サイバーエージェントは5月12日、広告代理販売を行うネイティブ広告に関して社内調査を実施したところ、一部クレジット表記が無い広告を子会社のサイバー・バズより4件、代理販売していたことが判明したと発表した。ネイティブ広告とは「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す」(引用元:JIAA:一般社団法人インターネット広告推進協議会)もの。その広告形式からユーザーが広告を受け入れやすい一方、ユーザーが広告ということに気がつきにくいという点が課題とされており、2015年3月18日にはJIAAより、ネイティブ広告について広告ということがわかるようクレジット表記を推奨する「ネイティブ広告に関するガイドライン」が発表されている。サイバーエージェントは、JIAAの会員企業およびネイティブ広告審査分科会の参加者として、「ネイティブ広告に関するガイドライン」の策定に携わっており、ネイティブ広告を閲覧するユーザー保護とネイティブ広告自体の信頼性確保のため、ネイティブ広告においてクレジット表記を遵守すべき立場であるにもかかわらず、一部事例においてクレジット表記を行っていない広告を取り扱っていたことが社内調査で判明。「グループ会社を含めた社内教育・管理が十分に行われていなかったために、このような問題が発生したことを深く反省しお詫びすると同時に、再発防止に努め、コンプライアンス体制の強化と意識向上に努めていく」と述べた。同社によると、ノンクレジットのネイティブ広告販売数は4件(販売:サイバー・バズ)。調査期間は2015年4月28日~5月11日(一次調査 4月28日、二次調査 5月1日~5月11日)。再発防止策として、「(1)グループにおいて販売中の全媒体資料の見直し」「(2)グループ会社を含めた社員研修の実施」「(3)広告提案時のルールの徹底化」を図る。
2015年05月13日東芝は5月8日、BtoB企業としてのブランディングを目的とし、新たに米シェアスルーが提供するインフィード型ネイティブアドの活用を開始したと発表した。これにより同社は、シェアスルーの広告主側プラットフォームとなるアドマネージャー(Sharethrough Ad Manger : SAM)を利用し、自社のコンテンツをネイティブアドに設定。シェアスルーのエクスチェンジ(Sharethrough Ad Exchange : STX)からCPMやCPE(コストパーエンゲージメント)により、RTBにて広告在庫を買い付け、コンテンツが自動最適化配信されるよう運用する。また、アドマネージャーでは、配信する広告枠とデバイスごとのインタフェースの体裁に合わせた広告クリエイティブが自動的に作成され、最適化することが可能だ。同社によると、導入に至った理由として、既存のコンテンツをデバイスを問わずネイティブアドとして配信できることや、Forbesのようなプレミアム媒体をはじめ、欧米中心としたビジネス・ニュース・テック系の媒体に掲載できることをあげる。なお、これらネイティブアドは、5月5日より配信を開始され、モバイルのエンゲージメントが極めて高く推移していることから、同社は「BtoBブランディングにおいてもモバイルシフトが起きていることが分かる」と説明する。
2015年05月11日アップルは、同社のサポートページにて、Apple Watchの「デジタルクラウン」(竜頭)に不具合があった場合、デジタルクラウンを洗い流すことを推奨している。同サポートページでは、デジタルクラウンがスムーズに回転しない場合や、本体がボタンを押しても反応しない場合の対処方法を紹介。Apple Watchの電源を切り、充電器から外し、弱めの水流のぬるま湯にデジタルクラウンを10から15秒ほどさらす。その後、デジタルクラウンと本体のすき間を水で流しながら、デジタルクラウンを操作し続ける。水から上げた後は、糸くずの出ない柔らかいクリーニングクロスで拭いて乾かすことで、付着した埃やゴミが落ち不具合が改善される場合があるという。なお、石鹸や洗剤は使用できない。そのほか、埃やゴミが原因ではない不具合について、Apple Watchの電源を一度切ってから入れ直す、もしくはサイドボタンとデジタルクラウンの同時押しによる強制再起動を対処方法として推奨している。
2015年05月07日デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行なうimpactTVは5月7日、店頭販促に特化したデジタルサイネージ「impactTV」の通販サイトをオープンした。impactTVは、同社が企画・製造・販売している電子POP(小型サイネージ)。極小・軽量の3型から、定番の7型、エンドや催事向けの19型、大型モニタ取付型のメディアプレイヤーまで、幅広いラインナップが揃っている。同通販サイトでは、大手メーカー(累計約3,000社)が導入している業務用電子POPを小ロットで利用することができる。これにより、大手メーカーだけでなく日本全国の比較的小規模なチェーン・個人店舗もサービスを利用することが可能となった。同社は通販サイトオープン記念キャンペーンとして、5月中に会員登録(無料)を行ったユーザー限定で、全商品10%OFFの価格で提供するという(ECサイトからの購入に限る)。
2015年05月07日ニュースアグリゲーションアプリ「SmartNews」を提供するスマートニュースの広告事業責任者 川崎 裕一氏が5月1日に、同社の公式ブログで「ネイティブ広告におけるクレジット表記について」と題した記事を公開している。川崎氏がこのような投稿を公開した理由として、先日インターネット広告推進協議会(JIAA)が発表した「ネイティブ広告に関するガイドライン」と、その周辺で話題となっているノンクレジット問題が挙げられる。そもそもネイティブ広告とは何か?JIAAの定義によれば、「インフィード広告」と「レコメンドウィジェット」「タイアップ」の3種類がある。特に最近伸びている広告がインフィード広告でスマートニュースのみならず、SNSの通常の投稿に紛れて出てくる同じ枠を利用した広告はすべてこれに当たる。簡単に言えば「普通のコンテンツと同じように出てくる」ものがインフィード広告だろう。良識あるネット企業の多くは、広告であることを明記してコンテンツを配信しているが、先ほど「ノンクレジット問題」とした一部の企業は、クレジット、つまりそのコンテンツの出どころを指し示す表記を行っていない場合がある。広告対価を得ているにもかかわらず、通常の編集記事のように振る舞う。一般常識にあてれば一種の騙しともとれる話だが、Webの世界では、それを是としている企業があるのも事実だ。具体的にこの記事では触れないものの、Yahoo!ニュース個人で山本一郎氏が触れたまとめなど、少し情報をたどると見えてくる。今回のブログで川崎氏は、「誘導元であるSmartNews上でのクレジットと、誘導先であるランディングページ(ユーザーを誘導する企業のWebページ)上でのクレジットの両方で、JIAAのガイドラインに準拠した審査基準に則って日々厳密な審査を実施している」とSmartNewsの姿勢を明らかにする。同社は以前、立ち上げ時期にWeb媒体の記事キャッシュを取得する行為を媒体に無断で行っていた過去を持つ。ニュースアグリゲーションアプリは今でこそグノシーやAntennaなど、複数のアプリの競争もあり一定の地位を獲得しているものの、黎明期からここ1年を見ても諸問題が起きていた。SmartNewsは初期こそ、媒体との間でちょっとした問題を起こしたが、その後、真摯に媒体と向き合い、直接記事の誘導を行う専用ページ「チャンネルプラス」などのサービス提供もあり、現在は一定の良好な関係を築いている。もちろん、アグリゲーションアプリやバイラルメディアは「中間搾取」といった非難を受けるケースがあり、実際に酷い盗用が見られるメディアもある。ただ、PVの流入が無視できない存在となりつつある以上、今後もSmartNewsを始めとする媒体は存在し続けることだろう。だからこそ、健全なWebの世界を維持するために、無料閲覧、広告掲載によるビジネスモデルの運用は欠かせないであり、最低限のモラルが媒体には求められているわけだ。川崎氏の「広告表記をしないことで消費者を騙し、広告のクリック率を高めることは短期的なビジネス上の利益につながるとしても、絶対にすべきではない」という言葉は、Webがこれからも無くてはならない存在だからこそ、強い意志をもって書いたものだと思われる。ネイティブ広告だけでなく、一部アプリでは、流れるコンテンツがSNSや競合アプリよりも多い割合で広告コンテンツが流れるという指摘もある。ユーザーが楽しく、快適にWebを楽しめる世界が今、問われていると言っても過言ではないだろう。
2015年05月06日フックアップは、Magix社のWindowsネイティブ・デジタルオーディオワークステーション/マスタリングソフトウェアの最新バージョン「SAMPLITUDE PRO X2」および「SAMPLITUDE PRO X2 SUITE」を発売した。価格は、SAMPLITUDE PRO X2が税別8万円、SAMPLITUDE PRO X2 SUITEが税別16万円。「SAMPLITUDE PRO X2」では、トラックアウトにさまざまなソースをフレキシブルに追加できるマルチプルアウトをはじめ、トラックやオブジェクトにおいてバーチャルにプラグインの接続順を自在にアレンジ可能なフレキシブルプラグインルーティング、VCAバスのサポート、zPlane社のelastique Pro V3やElastic Audioの採用、VST3プラグインへの対応など、多彩かつ実践的な新機能の数々が追加された。また、Bass Machine"、"Rock Drums"、"Vintage Organ"といった3つのバーチャルソロインストゥルメントも搭載。さらに、「SAMPLITUDE PRO X2 SUITE」では、ソフトサンプラー「Independence」用の70GBを超えるオーディオコンテンツや専用のプラグインを追加した。アナログアウトボードをシミュレートした多様なエフェクトバンドル「Analog Modeling Suite Plus」やギター/ベースアンプのシミュレーションソフト「Vandal」のフルバージョン、ラウドネスメーター、トゥルーピークリミッターなども装備する。なお、各グレードの通常版に加えて、他社DAWソフトからのクロスグレード版、学生・教員向けのアカデミック版も用意されている。
2015年04月27日はてなは4月13日、ログリーが提供するネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」に、アドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな」を実装し、「BrandSafe はてな for logly lift」として提供を開始した。logly liftは、広告主のWebサイトを解析し、関連性の高い媒体にネイティブ広告として表示する広告配信プラットフォーム。一方「BrandSafe はてな」は、「はてなブックマーク」で使用するWebサイト判定アルゴリズムを基に独自開発したアドベリフィケーション機能となる。これにより広告主は、ブランド保護を目的に、広告配信に不適切なページへの出稿をコントロールできる。また、意図しないページへの広告出稿を避けることで、良質なインプレッションに対して効率的に広告配信をすることが可能だという。
2015年04月14日ビルコムは3月27日、戦略PR事業の強化を目的にログリーと業務提携し、ネイティブアドソリューション「Boom Booster」の販売を開始。2015年末までに100件の成約を目指す。同ソリューションは、データ分析や媒体社との共同制作による記事コンテンツ設計や専門ライターの起用、アドネットワークを活用した配信先の制御、配信ロジックの設定といったコンテンツ制作・配信の支援のほか、クリック数・表示回数等で測定する認知効果やブランドの効果を測定する態度変容効果などの効果測定も提供する。同社によると、既に導入事例として、大塚食品の「ボンカレー」があるという。同商品を活用したレシピによる新しい飲食シーンの提案に向け、料理家・栗原友氏を起用し、レシピ記事コンテンツを朝日新聞デジタルのWebマガジン「&」と共同制作。ログリーの持つネイティブアドネットワークにて配信した。同社は、同施策により、コンテンツ内で提案した「ボンカレー」レシピを試してみたいと回答したユーザーが83%いることが判明し、ブランドの認知拡大・価値訴求に貢献することが確認できたと説明する。なお、同ソリューションは、JIAA(一般社団法人インターネット広告推進協議会)の「インターネット広告倫理綱領及び掲載基準ガイドライン」に基づき、広告表記・広告主体者の明示と広告審査に準拠するという。
2015年03月30日インターネット広告推進協議会(JIAA)は3月18日、昨今注目を集めている「ネイティブ広告」について、掲載に関わる事業者の指針となるガイドラインとして、「インターネット広告掲載基準ガイドライン」を改定し、「ネイティブ広告における推奨規定」を新たに策定したことを発表した。ネイティブ広告は、デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。その形式や機能が、媒体社やプラットフォーマーが提供する記事・コンテンツと一体感があるという特徴から、ユーザーに受け入れられやすい広告体験を提供するものと期待される一方、掲載方法や内容によっては、消費者が騙されたと感じやすいという課題が指摘されている。今回策定されたガイドラインは、消費者保護の観点から、ネイティブ広告を掲載・配信する媒体社、プラットフォーマー、ネットワーク配信事業者が自ら守るべき基準という位置づけにあり、ユーザー(消費者)がネイティブ広告を媒体社が編集する記事・コンテンツだと誤認することのないよう、ネイティブ広告を掲載・配信する事業者は、広告表記および広告主体者の明示が必要であるとしている。同ガイドラインが普及することにより、ネイティブ広告が広告主、媒体社・プラットフォーマーなどの事業者および消費者の三者にとって有益なものとして、より安心して利用される環境となることが期待されている。
2015年03月20日AMoAdはこのたび、カヤックのチャット&ゲームコミュニティ「Lobi」を運営するLobi事業部とネイティブ広告マーケティングにおける事業提携をし、ネイティブ広告の提供を2015年3月上旬より開始すると発表した。これにより、同社が提供する「AMoAdネイティブ広告」は、カヤックが運営する「Lobi」にて、ゲームユーザーを対象に関心の高い表示方法や広告クリエイティブを、コンテンツ性の高い広告として配信するネイティブ広告の提供を開始する。
2015年03月03日グルーバーは2月25日、同社が提供するネイティブアド・コンテンツマーケティングの効果測定・分析ソリューション「TRIVER」が、ログリーの広告プラットフォーム「logly lift」と計測連携を開始したと発表した。「logly lift」とは、企業のオリジナルコンテンツをメディアのネイティブ広告として配信するサービス。一方、「TRIVER」は、広告主のネイティブアド・コンテンツマーケティングの効果測定と、メディア企業のコンテンツ企画などを支援する、各種分析やレポートをワンストップで実現するソリューションだ。今回の連携により、「logly lift」が連携するPC・スマートフォンを対象とするメディア 延べ40億インプレッションのネイティブアド広告在庫に対し、誘導元メディアからコンテンツページ、広告主サイトまでの来訪経路・閲覧状況分析を「TRIVER」の管理画面上で一元管理できるようになる。
2015年02月26日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、ウエスタンデジタルのブースでは、デジタルカメラ利用者に向けた外付けHDD製品の紹介を行っていた。CP+に来場するユーザー層を考え、「撮影した画像のバックアップ」という用途が中心だ。カメラからのバックアップ用途ではNAS(ネットワークHDD)向けのWD Red、動画編集に関しては性能面で優れるWD Blackをプッシュしていた。さらに、外付けHDDの「My Book Duo」「My Passport Pro」を利用してデータの二重化を意識したバックアップを提案。主にMac環境に対しては、Thunderboltインタフェースを搭載した外付けHDD「My Book Thunderbolt Duo」によって、外付けHDDでも高速なデータ転送が可能という点をアピール。全体的な外付けHDD製品に関しても、特色を出していたのが印象的だ。
2015年02月15日トゥギャッターとキャッチボールは2月5日、共同で「TGマーケティング」を設立し、「Togetterスポンサードまとめ」を始めとした、タイアップ・ネイティブアドの販売を開始したと発表した。Togetterは、ツイートやさまざまな情報を組み合わせてコンテンツを保存できるキュレーションサービス。ツイッター関連サービスでは国内トップクラスの実績を誇り、多くのユーザにより日々様々なコンテンツが投稿、シェアされている。今回発表された「Togetterスポンサードまとめ」は、Togetterが公式にまとめるタイアップメニューで、Twitterの投稿を元に、ユーザーの生の反応を集約して可視化し、マーケティングに利用するもの。バズ専門キュレーターがまとめを制作・拡散し、動画などのTwitter以外の情報も掲載が可能となっており、Twitterに投稿されたポジティブな反応をまとめて企業のファン化を促進したり、イベント開催時に実況などをいち早くまとめてコンテンツ化するといった活用方法を想定している。新会社は、両社のサービス特性やユーザー属性を活かし、「Togetterスポンサードまとめ」を始めとした、タイアップ・ネイティブアドを企画・販売し、初年度に50件の受注を目指す。
2015年02月06日楽天グループのリンクシェア・ジャパンは2月4日、ネイティブ広告ネットワーク事業を展開するサムライトの協力のもと、「成果報酬型ネイティブ広告サービス」の提供を開始した。同サービスは、アフィリエイトプログラムとなる「リンクシェア アフィリエイト」と「TGアフィリエイト」を利用する広告主を対象に、ネイティブ広告ネットワークへの広告配信と、広告クリック後の遷移先に掲載する商品・サービス内容に関する記事形式のコンテンツ作成を行うもの。なお、広告遷移先となる記事コンテンツは、サムライトが社内外にて保有する各分野の専門家や有識者により、広告の訴求内容に応じて作成されるという。
2015年02月05日デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は1月30日、400万を超えるユーザーに利用されているキュレーションマガジン「Antenna(アンテナ)」を運営するグライダーアソシエイツと、ネイティブ広告配信において協業し「BRAND Ad NETWORK」を販売すると発表した。DACは2014年10月より、スマートデバイスに特化したインフィード型(記事見出し部分に他のコンテンツと並列で表示される広告)のネイティブアドネットワークとエディトリアルタイアップ記事のパッケージ「Smarti Native Feed」のサービスを提供している。グライダーアソシエイツは、キュレーションマガジン「Antenna」に、インフィード型の広告商品「ブランドタップ」を新たに提供。広告主の希望するページへ誘導するエディトリアルタイアップ記事を自社内で制作し、掲載までワンストップで実現する。今回、「Smarti Native Feed」と「ブランドタップ」を統合させ、ネイティブアドネットワーク「BRAND Ad NETWORK」として新たに販売を開始する。これまでの一般的なインフィード型の広告は、フィード(見出し)部分に通常コンテンツと並列で掲載され、直接広告主の指定するページへ誘導を図るものだった。一方、BRAND Ad NETWORKでは、エディトリアルコンテンツを用意することで、より自然なユーザー体験を創出できる。また、広告主の商品やサービスへの理解を深めたうえで、広告主のページへ誘導することができるため、高い広告効果が期待できるのが特長となっている。
2015年02月02日サンワサプライは20日、最大200倍までの光学ズームが可能なUSB接続のデジタルマイクロスコープ「デジタル顕微鏡」(400-CAM037)を、同社が運営する直販サイト「サンワダイレクト」にて販売開始した。価格は3,980円。手元のカメラを見たい対象に当てると、接続したPCに映像が表示される。センサーは30万画素CMOSで、取り込む画像は640×480ドット。カメラ部分には、25~200倍までの倍率調整用リングと、撮影用のボタンが装備されている。8灯のLEDライトをカメラ部に備え、暗所でも使用できる。また、カメラの高さや傾きが自由に調節できるスタンドも付属し、定点撮影にも対応。同梱の画像用専用ソフトウェアでは、拡大や縮小、加工などが行える。本体サイズは、長さ110mm、直径33mm。重量は約100g。ケーブル長は約40cm。
2015年01月20日ワコムは、米国・ラスベガスで1月9日まで開催されている国際家電見本市「2015 International CES」の同社ブースにおいて、デジタル・インク(手書きインクデータ)とデジタルペンの技術を駆使した近未来のデジタル文房具時代を体験できるテーマ展示を実施している。CESのワコムブースに展示されているのは、OSやプラットフォームの境界を越えてデジタル・インクを活用できる「WILL (Wacom Ink layer Language)」だ。同社のクラウドサービスと連携しながら、WILLに対応したさまざまなタイプの試作機を家庭やオフィスの環境で展示し、デジタルペンならではの直感的な操作性とデジタル・インクの持つ可能性とを組み合わせた、近未来ライフスタイルが紹介されるという。また、同ブースには、アクティブ静電結合方式を採用した「アクティブ ES」ペンの体験コーナーも用意されている。「アクティブ ES」ペンを実際に手に取って、新しいタイプのモバイル機器と一緒に使用しながらその直感的な使い心地を体感できるということだ。ちなみに、CESの展示時間は、会期最終日の1月9日が9:00~16:00となっている(日付と時間はアメリカ東部標準時)。
2015年01月08日ユナイテッドとヴォラーレは12月15日、資本業務提携を締結し、ネイティブ広告を中心とした広告配信などにおいて連携していくことを発表した。これにより、ヴォラーレは、アプリ広告に特化したアドネットワーク「Appliv AdNetwork」で取り扱うネイティブ広告などのアプリ広告配信について、ユナイテッドのSSP「AdStir」を優先的に利用するほか、ユーザー参加型のスマートフォンアプリ情報サイト「Appliv」に「AdStir」からの広告配信枠を設定する。一方、ユナイテッドは、「AdStir」で契約する各メディアにおいて「Appliv AdNetwork」配信が最大化されるよう特別広告枠を確保する。両社は今後、互いの強みを活かし、ネイティブ広告を中心としたネット広告領域における取引量増大を図りたい考えだ。
2014年12月16日popInは12月1日、レコメンドウィジェット型ネイティブアドのビューアビリティに関する調査「READ REPORT Vol.3 -ネイティブアドのビューアビリティについての一考-」を発表した。同レポートは、popIn Discoveryネットワーク上での計測データをもとに、レコメンドウィジェット型ネイティブアドにおけるビューアビリティの現状を調査したもの。広告の50%以上の領域が1秒以上スクリーンに表示された状態となる「ビューアブル・インプレッション(ビューアブル)」を前提とした計測指標の重要性を検討することを目的とする。なお、popIn Discoveryとは、新聞社サイトや経済ニュース、雑誌社メディアなどプレミアムメディアをネットワーク化し、コンテンツ型のネイティブ広告配信を行うサービスとなる。同レポートによると、ページビュー(PV)に対し、レコメンドウィジェット型ネイティブアドがビューアブルな状態で表示される確率「平均In-View率」は約40%。ウィジェット設置方式が同一のサイトでのビューアビリティを比較した結果、平均読了率が高いサイトはIn-View率が高い傾向があるという。同社は、ビューアビリティを考慮しないインプレッションは、ユーザーの実態を正しく反映していないと考えられ、従来型CTRにおいて広告が「ユーザーの興味を喚起したのか」を測る指標として妥当性を欠くと説明。ネットワークでの順位決定アルゴリズムに適用することは、競争の公平性を歪める可能性があるという。また、従来、広告をクリックしないユーザーからの流入が期待できるネイティブアドの特徴上、ビューアビリティを考慮したCTR測定の重要性は高いとの考えだ。
2014年12月02日ログリーは11月27日、ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」において、ネイティブ広告枠の取引を入札方式でリアルタイム実現する「logly lift Exchange」の提供を開始した。「logly lift Exchange」は、10月末時点で、月間約20億インプレッションの在庫数を保有する。レコメンド枠とインフィード枠に対応し、RTB(Real Time Bidding)での取引となるほか、入札金額の高低だけでなく、広告枠から遷移するページのコンテンツ性や掲載面との相性によっても出稿の可否が決定される。これにより、同社は、媒体社向けネイティブ広告支援システム 「logly lift for Publisher」と「logly lift Exchange」を連携し、ネイティブ広告専用のアドエクスチェンジ事業を開始。今後は、広告フォーマットの多様化への対応や、予約型広告などアドテクノロジーの開発・実装を行っていく。
2014年11月27日オプトは11月19日、スマートデバイスを中心としたネイティブ広告事業、メディア支援事業を展開するグルーバーの提供サービスの第1弾として、コンテンツの企画・制作・流通を支援する分析支援ツール「TRIVER(トライバー)」を提供開始すると発表した。TRIVERは、従来の直接コンバージョン(CPA)による広告評価だけでなく、複合的な分析により新たな評価指標を定義し、それに基づく良質なコンテンツを企画・制作し、どのメディアにどうやって掲載すべきかの判断を助ける支援ソリューション。ネイティブ広告のプランニング&運用代行を提供するトレーディングデスクサービスも提供する。これらの一気通貫したサービス提供により、生活者、メディア、広告主の3者にメリットをもたらす。グルーバーはネイティブ広告事業において、2017年度までにコンテンツ領域のネイティブ広告の国内市場シェアトップを目指す。今後はスマートデバイスにおけるマーケティング支援事業からコンシューマ事業に事業領域を拡大し、2020年までに連結売上1,000億円企業となることを目標としている。
2014年11月21日VASILYは10月27日、同社の運営するファッションアプリ「iQON」において、女性向けインフィード型ネイティブ広告「iQON AD」の先行販売を開始した。これは、セプテーニと共同で開発したものとなる。iQON ADは、同アプリの特性や、ユーザー2478名より収集したアンケート、購買データを活用し、企業からのメッセージや商品・サービスを独自コンテンツとして提供するインフィード型ネイティブ広告。スマートフォンアプリ向けに掲載し、クリック課金(CPC)入札が可能な運用型広告商品で、画面の約8割が広告領域となる。同社によると、事前の広告配信テストにおいて、他社SNS運用型広告と比較し、購買までの獲得単価が50%以下となったという。なお、先行販売は、10月27日~11月24日を予定。同社は今後、女性バーティカルメディアとしてのネイティブ広告ネットワーク化も目指す考えだ。
2014年10月27日ログリーは10月23日、ライオンが同日に公開した新生活情報メディア「Lidea」に、ネイティブ広告サービス「logly lift」を導入したことを発表した。今回の導入は、ライオンの既存サイトにおける実証実験を経て、同サービスが新規顧客誘導率等で高い数値を達成した結果によるものだという。logly liftは、企業のコンテンツをプレミアムな媒体を介して興味あるユーザーへ配信し、ブランドの認知や製品へのニーズを顕在化する広告サービスとなる。今回の実証実験では、6月末より約1カ月間、ライオンの既存生活情報サイトの中から約50本の記事や動画コンテンツをピックアップし、logly liftのPC・スマートフォンのネットワーク媒体からコンテンツ内容やユーザーの興味などに基づいて配信を実施。同実験は、ロックオンの「AD EBiS(アドエビス)」を利用し、ネイティブ広告から誘導されたユーザーと自然流入(GoogleやYahoo!からの検索流入)によるユーザー比較によって評価を行った。測定項目は、インプレッション数やクリック数、CTRなどの広告配信での標準的な指標のほか、セッション数や新規率、直帰率、平均PV、滞在時間など。同社は、ネイティブ広告で明らかにすべきと思われる項目を流入元別やデバイス別、コンテンツ別に測定したと説明している。ライオン 宣伝部デジタルコミュニケーション推進部 中村大亮氏は、「logly liftのネイティブ広告配信は、新規率が高いにもかかわらず回遊率(非直帰率)も比較的高い結果となり、他の流入元と比べてユーザーとの親和性が高く、流入動機を喚起していると思われる。また、自然検索による流入よりも平均PVと直帰率の数値が良く、サイト内の他のコンテンツにも広く波及していることがわかり、質の高いユーザーにリーチできていると考えている」と述べる。ログリーは、今回の結果を踏まえ、今後もコンテンツと相性の良い配信アルゴリズムの開発を継続。コンテンツ作成を中心としたマーケティング活動を啓蒙・支援していくほか、ネイティブ広告における効果を計測・可視化するための開発を行うことで、ユーザーフレンドリーな配信システムの提供を目指す考えだ。
2014年10月24日グノシーは2日、ニュースキュレーションアプリ「Gunosy」において、同社独自のネイティブアド商品「Gunosy Native Ads」を10月より提供することを発表した。価格(グロス)は、120万円から。「Gunosy Native Ads」は、同社が「ユーザーにとってより自然な形で楽しめる広告」を実現するために開発した広告商品。一般記事と同じ挙動で記事が公開されるため、ターゲットユーザーへのブランドや商品の理解促進効果が通常広告よりも高いとしている。価格(グロス)は、男性ターゲティング、女性ターゲティングがそれぞれ150万円、オールリーチが120万円。記事露出量は10,000PVを保証し、誘導期間は火曜開始、月曜終了の1週間。広告記事掲載箇所は、「Gunosy」アプリ内の記事キャッシュページおよび「Gunosy」スマートフォンWEBページ。記事制作費は、同社に委託する場合30万円から、記事・素材持ち込みの場合は20万円となっている。配信OSはiOSとAndroid。入稿期限は掲載開始の10営業日前まで。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月02日書いた英語に不安を感じるときネイティブスピーカーに見てもらう、なんてことをわたしたちはよくこう言います。でもこれ英語感覚ではかなり変。「書かれた文章が正しいかどうか見てもらう、直してもらう」ということは、つまり「校正してもらう」ということなので、こんなときのお勧めは”proofread”。なので「ネイティブの人にチェックしてもらいたい、もらわないと」は、強いて言うなら”I need to have it proofread (by a native speaker).”と言うほうが英語らしいかな :-)。ただし、(ネイティブの人に)「これちょっと見てくれる?」ということでは、”Can you take a look at this?”でも十分ですけど。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日昔の作品のDVDなどを購入する際に『デジタル・リマスター』という文字を目にしたことはありませんか?最近では、テレビで放送される映画作品でも『デジタル・リマスター版』とついているものがありますよね。ではこの『デジタル・リマスター』とは、一体どういった事をしているのかご存じでしょうか?今回は、デジタル・リマスター作業の国内最大手、株式会社IMAGICAの映像アーカイビング担当・三浦和己さんに、デジタル・リマスターというのは具体的にどんなことを行っているのか聞いてきました。――デジタル・リマスターと聞くと、「きれいになっている」といった漠然としたイメージしかないのですが、具体的にはどんなことを行っているのでしょうか?デジタル・リマスターの作業ですが、映画をデジタル・リマスターする場合は、まずはフィルムに記録されいる映像をデジタルデータにする所から始まります。すでにデジタルデータになっているものに対してはこの工程は省かれます。――なるほど。フィルムの場合はいったんデジタルデータに変換するのですね。そうですね。いったんデジタルにしてからもう一度マスタリング作業を行うのでデジタル・リマスターなんです。変換したデータは、特殊な機材を使って映像の中に映りこんでいるゴミや汚れを取り除きます。これは基本的には機材が検知して消すのですが、それでも取り除ききれない汚れなどもあるので、そこは手作業で修正します。――手作業の部分もあるんですね!? それは大変な作業ですね……。状態のいいフィルムであれば比較的容易な作業なのですが、古いフィルムですとかなり劣化が進んでいたり、フィルム自体が変形していたりするとデジタルデータに変換する事自体が大変なので、非常に時間がかかりますね。――先ほどデジタルデータとして記録されている汚れなどを取り除くということは、その汚れている部分のデータは消えてしまうということですか?そうですね。ゴミや汚れを物理的に取り除いている訳ではないので、取り除いた部分は情報がなくなってしまいます。――その部分はどうやって修復するのですか?映画というのは静止画の連続で作られているので、ゴミを取り除いたフレームの前後にもゴミがない状態の同じような絵があるんです。その同じような絵をゴミを取り除いた部分に貼(は)り付けて、埋めてあげるんですね。そうするとキレイな状態になります。――なるほど!それなら違和感なく補修できますね!次に、音声データが欠けていたりノイズが入っていた場合はどうやって修復するのでしょうか?音声データの場合は、ほかのシーンで同じ発音をしている部分を持ってきて修復します。例えば『あ』の発音がどうしても聞き取れない部分がある場合、ほかの『あ』の発音をしている部分からデータを持ってくるんです。また、BGMの場合は、音源が残っているのならばそれを使って修復したりしますね――音声も映像の修復と同じような方法なのですね。そのほかに、デジタル・リマスターをする際に行っていることはありますか?汚れを取り除くだけでなく、画面の揺れを止める、明るさを一定にする、といった作業を行いますね。こういった作業を私たちは『デジタル修復』と呼んでいます。後は赤・青といったカラーや画面のコントラストなどの色を直す作業を行います。この作業は当時の製作者の方がどういう意図でどういった色にしたのか、というのが演出上重要になってきますので、当時のスタッフの方に参考意見を伺ったりして調整します。――できるだけオリジナルに近づける、ということなのですね。ただ場合によっては、オリジナルに近づけるのではなく、いまの人たちが見てきれいだと思うものを目指すこともあります。修復を行う際には、このバランスをどのようにするかというコンセプトの設定が重要なポイントとなります。そのあたりが難しい所ですね。――なるほど。そういったいくつもの行程を経て、古い映画や映像がデジタル・リマスターとして美しくよみがえるのですね!三浦さんによると、リマスターを行うのに数カ月もの作業を要する作品もあるそうです。こうした技術者の方の努力によって私たちは古い作品を美しく見ることができる訳ですね。(貫井康徳@dcp)
2012年08月30日株式会社フレアスタイルは、自宅にいながらネイティブとマンツーマンで英会話ができるサービス「Ready2talk!(レディートゥートーク)」を開始した。自由な時間にいつでも1回15分から気軽に利用できるという。同社によると、Ready2talk!は「日常的にネイティブと会話できる場所」であり、一般的なオンライン英会話レッスンとは異なるという。ユーザーとネイティブの間に生徒と講師という関係がなく、レッスン形式というスタイルは取り入れていない。日常的な会話を積み重ねることで実践的な英語力を身につけることをコンセプトとしている。学生や社会人はもちろん、小さい頃から子供に英語に触れさせたいと考えている方や、英語学習中の中学生や高校生も気軽に参加することができる。同サービスの利用には、インターネットにつながったPCとウェブカメラが必要となる(内蔵でもOK)。Ready2talk!専用ビデオチャットを使ってブラウザ上で会話をするため、スカイプや他のソフトのインストールは不要。料金形態はシンプルで、使う分だけポイントを購入するシステム。料金は15分500ポイント(500円)からで、入会金・月会費は無料。また、予約や会話、支払い、払戻などはすべてシステムで管理するので、会話は決められた時間に始まり決められた時間に自動的に終わる。ネイティブが現れなかった場合や遅刻した場合には自動的にネイティブにペナルティーが課され、ユーザーにその分の払戻しが行われるという。現在、会員登録をすると2,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施中。詳細や申し込みはReady2talk!まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日トランク、切手、国旗など「旅」をテーマに、全15種類のバリエーションがそろう、マークスのミニデジタルカメラ。どれもキーホルダー付きなので、外出時には、バッグに取り付けて気になったものをメモの代わりに撮影したり、旅行の時にも荷物にならないので、旅先のシャッターチャンスを逃すことがない。操作方法はとっても簡単、単4アルカリ電池を入れて2つのボタンを操作するだけ。こんなに小さいのに、セルフタイマーモードや連続撮影モードも搭載し、機能も充実している。お気に入りのデザインを選んで、クリスマスパーティや忘年会の楽しい瞬間を撮影してみない?ミニデジタルカメラ価格:¥2,730サイズ:H42×W58×D15mmイメージセンサー:130万画素CMOSセンサー画像解像度:1,3MB(1280×1024)、VGA(640×480)内部メモリ:8MB SDRAM電源:単4アルカリ電池1本(別売)USBケーブル付取扱説明書・3カ月保証書付お問い合わせ: マークス公式サイト
2011年12月12日