アニメーション映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日再延期が決定した。1月23日(土)に公開を予定していたシリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。当初、昨年6月27日に公開される予定だったが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大による国内外の未曾有の事態を受け、4月に公開延期を発表。そして秋には、特報映像と共に新たな公開日(1月23日)を発表していた。しかし先日、再び緊急事態宣言が発令、そして追加発令もされ、各映画館も時短営業を実施している。そんな中、今回発表された再延期。「この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました。その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました」と文書で経緯を説明。また、「新たな公開日は皆様が安心して本作をお楽しみいただける時期を、慎重に検討中」とし、決定次第、公式サイトや公式SNSにて発表されることになる。なお、すでにムビチケカードを購入した方へ、「延期した後の公開でもご使用いただけますので大切に保管ください」という呼びかけも。公開延期に伴い、映画の音楽集CDとして2月10日(水)にリリース予定だった「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」もリリース延期となる。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年01月14日企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣という、『シン・ゴジラ』のタッグによって映画化される『シン・ウルトラマン』。この度、有岡大貴、早見あかり、田中哲司らが追加キャストとして発表され、コメントが公開された。1966年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”。『シン・ゴジラ』のタッグが映画化する本作で、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが、さまざまな脅威に立ち向かうメンバーという役どころとして出演することが発表されていた。今回追加キャストとして発表された3人も、同じメンバーの一員を演じる。Hey!Say!JUMPのメンバーのひとりで、興行収入93億円を記録した映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での好演が記憶に新しい有岡、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』や、映画『百瀬、こっちを向いて』など数々の作品でその独特の存在感を放つ早見、そして舞台、テレビドラマ、映画とあらゆるジャンルで活躍する田中。彼らはどんな活躍を見せるのだろうか。有岡は、斎藤、長澤、西島とは初共演。庵野、樋口作品への出演も、今作が初となる。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった個性的なキャストが参戦する。また、12月14日(土)と15(日)の2日間にわたって、東京ドームシティにて行われる円谷プロ史上最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに、樋口監督と主演の斎藤の登壇が決定。会場での新たなる情報開示が予定されている。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の、現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。さまざまな言葉の意味を持つ“シン”の言葉を冠した新たなプロジェクトに強力なキャスト陣が加わり、いよいよ本格始動となる。公開された有岡、早見、田中のコメントは下記。■有岡大貴物心のついた時から当たり前のようにウルトラマンをVHSで見て、当たり前のようにウルトラマンの人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。そんなウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンタテインメント作品の誕生に胸が熱くなります。ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直、嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう、誠意を込めて務めさせて頂きます。■早見あかりまさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことができるなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届けできると思うと楽しみです。正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に『シン・ウルトラマン』の世界を精一杯生き抜きます。■田中哲司地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品です。そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加できることは最高の喜びです。最善を尽くします。■TSUBURAYA CONVENTION 2019概要12月14日(土)、15日(日)の2日間、東京ドームシティにて円谷プロダクションが贈る史上最大規模のファンイベント。2020年以降の制作作品について発表するオープニングセレモニーでは『シン・ウルトラマン』より、樋口監督、斎藤が登壇。その他、シンフォニーコンサート、ゲストが多数登場するライブショー、各種トークショー、グッズエリアなど、多彩なプログラムが展開される。『シン・ウルトラマン』2021年、全国東宝系にて公開
2019年09月25日『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組み、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”を『シン・ウルトラマン』として映画化。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らの豪華キャストが出演する。昭和41年(1966)に誕生し、世の子どもたちを熱狂させ、世界的な人気を誇るヒーロー“ウルトラマン”を、現代にシン化させて生み出す『シン・ウルトラマン』。企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣。『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(’54)の現代社会での再構築であったように、「ウルトラマン」の企画発想、原点に立ち還りながら、現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験、当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃したときと同様の衝撃をもたらすことを目指すという。斎藤工「私の37年間を本作に注ぎたい」物語の詳細に触れるため、その役柄は不明だが、主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工。『麻雀放浪記2020』、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか『ヲタクに恋は難しい』など、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤さんに白羽の矢が立った。大役を得た以上に「この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました」と斎藤さん。「かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや『ウルトラマン』の様々な話を伺えた事は、全て“ココ”に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います」と意外な繋がりを打ち明けながら、「『ウルトラマン』への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います」と並々ならぬ思いが伺える。長澤まさみ「多くの人の心に届くものになれば」そして主人公の相棒役に、『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみ。「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語る。『シン・ゴジラ』も劇場へ観に行ったそうで「お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました」と明かし、「作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。西島秀俊「“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に」また、『名探偵ピカチュウ』の声優や「きのう何食べた?」など、新境地を開拓しつづけ、幅広い役柄でその存在感を示す西島秀俊も出演。役柄はまだ不明だ。「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と西島さん。「ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます」と意気込む。そして、樋口監督は「あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」と真摯にコメント。いま、これ以上考えられない強力な布陣でのプロジェクトが始動する。『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2019年08月01日最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の2020年公開に向けて、“『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦”が始動することが分かった。2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はこれに続く第4作目だ。7月4日(木)からパリにて行われるJAPAN EXPO。その中で、6日(土)に「残酷な天使のテーゼ」で知られる歌手・高橋洋子とのコラボ「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」の実施決定しているが、今回このステージにて、「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版」の上映が新たに決定。タイトルのAVANT(=アバン)とは、オープニングタイトル前の導入シーンのことで、今回2020年の公開に先立ち、超異例となる映画本編冒頭10分40秒00コマを先行公開!なお、パリだけではなく、L.A.のANIME EXPO、中国・上海、そして日本全国数か所での世界同時上映される。そして、本上映についての続報は、7月1日(月)リリースのスマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」にて発表されるとのこと。これまでの各作品情報をはじめ、「エヴァンゲリオン」に関わる最新情報が詰まったファン必見アプリ。実はこのアプリの基となっているのが、シリーズの第2作目『:破』の公開に合わせて2009年4月から毎月配布された公式無料冊子「EVA-EXTRA」。今回のアプリでは、2009年4月~2010年5月に発行された計7冊に及ぶ無料冊子版のリバイバル閲覧も可能となるようだ。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2020年公開予定。スマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」は7月1日(月)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2020年、全国にて公開予定
2019年06月24日大人女性の悩みに寄り添い、ケアとスタイリングを同時に叶えるケアスタイリングブランドのmm(ミリ)から4品の追加アイテムが発売になりました。その中には業界初※1 新テクスチャーのスタイリング剤も!早速ご紹介していきます。mmってどんなブランド?提供:ビューティーエクスペリエンス1. 天然由来成分と美容成分を90%以上配合(水を含む)お肌のことを考えた素材を使用し、今までのスタイリング剤に感じられた特有のべたつきが抑えられています。2. ケア性とデザイン再現性を兼ね備えた“ケアスタイリング”天然由来成分と美容成分のケア性と、合成セット樹脂を一切使用せず(ワックスフォームを除く)天然由来のセット成分のみでしっかりとしたセット力が兼ね備えられたスタイリング剤です。3. 朝のスタイリング時間が心地よくなる爽やかな香りアイテムごとに少しずつ異なった香りがつけられており、それぞれの個性が製品ごとに表れています。気持ちも前向きになれるような香りで朝のスタイリング時間が楽しみになりますね。新たに仲間入りした4アイテムそれぞれの特徴をご紹介!業界初※1 スタイリングバターで「マッシュ感」のある新テクスチャーを実現mm クリームバター【サロン専売品】30g3,000円+税 《SPF10 PA+》提供:ビューティーエクスペリエンス一つ目にご紹介する「クリームバター」は、固めのテクスチャーであるスタイリング剤バターを独自の技術により、まるで“マッシュポテト”のようなふわふわな質感に仕上げた新テクスチャーのスタイリング剤です!この質感はなんと業界初!※1 今までにないような軽い質感で伸びが良く、軟毛の方でも束感を作りやすい、とっても使いやすいスタイリング剤です。しかも天然由来成分と美容成分が90%以上(水を含む)だから、余った分はそのままボディにも使えるのがうれしいですね。さらにSPF10 PA+のUVカット効果もあるから、紫外線の気になるこれからの季節におすすめ!!マンダリンオレンジを中心に、ネロリやローズマリーで華やかさをプラスし、シダーウッドが心を落ち着かせるほんのりビターで甘いナチュラルな香りです。〈スタイリング例〉提供:ビューティーエクスペリエンス合成セット樹脂一切不使用!天然セット成分のみでしっかりとしたセット力mm ワックス【サロン専売品】70g2,400円+税提供:ビューティーエクスペリエンス続いてご紹介する「ワックス」は合成セット樹脂を一切使用せず、天然成分のみでしっかりとしたセット力を実現したスタイリング剤です。軽い質感なのにセット力があるため、いままでのスタイリング剤では重くなってしまっていた方でも、細かい束感を作ることができるのはうれしいポイントですね。手についても不快感が少なく、今までのスタイリング剤のべたつきに悩んでいた方にもおすすめです。ユズの皮の渋さと果実のさっぱり感を特徴にした、爽やかで朝から元気になれそうな香りです。〈スタイリング例〉提供:ビューティーエクスペリエンス軽い質感で、軟毛にも使える“くせ毛活かしフォーム”mm トリートメントフォーム【サロン専売品】180g2,200円+税提供:ビューティーエクスペリエンス続いて「トリートメントフォーム」は、軽い質感が特徴の軟毛にも使いやすい“くせ毛活かしフォーム”です。自分が生まれ持ったくせを活かして、ニュアンスのある質感スタイルに仕上げてくれます。くせ毛を抑えるではなく、“個性を活かす”という今の時代にぴったりな新しい発想のスタイリング剤ですね!またトリートメント成分と水分がたっぷりと含まれているフォームなのでドライの髪にもなじみやすく、ちょっとした寝癖直しにもなるので寝坊してしまった朝にもおすすめ!時短アイテムとしても重宝しそうです。爽やかなレモン、バーベナ、オレンジにジャスミンやローズを合わせたフレッシュなシトラスフローラルの香りです。〈スタイリング例〉提供:ビューティーエクスペリエンスべたつかないのにしっかりウェーブを出せるフォームmm ワックスフォーム【サロン専売品】180g2,200円+税提供:ビューティーエクスペリエンス最後にご紹介する「ワックスフォーム」はしっかりとカールを出しながら、スタイルキープできるパーマ用フォームです。ハーフドライ状態の髪に揉みこむだけで、しっかりとしたウェーブを引き出せるからスタイリングもとっても簡単!べたつき感の少ない、柔らかな質感でうるおいを与えながらくせを活かしたスタイルにも使えます。爽やかなレモン、バーベナ、オレンジにジャスミンやローズを合わせたフレッシュなシトラスフローラルの香りです。〈スタイリング例〉提供:ビューティーエクスペリエンス大人の女性のためのケアスタイリングブランド「mm(ミリ)」、お肌のためにこだわり抜いた素材を使用し、べたつきを抑えた使用感、ケアしながらスタイリングもできる。仕事や子育てなど、なにかと忙しい大人女性にぴったりのアイテムですね。2019年秋にはさらに新アイテムが登場する予定だそうです。気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?mm(ミリ)ブランドサイト※1 自社調べ(2019年2月時点)
2019年06月03日家の中で楽しめるエンタメの魅力に本誌記者が迫る“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、毎日続く、尋常じゃないこの暑さに「1ミリも動きたくない」という思いから、ずぼら飯ならぬ、ずぼらスイーツを作ってみました。【炭酸漬けグミ】1品目は、「炭酸漬けグミ」。先日取材した「嵐のワクワク学校」で、「スイーツ部」部長の大野(智)くんがこれを作り、(櫻井)翔くんが「うまい!」と感動していたんです。グミを炭酸水に浸すだけで、本当においしいんでしょうか?習ったとおりに、グミを入れたお皿に炭酸水を流し入れ、ラップをして冷蔵庫で一晩おくと……グミは膨らんで1.5倍くらいの大きさに。食べてみると、ゼリーのようなプルンプルンの食感!炭酸水も、グミの甘さや果汁が染み出て、甘くておいしい。さっぱりして暑い夏にピッタリです!【生クリームフルーチェ】続いて作ってみたのは、ネットで話題になっていた「生クリームフルーチェ」。その名のとおり、フルーチェに牛乳の代わりに生クリームを入れて混ぜるだけ。冷蔵庫で一晩冷やすとババロアくらいの硬さになり、味も濃厚でレストランで出てくるようなスイーツに。同じ生クリームで、シャービックも作ってみたら、これも高級アイスに早変わり。濃厚ななかに本来のシャキシャキ感も残っていて、清涼感抜群。こんなにおいしいと、ずぼらが癖になっちゃう!
2018年07月30日益田ミリさんの著書『美しいものを見に行くツアーひとり参加』は、その名の通り、ツアーにひとりで参加する醍醐味を知ることができる一冊。いつか行ってみたい場所はたくさんあっても、きっと行けないのだろうと心のどこかで諦めてしまっていないだろうか。益田ミリさんは40代になって、そんな漠然とした夢を次々と実現してしまった。「30代の終わりにプラハを旅行したとき、教会で演奏会に遭遇して、死ぬということはこんなに美しい世界に別れを告げることなのだと焦るような気持ちになったんです」そして世界中の美しいものを見るために頼りにしたのが、添乗員が同行するツアー。本書では北欧オーロラの旅やモンサンミッシェル、リオのカーニバルなどひとりで参加した5つのツアーの様子が綴られていく。「最初にオーロラツアーに申し込んだときは、私でも行けるんだって胸が震えました。こんなに気軽に旅ができるなら、20代のうちにもっと参加すればよかったと思ったくらい」はじめは「寂しい人だと思われていないかしら」と、周りの目を気にしていた益田さん。しかしながらほかの参加者と大人な会話を交わしたり、美しい景色と向き合ったりしているうちに、徐々に解放されていく姿から旅の醍醐味が伝わってくる。「ドイツのクリスマスマーケットは、ひとりで回るのが本当に楽しくて、誰に気兼ねすることなく、これ食べよ!次はあれ食べよ!って、つい早歩きになってました(笑)。完全なひとり旅だと尻込みしてしまう場面も結構あるけれど、お母さんが近くにいてちょっと遠出をする子どもみたいに気楽だったのは、ツアーだからこそだと思います」団体行動の窮屈さも人間観察の場と捉え、ユーモアに転じてしまうところはさすが。自分自身とじっくり対話をしたり、いろんな想像を膨らませてみるのも、“ツアーひとり参加”のいいところといえそうだ。「バスの窓から町の風景をぼんやりと眺めながら、ここで生まれ育ったらあのカフェに行ってるだろうなと想像して、違う人生を生きられる瞬間があるんです。以前は記念にいろんなものを買いたくなっていたけど、見たり、その場で体験するほうに旅の楽しさを感じるようになったのが大きな変化かもしれません」達人でなくても「行きたい場所」と「行ける場所」がイコールになるこんな旅のしかたは、大人の贅沢といえるのではないだろうか。『美しいものを見に行くツアーひとり参加』旅先での感動はもちろん、参加者とのやり取りや、さりげない描写も魅力的。旅じたくや団体行動で気になるトイレ問題など役立つ情報も!幻冬舎1300円ますだ・みりイラストレーター。『ほしいものはなんですか?』『週末、森で』『お茶の時間』『今日の人生』『すーちゃん』シリーズなど著書多数。小誌にて「僕の姉ちゃん」を連載中。※『anan』2017年12月20日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子
2017年12月16日チャウ・シンチー監督の最新作として話題沸騰中の『人魚姫』。1月7日(土)に迫った日本上陸を前に、チャウ・シンチー作品のヒロインに抜擢された新星女優、通称“星ガール”の新旧2人が熱い火花を散らしていることが分かった。本作は、人間界と人魚界に住む男女のロマンスを中心に、環境破壊へのメッセージをギャグ満載の中に描いたファンタジック・アドベンチャー。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい自然保護区域を買収し、埋め立てを決める。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を決行するが、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。そして2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と欲に駆られた人間たちによる激しい武力戦に巻き込まれていくことに――。“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドのもと、どぎついメイクや変顔を披露し、本作でデビューを果たした新人女優リン・ユンリンは新たなブレイク候補の“星ガール”。日本の俳優・綾野剛も選ばれた「ニューヨーク・アジア映画祭」でライジング・スター賞を受賞するなど、早くも注目を浴びている。加えて本作には、先輩“星ガール”がなんとリン・ユンの恋のライバルとして登場しており、新旧の星ガールが1人の男・リウを巡って対決!そのライバル役は、『ミラクル7号』(’08)で主人公をやさしく見守る小学校の先生役として出演していたキティ・チャン。彼女もまた、当時チャウ・シンチーによって見出された新星だ。リン・ユン演じる無垢で恋を知らない人魚・シャンシャンに対し、キティ・チャンが演じるのは、財力があって才色兼備のパーフェクトボディの人間・ルオラン。種族を超えたラブロマンスの側面を持つ本作の中で、対照的なキャラの2人がリウの前に現れ、どのように男を虜にしていくのかにも注目していて。『人魚姫』は1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日『少林サッカー』などを手掛けた奇才、チャウ・シンチー監督が手掛ける『人魚姫』。この度、チャウ・シンチー節全開の予告編が到着した。美しい自然が残る香港郊外の海辺・青羅湾。開発計画が進んでいるこの海に住む人魚族は、開発プロジェクトのトップである富豪リウ(ダン・チャオ)の元に、刺客として若く美しい人魚のシャン(リン・ユン)を送り込む。普通の女の子としてリウに近づいていくシャンは、リウの気まぐれでデートに誘われる。最初はそっけない素振りだったリウだが、次第にシャンに魅了されていく。そんな中、人魚族はリウを捕まえることに成功するが、彼らの存在が人間たちにバレてしまう!人魚を研究材料にしようと企む者たちによってボロボロにされる人魚たち…果たして彼らの運命は――?日本で大旋風を巻き起こした『少林サッカー』や、『カンフーハッスル』、『西遊記~はじまりのはじまり~』などを手掛けるシンチー監督が、新作の主人公に選んだのは”若い人魚姫”。罪のない彼女たちの住処を荒らす人間の自分勝手な行動を手厳しく批判しながら、いつものチャウ・シンチー節は健在、随所に大笑いを起こすネタを仕込み、子どもも大人も満足できるファンタジーに仕上げている。本作は、住む世界の違う男女のロマンスを美しく描きながらも、地球環境破壊への警告と未来へのメッセージが込められており、中国のみならず、アジアで歴代興行成績No.1を記録する超特大ヒットとなっている。また人魚姫には、12万人の中からオーディションで選ばれた新人女優リン・ユンが大抜擢されている。このほど到着した予告編では、“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドに則って、新人女優リンが破壊的ルックスで登場!さらにシンチー映画でお馴染みの面々も次々登場し、この映像だけでも面白さが存分に伝わってくる仕上がりとなっている。「人魚vs人間」の戦いは一体どのような結末を迎えるのか…?まずはこちらから、チャウ・シンチー節全開の映像を楽しんでみて。『人魚姫』は1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日世田谷の町並みや暮らしぶりが記録された8ミリフィルムを愉しむ「穴アーカイブ 8ミリフィルム鑑賞会 vol.2 穴からみえる、ひと、くらし、世田谷」が、10月30日の14時から15時30分まで東京・三軒茶屋の生活工房 4階にて開催される。「穴アーカイブ」は、記憶の“穴”にフォーカスしたアーカイブプロジェクト。実際の映像の他に、映像をきっかけに思い出した当時の記憶や思い浮かんだ出来事など、映像に記録されていない物語や出来事も集めている。今年度は4月から8月にかけて8ミリフィルムの提供を呼びかけ、世田谷区内を中心に16名から約150巻を集めることができた。今回はその一部をデジタル化し、鑑賞会を実施。昭和30年代の井の頭自然文化園や、昭和36年の向ヶ丘遊園のウォーターシュート、世田谷観音での節分など、当時の町並みや暮らしを記録した映像の数々が上映される。また、当日は企画制作・remoのスタッフが中心となってファシリテーターを務め、フィルム提供者や来場者に当時の記憶や想像した事柄を聞きながら鑑賞していく。誰かの記憶が他の誰かの記憶になる、そんな温かいひとときを愉しめるイベントとなっている。【イベント情報】「穴アーカイブ 8ミリフィルム鑑賞会 vol.2 穴からみえる、ひと、くらし、世田谷」会場:生活工房 4階住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー会期:10月30日時間:14:00~15:30入場無料
2016年10月06日間もなく開催がスタートする第38回PFFぴあフィルムフェスティバル。今回の映画祭でひとつの目玉企画となるのが“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”だ。この特集は、現在第一線で活躍する映画監督の原点となった8ミリ自主映画の傑作を集めたもの。『雨女』は矢口史靖監督が1990年に発表し、同年PFFでグランプリに輝いた一作だ。その他の画像矢口史靖監督の名から浮かぶ、作品イメージはどんなものだろう? 出世作となった『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、いずれにしても“明快なエンターテイメント”というイメージはあるのではなかろうか。そのイメージをもって矢口監督が自主映画として発表した『雨女』を観ると、ちょっと驚くかもしれない。表面だけでみると、あまりに“明快な娯楽”とは映像も内容も程遠いので。ただ、それはあくまで表層上に過ぎない。『雨女』のひとつひとつをつぶさに見ていくと、実は矢口監督ののちにしっかりとつながる優れた“エンターテインメント性”がこの時点で随所に発揮されていることに気づくはずだ。『雨女』は簡単に説明すると、本作の翌年、奇しくも公開される『テルマ&ルイーズ』と重なるような、ふたりの女の子が暴走する物語。傍若無人な行為に走るふたりの日常が描かれる。ただ、その表現手法はよく言えばジャンル・ミックス、悪く言えばもうはちゃめちゃ。近年の映画でいえばデヴィッド・フィンチャー監督の『パニック・ルーム』を思わせるような室外から室内へと導くオープニングのショットからはじまり、あるシーンは女性の足先を執拗に追った官能ロマン、あるシーンは女の子のかわいさをきっちりとらえた当時、流行していたアイドル映画、あるシーンは身も凍るようなホラー、あるシーンは1発勝負のドキュメンタリーと、映画のカラーがこちらも驚くくらいころころと変わっていく。それはある意味、バラバラでまとまりがない。でも、一方で混然一体となってこちらに向かってくるようなパワーも不思議と宿る。そのパワーの源は、何かといえば、矢口ワールドの真骨頂といっていい“エンターテイメント性”にほかならない。巻き込まれた素人ははた迷惑だったと思わずにいられない過激なアプローチで撮られたドキュメンタリー映像、今だったら許されないかもしれない炎上シーン、四谷怪談を想起させるおどろおどろしさが漂うホラーの場面など、いずれの映像も驚きや面白さが溢れ、一喜一憂させられる。とにかく映画のひとつの大きな醍醐味である“娯楽”を体感できるといっていい。それは同時に矢口史靖という才能のスタートに出会うことでもあるといえるだろう。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)文:水上賢治
2016年09月07日世界的ヒットとなったゲームの世界観を基に、マイケル・ファスベンダーが遺伝子操作によってアサシン(暗殺者)として過去に送り込まれるミステリー・アクション『アサシン クリード』。その公開が2017年に決定し、予告編映像と“ダイブ”感のあるポスタービジュアルが解禁となった。記憶をなくした死刑囚、カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は、遺伝子操作によってDNAに眠る記憶を呼び覚まされ、祖先の記憶を追体験させられることになる。カラムは自分の祖先が、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説的な暗殺者だったことを知る。また、彼の先祖は禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る歴史上最後の人物でもあった――。本作は、全世界でシリーズ累計3,700万本以上を売り上げた大ヒットゲームと世界観は共有しているものの、主人公などキャラクターを一新、まったく新しいストーリーで描くミステリー・アクション。到着した映像は、ソフィア・リキン(マリオン・コティヤール)が、カラムに向かって「あなたはもう存在しないの」と言い放つ衝撃のシーンで幕を開ける。彼女はいったい何者なのか、それは明かされてはいない。一方で、カラムがルネサンス期のスペインへと“飛ぶ”と、謎に包まれた美しき女アサシン、マリア(アリアーヌ・ラベド)も登場し、カラムの祖先アギラールと共に華麗なアクションを披露している。アギラールとマリアがスペインの美しい街並みを駆け抜けていく姿は圧巻!さらに、映像の最後には両手を広げ、空を舞うアサシンが映し出されるが、その姿はまるで大空を駆ける鷲(イーグル)のようで、ポスタービジュアルにも描かれている姿。カラムが送り込まれたルネサンス期のスペインで何があったのか?彼と祖先が持つ歴史を変えてしまう秘密とは?謎が謎を呼ぶ映像となっている。本作で、主人公のカラム・リンチと彼の祖先アギラールを演じるのは、『スティーブ・ジョブズ』で第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、現在公開中『X-MEN:アポカリプス』のエリックことマグニートーでも知られるマイケル・ファスベンダー。「世界で最も美しい顔」の1位に輝いたこともある、セクシーなルックスが魅力の彼が、アサシンとして謎だらけの物語に挑む。そして、第80回アカデミー賞主演女優賞を受賞し、フランス芸術文化勲章も受賞したマリオン・コティヤールがソフィア・リキン役として登場。『マクベス』でこの2人を起用し、注目を浴びたオーストラリア出身のジャスティン・カーゼルがメガホンを握る驚異の映像美にも注目だ。『アサシン クリード』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日今秋で38回目を迎える映画祭“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”で、ベルリン映画祭と香港映画祭との共同企画による特集上映“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”が開催されることが決定した。本特集では“PUNK”というキーワードでセレクトされた11本の8ミリ映画が2Kでスクリーンに甦る。その他の写真1960年代から90年代初頭まで、日本映画史に燦然と輝く8ミリフィルムによる長編映画制作。日本だけに巻き起こったこの熱い映画塊を、PFFでは繰り返し紹介してきたが、その企画が海を越え、今年の2月には第66回ベルリン映画祭、3月には第40回香港映画祭で上映された。加えて台湾、中国、フランス、メキシコ、スペインの映画祭からも上映オファーが届くなど、さらに上映の機会が広がる模様だ。上映作品には、『蜜のあわれ』の石井聰亙(岳龍)監督の『1/880000の孤独』や、『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』の園子温監督の『俺は園子温だ!』と『男の花道』、『ロボジー』の矢口史靖監督の『雨女』、『鉄男』『野火』の塚本晋也監督の『電柱小僧の冒険』など、日本映画を代表する監督たちの原点とも言える、情熱と意欲に溢れた作品が揃う。ビデオがなかった1932年に家庭用の記録機器として生まれ、1960年代から80年代にかけてピークを迎えた、8ミリフィルムを使うムービーカメラ。映画監督への夢を持った若者たちが一巻10分に満たない8ミリフィルムを使って作った、映画の常識をぶち壊すような伝説のパンク映画をこの機会に体験してみてはいかがだろう。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催(月曜休館)※“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”は英語字幕付き上映
2016年07月04日夏に公開される『シン・ゴジラ』の新ビジュアルと、総監督の庵野秀明が自らつくりあげた予告編映像が公開になった。『シン・ゴジラ』予告編映像本作は、日本が誇る怪獣ゴジラを、庵野秀明が脚本と総監督を、樋口真嗣が監督と特技監督を務めて新たに描く作品。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演することがすでに発表になっていたが、このほど高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、國村隼、ピエール瀧らが出演することが新たに発表になった。本作のキャストは総勢で328人になるそうで、犬童一心、緒方明、塚本晋也、原一男ら映画作家たちも俳優として登場するという。公開になったビジュアルと映像には新しいゴジラの“全身”が登場。前田真宏がイメージデザインを、竹谷隆之がキャラクターデザインを手がけた新しいゴジラは118.5メートルあり、映像ではゴジラが東京の街に現れ、巨大な尻尾が人々の頭上をゆっくりと通過する場面や、戦車や飛行機の攻撃をゴジラが受けるシーンなどが描かれる。また、本作で描かれるのは“現代日本に初めて現れたゴジラ”であることも発表になった。映画は、7月に全国公開されるが、通常の上映だけでなく、IMAX、4DX、MX4Dでの上映も決定している。『シン・ゴジラ』7月29日(金)公開
2016年04月14日STマイクロエレクトロニクス(ST)は3月1日、大手車載機器メーカー向けに長距離測定に対応した新しい車載ミリ波レーダー用トランシーバIC(77GHz)の出荷を開始したと発表した。市場では、高速アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)など、77GHz技術が適した高出力長距離レーダーを使用する次世代機能への期待が高まっており、高い周波数では、アンテナの小型化が可能であると共に、短・中・長距離レーダーを必要とするADASに同じ技術を適用することができる。同社が今回開発した77GHz車載ミリ波レーダー用トランシーバICは、77GHzトランスミッタ3個およびレシーバ4個を1チップに集積しているため、競合製品に比べて、シンプルかつ小型のシステムを低コストで設計することができるとする。また、物体認識機能と解像度を向上させるマルチチャネル・アーキテクチャの採用により、走行中の高い性能と信頼性の実現に貢献する。同製品は現在サンプル出荷中で、2017年3月に量産を開始する予定だ。
2016年03月01日2016年夏に公開される『シン・ゴジラ』の公開日が来年7月29日(金)に決定し、新ビジュアルと特報映像が公開になった。『シン・ゴジラ』特報映像『シン・ゴジラ』は日本が誇る怪獣ゴジラを、庵野秀明が総監督を務めて新たに描く作品で、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演する。このほど公開された特報映像は、何かから必死に逃げ惑う人々を捉えた緊張感あふれる内容で、ゴジラの姿はないが、本作に登場するゴジラはシリーズ史上最大の118.5メートルであることが発表になった。ゴジラのイメージデザインを前田真宏が、キャラクターデザインを『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した竹谷隆之が手がけた。ゴジラのデザインは庵野総監督とクリエイターたちが何度もやり取りを繰り返して完成。イメージデザインを手がけた前田は「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました。戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と語り、キャラクターデザインの竹谷は「庵野総監督と前田さんがつくり上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました。庵野総監督の頭の中にある“ゴジラ”の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした。人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです!」とコメントを寄せている。12年ぶりに日本に姿を現す、史上最大のゴジラは一体、どんな姿をしているのか? 本作すでに撮影を終了しており、現在は編集作業中。来年の6月に完成予定。『シン・ゴジラ』2016年7月29日(金) 公開
2015年12月10日NTTドコモは11月26日、5G技術検証実験を実施し、ミリ波の周波数帯(70GHz帯)を用いて、実際の商業施設における受信時2Gbpsを超える無線データ伝送に成功したと発表した。10月13日に東京都港区の六本木ヒルズ森タワーでノキアソリューションズ&ネットワークス(ノキアネットワークス)と実験を行った。実験では、基地局アンテナを商業施設内の1カ所に設置し、基地局から30~90m離れた商業施設内の通路で携帯電話端末に相当する移動局装置を動かすことにより実施した。これまでミリ波帯の電波は、直進性が強く、減衰がより大きいことから、通信エリアが基地局からの見通しのある狭い範囲に限られ、移動通信サービスでの利用が難しいとされてきた。実験では、電波を特定の方向へ集中することによりビームを形成し、電波を遠くまで届けた。さらに、移動する端末の動きに電波を合わせることにより、基地局からの見通しが確保しにくく、電波が複雑に反射を繰り返す環境での通信エリアの狭さを解消し、ミリ波の移動通信への利用の可能性を高めた。また、六本木ヒルズ森タワーの25階に基地局を設置し、屋外の地上階にて移動局装置を動かす実験も行った。今後も5Gの実用化に向けてさまざまな環境での屋外実験を実施するという。これらの実験に加えて、11月12日に韓国(水原市)でサムスン電子と5G技術検証実験を実施。28GHz帯の高周波数帯を用いて、基地局から見通しのある道路上を時速約60kmで高速移動する顧客環境を想定し、120mm×60mmのスマートフォンに内蔵可能な新たな小型アンテナを利用して、受信時2.5Gbps以上の無線データ伝送に成功した。実験では、電波強度の減衰が大きく、これまで移動通信サービスでの利用が難しいとされてきた高周波数帯について、自動車や電車などでの移動時における5G高速通信での利用の可能性を実証。今後は、日本においても電波免許取得後に屋外実験を開始する。
2015年11月27日富士通研究所は6月9日、5G通信システムの実現に向け、ミリ波ビーム多重化によるマルチアクセスに成功したと発表した。スマートデバイスの普及に伴い、無線データ通信のトラフィック量は1年で2倍弱のペースで増大している。そのため、10Gbpsの通信速度を実現する5G通信システムの無線通信技術の研究が進められている。ユーザーあたりの通信容量を増大させるには、携帯基地局などがカバーするエリア半径を小さくして収容数を減らすことや、ミリ波帯などの広い帯域幅を利用できる周波数帯を使用するなどの方法がある。ミリ波帯では、アンテナサイズを小さくすることができるため、アンテナ素子の数を増やすことで空間を小さく分割し、カバーするエリアを小さくした基地局に照射することが見込まれている。しかし、従来のアレーアンテナでは、ビーム形成時に、目的方向の電波とは別方向の電波が発生してしまうため、ユーザー多重化のために複数のアレーアンテナを設置するとビーム間で干渉が起き、多数のアレーアンテナを並べることが困難だった。富士通研究所は今回、60GHz帯のミリ波を用いて、別方向の電波が細い電波ビームで64パッチのアレーアンテナを開発。同アンテナを用いて、60GHzの周波数において1.2GHzの帯域幅で1ユーザーあたり3Gbpsの通信の通信容量を実現する無線機を試作したところ、4ユーザーで互いに干渉せずに、世界最高レベルとなる12Gbpsの通信容量を実現した。同社は今後、ミリ波無線機のさらなる高速化とビットレートあたりの低消費電力化を進め、2020年頃の実用化を目指すしている。
2015年06月09日キアヌ・リーヴスが、ターセム・シン監督のアクションスリラー『The Panopticon(原題)』への主演を検討しているようだ。その他の情報主人公の男性は、ある日、奇妙な荷物を受け取る。中には録音されたメッセージが入っており、その声の主は彼自身。「世の中がまもなく崩壊する、それを救えるのは自分だけだ」という内容を聞いた彼は、タイムリミットが来る前に、なんとかその謎を解こうと奔走する。リーヴスの最新作は、現在北米公開中の『John Wick(原題)』。来年はイーライ・ロス監督のスリラー『Knock Knock(原題)』、レニー・ゼルウィガーと共演する『The Whole Truth(原題)』、プロデューサーも兼任する『Daughter of God(原題)』が控える。シン監督の最新作は2012年の『白雪姫と鏡の女王』。文:猿渡由紀
2014年11月20日フランク・ミラーとロバート・ロドリゲスがタッグを組んでメガホンをとった『シン・シティ』の最新作の『シン・シティ復讐の女神』の予告編映像が公開になった。『シン・シティ復讐の女神』予告編本シリーズはミラーが原作を務めたグラフィック・ノベルを実写映画化した作品で、『…復讐の女神』では原作の中でも人気の高い2エピソードと、ミラーが映画のために書き下ろした2話で構成。ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーン、ブルース・ウィリスらが出演する。このほど公開された映像にまず登場するのは最愛の刑事ジョンを亡くしたナンシー。彼女は復讐を果たすため、シン・シティの権力者ロアークを殺すと誓い、ギャンブラーのジョニーもロアークに復讐することを誓う。野獣マーヴ、ロアークを翻弄する謎の美女エヴァ、私立探偵のドワイトら“濃い”キャラクターが次々に登場。ウェイトレスに扮したレディ・ガガの出演シーンも収録されている。白と黒で描かれたノワール世界にところどころ色彩がのった本作独自のビジュアルは健在で、アクション、怨念のドラマ、ならず者たちの駆け引きがスリリングに展開される映像は、1分40秒ほどだが見どころが次から次に登場する内容になっている。『シン・シティ復讐の女神』2015年1月、TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2014年10月29日フランク・ミラーとロバート・ロドリゲスがタッグを組んでメガホンをとった『シン・シティ』の最新作の邦題が『シン・シティ復讐の女神』に決定し、ポスター画像が公開になった。引き続き、ミラーとロドリゲスが監督を務め、ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーン、ブルース・ウィリスらが出演する。その他の情報本シリーズはミラーが原作を務めたグラフィック・ノベルを実写映画化した作品で、『…復讐の女神』では原作の中でも人気の高い2エピソードと、ミラーが映画のために書き下ろした2話で構成。罪の街“シン・シティ”で生きる者たちを描く作品だが、新作ではタイトル通り、腐敗した権力に対して復讐するアウトサイダーたちのドラマが描かれる。愛するハーティガン刑事を死に追いやった街の支配者ロアーク上院議員を殺す誓いを立てた場末のストリッパー、ナンシーをジェシカ・アルバが演じるほか、ナンシーの愛する刑事をブルース・ウィリス、心優しい野獣マーヴをミッキー・ローク、私立探偵ドワイトをジョシュ・ブローリン、若きギャンブラーのジョニーをジョセフ・ゴードン=レヴィット、ロアーク議員を翻弄する魔性の女エヴァをエヴァ・グリーンが演じる。『シン・シティ復讐の女神』2015年1月、TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
2014年10月17日富士通研究所は10月8日、低コスト化が可能な半導体プロセスであるCMOSを使用したミリ波レーダ用送受信チップを試作し、近距離検知性能向上を実現することに成功したと発表した。詳細は、10月5日よりイタリア・ローマで開催される国際会議「EuMC 2014(European Microwave Conference 2014)」にて発表される。自動車などで用いられるミリ波レーダは、使用する電波が76~81GHzと高い周波数のミリ波を使用するため、従来はSiGeバイポーラトランジスタなどの特殊な半導体を用いる必要があった。しかし近年、低コスト化が可能なCMOSでも、ミリ波回路の実現が可能になってきた。CMOSは、従来のSiGeバイポーラトランジスタに比べて低い電源電圧で動作可能なため消費電力を小さくでき、ミリ波領域においておおむね同等の性能を示すものの、低周波領域でのノイズ成分が大きいという問題があった。ミリ波レーダの場合、発振器のミリ波信号を送信し、障害物で反射してきた信号と元の送信信号との差分を比較することで、障害物の距離・速度・方位の検出を行っている。この中で、近い距離にある反射の弱い歩行者などの検知性能を向上させるには、低周波領域のノイズを低減する必要がある。今回、これに対応するため、受信チップの高周波特性を確保すると同時に、低周波領域のノイズを低減することに成功した。具体的には、受信回路内の周波数変換回路にダブルバランスト・レジスティブ・ミキサを採用した。周波数変換回路は、送信信号と同一の局部発振信号(LO信号)と障害物で反射して戻ってきた信号(RF信号)との周波数差分の信号(IF信号)を取り出す働きをしている。レジスティブ・ミキサはミキサのトランジスタに電源電圧を印加せずLO信号の電力によってIF信号を取り出す回路形式を採用している。電源電圧を印加しないので、ミキサのトランジスタに流れるDC電流の発生を最小限に抑えることができ、低周波領域でのノイズ上昇を防ぐことができる。さらに、レジスティブ・ミキサを差動合成するダブルバランス構成にすることで、ミキサに入力するLO信号の電力によって発生するDCオフセットによるノイズ上昇も抑えることができ、10kHz以下のノイズ低減と高周波特性の両立に成功した。そして、同回路を使用して、現行のSiGe製品と同等の機能を有した4チャネルの受信チップを試作した。また、昨年発表した低位相ノイズのPLLシンセサイザを採用した送信チップも併せて試作し、ミリ波レーダを構成する主要な高周波半導体回路全体を一般的な65nm CMOSプロセスで実現したという。受信チップの低周波領域のノイズを表すSSBノイズ指数で比較すると、同試作品は12dBであり、従来のSiGe製品と同等以上で、これまで学会などで発表されたCMOSの30dBに対しても18dB改善している。この改善は、ノイズの大きさが約1/60と大幅に低減したことに相当する。加えて、従来のSiGeは電源電圧が3~5Vで動作するのに対し、今回のCMOSは1.2Vの電源電圧で同等の性能を実現しており、消費電力を半分程度にすることにも成功したとしている。なお、同社では、2018年頃の実用化を目指すととも、ミリ波レーダのさらなる高性能化にも取り組む予定とコメントしている。
2014年10月08日ハーマンミラージャパンは、ジョージ・ネルソンがデザインしたストレージシリーズ「ネルソンシンエッジグループ」の販売を開始する。「ネルソンシンエッジグループ」は、1952年にハーマンミラーのデザインディレクター、ジョージ・ネルソンがデザインしたもの。1958年にドアやロワーを形づくるデザインの特徴を表した「シンエッジグループ」と名前を変え、1964年まで製造された。このほど、同社は同シリーズの復刻を発表。フォームやエレガントな美しさは忠実に復刻しているが、プライウッドは環境に配慮した素材に変更している。キャビネットは35万7,000円~、チェストは45万6,750円~。受注開始は2013年3月初旬を予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日韓国の男性6人組グループ、神話(シンファ)のメインボーカル、シン・ヘソンが10月16日、東京ドームシティホールで「シン・ヘソン2011ジャパンツアー-THE ROAD NOT TAKEN ACT3」を開催。元EXILEの清木場俊介と、Brown Eyed Soulのヨンジュンをゲストに迎え、2回公演で4000人を沸かせた。シン・ヘソンの公演チケット情報シン・ヘソンは「久しぶりのコンサートで、本当に嬉しい」と日本語で挨拶。その後は、韓国語で「すごく会いたかったです。最近は神話のメンバーともよく会っていて、来年は神話として歌って踊る姿をお見せできると思います。みなさんと約束しましたからね」とファンには嬉しい報告をした。昼公演には、元EXILEの清木場俊介が登場。シン・ヘソンと清木場がデュエットしている新曲『I Believe』を披露した。同曲は、EXILEの頃からのファンだというヘソンのラブコールを受け、清木場が作詞を担当し、ふたりのデュエットも実現した作品。ヘソンの日本1stシングルとして10月5日にリリースされ、オリコンのシングル・デイリーランキングで4位を獲得した。ヘソンが「シングルが好調で嬉しい。胸がドキドキする。清木場さんと一緒に作業できて楽しかった。心から感謝します」と述べると、清木場はファンに「ヘソンを宜しくお願いします!」とふたりで熱いハグを交わした。ライブはフルバンドを従え、日本語、韓国語、新旧とりまぜた選曲で構成。後半では「現在、韓国でリリースするアルバムの準備中。今までとちょっとジャンルが違うものになりそう、アルバムはこんな感じになりそうです」と紹介し、楽曲『クリウォ』『考えてみてよ』を披露。また、ワイルドなライダーズベストに着替えると「こういう服じゃないと歌えない」と、神話のヒット曲『Perfect Man』と『BRAND NEW』でファンを沸かせた。なお、シン・へソンは10月31日(月)に、福岡・ホテルニューオータニ博多にて、ディナーショーを行う。チケットは発売中。
2011年10月18日シン・ウンギョンの若返った理由韓国のシン・ウンギョンが「あご手術」を受け、女性向け機能性基礎化粧品「ロチェルン」(チェ・イルソン代表)と6ヶ月間の契約をかわしていることが分かった。広告用の撮影はすでに8月30日に行われた。「あご手術」を受けたシン・ウンギョンが写真を公開してからは、ネットでの反響もかなりよく、「若返った」「きれいになった」とコメントがたくさん寄せられた。シン・ウンギョンの関係者の話によれば、シン・ウンギョン本人も手術の結果は満足いくものだと喜んでいたという。image by AMAZON契約までゲット!「あごの手術」で若返ったシン・ウンギョンは、美しくなっただけでなく、仕事まで手に入れた。韓国の女性向け機能性基礎化粧品「ロチェルン」が、美しく生まれ変わったシン・ウンギョンをイメージキャラクターに抜擢した。元の記事を読む
2011年09月02日ディズニーの記念すべき長編アニメーション第50作目となる『塔の上のラプンツェル』の日本語吹き替え版で、主人公・ラプンツェルに抜擢された中川翔子が12月20日(月)、東京・港区のStudio Disneyでアフレコ収録を行った。本作は生まれてから18年間、高い塔の上で暮らしてきたヒロインが、外の世界に飛び出し様々な冒険とロマンを体験する感動ファンタジー。中川さんは劇場版『ポケットモンスター』シリーズで声優を経験しているが、長編アニメの主人公を演じるのは初めて。その厳しさで知られるディズニー本社の製作スタッフによる審査を見事クリアし、“しょこたん”版ディズニープリンセスが誕生した。ラプンツェルのトレードマークは、不思議なパワーを持った驚くほど長い髪の毛。中川さんも髪の毛を金色に染め、腰あたりまで伸ばして“役作り”は万全だ。「アフレコは息遣いやため息も絵に合わせないといけない。でも自然とラプンツェルになれて、収録が長引いても『もっとラプンツェルでいたい』って思うほど」とすっかりシンクロ。共通点も多いそうで「絵を描くのが好きだったり、爬虫類が友達だったり(笑)。部屋に閉じこもってるところも似てますね。私は率先して閉じこもっているんですけど」。一番のお気に入りは、ラプンツェルが生まれて初めて外の世界に、足を踏み出すシーンだといい「いろんな妄想を膨らませながら、私も生まれて一番のテンションで、キャッホー!って」とアフレコ収録もしょこたん流だった様子。そんな中川さんは1985年5月5日生まれで、今年25歳。そして本作はディズニー長編アニメ50作目ということで「本当“5”尽くしですよね。私にとって(ラプンツェルは)最高のプレゼント」と思わずニッコリ。プレゼントといえば、気になるのはクリスマスの予定だが、「仕事が終わるとすぐ家に帰っちゃうんで…きっと『家の中のラプンツェル』なのかなぁ」と笑顔から一転、今度はシンミリ。しかし、外の世界を知って喜ぶラプンツェルの表情が忘れられないといい、「私も頑張って、外のイルミネーションを見に行こうかな」と“脱引きこもり”宣言も飛び出した。『塔の上のラプンツェル』は2011年3月12日(土)より全国にて公開。中川さんの声が入った最新予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:塔の上のラプンツェル 2011年3月12日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『ナルニア』新作がアンジー&ジョニーを抑え1位発進!『ラプンツェル』は億超えジョニーが主演賞Wノミネート!オスカー前哨戦のゴールデン・グローブ賞候補が発表オスカー有力『キングズ・スピーチ』が全米で1館あたりの平均今年No.1のスタートしょこたんからメッセージも!『塔の上のラプンツェル』予告編が到着しょこたんがディズニープリンセスの仲間入り?『塔の上のラプンツェル』声優に抜擢
2010年12月20日