全米で驚異的なヒットを記録し、本年度のゴールデン・グローブ作品賞を受賞したコメディ映画『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』が、現地時間6日に行われた映画賞「MTVムービーアワード2010」で、最優秀コメディ・パフォーマンス賞と最優秀WTF(What the fuck)賞の2冠に輝いた。その他の写真『ハングオーバー!…』は、結婚式を2日後に控えた新郎が、悪友、花嫁の弟とともに独身最後の夜を楽しむ“バチェラーパーティ”で大騒ぎしまくったことから始まる爆笑コメディ。「MTVムービーアワード」は、1992年よりスタートしたMTV主催の映画賞。各賞がMTV視聴者の投票によって決められるのが特徴で、花嫁の弟役を務めたザック・ガリフィアナキスが受賞した「最優秀コメディ・パフォーマンス賞」は過去にジョニー・デップ、ジム・キャリーら大物俳優たちが受賞者に名を連ねてきた部門だ。今年も『ナイト ミュージアム2』のベン・スティラー、『あなたは私の婿になる』のサンドラ・ブロックらスター俳優がノミネートされていたが、映画ファンは無名の俳優、ガリフィアナキスを“コメディ演技のスペシャリスト”に選んだ。また、ケン・チョウが受賞した「最優秀WTF(What the fuck)賞」は、観客に“(直訳できないので意訳すると)とんでもない衝撃”を与えた俳優に送られる部門。本作でチャイニーズマフィアを演じている彼が、果たして劇中でどんな“衝撃”を与えてくれるのかも注目だ。『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』7月3日(土)より、シネセゾン渋谷ほか全国順次ロードショー
2010年06月10日