2015年10月より放送されたTVアニメ『ゆるゆり さん☆ハイ!』より、ニコニコ生放送「ゆるゆり さん☆ハイ! 京子とちなつの BitterでSweetな公開ニコ生」が、2016年1月12日に配信された。番組タイトルどおり、今回は歳納京子役の大坪由佳と吉川ちなつ役の大久保瑠美の"姉妹コンビ"によるニコ生で、いつものスタジオを飛び出し、東京・虎ノ門のポニーキャニオン本社1Fで、観客を集めての公開生放送となった。昨年12月に行われた、赤座あかり役の三上枝織と船見結衣役の津田美波による公開ニコ生に対抗すべく企画された今回のニコ生だが、なぜか番組スタート時には、前回のニコ生で作成された"ロボ"が同席。"BitterでSweetな公開ニコ生"において、このロボが「唯一のBitter要素」(大久保)となった……。オープニングトークでは、2人で岩盤浴に行った話やDVDを観た話など、2人のSweetな話題を展開し、笑いを交えながら会場を温めたところで、1月24日に開催された「七森中♪がくえんさい」の事前情報を紹介。そして、三上・津田のニコ生でも行われた「答え合わせゲーム」に挑戦する。お題に対する2人の解答が一致すれば正解の本ゲーム。三上・津田コンビが3回の挑戦でようやく達成した難関だが、大坪・大久保コンビは5問中4問正解で一発クリアし、見事"ご褒美"をゲットした。ちなみにご褒美は三上がシンガポールで買ってきた"ネコ耳"をつけての胸きゅんセリフ。公式さんいわく「お互いへのご褒美」。番組ではさらに、「京子とちなつのピンポイント名シーン」ということで、TVアニメ『ゆるゆり さん☆ハイ!』の第7話から第12話までの中からピンポイントで名シーンを解説&再現。以前、大坪プロによるニコ生で行われたものが、2人なってさらにパワーアップし、会場に集まった観客を大いに盛り上げつつ、およそ1時間の放送を締めくくった。(C)2015 なもり/一迅社・七森中ごらく部
2016年02月13日アクアは1月11日、社名を「ハイアールアジア株式会社」から「アクア株式会社」へ変更した。アクアが「AQUA(アクア)」ブランドを、ハイアール ジャパン セールスが「Haier(ハイアール)」ブランドを展開していく。社名を事業ブランドであるAQUAとすることで、企業と事業の戦略を一本化し、ブランド資産の統合によるスピード経営実現をねらう。AQUAとHaierのダブルブランド戦略を明快に発展させることで、各ブランドの価値を向上していくという。AQUAブランドはもともと三洋電機が展開していたブランドで、2012年1月にアクアが(当時はハイアール アクア セールス)、三洋電機から冷蔵庫および洗濯機事業の事業譲渡を受けていた。
2016年01月12日東武タワースカイツリー株式会社は2016年1月8日~2月14日、バレンタイン期間限定商品を東京スカイツリー オフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」(東京都墨田区)で販売する。「東京スカイツリー ル・ショコラ」(税込864円)は、ハート型のラズベリー味のチョコレートと、東京スカイツリーをプリントしたキャラメル味のアソート。「東京スカイツリー チョコレートケーキ」(税込1,944円)は、ふんわりと焼き上げたチョコレートケーキにチョコレートクリームをサンドしている。「ソラカラちゃん スペシャルショコラ」(税込1,250円)は、赤いハートのショコラを中心に東京スカイツリーのマスコット「ソラカラちゃん」「テッペンペン」「スコブルブル」、スカイツリーをプリントしたショコラや、フランボワーズ、ビターオレンジショコラなどを詰め合わせている。「DEMEL(デメル) ソリッドチョコレート トライアングル」(税込1,944円)は、スウィートとミルク2種類のチョコレートを東京スカイツリーオリジナルボックスに入れた限定商品。「DEMEL ソリッドチョコレート 猫ラベル スウィート/ミルク」(各1,944円/税込)は、猫の舌をモチーフにしたチョコレートを東京スカイツリーのオリジナルコラボレーションボックスに入れた。バレンタイン限定のリボンをつけ、東京スカイツリーオフィシャルショップ限定で販売する。(C)TOKYO-SKYTREE
2015年12月28日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(公開中)の約3分に及ぶロングPVが公開された。本作は、中学生時代の七瀬遙や橘真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚とも言える内容。考え方も目的もバラバラな4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を描く。アニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』(10年)や『甘城ブリリアントパーク』(14年)などを手がけてきた武本康弘監督がメガホンを取る。なお、公開中の映画は初日満足度1位を獲得している。PVは、朝からスイミングクラブで一泳ぎした遙を真琴が迎えに来て、その手を差し伸べるシーンから始まる。タイトルロゴが大写しになった後は、岩鳶中学水泳部に入部した1年生の自己紹介。『Free!』シリーズには登場していなかった椎名旭、桐嶋郁弥も登場し、真琴、遙と続く。遙は、「七瀬遙。俺はフリーしか泳がない」と『Free!』シリーズでもおなじみのセリフを交えながら、素っ気なくあいさつ。4人はメドレーリレーに挑戦することになるが、おのおのが自分の泳ぎのスタイルに固執しており、部長・桐嶋夏也やマネージャーの芹沢尚から何度も叱責(しっせき)されてしまう。「水の中の思春期が、始まる」の言葉の後には、葛藤を抱え悶々(もんもん)と過ごす4人の姿が映される。そんな中、尚の「水泳好き? 遙がいるからじゃなくって?」という言葉に動揺を隠せない真琴。これを境に、ほかの3人もスランプに陥っていく。しかし、「自分を信じろ」「仲間を信じろ」との言葉が続くと、意を決した遙が、「俺はこのメンバーでリレーを泳ぎたい」と宣言。『Free!』シリーズの頃から、高い評価を獲得してきた瑞々しい水の描写と結束力を増すメンバーの姿が描き出されていく。また、PVでは葉月渚、竜ヶ崎怜、松岡凛、山崎宗介といった『Free!』シリーズの主要キャラクターも随所で登場。遙や真琴だけでなく、後に岩鳶高校水泳部として絆を強めていくほかメンバーの中学生時の一端を垣間見ることもできる。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年12月16日●『Free!』ではなく『ハイ☆スピード!』を映画化した理由12月5日公開の『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』。『たまこまーけっと』や「響け!ユーフォニアム」など多くの話題作を生み出してきたアニメ制作会社・京都アニメーションの最新劇場作品だ。本作では、同社が手がけた人気TVアニメ『Free!』、およびその続編『Free!-Eternal Summer-』の過去、TVアニメでは高校生だったメインキャラクターたちの中学生時代が描かれる。作品タイトルの「ハイ☆スピード!」は、『Free!』の原案となった小説からきており、劇中には『Free!』に登場するメインキャラクターだけでなく、小説独自のキャラクターも登場する。「ヒットしたTVアニメの劇場化」は昨今多く行われているものの、多くの場合、作品タイトルはTVシリーズと共通で、冠に「劇場版」と付くことが多い。今回、京都アニメーションが映画作品として『映画 ハイ☆スピード!』を制作したのは何故だったのだろうか。今回は、本作制作のきっかけや、キャスティングをTVシリーズと同一のキャストが演じた理由などについて、同作の監督を務めた京都アニメーション・武本康弘監督にお話を伺った。――今回、『Free!』シリーズの人気を受けての劇場アニメをつくるタイミングで、『Free!』の時間軸での新作やスピンオフ作ではなく、原案小説を映像化する『映画 ハイ☆スピード!』という選択をされた経緯についてお聞かせください。TVシリーズ『Free!』の原案となった小説「ハイ☆スピード!」は、弊社で出させていただいているKAエスマ文庫というレーベルの作品のひとつなんです。そのため、弊社の小説コンテンツの映像化を何とか実現できないかというのがそもそもの発端です。この小説を原案としたTVアニメ『Free!』シリーズも、もちろん大切な作品です。しかし、せっかく弊社から出している小説なので、こちらも映像にしたい、と。それが動機ですね。――TVシリーズ『Free!』にも小説「ハイ☆スピード!」にも登場するメインキャラクター・遙と真琴の描写についてお伺いします。『Free!』で描かれた高校生のふたりとの差を出した部分など、小説とアニメーション、どちらに寄せて制作されたのかお伺いできますか。弊社からまず文庫本が刊行され、その後、小説を原案としたTVアニメを放送した、という順序ではあるのですが、やはりこの映画をご覧になられる方、ひいてはファンの皆様は、小説「ハイ☆スピード!」よりも、TVシリーズ『Free!』の印象を非常に強くお持ちの方が多いのではないかと思っています。より多くの方がこうあってほしい、こういうものが見たいと感じるのは『Free!』のテイストであろうと。そのため、小説の物語をそのまま踏襲するのではなく、かといって決して小説を決しておろそかにするわけではないのですが、両方のコンテンツを大切にしながら、現在の内容に落ち着いたというところです。●遙と真琴、メインキャストの"続投"にかけた想い――遙と真琴のキャストは、TVアニメ『Free!』から続投となっています。中学生というと変声期にもあたり微妙な年代ですが、メインキャラクターは皆中学1年生で、成人の男性声優さんが演じるというのはかなり挑戦的な試みにも見えます。キャスト続投の狙いは?先ほども申し上げたことと少し重なるのですが、ファンの方が抱いているTVシリーズの印象は、キャラクターの性格だけでなく、キャストの声や演技によるところも多分にあるのだろうな、というのが大きな理由です。もちろん、音響のスタッフたちとキャストの方を変えるべきか、そのままにすべきかということは議論しました。確かにチャレンジングな面はあるのですが、やはり『Free!』と同じキャストの方にお願いしたい、という結論になりました。――その結論に至った理由など、もう少しお伺いできますか。ありがたいことに、遙も真琴も、『Free!』シリーズを通じてとても人気のあるキャラクターです。例えば主人公の遙に関して言えば、島﨑信長さんが演じてくださった声やお芝居というものが、その人気の理由の大きな要素と感じています。島﨑さんの演じた「遙の声」を含めて、「遙が好き」と思っていただけている。そして、鈴木達央さんの演技を含め、「真琴が好き」と言っていただけていると思うんです。そうしたファンの皆様の思いを大切に拾い上げる上で、このキャスティングには大きな意味があるだろうと考えました。ここまでファンの皆様の思いに…という言い方をしてきましたが、これは僕個人の思いでもあります。ぜひ島﨑さん、鈴木さん、そして松岡凛役の宮野真守さんに演じていただきたいと思い、こうした決断をしました。――アフレコは順調でしたか?はい、順調でした。というのも、僕よりもキャストの皆様や音響監督の方が、『Free!』という作品とつきあっている時間ははるかに長いので、僕があれこれ言うより、皆様が非常に深くキャラクターを理解されています。キャラクターの年齢が中学生になったということを含めて、まったく問題ない、素晴らしい演技をしていただけました。僕はもう、見ているだけ、という感覚でした。●"TVにはいなかった"キャラに秘められた試行錯誤――続いて、メインキャラクターの中で、TVシリーズ『Free!』に登場しなかった人物についてお伺いします。旭はとてもアクティブな一方で悩みを抱えているなど、ある意味一番中学生らしい面を持つキャラクターだと感じたのですが、彼を描く上で留意した点などあれば教えていただきたいです。旭は『Free!』には出てこない小説「ハイスピード!」のキャラクターなので、当然ながら小説での描写がベースになっています。ですが、TVシリーズ『Free!』の中の誰かに被ったような性格ですと、あえて新たに旭を登場させる意味がなくなってしまいます。「Free!の●●っぽいキャラ」ではなくて、既存のキャラクターとは違った個性を持っていると思ってもらえるように注意しました。『Free!』では、物事の原動力というか、ブレイクスルーをもたらすのは渚の役割でした。旭は、渚とはまた違ったアプローチでブレイクスルーが行えるキャラクターです。また、ここは多分に僕の思いというのが強く入ってしまっている部分かもしれないのですが、「年相応の幼さ」やかわいらしさ、男の子らしさを持った子であってほしいと思っています。結果として、ある方から、「『Free!』の中ではこういうタイプのキャラクターがいなかった。少年漫画の男の子に近い印象がある」と言っていただけたので、それはとても嬉しかったです。――確かに、旭の言動やしぐさはとても年相応であると感じました。また、年相応に幼いながらも、年齢を重ねていけば、男の子から男性へと成長していけそうな予感を見せてくれたキャラクターでもありますね。『Free!』の登場キャラクターたちは、すでに完成しているというか、内面がある程度確立していて、年を重ねても軸は大きくぶれないだろうと思わせるキャラクターが多いのですが、そういう中では異色の存在かもしれません。未発達な少年が成長し、変化していく予感というのは、『Free!』ではあまり色濃く押し出されていなかった要素かと思います。――また、もうひとりの同作から登場するメインキャラ・郁弥ですが、原作小説ではすこし斜に構えた性格です。脚本の西岡麻衣子さんの公式インタビューによれば、当初監督のイメージでは「無邪気なキャラクターにしてみては」と提案されたと読みました。最終的には原作に近づけたキャラになったとのことですが、当初案の狙いについて教えていただきたいです。僕が始めに小説「ハイスピード!」に抱いたイメージは、でこぼこで、がたがたではありつつ、一緒にいる4人というものでした。仲は良くないけれど、衝突しながらお互いを理解してチームになるという印象だったんです。4人が一緒に行動するという点から見ると、一番難しかったのは郁弥の存在です。郁弥は水泳部のキャプテンを務めている兄・夏也との確執を抱えていて、ひねくれた性格でもあったことから、他の3人と行動を共にし、物語を進めていくイメージがしづらいキャラクターかもしれない、と悩みました。そこでシナリオ制作が難航したため、郁弥の性格を少し変更してはどうかと持ちかけたことに関して、西岡さんが公式サイトのインタビューで言及しているんですね。――その提案に対して、西岡さんはどのように反応されましたか?西岡さんをはじめ、女性スタッフは、「郁弥の性格は絶対に小説のまま、変えないほうがいい」と言いましたね。満場一致でした。――監督としては、その意見を受け入れた、ということでしょうか。はい。とはいえ、シナリオを固めなくてはどうにもならないので、「いいシナリオに書きあげてください」、と発破をかけました(笑)性格をそのままにするというこだわりが元で、郁弥が他の3人と行動する必然性が薄れてしまったらいけませんから。彼らひとりひとりが何を考え、何を大切にしているかという部分を突き詰め、それならばどんなことを言われたら許せないと感じるか……など、そうしてキャラクターを掘り下げた上でやりとりを作ってほしい、と念を押しました。キャラクターが魂で喋るからこそ、通じるものがある。だから、徹底的に嘘をつかずにやってほしいと。結果として、郁也はあの性格のままでよかったと思っていますし、シナリオもいい形になったと考えています。あの時お話の都合で性格をいじってしまっていたら、きっと鑑賞してくださる皆さんの心に響くものにはならなかったと思います。続くインタビュー後編では、作中の演出や作画にかけた想い、そしてストーリーの要となる場面、映画全体のテーマなどについて語られる。乞うご期待。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』12月5日 全国ロードショー(c)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会配給:松竹
2015年12月04日スカイアーチネットワークス(スカイアーチ)は12月1日、ジェイズ・コミュニケーション(ジェイズ)と提携し、バラクーダネットワークスジャパンとの協業で、パブリッククラウドで利用可能な「Barracuda Web Application Firewall(Barracuda WAF)」の販売を開始することを共同発表した。Barracuda WAFは、Webアプリケーションや、関連する機密データの保護機能を提供するソリューションで、プロキシとして動作し、HTTP/HTTPSのトラフィックを精査してWebアプリケーションの脆弱性を突こうとする攻撃を検出する。スカイアーチは、インフラフリー・マルチクラウドの考え方で、インフラ設計から運用、障害対応、セキュリティ対策、バックアップ対策など、ビジネスに直結したサーバ管理全般を提供しており、今回Barracuda WAFを新たに採用したことによって、より一層クラウドを安全に利用できるサービスを提供していくという。ジェイズは、ネットワークセキュリティ、ネットワークインフラ技術に特化した企業としての強みを生かし、WAFを必要とする広範な分野の企業を対象に、各企業に最適な形態でBarracuda WAFを提供することで、WAFマーケットのシェア拡大を図るとしている。なお、製品提供形態は、物理アプライアンス、仮想アプライアンス、さらにMicrosoft AzureとAmazon Web Service(AWS)、VMware vCloud Airに対応したパブリッククラウドサービスで提供される。
2015年12月02日スカイマークと損害保険ジャパン日本興亜は国内旅行保険の販売に関して業務提携することで合意し、11月18日からスカイマーク利用者向け旅行保険「SKY旅行保険」の取り扱いを開始した。同保険は、スカイマークのホームページから航空券の予約を行う操作に引き続いて加入手続きができるのが特長。損保ジャパン日本興亜は保険加入者に対して国内旅行中の補償を提供し、スカイマークの片道航空券購入者には「片道プラン」を、往復航空券購入者には「往復プラン」を案内する。片道プランの保険料は2日間の設定で810円、往復プランの保険料は2日~30日間の設定で1,120円~1,840円。補償項目は傷害死亡・後遺障害、入院保険金、通院保険金、手術保険金(入院時、外来時)、救援者費用、携行品損害、賠償責任(往復プランのみ)、出発遅延費用・欠航等、乗継遅延費用、寄託手荷物遅延等費用、寄託手荷物紛失費用となっている(各種補償項目に関する内容は保険約款の規定に基づく)。スカイマークは現在、北海道から沖縄まで国内18路線を運航しており、両社は協力を密にし、今後も安全で良質なサービスの提供に目指すとしている。
2015年11月21日赤毛の女の子アニーがニューヨークの孤児院を舞台に活躍するミュージカル『アニー』の“クリスマスコンサート”でハイタッチイベントが決定した。「アニークリスマスコンサート」は12月5日(土)・6日(日)に東京・サンシャイン劇場、12月22日(火)・23日(水・祝)東京・新国立劇場 中劇場にて開催が決定しており、代表曲「トゥモロー」など、アニーでおなじみの楽曲とクリスマスソングなどが披露される。「アニークリスマスコンサート」チケット情報今年で「アニー」は日本公演30周年を迎え、現代に舞台を移した映画『ANNIE/アニー』も公開されるなど、記念の年。孤児院で暮らす11歳の女の子アニーの、辛い境遇に置かれながらも前向きに生きていくストーリーは、時代と世代を越えて今もなお世界中の人々に愛されている。そんな、人々に元気を与える「アニー」とハイタッチができるイベントは12月6日(日)サンシャイン劇場17:00の回の終演後にロビーにて開催。2014年アニー、2015年アニー、そして新しくオーディションで選ばれる2016年アニーがハイタッチでお見送りをしてくれる。1回限りの限定イベント、アニーから直接元気をもらえるチャンス!チケットは発売中。■「アニークリスマスコンサート」作: 白石拓也齊藤理恵子 演出: 齊藤 理恵子出演予定: 泉 拓真・鹿志村 篤臣・矢部 貴将2014年/2015年/2016年アニー&アニーズ・サンシャイン劇場2015年12月5日(土)18:302015年12月6日(日)11:00/14:00/17:00※17:00の回終了後にロビーにてハイタッチイベントあり。・新国立劇場 中劇場2015年12月22日(火)19:002015年12月23日(水・祝)12:00/15:00/18:00<ハイタッチイベントについて>17:00の回をご観劇いただいたお客様のみ参加可能です。多くのお客さまが希望される場合、お時間がかかる可能性があります。ハイタッチのみで、写真撮影、サインや握手などはできません。アニー本人の体調等によって、参加者は当日変更となる可能性があります。
2015年11月19日11月18日(水)~2016年2月11日(木・祝)、東京スカイツリーにて『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念した「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」が開催される。12月18日(金)18:30より全国一斉公開となるSF映画の金字塔シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。本作の公開を記念した「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」では、スカイツリー全体で「スター・ウォーズ」の世界観を体験できる展示が実施される。宇宙空間のような演出が施された天望回廊では、634体のストームトルーパーフィギュアを設置。さらに、最新作の特別映像の上映をはじめ、エピソード1から6までのストーリーパネルや等身大の“ストームトルーパー”、“R2-D2”、“C-3PO”のパネル、最新作に登場するキャラクターのフィギュアが設置されるほか、「JAPANESE ORIGINAL 」コーナー にて「浮世絵スター・ウォーズ」の原画が展示される。さらに、公開前日の12月17日(木)~20日(日)の4日間は、スター・ウォーズ仕様にスカイツリーをライティング。新悪役として注目を集めるカイロ・レンが操る十字型の赤いライトセーバーに見立てたものや、光と闇の戦いをイメージした赤と青の2色が点灯される。映画公開の前日12月17日(木)には、前夜祭としてライティング・イベントも開催される。また、11月18日(水)より東京スカイツリーオフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」にて、最新作で登場する2色のライトセーバーをイメージしたルーカスフィルム公認オリジナルアートを用いたオリジナルグッズを期間限定発売するほか、様々なグッズを販売。東の空でライトセーバー色に光るスカイツリーは、『スター・ウォーズ』公開に沸き立つ東京で大きな注目を集めそうだ。「STAR WARS TOKYO SKY WALK at TOKYO SKYTREE」は、11月18日(水)~2016年2月11日(木・祝)東京スカイツリーにて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年11月11日スカイマークは11月6日、世界最大のオンライン宿泊予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」を運営するオランダのBooking.com B.V.とオンライン宿泊予約に関する契約を締結したことを発表した。今回の業務提携により、スカイマークホームページの宿泊予約専用ナビゲーションタブからブッキング・ドットコムの宿泊予約システムへのアクセスが可能となり、航空券の購入とともに、宿泊施設の検索や予約ができるようになった。ブッキング・ドットコムはホテルをはじめとする様々な宿泊施設のオンライン予約における世界的な企業で、旅行スタイルやニーズに合った宿泊施設を最安値保証かつ予約手数料無料で提供している。予約サイトは42カ国語に対応しており、221以上の国・地域から81万軒以上の宿泊施設の宿泊予約ができる。
2015年11月08日タサキ(TASAKI)が、パリの最高峰ホテル・リッツパリとのコラボレーションによるハイジュエリーコレクション「リッツ パリ パー タサキ(Ritz Paris Par TASAKI)」を発表した。リッツパリは、1898年にセザール・リッツによって設立されたホテル。パリのヴァンドーム広場に臨む同ホテルは、100年以上前より、フランス流アールドゥヴィーヴル(生活芸術)のエレガンスとラグジュアリーを体現しており、アーティストや王侯貴族、作家などの世界中のセレブリティから愛されてきた。時代を超えて愛されるリッツパリの魅力にインスピレーションを得た同コレクションは、両メゾンの国際ライセンス契約の一環として生まれたもの。並外れた魅力を放つ宝石とクリエイティビティ、サヴォアフェールが融合することにより生まれた、唯一無二のエレガンスを誇っている。なお同コレクションは、16年初頭にリニューアルするリッツパリにオープン予定の、フランス初のタサキ直営店にて発売後、16年春より世界各地で順次発売される。
2015年11月04日台湾を代表する航空会社チャイナ エアラインは10月29日、スカイチームパートナーである中国東方航空と共同で、香港国際空港においてスカイチームラウンジをオープンしたことを発表した。新しくオープンしたスカイチームラウンジは、ロンドン、イスタンブール、シドニーに次ぐ4番目のスカイチームラウンジで、東アジア地区では初の供用となる。ターミナル1の出発フロア15番ゲート付近に位置し、1,038平方メートルに合計230席を設け、ヨガルームやビジネスセンター、インターナショナルビュッフェコーナー、ヌードルバーなどで出発までの時間を自分のスタイルで過ごすことができる。営業時間は05:30~25:30までとなっている。スカイチームでは今後も、フランクフルトやクアラルンプール、バンクーバーなど、世界各地の主要空港にラウンジの設置を計画している。
2015年10月29日ボーイングは現地時間の10月28日、ガルーダ・インドネシア航空にスカイチーム塗装の777-300ERを納入した。ガルーダ・インドネシア航空は2014年8月に20社目としてスカイチームに加盟し、177カ国・地域内の1,052空港に毎日1万6,320便以上を運行する大きなグローバルネットワークを展開している。また同社は現在、次世代737や777-300ER、747-400などを含む90機以上のボーイング機を運用している。ボーイング民間航空機部門アジア太平洋およびインド地区セールス担当上級副社長のディネッシュ・ケスカー氏は、「約40年にわたり、ボーイングとガルーダが画期的なフライトを提供すべく提携しており、この新しいカラーリングは世界の航空業界においてガルーダの成長の実証してくれることでしょう。777-300ERなどボーイング機は、ガルーダが拡大していくために必要な柔軟性と優れた経済性を提供しています」とコメントしている。
2015年10月29日人気コミックスが原作の舞台『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」』が11月14日(土)東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoより上演。同公演の千秋楽である12月13日(日)公演において、ライブビューイングを行う事が決定した。【チケット情報はこちら】ライブビューイングは、全国の映画館で開催。会場に足を運べない人でも、迫力の大画面で舞台を楽しむ事ができる。同作は集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中、コミックス累計発行部数1,600万部を突破した、古舘春一の大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』の初舞台化。主演の烏野高校1年・日向翔陽役を務めるのは俳優の須賀健太、ライバルの影山飛雄役を俳優の木村達成が務める。ライブビューイングのチケット一般発売は11月21日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は11月14日(土)午前11時から17日(火)午前10時59分まで。■ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」11月14日(土)~23日(月・祝)AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)11月27日(金)~29日(日)シアターBRAVA!(大阪府)12月5日(土)~6日(日)多賀城市民会館大ホール(宮城県)12月10日(木)~13日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)
2015年10月06日全国で約200店舗のアミューズメント施設を運営するナムコは、TVアニメ『ハイキュー!!』のキャラポップストア『「ハイキュー!!」キャラポップストア~ヨシュー! フクシュー!! ゴードーレンシュー!!!~』を2015年10月2日より渋谷パルコ パート1(東京都渋谷区)、ナムコランド BASE765(宮城県名取市 / イオンモール名取店)、10月3日からnamco大阪日本橋店(大阪府大阪市)に期間限定でオープンする。開催期間限定の「描き下ろしキャラクターイラスト (全10種類)」が、ストア内の抽選マシーンやミニアトラクションの賞品をはじめ、ストア限定グッズ、店内のパネルに登場。ミニアトラクションやグッズショップを通して『ハイキュー!!』の世界を楽しむことができる。○「ハイキュー!!」キャラポップストア~ヨシュ ー! フクシュー!! ゴードーレンシュー!!!~概要■嶋田マート出張所 (グッズショップ)グッズショップでは一般流通商品に加えて、描き下ろしキャラクターを使用した、キャラポップストアでしか手に入らない限定オリジナル商品が販売される。■歯車 (抽選くじ)ハズレなしの抽選マシーンに挑戦! ガラポンを回して出てきた玉の色に応じてさまざまなキャラポップストアオリジナル賞品が必ず当たる(1回420円/税込)。■1本ナイッサーブ!! (ミニアトラクション)アトラクションの上部にボールを投げ、最下段のボックスに設定された各賞に応じてさまざまなキャラポップストアオリジナル賞品が必ず当たる(1回420円/税込)■キャラクターパネルキャンペーンガラポンまたはミニアトラクションを1会計で5回分ごとにキャラクターパネル応募用紙を各1枚ずつプレゼント。応募用紙を投函箱に投函すると、イベント終了後に店内で展示されたキャラのパネルが抽選でプレゼントされる。そのほか「ハイキュー!!」キャラポップストアに関する詳細は公式サイトにて。(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会・MBS
2015年09月18日テラスカイは9月10日、Salesforce Lightning(Lightning)に対応した画面やアプリケーションを手軽に作成できる世界初のクラウドサービス「SuPICE」を開発し、初期バージョンを12月より米国で提供開始すると発表した。日本国内向けには、初期バージョンを改良し来春提供を開始するという。Lightningは、セールスフォース・ドットコムが提供するユーザーインターフェースとアプリケーションの構築プラットフォーム。SuPICEは、画面の構成要素をコンポーネント化して再利用可能にした「Lightning Components」をノンコーディングで作成できるアプリで、SuPICEで作ったLightning Componentsを「Lightning App Builder」を使って配置することで、迅速に画面やアプリケーションに仕立て上げることができる。またSuPICEは、セールスフォース・ドットコムが提供するオンデマンドアプリケーションのマーケットプレイス「AppExchange」で公開しているLightning Componentsとも共存できるため、デスクトップ向けインターフェース「Lightning Experience」に対応した最新のアプリケーションを効率よく構築することができる。日本での提供は、ユーザー課金モデルで価格は未定だという。
2015年09月10日スカイマークは9月1日、茨城県水戸市を中心に路線バスを運行する茨城交通との共同企画として、茨城県における当社の利用促進のPRを目的にスカイマークのラッピングをした路線バス2台を運行することを発表した。同ラッピングは茨城交通による無償提供であり、このほど1台目が完成し、9月1日より運行を開始した。2台目は10月に完成予定で、これらのバスは水戸市内を中心に周辺自治体を走行する。今回のラッピングに対しスカイマークは、「茨城空港は北関東における重要なマーケットであり、これからもより多くのお客様にご利用いただけるよう、地元企業及び関係機関のご協力のもと、茨城空港の利用促進を図ってまいります」とコメントしている。
2015年09月02日テラスカイとエヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(NTTPC)は8月27日、企業の生産性向上の支援に向け、センサデータと顧客データ(CRM)を掛け合わせたIoT利用を早期に実現可能なソリューションを提供すると発表した。産業分野における生産設備や輸送機械、ウェアラブル機器などにセンサを取り付け、その稼働状況や業務内容の見える化を実現するIndustrial IoT(IIoT)の活用に注目が集まっているが、初期投資や構築の複雑さの課題や、収集したデータを生かしきれない、といった課題があった。同ソリューションは、両社の特長を活かしSalesforceを用いる形で提供されるもので、センサが取得するデータ、人の行動、顧客データ(CRM)を掛け合わせることができる一気通貫したシステムを早期に構築し、新しい価値や新しいビジネスの創造を支援するものと両社は説明している。具体的には、IoTを活用する際の課題やニーズのヒアリングといったコンサルティングサービス、IoTに適した形でのデータベース設計やマルチテナント対応した管理機能、セキュアなネットワーク環境、クラウド連携サービス「SkyOnDemand」の活用などが提供されるという。なお、同ソリューションは9月1日より提供が開始される予定。
2015年08月28日テラスカイとNTTPCコミュニケーションズは8月27日、センサーデータと顧客データ(CRM)を掛け合わせて活用するIoTソリューションを9月1日より提供すると発表した。ソリューションの提供にあたり、NTTPCは、センサーデータを接続・収集・蓄積するためのシステムを構築する。このシステムでは、IoT向けクラウドサービス「IoTプラットフォーム」「IoT専用セキュアネットワーク」などが含まれる。IoTプラットフォームはnoSQLデータベースクラウドのため、ユーザーごとのテーブル設計が不要。 IoT専用セキュアネットワークとして、ワイヤードやワイヤレス(モバイル網)、インターネット、VPN、動画や常時接続用の大容量、低トラフィック用の小容量など、多彩な選択肢が用意されている。一方、テラスカイはクラウド連携サービス「SkyOnDemand」を用いて、企業が保有するSalesforceの顧客データ(CRM)とNTTPCのIoTプラットフォームを連携する。同ソリューションの提供にあたり、「IoTコンサルティングサービス」も提供される。同サービスでは、IoTを始める際の課題、ニーズをヒアリングしたうえで、丁寧な計画支援を提案する。IoTにおける「つなぐ・ためる・創りだす」の各局面において、センサー端末の接続からデータ分析・集計に伴う業務改善などのIoTデータ活用アイデアまで、実績に基づく適切な提案が可能。
2015年08月28日テラスカイは8月17日、スーパーストリームが開発・提供する経営基盤ソリューションである「SuperStream-NX」の販売代理店契約を締結し、SaaSモデルでの提供開始した。3年で50社への導入を目指す。テラスカイは、今回SuperStream-NXの販売代理店となり、アマゾン ウェブ サービス(AWS)などのクラウドを利用してSaaSモデルで提供することで、ERPの全てのパーツを包括してクラウドで提供可能になるとのこと。これにより、企業はクラウドERPをワンストップで利用可能になり、初期費用を抑えて短期間でのクラウドERPの実装が可能になるとしている。同社によると、SuperStream-NXをSaaSモデルで提供している代理店は複数あるが、SaaS版に特化して提供する代理店は同社が初だという。
2015年08月18日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(12月5日公開)の特報映像とキャラクター設定が公開された。映像では、橘真琴役の鈴木達央がナレーションを担当。「あの時、未来は始まった」という言葉と共に、真琴、桐島郁也、椎名旭、七瀬遙がそれぞれ紹介され、「新しい風が、僕達を優しく包む」と語られると、桜をバックに4人がすれ違っている風景が描き出されている。あわせて公開されたキャラクター設定では、舞台となる岩鳶中学校水泳部のマネージャー・芹沢尚と部長である桐島夏也という新キャラクターも登場。この2人は3年生で、尚は夏也から厚い信頼を得ており、夏也は郁也の兄であることも明らかに。遙ら1年生たちの専門種目も公開され、遙と真琴は『Free!』シリーズと同じく、それぞれ専門種目はフリー(クロール)とバック(背泳ぎ)で、旭はバッタ(バタフライ)、郁也はブレ(平泳ぎ)。また、旭は自信家な一面もある明るいムードメーカー的存在でまっすぐ水泳と向き合う純粋さと熱さを持っており、郁也は賢明で繊細かつ感受性豊かなものの自分の思いを表現するのが苦手な人物であるという。本作は、中学生時代の遙や真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚といも言える内容で、考え方も目的もバラバラな4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を描く。アニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』や『甘城ブリリアントパーク』などを手がけてきた武本康弘氏がメガホンを取り、『氷菓』や『日常』などを手がけてきた西屋太志氏がキャラクターデザインおよび総作画監督を務める。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年08月07日スカイマーク8月10日より、通常座席よりも足元のスペースが広くゆったりと利用できる「足のばシート」を全ての運賃にプラス1,000円で利用できるサービスを開始する。足のばシートは1,2,15,16列目の最前列席および非常口列座席で、通常より約15cm~約38cm足元が広くなる(使用機材によって異なる)。加えて、搭乗口での優先搭乗や機内にてソフトドリンクを1杯無料提供、預かり手荷物を優先的に返却などもサービスも展開する。なお、預かり手荷物の返却はタグをつけるサービスで、常に優先的な返却を約束するものではないという。足のばシート利用者は、安全上の都合で足元に手荷物を置くことができず、手荷物は頭上の棚に収納するようになる。一部の足のばシートは非常口列座席のため、利用には満15歳以上など「非常口列座席のご利用条件」を満たす必要がある。また、15列目のみリクライニングできない座席となっている。
2015年08月05日民事再生手続き中のスカイマークは8月5日に東京地方裁判所にて債権者集会を行い、投票の結果、スカイマークが提示したANAホールディングスが支援する再生計画案が採択された。今回、イントレピッドからもデルタ航空が支援する再生計画案が提示されていた。今回の結果を受け、デルタ航空の日本支社長である森本大氏は、「債権者案にご投票いただいたスカイマークの債権者、取引先の皆様に感謝申し上げます。スカイマークへの出資はできなくなりましたが、スカイマークが日本の三大航空会社のひとつとして再生されることを願っています。デルタ航空では引き続き、日本のお客様向けのサービスの充実とネットワークの拡充を図っていきます」とコメントしている。今後、再生計画認可決定に対して不服申し立てがなければ、同決定が裁判所により官報に掲載された日の翌日から2週間が経過した後に同決定が確定となる。再生計画では、債権者への弁済(基本弁済)は再生計画認可決定の確定日から2カ月経過した日の属する月の末日までに行われる。スカイマークは今後、再生計画認可決定の確定を含めた民事再生手続の進捗について随時公表し、「今後も再生債務者は債権者の皆様の信頼に応えるべく事業の再建に社員一同全力を挙げて取組む所存です」とコメントしている。
2015年08月05日スカイマークは8月3日より、日本交通が展開している羽田空港への送迎サービス「キッズタクシー」と協力し、子どもひとり旅のサポートとして出発空港から到着空港までスカイマーク係員が手伝うサービス「SKY KIDS/スカイキッズ」を開始した。対象は羽田空港発着路線で、日本交通の「キッズタクシー」のドライバーが自宅から羽田空港まで送迎し、スカイマーク係員が空港内の案内や搭乗手続き、出迎えまでをサポートする。対象は、満12歳以上の付添人がいない6、7歳(希望により11歳まで)の子どもとなっている。通常のタクシー運賃(羽田空港定額運賃が適用される場合はその金額)のほか、空港内サポート料金として4,650円(最初の1時間30分。その後は30分ごとに2,110円が加算)が加算される。なお、高速道路代は別途、利用者の負担となる。 申し込み方法など、詳細はホームページを参照。
2015年08月05日民事再生手続き中のスカイマークは現在、スカイマークと投資ファンドのインテグラルが提出したANAホールディングスが支援する再生計画案と、最大債権者で米航空機リース会社のイントレピッド・アビエーションが提出したデルタ航空が支援する再生計画案が両立した中で、8月5日の債権者集会を迎えようとしている。この新生スカイマークに向けて、スカイマークの社内でも「団結」「組織力」「サービス向上」を目指し、同社では初となる「アンガーマネジメント」研修会が7月22日に実施された。○社外満足度向上のために社員満足度向上をアンガーマネジメントは1970年代に米国で開発された怒りの感情をコントロールするプログラムのことで、現在では米国をはじめ、教育機関や企業、スポーツ界等に幅広く導入されている。このプログラムを今、スカイマークに導入する狙いとして、総務課人事部研修課の井上弥緑さんは"社員の満足度向上"と言う。「スカイマークの理念として、社員が一丸となって顧客サービス向上や社外顧客への満足度向上に取り組むことを掲げています。そしてそのためには、社内の環境づくりや社員の満足度を高めることが必要だと考えています」と井上さんが語るように、同社は現在、社外顧客の満足度向上と並行して社員の満足度向上を目指している。○怒りを知ってコミュニケーションを知る今回の研修は羽田本社で実施し、本社部門のスタッフや整備士や客室乗務員などの現場スタッフなど約70人が初対面の人を含めた6人1グループとなり、エッセンスを詰め込んだ90分の研修に参加した。講師を担当した日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介氏によると、アンガーマネジメントは3カ月に1回程度を半年~1年かけて実施するのが好ましいという。そもそもアンガーマネジメントは怒らないくなることが目的ではなく、怒る必要のあることとないことをしっかり区別できるようになることを目的としている。また、怒りが生じる原因や怒りの表現方法など、怒りと向き合うことでコミュニケーション能力を高める狙いがある。加えて安藤氏は、怒りの感情はイラッとしてから6秒までが一番強く、それを過ぎれば段々と感情は静まっていくと考察している。研修を受けたスカイアテンダント担当者は、「この6秒を自覚できていれば、お客さまとのトラブルも回避できていたかもしれません」と振り返っていた。また、業務で無線でのやり取りが多いランプハンドリング担当者も、言葉を整えることの大切さを実感したようだ。同社はこれまで、コミュニケーション能力に関する研修を実施していなかったが、今回のアンガーマネジメント研修での意見を広く社員から求め、今後の研修につなげていくとしている。
2015年07月23日TVアニメ『Free!』シリーズの原案ライトノベル『ハイ☆スピード!』(KAエスマ文庫)を劇場アニメ化した『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』(2015年12月5日公開)のストーリーが明らかになり、ティザーポスターが公開された。本作のアニメーション制作は、『Free!』シリーズと同じく、京都アニメーションが担当。『涼宮ハルヒの消失』や『甘城ブリリアントパーク』などを手がけてきた武本康弘氏がメガホンを取り、『氷菓』や『日常』などを手がけてきた西屋太志氏がキャラクターデザインおよび総作画監督を担当する。本作の物語は、中学生時代の七瀬遙や橘真琴らを描いた『Free!』シリーズの前日譚とも言える内容。水泳部に入ることになった遙と真琴は、椎名旭、桐嶋郁弥と出会い、4人でメドレーリレーのチームを組んで試合を目指すことに。しかし皆、考え方も目的もバラバラでそれぞれに悩みを抱えながら、「チーム」となるために必要なことは何かという問題にぶつかる。小学生時代に葉月渚や松岡凛とともにメドレーリレーでたどり着いた「見たことのない景色」、その光景に心がとらわれたままの遙。そのようななか、4人が少しずつ互いを知り、水泳を通じて新たな思いに気づいていく姿を映すという。公開されたティザーポスターも、中学に進学したての頃を思わせる初々しい遙らが描かれている。武本監督は「新しい環境。新しい人。新しい挑戦。新しい『何か』に飛び込むときが、人生の中で何度か訪れます。そんなとき、どんな思いが心を満たすでしょうか。期待? 不安? 興奮? 憂鬱? 緊張? それとももっと違う何か?」と問いかけ、本作で「遙たちは「中学校」という、新しい世界に飛び込みます」とコメント。「子供でもない、大人でもない、「あわい」年齢の遙たちが、何を思い、何を感じるのかを、ひたすら真摯に追いかけたいと思います。彼らの一生の中で、その瞬間にしかない輝きのようなものを、一瞬たりとも逃さずフィルムに焼き付けたいと思います」と意気込みを寄せている。7月25日からは、特典付き前売り券の発売も開始。西屋氏の描き下ろしによる、高校生の遙たちが映画を応援するイラストが描かれた数量限定「MOVIE スペシャル クリアファイル」(全6種)の特典が用意されている。価格は一般が1,500円(税込)で、小人が900円(税込)。また、本作の公開を記念して、全国劇場にて「Free! Eternal Summer-Swimming All Night-」と題した、TVシリーズ第2期の『Free! Eternal Summer』全話上映イベントも決定。9月20日に全国7つの劇場でオールナイト上映され、同月26日と27日は5つの劇場で2日間に分けてレイトショー上映を展開。こちらのチケットの購入方法など詳細は後日、公式サイトにて発表される。『映画 ハイ☆スピード!―Free! Starting Days―』は、12月5日公開。新宿ピカデリーをはじめ、全国の120~130の劇場で公開される。なお、『ハイスピード!』を原案としたTVアニメ『Free!』は2013年7月に第1期が、翌年同月に第2期がそれぞれ放送された。何よりも水が大好きな男子高生・遙とその仲間による水泳を通した青春を描き、男女問わず幅広い層から話題を集め、商品点数は1100種類以上、市場規模78億円に達するなど大ヒットを記録した。(C)2015 おおじこうじ・京都アニメーション/ハイスピード製作委員会
2015年07月21日東武タワースカイツリーは7月17日まで、同社が運営する東京スカイツリー(東京都墨田区)にて特別ライティング「煌(きらめき)」を点灯している。「煌」は、東京スカイツリー塔体を照らすゴールドと白色の照明で"天空に広がる銀河"を表現し、ゴールドを基調とした交点照明による瞬(またた)きや動きのある演出で"星々のきらめき"を表現したデザインのライティングとなる。6月20日~7月17日の期間中は毎日、19:15~20:00の時間帯に通常ライティングを点灯した後、「煌」と通常ライティングとを30分おきに交互に点灯する。また、7月18日~8月31日の期間は、夏休み特別ライティングを実施。点灯開始~20:00に通常ライティングを点灯した後、特別ライティングと通常ライティングとを30分おきに交互に点灯する。なお、特別ライティングは日によって異なり、全12種類用意されている。点灯時間は、~7月31日で19:15~23:00、8月1日~15日で19:00~23:00、8月16日~31日で18:45~23:00。通常ライティングとしては「粋」「雅」を日替わりで点灯する。(C)TOKYO-SKYTREE
2015年06月22日東京都墨田区の東京スカイツリーは、開業3周年を記念した七夕プログラムとして、サンリオのキャラクター「リトルツインスターズ(キキ&ララ)」と、東京スカイツリーの公式キャラクター「ソラカラちゃん」とのコラボプログラムを展開している。○カフェで限定メニューを販売東京スカイツリー天望回廊、 天望デッキ、4階、1階では、7月17日まで「ソラカラちゃん×リトルツインスターズスペシャルコラボレーョン館内デコレーション」を展開。「七夕の夜空をみんなでおさぽ」をテーマに、ソラカラちゃんとキキ&ララのフォトスポットや、星空をイメージしたキラキラ輝いたり、不定期で流れ星が現れたりの、七夕をイメージした空間を表現する。スカイツリーの天望デッキフロア内「SKYTREE CAFE」では、キキ&ララとソラカラちゃんの世界観を表現したメニューを7月31日まで販売。各メニューにはキャラクターたちを描いたコースターが添付される。メニューは「ララとソラカラソフト」(590円)、「キキとソラカラソフト」(590円)、「ソラカラちゃんとララご自慢のタピオカイチゴミルク」(550円)、ソラカラちゃんとキキの発明!!タピオカビネガーミルク」(550円)。○スペシャルコラボ商品を販売オフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」では8月31日まで、ソラカラちゃん・テッペンペンスコブルブルとキキ&ララがコラボレーションした限定商品を販売する。商品は「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃんキャニスター缶チョコクランチ」(1,050円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃん本高砂屋エコルセ」(710円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃん泉屋クッキー缶」(1,200円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃんチョコマシュマロ」(350円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃんステッキ入金平糖」(432円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃんバウムクーヘンアソート」(1,512円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃん3連ストラップ」(972円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃんトートバッグ」(1,200円)、「リトルツインスターズ☆ソラカラちゃん6色ボールペン」(700円)。各商品はなくなり次第販売終了。○コラボイベントを展開コラボイベントとしては、7月17日まで、会場内各所にて「秘密の言葉をさがそう!ソラカラちゃん☆キキ&ララのおさんぽスタンプラリー」を展開。また、ソラカラちゃんとキキ&ララがそろって登場するグリーティングや、一緒にダンスができる参加型イベントなど、各種イベントの開催も予定されている。※価格はすべて税込価格※(C)TOKYO SKYTREE(C)1976,2015 SANRIO CO.,LTD.
2015年06月19日2012年7月、“ヘルシーで栄養たっぷりの食事をファーストフード形式で提供する”というコンセプトのもと、東京・青山にオープンしたジュースバー兼カフェ「スカイハイ」。オーナーでフォトグラファーとしても活躍するマミ・キーナンは、自らが長年に渡って実感しているフレッシュジュースが持つエネルギーと効果をシェアしたいという思いから、気軽にジュースを楽しむショップをオープンした。使用するのは、無農薬や自然農法で育った野菜、安心できる果物。現代人の疲れた体をリセットしてくれるスペシャルなコールドプレスジュースやスムージーを提供している。そんな「スカイハイ」の都内4店舗目、直営2店舗目となる新店が、2015年5月30日、東京・広尾(港区南麻布5-15-22 Greenlandビル1F)にジューススタンドとして登場。S(300ml)とL(500ml)の2サイズ展開で、ほうれん草や小松菜、セロリなどを含んだ「ジャスト グリーン」(1,290円)やビーツ、人参、リンゴなどをベースにした「ブラッド」(1,200円)をはじめとする人気のコールドプレスジュースに特化した店舗で、オプションでスーパーフードのショット追加も可能。また、優れたデトックス効果が期待できる話題の「ジュースクレンズ」の予約も取りやすいので、通いやすいのも嬉しい。営業時間は月曜日から土曜日までが8時から19時まで、日曜日が10時から18時まで。広尾駅1番出口から徒歩1分という好立地も魅力的だ。
2015年06月05日スカイマークは5月29日、東京地裁に再建計画を提出した。一連の報道では、大口債権者であるエアバスとイントレピッドの両社はANAが支援するスカイマークの再建内容に反対する意向を示しているという。7~8月に開催予定の債権者集会で再建案の承認を得られれば、スカイマークは復活に向けて歩みを進められるが、両社が反対を示せば再建は迷走する。ここで一度、両社が難色を示したA380とA330の債権に絡む問題点を整理してみよう。○両社の主張する債権の内訳今回の報道では、エアバスとイントレピッドの両社の主張する債権額が全体の2分の1を超えるため、債権者集会で両社が計画に反対すると否決になる可能性が大きいと言われている。両社が届け出た債権額は、再建計画発表会見での弁護士発表数値で合計2,000億円超(エアバス880億円、イントレピッド1,150億円。為替レートにより変動するがドルベースで各7億ドル、9億ドル)。しかし、これは両社が損害見積額を目いっぱい膨らませた"言い値"に過ぎず、その数字の正当性を証明する根拠はないのだ。なぜなら、両社が"損害"と称する航空機の機体はしっかり手元に確保しており、提示した債権2,000億円とは、両社が今後10年間以上にわたって手元の機材を売れずに遊ばせ、放っておいた時に失う"得べかりし利益"にすぎないからだ。A330の月額リース料を業界趨勢(すうせい)の90万ドル(約1.1億円)とすると、7億ドル÷7機÷80万ドル=143カ月。ざっくり言うとイントレピッドは12年分のリース料を債権額としている勘定だ。しかし、A330は世界の航空会社に人気のある機体なのだから需要には事欠かない。最悪でも3年あれば他の航空会社への7機のはめ込みは可能だろう。この場合、イントレピッドの債権額はおおよそ300~350億円程度と見積もられる。一方、エアバスの債権額はさらにアバウトで、根拠がない。製造工程途上にあるスカイマークのA380は2機。他の4機は生産ラインにあるかもしれないが、スカイマーク独自仕様は施されておらず、他社にいくらでも転用できる状態にあろう。機体価格は実勢で3.5億ドルと言われており、今回のエアバス社が請求した7億ドルは2機分の機体価格分を請求したものと思われる。○エアバスの債権が2億ドル程度になる訳では実際、エアバスの損失はどれくらいが妥当なのだろうか。機体の価格は単純な製造原価に加え、Non-Recurring costと言われる開発費が上乗せされて決められる。A380はその機体の大きさゆえ、世界でも使いこなせるユーザーエアラインは限られ、売れ筋の機体のような"半値八掛けでも十分もうかる飛行機"ではないだろう。しかし、スカイマークが発注した機体はエアバスの手元にあり、2機は塗装・内装を変えれば再販できるし、残る4機は現時点でまっさらの状態なので新品として売れる。エアバスの損害額は、最初の2機を投げ売り的に値引きした場合の収入減と改修費、マーケティングコストということになる。しかも、エアバスはスカイマークがすでに支払った購入前払金2億ドル強を契約に基づき没収している。これらを考えるとエアバス社の損害額は一例として、値引き販売分3.5億ドル+改修費&マーケティングコスト0.5億ドル-前払い金没収分2億ドルで"2億ドル程度"と考えられるのではないか。エアバスのファブリス・ブレジエCEOは「われわれは債権者である」とコメントしているが、7億ドルの正当性については何の説明もしていない。つまり、両社とも多く見積もっても現在の債権主張額の30%程度が"リアルな損失額"と考えるのが妥当なところなのである。○エアバス等がANAに期待すること一連の報道では、エアバスとイントレピッドの両社が「ANAの支援による再建計画に反対」というところに焦点が当てられた感がある。しかし、両社にとってANAを敵に回すことに何のメリットもない。「お土産を期待していたのに裏切られた」と思ったのかもしれないが、ANAがA380を使うことはあり得ないし、A330をすぐに機材計画に組み込むことも乗員の手当てなど困難な問題があり難しい。ANAがスターアライアンスの同盟各社にこの機体を使ってくれるよう依頼することはあり得るだろうが、リース料の差額を負担するとかの付加的支援はできない。贈与にあたるし、なにより、本再建スキームは0.2%(3,600万円)のわずかな出資額の差でインテグラルが過半を占めている中では、ANAによる金銭的価値のある貢献(現物出資)は難しいというのが現状だ。○債権者集会前に債権額の再査定をやはり、債権額の精査が必要だ。エアバスとイントレピッドの両社とスカイマークはスタート時点で"ゼロヒャク"の額を主張し合って相手への信頼を喪失しており、当事者間での妥協はもともと無理だった。結果的にエアバスとイントレピッドの両社は届け出債権額を丸ごと算入したため、スカイマークの原資155億円で弁済できるのが債権額のわずか5%になってしまったわけで、そのほかの日本側の債権者が全て再建案に満足しているとは言えないのである。エアバスとイントレピッドの両社の債権額を30%で査定する等の精査を全債権に対して行えば、実債権額は半分程度に圧縮でき、弁済率は倍の10%にすることもできたはずだ。結果、エアバスとイントレピッドの債権額比率は4割を切り、両者からの反対票としての効力も薄らぐ。米国大手航空機リース会社の上級役員が言うには、「本来、機体メーカーもリース会社も取引先の会社とゼロサムの取引をすべきではなく、いい機材を適切なタイミングで提供し、取引先の発展を支え、いずれ自社の利益として共有するという本当の意味のWin-Winのビジネスを考えるべきだ。今回のエアバスとイントレピッドの両社とスカイマークの関係はそうではなかっただけ」ということだった。航空関係者の話を総合すると、エアバスもイントレピッドも弁済額の多寡はさほど問題にしていないようだ。どう転んでも数%しか返ってこないわけだし、機体が手元にあれば自助努力で喪失した債権のかなりの部分を取り戻せる。つまり、現在の両社の対応は、再販の手間を少しでもなくすためにANAを含む日系航空会社に肩代わりさせるか、それができないなら新たな商談を獲得してそこから十分な利益を回収することを狙って土壇場でのブラフを仕掛けていると考えられる。再建計画では、スカイマークの既存株主には100%減資=投資価値消滅を求めている。今から現実的に何が可能かは定かでないが、7~8月の債権者集会に向けて機材の債権をめぐる現在の不透明な状態を続けるよりも、裁判所主導で債権額の再査定を行い、その環境下でエアバスとイントレピッドの自己責任も問い、社会的理解を得られる打開策を協議すべきではなかろうか。○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。
2015年06月03日