キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は2月29日、RFシミュレーション/シンセシス(回路生成)ソフトウェア「Genesys 2015」最新版を発表した。参考価格(税抜き)は56万円~。「Genesys 2015」では、市販部品のデータシートを用いたRFシステムシミュレーションを可能にするSys-Parameterモデルを搭載。Sys-Parameterモデルは、周波数、温度、バイアスに対する増幅器のP1dB、IP3、利得、雑音指数など、RF用部品のパラメータをスプレッドシート形式で定義しており、設計者はそれらの値をRFシステムのシミュレーションで直接使用することができる。これにより、部品モデルを自作し、その挙動をシミュレータ上で試験・検証する必要がなくなり、データシートの仕様をシミュレーションで利用することが可能となった。また、RF回路の自動シンセシス機能の新しいチュートリアルビデオも含まれており、フィルター、整合回路、発振器、ミキサー、カップラー、伝送ラインなどの回路をすばやく実現する方法について説明を確認することができる。さらに、新しいMatlabスクリプトデバッガー、多次元補間器、対話型3次元グラフも装備し、測定データとシミュレーションデータをユーザーが完全に制御できるようになるとしている。
2016年02月29日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は2月5日、14スロットAXIeメインフレームをベースとした、マルチレーンテスト用のBERTソリューション「M8030AマルチチャネルBERT」を発表した。M8030Aは「J-BERT M8020A」をリアルマルチチャネルBERTに拡張したもので、最大10チャネルのパターンジェネレーターおよびエラーディテクターをサポート。これにより、ASICテストの際、メインフレームで最大8個のPCIeチャネルに同時に対応できる。そのほか、複数の光ネットワークユニット(ONU)が含まれる、マルチチャネルパッシブ光ネットワーク(PON)システムのテストにも使用することができる。同ソリューションには、AXIeコントローラ付きの「M8030A-BU1」、PCI Expressを経由し外付けPCからリモート制御する「M8030A-BU2」の2つのオプションがある。
2016年02月05日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は2月1日、M8195A 65GSa/s任意波形発生器(AWG)のアナログ帯域幅を20GHzから25GHzに拡大したことを発表した。今回の性能強化により、信号品質の向上が保証されるうえ、完全に同期されたチャネルを1モジュールあたり最大4個使用できるようになる。AWGのメモリも16GSa/モジュールに増え、最大サンプリングレートで250msの再生時間を実現。M8195Aのシーケンサーオプションを使用すると、長いテスト信号シナリオの作成も可能となっている。またプラグインソフトウェアのM8085Aを用いれば、コンパクトでマルチレーン測定に対応したMIPI C-PHYおよびD-PHYのレシーバー試験が可能になる。D-PHYテストアプリケーションには、ペイロードパターン/パターン・シーケンス・エディターが含まれ、C-PHYおよびD-PHY用のアプリケーションには、コンフォーマンステストに準拠した校正/テスト手順も用意されている。また、81195A光変調ジェネレーターソフトウェアも利用可能。81195Aのオプションとして、信号のフォーマットおよび信号劣化をリアルタイムに変更できる。M8195A AWGを同オプションと組み合わせると、テスト時間を100分の1に短縮できるという。
2016年02月01日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は1月28日、近日リリース予定のAdvanced Design System(ADS) 2016でADSチャネルシミュレータ用の4値パルス振幅変調 (PAM-4)機能に対応すると発表した。同機能を使用することで、ADSチャネルシミュレータでPAM-4 IBIS-AMIモデルを使用できるようになり、システム設計者がNRZ(non-return-to-zero)とPAM-4テクノロジー間のデザインの各種トレードオフを簡単に検討することができるようになる。PAM-4は、バックプレーンのような高速SerDesリンクに用いられ、1レーン当たり56Gbpsのデータレートを実現するための有力な技術とされている。従来のEDAソフトウェアシミュレーションでは、2レベルシグナリングのみ扱われていたが、PAM-4では、信号に与える各種信号劣化(ジッタ、ノイズ、チャネル損失、符号間干渉)の影響は、従来のものとは異なっており、アイパターン評価する場合でも、シンボルエラーレートを最小化するために導入された新しいレシーバ動作(3つのスライサーしきい値、個々のスライサーのタイミングスキュー、イコライゼーション、クロック/データリカバリー)によってさらに複雑化する。これらがPAM-4リンクのデザイントレードオフにどのような影響を与えるかを正確に把握するには、SerDesベンダーからのPAM-4 IBIS-AMIモデルを扱う機能を備えたチャネルシミュレータが必要となる。これに対し、PAM-4機能を備えたADS チャネルシミュレータには、多くの新しい測定機能が内蔵されており、スライサーしきい値レベルとその経時変化、各スライサーのタイミングスキュー、マルチタップ・デシジョン・フィードバック・イコライゼーションなどの影響を評価することが可能となる。また、各PAM-4アイ等高線を得ることも可能だ。キーサイトは「SerDesリーディングベンダーおよびIBIS オープンフォーラムと連携して、PAM-4に対する当社のチャネルシミュレーション方法を定義/検証し、PAM-4用の高精度なソリューションを開発できました。当社のPAM-4 IBIS-AMIソフトウェアソリューションは、測定の専門知識とリーダーシップの賜物です。 キーサイトにはこうした測定の専門知識が蓄積されているため、シミュレーションから実ハードウェアの測定・評価まで、あらゆる工程で設計者をサポートすることができます。」とコメントしている。
2016年01月29日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は1月28日、シグナルインテグリティ(SI)およびパワーインテグリティ(PI)に取り組むエンジニアに向けた電磁界(EM)解析ソフトウェアソリューション「SIPro」と「PIPro」の販売を2月より開始すると発表した。両ソリューションは同社のEEsof EDAのAdvanced Design System(ADS)で使用することが可能となる。「SIPro」には新しいコンポジットEMテクノロジーが使用されており、高密度化されたPCBデザインに必要な解析速度と解析規模に対応するだけでなく、高い周波帯域まで精度の良い解析が可能。また、20GHzを超える周波帯域まで有限要素法(FEM)シミュレーションと同等の結果を、短時間かつ少ないメモリで解析することができるとしている。一方の「PIPro」には、DC IRドロップ、電源供給ネットワーク(PDN)のインピーダンス、および電源プレーン共振の3つのPI専用シミュレーションエンジンが含まれている。また、DC IRドロップ解析により、PDN内の各ビア、ピン、シンク、電圧レギュレーターモジュールのDC電圧/電流テーブルが得られるため、SI/PIエンジニアは、電流をシンクするICのピンにおけるDC電圧を予測できるようになるほか、電源/グランドプレーンの電圧、電流密度、消費電力を表示することで、デザインの問題点を簡単に特定することも可能となっている。「SIPro」と「PIPro」の解析環境には3次元ビューワーが装備されており、設計者は、電磁界解析前に解析対象のネットの確認が、解析後にはフィールドデータを3次元で表示することができる。解析設定は、ネット・ドリブンで実施でき、設計者が解析したいネットを選択するだけで済むため、シミュレーション前にレイアウトを手動で編集したり、操作する作業は不要となる。同社は「『SIPro』および『PIPro』を利用した新しい設計フローでは、プリント基板の電磁界解析データをADSのチャネル、DDRバス、トランジェント・シミュレーションで簡単に利用できる様に、回路図が自動的に生成されます。設計者は、これらのシミュレーションエンジンを使用してSI解析(BER等高線測定など)を実行し、規格に準拠したコンプライアンス・テスト・ベンチを使ってデザインを検証できます。」とコメントしている。
2016年01月29日オウルテックは27日、Kailh社製のメカニカルキースイッチ「青軸」を採用したキーボード2モデルを発表した。発売は2月上旬。Kailh社製の青軸キースイッチは、カチッというクリック音と、軽い押し下げ圧のキータッチが特徴で、今回発売する製品は、109キーモデルと、92キーモデルの2モデルを揃える。Nキーロールオーバーに対応し、109キーモデルではPS/2接続時に、92キーモデルでは設定切替時に全キーの同時押しが可能。また、鉄板を筐体内部に設置し、5,000万回の打鍵回数に耐えうるという。109キーモデル「OWL-KB109BLJP-BK」の主な仕様は、キー配列が日本語JIS、インタフェースがUSBとPS/2、キーピッチが19mm、キーストロークが4mmなど。付属品は、パームレスト×1、PS/2変換コネクタ×1、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW448×D149×H35mm、重量は約1.16kg。92キーモデル「OWL-KB92BLJP-BK」では、109キーモデルの仕様からインタフェースがUSBのみに変更される。付属品は、USBケーブル、ゲーム用予備キー×4、キー引抜工具×1、取扱説明書など。本体サイズはW370×D140×H29mm、重量は約1kg。
2016年01月27日ロックバンド「RADWIMPS」のドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』が3月の公開に先駆け、キーアートが解禁された。野田洋次郎、桑原彰、武田祐介、山口智史の4人からなるロックバンド「RADWIMPS」。ボーカルの野田さんの創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続け、昨年10周年を迎えた。本作は、昨年10月から行われたフランスや台湾など5か国6公演のアジア・ヨーロッパツアーと、「ゲスの極み乙女。」「いきものがかり」「Mr.Children」など彼らがリスペクトする豪華アーティストを招いて行われた国内の胎盤(対バン)ツアー、そして10周年の集大成とも言える幕張メッセでのワンマンライブを追ったドキュメンタリー作品。ツアー直前にメンバーの一人山口さんが突然の活動休止を発表し、サポートドラマーらを迎え、果敢にライブに挑んでいく舞台裏の姿などが、インタビューを交えながら綴られている。監督は、今年公開予定の『ドクムシ』なども手がける今最も注目を集める新進気鋭の女性監督・朝倉加葉子が務めている。今回解禁されたキーアートは、新体制で挑んだライブの1シーンが描かれた一枚。「つながりを断ち切って、人は生まれてくるんだよ。」というキャッチコピーが、映画タイトルの「HESONOO」と連動し、10周年を迎え次の10年へ向けて“新たに生まれ変わろうとするRADWIMPS”を表現したキーアートとなっている。『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』は3月11日(金)~24日(木)全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月22日シチズン時計は18日、光発電のエコ・ドライブムーブメントを搭載したアンティークデザインのレディスウオッチ「Kii:」(キー)を発表した。長角ケースの3モデルを用意し、2月中旬から発売する。税別価格は3モデルとも25,000円。ラインナップは、ケースとバンドのカラーがシルバーの「EG2040-55A」、イエローゴールドの「EG2042-50A」、ローズゴールドの「EG2043-57A」だ。ベージュカラーの文字板は3モデル共通で、すっきりしたインデックスを配置することで、時刻の読みやすさに配慮した。同じく共通仕様として、ケースとバンドの素材がステンレススチール、風防がクリスタルガラス、ケースサイズが縦22.8×横13.7×厚さ5.2mm(設計値)、防水性能が5気圧。
2016年01月19日Kingston Technologyは7日、英数字キーパッドを搭載した暗号化USBフラッシュドライブ「DataTraveler 2000」を発表した。発売は2016年第1四半期。DataTraveler 2000は、ハードウェアに実装したデータ暗号化と、デバイス上に搭載する英数字キーパッドを用いた暗証番号入力機構を搭載。ハードウェアにXTSモードのAES 256方式フルディスク暗号化を実装し、複数のOSが使われているオフィスでも手軽に導入できるとする。本体には英数字キーパッドを備え、英数字を組み合わせた暗証番号でドライブをロック可能。オートロック機能も用意し、解除に10回失敗すると、暗号化解除鍵とパスワードがドライブ上から自動的に削除される。また、IP57準拠の防水・防塵機能も備える。本体サイズはW78×D18×H8mm(スリーブを除く)。インタフェースはUSB 3.0、対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10、Mac OS X 10.8以降、Linux 2.6以降、Chrome OS、Android(対応デバイスのみ)。
2016年01月08日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は12月24日、92GSa/s、32GHz帯域幅を実現するモジュール型任意波形発生器「M8196A 任意波形発生器」を発表した。すでに販売開始となっている。同製品では、AXIeモジュール1スロットで、92GSa/sの最大サンプリングレート、32GHzのアナログ帯域幅、同期のとれた4チャネルの信号を発生可能。また、最大2Vppの差動出力電圧で、-1~2.5Vの出力範囲でDCオフセットの設定が可能となっている。同社は同製品について「優れた速度、帯域幅、チャネル密度を有しているため、同期のとれた偏波多重I/Q信号の生成が可能です。通信テストエンジニアにとって、100Gb/sと400Gb/sのイーサネットやコヒーレントアプリケーションでの課題を解決する新しいツールとなります」とコメントしている。
2015年12月24日キーサイト・テクノロジーは12月15日、パワー・アナライザ「IntegraVisionシリーズ」に新しいモデル「IntegraVision PA2203A 4チャネル・パワー・アナライザ」を追加することを発表した。IntegraVision 4チャネル・パワー・アナライザは、2チャネルモデル同様、0.1%の基本確度と16ビットの分解能で測定し、高効率電力変換システムの電力変換効率が漸進的に改善できているかを識別・評価できる。IntegraVision PA2203Aは、商用および産業用機器に必要となる3相電力の測定と解析に対応。ひとつの筐体に4つの電力チャネルが収容されており、グリッド接続機器、モーター、そのほかのハイパワー機器の高速かつ正確な設計・検証が可能。また、5MSa/sデジタイザを使用して電圧、電流、電力を2.5MHz帯域幅でリアルタイム捕捉し、過渡現象、突入電流、ステート変化を表示することもできる。出荷時期は2016年1月を予定している。
2015年12月15日ドスパラとデジカは20日、PCゲームのダウンロード販売とSteamキーの販売を行なうサイト「Gameliner」を開始した。「Gameliner」は、日本ユーザー向けに最適化されたPCゲーム販売サイト。タイトル購入はゲームデータのダウンロードもしくはSteamキーの形で配布され、支払いはクレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込が選択できる。なお、Steamキーを利用するゲームをプレイするには、PCゲームのダウンロード販売プラットフォーム「Steam」から、Steamクライアントのインストールが必要となる。オープン時のラインナップは、シューティングゲーム「虫姫さま」や、RPG「Skyborn」、FPS「BioShock」など、国内外の約50タイトルを用意。今後ラインナップを増やしていくほか、ジャンル別の特設ページ、ドスパラ製ゲーミングPCごとのおすすめタイトルなど、国内PCゲームユーザーが使いやすい販売サイトを目指すとしている。
2015年11月20日キーサイト・テクノロジーは11月19日、同社のオーディオアナライザ「U8903B」の機能を拡張し、新たにBluetooth機器のオーディオ試験に対するオプションの提供を開始したと発表した。これによりU8903Bは、Bluetoothバージョン4.0に対応し、AGHSP/HSP 1.2、AGHFP/HFP 1.6、A2DP、AVRCPプロファイルをサポート。5dBmの最大出力パワーを備えているため、ヘッドセット、スマートデバイス、車載用ヘッドユニットなど、さまざまなBluetooth機器に接続して、正確なテストを実行することができるようになる。また、Bluetoothリンクの品質を簡単にモニターし、接続時のトラブルシューティングを行うために、受信パワーインジケータとビット・エラー・レート測定が内蔵されており、被試験デバイス(DUT)のパワーの強さを視覚的に表示できるほか、接続におけるビット・エラー・レート値の変化をモニターすることで、リンクの品質低下の原因を判断することができる。さらにローカルループバック機能があるため、Bluetoothチップセット、モジュール、デバイスの高速かつ正確なループバックテストも実行可能。これを用いることで、Bluetoothトランシーバをシミュレートし、DUTからBluetoothオーディオ信号を受信して、同じ信号をDUTにループバックすることができるようになる。なお、U8903BにはこのBluetooth機器のオーディオ測定オプションのほかに、音声品質測定(POLQA/PESQ測定ソフトウェアオプション)や周波数帯域幅の拡張(1.5MHz広帯域オプション)、デジタル・オーディオ・インタフェース(AES3/SPDIF/DSIデジタルオーディオオプション)なども用意されており、これらを組み合わせて活用することで、無線通信、コンポーネント、集積回路オーディオアプリケーションの正確なテストを行うことが可能になるという。
2015年11月20日キーサイト・テクノロジーは11月11日、エレクトロニクスおよび産業用テスト部門向けハンドヘルドデジタルマルチメータ(DMM)の新しいシリーズとなる「U1280」シリーズと「U1240C」シリーズをリリースしたと発表した。U1280シリーズは、60,000カウントの表示と0.025%の確度を備えており、同社のハンドヘルドDMMで最高性能を誇るという。同シリーズの4.5桁ハンドヘルドDMMでは、電子機器の製造、設置、メンテナンスなどの厳しい要件にも対応できる精度、確度、再現性が得られる。U1240Cシリーズは10,000カウントの表示と0.09%の確度を持ち、設置とメンテナンス業務に必要なさまざまな測定機能を提供する。また、低入力インピーダンス測定、ハーモニックレシオなどの独自の機能もある。同2シリーズは、フィールドでの操作に適したもので、IP 67に準拠。水深1メートルまでの浸水および最大3メートルからの落下にも耐えることができる。また、CAT IV 600 VとCAT III 1000 Vに準拠している。U1280シリーズでは800時間、U1240Cシリーズでは400時間継続して測定ができる。
2015年11月11日ティファニー(TIFFANY & CO.)が11月14日、クリスマスシーズンに向けた日本限定ジュエリーとして、「ティファニー ノット キー」(9万2,000円)を数量限定で発売する。同ジュエリーは、“鍵”をモチーフにしたブランドを代表するコレクション「ティファニー キー」より、“ノット(結び目)”にインスピレーションを受けてデザインされたもの。センターには、可憐な輝きを放つピンクサファイヤがあしらわれた。取り扱いは全国のティファニー ブティック、及び公式ウェブサイトとなっている。
2015年11月10日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は8月17日、無線通信の研究開発向けソフトウェアの大手サプライヤーであるAniteを約6億ドルで買収したと発表した。同買収は、無線通信ビジネスの成長とソフトウェア製品の拡大という同社の戦略を推進するものとなる。キーサイトは「Aniteの買収は、キーサイトの無線通信のポートフォリオを強化し、当社がソフトウェアを中心とするソリューション企業へ移行するために、ソフトウェア製品の拡充を促進するものです。この統合により、お互いの強みを補完しあい、お客様に優れた価値とさらなる可能性を提供していきます。私たちは、Aniteがキーサイトに加わることを大変喜ばしく思っています。」とコメントしている。
2015年08月17日バッファローは29日、複数キーの同時押しに対応したゲーミングキーボード「BSKBC16BK」を発表した。8月上旬より発売する。同社の通販サイト「バッファローダイレクト」での価格は税込3,866円。FPSでの使用に最適な複数キーの同時押しに対応したゲーミングキーボード。キーエリアを限定した4キー以上の同時認識が可能で、「WASD」や「ESDF」のどちらにも対応する。キートップとハウジングフレームの間に独立したプランジャーを搭載。キートップのブレを最小限に抑える。右上に装備する「MODE」ボタンを有効にすることで、Windowsキーとアプリケーションキーを無効にできる。PS/2への変換アダプタも付属し、PS/2接続で使用するとキーのTurbo(連射)機能を3段階で切り替え可能。キースイッチの耐久性能は約500万回で、日本語配列ながらキートップからかな表記を省いた。底面には角度調整用のラバー付きスタンドを装備。ゲーム中でもキーボードが動かないよう配慮されている。インタフェースはUSB。ケーブル長は約1.8m。キー数は109キー、キーピッチは19mm、キーストロークは4mm。キー荷重は62±15g。本体サイズはW441×D136×H27.4mm、重量は約730g。対応OSは、Windows 7 / 8 / 8.1。
2015年07月29日Razerは24日、8方向サムパッドとプログラマブルキーを備えるゲーミングキーパッド「Razer Tartarus Chroma」を発表した。6月21日から発売し、価格は79.99ドル。日本での発売や価格は未定。プログラム可能な25個のアンチゴーストキーを備えるゲーミングキーパッド。より正確なキー操作が求められるPCゲームでの使用に適している。プログラムキーは自由にキーコンフィグやマクロを設定でき、8方向サムパッドも搭載。本体にはChromaライトを搭載しており、1,680万色カラーオプションから発光色を自由にカスタマイズ可能。本体サイズはW15.3×D54.8×H186mm、重量は370g。
2015年06月25日ハンドメイド作品の通販サイト「minne(ミンネ)」は、andcompany leather designが製作した「手のひらサイズのネコ型キーケース」を販売している。○贈り物にもオススメ「andcompany leather design」のコンセプトは「革とデザイン」。使い勝手の良さにこだわり、ありそうでなかったデザインの革小物やバッグ・アクセサリーを作っている。同商品は、手のひらサイズのネコ型キーケース。本体は革製(姫路レザー)で、一般的な鍵が2個だけ入るサイズ感。バッグやポケットの中でかさばらない小さなキーケースを探し中の人におすすめという。カギは「猫目」なマイナスネジを外して取り付ける。猫目を軸にカギが回転して、胴部分に収納。尻尾のスナップボタンで留める仕組みとなる。カギ上部の穴が4mm以上あれば装着できる。サイズは、幅85mm×高さ50mm。素材は、牛皮(国産姫路レザー)と真鍮製のマイナスネジ式ビス。「黒猫」「白猫」「トラ猫」の3色展開。価格は2,000円(税込)となる。別途送料350円がかかる。購入は、ハンドメイドマーケットminneで可能。
2015年06月08日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は6月1日、FPGA処理カード「M9451A PXIe 測定アクセラレータ(M9451A PXIe)」を発表した。M9451A PXIeは、次世代パワーアンプの特性評価に必要なデジタル・プリディストーション(DPD)、およびエンベロープトラッキング(ET)の高速化を実現するもので、閉ループ/開ループのDPDおよびET測定を数十ミリ秒で実施でき、同社従来比で速度を最大で100倍高速化することができる。さらに、RFパワーアンプ特性評価/テスト用リファレンス・ソリューションと統合されたことで、Sパラメータ、高調波歪み、パワー、復調測定の高い確度を維持したまま、スループットをさらに高めることが可能となった。リファレンス・ソリューションで使われているDPDアルゴリズムは、同社がこれまで培ってきたノウハウと、SystemVueシミュレーション、N7614Bパワーアンプ・テスト用Signal Studioソフトウェアアプリケーションの要素技術を基に作られており、次世代パワーアンプ・モジュールのシミュレーションから製造まで一貫性のある測定を実現した。また、リファレンス・ソリューションに付属しているオープンソースのサンプル・コードはパワーアンプの特性評価に最適化されており、評価を開始するまでの所要時間を短縮できるとしている。
2015年06月01日フックアップは、Magix社のWindowsネイティブ・デジタルオーディオワークステーション/マスタリングソフトウェアの最新バージョン「SAMPLITUDE PRO X2」および「SAMPLITUDE PRO X2 SUITE」を発売した。価格は、SAMPLITUDE PRO X2が税別8万円、SAMPLITUDE PRO X2 SUITEが税別16万円。「SAMPLITUDE PRO X2」では、トラックアウトにさまざまなソースをフレキシブルに追加できるマルチプルアウトをはじめ、トラックやオブジェクトにおいてバーチャルにプラグインの接続順を自在にアレンジ可能なフレキシブルプラグインルーティング、VCAバスのサポート、zPlane社のelastique Pro V3やElastic Audioの採用、VST3プラグインへの対応など、多彩かつ実践的な新機能の数々が追加された。また、Bass Machine"、"Rock Drums"、"Vintage Organ"といった3つのバーチャルソロインストゥルメントも搭載。さらに、「SAMPLITUDE PRO X2 SUITE」では、ソフトサンプラー「Independence」用の70GBを超えるオーディオコンテンツや専用のプラグインを追加した。アナログアウトボードをシミュレートした多様なエフェクトバンドル「Analog Modeling Suite Plus」やギター/ベースアンプのシミュレーションソフト「Vandal」のフルバージョン、ラウドネスメーター、トゥルーピークリミッターなども装備する。なお、各グレードの通常版に加えて、他社DAWソフトからのクロスグレード版、学生・教員向けのアカデミック版も用意されている。
2015年04月27日リンクスインターナショナルは24日、Lazerwood Industries製のキースキンとして、本物の木材を使用した「Lazerwood keys for Apple MacBook Pro」シリーズと「Lazerwood keys for Apple Wireless Keyboard」シリーズを発表した。4月29日から発売する。店頭予想価格(税別)はともに7,980円前後。○Lazerwood keys for Apple MacBook ProシリーズApple MacBook ProのJIS配列日本語キーボードに貼る、リアルウッドタイプのキースキン。チェリーとウォールナットの2種類を用意。見た目も手触りも「木」そのもので、1つ1つ木目が異なるなど木の優しい質感を楽しめる。貼り付けはシール式となっており、接着面を汚さないタイプのシールを使用。制作はハンドメイドによる手作りで、すべてアメリカで制作されている。本体サイズはW260×D100×H2mm、重量は約15g。○Lazerwood keys for Apple Wireless KeyboardシリーズApple Wireless Keyboard(JIS配列)日本語配列キーボードに対応するキースキン。チェリーとウォールナットの2種類を用意。そのほかの仕様はほぼ共通。
2015年04月25日アメカジファッションの代名詞「Gap」は、日本のLGBTポートレートプロジェクト「OUT IN JAPAN」の第一弾となる「プロジェクト#001」で、レスリー・キー氏が撮影した111名(92組)のポートレートを4月21日(火)~28日(火)までの1週間、Gapフラッグシップ原宿にて先行展示を行っている。21日には、Gapフラッグシップ原宿にてお披露目イベントが開催され、レスリー・キー氏と、本プロジェクトの最初の被写体となった、ミュージカル「RENT」(2015年9・10月 シアタークリエ公演)でエンジェル役を演じるファッションモデルIVANが登場した。「東京レインボープライド」は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの総称)をはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現を目指しており、4月25日(土)、26日(日)東京都代々木公園イベント広場&野外ステージにて、フェスタ&パレードを開催する。「OUT IN JAPAN」は、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズが主催するカミングアウト・フォトプロジェクトで、日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、多彩なポートレートをさまざまなフォトグラファーが撮影し、5年間で日本の1万人のLGBTポートレート撮影を目指す。24日(金)、「OUT IN JAPAN」の本サイトもオープン。「Gap」は、「東京レインボープライド パレード」会場に2ブースを出展し、ひとつは無料フェイスタトゥーやアイロンプリントのブース、もうひとつは「Gap」の多様性を尊重したカルチャーやチームワークを実際にストアや本社で働く従業員が説明し、「Gap」で働くことを気軽に相談できるスペースを提供する。また今後、「Gap」がグローバルに運営するファッションスナップサイト「Styld.by」に、グッド・エイジング・エールズ松中、東小雪、杉山文野、HIRAKUといった第一線で活躍する日本のLGBTアクティビストが登場する予定だ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日ユニットコムは23日、防水機能付きLEDフックライト「G204 24+3 LED HOOK LIGHT」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は863円。「G204 24+3 LED HOOK LIGHT」は、24灯LEDライトと3灯LEDライトの切り替えができるLEDフックライト。24灯LEDライトは、広範囲を照らせるので、夜間のキャンプや停電時、車の整備といった時に使用する。また、3灯LEDライトは懐中電灯のようにピンポイントで照らす時に使う。本体の背面にはマグネットとフックが付いているため、車に貼り付けたり、フックで引っ掛けたりして使用できる。本体サイズは、H100×W60×D35mm、重さは88g。電源は単4形電池×3本。
2015年04月23日エレコムは7日、1,000万回のキーストロークに耐える高耐久性キーを採用したテンキーパッドを発表した。Bluetooth対応モデルやUSB接続モデルなど4機種を用意し、4月下旬の発売を予定する。いずれのモデルもテンキーに加えて、[00]キーやTabキー、BackSpaceキーを搭載する。キースイッチはメンブレン式。キー入力に不具合が起こる「NumLock」問題をハードウェア側で解決し、対策ソフトや専用ドライバのインストールは不要という。○スタンダードモデル「TK-TCM013シリーズ」テンキー機能だけのシンプルなスタンダードモデル「TK-TCM013シリーズ」の主な仕様は、キー配列が20キー、キーピッチが16mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW78×D127.5×H24.0mm、重量は約97g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別2,640円。○USB 2.0ハブ搭載モデル「TK-TCM014シリーズ」「TK-TCM015シリーズ」「TK-TCM014シリーズ」「TK-TCM015シリーズ」はそれぞれ、2基のUSB 2.0ポートを備える。このうち、「TK-TCM015シリーズ」はExcelや電卓ソフト、Webブラウザといったアプリケーションを起動できるホットキーや関数入力に便利な[=] / [(] / [)]キーなどを搭載する。「TK-TCM014シリーズ」の主な仕様は、キー配列が20キー、キーピッチが16mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW78×D127.5×H24.0mm、重量は約97g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別3,530円。「TK-TCM015シリーズ」の主な仕様は、キー配列が27キー、ホットキーが3キー、キーピッチが19mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW90×D170×H24.5mm、重量は約143g。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、価格は税別4,950円。○Bluetooth対応モデル「TK-TBM016BK」Bluetooth 3.0に対応した「TK-TBM016BK」は、Bluetooth HIDプロファイルに対応したPCであればレシーバが不要。非磁性体で約10m、スチールデスクといった磁性体の上でも3mまでの距離でも利用できるという。主な仕様はキー配列が20キー、キーピッチが19mm、キーストロークが2.3mm。インタフェースはBluetooth 3.0 Class2、電源は単3形乾電池。本体サイズはW90×D140×H26.5mm、重量は約107g。カラーはブラックのみ。価格は税別7,090円。
2015年04月08日キーサイト・テクノロジーは4月3日、LTE-Advanced 8×8 MIMO測定ソリューションを発表した。同ソリューションは、同社のPXIモジュール型ベクトル・シグナル・アナライザ(PXI VSA)「M9391A」、PXIモジュール型ベクトル信号発生器(PXI VSG)「M9381A」およびソフトウェアなどを組み合わせたもので、TDD方式のLTE-Advancedの商用化に必要な8チャネルを使うMIMO技術の特性評価に最適だと同社では説明している。具体的には、3.5GHz帯を利用したTDD方式のLTE-Advancedの2016年の商用化に向けた研究開発において、チャネル間の位相同期/時間同期を仕様化したほか、8チャネルまでの信号を位相コヒーレント状態で解析(最大周波数6GHz、最大帯域幅160MHz)することが可能。また、8チャネルまでの位相コヒーレントな入力信号生成(最大周波数6GHz、最大帯域幅160MHz)も可能だという。なお、同ソリューションは即日販売を開始しており、価格はLTE-Advanced 4×4 MIMO測定ソリューションで3400万円~(税別)、LTE-Advanced 8×8 MIMO測定ソリューションで6600万円~(同)となっている。
2015年04月03日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は3月31日、次世代移動体通信(5G)向けの空間電波伝搬特性測定ソリューションを発表した。同ソリューションでは、ミリ波周波数で最大帯域2GHzの入力信号生成、複数アンテナを使用した多チャネル伝搬測定が可能となる。また、伝送/反射ミリ波サウンディング信号の捕捉による選択したチャネル特性の抽出、オープンFPGAを使用したリアルタイム測定による長時間の連続したデータ収集、さらには指向性の強いアンテナの3次元測定が実現した。具体的には、M8190A任意波形発生器が業界最高のサンプリングレートと分解能を、PSGベクトル信号発生器が業界で最も広帯域のI/Q変調機能を提供する。また、ダウンコンバータおよびシグナル・コンディショニング・モジュールにより、5G研究に必要な確度を備えた、広帯域信号の捕捉/解析用のスケーラブルな構成が可能となる。さらに、5Gベースバンド エクスプロレイション ライブラリにより、現実的なチャネルモデルの抽出とシミュレーションが実現する。キーサイトは、「当社は無線通信技術において世界的なリーダーであり、また最適なソリューションを提供できるベンダーでもあり、お客様と連携し、5Gに必要な無線技術の研究開発をリードしています。この空間電波伝搬特性測定ソリューションは、当社が中心となり4Gから5Gへの進化を推し進めることへの新たな決意表明でもあります」とコメントしている。
2015年03月31日キーサイト・テクノロジーは3月10日、購入済みのMXE EMIレシーバを周波数レンジ44GHzまで拡張可能なアップグレードオプションを発表した。これにより、MXE EMIレシーバのユーザーは、最新の測定器を引き続き使用できる。今回の周波数アップグレードにより、既に購入済みのMXE EMIレシーバの最大周波数を8.4、26.5、44GHzに拡張。アップグレード価格には、インストール作業と校正のほか、1年間の保証期間も含まれる。EMIコンプライアンステストが必要なユーザーにとっては、既存のオプション、アプリケーション、シリアル番号を保持できるアップグレードであり、買い替えと比較し手間もかからず割安に適切な周波数を利用できる。周波数レンジ拡張は、同社サービスセンターにてアップグレード作業を行う。この機会に、資産の使用率向上に役立つ機能や測定アプリケーションをインストールすることも可能。例えば、テスト時間の短縮が可能なタイム・ドメイン・スキャン測定オプション(信号リストの作成に便利なFFTベースの周波数スキャン機能)の追加や、測定器プラットフォームの機能拡張としてWindows 7オペレーティングシステムへのアップグレード/外部信号源制御機能の追加できる。販売開始3月10日から販売を開始しており、税抜き参考価格は、3.6GHzから8.6GHzへの周波数アップグレードで約380万円から。
2015年03月12日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は3月9日、USB3.1インタフェースやDDR4インタフェース、PCI-Express Gen4、MIPI Gear4などの信号解析に向けたデジタル・オシロスコープ「Infiniium Vシリーズ」の販売を開始したと発表した。「Infiniium Vシリーズ」はアナログ周波数帯域幅が最大33GHz、サンプリング速度が最大80Gサンプル/秒と高い。キーサイトが市販しているオシロスコープの製品ラインアップは主に、信号観測を重視したシリーズ「InfiniiVision」と信号解析を重視したシリーズ「Infiniium」に分かれる。信号解析を重視した「Infiniiumシリーズ」は、デジタル・オシロスコープ(デジタルオシロ)ではハイエンドの「Infiniium Zシリーズ」からローエンドの「Infiniium Sシリーズ」まで、4つのシリーズをそろえている。9日に発売した「Infiniium Vシリーズ」は、性能では上から2番目のシリーズに位置し、既存の解析向けデジタルオシロ「Infniium 90000 Xシリーズ」の後継機種に相当する。「Infiniium Vシリーズ」は、アナログ周波数帯域幅の違いやデジタル入力チャンネルの有無、解析オプションの有無によって3種類に分かれている。アナログ入力のみで解析オプションを載せていない基本モデルが「DSO」、DSOに解析オプションを載せたモデルが「DSA」、DSOにデジタル入力チャンネル(16チャンネル)を追加したモデルが「MSO」である。アナログ入力チャンネルはすべて4チャンネル。最大サンプリング速度は、4チャンネル使用時が40Gサンプル/秒、2チャンネル使用時が80Gサンプル/秒となる。アナログ帯域幅の違いでは、帯域幅が8GHzのモデル「V084A」、13GHzのモデル「V134A」、16GHzのモデル「V164A」、20GHz(2チャンネル入力のみ)のモデル「V204A」、25GHz(2チャンネル入力のみ)のモデル「V254A」、33GHz(2チャンネル入力のみ)のモデル「V334A」がある。なお、上記で4チャンネル入力のアナログ帯域幅は、「V164A」以降はすべて16GHzになる。これらのモデル表記の組み合わせで、製品の形名を表示している。例えば解析オプションを搭載した33GHzモデルは「DSA-V334A」となる。すなわち基本機能の違いで3種類。アナログ帯域幅の違いで6種類。合計で18品種の製品が用意されている。「Infiniium Vシリーズ」の特徴の1つとしてキーサイトが挙げた機能に、ハードウェア・トリガがある。最大で160ビットときわめて長いシリアルパターンのシークエンスをトリガに指定できる。パターンの転送速度は480Mビット/秒~12.5Gビット/秒である。この機能により、PCI-Express Gen3の130ビットシンボルやUSB3.1の132ビットシンボルなどのパターンをトリガに指定できる。波形メモリの最大長も、特徴の1つである。波形メモリの大きさは、4チャンネル使用時に標準50Mポイント/チャンネル、2チャンネル使用時に標準100Mポイント/チャンネル。オプションによっていずれのチャンネル数でも、最大2Gポイント/チャンネルまで拡張できる。豊富な解析機能も、特徴の1つに挙げていた。16個の演算機能、26種類のプロトコルに対応したデコード機能、32個の技術仕様に対応した規格試験用測定機能、39個の解析ソフトウェアを用意した。モデル「MSO」のデジタル入力チャンネルは、最大サンプリング速度が16チャンネル使用時に10Gサンプル/秒、8チャンネル使用時に20Gサンプル/秒である。DDR4/LPDDR4メモリのトランザクション解析が実行できる速さだとする。
2015年03月11日キーサイト・テクノロジー(キーサイト)は3月6日、テスト時間を従来の10分の1に短縮するE5080A ENAベクトル・ネットワーク・アナライザの販売を同日より開始すると発表した。E5080Aは、差動部品を含め、増幅器、ミキサー、アンテナ、ケーブルなど、アクティブコンポーネントとパッシブコンポーネントの測定に必要なさまざまな機能を搭載。E5071C ENAネットワーク・アナライザと性能を比較すると、ダイナミックレンジが仕様で135dB(代表値147dB)と拡大した。測定速度は最大10倍高速化しており、精度とスループットを大幅に改善した。販売予定価格(税別)は以下の通り(いずれもバイアスティー付き)。・ E5080A-245 2ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 4.5 GHz 357万918円・ E5080A-265 2ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 6.5 GHz 394万5479円・ E5080A-295 2ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 9 GHz 441万3021円・ E5080A-445 4ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 4.5 GHz 573万6279円・ E5080A-465 4ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 6.5 GHz 598万4047円・ E5080A-495 4ポート・テスト・セット、9 kHz ~ 9 GHz 633万7531円
2015年03月06日