「SnapLite」という商品を知っていますか? iPhoneユーザーの方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。この商品、一見シンプルでお洒落な普通のデスクライトに見えますが、実はiPhoneと一緒に使うと、さまざまなものをスキャンできる、高性能なスキャナに変わるのです。今回は、ママにおすすめだという「SnapLite」の基本的な機能や使い方をご紹介します。■SnapLiteは直感的に操作できるので、メカに弱い人にもおすすめSnapLiteをスキャナとして使用するのに必要なのは、・SnapLite本体・SnapLite専用アプリをインストールしたiPhoneこの2つだけ。スキャンの方法も簡単です。まず、iPhoneを本体の上にセットし、SnapLite専用アプリを立ち上げます。次に、スキャンしたいものを赤いレーザーガイドの中に置き、本体のリスマークを押します。これだけで操作は完了。撮影 → トリミング → 補正 → カメラロールに保存するまで、すべて自動でやってくれます。わざわざパソコンを立ち上げたり、スキャン時の解像度やファイル形式を設定したりする必要もありません。これなら、メカに弱い人でも簡単に使えますね。■SnapLiteの基本機能(1)手の影を気にせずデータ化が可能ママ友にプリントしてもらった写真や、幼稚園、保育園で購入した集合写真など、プリント写真もできればデータ化しておきたいですよね。けれども、プリンタでスキャンするにはパソコンを立ち上げないといけないし、かと言ってスマホやケータイで写真を撮ると、手の影が気になりませんか?SnapLiteは、そんな時でも影を気にすることなく、キレイに撮影してデータ化することができます。これはラクチン。■SnapLiteの基本機能(2)レシートや名刺もトリミングして別々に保存保存しておきたいけどぐちゃぐちゃになりがちな病院の領収書やスーパーのレシートも、赤い枠内にバラバラと置くだけでOK。それぞれ1枚ずつの画像と認識し、きれいにトリミングしてカメラロールに保存してくれます。働くママなら、名刺管理ツールとしても使えますね。■SnapLiteの基本機能(3)大きな画像もスキャンOKSnapLite専用アプリを「合成モード」に切り替え、2回に分けて撮影すれば、赤い枠内に入りきらない大きなサイズのものでも、自動で合成してくれます(最大A3サイズまで)。子どもの描いた絵や作品は、A4サイズにおさまらないことが多いもの。この機能は、とても便利ですね。■SnapLiteの基本機能(4)ライトとしても使えるSnapLiteは、スキャナとしてだけではなく、卓上ライトとしても、もちろん使えます。ライトとして使用する際は、iPhoneがリモコンに早変わり。照明を消したり強めたり弱めたり、手元のiPhoneで操作できるので、明かりを消すために移動して、せっかく眠った赤ちゃんを起こしてしまった…という事態も回避できます。■洋服、アクセサリー、お弁当…立体もスキャンできるので、ママの毎日がもっと楽に基本機能でも十分便利な「SnapLite」ですが、その真骨頂ともいえる機能は、「立体の物も撮影し、簡単にデータ化できるところ」にあります。たとえば、毎日作る子どものお弁当。デジカメやケータイで撮るのもいいですが、急いでいるとブレたり、つい指が入ってしまったりすることもあるはず。SnapLiteを使うと、それらの心配なく撮影が可能。SnapLiteを使って、お弁当の記録をしているママは多いそうです。たしかに毎日同じ位置、同じ角度から撮れると、後からまとめて見る時にとてもわかりやすいですよね。同じ品ばかり入れてしまうことも防げますし、彩りにも気を配れそうです。わが家ではトリミング機能をオフにして、家で焼いたパンを記録しています。写真はおさかなパン。中に豆乳で作ったカスタードクリームが入っています。こんなものまでスキャンできるなんて、驚きですね。そのほかにも、活用できる用途はたくさんあります。・雑誌の切り抜きをサッとデータ化・手書きのメモやレシピもスキャンして、友だち同士で共有可・手作り大好きなママなら、作った小物やアクセサリーを簡単キレイに撮影・ネットオークションに出したい子ども服もキレイに撮影できる・幼稚園や保育園、学校のプリントもデータ化して家族で共有など、アイデア次第でいくらでも広がります。忙しいママの日常を広げてくれる、便利なアイテムSnapLite、一部店舗では体験もできるので、気になった人は試してみてはいかがでしょうか。★このコラムの公開を記念して、「SnapLite」を抽選で1名様にプレゼント! 締め切りは2015年1月28日(水)。ご応募は こちらのページ からどうぞ!<参考リンク>SnapLite - iPhoneを高性能スキャナにする、かしこい照明。
2015年01月07日通販サイト「サンワダイレクト」は、名刺をテキストデータ化して簡単に管理でき、合計24カ国語に対応した名刺スキャナー「USB名刺管理スキャナ」を発売した。○名刺の画像も一緒に保存できる同製品は、かさばる名刺をスキャンしてデータ化し、簡単に管理できる名刺スキャナー。名刺画像も一緒に保存するので、顔写真や名刺交換時のメモなども後で確認することができる。専用スキャナーは1枚約3秒で読み取り可能で、即座にデータ化できる。OCR化は日本語の認識率が約90~95%と、読み取り精度が高い。また、日本語の他、24カ国語に対応しており、海外の名刺も読み取り可能。データ検索機能を持つため、会社名や住所の検索もできる。データのインポートやエクスポートも多くのソフトに対応し、エクセルやvCARD形式のほかDropboxのクラウドデータにも対応している。Google Contactsともデータ同期が可能なため、専用データを一から構築することなくすぐに使用できる。対応OSはWindowsの他、Macにも対応。別売りのスマホ名刺リーダー(400-SCN026)を使用すれば、iPhoneやスマートフォンともデータ連携も可能となっている。USB名刺管理スキャナ(OCR搭載・Win&Mac対応・Worldcard Ultra Plus)の価格は1万5,555円(税別)。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・DeNAショッピング店・ポンパレモール店・Amazonマーケットプレイス店)のみで限定販売する。
2014年12月26日サンワダイレクトは24日、名刺をテキストデータ化して管理できる名刺スキャナ「USB名刺管理スキャナ(OCR搭載・Win&Mac対応・Worldcard Ultra Plus) 400-SCN005N」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は15,555円(税別)。名刺をスキャンしてデータ化する名刺専用スキャナ。画像としてスキャンするだけでなく、テキストデータ化しての保存が可能。読み取り速度は1枚約3秒。専用ソフトのOCR機能は日本語の認識率90~95%とされており、読み取り精度が高い。日本語以外にも24の言語に対応し、海外の名刺も読み取れる。データ検索機能では、会社名や住所の複合条件での検索などが可能。Excel形式やvCARD形式などとの、データのインポートやエクスポートも行える。iCloudやDropBOXなどのクラウドストレージへの保存にも対応する。解像度はカラー600dpi、インタフェースはUSB 2.0、本体サイズはW107×D100×H28mm、重量は約168g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6.8以降。
2014年12月25日台湾Plustekは19日、ネットワーク対応とPCレスの操作性、制御OSとしてAndroidを搭載したドキュメントスキャナ「Plustek eScan A150」を発表した。2015年1月上旬に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は79,800円(税別)。本体に7型のタッチ液晶パネル(IPS方式、1,280×800ドット)を備え、OSにAndroidを採用することによって、シンプルな操作性とした。PCを使わずに、スキャン結果のメール送信、FTPサーバーやクラウドサービスへのアップロード、USBストレージへの保存、スマートフォンやタブレットへの送信が可能。イメージセンサーは光学600dpiのCIS×2基で、1パス両面スキャンに対応する。ADF容量は50枚、用紙サイズは最小50.8×50.8mm~最大244×356mmだ。スキャンスピードは、A4縦原稿の200dpiカラースキャンで5ppm(10ipm)、A4縦原稿の200dpiグレースケールスキャンで20ppm(40ipm)となっている。インタフェースはUSB 2.0、有線LAN、IEEE802.11g/n対応無線LAN。本体サイズはW318×D170×H189mm、重量は2.8kg。
2014年12月21日ニコンは11月26日、重ね合わせ精度とスループットを向上させたArFスキャナ「NSR-S322F」を発表した。12月より販売を開始する。半導体業界では、10nmノードプロセスのデバイス開発・生産に移行している。これに伴い、最先端のArF液浸スキャナと併用されるArFスキャナでも、重ね合わせ精度が非常に重要となっている。同装置は、重ね合わせ精度をSMO(Single Machine Overlay)で2.0nm以下、MMO(Mix and Match Overlay)で5.0nm以下、スループットを230枚/時以上と向上させた他、既存プラットフォームの継続採用により、ユーザー先での迅速な装置立ち上げを可能にした。具体的には、新干渉計システムのBird’s Eye Controlでは、エンコーダで空気揺らぎの影響を受けずにステージの位置を計測できる他、従来の干渉計計測とのハイブリッドなシステムの構成が可能となっており、重ね合わせ精度を大きく向上させている。また、新計測技術のStream Alignmentでは、FIAの5眼化により、短時間でのアライメント計測を可能にした。5眼化の効果により、全ショットに近い多点計測時でもスループットの低下を最小限に抑え、現行機種に比べてスループットを約5%向上させている。さらに、新モジュール構造であるModular2 Structureでは、階層的なモジュール化を実現することにより、ユーザー先での立ち上げ時間を短縮し、さらに部品交換も平易化した。これにより、メンテナンス性が大幅に向上したとしている。
2014年12月01日キヤノンは25日、同社が2014年7月に発売したドキュメントスキャナー「DR-C225W」の一部製品における不具合対応を行う。本体背面ラベルに記載されているセキュリティーキーに誤りがあり、Wi-Fiを搭載したパソコンやスマートフォンなどと接続できない不具合が発生したため。対象となるDR-C225Wのシリアルナンバーは、GV100867~GV100877、GV100879~GV100905、GV100907~GV100909、GV100911~GV100913、GV100915~GV100916、GV103017。シリアルナンバーは、本体背面の左下部に貼られたラベルに記載されている。対象製品のユーザーには、正しいセキュリティーキーが記載されたラベルを送付する。ラベルの送付には電話での申し込みが必要だ。なお、ラベルの送付を申し込まなくても、ユーザー自身が任意のセキュリティーキーを設定することで、Wi-Fiを搭載したパソコン、スマートフォン、タブレットと接続することが可能だ。設定方法など詳細はWebサイトにて公開している。
2014年11月25日XYZプリンティングは、世界初となる3Dスキャナ機能を搭載した3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 AiO」を販売すると発表した。販売開始は11月中旬を予定。販売経路は全国の家電量販店やネットショップ、同社Webサイト。価格は11万9,800円。「ダヴィンチ 1.0 AiO」は、3Dプリンタと3Dスキャナが一体化した、世界初となる3Dプリンタ複合機。スキャナ機能が搭載されたことで、3Dデータを作成するモデリング技術がなくても、自宅で簡単にお気に入りの小物などを手軽に"3Dコピー"することが可能となっている。スキャンしたい物を筐体内のターンテーブルに置いてスキャンすると、左斜め上と右斜め下に配置された2方向からのセンサーによって、5分弱という短時間でスキャンが行われ、そのスキャンデータがパソコンに出力されるという。また、同製品向けに新たに開発されたPC向けアプリケーション「XYZscan」を使って、スキャンデータのサイズを変更したり、表面の滑らかさを調整できるという。3D形状を表現するファイルフォーマットのひとつである「STL」ファイルとしても保存でき、同型式のファイルに対応した編集ソフトを使って編集することも可能だ。そのほか、フィラメントはABS樹脂およびPLA(ポリ乳酸)樹脂の両方に対応。ABS樹脂フィラメントは従来の13色に加え、新色として「ゴールド」、「蛍光マゼンタ」の2色が販売されるほか、同製品から対応したPLA樹脂フィラメントとして「クリア」、「ホワイト」、「ブラック」、「ブルー」、「レッド」の5色が、同じく11月中旬より順次販売を開始されるとのことだ。価格はABS樹脂、PLA樹脂ともに各色3,280円。なお、同製品の本体サイズは468mm(幅)×510mm(高さ)×558mm(奥行)、重量は約23.0kg(本体のみ)。印刷方式はFFF/熱溶解フィラメント製法。プリントヘッドはシングルへッドで、ノズル直径は0.4mm。プリントスピードは60、90、120mm/秒。積層ピッチは0.1mm / 0.2mm / 0.3mm / 0.4mm。対応ファイルはSTL、das、XYZフォーマット。最大出力サイズは200mm(幅)×200mm(高さ)×190mm(奥行)。スキャナは200万画素カメラ+レーザーダイオード。スキャンサイズは150(直径)×150mm(高さ)、精度は0.2mm(200μm)。スキャン速度は平均4.8 分(288秒)。インタフェースはUSB 2.0。対応OSはWindows 7以降、OS X 10.8以降。
2014年10月30日XYZプリンティングジャパンは29日、家庭向け3Dプリンタとして初めてスキャナ機能を搭載した「ダヴィンチ 1.0 AiO」を発表した。同社は同日発表会を開催し、XYZprinting会長兼XYZプリンティングジャパン代表取締役の沈軾栄氏、XYZプリンティングジャパンゼネラルマネージャーの吉井宏之氏が、製品の概要や特徴を紹介した。「ダヴィンチ 1.0 AiO」は、家庭向け初の3Dスキャナ搭載「オールインワン3Dプリンタ」。本体内部に2基のスキャンユニットを備え、直径15cm、高さ15cm以内の対象物をスキャンできる。データはPCに出力され、専用のドライバソフトウェア「XYZscan」で調整後、印刷ボタンをクリックすると、3Dプリントが行われる仕組み。XYZscanでは読み込めなかった影の部分などを補正する自動補修機能、サイズや表面の滑らかさを調節できるパラメータ機能などを備える。本体サイズはW468×D558×H510cm、重量は23kg。発売時期は11月中旬。価格は税込119,800円。家電量販店やオンライン販売サイトなどで発売予定。2014年9月にドイツ・ベルリンで開催された国際家電製品展「IFA 2014」で展示されたモデルとなる。製品詳細はニュース記事に詳しい。■ニュース記事XYZプリンティング、スキャナ内蔵の3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 AiO」○3Dプリンタで「5つのチャレンジ」をXYZprinting会長兼XYZプリンティングジャパン代表取締役の沈軾栄氏は、「今回紹介する製品はオールインワンの3Dプリンタだが、5年後、10年後を踏まえると世界初の3Dプリンタとなる」とコメント。沈軾栄氏は、今後3Dプリンタが発展するにともない、「5つのチャレンジ」があるという。1つ目は3Dモデリングデータの普及。現状、ほとんどのユーザーが自分で3Dモデリングができない中、方法としてはネット上からデータをダウンロードする方法と、今回発表されたように、自分でスキャンする方法があるとする。その中で「ダヴィンチ 1.0 AiO」で対象物をスキャンするには「物を中に入れてスキャンするだけ。非常に簡単。82歳の母に使い方を教えたい」と、モデリングの手軽さを強調した。2つ目は材料。今後は金属材料のほか、柔らかいもの、固いものを融合したような素材も出てくると話し、2015年1月に開催予定のCESにおける新素材の発表も示唆した。今回の「ダヴィンチ 1.0 AiO」では、シリーズ初となるPLA素材に対応し、ABS樹脂とPLAの2種類の素材が利用できるようになった。なお、残りの3つは「フルカラー印刷」、「品質」、基板などにプリントできる「電子材料」とのこと。氏は今後の3Dプリンタ市場について「今の時代は家の中でもロボットが出始めている。家庭や事務所に3Dプリンタが置かれる時代がきっとやってくる」と締めくくった。○「3Dモデリングができない人でも手軽に使える」 - 吉井氏XYZプリンティングジャパンゼネラルマネージャーの吉井宏之氏は、「ダヴィンチ 1.0 AiO」の特徴を紹介。ターゲットは一般家庭だが、今後法人営業にも力を入れるという。目標販売台数は、「ダヴィンチ」シリーズ全体で、今後1年間で数千台。吉井氏は大きな特徴として、「知識がない人でもスキャン機能により、手軽に3Dプリントできる」ことを挙げ、スキャン内蔵の優位性をアピールした。「ダヴィンチ 1.0 AiO」は、内部に200万画素カメラ・キャリブレーション用ライト・赤色レーザーダイオードを一体化したユニットを2基備え、ターンテーブルに載せた対象物を回転させてスキャンする。スキャンにかかる時間は約288秒(約5分)。スキャン精度は0.2mmで、プリンタ機能は従来と同等で、デザインも踏襲するが、側面にはスキャン精度の向上のため、外部光を遮るダークブルーを新たに採用する。また、PLA素材のシリーズ初対応にも触れ、合わせてABS新色も発売も明かした。ABS新色はゴールド、蛍光マゼンダ。発売日は11月中旬で、価格は3,280円。
2014年10月29日PFUは17日、ワンプッシュで原稿を電子化するモバイルスキャナ「ScanSnap iX100」のカラーバリエーションとして、新色のスノーホワイトモデルを追加した。10月28日より発売する。同社の通販サイト「PFUダイレクト」での価格は22,800円(税別)。本体が400gと軽量で、コンパクトなモバイルドキュメントスキャナ。原稿をセットしてワンプッシュで電子化が可能。インタフェースとして、microUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)を備える。本体カラーがブラックのモデルのみ発売されていたが、新たにスノーホワイトモデルを追加した。スキャンしたデータをクラウドサービス「Evernote」と連携するために嬉しい、「Evernote Premium」の3カ月版を同梱。これは2014年12月末日までの期間限定で提供される。「ScanSnap iX100」の詳細については、別記事「PFU、バッテリ駆動とWi-Fiに標準対応した小型軽量のA4モバイルスキャナ」や、レビュー記事『Wi-Fiとバッテリ駆動に標準対応した軽量小型のモバイルスキャナ - PFU「ScanSnap iX100」を試す』を参照いただきたい。スノーホワイトモデルの発売に合わせて、着せ替えカバーも発売される。価格は2,916円(税別)。着せ替えカバーは「HappyPrinters原宿」を運営するOpenFactoryの手により制作される。またオリジナルデザインによるカバー印刷サービスを提供するサイト「HappyGadget.me」も開設し、10月28日よりサービスを開始する。
2014年10月17日