「シンガポールの国宝」と称されるアートディレクター兼デサイナー、テセウス・チャン(Theseus Chan)の作品展「ヴェルク:ウィーワークトゥギャザー(WERK: WE WORK TOGETHER)」が、東京・代官山の蔦屋書店2号館1階のギャラリースペースにて11月6日より開催される。ブランドやショップ、クリエーターとチャンとのコラボレーションにより毎号作り出される彼のライフワークマガジン『ヴェルク(WERK)』を軸に、その全仕事と未来への取り組みを紹介。本展のために特別製作されたシルクスクリーン作品とグッズも展示販売する。2号館1階のアートフロアでは、マルティーヌ・ブダン(Martine Bedin)をフィーチャーした#21、ドーバー ストリート マーケット ロンドン10周年特集の#22のヴェルク最新号フェアも実施。#21に登場したデザイナー集団、メンフィスのメンバーであるブダンが手掛けたドローイング作品も展示販売予定。11日19時よりチャンの来日トークショーとサイン会も開催する。チャンは2006年に「プレジデンツ・デザイン・アワード」でデザイナー・イブ・ザ・イヤー賞受賞。08年に『Area_2』で世界のデザイナートップ100にも選出された。ヴェルク個展は、2013年春夏期に東京、香港、北京の「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」各店で展示された。【イベント情報】テセウス・チャン展「WERK: WE WORK TOGETHER」会場:代官山 蔦屋書店2号館1階住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:11月6日から26日時間:9:00から翌2:00
2014年10月27日富士通は10月15日、シンガポール科学技術庁およびSingapore Management Universityと、都市の社会課題解決のためのソリューション創出を目的とした、5年間の包括共同研究契約を締結したと発表した。今後、3者は先端研究組織(Center of Excellence:CoE)をシンガポールに設立し、シンガポール首相府の国立研究財団からの支援も受けながら、高速・大規模計算科学技術(High Performance Computing:HPC)や、実社会で発生するビッグデータを活用した研究を通じて都市などの社会課題解決のためのソリューションを創出し、シンガポールで実証実験を行う。3者がこの共同研究に投じる投資金額は、合計で5400万シンガポールドルになるとのこと。CoEでは、大都市などにおける交通渋滞の緩和や歩行者の動線改善、人ごみの管理などを行うソリューション開発を目的とした「ダイナミック・モビリティ・マネジメント」の研究を行う。また、新規に港湾インフラ設備を増強することなく、港湾オペレーションを最適化することで処理能力を向上させる研究、および船舶の入出港や陸上交通の管理も含めた港湾から陸上までの統合物流最適化の研究を行うという。富士通は「CoEは、シンガポールで実際に発生するビッグデータを用い、富士通の掲げるビジネス戦略である、ヒューマンセントリック・イノベーションに合致する最先端の研究開発に携わることのできる、またとない貴重な機会です。このプロジェクトを通じ、シンガポールとより密接な関係を築き、安心安全な社会の実現に貢献したいと願っています」とコメントしている。
2014年10月16日市場調査会社のイプソスとTolunaはこのほど、日本、香港、シンガポール在住の18歳~50歳の男女1,500名(各国500名)を対象に、「幸福感に関するアジア3カ国調査」を対象に実施した「幸福感に関するアジア3カ国調査」の結果を発表した。○日本人の67.0%が「幸福である」と回答各国の調査対象者に、現在の幸福度について、これまでのすべてをまとめて考えてもらった結果、「とても幸せ」または「まあ幸せ」と回答した人の割合が一番多かったのは、「香港(85.0%)」で、次いで「シンガポール(76.0%)」、「日本(67.0%)」という結果となった。日本では、対象者の3分の2が「幸福である」と回答したものの、「幸福でない」と回答した割合は32.0%と、3カ国の中で最も高かった(シンガポール24.0%、香港15.0%)。この結果を各国男女別で比較してみたところ、3カ国ともに男性よりも女性の方が幸福を感じていることが明らかとなった。中でも日本人男性の幸福感は低く、「あまり幸せでない(26.0%)」「不幸せ(12.0%)」と、およそ4割が幸福ではないと回答した。次いで幸福感が低いのはシンガポール人男性(28.0%)、日本人女性(26.0%)と続いた。○日本人が幸福である要因1位は「健康」次に、「今のあなたを幸せにする重要な要因をお選びください」というアンケートを実施した結果、日本人の「幸福である」要因は「健康(54.0%)」が最多だった。2位には水、食、家といった「生活状況(48.0%)」、3位は「両親との関係(47.0%)」となったが、「生活状況」は他国ではTOP3には入っておらず、香港の1位は日本と同じく「健康(52.0%)」で、シンガポールは「恋人・配偶者との関係(46.0%)」が幸福感の要因のトップだった。対して、「幸福でない」と回答した人の結果は、3カ国ともに1位は「自分の経済状況」、2位は「健康」だった。
2014年10月10日パラダイス ダイナシティ銀座は10月10日、12月末までの期間限定となる秋&冬メニューの提供を開始する。パラダイス ダイナシティ銀座は、シンガポール発のブランド「PARADISE DYNASTY(パラダイス ダイナシティ)」の12号店目で、日本1号店となる中華レストラン。中国の北部~南部までの中華の伝統技術を駆使し、創作性に富んだメニューを提供している。フォアグラや黒トリュフなどの素材の色を生かしたカラフルな小籠包「8色小籠包」が看板メニューとなっている。今回はフカヒレや上海ガニ、フォアグラ、干しアワビなど高級食材をふんだんに使用したメニューを提供する。「セミドライの熟成牡蠣のサラダ 色々なきのこと香港ベーコンの香りを添えて」(980円)は、牡蠣を香港干肉や野菜、キノコと一緒に味わうサラダ。牡蠣は、甜麺醤(テンメンジャン)・海鮮醤・揚げニンニク・パクチーなどで作った自家製のタレに漬け込んでから干し、うま味を凝縮させている。「秋の根野菜とやわらかスペアリブの美容酢豚 3年物の香港黒酢とざくろビネガーの爽やかなソースで」(1,180円)は、1時間かけてじっくり煮込んだ豚肉をカリッと揚げて酢豚にした。ジャガイモ(北海道産インカのめざめ)や加賀産のれんこん、鹿児島産さつまいも(鳴門金時)などの根野菜、千切りショウガの揚げたものも添えた。「上海蟹とフカヒレのあんかけ土鍋ご飯」(1,380円)で使用する「あん」は、金華ハムのうま味の効いた上湯スープに、上海ガニのカニみそを加えて作ったもの。フカヒレや白菜も入っており、カリカリおこげの香ばしさも味わえる。「マロンのココナッツミルクとりんごのアイスコンポート」(780円)は、冷たいりんごのコンポートを、冷たいココナツミルクに浮かべた。キャラメリゼした和栗とオートミールの組み合わせも楽しめるデザート。そのほかにも、「山形牛のサラダ前菜シンガポールピーナッツソースで」(1,800円)や「吉浜産42頭あるいは大間産35頭干し鮑(あわび)フォアグラ金湯ソース香港グリーン野菜添え」(6,800円)、「フカヒレ姿の上海蟹みそ煮込み」(小80g1,900円/大120g 2,900円)、「本日の広東グリーン野菜2種 上海蟹と生ゆばのソースで」(1,480円)なども提供する。同店所在地は東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ1F、B1F。営業時間は月~土11時~23時(ラストオーダー22時15分)、日・祝日11時~22時30分(ラストオーダー21時45分)。※価格は全て税別
2014年10月09日大日本印刷(DNP)とDNPの子会社であるDNP Singapore Pte.Ltd.(DNPシンガポール)は、シンガポール国内の飲食業界向けに、タブレット端末を活用した多言語対応セルフオーダーシステムの販売を開始すると発表した。シンガポールでは、自国民の雇用維持を目的とした「外国人労働者の雇用比率の制限」が行われており、慢性的な労働力不足が発生。一方で、来店客・従業員ともに多国籍化し、異なる言語や習慣に対応した円滑なコミュニケーションツールへのニーズが高まっていたという。同製品は、来店客が店員を呼び出すことなく、客席に置かれた専用のタブレット端末のガイドに従い簡単にオーダーできるシステム。注文内容は、ホールと厨房に設置された各端末に送信されるほか、レジとも連動する。これにより、ホールスタッフの作業負荷を軽減できるほか、迅速なサービスの提供と注文・配膳・会計ミスの削減など顧客満足の向上が図れる。同システムの画面表示は、英語や中国語、日本語など導入店舗の要望に合わせて最大6言語の使用が可能。価格は、1店舗あたりの初期導入費用(管理サーバーやホール用・厨房用端末3台、タブレット端末10台、レジ、プリンタ、NW機器を含む)が300万円~で、月額利用料は20万円~となる。なお、同システムは、オーストラリアのe-square solutions Pty.Ltd(ESS)が開発したもの。DNPとESSは今回、シンガポールでの展開で提携し、DNPシンガポールは、同システムの販売代理店となる。
2014年09月29日三越伊勢丹ホールディングスの連結子会社イセタン(シンガポール)LTD.(以下、シンガポール伊勢丹)は12月2日、シンガポール・ジュロン・イースト地区に開業する郊外型商業施設「ジュロン・ウェストゲイト・ショッピングセンター」内に新店舗を出店する。既存5店(スコッツ店、オーチャード店、カトン店、タンピネス店、セラングーン店)に次ぐ6店舗目。新店はウェストゲイト内の地下2階から地上1階に入り、売り場面積は約5,500平方メートル。“地域のお客さまの日々の生活に寄り添い、常に上質で最旬のライフスタイルをご提供する店”をコンセプトに、当該商圏エリアに居住する20から40代のファミリーをターゲットとして、紳士・婦人衣料品服飾雑貨、ベビー用品、玩具から生活雑貨などを取りそろえる。更に郊外店では初となるスーパーマーケットを開業。日本の食文化も提案する。ジュロン・イースト(JurongEast)地区は、タンピネス(Tampines)地区に続きシンガポール政府が副都心計画として再開発を進めている地域。今回の再開発計画でビジネスセンターとしての役割を担い多くの企業誘致と共に生活インフラとしての総合病院の建設などが始まっている。MRT2路線が乗り入れ、バスターミナルを有するジュロン・イースト駅に直結するなど交通の便にも恵まれている。
2013年12月02日嵐の櫻井翔が主演を務める『映画 謎解きはディナーのあとで』のインターナショナルプレミアが、27日に映画の舞台でもあるシンガポールで開催された。プレミア上映会の模様8月22日(木)からの現地公開を前にシンガポールを訪れた櫻井、北川景子、椎名桔平は、映画のロケ地として使われた名門ホテル・ラッフルズホテルで記者向けにグループインタビューを実施。櫻井は「シンガポールの映画公開に、たくさんの人に観に来てもらえないと、もう1度来られないと思うので(笑)、是非映画をよろしくお願いします」とアピールした。同日、1500人収容可能なマリーナベイ・サンズ内“ザ・サンズシアター”で日本映画史上初となる上映会を実施。レッドカーペットイベントには約2000人のファンが集まり、櫻井らがリムジンに乗って会場に到着すると黄色い声が響き渡り、会場は熱気に包まれた。上映会で櫻井は、撮影時にお世話になった現地の方々への感謝を英語で伝え、結びには「テリマカシー(ありがとう)」とマレー語で述べるとファンからの歓声が上がる一幕も。歓声鳴り止まぬ中、櫻井は「LOVE YOU ALL!! 」と言葉をかけ会場をあとにした。本作は、東川篤哉氏の人気ミステリー小説を原作に、毒舌執事・影山(櫻井)が見事な推理力で、令嬢刑事・宝生麗子(北川)とともに難事件を解決する人気ドラマの劇場版。映画はシンガポール行きの豪華客船を舞台に、乗員乗客3000人の中から真犯人を突きとめるべく奮闘する姿を描く。8月3日(土)の全国公開を皮切りに、8月9日(金)に台湾、8月22日にシンガポール、9月5日(木)に香港で公開される。『映画 謎解きはディナーのあとで』8月3日(土)全国東宝系にて 航海⇒公開!
2013年07月29日初開催のファッションイベントに参加決定女優の酒井法子が6月22日にシンガポールで開催される予定の一大ファッションイベント「ASIA STYLE COLLECTION by style×style.com」(ASC)に、モデルとして出演することが明らかになった。9日、発表されたもので、酒井は日本、中国、韓国、シンガポールなどアジア各国の最新トレンドを発信するという、初開催のこのイベントに、アジアを代表する女優として招待されたそうだ。(画像は「style×style.com」トップより参考イメージ)モデルとしての登場に注目集まるかねてよりアジアで人気の高い酒井だが、今年中国で開催された「ファッションアワード」でアジア最優秀ファッション女優賞を受賞しており、この受賞がゲスト出演を決めるきっかけになったと伝えられている。ASCは、日本最大級のファッションと音楽の祭典として知られる「TOKYO GIRLS COLLECTION」、中国の「TGC Girls Collection」、韓国の「K-POP COLLECTION」とタイアップして開催されることとなった初のイベントで、シンガポール・エキスポを会場としている。プロデュースするのは、株式会社アルファエッジと、ファッションや美容のオンラインポータルサイト「style×style.com」を運営する総合メディアグループのメディアコープ社だ。当日は各国のスペシャルステージが展開される予定で、すでに日本でも人気の高い、韓国の人気女性アイドルグループ、少女時代や2NE1の出演も決定している。豪華なアーティストやモデルが集結するイベントに、スペシャルなゲストモデルとして登場するという酒井。どのような姿を見せるのか、注目が集まっている。元の記事を読む
2013年04月10日生物医学研究所と協同アジア系民族の肌に合う製品を開発フランスの化粧品メーカーロレアルが、アジア系民族の肌質リサーチを重点においた研究所をシンガポールに設立した。新しい研究所は Buona Vista にある研究開発センターBiopolis 内の A*STAR’s Institute of Medical Biologyに設置された。ロレアル・シンガポールオフィスのディレクターへのインタビューによると、新しい研究所ではセンシティブなアジア系民族の肌をリサーチし、製品開発に反映させたいということだ。ロレアルは A*STAR’s Institute of Medical Biologyとパートナーシップを結んでおり、互いに持つ技術と知識でアジア系民族の肌質研究を進めている。2013年半ばからは10人のエキスパートを配属させ研究を深める予定だ。研究開発には300万シンガポールドルをつぎ込み、アジア系民族のドナーから採取した肌サンプルをもとに肌組織や色、シミ、免疫力などを研究し、アジアユーザーのアンチエイジングに活用しようと試みている。現地スタッフも活躍アジア市場に注力担当する職員には若いシンガポール人も含まれ、さまざまな人種が活躍する研究所となっている。研究所所長は、バラエティに富んだ人材がいることは製品開発にも大いに役立つと話している。研究が進むことによって、日本でもアジア系民族の肌質に合った質の良い製品が販売されることが期待できる。ロレアルグループは世界中に店舗展開を進めているが、近年特にアジア市場開発に力を入れている。今後10~15年のうちにロレアル製品利用者を10億人にまで増大させたいと野心を見せている。元の記事を読む
2012年12月27日Perfume初のアジアツアー「Perfume WORLD TOUR 1st」。こちらの11月24日(土)に行われるシンガポール公演が日本国内でライブ・ビューイング生中継される事が決定した。【公演情報はこちら】Perfumeがライブ・ビューイングを実施するのは今回が初。11月24日(土)の公演はアジアツアーの最終日で、オールスタンディングの公演となっており、熱の入ったライブを見せてくれそうだ。チケットの一般発売は10月27日(土)12:00より。■「Perfume WORLD TOUR 1st」シンガポール公演 ライブ・ビューイング生中継日程:11月24日 (土)開演予定時間: 午後8時 (日本時間)会場:日本国内の映画館チケット一般発売日:10月27日(土)一般チケット金額:全席指定¥3,000(税込)
2012年10月12日リクルートのエイビーロード・リサーチ・センターは、2011年に海外渡航をした人を対象に「エアライン満足度調査2012」を実施した。調査の結果、「シンガポール航空」が総合満足度を含む5部門で1位と高い評価を得た。調査の結果、総合満足度の1位はシンガポール航空、2位「エミレーツ航空」、3位「全日本航空(ANA)」という結果に。前回調査で12位だった「ルフトハンザ・ドイツ航空」は4位にランクイン。同じく前回17位だった「日本航空(JAL)」も6位、15位「タイ国際航空」も8位と躍進した。部門別に見てみると、「航空機の機材、設備に対する満足度」はシンガポール航空が1位。「機内が本当にきれいで、ブランケットも清潔。機内の空間の演出が素晴らしい」「どの便も、シートバックTVがついているのがうれしい」などの声が寄せられた。2位はエミレール航空。「ゆったりくつろげる座席で、機内アメニティーも充実しており退屈しなかった」というコメントがあった。3位の「カタール航空」も機内のきれいさ、シートの快適さ、アメニティーの充実ぶりが評価されたようだ。「客室乗務員の接客サービスに対する満足度」もシンガポール航空が1位となった。「真剣な中にもいつも笑顔で、対応がすばやくこちらが待つことが少ない」「定評ある身だしなみはピカイチ」という声が寄せられた。2位にはANA、3位にはJALがランクイン。丁寧で気持ちのよい対応というコメントがあった。「空港内の航空会社職員の接客サービスに対する満足度」では、シンガポール航空1位、2位にはJAL、3位には格安航空会社の「エアプサン」がランクインした。「機内飲食サービスに対する満足度」でもシンガポール航空は1位。僅差で「トルコ航空」、そして3位はカタール航空。機内飲食サービスについては、「シンガポール空港はエコノミークラスでも十分満足できる量・味で満足」「トルコ料理が食べられ、とてもおいしかった(トルコ航空)」「味も量もよく、デザートもおいしく、飲み物も頼んだものをすぐにサービスしてくれた(カタール航空)」という声が寄せられた。同アンケートは2012年4月20日~4月24日にかけてインターネットで実施。調査回収数は4,354人(回収率68.6%) 調査集計数は4,000人だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日株式会社ファーラーキングスは、シンガポールチキンライス専門店「Mr.Chicken(ミスターチキン)鶏飯店」を7月2日、東京・原宿にオープンする。シンガポールチキンライスは、多民族国家であるシンガポールのB級グルメであり、老若男女問わず愛される同国のソウルフード。鶏のダシスープで炊いたご飯に、ゆでた鶏肉のぶつ切りが添えられている。漬けダレはチリ(赤)、ダークソース(黒)、ショウガソース(白)の3種類。皿の上で混ぜ、好みの味に仕上げる。鶏肉のうまみがご飯とマッチし、あっさりとした上品なうま味が特徴となっている。ミスターチキンは、シンガポールチキンライスを日本に広めることを目的に、2011年6月から移動販売をスタート。創業以来、口コミで多くの利用者の支持を集め、リピート率は7割と、ランチ時には連日行列ができる人気店へと成長した。価格は、メインメニューの「シンガポールチキンライス ホワイト(蒸し鶏)」が850円、「シンガポールチキンライス ブラウン(揚げ鶏)」が900円。7月2日のオープンから7月4日までの3日間は、オープニングキャンペーンとして、各日先着100名に限りチキンライス(「ホワイト」「ブラウン」共。ただしブラウンは無くなり次第終了)をワンコイン(500円)で提供する。価格はいずれも税込み。同社では、より多くの人たちに本場の味を楽しんでもらうべく、2015年までに都内近郊に5店舗の出店を予定しているという。■「Mr.Chicken鶏飯店」店舗概要 オープン日:2012年7月2日(月)11:30~ 所在地:東京都渋谷区神宮前1-15-4 バルビゾン76番館 1階-B TEL:080-5981-3321 営業時間:平日-Lunch 11:30~15:00(L.O 14:30)、Dinner 18:00~23:00(L.O 22:00)土日祝-11:30~23:00(L.O 22:00) 定休日:年中無休 席数:19席(うちテラス席2席) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日シンガポール料理の海南鶏飯(ハイナンチーファン)。シンガポールチキンライスといったほうがピンとくる人が多いだろうか。ケチャップ味のチキンライスではなく、鶏だしなどで炊いたごはんに茹で鶏をたっぷり盛り付けたごはん料理。今回は、炊飯器にすべての材料を入れるだけの簡単レシピを紹介する。材料(2人分)米 2合 / 鶏モモ肉(今回は節約のためムネ肉を使用) 1枚 / 生姜 少々 / ニンニク 1かけ / ナンプラー 大さじ1 / 鶏ガラスープの素(顆粒状) 大さじ1 / 日本酒 大さじ2キュウリ適量 / ミニトマト 適量 / 生姜醤油(おろし生姜を醤油に加えたもの) 適量 / チリソース 適量つくり方米を洗い、2合分より若干少ない水を炊飯釜に入れる。ここに鶏モモ肉、生姜、ニンニク、ナンプラー、鶏ガラスープの素、日本酒を入れて、炊飯。炊き上がったら鶏肉を取り出し、スライスする。ごはんと鶏肉、スライスしたキュウリやトマトを器に盛り付け、生姜醤油やチリソースをつけながらいただく。今回はムネ肉を使用したが、それでもしっとりとした仕上がり。ごはんに鶏の旨みがしみ込み、食べ飽きないおいしさだ。あればレモングラスも入れて炊飯するとさらに本場っぽい仕上がりになるよ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月03日日本初、本物のシンガポールの味を楽しめるホッケンミー専門店「ヤックマン」が、2012年4月18日に表参道にオープンする。ホッケンミーは、中国の福建省にルーツを持ち、シンガポールで進化を遂げたニュータイプの海鮮ヌードル。アジア各国の麺料理の中で、最も日本人の味覚に合うとも言われている。米麺と卵麺の2種類の麺を使用し、エビを発酵させた調味料による独特の旨味が最大の特徴。シンガポール国内には数多くの専門店が存在し、ローカルから観光客まで多くの人に楽しまれている麺料理を、お手軽に楽しめるチャンスだ。ヤックマン住所:東京都渋谷区神宮前4-29-9アクセス:東京メトロ副都心線・千代田線 明治神宮前駅より徒歩2分
2012年04月14日公開中の映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』のシンガポールプレミア上映のため主演の藤原竜也が現地を訪れ、記者会見などのプロモーションを行った。その他の写真本作は、2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』の続編で、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公の伊藤カイジ(藤原)が、どん底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む姿を描く。公開9日間で観客60万人を動員し、前作が記録した興行収入22.5億円を超える勢いを見せている本作。シンガポールでも『カイジ』人気は高く、今回日本の俳優が映画のプロモーションでシンガポールを訪れるのは初めてということもあり、この日行われたマスコミ向けの記者会見には24社の報道陣が集まった。また、シンガポール郊外のショッピングモールで行われたイベントには現地のファン700人が殺到し、その後の劇場4スクリーンでのプレミア上映にも計1000名を超えるファンが駆けつけ、藤原が登場すると現場は熱狂に包まれた。藤原は、「本作が少しでも元気や勇気をシンガポールの人達に与えられればと思います。シンガポールは、人も国全体も温かい空気に包まれている。今度は仕事ではなくプライベートで是非また来たい!」とファンに向けて話し、大歓声を浴びた。シンガポールでは11月17日(木)より国内6劇場で公開される予定で、過去に国内で公開された藤原主演の映画『デスノート the Last name』『デスノート(前編)』の興行収入を超えるのではないかと期待が集まっている。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』公開中
2011年11月16日初めてシンガポールに行ったのは1999年。きっかけは恵比寿ガーデンシネマで上映されたシンガポール映画『フォーエバー・フィーバー』(’98)だった。70年代、ジョン・トラボルタ主演で大ヒットした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のパロディ映画というのが、この映画の一番簡単な説明である。イギリスで舞台俳優として活躍していたグレン・ゴーイが故郷のシンガポールに戻り、自主映画に近い形で、この映画を監督した。当時、シンガポールには映画産業の土壌はほとんどなく、彼の作品を上映してくれる映画館はどこもなかった。彼はフィルムを持って、招待を受けていないカンヌ映画祭へ飛ぶ。小さな部屋を借り、そこで自主上映を行い、いろいろな人に自分の映画を観てもらおうとしたのである。たまたま次の打ち合わせの合間に立ち寄ったハリウッドの映画会社の社長がこの映画を気に入り、その場でこの映画を買うという話になった。買うだけではなく、ハリウッドでの映画監督の契約も何本かあったらしい(その後、彼が監督のハリウッド映画の話を聞かないので、この契約自体がどうなったのかはわからないのだが)。アメリカでの上映はもちろんのこと、本国シンガポールでも上映することになった。世の中、わからないもので、少し前まで上映さえしてもらえなかったはずの映画が、シンガポール史上空前の大ヒット映画となる。その後、日本でも公開になり、そのプロモーションでグレン・ゴーイが来日した際、インタビューで意気投合した僕は、当時、自分が編集長をしていた女性ファッション誌でシンガポール特集を組み、彼にシンガポールを案内してもらったのである。滞在中、おかまショーやスキンヘッドのバレリーナのショーなどを案内してもらい、それはそれで充実していたのだが、いま考えるとシンガポールの映画館には一度も足を運ばなかった。そこで今回、シンガポールに立ち寄った際、映画館に行ってみようと思い、15のスクリーンを持つゴールデンヴィレッジなるハーバーフロント駅にある新しいシネコンに向かったのである。ちなみに同じビルには、ベスト電器も入っている。僕が選んだ作品はエリック・クー監督のシンガポール映画『マイ・マジック』である。元手品師だった父親と子供の親子愛を描いた作品で、2008年のカンヌ映画祭でパルムドールにノミネートされたことでも知られている。そんな話題作にもかかわらず、100名程の劇場は5名。平日の昼間ということもあるが、あまりにも寂しすぎる。日本と同じで映画祭の受賞が興行成績に結びつくのはアカデミー賞くらいで、カンヌ映画祭の話題性は観客を呼ぶものではないのかもしれない。それにしても、グレン・ゴーイ監督はいま、どこで何をしているのだろう。(text/photo:ishiko)
2009年08月19日