ファイザーはこのほど、「閉経後の女性の骨粗しょう症に対する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は2月5日~7日、50代以上の閉経後女性3,090人を対象にインターネット上で実施したもの。はじめに「骨粗しょう症」の認知度について調査を行った。その結果、「どのような病気か詳しく知っている」(76.6%)、「名前を聞いたことはあるが詳しくは知らない」(23.2%)をあわせると、99.8%が骨粗しょう症について認識していることがわかった。そこで、骨粗しょう症について認識している人にいくつか質問をした。まず「骨粗しょう症の具体的な症状や情報について知っていること」を聞くと、「骨がスカスカになる」が91.0%で最多となり、次いで「骨がもろくなりちょっとしたことで骨折しやすくなる」(88.2%)、「骨折して寝たきりの原因にもなる」(76.0%)が続いた。一方、「糖尿病などの生活習慣病と関連がある」(12.9%)、「放っておくと悪化し寿命が短くなる」(19.3%)、「骨折しても痛みや自覚症状がないことがある」(34.7%)、「治療すると骨折をある程度防ぐことができる」(45.7%)などについては、半数以上の人が知らないことがわかる。また、「もし骨粗しょう症で病院を受診するとしたら、どこへ行くと思うか」と尋ねたところ、「整形外科(診療所 / クリニック)」(38.7%)、「整形外科(大きな病院)」(24.2%)、「内科(診療所 / クリニック)」(12.5%)の順で多い結果となった。一方、14.9%の人は「どの診療科に行けばよいかわからない」と回答し、特に50代の回答者では19.0%と約2割を占めている。次に「自身が骨粗しょう症になると思うか」を尋ねたところ、72.1%が「骨粗しょう症になる可能性があると思う」「今はないが、将来なる可能性があると思う」と回答。しかし、その中で骨粗しょう症の検査を受けたことがない人は35.7%にのぼっている。一方で「骨粗しょう症になる可能性はないと思う」と答えた人も20.8%おり、その理由を聞いたところ、「食事に配慮しているから」(49.2%)、「適度な運動をしているから」(47.7%)という回答が上位にあがった。さらに「骨粗しょう症の検査を受けたことがあるか」との質問については、「受けたことがない」人が33.3%。50代では51.0%と半数以上にのぼっている。エリア別で見ると、検査を受けたことがない割合は九州エリアでは46.2%、中国エリアでは41.7%と4割以上に達し、関東エリアの30.5%、中部エリアの32.1%、近畿エリアの32.9%と比べて1割程度高くなっている。なお、「身近な人(親族、知人問わず)で、骨粗しょう症になった人がいる」人(29.7%)であっても、23.9%が検査を受けたことがないことがわかった。「検査を受けたことがない」と回答した人に未受診の理由を聞くと、「気になる症状がなかったから」が44.8%で最多となった。次いで「検査を受けに行くきっかけがなかったから」(44.6%)があがっている。続いて、全回答者に対して「若い頃より身長が低くなったか」との質問をした。その結果、「身長が2~3cm縮んだ」は35.4%、「身長が4cm以上縮んだ」は3.7%と、あわせて約4割の人が2cm以上身長が縮んでいたことがわかった。なお、「2cm以上の身長低下の場合は、50%以上の可能性で背骨の骨折がある」という報告もあるという(「Siminoski, K. et al.: Osteoporos Int 16(4): 403, 2005」より)。それを踏まえて、「若い頃より身長が2cm以上縮んだ」と答えた人に「骨粗しょう症の治療をしたことがあるか」と尋ねたところ、73.2%の人が「骨粗しょう症と診断されておらず、治療もしていない」と回答。骨粗しょう症の症状が放置されている可能性が示唆された。
2015年03月10日カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「花粉症に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は2月13~16日、Tカードを利用している全国の16~69歳の男女を対象にインターネット上で実施し、1,793名から有効回答を得た。まず花粉症の人の割合を調べたところ、42.1%の人が花粉症であることがわかった。一方で、「花粉症だったが、治療の結果、今は花粉症ではない」と回答をした人も2.3%いた。花粉症の人に「いつ花粉症になったのか」を聞いたところ、今から「3年以内」に花粉症になった人が16.1%、「4年~9年以内」に花粉症になった人が29.2%を占めた。そして「10年以上前」から花粉症にかかっている人は54.7%で最多となっている。そこで、「花粉症歴によって、花粉症への対処法に違いがあるか」について調査。まず、花粉症歴が3年以内の人に聞いてみたところ、「マスク」(65.6%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(17.2%)、「空気清浄機」(17.2%)が上位3位にあがった。花粉症歴が4~9年の人では、「マスク」(71.6%)、「病院: 処方箋」(27.6%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(25.9%)の順で多い結果となった。また、花粉症歴10年以上の人も同様の順位で、「マスク」(72.4%)、「病院: 処方箋(37.2%)、「一般的な医薬品: 点眼薬、洗浄」(33.6%)となっている。花粉症歴3年以内の人との違いは、病院に通うかどうか、そして病院の薬を飲むかどうかということがわかる。なお花粉症歴10年以上の人は、「花粉をはらってから家に入る」「空気清浄機」「部屋干し」を選択した人が、3年以内の人、4~9年の人よりも比較的高く、"家の中に花粉を持ち込まない"努力をしていることもうかがえた。続いて「花粉症対策として食べたり飲んだりしている(していた)もの」を聞いたところ、「ヨーグルト」が30.4%で1位に選ばれた。続いて2位は、中国で昔から健康茶として飲まれてきていた甘いお茶「甜茶(てんちゃ)」(13.7%)、3位は「納豆」(8.1%)、4位は「チョコレート」(5.7%)、5位は「バナナ」(5.4%)という結果となっている。一方で、「花粉症対策で食べたり飲んだりしている(していた)ものはない」と回答をした人も55.3%と半数以上を占めた。最後に「花粉症の時期にやってみたいこと」を自由回答で尋ねたところ、「寝ること」「外出せずに家にいること」が圧倒的な回答数となった。続いて、「海外へ行く」「お風呂・温泉に入る」「鼻を洗う」があがっている。他に、「ティッシュの無料配布集め」「スギの木を全部切り倒す」「まつげパーマをかけること」などユニークな回答も見られた。
2015年03月10日Dropboxはこのほど、ビジネス向けDropboxに新機能として、「グループ機能」と「グループ API」の提供を開始したと発表した。グループ機能は、ビジネス向けDropboxの管理をシンプルにするための新機能で、Dropbox内にチームを作成してメンバーのリストを管理し、メンバーに対して特定フォルダへのアクセス権限を付与することができる。また、チームの管理者はグループとActive Directory(AD)のデータを同期することができる。グループ機能は、企業ユーザーからの要望が多く寄せられた機能の1つで、2014年11月に始まった先行アクセスプログラムでは、すでに12,000社以上の企業が利用しているという。また、グループ機能と合わせて「グループ API」の提供も開始。ビジネス向けDropboxと既存のITシステムとの連係が行えるようになるほか、Active DirectoryソリューションやLDAPソリューションをビジネス向けDropboxと統合でき、Dropbox内のグループとデータの同期が可能となるという。Dropboxでは、今後数カ月の間に、グループAPIに基づくターンキー方式のAD同期機能をリリースする予定だという。
2015年03月09日東洋新薬はこのほど、同社の阿波晩茶(あわばんちゃ)由来の「サポート乳酸菌FG」に、花粉症諸症状の緩和作用があることを明らかにした。「サポート乳酸菌」とは、徳島県に伝わる「阿波晩茶」から単離した乳酸菌のこと。阿波晩茶は、茶葉を微生物によって発酵させた"後発酵茶"で、同じ種類のお茶としては中国のプーアル茶が挙げられる。日本国内ではなじみの薄い後発酵茶だが、阿波晩茶のほか、富山黒茶(富山)、碁石茶(高知)、石鎚黒茶(愛媛)などもある。「サポート乳酸菌」は、抗ウイルス作用をもつ「サポート乳酸菌YM(Lactobacillus pentosus)」と、抗アレルギー作用をもつ「サポート乳酸菌FG(Lactobacillus plantarum)」の2種がある。そこで同社は、抗アレルギー作用をもつサポート乳酸菌FGが、花粉症患者にどのような影響を与えるか研究を行った。研究では、花粉症を患う成人男女に1カ月間、サポート乳酸菌FGを摂取してもらった。すると、典型的な花粉症の症状である「水っぱな」「くしゃみ」「鼻づまり」「鼻のかゆみ」「目のかゆみ」「涙目」が、摂取後は緩和していることが確認できた。グラフでは、摂取前と比べると、症状の程度が半減されていることがわかる。
2015年03月06日大人女子なら、普段持ち歩くステーショナリーにもこだわりたいもの。いま注目したいのは、機能性にも優れ、小花柄がエレガントな「フラワーイメージ」のステーショナリーです。ワンランク上のステーショナリーやオフィス用品で定評のある「THE DESIGN MIND COMPANY」が女性向けに新しく展開する「フラワーイメージ」シリーズ。赤色を中心とした華やかな柄と青色を中心としたクールな柄の2種類があり、自分のなりたいイメージに合わせて選べます。今回、新登場するのが「ポイントカードホルダー」「通帳ホルダー」「ツイストノート(ツイストリング・ノート)」。■ポイントカードホルダー「ポイントカードホルダー」は、どんどん溜まっていくポイントカードをコンパクトに収納できるホルダーです。180度まで大きく開くので目的のカードを見つけやすそう。本体を開くとポケットの両端がカードを押さえてくれるので、安心して取り出せるのもポイント。お買い物の時、レジでポイントカードをバタバタと探しているのはあまり格好のいいものではありません。「ポイントカードホルダー」があれば、スマートにカードが収納できます。またお財布にポイントカードを入れずにすむので、お財布もすっきりさせられますね。ヨコ型はプラスチックカード専用で、タテ型は名刺サイズのカードも一緒に入れられます。新年度に、オフィスの引き出しの奥に眠っている名刺の整理をしてみはいかがでしょうか? ■通帳ホルダー「通帳ホルダー」は6ポケット式で本体が大きく開くので、必要な通帳がすぐに見つかります。1ポケットに2冊入って最大12冊まで収容できます。また通帳以外にもパスポートも入れられるポケットサイズです。コンパクトで持ち運びにも便利なのも嬉しいですね。■ツイストノート(ツイストリング・ノート)「ツイストノート(ツイストリング・ノート)」は、リングノートなのにとじ具が開いてリーフの交換ができる便利なノートです。リーフを矢印の方向に引っ張るだけでとじ具が開き、閉じるときはリングをつまむだけの簡単操作で開閉できます。ツイストノート(ツイストリング・ノート)はどのサイズも穴の間隔が同じなので、たとえばメモに書いた内容をA5のノートに一緒に入れることができます。リングの幅が12mmと薄く、鞄の中でもかさばりません。仕事にプライベートに活用させれば、エレガントな小花模様が目を引きそうです。ファッションやヘアメイクだけでなく、意外にチェックされているのが、ステーショナリーなどの持ち物。女子度が高くエレガントかつ機能的なステーショナリーを持てば、女子力アップはもちろん、女性としての評価がぐんと上がるかもしれません。・LIHIT LAB. 公式サイト
2015年03月06日最近少し気温が上がり始めて、花粉症のシーズンがやってきてしまいました。。。今年の花粉の飛散量は例年の数倍で、今まで花粉症を発症していなかった人でも発症するかも知れないと言われています。皆様は大丈夫ですか? ?花粉症といえば主にくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状ですが、同時に花粉による肌荒れの症状も多くみられます。花粉症を発症していない人でも、花粉でお肌がダメージを受けることもあるんです!顔や首がカサカサ、ヒリヒリしたり、かゆみ、赤みが出てきたりして化粧ノリも悪くなってしまいます。季節の変わりめは特に肌荒れを引き起こしやすく、気温の変化だけでも身体やお肌がストレスを感じています。そこで、花粉や季節の変わり目にも負けないお肌にする為の対策方法を紹介します♪・基礎化粧品を早めに敏感肌用や肌トラブル対策用に切り替えるお肌に炎症が起き始める前に使い始めましょう。ドクターシーラボ薬用アクアコラーゲンゲルスーパーセンシティブ出典:@cosmeこれ一つで「化粧水+乳液+美容液+ブライトニング+化粧下地」超敏感肌と一時的に肌荒れが起こりやすい不安定肌を守る、低刺激のワンステップゲルです。。イハダプリスクリードAA(医薬品)出典:@cosme非ステロイド性抗炎症成分のウフェナマート配合。この成分には、繰り返す肌荒れの原因となる皮膚内部の炎症を鎮め、お肌を健康な状態へと治癒させる効果があります。・帰宅したら1秒でも早く洗顔をして花粉を洗い流す花粉がお肌に長くついた状態だと痒みや炎症が増します。なるべく早めに洗い流すようにします。スクラブ入りやピーリング系の洗顔は避けましょう。クレンジングはなるべくお肌に優しいクリームタイプ、ミルクタイプの方がお肌への負担が少ないです。BISAKIクレンジングミルク出典:@cosmeライスエキス、天然ハーブのカモミールや月桃、ゼラニウム、セラミド、アボカドを配合。潤いを守りながらしっとりやわらかく保湿します。敏感肌・乾燥肌はもちろんエイジングケアにも。・ベースメイクは必ずしてから外に出る紫外線、花粉、乾燥のダメージを直接受けないためにもお肌を守るためにベースメイクは必ずしましょう。なるべく保湿効果の高いものを選ぶようにします。シュっと顔や髪にスプレーするだけで、花粉を寄せ付けないのでこちらもオススメです。メイクの上からでも使えます。イハダ花粉着色防止スプレー出典:IHADA公式サイトより出典:IHADA公式サイトよりその他にもマスクやサングラスをしたり、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。この季節はお肌が一番不安定になりやすい時期です。花粉や肌荒れに負けない早め早めの対策で美肌を目指して、春を乗り切りましょう!!
2015年03月06日花粉症の人は、「くしゃみ」や「目のかゆみ」などの症状によってさまざまな悩みを抱えている。では、数ある悩みの中で最も困っていることは何だろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に「花粉症で困ること」とその理由を併せて聞いてみた。Q.花粉症によって困ることを教えてください(複数回答可)1位 目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない(70.3%)2位 倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる(30.3%)3位 夜に眠れずに寝不足になる(22.7%)4位 診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる(20.7%)5位 症状がひどくなって、外出するのをためらうようになってしまう(17.3%)■目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない・「仕事中、お客さまと話をしているあいだも鼻水がたれてきて止まらない」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)・「仕事中に鼻水が止まらないため、どうしても細かいミスをしてしまう」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「泣いているように見られて周囲からウザがられる」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「薬がきれると鼻のかみすぎで頭がクラクラボーっとする。耳もおかしくなるし、喉も渇くし集中できない」(45歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「頭がぽーっとして、症状のことで頭がいっぱいになり、仕事どころではなくなる」(26歳女性/食品・飲料/技術職)■倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる・「疲労感と気だるさで活力が無くなる」(37歳男性/ソフトウェア/技術職)・「やる気が出なくて眠い。しかもだるくて頭がぼーっとする」(21歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「薬を飲むけれど、それによってだるさや眠気がでてしまい、仕事への意欲がなくなる」(32歳女性/その他/事務系専門職)■夜に眠れずに寝不足になる・「おきていれば鼻水が止まらず、寝れば鼻づまりになり窒息死しそうになり寝れない。散々である」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/技術職)・「口呼吸は苦しいので何とか鼻で呼吸しようと頑張り、よけい寝れなくなる」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「目鼻の症状で夜の睡眠が妨害され、日中ずっと倦怠感が続き、仕事効率が普段の半分程度になってしまいます」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)■診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる・「色々効きそうなものをついつい試してしまう」(46歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「抗ヒスタミン剤を飲めば症状は治まるが、高い」(50歳以上女性/情報・IT/事務系専門職)・「10万円以上はいかないけど、中途半端にお金かかって大変」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)■症状がひどくなって、外出するのをためらうようになってしまう・「遊ぶ気もなくなって家にこもってしまう」(29歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「外を歩くと涙があふれてきて、人に会うと怪訝な表情をされるので近所に買い物に出掛けるのも避けたくなる」(45歳男性/ソフトウェア/技術職)■総評1位は、圧倒的大差をつけて「目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない」がランクインした。大半は目のかゆみや鼻詰まりが気になり集中できないとの意見だったが、中には「薬の副作用で頭がぼーっとして仕事にならない」などの声もあった。2位は「倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる」だった。「一日中だるくて気が重い」などのコメントが寄せられたほか、1位と関連して「倦怠感やだるさを感じ仕事の効率がまったく上がらない」(50歳以上男性/電機/技術職)という人もいた。3位の「夜に眠れずに寝不足になる」では、鼻づまりによる寝苦しさが原因と訴える人が目立った。4位には「診察費や対策アイテム費など、お金がいろいろとかかる」が入った。「花粉症じゃなかったらあれが買えたのにと思ってしまう」(26歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)の声もあるなど、花粉症患者にとって対策・予防費用は切実な問題。消費税が8%に増税されてから初めてとなる花粉シーズンだけに、その負担感もこれまでよりもズシリときていることだろう。また、6位以下で多かった意見が「薬などを服用すると、日中に眠くなってしまう」(16.7%)というもの。「薬がないと仕事にならないけれど、薬を飲むと眠くなる」など、その副作用に頭を悩ませている人も多く見られた。アレルギー症状がひどい人にとっては、本当に花粉症のシーズンはつらいもの。職場などで花粉症に苦しんでいる人がいたら、多少のミスや効率の悪さには目をつむってあげてみてもいいかもしれない。調査時期: 2015年1月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性117名 女性183名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月06日トレンド総研はこのほど、「目の花粉症対策」に関する調査結果を発表した。同調査は、楽天リサーチが1月27日~30日、20~40代の会社員500名を対象にインターネット上で実施したもの。はじめに、「実際に感じている花粉症の症状」について質問。その結果、「鼻水」(83%)、「くしゃみ」(77%)、「鼻づまり」(75%)といった花粉症の代表的な症状を上回り、「目のかゆみ」(97%)が1位となった。「目のかゆみ」について、具体的につらかった時のエピソードを聞いたところ、「打ち合わせ中に目のかゆみに気を取られ、ろくな打ち合わせにならなかった」(富山県・男性25歳)、「パソコンを使った作業が多いが、目のかゆみがおさまらず、モニターを見ることさえできなかった時がある」(静岡県・男性37歳)、「かゆい目に針を刺したいと思った」(東京都・女性42歳)などが寄せられた。次に、「目の花粉症対策として利用したことがあるもの」を尋ねると、最も多かったのが「市販の点眼薬」(57%)で、次点には「処方薬の点眼薬」と「マスク」が33%で並んだ。その他の対策としては、「飲み薬」(28%)、「空気清浄機」(20%)、「洗眼液」(12%)、「花粉症対策用のメガネやゴーグル」(7%)があがっている。そこで、「点眼薬」と「洗眼液」について調査した。まず点眼薬について、「選ぶ時の基準」を聞いたところ、「アレルギー対策のもの」が44%で最多となった。以降、「医師に勧められたもの」(26%)、「スッキリするもの」「コンタクトレンズ用のもの」(同率24%)と続く。「花粉症の季節に点眼薬をさす頻度」は、「1日に2~3回程度」(34%)、「1日に4~5回程度」(31%)が上位となり、1日に複数回さす人が多いことが判明。さらに、29%以上の人は「1日に6回以上」と回答している。続いて洗眼液について、「利用するタイミング」を聞くと、「帰宅して自宅で」(75%)、「朝、起床して自宅で」(38%)といった回答が多かった。次点には、「会社の業務時間中」(37%)、「会社の休憩時間中」(33%)が続き、会社で洗眼液を使っている人も少なくないことがうかがえる。洗眼液を利用する際は、目の周りの汚れをしっかり洗い流してから使わなければ、目の周りの花粉やごみが目に入ってしまうという注意点がある。こうした情報を伝えた上で、「洗眼液の使用時に十分に注意していたか」を尋ねると、「注意できていなかった」という人は45%にのぼった。「清澤眼科医院」(東京都江東区)院長で眼科医の清澤源弘医師は、洗眼液の利用について、「眼科医としてお勧めはできません」。「涙は、油層、水層、ムチン層という3つの層により構成されます。まばたきをすると、それぞれ異なる役割を持つ3つの層が均等に目に塗りつけられます。この涙にしっかりと覆われていることで、目は健康な状態を保つことができます」。しかし洗眼液は、「目の汚れとして、表面のたんぱく質を洗い流します。その上、必要な強力な洗浄薬や界面活性剤も含んでいます。そのため、洗眼液で目の表面を洗い流すと、眼球の表面はきれいにはなりますが、ムチン層など大切な涙の成分も一緒に流してしまいます」と注意を促している。
2015年03月05日マイボイスコムはこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は2月1日~6日、同社のアンケートモニターを対象にインターネット上で実施し、1万2,084名から有効回答を得た。まず「花粉症にかかっているかどうか」を聞いたところ、花粉症経験者は46.0%となり、そのうち現在花粉症の人は34.5%となった。地域別に見ると、関東や中部では花粉症経験者が5割強、現在花粉症の人が4割弱を占めている。一方、北海道では花粉症経験者が2割強と少ない傾向が見られた。次に「花粉症で悩まされる症状」を聞くと、「鼻水が出る」「目がかゆくなる」「くしゃみが出る」「鼻がつまる」の順で多くなった。また、「くしゃみが出る」「鼻をかみすぎて鼻の下が痛い」「のどがかゆい、イガイガする」「頭がぼーっとする」の項目では、女性が男性を10ポイント以上上回る。特に「のどがかゆい、イガイガする」では20ポイント差となった。「花粉症の予防・対処をし始める時期」については、56.8%の人が「3月」と回答。また、北海道では「5月」、東北では「4月」が最多となった。症状が重い人では、「2月」「3月」が6割と多い傾向になっている。続いて「花粉症の予防・対処で利用するもの」は、「マスク」(56.0%)が最も多く、「医師の処方薬、注射」(35.7%)、「市販の目薬」(32.3%)、「市販の飲み薬」(26.2%)が続いた。「マスク」については、女性では7割弱を占めている。また、関東では6割強と多いのに対し、北海道や中国では3~4割にとどまった。最後に「花粉症の症状を軽減するために気をつけていること」を聞いた。自由回答には、「スナック菓子などの添加物ばかり食べないようにする。規則正しい生活をする」(女性・19歳)、「コンタクトの利用時間をなるべく短くする。花粉症の症状に効くと聞いた食材を食べてみる」(女性・35歳)など、食べ物に気をつけているという回答があがった。また、「洗濯するときに、柔軟剤で花粉対策用の物を使用している」(女性・40歳)、「なるべく外出しない。マスクは一日中掛ける。洗濯物は風がおさまってから乾かし、早めに取り込んで部屋干しする」(女性・64歳)など、洗濯方法や干し方に気を配っている人も多いことがわかった。
2015年03月05日なんだか落ち着かない、手に汗をかく、寝付けない、途中で起きてしまう、このような症状に悩まされている方はいませんか? もしかしたら、それは自律神経失調症かもしれません。原因と予防法を探っていきます。自律神経のバランス、乱れていませんか?自律神経のバランスが乱れているかどうか、なんて自分ではサッパリわかりませんよね。まずは自律神経失調症になると、どのような症状が出るのかみていきましょう。不眠や倦怠感、無気力、頭痛、耳鳴り、多汗、口の渇き、目の疲労、立ちくらみ、食欲不振、吐き気、頻尿などさまざまな症状があるようです。ただ、これだけ幅広く症状があると自分が自律神経失調症かどうかの判断は素人にはとても難しいものだと思います。そこで今回は、自律神経の働きと自律神経失調症を予防する方法を紹介していきます!自律神経失調症は未知の病気自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、これらは自分の意志で調整することはできない神経と言われています。交感神経は興奮系の働き、副交感神経はリラックス系の働きを担います。これらがバランスよく働くことで、私たちの体は正常に保たれているのです。このバランスが崩れてしまう一番の理由は、ストレスと考えられています。ただ、自律神経失調症についてはまだ完全に判明していないことも多く、治療法が確立していないとも言われています。そのため私たちは、まずは予防を心がけるべきかもしれません。睡眠時は副交感神経を優位に睡眠時にはリラックス系の副交感神経が優位に働いている必要があります。逆に交感神経が優位な状態だと、興奮したままでなかなか眠りにつくことはできません。副交感神経を優位にする方法はいくつかあります。深呼吸したり、寝る前に照明を暗めにしたり、ストレッチをしたり……。好きな小説を読んだり、静かな音楽を聴きながら入眠するのも良いでしょう。睡眠時間が短かったり、起床・食事の時間がいつもバラバラだと自律神経のバランスが乱れやすいと言われています。副交感神経をコントロールして睡眠時間を確保し、生活リズムを整えていきましょう。Photo by Josh Angehr
2015年03月03日メドピアはこのほど、「医師自身の花粉症対策」についての調査結果を発表した。同調査は2月13日~19日、医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」の会員医師を対象にインターネット上で実施。1つ目の質問では3,916名、2つ目の質問では3,928名、3つ目の質問では3,900名より有効回答を得た。まず「いつ頃から花粉症の治療を始めるか」について聞くと、「2月」と回答した医師が最も多く、36%を占めた。2位以下には「何もしない」(25%)、「3月」(17%)が続いている。「2月」と回答した人のコメントには、「花粉飛散の2週間前で十分だと思います」(40代・耳鼻咽喉科)、「2月よりゴールデンウィークまで飲んでいます」(50代・産婦人科)などがあがった。また「何もしない」と回答した人からは、「マスクを着用するなどの予防だけで経過をみています」(40代・感染症科)、「症状がひどいときのみ、点鼻薬などで対処」(50代・一般内科)などの意見が寄せられた。続いて、「最も重要視している花粉の除去対策」について質問。その結果、「マスク」と回答した医師が最も多く、全体の41%にのぼった。次いで「空気清浄機」(16%)、「洗濯物を外干しにしない」(7%)があがっている。1位に選ばれた「マスク」には、「マスクでかなりの花粉を防ぐことができます」(60代・放射線科)、「各人の症状に応じてと思いますが、基本はこれでかなり違うと思います」(50代・小児科)、「物理的なシャットアウトなので、実効性があると考えています」(30代・整形外科・スポーツ医学)などの強い支持が集まった。最後に「自身で行っている、もしくは花粉症の家族に勧める花粉症の治療法」について聞いたところ、「薬物療法」と回答した医師は71%と大半を占めた。差をつけて2位以下には、「治療は何もしない」(11%)、「アレルゲン免疫療法」(1%)が続いている。中でも、抗ヒスタミン薬などを含む「ケミカルメディエーター受容体拮抗(きっこう)薬」を服用している医師が最も多く、57%。次いで「治療は何もしない」(11%)、「ステロイド薬」(5%)、「点鼻用血管収縮薬」(3%)があがった。「薬物療法」と回答した人からは、「基本的には抗ヒスタミン剤の内服。症状によってステロイドの点鼻の併用。重症の場合は手術療法も考慮」(40代・耳鼻咽喉科)、「抗ロイコトリエン薬が有効性が高く、何より副作用が少なく使いやすい」(50代・循環器内科)、「第二世代以降の抗ヒスタミン薬は眠気も少なく使いやすい」(60代・一般内科)など医師ならではの専門的な意見が見られた。
2015年03月03日今年も花粉症のシーズンがやってきました。くしゃみや鼻水、目のかゆみだけでなく、花粉症は肌にも大きなダメージを与えてしまいます。■花粉シーズンに肌荒れする原因とはもともと肌の表面には、皮脂や汗からつくられた皮脂膜があり、刺激から肌を守る働きがあります。でも、季節が冬から春に変わるこの時期は、気候の変化や紫外線などによってそのバリア機能が弱まり、肌が不安定になりがち。そんな弱った状態の肌に、花粉の刺激は大敵です。肌は花粉というアレルギー物質の進入を防ぐため、いつもよりもターンオーバーのサイクルを早めます。それによって未熟な細胞が肌となり、炎症を起こした状態になってしまうのです。そうなると、肌は薄くなり、バリア機能はますます弱まります。バリア機能が失われると水分が蒸発してガサガサした肌に。さらにかゆくてこするなどの刺激によって、肌荒れが加速することになってしまいます。「私は花粉症じゃないから」と思っている人も要注意。アトピーやアレルギー体質、冷え症気味の人は、花粉による肌荒れリスクが高いとされています。気付かないうちに肌ダメージを受けないためにも、しっかり対策が必要です。■いきなりのスキンケアはNG! 花粉シーズンの注意点花粉シーズンには、いつも通りのスキンケアをするだけではダメ。外で肌に花粉がついたら、まずそれを落とすことが大切です。外出先から戻ったら、できるかぎり洗顔かシャワーで肌についた花粉を洗い流しましょう。このとき洗顔料を使いすぎたり、お湯の温度が高すぎたりしないように気をつけて。肌への刺激になって、かえって肌荒れを加速させてしまうことがあります。また、「肌荒れしているときはメイクしない方がいい」と思いがちですが、ノーメイクのままでは花粉が素肌に直接ついてしまいます。低刺激のルースパウダーを使うなどして、外出時は必ずベースメイクを。さらに、できるだけ肌に花粉がつかないように、くしゃみや鼻水などの症状がなくても、外に出るときはマスクや眼鏡でガードするようにしてください。■肌荒れを改善するスキンケア法とはスキンケアのポイントは水分補給。セラミドやヒアルロン酸などが含まれた低刺激の化粧水を選び、しっかりと肌に水分を与えましょう。肌荒れをしているときは特に、すぐに改善しようと美容クリームなどを使いがち。でも、油分の多い高機能美容クリームなどは、花粉でダメージを受けた肌には逆に負担になってしまいます。化粧水のあとはオイルフリーのジェルなどで肌の表面に膜をつくり、保湿とともに、花粉の付着をガードしましょう。花粉症の人にはとても憂うつなシーズン。せめて肌はキレイに保って、イヤな花粉シーズンを乗り切りたいですね。
2015年03月03日写真を見ただけで、「ああ、もう辛い……」という方も多いのでは?いよいよ花粉症の季節が到来!今年の飛散量は例年より多め!頭がボーとする、目がかゆくてゴシゴシ。鼻水がダラダラ。薬を飲んでも眠くなっちゃう……。これじゃ仕事になりません。そんなときは副作用の少ない「漢方」がオススメ!漢方薬は「眠くなる」などの副作用が少ない!そもそも花粉症とは、花粉が目や鼻などから体内に入ることでくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー反応を起こすこと。アレルギーの症状を抑える抗アレルギー剤を飲むと、眠くなったり、だるくなったりしませんか?そんな人にオススメなのが漢方です。漢方薬は自然の木や草花などから採った「生薬」を組み合わせてできているので、副作用が少なく、眠くなったりしないのが魅力です。また、その人の体質や症状にあわせた漢方薬を処方してくれるので、効き目が実感しやすいんです。冷え性⇒「小青竜湯」、胃腸が弱い⇒「苓甘姜味辛夏仁湯」花粉症で処方される代表的な漢方薬は、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)。くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみをはじめとしたアレルギー症状を抑え、ほとんどの体質の人に効きますが、中でも冷え性の人によく効くとされています。胃腸が弱く、虚弱体質ぎみの人には、胃に優しい苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などが処方されます。鼻水、鼻づまり、目がかゆい時の漢方は?花粉症といっても症状はさまざま。鼻水が止まらない時には、体を温めて鼻水を減らす麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)。鼻づまりの場合は、血行を促進して鼻の通りをよくする葛根湯加辛夷川芎(かっこんとうかしんいせんきゅう)や辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)。目がかゆい場合には、体内に熱を持っていると考え、体を冷やす作用のある越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)と、それぞれ症状別に適した漢方があります。厚生労働省が花粉症の民間療法について調査したところ、漢方が効くと答えた人は5割にものぼったそう。花粉症の症状別に処方される漢方薬で、イヤ~な花粉症を乗り切りましょう!
2015年03月02日日常生活の中でふと、自分のおりものの臭いが気になり、その形状もあわ状だったとしたら、STD(性病・性感染症)の一つである「腟トリコモナス症」に感染している可能性が考えられる。放置すると不妊症や早産、流産の危険性もある腟トリコモナス症とはどのような病気なのだろうか。「腟トリコモナス症」の症状や予防法、治療方法などについて、STDの郵送検査キットを販売するアルバコーポレーションの萬田和志社長に話を伺った。○あわ状・悪臭の強いおりものが特徴萬田社長によると、「泡状で悪臭の強いおりもの」といった症状から疑われるSTDには「腟トリコモナス症」があるという。「トリコモナス」が感染することによって起こる病気だ。腟トリコモナス症「トリコモナス」が感染しておこる病気であり、トリコモナスとは、ゾウリムシなどの肉眼では見分けることができない「原虫」の一種。主に性行為によって感染するが、下着やタオル、便器、浴槽などによって感染する場合もある。そのため、幼児など性行為の経験がない人にも感染の可能性がある。■症状女性の場合は「あわ状のおりものの増加」が挙げられ、このおりものには「強い悪臭」がある。また、外陰部や腟に「強いかゆみ」を伴い、痛む場合もあるという。病名に「腟」と入っているが、腟以外にも「子宮頚管」「膀胱」「尿道」などにも感染する可能性がある。ただし、症状のない感染者が20~50%ほどいるとも言われている。治療せずに放っておくと、炎症が卵管にまで進み、「不妊症」や「早産」「流産」などを招く可能性もあるので、少しでも気になる症状があれば検査しておきたい。「『腟トリコモナス症』というだけあって、男性の感染例は多くありません。男性の場合は尿道からの感染が考えられますが、排尿によって洗い流されることも多く、感染が成立しにくいと考えられています。意外に思われるかもしれませんが、こういった物理的な対策が、トリコモナスに限らず様々なSTDに対して有効です」。○症状が治まっても月経後の再検査がベター感染する可能性があった日から2~3日経っていれば検査可能で、腟からの分泌物で検査を行なう。症状がないと腟トリコモナスを検出できない場合もあるので、症状が現れたら速やかに検査するのがよい。もし腟トリコモナス症と診断された場合は、10日間ほど薬を服用して治療し、腟錠を使用する場合もある。治ったことを確認するには、症状が治まったこと、腟トリコモナスが消失したことを確認する必要がある。ただし、残った腟トリコモナスが月経血の中で増殖することが考えられるため、次の月経後にもう一度確認することが望ましいとされる。性行為による感染を防ぐには、コンドームが有効。ただし、浴場やトイレなど性行為以外でも感染してしまう可能性があるので、不衛生な場所やタオルの共有などは避けたい。腟トリコモナス症は、女性にとって不妊や流産などの原因になりうる。それだけに、感染してしまったら早期発見・治療でしっかりと治しておきたい。「腟トリコモナス症は、古くから知られるポピュラーな性感染症の一つです。しかし現在では、中高年層に若干の感染者がみられるものの、感染者数はかなり少なくなっています。衛生状態が今ほどよくなかった時代の性行為では、感染することも多かったのではないでしょうか。メジャーなSTDではありませんが、性行為でなくても感染の可能性がある、つまり他の性感染症よりも感染力が強いという側面もありますので、清潔にするよう心がけることが大切です」。写真と本文は関係ありません取材協力: アルバコーポレーションSTD(性病・性感染症)の不安を感じながらも対面での検査を受けにくいと感じている人のために、匿名で検査ができる郵送検査キット「STDチェッカー」による検査サービスを提供。運営サイト「STD研究所」を通して、STDについての正しい情報を発信し、STDにまつわるさまざまな不安や悩みの解決を目指す。
2015年03月01日いよいよ本格的な花粉のシーズンが到来! くしゃみ、鼻水、目のかゆみ等が主な花粉症の症状ですが、この時期はお肌がかゆくなったりカサついて荒れてしまう人も多いようです。実はこれらのお肌の不調も花粉症のサイン。そこで花粉症対策にもなるスキンケア方法や、花粉症の症状を和らげてくれる食材をご紹介したいと思います。■帰宅したらすぐにクレンジング&洗顔をするお肌に花粉が付着するとかゆみ等を引き起こす原因に。帰宅したらすぐに洗顔して花粉を落とすように心がけましょう。花粉症の症状が出ているときは免疫力が低下しているので、お肌も刺激に対して敏感になっていることが考えられます。なるべく刺激の少ないクレンジング剤や洗顔料を使って優しく顔を洗い、ぬるま湯で洗い流しましょう。洗顔後は刺激の少ないコスメでしっかり保湿ケアを。■保湿ケアでお肌のバリア機能を強化鼻をかみすぎたり顔をこすったりしてお肌のバリア機能が崩れてしまうと、角質層にあるセラミド等の細胞間脂質が減少し、カサついたり肌荒れが悪化する原因に。セラミド入りの美容液やクリーム等でしっかり保湿し、バリア機能を強化してあげましょう。外出前には環境汚染物質や外的刺激からお肌を守ってくれるアンチポリューション効果のあるコスメや、花粉の吸着を防ぐスプレー等を活用してお肌を徹底的にガード! ■花粉症の症状を和らげてくれる食材を摂取花粉症の症状を和らげるためには免疫のバランスを整えることが大切。そのために免疫力アップによいとされているキャベツやショウガ、大豆、ネギ、ニンジン等の食材を積極的に摂るようにしましょう。特にニンジンは粘膜の保護・修復作用のあるビタミンAが豊富なのでオススメですよ。他には免疫機能と密接な関わりのある腸内環境を整えてくれる食材も積極的に摂取! 免疫機能の乳酸菌が豊富なヨーグルトや食物繊維の多いごぼう、納豆や味噌等の発酵食品を毎日の食生活に取り入れましょう。免疫機能の大敵でもある活性酸素を撃退してくれる抗酸化物質が豊富なブルーベリーやイチゴ、リンゴ等のフルーツも◎。いかがでしたでしょうか? 洗顔や保湿等の今すぐできる方法の他に、花粉症の症状を和らげてくれる食生活を根気よく続けて、花粉のシーズンを乗り切りましょう!
2015年03月01日新宿にあるハイアット リージェンシー 東京のスパ&ウェルネス「ジュール」から、花粉症の不快感を軽減する「花粉症対策 デトックス スパ パッケージ」が新登場。3月1日(日)~6月30日(火)の期間提供される。花粉症は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった典型的な症状だけでなく、頭痛や風邪に似た症状などは花粉症の初期症状とも言われ、体のあらゆる不調を招く原因になっている。今回「ジュール」が提供するのは、花粉症の不快感を軽減したり、体の巡りを良くしてデトックスすることでリフレッシュ効果をもたらすパッケージだ。コースは、はじめに60分間の「ディープ ボディ ワーク」、もしくは「“ビオロジック ルシェルシュ”カスタマイズ フェイシャル」のいずれかを選択。「ディープ ボディ ワーク」は、ペパーミントなどのエッセンシャルオイルを使った力強いストロングとプレッシャー、ダイナミックなストレッチで体のコリを和らげリンパの流れを促進。熟練のセラピストによるリズミカルで心地よいタッチで気分はもう極楽。一方のフェイシャルは、世界のセレブリティ達のレスキューコスメとして知られ、美容通が最後にたどりつく究極のスキンケアコスメとも言える「ビオロジック ルシェルシュ」のスキンケア効果を存分に味わうことができる。各トリートメント後は、足のむくみや疲れにアプローチするフット トリートメントと、頭部の血行を改善するスカルプトリートメントをプラスし、合計90分間のパッケージとなっている。トリートメント前には、ホテルスパならではのズイッツ・バス(腰湯)やミストサウナ(※女性限定)で体を程よく温めて代謝をアップさせれば、トリートメント効果もアップするのでおすすめ。春はデトックスの季節。デトックス系のスパメニューを効果的に活用してみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年02月26日マーシュが実施した「機能性インナー」関連調査の結果は?株式会社マーシュは「機能性インナー」についての興味深い調査を実施した。保温性かつ発熱のあるインナーアイテムを持つ、全国に在住している20歳代~50歳代までの男性および女性が調査対象。またインターネットでの調査方法で、サンプル数は400だった。最初に「保温性かつ発熱のあるインナーに対しての認知度は?」の質問では、女性は9割以上が認知している。一方、男性は8割以上で、全体の1割を超える人は知らなかった。次に「保温性かつ発熱インナーを身につけることで、変化したことは?」の質問では、約7割の男性女性が「暖かくなった」と答えている。そのほか「着ぶくれをしなくなった」や、「薄着になった」という人もおり、男性と比較して、女性のほうが変化をより感じているようだ。使用するインナーブランドは?「保温性かつ発熱インナーについて、使用するインナーブランドは?」(複数回答可)とたずねたところ、「ユニクロ ヒートテック」がトップで、以下は「イオン ピースフィット」「しまむら ファイバーヒート」などがランクインされた。そして一番持っているインナーカラーについて、「ブラック系」を好む女性が多いことが示され、以下は「グレー系」や「ホワイト系」「べージュ系」など、落ちつきのあるカラーが選ばれている。(画像は株式会社マーシュより)【参考】・株式会社マーシュ 機能性インナーに関する自主調査
2015年02月25日クロス・マーケティングはこのほど、「食品の機能性表示に関する調査」の結果を発表した。同調査は2月17日、東京都内に在住する40~49歳の女性200名(専業主婦、アルバイト、パート、無職の人)を対象にインターネット上で実施したもの。まず、4月に開始する「機能性表示制度」の認知度について調査。その結果、内容を理解している人は全体の6.0%にとどまり、言葉のみ知っている人(37.5%)を含めても43.5%と半数以下となった。ただし、普段の食生活において「健康面にとても気をつけている」人に限ってみると、内容を理解している人は21.9%と全体の3倍以上の結果となっている。機能性表示商品の購入意向では、「間違いなく購入する」が6.0%、「試しに1回は購入するかもしれない」が56.0%を占めた。半数以上の人が表示されている商品に興味・購入意向を持っていることがうかがえる。また、「どのような食品・飲料に機能性表示がされていると購入したいか」との質問では、「牛乳・乳製品」と「発酵食品」がともに62.1%でトップ。次に「野菜」(52.4%)、「飲料(牛乳・乳製品を除く)」(51.6%)が続いた。
2015年02月25日クラウドポイントは2月24日、2010年8月より販売する機能性液晶フィルム「TANYO」に遮熱機能を追加した新製品「TANYO-eco」を、3月初旬より販売開始することを発表した。同製品は、電源のオンオフにて透明と不透明を切り替えることのできる「調光機能」に、赤外線95%カットとなる遮熱機能を追加した業界初の機能性液晶フィルム。採光を保ちながら赤外線をカットするだけでなく、ブラインドにありがちな羽の折れや汚れによる見栄えの悪さを解消し、オフィス環境をより快適にするという。ラインナップとしては、ホワイトとグレーの2色を用意。特殊粘着加工により、既存ガラスへ後貼り設置が可能なほか、フィルムタイプのため曲面ガラスへの貼付も実現する。フィルム幅は、現場に応じて「980mm」か「1200mm」の2タイプより選択することが可能だ。
2015年02月24日インターワイヤードはこのほど、花粉症に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は1月20日~23日、同社運営のネットリサーチサイト「DIMSDRIV(ディムスドライブ)」のモニター4,626人を対象にインターネット上で実施したもの。まず花粉症歴を質問したところ、現在花粉症の人は39.2%いることがわかった。一方で「花粉症になったことがない」人は55.2%、「以前は花粉症だったが今は治った」人は5.6%を占めている。現在花粉症である人の花粉症歴は「20年以上」が最も多く、14.7%。「1年未満(この1年に発症した)」人は1.4%にとどまった。また、男女ともに40代が最も多く、40代男性は44.9%、女性は43.1%となっている。また、50代以上は、年代が上がるほど割合が低い傾向が見られた。70代以上では、男女ともに2割前後しかいないことがわかる。また、50・60代以外では、どの年代も女性よりも男性の方が花粉症である人の割合が少し高くなっている。地域別に見ると、最も花粉症率が高いのは「甲信越」(49.7%)と判明した。以降、「関東」(43.7%)、「東海」(41.9%)、「東北」(38.2%)が続いている。一方で「北海道」は他の地域に比べてかなり低く、18.7%にとどまった。「どの植物が原因か」との質問には、「スギ」が圧倒的に多く、69.5%を占めた。「ヒノキ」は24.6%、「ブタクサ」は21.6%、「イネ科植物」は14.9%となっている。一方で、「どの植物が原因か分からない」と回答した人も23.4%いることがわかった。地域別では、東北以南の地域は「スギ」が最も多く、「関東」では74.6%にのぼっている。これに対し「ヒノキ」は、「東海」「近畿」「九州・沖縄」では3割を超えるものの、「関東」では21.3%と低い傾向が見られた。また「北海道」では、46.2%が「シラカバ」と回答。「スギ」は33.3%にとどまり、「ヒノキ」は5.1%と非常に低い結果となっている。続いて、現在花粉症の人に「特につらいと感じている症状」を聞くと、「鼻水が止まらない」が最も多く、72.9%を占めた。以下には、「眼がかゆい」(66.8%)、「くしゃみが止まらない」(51.0%)、「鼻がかゆい」(46.2%)が続いている。花粉症によって「生活において困ること」についての自由回答では、「コンタクトレンズが使えない」「マスクで化粧がボロボロ」「運転中のくしゃみで一瞬目をつぶってしまう」などが寄せられた。また「仕事において困ること」の自由回答では、「集中力が落ちる」が最多となった。そのほか、「会議中に眠い」「調理などの衛生的作業のため、顔を触れない」などがあがっている。一方で、「風邪なのか、花粉症なのかわからない」という意見も見られた。最後に「花粉症によるくしゃみ連発の最高記録」について質問。その結果、「5連発」した人が29.9%、「3連発」した人が22.6%と上位にあがっている。さらに「10連発」した人は14.9%と1割を超え、「20連発以上」を経験した人も4.5%いることが判明した。また、回答者の平均は「6.57連発」。これについて、2005年に行った同様の質問でも平均は「6連発」となり、10年前とほぼ変わらないことがうかがえる。
2015年02月24日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部・感覚器科学分野の大久保公裕教授が「花粉症予防と対策及び治療に関する最新の話題」との題で講演し、花粉症治療の現状や展望などについて解説した。○花粉症はどのように発症するのか最初に大久保教授は、スギ花粉症発症のメカニズムについて解説した。花粉(抗原)が体内に侵入してくると、かゆみや炎症を引き起こす化学伝達物質をたくわえている「肥満細胞」に、花粉に対する抗体(IgE抗体)が付着するようになる。花粉との接触を何年も何回も繰り返すうち、IgE抗体が付着した肥満細胞が増加していき、ある一定のレベルに達すると「感作」が成立する。感作はアレルギーを発症する1段階手前とも言える状態だが、この時点でアレルギーを発症する確率は50%以上となる。感作の状態で抗原が再侵入してくると、肥満細胞に付着しているIgE抗体が「抗原抗体反応」と呼ばれる反応を起こす。それに伴ってヒスタミンなどの化学伝達物質がまき散らされることで、くしゃみなどの症状が出るようになる。大久保教授は、スギ花粉症の有病率は1998年に比べて2008年ではほとんどすべての年代で増えていると話す。「有病率は決して高くないのですが、一回かかると治りづらいということがわかります」と、完治がなかなか難しい花粉症のやっかいな性質を指摘した。○花粉を寄せ付けないための簡単な行動そんな花粉症の悩みから抜け出すにはどのようにしたらよいのか。大久保教授は2つの観点から「対花粉症」の解説をしてくれた。抗原の除去と回避2つの「対花粉症」のうちの1つは、日常生活においてなるべく抗原(花粉)を寄せ付けないように努めることだ。特別な施術などをすることなくスギやヒノキの花粉を回避するには、下記のことに取り組むとよいという。■飛散の多いときの外出を控える■飛散の多いときは窓・戸を閉めておく■飛散の多いときは外出時にマスクやめがねを着用する■外出時に毛織物などのコートは避ける■帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室する■帰宅時に洗顔、うがいをして鼻をかむ■掃除を励行する○自ら実施できる舌下免疫療法そしてもう1つの対策方法が、根本的解決を目指す「免疫療法(減感作療法)」だ。免疫療法(減感作療法)対症療法の薬物療法とは異なり、免疫療法は"治癒"が期待できる根治療法だ。小児期に行うと他抗原の感作を抑制し、他のアレルギー疾患の合併を減少させる効果があるとされている。免疫療法の中でも特に近年注目を集めているのが、「舌下免疫療法」(舌下減感作療法)だ。これは抗原のエキス、すなわちスギ花粉症ならばスギ花粉エキスを舌の下側(舌下)に滴下し、一定時間その状態を保ったあとで飲み込むというものだ。注射などによる「皮下免疫療法」よりも全身性の副作用が出るリスクが少ない可能性があるそうで、通院せずに自宅で自ら"治療"できるというメリットもある。実際、スギ花粉による症状が緩和できたという臨床試験例もある。花粉症患者531人はシダトレン(スギ花粉エキス舌下液)とプラセボ(偽薬)のいずれかを、スギ花粉飛散期1年目の約9~20週間前(中央値18.9週間)からスギ花粉飛散期2年目が終わるまでの最長83週間にわたって、1日1回、舌下に滴下。患者はそれを2分間保持した後に飲み込み、その後5分間はうがいと飲食を控えていた。2つのグループの差は、総合鼻症状薬物スコアと総合眼症状薬物スコアで調べた。これらのスコアは症状と薬物併用状況を点数化したもので、スコアが低いほど症状が軽いことを意味している。その結果、シダトレンを舌下に滴下することで、スギ花粉飛散期2年目では、平均4割のアレルギー症状の程度の軽減が確認された。特に花粉飛散のピーク期間で顕著に症状がやわらいだという。そして、治療をやめた後のシーズンも、治療効果が続いている実感を伴っている人が多いこともわかっている。ほかの試験でも、舌下免疫療法によって患者のQOL(生活の質)に改善が見られたという報告もされている。○患者自身の理解力や自己管理能力が必要舌下免疫療法は自ら行うだけに、治療に対する理解や毎日しっかりと投与を行えるだけの自己管理能力も求められる。事実、大久保教授も「(アレルギー症状の原因となる)自分にとっての『異物』を持って帰ってやる治療法なので、それを理解していない人にはできません」とクギを刺す。それでも、自分の努力次第でつらいアレルギー症状をコントロールできるというのであれば、トライしてみる価値はあるといってもよさそうだ。「毎日やる必要のない免疫療法がないか、5~6回注射するだけでスギの反応性を落とせないか、そういったことも考えて免疫療法は続いています」と大久保教授が話すように、免疫療法は日々、新たな可能性を模索している。重度の花粉症に悩みながらも、これまで一度も医療機関を訪れていないという人もいることだろう。そういう人は一度医師と相談してみて、できる限りよいQOLで花粉症シーズンを乗り切るように試してみてはいかがだろうか。
2015年02月18日東京でも、2月11日よりスギ花粉の飛来が発表されました。花粉症の皆さん、対策はお済みでしょうか。オススメの対策法は、宇宙服を身につけることです。宇宙服を着れば地球の外でも暮らせるのですから、花粉ごとき簡単に防げるに違いありません。ただファッションの観点から見ると、この格好はあまりよいとは言えません。全身が守られているので、男性には「付け入るスキのない女だ」という印象を与えてしまうでしょう。同じ女性からも、「無機質で冷たい」という印象を持たれ、翌日から誰も話しかけてくれなくなるかもしれません。いくら花粉から身を守るためとは言え、大切な人間関係を壊したくはないですね。ここにも、宇宙服のような完璧な防護服に身を包んだ研究員たちがいます。二人しかいないということは、仰々しい防護服のせいで、他の研究員たちから見放されてしまったのでしょうか…。しかし、たった二人だけでも新薬の開発に成功した様子。その新薬とは、アレルギー専用眼科薬「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズです。この新しい目薬は、目のかゆみを抑える「抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩)」を、従来品(※1)の2倍もの量を配合しています。(※1:従来品とは、「マイティア(R)アイテクト(R)アルピタット」シリーズ)そもそも花粉症で目がかゆくなるのは、目に入ってきた花粉を異物(抗原)とみなすのが原因です。そこで対抗するためにつくられた抗体が、目の粘膜内にある肥満細胞と結合することで、ヒスタミンなどを放出し、知覚神経を刺激します。すると、目のかゆみが生じるのです。抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンが知覚神経を刺激するのを防いでくれます。「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズは、この抗ヒスタミン成分を最大濃度配合(※2)しているとのこと。これまでの目薬ではあまりかゆみをおさえられなかったという人にとって、頼りになりそうですね。(※2:一般用眼科用薬製造販売承認基準)それでは、この新薬によって、解放された研究員たちの様子をご覧ください。この清々しい笑顔。もうこれからは、大げさな防護服のせいで他の研究員たちからのけ者にされてしまうことも、きっとなくなることでしょう。よかったですね! …もちろん、これらのストーリーはCMの演出によるものでフィクションですが、開発された目薬の性能は現実のものなのでご心配なく。シリーズは、「マイティア(R)アルピタットEXα(クールタイプ)」と、「マイティア(R)アルピタットNEXα(ノンクールタイプ)」の2つのラインナップ。いずれも第2類医薬品、メーカー希望小売価格¥1,800(税抜)で、現在発売中です。・千寿製薬 公式サイト
2015年02月16日暖かな陽射しを感じるようになれば、あの嫌なシーズンがやってくる。まさに花粉の到来だ。一説には日本国民の約10~20%が罹患しているといわれる“花粉症”。しかし、皆さんが受けている花粉症の治療には、思わぬ落とし穴がある。今では、耳鼻科や内科などでも「くしゃみ」や「鼻水」だけでなく「眼のかゆみ」や「充血」などに点眼薬や内服薬を処方してもらえるが、病院やクリニックによってはドクターが医薬品の効能や用量・用法を正確に理解しておらず、症状がなかなか治らないということが起こっている。コンタクトレンズ使用者においては、レンズによって点眼薬が異なるため、誤った処方をして、眼に傷を負わせるなどのトラブルも発生しているらしい。やはり、それぞれの専門医に診てもらうこと。そして、早期予防が一番効果的なため、症状が出る前に最寄りのクリニックへ行くことがオススメである。そこで今回、眼科による花粉症の治療に詳しい、JR東浦和駅近くにある「柳崎眼科クリニック」の竹井浩明院長にお話を伺った。ベストメガネコンタクト東浦和店と併設している同院は、今年1月30日にリニューアルオープンしたばかりで、飛散量がピークの時期には1日で最大100名前後の患者さんを治療するという地域に根差したクリニックだ。○スギ・ヒノキの飛散量は例年並みの多さ。まずは、2015年の花粉の飛散量はどの程度なのか。その傾向についてうかがった。竹井院長: 「今年の関東地方でのスギ及びヒノキ花粉の総飛散量は、例年並みというものの花粉飛散量が少なかった前年よりは多いという予測です。特にスギが多い傾向です」花粉症の中でも患者数が最も多いとされるスギが昨年と比べて、花粉の飛散量が多いということなら油断は禁物だ。スギ花粉の飛散が始まるのは、通常は2月の2週目2月9日~10日あたり。ピークの時期が2~5月なので、これからが特に要注意だ。○薬を飲んでも、眼のかゆみが治まらないケースもある。花粉症にかかると、ほとんどの人が耳鼻科や内科に通院している。その理由のひとつが、「眼のかゆみ」「充血」「涙がでる」などの『季節性アレルギー性結膜炎』に罹っても耳鼻科などで点眼薬や内服薬を処方してくれるからだ。竹井院長: 「『眼のかゆみ』だけでなく『鼻水』『くしゃみ』など、その症状に合わせて効き目のある薬を選ぶので、耳鼻科や眼科でも処方する薬は変わりません」患者さんもいくつもの病院を周るよりは、一つの病院でまとめて処方箋を出してもらえたほうが楽なので、そういう選択をするのは無理もない。しかし、それが必ずしも花粉症の治療に最適だと限らないと竹井院長は危惧している。竹井院長: 「薬の用量・用法をきちんと理解しないまま、処方している病院・クリニックなども少なくありません。例えば、薬の種類によりますが『眼のかゆみ』があるにも関わらず、抗アレルギー薬だけを処方していては、いつまで経ってもかゆみが軽減されないということがよくあります。いつ始めるかという治療の時期などによっても、使う薬は異なってきますから、患部の症状や薬の効用など、あらゆる状況を把握して適切な治療ができる専門医に診てもらうのが大切です」○コンタクトレンズ使用者は、要注意!最近特にトラブルとして多いのが、コンタクトレンズをしている患者さんへの花粉症の治療である。竹井院長 「コンタクトレンズのハードとソフトで違うのはもちろん、ワンデー、マンスリーなど、ソフトタイプの中でも種類によって、使う点眼薬は変わってきます。懸濁液(液体の中に粒子が分散して、濁っている状態)などのように振って使う点眼液は、溶け残ったものがコンタクトに付着して目を傷つけてしまう可能性があるので、コンタクトレンズでは一切使えません。こうしたことを理解しておかないと、思わぬトラブルになりかねません」眼科以外ではコンタクト装用者の治療までは、理解していないケースが多いという。花粉症の患者さんにとっては、これからの季節を快適に過ごせるかどうかは、適切な治療にかかっているといっても過言ではない。「各専門領域のドクターに診断してもらうことも大切ですが、一番は初期療法です。花粉症の症状がでる前に治療を始めたほうが効果的」と竹井院長は言う。気になる人は、いますぐ身近なクリニックへ。○今回お話を聞いた柳崎眼科クリニックとは?柳崎眼科クリニックはJR武蔵野線東浦和駅から徒歩7分にある眼科医院で、土・日・祝日の診療も行っています。個人眼科では数少ない検査機器も導入しており、健康診断や人間ドックで、眼科を受診するように指示された方も、精密検査を行うことができます。
2015年02月16日くしゃみや鼻水が止まらず、さらに頭がボーッとしてくると、「風邪を引いたかな?」と思いますよね。しかし、じつは花粉症の初期にも、似たような症状が見られるのだとか。2月から3月にかけて花粉が飛散する時期にこれらの症状に見舞われたら、もしかしたら風邪ではなく花粉症かもしれません。そこで今回は、花粉症と風邪の見分け方をご紹介。さらに2015年春の花粉情報もお届けします!○熱っぽいと思ったら花粉症だった!花粉症に悩むマイナビニュースの読者300人に、花粉症と風邪、どちらか迷ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と答えたのは15.0%とやや少なめ。もしかしたら、花粉症の初期症状が風邪と似ていることに気付いていない可能性もあるかもしれませんね。どちらか迷ったことがある人たちにその顛末を聞いてみると、「ついに自分も花粉症になってしまったかと思ったけど単なる風邪でした」(25歳女性/不動産/事務系専門職)という「風邪」派はごくわずか。ほとんどの人が「花粉症」だったことがわかりました。・「最近鼻水が止まらないと思っていていくら鼻炎カプセル飲んでも効果ないと思ったら花粉症でした」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)・「初めて花粉症になったとき、のども痛いし熱は出るしでわからなかったから」(28歳女性/人材派遣・人材教育/事務系専門職)・「風邪で絶対花粉症じゃないと意地を張っていたけれど、アレルギー検査であっさり発覚」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「喉が痛くて鼻が出たり詰まったりするし、熱っぽい感じがしたので、風邪だと思ったが、耳鼻科に行ったら花粉症と言われ、鼻が詰まるせいで夜に口を開けて寝ることによる乾燥による喉の腫れなどで、風邪ではなかった」(26歳女性/金融・証券/専門職)まさに風邪の症状と似ていますね。「そもそも、花粉症という病名を知る前、ずっと風邪だと思っていました」(50歳以上男性/電機/技術職)という意見も見受けられました。症状から風邪だと思ってしまう人は多いようですが、中には「花粉症だと思ったら、花粉症と風邪の両方だった」(35歳男性/情報・IT/技術職)という意見もあり、ますますどちらかわからなくなってしまいそうです……。○「目」の症状もチェック!アンケートによれば、本当は花粉症だったのに、勘違いして風邪薬を飲み続けていた人がチラホラ。そこで、花粉症対策の専門家である、ベストメガネコンタクト武蔵浦和店の高木香乃(たかぎ かの)さんに見分け方を教えてもらいました。――風邪と花粉症、どちらも症状が似ていますが、見分ける方法はありますか?高木さん「くしゃみが立て続けに何度も出る場合は、花粉症の可能性大。風邪だったらそこまで連続しないものです。また、透明でさらさらの鼻水が出ることも、花粉症の特徴です」――風邪のときにも、さらさらの鼻水が出ることがありますが……。高木さん「風邪の場合は、最初はさらさらしていても、だんだん黄色っぽく粘着質な感じに変わっていきます。風邪と比べるとひどい鼻づまりに悩まされるのも特徴で、鼻の通りが一度よくなったと思っても、すぐにつまってしまいます」――鼻水の状態をチェックすることもポイントになりそうですね。ほかにも、花粉症の特徴があれば教えてください。高木さん「目のかゆみや充血、涙、異物感といった、目にも症状があらわれます」○花粉の飛散時期&量は例年以上!――今年の花粉は、いつごろから飛び始めるのでしょうか?高木さん「北日本は例年並みですが、西日本・東日本は2月下旬から。例年より早く花粉の飛散が始まると予測されています」――例年より飛散時期が早いということは、花粉の量も多くなるのでしょうか?高木さん「花粉飛散量は平年の1割増、東日本は3割増とやや多い予想です。もっとも飛散量が多いのは関東で、平年より5割と増加する見込みです」――ありがとうございました。高木さんによれば、「関東では例年より早く、例年以上の花粉が飛散する」とのこと。ある日突然、花粉症が発症することも珍しくないそうです。読者アンケートでは花粉が飛散する「2月(20.7%)」「3月(17.7%)」に花粉症対策を行う人は約4割でしたが、メガネやマスクなどを使って早めに対策することで症状をやわらげることができるといわれています。つらい目にあわないためにも、これからやってくる本格的な花粉シーズンに早めに備えたいですね。
2015年02月10日Windows 8.1上で古めのアプリケーションを実行する際、「プログラム互換性アシスタント」という機能が動作することがある。Windows Vista時代から実装され、現在のWindows 8.1でも当然使われている。だが、さらに以前から実装していた「互換モード」と混同しがちだ。今回は両者の違いを解説し、プログラム互換性アシスタントを無効にするTipsをお送りする。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○「互換性モード」と「プログラム互換性アシスタント」まずは実装時期が古い「互換モード」から説明しよう。Windows XP時代から実装した互換モードは、実行するアプリケーションに渡すWindowsのバージョン情報や機能を抑止することで、互換性問題を回避するというもの。いわば「アプリケーションをだましている」のだ。そもそもアプリケーションのインストーラーは、OSのバージョンをチェックする機能を備えており、アプリケーションが正しく動作するたに様々な確認を行うのが通例だ。そこで古いOS上で動作しているように見せるのが、Windowsが持つ互換モードの主目的となる。なお、互換性情報はレジストリエントリに記録した情報を次回起動時に読み取る仕組みだ。一方の「プログラム互換性アシスタント(Program Compatibility Assistant)」は、古いアプリケーションを実行するときに発生する問題を検知し、対処するためのサービスだ。互換性問題の検知例としては、アプリケーションの実行に必要なコンポーネントの欠落や、セットアップ時にデバイスドライバーが正しくインストールされなかった場合など、多岐にわたる。とはいえ、プログラム互換性アシスタントも万全ではない。「OSに対応していないアプリケーションを実行せざるを得ない状況」が問題なのだが、プログラム互換性アシスタントが提示する情報も限られており、ユーザー自身で対処した方が早いケースが少なくないのだ。○プログラム互換性アシスタントを無効にするプログラム互換性アシスタントはWindowsのサービスとして稼働しているため、「サービス」からプログラム互換性アシスタントの本体「Program Compatibility Assistant Service」を停止すればよい。「スタートアップの種類」を「無効」に変更すれば、即座にサービスを止めて、次回以降の起動時も稼働しなくなる。プログラム互換性アシスタントを再び有効にするには、「Program Compatibility Assistant Service」の「スタートアップの種類」を「自動」に変更してから開始すればよい。○コマンドラインから制御するコマンドラインからの操作に慣れている方なら、ダイアログをたどらずに以下の手順を実行した方が簡単だ。管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「sc」コマンドを使って「Program Compatibility Assistant Service」の省略名である「PcaSvc」を制御する。なお、コマンドラインからサービスを復帰させ、スタートアップを自動起動に戻す場合は、「sc config PcaSvc start=auto」「sc start PcaSvc」を、管理者権限を持つコマンドプロンプト上から実行する。阿久津良和(Cactus)
2015年02月07日日本調剤は2月5日、「花粉症の実態と対策」の調査結果を発表した。同調査は1月16日~19日、これまでに花粉症と自覚・診断されたことがある全国の20~70代以上の男女1,198人を対象に、インターネット上で実施したもの。まず「花粉症の症状がひどい季節」について聞いたところ、「春(3月~5月)」と回答した人が85.1%と圧倒的に多かった。また、花粉症で起こる症状のトップ3には「目のかゆみ」(80.6%)、「くしゃみ」(72.6%)、「鼻づまり」(66.4%)があがった。次に「花粉症の治療で病院に行くか」を聞いたところ、「病院に必ず行く / 行く場合もある」と回答した人は約6割を占めた。「病院に行く」割合が最も高いのは、女性70代以上の層であることがわかった。一方で「病院に行かない」人も約4割おり、その理由としては「我慢できる程度だから」(44.6%)、「面倒だから」(33.5%)が上位にあがっている。また、病院に行く人に「1回の診察費や治療薬費でかかった費用」を聞いたところ、「1,000~2,000円未満」が最も多く、36.2%を占めた。男女ともに70代以上の後期高齢者では、「1,000円未満」が最も多いことがわかった。続いて「花粉症の治療薬を使用するタイミング」を聞いたところ、内服薬、外用薬ともに「花粉症の症状が出てから使用する」(内服薬: 29.6%、外用薬: 38.0%)、「症状がひどい時だけ使用する」(内服薬: 24.1%、外用薬: 23.5%)が上位にあがった。これらを合わせると、半数以上の人は花粉症が発症してから治療薬を使用していることがわかる。花粉症の治療薬を使用している人の満足度を調査したところ、「満足している」人が10.0%、「やや満足している」人が44.5%を占めたものの、半数近くの人は治療薬に満足感を得ていないことがわかった。さらに、「花粉症の治療薬の影響」について聞いたところ、内服薬は「特に影響はない」との回答が最も多く、42.8%を占めた。次いで「眠気」(36.8%)、「口や目の渇き」(26.6%)、「ボーッとする・集中力の低下」(24.7%)があがっている。そこで、「治療薬の影響が出た場合は医師や薬剤師に相談するか」を聞いたところ、約7割の人が「必ず相談する / 相談することもある」と回答した。最も相談する人が多いのは、女性40代で83.0%を占めている。
2015年02月06日いよいよ花粉症の本番シーズン。できれば薬に頼ることなく快適でヘルシーな日々を過ごしたいアラフォー女子に、今回はナチュラルレメディ(自然療法)の視点から注目のケア法をご紹介します。炎症を悪化させない “抗酸化ケア”体内に抗体ができてしまうことで起こるアレルギー症状。完治は難しいものの、ケア次第で皮膚や粘膜で起こってしまう炎症をできるだけ小さくすることは可能です。炎症が起きた体内には活性酸素が増えるため、食事や良質なサプリメントで抗酸化力を高めましょう。ポリフェノールが豊富な甜茶、天然のマルチビタミンといわれるネトル(イラクサ)など、抗酸化力の高いハーブはこれまでにも花粉症対策において注目されてきました。また、アレルギーは免疫反応のひとつなので、免疫細胞の60〜70%が集まっているという腸内環境を良い状態に保つことも、症状を軽くする重要キーのひとつ。小学生の頃から花粉症に悩まされてきた私も、腸内美化をできるだけ意識しながら、毎年ひとつ気になるナチュラルレメディを試した結果、症状をかなり軽くすることに成功しています。注目の花粉症対策ハーブ“春ウコン”そして、近年になって注目が高まっているのが春ウコン。ウコンの別名はターメリック。すぐにカレーに入れるスパイスが思い浮かぶ方もいると思いますが、日本でよくカレーに使われるのは、二日酔い防止に効くといわれる秋ウコンです。秋ウコンは、肝臓に良いとされるクルクミンという成分が非常に豊富。しかし春ウコンは、フラボノイドやカンファーといった精油成分、ミネラルが豊富です。約1000種類におよぶ薬効成分を含んでいるそうで、活性酸素による炎症の鎮静や、体全体の免疫機能のサポートに役立ってくれます。春ウコンもカレーやスープ、ターメリックライスなど、スパイスとして料理に使うこともできますが、やや苦みが気になるかもしれません。摂取する場合は、オブラートに包んで摂る方法がおすすめです(1日あたり3〜5gくらいが有効な摂取量といわれています)。ムズムズ感がはやく鎮まる“鼻うがい”それでも風が強く花粉が大量に舞う日などは、どうにも鼻がムズムズ…。そんな時には、ヨガを習慣にしている人の間ではおなじみ、小さな水さしのような形をしたネティポットを使った“鼻うがい”を試してみるのも手です。▼鼻うがいのやり方1)まずは洗浄液の準備を。人肌よりややぬるめ(33℃程度に)に冷ました白湯に天然塩を入れて0.9%の生理食塩水をつくり、ポットの7分目まで入れます。2)洗面台などで少し前かがみになり、首を軽くかしげて口をやや開けた状態で上側の鼻の穴から洗浄液を少しずつ注ぎます。少しずつ頭全体を傾け、反対側の鼻の穴から洗浄液を流しだします。3)口を閉じると、食塩水が喉に入って流れ込んでしまうため必ず口を開けて行います。お湯の量が半分になったら、反対側に顔を向けて同様に。鼻うがい後は、ティッシュで片鼻を押さえながら鼻をそっとかむ要領で洗浄液と空気を出します。鼻の粘膜がクリーニングされると、気になっていたムズムズやグズグズ感が速やかにすっきり。ただし、間違った使い方をしてしまうと別の炎症を招いてしまうことがあるので以下の点に注意して行ってください。“鼻うがい”時に気をつけたいこと・わずかでも細菌などを含んでいる可能性のある水道水は使わない。・一度湧かしてぬるめに冷ました白湯を使う。・使用する白湯は清潔な容器に保存、24時間以内に使い切る。・手や器具は洗って乾いた状態から行う。・鼻うがい後は、粘膜や鼓膜を傷めないよう思いきり鼻をかまない。・就寝2時間前には洗浄を行わない。・蓄膿症などの耳鼻疾患がある方は行う前に専門医に相談を。水道水に含まれるわずかな細菌は、飲用の場合は胃酸で死滅しますが、湿度のある鼻腔に入るとそのまま残って大きな炎症を招いてしまうことがあるそう。また、鼻うがい後すぐに横になってしまうと、洗浄液が完全に排出されずやはり鼻腔内に残ってトラブルの素になるため、ベッドに入る直前は避けましょう。ナチュラルレメディ(自然療法)はあくまで自分の体に本来備わっている治癒力を応援するもの。自己流で行って炎症を悪化させてしまっては台無しなので、作法をふまえ、体の声を聞きながら取り入れたいですね。
2015年02月06日MSDの「花粉なう」2015年2月2日、MDSは同日、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」を開設したことを発表した。花粉飛散予報毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉量を5段階で、飛散している花粉の種類(スギやヒノキなど)を7パターンで提供。自分の住居や出かける際での花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することが可能。掲載期間は2015年2月~5月。パソコンあるいはスマートフォンで閲覧可能となっている。花粉なう「花粉なう」はMSDが提供する花粉症・アレルギー性鼻炎に関する情報提供サイト。コンテンツには、「花粉症 症状ちぇっく」、「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」、「花粉飛散予報」、「花粉温度なう!」、「病医院検索」がある。「花粉症 症状ちぇっく」は自分自身の症状を確認することにより、医療機関で医師と相談するときに役立つ。「花粉症道場」ではクイズに答えることで、ゲーム感覚で知識が得られ、「花粉症の基礎知識」はその解説。「花粉飛散予報」が今回オープンしたもの。「花粉温度なう!」花粉飛散の開始を1月1日の累積気温で推計。累積気温が摂氏400度が飛散開始の目安といわれている。2015年2月1日までの累積温度は摂氏330度。「病医院検索」では花粉症について相談できる医療機関の情報を住所、最寄り駅名、郵便番号などから検索可能。(画像はプレスリリースより)【参考】・MSDプレスリリース
2015年02月05日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、日本医科大学大学院医学研究科 眼科学分野の高橋浩教授が「眼科からの花粉症予防と対策」との題で講演し、目のアレルギーや治療薬、花粉症患者の目のケア方法などについて解説した。○花粉症とは季節性アレルギー性結膜炎のことそもそも花粉症とは、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患のことであり、特にそのアレルギー症状は目と鼻で起こりやすい。目のアレルギーには、即座に反応が出るものに「季節性アレルギー性結膜炎」と「通年性アレルギー性結膜炎」があり、やや時間をおいてから反応が出るものに「アトピー性角結膜炎」「春季カタル」などがある。いわゆる花粉症は、「季節性アレルギー性結膜炎」に該当する。その症状はかゆみや充血、流涙などがあるが、花粉症シーズンにこれらの症状が出ているからといって、自分で季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と決めつけるのは危険だと高橋教授は話す。「花粉症はいろいろなアレルギー性結膜炎の一つにすぎません。(発症の)原因はダニ(による通年性アレルギー性結膜炎)で、それがたまたま時期が(花粉シーズンと)重なっただけかもしれません。これらの(かゆみ、充血などの)症状を見て花粉症と決め付けるのは早いです」。高橋教授によると、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と同じような症状を呈する結膜炎が他にもあるそうで、その代表的なものが『ウイルス性結膜炎』、いわゆる『はやり目』だという。花粉症だと思い込んで生活していると、周囲に感染させてしまうなど、思わぬ"被害"を与える可能性もある。季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)かウイルス性結膜炎かはっきりと判明するまで、注意が必要だと高橋教授は警鐘を鳴らした。○万全の予防策をしても、すべての花粉は防げない少しでも花粉症の症状を和らげるためには、予防やセルフケアが大切だ。■帽子を着用する■めがね、または花粉症用ゴーグル型めがねを着用する■マスクを着用する■スカーフを着用する■髪をまとめる■凹凸のない素材の衣服を着用するこれらの予防策をとるのが好ましいが、高橋教授は花粉による曝露(ばくろ)を100%防ぐことはできないと指摘。どれだけ予防策を講じても、すべての花粉をシャットアウトすることは不可能だと覚えておこう。治療に関しても解説してくれた。眼科では季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)の治療には、肥満細胞安定薬と抗ヒスタミン薬を用いるのが通例。それでもどうしてもかゆみが治まらない場合は、ステロイドを使用することもある。肥満細胞安定薬は効果が出るまでに時間がかかるため、「花粉が飛び始めたら点眼するのが良い」と話した。一方の抗ヒスタミン薬は、かゆみへの即効性に優れるのが特徴だ。最近はこの2つの要素を備えたものも多いので、点眼薬選びの参考にするのもいいだろう。○過度の洗眼・点眼がさらなる危険を招く恐れも最後に、高橋教授は季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)に悩む人に知っておいてほしいことについても言及した。ドライアイは花粉症を悪化させるアレルギー性結膜炎に負けないくらい患者が多いと言われているドライアイ。ドライアイとアレルギー性結膜炎は似たような症状が出るが、両者は互いに「負の相互作用」がある。すなわち、ドライアイがアレルギー性結膜炎を悪化させ、アレルギー性結膜炎がドライアイを悪化させる。どちらにも該当するという人は注意が必要だろう。過度の洗眼・点眼は危険過度の目洗いは、目を閉じた状態からパッと目を開いた際に目元に現れる「涙の膜」の維持機能を低下させる恐れがある。この涙の膜の維持機能が低下していくと、涙の量は普通でもドライアイの症状が出てくる。「曝露(ばくろ)されてしまった目の花粉を取り除くという考え方は正しいですが、やりすぎはよくないです」。洗う際には防腐剤なしの人口涙液がお薦めだという。同じく過度の点眼にも注意が必要で、使用する点眼薬は防腐剤なしのものがいいとのこと。2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼をしないコンタクトレンズはさまざまな成分を吸着する。花粉が吸着されていることもあるし、点眼薬が吸着されていることもある。1dayタイプやハードコンタクトの上から点眼しても大丈夫だが、2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼するのは避けるようにしよう。○花粉シーズンを快適に過ごすための努力を花粉症の症状がひどくなると、意識が目や鼻にばかりいってしまい仕事や家事に集中できなかったり、倦怠(けんたい)感やだるさに悩まされたりする。ただ、高橋教授が解説してくれたように、点眼や洗眼など「目のために良いだろう」と花粉症患者が思ってやっていることが、実は自身の目をさらなる危険にさらしている可能性もある。それでは元も子もない。自身の目のケア方法に不安や疑問がある場合は、しっかりと医師に相談した上で、少しでも花粉シーズンに快適に過ごせるよう、努めてもらいたい。
2015年02月05日カリフォルニア くるみ協会はこのほど、カリフォルニア大学が実施した「くるみの摂取と認知機能に関する調査」の結果を明らかにした。同研究は、くるみの摂取と認知機能に関する初の大規模代表分析で、アメリカの全国健康栄養調査(NHANES)のさまざまな調査から利用可能なすべての認知データを取り入れた。今回は20歳以上の成人を対象としている。研究を実施したのは、同学のロサンジェルス校デイヴィッド・ゲフィン医科大学院のレノア・エイラブ博士と共同研究者のアルフォンソ・アング博士。これまでの動物試験によって、一日に無理のない摂取量(13g)で神経保護の効果が示されている。同研究は、マウスモデルのアルツハイマー病の進行抑制、予防といった有益な効果の可能性を含め、認知機能障害の軽減や全体的な脳の健康に対するくるみの効能に関する研究を補強するものとして行った。今回、6種類の認知機能検査を行った結果、くるみ摂取量の多い被験者が有意な好成績を示すことが明らかとなった。年齢や性別、民族を問わず、くるみを摂取した被験者の認知機能(記憶力、集中力、情報処理速度など)が一様に向上。エイラブ博士は「これまでの動物試験の結果が強力に裏付けられることが判明したのは素晴らしいことです」とコメントしている。くるみには、認知機能保護の寄与因子の可能性がある有効成分が豊富に含まれている。さらにくるみは、心臓と脳に対する保健効果を持つ植物性オメガ3脂肪酸である「アルファ・リノレン酸(ALA)」も多く含む。
2015年02月04日