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ダリオ・アルジェント監督10年ぶりの最新作『ダークグラス』より、メイキングもおさめたインタビュー映像が解禁された。本作は、『サスぺリア』『フェノミナ』などの名作を生み出してきたダリオ・アルジェント監督最新作。2000年代初頭に脚本を執筆しながらも、製作サイドの事情で中止を余儀なくされた幻の企画を実現させ、原点となるジャッロへと回帰した。この度解禁されたのは、主人公ディアナ役のイレニア・パストレッリとダリオ・アルジェントの娘アーシア・アルジェントのインタビュー映像。プロデューサーとしても名を連ねるダリオ・アルジェントの娘、アーシア・アルジェントは、『トラウマ/鮮血の叫び』や『サスペリア・テルザ 最後の魔女』などアルジェント作品にも度々出演してきたが、本作では出演に加えプロデューサーも兼任。アーシアは、「父がこの脚本を書いたのは『スタンダール・シンドローム』直後でしたがプロデューサーとの問題で製作の話はなしに」と本作がお蔵入りになっていたことを告白。時を経て、本作についてふと思い出したアーシアが、「ダークグラスは?」とアルジェント監督へ問いかけたことをきっかけに、脚本のコピーを1冊持っていた共同脚本家フランコ・フェリーニとアルジェント監督の2人で90年代前半だった舞台設定を手直しした後、配給会社に読んでもらったと、プロジェクト再始動の経緯を語った。主人公ディアナ役を演じたイレニア・パストレッリは、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』に出演し話題となった注目のイタリア人女優。アルジェント作品のヒロインに抜擢されたイレニアは、突然目が見えなくなるという人物を演じる上で、「感情を理解することが重要でした」と語る。演じる上で一番難しかったシーンは失明したことを知る病室のシーンだと語り、「感情の面でどう演じるか理解する必要がありました。目を開いたら突然、暗闇の中なのですから」と教えてくれた。またアーシアは、「ある意味光栄に感じます。父の映画で演じられて。つまり…感情を放つ手助けができて。父の中にある恐怖、言うのもはばかられる父の隠された感情をね」とアルジェント監督の娘として作品に参加できたことへの心境も語っている。また各界の著名人からのコメントも到着し、漫画家の伊藤潤二は「切れ味鋭い映像美と音楽」と本作のアルジェント作品らしさを賞賛、グラフィックデザイナー大島依提亜は「するりと喉越しの良い物語は、喉元に突きつけられた刃物と等価だ」と、82歳にして完成させた本作への恐怖を語った。『ダークグラス』パンフレットさらに、小説家の吉本ばななや作家の平山夢明のほか、ダリオ・アルジェント監督愛に溢れた寄稿者が名を連ねるパンフレットの発売も決定。極彩色が美しい作品スチル、監督のディレクターズノートなど、10年ぶりの最新作公開にふさわしい、読み応え抜群の内容となっている。『ダークグラス』は4月7日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダークグラス 2023年4月7日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋⾕、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.
2023年04月04日ダリオ・アルジェント監督・脚本の映画『ダークグラス』が、2023年4月7日(金)より公開される。ホラーの帝王 ダリオ・アルジェント監督10年ぶりの作品1977年の『サスペリア』をはじめ『サスペリアPART2』『フェノミナ』などを手がけ、“ホラー映画の帝王”と称されるダリオ・アルジェント監督の10年ぶりとなる映画『ダークグラス』が公開へ。現代まで長く愛されあらゆる映画人に影響を与え続けているアルジェントのホラー作品。2018年には、ルカ・グアダァニーノが『サスペリア』をリメイクしヒットさせたことでも話題を呼んだ。そんなアルジェント自身の作品へのオマージュともいえる原点回帰となった『ダークグラス』は、脚本をフランコ・フェリーニと共同執筆した、完全オリジナルのイタリアン・ホラー。2000年代初頭に脚本を執筆しながらも、中止を余儀なくされた幻の企画がついに実現を果たす。イタリア・ローマを舞台に、盲目の娼婦と中国人の少年がサイコパスの殺人鬼から執拗に追いかけ回され、殺されないよう逃げ続ける物語だ。アルジェントらしい鮮やかな色彩と不穏な音楽、そして狂気な演出が恐怖心を掻き立てる作品になっている。デビュー作『歓びの毒牙』の連続殺人鬼を彷彿とさせる人影や、“鮮血の魔術師”とも呼ばれるアルジェントの十八番である血みどろに横たわる女性の姿など、随所に見られる自身の過去作へのオマージュにも注目だ。主演は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のイレニア・パストレッリ主人公である盲目の娼婦・ディアナには、2015年の『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』でイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優に輝いたイレニア・パストレッリ。そしてアルジェントの娘、アーシア・アルジェントがディアナを支える歩行訓練士役を演じ、アソシエイトプロデューサーを兼任した。主人公・ディアナ…イレニア・パストレッリコールガール。ある夜、車を衝突させられ大事故に遭い、一命は取り留めるも両目の視力を失う。チンディアナと同じ事故で両親を亡くした中国人の少年。ディアナとの間に絆が生まれ、一緒に暮らすこととなる。リータ…アーシア・アルジェントディアナを献身的に支える歩行訓練士。ダリオ・アルジェント特集上映も映画『ダークグラス』の公開を記念して、ダリオ・アルジェント監督の特集上映を開催。『サスペリア』、『サスペリアPART2』、『フェノミナ』の3作品を、2023年3月31日(金)から4月6日(木)までの1週間限定でヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館の2館で上映する。作品はローテーションで1日1回の上映となる。映画『ダークグラス』あらすじイタリア・ローマで娼婦ばかりを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生。その4人目のターゲットにされたコールガールのディアナもまた殺人鬼に執拗に追いかけられ、事故によって両目の視力を失ってしまう。同じ事故で両親を亡くした中国人の少年チンとディアナは一緒に暮らすこととなるが、サイコパスの殺人鬼はその後もしつこくディアナたちを殺害しようとつけ狙う。【作品詳細】映画『ダークグラス』公開日:2023年4月7日(金)原題:Occhiali neri監督:ダリオ・アルジェント脚本:ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ出演:イレニア・パストレッリ、アーシア・アルジェント、シンユー・チャン■ダリオ・アルジェント特集上映期間:2023年3月31日(金)〜4月6日(木)場所:ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館上映作品:『サスペリア』『サスペリアPART2』『フェノミナ』※1日1回のローテーションで上映。詳細は劇場ホームページを確認。Copyright 2021 © URANIA PICTURES S.R.L. e GETAWAY FILMS S.A.S.
2023年02月19日2022年ベルリン国際映画祭にてプレミア上映されたダリオ・アルジェント監督、10年ぶりの最新作『Occhiali neri(原題)』が邦題『ダークグラス』として4月7日(金)より公開されることが決定。場面写真とアルジェント監督からのコメントが到着した。『サスぺリア』(77)で驚異的大ヒットを記録し、『フェノミナ』(84)や『サスペリアPART2』(75)など数々の名作を生み出してきた《ホラーの帝王》ダリオ・アルジェント監督。70年代後半、『ゾンビ』(78)のジョージ・A・ロメロや『キャリー』(76)のブライアン・デ・パルマらと肩を並べ、世界中で熱狂的ファンを獲得し、ジェームズ・ワン、クエンティン・タランティーノ、エドガー・ライトら名だたるシネフィル監督たちもこぞって敬愛を口にする巨匠だ。近年では『ボーンズ アンド オール』(22)、『君の名前で僕を呼んで』(17)のルカ・グァダニーノ監督が、『サスぺリア』を大胆にリメイクし大ヒットしたことも記憶に新しい。アルジェント作品は現代まで愛され、あらゆる映画人に影響を与え続けた“ホラー映画の原点”といっても過言ではない。そんな御年82歳のレジェンド監督の最新作が、『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(12)以来10年ぶりにスクリーンで上映される。待望の最新作は、自身のルーツであるジャッロに立ち返ったイタリアン・ホラーだ。2000年代初頭にフランコ・フェリーニとの共同で脚本を執筆しながらも、製作サイドの事情で中止を余儀なくされた幻の企画がついに実現した。ローマを舞台に、盲目のセックスワーカーと中国人の少年が、サイコパスの殺人鬼から執拗に追いかけられ続け、とにかく殺されないよう逃げ惑う物語となっている。自身の作品へのオマージュともいえる原点回帰となった本作は、狂気と鮮血、鮮やかな色彩、不穏な音楽とファン垂涎のアルジェント節全開で、2022年ベルリン国際映画祭のプレミアでお披露目されるや、海外メディアから「堪能すべき、素晴らしい復帰作!―moviefreak. com」、「かつてのアルジェントらしさが溢れている―Hollywood Reporter」、「アルジェント史上最も奇怪で、奇妙なほど美しい―Los Angeles Times」と全盛期の復活に歓喜の声が上がっている。主人公である盲目のセックスワーカー・ディアナを演じたのは、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(15)でイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優賞を受賞したイレニア・パストレッリ。そしてアルジェントの娘、アーシア・アルジェントがディアナを支える歩行訓練士役を演じ、アソシエイトプロデューサーを兼任。ノスタルジックなムード漂う音楽は『BPM ビート・パー・ミニット』(17)でセザール賞を受賞したアルノー・ルボチーニが手掛けた。この度、ダークグラスをかけたディアナを捉えた場面写真一点とともに、ダリオ・アルジェント監督のコメントも到着。幻の脚本を、決して現代的にするのではなく、自身のスタイルを貫いたアルジェントの集大成として完成させたことを明言している。<ダリオ・アルジェント監督/コメント全文>『ダークグラス』は、数年前に想像したものの、制作することができなかった作品です。でも頭から離れることはありませんでした。バイオレンスでくだらない作品を求める市場での需要に左右されることが難点でした。一方で、ようやく自分の悪夢との和解を経験することができました。それ故に、私の恐怖の扉を開き、突き進もうと決めたのです。幼少期からエドガー・アラン・ポーに影響を受けていた私にとって、『ダークグラス』は、運命に刻まれた作家としての旅路の集大成です。そして時代が変わったからといって、物語の本質も解釈のスタイルも裏切りたくはないのです。ダリオ・アルジェント『ダークグラス』は4月7日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダークグラス 2023年4月7日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋⾕、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開
2023年02月16日ジョニー・デップが約3週間ぶりにインスタグラムを更新。「今年は多くの人にものすごく大変な年だった。この先はもっとよい時間が過ごせますように。ハッピーホリデイ。みなさんに愛と敬意を込めて。いつまでも。JD」とファンにメッセージを贈った。投稿した写真は、自身とバンド「ザ・ポーグス」のヴォーカル、シェイン・マガウアンのツーショット。ジョニーがプロデューサーを務める、シェインを題材としたドキュメンタリー『Crock of Gold : A Few Rounds with Shane MacGowan』(原題)の撮影現場で撮られたものだという。女優のアーシア・アルジェント、歌手のパティ・スミスらが「いいね」や応援メッセージで反応。ファンたちも「大好き」「いつだって味方だよ!」と声援を送っている。2020年は新型コロナウイルスの影響により、世界中の人にとって確かに「大変な年」だった。ジョニーはそれに加え、元妻アンバー・ハードを「殴る夫」と書いた英タブロイド紙を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴し、『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板させられ話題に。ファンたちがワーナー・ブラザースに「どうか考え直して」と懇願するもむなしく、代役がマッツ・ミケルセンに決定した。マッツは「AP通信」に、自身がジョニーの代わりを務めることになり、ジョニーに連絡を取ったかと聞かれ、「彼をよく知らない。1回会ったことがあるだけ。彼の電話番号を知っていればよかったけど、残念ながら知らないから」と話した。先週、ジョニーは弁護士を通して裁判のやり直しを求めていることを明らかにしている。(Hiromi Kaku)
2020年12月28日イタリア人女優で脚本家のダリア・ニコロディが亡くなった。70歳。娘アーシア・アルジェントがインスタグラムで明らかにしたもの。ニコロディは、夫ダリオ・アルジェントと『サスペリア』(1977)の脚本を共同執筆した。出演もする予定だったが、撮影前にケガをして断念している。他に、アルジェントが監督する『インフェルノ』(1980)、『フェノミナ』(1984)、『オペラ座/血の喝采』(1988)などに出演した。最近では2018年のルカ・グァダニーノ監督版『サスペリア』に出演している。1950年フィレンツェ生まれ。60年代にローマに移住し、テレビ出演を経て映画に進出。1973年、彫刻家マリオ・セロリとの間に長女アナを授かるも破局。1974年にアルジェントと出会い、1975年、アーシアを授かった。アルジェントとは1985年に破局。長女アナは1994年に車の事故で亡くなっている。文=猿渡由紀
2020年11月27日6月23日(火)のテレビ東京「午後のロードショー」枠では、ヴィン・ディーゼルの出世作となったアクション大作『トリプルX』を放送する。『リディック』や『バビロン A.D.』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』など幾つもの作品でハードなアクションを見せてきたヴィン・ディーゼル。彼が最新作の公開を控える『ワイルドスピード』シリーズでもコンビを組んだロブ・コーエン監督と共に作り上げた本作は、『ワイスピ』と並ぶ彼の代表作として、第1作である本作の公開後もシリーズ化。アイス・キューブ主演による『トリプルX ネクスト・レベル』や、再びヴィン・ディーゼルが主演を務めた『トリプルX:再起動』が製作された。過激なエクストリームスポーツのプレイヤーである主人公をヴィン・ディーゼルが演じるほか、『スター・ウォーズ』シリーズや『アンブレイカブル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのサミュエル・L・ジャクソン。アーシア・アルジェント、マートン・ソーカスらが出演。プラハでアメリカのエージェントが殺害され、旧ソ連から消えた生化学兵器“サイレント・ナイト”のデータが入った極秘チップが奪われる。NSAのベテラン・エージェントのギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)は、チップを奪った組織にエージェントを送り込むべく、適任者を探し、エクストリームスポーツの競技会“Xゲーム”の人気プレイヤー、ザンダー(ヴィン・ディーゼル)に目をつける。捕獲され半ば強引にNSAのシークレットエージェントにさせられたザンダーが潜入を命じられた先は、すでに3人のエージェントが抹殺された世界の破滅をもくろむ犯罪集団“アナーキー99”。ザンダーはプラハで組織のボス、ヨーギ(マートン・ソーカス)に接触、サイレント・ナイトを使用したテロ計画の情報を得るが、ヨーギの恋人のエレーナ(アーシア・アルジェント)が組織を抜けたがっているのを知ると、ザンダーはNSAの命令を無視し暴走。彼女を救い出そうとする…という物語。いまや世界的俳優へと成長を遂げたヴィン・ディーゼルの、若き日の鮮烈なアクションをお見逃しなく。午後のロードショー『トリプルX』は6月23日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月23日「#Me Too」運動が注目されるきっかけとなった、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの女優らに対する性的暴行事件。先月有罪判決が下され、11日(現地時間)にはニューヨークの裁判所で禁錮23年が言い渡された。ワインスタインからセクハラやレイプ被害に遭った過去と向き合い、勇気を振り絞って公にした女優を含む100人以上の女性たちや、「#Me Too」運動の支持者たちは喜びの声を上げた。ミラ・ソルヴィーノは、ワインスタインの禁錮23年の刑に対し、「文字通り泣いた。司法制度がちゃんと機能していることに驚きと感謝」とツイート。アーシア・アルジェントは「ついに正義が下された。23年、刑務所入りか。ロサンゼルスの公判も楽しみにしている。世界を変える手助けをしてくれた、すべての勇敢な女性たちに感謝」と、ワインスタインがニューヨークのみならず、ロサンゼルスでも訴えられていることを思い出させた。映画『スキャンダル』で描かれた通り、FOXニュース設立者の故ロジャー・エイルズのセクハラ被害者であるメーガン・ケリーは「キャリアを守るか、セクハラ加害者を告発するか、思い悩んだすべての女性たちや、必死に声を上げた人たちに感謝。そうしないことを選んだ人も、もちろん愛されているし、支持する」とつづった。(Hiromi Kaku)
2020年03月12日5年前、当時未成年で17歳だった俳優のジミー・ベネットに性行為を強要し、今年1月に約4,200万円の和解金を支払っていたことがわかったアーシア・アルジェント。この事件が明るみになり、アーシアは「ジミーとはセクシャルな関係は結んでいない」、「和解金は経済的に困っている彼を助けるため。また、当時付き合っていた故アンソニー・ボーディンが自分と私に悪評が立つのを恐れて支払った」とメディアに訴えたが、この後、驚きの事実が明らかに…。「TMZ.com」は、アーシアと友人のメールのやりとりのスクリーンショットを入手。そこにはアーシアによって「彼とはセックスしたわ。変な感じがした。ゆすりの手紙が来るまで、あのとき彼が未成年だっただなんて知らなかったのよ」とジミーと性交渉を持ったことがはっきりと綴られていた。カリフォルニア州の性的同意年齢は18歳のため、アーシアの行為は違法となる。しかし、アーシアは「レイプじゃなかった。私は固まっちゃったけどね。彼が上になって。終わった後、彼に12歳の頃から私を性的な対象として見ていたって言われたわ」と性的暴行を否定している。その後、アーシアは損害賠償を要求された昨年11月まで、ジミーから執拗にヌード写真やラブレターが送られてきたことも友人に話していた。「TMZ.com」はジミーのそうしたラブレターや、アーシア&ジミーのベッド写真も掲載。アーシアが言い逃れ出来ない事態に発展している。(Hiromi Kaku)
2018年08月24日「#Me Too」運動を支え、セクハラ被害者の女性を励ます存在だったアーシア・アルジェントが、未成年に対する性的暴行で訴えられていたことが明らかになった。親子役で共演して以来、「息子」と呼んでかわいがってきた子役出身のジミー・ベネットから「5年前に性行為を強要された」として昨年11月に訴えられたアーシア。事件が明るみになった先日、今年1月に4,200万円の和解金を支払っていたことが伝えられたが、アーシアは性的暴行については完全否定。しかし、和解金については当時交際していた有名シェフのアンソニー・ボーディン(今年6月に死去)が支払ったことを認めた。アーシアがジャーナリストのヤシャール・アリに送った声明文によれば、10月にハーヴェイ・ワインスタインによるレイプ被害を公表したところ、翌月にジミーに「(性的暴行を受けたとして)法外な金銭を要求されたことから友情が終わった」という。ジミーは経済的に困窮しており、アーシアに賠償金を求める前にはなんと自身の家族にも損害賠償を請求していた。そういった状況にあったジミーに対し、アンソニーは同情するとともに、長引いて脅されたり自身とアーシアに悪評が立ったりすることを懸念し、まとまったお金でジミーを「助ける」ことにしたのだそうだ。それで全てが終わったと思っていたアーシアにとって、今回の件は「本当にショックで傷付いている。だって、記事は完全に間違っているから。ジミーとセクシャルな関係を持ったことは1度もない!」と報じられているセクハラ事件を否定した。(Hiromi Kaku)
2018年08月22日「#Me Too」運動をけん引してきた1人のアーシア・アルジェントが、未成年に対する性的暴行で訴えられていたことが明らかになった。「New York Times」紙が報じた。アーシアは、昨年10月に「過去レイプされた」とハーヴェイ・ワインスタインを告発し、多くの女性たちに「#Me Too」と声を上げる勇気を与えた。被害者側だったアーシアが、その勇気ある行動からわずか1か月後の11月、子役出身のジミー・ベネットに性的暴行の訴えを起こされていたのだった。現在22歳ジミーは、17歳のときにホテルでアーシアから性的暴行を受けたという。それがトラウマとなり、俳優のキャリアが台無しになったとして約3億8000万円の損害賠償を求めた。ジミーは性的暴行を受ける2013年までは、5年間で約3億円を稼いでいたが、事件以降は1年あたりの収入が約660万円に激減。それは、アーシアとの一件による精神的なダメージのせいだと主張した。アーシア側は今年1月に約4,200万円の支払いで合意したとのこと。ジミーは7歳のときにアーシア監督・出演作の『サラ、いつわりの祈り』でアーシア演じるサラの息子役を演じた。アーシアは性的暴行が起きたとされる2013年5月、ホテルでジミーと撮影した2ショットをSNSに数枚載せ、「私の息子、私のかわいい子」とキャプションを添えた。ジミーの表情は笑顔だった。(Hiromi Kaku)
2018年08月21日27歳のとある女優がパリのホテルでリュック・ベッソン監督に薬を盛られてレイプされたと訴え、フランスの警察が捜査を始めたという。ベッソン監督は弁護士を通し、「リュック・ベッソンは断固としてこのでたらめな言いがかりを否定します」と容疑を否定。被害者とされる女優の名前は公表されていないが、「彼が知っている人です。決してその人に対して不適切な振る舞いを行ったことはありません」とのこと。その女優がフランスのラジオ局「Europe 1」に語ったところによると、彼女はいままでにベッソン監督の2本の映画に出演。事件はベッソン監督との打ち合わせのために、ブリストルホテルに足を運んだ5月10日(現地時間)に起きた。女優は「(ベッソン監督が)私の紅茶に何かを入れたようで、私は気を失ってしまった。目覚めたときにはすでにレイプされており、現金の束が残されていた…」と主張している。事件が公になったのは、ちょうどカンヌ国際映画祭が幕を閉じる頃。女優のアーシア・アルジェントが「21年前にここカンヌでレイプされた」とハーヴェイ・ワインスタインを告発し、ハリウッドのみならずフランスでも「#MeToo」運動が加速する発端となった。現在ベッソン監督はフランス国外におり、まだ警察の事情聴取は受けていない。(Hiromi Kaku)
2018年05月21日ドキュメンタリー映画『作家、本当の J.T.リロイ』が、2017年4月8日(土)より新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて公開される。1996年、突如文壇に現れた謎の天才美少年作家、J.T.リロイ。女装の男娼となった過去を綴った自伝『サラ、神に背いた少年』で時代の寵児となった人物だ。その才能に惚れ込んだ映画監督のガス・ヴァン・サントは映画『エレファント』の脚本を依頼し、リロイ二作目の著作となる『サラ、いつわりの祈り』は2014年にアーシア・アルジェントによって映画化された。しかし2006年、「J.T.リロイは実在しない」という暴露記事をニューヨーク・タイムスが掲載。その正体はローラ・アルバートという作家で、リロイは彼が創作した架空の人物だったことが明らかになる。本作では、全米を騒がせたこの文学スキャンダルの真実を、彼女自身の言葉と、当時のガス・ヴァン・サント、アーシア・アルジェント、トム・ウェイツ、コートニー・ラブらセレブたちとの通話音声によって紐解いていく。監督は、躁鬱病に苦しむアーティスト、ダニエル・ジョンストンを追ったドキュメンタリー映画『悪魔とダニエル・ジョンストン』のジェフ・フォイヤージークが務める。【作品情報】映画『作家、本当の J.T.リロイ』公開日:2017年4月8日(土) 新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて公開監督:ジェフ・フォイヤージーク(『悪魔とダニエル・ジョンストン』)撮影監督:リチャード・ヘンケルズ音楽:ウォルター・ワーゾワ出演:ローラ・アルバート、ブルース・ベンダーソン、デニス・クーパー、ウィノナ・ライダー、アイラ・シルバーバーグほか(2016年/アメリカ/111分/カラー、一部モノクロ/1.85:1/DCP/原題: Author: The JT Leroy Story)© 2016 A&E Television Networks and RatPac Documentary Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月12日アジア最大の映画の祭典、第19回釜山国際映画祭が10月2日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台の“映画の殿堂”で開幕した。今年の開幕式の司会は、日本の渡辺謙と、釜山出身の人気女優ムン・ソリ。渡辺さんはステージに登場すると、興奮気味に「プサン、チェゴ(最高)!」と大声で叫び、5,000人の大観衆を沸かせた。また、渡辺謙夫人の南果歩さんも『さよなら歌舞伎町』の出演者として会場入りしており、ムン・ソリが「謙さんの奥様のルーツは釜山なんです」と紹介した。国際派の2人は英語と韓国語を織り交ぜながら、セレモニーを盛り上げていた。さらにゲストとして、歌手の夏川りみが韓国の古典楽器を伴奏に「さとうきび畑」を歌うなど、日韓の文化による連帯を強く印象づけた。開幕式には、『真夜中の五分前』の三浦春馬、行定勲監督、チャン・シャオチュアン、リウ・シーシー、『ザ・テノール真実の物語』の伊勢谷友介、ユ・ジテ、『私の男』の浅野忠信と二階堂ふみらが出席。また、チョン・ウソン、ユ・ジテ、アン・ソンギ、パク・ヘイル、オム・ジョンファ、チャ・イェリョン、キム・ヒエ、ク・ヘソン、キム・ナムギル、イ・ヒョヌ、キム・ジョンフン、クララら多くの韓国スターに加え、イタリアの監督兼女優アーシア・アルジェント、オーストラリアの女優テリーサ・パーマーらが華やかに登場した。中でも今年のレッドカーペットで一番の人気を集めていたのが、中国の女優タン・ウェイ。先日、韓国のキム・テヨン監督と結婚したばかりのタン・ウェイが主演作『黄金時代』のアン・ホイ監督と共に姿を現すと、悲鳴にも似た大歓声があがり、タン・ウェイもそれに笑顔でこたえていた。オープニング作品は台湾のニウ・チェンザー監督の『軍中楽園』。1960年代末、中国との最前線だった金門島にあった国民党軍の慰安所を舞台にした人間ドラマで、イーサン・ルアン、チェン・ジェンビン、ワン・チエン、アイビー・チェンが監督と共に登壇した。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで、釜山のリゾートエリアである海雲台地区を中心に開催される。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月03日カンヌこぼれ話。今年の審査委員長はフランスの大物女優イザベル・ユペール。去年の審査委員長ショーン・ペンもレッドカーペット上でタバコを吸ったり(吸殻で燃えるほど、やわな素材じゃないだろうが)、問題児ぶりを発揮していたが、ある意味で今年はそれ以上だったかもしれない。審査員9人のうち、ユペールに加え、アーシア・アルジェント(イタリア)、ロビン・ライト・ペン(アメリカ)、スー・チー(台湾)、シャルミラ・タゴール(インド)と女優が5人を占める異例の構成だったため、不協和音が事前から心配されていたが、やっぱり審査員同士が相当揉めた様子。まあ、そういったうわさは毎年のようにあるのだが、特に今回はユペールが2001年にミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』でカンヌの女優賞を獲得しているだけに、ハネケの受賞が予想され、実際そのとおりの結果になった。そのため、ユペールが強権発動したのではともっぱらの評判に。もちろん、ハネケのパルムドール受賞作『THE WHITE RIBBON』(原題)が優れた作品なのは間違いないのだが、授賞式では毎年大物プレゼンターが発表するはずなのを自ら発表するなど、異例のひいきぶりを発揮していたのも確か。授賞式後の会見でユペールは「ハネケが私の大好きな監督なのは確かだし、だから彼の映画に2度出演したのよ。彼の映画は人間の魂に深く向き合っている」と、堂々たるもの。やんちゃ娘のアーシア・アルジェントも「(会議室の)扉の向こうの話は、ここではしないわ」と大人の発言だった。しかし、審査員間のトラブルなどどこ吹く風でニッコニコだったのが、ロビン・ライト・ペン。夫ショーン・ペンと別居した直後だったため、13日の開幕記者会見ではピリピリぶりがこちらにも伝わってくるほどだったが、ロビンがカンヌにいる間に反省したらしいショーンが離婚申請を取り下げたため、「意見の違いはあっても、全員が心を開いて語り合ったわ。そこには本物の愛があったの」と終始ご機嫌だった。(photo/text:Ayako Ishizu)第62回カンヌ国際映画祭特集■関連作品:第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回【カンヌ現地レポ 11】最高賞はミヒャエル・ハネケ作品に!シャルロットに女優賞
2009年06月03日