今年9月1日(月)、来日するワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団とショパンのピアノ協奏曲第1番で共演する牛田智大(サントリーホール)。同楽団は、5年に一度のショパン国際ピアノ・コンクールで最終審査の演奏を担い続け、世界で最もショパンを理解しているオーケストラ。牛田自身も、現在ワルシャワのショパン音楽大学に籍を置き、作曲家の祖国ポーランドの空気を吸いながらあらためてその作品と向き合っている。幼い頃から何度も弾いてきたこの協奏曲から、どんな新しい表情をたぐり寄せてくれるのだろう。「ワルシャワ国立フィルはワルシャワでもよく聴きに行きます」いい意味でオールドスタイル。古き良き時代の香りがするオーケストラだという。「現代的でスマートというよりは、時間をゆったりとって、音楽の中にある要素をひとつひとつ踏みしめていくような、人間味のあるオーケストラなんです。弦楽器がとても魅力的で、弦の呼吸がすごく広くて深い。息の長いフレージングと、すすり泣くようなシルバートーンの甘い音色が魅力です。なので、とくに今回の東京公演の、ショパンの協奏曲第1番とブラームスの交響曲第1番を組み合わせたプログラムはすごくいいなと思っています。ブラームス的な広い呼吸、大地が広がるような深い呼吸。まさにそういうタイプの音楽に向いているオーケストラなので、彼らの持ち味を最大限に感じられるはずです。そしてその呼吸はショパンの協奏曲の中にも現れます。ひじょうに親和性が高いプログラムだと思います」©Grzegorz Mart同オーケストラとはすでに2016年にも、同じショパンの協奏曲第1番で共演している(指揮:ヤツェク・カスプシク)。「すごく弾きやすかったです。呼吸が広いので、ソリストがすごく自由になれるんです。今回の指揮者アンナ・スウコフスカ–ミゴンさんとはまだ面識がないのですが、指揮をしている映像をいくつか拝見して、すごく面白い、クリエイティヴなアイディアをいろいろ持っている方だなという印象なので楽しみです。ショパン音楽大学を出た方なので、親近感もあります」ショパンの音楽といえば、自由に即興的に歌うのが典型的なスタイルなのかと思っていたのだが、それは違うと教えてくれた。「じつはあまり自由でなかったりするんです。ショパンはどちらかというともっと古典寄りです。よく、“力のないベートーヴェン”などとも言われて。本質的にはすごくベートーヴェンに近い。ただし、自由がない音楽なんですけれども、ショパンのもともとのコンセプトとしては、とても即興的で自然に聴こえなければならない。つまり、きっちりと作り込みながらも即興的でなければならないという、ちょっと矛盾したコンセプトがなかなか難しいところ。悩まされる存在です。ただ最近は、自由に弾かれすぎる傾向があるかもしれません。それが認められるようになってきたということだとも思うんですね」たとえば、これがシューマンだと、演奏家にもっと完全に自由を与えてくれるのだそう。「シューマンは微妙にショパンに近いようでありながら、枠を見せて、その中だったら演奏家を自由にしてくれる。ところがショパンは、自由に見えていろんなことが決まっている。だからこその完成された美しさがあるんだと思います。でもそのバランスを考えるのはなかなか大変です。とくに勉強し始めた頃は、これをやらなければいけない、あれもやらなければいけないみたいな感じで、しばられるような感覚がありました。それが最近はだんだん、優先順位をつけていろいろなアイディアを試せるようになって、すごく気楽に弾けるようになりました。やはり長く弾いていると、摑めるものが少しずつあるのかなと(笑)」©Ariga Terasawa取材は4月、彼が受賞した2024年度/第51回日本ショパン協会賞のセレモニーの直後に行われた。対象となる一年間で最も優れたショパン作品の演奏者に贈られる賞で、対象となったコンサートは、昨年10月に行われた『六重奏で聴くショパン・ピアノ協奏曲』だった(共演:カルテット・アマービレ、加藤雄太)。「近い世代の音楽家の方々と室内楽をやりたいという、10代の頃からの希望がやっと実現した公演でした。ピアニストだと、ショパンの協奏曲はこう弾かなければというイメージにとらわれがちなんですけど、同世代だからこそ、もっとフラットな視点から新鮮なアイディアをいただくこともできましたし、フレキシブルに、普段やらないようなこともいろいろ試すことができました。その演奏を評価していただけたことに、とても感謝しています。この経験を、オーケストラと演奏するときも生かして、いろんな面白い要素を提案できるのではないかと思っています」先ごろ、秋の第19回ショパン国際ピアノ・コンクール本大会(10月)の出場者が発表され、「ショパン」への関心が高まっている。ワルシャワが湧きたつよりも先に、ここ日本で、注目の演奏を聴くことができる。牛田とワルシャワ・フィルが互いに深く呼吸を交わしながら紡ぐショパンの協奏曲に耳を傾けたい。聴き逃せない公演だ。(宮本明)アンナ・スウコフスカ-ミゴン指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団/ピアノ:牛田智大■チケット情報()9月1日(月) 19:00開演サントリーホール 大ホール
2025年06月11日LEGARE・大阪音楽大学付属音楽院主催、『シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル~来日40周年 ショパン&リスト プログラム~』が2025年10月21日(火)に大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス(大阪府豊中市庄内西町1丁目7-12)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月13日(金)10:00より発売開始です。カンフェティで6月13日(金)10:00よりチケット発売開始チケット購入はこちら : 公式ホームページ 『鍵盤の魔術師』シプリアン・カツァリス来日コンサート!フランス生まれのピアニストシプリアン・カツァリス。1985年の初来日から今年40周年を迎える円熟の技巧派ピアニストで、『鍵盤の魔術師』とも称されます。日本ではピアノお稽古番組 NHK「ショパンを弾く」に出演したことでよく知られています。第一部では、これまでカツァリスが録音しておらず生演奏でしか聴けないショパンのマズルカをまとめてお届けします。(マズルカ:ポーランドの民族舞踊でショパンの作品を通して広く知られるようになった3拍子の舞曲。特徴的なリズムと、ショパンの美しいメロディーが魅力)さらに、ピアノを学ぶ人なら誰もがあこがれるショパン「英雄ポロネーズ」も演奏予定。第二部で聴けるのは、リストの『ピアノとオーケストラのためのハンガリー幻想曲 S123』。カツァリスと言えば、ピアノファンにはベートーヴェンの交響曲などオーケストラ作品をピアノ一台で弾くお得意の超人的な名技で知られます。その技が存分に発揮されるのがこちらの曲です。哀愁を帯びたテーマ、ピアノとオーケストラの丁々発止の掛け合い、火花の散るようなフィナーレ、息つく間もない濃厚な魅力に満ちた作品です。カツァリスが一台のピアノで繰り広げる音の絵巻をどうかお聴き逃しなく!Program《第一部 ショパン》ラルゴ変ホ長調Largo in E-Flat Majorマズルカ Op.33, Op.64, Op.67Mazurka Op.33, Op.64, Op.67ポロネーズ イ長調 「軍隊」 Op.40-1Polonaise No.3 in A Major, Op.40 No.1, "Military"ポロネーズ 変イ長調 「英雄」 Op.53他Polonaise No.6 in A-Flat Major, Op.53, "Heroic"《第二部 リスト》ハンガリー狂詩曲 第3番 変ロ長調 S244-3Hungarian Rhapsodies, S244-3ハンガリー狂詩曲 第5番 ホ短調 S244-5Hungarian Rhapsodies, S245ピアノとオーケストラのためのハンガリー幻想曲 S123Fantasie uber ungarische Volksmelodien, S123/R458他大阪公演概要『シプリアン・カツァリス ピアノリサイタル』~来日40周年 ショパン&リスト プログラム~公演日時:2025年10月21日(火)18:30開場/19:00開演会場:大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス(大阪府豊中市庄内西町1丁目7-12)■チケット料金一般:5,000円学生:3,000円(全席指定・税込)※4歳からご入場いただけます。主催/LEGARE・大阪音楽大学付属音楽院お問合わせ:LEGARE 0467-91-0496<日本ツアースケジュール>10月23日(木)かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール10月24日(金)浜離宮朝日ホール(ラヴェル生誕150年記念プログラム)10月26日(日)愛知県芸術劇場コンサートホールプロフィールシプリアン・カツァリス(ピアノ)Cyprien Katsaris, Piano1951年マルセイユ生まれのキプロス系フランス人ピアニスト兼作曲家。4歳からマリー=ガブリエル・ローワースにピアノを習い始めた。パリ音楽院卒。アリーネ・ヴァン・バレンツェンおよびモニーク・デ・ラ・ブルッコレリーに師事。ルネ・リロイおよびジャン・ヒュボーに室内楽を師事。1977年ブラティスラバでインターナショナル・ヤング・インタープリターズ・ロストラム・ユネスコで優勝、1974年ヴェルサイユでシフラ国際コンクール第一位受賞の他、1972年ベルギーのエリーザベト王妃国際音楽コンクールでは唯一の西ヨーロッパ人受賞者となった。カツァリスは、ベルリン・フィルなど、世界の著名なオーケストラや、レナード・バーンスタイン、クルト・マズア、チョン・ミョンフン、サイモン・ラトルなどの指揮者と共演。1984年ドイツでベートーヴェン作曲/リスト編曲の「交響曲第九番」で「レコード・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。テルデックとの録音を始め、これまで、ソニー・クラシカル、EMI、ドイチェ・グラモフォン、BMG-RCA、デッカ、パヴァーヌなどと数多くの録音を行い、現在は自身のレーベル「PIANO21」で録音を行っている。1992年、NHKは、シプリアン・カツァリスと共同で、フレデリック・ショパンについてカツァリスによるマスタークラスの番組を制作、その個性的なレッスンに多くの若いピアニストが魅了された。2008年8月、カツァリスは北京オリンピック開催時に招かれ、国家大劇院で演奏会を2回行い、新しく作られた、10台のピアノとオーケストラのために作曲した協奏曲の世界初演に加え、オリンピックの普遍性に敬意を表して古代ギリシャの旋律と中国の旋律を用いて即興演奏し、絶賛された。1997年に「ユネスコ平和芸術家」に任命され多くの関連のコンサートに参加している。大阪音楽大学客員教授。チケットサイト「カンフェティ」チケット購入の流れ・カンフェティ会員特典 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年06月10日シューベルト、シューマン、ショパンの名曲を、今最も旬なピアニストが奏でる♬株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、2024年12月22日(日)に「小林愛実 ピアノ・リサイタル2024」を、はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあで開催します。2021年ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞から3年を経た、彼女が織り成す音楽の深まりを、ぜひ会場でお聴きください。公演URL: ©HOSOO CO., LTD.小林愛実2021年10月「第18回ショパン国際ピアノコンクール」 第4位入賞。1995年山口県宇部市出身。3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。これまでに、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響、ポスカ指揮チューリヒ・トーンハレ管など国内外における多数のオーケストラと共演。2010年14歳でEMI ClassicsよりCDデビュー。サントリーホールで日本人最年少となる発売記念リサイタルを開催した。翌2011年にはセカンドアルバム「熱情」をリリース。2015年10月「第17回ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリストとなった。2018年4月、 ワーナークラシックスよりCD「ニュー・ステージ~リスト&ショパンを弾く」をリリース。同年8月には、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に出演し好評を得た。2021年8月 ワーナークラシックスより最新CD「ショパン:前奏曲集 他」をリリース。フィラデルフィア・カーティス音楽院で、マンチェ・リュウ教授のもと研鑽を積んだ。2022年3月、第31回出光音楽賞受賞。公演概要公演名:小林愛実 ピアノ・リサイタル2024日時:12月22日(日) 14:00開演 (13:15開場)会場:はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ 大ホール料金:一般 5,000円(全席指定)※未就学児童の方のご入場はお断りさせていただきます。プログラム(予定)●シューベルト:即興曲集D935 op.142●シューマン : 子供の情景op.151.見知らぬ国と人びとから2. 不思議なお話3.鬼ごっこ4.ねだる子供5.満足6.重大な出来事7.トロイメライ(夢想)8.炉端で9.木馬の騎士10.むきになって11.こわがらせ12.眠っている子供13.詩人のお話●ショパン: ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58※曲目、曲順はやむを得ない事情により変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。プレイガイド【ファンクラブ先行】8月5日(月)12:00~8月12日(月)23:59■WEB受付: 【プレイガイド先行】8月14日(水)12:00 ~ 8月18日(日) 23:59※WEB抽選■イープラス プレオーダー・WEB受付: ■ローソンチケットプレリクエスト先行・WEB受付: ■チケットぴあプレリザーブ・WEB受付: 【さくらぴあ会員先行】8月17日(土)~■ウッドワンさくらぴあ事務室・電話受付:0829-20-0111(9:00~21:00)※月曜日休館(祝日の場合は翌平日)・WEB受付: ※窓口及びオンラインチケットでの購入は9:00から、電話購入は初日に限り11:00からの受付になります。【一般発売】8月24日(土)10:00~■ウッドワンさくらぴあ事務室(電話・インターネット)※窓口及びオンラインチケットでの購入は9:00から、電話購入は初日に限り11:00からの受付になります。■エディオン広島本店(東館9階)■イープラス■ローソンチケット【Lコード:61365】■チケットぴあ【Pコード:273-655】主催:広島ホームテレビ共催:(公財)廿日市市芸術文化振興事業団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年08月05日株式会社インタースペースが主催する“情熱のピアニスト”及川浩治による「オール・ショパン ピアノ・リサイタル ~エチュード、スケルツォ、バラード~」を2024年10月6日(日)、東京・サントリーホールにて開催します。現在、各取扱いサイトにてチケットの販売を行っています。また、2024年10月20日(日)には大阪・ザ・シンフォニーホールでも同プログラムの公演を予定しております。2024年10月6日サントリーホール公演チラシ表2024年10月6日サントリーホール公演チラシ裏■今回のリサイタルは、ショパンの名曲の「いいとこ取り」プログラム!1999年ショパン没後150年に及川浩治が企画した「ショパンの旅」は、各地で大評判となり全国で3万5千人以上の動員を記録し、及川浩治を不動の人気ピアニストへの押し上げた伝説の公演となりました。以来、日本を代表する"ショパン弾き"として高い評価を得ています。今回のリサイタルは、ショパンのピアニズムを網羅した、まさに「いいとこ取り」のプログラムをお届けします。前半は、ショパンのエチュード作品10と25から及川浩治が12曲をセレクトした“及川版12のエチュード”を演奏します。「別れの曲」「革命」「木枯らし」など人気曲をはじめ、ショパンの技巧、美しい旋律、感情豊かな表現を存分に味わうことのできる、及川ならでは唯一無二の選曲となっています。円熟の域に達する卓越した技術と表現力で描かれる多彩な楽曲をお楽しみください。後半もショパンの代表曲が並びます。若きショパンの才能が凝縮された<バラード第1番>は美しく壮大な旋律とドラマティックな展開が魅力です。<スケルツォ第2番>は情熱的なパッセージと繊細なメロディが交錯するのが特徴的。ダイナミズムと繊細さを併せ持つ及川浩治の本領発揮の1曲です。<スケルツォ第3番>はショパン作品の中でも最も技巧的な曲のひとつ。強烈で疾走感のある展開、優美な旋律にきっと胸をときめかせます。そして最後は<バラード第4番>。4つのバラードの中でも最も壮大かつ情感に溢れ、このリサイタルを締めくくるに相応しい名曲中の名曲です。ショパンの儚くも濃密な生涯の中で生み出された綺羅星のような名曲の数々。美しくも深遠なショパンの世界。定評のある及川浩治の演奏をたっぷりとご堪能いただけます。及川浩治1(C)Yuji Hori《及川浩治からのメッセージ》今回のオール・ショパン・プログラムはショパンのピアニズムを網羅した初期から晩年までの作品集です。代表作であるエチュード、バラード、スケルツォから、まさに「いいとこ取り」の選曲をいたしました。ぜひ皆様にショパンの世界をたっぷりと味わっていただきたいと思います。及川浩治及川浩治2(C)Ayumu Gombi■プロフィール及川浩治/ピアノ Koji Oikawa, Piano1984年ヴィオッティ・ヴァルセイジア国際音楽コンクールで第1位受賞。1990年ショパン国際ピアノ・コンクール最優秀演奏賞(Honourable mention)、マルサラ国際音楽コンクール第1位受賞。 ショパン没後150周年の1999年「ショパンの旅」と題したコンサート・ツアーを行ない全国で3万5千人を動員。2008年~2011年には「10大協奏曲シリーズ」に取り組むなど人気・実力共に日本を代表するピアニストであり、ダイナミックな中に繊細さをも併せ持ち、内面にダイレクトに訴えかける及川の演奏は、幅広い層の共感を得ている。近年は海外オーケストラとの共演も多数。CDはショパン、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフなどの作品集をリリースし、いずれも高い評価を受けており、『ベートーヴェン:悲愴、熱情、ワルトシュタイン』と『ショパン:バラード』は「レコード芸術」誌特選盤に選出されている。現在、国立音楽大学特任教授、宮城学院女子大学音楽科特任教授。及川浩治オフィシャルサイト ■公演概要公演名 : 及川浩治 オール・ショパン ピアノ・リサイタル~エチュード、スケルツォ、バラード~会場 : サントリーホール開催日時 : 2024年10月6日(日)14:00開演(13:15開場)プログラム: <オール・ショパン・プログラム>・“12のエチュード”(作品10・作品25からの選曲)作品10-1ハ長調、10-2イ短調、10-3ホ長調「別れの曲」、10-4嬰ハ短調、10-6変ホ短調、10-8ヘ長調、10-10変イ長調、10-12ハ短調「革命」、作品25-5ホ短調、25-6嬰ト短調、25-8変ニ長調、25-11イ短調「木枯らし」・バラード第1番 ト短調 作品23・スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31・スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39・バラード第4番 ヘ短調 作品52公演ページ: 主催 : 株式会社インタースペース協力 : エイベックス・クラシックス・インターナショナル【チケット情報】料金 :S席6,000円 A席4,000円(全席指定・税込) 好評発売中予約・問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999チケットスペースオンライン 取扱い先 :・チケットぴあ URL ・ローソンチケット URL ・イープラス URL ※未就学児入場不可※曲目・曲順等が変更になる場合がございます。※チケットご購入後のキャンセル及び変更はできません。※車椅子のお客様はチケットご購入前にチケットスペース (03-3234-9999) までご連絡ください。<大阪公演>会場 : ザ・シンフォニーホール開催日時 : 2024年10月20日(日)14:00問い合わせ: ABCチケットインフォメーション TEL 06-6453-6000公演ページ: ◎その他、同プログラム公演<神奈川公演>会場 : 神奈川県立音楽堂開催日時 : 2024年11月17日(日)13:30問い合わせ: 神奈川芸術協会 TEL 045-453-5080公演ページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月19日9年前の2015年。ポーランドのワルシャワで開催された第17回「ショパン国際ピアノコンクール」において、第2位に輝き、併せてクリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞したピアニスト、シャルル・リシャール=アムランが来日公演を開催する。1989年、カナダのケベック州ジョリエット生まれのアムランは、4歳の頃から父親にピアノを習い、モントリオールのマギル大学を経て世に出た俊英だ。近年では、チェコの「プラハの春音楽祭」や、フランスの「ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭」、ポーランドの「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」など、様々な音楽祭に出演するほか、欧米の主要なオーケストラとの共演によって、国際的な名声を高めている。日本においては、ショパン・コンクールの翌2016年5月にリサイタルデビューを行って大成功を収めるなど、これまでに7度の来日を果たしている人気ぶりだ。今回のリサイタルにおいては、モーツァルトの「ロンド」と、ショパンの「演奏会用アレグロ」及び、「ワルツ集」に、ベートーベンのピアノ・ソナタ第14番『月光』がメインに置かれた魅力的なプログラムが披露される。ショパンコンクールを経て、さらなる進歩を遂げた才能の今を楽しみたい。シャルル・リシャール=アムランピアノ・リサイタル■チケット情報()6月6日(木)19:00開演東京オペラシティ・コンサートホール
2024年05月23日ショパンが生きた時代の音楽を探求するため、ポーランド国立フリデリク・ショパン研究所(NIFC)によって2023年10月に第2回目が開催された『ショパン国際ピリオド楽器コンクール』。ショパンの音楽を彼が生きた時代の楽器で再現し、研究を深めること、また若いショパニストたちにピリオド楽器の世界へ足を踏み入れるきっかけを与えるため立ち上げられた国際コンクールだ。第2回同コンクールで優勝したのは、カナダ出身のエリック・グオ。モダンピアノの奏者でありながら、類まれなコントロール能力でピリオド楽器を演奏し、聴衆や審査員を魅了した。記者会見の登壇は、鈴木優人(バッハ・コレギウム・ジャパン(以下BCJ)首席指揮者)、2023年第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝者エリック・グオ、ポーランド国立ショパン研究所所長 アルトゥール・シュクレネル。優勝者のエリック・グオは、「優勝から今まで、ショパンへの印象や理解はどう変化したか」という質問に、「今回、ショパンがいかに即興性の強い作曲家であるかを、ひしひしと感じた、ショパンを未来志向の作曲家であることを理解できたことは、私にとって大きな変化だった」と答えた。また、「ピリオドピアノはそれぞれの個体で全く異なるため、向き合い方も様々な対応が求められる。常にその楽器を理解しようとつとめ、毎回異なる経験をしている。ピリオド楽器を演奏することがモダン楽器の演奏を深め、また逆もあると思う」と述べた。エリック・グオは、すでに浜松と兵庫でリサイタルを行い、1月30日(火)東京オペラシティコンサートホールでの優勝者コンサートでは、1843年製プレイエル(タカギクラヴィア所有)を用いて鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパンとショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番を演奏する。共演する鈴木優人は「演奏の中で即興的な生の会話ができるよう、新しいことに取り組む気概にみちたリハーサルが進んでいる」と明日の演奏会への期待を膨らませた。(提供:ジャパン・アーツ)第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール 優勝者コンサート■チケット情報()1月30日(火) 19:00開演東京オペラシティ コンサートホール
2024年01月30日今まで知らなかった本当のショパンに出会えそうだ。昨秋開催された「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」の優勝者エリック・グオ(カナダ)が来日、ショパンのピアノ協奏曲全2曲を一挙に弾く。バッハ・コレギウム・ジャパンを率いて共演する指揮者の鈴木優人は言う。「ショパンの協奏曲は、大編成の現代オーケストラには物足りないというか、(音量のバランスを気にして)独奏ピアノとフルパワーでぶつかり合う精神状態になれないんです。それがピリオド楽器のオーケストラだと、ソロとオーケストラががっぷり四つに組んで、競う合うように弾くことができる。とてもエキサイティングなショパンになりますよ!」それこそ協奏曲の醍醐味。ショパン国際ピリオド楽器コンクールは、あのショパン・コンクールと同じポーランドのショパン研究所が主催する、ピリオド楽器(つまり作曲家が生きた時代のピアノ)を使って競われる、“もうひとつの”ショパン・コンクール。19世紀のピアノは現代の楽器と比べると音量は小さいが音色は多彩。ピリオド楽器オーケストラとの共演なら両者がとてもバランスよく、互いにいきいきと弾ききることができるのだ。そしてなにより、あの親しんだ名曲が、ショパンが作曲時にイメージしていたままの響きでよみがえる。「ピアノはもちろんですが、ピリオド・オーケストラであることが、聴いた印象に大きく影響すると思います。ガット弦の弦楽器の色合いはショパンのナイーヴな音楽にぴったり。管楽器はほとんどが19世紀のオリジナル楽器を使います。バロック時代よりも状態の良いものが残っているので、レプリカでなくオリジナルの楽器を使いやすいんです。演奏ピッチはピアノに合わせてA=430Hzです」しかしじつは、どんな楽器を使うか以上に大事なのが、その姿勢自体なのだと説く。「根本的に大事なのは、音楽への対峙やアプローチの違い。その楽器を選択している奏者の思いや音楽への向き合い方が、やっぱり音に出ます」コンクールの優勝者グオは、じつは普段はモダン・ピアノ奏者として活動している。鍵盤奏者として、ピアノ、チェンバロ 、オルガンなど歴史楽器に精通した鈴木との共演を頼もしく感じているはず。「ソロとオーケストラが一体という気持ちで音楽を作ります。ソロだけでなく、ぜひ、その融合で生まれる全体の響きを聴いてください」取材・文:宮本明第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝者コンサート■チケット情報()1月30日(火) 19:00開演東京オペラシティ コンサートホール
2024年01月26日クラシック音楽界は、昨年2022年にポーランドのワルシャワで開催された「ショパン国際ピアノ・コンクール(ショパン・コンクール)」の余波で沸き立っている。その理由は、世界最古にして最難関の同コンクールにおいて、反田恭平が2位、小林愛実が4位という歴史的な好成績を遺したからだ。ショパン・コンクールがこれほどまでに評価されるのは、過去の優勝者のレベルの高さにある。マルタ・アルゲリッチ(1965年)やマウリツィオ・ポリーニ(1960年)に、クリスティアン・ツィメルマン(1975年)などなど、現代のクラシック界における極めつけのスーパー・スターを輩出してきたことがその理由だ。その話題のコンクールにおいて、今をときめく反田恭平と第2位を分け合ったピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴの来日公演が実現するとなれば、これは気になる。1994年イタリア生まれのガジェヴは、9歳でオーケストラとの共演を果たし、10歳でリサイタルデビューという早熟ぶりを発揮。2015年には「浜松国際ピアノコンクール」と2021年の「シドニー国際ピアノコンクール」で優勝を果たし、その勢いで挑んだ2022年の「ショパン国際ピアノコンクール」で2位入賞を果たした実力者だ。今回のリサイタルツアーにおいては、J.S.バッハ、フランク、ショパン&ムソルグスキーという多彩なプログラムを披露。ピアニストとしての完成度の高さを改めて認識させてくれる時間となりそうだ。未来を担う俊英の“今”を見逃すことなかれ。●アレクサンダー・ガジェヴからのメッセージ今回のリサイタルは、「心の動き」を巡るプログラムです。最初に演奏するバッハの変ホ長調のフランス組曲第4番は、私たちの魂を高揚させてくれます。そこからフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」へと旅を続けます。オルガン作品に基づくその美しい旋律は、メランコリックなスロー・ワルツを思わせます。遠い過去に思いを馳せるひと時となるでしょう。続いて3曲取り上げるショパンの夜想曲は、美しくも不穏なざわめきを喚起します。その心の動揺は、スケルツォ第3番で頂点を迎えます。ポーランドの作曲家ショパンが残した最もドラマティックな作品の一つですが、激しい展開の中にも心穏やかなコラールが姿を現します。それは冒頭のバッハと繋がる世界なのです。後半はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」です。東方正教会の精神性を宿すこの作品は、キリスト教会と異教との主題が絡み合い、高雅と野卑、聖と俗、悲劇と喜劇とが融合して、ロシア文化の大いなる魅力を映し出します。この音楽の旅を皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。アレクサンダー・ガジェヴピアノ・リサイタル■チケット情報月1日(水) 札幌コンサートホールKitara 大ホール11月3日(金・祝) 杜のホールはしもと・ホール11月4日(土) 北九州市立響ホール11月7日(火) 東京オペラシティ コンサートホール11月11日(土) 住友生命いずみホール11月12日(日) 東広島芸術文化ホールくらら大ホール
2023年10月24日笠井瑞丈×上村なおか主催、『今、ショパンを踊る』が2023年12月5日 (火) ~2023年12月7日 (木)に国分寺市立いずみホール(東京都国分寺市泉町3-36-12)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 〜人の内側にめくれた耳の形は ショパンを聴くためにある〜バッハ、モーツァルトの音楽には動物たちは耳をそばだてないベートーヴェンの音楽にはライオンも耳を傾けるしかしショパンのピアノ曲は蝶たちも踊り始める暗いポーランドの森の中瑞丈はショパンに似ている裕子はショパンの母になおかは姉にそして美紀子はジョルジュ・サンドを想わせるではないか(文章・笠井叡)笠井叡笠井叡の構成演出振付による新作ダンス公演「今、ショパンを踊る」。出演は笠井瑞丈、上村なおか、浅見裕子、そして笠井叡作品には初参加となる川村美紀子。笠井叡がこれまでソロでも踊ってきた「ピアノ協奏曲第一番」などの曲にこの4人のダンサーが取り組み、新たなる世界を創造する。今現在起きている戦争はヨーロッパの時代が終わりゆくことへの抵抗のようにも見える。パンデミックを経て世界の力関係が変化していく中で人間は一体どのような力を持ち得るのだろうか。 作曲家フレデリック・ショパンにはその父の影響もあり音楽家というより革命家の血が流れており、その音楽の中には古典派やロマン派とは全く違った革命的な力がある。そしてこの作品の作者である笠井叡の言によれば、ショパンは「音楽そのものがダンスしている」のである。この舞台では、古典とされる音楽が持つ革命的な力が、笠井瑞丈、上村なおか、浅見裕子、川村美紀子という4人の稀有なダンサーの身体と結びつき、ショパンその人の人生の如く燃焼し尽くすことで、ショパンの音楽の持つダンス性をまさに今「ダンスそのもの」として開示することを試みるものである。古典・近代・現在を貫いて、それが今この時代の革命となり時代の閉塞を突破することで、人間が持っている力の可能性を信じる希望としたい。笠井瑞丈上村なおか浅見裕子団体概要笠井瑞丈と上村なおかにより02年に設立。「他者とのダンスを通した交流・交感」「世代間の対話」の二つを基盤として、公演の企画制作、ワークショップ等を行っている。これまでの主な作品として、ピアノの高橋悠治の生演奏による笠井瑞丈振付デュオ作品「海とクジラ」(13年)、木佐貫邦子振付デュオ作品「R-i-P」(14年)、上村なおか自作ソロ作品「solo」(16年)、鈴木ユキオを迎えての笠井瑞丈振付グループ作品「雪の蠅」(17年)、笠井と上村の共同振付によるグループ作品「奇跡の星」(18年)、笠井叡・近藤良平・川村美紀子の3人の振付家による3つのデュオ 「2×3」(18年)がある。また、天使館における「ダンス現在」「night session」シリーズも継続して行っている。笠井瑞丈/Mitsutake Kasai笠井叡に舞踏を、山崎広太にダンスを師事。98年より自作のソロダンスを開始。様々なスタイルのダンスのエッセンスを取り入れながら独自の世界観を持つ作品を発表している。近年はソロだけでなく作品振付や客演でも注目を集めている。平成20年度文化庁新進芸術家海外留学研修員として、09年ニューヨークで1年間研修。10年横浜ソロ×デュオ・コンペティション・プラス審査員特別賞受賞。16年 テロ・サーリネンカンパニーの作品にゲスト出演。17年5月 振付笠井叡『花粉革命』を踊る。第 12 回日本ダンスフォーラム賞受賞。上村なおか/Naoka Uemura金沢市生まれ。幼少よりバレエを始める。木佐貫邦子にダンスを、笠井叡にダンスとオイリュトミーを師事し、作品にも多数出演。「ひとつの身体」の可能性を探るべく95年より自作ソロダンスを開始。16年より、言葉とカラダの結びつきを探求するシリーズ「Life」始動。「身体の発見と冒険」をキーワードに様々なジャンルのアーティストとの協働作業やワークショップ、振付、共作、客演も積極的に行う。第36回舞踊批評家協会新人賞受賞。桜美林大学芸術文化学群などで講師も務めている。公演概要『今、ショパンを踊る』公演期間:2023年12月5日 (火) ~2023年12月7日 (木)会場:国分寺市立いずみホール(東京都国分寺市泉町3-36-12)■出演者笠井瑞丈上村なおか浅見裕子川村美紀子■スタッフ構成・演出・振付:笠井叡照明:森下泰(ライトシップ)音響:角田寛生舞台監督:金子美月主催:笠井瑞丈×上村なおか■公演スケジュール12月5日(火)19:0012月6日(水)19:0012月7日(木)19:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金(全席自由・税込)前売一般:3,500円学生:2,500円当日一般:4,000円学生:3,000円<カンフェティ席(会員限定特別割引席)設置公演>(全席自由・税込)一般:3,500円学生:2,500円カンフェティ席300円割引!3,500円→ カンフェティ席3,200円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月13日昨年のツアーではsold out続出のピアノリサイタルをお聞き逃しなく!2021年 第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位を反田恭平氏と分かち合い、併せてクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)を受賞したアレクサンダー・ガジェヴのピアノリサイタルが、2023年11月12日(日)14時00分から東広島芸術文化ホールくらら(広島県東広島市)の大ホールで開催される。Profileゴリツィア(イタリア)生まれ。9歳でオーケストラと初共演、10歳で初リサイタルを開いた。17歳の時、イタリアの教育機関で最高評価を得た若手だけが競うコンクール「プレミオ・ヴェネツィア」(2013年)で優勝。その後2015年からは同年の浜松や、2018年モンテカルロ、2021年のシドニーなど、現在まで参加した国際コンクールでほぼすべて優勝している。2021年のショパン国際コンクールの第2位およびソナタ賞受賞は非常に注目された。2022年イタリアで権威あるフランコ・アッビアーティ賞を受賞。これまでルイージ指揮/RAI国立響、ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管をはじめ、指揮者ではテミルカーノフ、ヴィト、井上道義、山田和樹らと共演している。今後はハレ管、ミラノ・ヴェルディ響などと共演を予定。ヴェルビエ音楽祭やオールドバラ音楽祭などにも参加している。《Program》J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815C.フランク(H.バウアー編):前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調 op.18ショパン:ノクターン 第4番 ヘ長調 op.15-1ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 op.15-2ノクターン 第13番 ハ短調 op.48-1スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 op.39ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』※曲目・曲順は変更になる場合もございます。~ガジェヴ氏より、リサイタルにむけてのメッセージです~今回のリサイタルは、「心の動き」を巡るプログラムです。最初に演奏するバッハの変ホ長調のフランス組曲第4番は、私たちの魂を高揚させてくれます。そこからフランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」へと旅を続けます。オルガン作品に基づくその美しい旋律は、メランコリックなスロー・ワルツを思わせます。遠い過去に思いを馳せるひと時となるでしょう。続いて3曲取り上げるショパンの夜想曲は、美しくも不穏なざわめきを喚起します。その心の動揺は、スケルツォ第3番で頂点を迎えます。ポーランドの作曲家ショパンが残した最もドラマティックな作品の一つですが、激しい展開の中にも心穏やかなコラールが姿を現します。それは冒頭のバッハと繋がる世界なのです。後半はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」です。東方正教会の精神性を宿すこの作品は、キリスト教会と異教との主題が絡み合い、高雅と野卑、聖と俗、悲劇と喜劇とが融合して、ロシア文化の大いなる魅力を映し出します。この音楽の旅を皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。アレクサンダー・ガジェヴ ピアノリサイタル【日時】2023年11月12日(日)14:00開演(14:30開場)【会場】東広島芸術文化ホールくらら大ホール【チケット料金】全席指定・税込SS席:5,000円(残りわずか)S席:4,500円A席:3,500円学生(大学生以下):全席2,000円【チケット取扱】・くらら チケットセンターTel. 082-426-5990・チケットぴあ (Pコード 249-163)【お問合わせ】東広島芸術文化ホールくらら チケットセンター〒739-0015東広島市西条栄町7-19(10:00~19:00土日祝営業)Tel. 082-426-5990 *未就学児入場不可*学生券は購入時または公演入場時要学生証提示*車椅子席・介助者席はくららチケットセンターのみ取扱い 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月23日2015年の第17回「ショパン国際ピアノコンクール」優勝者チョ・ソンジンの来日公演が近づいてきた(2022年8月25日東京オペラシティ他)。今回の公演は、コロナ禍による2度の延期を経て、2019年以来3年ぶりに実現するステージだけに期待が募る。今回予定されるプログラムについては、後半に置かれたロマン派の名曲はもちろんのこと、冒頭に置かれたヘンデルの「クラブサン組曲」に興味津々。往年のピアノファンにとっては、リヒテルとガヴリーロフが交互に演奏を繰り返した録音や、キースジャレットによる名盤が記憶に残っているに違いない。演奏される機会が決して多いとは言えないながら、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」に勝るとも劣らない鍵盤楽器のための名曲だ。チョ・ソンジンの繊細なピアニズムによって、ヘンデルの力作に再び注目が集まることに期待したい。大きな話題となったショパンコンクール優勝から7年。今や世界のトップピアニストとして活躍するチョ・ソンジンの進化と深化やいかに。なにはともあれ、3度目の正直となる今回こそは、無事に開催されることを祈るばかりだ。●チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル2022年8月25日(木)19:00東京オペラシティコンサートホール(完売)<プログラム>ヘンデル:クラヴサン(チェンバロ)組曲第2番ヘ長調HWV427ヘンデル:クラヴサン(チェンバロ)組曲第8番へ短調HWV433ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24***シューマン:3つの幻想小曲集 Op.111シューマン:交響的練習曲 Op.13公演詳細: <他公演日程>8/23(火)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール8/27(土)15:00 よこすか芸術劇場<プログラム>ヘンデル:クラヴサン(チェンバロ)組曲第5番ホ長調HWV430ヘンデル:クラヴサン(チェンバロ)組曲第7番変ロ長調HWV440ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24***ショパン:スケルツォ第1番〜第4番
2022年07月21日株式会社日本アーティスト(所在地:東京都杉並区、代表取締役:幡野 菜穂子)は、2022年7月18日(月・祝)に、人気・実力とも世界最高峰のピアニストであるショパンコンクールの覇者『スタニスラフ・ブーニン』の9年ぶりの公演を主催します。ブーニン氏1待ち望んだ伝説との再会。ピアノの巨匠ブーニン氏自身が語る今、そして、ショパン国際ピアノコンクール優勝から更に熟練を極めたピアノ。9年の時を経て、再び日本で響く。ブーニン氏2■「スタニスラフ・ブーニン~再会~」公演日時:2022年7月18日(月・祝)15:00開演会場 :昭和女子大学 人見記念講堂■コンサート内容1985年ショパン国際ピアノコンクール、観衆を熱狂させた当時若干19歳のスタニスラフ・ブーニン氏。その後の初来日公演では“ブーニン・ブーム”と呼ばれるほどの一大センセーションを巻き起こしました。その伝説のブーニン氏が、9年間の休養を経て日本のファンと『再会』する公演を、7月18日(月・祝)、昭和女子大学 人見記念講堂にて開催します。公演は2部構成。1部は、ブーニン氏にお話を伺うトークショー。朝岡 聡氏に司会を務めていただきブーニン氏の魅力に迫ります。2部では熟練を重ねた今のブーニン氏の魅力的なピアノに『再会』。再会に選んだ曲はやはりシューマン。“やはりシューマン”というその理由、伝説と呼ぶにふさわしいブーニン氏の、新たな魅力を目撃する公演です。■スタニスラフ・ブーニン氏からのメッセージ『世界が変わると言われる今、私は精神的な存在の根底にある宝を浮き彫りにするために、一歩前に踏み出します。魔法のように引き寄せられて、今、シューマン音楽への取り組みは、まさにその衝動に駆られる対象になっています。』サイン■東京公演 詳細公演日時 :2022年7月18日(月・祝)開場 14:15 開演 15:00会場 :昭和女子大学 人見記念講堂出演 :スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)朝岡 聡(司会)浜野 与志男(通訳)チケット料金:S席8,000円(税込) A席6,000円(税込) B席4,000円(税込)曲目 :シューマン 色とりどりの小品 作品99※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承ください。※未就学児入場不可チラシ<チケット販売窓口>・日本アーティストチケットセンターTEL : 03-5305-4545(平日10:00~18:00・不定休) ※オペレーター対応e-mail: info@nipponartists.jp ・チケットぴあ(Pコード:216-644) ・イープラス(Lコード:35288) ・ローソンチケット ■出演者 プロフィール・スタニスラフ・ブーニン(ピアノ) Stanislav Buninリヒテルやギレリス等の巨匠を育てた名教育者G.ネイガウスを祖父とし、1966年モスクワに生まれた。1983年ロン=ティボー国際コンクールに17歳で優勝。1985年第11回ショパン国際ピアノコンクール優勝。EMIと専属契約を結び10枚以上のCDを録音。1999年ヨーロッパにおける演奏活動が高く評価され“Viotti d'Oro賞”受賞。1999年から全8回におよぶ「ショパン・チクルス」開始。国内ではワルシャワ・フィル、プラハ放送響、ベルリン響、N響、読響他数多くのオーケストラと共演。ブーニン氏は、1988年のアルメニア大地震、阪神・淡路大震災、 奥尻島地震などの直後に被災した子供たちの元を訪れチャリティコンサートの開催やピアノを寄付するなどの支援活動を行ってきた。2010年ショパンコンクール優勝25周年を記念しユニセフへのチャリティ・ガラ・コンサート開催。更に8月にはワルシャワで、アルゲリッチ等も参加し1ヶ月に亘って開催された「生誕200年ショパンフェスティバル」の最終日に出演、音楽祭を締めくくった。演奏後の拍手は鳴り止まず、満員の聴衆を魅了した。2011年7月には東日本大震災で孤児となった子供たちの為に、中村 紘子、山下 洋輔両氏を迎え「S. ブーニン・チャリティ・ガラ・コンサート」を開催、収益金はすべてあしなが育英会に寄付。 2012年4月には、被災地仙台三桜高校音楽部と共演。7月、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会を支援するコンサート開催。12月にはベルリン交響楽団とドイツ・ベルリンフィルハーモニーホールにてシューマンのピアノ協奏曲を共演。大好評を博す。・朝岡 聡(司会)朝岡 聡フリーアナウンサー、コンサートソムリエ。慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。久米 宏「ニュースステーション」「はなきんデータランド」「ウィンブルドンテニス中継」「プロ野球中継」「ニュースシャトル」などスポーツ、情報、報道番組で活躍。フリーになってからはTV・ラジオ・各種CMに加え、クラシックやオペラのコンサート企画や司会にもフィールドを広げる。その進行やインタビューは、興味深いテーマを軽妙なタッチで語るのが特徴で、芸術の裾野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団など国内オーケストラをはじめ、東京文化会館、サントリーホール、Bunkamuraオーチャードホールなどの主催コンサートに多く参加するほか海外オケ・アーティストとの共演も多数。リコーダーを大竹 尚之、吉澤 実の両氏に師事、玄人はだしの腕前である。著書に「笛の楽園~僕のリコーダー人生~」(東京書籍)、「いくぞ!オペラな街」(小学館)、「恋とはどんなものかしら~歌劇的恋愛のカタチ~」(東京新聞)など。東京藝術大学客員教授。日本ロッシーニ協会副会長。■会社概要会社名 : 株式会社日本アーティスト代表者 : 代表取締役 幡野 菜穂子所在地 : 東京都杉並区高円寺南4-7-1-4F設立 : 2013年12月事業内容: コンサート・プロモーター。海外、日本のコンサートを企画・招聘URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月22日昨秋日本でも大きな話題となった第18回ショパン国際ピアノコンクールにおいて、第3位に輝いたスペインの新鋭、マルティン・ガルシア・ガルシアの初来日公演が開催される。スペイン、ヒホン生まれのマルティン・ガルシア・ガルシアは、2018年にニューヨークで開催された「国際キーボード・インスティテュート&フェスティヴァル」で第1位を獲得したことを皮切りに、2021年「クリーブランド国際ピアノコンクール」で優勝。その勢いで臨んだ2021年秋の「第18回ショパン国際ピアノコンクール」で3位入賞を果たし、一躍国際的にその名を知れるようになった新鋭だ。コンクールでの活躍の模様はYou Tubeを通じて世界中に配信されたことも記憶に新しいマルティン・ガルシア・ガルシアの初来日公演が実現するとなれば、これは見逃せない。東京で予定されるのは、オール・ショパンプログラムの「リサイタル」と、ショパンのピアノ協奏曲を披露する「協奏曲の夕べ」の2公演。特に昨秋のショパン国際ピアノコンクールに於いて「最優秀協奏曲特別賞」を受賞した協奏曲演奏は気になるところだ。ショパン・コンクール第3位の実力や如何に!?
2022年05月19日6年ぶりに開催されたクラシック界最高の若手ピアニストの登竜門「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」の結果が発表された。優勝の栄冠はカナダのブルース・リウに輝き、スター誕生のニュースが世界中を駆け巡った。日本人の参加者に於いては、反田恭平(2位)、小林愛実(4位)という好成績が印象に残る結果となった。その入賞者によるガラ・コンサートが開催されるとなればこれは聴き逃がせない。クラシック界の未来を担う若き入賞ピアニストたちの躍動に期待したい。●公演情報「第18回ショパン国際ピアノ‧コンクール2021 入賞者ガラ‧コンサート」2022年2月1日(火)、2月2日(水)東京芸術劇場コンサートホール※詳細は、後日Webなどで発表予定⇒ ●第18回ショパン国際ピアノ・コンクール入賞者第1位ブルース(シャオユー)リウBruce (Xiaoyu) Liu第2位アレクサンダー・ガジェヴAlexander Gadjiev<ソナタ賞>第2位反田恭平Kyohei Sorita第3位マルティン・ガルシア・ガルシアMartin Garcia Garcia <コンチェルト賞>第4位小林愛実Aimi Kobayashi第4位ヤクブ・クシリックJakub Kuszlik<マズルカ賞>第5位レオノーラ・アルメリーニLeonora Armellini第6位J J ジュン・リ・ブイ J J Jun Li Bui●ブルース(シャオユー)リウ (カナダ)1997年5月8日パリ生まれ。モントリオール・コンセルヴァトワールでリチャード・レイモンドに師事し卒業、現在はダン・タイ・ソンに師事している。クリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団、オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズなどの主要オーケストラと共演しており、中国国家大劇院管弦楽団とは北米ツアーを行った。最近のシーズンには、ウクライナ国立交響楽団、リヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団と連続する二度の中国ツアー(中国国家大劇院、北京音楽庁、上海東方芸術センターなどへの出演を含む)を行ったほか、サル・ガヴォーでラムルー管弦楽団とも共演。仙台、モントリオール、テル・アヴィヴ、ヴィセウの国際コンクールで入賞している。
2021年10月27日5年に1度、ショパンの祖国ポーランド・ワルシャワで行われる「ショパン国際ピアノコンクール」開催が目前だ(2021年10月2日〜23日)。本来ならば2020年秋の予定が、コロナ禍によって1年延期。2021年10月17日のショパンの命日を含む前後20日あまりの開催となった第18回。ポリーニやアルゲリッチにツィメルマンなど、今に至るピアノ界のスーパースターを多数輩出してきた同コンクールだけに、世界中のクラシックファンが注目するのも納得だ。さて、ショパン作品のみが演奏課題とされる「ショパン国際ピアノコンクール」だけに、ショパンの名曲を知っておくのはコンクールを楽しむ上での必須条件。そのための予習にピッタリのコンサートが開催される(9月26日:サントリーホール)。「ショパンの旅」と題された及川浩治のリサイタルは全国で3万5千人以上を動員し、日本全国で大きな感動を呼んだ人気企画。特にショパンの没後150年にあたる1999年に開催されたプログラムの充実ぶりは今も語り継がれる素晴らしさだ。そのコンサートが復活するとなれば聴き逃がせない。「ノクターン第20番」や「幻想即興曲」に「英雄ポロネーズ」などなど。ショパンの代表作がこれでもかとばかりに繰り出されるステージは、まさにショパン尽くしの極地。コンクールに向けての予習はこれで完璧と言えそうだ。感動の原点に向き合う及川浩治のパフォーマンスに注目したい。●公演詳細9月26日(日)サントリーホール大ホール及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」1999年オリジナル版
2021年09月11日2021年秋のクラシック界最大の話題といえば、“ピアノの詩人”ショパンの名を冠した世界最高峰のコンクール「ショパン国際ピアノコンクール(5年に1度開催)」だ。本来ならば、昨2020年秋に開催予定だったところが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により1年延期。第18回目となる今回は、ショパンの命日に当たる10月17日を挟んだ2021年10月3日〜20日にポーランドのワルシャワで開催される。先日すでに出場者の内訳が発表され、日本から参加する14名の中には、角野隼斗、反田恭平、牛田智大、小林愛実といった話題のピアニストが名を連ねるだけに、例年以上の盛り上がりと成果が期待される。そして今回、「ショパン国際ピアノコンクール」を楽しむための素敵なアルバムが発売になる(8月25日発売予定)。その名もずばり『ショパン スーパー・ベスト・オブ・ベスト』と名付けられた同アルバムには、ショパン国際ピアノコンクールの歴代の覇者、そして今注目の世界的ピアニストの名演奏が32曲も収められているのだから嬉しい限り。更に注目したいのが監修者だ。ベストセラー『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』の著者で脳科学者の古屋晋一氏書き下ろしによるライナーノートは、さながら前述の著書の続編を読む趣だ。アシュケナージ、ブーニン、チョ・ソンジン、アルゲリッチ、内田光子の演奏テクニックの徹底解説は要注目。これさえあれば、ショパン・コンクールは100倍楽しい⁉●古屋晋一氏コメント「今年は10月にショパン国際ピアノコンクールが行われます。コロナ禍でストリーミングの普及が加速し、映像を通してコンテスタントの演奏を鑑賞される方も多いのではないでしょうか。その映像の中には、ピアニストのこれまでの研鑽が集約された、様々なスキルの結晶が散りばめられています。このアルバムを通して、名ピアニストらの身体の叡智と至高の音楽との関係を紐解く一つの視点をご提案することで、皆様のより充実した鑑賞の一助となれば幸いです」●古屋晋一ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー・シニアプログラムマネージャー、ハノーファー音楽演劇大学 客員教授、上智大学 特任准教授、京都市立芸術大学・東京音楽大学・エリザベト音楽大学 講師。大阪大学基礎工学部、人間科学研究科を経て、医学系研究科にて博士(医学)を取得。ミネソタ大学 神経科学部、ハノーファー音大 音楽生理学・音楽家医学研究所、上智大学 理工学部にて勤務した後、現職。研究の主な受賞歴に、ドイツ研究振興会(DFG)Heisenberg Fellowship、Klein Vogelbach Prize、Alexander von Humboldt財団Postdoctoral Fellowship、文部科学省 卓越研究員など。主な演奏歴に、KOBE国際音楽コンクール入賞、Ernest Bloch音楽祭出演、兵庫県立美術館にてリサイタルなど。主な著書に、ピアニストの脳を科学する、ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと。Sony CSL主催ピアノアカデミーにてオーガナイザー、ロンドン大学ゴールドスミス校にてIndustry Advisory Board、国際学会Neurosciences and MusicにてScientific Boardを務める。古屋晋一 オフィシャル公式HP: www.neuropiano.net▽商品情報タイトル:『ショパンスーパー・ベスト・オブ・ベスト』発売日:2021年8月25日品番:UCCS-1301/2定価¥2,200 (税込)
2021年07月30日人間の言葉を話さないペットたちは飼い主に何かを伝えたい時、言語以外のあらゆる方法で伝えようとします。たとえばお腹が空いた時は、たいていの犬や猫は鳴いたり吠えたりしてアピールするのではないでしょうか。ところがケイト・ニクスさんの愛猫であるウィンスローは、ちょっと変わった方法で意思を伝えようとするのです。ある日、「晩ごはんをちょうだい!」とアピールしてきたウィンスローがこちらです。Dinner time is 2 hours from now pic.twitter.com/apG7l19uRD — Kate Nyx ACAB (@IAmKateNyx) August 4, 2020 ウィンスローは空腹の時、ピアノを弾いてアピールするのです!しかし残念ながらこの時はまだ夕食の時間まで2時間もあり、「まだディナーの時間じゃないでしょ」とケイトさんにたしなめられてしまいました。実はケイトさんはミュージシャンなのです。ある時からウィンスローにダイエットをさせるため、一度に与えていた食事の量を2回に分けることにしたのだそう。その時にただ普通に与えるのではなく、ピアノを弾いたらあげるようにしたところ、それ以来ウィンスローはお腹が空くとピアノを弾いてアピールするようになったといいます。“What if, hear me out...you gave me some pizza?” pic.twitter.com/ps7DFxiwkd — Kate Nyx ACAB (@IAmKateNyx) August 21, 2020 彼はいつもピアノを弾いているわけではなく、ご飯が欲しい時やかまってほしい時など、何かしらケイトさんに伝えたいことがある時だけ弾くのだそうです。この動画にはたくさんのコメントが寄せられています。・なんて才能豊かな猫なのかしら!・彼のアルバムはいつリリースされるんだい?・俺の中で彼はショパンを超えた。なおこのピアノは子供用のおもちゃで、猫用ではないとのこと。しかし、今ではすっかりウィンスローのお気に入りになっているそうです。いつかウィンスローがピアノを弾く猫として、ケイトさんと一緒にステージで演奏する日が来るかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月24日新型コロナウィルス感染拡大防止のために開催延期となっていた「日本・ポーランド国交樹立100周年記念『ショパン 200年の肖像』展」が、6月2日から開催されている(〜6月28日/練馬区立美術館:月曜休館)。当初の予定よりも大幅に期間が短縮され、関連事業として予定されていた「ショパン!ショパン!ショパン!」のイベント等も中止または延期となってしまっただけに、短期間とは言えども展覧会が開催されることは幸いだ。同展では、現在、ショパンの遺品・権利などを一括して保有・管理、研究および普及活動を行っているワルシャワの国立フレデリック・ショパン研究所(NIFC:Narodowy Instytut Fryderka Chopina)の全面協力のもと、同研究所の所有する本邦初公開の自筆譜や手紙、美術作品などを中心に、ワルシャワ国立博物館やドルトレヒト美術館(オランダ)、国内美術館が所蔵する油彩画など貴重な約250点が展示されている。音声ガイドに人気声優、坂本真綾を起用するほか、漫画『ピアノの森』の原画展示も行うなど、クラシックファンはもちろん、一般の方でも気軽にショパンに親しむ工夫が随所に見られる展覧会だ。この貴重な機会を見逃すことなかれ!●詳細は
2020年06月13日聞けば、胸にグッと来るメロディ。懐かしくもあり、新しくもある、誰もが知る楽曲の数々。ジョージ・ガーシュインと、ショパンの楽曲にのせてつづる舞台2作品が、今年も東京は座・高円寺1にて上演される。脚本を斎藤憐、演出を佐藤信が手がけ、開館時から10年にわたって続いている座・高円寺1のレパートリー『ピアノと物語』は、ふたりの俳優が読む往復書簡とピアニストの生演奏で構成。作曲家の人物像とその作品世界に同時に触れられるステージとして、演劇好きにも音楽好きにも愛されている。12月20日(金)・21日(土)に上演されるのは、ガーシュインの楽曲でつづる『アメリカン・ラプソディ』。音楽に対する情熱をもって駆け抜けたガーシュインの生涯を、公私にわたるパートナーとして才能を触発し合った女性作曲家ケイ・スウィフトと、20世紀を代表するヴァイオリニストのひとりヤッシャ・ハイフェッツ、ふたりの往復書簡とガーシュインのピアノ曲の生演奏で描き出す。出演は、安定感のある声音で聞く者を魅了する秋本奈緒美と、低音ボイスで物語に深みを与える斉藤淳。ピアノ演奏は、国内外で幅広い活動をみせる佐藤允彦。『ラプソディ・イン・ブルー』『アイ・ガット・リズム』『パリのアメリカ人』など、ウキウキ系からしっとり系まで、名曲揃いのラインナップだ。12月22日(日)から24日(火)まで上演されるのは、ショパンの楽曲でつづる『ジョルジュ』。39年と7カ月でこの世を去ったショパンの名曲の多くが生み出された、作家ジョルジュ・サンドと過ごした9年間を描き出す。出演は、ジョルジュ役に冨樫真。ジョルジュとショパンの日々を包容力豊かに見守る弁護士ミッシェル役に浅野和之。そんなふたりのやりとりを、第15回ショパン国際ピアノコンクール4位入賞の関本昌平が、繊細なピアノ演奏で彩る。『幻想即興曲』『英雄ポロネーズ』『別れの曲』など、誰もが聞き覚えのあるショパンの楽曲が、より立体感を増して響くひとときだ。文:小川志津子
2019年12月16日韓国の俊英チョ・ソンジンが第17回ショパン国際ピアノコンクールを制覇してからすでに4年の歳月が過ぎようとしている。この間、常にピアノ界の第一線で活躍を続けたチョ・ソンジンの存在感はますます大きくなり、たくましさを増した印象だ。そのレパートリーも、得意のショパンはもとよりモーツァルトやドビュッシーなどなど、自らの可能性を確かめるかのように慎重に広げられてきたことも功を奏し、今や押しも押されもしないピアノ界のスターとして認知されている。まさにショパン国際ピアノコンクールの栄光の歴史に名を刻むにふさわしい存在と言えるだろう。そのチョ・ソンジンが今回のリサイタルで披露するのは、モーツァルトの「幻想曲ニ短調」&ピアノソナタ第3番に、シューベルトの「さすらい人幻想曲」。そして、ベルク&リストのピアノ・ソナタという、ピアノファン垂涎のプログラムだ。特に気になるのが後半のベルクとリストの2つのソナタ。ともに「ロ短調」で書かれたこの2曲の存在感は、ピアノの歴史の中でも特筆モノだ。このよりすぐりの名曲に対峙するチョ・ソンジンの心意気やいかに。俊英の今を聴く上で最良の時間がここにある。◆公演概要9月24日(火)サントリーホール大ホール「チョ・ソンジンピアノ・リサイタル」◆チョ・ソンジンSeong-Jin Cho(ピアノ, Piano)(c)Harald Hoffmann DG2015年10月第17回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝、ポロネーズ賞も同時受賞し、国際的な脚光を浴びる。卓越したテクニックと透明で美しい音色、身体中から溢れ出る音楽性が聴く人の心を打ち、若き世代で最も際立つピアニストの一人として、高く評価されている。1994年ソウル生まれ。2008年モスクワ・ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝、2009年浜松国際ピアノ・コンクールでは15歳で最年少優勝を果たし、2011年チャイコフスキー及び2014年ルービン・シュタイン国際コンクールで第3位受賞。これまでにチョン・ミュンフン、マゼール、ヤンソンス、ゲルギエフ、プレトニョフ、アシュケナージ、ラトルなどの著名な指揮者の指揮の下、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ミュンヘン・フィル、フィルハーモニア管、フランス国立放送フィル、チェコ・フィル、ブダペスト祝祭管、マリインスキー歌劇場管、ロシア・ナショナル管、デンマーク放送響などの世界一流のオーケストラと共演。また、カーネギー・ホール、コンセルトヘボウ、ロッテ・ホール、ラ・セーヌ・ミュージカル、マリインスキー歌劇場をはじめとする世界を代表するコンサートホールでリサイタルを行っている。現在ベルリン在住。老舗ドイツ・グラモフォン・レーベルと専属契約を結び数々のCDが発売されており、最新録音は「モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、ピアノ・ソナタ第3番、第12番」。
2019年09月19日公演タイトルにもなっているゴドフスキーの『ショパンのエチュードによる53の練習曲集』とは、いったいいかなる作品なのだろう。ただでさえ難しいとされるショパンのエチュード(練習曲集)に、ポーランド(現在のリトアニア)生まれの作曲家にしてピアニスト、レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)が手を加えてさらに難しくしたというこの作品。日本で全曲演奏されるのは今回が初めてというだけでも興味深い。ゴドフスキーによる編曲の目的は、更に高度なピアノ技法に到達するための練習曲の創造であって、コンサート用により素敵な作品を生み出すためではないというあたりも徹底している。というわけで、この恐るべき作品を弾きこなせるピアニストがこの世にいったい何人存在するのかという難曲中の難曲が誕生したのだ。今回の“全曲演奏”という日本初の企てに白羽の矢が当てられたピアニストは、イタリアの鬼才フランチェスコ・リベッタ。すでにミラノとナポリでは“全曲演奏”を行っているピアノ界屈指の超絶技巧の持ち主だ。9月23日のコンサートでは、ショパンのエチュード作品10ベースと作品25ベースが、昼夜2公演に分けて披露される。弾くのはもちろん、聴くのにもそれなりの気合が求められそうなこの公演。まさに前代未聞の体験が目前だ。◆公演概要9月23日(月)戸塚区民文化センターさくらプラザホール「ゴドフスキー『ショパンのエチュードによる53の練習曲集』全曲演奏会出演:フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)フランチェスコ・リベッタ1968 年イタリアのレッチェ生まれ。ヴィットリア・デ・ドンノに音楽の手ほどきを受け、パリでジャック・カステレードに作曲や管弦楽法を学びIRCAM (フランス国立音響音楽研究所)にも在籍。チッコリーニには「彼の世代では最も才能豊かなピアニスト」と評された。兵役後、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会(1993/94年)や、ゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる53の練習曲」全曲演奏会で高い評価を得た。これまでにこの作品の全曲演奏は以下で開催している。ナルド(イタリア、1989年……おそらく世界初)、ガラティナ(イタリア、1990年)、ミラノ(1994/5年)、ナポリ(1995年)、フィレンツェ(1995/6年)、ミラノ(2006年)、ブラジリア(2010年)、マイアミ(2018年)。ほかにこの曲集の全曲演奏をしているピアニストとして確認できているのは2人だけで、現時点でリベッタがもっとも多く演奏しているピアニストと言えるだろう。これまでの共演者としてはリフシッツ(ピアノ)、ヘンデル(ヴァイオリン)、フラッチ(バレエ)などが挙げられ、「マイアミ・国際ピアノ・フェスティバル」にはここ15 年以上連続出演。CD/DVD のリリースはVAI社を中心に20 種近くに及ぶ。1999 年、2001年、2014年に来日している。
2019年09月18日“3年に一度の音楽の祭典”横浜音祭り2019が開催中だ。様々なコンサートが行われる中でも、特に注目したいのが「ショパン 永遠の貴公子をたどる」公演だ。ここでは、ショパンの「ピアノ協奏曲」と「バラード」を、今をときめく“ピアノの貴公子”實川風と福間洸太朗 の2人が響宴するという珠玉のコンサートが体験できる。福間洸太朗(C)Marc_Bouhironモーツァルトとクレメンティ、ベートーヴェンとフンメル、ショパンとリスト、いつの時代も、競合するピアニストがいてこそ音楽界は華やかに盛り上がる!ということで、現代を代表する二人のピアニストが、ショパンの代表曲を同じステージで弾いたらどうなるのかという贅沢なコンサートがここにある。ショパンの音楽は、情緒的に見えながら構造的、女性的のようで男性的、柔和と見せかけて鋭利な刃物のように冷酷、実はとても複雑で多面的というのが、本公演の企画趣旨。二人のピアニストによる全く違ったショパンへのアプローチが、この作曲家の真実を浮かび上がらせてくれるに違いない。◆公演概要「ショパン~永遠の貴公子をたどる/横浜音祭り2019」9月18日(水)横浜みなとみらいホール大ホール原田慶太楼(C)Claudia_Hershnerピアノ:實川風、福間洸太朗指揮:原田慶太楼管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
2019年09月12日展覧会「日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ショパン─200年の肖像」展が、東京・練馬区立美術館にて、2020年6月2日(火)から6月28日(日)まで開催される。その後、2020年8月1日(土)から9月22日(火・祝)まで静岡市立美術館へ巡回予定。“ピアノの詩人”フリデリク・ショパンの音楽と生涯フリデリク・ショパンは、ポーランド出身の作曲家。繊細な曲調やピアノ曲を多く作曲し、“ピアノの詩人”とも呼ばれている。日本とポーランドの国交樹立100周年を記念して開催される「ショパン─200年の肖像」展では、ショパンの多彩な美術作品や資料を通じ、生誕から約200年にわたるショパン像を紹介。ショパンの音楽と生涯を主軸に、自筆の楽譜や手紙、油彩画、彫刻など約250点を、5つの章に分けて展観する。直筆の楽譜や手紙を日本初公開中でも注目は、ショパン自筆の楽譜や手紙。所蔵するフリデリク・ショパン博物館でも公開が限られている貴重なものだ。文字の筆圧などからは、その時々のショパンの心情を垣間見られるだろう。友人の手によるショパンの肖像画また、ショパンの肖像画のなかでも特に有名な《フリデリク・ショパンの肖像》も、日本初公開となる。ショパンの友人であったオランダ出身の画家、アリ・シェフェールによって描かれたものだ。シェフェール自身が保有していたこの作品からは、友人に向けたショパンの温かな眼差しを感じることができる。そのほか、ポーランドのフリデリク・ショパン博物館から出展されるショパンにまつわる現代作品や、ワルシャワやパリでの音楽活動・友人関係などを、風景画や肖像画とともに紹介。また、ショパン国際ピアノコンクールの歴史も、映像や写真の資料を通じて展観する。展覧会概要日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ショパン─200年の肖像」展■東京会場会期:2020年6月2日(火)~6月28日(日)※当初は4月26日(日)の開幕予定であったが、延期会場:練馬区立美術館住所:東京都練馬区貫井1丁目36-16休館日:月曜日開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)観覧料:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料、障害者(一般) 500円、障害者(高校・大学生)400円※付き添いの場合、1名までは障害者料金で観覧可。団体(一般) 800円、団体(高校・大学生)700円※ぐるっとパス利用者500円(年齢などによる割引の適用外)練馬区文化振興協会友の会会員招待(同伴者1名まで)※観覧当日、受付で会員証を提示のうえ、招待券を受け取り※一般以外のチケット購入希望者は、証明できるものを提示。(健康保険証・運転免許証・障害者手帳など)※会期中のイベントはすべて中止※来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※予定は変更となる場合あり■静岡会場開催予定日:2020年8月1日(土)~9月22日(火・祝)場所:静岡市立美術館住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17−1 葵タワー
2019年04月15日世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」が、2019年5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)まで、東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリアにて開催される。フランス生まれのクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」「ラ・フォル・ジュルネ」とは、1995年フランス西部で誕生したクラシック音楽祭。日本では2005年の初開催以来毎年ゴールデンウィークに開催しており、ホールでの有料公演のほか、誰でも気軽に楽しめる地上広場での無料コンサートなどが実施され、街中が音楽に包まれる。毎年テーマに沿った内容でプログラムが展開されるのも特徴。2019年は「Carnets de voyage ― ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」をテーマに掲げ、作曲家たちが旅先からインスピレーションを得て書き上げた名作の数々を主役とした約322公演を行う。モーツァルト、ショパンらの名曲を一流演奏者らの手で音楽祭を彩るのは、18世紀にモーツァルトがヨーロッパ中を旅しながら創作した名作、晩年をロンドンで暮らしたハイドンが残した一連の交響曲、リストがイタリア滞在中に着想を得て発表した《巡礼の都市:第2年「イタリア」》、ラヴェルの《スペイン狂詩曲》、シャブリエの狂詩曲《スペイン》、ドビュッシーの《ピアノと管弦楽のための幻想曲》、ショパンの《ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調》など。なお、全ブログラムの発表に関しては2月中旬を予定している。演奏者には、ポーランドの一流オーケストラ「シンフォニア・ヴァルソヴィア」、ロシア屈指の交響楽団「ウラル・フィルハーモニー管弦楽団」らを迎える。また、アンヌ・ケフェレックほか有名ピアニスト、バイオリニストらも登場し、美しい音色を奏でる。【詳細】「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」開催日程:2019年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)、大手町・丸の内・有楽町エリア各プレイガイド先行発売開始:2019年2月中旬(予定)チケット一般発売開始:2019年3月中旬(予定)公演数:約322公演/有料公演 約122公演、無料公演 約200公演URL:
2018年11月16日映画『天使にショパンの歌声を』が、2017年1月14日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場で公開される。舞台は、白銀の世界に佇むカナダの寄宿学校物語の舞台は、白銀の世界に佇む小さなカナダの寄宿学校。音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出する立派な名門校だったが、修道院による学校運営が見直され採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面することに。校長であり教育者であるオーギュスティーヌは必死に抵抗し、音楽の力で世論を動かす秘策を考える。そんな時、転校してきたばかりの姪のアリスに天性のピアニストの才能を見出すが、彼女は一筋縄ではいかない問題児。オーギュスティーヌは、孤独で心を閉ざしたアリスに、音楽の素晴らしさを教えようとするのだが…。物語を彩るクラシックの名曲の数々劇中には、ショパンの「別れの曲」、リストの「愛の夢」など涙を誘うピアノの有名曲から、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタ曲、そして心洗われるヴィヴァルディの合唱曲「グローリア」まで数々の名曲が登場し物語を彩る。天才少女アリス役のライサンダー・メナードの繊細で高度なピアノ技術、アリスの親友役エリザベス・ギャニオンの胸打つアカペラなど、純粋な“音楽の力”を堪能できるのが本作の見どころの一つだ。カナダを代表する女性映画監督、レア・プール監督本作でメガホンを取るのは、『天国の青い蝶』『翼をください』などで知られる女性映画監督、レア・プール。時代に翻弄されながらも音楽の力を信じて強く生きる女性たちを通して、映画『天使にラブソング』を彷彿とさせるような、感動の“シスター・アクト”を描き出した。【作品情報】『天使にショパンの歌声を』公開日:2017年1月14日(土) 角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開監督:レア・プール 『天国の青い蝶』『翼をください』出演:セリーヌ・ボニアー『アサインメント』、ライサンダー・メナード、ディアーヌ・ラヴァリー、ヴァレリー・ブレイズ、ピエレット・ロビタイユ、マリー・ティフォ、エリザベス・ギャニオン(C)2015-9294-9759 QUEBEC INC. (une filiale de Lyla Films Inc.)
2016年10月14日