レノボ・ジャパンは10日、千葉県海浜幕張公園で開催される"エレクトリックラン"イベント「ELECTRIC RUN MAKUHARI 2015」への協賛を発表した。イベントの開催日時は2015年3月14日と15日の16時から21時。エレクトリックランは、2012年にアメリカで始まったファンランの1つで、光るグッズを身につけた参加者たちが、コース上で走る/歩く/踊るなど自由に楽しみながらゴールを目指すイベントだという。2014年にはアメリカをはじめ、ヨーロッパやアジアでもエレクトリックランイベントが開催された。日本でも2014年に千葉と大阪でエレクトリックランが行われており、今回の「ELECTRIC RUN MAKUHARI 2015」で3回目となる。レノボ・ジャパンでは、「ELECTRIC RUN MAKUHARI 2015」に協賛し、会場で同社のYOGAシリーズを展示するほか、人をスキャンして生成したCGキャラクタがヨガのポーズで文字を表現する「YOGA MOJI STUDIO」の体験会を開催する。また、15日にはスペシャルゲストを招いたステージイベントも予定する。なお、エレクトリックランへの参加には事前のエントリーが必要となる。タイムスケジュールは以下の通り。このほか、イベントの詳細に関してはレノボのWebサイトを参照してほしい。
2015年03月10日『96時間』シリーズの主演リーアム・ニーソンと『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督が3度目のタッグを組んで贈る『ラン・オールナイト』。その緊迫感MAXな予告映像が到着し、リーアム始め、ベテラン俳優エド・ハリス、北欧男子ジョエル・キナマンらが交錯する真夜中の逃走劇が明らかとなった。元殺し屋のジミー(リーアム・ニーソン)は、家族を守るため、マフィアのボス・ショーン(エド・ハリス)の息子を殺してしまう。息子を殺され憤怒するショーンは復讐に燃え、マフィア、凄腕の暗殺者、さらには買収された警察官、一般市民までもを刺客として送り、ジミーと彼の息子マイク(ジョエル・キナマン)の命を狙う。かつて殺し屋として名を馳せたジミーは、“夜明け”のタイムリミットまでN.Y.の街を生き残り、息子のマイクを守ることができるのか!?今回届いた予告映像は、リーアム演じるジミーがショーンの息子を殺したことを伝えるシーンから幕が開ける。N.Y.の夜景をバックに逃走劇を繰り広げるジミー。そして、迫力のアクションシーンをエミネムの「Cinderella Man」が見事に盛り上げている。30年に渡りジミーに執拗に追う刑事(ビンセント・ドノフリオ)に「長い夜になる」と伝えるほど、激しい逃走劇を予感させる映像は、タイムリミットである“夜明け”まで息子を守る覚悟を誓うジミーの姿を映し出していく。スティーヴン・スピルバーグ監督『シンドラーのリスト』から『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』まで、幅広い役柄を自分のものにして演じ切り、190cmの長身を活かして『96時間』シリーズ、『特攻野郎 Aチーム THE MOVIE』『フライト・ゲーム』などで見る者を興奮させるアクションを魅せてきたリーアム。彼と3度目のタッグを組み、メガホンをとったのは、大友克洋の人気漫画「AKIRA」の実写映画で監督を務めると話題のジャウム・コレット=セラ。また、主演作『ポロック 2人だけのアトリエ』では監督もプロデューサーも務める才能を持ち、『トゥルーマン・ショー』でアカデミー賞ノミネートを果たすエド・ハリスが、闇社会の権力者・ショーンを怪演。ジミーの息子・マイクを演じるのは、海外ドラマ「キリング/26日間」『ロボコップ』で注目を集め、出演作が続くスウェーデン出身のジョエル・キナマン。たったひと晩で起こる親子の決死の戦いは、どのような結末を迎えるのか。リーアムの新たな逃走劇を、まずはこちらの映像から覗いてみて。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月10日zionoteは3月6日、韓国のジヌンエレコム社が展開しているオーディオブランド「JAVS」のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「X-nano」を発売した。価格は22,800円(税込)。X-nanoは、ハイレゾ音源に対応したUSB DACを搭載するヘッドホンアンプ。DACチップにはシーラスロジック社のCS4398を採用しており、192kHz/24bitまでのPCMと、2.8/5,6MHzのDSDネイティブ再生に対応している。アンプにはMOS FETディスクリートアンプを搭載。FETは特性が合うように厳選したものを使用している。入力はmicroUSB×1。XMOS社のX-Coreマイクロプロセッサーを採用しており、同チップに統合されたUSBコントローラーを使用。asynchronous(非同期)モードでの伝送、ビットパーフェクト出力をサポートする。Windows環境ではTHESYCON製のドライバー、Mac環境ではOS付属のドライバーで動作する。また、サポート対象外ではあるがLunux環境でも動作する。出力はφ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子×1とライン出力端子×1を装備する。DDCとしても利用可能で、ライン出力端子は丸型光デジタル端子と兼用。製品には丸型から角型への変換アダプターも付属している。インピーダンス16~600Ωのヘッドホンに対応。電源はUSBからのバスパワー。本体サイズはW60×D80×H25mmで、質量は約160gとなっている。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6以上。
2015年03月06日デセール専門店「アトリエコータ(ATELIER KOHTA)」神楽坂本店は3月3日~5日の期間中、オープン3周年を記念して全商品が20%OFFになるセールを開催する。デセール専門店とは、レストランのコース料理の締めに登場するデセール(デザート)のように、できたての皿盛りデサートを提供するスタイルの店舗のこと。同店では、中からあつあつのとろけるチョコソースが出るケーキや焼きたてのスフレ、アイスクリームやソースを使用した温・冷の組み合わせが楽しめる皿盛りデザートをシェフが目の前で作る。今回は、今年でオープン3周年を迎えることを記念して、同店の全商品を20%OFFで提供する。毎日売り切れるテークアウトの人気商品"神楽坂チーズケーキ"や、ケーキなどの生菓子、最高級バター「エシレ」を使用した焼き菓子、店内で提供するつくりたてデセールも全て対象となる。
2015年03月02日ヒビノインターサウンドは2月27日、iBasso AudioブランドのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「D Zero MK2」を発表した。発売は3月13日。価格はオープンで、推定市場価格は18,500円前後(税別)。D Zero MK2は、カードサイズ(W55×D101×H11mm)のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ。2013年6月に発表した「D zero-SE」の後継モデルだ。従来モデルのD zero-SEは、DACチップにESSテクノロジー社の「ES9023」を使用した非ハイレゾモデルだったが、新モデルのD Zero MK2はDACチップにCirrus Logic社の「WM8740」をモノラルモードで2個使用。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応した。PCやMacからの再生だけでなく、付属のOn-The-Go(OTG)ケーブルを使用することで、Android端末からの再生も可能(Android 4.1以降でUSB Audioをサポートする機種)。iOSデバイスとも、Lightning-USBカメラアダプターやiPad Camera Connection Kitを使用することで、デジタル接続できる。出力は、φ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン×1とライン出力×1(アナログ音声入力と兼用)を装備。ヘッドホン出力はインピーダンス8~300Ωのヘッドホンに対応しており、ゲイン切り替えスイッチも装備している。入力はUSBポートのほかに、φ3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力端子を装備。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間は約5時間。フル充電の場合、DAC使用時には約10時間、アンプのみの場合には約120時間の連続使用が可能だ。
2015年02月27日Cooler Master Technologyは24日、本体にアンプを内蔵した2.2chゲーミングヘッドセット「Sirus-C」を発表した。3月25日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別15,000円前後。ドライバーユニットはメイン44mm+サブウーファー40mmの2.2ch構成を採用する。本体にアンプを内蔵し、環境やゲームタイトルを問わず迫力のあるサウンドを実現するという。インタフェースとしてUSBのほか、3.5mmステレオミニプラグ、RCA端子を備え、PCのみならず家庭用ゲーム機でも利用できる。また、マイクのオン/オフ、ボリュームコントロール、接続先を切り替えられるコントロールボックスをインラインで搭載し、デバイスを切り替える際にケーブルの抜き差しを必要としない。マイクにはノイズキャンセリング機能を搭載。使わないときには邪魔にならないように折りたたむことができる。主な仕様は、ヘッドホンの周波数特性が20Hz~20kHz、インピーダンスが50Ω(44mm)/32Ω(40mm)、感度が118±3dB(44mm)/116±3dB(40mm)、マイクの周波数特性が100Hz~10kHz、指向性は無指向性、感度は-34±3dB。インタフェースはUSB、3.5mmステレオミニプラグ、RCA端子。本体サイズはW254.6×D215.1×H87mm、重量は600g。本来カラーはブラック。
2015年02月24日“戦うお父さん”ことリーアム・ニーソンが『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と、3度目のタッグを組んだ最新作『ラン・オールナイト』。このたび、日本公開が5月16日(土)に決定、リーアムがまたもや追われる男を演じていることが分かった。ブルックリンを縄張りとするマフィアの殺し屋ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)。家族からも疎まれ、これまでの犯してきた罪に苛まれる彼を救うのは、ウイスキーだけ。ある日、息子マイク(ジョエル・キナマン)の命を脅かした相手を殺してしまう。その相手とは、マフィアのボスで長年の親友、ショーン(エド・ハリス)の息子だった。復讐に燃えるショーン、買収された警察、凄腕の暗殺者…、いまやジミーと息子はN.Y.中のターゲットに。残された時間は、たったひと晩。果たして2人は逃げ切ることができるのか――。主人公ジミーを演じるのは、リーアム・ニーソン。81年にスクリーンデビュー後、1993年『シンドラーのリスト』で一躍有名になり、その後は『スター・ウォーズ エピソード1/ファントナム・メナス』『バッドマン ビギンズ』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』など、数々の話題作に出演。ハリウッドNo.1のハードワーカーといわれる、サミュエル・L・ジャクソンを凌ぐほど出演作が多く、映画界を牽引する存在だ。最近の代表作といえば、彼に“アクション俳優”の冠を与えた『96時間』シリーズが真っ先に浮かぶ。しかしアクションに加え、スリラー的要素も好きなファンには、本作のジャウム・コレット=セラ作品がお馴染みだろう。ダイアン・ クルーガーと共演した『アンノウン』では、妻に忘れられるも、自分の身元を取り戻そうと大奮闘。オスカー女優ジュリアン・ムーアと共演した『フライト・ゲーム』では、空の上の飛行機という密室で、姿の見えない凶悪犯と戦った。そして、この『ラン・オールナイト』では、N.Y.を縦横無尽に駆け巡る逃走劇を繰り広げる。マフィアのボス、ショーンを演じるのは、『トゥルーマン・ショー』でオスカーに輝き、『めぐり合う時間たち』や『ヒステリー・オブ・バイオレンス』など幅広い演技に定評があるエド・ハリス。30年間ジミーを執拗に追い続ける刑事役は、『ジャッジ 裁かれる判事』でロバート・ダウニー・Jr.の兄を演じたビンセント・ドノフリオ。息子のマイク役は、『ロボコップ』で主演を射止めた北欧男子、スウェーデン出身のジョエル・キナマンだ。セラ監督は、大友克洋の人気漫画『AKIRA』の実写映画化でもメガホンをとると報じられている注目株。このところなぜか毎回、家族を狙われる父親を演じるリーアムだが、N.Y.を舞台にしたハラハラドキドキの逃走劇を楽しみにして。『ラン・オールナイト』は5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日『96時間』シリーズのリーアム・ニーソンが主演を務めるアクション作『ラン・オールナイト』が5月16日(土)から公開されることが決定した。本作ではニーソンが殺し屋に扮して、愛する息子を守るためにマフィアを相手に戦う。その他の写真思慮深いジェダイの騎士、プレゼント選びはヘタだが娘を守るためには手段を選ばない元秘密工作員、野生のオオカミを相手に本気で戦いを挑む男、密室になった飛行機の中で犯人を追いつめる航空保安官……いま、ハリウッドで“最も頼りになる男”リーアム・ニーソンが『アンノウン』のジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだのが『ラン・オールナイト』だ。本作の主人公ジミー・コンロンはマフィアの殺し屋で、これまでの罪にさいなまれており、酒に逃げ、家族とも疎遠になっているが、愛する息子が命を狙われた際にマフィアのボスで長年の親友ショーンの息子を殺してしまう。ショーンは怒り、復讐に燃え、ジミーと息子を殺すと宣言する。そこで、ジミーは息子と共に、たったひと晩でマフィアや買収された警官がうごめくニューヨークからの脱出を試みる。息子以外は全員が敵、という絶体絶命の状況で壮絶な逃走劇が描かれる。マフィアのボス・ショーンを名優エド・ハリスが演じるほか、ビンセント・ドノフリオ、ジョエル・キナマンが出演。60歳を超えてもまったく衰えることなく敵をブチのめし、子犬のような表情で観客を魅了してきたニーソンが“マフィアの殺し屋”をどう演じるのかも気になるところだ。『ラン・オールナイト』5月16日(土) 全国ロードショー
2015年02月24日これからの季節、ランニングを始めたい方も多いのでは。でもいきなり、本格的なマラソン大会に出るのはハードルが高い…。そこで今回はランニング初心者でも、タイムを気にせず遊び感覚で走れるイベント、“ファン・ラン”を紹介します。昨年、日本初開催などで話題となりましたが、今年もさまざまな種類のファン・ランが開催されますよ! ■暗闇で光と音で楽しむ「エレクトリックラン」『楽しむ、元気になる、ハッピーになること』をテーマに、約5キロメートルのコースを、光るグッズを身につけた参加者たちが、走ったり、踊ったり、自由にゴールを目指す夜のランニングイベント。コースには“レインボーカラーに光るオブジェ”など、5~7ヶ所ほどのゾーンが設置され、さまざまな仕掛けが予定されています。ゴール後には祝完走パーティーが行われ、DJによる音楽と光の演出で盛り上がること間違いなし! 光るグッズは会場でも販売されるそうですが、こだわりのグッズを事前に用意しておくと、もっと盛り上がるかも。イルミネーションのように、参加者がキレイに光る光景は圧巻です。大会名:エレクトリックラン会場:千葉市・幕張海浜公園日程:2015年3月14日(土)、15日(日)18時スタートエントリー:2015年1月より受付開始中 公式サイト ■カラフルに染まる「カラーラン」『地球上でもっともハッピーな5km』をコンセプトに、タイムを競わずに走る世界最大規模のランニングイベント。ルールは2つ。1つは白い服を着てスタートラインに立つこと。2つ目は、参加者は走りながら、4ヶ所に設置されたカラーゾーンで色とりどりのカラーパウダーを浴び、色を塗られた状態でフィニッシュすること。ゴール後にはスペシャルDJを呼んで、フィニッシュパーティーも開催。そこでも音楽に合わせてカラーパウダーを一斉に浴びるというハイテンションなイベントです。ちなみに、パウダーはコーンスターチから作られているため、食べても問題はないそうです。でも味はついていないので、おいしくないとか…。目に入らないようにサングラスをかけて走ると良さそうですね! 大会名:「The Color Run TOKYO BAY presented by New Balance」会場:浦安市総合公園日程:2015年4月11日(土)10 時~ウェーブスタート ※雨天決行、荒天の場合、順延もしくは中止エントリー:2015年2月7日(土)より受付開始中 公式サイト ■泡まみれになる「バブルラン」バブルランは、パーティークリエイター“afromance”が手がける、元祖・泡パーティー“泡パ”と株式会社スポーツワンのコラボレーション企画。約5キロメートルに及ぶコース上に設置されたバブルマシーンから大量の泡が放出され、参加者たちはその中を泡まみれになってゴールを目指します。コース上には、バブルをテーマにした巨大アトラクションも設置予定。ゴール後には、DJやアーティストによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わさった、野外大型泡パーティーも開催されますよ。ちなみに、スマホやカメラなどの機械類は防水対策をしておくのが良さそう。こちらは大人気で、募集開始24時間で定員に達してしまい、急遽2日間開催に。それでも数日で予定人数を達してしまったため、追加募集のエントリーも終了となっています…。イベントの追加募集や今後のイベント日程については公式サイトを随時チェック! そんなに大人気なら一度は参加してみたいですよね。大会名:バブルラン2015 in 千葉会場:千葉市・幕張海浜公園日程:2015年4月11日(土)、12日(日)エントリー:定員に達したためエントリー終了 公式サイト ■日本“発”、ゲーム感覚で楽しめる「サバイバルラン」「サバイバルラン」とは名前の通り、サバイバルゲームとランニングを組み合わせた、日本発の体感型ランニングイベント。『大人から子どもまで、楽しんで体を動かす』が企画のコンセプトです。参加者は約4キロメートルのコースをランニングしながら、8 種類のサバイバルポイントでさまざまなミッションをクリアしていきます。ミッションには、アクション映画のワンシーンをイメージした赤外線のトイガンを使うゲームも有るんだとか。参加者の年齢や身体能力に合わせてミッションが設定されているので、子どもや女性でも楽しめるそうです。会場には、DJ ステージやキッズエリア、フードコーナーを用意。ちなみにサバイバルランですが、軍服じゃなくてもOK! ステキな仮装で参加した参加者には「コスチューム賞」がもらえるそうです。せっかく出場するならば、コスチュームにもこだわりたいですね。今年初開催なので、新しいもの好きな方は要チェックです。大会名:「サバイバルラン」(略称:サバラン)会場:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト日程:2015年4月18日(土)10時スタート ※雨天順延もしくは中止、小雨決行エントリー:2015年1月より受付開始中 公式サイト 今回4種類のファン・ランを紹介しましたが、参加したい企画はありましたか? エントリー開始日から、早くも定員に達してしまうイベントもあるほど、大人気のファン・ラン。話題になっている今、参加してみてはいかがでしょうか。
2015年02月23日6月20日公開の映画『呪怨-ザ・ファイナル-』のお祓い式&製作発表記者会見が17日、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、平愛梨、最所美咲、小林颯(こばやし かい)、落合正幸監督が出席した。ハリウッドでリメイクもされて世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズ最新作にして最終章となる本作。この日は主演の平愛梨と落合監督が神楽坂の赤城神社を訪れて撮影が無事終了することを祈願したお祓い式に参列。続けて最所美咲と小林颯を交えて製作会見を行った。主演の平は「まさか自分がやるとは思っていませんでした。究極の怖がりなので信じられません…。お話をいただいて実感が湧きませんでしたが、先ほどお祓いをして段々と実感が湧いてきました。『怖い怖い』と言っていられないなという思いとなり、『やらなきゃな』という気持ちにもなりました」と率直な感想を。そんな平を抜擢した落合監督は「今はバラエティの印象が強いですけど、愛梨ちゃんは可愛らしい笑顔で心模様や表現する力を持ってる女優さん。目も美しく惹きつけられるので、ホラー女優として生まれてきましたよ。初めての表情を作って映画に出していただけるとうれしいです」と期待していた。また、劇中で小林とともに平を怖らがせる最所は「心苦しいんですけど、全力で驚かせにいきますので、くれぐれもよろしくおねがいします(笑)」と平に宣戦布告すれば、小林も「前回の佐々木希さんよりもっともっと平さんを怖がらせたいと思います!」と宣言。対する平は「台本を読んでいると1人でいられないぐらい怖いんです…」とホラー映画が苦手であることを告白しつつ「こんなにも可愛らしくて綺麗な方なので、どう現場で変わるのか楽しみでもあります。怖いんですが、私で良かったと思っていただけるように精一杯頑張ります!」と意欲を見せていた。映画『呪怨-ザ・ファイナルザ・ファイナル-』は、6月20日より新宿バルト9ほか全国公開。
2015年02月18日バブルラン運営事務局は2月12日、4月11日・12日に県立幕張海浜公園(千葉県千葉市)にて開催するイベント「バブルラン2015」の追加エントリーを開始した。同イベントは、パーティークリエイターのafromanceがプロデュースする「泡パ」とコラボレーションしたランイベント。全長約5kmのコース上に設置されたバブルマシーンから大量の泡が放出され、参加者はその中を泡まみれになってゴールを目指す。コース上にはバブル(泡)をテーマにした巨大アトラクションも設置予定とのこと。また、ゴール後には、人気のDJやアーティストによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わせた野外大型泡パーティーも開催される。当初は4月12日のみの開催を予定していたが、エントリー開始から24時間のうちに参加希望者が定員である1万人に達しため、イベントを2日間開催とすることに決定したという。参加費用は、早割(2月9日~2月28日)で6,300円、通常(3月1日~3月15日)で6,900円となる。参加資格は中学生以上で、18歳以下の参加者は保護者の同意が必要。申し込みは公式サイトにて。※価格は全て税込
2015年02月12日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は2月6日、「FiiO」ブランドのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は24,000円前後(税別)。E17Kは、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ「E17」と「E07K」の後継モデル。スクロールホイールを新たに搭載し、メニュー操作をスムーズに行える。TREBLE/BASSをそれぞれ10段階でレベル調整可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製のPCM5102、アンプにはOPA1642とLMH6643を採用。USB接続では96kHz/32bitまでのPCMファイル、2.8MHzまでのDSDファイルの再生に対応する。また、SPDIFでは最大192kHz/24bitまでの再生が可能だ。適合するヘッドホンのインピーダンスは16Ω~300Ω(推奨インピーダンスは16Ω~150Ω)。出力は、16Ω負荷時で160mW、32Ω負荷時で200mW、300Ω負荷時で60mWとなっている。入出力端子として同軸デジタル音声入力×1、microUSBポート×1、ヘッドホン出力×1、ライン入出力×1を装備する。内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、最大約15時間の連続駆動が可能だ。約3.5時間(5V/1Aで充電を行った場合)でフル充電される。本体サイズはW62.2×D12.8×H104.1mmで、質量は110g。
2015年02月06日ユキムは2月2日、「Carot One」ブランドから、USB DAC内蔵アンプ「ERNESTOLONE EX」とプリメインアンプ「SUPER ERNESTOLONE EX」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は、ERNESTOLONE EXが59,800円前後で、SUPER ERNESTOLONE EXが79,800円前後(いずれも税込)。Carot Oneは、コンパクトサイズのオーディオ機器を得意とするイタリアのブランド。このたび発売された2製品は、Carot Oneが日本専用モデルとして展開している「エクスクルーシブ・エディション」(以下EX)のモデルだ。2014年4月発表のヘッドホンアンプ兼プリアンプ「FABRIZIOLO EX」とプリメインアンプ「ERNESTOLO EX」、5月発表のパワーアンプ「DIEGOLD EX」に続いて、今回が第3弾のEX製品群になる。ベースとなっているのは、ERNESTOLONE EXが「ERNESTOLONE」で、SUPER ERNESTOLONE EXが「SUPER ERNESTOLONE」。EX両モデルでは、オペアンプをバーブラウン製の「OPA2604AP」に変更し、音の解像度と駆動力を高めている。また、プリアンプで使用されている真空管は6Vの6922管からスロバキアJJ製のECC802S管(12V)に変更された。EXモデルの登場により、ノーマルモデルの販売は終了となる。
2015年02月03日スポーツワンは4月12日、元祖泡パーティー「泡パ」とコラボレーションした、都市型ファンランイベント「バブルラン2015」を、県立幕張海浜公園(千葉県千葉市美浜区)で開催する。同イベントは、泡パとランニングイベントを融合させた新型のファンランイベント。バブルラン会場には、全長約5kmに及ぶコース上にバブルマシーンを設置する。参加者たちは、マシーンから大量の泡が放出される中、泡まみれになってゴールを目指す。また、バブル(泡)をテーマにした巨大アトラクションも設置予定だという。ゴール後には、人気の DJやアーティストによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わせ、参加者が踊りながら泡まみれになる野外大型泡パーティーも開催する。参加費用は、超早割5,500円(2月2日~8日)、早割6,300円(2月9日~28日)、通常6,900円(3月1日~15日)。参加資格は中学生以上で、18歳以下は、保護者の同意が必要。価格は税込。
2015年01月30日2月14日(土)に神奈川・横浜アリーナで行われるファッションショー「東京ランウェイ 2015 S/S」にゲストアーティストとしてコブクロの出演が決定した。コブクロが東京ランウェイに出演するのは今回が初めて。コブクロのほかにもSPICY CHOCOLATE、シェネル、清水翔太、MACO、當山みれいが出演し、ライブを披露する。「東京ランウェイ」は春夏と秋冬の年2回開催される、アジア最高峰のリアルクローズイベント。マギー、菜々緒など豪華人気モデルの出演が決まっている。チケットは発売中。■「東京ランウェイ 2015 S/S」日時:2月14日(土)開場12:30/開演13:30会場:横浜アリーナ(神奈川県)出演:【モデル】 秋元梢 / 石田ニコル / izu / 今井華 / 蛯原友里 / emma / 大屋夏南 / 尾崎美紀/ 押切もえ / オードリー亜谷香 / 筧美和子 / 加藤夏希 / 河北麻友子 / 岸本セシル / 里海 / 佐藤美希 / 鹿沼憂妃 / シャウラ / 新川優愛 / 玉城ティナ / トラウデン直美 / 中村アン / 菜々緒 / 舞川あいく / マギー / 松井愛莉 / 松島花 / 宮城舞 / 三吉彩花 / メロディー洋子 / 八木アリサ / 山本優希 / ラブリ / 渡辺知夏子/ 他【ゲスト】千葉雄大 / 山崎賢人 / 山本裕典 / 吉沢亮【アーティスト】コブクロ / シェネル / 清水翔太 / 當山みれい / MACO / SPICY CHOCOLATE【MC】 谷原章介
2015年01月29日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は1月9日、FiiOブランドより、ポータブルヘッドホンアンプ「E12A」を発表した。発売は1月16日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。E12Aは、ハイパワーヘッドホンアンプ「E12」をIEM(イン・イヤー・モニター)向けにチューンしたカスタマイズモデル。E12は、16Ω負荷時は600mW、32Ω負荷時は880mW、300Ω負荷時は160mWというハイパワーが特徴の製品だ。E12Aでは、オペアンプをテキサス・インスツルメンツ製の1611Aから、新日本無線のMUSES02に変更。また、チップレイアウトやフレーム材質などが変更されている。パワーは、16Ω負荷時が420mW、32Ω負荷時が400mW、300Ω負荷時が60mWとノーマルのE12よりも低下しているが、S/N比が115dB以上と、E12の110dB以上から向上。歪率は、E12の0.005%未満から0.003%未満へと向上した。入出力端子はE12と同様に、アナログのAUDIO INとヘッドホン出力のみ。適合インピーダンスは16~300Ω。バッテリーが強化されており、連続駆動時間は、E12の約12時間から約20時間に延ばされた。本体サイズはW65.5×D125×H14.5mmで、質量は166g。
2015年01月09日ラディウスは、24bit/96kHzのハイレゾ音源までサポートした、Android OS専用DAC搭載ヘッドホンアンプ「RK-LCH61」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は1万9,800円前後。同製品では、DAコンバーターにWolfson製DAC「WM8740」を、アンプにはTI製の「LMH6642」を採用。スマートフォンから出力したデジタル音源を美しく鮮やかな音に変換、電力消費を抑えつつ幅広いダイナミックレンジを再現可能となっている。また、デジタル部で発生したノイズがアナログ部に伝わりにくい独自の回路構成により、ノイズの少ないクリアなサウンドを実現。さらに、負電源を採用した出力オペアンプは、低音域を失わずヘッドホンを高品質かつパワフルに駆動可能にしているとのこと。接続機器からの給電に対応し、再生/一時停止/音量調整/曲送り/曲戻しなどが行えるリモコンも付属する。なお、同社より、RK-LCH61と組み合わせてハイレゾ再生を行えるAndroid専用ミュージックアプリケーション「Ne Player」も公開されている。
2015年01月08日ドスパラは26日、ヘッドホンやイヤホンの性能を引き出す「ミニヘッドホンアンプ」(DN-12356)を、同社運営の通販サイト「上海問屋」で発売した。価格は3,499円。コンパクトサイズのヘッドホンアンプ。スマートフォンなどのヘッドホン端子に直接挿すタイプ。プレーヤー側の出力不足による音のもの足りなさを補い、ヘッドホンやイヤホン本来の出力が得られる。本体には充電池を内蔵。約2時間の充電で12時間ほど駆動する。本体にボリュームは付いていないため、音量調整はプレーヤー側で行う。対応ヘッドホンのインピーダンスは16~150Ω。本体サイズはW45×D16×H11mm、重量は10g。
2014年12月26日NXP Semiconductorsは12月15日、スマートフォン用オーディオシステム向けに第3世代スマートアンプ「TFA9897」を発表した。同製品は、市場で普及しているスマートフォンにプレミアムクラスのオーディオ性能を実現する。また、8Ωマイクロスピーカ向けに最適化された、独自の最新アルゴリズムを採用している。そして、これまでのスマートアンプICと同様に、システム全体が1チップ化されており、CoolFlux DSP、電流検出機能内蔵の高効率クラスDアンプ、DC/DCコンバータが集積されている。このように、同製品はターンキー型ソリューションを提供し、すべてのプラットフォームと互換で、集積も容易である。さらに、シンプルな電流検出アンプとは異なり、レイテンシを最小に抑える保護機能を提供し、出力定格の高い他のアンプに対し、高い競争力を実現している。採用されている先進的な組み込みアルゴリズムについては、別途ライセンス契約は不要。また、設計の際に音質のカスタム化とともに、スマートフォンの性能の最適化法の選択を可能にする補助ツールも用意されている。加えて、デザインイン活動に対しては、同社の専門のフィールドアプリケーションチームが支援する。同チームは世界各地に配属され、ハードウェア、ソフトウェア、音響技術全般にわたって、世界をリードする専門知識を提供しているという。
2014年12月17日もうすぐクリスマス、気の利いたものを探しに「la kagu(ラカグ)」にやってきました。「ラカグ」は、2014年10月10日にオープンしたばかり、サザビーリーグと新潮社が組んだ、新しい形のキュレーションストアで、カフェ、ファッション、生活雑貨、家具、ブックスペース、レクチャースペースを備え、神楽坂駅の矢来口を出てすぐです。コンセプトは“REVALUE” 流行に流されることなく、古くからあるものや、これからも大切にしたいものを独自の目線でとらえ、「衣食住+知」、知性とライフスタイルの融合を提案しています。ネーミングの由来はフランス人が神楽坂を「la kagu(ラカグ)」と呼ぶことがあるというところから、ウッドデッキと大階段がつなぐ建物は50年ほど前に建てられた新潮社の本の倉庫でした。 街の景観を壊すことなく作られたデザインは隈研吾建築都市設計事務所によるもの、天井は高く倉庫時代からの什器を使用し工業的な印象です。各スペースは分野別のプロフェッショナルが専属キュレーターとなり、ブランドのセレクトからマーチャンダイズ、ディレクションまでを引き受けているそうです。カフェは入って左側、パイン材のテーブルがふたつと、カウンターの全部で50席。5.5mの長いテーブルと椅子はペニーワイズ製、椅子は座り心地もよくペニーワイズのブランド価値を再認識しました。メニューやカップなどに使用されているイラストはサンフランシスコのWendy MacNaughtonさん、ロゴパッケージデザインは、アートディレクターの平林奈緒美さんなのでやっぱりかっこいい。コーヒーは鎌倉カフェの老舗「カフェ ヴィヴモンディモンシュ」の堀内隆志さんがアイス、ドリップ、エスプレッソそれぞれに適した豆を、1回に2kgと少量ずつ丁寧に焙煎したこだわりのものです。フード部門のキュレーターは鎌倉の「ロングトラックフーズ」の馬詰佳香さん。朝食は8:00a.m.~10:00a.m ランチは、11:00a.m.~15:00p.m. “MEAT&BREAD”をコンセプトに自家製ソーセージやイタリアやスペインから直輸入した生ハムなどが揃います。イチ押しはホットドッグでフレンチフライ、ベジタブルディッシュ、ドリンクがついて900円。使用するソーセージは、バイエルンの伝統的な白いソーセージのミュンヘナー・バイスブルスト、ハバネロ、シポラタ、サルシッチャの4種類。ピクルスの切り方にも注目、爽やかなハーブ入りのサルシッチャはジューシーでプルンとはじけます。クロワッサン、チーズ、ハム、ジャム、グリーンサラダ、コーヒーもしくは紅茶、ミニフレッシュオレンジジュースで800円のラカグブレックファーストセット。旬のフルーツのトライフルは600円、この時はリンゴのコンポートに水切りしたヨーグルトと自家製アイスクリーム、スポンジケーキの美しいひと皿は、シンプルでとてもおいしいデザートです。1階はカフェとウィメンズファッション、生活雑貨。雑貨のキュレーターはスタイリストの岡尾美代子さん。ヨーロッパを中心としたセレクトで、機能性を兼ねた上質なものに遊び心を加えた商品群、掃除ブラシだけでもこんなにたくさんあります。2階はメンズファッション、家具、ブックスペース、レクチャースペースsoko(ソーコ)。神楽坂にお住まいの方が「桐の木も切られずに残ってこんな素敵なものが出来てよかったわ」とおっしゃっていました。早くも神楽坂に受け入れられた「ラカグ」、目利きが選んだ商品は長く付き合えそうなものがたくさん、知的好奇心も満たされ小腹がすいたらひと休み、頻繁に訪れたい場所になりました。la kagutel.03-5227-6977東京都新宿区矢来町67番地SHOP 11:00~20:00CAFE 8:00~22:00(LO 21:30)・ 公式サイト
2014年12月13日アユートは12月12日、オーストラリアのオーディオ機器メーカーBURSON AUDIO社のヘッドホンアンプ「Soloist SL」を、12月19日より発売すると発表した。価格はオープンで、同社の直販サイト「アキハバラe市場」での販売価格は64,900円(税込)。Soloist SLは、純A級の増幅回路を採用したヘッドホンアンプ。A級動作は高品位である反面、発熱が大きくなる。Soloist SLでは、2mm厚のアルミパネルで作られた筐体全体をヒートシンクとして使用することで、この発熱問題をクリア。定格出力2W×2というハイパワーを実現している(16Ω負荷時)。電源には25VAデザインのトランスを採用。ピーク時でも余裕を持った電力供給が可能だ。周波数特性は0Hz~50kHz(±1dB)でS/N比は96dB。全高調波歪率は0.03%未満だ(30Ω、1W出力時)。入力端子は、アナログ2系統(RCA)で、出力端子は6.3mmステレオ標準ジャック×1系統。推奨負荷インピーダンスは16~600Ωだ。また、新設計の「VOS(Variable Output Stage)機構」を採用しており、駆動力が要求される平面駆動型やハイインピーダンスヘッドホンも余裕を持ってドライブすることができる。本体サイズはW140×D210×H80mmで、質量は約1.6kg。
2014年12月12日●音の"源流"はReference 501シリーズにありティアックからポータブルアンプ第2弾「HA-P90SD」が発売される。今度はネイティブDSD再生に対応、しかも5.6MHz。そのうえプレーヤー機能を内蔵し、PCに頼らず再生できるポータブルオーディオ機としての要素も備えている。今回、開発途上版を試用する機会に恵まれたため、その音質と使い勝手を報告しよう。○HA-P90SDの音の"源流"HA-P90SDのレポートへ進む前に、2014年春に発売されたティアック初のポータブルアンプ「HA-P50」について簡単に説明しておきたい。HA-P50がどのような経緯で開発されたかを知ることは、HA-P90SDという製品の"持ち味"の理解につながるからだ。HA-P50は、同じ米Gibsonグループであるオンキヨーとの協業により開発された製品だ。基本的にはハードウェアおよびファームウェアの開発がティアック、iOS/Androidアプリの開発がオンキヨーにより進められ、ティアックからはHA-P50、オンキヨーからはDAC-HA200として発売された。いわば"兄弟機"だが、それぞれ異なるオペアンプを採用するなど音の性格は微妙に異なり、ティアックとオンキヨーそれぞれの音に対する考え方が見てとれる。そして、この開発スキームはHA-P90SDでも踏襲されているようだ。だから、HA-P90SDの音の"源流"はティアックの製品に求めることができる。A4サイズのハイコンポシステム「Reference 501シリーズ」がいわばリファレンスであり、その粋を昇華させた製品がHA-P90SDと言っていいだろう。実際、HA-P90SDにおいて、ヘッドホンアンプ部にプッシュプル回路とオペアンプをディスクリート構成(LR各チャンネルが完全に独立)に配置したことは「HA-501」に、DACにBurrBrown PCM1795を採用したことは「UD-501」に由来している。サイドパネルの質感などデザインもReference 501シリーズを彷彿とさせ、ティアックのアイデンティティを感じさせる。●DSDの生々しさをポータブルで○DSDの生々しさをポータブルでHA-P90SDという製品は、ポータブルアンプでありUSB-DACだが、単体で音源を再生できるポータブルオーディオでもある。高音質・ハイレゾ対応をうたうポータブルオーディオには、Astell&KernのAKシリーズやソニーのウォークマンなどがあり、すでに大きな製品カテゴリとして確立されているが、HA-P90SDはここに完全一致しない。軸足はあくまでポータブルアンプ/USB-DACに置きつつ、利便性を高めるために再生機能を付加したというスタンスの製品だからだ。実際、プレーヤーとしての機能はごくシンプル。アーティスト/アルバム別再生やプレイリスト、シャッフル再生には対応するが、表示はモノクロでアルバムアートワークを表示するようなUIの華やかさはない。レートを付けたり歌詞を表示したりする機能もない。片手で操作できるマルチウェイスイッチは使いやすいが、本機の売りではない。というのも、本分たる"音"が強い印象を残すからだ。リーズナブルな価格帯ながら高い描写力を持つ開放型ヘッドホン「AKG K612 PRO」と組み合わせ、内蔵プレーヤーでmicroSDカードの音源を試聴したところ、その臨場感に息を飲んだ。Mathias Landaeus Trioの「Opening」(5.6MHz DSD)は、とにかくドラムのスティックワークの緻密さが印象に残る。情報量が多く、微細な音まで忠実に再現されているからか、スタジオの残響音も生々しく聞こえる。PCM音源も好印象。ファームウェアが開発途上版ということもあってか、FLAC再生時には散発的にノイズが発生していたが、88.2kHz/24bitおよび96kHz/24bitのWAVはクリアな音を愉しめた。音の立ち上がり/立ち下りが鋭く、ハイハットやスネアのアタックも余分な間を置かず収束する。ベースなど低域寄りの音も制動よく、モタつかない。左右の分離感に優れ、定位も鋭い。これはUD-501などでノウハウが蓄積されたDAC「PCM1795」もさることながら、プッシュプル回路とオペアンプ(BurrBrown OPA1602)をディスクリート構成としたことの効果が大きそうだ。●PC接続での再生か、本体のみでの再生か○PC接続での再生か、本体のみでの再生かHA-P90SDには、PCと接続して使うUSB-DACとしての側面もある。アシンクロナスモードに対応しているため、PC側のクロックに依存せず内蔵の高精度なマスタークロックを使い再生できる。マスタークロックとして使用されるオーディオ用の高精度水晶発振器は、44.1kHz系と48kHz系の2基が搭載されており、再生する音源のサンプリング周波数系統に合わせることで、正確なDA変換およびジッター低減効果を期待できる。その音だが、DSD再生に関していえば本体のみで再生したときに軍配が挙がる。PC(Mac)側のプレーヤーソフトには「ティアック HR Audio Player」を使用したが、本体のみで再生したほうが音の輪郭や音場感が際立っていた。原因として考えられるのは、USBケーブルを経由しPCのノイズの影響を受けたか、PCとHA-P90SDどちらで再生(DSFデコード)を行ったかだが、伝送経路が最短となる本体のみの再生のほうに分がある。また、ここまで触れてこなかったが、HA-P90SDはスマートフォン対応に力を入れている。iOSデバイスとのLightning接続(Aポート使用)、またはAndroidデバイスとのOTGケーブル接続(micro Bポート使用)のどちらでも、DSD 2.8/5.6MHzのネイティブ再生およびPCM 192kHz/24bitの再生が可能なのだ。今回の試用機はファームウェア(v0.82)が完成版ではなかったため、スマートフォンを接続した再生は不安定だったが、スマートフォンのハイレゾ音源をケーブル直結で再生できることは、ユーザにとって大きな魅力となることだろう。テストした時点のファームウェアは若干安定性に欠けたが、それを除けばHA-P90SDというポータブルデバイスには十分以上の魅力がある。microSDカードにPC、スマートフォンと音源の保存場所を選ばないこと、そしてReference 501シリーズで培ったノウハウを惜しげもなく投入した音質面でのこだわり。コストパフォーマンスにも優れ、2015年話題のモデルとなることは確実だろう。
2014年12月12日サンコーは12月10日、モバイルバッテリーを内蔵したポータブルヘッドホンアンプ「モバイルバッテリーなハイパワーアンプ WOODSTOCK NX」(AMPPWB45)を発売した。同社の直販サイト「サンコーレアモノショップ」での販売価格は34,800円(税込)。AMPPWB45は、ポータブルヘッドホンアンプと容量5,000mAhのモバイルバッテリーを組み合わせた製品。ポータブルヘッドホンアンプには、OPA2134UAとLME49610TSを使用しており、最大出力は680mW×2(32Ω負荷時)。8~600Ωのヘッドホンを使用することができる。周波数特性は20Hz~20kHzで、歪は-99dB未満(THD+N)。入出力インタフェースは、3.5mmステレオミニジャックが、それぞれ1系統だ。内蔵バッテリーでの動作時間は約10時間(32Ω負荷、20mW×2)となっている。モバイルバッテリーとして使用する場合、5V/1Aの出力が可能で、iPhone 6なら約2.7回のフル充電を行うことができる。ポータブルヘッドホンアンプとして使用しながら、他機器の充電を行うことも可能だ。本体サイズはW68×D130×H25mmで、質量は239g。
2014年12月10日クリエイティブメディアは12月3日、USB DACアンプ「Sound Blaster X7」を発表した。12月中旬より、直販限定販売で発売する。同社のショッピングサイト「クリエイティブストア」での販売価格は46,000円(税別)。Sound Blaster X7は、USB DAC機能を搭載したオーディオアンプだ。DACチップにはバーブラウン製のPCM1794を採用しており、USBと光デジタル音声入力から、最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生が可能だ。パワーアンプはテキサス・インスツルメンツ製のTPA3116D2を使用したClass Dタイプで、最大出力は38W×2(4Ω、1kHz、THD 10%)。ヘッドホンアンプにはテキサス・インスツルメンツ製のTPA6120A2を採用。ヘッドホン出力は、6.3mmのステレオ標準ジャックと3.5mmステレオミニジャックの2系統を装備しており、どちらも600Ωまでのヘッドホンをドライブできる。Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続することも可能。NFC(近距離無線通信)も利用できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。音声コーデックはSBC、AAC、aptX Low Latency、aptXを利用できる。USBホストポートも装備しており、スマートフォンやタブレットなどとデジタル接続することも可能だ。マルチコアオーディオプロセッサー「SB-Axx1」を搭載しており、音楽や映画など、ソースに合わせたサウンド設定を行うことができる。また、Dolby Digitalのでコード機能、5.1chのアナログオーディオ出力も備えている。サイズはW149×D145×H129mmで、質量は約865g。
2014年12月03日Texas Instruments(TI)は12月2日、DC結合アプリケーションに高いAC性能を提供し、システム性能を向上する2つの完全差動アンプ(FDA)「LMH3401」と「LMH5401」を発表した。LMH3401はゲインが16dBで、類似FDA製品と比較して、性能の向上と同時に、サイズと消費電力の各30%低減を可能にするほか、16dBゲイン時に7GHzの-3dB帯域幅、18,000V/μsのスルーレート、500MHz時に-77dBcの高調波歪み特性を提供する。一方のLMH5401は、6dB以上のゲインに設定可能で、12dBゲイン時に6.2GHzの-3dB帯域幅を提供するほか、17,500V/μsのスルーレート、200MHzで-90dBcの高調波歪み特性と-90dBcのIMD3特性などの性能を提供するという。なお、2製品ともに2.5mm角の14ピンQFNパッケージで供給され、1000個受注時の単価(参考価格)は、LMH3401が8.95ドル、LMH5401が7.95ドルとなっている。また、2製品の評価モジュールも、それぞれ単価(参考価格)149ドルで供給だという。
2014年12月02日エミライは11月26日、USB DAC/ヘッドホンアンプ「Aurender FLOW」を発表した。発売は2014年12月19日を予定しており、希望小売価格は169,000円(税別)。Aurender FLOWは、韓国のTVLogic社が展開するオーディオブランド「aurender」の製品。USB DAC/ヘッドホンアンプでありながら、mSATAスロットを装備しており、mSATAプラットフォームのSSD(別売)をストレージとして利用できる。対応するmSATA SSDの最大容量は1TB。Aurender FLOWにはプレーヤー機能は内蔵されていないため、ストレージに保存した音楽データを単独で再生することはできない。Aurender FLOW側のストレージは基本的に、音楽データを保存する領域として利用する。Aurender FLOWをPCやMacに接続した場合、USBオーディオデバイスと外付けストレージの両方として認識される。なお、iPhoneなどのiOSデバイスやAndroid端末からは、2つの機能を同時に利用することはできない。入力端子は、USB 3.0×1と光デジタル音声×1を装備する。Aurender FLOWが搭載するDACチップは、ESSテクノロジー社の「ES9018K2M」。USB接続の場合、最大で384kHz/32bitまでのPCMデータ、5.6MHzまでのDSDデータの再生に対応する。光デジタル音声端子で接続した場合には最大で192kHz/24bitまでの再生に対応している。出力端子は、6.35mmステレオジャック×1。出力は32Ω負荷時で570mW、600Ω負荷時で43Wとなっている(THD 0.1%)。本体サイズはW80×D28×H137mmで質量は450g。電源は内蔵バッテリーとUSBバスパワーが利用できる。バッテリーの容量は4,450mAhで、最長7時間の連続再生が可能だ。
2014年11月27日今世界中で人気の柴犬ブログ「Maru in Michigan」。ブログをつづるのは、アメリカ人男性との結婚を機に渡米したジョンソン祥子さんです。在米9年目で、現在は旦那さんと息子の一茶君、柴犬のマルちゃんとともに、アメリカ・ミシガン州に暮らしています。○「ぼくのともだち」「ことばはいらない」の作者さんジョンソンさんは、写真集『ことばはいらない ~Maru in Michigan~』、フォトエッセイ『ぼくのともだち ~Maru in Michigan~』の作者。先日新刊『いつもとなりに』が発売されたばかりです。筆者もこのブログの大ファン。三冊とも自宅にあり、大切な宝物です。○カメラワークショップ開催!11月1日と2日の二日間にわたり、来日中のジョンソンさんが直々に写真の魅力や撮り方を教えてくれるカメラワークショップが開催されました! 場所は、神楽坂にある「la kagu」という施設。30名×4セッションだそうですが、あっという間に満員に。申し込みができず、カメラ講座に参加できなかった方のために!! 今回筆者がワークショップに潜入してきました。参加できなかった方は、さぞ悔しかったことだろうと思います。本当に、心中、お察しします。でも大丈夫! ご安心を。来れなかった方のために、今回は、そのレポートを詳細にお送りしようと思います。会場の窓からはたくさんの光がさしていました。棚には書籍がたっぷり。あちこちに、ブログの主人公であるマルちゃんと一茶君の写真がありました。イスに座って講座を受けるのですが、一つひとつのイスに、丁寧にワークショップの資料が置いてありました。小さなお写真も一枚! こ、これは嬉しい……。そして、マルちゃんの等身大パネルも置いてありました。本当に可愛い!! つぶらな瞳で笑顔を向けるマルちゃんに、思わずこちらも笑顔になります。○ジョンソン祥子さん登場!時間は午前10時。ついにジョンソン祥子さんが登場しました。「お休みの中、いらしてくださってありがとうございます! 今日という日を、本当に楽しみにしてきました。ブログにはあまり書いていませんでしたが、本当に楽しみだったんですよ(笑)。2時間と言う短い間ですが、楽しい時間を過ごせればなと思います」(ジョンソンさん)○担当編集さんからインタビューカメラ講座が始まる前に、担当の編集者さんからジョンソンさんへインタビューが行われました。――新刊「いつもとなりに」が発売されましたが、オススメポイントを教えてくださいポイントは、一茶が成長して歩けるようになったという点ですかね。前作まで、一茶は赤ちゃんでした。でも成長して歩けるようになった一茶は、物理的にもマルに近づけるようになって、距離が縮まったんですね。二人の心の距離にも注目です。また、歩けるようになったことで、外でもマルとのツーショットを撮影できるようになりました。今までは、主人が一茶を抱いていないと撮れなかったので(笑)。背景の四季も楽しめるようになっています。――今回の新刊であとがきを書くのに苦労されたそうですが……すごく苦労しました。前作までは、心にあった言葉がぱっと浮かび、素直な気持ちで書くことができました。でも今回は、皆さんの期待もあり、何というか……公の場でマルと一茶に「好き」と伝える、そういうプレッシャーがありました。あとがきを書くことを支えてくれた主人には感謝しています。「こんなに二人が好きなのに書けない!」と伝えたら、感情的になっている私に、とても冷静なアドバイスをくれました。――日本滞在は楽しんでいらっしゃいますか?楽しんでいます! 小田原城にも行ってきました(笑)。滞在中は、なるべく家族との時間を大切にするようにしています。それと、日本滞在中に、納豆を好きなだけ食べたいですね。アメリカ・ミシガンでも納豆は手に入りますが……。日本から冷凍された状態でこちらに運ばれてきます。お値段は200円くらい。8パックくらい買ってきて、自分の家の冷凍庫に入れています。それを、とっておきの時に食べています(笑)。○実際に撮影!10分ほどのインタビューの後、ジョンソンさんの「喋っていても写真はうまくならないので、撮りましょう!」の一言でワークショップが開始!ワークショップに参加する人たちは、皆それぞれ自分の好きなものを持ってきていました。それをスペース内の好きな場所に置き、好きに撮ってみます。ジョンソンさんは、ブログで、「撮りたいものとカメラをお持ちください!」と書かれていました。「被写体は難しく考えず、好きなもの(会場の関係で生き物以外)をお持ちくださいね。何を持っていこう……ともし迷われている方がいたら、"初めて会う方に自分をモノ1点を介して紹介するとしたら"という観点でお選びになるとよいかと思います」とのことでした(ブログより抜粋)。筆者が持ってきたのは、猫の小さなぬいぐるみです。今年、「猫なんか、二度と飼うもんか」という連載で書いた愛猫のぬいぐるみです。「自分をモノ1点で紹介するとしたら」と言われた瞬間、この大切なぬいぐるみが思い浮かびました。このぬいぐるみは、3年前に亡くなった愛猫に似せてつくられたぬいぐるみです。先日、筆者は結婚したばかりなのですが、その際、結婚祝いとして友人からもらったものです。顔はもちろん、体の模様や肉球、目の色までまったく一緒で、本当に感動しました。久しぶりに愛猫に会えた気がして、嬉しかったです。毎日毎日、机のところに飾ってあって、じーっと眺めています(笑)。こんな風に、イベントスペース内で、30名の参加者の皆さんも、私のように好きなものを持ってきていて、思い思いの写真を撮ってました。○「なぜそれを持ってきましたか?」さて、10分ほどで撮影時間は完了。それぞれ撮影をした後、一人ひとり、「なぜその被写体を持ってきたのか」を説明する時間となりました。これがまた面白い!!30名の皆さんの、それぞれの「好き」を語る時間。あっという間に過ぎました(笑)。一人ひとりに、ジョンソンさんがマイクを向けて、「なぜそれを持ってきたのか」を尋ね、参加者が答えます。取材に来ただけの筆者にもマイクを向けてくださったのでビックリ! でも、楽しく答えることができました。○写真で心を表現する一人ひとりに理由を尋ねた後、ジョンソンさんは話し始めました。「今回、みなさんには被写体をお持ちいただいたのではありません。ご自身をお持ちいただいたんですね。私は、写真の一番素晴らしい所は、"間違いがないこと"だと思っています。写真の"真"は、真実の"真"でもありますが、"心"のことでもあると思っています。皆さんが、そのお持ちいただいたものをなぜ被写体として選んだのか。なぜその被写体が大切なのか。そういう気持ちを持って写真を撮ると、"それが何か"ではなく"何故その被写体を選んだのか"、すなわち皆さんの"心"が伝わるんですね」○自分の気持ちを思い出してもう一度撮ってみたすごくわかりやすいジョンソンさんのご説明。「好き」っていう気持ちは本当に大切なんだなと思いました。この解説の後、参加者の皆さんに撮影の時間がもう一度設けられました。ジョンソンさんの説明を聞いた上で、「好き」の気持ちをより一層深く表現するための写真撮影の時間となりました。私の場合、それを実践するにはいったん自宅に戻る必要がありました(笑)。イベント会場で、写真を撮ることができなかったんですね。「どうしてこのぬいぐるみを被写体に選んだのか」「何故それを撮りたいのか」「ぬいぐるみをもらったとき、どんな気持ちだったのか」「その気持ちを表現するにはどう撮ればいいのか」。ジョンソンさんの言葉を受け、そういったことを考えました。筆者の場合、このぬいぐるみをもらった時、色々な嬉しい感情がわきあがったんですね。「私の結婚を祝ってくれるなんて!」という気持ちや、「うちの子そっくり!」という気持ちなどなど。でも、一番大きかった気持ちは「もう二度と会えないうちの子に、また会えた!」という気持ちでした。このぬいぐるみをもらった時、今いる2匹の猫と、亡くなった愛猫のぬいぐるみで、3匹全員が勢ぞろいすることができた、と思ったんです。今後、絶対に3匹そろうことなんてありえませんから。だから、いったん自宅に戻って、もう一度撮影をしました。今元気に生きているうちの猫たちと、先代の亡くなった猫を一緒に撮りたかったから。こんな風に猫がじゃれてしまいましたが、それでも、もうこの先二度とそろうことのない3人の猫たちが、ぬいぐるみを作ってもらったことで、勢ぞろいすることができたんです。こんなに嬉しいことってありません。○「心を表現する」って、すごく大切筆者は、生意気にも「一眼レフ初心者が猫撮影に挑む!」というカメラ講座の連載も書いていますが、今回一番大切な「心を表現する」ということを教わり、学ぶことができて本当によかったなと感じました。○テクニックも大切だけど、何よりも自分の"思い"が大切二度目の撮影タイムが終わった後、ジョンソンさんが写真について語ってくださいました。「被写体には、思いが入ります。その被写体を大切に思っていた自分が、写真に入るんですね。テクニックとかいらない! 良い写真を撮るための30の法則~とか、いらないんです。いや、いるけど! いるけど! 大切なのは"思い"なんです。皆さんは、今日被写体を持ってきてくださいました。色々な思いがそこにはあります。好きなものがあるって、本当に素敵だと思うんです。そりゃね、私も撮れますよ! 皆さんが持ってきてくださった被写体を。それなりのカメラを使って、それなりの写真が撮れます。でもね、そこの後ろにある、皆さんの思いは、私じゃ撮れないんです。絶対に撮れない。例えばお寿司を一人で食べに行ったとして、それはそれで美味しいと感じるんですが、旦那さんと一緒に食べたらもっと美味しかっただろうなぁと思ってしまうんです。仮に二人で食べていたとしても、お寿司そのものではなく、相手が美味しそうにしている顔を撮りたいと思ってしまうんですね」○一眼レフだと幅が広がる「さっき、テクニックはいらないと言いましたが、それでもやっぱり多少のテクニックは必要です(笑)。どうやって光を味方にするのか、とかね。また、カメラを始めたいから、どんなカメラが良いか、と聞かれることもありますが、何でもいいと思います。本当に何でも。キヤノンでもニコンでも何でもいい。自分のフィーリングに合うものが一番だと思っています。でも可能ならば、やっぱり一眼レフがいいですね。スマートフォンでもコンデジでも良い写真は撮れますが、でもやっぱり、一眼レフだと幅が広がるんです。それと、購入する際は、レンズにお金をかけるといいと思います。たとえば、20万円の予算があるのならば、15万のレンズと5万のボディにするとか」○カメラのマニュアルを読もう!「動いている被写体をどうやって撮るのかということも聞かれたりします。これには、テクニックがいる! 一番良いのはカメラのマニュアルですね。これを、しっかりと読むこと。私にとって、カメラは器械じゃないんです。瞬間を切り取る魔法なんです。先日、電車に女子高生が乗っていました。一生懸命勉強をしていたんですね。形容詞とか動詞とかを品詞分解していて……。見ていて、すごく懐かしかったです。全然知らない女の子だったんですが、声をかけたくなりました。"将来、あなたが愛した人が日本語を話すことができなかったとしても、今そんなに勉強してるんだから、好きって言えるよ"って。英語の勉強というのは、本来は"大学受験"の為にするものではないんだと思います。今は目先の目的を達成するために(品詞分解などの)テクニックにとらわれてしまうけれど、本当はもっともっと先に大きな目標があるはずなんです。自分の"好き"という気持ちを伝えるため、自分を表現するため、英語の勉強の"目的"がそうなったとき、"学びたい"という気持ちが心の奥底から湧き出てくるはずなんです。写真も同じように、ただテクニックにとらわれるのではなく、そういう芯にあるところを大切にしなければいけない。そう私は思うんです」皆さん、カメラについてきた分厚いマニュアルは読まないかと思います(笑)。でも、写真が上達するための一番の近道だと私は思っています」ジョンソンさん熱弁の講演! 確かに、筆者もNikonのマニュアルは読んでませんでした……。反省。○ついにお待ちかねの一茶君が登場!さて、ここでついに! ついに! 皆さんお待ちかねの一茶君が登場です。ジョンソンさんの横に立った一茶君。開口一番のセリフは、「私は、一茶です!」でした。ジョンソンさんのブログにも書いてありましたが、一茶君の日本語での一人称は、「私」。「私のクレヨン」などといった言い方をするそうです(笑)。生の声を聞くことができて感動!○一茶君のコスプレをした子と記念撮影!ジョンソンさん一家の紹介が済んだ後は、会場にいた、参加者のお子さんが一茶君と記念撮影をしました。一茶君のコスプレをしています。お母さんに許可をいただき、後姿の写真を掲載することができました!○ジョンソンさんにインタビュー!!さて、今回のカメライベント。せっかく来日されているジョンソンさんへ是非ともインタビューをさせていただきたいとお願いをしたら、新潮社さん&ジョンソンさんからOKをいただきました!あまりに嬉しくてカメラのイベント開催日の2カ月前から、当日着ていく服を、押入れの中からひっぱりだして用意していました。白のふんわりとしたセーターと、チェックの黒いショートパンツ、120デニールの厚めの黒タイツと、黒のヒールです。テーマはとにかく「小汚く見えないようにすること」。○カメラや写心について尋ねるさて、当日、新潮社さんの社内でインタビューをさせていただきました。――イベント開催、本当におめでとうございます! とっても楽しかったです。早速ですが、カメラや写真について、お尋ねしたいと思います。まず、今お使いのカメラ以外に、次に欲しいカメラ、レンズがあったら教えてください次のカメラもCanonのKissシリーズのものを希望しています(笑)。最低限の機能がついているのが魅力なんですね。それとレンズは、sigmaのマクロレンズがほしいかも。一茶とマルを接写したいです。――今一番ほしいほしいカメラ雑貨があったら教えてくださいカメラのトランスフォーマーがあるんですが、それがほしいですね。お値段は確か1万5千円くらい。3体のロボットが合体してカメラになる「リフレクター」というシリーズで、自分のツイッターでも紹介したことがあります。――ジョンソンさんがお使いのカメラストラップを拝見してもよろしいでしょうか?bloomtheoryというブランドのものを使っています。ストラップについているマルちゃんの手作りのぬいぐるみは、読者の方がプレゼントしてくださったものです。イベントの初日にいただきました。一番大切なカメラにつけさせていただいてます。―― 一週間に撮影する写真の枚数を教えてください70枚程度ですね。週末にたくさん撮ることが多いです。――自分とマルちゃん、二人でうつっている写真は撮りますか?主人の実家に遊びに行った時などに撮ります。外で、二人で写っている写真ですね。――どうやって写真を学びましたか?独学で学びました(笑)。一番写真の上達に役に立ったのは、ブログに寄せられる読者の感想ですね。「この写真は色がいいね!」とか、「光が素敵」といったコメントで、たくさん褒めていただいて伸びました(笑)。――写真の勉強をするのにオススメなサイトや書籍があったら教えてください講座でも出ましたが、やっぱり、一番いいのはカメラのマニュアルですね(笑)。と言っても、全部は使わなくていいんです。機能が200ついていたら、5だけ使えればいい! 逆引きのようにマニュアルを使うと、どんどん上達します。――ジョンソンさんのお宅の寝具はとっても素敵ですが、どこでお求めになったのでしょうか?IKEAです(笑)――ジョンソンさんは、どんな光が好みですか?(曇りの日のやわらかい光、逆光、などなど)朝10時の光ですね。午前中の光は、やっぱり色からして違う! 外で撮影する際は、夕暮れのマジックアワーと呼ばれる時間帯の光が好きです。――よく使うホワイトバランスの設定を教えてくださいオートを使っています。カメラの講座に通ったことがあるのですが、そこでプロのカメラマンさんがオートのホワイトバランスを使っていると知って「オートでもいいんだ!」と思い、よくオートを使うようになりました(笑)。――撮った写真は、撮影後どんなことに使っていますか?カードにしたり、一冊のフォトブックにして友人へのプレゼントに贈ったりしています。――シャッターチャンスを逃さないために、どんな工夫をしていますか?手元にカメラを置くこと!! ベッドの下や、食事を作る時にはキッチンに置きます。――お気に入りのカメラグッズショップを教えてくださいKettiというブランドで、フォトグラファー兼デザイナーの女性によるハンドメイドです。「カメラの入るおシャレなバッグ」を見つけることができてすごく嬉しいです。――マルちゃんのどんな瞬間の表情が好きですか?寂しい感じの表情ですかね……。言葉を喋らないけど、全部わかってるよと言ってくれているような表情も大好きです。――写真を撮影している際、いつもどんな言葉を二人にかけていますか?普段話しかけていることを話していますね(笑)。幼稚園の友達の話とかそういうことを。子どもと犬を撮る時って、その場の雰囲気作りがすごく大切なんだと思うんです。子どもと犬が、楽しく遊んでいるところを撮影するんじゃなくて、自分もその中に入っていって、一緒に楽しく遊んで撮影をする。そういうことが大切だと思っています。――誰に何を伝えたくて写真を撮影していますか?未来の自分に、「こんなに自分は今、幸せだよ」と伝えたくて撮っています。自分に正直になりたくて、私は写真を撮ります。――良い写真を撮るために、被写体とどう接したらよいとお考えでしょうか子ども、犬に限らず、「自分に正直になること」が大切だと考えています。それと、「好き!」を追求し、それを写真にうつしこむことですね。撮らなきゃいけない!という状況下では、絶対に写真は撮れません(笑)。――もしもマルちゃんが一度だけ言葉を話せるとしたら、どんな質問をしますか?何にも質問しないと思います。「ありがとう」って伝えると思います。で、マルちゃんは「全部わかってたよ」って答えると思います。――ご自身にとって、写真とは何ですか?心の自由をくれるもの。写真とは、私にとって「羽」なんです。――立派なお兄ちゃんになったマルちゃんに一言お願いしますこれからも、いつまでたっても私の"一番"だよ。――これからカメラを楽しもうと思っている全ての読者に、一言お願いします写真は心! 真実を撮るものではなく、「心を表現する」ものだと思っています。人の目を気にせず、是非とも楽しんでください!――ありがとうございました!<筆者プロフィール>うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。○おまけ漫画以上、ジョンソンさんのカメラ講座のレポートをお送りしました。いかがでしたでしょうか? ますます写真が好きになれたのではないかと思います(笑)。筆者も、自宅に帰っていつも以上に楽しく写真を撮ることができました。会場では、自分の猫ブログなぞを読んでくださっている読者様に会えて感動!(私が持参した猫のぬいぐるみでわかったようです笑)。インタビューでジョンソンさんもおっしゃっていましたが、見てくださる方の生の声って、本当に学ぶところが多いし、励みになります(声をかけてくださった方は、息を飲むほどの美人さんでちょっと緊張しました)。今回来れなかった方も、次回は是非、参加できると良いですね。
2014年11月22日玄人志向は21日、基板とケースを組み立てて完成させるヘッドホンアンプキット「KURO-DAC-KIT」を発表した。11月下旬より発売する。店頭予想価格(税別)は10,000円前後。基板とケースからなるUSB DACヘッドホンアンプの組み立てキット。DACチップに「PCM2704」を搭載し、前面からデジタル(USB)とアナログ(AUX)の入力切替が行える。DC15Vで駆動し、オペアンプはソケット式となっているため、自分で用意した任意のオペアンプに交換可能だ。増設用として「N55321」が1個付属するほか、音楽用オペアンプ「MUSE8920」と「MUSE8820」も付属するので、オペアンプを追加購入しなくても音の違いを体験できる。音声出力インタフェースは、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)を搭載。出力レベルは12.6dBVで、最大出力は140mW、インピーダンスは0.16Ω。入力インタフェースはUSB 2.0ポート。対応周波数は16bit/48kHz。ライン入力時のレベルは-4.5dBV、インピーダンスは10kΩ。本体サイズはW104×D138×H34mm、重量は約280g。
2014年11月21日アユートは11月21日、GloveAudio製のDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「THE Glove A1」を発表した、発売は11月28日より順次。価格はオープンで、同社の直販サイトでの販売価格は64,800円(税込)。THE Glove A1は、アユートが販売しているAstell&Kernブランドのハイレゾオーディオプレーヤーの第一世代モデル「AK100」「AK100MKII」「AK120」「AK120TITAN」専用のポータブルヘッドホンアンプ。AK100とAK120ではサイズが異なるが、専用のブラケット画用意されており、それぞれのプレーヤーをしっかり固定することが可能だ。入力は光デジタルオーディオ端子で、第一世代のプレーヤーとデジタル接続できる。出力端子は、3.5mmステレオミニジャックのアンバランスに加えて、第二世代プレーヤーと同じ2.5mm4極ジャックのバランス出力を装備。さらに角型4ピン端子のバランス出力も備えている。DACチップはESSテクノロジー製の「ESS9018」を採用。192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。周波数特性は20Hz~20kHzで、S/N比は114dB。THD+Nは0.001%(32Ω負荷時)となっている。出力は、アンバランスが180mWで、バランスが440mW。推奨ヘッドホンインピーダンスは16~600Ωだ。本体サイズはW68×D116×H32mmで、質量は約196g。
2014年11月21日ティアックは11月12日、独beyerdynamic社のヘッドホンアンプ「A2」を11月下旬より国内発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は180,000円前後(税別)。A2は、beyerdynamic社のヘッドホンのフラッグシップモデル「T1」をフルにドライブするために開発されたプレミアムヘッドホンアンプ。T1は、beyerdynamic社独自のテスラドライバーを採用するヘッドホン。テスラドライバーは、1テスラ(10,000ガウス)以上という強力な磁束密度により、高効率と高解像度を実現したドライバーだ。ティアックによると、T1の販売状況はかなり好調だというが、T1では独自のドライバーを使用されており、さらに600Ωというハイインピーダンス仕様となっている。そのため、ユーザーにどのヘッドホンアンプでドライブしてもらえば良いのかが、メーカーにとってひとつの課題となっていたという。A2は、その課題に対してのbeyerdynamic社の公式回答となる製品。テスラドライバーの本来のサウンドを引き出すための純正ヘッドホンアンプだ。アンプは、パーツを選りすぐったフルディスクリート構成。トロイダルトランスを使用した強力な電源も搭載している。周波数特性は1Hz~100kHz(-1dB)で、歪率は0.001%(170mW、250Ω負荷時)。S/N比は101dB以上で、チャンネルセパレーションは89dB以上だ。入力インタフェースはRCA×2系統。出力端子は、6.3mmステレオ標準ジャックのヘッドホン端子×2系統に、スルー出力用のRCA×1系統を装備する。適合するヘッドホンのインピーダンスは16~600Ω。定格出力は32Ω負荷時が150mW×2で、600Ω負荷時が100mW×2。なお、2系統あるヘッドホン出力で、同時に2本のハイインピーダンスヘッドホンをドライブすることも可能だ。本体サイズはW216×D235×H55mmで、質量は2.2kg。製品には、本体にマウント可能なヘッドホンスタンドも付属している。
2014年11月12日