2016年より日本各地で巡回している、アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの原画展『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』が、9月29日(日)から11月24日(日)まで練馬区立美術館にて開催される。『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本で知られるエドワード・ゴーリー(1925〜2000年)。アイロニカルで少し不気味な世界観、古語や造語、押韻などが散りばめられたテキスト、繊細なモノクロームの線描で描かれた個性的で不思議な人物たちが登場する作品を数多く発表する一方で、エドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術など、幅広い創作活動でも知られている。同展は、そんなゴーリーの世界観を、原画を中心に資料や書籍などを加えた約350点でひも解いていくもの。第1章「主著:ゴーリーによるゴーリーの世界」では、ゴーリー自身がテキストとイラストの両方を手がけた『うろんな客』をはじめとする代表作33点を紹介。第2章「イギリスのナンセンス詩や文学とゴーリーの挿絵」では、ゴーリーが装丁や挿図を手がけた詩集や小説などの文学作品約80点を取り上げる。そして、第3章「ゴーリーの多様な創作と舞台美術」では、バレエのポスターや舞台・衣装デザインなど、舞台美術にまつわる仕事を紹介する。世界各国を巡回してきた貴重な原画・草稿・書籍などは、この機会にぜひ見ておきたいところ。ゴーリーの多彩な制作活動をたどることで、謎に満ちた優雅な秘密を垣間見ることができるかもしれない。【開催情報】『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』9月29日(日)〜11月24日(日)練馬区立美術館にて開催※月曜休館/10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)、11月5日(火)は閉館【関連リンク】練馬区立美術館( )《不幸な子供》1961年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《ギャシュリークラムのちびっ子たち》1963年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《キャッテ ゴーリー No.19》1972年挿絵・原画紙、ペン・インク・水彩・鉛筆個人蔵《輝ける鼻のどんぐ》1969年挿絵・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託《キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科》1982年表紙・原画ペン・インク・紙エドワード・ゴーリー公益信託
2019年09月29日イギリスのアーティスト、スティングが10月に2年ぶりとなる来日公演を開催する事が決定した。今年、バンド時代、そしてソロになってからの名曲の数々を、現在の視点でアップデートしたアルバム『マイ・ソングス』をリリース。今回の来日公演は同作を携えて行われる。スティングは1977年にロックバンド、ポリスを結成。『シンクロニシティ』などのヒット作を発表。1983年のバンド活動休止後、1985年にソロとして活動を開始。1999年に発表した『ブラン・ニュー・デイ』は、第42回グラミー賞で2部門を受賞している。チケット発売の詳細は後日発表予定。■STING(スティング)来日公演10月7日(月) 福岡国際センター(福岡県)10月9日(水) 幕張メッセ 7・8ホール(千葉県)10月10日(木) 幕張メッセ 7・8ホール(千葉県)10月12日(土) ゼビオアリーナ仙台(宮城県)10月15日(火) 丸善インテックアリーナ大阪(大阪府)
2019年07月08日展覧会「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」が、2019年9月29日(日)から11月24日(日)まで、東京・練馬区立美術館にて開催される。エドワード・ゴーリーとはエドワード・ゴーリーはアメリカの絵本作家。学生時代に美術や文学・舞台芸術など様々な分野の造詣を深めた絵本作品は、幻惑的な物語をモノクロをメインカラーに、繊細な線で描かれる。まるで謎解きの様なストーリー仕立ての作品には、少し不気味な雰囲気とたくさんのユーモアが詰まっている。また、絵本のみならず、舞台芸術の衣装や舞台デザイン、ポスターなど幅広い作品を制作。ディズニーのアニメ映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のティム・バートン監督など、たくさんの芸術家や文化人に影響を与えてきた。“不気味”な絵本の代表作33点本展は、そんなエドワード・ゴーリーの作品世界を紹介する原画展。原画をはじめ、資料や書籍など、約350点の貴重な作品が展示される。ゴーリーは、自身でテキストとイラストの両方を手掛けた本を「主著(Primary Books)」と呼んだ。会場には、ゴーリーが手掛けた主著の中から、日本でも翻訳出版された人気の絵本「うろんな客(The Doubtful Guest」や「ギャシュリークラムのちびっ子たち」「不幸な少女」など、33点の代表作をピックアップし紹介。イラストだけでなくタイトルやロゴなど細部からも、ゴーリーの思索が感じられる。ミュージカル「キャッツ」原作の挿絵など主著と並ぶゴーリーの代表作が、小説の挿絵や装丁といった文学作品。世界的に有名なミュージカル『キャッツ』の原作『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』には、ゴーリーの猫への愛情が感じられるイラストが描かれている。また、舞台芸術や様々な書籍のタイポグラフィーなど、本以外の作品も紹介。数多くのアーティストの創作の源泉とも言われる作品世界を会場で体感してみては。【詳細】エドワード・ゴーリーの優雅な秘密会期:2019年9月29日(日)~11月24日(日)会場:練馬区立美術館住所:東京都練馬区貫井1丁目36−16休館日:月曜日 ※ただし、10月14日(月・祝)・11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)・11月5日(火)は休館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)※一般以外の人(無料・割引対象者)は、年齢等の確認できるものを持参。
2019年06月10日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ロック界の生きるレジェンド、スティングのニュー・アルバム『マイ・ソングス』をピックアップ。アラ還世代には懐かしい名曲がスティング自らの手で再構築され、セルフ・カバーされました。■『マイ・ソングス』(5月24日発売。スティングがポリスとスティング名義のヒット曲を現代的にセルフ・カバー。日本盤ボーナス・トラック1曲収録<全20曲>。発売:ユニバーサルミュージック合同会社)スティングといえば、言わずと知れた「ポリス」のフロントマンで、ソロシンガーとしても活躍。2月の第61回グラミー賞では、レゲエ界のカリスマ、シャギーとコラボしたアルバムが最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞するなど、67歳となったいまも現役バリバリ。記者の私見では、その衰え知らずの肉体美も長年女性ファンを魅了してやまないのではないか、と。さて、気になる収録曲は、グラミー賞を受賞した『ブラン・ニュー・デイ』で始まり、『見つめていたい』『孤独のメッセージ』『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』などポリスとソロ名義のヒットナンバーが全20曲。映画『レオン』の『シェイプ・オブ・マイ・ハート』と聞けば、「あの曲で泣いた!」という人もいるはず。先日、ある番組で『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』に出てくる歌詞“リーガル・エイリアン(合法的な外国人)”について、「移民が社会にもたらすのは多様性だ」と語るスティングを見ました。排他的な風潮の現代に、ぜひ深堀りして聴きたい1枚です。
2019年05月27日ゴールデンウィークや夏休みは、ゴーカートで遊ぼう!お子さんと一緒に楽しむのもよし、友人と楽しむのもよし!今回は、〔アソビュー〕で見つけた関東のおすすめスポット3選をご紹介します。それぞれの施設の魅力についてまとめたのでチェックしてみてくださいね♪子どもから大人までワクワクできる!ゴーカートって子どもが遊ぶイメージが強いのかも?実は、大人も楽しめちゃう本格的なサーキット場もあるのです!晴れた青空の下、勢いよく走って爽快気分を味わえますよ♪服装は、長袖長スボン、スニーカーなどの運動靴で安全に楽しみましょう。大人もついつい熱中してしまうこと間違いなしのおすすめスポットをさっそく紹介していきます!【千葉県】〔茂原ツインサーキット〕千葉県にある〔茂原ツインサーキット〕は、都内からも比較的アクセスしやすいことが魅力!東西にコースが分かれており、西のコースは初心者でも楽しめるコースとなっています。レストランも併設されているので、のんびり休憩をとることもできますよ♪おすすめは、ひとりでも楽しめるフリー走行プラン。12歳以上で身長が150cm以上の方が対象となります。レーサー気分になって風を切って走れば、気分スッキリ!〔茂原ツインサーキット〕では、本格的なバイクやカートのイベントが開催されています。イベントを見に行くだけでも十分楽しめそう!イベントの詳細などは、公式サイトをご確認ください。●施設名称:茂原ツインサーキット●住所:千葉県茂原市台田640〔茂原ツインサーキット〕の詳しい情報・プランはこちら【栃木県】〔グランデ・イソーラ〕栃木県の〔グランデ・イソーラ〕は、1周365mのコースを楽しめる、カート専用サーキット場です。シンプルなコースでみんなとタイムを競い合う、ワクワク気分を味わうことができますよ!カートが初めての方から経験者まで、誰でも楽しめる施設となっています。〔グランデ・イソーラ〕なら、4歳以上からゴーカートに乗ることが可能!スタッフさんが誘導しながら走るので安心。小さなお子さんと一緒に楽しめます♪緑に囲まれた、自然溢れる環境も魅力です。ゴーカートで遊んだあとは、温泉で旅の疲れを癒やす……なんてことも♪周辺の鬼怒川や日光などを観光できるのもうれしいポイントです!●施設名称:〔グランデ・イソーラ〕●住所:栃木県日光市小佐越333〔グランデ・イソーラ〕の詳しい情報・プランはこちら【茨城県】〔イタコモータースポーツパーク〕〔イタコモータースポーツパーク〕は、茨城県にあるJAF公認のサーキット場です。対象年齢は、15歳以上の高校生から、身長の目安は150cm以上となります。初心者の方も気軽にレーシングカート体験ができますよ♪はじめての方は、走行前に初心者講習があるので、安心してゴーカートに乗ることができます!ヘルメットとグローブもレンタル可能です。●施設名称:イタコモータースポーツパーク●住所:茨城県潮来市大生804〔イタコモータースポーツパーク〕の魅力は、気軽に本格的なレースが楽しめるということ。タイムの測定ができたり、表彰式付きのプランもあったり!4名から利用可能な1時間の貸切プランもあるので、気になる方は公式サイトもご確認ください。〔イタコモータースポーツパーク〕の詳しい情報・プランはこちらゴーカートに乗って気分爽快!今回は、〔アソビュー〕で見つけた、ゴーカートで遊べる関東のスポット3選をご紹介しました。小さなお子さんと一緒に遊べる施設や、本格的なレースが気軽にできる施設など魅力がたくさん。周辺の観光と一緒に楽しむのも面白そうですね♪おでかけ部では今後もおすすめのスポットを随時ご紹介していきますので、そちらもお楽しみに!※掲載している情報は2019年4月中旬時点のものです。臨時休業、施設移転などが発生する場合がありますので、おでかけの前には各施設公式サイトにて、最新情報をご確認の上おでかけください。
2019年04月22日『マンマ・ミーア!』の続編として、メリル・ストリープやアマンダ・セイフライドほか、前作のオリジナルメンバー勢揃いで贈る『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』。この度、本作から日本オリジナル版となる本予告映像と、世界で唯一、母と娘の絆を感じさせる日本オリジナルポスタービジュアルも到着した。前作のその後の物語と、メリル演じるドナが、アマンダ演じるソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、過去と現在を行き来し、そこからどのように現在に繋がっているのかが描かれていく本作。今回公開された予告編では、「ママと(パパたち)の出会いは?」というソフィのひと言で、舞台は母ドナの青春時代へ。スーツケースを手に世界へと飛び出した若きドナ(リリー・ジェームズ)が、若き日の“三賢人”サム、ビル、ハリーと出会い、この出会いからすべてが始まり、いまへ、そして未来へと続く様子が描かれていく。もちろん本映像には、約35年ぶりに再結成したことでも話題となった「ABBA」の名曲、「マンマ・ミーア」「ダンシング・クイーン」、そして「恋のウォータールー」が流れ、母から娘へ、娘からそのまた娘へ受け継がれる深い愛と絆の物語をより一層盛り上げている。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は8月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年06月07日ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の続編である『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が、2018年8月24日(金)に公開される。ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』映画『マンマ・ミーア!』は、スウェーデンのポップ・グループ「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化作品。2008年に公開されて以来、“ミュージカル映画史上No.2ヒット”と言われている映画だ。花嫁のソフィ(アマンダ・セイフライド)が、「ヴァージンロードをパパと一緒に歩きたい」と、シングルマザーのドナ(メリル・ストリープ)に内緒で、結婚式に自分の父親かもしれない母親の元恋人3名を招待したことで巻き起こる大混乱を描いたミュージカル・ラブコメディとなっている。前作のその後&ドナの青春時代を描く10年ぶりに誕生した待望の続編では、前作のその後の物語に加え、ドナがソフィの父親候補3名と出会った青春時代を描く。イギリスの名門大学・オックスフォード大学の1979年の卒業式からストーリーが展開される。過去と現在を行き来し、そこからどのように現在に繋がっているのかが明らかになっていく。ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、ABBAの「ダンシング・クイーン」をはじめとおなじみの名曲と、前作とはまた違う楽曲の数々が加わり、新しい物語が紡がれる。『マンマ・ミーア! 』のキャストが再集結前作に続き、ドナ役にはアカデミー賞受賞のメリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドとドミニク・クーパーはそれぞれソフィ役とスカイ役を演じる。そしてソフィの父親候補であるサム、ビル、ハリーは、5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン、『ドラゴン・タトゥーの女』『アベンジャーズ』のステラン・スカルスガルド、そして『キングスマン』シリーズのコリン・ファースが演じる。新キャストにリリー・ジェームズそして、新キャストとして若きドナ役に抜擢されたのは、『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』などに出演してきたリリー・ジェームズだ。なお、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のオープニングはリリーを中心とした元人気ロックバンドトリオ“ドナ&ザ・ダイナモス”の若かりし頃の様子からスタート。学生生活を終え、未来に向かって希望に満ち溢れる彼女たちは、「ABBA」のヒットナンバー「When I Kissed The Teacher」を全身全霊で表現するそうだ。若き日の父親候補たち父親候補であるサム、ビル、ハリーの若き日を演じるのは、ジェレミー・アーヴァイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー。また、ソフィの祖母として歌手のシェールが出演するほか、役柄は定かではないがアンディ・ガルシアも決定している。【詳細】『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』公開日:2018年8月24日(金)監督・脚本:オル・パーカー原案:キャサリン・ジョンソン、リチャード・カーティス、オル・パーカー製作:ジュディ・クレイマー、ゲイリー・ゴーツマン製作総指揮:ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、 フィリダ・ロイド、リチャード・カーティス、ニッキー・ケンティッシュ・バーンズキャスト:メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、ドミニク・クーパー、アマンダ・セイフライド、クリスティーン・バランスキー、リリー・ジェームズ、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、ジェレミー・アーヴァイン、アレクサ・デイビーズ、ジェシカ・キーナン・ウィン、アンディ・ガルシア、シェール全米公開:2018年7月20日(金)原題:MAMMA MIA! HERE WE GO AGAIN
2018年01月28日大ヒット映画『マンマ・ミーア!』の公開から10年。この続編となる『Mamma Mia! Here We Go Again』(原題)が、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』の邦題で8月24日(金)より日本公開されることが明らかに。あわせて本作の特報映像と場面写真も到着した。結婚式を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)が、父親とバージンロードを歩くため、母のドナ(メリル・ストリープ)内緒で、結婚式に自分の父親かもしれない母親の元恋人3人を招待したことで巻き起こる大混乱を描いた前作。今作ではその後の物語と、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に過去と現在を行き来し、そこからどのように現在に繋がっているのかが描かれていく。また、メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライドらが続投するほか、新たにリリー・ジェームズ、アレクサ・デイビーズ、ジェレミー・アーヴァインらが出演する。公開された特報映像では、妊娠したソフィが島に戻り、ロージー(ジュリー・ウォルターズ)やターニャ(クリスティーン・バランスキー)と再会するところからスタート。そして出産を不安がるソフィに、女手一つでソフィを育て上げたドナの昔話を始める…。若きドナ(リリー・ジェームズ)とサム(ジェレミー・アーヴァイン)・ビル(ジョシュ・ディラン)・ハリー(ヒュー・スキナー)それぞれの出会いが描かれ、映像ラストには、シェール演じるソフィの祖母も登場。歌にダンスに、心躍る映像となっている。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は8月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月25日イギリスのアーティスト、スティングが6月6日(火)・7日(水)東京・日本武道館、10日(土)大阪・大阪市中央体育館で6年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】昨年11月にリリースしたアルバム『ニューヨーク9番街57丁目』のリリースツアーとなる同公演。ロックバンドを従え、最新作はもちろん、ポリス時代のヒット曲も披露される予定。さらに、息子のジョー・サムナーがスペシャル・ゲストとして参加する。スティングは1977年にロックバンド、ポリスを結成。『シンクロニシティ』などのヒット作を発表。1983年のバンド活動休止後、1985年にソロとして活動を開始。1999年に発表した『ブラン・ニュー・デイ』は、第42回グラミー賞で2部門を受賞。最新作『ニューヨーク9番街57丁目』は2003年リリースの『セイクレッド・ラヴ』以来となるロックアルバムに仕上がっている。チケットの一般発売は2月4日(土)午前10時より。■「STING57TH&9TH TOUR」6月6日(火)日本武道館(東京都)6月7日(水)日本武道館(東京都)6月10日(土)大阪市中央体育館(大阪府)
2017年01月16日イギリス出身アーティストのスティングが、5日(22:00~23:09)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』に初出演。SMAPとパフォーマンスを繰り広げる。今回はスティングは、SMAPとともに、新曲「I Can’t Stop Thinking About You」と、ポリス時代の世界的ヒット曲「見つめていたいEvery Breath You Take」を披露。この日は、久保田利伸もゲストに迎え、SMAPとともにあの名曲を歌う。
2016年12月02日イギリス出身アーティストのスティングが、29日に放送される日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』2部(毎週月~金曜9:30~)に生出演することが22日、明らかになった。スティングは今月発表された、ニューアルバム『ニューヨーク9番街57丁目』のプロモーションのため、約6年ぶりに来日予定。この来日後最初のテレビ出演が、『スッキリ!!』となった。スティングが日本の朝の情報番組に生出演するのは、これが初めてとなる。番組では、今月8日の放送でスティングにインタビューし、来日の際にはスタジオでライブを披露してほしいとダメもとでお願いしていたが、スティングは「やってもいいよ。夜は寝ないで、そのままスタジオにお邪魔するよ」と返答。スティングの大ファンでもあるMCの加藤浩次も興奮していた。なお、スティングは同日(19:00~)に放送される同局系の大型音楽特番『ベストアーティスト2016』にも出演する。
2016年11月22日12日(現地時間)、フランス・パリの劇場「バタクラン」が多くの犠牲者が出た昨年11月の同時多発テロ事件以来、1年ぶりに営業を再開。スティングがライブを行った。ライブの冒頭、スティングは聴衆に「まず、1年前のテロで命を落とした人々を思い出そう。そして、この歴史ある会場が示す生命と音楽を祝福しよう」とフランス語で語りかけ、「彼らのことを忘れない」と1分間の黙祷を捧げた。昨年11月13日(現地時間)に起きたパリ同時多発テロ事件で、バタクランはアメリカのバンド「イーグルス・オブ・デス・メタル」のライブ中に襲撃され、89名の死者が出た。約1年間の改修工事を終えたバタクランの定員は1,497人。発売されたチケット1,000枚は30分でソールドアウト、約500枚分で犠牲者の家族らが招待された。会場には心理学者やカウンセラーも待機していた。当日、会場には「イーグルス・オブ・デス・メタル」のメンバー、ジェス・ヒューズも献花に訪れたが、バタクランの支配人のジュール・フルト氏に入場を断られた。ジェスは今年3月、事件にバタクランのイスラム教徒スタッフが関与した可能性があるとコメントし、フルト氏は「世の中には許せないことがある。彼は2か月おきに虚偽の話を繰り返す。私たちの警備員を共犯だと告発するなんて、どうかしている。もうたくさんだ」と、彼の入場を拒否したと語った。一方、「イーグルス・オブ・デス・メタル」のマネージャーは「ビルボード・マガジン」に、「ジェスは確かにパリにいましたが、それは家族や友人、ファンたちと1年前の悲劇を追悼するためでした」とコメント。ジェスは最初から劇場に入場するつもりはなかったとして、フルト氏が嘘を喧伝していると非難した。バタクランでは今後、ピート・ドハーティ、ホンダ ステップワゴンのCM曲や坂本龍一とのコラボレーションでも有名なセネガルのユッスー・ンドゥールなどのライブを予定している。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月14日シナモンロール専門店のシナボンとスニッカーズがコラボレーションしたスイーツ「スニッカーズ・ロール・オン・ザ・ゴー」が登場。2016年12月下旬までの期間限定で発売されていたが、好評につき2017年1月中旬まで延長が決定した。「スニッカーズ・ロール・オン・ザ・ゴー」は食べやすく一口大にカットされた、もちもちと柔らかな食感のシナモンロールに、スニッカーズをトッピングしたもの。ほんのりシナモンを感じる、キャラメルとチョコレート、ピーナッツのリッチな味わいが特徴だ。オーダー毎に温めて、アツアツで提供されるそう。単品以外に、4カップ入りのパーティパックスも用意されるので、手土産にもぴったりの一品となっている。【詳細】スニッカーズ・ロール・オン・ザ・ゴー販売期間: 2016年11月1日(火)〜2017年1月上旬 ※販売期間延長価格:単品 420円 / パーティパック1,680円販売店舗:・単品&パーティパック六本木店・原宿店・二子玉川ライズS.C.店・コクーンシティ店・単品アトレ吉祥寺店・ららぽーとTOKYO-BAY店
2016年10月23日テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」と、新しい仲間の「ちんじゅうみん」が、22~24日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われるライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2016」(ドリフェス)の公式応援キャラクターに就任した。ちんじゅうみんは、ゴーちゃん。の新しい仲間たち。12キャラを代表して、今年の夏に行われたテレ朝夏祭りの会場で投票1位を獲得した「モッフン」が、ゴーちゃん。と「ドリフェス」のステージに登場する。今回、ゴーちゃん。は、ツイッターで応募されたアーティストへのメッセージを、楽屋に直接届ける役も。ゴーちゃん&ちんじゅうみん(@gochan_V)のツイッターアカウントをフォローし、「#お届けゴーちゃん」と「#アーティスト名」をつけて応援メッセージをツイートすると応募でき、20日まで受け付けている。また、ゴーちゃん。&ちんじゅうみんの新たな短編アニメを制作。バラエティ番組『学校へ行こう!』で人気だったCo.慶応が手がけた応援ラップを披露しており、イベント当日の会場のほか、YouTubeで配信されている。「テレビ朝日ドリームフェスティバル2016」出演アーティストは、22日が、GLAY、SCANDAL、高橋優、T.M.Revolution、back number、BLUE ENCOUNT。23日が、いきものがかり、エレファントカシマシ、PUFFY、V6、星野源、レキシ。24日が、EXILE THE SECOND、三代目J Soul Brothers。(C)2011 2015 tv asahi・SANRIO
2016年10月14日パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社(以下、ディオール)から、”永遠美人肌”を叶える、新ロングラスティング ファンデーションのディオールスキン フォーエヴァーを5月20日(金)より全国にて新発売。アクティブで忙しいけれど、美を妥協したくない現代女性のために生またこのファンデーション。ベース、フルイド、ルースパウダーの3ステップで、軽やかに完ぺきな美しい肌が16時間*持続するのが特徴。メイクアップアーティストが施したようなプロの仕上がりを簡単に叶えるスポンジも合わせて新発売。ディオールスキン フォーエヴァーは、軽いのにロングラスティング、自然な仕上がりときちんと感が両立できる次世代フェイス メイクアップとして、美人オーラを醸し出すフレッシュでルミナス マットな”永遠美人肌”をお届けする。*データ取得済み (パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社調べ。)ディオールスキン フォーエヴァーフルイド軽やかなヴェールで、ファンデーションをぴったりと密着させる メイクアップベース。SPF20/PA++ 30mL 全1色 5,400円■バックステージ ブレンディング スポンジ(別売り)フルイド ファンデーションのためのプロフェッショナルツール1,000円ディオールスキン フォーエヴァー&エヴァー ベース軽やかなヴェールで、ファンデーションをぴったりと密着させるメイクアップベース。SPF20/PA++ 30mL 全1色 5,400円ディオールスキン フォーエヴァー コントロール ルース パウダー毛穴を消し、透明感を生む、ふわりと軽いルースパウダー。6,200円※全て本体価格「永遠美人肌体験」実施中全国のディオール店舗にて「ディオールスキンフォーエヴァフルイド」のサンプルをプレゼント。※数に限りがございますので、終了の際はご了承ください。▼カスタマーサービス(電話)03-3239-0618
2016年05月19日小学館は、漫画雑誌『コロコロアニキ』にて連載中の4作品を、「コロコロアニキコミックス」として15日に発売する。ラインナップは、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の新シリーズ『レッツ&ゴー!!Return Racers!!』①、『つるピカハゲ丸』の作者・のむらしんぼが描く「コロコロ」を創った漫画家と編集者の物語『コロコロ創刊伝説』①、『あまいぞ!男吾 傑作選』①、『フューチャーカードバディファイト ダークゲーム異伝』①の4タイトル。『レッツ&ゴー!!Return Racers!!』は、コミックス限定ミニ四駆「Zウイニングマグナム ゴールデンメタリックver.」が同梱された豪華版も同時発売される。また、同じく15日には『コロコロアニキ』最新号となる第5号も発売。漫画、付録、グラビアで高橋名人を大特集するほか、付録としてビックリマン史上初でアニキ限定となる憧れの実物ヘッドシール「ブラックスーパーゼウス」が付属する。
2016年03月15日男子大喜び!もちろん女子も楽しい本格ゴーカート。カオヤイでおススメのアクティビティの一つがこのゴーカート。筆者は、ゴルフをしない男友達が遊びに来た時などに良く連れて行く。遊園地の緩々走るゴーカートと一緒と思ったら大間違い!270㏄のカートは、最高速度時速40キロほど(現地スタッフ情報)。生身で地面スレスレの高さで感じる40キロは結構速い!カーブではしっかりGがかかるし、下手すると翌日は腕が筋肉痛。大の大人も十分に楽しめるアトラクションなのだ。チケットを購入して、乗車!!カウンターでチケットを買うと、まず「一応」免責事項の書類にサインするように言われる。そして、紙のキャップをもらってかぶり、その上にヘルメットをかぶる。衛生面も一応気遣っている。服装はできれば長ズボンが望ましいが、特に細かいことは言われない。靴はサンダルやハイヒールは不可。30バーツで靴下付で靴を借りることもできるけれど結構ボロイ靴なのでできれば自前で準備した方が〇。準備が出来たら、係員の指示に従ってカートに乗り込み、スタート。約10分経つと係員が「Final Lap」の旗を振るので、一周してスピードを落としてからピットに戻る。カートの操作そのものは簡単。ブレーキとアクセルのみ。ゆっくり走れば特に難しいことも危ないこともない。自信が付いたら、スピードを出して、いかに上手にカーブを曲がるか...いかに他の走者を追い抜くか、と考えているうちにあっという間に10分が経ってしまう。休日で混んでいるときに少人数で行くと、他の組と一緒に走るように言われることもある。大人数の方が追い越しの楽しみはあるから、他の組に混ざるのも楽しい。身内だけで楽しみたい場合や初心者で怖い場合は善処してもらえる。タイらしくそこは臨機応変。ゴーカート利用料は、約10分/回で1人370バーツ(約1,300円)、5枚回数券が1,700バーツ(約6,290円)、10枚回数券が3,000バーツ(約11,100円)とお得になるので、大人数でシェアしたり複数回乗る場合は賢く利用したい。ちなみに、バンコク、パタヤにもゴーカートはあって、昔行ったこともあるが、ラップタイムを測って最後にプリントアウトしてくれたような記憶がある。ここ、カオヤイでは、ラップタイムは誰も測ってくれない。ただ友達との駆け引きや自分で運転しての手ごたえを楽しむ。どうしてもタイムを測りたかったらストップウォッチ持参でやるしかない。子連れでも楽しめる子供用の100㏄カート(320バーツ=約1,100円)や、子供を横に乗せられる二人乗りカート(590バーツ=約2,100円)もあるので子供連れでも楽しめる。バギー(390バーツ=約1,400円)でバギー専用コースを走るのもあり。小さい子供はお願いすれば、大人が乗っている間、面倒を見ていてくれる。また、隣に小さな牧場が隣接していて、羊や牛などの動物に餌をあげることもできるので、子連れでも十分楽しめる。簡単な軽食を出すカフェもあるので、休憩しながらゆっくり過ごすこともできそう。。※日本円表記は、2015年3月9日現在の為替レートに準じます。
2015年03月09日東京都・銀座のヴァニラ画廊では、「ゴーリー・ライブラリー/Gorey Library」展を開催している。開催期間は2015年1月10日まで(12月31日、1月1日は休廊)、開場時間は12:00~19:00(最終日は16:30まで、最終入場は30分前まで)。入場料は1,000円(パンフレット付き)。同展は、世界各国でカルトな人気を得ている絵本作家、エドワード・ゴーリーの作品を、ゴーリー作品のコレクターであり、研究者である濱中利信のコレクションによって紹介するもの。2回目となる今回は、ゴーリーの「本作り」にスポットを当てている。ゴーリーは自身の作品でさまざまな試みを行っており、飛び出す絵本やパラパラ漫画、分割されたページを組み換えることで何百通りのストーリーが楽しめるものなど、さまざまな仕かけを施した作品を展示。ブックデザイナーとしての一面を見ることができる。なお、濱中利信は1961年東京生まれ。1976年、「ミステリマガジン」(早川書房)掲載の「オードリー・ゴアの遺産」で初めてゴーリーの作品を目にして以降、書籍に始まり、原画・版画・ポスターなどの紙モノに限らず、人形・ピンバッヂなどのグッズ類までを収集しつづけている。主な著作に、「エドワード・ゴーリーの世界」(河出書房新社)など。
2014年12月24日東京・六本木の森美術館で5月31日から8月31日まで、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」が開催される。「ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者 )」とは、英語が不自由な両親の橋渡しとして様々な用務をこなす移民の子供達のことを指す言葉。19世紀後半のニューヨークで貧しい移民の暮らしを取材した写真家のジェイコブ・A・リースが作り出した。本展では、異なる文化の間、現実と想像の世界の間など、“様々な境界を自由に往き来する”子供の性質に注目し、より多様な価値が共存する新たな世界への可能性を模索。世界各国のアーティスト26組の作品を通して、政治、文化、家族など子供を取り巻く環境や諸問題に目を向ける。見所は貴重な歴史資料の数々。アメリカのフォトジャーナリズムの草分けでもあるリースらによる、19世紀末から20世紀初頭の写真や、第二次世界大戦中にカリフォルニア州の日系アメリカ人収容所の様子を写した宮武東洋の写真などが並ぶ。国際的に活躍するアーティスト達の日本初公開作品も多数登場。2009年のベネチアビエンナーレでオランダ館を代表した映像作家のフィオナ・タンに加え、アジアのアートシーンを牽引するウォン・ホイチョンらが日本初公開作品を披露する。また、昨年日本公開されて話題を呼んだ、パレスチナが舞台の映画「自由と壁とヒップホップ」を手掛けたスヘール・ナッファール&ジャクリーン・リーム・サッロームなど気鋭の作家達の作品も紹介。クリスチャン・ボルタンスキー、奈良美智らも参加する。更に本展のための新作として、照屋勇賢は沖縄の子供を映し出す新作インスタレーションを、山本高之は子供達の手による「地獄」をテーマとしたワークショップ作品を発表する。その他、移民や国際養子縁組、アボリジニなどの少数派コミュニティーなど、子供を取り巻く社会問題について議論するプログラムが実施される他、アフガニスタンの少女やインドの売春窟に住む子供、北海道朝鮮初中高級学校に通う子達を描いた映画など7本が上映される。本展は11月8日から12月23日まで名古屋市美術館、2015年1月16日から3月15日まで沖縄県立博物館・美術館、4月5日から6月7日まで高知県立美術館を巡回する予定。【イベント情報】ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界場所:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階会期: 5月31日から8月31日まで時間:10:00から22:00(火曜日のみ17:00まで)入場料:一般1,500円学生1,000円4歳から中学生まで500円
2014年04月28日※画像は、田丸麻紀オフィシャルブログより食事を酵素ドリンクに替えるだけ女優でタレントの田丸麻紀さんのブログで、男性マネージャーのファスティングダイエットの近況が報告されている。夕食を食べずに酵素ドリンクに替える事でカロリー調整と体内調整を行っているようだ。ファスティングダイエットとは、通常の食事を酵素ドリンクやサプリに替え、栄養を補いながら摂取カロリーは抑える、という方法だ。酵素を普段摂っていない人には、酵素を摂るだけでも体質改善は行われるが、同時にカロリー調整を行う事で、ダイエット効果も期待される。1日の食事のうちの1食を酵素ドリンクなどに置き換える方法から、必要な時に丸一日酵素ドリンクなどで過ごすなどの方法など、様々な活用方法がある。田丸さんプロデュースの酵素ドリンクを愛用田丸さんが酵素ドリンクのプロデュースを行っており、安全な生酵素とコラーゲン、プラセンタの豊富に配合された美容液入りドリンクをコラボレーションしている。マネージャーもこのドリンクを夕食替わりに飲んでいると言う。ファスティング(断食)は、過食と言われる現代において、健康法としても定期的に取り入れている人もいる。食事をとりすぎると、色々な感覚が鈍る、とも言われている。食事をとりすぎているのに、栄養は十分に摂れていないのでは?と不安になった時には、酵素ドリンクを活用するのもいいだろう。【参考リンク】▼美容液入り酵素ドリンク「生酵素とプラコラ」▼田丸麻紀オフィシャルブログ
2013年11月27日銘柄を伏せたワインを口に含み味わって、その銘柄を当てる。あるいは味を評価する。ブラインド・テイスティングといいますが、これはどれほど当たるものなのでしょうか。漫画やドラマには「年」までピタリと当てる「神のような舌」を持つ人物が登場します。本当にそんなに当たるものなんでしょうか。筆者などは疑い深い懐疑的な人間ですので「そんなもの分かるもんか」などと思うわけですが。「おいしいワイン」なら確実に分かるのでしょうか。■阿鼻(あび)叫喚の1976年「パリ決戦」!ワイン好きの間では有名な話ですが、かつてフランス産ワインとカリフォルニア産ワインがブラインド・テイスティングで激突したことがありました。当時はアメリカ独立200周年。その記念イベントとして「最近なかなか頑張ってるらしいカリフォルニアワインというのを味見してあげようじゃないか」みたいな趣旨だったのです(ちょっとうがち過ぎかも)。●赤白10本を、カリフォルニアワイン、フランスワインから出して、審査員にブラインド・テイスティングさせる。その上で20点法で評価させる。●カリフォルニアワインは赤白とも6本ずつ。フランスワインは4本ずつ。●ブドウの品種をそろえる。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン。白はシャルドネ。審査員がまた権威のある人ばかりでした。著名レストランのオーナー、ワイン雑誌の編集長、著名ワイナリーのオーナーなど9人。錚々(そうそう)たるメンバーです。なにせ、あの有名レストラン『タイユヴァン』のオーナー、AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の統括検査員まで含まれていたのです。傑作なのは、このイベントのパブリシティーをフランスの有力マスコミが拒否したことです。つまり「圧勝に決まっているので取材するようなニュースバリューはない」ってわけです。そして……!結果は赤白ともカリフォルニアワインの圧勝だったのです!!赤ワイン第1位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第2位(仏)シャトー・ムートン・ロートシルト1970第3位(仏)シャトー・オー・ブリオン1970第4位(米)シャトー・モンローズ1970第5位(米)リッジ・モンテベッロ1971白ワイン部門第1位(米)シャトー・モンテリーナ1973第2位(仏)ムルソー・シャルム1973/ドメーヌ・ルーロ第3位(米)シャローン1973第4位(米)スプリング・マウンテン1973第5位(仏)ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ/J・ドルーアン当時カリフォルニアワインは、フランスワインの1/4の価格で取引されるような状況でした。しかし、この結果で「権威」は木っ端みじんに打ち砕かれたのです。審査員の中には、自分の採点表を取り返そうとする者、点数を書き変えようとする者まで出ました。その上、フランスワインがその価値を発揮するには「熟成期間」が必要だなどといい出す始末。往生際が悪いというか大爆笑です。そこで10年後の「1986年に再戦だ!」ということになりました。■抱腹絶倒の1986年「ニューヨーク決戦」!結論からいえば、1986年のニューヨーク決戦でもフランスは赤っ恥をかきました。審査員はフランス人ばかり。その上、ルールもフランス人が決めた「前回と同じ銘柄の同ヴィンテージに限定。そして赤ワインのみで勝負」というもの。フランスの赤ワインは「10年間の熟成を経ればカリフォルニアワインなどとは比べ物にならない」というわけです。ところが結果は、米国産カリフォルニアワインのワンツーフィニッシュでした。●リターンマッチ採点結果第1位(米)クロ・デュ・ヴァル1972第2位(米)リッジ・モンテベッロ1971第3位(仏)シャトー・モンローズ1970第4位(仏)レオヴィル・ラスカーズ1971第5位(仏)ムートン1970第6位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第7位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第8位(米)マヤカマス1971(仏)オー・ブリオン「大笑い」です。……実は2006年に30年アニバーサリーの第3回決戦があったのです。■諦観続出の第3回大会3回目はイギリスのロンドンとアメリカのナパバレー(カリフォルニアのワインの産地として有名)に分かれて行われました。結論だけ書きますが、3回目も「フランス勢はガッカリ」でした。なんと赤ワインは、第1位から第5位までカリフォルニアワインが占める結果となったのです。第1位(米)リッジ・モンテベッロ1971第2位(米)スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973第3位(米)ハイツワインセラーズ・マーサズヴィンヤード1970第4位(米)マヤカマス1971第5位(米)クロ・デュ・ヴァル1972■ブラインド・テイスティングはおそろしい!ことほどさように、ワインのブラインド・テイスティングというのは分からないものなのです。特に銘柄や権威から「素晴らしい」とされているものが本当に「おいしい」かどうかは怪しいものです。ちなみに、目隠しをされると、赤ワインと白ワインを区別することすら難しいんだとか。カリフォルニア大学デービス校の実験では「間違える被験者が続出した」そうです。というわけで、ワインのソムリエというのは大変な職業ではないでしょうか。ブラインド・テイスティングを迫られたらどうするのでしょうね。(高橋モータース@dcp)
2013年03月02日