面。映画ではジーン・ケリーがどしゃぶりの中、ハッピーに歌い踊ったシーンを、舞台版は12トンもの水を使って再現する。「ジーン・ケリーはもちろん、尊敬してるけど、いかに新しい役として作っていくかに注力した」開幕直前の会見で話していたアダム・クーパー。彼ならではの、華麗なステップ、そして魅力的な歌声にご注目を。公演は11月24日(月・休)まで東京・渋谷の東急シアターオーブにて。なお公式ブログでは公開舞台稽古に招待された高校生モニターによる熱い感想の数々を掲載中。ご興味の方は右記まで()。
2014年11月07日音のポリシーもこもるマイク型人気ロックバンドグループ「Maroon 5(マルーン5)」のヴォーカルで、バンドのメインソングライターであるアダム・レヴィーンが、自身初となる香水をプロデュースし、発売する予定であることが分かった。香水は、男性用と女性用のいずれもが用意され、ミュージシャンらしくマイク型のボトルデザインになるそうだ。艶のあるヴォーカルで魅了する彼。セクシーアイコンとしても注目度の高い存在だけに、彼がプロデュースする香水には、おおいに話題が集まることだろう。(「IMDb」より参考画像)“ありがちな有名人プロデュース香水は嫌!”初めて手がける香水についてアダムは、ファッション情報誌の「WWD」電話取材に答えて、(世にあふれているありがちな)イマイチな出来のセレブプロデュース香水にはしたくなかったとし、控えめでエレガントなもの、Tom Fordのように人々が尊敬できるもので、自分自身も惹きつけられる、女性につけてほしいもの、自分がつけたいものを作りたかったと語っている。女性用の香水は、ビャクダン、バラ、バニラをミックスしたもので、甘いフローラルな中にナチュラルウッディーな香りをプラスし、上品に仕上げている。一方の男性用は、マリダン、グレープフルーツ、レモングラス、リュウゼン香、ビャクダン、シダーをミックスしたものだとか。紳士的な爽やかさの演出できる香りとなっているようだ。カップルでおそろいにしても楽しめそうな香水。価格は35ドルから65ドル(日本円で約3200円~6000円)で、今月から米百貨店のMacy’s店頭およびホームページで発売されるという。Maroon 5ファンはもちろん、香りにこだわりのある人は、一度チェックしてみては。元の記事を読む
2013年02月08日前回に続き、大人気ドラマ「glee/グリー」における音楽の役割をクローズアップ。日本放送が待たれるシーズン4にはケイト・ハドソンやサラ・ジェシカ・パーカーが出演するなど、「glee/グリー」はいまや豪華なゲスト出演者も期待されるシリーズになりました。では、なぜ「glee/グリー」には魅力的なゲストが集まってくるのか?その理由はやはり音楽にあることを、製作総指揮のダンテ・ディ・ロレートが明かしてくれました。「レギュラーであれ、ゲストであれ、僕たちが出演者に求めているのは素晴らしい才能を持つ人材であるということ。その点、僕たちはラッキーだと思う。というのも、多くの俳優が歌って踊れるにもかかわらず、彼らは才能を披露する場がない。僕たちのドラマ以外に、歌唱力を見せびらかす番組がないんだ(笑)。だから、ゲスト出演に興味を示す有名俳優も多い。ただ、彼らが出演することに、ストーリー上も道理が通っていなければならないけどね。例えば、グウィネス・パルトロウが以前演じた女性教師は、とても個性的なキャラクターだった。だからこそ、彼女のように存在感のある女優に演じてもらう必要があったんだ」。言うまでもなく、“音楽”に導かれて番組に参加したのはレギュラーキャストも同様。クリエイターのライアン・マーフィーが、キャスト・オーディションのために全米各地を回ったときのことをふり返ります。「オーディションにはブロードウェイの人たちもたくさん参加していたし、逆に演技経験のない人たちもいた。その中から、僕たちは最も才能があると思える人たちを選んだんだ。マシュー・モリソンが部屋に入ってきてウクレレを弾きながら歌ったときは、すぐに彼こそがウィルだと直感したね。レイチェル役は以前からリー・ミシェルと友達だった僕が彼女を想定して書いた役だけど、リーもオーディションを受けてくれた。それに、何と言ってもキュートだったのはコーリー・モンテース。体育会系で逞しく、歌唱力も必要なフィンはオーディションも難航した難役だけど、コーリーはタッパーウェアをドラムに見立てて演奏している映像を送ってきてくれたんだ。そんな彼らを配役した以上、その才能をいろいろな形にして僕らは視聴者にきちんと届けなくてはならない。視聴者がドラマを気に入ってくれている理由は、そこでもあるんだからね。『glee/グリー』というドラマは、音楽の才能に対するラブレターでもあるんだよ」。さて、“音楽”にはダンスが付き物で、マッキンリー高校のグリー部の面々も、歌って踊るのが日常。レイチェルが、フィンが、カートが魅せるダンスシーンの裏にはこんな立役者がいます。ドラマ内のダンスシーンを担う振付師であり、「glee/グリー」の新キャストを選出するオーディション番組「Glee プロジェクト ~主役は君だ!」の審査員としてもおなじみのザック・ウッドリーに話を聞きました。ダンサーとしてマドンナのツアーに参加した後、振付師の道を歩んだザックは『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督や『ステップ・アップ』のアン・フレッチャー監督と仕事をしてきた人物でもあります。「僕の仕事は、伝えたいストーリーに合わせて振付けを考えること。エモーショナルなビートが必要なこともあれば、コミカルな要素が必要なこともあるからね。番組開始当初から全てのキャストが踊りの名手だったわけではないけど(笑)、僕たちはそれぞれの持ち味や能力を生かし、自信のないことにも挑戦できる環境作りに努めてきた。それって、まさに『glee/グリー』のテーマでもあるよね。キャストたちはダンスシーンを通し、やり遂げることの素晴らしさも学んでいると思う」。「glee/グリー」の振付師として多忙を極めるザック自身、“音楽”に導かれて番組に参加。「『弁護士イーライのふしぎな日常』に携わっていたとき、ライアン・マーフィーが新ドラマのための振付師を探していることを知って面接を受けたんだ。『弁護士イーライのふしぎな日常』もミュージカルシーンが特徴的なドラマだったし、僕にとって『glee/グリー』に参加することは理想的なステップだったね。ダンスを通して出会った両親の下、音楽にあふれた家庭で育った僕は早くからダンスへの愛を自覚していた。けれど、生まれ育ったテキサスの街には、大きな都市ほどパフォーマンスの需要がなかったんだ。それでも、僕はいまこうして『glee/グリー』の一員になっている。想像もしなかったような方向に人生が進んだね」。(text:Hikaru Watanabe)「glee/グリーシーズン3」DVD<セル>「glee/グリーシーズン3DVDコレクターズBOX」価格:18,480円(税込)発売中「glee/グリーシーズン3ブルーレイBOX」価格:23,100円(税込)発売中<レンタル>「glee/グリーシーズン3」Vol.1~Vol.6レンタル中「glee/グリーシーズン3」Vol.7~Vol.1111月16日(金)よりレンタル開始発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.
2012年11月15日先日、劇場公開となった最強のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。カリスマ・ロック歌手という役で初のミュージカルでまたも観客を魅了するトム・クルーズを始め、新星ディエゴ・ボネータやジュリアン・ハフなど、若手からベテランまで個性的なメンバーが見事なコラボレートを成し遂げた本作だが、この錚々たるキャストを集めえた人物こそが、監督のアダム・シャンクマンである。連載でお届けしてきた『ロック・オブ・エイジズ』インタビュー最終回に登場してくれたシャンクマン監督が、そのキャスティングにまつわる興味深いエピソードの数々を聞かせてくれた。熱狂的な人気を博しているブロードウェイ・ミュージカルを原作に、オリジナルのミュージカルにはない「ガンズ・アンド・ローゼズ」や「デフ・レパード」など80’sロック音楽をも取り入れることを可能にしたシャンクマン監督は、そのワケを「彼ら(ミュージシャン当人)はこの作品で何か面白いことが起きていると思ったんだ」と話す。「舞台はその時代をかなり魅力的に描いている。そして、それがちょっと馬鹿げているという事実をうまく利用している。そして僕はそういったことを全く馬鹿にしないことに決めていた。僕はストーリーをそのまま語りたかったんだ。僕はこの作品を、舞台を馬鹿にしたようなものにしたくなかった。なぜならそうじゃないからね。それは見事に機能していたよ」。そして「トム・クルーズが魅力的だったというのがあったね」と言う監督。一見、ロック歌手役とはかけ離れたイメージをもつトムが本作に出演するきっかけとは?「彼とはアダム・サンドラーの娘の最初の誕生日パーティーで会った。彼は娘のスリを連れて来ていた。彼は自分の家では『ヘアスプレー』(シャンクマン監督作)がいつもかかっていると言ったよ。それはスリのお気に入りで、彼も何度も観ているって。彼は僕にとてもナイスだった。僕の方は“オーマイゴッド、あなたはトム・クルーズじゃないですか”って感じでね。僕はそのとき子供用の小さな椅子に座っていたんだけど、立ち上がったらその椅子がくっついたままになってね(笑)。彼は笑って、『いつか一緒にミュージカルをやるかもね』って言ったよ。僕は『そんなことは絶対に起きないね』って思ったよ。でもそれからこの映画の話が出てきた。僕はすぐに思ったよ。『もし世界で一番ビッグな映画スターのひとりを捕まえて、世界で一番ビッグなロックスターを演じてもらったら、完璧な相互作用となるぞ!』ってね。なぜなら、その人ならこの役を理解できると分かっていたからね。それで再び会ったクリスマス・パーティで、彼に向かって『僕らが一緒にやれるミュージカルがある』って説明したんだ。彼は考えてから『ありえない』って言ったよ。彼は自分がやったことのない何かをやるチャンスにどう反応していいか分からないといった感じだった。49歳になろうとしていた頃に、突然ロックスターを演じるという話が来て、彼はどう反応していいか分からなかったんだと思う。興奮しながらもね」。トムの“スター”の役づくりにおいては、現場での彼自身のアイディアから生まれたものもあった。それは、トム扮するステイシーのお供のサル、ヘイ・メンだ。「僕は(トムに)『どうやってそれを思いついたの?』って聞いたら、マイケル・ジャクソンやバブルスについて話したんだ。僕が『マイケル・ジャクソンにはバブルス・ザ・チンパンジーという親友がいたね』って言ったら、トムが『友だちが欲しい』となって、モンキーが足されることになったんだ。ヘイ・メンと名付けたのはトムだと思う。でも僕らはノドジロオマキザルを使えなかった。『ハングオーバー!!』のせいでね。それでヒヒにしないといけなかったんだよ」。トム然り、ほぼ全ての主要キャストが監督からのオファーで決定していったが、その中でただ一人、主役の無名俳優、ディエゴ・ボネータだけは何千人ものオーディションから選び抜かれたという。「彼のオーディションはパーフェクトだった。それは『ヘアスプレー』でニッキー・ブロンスキーを見たのと同じようだった。見た後、止まってしまった。全てのオーディション・プロセスが基本的に止まったんだ。そしてニュー・ラインに行って、『見つけたよ。彼の名前はディエゴ・ボネータだ』って言ったら、『何言ってるの?誰?ノーだね。僕らはザック・エフロンが欲しい』ってなってね。僕は『ノーだ。ザックは僕のためにこういった役をやってくれた。でも僕は新鮮な人が欲しい。それはディエゴ・ボネータだ!』って言ったんだ。彼らは『オーケー。それにはある程度の証拠が必要だ』ってなってね。だから、彼には6回オーディションに来てもらうことになったんだ」。異色のキャストと言えば、ホットなキスシーンも披露する英コメディアンのラッセル・ブランドと大御所アレック・ボールドウィンのキャスティングも気になるところ。2人はこの役にどう臨んだのだろうか?「アレックとは何年も友だちで、この役をやってもらいたいと言ったんだ。そしたら、アレックはこの作品に興味を持っていて、電話をかけてきた。彼はどんなキャラクターかも知らなかったけど、この作品に関わりたかったんだ。それで僕は『あなたはロックのナイトクラブを経営していて、音楽が大好きで、60年代からラリっていて、そこで止まってしまっている男の役だよ。彼はあまりに長い間ずっとラリっていて、自分がゲイだったことに気づかないんだ』って言ったんだ。そしたら彼は『僕はこの映画に夢中だ!』ってなってね。それでおしまいだよ。ラッセルには、『君にはアレック・ボールドウィンの相棒で、彼の愛人になる役をやってもらいたい』って言ったら、彼も『僕はこの作品に夢中だ!』ってなったよ。だから話し合うことはほとんどなかったね」。実は本作、たったの5週間という短い期間で準備をしたと明かすシャンクマン監督。その中でも過密を極めたのは大女優、キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの撮影。ミュージカルにはない新しい役として、監督は彼女の存在は本作の時代背景にリアリティをもたらすのに不可欠だったという。「僕がそのキャラクターを作ったんだ。なぜならクラブやロックンロール全般、ステイシー・ジャックス、そういったこと全てを止めさせるのにもっとリアルで感情的な危機感をあおる悪役が欲しかったからね。本当にそういったことがその時代に起きていたし。その時代のドキュメンタリーを見たら、こういった母親たちがいつも反対していたんだ。それらは“サタンの音楽”と呼ばれてね。それはとてもリアルなことだった。ティッパー・ゴア(元米国副大統領アル・ゴア夫人)が上院に行って、検閲しようとしたんだ。アルバムにステッカーを貼ってね。そしてその歴史がミッシェル・バックマン(大統領選挙の共和党候補)なんだ。僕らが映画を準備しているとき、忌々しいコマーシャルが流れていたんだ。僕は『なんてこった。いま映画で何をやるべきか分かっている』ってなって、それでキャサリン・ゼタに電話したんだ。彼女は脚本を読まず、僕が何も言う前に『ダーリン、ぜひやりたいわ。いつ始めるの?』って言ったよ。それはとてもクールだったね」。最後に、シャンクマン監督はキャスティングについて笑顔で語った。「『どうやってこのキャストを集めたの?』って言われるけど、ある意味簡単だったんだ。そう言うのはちょっと気が引けるけど。『ヘアスプレー』が僕に多くの資産をもたらしてくれたんだ。この世界での信用をね。この世界に感謝するよ。役者たちも気に入っていた。誰もが自分たちが思っていた通りの世界にいると感じていたからね。たぶん、それは僕の頭の中にミュージカルがあるからなんだ。僕にとってはそうするのはとても簡単なことなんだ」。『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■vol.2:マリン・アッカーマン■vol.3:ジュリアン・ハフ&ディエゴ・ボネータ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月28日80年代を代表するロックナンバーのオンパレードと豪華スターたちの競演が実現した、豪華すぎるロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』よりお届けする連続インタビュー。“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジに続いて第2弾はパワフル&セクシーなビューティ、マリン・アッカーマンが登場。トム・クルーズと堂々と渡り合い、“ホット”すぎる体当たりのシーンにも挑んでいる彼女のセクシーな美貌を維持する秘訣とは?その秘密は身近にある“ロック”にあるよう。『ウォッチメン』での紅一点のヒロイン、シルク・スペクター役や『キリング・ショット』での女ドラッグディーラーなど、男たちと肩を並べて戦う勇ましい姿が記憶に新しいマリンが、本作で演じるのは「ローリング・ストーンズ」誌の女性記者・コンスタンス。心からロックを敬愛し、トム扮する成り下がりのロック・スター、ステイシーの本当の姿を見抜き、心を射止める女性である。彼女はこの役を手にした経緯を語る。「私はひざまずいて懇願するところだったわ。でも、幸運にもオーディションに来るようにと頼まれたの。そのオーディションはトムと一緒だったのよ。それで、私はトムとアクティングのオーディションをやったの。それから、ボーカル・オーディションもやらないといけなかったわ。だから、2つのパートのオーディションだったの。私はそんなにシャイじゃないし、体を使ったクレイジーなコメディをやったことがあるから、何でも大丈夫だったけど、歌を歌うのはすごく緊張したわ」。パーマヘアに黒縁メガネ、ネクタイ&ジャケット、ミニスカートを合わせた80年代ルックスに身を染めた経験を「素晴らしかった!」と興奮を隠し切れない様子のマリン。「若い女の子だった頃、髪にパーマをかけたくて仕方なかった。でも母親はもちろん許してくれなかったの。私がすごくやってみたかったヘアスタイルは2つあるの。一つは、頭の片一方を剃ったシンディ・ローパーみたいなヘアスタイル。それは絶対できなかったわ。それからもう一つが、パーマヘアよ。やっと私のファンタジーの一つを実現することができたの。私たちは“シャロン・ストーン・ヘア”って呼んでいたわ」。目を輝かせながら少女だった頃の夢を語る彼女だが、実は彼女自身、“ロック”と縁深い人生を歩んできたひとり。10代のときにはあるバンドのグルーピーを経験したマリンはその後、イタリアのバンドマンとめでたく結婚、自身もモデル・女優業の傍らバンドのメンバーとして活躍した経験をもっている。誰のグルーピーだったかについては「永遠にそれについては話さないわ。そのメンバーの1人とデートしたから(笑)」とはぐらかすが、実際、グルーピー時代はどんな日々を過ごしていたのか?「すごく楽しかったわ。1年くらいデートすることになったわ。本物のロマンスだった。それは、私と私の親友のモーメントだったの。私たちはトロントで、ロックバンドのコンサートにいて、バックステージに行くことになったの。大きなフェスティバルみたいで、たくさん違うバンドがいたのよ。そして、ある男性が『僕たちと一緒にデトロイトに来ないかい?楽しいよ』と言ったの。クレイジーだと思ったわ!それで午前3時に、私たちは車に乗って、トロントからデトロイトまでドライブしたの。デトロイトでは3日間、素晴らしいときを過ごしたわ。デートを続けることになったのよ。当時はセックス、ドラッグ、ロックンロールというものじゃなかったのよ。私はグルーピーだったその1人と結婚したのよ(笑)」。何ともロマンティックな運命。そんな実体験をもっている彼女だからこそ、雷に打たれたようなトム・クルーズとの強烈なラブシーンに凄みを与えることができたのかもしれない。はっきり言っていい。天下のトム・クルーズに負けぬ、いやそれ以上のエネルギーを体当たりでぶつけている。当人はどんな気分だったのだろう?「彼の上を飛び跳ねたりすることね(笑)。それに、彼が私のお尻に向かって歌うというのもあったわ。あれは素晴らしかった。私がこれまでに演じた中で最もクレイジーなシーンだったわ。すごく楽しかった。アダム・シャンクマン監督とミア・マイケルズ(振付師)、トムと私はかなりリハーサルをしたの。どこまでプッシュすることができるか確認しておきたかったの。間違いなくセクシーでファニーなものにしたかったし、地に足がついたものにしたかった。彼の耳に私の舌を入れるのは、もちろん脚本にはなかったわ。あれは、私たちがリハーサルをやっている間に出てきたことなの。私は体を使ったコメディを、とても大事に思っているの。そういうのをやるのが大好きだし、見るのも大好きよ。だから、とてもエキサイティングだったわ」。さらに、マリンは続ける。「彼のユーモアのセンスは、すごく突拍子もなくて素晴らしいわ。私たちはみんな彼のことを『ミッション・インポッシブル』などのシリアスでハラハラするような映画の主役として見ている。でも、彼にはとてもファニーな面があるの。こんなに有名な俳優であるトムみたいな人と仕事をすることになって、初日の私はすごくナーバスだったの。もちろん、彼をがっかりさせたくなかったし、自分の持てるものを全て出したかった。そして彼と差し向かいで演技をしたかったの。この経験は素晴らしかったわ。彼にはすごく存在感があるし、一旦『アクション!』という声がかかると、彼の世界に入らずにはいられなくなるの。私はただ彼に反応すればよかったのよ。『アクション』と言われたとき、恥ずかしいということは全く考えない。でも、『カット!』と言われた瞬間に、『オーマイゴッド!私は一体いま何をしたのかしら?』ってなるのよ。ほとんど遊体離脱みたいな経験ね」。そんなコメディエンヌとしての素質ももちろん、男女共に観る者の目を引きつけるのが彼女の抜群のプロポーション。女性としては、彼女がいかにして完璧なボディを維持しているのか気になるところ。「いま私は“ソウル・サイクル”というのをやっているの(笑)。キャニオンのすぐそばに住んでいるから、ハイキングに行くの。私は子供の頃からいつもアクティブだったわ。長年プロのフィギュア・スケーターで、ダンサーだったの。だから、それは私の人生の一部なの。そして、それはある体型を作り出すんだと思う。『2週間前にジムに行ったから、私の体はこういうふうになったの』とは言えないわ。これは、生涯にわたるジャーニーなのよ。それからありがたいことに、私はグルテンを食べられない体質なの。だから、グルテンを取れなくて、それで自動的に炭水化物をカットすることになるのよ。(夫の出身地)イタリアのワインや食べ物が大好きで、もちろんイタリアが好きだし、毎年彼の家族に会いに行くの。でも、私がグルテンを食べなくなって以来、この数年はとても難しいの。夫の父はそれについてハッピーではないわ。彼は、私にグルテンなしのパスタを作らないといけないからよ。彼は『これはひどい!』と言ってたわ」。まさに健康セクシー美女の代表的存在となりつつある彼女、その美貌の秘訣にはもう一つ。「円満な結婚生活」という点も外せなさそうだ。「とてもおかしいことに、私の夫はロッカーなの。私は、シャワーを浴びているとき『パラダイス・シティー』を歌うのよ。でも、私の夫は…彼がブリトニー・スピアーズを歌っているところを見つけたことがあるのよ。とてもキュートだと思ったわ(笑)」。次回は甘酸っぱい青春を繰り広げる若手注目株の2人、ジュリアン・ハフとディエゴ・ボネタのインタビューをお届けします!『ロック・オブ・エイジス』連続インタビュー■vol.1:メアリー・J・ブライジ■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月18日夢への希望と富への欲望が渦巻く“ロック”の熱気で包まれた黄金時代のハリウッドが、くすぶっていた“魂”を呼び覚ます!史上最強のロック・ミュージカルを映画化した『ロック・オブ・エイジズ』の公開を記念して、シネマカフェではホットなキャストたちの連続インタビューをお届け!第1弾に登場してくれるのは、“クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”ことメアリー・J・ブライジ。R&B界のトップを走る彼女に、女優デビューを果たした本作について、“スターの世界”で生き続ける極意を聞いた。「私にとって音楽は仕事。演技はいま夢中になってるもの」初の女優体験について「素晴らしかったわ。楽しすぎて、怖くなったほど!」と屈託なく笑うメアリー。トム・クルーズを筆頭に、豪華映画スターたちがズラリと並ぶ現場は興奮としか言いようのないものだったに違いない。「トップの映画スターが勢揃いしているのに、みんながお互いを支え合って、共演を心から楽しんでいた。こういうのって、とっても珍しいことだから『ワオ!』って驚いたわ。こんなに素敵な現場にいることができて、なんて幸せなんだろうと思ったわ。中でもトム・クルーズには圧倒された。彼が本気を出せばこんなことまでできるんだと。それから、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがあそこまで歌が上手いことを知らなかったわ。もちろんみんな上手なんだけれど、特にトムには感心したわ。彼はアルバムを出している本物のアーティスト並の歌唱力を持っているわ」。もちろん歌手としては共演者の中では大先輩の立場だが、演技の世界は未知のことばかり。「演技については、私は助けが必要な状態だったから(笑)。演技のコーチについて、1か月ほど特訓してもらった。外国語を学ぶときに先生についてもらうのと全く同じようにね」。そうふり返るメアリーだが、アダム・シャンクマン監督が演技未経験の彼女にラブコールを送ったワケは、スクリーンの中で放つ彼女の威風堂々とした立ち振る舞いを見れば納得。「(監督が)あまりに簡単にオファーしてくれたから、トム・クルーズとかほかの大スターの隣に立つにふさわしい存在であるということを証明しなくてはならなかった。私にとって音楽が仕事であれば、演技はいま私が夢中になっているもの。もっと演技について勉強したい、もっと経験してみたいと思っているわ」。欲望と誘惑が渦巻くハリウッド・サンセット通りでメアリーが演じるのはガールズクラブ“ヴィーナス・クラブ”で頑張る女性オーナー、ジャスティス。時は1980年代、メアリー自身も18歳で歌手デビューを果たした頃と重なる。「当時のR&B歌手のことはよく覚えてるわ。『ポインター・シスターズ』とか、チャカ・カーン、ドナ・サマーとか。彼女たちは、この映画の中の女性たちのような恰好をしていた。ジャンプスーツを着たり、ビーズをつけたり。あ、それから、『ピーチズ&ハーブ』もいたわね。パトリース・ラッシェンなんかは髪を編み込んだり、カラフルなビーズをつけたり。彼女たちの恰好は覚えている。この映画に登場する音楽もMTVを通じて知っていたから共感できたわ。当時、MTVはミュージックビデオを流す唯一の音楽チャンネルだったから、そこでたくさんのロックミュージックを知ったの。それと、当時の黒人女性を演じるにあたり、ドナ・サマーのヘアスタイルとかを参考にしたわ」。彼女が歌手として輝かしい世界に足を踏み入れたのは、ちょうど90年代への転換期にあたる。当時といまの音楽シーンを比べて思うことは?「80年代は、どのアーティストも独自の個性があって、自己表現の自由があった。でもいまは、ほとんどの女性アーティストが同じルックスをしていて、同じような曲をみんなが作って。それは、インターネットのせいね。YouTubeで歌を発表すれば、誰もがスターになれる。ユーザーがその曲をホットだと思って、2,000万ヒットに達成すれば、たちまち“ジャスティン・ビーバー”になれる。だから、いまでは何の努力もしなくて良くなった。決してジャスティンをけなしているわけじゃないのよ、彼は才能があるから。だから逆に言えば、自分の立場をはっきりとさせて、そのアイデンティティを確立すれば、それだけで成功できる。大衆というのは、そうしたギミックに引き寄せられるものだから」。「最悪のファッションですら楽しむべきよ」R&B界のトップをひた走ること、二十余年。本作でも描かれるような激しい競争の世界、当然自滅していく仲間も大勢見てきたメアリーだが、そんな彼女が恋に破れ、夢に破れそうになった主人公・シェリーに救いの手を差し伸べるシーンは胸を熱くさせる。「あの雨のシークエンスは、人生で最悪のときに手を差し伸べてくれる存在のシンボルみたいなものよね。私には、2人の女性が手を差し伸べてくれた。私のことを美しい、歌が上手いと褒めてくれた。人生で初めての宝石をくれて、車の運転を教えてくれて、家に招いてくれたの。トラブルを抱えた少女っていうのは、この映画でジュリアン(・ハフ)が演じたように、決まって路地に行き着くことになる。でも、手を差し伸べてくれる親切な人も存在する。いまの私があるのは、強い女性がいてくれたおかげなの」。さらに、この世界でサバイブしていけた理由を、メアリーはこう語る。「他人が望む存在になっていられないと気づいたことね。自分のために生きるべきだと。このビジネスで学んだのは、誰もが自分を利用して、何か利益を得ようとしている。彼らの期待に応えられないと、自分が無価値に感じるときもある。だから、ちょっとわがままに、あるいは意地悪になって『ノー、そんなのはやらないわ』と言ってやる勇気が必要になる。『あなたはこれをやらせたがっているけれど、それは私らしくない』と。『ステージで裸になってほしいって?そんなことはやらないわ』、『私をいつも酔わせて騙そうとしたり、税金を払わなかったり、そういうのはいい加減にして!』と。私はそういうことを全て経験してきたの。だから、自分に自信を持つことがとにかく大事。そうしないと、誤った人間と仕事をしてしまうことになる。それと同時に、謙虚でいることが大事ね。全てを知っているわけじゃないことを認め、助けが必要なときはきちんと助けてもらう」。決して他人に媚びないし、周りからも媚びられることを嫌う。めまぐるしく変わる世界を生き抜いてきたからこそ自負できるその姿勢は、プライベートにおいても同じようで「うちの夫はイエスマンでは絶対にない(笑)。むしろ、真実しか話さない。ひどい顔をしていたら『ひどい顔をしてる』って言うの。時々嫌になるけど(笑)」とのこと。「私は自分のヘアスタイルもメガネも好きだし、これらが引き起こす結果を受け入れている。彼が好きじゃないからって、世界中のみんなが憎むわけじゃない。彼が認めない服で外出したときに、『君、最高だよ』って褒められることもある。そんなときは、ほらねって彼を見てやるの(笑)。自分が正しいと思うものを信じるべき。自分を愛して、最悪のファッションですら楽しむべきよ」。次回は、こちらも本作で熱いロック魂を披露する美女、マリン・アッカーマンが登場!お楽しみに。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年09月14日トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演するミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』を手がけたアダム・シャンクマン監督のコメントがこのほど到着し、ミュージカル映画にかける想いや、伝説のロックスター役にクルーズを起用した理由について語った。その他の写真本作は1980年代のハリウッドを舞台に、成功を夢見て奔走する若者たちの姿を、数々のロックナンバーを交えて描いた作品だ。ちなみにシャンクマン監督も成功を夢見てダンサーとしてキャリアをスタートさせ、ホイットニー・ヒューストンスティービー・ワンダーらのミュージックビデオに振付で参加。さらに映画『ヘアスプレー』やTVドラマシリーズ『glee/グリー』では監督を務め、大成功を収めている。「僕の周りには常に歌と踊りがあった。僕はミュージカルで育ったんだよ、ミュージカルを栄養としてね。人生全体がミュージカルみたいなものなんだ」というシャンクマン監督は、ミュージカル映画の魅力について「上手くいくとクラシックな作品になる。クラシックな作品を人々は何度も観直してくれるんだ。最近成功したミュージカルを覚えているだろ?『マンマ・ミーア!』『シカゴ』『ヘアスプレー』も上手く行ったね。それらはクラシックになるだろう。僕は今も『ウエストサイド物語』が大好きだしね」という。そんな“ミュージカルひとすじ”のシャンクマン監督だが、自作ではあえてミュージカル経験の少ない俳優を起用したり、意外な配役で観客を驚かせてきた。『ヘアスプレー』ではジョン・トラボルタが特殊メイクによって女性キャラクターを演じたが、本作では、あのトム・クルーズを“伝説のロックスター”役に起用した。「僕にとっては驚く選択じゃなかったよ。だって彼がミュージカルをやりたいのを知っていたからね。彼は依頼されてスリルを感じていたと思う。だって今まで誰も頼んだことが無いんだからね。でもトムにやれないものは何もないんだ。(クルーズが演じる)ステイシー・ジャックスが登場した時どういう人か、世界で最もビックな映画スターが演じれば観客にすぐにわかるし、違った深みももたらしてくれる。世界中でVIP扱いされることを理解しているトムならね」。ミュージカル界で培ってきたノウハウと、変わらない情熱を投じて新作『ロック・オブ・エイジズ』を撮りあげたシャンクマン監督は「観客はきっとここ何十年も体験しなかったほど楽しい時間が過ごせると思う」と、その完成度に確かな自信を感じているようだ。『ロック・オブ・エイジズ』9月21日(金)全国ロードショー
2012年08月15日トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズらが出演するミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』のワールドプレミアが現地時間8日にロサンゼルスで行われ、クルーズ、ゼタ=ジョーンズをはじめ、ジュリアン・ハフ、アレック・ボールドウィンら出演者とアダム・シャンクマン監督が登壇した。予告編本作は1980年代のハリウッドを舞台に、一度は頂点を極めるも夢を失い落ちぶれかけたロックスターや、成功を夢見て奔走する若者たちの姿を、数々のロックナンバーを交えて描いた作品。クルーズは、ロックスターのステイシー・ジャックスを演じ、劇中で本格的な音楽パフォーマンスを披露している。いつも丁寧なファンサービスをすることで知られるクルーズは、当日も60メートルにもおよぶブラックカーペットをゆっくりと歩きながら、ファンにサインしたり、撮影のリクエストに応じた。また、クルーズは「コンニチハ。みなさん、お元気ですか?この映画の公開のために日本に行けたらいいなと思うよ。まだわからないけど。日本の方がこの映画を楽しんでくれるとうれしいです」とコメント。彼のパフォーマンスは本物のミュージシャンたちも魅了したようで、英国の人気バンド、デフ・レパードのドラム、リック・アレンと、ギターのフィル・コリンは、「彼は、歌うことにすごく時間を費やして努力し、勉強したから、実際に僕たちが集まって演奏した時、彼は、映画の中のすべての曲を自分で歌ったんだよ。トム・クルーズには出来ることがわかっていた。他にいろんなことをやっているからね。ビルから飛び降りたり、違うキャラクターを演じたりね。そして、実際出来たんだ。パーフェクトだったよ」と言い、「アドバイスする必要はなかったよ。彼の方がアドバイスをしてくれたよ。高いビルから飛び降りる時には、セイフティー・ストラップをつけているのを確認するようにね」とジョークを飛ばし、笑顔を見せた。また、ミュージカル映画『シカゴ』でオスカーを受賞した経験をもつゼタ=ジョーンズは「アダム・シャンクマン監督がやってくれって言ってきて、私は、脚本も読まずに『やるわ』って言ったの。なぜって彼のことが大好きだからよ!それに、またミュージカルをやるのは楽しいと思ったからよ」と振り返り、「彼は素晴らしい役者よ。彼はすべてを役のために捧げて演じるの」と共演したクルーズを絶賛した。『ロック・オブ・エイジズ』9月21日(金)全国ロードショー
2012年06月11日1980年代のサクセスストーリーとスキャンダルがあふれ返るハリウッドを描いた、ロックミュージカルの映画化『ロック・オブ・エイジズ』の全米公開を前に、6月8日(現地時間)、ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターにてプレミアイベントが開催され、出演のトム・クルーズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アダム・シャンクマン監督らオールキャストが集結した。ジャーニーやボン・ジョヴィ、デフ・レパード、ポイズンなど80年代を代表する大ヒットナンバーを集めて構成された本作。舞台であるハリウッド・ブルバードにはこの日、ブラック・カーペットが敷き詰められ、劇中に登場するクラブハウス「バーボン・ルーム」ほか、いまもサンセット大通りにある「ウィスキー・ア・ゴーゴー」などのセットが飾られ、豪華ロックンロールの雰囲気に。2,000人以上のファンが集まる中、トムはイベント開始の1時間前に会場に乗り込み、熱狂するファンたちにサインや写真撮影を行うなど大サービスを見せた。カリスマ・ロックスター役で初めて歌を披露するトムは、「僕は『シュガー・オン・ミー』(デフ・レパード)が好きなんだ。それに、ボン・ジョヴィも…全ての歌がすごく楽しいよ。ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ポイズン。この映画の中にはすごくたくさんの素晴らしい歌があるんだ」と本作の音楽の素晴らしさをアピール。日本のファンに向けて「この映画の公開のために日本に行けたらいいなと思うよ!」とメッセージを送った。久しぶりのミュージカル出演で本領発揮しているキャサリンは、「オファーがきて、脚本も読まずに監督に『やるわ』って言ったの。なぜって彼のことが大好きだからよ!それに、またミュージカルをやるのは楽しいと思ったわ」とコメント。初共演となったトムについては「彼は素晴らしい役者よ。私たち、『また一緒に仕事をしたいわね』って話してるのよ」と仲の良さを伺わせた。本作の主演に大抜擢されたジュリアン・ハフは「いま別世界にいるみたい!アダム・シャンクマン監督、メアリー・J・ブライジ、トム・クルーズが出ている作品のプレミアでレッドカーペットを歩いているなんて全く信じられないわ。この世のことと思えないくらいよ」と夢見心地の様子。同じく主役に抜擢されたディエゴ・ボネータはこれが映画初出演。「本当に信じられないよ!ここにいられることをとても謙虚に受けとめているし、とてもハッピーだ。全ての瞬間をエンジョイしようとしているよ」とあふれる喜びを口にした。魅力的なロックナンバーの中でも一際存在感を示しているのが異色とも思えるトムの歌声だが、「彼は僕にチャレンジしたし、僕は彼にチャレンジした。それは素晴らしいパートナーシップだったんだ」(シャンクマン監督)、「彼は素晴らしかった。圧倒されたよ。歌うことにすごく時間を費やして努力し勉強したから、実際に僕たちが集まって演奏したとき、映画の中の全ての曲を自分で歌ったんだよ」(デフ・レパード<リック・アレン&フィル・コリン>)、「素晴しかったよ、すごくね。音楽は気持ちよくさせてくれるから、映画を作っている人たちはみんないい気持ちになったんだ。だから、映画を観る人々もきっと同じようにいい気持ちになると思う」(REOスピードワゴン<ケヴィン・クローニン>)と、この日集まったミュージシャン本人たちも大絶賛。このトムの歌声は世界48か国で一足早く配信される予定で、日本では6月11日(月)から彼の歌う「シュガー・オン・ミー」がiTunes、mora、レコチョクで先行配信される。ぜひ、映画の公開に先駆けて、トムの鍛えあげられた驚きの美声をチェックしてみては?『ロック・オブ・エイジズ』は9月21日(金)より全国にて公開。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
2012年06月10日80年代を代表するロックナンバーに乗せて、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちの青春とロマンスを描いた注目のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。トム・クルーズが伝説のロックスターを演じることでも話題を集める本作の第1弾となる予告編が解禁となった。2006年の初上演以来、現在もブロードウェイほか世界各国で公演され絶大な人気を誇る同名ミュージカルの待望の映画化。1980年代、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちが集うストリート、サンセット・ストリップを舞台に、欲望渦巻く街でシンガーを目指す2人の男女の夢とロマンスを描く。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼス」のアクセル・ローズのもとで週5日の修行を経て、“世界最強のロックの神様”ステイシー役に成りきったトム・クルーズの写真が先日公開されたのに続き、今回解禁された予告編は終始ハイテンション!アルコールにドラッグ、セックスと廃退的な風潮を背景にした80年代のロックブームがそのままに再現されており、ネオンライトが点滅するクラブハウスの熱狂は観る者をたちまち呑み込む。そしてネオンライトで輝く「世界をロックで変えてやれ!」という言葉が、「夢」や「青春」といった言葉以上の制御不能なパワーを放つ。ロックをめぐる熱きドラマに加えて、終盤ではカリスマ性を爆発させハリウッドを熱狂させるステイシーの上半身裸での熱狂のライヴ・パフォーマンスも少しだけ確認できる。この興奮のミュージカルを作り上げたのは、『ヘアスプレー』(’07)でにミュージカル映画熱を再燃させたアダム・シャンクマン監督。ステイシー役のトムを始め、ビッグスターを夢見てハリウッドにやって来た田舎娘・シェリー役のジュリアン・ハフ(『バーレスク』)、ライヴハウスを悪の根源と見なし取り壊しを企む女性を演じるキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、さらにメアリー・J・ブライジ、ポール・ジアマッティと実力派キャストが豪華ナンバーを歌い上げる姿は圧巻だ。「デフ・レパード」や「ジャーニー」、「ボン・ジョヴィ」などの往年の名ロックナンバーが最大の見どころとなる本作だが、その原曲を知らずとも俳優たちの渾身の熱唱にあなたの心もきっと鷲づかみにされるはず。また、毛皮のコートにテンガロンハット、ケミカルウォッシュのジーンズ、バンダナにソバージュを効かせたロングヘアなど80年代のロックファッションにもぜひご注目してほしい。まずはこちらの映像で“ロックな時代”を体感!『ロック・オブ・エイジズ』は9月、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年02月21日来年9月に日本公開されるロック・ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』の画像が解禁になり、“ロックの神様”に扮したトム・クルーズの姿が公開された。『ロック・オブ・エイジズ』は、2006年に初演され、トニー賞にノミネートされるなど高い評価を受け、現在もブロードウェイで上演中の同名ミュージカルを、『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督が映画化した作品。1980年代のアメリカを舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーと、ロック・スターを夢見る都会育ちの青年ドリューら若者たちの青春を描く。現在公開中の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』では変装の名人でもあるエージェントを演じているクルーズが、次回作『ロック・オブ・エイジズ』で変身するのは、何と“ロックの神様”と呼ばれるスーパースター、ステイシー・ジャックス。クルーズは、初のミュージカル映画挑戦のために、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの歌唱力指導のもと、1日5時間週5日のボーカルトレーニングを敢行。これまでも数々の挑戦を行い、“努力のカリスマ”とも称されるクルーズは、鍛えられた肉体とトレーニングで磨いた歌声を劇中で披露。デフ・パレードの『Pour Some Sugar on Me』、ボン・ジョヴィの『Wanted Dead or Alive』、スコーピオンズの『Rock You Like a Hurricane』などの名曲を熱唱しており、撮影現場を訪れたデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンは「すごいもんだと思ったよ。彼はそれまでボーカル・レッスンも受けたこともなかったって言うんだから。完璧なロック・スターだ!」とトムのパフォーマンスを絶賛。1作ごとに新たな一面を見せてきたクルーズは来年も多くのファンを驚かせることになりそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』2012年9月全国ロードショー
2011年12月28日