ソニー・ピクチャーズとディズニーが、契約交渉において衝突したという。ディズニーの子会社であるマーベルは、ソニーと利益を折半することを提案したがソニーは拒否。従来通り「ディズニーは5%のまま」で契約することを望んだとのこと。「Deadline」などが伝えた。2015年、スパイダーマンの映画化権を所有するソニーは、ディズニー、マーベルとパートナーシップを結んだ。以来、トム・ホランド演じるスパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』シリーズ、スパイダーマン単独作品に出演。このままソニーとディズニーが契約交渉で合意に至らない場合は、今後ソニーが2作品製作するといわれている『スパイダーマン』映画をマーベルのCEOケヴィン・ファイギがプロデュースすることはなくなり、MCU作品にスパイダーマンが登場することもなくなる。ファンたちは「ソニーがこんな風にファンの世界を汚すだなんて。全然大丈夫じゃない」、「今日はすごくいい日だった。スパイダーマンがMCUから消えると聞く前までは。ソニーよ、なぜこんな仕打ちを…」と悲痛の叫びを上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月21日ソニー(SONY)より新作スマートスピーカーが登場。2019年8月31日(土)より発売される。今回の新作スマートスピーカーは、ソニーが誇る迫力の重低音を実現した“エクストラベース(EXTRA BASS)”シリーズから登場。話しかけるだけで音楽の再生停止や接続機器の操作などが出来るグーグル アシスタント(Google Assistant)搭載の「SRS-XB402G」と、アマゾン アレクサ(Amazon Alexa)搭載の「SRS-XB402M」の2機種をラインナップする。いずれの機種も、直径約53mmのフルレンジスピーカーユニット2基を角度をつけて配置。低域を増強する“パッシブラジエーター”や開口部が広いグリルフレームを搭載することで、広範囲に響く“エクストラベース”シリーズ特有の重低音を実現した。また、楽曲に収録された余韻や歓声、拍手などを効果的に拡散する「ライブサウンド」モードをボタン1つで起動することが可能。さらに、曲に合わせて光るストロボフラッシュや、自動で変化するマルチカラーのラインライトがライブ会場にいるかのような臨場感を音と共に演出してくれる。なお、IP67防水・防塵性能に加え、防錆性能も備えており、お風呂やキッチンはもちろん、キャンプやバーベキュー、海といったアウトドアなシーンでも活躍。バッテリーもスタンダードモードで最大12時間再生と申し分ないスタミナだ。【詳細】ソニー ワイヤレススマートスピーカー「SRS-XB402G」「SRS-XB402M」発売日:2019年8月31日(土)市場推定価格:27,000円前後+税<主な仕様>※各モデル共通サイズ:幅143mm×高さ195mm×奥行122mm電池継続時間:スタンダードモード 約12時間/エクストラバスモード 約11時間質量:約1,500g【問い合わせ先】ソニーマーケティング(株)買い物相談窓口TEL:0120-777-886
2019年08月09日ばい菌が繁殖しやすいジメジメした梅雨は、食中毒も発生しやすく心配。元気に過ごしてもらうためにも「子どもがもっときちんと手を洗ってくれればいいのに」と感じているお母さんも多いのではないでしょうか? でも、毎日「手を洗いなさい」と子どもに口うるさく言ってもなかなか習慣は変わらず、注意する方も疲れてしまいますよね。そんな時、「手洗いをしたくなる仕組みを子どもが自分で考えて、それを楽しく形にするプログラミングワークショップ」が開催されると聞き取材に行ってきました!「手洗い」x「プログラミング」!?開催場所は、東京・お台場にある、「光」「音」「エンターテインメント」を科学する体験型科学館『ソニー・エクスプローラサイエンス』。ソニー株式会社が運営する同館と、ハンドソープ『キレイキレイ』を販売するライオン株式会社による初のコラボレーション。ワークショップ当日の6月15日、事前に申し込んだ小学3年生~6年生の親子が集まりました。 教えてくれたのはソニーの科学館『ソニー・エクスプローラサイエンス』でプログラミングのワークショップを担当する講師陣。子どもが楽しく理解できるように、質問を混ぜながらやさしく話してくれました。ワークショップで使ったソニー株式会社のプログラミングブロック「MESH™」は、「ライト」「ボタン」「人や物の動きを感知する」「明るさを感知する」など様々な機能を持った7種類のブロック。オリジナルアプリで、絵と絵をつなげるなどのシンプルな操作をするだけで、無線でつながっているブロックに指示を出せます。このブロックを使えば、子どもでも手軽にプログラミング気分を味わえます。タブレット上でスマホのように簡単な操作をするだけなので、子どもたちはあっという間に慣れ、操作に夢中に。試しにみんなで作ってみたのは、飲もうとすると「飲まないで~」と叫ぶコップ。動きを感知するブロックをセロテープでコップに貼りつけて、タブレット上のアプリで「ブロックの角度を変えると『飲まないで~』と音を出す」という指示を入れます。みんなどんどん作業を楽しそうに進めます。特に「飲まないで~」という言葉を自分の声で録音する時は大盛り上がり。まずは正しい手洗いを学ぶそのあとは、正しい手洗いについて学ぶ時間。やみくもに作るのではなく、「何を作りたいか」をしっかり考えるためにも正しい知識が大切なんですね。 登場したのは手洗い先生役のライオン社員。ばい菌から手肌を守るための手洗いの大切さ、正しい手洗いの方法を、時にはクイズを織り交ぜながら楽しくお話してくれました。「洗い残しが多いのは、指先、指の間、手首」という話にも、子どもたちはみな真剣に耳を傾けています。「いつ洗わない?」「どうして洗わない?」「どうやったら楽しく洗う?」の3段論法次は、自分の普段の手洗いとじっくり向き合う時間。どんな手洗いシステムだったらもっと楽しく手洗いができる? それを明確にするためには、「いつ手を洗わないか」をそれぞれで思い出し、ふせんに書き出していきました。 参加者のひとり、とっちぃ君は「けんかしたとき」「おこっているとき」「いそいでいるとき」「疲れているとき」と自分が手を洗わない日常のシーンを次々と書き出します。「どうしてその時に洗わないのか」を考えますが、「おこっているから」「やるひまがないから」「とにかく休みたいから」…。じっくり考えていくと、その中で共通する理由も見つかります。「ついつい忘れるんだよね…。そうだ! アラームが鳴ればいいんだ!」そんな思いつきが生まれます。さくらちゃんが手を洗わないと書き出したのは、「友だちの家に行ったとき」「夜トイレに行ったとき」など。「場所がわからないから」「夜こわいから」など、子どもらしい理由にほっこりします。そして、「こわくないように、トイレをかざる」など対策を考えました。 いよいよ「自分だけの手洗い装置」を制作開始!どんな手洗い装置を作りたいかイメージができたら、いよいよプログラミング作業スタート。鏡、グラス、ボックスなど色とりどりの小物がずらりと並ぶテーブルで、みんな思い思いのものを手に取ります。帽子やメガネなど一見手洗いに無関係そうなものも、想像力を働かせれば楽しく使えそうです。 あとは真剣に作業。すんなりとは進まないので、講師やスタッフにわからないことを聞きつつ、失敗を繰り返しながら、一つずつ課題をクリアし、理想の形を目指して作業します。 「音はどういう音がいいかな? 」などと、とっちぃ君が考えられるように問いかけながら優しく見守るお父さん。つい手を出したいところをぐっとがまんして、自由に制作させてあげていた姿が印象的でした。成果発表タイムはアイデアを重視最後は今日の成果を発表する時間。制限時間内で思い通りに作れなかったケースもありましたが、大切なのはうまく機能できたかどうかよりも「どんなものを作ろうとしたか」というアイデア。子どもたちはそれぞれ作品を見せながら、自分のアイデアを誇らしげに発表しました。砂時計の砂の動きも利用した、かなり複雑な装置を考えたとっちぃ君。「手を洗わないのは疲れたとき」と考え、「手を洗え~」と自分の声を録音し、人を感知すると「手を洗え~」と注意してくれる装置を考えました。組み合わせは無限大! 作りたいものを自由に作る醍醐味参加親子にワークショップの感想を聞いてみました。キラキラのモールをつけた鮮やかな装置を作ったとっちぃ君は、「いつも家では、もう決まっているキットを使っているけど、自分で作りたいものを自分の頭で考えて作れたのが楽しかった!」と大満足の様子。確かに、使う小物類、ブロックに出す指示の組み合わせで、可能性は無限大。どんなものでも作れそうです。プログラミングは解決したいテーマがあってこそ最後に、共催したライオン株式会社の「キレイキレイ」担当者さんにこのワークショップにかける思いをうかがいました。子どもの成長を応援したいという共通の思いで、社会貢献として科学教育活動を長年行ってきたソニー株式会社と異色タッグを組んだ今回の企画。「ちょっとプログラミングのやり方を教わっただけであれだけのものを子どもたちが作るので、本当に子どもの創造性の豊かさに驚かされました」と話します。「このワークショップはプログラミングに向き合う時間でもあり、手洗いに向き合う時間でもありました。子どもが自分で考え、手洗い習慣が身につくことで、お父さんやお母さんがハッピーになればうれしいですね」。「手を洗いなさい!」というよりも「どうすれば手を洗う?」と聞いてみる? 2020年から学校の教育にも取り入れられるプログラミング。よくわからないと思っていたけれど、日常の問題を解決する仕組みを作ることで、アイデアが大切と知り、ちょっとプログラミングを身近に感じました。2時間手洗いと向き合い、自由な発想で楽しんでいた子どもたちの姿を見て、「手洗いって楽しくなるものなんだ」と再認識。家に「MESH」はないけれど、「手を洗いなさい」と口酸っぱく言うより、「洗面所をどんな風にしたら、手を洗う?」と子どもに聞いてみようかな、と思いました。次回開催決定! ぜひみなさんも体験してみてください 次回以降のコラボレーションは、2019年7月20日(土)、21日(日)、8月3日(土)、4日(日)、26日(月)の合計5日間実施されます。ぜひ参加してみてください!★イベントの詳細はソニー・エクスプローラサイエンスのホームページで6月末に公開予定 ※8月26日(月)は平日のため「科学実験ショー サイエンスバトラー」の実施はありませんキレイキレイ 薬用泡ハンドソープきちんと殺菌し、バイ菌から手肌を守る、泡で出るタイプのハンドソープ。みなさまに選ばれて売り上げNo.1 ※2018年1月~12月シリーズ累計販売金額インテージSRIハンドソープ市場(ボディー用石鹸除く)バイ菌を増やさない抗菌(※1)ポンプヘッド採用!抗菌ポンプヘッドの抗菌効果は、SIAA基準に適合しマーク認証されています。※1 ポンプヘッド表面の菌の増殖を抑制することこれまでと変わらない、“泡切れのよさ”と”すすぎの早さ”1. “泡切れがよく”、“すすぎが早い”ので、洗いあがりがぬるつきません2. 「殺菌成分(IPMP※2)」配合で、きちんと殺菌し、バイ菌から手肌を守ります ※2 イソプロピルメチルフェノール3. きめ細かな泡がすみずみの汚れまで捉え、しっかりと落とします4. 内容量(液面)が外から分かる「ウインドウストライプ」入りボトル5. バイ菌を増やさない抗菌ポンプヘッド 「キレイキレイ」の詳細はこちら! PR:ライオン株式会社
2019年06月28日ソニーは、新作となるネックバンド型ワイヤレスヘッドホン「WI-C310」と「WI-C200」を、2019年7月6日(土)より発売する。最大15時間の連続再生ソニーから新たに登場するネックバンド型ワイヤレスヘッドホンの最大の特徴は、長時間使用できるスタミナ力。フル充電の状態で最大15時間の連続再生が可能となる。エントリークラスのネックバンド型ワイヤレスヘッドホンの中では圧倒的なバッテリー性能だ。さらに、10分の充電で60分の再生が可能なクイック充電にも対応。充電を忘れてしまい短時間しか充電できない時でも、手軽に使用できるのもうれしいポイント。洗練されたデザインと優れた携帯性ソニーならではのスタイリッシュなデザインにも注目。「WI-C310」は、ハウジング部分に光沢加工を施し艶やかに仕上げた。カラーは、ブラック・ホワイト・ブルー・ゴールドの4色を用意する。一方、ハウジング部分をマットな質感に仕上げた「WI-C200」は、“sony”のロゴも同色にまとめたホワイト、ブラックの2色を展開する。なお、両ヘッドホンにはマグネットを内蔵。首からかけた際に左右をまとめることで、ストレスなく持ち運びができる。さらに、「WI-C310」のコード部分には絡まりにくいフラットケーブルを採用するなど、デザインだけでなく携帯性も考慮されている。クリアでパワフルな音質を実現音質面では、クリアな中高音と重厚でパワフルな低音を再生する高磁力ネオジウムマグネットを両ヘッドホンに搭載。さらに、ワイヤレスでも音質劣化が少なく高音質を保つAACにも対応している。【詳細】ソニー新作ネックバンド型ワイヤレスヘッドホン発売日:2019年7月6日(土)市場推定価格:WI-C310 5,000円前後、WI-C200 4,500円前後 ※消費税別カラー:・WI-C310 ブラック、ホワイト、ブルー、ゴールド・WI-C200 ブラック、ホワイト
2019年06月14日ソニーのスマートプロダクト「エクスペリア イヤー デュオ(XperiaEarDuo)」と、TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」がコラボレーションしたスペシャルパッケージセットが登場。初回受注期間は、2018年12月20日(木)から2019年2月25日(月)まで。「エクスペリア イヤー デュオ」は、周りの音と再生している音楽が同時に楽しめるスマート機能を搭載した左右独立型イヤホン。完全に耳をふさがない構造ながら音漏れを低減し、自然でクリアな音質を実現している。また、ハンズフリーで操作できるスマート機能により、音声やヘッドジェスチャーによって通話やLINEメッセージの送受信などの操作ができる。さらに、スケジュールやニュースなど、生活に合わせた情報を音声で届けてくれる「アシスタント」機能も搭載している。そんなソニーの最新のスマートプロダクトと、謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いたTVアニメ「ソードアート・オンライン」のシリーズ最新作「ソードアート・オンライン アリシゼーション」がコラボレーション。ファン垂涎の特別仕様のアイテムがリリースされる。スペシャルパッケージセットでは、レッドカラーのオリジナルリングサポーターを装備したゴールドのイヤホンを用意。また、「アシスタント」の音声が、作品に登場するメインヒロイン・アスナの声に変更できるプラグインアプリ“Xperia Ear Duo(アスナ)”のダウンロード用Google Playストアカードや、オリジナルのポーチも付属。パッケージには、アスナの特別描き下ろしイラストが金箔であしらわれている。また、販路ごとに特別特典も用意。ソニーストアではオリジナルポストカード、ANIPLEX+では描き下ろしイラストを使用した特製タペストリーがセットとなっている。【詳細】ソードアート・オンライン アリシゼーション × エクスペリア イヤー デュオ コラボレーション スペシャルパッケージセット初回受注期間:2018年12月20日(木)~2019年2月25日(月)10:00まで販売店舗:ソニーストア、ANIPLEX+※商品の発送は1月下旬以降となる※店頭にて購入の場合でも、後日発送価格:35,880円+税購入特典:・ソニーストア描き下ろしイラスト使用 特製ポストカード・ANIPLEX+描き下ろしイラスト使用 特製タペストリー
2018年12月23日日本が誇る世界的大企業・ソニーが運営する科学教育発展のための助成財団「ソニー教育財団」。主な活動は小中学校教員たちの支援ですが、なかにはソニー教育財団が直接的に子どもに学習の場を提供するものも存在します。それらはどんなことを目指したものなのでしょうか。公益財団法人ソニー教育財団理事長・高野瀬一晃さんにその目的を語ってもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)身近なものですごいものをつくる喜びを味わう「ものづくり教室」ソニー教育財団では、「ソニーの教育助成論文」や先生たちの研修会、プログラミング教材の貸し出しなど、さまざまなかたちで小中学校の先生たちの支援をしています(インタビュー第1回、第2回参照)。そういった間接的なサポートのほか、わたしたちが直接的に子どもたちに学習の場を提供する活動もおこなっています。そのひとつが、「ソニーものづくり教室」という工作教室。子どもたちが自分の手でものをつくる楽しさを味わい、科学への興味、関心を深めて自ら学ぶ意欲を持つことを目指しています。開催場所は全国のソニーグループ関連の施設や近隣の学校。年間に約40回開催し、計1500人ほどの子どもたちが参加してくれています。2018年は、これまでに青森、山形、宮城、千葉、長野、静岡、京都、山口、長崎、大分、熊本などで開催してきました。講師は、ソニーの技術者や「ソニー科学教育研究会」(SSTA)の先生です。なにをつくるかというお題を考えてくれるのも彼らです。お題は、たとえばタッパーウェアのようなブラスチックケースを使ったICレコーダーや、ペットボトルを使ったヘッドホンなど。100円ショップですべて手に入るような身近なものでも、その仕組みを知り、工夫次第ですごいものがつくれる。それこそ、科学の醍醐味ではないでしょうか。画像提供:ソニー教育財団「自然漬け」のなかで知る自分のなにかが変わる感覚また、「科学の泉—子ども夢教室」もわたしたちが直接的に子どもたちに学習の場を提供している活動のひとつ。これは、2000年にノーベル化学賞を受賞された白川英樹先生を塾長に、小学5年から中学2年までの28人の塾生と7人の現役教員でもある指導員が寝食をともにしながら「自然に学ぶ」サマーキャンプです。スマホやゲーム機の持ち込みはもちろんNG。5泊6日の間、子どもたちにはそれこそ「自然漬け」になってもらいます。今年は、新潟の当間高原でおこないました。白川先生は学生時代に山岳部に所属されていたこともあり、82歳になったいまも背筋はしゃきっと伸びているし、山歩きが大好き。そして、子どもたちのことも大好きなんです。メインの活動は、大自然のなかでさまざまな生きものに触れ、学年の異なる4人ひと組のグループで研究報告をするというものです。テーマは与えられるのではなく、子どもたち自身で決めて探求します。2018年のものを例に挙げると、カエルやカマキリ、トンボ、カナヘビ、メダカなどの生物について、運動能力、生息環境、食物としているもの、解剖による臓器の位置といったさまざまな視点からそれぞれの特徴をとらえ、研究成果を発表してくれました。画像提供:ソニー教育財団(本記事冒頭画像も同財団提供「科学の泉」)ただ、白川先生は、この活動によって子どもたちに自然科学の知識を得てもらおうとしているわけではありません。そうではなく、5泊6日の間に「自分のなかになにかを発見」してほしいと願っています。虫を触ったことがなかった子どもが触れるようになった、そんなことでもいいのです。周囲の自然や初対面の人といった「環境」のちがいによって自分のなにかが変わる感覚——それを知ることが、子どもの成長に大きく関わるのですからね。この活動は、2018年で14年目になりました。教室の卒業生は約400人になり、同窓会と言いますか、年に1回、ホームカミングデーのようなイベントもおこなっています。初期の卒業生はとっくに社会人。本当にいろいろな人間がいて、これが面白いんですよ。「科学の泉」の卒業生ですから、理系の道に進んだ人間が多いかというと、4割程度は理系ではありません。なかにはバレリーナになった、東大を出てお笑い芸人になったという卒業生もいます。そして、白川先生は「これがいいんだ」とおっしゃる。「みんな理系に進む必要はない」と。科学とひと言で言っても社会科学、人文科学といろいろなものがあります。自然科学だけが科学ではありません。それは人間も同じこと。「この世にはいろいろな人がいるからいい、それが望むところだ」。これが白川先生のお考えなのです。■ ソニー教育財団理事長・高野瀬一晃さん インタビュー一覧第1回:ソニーが“子ども投資”を59年間も続ける深い理由第2回:世界のソニーが手がける「プログラミング教育サポート」第3回:卒業生400人、みんな理系じゃないから面白い。ソニーの凄すぎる自然教室の全貌第4回:日本人教員がビックリするのも納得。豪州が取り組むSTEAM(スチーム)教育の凄さ(※近日公開)【プロフィール】高野瀬一晃(たかのせ・かずあき)1954年1月18日生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部卒業。1990年、ソニー株式会社入社。資材調達のエキスパートとして1993年からドイツ、ハンガリー、フランス、スウェーデンなどヨーロッパ各国に赴任。2005年に本社へ復帰し、DI事業本部、テレビ事業本部の資材部門部門長、調達本部本部長、調達担当役員(SVP)などを歴任し、2015年に定年退職。その後、公益財団法人ソニー教育財団理事長を務める。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年11月22日日本が誇る世界的大企業・ソニー。その巨大企業は、じつは科学教育発展のための助成財団を運営しています。その助成財団「ソニー教育財団」は1959年から大本となる活動を開始し、現在ではその活動の幅を大きく広げています。公立校の教員が抱える問題の解決のため、また、2020年から小学校ではじまるプログラミング教育必修化のサポートのため、ソニー教育財団がおこなっている活動について、理事長・高野瀬一晃さんにお話を聞きました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)大小さまざまな規模の研修で教員のネットワークづくりを支援わたしが理事長を務めるソニー教育財団が小中学校の先生の助成をはじめたのは、1959年から。理科の先生から理科教育論文を募り、優秀な論文を執筆した先生に助成金やソニー製品を贈呈するという「ソニー小学校理科教育振興資金」です(インタビュー第1回参照)。すると、その活動が新たな展開を生みました。1963年、優秀な論文を執筆して受賞した先生が所属する学校が「ソニー理科教育振興資金受賞校連盟」というものを組織し、先生同士でネットワークをつくって互いに切磋琢磨していこうという動きが起きたのです。そこで、その先生たちの研修などに必要な費用をソニーが提供することにしました。「ソニー理科教育振興資金受賞校連盟」は、「ソニー科学教育研究会」(SSTA)と名称を変え、理科教育に関心のある先生ならだれでも参加できる会として、現在も活動を続けています。会員の先生の数は、いまでは約2000人。みなさん、理科教育に本当に熱心な先生たちです。SSTAの会員の多くは公立校の先生。じつは、公立校の先生たちはひとつの問題を抱えています。異動があっても市町村内の別の学校に行くだけということがほとんど。市町村外に異動することがあっても、都道府県内の異動にとどまります。すると、先生たちは他の都道府県の先生とのネットワークをほとんど持つことができないのです。しかも、教員独特のメンタリティーなのか、なにか授業で問題が起きたとしても、同じ市町村内の先生にはアドバイスを求めにくいらしい。おそらくは、互いにコンペティターだと認識しているのでしょう。その問題を解決するため、わたしたちはSSTA会員の先生を対象とした3泊4日の全国特別研修会というものを開催しています。集まるのは全部で約100人の先生たち。そこで、たとえば北海道、青森、広島、福岡の先生がグループとなって授業の単元(学習活動の題材)開発をおこなってもらう。こうして、先生たちは「同じ釜の飯を食った」仲になる。全国に先生同士のネットワークができ、先生たちは互いにアドバイスを求めたり、アドバイスをしたりできるようになるわけです。また、全国特別研修会の他にも、全国を4つのブロックにわけておこなう「ブロック特別研修会」や都道府県単位の支部ごとの研修会も実施しています。これらにより、草の根運動ではないですが、学校現場の授業の質を上げることに貢献できていると自負しております。プログラミング教育のキモはプログラミング言語習得ではないこういった先生たちの研修のサポートの他に、ソニー教育財団では新たな試みをはじめています。わたしはもともとソニー株式会社では資材調達に携わってきました。ビジネスの現場に長く身を置いてきた立場からも、今後のソニー教育財団がどういうミッション、ビジョンを共有し、どこに向かって活動すべきかを考えています。ソニー創業者の井深大の考えも高く掲げながらも、未来志向が必要だと思うのです。その未来志向のなかではじめたのが、プログラミング教育のサポート。いま、日本のビジネスの現場にはソフトウェアエンジニアが圧倒的に不足しています。そのため、2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されるのですが、問題はそれを教える先生たちにそのスキルや指導経験がないということ。そういう先生たちを、なんとかサポートしなければなりません。たまたまではあるのですが、ソニーでは異なるグループ会社がそれぞれにプログラミング教材を開発しました。ひとつは「MESH(メッシュ)」というもの。これは、人感センサーや光センサーなど、さまざまなセンサーやスイッチ機能を持ったブロック形状の電子タグとアプリを組み合わせ、プログラミングすることでいろいろなアイデアをかたちにできるというものです。画像提供:ソニー教育財団もうひとつは、「KOOV®(クーブ)」。こちらは、子どもたちの大好きなカラフルなブロックと電子パーツで動物やロボットなどのかたちをつくり、そこにアプリからプログラムを転送することで、自分でつくった作品を動かすことができるというものです。(本記事冒頭画像もKOOV)画像提供:ソニー教育財団わたしたちは、これらをSSTAの先生たちに無償で貸し出し、プログラミング教育に役立ててもらっています。その授業はたとえばこんな内容です。教室にゴミが散らかっているという問題があるとしましょう。そこで、MESHをつかってみんながちゃんとゴミ箱にゴミを捨てるようにするための方法を子どもたちに考えてもらう。たとえば、ゴミ箱を開けると、ゴミ箱のなかの光センサーが反応して、あらかじめ録音していた「きちんとゴミを捨ててくれてありがとう」という音声が流れるようにするとか。MESHもKOOV®も直感的に使えるビジュアルプログラミングを採用しているので、プログラミングの専門的な知識がなくても問題ありません。重要なのは、「○○すれば△△が起きる」といった、プログラミングの基本的な考え方を身につけることです。プログラミング教育というとコンピューター言語を覚えるといったイメージをするかもしれませんが、その根本となる考え方、「論理的思考」を身につけることが、重要なプログラミング教育だと思うのです。■ ソニー教育財団理事長・高野瀬一晃さん インタビュー一覧第1回:ソニーが“子ども投資”を59年間も続ける深い理由第2回:世界のソニーが手がける「プログラミング教育サポート」第3回:卒業生400人、みんな理系じゃないから面白い。ソニーの凄すぎる自然教室の全貌(※近日公開)第4回:日本人教員がビックリするのも納得。豪州が取り組むSTEAM(スチーム)教育の凄さ(※近日公開)【プロフィール】高野瀬一晃(たかのせ・かずあき)1954年1月18日生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部卒業。1990年、ソニー株式会社入社。資材調達のエキスパートとして1993年からドイツ、ハンガリー、フランス、スウェーデンなどヨーロッパ各国に赴任。2005年に本社へ復帰し、DI事業本部、テレビ事業本部の資材部門部門長、調達本部本部長、調達担当役員(SVP)などを歴任し、2015年に定年退職。その後、公益財団法人ソニー教育財団理事長を務める。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年11月20日ソニー(sony)と、映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス(Tim Burton’s The Nightmare Before Christmas)』がコラボレーションしたウォークマンが登場。2018年9月27日(木)13:00から12月7日(金)10:00まで、ソニーストアなどで受注受付となる。今回発売されるウォークマンは、ティム・バートン原案・原作のファンタジー映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の公開から25周年を記念したもの。作品内に登場するキャラクターや印象的なシーンが、ウォークマン2モデルの背面に落とし込まれた。ウォークマンAシリーズには、ブラックのボディーを採用。映画の主人公「ジャック・スケリントン」や、愛犬「ゼロ」など、ハロウィンタウンの仲間たちのモチーフが散りばめられている。ウォークマンSシリーズは、ブラックとホワイトの2色展開。ブラックは、ハロウィンタウンの丘の上で「ジャック・スケリントン」が、つぎはぎ人形の「サリー」の手を取る印象的なシーンを施した。ホワイトには、愛犬「ゼロ」が大きくデザインされている。なお、Sシリーズは、スピーカー付きのモデルも発売される。パッケージは、25周年を記念したオリジナルのものを採用。ファンはもちろん、これから迎えるクリスマスのプレゼントにぴったりのアイテムだ。【詳細】ウォークマン/ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス スペシャルコレクション受注受付期間:2018年9月27日(木)13:00~12月27日(金)10:00店舗:ソニーストア(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、一部の家電店、全国のe-ソニーショップ価格:・ウォークマンAシリーズNW-A55HN/NBC 34,380円+税・ウォークマンSシリーズNW-S315/NBC 19,880円+税NW-S315K/NBC(スピーカー付き) 22,880円+税
2018年09月30日トラヤカフェ・あんスタンドは、銀座ソニービル跡地に開業する、銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)内に 「トラヤカフェ・あんスタンド(Ginza Sony Park店)」をオープンする。トラヤカフェ「あんペースト」イメージB3/地下3階にオープンする店舗は、製造所を兼ねた「あんペースト」直売所。通常の「あんペースト」のレシピとは異なる、小豆、砂糖、寒天のみの原材料でつくられる、シンプル、且つ、あんの風味を楽しめるミニサイズの「あんペースト」を限定販売する。また、「あんペースト」を存分に使った季節限定メニューも販売予定だ。
2018年06月11日ソニーが、好きなディズニーキャラクターのデザインを本体に刻印できる「ウォークマンSシリーズ ディズニー キャラクターズ フローラル コレクション(Disney Characters Floral Collection)」を展開。ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、全国のe-ソニーショップ、一部の家電店とソニーのインターネット直販サイトにて、2018年5月24日(木)13時から7月27日(金)10時までの期間限定で販売される。今回のウォークマンSシリーズは、ディズニーキャラクターたちと、それぞれのイメージの花柄をモチーフにしたコレクション。ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルド&デイジー、くまのプーさんとピグレット、ラプンツェル、アリエルの全6種のディズニーキャラクターのデザインを展開する。そして、本体カラーについては、4GBモデルはブラック、ライトピンク、ブルーの3色、16GBモデルはブラック、ビビッドピンク、ブルー、ライトピンク、ホワイトの5色から選ぶことが出来る。つまり、最大でディズニーデザイン6種類と本体カラー5種類の全30パターンの組み合わせの中から選ぶことが可能になる。さらに、デザインの下部には14文字までの好きなメッセージを入れられる。メッセージの文字は、英数半角で、大文字、小文字、数字、一部の記号を5種類のフォントから選ぶことが可能。色からデザイン、文字までアレンジすることができ、自分だけのオリジナリティー溢れる一台にできるのが大きな魅力だ。また、パッケージもオリジナル仕様となり、ディズニーキャラクターにぴったりな可愛らしい花柄のデザインとなっている。本体、箱ともども今だけの限定仕様であることから、プレゼントにしても喜ばれること間違いないだろう。ディズニーファンにはたまらないウォークマンSシリーズとなりそうだ。【商品情報】ウォークマンSシリーズ「Disney Characters Floral Collection」販売期間:2018年5月24日(木)13:00~2018年7月27日(金)10:00価格:・NW-S313/DFL(4GB/スピーカーなし) 15,380円+税 ・NW-S313K/DFL(4GB/スピーカー付き) 18,380円+税・NW-S315/DFL(16GB/スピーカーなし) 19,380円+税 ・NW-S315K/DFL(16GB/スピーカー付き) 22,380円+税カラー:4GBモデル - ブラック、ライトピンク、ブルー/16GBモデル - ブラック、ビビッドピンク、ブルー、ライトピンク、ホワイト販売場所:ソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、全国のe-ソニーショップ、一部の家電店、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」【問い合わせ先】ソニーストアお客様窓口TEL:0120-55-1174(通話料無料) ※フリーダイヤル携帯電話・PHS・一部のIP電話からは、TEL:050-3754-9614(通話料有料)受付時間:月~金 10:00~18:00、土日祝 10:00~17:00(年末年始を除く)
2018年05月27日ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ「ウェナリスト(wena wrist)」から、手塚治虫作品&ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)とコラボレーションした限定モデルが登場。2018年4月17日(火)に先行予約を開始し、4月24日(火)から全国の販売店舗およびソニーストアにて販売される。「ウェナリスト」×手塚治虫作品「ウェナリスト」は、腕時計のバンド部分に、電子マネー機能や通知機能などライフスタイルを豊かにする機能を持たせたスマートウォッチだ。デザイナー・大矢寛朗が手掛ける手塚治虫作品とのコラボレートモデル「ウェナ× 手塚治虫生誕90周年」では、全体をシルバーで纏めた「鉄腕アトム」モデル、ブラックで統一した「ブラック・ジャック」モデルの2種類を展開する。文字盤に描かれたそれぞれのキャラクターには蓄光加工が施されており、暗闇で浮かび上がる仕掛けが。またヘッド部裏蓋のすりガラスやバンド部分にはキャラクターのシルエットが刻印されており、細部にまでこだわりを詰め込んでいる。ハナエモリ マニュスクとのコラボモデルに、電子マネー「WAON」機能搭載ハナエモリ マニュスクリとのコラボレーションモデル「ウェナ × ハナエモリ マニュスク」は、デザイナー・天津憂により、女性が幅広いシーンで使用できる上品な1本に仕上がった。ハナエモリブランドを象徴する蝶を配したスクエアフェイスがエレガントなムードを放っている。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3色を取り揃えた。なお、このモデルは通常のウェナリストの機能に加え、日本初の電子マネー「WAON」機能を搭載したスマートウォッチとして登場する。【詳細】■ウェナ × 手塚治虫生誕90周年・「鉄腕アトム」モデル オープン価格(市場推定価格 100, 000円前後)<200台限定>・「ブラックジャック」モデル オープン価格(市場推定価格 110,000円前後)<200台限定>■ウェナ × ハナエモリ マニュスクリ オープン価格(市場推定価格 30,000円前後)<数量限定>発売日:2018年4月24日(火)先行予約:4月17日(火)取扱店舗:時計専門店、百貨店、家電量販店、ソニーストア
2018年04月20日ソニー(SONY)より、電子ペーパー搭載のディスプレイウォッチ「フェスウォッチ ユー(FES Watch U)」の、アニメーションスタジオ タツノコプロとのコラボレーションモデルが登場。2017年12月23日(土)より発売される。「フェスウォッチ ユー」は、文字盤とベルトが一枚の軽量な電子ペーパーでできた、モダンなデザインのディスプレイウォッチ。ボタンを押すだけで、文字盤とベルトの柄を変えることができる。また、スマートフォンアプリと連携させることで、様々なクリエイターのデザインや自作デザインを追加することも可能だ。シームレスでミニマルな本体デザインや、専用クレードルに置くだけで充電可能な手軽さも魅力的なポイントとなっている。コラボレーションモデルには、通常モデルにプリインストールされている12種のデザインに加え、毎時55分になると記念モードに切り替わる「タツノコプロ55周年記念ロゴ」をあしらったデザインや、『宇宙エース』『マッハGoGoGo』『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』『科学忍者隊ガッチャマン』といったアニメ作品モチーフの、5種のオリジナルデザインを搭載。ボタンを押すと「ガッチャマン」が変身するなど、遊び心に満ちたデザインとなっている。さらに、シリアルナンバープレートや、天面にタツノコロゴをあしらった特別パッケージ、コラボレーションの背景や作品紹介を記載した全14ページのストーリーノートも付属されている。ストーリーノートには、キャラクターの原画や設定資料も掲載されており、ファン必見のコンテンツとなっている。【詳細】フェスウォッチ ユー×タツノコプロ発売日:2017年12月23日(土)予約受付期間:2017年12月11日(月)~12月23日(土)予約場所:First Flight、ソニーストア、ヨドバシカメラ、ビックカメラ※・プレミアムブラック 83,000円+税 ※300台限定・シルバー 69,000円+税 ※150台限定・ホワイト 69,000円+税 ※100台限定
2017年12月15日ソニー「wena wrist」とビームス(BEAMS)とのコラボレーションウォッチ「wena × beams」の新作「ビームス ブラック(beams Black)」が、2017年9月3日(日)より発売される。ソニーから生まれた「wena wrist」は、腕時計のバンド部分に、電子マネー機能や通知機能などのライフスタイルを豊かにする機能を持たせた、新発想のプロダクトだ。ビームスとのコラボレーション2回目となる今回は、「a new spec beams」をコンセプトにデザイン。機能性に富んだバンドと組み合わせられるヘッドのみの展開となる。文字盤にはオレンジのアクセントカラーをあしらい、ヘッド裏蓋にはコンセプトの「a new spec beams」の文字を刻んだ。また、文字盤には微細な溝を同心円上に細かく入れることで、光を放射状に放つ仕掛けも加えた。モデルは全4型で、どれもブラック&ホワイトを基調にしたシンプルな仕上がりだ。【アイテム詳細】wena × beams「ビームス ブラック(beams Black)」発売日:2017年9月3日(日)※8月25日(金)より予約受付開始。・Chronograph Premium Black BD beams edition 39,880円+税・Chronograph Premium Black WD beams edition 39,880円+税・Three Hands Premium Black BD beams edition 24,880円+税・Three Hands Premium Black WD beams edition 24,880円+税取扱店舗:ビームス(一部エリア)、全国のwena wrist取扱店、ソニーFirst Flightサイト
2017年08月28日ソニーミュージックのツイッターアカウントの1つ、「@SonyMusicGlobal」から驚きのツイートが発信され、大騒動に…。「安らかに眠ってください @britneyspears #RIPBritney1981-2016」というツイートの後に、「ブリトニー・スピアーズは事故により亡くなりました!後ほどさらなる情報をお伝えします #RIPBritney」と「ソニー」がつぶやいたものだから、ファンはびっくり。ジョージ・マイケルが亡くなったばかりの音楽界に追い討ちをかける訃報だったが、「ソニー」のアカウントがハッキングを受け、偽者による嘘のツイートだったことが判明した。なんと、自称“エリートハッカー”集団の「OurMine」自らが「ハッキングした」とツイート。また、「ブリトニーはまだ生きているよ」とのツイートも。「OurMine」は過去にマーベル・スタジオやフェイスブックのCEOのマーク・ザッカーバーグらのアカウントをハッキングしたこともある。メンバーの1人は「僕らは悪意のあるハッカーじゃなくて、セキュリティ集団なんだ…ただみんなに安全な人なんていないと伝えようとしているだけ」と「Wired」誌に主張している。ブリトニー本人もこの騒動に驚いたようだが、「チャーリーの力を甘く見ないでよね!」とのコメント付きで強い女子の象徴「チャーリーズ・エンジェル」になりきってポーズを取った写真をSNSに掲載。元気な姿をアピールしてファンを安心させた。(Hiromi Kaku)
2016年12月27日ソニー・ピクチャーズが『ムーラン』の実写映画化するようだ。病を患う父親の代わりに軍隊を率いる中国人の少女ファ・ムーランを描くこの作品に向けて、同スタジオは『ゲーム・オブ・スローンズ』『Homeland』『シェイムレス 俺たちに恥はない』など人気ドラマのエピソードで監督を務めたことがあるアレックス・グレイヴスを監督に抜てきした。ヒロインのムーラン役を演じる中国人女優はまだ決定していないが、ジェイソン・ケラーがすでに脚本を執筆中で、資金出資にも参加する2.0エンターテイメント社のダグ・ベルグラッドがプロデューサーに就任している。一方で、ディズニーも『ムーラン』の実写化を進めていることが先日明らかになっていた。ディズニーはミン・ナが主役ムーラン、エディ・マーフィーが赤竜のムーシューの声を務めた1998年のアニメ版を原作とした実写版を製作中で、2018年11月2日の公開に向けて急ピッチで進めているものの、ソニー作品同様、主役の中国人女優を探しているところだ。(C)BANG Media International
2016年10月19日ソニー(SONY)から、スヌーピーのデザインを本体に刻印出来るウォークマンSシリーズ「PEANUTS Friends are Forever COLLECTION」が誕生。2017年4月27日(木)から6月23日(金)までの期間、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、ソニーのインターネット直販サイト ソニーストア、および全国のe-ソニーショップにて販売される。選べるデザインは、それぞれスヌーピーとその仲間たちの様々なシーンを描いた「SNOOPY」、「WOODSTOCK」、「CHARLIE BROWN & SNOOPY」、「SCHROEDER & SNOOPY」、「SALLY & SNOOPY」、「LUCY & SNOOPY」の全6種類。この6種類の中から1つを選び、好みのアルファベット大文字1文字と合わせて本体背面に刻印できる。またウォークマン本体には、オリジナルパッケージが付属するほか、選択されたデザインに合わせたオリジナル壁紙がプリインストールされている。価格は17,880円+税で、スピーカーが付属する特別セット(20,880円+税)も用意されている。【商品情報】ウォークマンSシリーズ「PEANUTS Friends are Forever COLLECTION」販売期間:2017年4月27日(木)〜6月23日(金)価格:・NW-S14/SPFF(8GB/スピーカーなし) 17,880円+税・NW-S14K/SPFF(8GB/スピーカー付き) 20,880円+税カラー:ブラック、グリーン、ホワイト、ビビッドピンク、ライトピンク、ブルー取扱店舗:ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、ソニーのインターネット直販サイト ソニーストア、全国のe-ソニーショップ、一部の家電量販店© 2017 Peanuts Worldwide LLCwww.SNOOPY.co.jp【問い合わせ先】ソニーストアお客様窓口フリーダイヤル:0120-55-1174(通話料無料)携帯電話・PHS・一部のIP電話から:050-3754-9614(通話料有料)受付時間:月~金10:00~18:00、土日祝 10:00~17:00(年末年始を除く)
2016年10月17日ソニーモバイル、エクスペリアのXシリーズより、最先端技術を結集した初めてのフラッグシップスマートフォン「Xperia XZ」と「Xperia X Compact」が登場。Xperia XZが2016年10月以降、Xperia X Compactが2016年9月以降に、全世界で発売される予定だ。■人に寄り添うような端末エクスペリアを使う人が、いつどんなところにいても最善の手助けができるような端末を目指し生まれた「Xperia XZ」と「Xperia X Compact」。シンプルな便利さは機能やデザインを始め、充電プラグにUSB-Type-Cを採用し上下を気にせずに挿し込めるようになった点にも現れている。持ちやすさという点でも、両モデル若干丸みのあるシルエットが特徴。手になじむという点で、より人に寄り添ったデザインになっている。■主な仕様CPUやメモリなどは現行の「Xperia X Performance」と同じままであるが、カメラが大きく進化している。あらゆる環境下において、正確なホワイトバランスでリアルな色を再現する「RGBC-IRセンサー」を搭載。また、暗所でも高速で正確にピントを合わせられる「レーザーAFセンサー」を採用し、少し暗い室内でも画面タップすると、一瞬でフォーカスを合わすことが可能だ。さらに、スマートフォンとして世界初の5軸手ブレ補正が動画撮影時に対応。動きの早い被写体の撮影や不安定な場所での撮影、ズーム撮影時の手ブレが軽減される。インカメラは、従来よりも画角を広くしたことにより、自撮りの際に腕を目一杯伸ばす必要がなくなる。【詳細】■Xperia XZ発売時期:2016年10月地域:日本を含む全世界OS:Android 6.0画面:5.2インチ、解像度フルHDCPU:Snapdragon 820GPU:Adreno530API:OpenGL ES 3.2 PS4レベルのグラフィック機能が可能にメモリ:3GB容量:32GB (20GB使用可能)/64GB(デュアルSIMモデル)カメラ:2300万画素、4Kビデオ撮影可能、先読みオートフォーカス、レーザーオートフォーカス、RGBC-IRセンサー、5軸手ブレ補正前カメラ:1200万画素、4Kビデオ撮影可能その他:キャッシュを自動的に開放し動作高速化「Smart Cleaner」防水:対応ポート:USB Type-Cポート(インターフェイスはUSB 2.0)バッテリー:容量2,900mAh。バッテリ寿命2倍長持ち「Qnovoテクノロジー」、ユーザーの利用形態に合わせてバッテリー充電速度を調節、バッテリ寿命を延ばす「Battery Care」急速充電:Quick Charge 3.0本体色:ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルーサイズ:146×72×8.1mm (Xperia XPは143.7×70.4×8.7mm)■Xperia X Compact発売時期:2016年9月地域:日本を含む全世界OS:Android 6.0画面:4.6インチ解像度:HD1,280×720CPU:Snapdragon 650メモリ:3GB容量:32GBカメラ:2300万画素、4Kビデオ撮影可能、先読みオートフォーカス、レーザーオートフォーカス、RGBC-IRセンサー、5軸手ブレ補正前カメラ:500万画素その他:キャッシュを自動的に開放し動作高速化「Smart Cleaner」通信:LTE Cat.6ポート:USB Type-Cポート(インターフェイスはUSB 2.0)防水:非対応(海外モデル)バッテリー:容量2,700mAh。バッテリ寿命2倍長持ち「Qnovoテクノロジー」、ユーザーの利用形態に合わせてバッテリー充電速度を調節、バッテリ寿命を延ばす「Battery Care」急速充電:Quick Charge 3.0サイズ:65×129×9.5mm重さ:135g本体色:ミストブルー、ホワイト、ユニバースブラック
2016年09月06日サンローラン(SAINT LAURENT)が、今年の4月に着任したばかりの新クリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)による初のキャンペーンヴィジュアルと4つのムービーを公開した。アメリカのアーティスト、コーリア・ショア(Collier Schorr)がディレクションした同ビジュアル。モデルには全15人のフレッシュな新顔が起用された。スタイリストはアラスタ・マッキム、ムービーディレクターはナタリー・カンギレム(Nathalie Canguilhiem)が担当した。動画引用元: (サンローラン オフィシャルYouTube:
2016年08月05日ソニーのウォークマン Sシリーズから、キュートなスヌーピー コレクション「I LOVE SNOOPY ブルーミング コレクション」が登場。2016年4月21日(木)から6月21日(火)まで、期間限定で発売される。このコレクションでは、スヌーピーと仲間たちを描いた5種類のデザインの中から1つを選んで、本体背面に刻印することができる。チャーリー・ブラウンとスヌーピーが描かれた「ハピネス」や、パイロットに扮したスヌーピーの「アドベンチャー」など、可愛らしい絵柄がファンの心をくすぐるはず。なお、ソニーストア 銀座・名古屋・大阪・福岡天神の直営店舗では、ここでしか買えない「ドリーミング」デザインも販売される。さらに、本体には、選択されたデザインに合わせた壁紙、映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』の予告編とテーマ曲「Better When I'm Dancin'」がプリインストールされている。【詳細】I LOVE SNOOPY Blooming Collection」発売期間:2016年4月21日(木)~6月21日(火)発売場所:ソニーストア 銀座・名古屋・大阪・福岡天神、オンラインストア・「NW-S13」(スピーカーなし) 14,800円+税・「NW-S14」(スピーカーなし) 17,600円+税・「NW-S13K」(スピーカー付) 18,000円+税・「NW-S14K」(スピーカー付) 20,800円+税
2016年04月24日ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は3月31日、キッズ専門ブランド「KIDSTONE」(キッズトーン)のボール型ガジェット「VOLLY」(ボーリー)を開発したと発表した。発売は未定。当面は体験イベントなどを実施し、使い方の提案を継続的に行っていくという。VOLLYは、直径約17cm(ドッジボール大)のボール型ガジェットで、録音機能と動態認識機能を搭載。VOLLYに声を録音しておくと、ボールを転がしたときなどに生じる振動や回転などに合わせて、多種多様な音が鳴る。同製品は、SMEのキッズブランド・KIDSTONEが行う「フィジタルプロジェクト」の第2弾となる。フィジタルとは「フィジカル」と「デジタル」を組み合わせた造語で、同プロジェクトでは子どもたちが自ら手を動かす体験と、最新のデジタルテクノロジーを組み合わせた製品の開発を行う。2015年10月には、描いた絵が楽器になる「クラフトがっき」を第1弾として発表している。
2016年04月01日かつて家電業界で「ひとり負け」と言われた状況から脱し、PS4やイメージングで好調なソニーが新規領域への参入を発表した。世界初のゴースト捕獲装置「プロトンパック」を8月19日に発売する。プロトンパックは、コロンビア大学のスペングラー博士が開発に着手して以来、30年以上かけ、世界中の技術者が開発を行ってきたゴースト捕獲装置だ。46.4cm x 84.3cm x 23.8cmの筐体ながら6.66kgの軽量を実現。同社子会社のソニーモバイルコミュニケーションズが提供するスマートフォン「Xperia」で培われたSTAMINAモードを採用したほか、コンパクトカメラ「サイバーショットRXシリーズ」のスーパースローモーション機能、4K長短焦点プロジェクターなどを搭載している。また、近距離無線通信技術「NFC」にも対応しており、液晶テレビ「BRAVIA」やXperiaなどの他製品と簡単にワイヤレス接続できる。防水機能のほか、防スライム対応も果たしており、対ゴーストに万全の備えを用意した。なお、発表にあたっては、ソニー 社長 兼 CEOの平井一夫氏が以下のようにコメントを寄せている。「プロトンパックの完成は、コロンビア大学のスペングラー博士が開発に着手して以来、世界の名だたる技術者にとって長らくの夢でした。今回の偉業は、常にイノベーションを追求し続けるソニーの姿勢を示したものであり、また、私たちソニーのミッションにおいて非常に重要な『WOW』をまさしく体現するものです」国内では8月19日に発売予定とされているが、価格などは公表されていない。なお、同日には女性が主人公となって帰ってきたソニー・ピクチャーズの「ゴーストバスターズ」が公開される。つまり、エイプリルフールのネタというオチですのでご了承ください。ちなみに、ソニー公式サイトでは、ニュースリリース一覧にも同リリースを記載し、平井氏名義のコメントも用意するなど、久々の新作に対する意気込みは相当なものがあるようだ。
2016年04月01日4月1日(金)、世界で初めて“ゴースト捕獲装置”「プロトンパック」の開発に成功した事をソニーが発表した。ソニーが30年の開発期間をかけて発表した「プロトンパック」は、ソニーのエンジニアと専門家であるジリアン・ホルツマンによって共同開発されたゴースト捕獲装置。最先端の小型超伝導加速装置を搭載し、水素プラズマ細胞から抽出されるプロトン(陽子)の動きを加速させることで、ゴーストの捕獲を可能にすることに成功した。内蔵の液体ヘリウムタンクが加速時の超伝導温度を一定に保ち、超低温冷凍機能を実現することで、低温デュワーをはるかに上回る長時間駆動が可能。さらに、本機には自動光線操縦技術を採用し、人間工学に基づいて設計された操作バーにプロトンビームを自動的に誘導。この操作バーは、プロトンビームの射程精度を最大限に高められる空洞共振器の役割も兼ねており、重さ6.66キログラムのバックパック形状の本体は、使用時に背中に自動的に貼り付き、心霊体によるノイズ反響も低減。防水・防スライム機能も備え、耐久性にも優れている。また、プロトンパックにはソニーの様々な最新技術が搭載され、Xperiaスマートフォンと同じSTAMINAモードを搭載し、バッテリーは長持ち。サイバーショットRXシリーズに採用されているスーパースローモーション機能によって、毎秒960フレームでのゴーストの高速動画撮影が可能となった。さらに、近距離無線通信技術NFCにも対応しており、液晶テレビブラビアやXperiaスマートフォンなどのソニー製品にワイヤレスで接続し、捕獲物体を閲覧・転送・シェアしたり、画像をキャプチャして編集することもできる。これによって、簡単に、そして楽しく“ゴースト”を捕獲できる時代になる。ソニー株式会社社長兼CEOの平井一夫は、「プロトンパックの完成は、コロンビア大学のスペングラー博士が開発に着手して以来、世界の名だたる技術者にとって長らくの夢でした。今回の偉業は、常にイノベーションを追求し続けるソニーの姿勢を示したものであり、また、私たちソニーのミッションにおいて非常に重要な“WOW”をまさしく体現するものです」と、平井氏お馴染みの“WOW”のキーワードと共に偉業達成の喜びのコメントを発表している。ゴースト捕獲装置「プロトンパック」の日本展開は、2016年8月19日(金)を予定している。…というのは真っ赤な嘘!本製品開発のニュースは、エイプリルフール企画としてソニーが考案したものだ。プロトンパックとは、今から約30年前の1984年、世界中そして日本中で大ブームとなった『ゴーストバスターズ』において、幽霊退治を仕事とするゴーストバスターズの面々が背中に背負ってゴーストを捕獲する際に使用する装置。現在でも“つなぎ姿”とプロトンパックは、ゴーストバスターズを象徴するアイテムとなっている。上記平井氏のコメント内での、プロトンパックの開発に着手したという“スペングラー博士”は、オリジナル版『ゴーストバスターズ』に登場するキャラクター名。ソニーのエンジニアと共同開発を行っていた“ジリアン・ホルツマン”は、今年公開される<a href="">『ゴーストバスターズ』</a>にて、ケイト・マッキノンの演じるキャラクター名であり、なんとも洒落たジョークに満ちたコメントになっていたという訳だ。さらに、4月1日限定でプロトンパックの製品サイトが公開。プロモーション映像まで作られるなど、たった1日限定のエイプリルフール企画ながらも、かなりのクオリティで展開されている。また、製品サイトのSONYロゴの「O」の文字にマウスオーバーすると、『ゴーストバスターズ』を象徴する“あの”マークが…!今日しか現れないゴーストを見逃さないで。『ゴーストバスターズ』は、8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日●こだわりの設計、多彩な入力経路ソニーが2015年から展開している「h.ear」(ヒア)シリーズ。ヘッドホン「h.ear on」、イヤホン「h.ear in」がすでに発売されているが、4月16日にはワイヤレススピーカー「h.ear go」が控えている。豊富なカラバリとデザイン性が話題を呼ぶ同シリーズだが、ハイレゾ再生を強く意識した設計も気になるところ。発売前にいち早くh.ear goを試す機会をいただいたので、その使用感などをお伝えしたい。ワイヤレススピーカー市場は、一種の共生関係にあるスマートフォンの普及に伴い急拡大したが、昨年あたりから落ち着きを見せ始めたように思う。音質やデザインにこだわるだけでなく、他にない機能を盛り込まなければ訴求は難しいのではないか、と感じているのが正直なところだ。h.ear goは、その点かなり本気度の高い製品といえる。デザインそのものはオーソドックスだが、h.earシリーズのアイデンティティともいえる豊富なカラーバリエーション(5色)を用意。アクティブスピーカーとしての音響設計・基板設計を徹底しつつ、BluetoothとWi-Fiをサポートしている。35mm径のフルレンジスピーカーユニットは、高磁力ネオジウムマグネットの採用により磁気回路を強化。前面と背面に計2基設置されたパッシブラジエータは、低域の迫力とスピード感の向上を狙ったものだ。内部はL/Rチャンネルを分離した構造とし、さらにパッシブラジエータを各チャンネルに割り当て、ステレオ感の向上を図っていることもポイントだ。アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」(最大出力12W×2ch)を搭載。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できる。サンプリング周波数とビットレートをアップスケーリングし、圧縮音源の高域を補完するソニーの独自技術「DSEE HX」も搭載。非ハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質で楽しめるという。加えて、低域を強調する「Extra Bass」、独自のデジタル信号処理により音場補正と高音質化を図る「ClearAudio+」にも対応している。●ハイレゾ聴くならUSBでh.ear goでは、楽曲を再生する経路が4系統、BluetoothとWi-Fi(DLNA)、USB、アナログ(ステレオミニ)が存在する。筆者はiPhone 6sを再生機器として利用したが、肝心なのはソニーが提供するコントローラアプリ「SongPal」を利用するという点であり、事情はAndroid端末でも変わらない。SongPalで「h.ear go」を選択すると、「このモバイル機器」「USB DAC」「Audio in」「Home Network」「ミュージック」「設定」という6つのボタンが現れる。iPhoneのサウンドライブラリ(ミュージックアプリへ転送した楽曲)を再生する場合は「このモバイル機器」を選択すると、楽曲はWi-Fi経由で直接転送される。これでDLNAでもAirPlayでもない方法でWi-Fi経由の再生が可能になるが、iPhone上に保存されたDRMなしの楽曲が対象だ。なお、「Home Network」はDLNAネットワークにおけるデジタルメディアコントローラー(DMC)であり、h.ear goをデジタルメディアサーバー(DMR)とする場合に利用する。Bluetooth再生を行う場合は、コントロールセンターから出力先としてh.ear goを選択するか、SongPalで「ミュージック」を選択する。「Google Play Music」や「Amazon Music」といったサードパーティー製アプリを使う場合は、一般的なBluetoothスピーカーと同様、コントロールセンターで出力先として指定すればいい。USB DACとしても利用できる。使い方は簡単で、背面のmicroUSBポートとPCを接続し、あとは出力先にUSB DACを指定すればOK。Mac用ハイレゾ再生ソフト「Audirvana Plus」で試したところ、最大入力384kHz(公式スペックは最大192kHz)のUSB DACとして認識されていた。iOSアプリ「ONKYO HF Player」とカメラコネクションキットを利用したハイレゾ再生も試したが、FLAC 192kHz/24bitを支障なく再生できたことを報告しておこう。●BluetoothよりWi-Fiで楽しみたい肝心の音だが、全体の傾向としては特定ジャンルに寄らないフラットな音作りを狙っているようだ。低域はこのサイズにしては量感があるほうで、クラブ系の楽曲でもないかぎりはExtra Bass機能を使う必要はないと思う。パッシブラジエーターの設計が奏功したか、低域が膨らんだりもたついたりすることもなく、曲に引き締まった印象を与えている。新素材の発泡マイカを使う35mmフルレンジユニットの効果もあるだろうが、きめ細やかで光沢ある高域は高剛性樹脂の採用など筐体設計によるところも大きそうだ。ただし、Bluetooth接続時(コーデックはAAC)とWi-Fi接続時では、だいぶ印象が変わる。Bluetooth接続でも低域の量感と解像感は一定の水準に達しているが、同じ楽曲をWi-Fi経由で再生してみると、明らかに音の情報量が違う。バスドラやベースといった低域寄りの音の輪郭が際立つとともに、高域成分が増すためかサウンドステージがぐっと広がる印象だ。コーデックにLDACを利用できる再生機器(ウォークマンやXperiaなど)があれば、より高品質な再生も可能になる。ベストはUSB接続だ。送り出し側はPCまたはスマートフォン(ハイレゾ再生が可能なもの)ということになるが、このサイズでこの価格帯のワイヤレススピーカーとはにわかに思えないグレードの音を出す。有線接続となるぶん機動性は低下するが、よりリアルな音場感・空気感を求めるのならば、ハイレゾ再生アプリとともにUSB接続を試すべきだろう。このh.ear goという製品、見どころはまだある。今回はiPhoneとの組み合わせを試したが、Androidを使えばGoogle Play MusicやAWAもWi-Fi経由で楽しめるし、PCを使えばソニーのミュージックソフト「Media Go」のThrow機能でネットワーク再生できる(Wi-Fi経由)。4時間の充電で最長12時間再生できるというパワフルなバッテリーも、ワイヤレススピーカーとして見逃せないポイントだ。"お楽しみ"もある。2016年6月以降に実施予定のファームウェアアップデートにより実現される機能だが、2台のh.ear goを用意することで、それぞれに左右チャンネルを割り当てたステレオスピーカーとして利用できるようになる。マルチチャンネル再生のリアスピーカーとして動作するモードも追加され、完全ワイヤレスのサラウンド環境が実現できるため、住宅事情でサラウンドを諦めていた層にもアピールするはず。ワイヤレススピーカーの新しい可能性という意味でも、ファームウェアップデートに期待したい。
2016年03月29日ソニーは3月18日、「ウォークマン S」の限定モデルとして「Disney Characters Sweet Season Collection」をソニーストア限定で発売した。5月24日11時までの期間限定で取り扱う。Disney Spring Happiness Collectionは、ディズニーキャラクターのイラスト5種類から好きなもの1つと任意のアルファベット1文字を刻印できるウォークマン Sシリーズ。オリジナル壁紙とディスニーの楽曲をプリインストールする。直販価格は、「NW-S14」の8GBモデルが17,600円、「NW-S14K」の8GBモデル(スピーカー付属)が20,800円、「NW-S13」4GBモデルが14,800円、「NW-S13K」の4GBモデル(スピーカー付属)が18,000円(いずれも税別)。カラーは、「NW-S14」「NW-S14K」がブラック、グリーン、ホワイト、ビビッドピンク、ライトピンク、ブルーの6色。「NW-S13」「NW-S13K」がブラック、ビビッドピンク、ブルーの3色。(C)Disney
2016年03月18日ソニーは3月14日(米国時間)、完全子会社であるSony Corporation of America(SCA)が、Sony/ATV Music Publishing LLC(Sony/ATV)の株式のうち、未保有であった50%を取得すると発表した。これによりSony/ATVはSCAの完全子会社となり、ソニーが同社の持つ音楽版権を保有することになる。Sony/ATVは、ソニーとマイケル・ジャクソン遺産管理財団(以下、MJ財団)が50%ずつ出資して設立した音楽出版社。マイケル・ジャクソン、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、ザ・ローリング・ストーンズなどの版権を保有している。本取引における支払額は7億5,000万ドル(約840億円)で、2016年3月31日までに最終契約を締結する予定だ。ソニーは、本取引がもたらす2015年度連結業績見通しへの影響について、軽微であると見込んでいる。また、2016年度連結業績への影響は現在精査中としている。MJ財団は、契約の締結後もマイケル・ジャクソンの原盤権やMijac Music(マイケル・ジャクソンが作曲した全楽曲および存命中に取得した版権を持つ音楽出版社)の音楽資産を実質的に保有するとのこと。また、EMI Music Publishingの持分も引き続き保有する。
2016年03月15日ソニーは3月4日、新たな技術・研究開発プログラム「Future Lab Program」を発表した。Future Lab Programは、未来のライフスタイルをユーザーと共創することを目的とした取り組み。社内で開発中のコンセプトプロトタイプをユーザーに紹介し、フィードバックを製品に反映させる。ロゴデザインは、アルファベットのFとLをモチーフにしており、ターゲットのフレーミングを想起させるデザインになっている。また、Future Lab Programのコンセプトプロトタイプ第1弾として、「N」を発表。同社はNについて、「耳を塞ぐことなく、ハンズフリーで音楽や音声による情報をインタラクティブに楽しめることをコンセプトとした、新たなユーザーインタフェースを提示するもの」と説明しているが、詳細は明らかにしていない。Nは、米テキサス州で3月12日から14日まで開催のビジネス・フェスティバル「SXSW(サウスバイサウスウエスト) Interactive 2016」にて初公開される。
2016年03月04日ソニーは2月25日、ロックバンド「OKAMOTO’S」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとして、「NW-A25HN」「NW-A25」、ヘッドホン「h.ear on(MDR-100A)」をソニーストア限定で販売開始した。4月12日11時までの期間限定で取り扱う。コラボレーションモデルのウォークマンとヘッドホンには、OKAMOTO’Sのオリジナルデザインをあしらっている。また、NW-A25HNとNW-A25にはアルバム「OPERA」から2曲、「Beautiful Days」から1曲のハイレゾ音源をプリインストールする。コラボレーションモデルの税別価格は、ハイレゾ対応イヤホンが付属するNW-A25HNが32,800円、ハイレゾ非対応イヤホンが付属するNW-A25が27,500円、h.ear on(MDR-100A)が25,500円。また、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットが51,500円となっている。なお、銀座、名古屋、大阪のソニーストアで、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットを購入した人に、h.ear on(MDR-100A)専用のオリジナルヘッドホンケースをプレゼントする。
2016年02月25日シグマは23日、シグマSAマウント用交換レンズ、およびシグマ製キヤノン用交換レンズを、ソニーのEマウントボディで使用できるマウントコンバーター「MOUNT COMVERTER MC-11」を発表した。発売日、価格は未定。本体にレンズごとのデータを内蔵しており、コンバーターを使用しても高速で快適なAF動作が可能としている。手ブレ補正機構「OS」に対応するほか、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差といったカメラ側の補正機能も利用できる。自動露出にも対応。レンズが対応しているかどうかは、アダプター内蔵LEDの発光パターンで判別できる。フォーカスモードはAF-Sには対応するものの、AF-CとAF-Aには対応していない。DMFも一部のレンズに限られる。対応レンズは以下の通り。
2016年02月23日ソニーのグループ会社であるソニー・グローバルエデュケーションは2月22日、ブロックチェーン技術を教育分野に応用し、学習到達・活動記録をオープンかつ安全に相互利用する技術を開発したと発表した。ブロックチェーンは金融分野を中心に世界中に点在するノード(通信ネットワーク上に存在する端末や交換機)に同一の記録を同期させる分散型ネットワーク技術。相互に信頼関係のない不特定多数の参加者間でプログラムや情報の破壊、改ざんが困難なネットワークを作り、自由に権利を移転する目的に適している。従来、ビットコインなど仮想通貨をアプリケーションとした公開型P2P取引ネットワークとして活用される例が多くなっているという。今回、開発した技術はブロックチェーンを教育領域に展開するもので、個人の学習到達度や学習活動記録などのデータを特定の二者間で暗号化された形で安全に利用することを可能とした。具体的には、個人が学習到達度を測定するため、ある試験機関で特定の試験を受験した場合、その結果を個人が許可を与えた別の評価機関で利用できるようになるという。これにより、従来の教育環境において実現が難しかったネットワーク上で個人の試験機関での結果を個人のリクエストに応じ、第三者の評価機関に安全に提供することや、一つの試験機関での結果を複数の評価機関が評価する仕組みが可能となる。新技術によるアプリケーションプログラムを用いることで、例えば試験機関Aが解答結果を個人の許諾を得たうえで別の評価機関Bに送り、評価機関Bは自由な基準で柔軟にスコアを算出できるようにもなるという。また、データを安全な形でオープンに利用できるような環境を実現することで、複数の教育機関が参加する試験運用も可能としている。なお、新技術は教育領域のみならず、オープンなデータを取引するプロトコルであるその特長から、医療・ヘルスケアや環境、エネルギー分野など広範囲な産業での応用も期待される。同社はブロックチェーンが未来の社会インフラに影響を及ぼす重要技術と捉えており、今回開発した技術によるアプリケーションプログラムを2017年中に自社サービスに適用し、新たな教育インフラの創出を目指す考えだ。
2016年02月23日ソニーは2月18日、ノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン「h.ear on Wireless NC」と、Bluetoothイヤホン「h.ear in Wireless」を発表した。発売は3月12日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、h.ear on Wireless NCが35,000円前後、h.ear in Wirelessが21,000円前後。ともに、米ラスベガスで開催された「CES 2016」に合わせて海外発表していたが、このたび日本での発売を正式にアナウンスした。○h.ear on Wireless NCh.ear on Wireless NC(型番:MDR-100ABN)は、密閉型ヘッドホン「h.ear on」に、Bluetoothとデジタルノイズキャンセリング機能を加えたモデルだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、ソニー独自のLDACに対応。ノイズキャンセリング機能では、周囲の音を分析して自動でモードを選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」を備える。このほか、圧縮音源をクリアに再生する音質補完技術「DSEE」も採用した。チタンコートドーム振動板を採用した専用ドライバー(40mm)を搭載。有線接続のh.ear onに搭載しているものとは異なるドライバーだが、同じような音傾向になるよう調整されているという。なお、付属のヘッドホンケーブル(1.2m)をつなぎ、電源をオンにした場合のみ、ハイレゾ音源の再生に対応する。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約20時間(ノイズキャンセリング機能を使用し音楽を再生した場合)、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、有線接続時の感度が98dB(1kHz、電源オフ時)、重量が約290gとなっている。付属のヘッドホンケーブル、充電用USBケーブルのほか、キャリングケースが付属する。○h.ear in Wirelessh.ear in Wireless(型番:MDR-EX750BT)は、ハイレゾ対応イヤホン「h.ear in」をBluetooth対応にしたモデル。ノイズキャンセリング機能は備えていない。Bluetoothのバージョンは4.1。コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、LDACに対応する。有線接続のh.ear inに使用しているものと同じドーム型ダイナミックドライバー(9mm)を使用。付属ヘッドホンケーブルでつなぐと自動で電源がオフになり、ハイレゾ音源の再生が可能になる。音声ガイダンス機能を搭載し、デバイスの動作状況を「Power ON」「Power OFF」などといった音声で通知する。また、ネックバンドの左側に通話用のマイクを装備。マイクには通話音声の高音質化技術「HD Voice」を投入している。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約7時間、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、感度が105dB、重量が約38g。キャリングケースとケーブルクリップが付属する。○MUC-M2BT1また、ソニーのイヤホン「XBA-Z5」「XBA-A3」「XBA-A2」「XBA-H3」「XBA-300」に対応したネックバンド型ケーブルも同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後。バッテリー駆動時間は7.5時間。重量は33g。
2016年02月18日