資生堂ギャラリーでは、アラーキーの愛称で知られる写真家・荒木経惟による作品展「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADISE」(※Pは反転が正式名称)を開催している。会期は12月25日まで(毎週月曜休館)。会場は東京都・銀座の資生堂ギャラリー。入場無料。同展は、自らの「死」を意識し往生の準備を始めた荒木経惟が、人生を振り返りながら展開する、豊田市美術館(4/22~6/29)、新潟市美術館(8/9~10/5)との3館合同による企画展。その最終開催地である資生堂ギャラリーでは、同氏の今の心境を捉えた作品が中心に展示されるという。サブタイトルである「東ノ空」は、東日本大震災後、亡くなった方への鎮魂を願うと同時に被災地の復活を祈りながら、彼が毎朝自宅の屋上から撮り続けている最新作。一方の「PARADISE」は、一見暗闇の中に色鮮やかな花が咲き誇っているかのようで、実は朽ちかけた花と人形を写した生と死の物語を表す作品とのことだ。なお、11月12日 18:15からは、同展の展覧会解説ツアーが開催される。参加希望者は、時間になったら会場に集合とのことだ(申し込み不要)。また、関連企画として、12月6日 14:00~16:00には資生堂花椿ホール(資生堂銀座ビル3階)において、荒木経惟と昨年「爪と目」で芥川賞を受賞した作家・藤野可織によるトークセッション「荒木経惟×藤野可織」が開催される。このイベントでは、ブックデザイナーの名久井直子氏がファシリテーターを務め、音楽家・青葉市子氏による弾き語りも予定されている。参加費は無料。定員は200名で、参加に際してはこちらのページから申し込みが必要となる(申し込み多数の場合は抽選)。さらに、資生堂銀座ビル2階の展示スペースにおいて、10月7日~12月26日 月曜日~金曜日(ただし、10月22日~24日と11月10日~12日を除く) 9:00~19:00に、同社の企業文化誌「花椿」で連載中の穂村弘の対談「Talk」に出演したゲストを、荒木経惟が撮影した作品展も同時開催されている(入場無料)。
2014年10月23日東京都・表参道のラットホールギャラリーでは、アラーキーこと写真家・荒木経惟の最新シリーズを紹介する個展「切真(きりしん)」を開催している。開催期間は11月2日まで、開場時間は12:00~20:00(月曜休廊)、入場無料。同展では、ポジフィルムを半分に切り離し、組み合わせを変えて新たにつなぎ合わせたフィルムからプリントした最新シリーズ「切真」より、約30点の写真作品を展示。写真集の刊行とともに、今回の展示が初公開となる。昨年末に右眼の視力を失ってから撮影された、日常生活や街の風景、女性のヌード、花や人形のイメージを組み合わせた写真には、荒木の現在の心境が映し出されているとともに、「切る」行為によって新しい発見や物語を生み出している。なお、ポラロイドをふたつに切って新たにつなぎ合わせた作品「愛切(あいせつ)」や、ポジフィルムの右側を黒マジックで塗りつぶした作品「左眼ノ恋(さがんのこい)」に続く今回のシリーズでは、荒木の遊び心やユーモアとともに、自らの手による「破壊」と「再生」によって独自の生死観が表現されている。
2014年10月22日福岡の百貨店・岩田屋は、今年で創業260周年を迎える。同店ではこれを記念し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)を起用したキャンペーンを10月1日から実施している。「福岡の家族」がテーマとなる当キャンペーンは、シニア世代から孫世代まで様々な年代の家族が登場し、世代を超えて繋がっていく“岩田屋と福岡の人々の縁(えにし)”を表現し、同店の地元への愛情や誇りを色濃く打ち出している。広告のキャッチコピーは「いい日。」。福岡で暮らす5組の家族のポートレートをレスリー・キーが撮影し、ポスターと特設サイトを公開している。このビジュアルに登場する家族は、すべて福岡で生活する人々で、それぞれのファミリーヒストリーや生活の背景を添えることでビジュアルに説得力を持たせ、地元だから出せる表現にこだわりを見せる。これまでにはない“新しい家族”のポートレートを見せることで、新しい時代の家族像やファッション性を打ち出し、同店のアイデンティティーでもある「進取の気性」を表現した。レスリー・キーは、1971年シンガポール生まれのフォトグラファー。東京を拠点に、ファッション、アート、広告写真の第一線で活躍している。世界のモード誌でのシューティングやCDジャケット撮影の他、国内外の著名人のポートレートを数多く手掛ける。過去には、「APA(日本広告写真家協会)アワード2012経済産業大臣賞」「APAアワード2014美しい日本賞」を受賞している。
2014年10月21日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月9日、DDRバスシミュレータを発表した。同ツールは、JEDECのDDRメモリバス仕様に準拠しており、正確なビットエラーレート(BER)等高線が作成可能なソフトウェアである。Keysight EEsof EDAのAdvanced Design System(ADS)2014.11のアドオンとして提供され、メモリインタフェースのDQ/DQSに対するアイ確率密度分布とBER等高線をすばやく正確に計算することができる。これまでは、SPICEや畳み込み積分によるチャネルシミュレーションから得られる有限数のビットパターンから、dual-Diracモデルを用いてアイダイアグラムを算出していた。これに対し、DDRバスシミュレータでは、トランスミッタ、チャネル、レシーバのインパルス応答と理論上は繰り返しがない無限長のビットパターンから、アイダイアグラムを作成する。さらに、JEDECで仕様化されている1E-16等高線を含め、極低BERレベルまでの厳格なDQ/DQSアイ計算を行える。そして、クロストークおよび立ち上がり時間と立ち下がり時間との非対称性を考慮し、等高線やDDR4の受信マスク試験などの表示により、タイミングや電圧のマージンを把握できるようになる。また、DDRバスシミュレータは、内蔵モデル、IBISモデル、回路モデルの3種類のICモデルに対応しており、どのモデルも回路図で柔軟に組み合わせることができる。内蔵のドライバとレシーバにはそれぞれ、ディエンファシス機能と連続時間リニアイコライゼーション機能が装備されている。
2014年10月09日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月1日、小型セル基地局製造用のワンボックステスタ「E6650A EXFワイヤレス・テスト・セット」を発表した。同製品は、フェムトセルなどの小型セルの量産の立ち上げとテストコストの削減に必要な速度、性能、拡張性を備えており、最新の携帯電話、無線LANチップセットの検証における立ち上げ時間を短縮できる。また、ベクトルシグナルアナライザとベクトル信号発生器(VSA/VSG)の機能を備えた送受信モジュールを最大4個まで搭載することができる。各送受信モジュールは4つのRFポートを備えているため、「EXF」1台で最大16ポートのマルチポートテストステーションが構築でき、複数の測定対象物をテストすることができる。そして、高度なシーケンス設定機能やシングル収集マルチ測定(SAMM)などによって、テストの実行時間をより短縮できるという。さらに、マルチフォーマットデザインのテストニーズに応えることができ、送受信ともに、最大周波数レンジ6GHz、最大帯域幅160MHzに対応している。携帯電話では2G、3G、LTE FDD、LTE TDDやLTE-Advanced、無線LANでは802.11a/b/g/n/acなどの通信方式をサポートしている。また、要件が変わった時には、周波数レンジ、チャネル数などの機能をアップグレードできるため、新技術への対応が容易で、投資の無駄を抑えることができる。加えて、すでに主要な携帯電話や無線LANチップセットの実証を終えているため、新製品の量産への移行をスムーズに行える他、「EXF」に標準付属しているSCPIコマンドとリファレンスドライバを用いて、容易にテストを自動化できる。この他、研究開発で一般的に使用されているシグナルアナライザ「Keysight Xシリーズ」および信号発生器と互換性があるため、テストの移行にかかる時間が短縮できると同時に、同じ「X」シリーズの測定アプリケーションを使用しているため、再現性がある結果が得られ、製造へのシームレスな移行を実現できるとしている。なお、価格は送受信1モジュール、4ポートの構成で634万3499円(税抜き)から。
2014年10月01日アートスペース「AM」(東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室)が10月16日、東京・表参道にオープンする。2010年より14年春まで中目黒を拠点に活動していた「インポッシブルプロジェクトスペース(Impossible Project Space)」の企画スタッフが運営。更なるバージョンアップとなった。写真展を核に、様々なジャンルの表現者とのコラボレーションプロジェクトを多様な形で紹介する。オープニング企画として、写真家・荒木経惟のインスタントフィルムによる写真展「結界」を12月15日まで開催。「結界」はインスタントフィルム作品をカッターで二つに切り裂き再び貼り合わせた作品群で、その数数百点以上。世界各国で注目を浴びる華やかな活躍の一方、妻の死、癌の手術や右眼失明などを経て撮影された作品は聖俗を象徴的に表現しており、両極をしっかり結び合わせることで更に複雑なカオスを作り出す。会場ではインスタントフィルム原寸サイズ特製ボックスに入った荒木の作品集『結界』(アイセンシア刊)を先行発売する。【イベント情報】荒木経惟インスタントフィルム写真展「結界」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室会期:10月16日から12月15日時間:14:00から20:00休廊日:月・火曜日(最終日除く)入場無料
2014年09月30日東プレは10日、同社製キーボード「REALFORCE」シリーズ新製品として、英語87配列キーボード「REALFORCE87U」に、押下特性(キー荷重)が全キー55gの「REALFORCE87U-55」「REALFORCE87UB-55」を日本国内で販売すると発表した。20日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は21,800円前後。「REALFORCE87U-55」と「REALFORCE87UB-55」は、もともと海外で販売していたモデルだが、ユーザーから多くのリクエストが寄せられたため、国内販売が決定したという。REALFORCEシリーズは、キースイッチに静電容量無接点方式を採用したキーボード。2013年7月より日本国内で販売中のテンキーレスの英語英語キーボード「REALFORCE87U」シリーズでは、キーによってキー荷重が異なる変荷重を採用するが、「REALFORCE87U-55」「REALFORCE87UB-55」の2モデルでは、すべてのキーでキー荷重が55g±15gとなる。キー配列は英語87キー、キーストロークは4mm、インタフェースはUSB。本体サイズはW366×D169×H39mm、重量は1.2kg。
2014年09月10日写真家・荒木経惟の写真展「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」が、8月9日より新潟市美術館にて開催される。本展は回顧展ではなく、仏教書『往生要集』が死後の極楽往生のために日々念仏を唱えることを説いたように、自らの日常や人々の営み等を撮影する「いま」の姿勢を初期代表作から新作までを通して紹介する。キーワードは「愛」。妻・陽子との新婚旅行を撮影した初期体表作『センチメンタルな旅』(1971)、妻の子宮肉腫判明から死去前後までを日付け入りで撮影した『冬の旅』(1991)を経て、荒木の愛は飼い猫や生まれ育った東京の街、女優、花、空へと展開していく。1980年代末の新潟・古町界隈の活気ある街並みと人々を記録した『新潟エレジー』(1988)、新潟の港や旅館で女優・大竹一重との「恋愛旅行の情景」をまとめた『冬恋』(1998)の2シリーズで、旅人・荒木が新潟の街とどのように向き合ったかも紹介。自らの似顔絵を始めとしたイラスト、写真集題字などの手仕事でも知られる荒木だが、本展でも和紙に墨書きで記した『愛ノ旅』と、二つに切ったポラロイドの組み合わせを変え貼り合わせた写真新作『愛切』(2014)の展示空間を盛り上げる「書」を寄せた。口紅部分は手彩色で妻を描いたシルクスクリーンも展示。また、伊藤若冲を紹介した美術家・辻惟雄と荒木による「アラーキーの奇想対談」(9月7日14時、メディアシップ日報ホールにて)、ヌードモデル撮影風景から妻への思いを語る姿まで荒木の日常に密着したドキュメンタリーの上映(9月6日から12日)など、荒木の魅力に多角的に切り込むイベントも開催する。【イベント情報】「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」会場:新潟市美術館企画展示室住所:新潟市中央区西大畑町5191-9会期:8月9日から10月5日時間:9:30から18:00(観覧券販売は17:30まで)休館日:8月18・25日、9月1・8・16・24・29日入場料:一般1,000円大高生800円中学生以下無料
2014年08月05日西武鉄道は18日、鉄道グッズの新商品「西武鉄道6000系電車型キーライト」「西武鉄道Bigキーホルダー」を発売する。「西武鉄道6000系電車型キーライト」は、池袋線・西武有楽町線と東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転開始1周年を記念して制作された。相互直通運転に使用する6000系をモチーフにした外観で、スイッチを入れると光の中に同車両のイラストが浮かび上がる。大きさは長さ7.6cm、幅1.7cm、高さ2.1cmで、1個900円。駅ナカコンビニ「TOMONY」各店舗(池袋駅A2号店、高田馬場駅ホーム店、所沢駅改札内店は除く)で販売する。「西武鉄道Bigキーホルダー」は、たて約6.4cm、横約4.5cmの大きなキーホルダー。新2000系、4000系、6000系、20000系、30000系の各車両をイメージした5種類のデザインで、各550円。「TOMONY」の池袋駅A店(1階改札内)、西武新宿駅店(正面口)、所沢駅店(改札外)にて販売する。なお、両商品とも販売時に1人5個までの購入制限を設ける。西武鉄道グッズ販売ページでも18日10時から販売開始される。
2014年02月10日「びっくりドンキー」は、木皿にハンバーグとライス、サラダを盛り合わせた”ディッシュメニュー”や、鉄板ステーキ皿の上にハンバーグや付け合わせのポテトなどをのせた”ステーキ・メニュー”などを提供する、全国展開のファミリーレストランチェーン。多彩なメニューが用意されているので、注文時にどれが良いのか迷ってしまう人も多いだろう。そこで、マイナビニュース会員の男女500名に一番好きなハンバーグメニューを尋ね、その理由も聞いてみたので、次に来店する時の参考にしてほしい。Q.びっくりドンキーで一番好きなハンバーグメニューを教えてください。1位 チーズバーグディッシュ 19.8%2位 レギュラーバーグディッシュ 19.0%3位 おろしそバーグディッシュ 12.2%4位 エッグバーグディッシュ 3.0%5位 チーズパケットディッシュ 2.8%■チーズバーグディッシュ・「トロトロのチーズとジューシーなハンバーグとの相性が抜群」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「チーズが好きなので…とろりと溶けたチーズが濃厚でおいしい」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「濃厚なチーズが肉汁と一緒にあふれて来るところが好きです」(41歳男性/その他/事務系専門職)■レギュラーバーグディッシュ・「安くてボリュームがあり、これ一品で満足できるから」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)・「定番であるが、安定しておいしいから」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「オーソドックスで飽きないから」(32歳女性/医療・福祉/専門職)■おろしそバーグディッシュ・「しそと大根おろしであっさり食べられるから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さっぱりヘルシーだから…大根おろしが胃もたれを防いでくれそう」(29歳女性/医療・福祉/事務系専門職)・「サッパリと食べられるから」(25歳男性/機械・精密機器/技術職)■エッグバーグディッシュ・「卵とハンバーグの味がほどよく合うから」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)・「卵とお肉の相性がいい」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「ハンバーグには目玉焼きが合うから」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■チーズパケットディッシュ・「中から溶けたチーズがたっぷり出てきて、とてもおいしいから」(30歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「チーズときのこが好きだから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「安いのにボリュームがあっておいしいから」(28歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■総評1位は、独自開発の特製ブレンドチーズをハンバーグにのせた「チーズバーグディッシュ」。「チーズのとろけ具合がいい」「チーズが濃厚でおいしい」「チーズとハンバーグの相性が一番いい」という意見が大半で、こだわりのハンバーグと特製チーズの組み合わせが好評のようだ。2位の「レギュラーバーグディッシュ」は、和風ベースのハンバーグソースを使った創業時からのロングセラー。「定番だから」「飽きない味」という声が多かった。3位は、大根おろしと青じその葉をハンバーグにトッピングした「おろしそバーグディッシュ」。「さっぱりして食べやすい」「和風が好きだから」という、あっさり風味が好きな人に受けている。4位の「エッグバーグディッシュ」は、ハンバーグに半熟の目玉焼きをトッピングしたメニュー。「卵が好きだから」という人から票を集めた。5位は、ハンバーグの中にチーズとしめじを包んで焼き上げた「チーズパケットディッシュ」。「ハンバーグの中からとろけ出るチーズが良い」という意見が多かった。トップ5のすべてがディッシュメニューという結果となり、その他のメニューの最高位は「ハンバーグ&ビーフシチュー」の6位(2.6%)であった。「びっくりドンキー」へ足を運んだのなら、ライス&サラダが一緒に木皿に盛られたディッシュメニューを食べたい、という人が多いのだろう。「びっくりドンキー」へ行ってメニューの多さに悩んだら、このトップ5のディッシュメニューを試してみてはいかがだろうか。調査時期: 2013年4月11日~2013年4月12日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性226名 女性274名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月30日キーファー・サザーランドが脚本に惚れ込み、あの『24 -TWENTY FOUR-』に続く出演作として主演を決めた『TOUCH/タッチ』が日本上陸! サザーランドが緊急来日を果たし、3日に都内で行われた記者会見に出席した。その他の写真9.11のテロで妻を失い、無言症の息子ジェイクと暮らすマーティン。ジェイクとうまくコミュニケーションをとることができずに思い悩むが、ある日、ジェイクが書き綴っていた膨大な数字に特別な意味があることに気付く。時代を超えた世界中の人々をつなげる数字の“奇跡”を信じ、マーティンは世界中の人々を救うべく奔走する。すでに本作はシーズン2の放送が決定しており、その撮影の合間を縫っての来日となったが、サザーランドは「日本に来るためならどんな口実も作るよ」と日本への愛着を明かす。『24』に続いてのドラマ出演となったが「当初はこんなに早くドラマの世界に戻ってくるとは思ってなかったけど、脚本を読んで美しく繊細な内容に心を奪われたんだ。これを引き受けないと後悔するってね」と本作に感じた特別な思いを口にした。特に今回演じたマーティンについて「息子のジェイクの行動が読めず、それを知ろうと必死になる」と説明し『24』のジャック・バウアーと似ているところが多いとも。「演じながら楽しい旅ができたよ」とうなずいた。本作には東日本大震災にまつわるエピソードも登場する。震災後、アメリカ西海岸に流れ着く様々な遺留品を集める男の物語だが、これについてサザーランドは「ニュースで西海岸に多くのものが流れ着いていると報じられたけど、次第に民家からのものが増えていると聞いて心を痛めたし、被災した方々への思いは一層強いものになった。このドラマを作れたことを誇りに思うし、より多くの人に観てほしい」と訴えた。この日は、特別ゲストとして俳優の濱田龍臣が登場し、サザーランドに花束をプレゼントした。濱田は劇中の息子・ジェイクと同い年。サザーランドは「そういえばちょっと似てるね」と微笑んだ。「将来、ハリウッドで活躍する俳優になりたい」という濱田にサザーランドは「言葉や文化の壁を超えるのが演技。僕が積んできた経験と、きみがいましている経験は何ら変わるものではないし、この先、共演できる可能性は大いにあると思う。そうなったら光栄に思うよ」と貫禄たっぷりの笑みを浮かべ、濱田と固い握手を交わした。『TOUCH/タッチ』WOWOWプライムにて、10月5日(金)夜11時から第1話放送開始
2012年09月03日「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアーことキーファー・サザーランドが「24」に続く連続ドラマ出演作となる「TOUCH/タッチ」を引っさげて緊急来日を果たし、9月3日(月)に都内で行われた記者会見に出席。作品の魅力を存分にアピールした。主人公・マーティンは9.11の同時多発テロで妻を失い、息子のジェイクも無言症となってしまい交流ができずに思い悩む。だがジェイクが落書きのように綴っていた数字が現代と過去、そして未来の人々を繋ぐ数字であることに気づき状況は一変。マーティンは奇跡を信じて世界中の人々を救うために立ち上がる。キーファーの来日は2010年11月の「24 TWENTY FOUR」のプロモーション以来。「日本のファンに会うためならどんな口実だって作るさ(笑)」とユーモアたっぷりに日本への愛着を明かす。本作では強面のジャック・バウアー(「24」)とはまた違った一面を見せているが、キーファー自身は「ジャックとマーティンで共通するところはいっぱいあったよ。ジャックは予想外の状況から脱出するために戦うけど、マーティンの方は息子の行動や考えが読めずに、それを知るために必死で戦うんだ」と解説。「そこには善意やモラルといった要素が感じられるし、演じながら旅を楽しんだよ」と充実した表情を見せた。本作では日本人のキャラクターも登場するほか、東日本大震災について触れたエピソードもある。震災後にアメリカの西海岸に流れ着いた遺留品を拾い集める男とジェイクと同じ境遇の娘を持つ母親の物語が描かれるが、キーファーは「ニュースで遺留品が流れ着いていると報じられていたけど、民家からのものが多くあると聞いて胸を痛めたし、被災されたみなさんへの思いはより一層強いものになったよ。このドラマに参加できたことを誇りに思うし、多くの人に見てほしい」と胸の内を語った。この日はゲストとして俳優の濱田龍臣も登場し、キーファーに花束を手渡した。ドラマ「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」の放送を控える濱田くんは「僕も家族を失う役を演じたので、ジェイクに共感しました。キーファーさんがカッコよかったです!」と感想を伝えた。さらに濱田くんからの「将来、ハリウッドで活躍するにはどうすればいいか?」という質問に、キーファーは「文化や言葉の壁を超えられるのが演技というもの。いまきみがここでしている経験と僕が積んできた経験は何ら変わるものではないと思います。いつか共演できる可能性は大いにあると思うし、その日が来たら光栄に思うよ」と優しく微笑み、2人は熱い握手を交わしていた。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日より放送。第1話のみ無料放送。「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月03日『24-TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドが主演する海外ドラマ『TOUCH/タッチ』が10月よりWOWOWで日本初放送されることが決定した。WOWOWは、本作をこの秋イチオシの新作ドラマとして位置づけプッシュしていくという。本作は、『24…』主演のサザーランドと、『HEROES/ヒーローズ』製作総指揮のティム・クリングがタッグを組み、今年3月からアメリカの全米FOXネットワークで放送が開始された注目のドラマ。アメリカではすでに第2シーズンへの継続が決定しており、今夏より撮影開始予定だ。サザーランドは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で妻を失い、職を転々としながら無言症の幼い息子を育てるマーティン役を演じる。マーティンは、息子ジェイクが自分や他人と交流できないことに悩むが、息子が落書きのように綴る数字に特別な意味があると気づき、無言症の専門家のアドバイスを請いながら、その数字の意味を解読しようと奔走する。一方でソーシャルワーカーに父親の資格を問われるという難局にも直面し、『24…』のジャック・バウアーさながら、家族を大切に思いながらも苦悩し奮闘する。主人公マーティンの日本語吹替えは、『24…』のジャック・バウアー役と同じく小山力也が担当。サザーランドの吹替えとして、あのおなじみの‘声’が帰ってくるのは、海外ドラマファンならずとも期待が高まることだろう。なお、WOWOWでは本作の放送を記念して、9月から毎月1シーズンずつ、8カ月にわたって『24…』全シーズンを完全放送する予定。『TOUCH/タッチ』WOWOWにて10月より日本初放送
2012年07月19日