6月9日、ブリトニー・スピアーズの自宅に不法侵入した元夫ジェイソン・アレクサンダーが、ストーカー行為など複数の罪で裁判にかけられることになったとAP通信などが伝えている。事件が起こったのは、カリフォルニア州の高級住宅地にあるスピアーズの邸宅で、スピアーズとサム・アスガリの結婚式が行われるまさにその日だった。敷地内に入り込んだアレクサンダーは、「ブリトニーはどこだ」「結婚式をぶっ壊してやる」「ブリトニーの夫は俺だ」などと言いながら歩き回る様子をInstagramでライブ配信。しかし元妻に会うことは叶わず、駆けつけた警官によって即逮捕された。警察の聴取で、警備員はアレクサンダーが鍵のかかったスピアーズの寝室に入ろうとしていたと証言。開かないとわかった途端にポケットに手を入れたことから、アレクサンダーが銃を取りだそうとしたと警備員は判断したという。アレクサンダーとスピアーズは幼馴染みで、2004年にラスベガスで衝動的に結婚。しかしその55時間後に婚姻関係を取り消し、超スピード離婚として当時は話題となった。ヴェンチュラ郡保安官事務所によると、アレクサンダーはストーカー行為の重罪に加え、私有地への侵入、退去拒否、破壊行為、暴行など複数の罪で起訴されたが、すべての容疑を否認しているという。
2022年06月28日ロバート・ダウニー監督による1969年製作の代表作『パトニー・スウォープ』デジタル・レストア・バージョンが、「レトロ・ムービー・デー」開幕記念として7月7日(木)午前10時、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田で上映されることが決定した。昨今、デジタル技術の発達により、フィルムからデジタルにリストアされた過去作が再上映されるケースが急激に増えている。旧作に関しては現在DVDだけでなく配信という選択もあるが、やはり劇場のスクリーンで見たいという観客は多く、今年になっても30本近い旧作が公開されている。「レトロ・ムービー・デー」では、1960~80年代の過去作の中から日本未公開作をピックアップ。海外での評価は高くてもなぜか日本では配給されることのなかった幻の作品を厳選しスクリーンで日本初お目見えさせるプロジェクトだ。息子であり、ハリウッドを代表する俳優であるダウニーJr.に「アメリカ映画界における真の異端児」と言わしめた、父ダウニー監督。『パトニー・スウォープ』は、彼自身の経験をもとに黒人のCMクリエーター、パトニー・スウォープを主人公にして、広告業界とアメリカの社会そのものの欺瞞と虚像をえぐった過激かつスタイリッシュな作品だ。アメリカン・ニューシネマの到来に沸く当時のアメリカ映画界において、時代の先駆者と称され観客たちを驚嘆させた本作が7月22日(金)より、渋谷ホワイトシネクイントを皮切りに順次全国公開となる。そして今回ダウニー監督の死から1年となる今年7月7日、本公開に先駆け特別上映が実現した。長らく幻の映画として知られてきた本作品だが、2016年に「ナショナル・フィルム・レジストリー」に選出されたことで新たに注目を浴びたという。さらに2019年にデジタル復元がなされた以後は全米映画ファンの間で「見なければいけない映画」の地位を獲得した。またダウニー監督はジム・ジャームッシュや、ポール・トーマス・アンダーソンなど多くの映画作家に影響を与えたことでも知られる。特にアンダーソンは本作品を最も影響を受けた作品のひとつに挙げている。7月1日(金)より日本公開される同監督の最新作『リコリス・ピザ』には「ロバート・ダウニーに捧ぐ」という献辞も贈られている。■イベント情報「レトロ・ムービー・デー’22開幕記念『パトニー・スウォープ』デジタル・レストア・バージョン特別上映」7月7日(木)10時~(1回限り上映)会場:東京・TOHOシネマズ日比谷 / 大阪・TOHOシネマズ梅田チケット:7月5日(火)0時 / シネマイレージ会員・7月4日(月)21時~各劇場HPにて料金:1,500円公式サイト:
2022年06月23日2年ぶりにラジオシティ・ミュージックホールに帰ってきた第75回トニー賞授賞式。現地ニューヨークで、ノミネートされた新作ミュージカル作品を観劇された演劇ジャーナリスト・伊達なつめさんに、ミュージカル部門を中心に振り返っていただきました。「当シーズンのブロードウェイでは、7人の黒人劇作家の作品が上演され、ジェンダーを反転させた作品や、トニー賞史上初めてトランスジェンダーであることを公表している俳優や、ノンバイナリーのクリエイターらが候補になっています――。」『ウエスト・サイド・ストーリー』のアニータ役でアカデミー助演女優賞を受賞したことも記憶に新しい司会のアリアナ・ディボーズは、ブロードウェイのヒット作メドレーを歌い踊る圧巻のオープニングパフォーマンスで会場を沸かせた直後に、このように語り出した。ブロードウェイは、あらゆる不平等をなくすことを目指して、昨年からE(Equityエクイティ=公平性)D(Diversityダイバーシティ=多様性)I(Inclusionインクルージョン=包括性)対策を、積極的に進めている。トニー賞選出にあたっても、投票者は全員、数時間にわたるEDI講習を受講することが義務付けられたそうだ。今年度の受賞結果がいずれかに偏ることなく、獲るべき人や作品に順当に振り分けられる形になったのは、もしかしたら、その成果の現れかもしれない。先日観劇した新作ミュージカル作品賞候補5作品を紹介しながら、各賞の結果を確認してゆくことにしよう。『ア・ストレンジ・ループ』写真:AP/アフロまず、このEDIのシンボル的存在といえるのが、新作ミュージカル作品賞を受賞した『ア・ストレンジ・ループ』。ブロードウェイの劇場で案内係をしながらミュージカルのソング&ライターを目指す青年アッシャーの葛藤を、彼自身の6人の心の声たちとの対話で綴るコメディだ。黒人で、太っていて、クイア(性的マイノリティ)であることにコンプレックスを抱いている主人公の悩みは、実に赤裸々。この作品でトニー賞ミュージカル脚本賞だけでなくピュリッツァー賞も受賞した作者マイケル・R・ジャクソン自身の切実なストーリーとして受容され、こぢんまりとした作品ながら、多くの人々の共感を呼んでいる。トニー賞授賞式でも、彼とこの作品の受賞時にあがった客席からの歓声は、他と一線を画す、ものすごい熱量だった。『MJ』写真:AP/アフロアッシャー役を演じたジャクウェル・スパイヴィーと、黒人かつ初舞台の若者という点で共通し、ミュージカル主演男優賞を競い合って見事受賞したのが、マイケル・ジャクソンの半生を描く『MJ』のマイルス・フロスト。高校時代にマイケルを真似た時の映像が『MJ』制作陣の目にとまり、ブロードウェイで主役をつとめることとなった22歳の新人で、歌とダンスはもちろん、面差しまで『オフ・ザ・ウォール』の頃までのMJを彷彿させる。しかも、決してただのそっくりさんではなく、圧倒的なスターオーラまでをも放ちながら、自らのMJ像を創り上げている。その舞台姿を観ていると、奇蹟に立ち会っているような気さえしてくる逸材だ。さらに『MJ』は、コンサート会場にいるかのように、脳髄からつま先までを刺激する強力かつ精緻な音づくりでミュージカルの枠を超越しているし(ギャレス・オーウェンが音響デザイン賞。日本のヒロ・イイダもこの音響デザインスタッフのひとり)、バレエとミュージカル双方で注目作を手がけるクリストファー・ウィールドン(振付賞)が、MJのムーブメントを監修指導するタラウエガ兄弟と共働しつつ生み出したオリジナルなダンスシーンも、期待を裏切らない。装置と照明(ナターシャ・カッツが照明デザイン賞)も多彩で、最新鋭のブロードウェイを見せつける、クールでゴージャスな作品となっている。『SIX』写真:AP/アフロ『SIX』も、かなり有力な新作ミュージカル作品賞候補だった。暴君ヘンリー8世の6人の妻たちが、アイドルグループのスタイルでリードヴォーカルを競い合う、という設定のほぼコンサート。英ケンブリッジ大学の学生だったトビー・マーロウとルーシー・モスがエジンバラ・フェスティバルのフリンジで上演したのが評判を呼び、ロンドンのウエストエンドを経て、ブロードウェイへと登り詰めたものだ。肌の色もさまざまな女性たちの個性と、自己主張の強さが気持ちよく、ポップな楽曲の魅力と相俟って、特に若年層の観客の心をしっかりつかんでいる。下馬評の高かった作品賞は逃したが、オリジナル楽曲賞(マーロウ&ロウ)と、セーラームーンのヴァリエーションのようなコスプレ的コスチュームで衣裳デザイン賞(ガブリエラ・スレイド)を獲得した。『パラダイス・スクエア』写真:ロイター/アフロ『パラダイス・スクエア』は、南北戦争時のニューヨークのマンハッタン南部、タップダンス発祥の地でもあるファイブポインツという地区を舞台に、黒人とアイルランド系移民たちとの、共生と破綻を描く。多民族国家アメリカの源流の一端を目の当たりにする時代劇で、タップダンスとアイリッシュダンスの競演に見ごたえがあり、最後に居酒屋「パラダイス・スクエア」の主人ネリー役のジョアキーナ・カラカンゴの熱唱「♪Let It Burnレット・イット・バーン」が、すべてをさらってゆく。トニー賞授賞式のパフォーマンスでも、声の不調を気迫で乗り越えるカラカンゴの姿が強く印象に残った。主演女優賞受賞は、誰もが納得するところ。『ガール・フロム・ザ・ノース・カントリー』写真:ロイター/アフロ『ガール・フロム・ザ・ノース・カントリー』は、『海をゆく者』などで知られるアイルランドの劇作家コナー・マクファーソン(作・演出)が、ボブ・ディランの楽曲からインスパイアされたオリジナル・ストーリーを紡ぎ、随所でそれらの曲を絶妙な距離感で挿入してゆく、ロンドン発のユニークなスタイルの音楽劇。1934年のミネソタ州ダルース(ディランの出生地)でゲストハウスを営む一家とその居住者や来訪者の、停滞や絶望に押し潰されそうな日常を描きながら、彼ら自身が客観的な歌い手となることで、一時的に現実から離れ、歌詞の世界が広がって、癒やしや深淵に近づくひとときが訪れる。ソロ以外のキャストも、ミュージシャンに交じって楽器やコーラスを担い、有機的な美しい風景を形成する、このうえなくスマートな演出だ。ただ、この陰鬱さやイレギュラーなスタイルはブロードウェイでは受け入れられにくいようで、賛否は分かれがち。オーケストラ編曲賞(サイモン・ヘイル)のみの受賞となったのが、少し悔しい。今回観劇したこの5本の新作ミュージカルは、いずれも内容・スタッフ・キャストともに、EDIの条件をクリアした意識の高い作品群といえる。が、他方では観劇しなかった残り1本の候補作『ミスター・サタデー・ナイト』や、リバイバル部門のヒュー・ジャックマン主演『ザ・ミュージックマン』のように、改変を最小限に抑えた、古きよき時代のオーソドックスなブロードウェイ・ミュージカルも、しっかり上演され続けている。観客の中には、人種やジェンダーに関するアップデイトされた考え方に即座にはついてゆけない層も確実に存在するわけで、そうした人々を排除せず大事にするのもまた、EDIのあるべき姿である、ということだろう。新型コロナによる一年半におよぶ活動停止期間中に、抜本的な意識改革に着手し始めたブロードウェイ。冒頭のアリアナ・ディボーズのコメントには、「今年のトニー賞の結果には、早くもその成果が、少しは現れているでしょう?」という、ブロードウェイにかかわる人々の前向きな自負と、ちょっとした承認欲求が込められているのだと思う。もちろんこの姿勢に共鳴し、敬意を表す気持ちでいっぱいだ。取材・文=伊達なつめ【主な部門受賞結果】・演劇作品賞 『リーマン・トリロジー』・ミュージカル作品賞 『ア・ストレンジ・ループ』・演劇リバイバル作品賞 『テイク・ミー・アウト』・ミュージカル・リバイバル作品賞 『カンパニー』・演劇演出賞 サム・メンデス『リーマン・トリロジー』・ミュージカル演出賞 マリアンヌ・エリオット『カンパニー』・演劇主演男優賞 サイモン・ラッセル・ビール 『リーマン・トリロジー』・演劇主演女優賞 ディードル・オコンネル『デイナ・H』・演劇助演男優賞 ジェシー・タイラー・ファーガソン『テイク・ミー・アウト』・演劇助演女優賞 フィリシア・ラシャド 『スケルトン・クルー』・ミュージカル主演男優賞 マイルズ・フロスト『MJ』・ミュージカル主演女優賞 ジョアキーナ・カラカンゴ『パラダイス・スクエア』・ミュージカル助演男優賞 マット・ドイル『カンパニー』・ミュージカル助演女優賞 パティ・ルポーン『カンパニー』・ミュージカル脚本賞 マイケル・R・ジャクソン『ア・ストレンジ・ループ』授賞式での圧巻のパフォーマンスはWOWOWで視聴可能『第75回トニー賞授賞式』[字幕版]6月18日(土) 21:00〜 [WOWOW ライブ] [WOWOW オンデマンド]視聴方法等の詳細は下記番組公式サイトにてご確認下さい。
2022年06月18日故ロバート・ダウニーの代表作である1969年製作の映画『パトニー・スウォープ』が、7月22日(金)より日本初公開となることが決定した。2021年7月7日85歳でこの世を去ったダウニー。息子でありハリウッドを代表するスター俳優ダウニー・Jr.は父の死に際し、ハリウッドに組みせずあくまでインディペンデント映画にこだわった父親について「彼はアメリカ映画界における偉大なる真の異端児だった」と語った。それから約1年となる今年7月、『パトニー・スウォープ』の日本初公開が決定。長らく幻の映画として知られてきた本作だが、全米で新たに注目を浴びるきっかけとなったのは、2016年に ナショナル・フィルム・レジストリーに選出され、その後マーティン・スコセッシが設立したフィルム・ファンデーションとアカデミーフィルムアーカイブによって2019年にデジタル復元がなされたことによる。以後、本作は全米映画ファンの間で「見なければいけない映画」の地位を獲得した。『パトニー・スウォープ』はジム・ジャームッシュやポール・トーマス・アンダーソンなど多くの映画作家に影響を与えた。特にアンダーソンは本作品を最も影響を受けた作品の一つに挙げ、『ブギーナイツ』でドン・チードルが演じるバック・スウォープというキャラクターを創造し本作へのオマージュとしている。また、ダウニーを役者として『ブギーナイツ』『マグノリア』で起用。第94回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞3部門にノミネートされ7月1日(金)日本公開されるアンダーソン最新作『リコリス・ピザ』は「ロバート・ダウニーに捧ぐ」という献辞で終わり、いま改めてダウニーはその存在感を増している。舞台は1960年代のニューヨーク。マディソン・アヴェニューの名門広告会社の創業者が突然亡くなり、会社の唯一の黒人役員(といっても楽曲担当)であるパトニー・スウォープが予想外の結果によって新社長に選出される。早速、スウォープは会社の名前をTruth &Soulに変更し、ほぼすべての白人役員を解雇。破壊的で奇抜だが、悪趣味ともいえる広告キャンペーンは次々とヒット商品を生み出し、会社は新たな成功へと飛躍する中、何とスウォープは国家安全保障への脅威であるとして、アメリカ大統領ミミオの陰謀に巻き込まれることになる。1969年の全米公開時『パトニー・スウォープ』は、過激なユーモアと奇抜な映像と音楽で世の中のあらゆる欺瞞を風刺する時代の先駆者そのもののであった。ポスターが刺激的すぎるとして、各地の映画館で掲載拒否運動が起こったというエピソードがあり、「最も悪意に満ちた悪徳の映画」(デイリー・ニューズ)と酷評される一方、ジェーン・フォンダがテレビで「『イージー・ライダー』も凄いけどもう一本見るべき映画が『パトニー・スォープ』」と語るなど、評価は真二つ。アメリカン・ニューシネマの到来に沸くアメリカ映画界においてさえも、『パトニー』の時代の先を行き過ぎた映像感覚と内容の過激さは人々を驚嘆させた。それから50年の時を経て、BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動などが声高に叫ばれる現代にその先見性をどのように見るか。『パトニー・スウォープ』は2022年の今、まさにタイムリーな作品である。映画は7月22日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて公開。その後、順次全国でも公開される予定だ。【作品情報】『「パトニー・スウォープ」-デジタル・レストア・バージョン-』原題:Putney Swope1969年/ アメリカ映画 / 上映時間 85分 / 白黒・カラー監督:ロバート・ダウニー/主演:アーノルド・ジョンソン提供:RIPPLE V 、3DAP Japan LLC配給:RIPPLE V公式ホームページ:
2022年05月26日ジュリアン・ムーアとアリシア・ヴィキャンデルの2大アカデミー賞俳優がW主演する『グロリアス 世界を動かした女たち』(原題:THE GLORIAS)が5月13日(金)より公開されることが決定し、メイン写真が解禁された。大学生でインドに留学をしたグロリアは、男性から虐げられている女性たちの悲惨な経験を聞き、帰国後はジャーナリストとして働き始める。だが、社会的なテーマを希望しても、女だからとファッションや恋愛のコラムしか任されない。そこでグロリアは高級クラブの「プレイボーイ・クラブ」に自らバニーガールとして潜入。その内幕を記事にして暴き、女性を商品として売り物にする実態を告発する。更にはTVの対談番組に出演するなど、徐々に女性解放運動の活動家として知られ始める。40代を迎えた頃、仲間たちと共に女性主体の雑誌「Ms.」を創刊。これは、未婚女性=Missや既婚女性=Mrs.とは別に、どんな女性にも使える新しい敬称=Ms.として、全米各地の女性に受け入れられていく。アリシア・ヴィキャンデル女性解放運動のパイオニアとして活躍したグロリア・スタイネムと活動家の仲間たちを描く本作。『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが若き日のグロリアを演じ、『アリスのままで』で同賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが40代以降のバトンを受け継いだ。世代を超えた名女優の2人が、その波乱に満ちた生涯をリレー形式で演じている。ジュリアン・ムーア活動家の盟友には『アンテベラム』のジャネール・モネイや、『フォー・ザ・ボーイズ』のベット・ミドラーが顔を揃える。監督は『フリーダ』のジュリー・テイモア。自由奔放で解放的なイマジネーションを駆使して、グロリアとその仲間たちの迸るドラマを描き尽くした。今回解禁となったメイン写真は、ジュリアン・ムーア演じるグロリア・スタイネムが、女性解放運動のリーダーとして、デモ行進を率いる様子が切り取られている。その堂々とした姿勢と自信に満ち溢れた表情からは、どんな差別や扱いにも屈せずに、女性の地位向上のために活動する彼女の信念を感じることができる。『グロリアス 世界を動かした女たち』は5月13日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋 S.C.館、kino cinema天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グロリアス 世界を動かした女たち 2022年5月13日よりkino cinéma 横浜みなとみらい・立川髙島屋 S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2020 The Glorias, LLC
2022年04月13日ジュリアン・ムーアが、『ナチュラルウーマン』セバスティアン・レリオ監督の『グロリアの青春』(2013)に惚れ込み、ハリウッドで生まれ変わらせた『グロリア 永遠の青春』がついに公開。主演のジュリアンからインタビュー映像が到着した。『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、現在『ディア・エヴァン・ハンセン』も公開中のジュリアンがリメイクを熱望し、そのラブコールを受け、レリオ監督自身がハリウッドの豪華キャストを迎えて描いた本作。この度解禁となった単独インタビュー映像では、主人公グロリアを演じたジュリアンが、監督と共演者のホランド・テイラーについて語っている。グロリアの母親役を演じたホランドについては、「最高の女優であり本当にすばらしい人」と語り、「彼女のおかげで母娘の歴史を表現できた」と、作中で2人が演じた母娘と同様に、固い信頼関係が結ばれていた様子。また、ジュリアンの熱いラブコールでセルフリメイクを作ることになったレリオ監督に対しては、「普通なら見過ごしたり映画にしない瞬間を切り取る独自の世界観を持った監督。特に女性キャラクターを丁寧に描き出す、人生に寄り添い、徹底的に掘り下げる」と称賛を惜しまない。大人の青春を讃えるロマンティック・ラブストーリーである本作で、ジュリアンは主演のみならず、製作総指揮も務めている。『グロリア 永遠の青春』はkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グロリア 永遠の青春 2021年12月3日よりkino cinema横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2018 GLORIA FILM DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年12月04日11月26日より公開となる映画『ディア・エヴァン・ハンセン』より特別映像が到着した。第71回トニー賞(R)6部門(主演男優賞、作品賞、脚本賞、楽曲賞、助演女優賞、編曲賞)、第60回グラミー賞(R)(最優秀ミュージカルアルバム賞)、第45回エミー賞(R)(デイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞)を受賞したブロードウェイ・ミュージカル「Dear Evan Hansen」が映画化。主人公のエヴァン・ハンセンをミュージカル版でも主役を務めたベン・プラットが演じる。さらに、エヴァンが想いを寄せるコナーの妹、ゾーイ・マーフィー役を『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァーが、エヴァンを支え、励ますシングルマザーのハイディ・ハンセン役を『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア・マーフィー役を『バイス』のエイミー・アダムスが演じ、豪華俳優陣が脇を固めた。監督は『ワンダー 君は太陽』や『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー。製作には『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ陣が集結し、心震わす感涙ミュージカルをスクリーンを通じ届ける。この度、親目線で魅力語る特別映像<Parent Perspective>が到着。ジュリアン・ムーア演じる主人公エヴァンの母ハイディ・ハンセンと、エイミー・アダムス演じるコナーとゾーイの母シンシア・マーフィーを中心に親の目線で語るこの映像。ふたりともミュージカル版の大ファンだったようで、ムーアは「本作に携われたことに心から感謝しているわ。思春期は子供が急に大人になる。子供に何がしてやれるが親も手探りなの。その難しさを本当によく物語っている映画よ」とコメント。また、アダムスは「ミュージカルに感動して、この物語を映画化した作品出演したいと思った。映画になればもっと多くの人に届けられる」と念願だったことを明かし、「カメラが回ってないところであんなに泣いたのは初めて」と振り返っている。ムーアは、「どの時代を生きているかによって、私たち人間の経験は変化する。この作品はすごく現代的で、今日の子供たちが経験していることをリアルに描いているし、親世代の視点も表現しているの」と本作が現代社会の若者のリアルな姿を取り上げているところに共感したそう。また、アダムス演じるシンシアは、息子コナーの自殺によって大きな喪失感、混乱、罪の意識に直面し、悲しみと絶望を乗り越えて前に進もうともがく、非常に高い演技力を求められる役柄。楽曲の他、製作総指揮も務めるベンジ・パセックは「エイミーがシンシアとあそこまで感情的な繋がりを持てたのは、映画の中で彼女が乗り越えようとした困難を、エイミー自身もひたむきに乗り越えようとしたからだ。すごく複雑で人間くさくてリアルだった。エイミーがシンシアにそのような複雑さをもたらしている様子を目撃できて、感動的だったよ」と明かしている。『ディア・エヴァン・ハンセン』特別映像<Parent Perspective>『ディア・エヴァン・ハンセン』11月26日(金)より公開
2021年11月26日アカデミー賞で主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーアと、同賞の外国語映画賞を受賞したセバスティアン・レリオ監督の豪華コンビで贈る『グロリア 永遠の青春』より、予告編と場面写真が解禁された。アメリカ、ロサンゼルス。アラフィフ女性のグロリア・ベルは、離婚や子育てを乗り越えて自由な日々を送っていたが、どこか満ち足りない寂しさを感じていた。そんなある夜、クラブでアーノルドという年配男性から声を掛けられた彼女は、同じく離婚経験をもつ紳士的な彼に興味を惹かれ、付き合うことに。詩を読み、哲学的な話題で盛り上がるなど知的にも洗練され、新たなパートナーとして理想的な相手に思えるアーノルド。しかし、グロリアはデート中に元妻や娘たちから電話が掛かってきた際、自分との関係を秘密にしていることが気にかかる――。ジュリアン・ムーアが、セバスティアン・レリオ監督の『グロリアの青春』に惚れ込みリメイクを熱望したことをきっかけに、レリオ監督自身がハリウッドの豪華キャストを迎えて生まれ変わらせた本作。離婚と子育てを乗り越えて、自由に生きる主人公のグロリアに訪れた“人生の春”を描いている。このたび解禁となった予告編は、ロサンゼルスのクラブで主人公のグロリア(ジュリアン・ムーア)が、自分と同じバツイチで子持ちのアーノルド(ジョン・タトゥーロ)と出会うシーンから始まる。デートを重ねるにつれて、ふたりは恋に落ちていくが、アーノルドを息子の誕生日パーティーに招待した際、前夫との仲睦まじい関係に深く嫉妬をされ距離が離れてしまう…。いくつになっても、仕事に、恋に、自由を謳歌するグロリアの魅力が詰まった予告編になっている。また併せて解禁された場面写真8点では、ラスベガスの高級ホテルを訪れるふたりの様子や、プールサイドで呆然と佇むグロリアの様子が切り取られている。『グロリア 永遠の青春』は12月3日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グロリア 永遠の青春 2021年12月3日よりkino cinema横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国にて公開© 2018 GLORIA FILM DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月26日ブリトニー・スピアーズが、リース・ウィザースプーンが主宰するブッククラブの大ファンであることを明かした。リースは月に1冊、女性に焦点を当てた本を紹介している。今月は、2日前にローレン・ブラックウッドのデビュー作「Within These Wicked Walls」(原題)を取り上げた。リースによると、ハロウィンの時期にぴったりな“幽霊モノ”とのこと。2日前に紹介された本にもかかわらず、ブリトニーはすでにゲットして読んだようだ。ページの一部を写真に撮ってインスタグラムに投稿し、「『必ずしも、自分に見えているものだけではない』ということを覚えておくのはいいこと。本の魔法で世界中の色々なところへと行ける。この本はとてもよかった」と感想を述べた。そしてリースに対し、「あなたは私の人生にひらめきを与えてくれている。ありがとう」と感謝の意を表した。最後に「追伸」として、「なにが、だれが、あなたの心に語りかけているの?」とリースに問いかけた。するとリースは「Ohハニー!“あなた”が私の心に触れた。あなたにこそありがとう」と返信。そのやりとりを見たブリトニーのフォロワーたちは「2人もクイーン!」「どうか『キューティ・ブロンド3』にブリトニーを出演させて」「2人が一緒に仕事をしている姿が見たい」などのコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)
2021年10月22日トム・ヒドルストン(40)が、26日(現地時間)に開催された第74回トニー賞授賞式に、恋人とうわさされるザウィ・アシュトン(37)と出席した。トムは2019年の主演舞台「背信」のリバイバル公演での演技が評価され、演劇主演男優賞にノミネート。この作品で共演し、“ぎくしゃくしたカップル”を演じた2人だったが、実生活では仲睦まじいカップルとして過ごしている模様。今月中旬にはイビザ島でのバケーションを楽しみ、海の中でイチャつく姿が撮られていた。トニー賞授賞式では、初めて一緒にレッドカーペットを歩いた2人。「People」誌など複数のメディアが、「2人は公式にカップルと認めたようだ」と報じている。レッドカーペットでは共演者のチャーリー・コックスと3人でフォトコールに応じたが、座席の前では2人でマスクを着用し、お互いの腰に手を回している2ショットも撮影されている。チャーリー・コックス、ザウィ・アシュトン、トム・ヒドルストン Photo by Bryan Bedder/Getty Images for Tony Awards Productionsまた、ツイッターには授賞式で行われたデヴィッド・バーンのパフォーマンス中に、ザウィが隣に座っているトムに顔を近づけ、「楽しいね!」と言っているかのようにノッている動画が投稿されている。「2人が幸せそうで私も幸せ」「かわいいカップル!」「うれしい!」と祝福の声が相次いでいる。(Hiromi Kaku)
2021年09月28日WOWOWでは今年も「トニー賞授賞式」の模様を生中継・ライブ配信する。この度、番組スペシャル・プレゼンターとして、堂本光一の出演が決定した。番組内では、昨今の状況下でも前を向き続けたブロードウェイの演劇人の姿を、自身の舞台への想いと重ね合わせて紹介していく。堂本さんが番組に出演するのは、2019年放送の「生中継!第73回トニー賞授賞式」以来、今回が2度目。ナビゲーターの井上芳雄と共に、ミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」大阪公演で滞在中の大阪サテライトスタジオからの出演となる。トニー賞授賞式について堂本さんは「今見ておくべきエンターテインメントが凝縮して見られる、すごく贅沢な時間」と言い、「しかし世界中がコロナ禍でブロードウェイも大打撃を受けた事は間違いありません。そんな中、エンターテインメントの灯火を消すまいと前へ進もうとするエネルギーをこのトニー賞授賞式で感じられるのではないかと楽しみにしています」と心境を明かしている。「生中継!第74回トニー賞授賞式」は9月27日(月)9時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて同時通訳で放送。(cinemacafe.net)
2021年08月30日2008年から精神的な不安定さを理由に、成年後見制度が適用され、後見人の父・ジェイミーらに資産などのさまざまなものを“管理”されてきたブリトニー・スピアーズ。ここ数年ファンの間では「#FreeBritney(ブリトニーを解放せよ)」運動が盛んになっており、また、つい最近にはブリトニーをテーマとしたドキュメンタリーも製作され話題を集めた。そんなブリトニーが水曜日(現地時間)、この件をめぐる裁判の審問に電話を通して出席。約20分にわたり、現在の心境を吐露した。具体的には、「世界に向けて『私は幸せ。私は大丈夫』って言ってきたけど、嘘をついていました。幸せなんかじゃないし、眠ることもできません。正気ではないほどの怒りを抱えています。それに落ち込んでいます」「私の父やこの成年後見制度、管理に関わっているだれもが、刑務所に入れられるべきだと思います」「私は奴隷になるために、ここにいるのではないのです」などと話した。さらに、“管理”はブリトニーの家族計画にも及んでいることも明らかに。ブリトニーは「結婚して赤ちゃんがほしい」と望んでいるものの、IUD(子宮内避妊器具)を装着させられ、取り外すことを禁じられていると語った。「人生を取り戻したいだけなんです」「もう13年です。十分です」と訴え、後見制度の解除を求めた。ファンからは「勇敢だった」と称賛の声が上がり、マライア・キャリーや元カレのジャスティン・ティンバーレイク、サラ・ジェシカ・パーカーらセレブもSNSでブリトニーを支持すると表明している。(Hiromi Kaku)
2021年06月25日画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより 浜田ブリトニーさんは漫画家として活動する一方で、タレント活動をおこなったり、最近ではYouTube動画を配信するなど、幅広い分野で活躍中しています。そして、今年の1月には待望の男の子を無事出産。2歳の雫ちゃんと0歳の茶蔵(ちゃくら)くんのママになりました!前回の記事では、コロナ禍の妊娠・出産エピソードを中心にお話を伺いましたが、今回は最近生まれた第二子の息子さんについてのお話や、浜田さんにとって「子どもがいる生活」とはどういうものなのか、子育てをするなかで意識していることなどをインタビューさせていただきました! コロナ禍で生まれた新しい命! 第二子、茶蔵(ちゃくら)くん画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー今年の1月21日に出産した男の子は“茶蔵(ちゃくら)”くんと名付けられましたが、とってもかわいいお名前ですね。名前の由来は何でしょうか? 浜田さん:ありがとうございます! 以前、飼っていた茶色いトイプードルが、“茶衣蔵(ちゃいぞう)”という名前だったんです。茶衣蔵は、今の旦那さんとお付き合いしていたときに、旦那さんのメンタルがちょっと弱ってしまったことがあったんですね。そのとき、元気になるようにとサプライズで飼い始めたんです。彼は茶衣蔵をすごくかわいがっていて、茶衣蔵の散歩のために早寝早起きになり、健康的な生活になったんです。それもあって、どんどんメンタルが復活しました! でも、それと同時にまだ3歳くらいだった茶衣蔵が亡くなってしまったんです。私と旦那さんが溺愛した茶衣蔵も、また家族の一員になれたらいいねという想いもあり、茶以蔵の名前から二文字をとって息子に“茶蔵”という名前を付けました。また、「チャクラ」という言葉はスピリチュアル的な意味も含まれているのですが、私自身スピリチュアルが好きなので、そういう意味も込めて名付けています。エネルギーポイントという意味らしいのですが、エネルギー溢れる人になって欲しいなぁと思って。 ーそうだったんですね。そんな想いのこもった茶蔵くんと一緒にいて癒される瞬間はどんなときですか? 浜田さん:全部かわいいんですが、首をなでるとニッコリするんですよ。もう表情が出て来て、触られるとくすぐったいのか、ニコッてするんですよね。 ーお姉ちゃんの雫ちゃんはもうすぐ3歳になりますが、赤ちゃん返りなどはありましたか? 浜田さん:それが、まったくなかったんです。もちろん、やきもちを焼かないように、雫が第一になるように気を回して接していました。例えば、雫が話かけてきたら雫のことを優先したり、構ってほしそうだったら、茶蔵より雫のほうに行くようにしていましたね。また、夫婦2人で茶蔵くんにつきっきりといった状況にならないよう、どちらかは雫ちゃんに集中するという感じでパパと協力していました。ただ、妊娠中から雫は「お姉ちゃんになるの」とずっと言っていて(笑)。その甲斐もあり、準備は万端だったようで、今は茶蔵のことをずっと抱っこしたり、なでたりといいお姉ちゃんをしています。 子ども優先が当たり前! でも、自分を優先することも大切画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー子育てをしているなかで、気を付けているところはどんなことでしょうか。 浜田さん:雫はもうすぐ3歳になるので、動きや口グセなどをマネされても大丈夫なように気を付けています(笑)。例えば、物を持っているときにドアを足で閉めたりすると、すぐにマネをするんですよ。すごくよく見ていますし、聞いているので、ちゃんといい見本にならないといけないなと感じています。 ーあはは。人の振り見てわが振り直せ、ではなく、わが子の振り見て~という状態になっているんですね。 浜田さん:その通りです(笑)。あとは、イライラしたとしても、衝動で怒らないように気を付けています。自分の気持ちは怒らずに、ちゃんと伝えるようにしています。そのためには、心に余裕がないと難しいんですけど……。ただ、余裕をもって接するだけで、子どもも言うことをよく聞いてくれるんですよ。 ーそういった気づきがあったのは最近ですか? それとも、もともと肝が据わっているような性格だったのでしょうか。 浜田さん:実は、出産前はあまり子どもが好きではなかったんですよ。というのも、子どもと接すること自体が少なかったので、未知の世界だったんですよね。だからこそ、わからないものを理解するために、一歩距離を置いて接していたのが良かったのかもしれないです。 ー一歩距離を置いて接するとは、例えばどんな風にでしょうか? 浜田さん:そうですね。育児をしながら仕事をしていたことは、すごく良かったのかなと思います。また、雫のときは第一子というのもあり、初めての育児に悩んだり考え込むことも多かったのですが、茶蔵はその経験をもとにある程度しなくちゃいけないラインが分かっていたので、さらに肩の力を抜いて育児ができ気がしています。何でも子ども優先になってしまいがちですが、自分のことも優先するときはしないと、良い子育てってできない気がするんですよ。 ー自分の余裕がやさしさにつながっていくということですね。 浜田さん:そう思います。なので、基本的には子どもが好きなものを食べさせたりするけれど、自分も好きなものを食べたり、自分へのご褒美を買ったりと、子どもだけでなく、自分も甘やかすことも大事にしてます。 日々の成長が愛おしい…子どもがいるから強くなれる! 画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー浜田さんは、子育てに関するYouTubeも配信されていますが、どんなきっかけだったのでしょうか。 浜田さん:雫のチャンネルは、ブログの読者さんが「動いている雫ちゃんの姿を見たい」というリクエストがあったので、アップをし始めました。今は茶蔵のチャンネルも開設したので、2人の成長する姿をこれからもアップしていこうと思っています。ブログを読んでくれている人はもちろん、離れて暮らしているお祖父ちゃんやお祖母ちゃんに今の姿を見せることができるのもすごくいいですよね。 ー反響はいかがですか? 浜田さん:小さなころから見てくれている人たちは「大きくなったね」とコメントをくれるので、一緒に成長を楽しんでもらえているようなんです。これからもこまめにアップしていきたいですね。 ー子育てをしているなかで、楽しいと思うのはどんなときでしょうか。 浜田さん:子どもって一緒に遊んでいると、どんどん成長しますよね。歩けるようになって、しゃべれるようになって……。その一瞬一瞬がすごくおもしろく感じるんです。スプーンを使えるようになったりとか、そんなちょっとしたことを家族で喜べるのはすごく楽しいですよね。改めて、人間ってすごいなって思います(笑)。 ーママになって変わった点は何かありますか? 浜田さん:より頑張るようになりました。子どもがいると、さらに頑張れちゃうんですよね。ちょっと難しい問題が起きたとしても、子どもの顔を見ると「よし、やってやるか! 」って思うんですよ。そんなときに、強くなったなと感じますね。 ーありがとうございました! 最後にメッセージをお願いします。 浜田さん:こんな時代になってはしまいましたが、だからこそ、応援してくれる人も多いと思うんです。今の時期を乗り越えて出産した母は、より強くなると思うんですよね。そして、この時代だからこその育児もあると思うので、一緒にさまざまな問題を乗り越えて、楽しく育児をしていきましょう! 浜田ブリトニーさん、この度は取材にご協力くださりありがとうございました! インタビューでは終始、明るく笑顔で対応してくださいました。コロナ禍の妊娠・出産は本当に大変なことも多かったと思いますが、無事に乗り越えられて本当に良かったです。これからも雫ちゃんと茶蔵くんの成長過程をYouTube動画を通して、陰ながら見守っていきたいと思います! PROFILE:浜田ブリトニーさん1979年4月7日生まれの千葉県県出身。日本の女性漫画家、タレントとして活動をおこなっている。株式会社PIECE EIGHT(ピース・エイト 個人事務所)に所属。著者:ライター 吉田可奈
2021年03月31日画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより 浜田ブリトニーさんは漫画家として活動する一方で、タレント活動をおこなったり、最近ではYouTube動画を配信するなど、幅広い分野で活躍中しています。そして、今年の1月には待望の男の子を無事出産。2歳の雫ちゃんと0歳の茶蔵(ちゃくら)くんのママになりました!第二子となる息子、茶蔵くんの出産は、まさにコロナ禍での出来事だったとのことで、今回はコロナ禍の妊娠・出産についての浜田ブリトニーさんにいろいろとお話を聞かせていただきました! コロナ禍でも「立ち会い出産」で産みたかった画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー今年の1月21日に男の子を出産されましたが、その後、体調のほうはいかがですか? 浜田さん:実は、ものすごくいいんです! 退院してからすぐに働いてしまうくらい快調でした(笑)。第一子の雫は自然分娩だったんですが、今回は破水から始まってしまったので、急遽帝王切開になったんです。帝王切開については、詳しく勉強をしていなかったので、心の準備がうまくできず、少し慌ててしまいました。 ー帝王切開はどうでしたか? 浜田さん:意識がしっかりとあるなかで、おなかを切っている感覚もわかるので、少し気分が悪くなってしまって……。でも、いざ赤ちゃんを見たらその気持ち悪さも吹っ飛びました! ーコロナ禍でほとんどの病院が立ち会い出産ができないなか、立ち会い出産ができる病院を選んだとお聞きしました。 浜田さん:最初は雫を出産した病院にしようと思っていたんですが、「立ち会いは諦めてください」と言われてしまったんです。少し悩みましたが、後悔のないように立ち会い出産ができる病院を探したところ、残念ながら近所にはなく……。でも、少し遠い場所に見つかり、そこで出産することに決めました。 ーそこまで立ち会い出産にこだわったのはどうしてでしょうか? 浜田さん:雫のときは旦那さんが立ち会って、生まれる瞬間にビデオカメラを回してくれていたんです。そのVTRがあることで、子どもたちが大きくなったときに“こんな風に生まれてきたんだ”と見てもらえたらいいなぁと思って。それに、旦那さんも立ち会いたいと言っていたので、できるなら立ち会い出産を選びたいと思っていたんです。 ー立ち会い出産をおこなう際、何か条件はあったのでしょうか? 浜田さん:病院側が用意した検温表を渡されて、1日1回検温をおこない毎日記入するように言われました。期間は出産予定日から逆算して3カ月ほどだったと思います。なので、その期間は毎日検温をおこなっていましたね。また、私が入院した病院では、立ち会う大人は1人までで子どもはダメでした。 手の消毒やマスクは必須! 帰宅後はお風呂へ直行!画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー 妊活をされていたようですが、どのようにおこなっていたのでしょうか。 浜田さん:私はタイミング法を取り入れていました。あとは、体を冷やさないようにお風呂に入る時間を長くしたり、栄養が偏らないように好きなものをたくさん食べるようにしていましたね。このときだけは、ストレスのない生活を送るようにしていました。 ー無事妊娠したあとも、コロナ禍での妊娠、出産となるからこそ、大変なことも多かったと思います。 浜田さん:妊娠中は、とにかく感染しないように気を付けていました。もし感染してしまったら、今のかかりつけの産婦人科では出産できないと言われていたんです。さらに現実的な問題として、輸送された場合、金額的にも予定していたものよりも高くなると聞いていたので……。ただ、何よりもこれまでの病歴や、経過を知っている先生に見てもらいたいという思いがあったので、今までにないくらい感染には気を遣っていました。 ー1番気を付けていたのはどのようなことでしょうか? 浜田さん:基本的な手指の消毒やマスクはもちろん、家に帰ってきたらすぐにお風呂に直行して、できるだけ菌が入り込まないようにしていました。でも、それくらいかな。あまり根を詰めてもダメな気がしたので、おいしくて栄養のあるものを食べて、健康でいることを第一に考えていました。ちゃんとポイントは押さえるけど、やることをやったらもう気にしない! 悩んでも仕方ないですし。 ー浜田さんのポジティブ思考も、免疫力が上がりそうですよね。 浜田さん:あはは。そうかもしれないですね。妊娠中は“こうでなければいけない”“あまり働かないほうが良い”“突き詰めたら家から出ないほうが良い”と言われることも多いと思うんです。でも私は、ある程度出かけて仕事もして、リフレッシュするようにしていました。実はブログなどで、感染に気を付けすぎて息詰まっている妊婦さんから、相談が来ることも多かったんですよ。そのときは、「感染に気を付けながらも、散歩くらいはしたほうがいいよ」とアドバイスをしていました。 自分が「産みたい」と思ったら、それが産むタイミング!画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより ー妊娠中に1番大変だったのはどんなことでしたか? 浜田さん:私の場合はマンガを描くという仕事柄、仕事を休めなかったんです。なので、つわりと戦いながらマンガを書くのはつらかったですね。さらに、締め切りを遅らせるわけにはいかないので、臨月まで仕事をしていたんです。マンガを描くときの体勢は前かがみになるので、同じ体制でいることがすごくつらかったんですよ。その後、「切迫早産になるから横になっていなさい」と言われ、かなり大変でした。 ー「コロナ禍で大変ななかでも妊娠したい!」「子どもを産みたい!」と思った理由を教えていただけますでしょうか。 浜田さん:コロナ禍ということで、やはり感染したらどうしようという心配はありましたが、高齢なのでいつ妊娠できるかわからないじゃないですか。だから、こんな時代でも「とにかく妊娠したい! 」という思いが強かったですね。感染しないように気を遣ったり、立ち会い出産ができる病院を探したりしなければならないといった苦労はありましたが、この状況下で赤ちゃんと、そして家族とともに一丸となって乗り越えられたというのは、良い経験だったと思います。コロナ禍であろうと妊娠して良かったです。 ーそうでしたか。いろいろと大変なこともあったかと思いますが、無事に乗り越えたことで家族の絆はより強まったのかもしれないですね。それでは、コロナ禍だからこそ、妊娠・出産に不安を抱いてしまう人も多いと思うのですが、それを乗り越えた浜田さんから何かメッセージをお願いいたします。 浜田さん:これまでとは違う状況ですが、どの時代も“母は強し”。産みたいと思ったときが産むタイミングだと思うんです。“この時代だからやめよう”“様子を見よう”ということではなく、自分から湧き出る“子どもが欲しい”“産みたい”という気持ちを尊重して、妊娠、出産に挑めば絶対に大丈夫だと思っています。応援していますので、一緒に子育てを頑張りましょう! さて、次回は浜田さんの子育て論についてや、1月に生まれた茶蔵(ちゃくら)くん、第一子の雫ちゃんについてもインタビューさせていただきました! ほかにも、ママになって変わったことについても取材しています。次回もお楽しみください! PROFILE:浜田ブリトニーさん1979年4月7日生まれの千葉県県出身。日本の女性漫画家、タレントとして活動をおこなっている。株式会社PIECE EIGHT(ピース・エイト 個人事務所)に所属。 著者:ライター 吉田可奈
2021年03月30日ブルース・ウィリスが19日、66歳の誕生日を迎えた。元妻のデミ・ムーアが、インスタグラムに草むらに倒れた木の上に乗ってノリノリでポーズを取っているデミ、ブルース、3人の娘たちが写る、昨年5月に投稿したお気に入りの家族写真を再掲。「誕生日おめでとう、BW(ブルース・ウィリス)!あなたは唯一無二の存在!一緒に3人の美しい娘たちをもてたこと、混合家族になれたことにとても感謝している」と祝福した。1987年にブルースと結婚したデミは、3人の娘をもうけるも2000年に離婚。その後、デミはアシュトン・カッチャーと結婚(のちに離婚)、ブルースはエマ・ヘミングと再婚して2人の娘をもうけた。離婚後もデミと子どもたちは、ブルースと良好な関係を築いており、コロナ禍の自主隔離生活を一緒に送ったほど。また、デミとエマもお互いの娘たちが「姉妹」であることを強く意識し、「団結した母親たち」として仲がよいという。デミはエマのことを「家族に献身的な美しいお母さん。本当に素敵でゴージャスな女性」とインスタで絶賛している。ブルースの誕生日から2日後の今日は、ブルース&エマの結婚記念日で、エマはインスタで「結婚と呼ばれるこのクレイジーなものは、彼以外の人とは経験したくない」「12周年おめでとう」とブルースへの思いをつづった。(Hiromi Kaku)
2021年03月22日松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」が、2021年3月5日(金)より順次、全国の映画館で上映される。トニー賞受賞ミュージカル「キンキーブーツ」を映画館で上映松竹ブロードウェイシネマは、ニューヨーク・ブロードウェイの傑作舞台を、日本にいながら映画館で楽しむことができるもの。今回は、トニー賞受賞ミュージカル「キンキーブーツ」を上映。実話をもとにした同名映画を、ハーヴェイ・ファイアスタイン脚本、シンディ・ローパー作詞・作曲で舞台化した名作ミュージカルだ。ミュージカル「キンキーブーツ」といえば、2019年に日本で上演した際にも、東京・大阪の全45公演が全席満員になったほど、人気の高い作品。本家本元、ニューヨーク・ブロードウェイの「キンキーブーツ」が、ついに日本上陸を果たす。誰もが主役級の輝きを放つ個性豊かな役者たちの熱演や、力強い重唱はもちろん、華やかな舞台セット、色彩豊かな衣装にも注目だ。ストーリー「みんなと同じより、自分の個性で生きてみる。」舞台はイギリスの倒産しそうな靴工場。自分の意思に反して、跡継ぎのチャーリーは経営困難に苦しむ。そんな中、チャーリーはドラァグクィーンのローラと仲間たちに出会う。外見も振舞いも違うチャーリーとローラ。しかし思いがけない2人の共通点から、物語は意外な新展開を見せるー。【詳細】松竹ブロードウェイシネマ「キンキーブーツ」■2021年3月5日(金)から公開東劇、シネ・リーブル池袋、109シネマズ二子玉川、MOVIXさいたま、札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエア シネマ、なんばパークスシネマ、神戸国際松竹、T・ジョイ博多■3月19日(金)から公開立川シネマシティ 、MOVIX柏の葉、MOVIX 伊勢崎、MOVIX 宇都宮、MOVIX つくば、MOVIX 京都、MOVIX 倉敷、フォーラム山形、フォーラム八戸、長野アイシティシネマ■4月2日(金)から公開フォーラム盛岡、鹿児島ミッテ10■4月9日(金)から公開フォーラム福島、イオンシネマ新潟南、佐世保シネマボックス太陽キャストローラ役:マット・ヘンリーチャーリー・プライス役:キリアン・ドネリーローレン役:ナタリー・マックイーンドン役:ショーン・ニーダムニコラ役:コーデリア・ファーンワースジョージ役:アントニー・リードスタッフ脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽/作詞:シンディ・ローパー演出/振付:ジェリー・ミッチェルセットデザイン:デイヴィッド・ロックウェル衣装デザイン:グレッグ・バーンズ照明デザイン:ケネス・ポズナー音響デザイン:ジョン・シヴァースヘアデザイン:ジョシュ・マルケットプロデューサー(舞台版):ダリル・ロスハル・ルフティグ監督(シネマ版):ブレット・サリヴァンプロデューサー(シネマ版):ダリル・ロスハル・ルフティグオースティン・ショウエグゼクティブ・プロデューサー:(BroadwayHD) スチュアート・レーン&ボニー・カムリー配給:松竹〈英国/2018/ビスタサイズ/122分/5.1ch〉日本語字幕スーパー版
2021年03月06日映画『秘密への招待状』より、主演のジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズの2ショットインタビュー映像が公開された。本作は、2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『アフター・ウェディング』を、ジュリアンと彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、豪華ハリウッドリメイク。孤児の救済活動をするイザベルに多額の寄付が舞い込むが、それは資産家のテレサが愛する家族のために仕掛けた秘密の計画で――。ラストに明かされる驚きの真実に、心が震える感動のヒューマンドラマだ。今回到着したのは、億万長者の会社経営者テレサを演じたジュリアンと、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルを演じたミシェルの本音で語った必見インタビュー。女優であり母親でもある2人。劇中のそれぞれ2人の選択について問われると、ミシェルは「選択が正しいかは別として、この映画は2人の決断を批判するものではないと思う。2人は自分たちの子供にとって最善の選択をしただけ」と説明。ジュリアンは「彼女の選択には感動した。テレサと同じことをする人々を見てきたから」と言い、「撮影前には多くの人たちから話を聞いた。テレサはそれが自分にとって正しい決断だと信じてる。映画の中で迷いを口にする場面もあるけど、彼女はそうするべきと信じてる。すごく複雑で人間味にあふれた選択に心から感動を覚えた」とコメント。また、孤児たちの姿を見て胸が痛んだというインタビュアー。日々孤児たちと向き合う中でイザベルが取った選択について質問されると、ミシェルは「インドに残って救援活動を続けるべきか?救える人数は少ないけど孤児たちと触れ合うことができる。あるいはインドを離れるべきか?そうすればより多くの孤児たちを救える一方で彼らには会えない。彼女はインドや孤児たちに愛着を感じてるし特に気にかけてる少年もいる。だけど頭では理解してる。大きな変化をもたらすためには3人の面倒を…」と話したところで、すかさずジュリアンが「(ネタバレになりそうで)危なかった!」と笑う。さらに、本作への出演を決めた理由をジュリアンは「とにかくストーリーが気に入った」と答え、夫でもあるフレインドリッチ監督とは4度目のタッグとなるが、「夫に打診された役柄を断ることも少なくない。大切なのは魅力を感じるかどうか」と出演作を決める基準を語っている。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年02月07日『アフター・ウェディング』をジュリアン・ムーア製作・主演でリメイクしたヒューマンドラマ『秘密への招待状』より、ジュリアンとミシェル・ウィリアムズの緊張感あふれる対面シーンが公開された。2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、デンマークのスザンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』。これに惚れ込んだジュリアンと、夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、ハリウッドリメイクが実現。男性2人が主人公のオリジナル版とは異なり、ハリウッド版では女性2人に変更されている。今回到着した本編映像では、インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)が、メディア会社を経営する支援者のテレサ(ジュリアン・ムーア)のオフィスを訪ね、寄付を受けるための活動内容を説明している。しかし、そんなイザベルに対し、「もう少し精査させて欲しい」と渋るテレサ。さらには、取引には全く関係なさそうな“娘の結婚式”に強引に招待する始末。話をまとめ、一刻も早くインドの孤児たちの元へ帰りたいイザベルだが、寄付のためには承諾するしか無いのだった。そしてこのあと、家族の衝撃的な真実と新たな秘密が明かされていく。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年01月24日日本が誇るアクション監督・谷垣健治がスタッフに名を連ねる、トニー・レオン主演『モンスター・ハント 王の末裔』より新場面写真が公開された。トニー・レオンを主演に迎え、ジン・ボーラン、バイ・バイホーら人気俳優が参加し、アイドルグループ「X-NINE」がカメオ出演している本作。アクション監督は、『るろうに剣心』シリーズや『スーパーティーチャー 熱血格闘』の谷垣健治が担当し、本作で2018金馬獎最優秀アクション賞にノミネートされた。また、『キル・ビル』『三度目の殺人』に参加した種田陽平が美術監督として圧倒的な世界観を創り出し、『アクアマン』などを手掛けるBase FXが視覚&特殊効果を担当と、豪華スタッフが集結した。今回到着したのは、なぜか甲冑姿に口髭を付けたり、トラの着ぐるみ姿の四谷(トニー・レオン)、お怒りモードのフーバの姿などが収められている場面写真。変装やその場をやり過ごすのはお手の物な四谷。金貸し屋の女主人・朱(クリス・リー)までをも手玉に取り、フーバの保護者のような気のいい妖怪ベンベンとの3人の笑いとアクションたっぷりの珍道中、絆にも注目。さらに、フーバの産みの親で妖怪ハンターの天蔭(ジン・ボーラン)と小嵐(バイ・バイホー)は、生き別れたフーバに心を残す中、夫婦水入らずの時間で「ある光景」を目にしてしまう。また、天師堂の上級ハンター雲(トニー・ヤン)の場面写真も到着した。ほかにも、本作の入場者特典も発表。四谷、天蔭、小嵐、X-NINEのキャラクターポストカードが、初日から3日間、ランダム配布。いずれも、裏面はフーバが描かれている。『モンスター・ハント 王の末裔』は11月6日(金)より新宿シネマカリテにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モンスター・ハント 王の末裔 2020年11月6日より新宿シネマカリテにて公開
2020年10月29日キャメロン・ディアスにベンジー・マッデン、リアム・ペインにシェリル・コールなど、女性のほうが年上の年の差カップルも珍しくなくなった現代のハリウッド。女優のデミ・ムーアは、そんな年の差カップルの先駆けともいえる存在でしょう。16歳年下のアシュトン・カッチャーとの結婚、そして離婚でも注目を浴びた彼女の現在とは…。波乱万丈だったデミ・ムーアの若い頃今や押しも押されもせぬ大女優となったデミ・ムーアですが、決して順風満帆な人生を歩んできたわけではありませんでした。 View this post on Instagram From the archives. #tbt : @matthiasvriensmcgrath A post shared by Demi Moore (@demimoore) on Apr 23, 2020 at 8:18am PDT View this post on Instagram #FBF A post shared by Demi Moore (@demimoore) on May 22, 2020 at 6:51am PDT2019年に発売した自叙伝『Inside Out』で、母親のたび重なる自殺未遂や、10代半ばで受けた性的暴行、しかも原因は母親であることなど、筆舌に尽くし難いほどの壮絶な幼少期を明かしたデミ・ムーア。16歳になり、母親から独立したデミ・ムーアはモデルとして活動を始め、その後、現在の女優として成功を収めますが、母親が亡くなるまで2人の関係性が修復されることはありませんでした。映画『ゴースト』で人気女優の仲間入りを果たしたデミ・ムーア女優デビュー後、数年間は目立ったヒット作に恵まれなかったデミ・ムーアですが、1990年公開の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で人生の転機を迎えます。ウーピー・ゴールドバーグが『アカデミー賞』助演女優賞を受賞するなど、世界的ヒット作となった『ゴースト/ニューヨークの幻』。同作で主演を務めたデミ・ムーアは、一躍トップ女優の仲間入りを果たし、今も彼女の代表作として高い人気を誇ります。映画の役作りのためデミ・ムーアが坊主頭に『ゴースト/ニューヨークの幻』のヒットにより女優として成功を手にしたデミ・ムーアですが、作品に恵まれたことだけが、名女優と呼ばれる理由ではありません。1997年公開の映画『G.I.ジェーン』で、アメリカ海軍情報局に所属する女性大尉を演じたデミ・ムーアは、役作りのため坊主頭を披露したことでも話題に。劇中で繰り広げられる過酷な訓練も『G.I.ジェーン』の見どころの1つですが、そのあまりに厳しい訓練内容に、デミ・ムーアは、「すべてを自ら演じる必要はない」と周囲から助言されていたといいます。しかし、「やり遂げなければ、誰からも認められなくなる」と感じたデミ・ムーアは、心身ともに追い込まれるも『G.I.ジェーン』の撮影をのりきったのだとか。そうした作品にかける思いの強さこそ、デミ・ムーアが名女優といわれる理由の1つなのかもしれません。映画『チャーリーズ・エンジェル』では全身整形を経て撮影にデミ・ムーアの役作りにかけるストイックな姿勢が伝わるエピソードはほかにもあります。2003年公開の映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』に出演したデミ・ムーアは、出演にあたって2600万円以上もかけて全身整形を施したのは有名な話。そのかいもあってか、劇中では美しいビキニ姿を披露するなど、主演のキャメロン・ディアスやドリュー・バリモア、ルーシー・リューに引けを取らない美貌を披露しました。一方で、全身整形を受けたことが議論を呼んだのも事実。しかし、自らの肉体に人工的に手を加えることも厭わない姿勢は、プロ根性のあらわれともいえます。役作りの方法のよし悪しは置いておくとして、そのストイックさは称賛に値するのではないでしょうか。デミ・ムーアの現在は?これまでに三度の結婚・離婚を経験しているデミ・ムーア。3番目の夫となったアシュトン・カッチャーと離婚後、新たな恋の噂は聞こえてきませんでした。…しかし!2020年、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるう中、デミ・ムーアが公開した外出自粛中の写真が話題を呼びました。なぜなら、写真には2番目の夫であり、2000年に離婚したブルース・ウィリスの姿が! View this post on Instagram A post shared by Demi Moore (@demimoore) on Apr 7, 2020 at 9:11am PDT View this post on Instagram balancing act ⚖️ A post shared by Demi Moore (@demimoore) on May 8, 2020 at 11:16am PDTしかし、デミ・ムーアとブルース・ウィリスの仲が復活したというわけではありません。ブルース・ウィリスは2009年に女優のエマ・ヘミングと再婚しており、2人の子宝にも恵まれています。また、再婚後もデミ・ムーアとの関係性は良好なようで、家族同士の仲もいいとのこと。事実、元夫婦同士の家族ショットに対して、ブルース・ウィリスの妻であるエマ・ヘミングも好意的なコメントを残しており、この奇妙な外出自粛生活は妻の理解の上で成り立っている様子。ネット上では、離婚後も仲のいいデミ・ムーアとブルース・ウィリス元夫妻の関係性を「理想」とする声も出ており、多くのファンを笑顔にさせました。一方で、女優業はというと、2017~2018年にかけて放送されたドラマ『Empire 成功の代償』のシーズン3・4への出演を最後に、新たな出演情報は聞こえてこないデミ・ムーア。今もなお輝きを放ち続ける名女優、デミ・ムーアに『隠居』という言葉は似合いません!またどこかで彼女の活躍を目にしたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日ジュリアン・ムーアとエイミー・アダムスが『Dear Evan Hansen』に出演することになった。ブロードウェイミュージカルを映画化するもので、主演は舞台版でトニー賞を受賞したベン・プラット。プラットが演じるティーンエイジャーのエヴァン・ハンセンは、自殺した生徒と親友だったと嘘をつくことからトラブルに巻き込まれる。ムーアの役はプラットの母。アダムスは別の生徒の母を演じる。監督は『ワンダー 君は太陽』のスティーブン・チョボスキー。舞台版同様、作詞作曲は『ラ・ラ・ランド』のベン・パセックとジャスティン・ポールのコンビが手がける。製作、配給はユニバーサル。文=猿渡由紀
2020年09月02日「クリミナル・マインド」シリーズのデレク・モーガン役で日本でも人気の俳優シェマー・ムーアが主演する「S.W.A.T. シーズン3」が、6月26日(金)より放送。この度、東京ロケを敢行した第13話のスタントのメイキング&キャストインタビュー映像が日本独占で公開された。米CBSで2017年秋に放送スタート、映画並みの迫力あるアクションシーンが話題となり、放送直後から人気を獲得しているいま大注目のアクションドラマ「S.W.A.T.」。今回到着した映像では、ホンドー役のシェマーとゲストの福島リラが、プロレスの試合会場に見立てたロボットレストランで対峙する華麗なアクションシーンのリハーサル、綿密なスタントのトレーニングシーンなど、本編への期待を煽るシーンが満載。またインタビューでは、「多くのスタントを自らやっていて、自分たちも含め凄いアクションがある」と言うシェマーが、東京に送還した犯人をどう連れ戻すかが見どころのひとつだと示唆する。ディーコン役のジェイ・ハリントンは「スタントのトレーニングはストレッチと準備万端でいることが重要。ただ殴って、ひっくり返ってみたいな時もあるけど、せっかくの東京での撮影を最大限活用すべき」と意欲を見せ、シェマーは「日本のスタントチームだから、もっと武術的な要素が含まれている。違ったスタイルで楽しい」と東京での撮影をふり返っている。一方で「僕たちはひよっ子じゃないからやり遂げられるけど、やっぱりキツイね。年齢の衰えに、ちょっと待ってくれよって思っている」と思わず本音を漏らし苦笑するシェマーの姿も収められている。さらに、事件の鍵を握る人気の女子レスラー・リオ役を演じた福島さんは「初めてレスラー役を頂いて、すごくいい経験」と興奮気味に語っている。なお、最新シーズン「S.W.A.T. シーズン3」の独占日本初放送に先駆け、秋葉原、東京タワー、新宿、歌舞伎町のロボットレストラン、増上寺など東京を舞台に撮影が行われ、小澤征悦、福島リラら日本人俳優がゲスト出演するこの第13話「液体らしく」は、6月21日(日)21時より先行放送される。第13話「液体らしく」ストーリーS.W.A.T.チームのホンドー、ディーコン、タン、ヒックスはロサンゼルスでヤクザのキムラを確保、警視庁へ引き渡すために来日する。しかし輸送途中でキムラが逃走。チームは警視庁の責任者ヨシダや特殊部隊と共に逃走の協力者を探しながら犯人を追跡することに――。「S.W.A.T. シーズン3」は6月26日(金)よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。<【二カ国語版】毎週金曜日22時ほか、【字幕版】毎週金曜日24時ほか>「S.W.A.T. シーズン2」全23話一挙放送は6月13日(土)12時~放送開始。(cinemacafe.net)
2020年05月21日ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの三女タルーラ・ウィリスがインスタグラムに投稿した写真が話題となっている。ブルースとデミは1987年に結婚、2000年に離婚しているが、離婚後も友好的な関係を築いていることが知られていた。今回公開された写真から、その仲良しぶりが実によく分かる。タルーラ、彼氏のディロン・バス、ブルース、デミ、愛犬が、みんな同じ緑×白のストライプのパジャマを着て1枚の写真に収まっている。ブルースとデミが真ん中でお互いの腰に手を添え、ブルースはガッツポーズ、デミはサムズアップをして笑顔。タルーラはその後ろのソファの上でY字バランス、ディロンは小さな犬を抱えてカメラから目線を外して真顔…という、タルーラの添えたキャプション通りの「混沌にして中立」な様子を感じさせる。この写真を見たある人から、おそらくブルースとデミたち家族が“一時的に”一緒にいるのだと察し、「社会的距離が取れていない」との指摘があった。これに対し、タルーラは明るく「ハイ!」とあいさつし、「私たちは(新型コロナウイルス感染)予防のためにみんなで自主隔離することにして、もう27日も一緒に過ごしています。家にこもり、手を洗ってください!」とコメントを返している。デミのインスタグラムでは、さらに家族のメンバーと犬が増えて迫力満点の1枚がアップされている。(Hiromi Kaku)
2020年04月08日新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、6月7日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催を予定していた第74回トニー賞授賞式が延期された。主催者が「私たちにとって、ブロードウェイ・コミュニティ、アーティスト、ファンの健康と安全は最も大切なことです。新しい開催予定日と詳細に関しては、ブロードウェイが再オープンした際にお伝えします」と発表した。ブロードウェイは今月12日から1か月の予定で閉鎖中。しかしアメリカ疾病予防管理センターが5月まで50人以上が集まるイベントを止めるよう勧告しているため、関係者は閉鎖期間を延ばすことになるだろうと述べている。すでに、ブロードウェイ俳優にも新型コロナウイルスの感染者が確認されている。「ゴシップガール」でトリップ・ヴァンダービルト、『レ・ミゼラブル』(2012)でアンジョルラスを演じ、テレビ・映画界でも活躍するアーロン・トヴェイトは検査を受け陽性だったと明かした。トニー賞俳優のギャヴィン・クリールは、検査は受けていないものの、ロンドンで舞台を上演中に感染していたキャストたちと濃密接触し、自身に症状も出ていることから「感染しているのは間違いないだろう」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年03月26日黒人映画批評家サークル賞が発表された。作品賞を手にしたのは、『ルディ・レイ・ムーア』。今作ではエディ・マーフィが主演男優賞、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を受賞。またアンサンブル部門も受賞している。主演女優賞は、『アス』のルピタ・ニョンゴ。助演男優賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピット。外国語映画賞は『パラサイト 半地下の家族』。監督賞は、『ハリエット』のカシ・レモンズと『アイリッシュマン』のマーティン・スコセッシのタイだった。文=猿渡由紀
2019年12月20日映画『ベル・カント とらわれのアリア』が、2019年11月15日(金)に全国公開。ジュリアン・ムーア×渡辺謙×加瀬亮共演。テロリストと人質―なぜ、正反対の立場の彼らが心を通わせたのか?映画の原作は、2001年に出版されたのち、Amazonのベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーを含む数々の賞を受賞した小説『ベル・カント』。過去に、TIME誌の“世界で最も影響のある100人”に選出された作家のアン・パチェットが、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の“予期せぬ交流”を描いた物語だ。舞台となるのは、南米某国の副大統領邸で開かれたパーティー。日本人の実業家・ホソカワとその通訳士・ゲンが招かれたその会場には、女神のような声を持つ世界的なオペラ歌手・ロクサーヌ・コスのコンサートが開催されようとしていた。しかしそこには突然テロリストたちがなだれ込み邸を占拠。危機的な状況下で、<テロリストと人質>正反対の立場に置かれる彼らは、コスの美しい歌声を通して、心を徐々に通わせていく…。豪華キャストが勢ぞろい映画化にあたって集められたのは、ハリウッドや日本映画界を代表する名優たち。オペラ歌手にジュリアン・ムーア物語のカギを握る世界的なオペラ歌手・ロクサーヌ・コス役を演じるのは、『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。女性が解放される中、著名人であるために人質としてとらわれるも毅然とふるまうコスを情感豊かに演じた。また劇中で披露されるその美しい歌声は、『シェイプ・オブ・ウォーター』の挿入歌も担当した世界的なオペラ歌手 ルネ・フレミングが声を当てている。渡辺謙が実業家に崇拝するコスを守ると共に、独自の美学を貫く実業家のホソカワ役は、『ラスト サムライ』でアカデミー賞にノミネートされた渡辺謙。ハリウッドからも高い評価を得る渡辺が、これまでの人生のバックグラウンドをも感じさせる、厚みのある演技でみせる。通訳役に加瀬亮そして渡辺演じるホソカワの通訳を務めるゲン役は、『硫黄島からの手紙』『ライク・サムワン・イン・ラブ』に出演した加瀬亮。聡明で沈着冷静な男が、英語を通してテロリストたちと心を通わせていく姿を繊細に演じる。監督はポール・ワイツ監督は、『アバウト・ア・ボーイ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたポール・ワイツ。「映画の最初の部分では、キャラクターたちは敵対している。でも、彼らの違いは、経験や恋愛、音楽や死すべき運命を共有し合うことで徐々になくなっていく。彼らは互いに絆を結んでいく。これこそが、まさにオペラ的なテーマだ」とコメントを寄せている。【詳細】映画『ベル・カント とらわれのアリア』公開日:2019年11月15日(金)出演:ジュリアン・ムーア、渡辺謙、セバスチャン・コッホ、クリストファー・ランバート、加瀬亮原題:BEL CANTO原作:アン・パチェット/山本やよい訳『ベル・カント』(早川書房より10月下旬刊行予定)配給:キノフィルムズ/木下グループ<ストーリー>実業家のホソカワは通訳のゲンと共に招かれた、南米某国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を目論む主催者が、彼が愛してやまないソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートを企画したのだ。現地の名士や各国の大使も集まり、女神のようなロクサーヌの歌声が流れたその時、突然テロリストたちがなだれ込み副大統領邸を占拠する。収監中の同志の解放を求める彼らは、赤十字のメスネルを介して政府と交渉するが平行線が続く。そんな中、ロクサーヌの歌をきっかけに、貧しく教育など受けられるはずもなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちの間に、親子や師弟のような交流が生まれ始める。しかし、かりそめの楽園に終わりの時が近づいていたー。
2019年09月21日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮ら日米豪華キャストの共演で、1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件に着想を得た、アン・パチェットのベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』の日本版予告編が解禁された。本作は、パーティーが開かれている南米某国の副大統領邸をテロリストたちが占拠し、危機的状況に置かれる中で人質たちとテロリストたちが交流を図っていく…というストーリー。ジュリアンはパーティーに招かれ事件に巻き込まれた世界的オペラ歌手のロクサーヌ・コスを、渡辺さんはロクサーヌの大ファンの実業家ホソカワを、加瀬さんはホソカワの通訳のゲンをそれぞれ演じている。今回解禁された予告編は、煌びやかなパーティーでロクサーヌとホソカワが出会う場面から始まる。その後、出席者たちがロクサーヌの美しい歌声に聴き入る中、突然、銃声が鳴り響き、テロリストたちが乱入。出席者たちを人質にして立て籠るテロリストたちは拘束された政治犯の釈放を要求し、交渉役に入った赤十字職員を介して政府と交渉する緊迫した時間が流れる。その一方で、ロクサーヌとホソカワが次第に距離を縮め、ピアノの前に座った2人が手を重ねる場面や、テロリストたちと人質たちの関係に変化が生まれ、次第に心を通わせていく様子も見られ、ひと時も目が離せない内容になっている。そんな予告編を彩るロクサーヌの歌声は、『シェイプ・オブ・ウォーター』の挿入歌「ユール・ネヴァー・ノウ」でも知られる、当代随一のソプラノ・オペラ歌手、ルネ・フレミングが吹き替えを担当。そのレコーディングに立ち合ったジュリアンは、彼女からソプラノ歌手の歌い方、姿勢、身振りを学び取り、役作りに生かしたそう。予告編でも短いながらもその圧倒的な歌唱シーンを見ることができる。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月18日デミ・ムーアが自身の半生をふり返った回想録「Inside Out」(原題)が、今月24日に発売される。「New York Times」紙によると、デミは壮絶な環境で育った子ども時代、レイプ、流産、薬物依存などについて赤裸々に語っているもよう。特に注目されているのが、アシュトン・カッチャーとの交際&結婚話だ。デミとアシュトンは2005年に結婚し、2011年に破局。2013年に正式に離婚した。同書の中で、デミは2003年から2005年のアシュトンとの交際期間中に、妊娠6か月で流産(日本においては死産)を経験していたことを明らかにしている。赤ちゃんは女の子でチャップリン・レイちゃんと名付け、ベビー用品もそろえていたという。子どもを失ったことで、デミはアルコールに溺れて自分を責めた。結婚後、2人で不妊治療に取り組むもうまくいかず、デミはますますアルコールに依存し、薬物のバイコディンも多用するようになったそうだ。ほかにもアシュトンが浮気をしたことで結婚生活が終わったと暴露する一方で、18歳で初めて結婚したときには自分の不倫で離婚に至ったこと、ブルース・ウィリスとの離婚は、デミが女優のキャリアを築くことにブルースが前向きでなかったことなど、スキャンダラスな事柄が綴られている。現在56歳のデミは、アルコールも薬物も完全に断ち、健康的な生活を送っている。(Hiromi Kaku)
2019年09月13日ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮の日米豪華キャストで、Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝くベストセラー小説を映画化した『ベル・カント とらわれのアリア』が11月15日(金)に公開決定。ポスタービジュアルが到着した。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた作家アン・パチェットの小説「ベル・カント」を、『アバウト・ア・ボーイ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたポール・ワイツ監督により映画化。テロリストに占拠される南米某国の副大統領邸に居合わせた実業家のホソカワに、『ラスト サムライ』以降国際的に活躍し、ミュージカル「王様と私」でトニー賞にもノミネートされた渡辺謙。彼の通訳・ゲンに、マーティン・スコセッシ、ホン・サンスら名匠に愛される実力派俳優・加瀬亮。そして、『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したハリウッドを代表する女優ジュリアン・ムーアは、ホソカワが大ファンであるオペラ歌手のロクサーヌ・コスに扮し、彼女の歌声を当代随一のソプラノ歌手と称えられるルネ・フレミングが吹き替える。ワイツ監督は、「私にとっての鍵は、脚本をジュリアン・ムーアに送り、彼女に私と一緒にこの映画を作りたいと思ってもらうことだった」とキャスティングについてコメント。さらに「渡辺謙には素晴らしいユーモアのセンスがあり、物腰に気品がある。この映画のほとんどで、彼から目が離せないだろう」と高く評価。ほかにも『ブリッジ・オブ・スパイ』のセバスチャン・コッホや『ヒトラーと戦った22日間』のクリストファー・ランバートらベテラン俳優が物語に深みをもたらす。今回併せて解禁となったポスタービジュアルには、オペラ歌手ロクサーヌ、実業家のホソカワ、さらに通訳ゲンが並び、「彼らの運命は、その女神のような歌声に託された―。」という印象的なコピーが配された。危機的状況の中、ロクサーヌの歌声がテロリストと人質たちにどんな影響を与えたのか。“力”ではなく、美しい芸術や温かな交流が人の心を救うことをそっと教えてくれる人間ドラマがついに日本に上陸する。『ベル・カント とらわれのアリア』は11月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月21日日本時間6月10日(月)、アメリカ演劇界で最も権威のある「第73回トニー賞授賞式」が開催。WOWOWではニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継し、WOWOWスタジオのナビゲーターの井上芳雄、スペシャル・ゲストの堂本光一も大興奮の結果となった。世界最高レベルの歌と踊りのパフォーマンスが繰り広げられる華やかな授賞式の模様を、今年もニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継。トニー賞は、該当期間中にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイの劇場で公演開始された作品が対象となり、演劇部門とミュージカル部門それぞれで作品賞やリバイバル作品賞、主演男優・女優賞などが授与される。“ダイバーシティキャスティング”の象徴作品がミュージカル助演女優賞今回の司会者は大人気トーク番組の司会であり、『オーシャンズ8』などに出演しているマルチ俳優ジェームズ・コーデン。2016年の第70回に続き2度目の抜擢となった。前回、歴史に残るオープニングパフォーマンスを披露したコーデンには今年も高い注目が集まり、約10分にも及ぶ圧巻のパフォーマンスを披露。オープニングからスタンディングオベーションが起こる大盛り上がりの幕開けとなった。近年は社会情勢や各種ムーブメントを踏まえて、壇上での政治的な発言に注目が集まりがちだが、今年は、努力が実った喜びや演劇人としての誇り、仲間や身近な人への感謝、演劇を人生になぞらえるといったような、等身大で心温まるスピーチが目立った。そんなスピーチでも特に喝采を浴びたのはミュージカル助演女優賞を受賞した「オクラホマ!」のアリ・ストローカー。1943年初演作のリバイバルである同作は、現在のブロードウェイで定着しつつある、人種やハンディキャップにこだわらない“ダイバーシティキャスティング”という手法が採用され、パフォーマンスでも大きな存在感を見せつけた。彼女は、壇上で「ハンディキャップのある子供たち、いつかこの舞台に上がりたいと思っている子供たちにこの賞をささげたいと思います」とスピーチし、大きな喝采を浴びた。同作はミュージカル・リバイバル作品賞と合わせて2部門で受賞した。13部門14ノミネートを果たしていた「ハデスタウン」が最多8部門受賞ミュージカル部門では、気鋭の女性演出家レイチェル・チャフキン演出の「ハデスタウン」が13部門14ノミネートという圧倒的な強さを見せつつも、「トッツィー」「ビートルジュース」と80年代の大ヒット映画のミュージカル化も多部門にノミネートされ、混戦が予想されていた。そんな中、「ハデスタウン」がトニー賞の象徴ともいえるミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞など最多8部門を受賞したほか、女性演出家による作品に多く賞が渡るなど、“ダイバーシティ”を感じさせる結果に。今年のアカデミー賞や「メットガラ」でその衣装が大きな話題となったビリー・ポーターの衣装にも注目が集まった。ギリシャ神話の世界を個性ある楽曲で綴り、政治的なメッセージ性も込められた同作の女性演出家レイチェル・チャフキンは、ミュージカル作品賞受賞を受けて「ハデスタウンという言葉には、どんなに暗い中でも光は注がれるということを意味しています。愛、魂に心を揺さぶられ、上演の場所が変わっていくにつれどんどんスタッフが増えていきました。この舞台、劇場の力を私たちは信じたいと思います」と喜びを語った。堂本光一「エンターテイメントって素晴らしい」日本のスタジオでは午前8時に、ナビゲーターの井上さんによるオープニングパフォーマンスで放送がスタート!井上さんは本年度ノミネート作品から、「キス・ミー・ケイト」より「Another Op’nin’ , Another Show」、「オクラホマ!」より「Oklahoma!」、「ハデスタウン」より「Way Down Hadestown」の特別メドレーを披露した。さらに、N.Y.に渡り本年度のノミネート作品の数々を鑑賞してきた井上さんとスペシャル・ゲストの堂本さんは、演出や舞台裏にまで興味津々で幅広いトークを展開。2人は「ハデスタウン」の主演女優エヴァ・ノブルザダとN.Y.で直接対面していることもあり、彼女に大注目。堂本さんは、「『ハデスタウン』は本当に魅力的で、とにかく観て!」と熱弁をふるい、最後には「ああ終わっちゃったって感じがしてさみしいですね。エンターテイメントって素晴らしいなと改めて思いました」と改めてコメント。井上さんは、オープニングパフォーマンスに圧倒されたようで、「今年のオープニングは秀逸でしたね!」など終始興奮気味にナビゲート。「ああエンターテイメントをやっててよかったと思いました。どの作品にも必ず希望がある。そこが素晴らしかったです」と熱く語った。また、今年は新作ミュージカル「怪人と探偵」より、メインキャストの中川晃教、加藤和樹、大原櫻子による楽曲「微笑みの影」を本邦初披露!さらに、ミュージカル俳優の海宝直人は、ミュージカル「ノートルダムの鐘」より「陽ざしの中へ」を生熱唱。「今年はノートルダム大聖堂の(火災の)こともあったし、“願い”ということを意識しました」と自ら行った選曲のポイントを紹介した。「第73回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月15日(土)19時よりWOWOWライブにて放送。WOWOWメンバーズオンデマンドにて見逃し配信。(text:cinemacafe.net)
2019年06月10日