イ・ジュノ(2PM)とイム・ユナ(少女時代)がドラマ初共演し、作り笑顔を嫌う財閥御曹司のク・ウォンとどんなときでも笑顔を求められるホテリエのチョン・サランを演じたNetflixシリーズ「キング・ザ・ランド」。ついに最終話を迎えた本作で、ジュノとユナが魅せる甘々なケミストリーにいつの間にか夢中になって観てしまったという方は多いのでは?もっとドラマの世界に浸りたいという方のために、2人の素顔も覗ける様々な動画コンテンツがNetflixなどで紹介されている。“キングホテル”を経営する財閥の3世ク・ウォン(イ・ジュノ)と、“キングホテル”で働くことを夢見ていたホテリエのチョン・サラン(イム・ユナ)。最悪の出会いを経て、ホテルのVVIPラウンジ“キング・ザ・ランド”で顔を合わせるようになった2人は、次第に惹かれ合っていく。仮面のように張りついた愛想笑いに囲まれて孤独に育った、一見冷徹なウォンが、聡明で温かなサランへの思いに気づいた途端、食事にすら誘えない不器用な可愛らしさを見せていく姿は必見。ウォンのカリスマ性に溢れたスリーピーススーツは、彼の感情やサランへの思いによってその色合いが変化しているという。また、ホテルが舞台となるだけに、平和で静かな雰囲気をお客様に提供できるかどうか、K-POPアイドルがよくチャレンジするASMRゲームにジュノ&ユナで臨んだことも。もともと2人は「少女時代」が2007年8月、「2PM」が2008年9月にデビューし、ともにK-POP人気を日本にも広げた“第2世代”グループのメンバーとして旧知の仲。ほぼゼロ距離、息もぴったり(!?)のASMRには要注目。ドラマ序盤には、やり尽くされた感のある格差オフィス・ラブコメでクリシェ(常套句、ありふれた表現)だらけと批判を受け、中盤はアラブ文化を歪曲し敬意を欠いた表現で制作側が謝罪するひと幕もあった本作。そんな中でも、Netflixでは配信3週目で400万ビュー、2450万視聴時間を記録し、グローバルTOP10でTVシリーズ(非英語部門)1位を獲得。5週目、6週目もグローバル1位となっている。本国の報道によると、JTBC局で放送された最終話は全国13.8%、首都圏14.5%(ニールセン・コリア調べ)と自己最高視聴率で終幕を迎えたという。これは主演2人がトップアイドルであり、ジュノは「赤い袖先」、ユナは「ビッグマウス」とそれぞれ前作が高い評価を受けた“トップ演技ドル”でもあること、そんな2人が甘すぎるロマンスを繰り広げることだけが理由ではないだろう。王道であるように見えて、女性の従業員であるサランが自身の努力によって“最優秀社員”に選ばれるほど主体的であることや、彼女の姿勢がウォンの職業観に大きな影響を与え、家族関係にも変化をもたらしていくなど、キャラクターの成長も重要な見どころ。第10話では、“従業員ファースト”となったウォンの計らいでノ・サンシク課長(アン・セハ)、サランの親友であるCAのオ・ピョンファ(コ・ウォニ)、免税店勤務のカン・ダウル(キム・ガウン)、ピョンファの後輩イ・ロウン(キム・ジェオン)と一緒にタイに慰安旅行へ。ウォンとサランの関係がより深まったタイ旅行の撮影裏側は、ジュノとユナそれぞれの個人Vlogにも収められている。ク・ウォンからイ・ジュノ、チョン・サランからイム・ユナとなって、ひとときの休日を楽しんだり、気さくにモッパンしたりする姿を目にすることができる。さらに、第14話でロッテワールドを夜間貸し切って制服デートをしたシーンの裏側も!なお、ユナがジュノに、ジュノがユナにミニインタビューする動画も公開中。ドラマとともに2人の仲睦まじい姿を楽しんでみて。Netflixシリーズ「キング・ザ・ランド」は独占配信中。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年08月09日「赤い袖先」の大ヒットも記憶に新しいイ・ジュノ(2PM)と「ビッグマウス」のイム・ユナ(少女時代)が、プライドの高い御曹司と平凡なホテリエを演じるNetflixシリーズ「キング・ザ・ランド」が6月18日(日)より配信開始。この度、最初は相性最悪だと思っていた2人が、衝突しながらも徐々に惹かれあっていく様子や、クールな御曹司がツンデレぶりを炸裂させる特別予告が解禁。また、「愛の不時着」「二十五、二十一」「社内お見合い」「わかっていても」など、韓ドラ好きに聞いた好きなロマンス作品のアンケート結果も発表された。クールでプライドの高い“キングホテル”の御曹司ク・ウォン(演:イ・ジュノ)と、“キングホテル”で働くことを夢見ていたホテリエのチョン・サラン(演:イム・ユナ)が惹かれ合う姿を、ユーモラスかつロマンティックに描く本作。解禁された映像には、2人が最悪の出会いを経て、いつの間にか互いに惹かれていく胸キュンシーンがたっぷり描かれている。出会いのきっかけは、最悪の勘違い。ウォンからセクハラじみたラブレターを贈られたと思ったサランは「次はタダじゃ済まない」と威嚇。一方のウォンもサランに対し「僕の前に現れるな」と警告する始末。ところが、意外にも両者の間には何かが芽生えている様子で…。映像の後半からは、普段はあまり笑顔を見せないウォンが魅せる、ツンデレな一面が続々。普段のウォンは超クールでスタイリッシュ、カリスマ性溢れるハイスペックな御曹司。だがサランへの恋心に気づいた途端、自らの思わぬ嫉妬心に慌てふためいたり、サランの様子を観察しちゃったり、カッコよくキメた直後に物音にビビったり、と可愛らしさを見せていく。中には、エプロン姿で涙を流すギャップあふれるシーンも。サランと出会ったことで、ウォンに笑顔が増えているようにも見えるが…。ある理由から“笑顔を軽蔑する”ウォンと、職業柄“笑顔を要求される”サラン。正反対の2人が繰り広げる恋の行方が気になる映像となった。そんな超王道ラブロマンスの配信を目前に控えるNetflixには、世界中を沼落ちさせてきた韓ドラが豊富。先日行われた本作のバーチャルファンミーティングの一般参加応募者の中から、約450名を対象に行われた「ネトフリ韓ドラのロマンス作品」のアンケートでは「最も好きな韓ドラ」の項目で「愛の不時着」が多くの票数を集める結果に。「何回見たか分からないくらい見て全部号泣。登場人物一人一人の背景がしっかり描かれていて濃厚な後味が味わえるドラマ」「ラブストーリーの中にコメディがとてもよく活きていて、いろんな愛の形、愛の表現がありました。自分を肯定し尊重してくれるようなドラマ」などの声が寄せられた。ほかにも、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いた恋愛ヒューマンドラマ「二十五、二十一」には「青春の甘酸っぱさとスポーツの熱心さ、友情、全て詰まった思い出の作品」、偽装恋愛から始まるラブコメディ「社内お見合い」には「ラブコメらしく楽しくて可愛いカップルで、すっかりハマってしまった」など、温かいコメントが続々。▼【韓ドラ好きなシーン】特別映像そのほか「ロマンスは別冊付録」「恋慕」「海街チャチャチャ」「サイコだけど大丈夫」「還魂」「39歳」「その年、私たちは」「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」「スタートアップ:夢の扉」など、韓ドラの人気を支えてきたラブロマンス作品たちが多く挙がることに。このアンケート結果を受け、各作品の「好きなシーン」と「好きなキスシーン」をそれぞれまとめた特別映像も解禁。ハマったあのロマンスを再び思い返したり、自分好みのロマンスを新しく見つけ出せるきっかけにもなりそうだ。▼【韓ドラ好きなキスシーン】特別映像韓国のラブロマンス作品が豊富なNetflixでは、「キング・ザ・ランド」とほぼ時を同じくして、前世での人生も全て記憶している女性(演:シン・へソン)が、前世で恋に落ちたムン・ソハ(演:アン・ボヒョン)と再会し再び恋をする、転生系ラブロマンス「生まれ変わってもよろしく」も6月17日(土)より配信開始となる。Netflixシリーズ「キング・ザ・ランド」は6月18日(日)より独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月17日舞台「パラサイト」の原作となる映画『パラサイト 半地下の家族』より、ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホからコメントが到着した。『愛を乞うひと』『焼肉ドラゴン』の鄭義信が台本・演出を務め、90年代の関西に舞台を移した本作は、堤防の下にあるトタン屋根の集落に暮らす、家内手工業の靴作りで生計を立てる金田一家と、高台にある豪邸に住む永井一家の物語。古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子らが出演する。今回の舞台化にあたり、『パラサイト 半地下の家族』で第92回アカデミー賞監督賞・脚本賞を受賞したポン・ジュノ監督は「とても嬉しく、楽しみです」とコメント。「当初は戯曲として構想した作品です。俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版『パラサイト』で、再び観客に出会えることは至極の喜びです。演出の鄭義信先生の長年のファンとして、傑作『焼肉ドラゴン』を観劇した際に、スタンディングオベーションで拍手を送った記憶が今も蘇ります。加えて、日本を代表する最高の製作陣と俳優たちが集結してくれたことに、私の期待は更に膨らんでいます」と語る。ポン・ジュノ監督また、裕福な家庭に次第に寄生していくキム一家の父親、キム・ギテクを演じたソン・ガンホは、「映画とは違う立体感や臨場感、そして舞台の圧倒的なエネルギーが期待されます。多くの観客の熱気に包まれる素晴らしい公演になることを切に願っています」とメッセージを寄せている。ソン・ガンホなお、3月19日(日)12時よりMY Bunkamura、26日(日)11時よりレプロエンタテインメント先行チケット販売特設サイトにて主催者先行チケット販売がスタートする。THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ/COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za、7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2023年03月18日柳楽優弥主演「ガンニバル」より、片山慎三監督のコメントが到着した。かつてポン・ジュノ監督の助監督として作品に携わっていた過去をふり返り、自身の作品における影響、本作の魅力について語っている。「この村では、人が喰われているらしい」という衝撃的な設定で、企画発表時から大きな注目を集めてきた本作。センセーショナルな内容で実写化不可能と言われてきた原作を、日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが集結し映像化した。片山監督はこれまで、『岬の兄妹』『さがす』で「人間の濃い部分を重点的に見ていた」と語るように、人間の心の奥に潜む闇や欲望をあぶりだしてきた。「ガンニバル」については「登場人物たちの人間関係が凄く濃い。善とも悪ともつかないような物語があって、これなら映像化しても単なる怖いドラマやスリラーに終わらないだろうと。そこに惹かれて、物語にどんどんハマっていった」と、禁忌を犯すという題材に加え、人間関係の描写に面白みや魅力を感じたという。監督が人間関係の描写にこだわるのには『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞4部門を受賞した韓国を代表する映画監督、ポン・ジュノ監督の存在がある。片山監督はポン・ジュノ監督作品『TOKYO!』(2008)、『母なる証明』(2009)の2作品で助監督を務めた経験を持つ。実際にポン・ジュノ監督から学んだことを聞くと「形にとらわれないこと。たとえば、怖いシーンからただ怖い感情を引き出すのではなく、ちょっと笑いの要素を入れてみる。そうすることで、一層、(表現の)深みが増すことがあるし、いい意味で別のスパイスが加わったりする。ジャンルにあまりとらわれすぎないようにするといいますか」と明かした。さらに影響を受けたこととしても「ポン・ジュノ監督らしさ、みたいなものをなるべく出さないように意識しても、どうしても撮影するカットが似たりすることはあります。そんな経験をした僕だからこそ出るおかしみ、人間を見る眼差しみたいなものはどうしてもあると思うんです」と語った。最後に、「ポン・ジュノ監督に『ガンニバル』を見せたらなんて言うだろう(笑)。『岬の兄妹』の頃とは明らかに違う作品になっているはずですからね。僕としては、この『ガンニバル』で新しいところへ踏み出そうとしたつもりです。踏み出せたかどうかはまだわかりませんが、そうなっていたらいいなと思っています」と本作の出来栄えに自信をのぞかせた。ポン・ジュノ監督の現場で培った洞察力や本質を見抜く力を持って作りあげられた本作においても、その類まれなる才能は発揮されている。「ガンニバル」はディズニープラス「スター」にて12月28日(水)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月04日ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取るSF映画のタイトルが、『Mickey17』に決定した。全米公開日は2024年3月29日。ワーナー・ブラザースからティザー動画が公開された。原作は今年2月に出版されたエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」といわれている。映画がどこまで原作に沿って描かれるかは不明。主演はロバート・パティンソン。氷の惑星で危険な採掘作業に従事する「消耗品」かつ「再生可能」な従業員を演じる。ティザー動画で描かれているのは、ミッキーの再生過程の模様。動画を観た映画ファンは、「これぞシネマ!」という期待の声を上げ、また、小説のタイトルが「Mickey7」でありながら、映画のタイトルは『Mickey17』であることに「ジュノ監督ならではのなにかがあるに違いない」という期待の声を上げている。「2024年…そんな先なの?」「2024年まで待たなきゃならないなんて信じられない!」と嘆く声も。キャストはロバートのほか、スティーヴン・ユァン、ナオミ・アッキー、トニ・コレット、マーク・ラファロが出演する。ジュノ監督は脚本と製作も務めている。(賀来比呂美)
2022年12月06日「2PM」メンバーとしての歌手活動以上に、俳優として1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノが除隊して初めて挑んだ王朝ラブロマンス超大作「赤い袖先」。Blu-ray&DVDリリースを記念して、正祖イ・サンを演じたジュノからコメント映像が到着した。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を全く新しいアプローチによって熱演したジュノ。ジュノは「ドラマを通してお会いできてうれしいです」と笑顔で挨拶。「本作は愛より国が第一だった王イ・サンと、自分の人生を守ろうとした宮女ソン・ドギムの美しい愛の物語です」と見どころを語り、さらに「一人の女性を愛した王の姿に皆が感動し韓国でも愛されたドラマです」と、本国での愛されぶりも語る。Blu-ray&DVDについて「すてきなパッケージをぜひお手元に」と言い、そして「U-NEXTでも独占配信中です。お見逃しのないようにお願いします」と笑顔でアピールするジュノ。先日行われた「2022 APAN STAR AWARDS」でもミニシリーズ男性最優秀演技賞を受賞しており、俳優としても躍進を遂げている。「赤い袖先」はBlu-ray&DVD発売中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日2PMのメンバーであるジュノが除隊して初めて挑むドラマ『赤い袖先』が、Blu-ray&DVDリリース開始/U-NEXT独占先行配信開始。これを記念して、特別映像が公開された。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン』を原作とした王朝ラブロマンス大作。かつての名作『イ・サン』の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、初回の視聴率5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録した。ロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写、さらに細やかに王朝を再現した華やかな映像美も、話題を盛り上げる要因となった。主人公は、朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖。この数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、ジュノは全く新しいアプローチによって熱演した。徹底した自己管理によって、今まで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男の魅力が開花、ひと回りもふた回りも大きい役者として生まれ変わった彼をに注目してほしい。そしてヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演し、『王になった男』や『医師ヨハン』などでの好演も記憶に新しい、若手実力派ナンバー1女優のイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ上げ「時代劇の女神」の称号を不動のものとしている。初共演とは思えないほど息の合った両者のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとして視聴者たちを釘付けに。その成果は「MBC演技大賞」をはじめとした数々の演技賞受賞という快挙として結実。さらにTV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成。あまりのヒットに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出したという。公開されたコメント映像では、ジュノが「ドラマを通してお会いできてうれしいです」と笑顔で挨拶。続いて「本作は愛より国が第一だった王イ・サンと、自分の人生を守ろうとした宮女ソン・ドギムの美しい愛の物語です」と見どころを語り、さらに「ひとりの女性を愛した王の姿に皆が感動し韓国でも愛されたドラマです」と、本国での愛されポイントを語る。発売となったBlu-ray&DVDについては「素敵なパッケージをぜひお手元に」そして「U-NEXTでも独占配信中です。お見逃しのないようにお願いします」と笑顔でアピール。先日行われた「2022 APAN STAR AWARDS」でも、ミニシリーズ男性最優秀演技賞を受賞し、俳優として躍進を遂げているジュノの魅力あふれる演技をぜひチェックしてほしい。『赤い袖先』Blu-ray&DVD発売中 / U-NEXT独占先行配信中
2022年10月05日ジュノ(2PM)とイ・セヨンが共演、若かりし日の朝鮮王朝第22代王イ・サンと、彼が一途に愛した宮女の愛を描き、アジア中に“袖先”シンドロームを巻き起こした歴史ラブロマンス「赤い袖先」が、10月5日(水)よりリリース、U-NEXTにて独占先行配信される。これを記念して、ジュノ演じるイ・サンの一途な恋に萌えるスぺシャルPV“世孫と宮女の恋物語”が公開された。「2PM」メンバーとしての活動はもとより、俳優としても1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノ。その彼が除隊して初めて挑んだのが王朝ラブロマンスとなる本作。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王様・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられた名君を、全く新しいアプローチによって熱演。徹底した自己管理によって、これまで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた魅力が開花し、役者としてひと回りもふた回りも大きく生まれ変わった。対するヒロインを演じるのは、「宮廷女官チャングムの誓い」など子役時代から数々のドラマに出演し、「王になった男」「医師ヨハン」などでの好演も記憶に新しいイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性として溌剌と演じ上げ、“時代劇の女神”の称号を不動のものに。今回解禁となったスぺシャルPVには、サンの祖母・暎嬪がなくなった日に「誰かに会ったか?」と、ドギム(イ・セヨン)に聞くサン(ジュノ)の姿が。そしてドギムが見習い宮女のころの出来事を思い出すシーンから始まっていく。幼いころ、祖母が亡くなり悲しむサンを慰めた少女を想い続けていた彼は、その少女がドギムだったことに驚くと、ドギムもまた、あの時の少年がサンだったことに気がつく。そして「お前だったか」と抱きしめ「ようやくお前を見つけた」と、喜びがあふれるサン。ドギムもサンへの気持ちが深まる。宮女として「私にできることがあれば」というドギムに「そばにいてくれ。それで十分だ」「お前と再会してから常に幸せだった」「お前は私を笑顔にしてくれた」と甘口なサンの姿が次々に登場。そんなサンに対して、「世孫様は国を守るのに忙しく、私は世孫様をお守りするのに忙しい」と命がけでサンを守るドギムの姿も健気で愛おしいものとなっている。「赤い袖先」は10月5日(水)よりBlu-ray&DVD発売。(text:cinemacafe.net)
2022年09月28日2PMのメンバーであるジュノが除隊して初めて挑むドラマ『赤い袖先』が、10月5日(水)よりBlu-ray&DVDリリース開始 / U-NEXT独占先行配信開始となる。これを記念して、スペシャル映像『世孫と宮女の恋物語』が公開された。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン』を原作とした王朝ラブロマンス大作。かつての名作『イ・サン』の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、初回の視聴率5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録した。ロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写、さらに細やかに王朝を再現した華やかな映像美も、話題を盛り上げる要因となった。主人公は、朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖。この数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、ジュノは全く新しいアプローチによって熱演した。徹底した自己管理によって、今まで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男の魅力が開花、ひと回りもふた回りも大きい役者として生まれ変わった彼をに注目してほしい。そしてヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演し、『王になった男』や『医師ヨハン』などでの好演も記憶に新しい、若手実力派ナンバー1女優のイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ上げ「時代劇の女神」の称号を不動のものとしている。初共演とは思えないほど息の合った両者のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとして視聴者たちを釘付けに。その成果は「MBC演技大賞」をはじめとした数々の演技賞受賞という快挙として結実。さらにTV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成。あまりのヒットに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出したという。公開された特別映像『世孫と宮女の恋物語』は、サンの祖母・暎嬪がなくなった日に「誰かに会ったか?」と、ドギム(イ・セヨン)に聞くサン(ジュノ)、そしてドギムが見習い宮女のころの出来事を思い出すシーンから始まる。幼い頃、祖母が亡くなり悲しむサンを慰めた少女を想い続けていたサンがドギムだったことに驚くと、ドギムもまた、あの時の少年がサンだったことに気付く。「お前だったか」と抱きしめながら「ようやくお前を見つけた」と、喜びを表現するサンにドギムも気持ちが深まる。宮女として「私にできることがあれば」というドギムに「そばにいてくれ。それで十分だ」、「お前と再会してから常に幸せだった」、「お前は私を笑顔にしてくれた」と恋する男全開の甘口なサンの姿にときめくこと間違いなしだ。『赤い袖先』10月5日(水)Blu-ray&DVDリリース / U-NEXT独占先行配信開始
2022年09月28日ジュノ(2PM)が除隊後復帰作で朝鮮王朝の名君イ・サンの若かりし日を演じ、アジア中に空前の“袖先”シンドロームを巻き起こした歴史ラブロマンス超大作「赤い袖先」が、10月5日(水)よりU-NEXTにて独占先行配信、DVD発売が決定した。●時代劇の新たなるキング誕生!ジュノ(2PM)ד時代劇のクイーン”イ・セヨン「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「ただ愛する仲」「自白」など、いまや「2PM」メンバーとしての歌手活動のみならず、俳優として1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノ。除隊して初めて挑んだ作品は、王朝ラブロマンス超大作。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、全く新しいアプローチによって熱演! 徹底した自己管理によって、いままで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた魅力が開花し、役者としてひと回りもふた回りも成長を見せた。ヒロインを演じるのは、「宮廷女官チャングムの誓い」など子役時代から数々のドラマに出演し、「王になった男」「医師ヨハン」などでの好演も記憶に新しい若手実力派イ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性として溌剌と演じ上げ、“時代劇の女神”の称号を不動のものとした。さらに初共演とは思えないほど息の合った2人のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとされ、視聴者たちを釘付けにし、MBC演技大賞をはじめ数々の演技賞受賞という快挙をもたらした。●最高視聴率17.4%、数々の演技賞受賞!空前の“袖先”シンドローム本作は韓国でベストセラーとなった小説「袖先赤いクットン」(※)を原作に、「仮面の王 イ・ソン」脚本家が執筆を担当。かつての名作「イ・サン」の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、視聴率は初回の5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録。主演2人のロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や、王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写。その極上のセンスときめ細やかに王朝を再現した華やかな映像美も話題を盛り上げる要因となった。TV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成し、人気の凄まじさを立証。あまりのヒットゆえに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出。驚異の“袖先”シンドロームは賞レースでも次々にその成果を証明。MBC演技大賞では、ジュノとイ・セヨンの最優秀演技賞、ベストカップル賞をはじめ全部で8冠を獲得。第34回韓国プロデューサー大賞のタレント部門では、ジュノが歌手出身として初の受賞を果たした。快進撃は続き、第58回百想芸術大賞ではジュノがTV部門男性最優秀演技賞の栄誉に輝き、さらに投票による人気賞でも1位を獲得した(※宮廷で働く宮女たちの服は袖先が赤く、それは王に仕える女性であることを示していたという)。●朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)と彼が愛した女性とは?王の恋と成長の物語が全く新しいアプローチで現代に降臨宮女として働くソン・ドギムは、ある日、走っている最中、勢い余って池に落下。傍らにいた男性を巻き込んでしまうが、なんと彼は王・英祖の孫で世孫のイ・サン。ドギムは彼の顔も拝めないまま反省文を書くよう命令されてしまうが…。第22代王・正祖の若き日から聖君として成長していくまでを、後に後宮となる宮女ドギムとの恋を中心に展開。これまでに何度も映画やドラマで描かれた正祖の物語だが、王のために働く宮女たちの人生を深く掘り下げた部分が従来の作品とは違う斬新さをもたらした。相手がたとえ世孫様であっても言うべきことは我慢しない、そんなドギムの物怖じしない明るさに惹かれ、彼女に助けられながら困難に立ち向かうサンの姿が描かれ、回を重ねるごとに2人のロマンスから目が離せなくなる。そんなサンとドギムのやりとりが微笑ましく描かれる前半に対して、後半は世孫から王となったサンを支えていくドギムの健気さとともに、彼女の本心が分からないサンの恋焦がれる気持ちが痛いまでに切ない。国政を最優先にしながらもドギムのことが頭から離れず、思わず護衛に恋のアドバイスを求める場面も!王としての威厳あふれる佇まいと、ドギムにだけ見せる“恋する”男性全開の甘口な姿にはギャップ萌えの連続。そして、激しい運命の流れに巻き込まれながらも愛を貫いていく2人の恋は、一生忘れられない感動をもたらしてくれる。●時代劇の名優イ・ドクファ、『パラサイト』チャン・ヘジンら豪華キャストイ・サンの父を殺めた張本人で、サンの祖父でもある第21代王・英祖を貫禄と風格たっぷりに演じるのは、「社内お見合い」「客主」などの大ベテラン、イ・ドクファ。50年以上の芸歴の集大成ともいえる熱演を見せ、MBC演技大賞功労賞を受賞。また、野心を秘めたサンの忠臣を「君は私の春」「新米史官ク・ヘリョン」のカン・フンが演じ、MBC演技大賞新人賞に輝いた。そのほか、『パラサイト 半地下の家族』「愛の不時着」などのチャン・ヘジン、「バベル~愛と復讐の螺旋(らせん)~」チャン・ヒジン、「油っこいロマンス」パク・ジヨンら女性キャストらも熱演を披露。そして、「チェックメイト!~正義の番人~」オ・デファンがサンの護衛役を好演。さらに「私がいちばん綺麗だった時」ハ・ソクジンをはじめ、「自白」でジュノと共演したナム・ギエや、「イ・サン」で英祖役を演じた韓国ドラマ屈指の名優イ・スンジェがサプライズ出演するなど、豪華カメオキャストも見どころとなっている。「赤い袖先」は10月5日(水)よりDVD&Blu-raySET発売、DVDレンタル開始、U-NEXTにて独占先行配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年07月20日ジュノー株式会社(代表取締役:飯岡 大学、所在地:神奈川県横浜市)は、「自分の魅力を最大限に引き出し、成婚に繋げる」をコンセプトにした結婚相談所『Lukka(ルッカ)』のサービスを開始しました。輝く自分 繋がる出逢い 結婚相談所『Lukka(ルッカ)』『Lukka(ルッカ)』は、会員数・成約数共に日本最大級の日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟。IBJが持つ婚活支援のノウハウと、ウエディングの現場に約40年間携わってきたジュノーによるサポート力・技術力を掛け合わせた結婚相談所サービスです。当相談所の婚活カウンセラーは、長年実際にウエディングの現場に携わり、たくさんの新郎新婦とコミュニケーションを交わしてきた経験で得た対応力を活かし、成婚までを親身に寄り添います。また、ご自身の魅力をさらに引き出す写真撮影や、成約後のサポートサービスまで、幅広くご提供いたします。結婚相談所『Lukka(ルッカ)』【Point.1】業界最大級のネットワークと充実のサポート体制業界最大級のネットワークと充実のサポート体制『Lukka』は、会員数・成婚数ともに日本最大級※の日本結婚相談所連盟(IBJ)の正規加盟店。1年間で約14,000人以上にものぼる成婚数や約77,000名の圧倒的な会員数など、数多くの実績を持ちます。※会員数:2021年12月末時点/成婚数:2021年実績日本マーケティングリサーチ機構調べ 大手結婚相談所・連盟を対象さらには、結婚相談所ならではのメリットも多数。(1)入会時に各種証明書の提出が必要なため、身元がはっきりした会員様との良質な出会いを実現しやすい環境。(2)IBJ加盟相談所の成婚の定義は「婚約」。徹底した成婚主義で出会い~交際までのアドバイスはもちろん婚約に至るまで親身にサポート。(3)仲人からのお相手紹介だけでなく最先端のシステム(WEBサイト・アプリ)を使い写真やプロフィールから希望条件で自由にお相手を探すことが可能。手厚いサポートのもと婚活に取り組みたい方はもちろん、忙しい方や、気軽に婚活を始めてみたい方にもおすすめです。【Point.2】プロフィール写真撮影プロフォトグラファーがプロフィール写真を撮影『Lukka』ではお相手探しで一番初めに目にするプロフィール写真をプロのウエディングフォトグラファーが撮影。「その人らしさ」を追求した撮影スタイルで会員様それぞれの魅力を引き出し、「会ってみたい!」と思わせる最高の1枚をお撮りします。【Point.3】「自分に似合う」を知るサポートサービスご自身の魅力を再発見できるプロフェッショナルのサポートイメージコンサルティングサロンや、トータルビューティーサロンとのコラボを実施しています。パーソナルカラー診断や骨格診断、ヘアスタイル提案など様々なサービスをご用意。「自分に似合うもの」を知ることでご自身の魅力をさらに引き出します。【Point.4】成婚後も末永くサポート成婚後のサポートも充実『Lukka』では、ご成婚までのサポートはもちろん、成婚後の結婚式場紹介まで一貫してご案内が可能です。ご希望をヒアリングし、数多くの提携式場から、おふたりにぴったりの式場をご紹介します。また、ウエディングや家族写真撮影ブランドの「サピュルテ」や女性のウェルネスサポートを行う「MOMMY&ME(マミー&ミー)」など家族の絆を支援する数多くのブランドやサービスをご用意。この先のおふたりやそのご家族の未来まで、末永くサポートさせていただきます。『Lukka』は、ひとりひとりに寄り添った充実のサポートサービスで、皆様の出会いやしあわせを創出するお手伝いをさせていただきます。【店舗概要】名称 : Lukka(ルッカ)by JUNO開業日 : 2022年6月9日(木)所在地 : 神奈川県横浜市中区山下町23 日土地山下町ビル1Fアクセス: みなとみらい線「日本大通り」駅 3番出口 徒歩3分みなとみらい線「元町・中華街」駅 1番出口 徒歩5分定休日 : 月曜日・火曜日営業時間: 11:00~20:00(最終受付/19:00)TEL : 070-3158-6717URL : 【会社概要】社名 : ジュノー株式会社(Juno Inc.)代表 : 代表取締役 飯岡 大学創立 : 1983年9月30日所在地 : 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南3-11-10事業内容: 写真撮影・アルバム制作・ビデオ撮影・ビデオアルバム制作・企業VTR・映像企画制作・音響・ステージエフェクト・デザイン・プロモーション・ウェイトドール販売・パンフレット制作・Web制作・Live配信URL : 【店舗・取扱商品に関するお客様からのお問い合わせ先】Lukka(ルッカ)担当: 野島 萌ゆらTel : 070-3158-6717E-Mail : info@lukka-juno.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月09日菅田将暉と原田美枝子がW主演する映画『百花』が9月9日(金)より公開となる。この度、本作に対して山田洋次、岩井俊二、ポン・ジュノ、鈴木敏夫からコメントが到着した。映画プロデューサー・脚本家として『告白』や『悪人』、『モテキ』、『世界から猫が消えたなら』、『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。映画製作の一方で、数々の話題作を小説家としても生み出してきた。そんな川村が2019年に発表したのが、自身4作目の小説『百花』(文春文庫刊)である。自身の体験から生まれたこの小説は発表後、吉永小百合をはじめとした各界からの絶賛を受け、現在は発行部数18万部を突破。映画版は原作者である川村が監督と脚本を手掛けた初の長編作だ。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは、第41回「日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめとし、数々の映画賞に輝いてきた若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。レコード会社に勤務し、社内結婚をしてまもなく子供が生まれようとしている日常から一変。記憶を失っていく母を目の当たりにして、封印していたはずの過去の記憶に向き合うことなる息子を繊細かつ力強く演じる。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を演じるのは、黑澤明、増村保造、深作欣二など数々の名匠の作品に多数出演し、映画賞を総なめにしてきた日本を代表する女優・原田美枝子。女手ひとつで育ててきた息子と、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった百合子。記憶を失っていくなか、思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとする母の姿を、圧倒的な存在感と確かな演技力で表現する。昨年、映画化発表と共に解禁となった超特報映像でも「映像を見ているだけでジーンとくる」、「すごく心に沁み入る様な作品だと、映像だけで伝わってくる」、「公開が待ちきれない!」などとSNSで話題になった。そんな本作を鑑賞した映画界の巨匠たちから早くも感想コメントが到着。『男はつらいよ』、『たそがれ清兵衛』、『母と暮らせば』などの名作を監督した山田洋次や『パラサイト 半地下の家族』では「第72回カンヌ国際映画祭」パルムドール最高賞、「第92回アカデミー賞」作品賞ほか最多4部門を受賞したポン・ジュノ。さらにスタジオジブリのプロデューサーとして名作を世に送り出してきた鈴木敏夫、『LoveLetter』、『スワロウテイル』、『花とアリス』ほか、数々の作品で熱狂的なファンを生み出してきた岩井俊二が名を連ねている。彼らの熱い賞賛コメントは以下の通り。<山田洋次:映画監督>凝縮された美しさ。奇想天外な物語がある一方、誰もが身に覚えのあるような身近なストーリーもある。認知症がじわじわと進行しつつある母親に、出産を控えた息子夫婦が向き合う、という誰にとっても身につまされるような、悪く云えば日常的なドラマを、思い切って凝縮してみる、何百気圧のプレッシャーをかけてギュウギュウ圧縮すると、透明なキラキラした美しい結晶体に変化する。川村監督の『百花』はそんな映画だ。ワンシーンワンカットで撮影された、いわば「長回し」の大胆な演出スタイルが不思議に飽きさせない。うまい演出とは云いたくない、この作品の力はスタイルではなく、このドラマにかけた監督のエネルギー、情念、憧れ、愛情、といったもの、つまりハートなのだということをしみじみ思わせてくれたし、実は初演出の川村元気君自身が完成した作品を見てそのことに気づき、衝撃的に思いあたっているに違いない。「カットとカットの間に神が宿るんだ、それが映画というもんだよ」と、ぼくに語ってくれた黒澤明監督の温顔をしみじみ思い出す。<ポン・ジュノ:映画監督>映画は最初から野心的であざやかだった。絶妙なロングショットは、非常に繊細かつ鋭敏に演出されていて、最後まで緊張感が続く。何よりも感動したのは、映画の後半で、主人公の泉が母の百合子に「なんで忘れてんだよ、こっちは忘れらんねえんだよ」と叫ぶ場面。そしてラストに、母親が求める「半分の花火」が何だったのか、その本当の意味に彼が気づく。なんと感動する瞬間なのか。改めて、息子と母の親子関係の本質を力強く感動的に描いた作品だ。素晴らしい作品を見せてくれたことに、感謝を伝えたい。<鈴木敏夫:スタジオジブリ・プロデューサー>母の記憶とリンクするピアノ曲と抑制された音楽と。本当に久しぶりに映画に浸った。<岩井俊二:映画監督>記憶とは歪んだイビツな鏡なのかも知れない。母にとって小さな湖が、海と映る。果てなく大きな存在が母であるその息子の鏡には。『百花』9月9日(金)より公開
2022年04月12日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4冠に輝き、新作を切望されているポン・ジュノ監督が、ワーナーのSF映画で監督、脚本、製作を担当することが決まったという。主演候補にはロバート・パティンソンが挙がっており、現在交渉中とのこと。「The Wrap」などが報じた。タイトル未定の本作は、まもなく出版されるエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」が原作で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」とのこと。死の危険性がある仕事のためにデザインされた、消耗品かつ使い捨てのクローン人間の物語で、主人公は危険な未開の地を開拓するべく調査に派遣されているミッキー7。すでに6回の“死”を経験し、記憶は彼らから引き継がれて“再生”され再び仕事に就くが、ある日ミッキー7は行方不明となり、死んだとみなされる。しかし、ミッキー7は死んでいなかった。彼は基地に生還すると、ミッキー8が仕事をしているのを見て…。ツイッターには「原作小説さえまだ発売されていないのに、すでに楽しみ」「ポン・ジュノ監督とロバート・パティンソンの組み合わせが最高」「ジュノ監督のことは信頼しているからね!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年01月20日「2PM」ジュノの除隊後初主演ドラマ「赤い袖先」(原題)と、イ・ハニ&イ・サンユン共演のラブコメディ「One the Woman」(原題)が、「KNTV/KNTV801」にて日本初放送されることが決定した。3月に第1・2話を先行無料放送、4月に本放送スタートする「赤い袖先」は、第22代王イ・サンと女官の切ない愛を描く歴史ロマンス。ジュノがこれまで数々の俳優が演じてきた名君イ・サンを新たな姿で熱演、イ・セヨンが後に側室となるヒロインの宜嬪成氏を活き活きと演じ、2人の若かりし日の秘めた愛を美しい映像で綴る。「赤い袖先」(原題)本作は、韓国の大ベストセラー小説が原作となっており、ジュノが原作に惚れ込み、除隊後復帰作に選んだことでも話題になった。「赤い袖先」(原題)一方、「One the Woman」は、3月に日本初放送。不正検事と財閥一家の嫁、正反対の2役をイ・ハニがパワフルに演じ、ヒロインに振り回されつつも見守る財閥をイ・サンユンが好演。高視聴率を記録しており、早くもシーズン2が期待されている。なお本作は、「熱血司祭」のキム・ナムギルの爆笑カメオ出演も必見だ。「One the Woman」(原題)ほかにも1月は、ナムグン・ミン主演のハードボイルド・アクション超大作「黒い太陽」(原題)。2月は、キム・ユジョン&アン・ヒョソプ共演のファンタジーロマンス時代劇「ホン・チョンギ」(原題)も日本初放送が決定している。「ホン・チョンギ」(原題)「赤い袖先」(原題)は2022年3月、第1・2話先行放送(2話連続)。4月より日本初放送(全16話予定)。「One the Woman」(原題)は2022年3月、日本初放送(全16話)。「ホン・チョンギ」(原題)は2022年1月14日(金)20時~第1・2話先行放送。2月19日(土)20時~日本初放送(全16話)。「黒い太陽」(原題)は2022年1月21日より毎週金曜日20時~日本初放送(全12話)。(cinemacafe.net)
2021年12月09日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭のパルムドールなど数々の賞を受賞したポン・ジュノ監督が、「人間と深海の生き物」をテーマとした韓国のフルCGアニメ映画に着手しているという。「IndieWire」などが報じた。ポン監督はこのアニメ映画の脚本を2018年から韓国の「4th Creative Party」とともに手掛けており、脚本は今年1月に完成したとのこと。同社はVFXの製作会社で、ポン監督の『母なる証明』『オクジャ』『スノーピアサー』にも携わってきた。アニメ映画とは別に、ポン監督は英語で製作される映画の脚本も執筆しており、『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取る作品はアニメ映画よりこちらが先になるようだ。これら以外にも、米HBOでドラマ化される『パラサイト 半地下の家族』を『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などのアダム・マッケイとタッグを組んで製作し、自身がプロデューサーと脚本を務めた韓国映画『海にかかる霧』をハリウッドでリメイクすることも決定しており、多忙を極めている。さらに、ポン監督は今年8月から9月に開催されるヴェネチア国際映画祭の審査員長を務めることが決定している。(Hiromi Kaku)
2021年05月14日WOWOWでは、話題作『パラサイト 半地下の家族』をはじめ計8本のポン・ジュノ監督作品を放送することが決定した。第92回アカデミー賞で非英語映画初となる作品賞など4部門に輝き、第72回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを制した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。半地下にある家で暮らす貧しい4人家族は、高台で暮らす裕福な家族の豪邸に出入りするようになるが、そこには想像できない秘密が…。また今回は、監督が公開前に完成させた“モノクロ版”も放送される。この2本に加え、長編第1作目となった『ほえる犬は噛まない』。ソン・ガンホ主演の実際の未解決の連続殺人事件を基にしたミステリー『殺人の追憶』。殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親を描く『母なる証明』。ソン・ガンホ、ペ・ドゥナらが出演するパニック・ムービー『グエムル 漢江の怪物』。新たなる氷河期を迎えた地球をひた走る列車内で繰り広げられる、生き残った人類の壮絶な闘いを描く『スノーピアサー』。そして、3本で構成されるオムニバスのうち監督が1本を手掛けた、日本=韓国=フランス合作『TOKYO!』も放送が決定した。『パラサイト 半地下の家族』は11月7日(土)21時~WOWOWシネマにて独占初放送。(cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO! 2008年8月16日より渋谷シネマライズ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVEDスノーピアサー 2014年2月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVEDパラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年10月16日「2PM」ジュノが朝鮮時代を舞台に美しい容姿、優れた技芸、女性を酔わす話術を兼ね備えた“色男”を演じる豪華絢爛エンターテインメント『色男ホ・セク』。この度、ジュノのファンに向けたメッセージを含む、キャストたちの笑顔はじけるメイキング映像が解禁された。自由気ままに生きてきたホ・セクは、生まれ育った妓房(キバン)が経営の危機に瀕していることを知り、女性客を相手にした“朝鮮初の男性妓生(キーセン)”になることを選ぶという本作。この度解禁するメイキング映像では、主演のジュノが「現場は居心地がよかったです」と語るように、キャストやスタッフの笑顔が絶えない撮影現場の様子が見て取れる、ナム・デジュン監督は「人物も物語も今までにないタイプです。役どころを理解し共感してくれる独創的な俳優を探しました」とジュノを主演に迎えた理由を明かす。ホ・セクについて、「自分もホ・セクという男に惹かれていたため自然と入り込めた感じです」とジュノ。ヒロインのヘウォンを演じたチョン・ソミンも「時代劇らしからぬコミカルな場面があります」と微笑む。ホ・セクの相棒ユッカブを演じるチェ・グィファも「多くの台本を見てきましたが既存の作品とは明らかに違います」と自信を覗かせた。また、「セクは純粋で自由な人物なので“水”のイメージで青を基本にしています。ご本人(ジュノ)もピュアな方で青がよく似合ってました」と、衣装監督は劇中でホ・セクが青系の衣装が多いことに触れた。恋のライバル・ユサンを演じたコンミョン(5urprise)は「セクとはライバルで常ににらみ合っているんです。でも撮影中は楽しくふざけ合ったりする仲なので、いざ演技をする時は少し奇妙な感じがします」と撮影をふり返る。そんなキャスト同士の仲の良さが「撮影にも生かされて作品の質を高めてくれました」とジュノ。ファンに向けて「いとおしく魅力的な人物がたくさん登場します。楽しんでください」とメッセージを送っている。「2PM」のアーティスト活動のみならず、映画『薔薇とチューリップ』『二十歳』やTVドラマ「ただ愛する仲」などに出演してきたジュノ。朝鮮の伝統的な琴や舞踊を短期間でマスターしたジュノは、韓服をまとい多芸多才な色男ホ・セクを熱演する。一方、コンミョンは、歌もダンスもこなすマルチな才能を持ち、数々のTVドラマで人気を高めたのち、韓国歴代興収1位を記録した『エクストリーム・ジョブ』でも“元野球部”として活躍、次世代ライジングスターのトップに躍進した。そんな旬な俳優たちが奏でる演技合戦と恋の駆け引きは必見。『色男ホ・セク』は全国にて順次公開中、シネマート新宿・心斎橋では6月12日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:色男ホ・セク 2020年6月5日より全国順次公開、 2020年6月12日よりシネマート新宿・心斎橋にて公開© 2019 CJ ENM & BRAINSHOWER & JYP PICTURES. All Rights Reserved.
2020年06月11日アカデミー賞作品賞を受賞、日本でも空前の大ヒットとなった『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督の代表作3作がBlu-ray BOXで登場。『殺人の追憶』は4Kニューマスター版に、『母なる証明』はモノクロ版初ソフト化、そして長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』が初Blu-ray化される。大ヒットした2作目『殺人の追憶』(2003)ソン・ガンホ主演、実際の未解決の連続殺人事件を基にしたミステリー最高傑作が4Kニューマスターを使用しBlu-rayで再リリース。2019年9月、最新のDNA鑑定で時効が成立している実際の犯人が特定されたことも話題に。キム・ヘジャの怪演に注目『母なる証明』(2009)殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親の姿を極限まで描くヒューマン・ミステリー。母親役をキム・ヘジャ、息子役をウォンビンが熱演。モノクロ版本編が日本初のソフト化。長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』(2000)ポン・ジュノ監督の記念すべき長編デビュー作が初のBlu-ray化!閑静な郊外の団地で起こった連続小犬失踪事件を巡る、ちょっぴりシュールなシニカルコメディ。事件を追う管理事務所で働く冴えない女性をペ・ドゥナが演じている。「ポン・ジュノ傑作選Blu-ray BOX」、単品作品(Blu-ray・DVD)は7月22日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2020年05月29日最新作『パラサイト半地下の家族』が公開中のポン・ジュノ監督の過去作を集めた特集上映「鬼才ポン・ジュノの世界!」が東京・渋谷のユーロスペースで開催されている。ポン・ジュノ監督は新作『パラサイト…』でカンヌ映画祭最高賞パルムドール、アカデミー作品賞など数多くの栄冠に輝いたが、作品を描く姿勢や題材の選び方は、どの作品にも共通する部分が多い。複数のエピソードを巧みに描き分ける短編『支離滅裂』や、子犬の失踪事件を追う主人公を描いた長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』、連続殺人事件を追う刑事たちの姿を通してその背後にある社会を描いた『殺人の追憶』……どの作品も、登場人物のキャラクター表現のうまさ、観客の意表をつくギャグ表現、緊迫感みなぎるラストの展開、そして小さな社会や家族から国家や社会システムを見通す視点など多くのポイントで共通点があり、続けて観ることでポン・ジュノ監督の“作家性”がしっかりと浮かび上がってくる。その一方、監督はキャリアを重ねるごとに映画の“語り”を洗練させてきた。日常の風景を少し変わったカメラ位置から切り取る点や、画面いっぱいにひろがる同一のモチーフ(集合住宅のドア、夜に浮かび上がる家々の灯り)、モンタージュ表現を用いて語りを加速させる手法など共通点は多いが、そのスキルは作品を重ねるごとに進化。海外の映画人とのコラボレーション作品『スノーピアサー』、『オクジャ』を経て、“映像で語ること”のレベルが格段の進化を遂げており、作品を時系列で観ていくことで『パラサイト』にいたる道すじが見えてくる。今回の特集ではポン・ジュノ監督の過去作4本を連日上映。改めて振り返ることで、ポン・ジュノ監督の“変わらない姿勢・視点”と“映画作家としての進化・成熟”の両方を感じられるはずだ。特集上映「鬼才ポン・ジュノの世界!」『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』デジタルリマスター版『母なる証明』『スノーピアサー』ユーロスペースで開催中
2020年03月22日第92回アカデミー賞最多4部門を受賞した話題作『パラサイト 半地下の家族』の舞台挨拶が2月24日(月・祝)に行われ、ポン・ジュノ監督と主演ソン・ガンホが凱旋来日した。そして、両氏の大ファンである草なぎ剛が花束を手にサプライズで登場、お祝いムードをさらに盛り上げた。草なぎさん、流暢な韓国語で挨拶&思いを語る草なぎさんは興奮した面持ちで、「一番尊敬する俳優さん、いつもおふたりから力をいただいています!」とポン監督とソンさんに流暢な韓国語で気持ちをぶつける。これまでのポン監督の作品群も「『スノーピアサー』以外、観ています!」と言い、『パラサイト』においても、「本当に一流のエンターテインメントになっていて、退屈するところがひと時もなかった。観終わった後に、あそこがどうだ、こうだと話したくなるような作品で、家族愛も描かれていて」と上映後の場内とあって、ネタバレも解禁しながら感想をよどみなくしゃべる。後半のあるシーンについて、草なぎさんは「“計画を立てなければ失敗することはない”っていうセリフ、基本的に僕もノープランなんで(笑)、とても心に響いたシーンです。監督とガンホさんのタッグは『殺人の追憶』とかも好きで、鬼気迫った場面でもブラックユーモアが利いていて、大変なときでも違うことを考えたりするのかなと感じます」と自身の思いを織り交ぜながら、終始テンション高く語っていた。『パラサイト』は全員失業中、半地下住宅で暮らす貧しいキム一家の物語。大学受験に失敗し続けている長男ギウは、エリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介され、身分を偽りIT企業を経営するパク社長一家が暮らす高台の大豪邸に勤め出す。続けて、美術家庭教師として妹ギジョンを紹介し、徐々にパク一家にパラサイトしていくキム家族。しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた。ポン監督&ソンさん、オスカー受賞について「観客の皆さんの熱い反応がうれしい」アカデミー賞4部門に輝いたことについて、当時の感想を聞かれると、ポン監督は、「まったく計画していたことではないです。けど、訪れた賞に関してはうれしくもあり、少し気が動転しているような感じでした。本当に貴重な賞をいただいたと思っていますし、トロフィーは大切に家にしまっています」と微笑む。しかし、「アカデミー賞以前に日本や様々な国で、観客に熱烈な反応をいただいたのがうれしいことです。皆さんに知っていただいて、大きく受け止められて熱い反応をいただけたこと、受賞以上に、観客の皆さんの熱い反応をとてもうれしく感じているんです」と真摯に観客に感謝を伝えた。ソンさんも共鳴し、「韓国の観客は日本の映画を、日本の皆さんは韓国映画を楽しむ、触れ合って共感できることが何より大切です。以前から日本の巨匠と呼ばれる監督の映画が公開されてきましたし、こうして共感できるきっかけになった気がして、とてもうれしく思っています。『パラサイト』が心の中にずっと長く残る映画になってくれたらうれしいです」と映画を通しての交流について思いを打ち明けていた。『パラサイト 半地下の家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年02月24日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、監督賞に『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が輝いた。受賞コメントではマーティン・スコセッシ監督、クエンティン・タランティーノ監督に対する感謝を述べた。今年のアカデミー賞では作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞、美術賞、編集賞の計6部門にノミネートされており、ポン・ジュノ監督は初ノミネートで、監督賞を受賞した。韓国人の映画監督として、初めて同賞を手にする快挙を達成。なお、1月に発表された第25回放送映画批評家協会賞授賞式では、サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)とともに監督賞を同時受賞している。映画はセレブ一家の豪邸に、家庭教師、家政婦、運転手として潜り込み“寄生(パラサイト)”を試みた貧しいキム一家が、そこで想像を絶する悲喜劇に巻き込まれる姿を描いた。共同脚本も手がけたポン・ジュノ監督は、学生時代に家庭教師のアルバイトをした経験があるといい、昨年末に来日した際「他人の私生活を覗き見る奇妙な感覚…。それが映画のアイデアの源泉になっている」と語っていた。受賞コメント「さきほど国際長編映画賞を受賞して今日の仕事は終わったなと思いました」とユーモアたっぷりに語ったポン・ジュノ監督。「映画を勉強していた若い頃、最も印象に残ったのは「個人的なことこそが、もっとクリエイティブなことだ」という言葉でした。その言葉は、偉大なるマーティン・スコセッシによるものでした。わたしはスコセッシ監督の作品で、映画を学んだのです。ですから、こうして候補者として名前が並んだことだけで光栄です」と語ると、会場はスタンディング・オベーションとなり、マーティン・スコセッシ監督に向けて拍手が沸き起こった。さらに、ポン監督は「私の映画をアメリカの人が知らなかったときに、私の作品をいつもリストにあげてくれたクエンティン・タランティーノ監督ありがとうございます。愛しています。もちろん、トッド・フィリップス、サム・メンデスもすばらしい監督ですし、アカデミー協会が認めてくれるなら、このオスカー像を5つに分けたいと思うほど。」と感謝を述べた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年02月10日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』が「国際長編映画賞」を受賞した。韓国映画史上初の受賞、脚本賞に続き2部門目の受賞となる。第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた、ポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』。韓国では動員1,000万人を突破、フランス動員も170万人を突破、全米でも昨年の外国映画興行収入第1位、歴代興行収入でも現在第7位と、各国で動員記録を塗り替える大ヒットとなっており、先日、日本でも興行収入10億円を突破した(1月27日時点)。第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、撮影賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞と6部門でノミネート。同賞ノミネート作品の中にはフランスの『レ・ミゼラブル』、スペインの『ペイン・アンド・グローリー』などが候補作として挙げられていた。■『パラサイト』ってどんな映画?『スノーピアサー』『グエムル-漢江の怪物-』のポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』は現代社会が抱える問題を内包しつつ、ユーモア、サスペンス、アクション…映画全ての要素を融合させながらツイストの効いた展開で描き切った傑作。受賞コメント「外国語映画賞から国際長編映画賞にカテゴリの名前が変わりましたよね、新しい名前に変わったこの賞を受賞できて幸せに思います」と喜びを口にした。さらに「この映画をつくった素晴らしいキャストとスタッフがここに集まっています」と語り、キャスト陣が起立すると会場からは大きな拍手が送られた。ポン・ジュノ監督は「これから明日の朝までたっぷり飲もうと思います」と受賞の喜びをユーモアたっぷりに語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年02月10日第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた、現在公開中のポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』が、昨日1月27日までで興行収入10億円を突破したことが分かった。韓国では動員1,000万人を突破、フランス動員も170万人を突破、全米でも昨年の外国映画興行収入第1位、歴代興行収入でも現在第7位と、各国で動員記録を塗り替える大ヒットとなっている本作。ゴールデングローブ賞を筆頭に、すでに各国で140以上もの映画賞を受賞と、賞レースを賑わせる本作が、日本では1月10日(金)より上映がスタート。休日はもちろん、平日までも全国的に満席が続出する爆発的大ヒットスタートを切った本作は、SNS上でも「震えるほどすばらしい映画!」「見終えてすぐに立ち上がれなかった!」「こんな映画体験今までにした事がない」などと絶賛の声が相次いでいる。そして、週を追う度に勢いは増し、3週目の土日の動員数と興行収入は、先週比120%を記録。今回興行収入10億円超えが発表されたが、韓国映画が10億円を超えるのは、中山美穂主演の『サヨナライツカ』(’10)以来となり、10年ぶり。なお、製作も主演も韓国人が務めた韓国映画では、『私の頭の中の消しゴム』(’05)以来、15年ぶりの快挙だ。また現在、上映回数や席数を増やす劇場もあり、上映劇場も緊急拡大中だという。『パラサイト 半地下の家族』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年01月28日現在日本で公開中のポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が、米HBOのリミテッドシリーズとしてドラマ化。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などのアダム・マッケイとポン・ジュノ監督がタッグを組むと「ハリウッド・レポーター」などが報じている。全員失業中の貧しいキム一家とIT企業を経営する裕福なパク社長一家という、相反する2つの家族の出会いが想像を遥かに超えた展開へと加速していく様を、コメディ、サスペンス、ホラーなどジャンルをまたいで描く本作。この度、Netflixとの熾烈な権利争いの末、「ゲーム・オブ・スローンズ」「チェルノブイリ」などのHBOが権利を獲得。チェイニー元・米副大統領を描いた『バイス』やジェニファー・ロペスら出演の『ハスラーズ』(製作)、ゴールデン・グローブ賞受賞のHBOドラマ「サクセッション(メディア王~華麗なる一族~)」などを手がけるアダム・マッケイ監督とポン・ジュノ監督が組み、英語でリミテッドシリーズを製作。映画の続編となるのか、リメイクとなるのかはまだ不明という。カンヌのパルム・ドールを皮切りに、先日の第77回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞に輝き、第73回英国アカデミー賞にも4部門にノミネート、アカデミー賞では作品賞ノミネートもあり得るのでは?といわれている『パラサイト』。アメリカでは2300万ドル超えという外国語映画として異例の大ヒットとなっており、国内の主要賞を席巻。日本でのヒットにもさらに拍車がかかりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年01月10日先日発表された第77回ゴールデングローブ賞で、見事、外国語映画賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』。共同脚本も手がけたポン・ジュノ監督、主演を務めるソン・ガンホが昨年末、そろって来日を果たし、インタビューに応じた。面白い映画を撮りたいという一心だった昨年、第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画として初めてパルムドール(最高賞)に輝いて以来、数多くの映画賞で快進撃を続け、国内外の興行記録を更新。アメリカでは外国語映画の歴代興収トップ10入りを果たした。いまや、第92回アカデミー賞でも作品賞の有力候補と目されるほどの一大旋風だが、当のポン・ジュノ監督は「まったく予測していなかった事態。いつも通り、淡々と撮った作品ですが、公開後に予期せぬことが次々と起こった。胸躍るアクシデントとでも言うべきでしょう」と笑みを浮かべる。――セレブ一家の豪邸に、家庭教師として潜り込み“寄生(パラサイト)”を試みた貧しいキム一家が、そこで想像を絶する悲喜劇に巻き込まれてしまう本作。監督も大学時代、家庭教師の経験があるそうですね。ポン・ジュノ監督:そうです。映画同様、ある知り合いの紹介でした。その知り合いとは、今の私の奥さんなんですが(笑)。紹介された家庭が偶然、とても裕福だったんです。豪邸の2階にサウナがあったことを覚えています。幸い、2か月で解雇されましたが(笑)、他人の私生活を覗き見る奇妙な感覚…。それが映画のアイデアの源泉になっています。――貧富の格差が生み出す社会、そして人々の分断が重要なテーマになっています。ポン・ジュノ監督:その上で貧しいキム一家が暮らす半地下の家、彼らが足を踏み入れるIT企業社長の大豪邸という2つの“宇宙”を生み出しました。実際、映画のおよそ9割はどちらかの家で物語が展開していますから。ただ、私は経済学者や社会学者のように、世界の二極化を強く訴えたり、分析する意図はありませんでした。――それ以前に、学生時代の経験がベースになっていると。ポン・ジュノ監督:ただただ、オリジナリティあふれる面白い映画を撮りたいという一心だったので。映画のアイデアは、とても些細であり、日常にあふれていると思います。ですから、それらを的確にキャッチするため、日頃からアンテナは鋭敏に張っているつもりです。あえて『パラサイト 半地下の家族』の特徴を挙げるとすれば、善悪の境界がとてもあいまいだという点です。だからこそ、ご覧になる皆さんは展開が予測できないと思うし、おぞましい悲喜劇が起こったとしても、そこに“悪魔”は存在しないのです。進化の先を想像すると、誇らしくもあり、怖い気さえします韓国映画界のトップに君臨し続けるソン・ガンホ。ポン・ジュノ監督と4度目のタッグを組んだ『パラサイト 半地下の家族』では、貧しい4人家族の大黒柱キム・ギテクを演じている。「監督から映画の構想を聞き、私はてっきり富豪の役を演じるんだと思ったんです。年齢を重ねて、それなりに品位も身に着けたつもりだったので(笑)。ところが、監督は私を半地下に連れて行った」と笑いを誘う名優が取材中、絶えず口にしたのは、ポン・ジュノ監督への敬意と誇りだった。――ずばり『パラサイト 半地下の家族』が国際的な支持を集めている理由は何だと思いますか?ソン・ガンホ:この物語が韓国に限らず、欧米諸国や日本も含めた、地球上すべての人々にあてはまるからだと思います。何より、ポン・ジュノ監督らしい、鋭くも温かな視点で描かれている。そこが支持される理由ではないでしょうか。――ポン・ジュノ監督とは『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』でタッグを組んでいます。『殺人の追憶』は2003年の作品ですから、15年以上の歳月が経っています。ソン・ガンホ:私は長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』から、ポン・ジュノ監督に注目してきました。ですから“ファン歴”20年なんです。その間、期待をこめて監督の動向を見守り続けましたが、『パラサイト 半地下の家族』はポン・ジュノという映画作家の進化を示した1つの到達点といって間違いないでしょう。常に新作が心待ちですが、いまは進化の先を想像すると、誇らしくもあり、怖い気さえします。それほど、私たちをドキドキさせてくれる存在なんです。――逆にポン・ジュノ監督の「ここは変わらない」という部分はありますか?ソン・ガンホ:俳優のクリエイティブを最大限に信頼してくれる点ですね。撮影を前に、何か相談や打ち合わせ、リハーサルを重ねることはほぼありません。だからこそ、私たちも役柄を自分なりに解釈し、表現できる。それが豊かなイマジネーションの源泉になっているのではないでしょうか。今回演じたキム・ギテクに関しては、タコのような軟体動物を意識しました(笑)。一見、みすぼらしい彼ですが、隠し持った吸盤で社会に食らいついているのです。今という時代を、いかに生きるべきと問いかけている豪邸という閉鎖空間で、相反する2つの家族が繰り広げる駆け引きがスリリングに、ときに毒気あふれる笑いも振りまきながら展開する『パラサイト 半地下の家族』。サスペンス、コメディ、社会派ドラマ、果てはホラー(?)と表情を変えながら、映画は誰も予測できないクライマックスへとたどり着く。阿鼻叫喚という言葉がふさわしい結末について、もちろん詳細は記さないが、2人の証言から「シナリオとは違う結末になった」ことが明らかに!――あのクライマックスには、言葉を失いました。ポン・ジュノ監督:ある登場人物の行動について、シナリオでは意図をあいまいにしたままでした。「意志を持ってあえてそうしたのか、それとも偶発的な出来事なのか」その中間を漂っていたんです。ただ、シナリオに基づき、絵コンテを描き進めるうち(※ポン・ジュノ監督は自ら絵コンテも描く)、より瞬間的な感情の高ぶりを重んじようと決断しました。ソン・ガンホ:事前にシナリオは読んでいましたが、監督から相談を受けて、私もぜひそうしようと同意しました。これぞ、正解だと。なぜなら、私たちが生きる現実世界は、映画のクライマックスをも上回るほど、残酷で冷酷だからです。ポン・ジュノ監督:先輩であるソン・ガンホさんに背中を押されたこともあり、非常に複雑なシーンでありながら、撮影そのものはとてもスムーズで、驚くほどとんとん拍子でした。議論を巻き起こすかもしれないと躊躇もありましたが、「あっ、これを演じるのはソン・ガンホさんなんだ」と気づいた瞬間、観客の皆さんを納得させられると確信し、安心できた。ソン・ガンホさんとは、そんな存在なのです。ソン・ガンホ:私は『パラサイト 半地下の家族』での“水”の表現を大変気に入っています。人々が抱える悲しみや哀れみが、水を通して描かれているんです。そしてこの映画は決して格差や分断、それらの対立を描くだけの映画ではありません。私たちが今という時代を、いかに生きるべきと問いかけているのです。(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年01月07日第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞した『パラサイト 半地下の家族』の公開を記念して、同作でメガホンを取ったポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』が12月30日(月)深夜に放送される。2006年に公開され、韓国の歴代観客動員数第6位に輝いた『グエムル-漢江の怪物-』をはじめ、カンヌ国際映画祭の“ある視点部門”に正式出品された『母なる証明』や日仏韓合作によるオムニバス作品『シェイキング東京』などの作品で国際的にも評価の高いポン・ジュノ監督の2作目となる本作。韓国で1980年代後半に発生した、10人もの犠牲者を出しながら未解決となった華城連続殺人事件を基にしたストーリー。1986年、ソウル近郊の農村で若い女性が裸で死んでいるのが発見され、その後も同じ手口の連続殺人事件が相次いで発生。特別捜査本部が設置され、地元の刑事、パク・トゥマン(ソン・ガンホ)と、ソウル市警から派遣されたソ・テユン(キム・サンギョン)は、この難事件に挑む。性格も捜査方法も異なる2人は対立を続け、何度も失敗を重ねながらついに有力な容疑者を捕らえるのだが…というストーリー。主演は『シュリ』や『グエムル-漢江の怪物-』のほか『タクシー運転手 約束は海を越えて』など数々の作品で主演を務め、韓国国内では数々の映画賞にも輝くソン・ガンホと、韓国で大ヒットしたドラマ「大王世宗」で知られるキム・サンギョンによる圧巻の演技合戦も見どころだ。本作をはじめとした数々の作品で世界的な評価を受けるポン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』はTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田の2劇場にて先行公開中。2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開される。全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが… この相反する2つの家族の出会いは、誰も見たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――という物語。『殺人の追憶』は12月30日(月)深夜25時50分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2019年12月30日俳優の吉沢亮が12月27日(金)、都内で行われた韓国映画『パラサイト半地下の家族』のプレミア上映会にサプライズ登場!来日中のポン・ジュノ監督とソン・ガンホと対面を果たした。吉沢亮「こんなエンタメがあるんだ」と知ってほしいもともとポン・ジュノ監督の大ファンだと言う吉沢さんは「緊張しすぎて、うまく話せない」。そんな吉沢さんの緊張を解そうと、ポン・ジュノ監督が「自分がこれだけイケメンだって、いつ頃気づいたんですか?」と質問すると、吉沢さんは「小5ですかね(笑)」と笑顔。これに対し、ポン・ジュノ監督は「なぜ、もっと早く気づかないんですか?」とツッコミを入れ、会場を盛り上げた。また、ポン・ジュノ監督は吉沢さんの出演作『リバーズ・エッジ』を観ているといい「とてもすてきな青春を演じている」と評価すると、「うれしいですね。この場にいるのも、おこがましいですが、映画を観てもらったのは、すごく不思議な気持ちです」と喜んでいた。本作について「本当に純粋に、スゲーと思った」と吉沢さん。「ここ何年か観た中で1番です。圧倒的なエンタメ感で、笑いや涙、ホラーにサスペンスといろんな要素が完ぺきに融合している」と絶賛し、「映画好きは100%観ると思いますけど、普段映画館に行かない人にこそ『こんなエンタメがあるんだ』と知ってほしい」とアピールしていた。ポン・ジュノ監督、是枝裕和監督のエールに感激!韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた『パラサイト半地下の家族』。先日発表された第77回ゴールデングローブ賞で3部門にノミネートされ、第92回アカデミー賞でも作品賞を含めて“本命”の呼び声があがっている。セレブ一家の豪邸に、家庭教師として潜り込み“寄生(パラサイト)”を試みた貧しいキム一家が、そこで想像を絶する悲喜劇に巻き込まれてしまう。アカデミー賞について、ポン・ジュノ監督は「そればかりは、自分ではわからないですね」と苦笑い。それでも、「トロントで是枝裕和監督にお会いしたとき、『今年はきっと忙しくなるはず。大変だと思うけど頑張ってね』と言ってくださった。是枝監督もパルムドールに輝いた後、オスカー候補にもなりましたから」とエールに感激しきりだった。ポン・ジュノ監督と4度目のタッグとなった名優のソン・ガンホは、キム一家の父親を演じており「最初に監督から、映画の構想を聞いたとき、てっきり自分は裕福な社長を演じるのだと思っていた(笑)。ところが、私が半地下に連れていかれたんです(笑)」と明かし、「この作品は格差による分断や闘争を描いているのではなく、人間はどう生きるべきかを問いかけているんです」と話していた。『パラサイト 半地下の家族』はTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田にて先行上映中。2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2019年12月27日今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた家族を描く『パラサイト 半地下の家族』から、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホが13年ぶりに揃って来日することが決定した。ゴールデングローブ賞3部門ノミネートに加え、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ハリウッド映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会などで作品賞受賞やノミネートを重ね、オスカーレースを席巻中の本作。そんな日本でもSNSなどで大注目の本作から、ポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホが、2006年に『グエムル -漢江の怪物-』で来日して以来、実に13年ぶりに2人揃っての来日が実現。本作の公開は来年だが、12月27日(金)よりTOHO シネマズ日比谷、TOHO シネマズ梅田にて先行公開が決定しており、2人は27日のTOHO シネマズ六本木ヒルズで行われる特別上映での舞台挨拶に登壇する。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)より全国にて公開、2019年12月27日(金)よりTOHO シネマズ日比谷、TOHO シネマズ梅田にて先行公開。(cinemacafe.net)
2019年12月11日カンヌ国際映画祭では韓国映画史上初となるパルムドールに輝き、アカデミー賞前哨戦といわれる各賞を席巻中のポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』が、「2020年まで待てない!」「いち早く観たい!」という映画ファンの熱烈な声に応え、監督・キャストの特別メッセージ映像付きで先行公開されることが決まった。ハリウッド映画批評家協会賞では作品賞、脚本賞、監督賞、外国語映画賞、編集賞の5部門にノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画賞を受賞するなど、賞レースを席巻中の本作。外国語映画にして史上初の作品賞受賞への期待も高まり、「アカデミー賞の歴史を変えるか」(ハリウッドレポーター)と米メディアも大盛り上がり。日本でも、11月に行った日本最速試写で映画ファンを大熱狂させ、マスコミ試写は連日大行列で溢れ変えるほどの大盛況。Twitterなどでも「来年まで待てない!」「今すぐ観たい!」という声が多く上がっていたことから、急きょ12月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田の2劇場にて先行公開が決定。また、2020年1月9日(木)までの2週間限定となる先行上映期間中は、両劇場でしか観ることができないポン・ジュノ監督、キャストによる激レア特別メッセージ映像付きとなっている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月06日カンヌ・パルムドールに輝き、全米ではすでに今年の外国映画興行収入第1位となる大ヒットとなっているポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。“伏線”となるアイテムが散りばめられた本予告、本ポスターが解禁となった。今回解禁された本ビジュアルは、全員失業中の貧しいキム一家と、IT企業を経営する裕福なパク一家が、まるで“ひとつの家族”のように、広々としたリビングで肩を並べている姿が収められ、全員に目線が入っている。背景には、意味深に置かれた“石”、“前衛的な絵画”、そして“投げ出された脚”が配されているほか、目を凝らすと数々の散りばめられた“アイテム”が浮かび上がってくる。また、90秒予告は、キム一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が、身分を偽り裕福なパク一家の家庭教師になったことから生活が変わっていく様子を映し出す。パク社長夫人ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に取り入った彼は、さらに美術の家庭教師として妹(パク・ソダム)を紹介することになるのだが…。果たして、ギウの計画とは!?スケール感のある映像と、加速していく物語を垣間見ることができる予告となっている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日